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令和 2年建設常任委員会( 5月13日)
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  1. 大分市議会 2020-05-13
    令和 2年建設常任委員会( 5月13日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 2年建設常任委員会( 5月13日)                    建設常任委員会記録 1.開催日時   令和2年5月13日(水)午後0時59分開議~午後1時41分散会 2.場所    第4委員会室 3.出席委員    委員長 藤田 敬治  副委員長 帆秋 誠悟    委 員 穴見 憲昭  委 員  足立 義弘    委 員 野尻 哲雄  委 員  岩崎 貴博    委 員 日小田良二  委 員  高橋 弘巳    委 員 国宗  浩 欠席委員    な し 4.説明員
      (都市計画部)    姫野都市計画部長釘宮都市計画部次長古城都市計画部次長、    渡邊都市計画部次長都市計画課長山村都市計画部次長開発建築指導課長、    武安まちなみ企画課長橋本都市交通対策課長堤まちなみ整備課長、    定野公園緑地課長首藤都市計画課参事平川都市計画課参事、    板井都市計画課参事補 5.事務局出席者    書記 石山 滋 6.審査案件等    ・荷揚小学校跡地庁舎等複合公共施設整備事業について    ・その他                 会議の概要                              令和2年5月13日                              午後0時59分開議藤田委員長   こんにちは。ただいまより建設常任委員会を開会いたします。  本日の委員会では、新型コロナウイルス感染症対策のため、出席者マスク着用を許可しております。  本日は傍聴者の方がおられるようですが、遵守事項に従って静粛に傍聴いただきますようお願いをいたします。  本日は、お手元に配付しております日程案のとおり、都市計画部より報告を受けたいと思います。なお、都市計画部につきましては、関係する職員のみ出席を求めておりますので、御了承ください。  それでは、都市計画部より報告を受けたいと思います。ここで、姫野都市計画部長より発言の申出がありましたので、これを許可いたします。 ○姫野都市計画部長   本日は、閉会中にもかかわりませず、委員皆様には御多忙のところ、建設常任委員会を開催していただきまして、誠にありがとうございます。  本日の説明員につきましては、新型コロナウイルス感染対策のため、マスクの着用と、該当する職員のみの出席とさせていただいておりますので、御了承いただきたいと存じます。  さて、最近の諸事情についてでございますが、2点ほどありまして、1点目として、日吉原、舞子浜緑地におきまして4月10日から26日にかけて発生した火災についてでございますが、4月27日早朝に容疑者が逮捕されたところでありまして、5月11日に被害届を提出しております。今後とも警察の捜査には全面的に協力してまいりたいと考えています。  また、今回の件で地元消防団皆様にはパトロールなどを行っていただき、大変お世話になったところでございますが、引き続き御協力をお願いさせていただく中で、市民皆様安心・安全に向けた取組に努めてまいりたいと考えています。  次に2点目として、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急の経済対策についてでございますが、スーパーや飲食店などの中小企業者及び小規模企業者に対しまして、4月1日に遡り、感染拡大防止施設改修を行った費用の一部を補助することといたしました。5月11日より開発建築指導課にて申請の受付を開始したところでございまして、迅速な対応に努めてまいりたいと考えています。  それでは、本日の報告事項についてでございますが、荷揚小学校跡地庁舎等複合公共施設整備事業についての1件でございます。この後、担当課長より御報告させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○藤田委員長   それでは、荷揚小学校跡地庁舎等複合公共施設整備事業についての報告を求めます。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   資料1を御覧ください。  この事業は、中心市街地位置する荷揚小学校跡地の利活用に関するもので、これまでも建設総務の両常任委員会において随時御報告をさせていただいており、昨年度末に決定いたしました事業スケジュールに従いまして、令和6年度の供用開始を目指して、本年度より民間事業者公募を開始するところでございます。  1の荷揚小学校跡地整備概要でございますが、①にあります庁舎等複合公共施設としましては、防災機能の強化として防災局災害対策本部室などを含む本市第3庁舎としての機能や、地元からの要望等があった大分中央公民館府内こどもルームなどの機能整備することとしております。  また、消防指令センター整備についてでございますが、消防局によりますと、これまで県内の市町村において、消防指令設備整備運用に係る財政負担軽減指令業務に係る人員負担軽減災害情報活動情報一元管理による相互応援迅速化について、将来にわたって必要な消防体制を維持し、住民の安全・安心を確保できるよう、消防指令業務共同運用に関して検討を進めてまいりました。  そのような中、令和2年3月30日に、大分県知事大分県下18市町村長による消防通信指令業務共同運用に向けた合意を受けまして、荷揚小学校跡地の第3庁舎にさらなる防災機能を充実させる観点から、共同運用を行う消防指令センター施設整備を行うこととしたとのことでございます。さらに、公共分350台程度を含む立体駐車場整備を行い、敷地の余剰地部分については、民間事業者提案する民間収益施設の誘致を行うこととしております。  次に、(2)の事業方式でございますが、庁舎等複合公共施設及び立体駐車場部分PFI方式とし、民間事業者施設建設し、完成後、市に所有権を移転した上で、民間事業者維持管理及び運営を行うBTOと呼ばれる事業方式を採用いたします。また、民間収益施設につきましては、民間事業者提案によるものとしており、市と借地契約した上で建物建設管理運営を行う定期借地方式を採用いたします。  資料左下段施設配置イメージを掲載しております。実際の配置につきましては民間事業者提案にもよりますが、設計条件としての施設への車両の進入は北側からのみとしておりまして、南側市道負担が大きくならないように配慮しております。加えて、アートプラザ大分城址公園からの歩行者動線連続性を確保するための配慮を行うこととしております。また、南側既存庁舎への渡り廊下を上空通路として設置することとしており、物理的には第2庁舎議会棟への接続が可能となり、その位置につきましては今後の提案内容により決定をいたします。  最後に、資料右上段記載しております事業スケジュールについてでございます。令和2年6月の第2回定例会におきまして、債務負担行為の御審議を頂いた上で、7月上旬に入札公告と同時に公募を開始いたします。令和3年2月下旬には事業者決定、公表する予定でございます。その後、令和3年6月には議会の承認を頂いた上で、7月上旬に本契約を行った後、実施設計建設工事を進め、令和6年度の供用開始を目指してまいります。  なお、本事業に係る施設整備要求水準書案を同時に配付させていただいております。消防指令センターに関わる項目については、その26ページに記載しておりますので、後ほど御覧いただきたいと考えております。 ○藤田委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員皆さん方から質問等はありませんか。 ○日小田委員   第3庁舎消防本部というのは以前から案に入っていましたか。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   消防本部というか、消防指令センター前回報告の中では説明をしておりませんでしたが、令和2年3月30日に大分県知事大分県下の18市町村長合意の下で決まったということですので、今回新たに報告させていただきます。 ○日小田委員   質問の意味を間違えています。消防指令センターを持ってくることによって消防本部を移したという理解でいいですか。 ○藤田委員長   本庁第3庁舎の中に消防本部記載がありますが、そのことです。 ○帆秋委員長   今回、消防指令センターが入る前から消防本部が入るようになっていたかどうかという質問。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   これにつきましては、企画部消防局側でもう一回協議をし、後ほど回答させていただきます。 ○藤田委員長   確定ではないということでいいですか。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   はい。 ○日小田委員   所管が違うからということもあるでしょうが、いずれにしてもこれは行政のすることなので、相関関係、相互の関係があり、ここに活字として出しておいて、一度協議しないと分かりませんでは話にならないので、その辺のすり合わせをしてください。まあ、全体の計画というのにも多分影響してくるのだろうと思うし、我々は素人ですから、例えば景観計画地区計画だとかいろんな関係については計画の中で位置づけがどうなっていくかとかいうのは、後になれば出てくると思いますが、そういう中で、いつの時点で本当の議論ができるのかというのも分からないので、そういうことを今質問しました。消防本部となるとニュアンスが違うのではないかと思います。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   企画課によりますと、前回までの報告の中では消防本部という部分は入っておりませんでしたが、消防指令センターが入ってくることによって、一緒にその本部機能も持ってくるということで、ここの中に入れていきたいということでございます。 ○日小田委員   市の機構を変更するわけではないから、それはそれでいいと思いますが、だけど本部機能をこちらに移すということは、機構部分に当たるだろうと思うんですよ。だから、そういうことであれば、事前に議会に何も提案なく、ここに活字で出てくるのは本来おかしいのではないかなと思います。都市計画部に言っても担当部局が違うでしょうが、意見として言っておきます。 ○足立委員   関連して、今回、記している消防本部というのは広域の消防本部のことで、そうであれば、今ある大分市の消防本部とはおのずと内容が違うと思いますが。分からないので教えてください。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   すみません、そこは把握しておりませんので、また消防局のほうに確認します。 ○足立委員   では、後で教えてください。 ○藤田委員長   消防関係になると、総務常任委員会になりますが、その辺のところは総務常任委員会では報告はしていますか。 ○姫野都市計画部長   昨日、総務常任委員会が開会されまして、この同じ資料を使って総務常任委員会では御説明をしたとお聞きしているところでございます。 ○藤田委員長   では、もう了解は得ているということですね。 ○姫野都市計画部長   はい。そのときにどういう質問があったかというのは、そこまで把握はしてないですが、昨日、同じ議題で報告したとお聞きはしています。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   市の本部なのか広域の本部なのかということですが、大分市の消防本部になります。 ○足立委員   市の本部とは聞いてなかったですが、部長、そこのところ、はっきりさせてください。これは、防災の、人の命に関わる大本営ですから、そこで2つもあったのでは、やっぱりそれは最初の入り口から悪い。最初にまず、そこをしっかり決めてからこれを印刷するように。説明だったら、もっと詳しく説明してください。 ○姫野都市計画部長   今の委員の御指摘の部分につきましては、確認して、どういう形で御報告するか、また委員長に御相談させていただいて、回答させていただければと思います。 ○藤田委員長   分かりました。では、その辺はよく協議していただいて、また報告のほうをお願いしておきます。ほかにありませんか。 ○日小田委員   要求水準書案というのが今ここにありますが、これはどういう取扱いになるのでしょうか。今日ここで提案したという取扱いでいいのですか。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   要求水準書案につきましては、PFI方式で採用するわけですので、民間事業者側のほうに、こういう施設をこうした基準で提案してくださいよということですので、これは民間事業者側のほうに要求する内容でございます。 ○日小田委員   スケジュールからすると多分、7月に募集するのでしょうが、そうすると、この要求水準書案を基にして説明会を開くと思いますけれども、その中の基本的な考え方ですが、例えば地区計画景観計画、こういったものの、いわゆる大分市としてのグランドデザインを、この庁舎に向けてどういう位置づけで考えているのか、あるいはまた民間施設もそこに附属するという話ですから、どういう位置づけで造ろうとしているのか、その基本的な部分があれば教えてください。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   地区計画、それから景観条例に基づく計画ですが、現在の地区計画はもう既にここに入っておりますので、その内容に応じた建て方をするように、この水準書の中に入れてはおります。新たにその建物のみの地区計画という部分については、それは定めておりません。 ○日小田委員   こういう理解でいいですか。4月に説明会を開催し、そして公募しますよね。出てきたものをA、B、Cの3つとして、市のほうでA、B、Cのいずれかを最終的には選択するでしょうけれども、その選択の際、民間から上がってきたのを、これがいい、悪いという判断で選択すると思いますが、その中に大分市としての、いわゆるグランドデザインとしてのイメージというのが、なかった場合はどうなりますか。その判断基準を今度はどこがしますか。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長 
     複数事業者から提案があると思いますが、出てきたものに対して厳正な審査をしていく委員会を設け、その中で選出することになろうかと思います。また、大分市のグランドデザインという部分に関しましては、この要求水準書案の中に、関係する法律や関係する都市計画決定した内容、それから景観計画、いろんな制限と規制がある中での提案であれば、その部分を採用している部分について加味していくという考え方になるかと思います。 ○日小田委員   抽象論で申し訳ないですが、要は第1庁舎、第2庁舎、第3庁舎というイメージで考えたときに、第1庁舎、第2庁舎は同じ外壁とかにしていますよね。第3庁舎も同じようなイメージなのか、要求水準書案説明しただけでは業者は多分分からないと思うので、その辺の考え方というのは、事前に市のほうで固めた上で説明会を開くのかどうなのか、そこを教えてください。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   これは以前の建設常任委員会報告の際、岩崎委員からもお話がありましたが、やはり今ある建物イメージというのはとても大切だと思います。あと景観地区にも入っていることであり、また景観条例もあるところですので、そういったイメージを持って事業者提案をしてくださいという部分についても、これから企画部一緒に示していきたいと思います。全く違うデザインのものを造ってしまうと、大分市役所としての建物イメージまちのシンボル的なものになろうかと思いますので、そういった施設整備ができるような形で指示していきたいと思います。 ○日小田委員   大分市にマッチする、いわゆるグランドデザインというものは、グランドデザインがどこにあるのかとか、どういうものがグランドデザインかというのは、幾ら説明を求めてもこれというのは今までなかったので、我々はまだはっきり理解していないので、なかなかイメージとしては言えないんですけれども、やはり我々の景観イメージとすれば、府内城というものがすぐそばにあって、その城下町であった荷揚小学校跡地庁舎を建てるわけですから、ああ、なるほど、これがそうか、こういうものを造ってよかったなと言えるようなものをぜひ目指していただきたいということを要望しておきます。 ○板井都市計画課参事補   先ほどの渡邊課長補足説明を少しさせていただきたいと思います。  地区計画景観計画につきましては、要求水準書の6ページを御覧ください。7に、本事業全体に係る前提条件というのを掲載しております。この中で、事業予定地地域地区等、この一覧表の中に、7ページに地区計画景観計画地区計画では大分城址公園周辺地区計画がございます。景観計画につきましては、大分城址公園周辺地区景観地区がございます。前提条件といたしまして、こういう計画を守ってくださいと記載をしているところでございます。 ○藤田委員長   ほかにありませんか。 ○高橋委員   地元から要望が上がってきた件があったと思いますが、大分中央公民館府内こどもルームについては記憶がありますが、ほかの要望というのはなかったのかお聞かせください。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   資料1にありますように、大分中央公民館府内こどもルームという施設について要望はありましたので、今回、第3庁舎の中に配置をするということと、さらにコモンスペースという部分を、①番の一番下に書いていますが、共有スペースという形で、市民がいろんな形でイベント等を開催されるような空間を整備するということを、施設内の計画に盛り込んでいるところでございます。 ○高橋委員   もう一件お尋ねします。資料の左下、施設配置イメージでいうと民間施設公共施設の右側、アートプラザとの間に今現在、駐車場がありますが、これは何年前に造られて、現時点で何台の収容が可能でしょうか。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   今ある荷揚中央駐車場は10年前に造られました。収容台数が95台でございます。 ○高橋委員   確認ですが、これはやはり保健所関係が主な建設目的だったのでしょうか。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   保健所建設に際し、荷揚中央駐車場にも、実は建物を造る際の駐車場附置義務がございました。その宅地附置駐車場という格好で造っているということは存じ上げております。ただ、荷揚中央駐車場はたしかPFI方式で造ったかと思いますので、保健所建設の中でどういう絡みがあったかというのは存じ上げておりません。 ○高橋委員   350台と95台であれば、全然規模が違うので、残念ながら荷揚中央駐車場を改築して使用というのはならないような感じですが、築10年しかたっていないんだな。まあ、諦めないといけない感じだけど、非常にもったいないというか、計画性がなかったなと言われるような感じがするので、自分としては腑に落ちない部分も若干ありますが、状況は分かりました。 ○藤田委員長   ほかにありませんか。 ○足立委員   関連で、私は率直に、唐突だなと思ったんです。保健所は今後もっともっと必要であるし、アートプラザ活性化をしないといけないのに、私的には今ある駐車場を残して、その手前の、空いている昔のプールのところに何百台の駐車場を造って、そして小学校の校庭だったところに、いわゆる第3庁舎民間施設を持ってくる、私は完全にそう思っていました。だから、こんなふうにコンプリートされたものを持ってこられてもどうしようもないような気もするし、例えば要求水準書案の21ページの、庁舎等複合公共施設の中の多目的大会議室の中に市長室等とか書いてある。市長室をそこに造るというのは、臨時であれば、パーテーションでいいんじゃないかと素朴に思いますが。予算がないとか何とか、いろいろなことを言っているのに、何かここら辺のところが、しかも、もう一遍話は戻るけど、6ページから、事業者提案により駐車場を解体とあるが、業者提案じゃない、執行部に主体性があって、こうやって何百台分確保しないと、この車社会でこうですよということが文面が見取れればいいけど、建設業者の考えによりなんて、こんな文面書いていたら、納得しがたいところがあるが、どう思っていますか。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   駐車場位置につきましては、今、既存の荷揚中央駐車場を解体した上で、新たに立体駐車場整備することも可能という形で、要求水準書案の中には書いております。あとは資料1の中にあるイメージ図に、西側のほうに移したような格好にはなってはおりますが、第3庁舎を造る上で、要求水準書案の中では総床面積1万平方メートルというかなり大きな建物になってまいりますので、その建物に関わる駐車場位置附置義務台数が相当数必要になるということと、今、本庁舎の地下に置いている、公用車、それらを災害時に安全な場所配置換えをするということも踏まえまして、350台という数字を出しておりますが、これは市側からの提案でございまして、業者からの提案ということではございません。 ○足立委員   事業者提案事業者とは大分市のことですか。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   事業者とは民間事業者で、PFI方式にて建設をする方ということです。 ○足立委員   ますます分からなくなった。まあ、唯一私は卒業生ですので、先ほど日小田委員が言われたように、第1庁舎、第2庁舎、第3庁舎と協調ある建物と、それから明治4年の福沢諭吉先生の建てたときの思いもあるわけ。モニュメント的なものでもいいから、そういったところを今度の設計の具体的なもので反映するように、強く求めます。関連のあるようなことをしてくれないと。史跡調査もそうですが、ずっと流れがあった中から都市計画土木建築とかをやっていきたいと思っているので、ぜひその辺を反映させるようにお願いします。 ○野尻委員   この市長室等とかいうところは聞いていないし、21ページからの関連部分庁舎を全体的に変えるということですか。これは大きな問題です。複合施設ということでいくのと、この第1庁舎、第2庁舎、第3庁舎という形で、第1庁舎機能を全部変えるということになってくるわけなので、それはあまりにも計画が飛び過ぎていませんか。これは初めて聞いたし、この資料1の全体計画荷揚小学校跡地庁舎等複合公共施設整備事業についての(1)と(2)については、これは聞くけど、(1)の中の①庁舎等複合公共施設、この部分で、要求水準書の21ページから見たら、全部変わるということだね。部長、これは議会として承服できません。今の市長室はどう使うのですか。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   企画課のほうと協議してまいりまして、後ほど御報告させていただきます。 ○日小田委員   この要求水準書をどこが作りましたか。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   企画課です。 ○野尻委員   建設常任委員会ではこれで報告したから、これでもう終わったと。それで企画課は、総務常任委員会報告したからもう終わったと。これで全部進むということですか。詳細については今日初めて聞いたのに。庁舎の構造を全部変えるということですか。 ○日小田委員   ここでその話をしてもまとまらないので、連合審査会委員長に要求してはどうですか。 ○藤田委員長   部長、昨日の総務常任委員会の中では、この案件について何か聞いていますか。 ○姫野都市計画部長   そのやり取りはあったということは聞いていません。大きなやり取りはなかったと聞いております。市長室等の話が出たということは聞いておりません。 ○藤田委員長   それともう一件、この要求水準書自体は、どこの委員会審査をすることになりますか。 ○姫野都市計画部長   企画部が担当しておりますので、総務常任委員会になります。今日御報告させていただいたのは要求水準書の案という形で、企画部が取りまとめた、こういう案ということの御説明になります。 ○野尻委員   日小田委員の言った連合審査会の設置を求めて検討するのもあるけど、21ページからの分は、複合公共施設に対する捉え方が行き過ぎています。第1庁舎に市の重要な執行部がみんな入っているわけだから、そこから市長室が変わる、部長室が変わるというのは、機能的に見たら別庁舎の市長のところに行くとか大変なことになりますよ。 ○足立委員   この件についてもう少し勉強するために、もう一回部長のほうも、ほかの部長の話をよく聞いてきてください。僕らも、この分厚い要求水準書案を今もらって初めて思ったところがありますが、そういった思いが皆さんあると思います。決して財政が潤沢ではないと思う中で、このように、緊急的な消防本部消防指令センターといったものがふたつ重なってあるということが理解できないので、もう一遍ちゃんと委員会を開いてください。そして、それまでに執行部企画部や財務部も入れて、本当にそんなものでいいのかというところで、もう一遍やらせてください。 ○姫野都市計画部長   企画部、財務部等を含めて協議し、改めて御説明させていただける機会を、またお願いできればと思います。説明の時期とかやり方というのは、また改めて御相談させていただければと思います。 ○藤田委員長   ほかにありませんか。 ○高橋委員   この内容考え方を1か所教えてください。この民間収益施設というのが、民間事業者提案による、としていますが、これはどういうのをイメージされて、建設しようとしているのですか。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   民間収益施設に関しましては、これも複合の施設になろうかと思います。まだ確定はしておりませんが、第3庁舎のほうに入居する市役所の機能と親和性の高い社会教育施設、それから子育て支援施設、福祉施設、またオフィスなり、そういった業務施設の用途が望ましいと考えております。あとは附帯施設の必須機能として、地域来庁者が利用できる飲食施設、これを設置するというのをイメージしております。 ○高橋委員   収益施設も兼ねているみたいだし、公益分が350台で足りるのかなという感じがしますが、もう一つ、いろいろ提案の中身によって変わってくるかもしれませんが、これは総額として、過去のいろんな施設内容等を見て、施設事業費の考え方として、どのぐらいの金額を建設費として見ているのか、聞かせてください。 ○渡邊都市計画部次長都市計画課長   事業費の関係ですけれども、今現在の時点では未定ではございますが、今後においては民間事業者様の提案を受けてこれを決定することになりますので、最終的な事業費は契約時に決定することになると思います。時期につきましては、令和3年の6月頃になろうかと思います。ただ、事業費の上限額というものを考えておりまして、今年7月の公募に向けて現在精査を行っておりますけれども、おおむね97億円程度ということで、これは15年間の維持管理費を含んでおります。ただし、消防指令センターに関わる通信指令システム、これに関する部分は除いております。 ○高橋委員   新型コロナウイルスの関係で、この事態が終息せず、いろんな事業者、企業、経済的に大変な状況に立ち至っている中での、この100億円近い金額というものに対して、非常にいかがなものかなと思います。この計画ができたのは昨年ぐらいからで、新型コロナウイルスの感染がまだ拡大していなかったときのスタートかなと思いますが、そういった中で今回、この件を建設常任委員会に話をしてきたということは、今のこういった状況でもこれをやろうという考え方をお持ちだということなんでしょうね。  最終的にもう一回確認ですけど、新型コロナウイルスの終息の事態もまだ分からない中で、この事業について進めていくんだということでの、今日の委員会での説明ということで理解していいですか。新型コロナウイルスの状況によっては計画が変わっていくんだということも、その選択肢があるのかどうかも聞きたいんですけれども。 ○姫野都市計画部長   現時点では、案と書かせていただいておりますが、この形で進めてまいりたいと考えております。 ○足立委員   しつこいようですが、別府市長は、メイン事業を棚上げにしてでも雇用の問題などの対策をしている。大分市はそうではなく、財政が潤沢かもしれないけれども、やっぱりもうちょっと丁寧な説明をしてくれないと、このままではいけないです。委員会のやり戻しが必要です。 ○藤田委員長   ほかはよろしいですか。この件につきましては、先ほど部長からもお話がありましたが、企画部総務部、消防局等と後日相談をしながら、また再度委員会の中で説明する分については、また御連絡をするという話でございますので、そういうことで皆さん方建設常任委員会になるか、あるいは連合審査会になるか、委員への説明の方法については今から相談しますけど、そういうことでよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田委員長   これは時間をかけずに早急にやられたほうがいいと思いますので、その辺りをよろしくお願いします。ほかに委員の皆さんからはありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田委員長   執行部からほかにありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○藤田委員長   これをもちまして建設常任委員会を散会いたします。お疲れさまでした。                              午後1時41分散会...