大分市議会 2020-03-25
令和 2年経済環境常任委員会( 3月25日)
牛乳関係はそういった対応をとっていると思いますが、野菜とかの
市産品もかなり影響を受けているのではないかと思うのですが。
○
姫野生産振興課長
野菜につきましては今、各
主要品目のほうに確認しております。その中で、今一番、
飲食店の客の減少があるところですが、今のところ、需要の関係で被害があるということは聞いておりません。ただし対策といたしましては、
価格安定対策がありますので、そちらのほうでの対応になろうかと思います。
○
松下委員
長期にわたる影響がいろんな面で出てくるのではないかと思いますので、まずは
被害状況の把握をされて、市だけはなかなか難しい面があると思いますので、県とか国とかとしっかり連携していただきたいと思います。
○
佐藤委員長
ほかにありませんか。
○
福間委員
先般、
新聞報道を見ていたら、
学校給食用の牛乳を廃棄したというのを見て、大変だという気持ちがしました。お尋ねしたいのは、もし牛乳が余っているなら、
加工品に回して備蓄をする方向とか、そういう方針があればいいと思うのですけど、
生乳価格とか
加工品の
牛乳価格はどれだけ違うのか。
加工品にするような指導とか援助とかがなされているのか。バターとかマーガリンにと思うのですけど、その辺の
状況はどうなっていますか。
○
姫野生産振興課長
生乳につきましては、102円から110円ぐらいの中で動いております。ただし
加工品になると約4割下がるということですが、納入したときに、生乳も
加工乳も一括して相殺します。その中で
酪農家へ支払いになるため、全体としての金額は、生乳を入れているからその分が高いからというだけでなくて、生乳と
加工乳の
平均値のような格好で、
酪農家に行っている
状況になっております。
○
福間委員
それでさっき聞いたのは、生乳が余っていれば加工に回して、商品にしていけばいいと思うのですが、
大分の
状況はどうなっていますか。
○
姫野生産振興課長
今、
大分県
酪農業協同組合に確認してみますと、
大分県の中では8%から9%が生乳の
牛乳化となっております。その中で、今言われる
加工品に回しているのが、約半分、4%か5%ぐらいになろうかと思いますけれども、その分が生乳で牛乳として生産している
状況です。今は子供が家庭に待機している
状況ですが、実際、スーパーでの牛乳の販売が好調と酪農のほうから聞いております。それでちょうど相殺されている
状況です。
○
福間委員
はい、分かりました。
○
佐藤委員長
ほかにありませんか。
○
松下委員
林業費の2目
林業振興費の
新規事業・
重点事業で、
しいたけ消費拡大事業というのがありますが、
シイタケがだんだん食べられなくなっているというところで、その
消費拡大を続けることについては、大いにやっていただきたいと思うのですが、1点ちょっと気になるのは、今、
大分県の
ブランドとして、
うまみだけというのを盛んにPRも始めているところですが、それとこの
事業との関連がどうなるのかというのが気になるので、この
事業の中身も含めて、教えていただきたいのですが。
○
首藤林業水産課長
この
事業は、来年度から新規で行う
事業ですけれども、まずプロモーションとして、メディアを使って広く
シイタケをPRします。まず
大分市ですけれども、
大分県全体の
活性化にもつながるということで、
大分市の
生産者を中心に、
大分県
椎茸農業協同組合とも連携しながら、それと県と
うまみだけ、品種は
大分市の農家も作っている品種ですので、それも含めて連携しながら進めてまいります。
それと新しく今、
シイタケパウダーが料理にいろいろ使いやすいということですので、
学校給食とか、
あと新生児の
アレルギーのお子さんが今多いということですが、この
シイタケは基本的には
アレルギーはほとんどないということで、
栄養補給という中で、離乳食に勧められればと考えており、そういうものを総合的に県と連携しながら進めていくようにしております。
○
松下委員
うまみだけは県全体としての
ブランドを新しく立ち上げてやっている干し
シイタケで、
大分市も頑張って干し
シイタケを栽培している方がいらっしゃるので、当然、連携してやるということでよろしいですか。
〔「はい」の声〕
○
佐藤委員長
ほかにありませんか。
○
福間委員
では、私から2つ。
1つは、
大分市内の農業の
技術者で、海外からの
技能実習生について、どのような分野に従事しているか。例えば園芸ではこれぐらい従事しているとか、その
状況を把握していれば教えていただきたいのですが。
○
重松農林水産部審議監
大分市内では、野菜、特に大葉やあるいはニラなど、大規模に経営されている農家において、
技能実習生が中国をはじめ東南アジアのほうから来ております。約100名近くはいると言われてはいるのですけれども、そのうちの3割ぐらいは中国から見えられています。今言われている、非常に問題になっている点は、3年経過して、研修生の
人たちが今度は帰らなければいけないのだけれども、いろいろな国の事情があって飛行機が飛ばないとか、帰れないという
状況がありますが、2週間前、国のほうから
緊急措置としまして、1か月あるいは4か月までオーバーステイできると。そしてその間、申請すれば働くことができるというような、緊急的な措置を取っているところでございます。まずは最長で4か月のオーバーステイができるというような
状況になっておりますので、農家にしてみれば、そのまま残って働いてもらえるというのが一番ありがたいし、また新たに呼ぶことになっている
人たちが今度いつ入ってくるかは全くわからない。3年が経った後、次に来る予定になっている
人たちが、もう既に半年は無理だというような
状況下にあるという問題があります。帰る人、また来る人が、問題が解決するには半年以上かかると思っております。
○
福間委員
実情はよく分かりました。
あと1点、
森林セラピーの関係ですけど、特に聞きたいのは、樅の木山の
森林セラピーロードですが、
木佐上、
大志生木からそこに入る道路は市道なのか、農道なのか。この間、樅の木山に行ったら、相当木が倒れて荒れていたので、どこの管理の道路かなと思ったので、お聞きします。
○
姫野生産振興課長
あそこは大
志生木木佐上線になりまして、市道になります。
○
福間委員
市道になるのですね。要望は
土木建築部に言えばいいですね。
〔「はい」の声〕
○
福間委員
もう1点は、樅の木山の
森林セラピーロードのコースの地図を後で頂きたい。理由は、
皆さん御承知のように、あそこは
風力発電の件もあるし、
志生木ダムの上には大きな
メガソーラーも建っているのですよね。それとの関係もあって、これは地図だけいただければよろしいので、後で下さい。
○
佐藤委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
ないようですので、質疑はこれで終結いたします。
次に、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
ないようですので、討論はこれで終結いたします。
それでは、本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
佐藤委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。
次に、
歳出第11
款災害復旧費について
審査を行います。
執行部の
説明を求めます。
○
滋野農林水産部次長兼
農政課長
〔
説明書②508ページ~、第11
款災害復旧費について
説明〕
○
佐藤委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで質疑はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
ないようですので、質疑はこれで終結いたします。
次に、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
ないようですので、討論はこれで終結いたします。
本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
佐藤委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。
次に、第2条
債務負担行為、第2表中のうち
農林水産部所管分について
審査を行います。
執行部の
説明を求めます。
○
滋野農林水産部次長兼
農政課長
〔
説明書②530ページ
~、債務負担行為について
説明〕
○
佐藤委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで質疑はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
ないようですので、質疑はこれで終結いたします。
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
ないようですので、討論はこれで終結いたします。
それでは、本案は原案のとおり承認することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
佐藤委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。
次に、議第5号、令和2
年度大分市
公設地方卸売市場事業特別会計予算について
審査を行います。
執行部の
説明を求めます。
○
福田公設地方卸売市場長
〔
説明書③67ページ
~、大分市
公設地方卸売市場事業特別会計予算について
説明〕
○
佐藤委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで質疑はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
ないようですので、質疑はこれで終結いたします。
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで質疑はありませんか。
○川邉
委員
条例と直接関係ないかもしれないのですけど、ここは子供が日頃遊べるような遊具の設置はありますか。
○
姫野生産振興課長
遊具の設置はありません。
○川邉
委員
先日、道の駅に行ったときに、親子連れの方たちがたくさんいらっしゃって、この辺に子供が遊べるような広い公園がないかということを、お店の方に問い合わせをされていたのです。私もふと思ったのですけど、豊後企画
大分駄原球技場には遊具の設置があるので、料金を払わなければ使えない施設だけでなくて、日頃子供たちが遊べるような、公園にあるような遊具の設置のお考えはないでしょうか。
○
姫野生産振興課長
そのような多様な要望等がございましたら、部内もしくは庁内で考えていかなければならないと考えております。
○川邉
委員
ぜひ検討してください。よろしくお願いします。
○
佐藤委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
ないようですので、質疑はこれで終結いたします。
次に、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
ないようですので、討論はこれで終結いたします。
本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
佐藤委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。
次に、議第35号、
大分市
公設地方卸売市場業務条例の一部改正についての
審査を行います。
執行部の
説明を求めます。
○
福田公設地方卸売市場長
議第35号、
大分市
公設地方卸売市場業務条例の一部改正につきまして、御
説明いたします。
議案書の議35の1ページを御覧ください。
本条例は、卸売市場法の一部改正に伴いまして、
大分市公設地方卸売市場の業務につきまして、その方法及び取引参加者が遵守すべき事項を定めるものです。
改正卸売市場法では、食品流通の合理化を図るため、市場における取引ルールが大きく規制緩和されており、各市場の開設者は、取引参加者の意見を十分聴いた上で、取引ルールの設定を行うこととされております。
よって本市では、延べ20回にわたりまして市場関係者と協議を重ね、合意形成を図ってまいりました。
条例の主な改正点といたしましては、自己買い付けや商物分離が自由に行われるよう、これまでの規定を削除いたしました。
加えて青果部門では、第三者販売や直荷引きが市場
活性化の観点から自由に行われるよう、これまでの規定を削除いたしました。
このほか、県が今回の法改正に伴いまして
大分県卸売市場条例を廃止することから、これまで県の管轄であった、卸売業者に対する管理監督の業務の規定等を本条例に追加しております。
○
佐藤委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで質疑はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
ないようですので、質疑はこれで終結いたします。
次に、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
ないようですので、討論はこれで終結いたします。
本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
佐藤委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。
次に、議第37号、
大分市総合
計画における基本
計画の策定についてのうち、
農林水産部所管分の
審査を行います。
執行部の
説明を求めます。
○
滋野農林水産部次長兼
農政課長
議第37号、
大分市総合
計画における基本
計画の策定についてのうち、
農林水産部所管分について御
説明いたします。
まず、お手元に配付してあります、議第37号、
大分市総合
計画における基本
計画の策定についてと記載いたしました、A3のカラー刷りの資料を御覧ください。
このうちの緑色で網かけしている部分が、
経済環境常任委員会にて御審議いただく部分ですが、このうち基本
計画各論の、第3部、安全・安心を身近に実感できる
まちづくり(防災安全の確保)の第1章第2節、治山・
治水対策の充実の一部、さらに第4部、にぎわいと活力あふれる豊かな
まちづくり(産業の振興)の第1章第2節、農業の振興、第3節、林業の振興、第4節、水産業の振興、第2章第2節、流通拠点の充実が
農林水産部所管分となっておりますことから、そちらにつきまして御
説明いたします。
それでは、議案の63ページを御覧ください。
第3部、安全・安心を身近に実感できる
まちづくり(防災安全の確保)の第1章第2節、治山・
治水対策の充実についてです。
この節につきましては、主に建設常任
委員会にて御審議いただいているところではございますけれども、
農林水産部といたしましても、自然災害に強い安全な
まちづくりを目指すとともに、災害から人命や財産を守るため、主な取組といたしまして、森林や農地等の保全、河川改修等の促進のうち、ため池の改修の促進、減災に向けたソフト対策の推進のうちの、ため池ハザードマップの作成に取り組んでいくこととしております。
次に、議案の77ページを御覧ください。
第4部、にぎわいと活力あふれる豊かな
まちづくり(産業の振興)の第1章第2節、農業の振興についてです。
この節では、農業者の所得向上と競争力ある産地の育成や
担い手の確保、育成などの課題がありますことから、
都市型農業を支える人づくりや、信頼され魅力あふれるものづくりなどに取り組むことによって、競争力のある産地の育成や多様な分野とも連携し、持続可能な農業振興を図っていきます。目標設定といたしまして、認定
新規就農者数や、
主要品目の産出額などを掲げているところです。
次に、80ページを御覧ください。
第3節、林業の振興についてです。
この節では、木材の安定供給に向けた体制の整備や、木材の利用拡大などが課題となっておりますことから、健やかな森林を育む人づくりや、森から恵みがあふれるものづくりなどに取り組むことによって、森林の
計画的な整備、保全や、林業の経営の安定化を進めていきます。目標設定といたしまして、年間再造林面積や年間素材生産量などを掲げているところです。
次に、82ページをお開きください。
第4節、水産業の振興についてです。
この節では、
担い手の確保、育成や、水産資源の保全、生産性の向上が求められておりますことから、信頼され魅力あふれるものづくりや豊かな海を育む地域づくりなどに取り組むことによって、良好な漁業環境の確保や、消費者ニーズに即した供給体制の充実を進めていきます。目標設定といたしまして、増殖場の造成面積や新規就業者数を掲げているところです。
次に、86ページを御覧ください。
第2章第2節、流通拠点の充実についてです。
近年の市場の取扱量の減少や施設の老朽化などの課題に対応し、本市の公設地方卸売市場の流通拠点としての
活性化等を図っていく必要がありますことから、公設地方卸売市場の機能向上を進めていきます。目標設定といたしまして、公設地方卸売市場における取扱金額を掲げているところです。
なお、こちらの節につきましては、
大分港大在公共埠頭を中心とする港湾施設などの活用に係る記載もありますことから、
商工労働観光部からも
説明させていただいているところです。
○
佐藤委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで質疑はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
ないようですので、質疑はこれで終結いたします。
次に、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
ないようですので、討論はこれで終結いたします。
本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
佐藤委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。
しばらく休憩します。
午前11時3分休憩
午前11時13分再開
○
佐藤委員長
経済環境常任委員会を再開します。
次に、議第49号、
公有水面埋立てについての
審査を行います。
執行部の
説明を求めます。
○
首藤林業水産課長
議第49号、
公有水面埋立てについて御
説明いたします。
議案書の議49の1ページをお開きください。
本案につきましては、現在、
大分県が進めています国道197号の道路改良
事業に伴い、公有水面の埋立てについて、
公有水面埋立法第3条第1項の規定により、
大分市長へ意見を求められたことから、異議のない旨、
大分県知事に答申いたしたいので、同法第3条第4項の規定に基づき議決を求めようとするものです。
国道197号は、本市の中心部と佐賀関地区を結ぶ重要な幹線道路であり、交通量も多く、大型車の利用も多いことから、
大分県が平成24年度から道路改良
事業に着手しております。
対象箇所は、議49の3ページの小志生木地区と、議49の4ページの
大志生木地区です。現道は幅員が狭く、速度低下により幹線道路としての機能が不足している
状況であることから、県は安全かつ円滑な道路として整備するため、道路改良
事業を実施することとしており、市管理漁港区域内の埋立てにより土地を確保する必要が生じたことから、今回、4,777.1平方メートルの公有水面の埋立ての出願がされたところです。
今回、所管する
大分県
大分土木事務所によると、埋立てに関しては、
大分県漁業協同組合からは平成30年7月に同意を得ており、また、その後、庁内関係課と協議を行い、異議のない旨、回答を得ておりますので、
大分県知事に答申したいと思います。
○
佐藤委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで質疑はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
ないようですので、質疑はこれで終結いたします。
次に、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
ないようですので、討論はこれで終結いたします。
本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
佐藤委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。
次に、議第52号、
工事請負契約の変更について、
大分市
公設地方卸売市場冷蔵庫棟冷蔵設備更新工事の
審査を行います。
執行部の
説明を求めます。
○
福田公設地方卸売市場長
議第52号、
工事請負契約の変更について御
説明いたします。
議案書の議52の1ページを御覧ください。
これは、去る平成30年9月議会の議第101号において御承認いただいた、
大分市
公設地方卸売市場冷蔵庫棟冷蔵設備更新工事についての工期の変更でございます。
本工事は、冷蔵庫棟冷蔵設備の老朽化対策及び冷媒ガスを代替フロンガスに変更するために行っている更新工事です。
工事請負契約の変更は、完成の期日を、令和2年3月31日から令和2年5月15日へ、45日間延長するものです。
工期延長の理由は、冷蔵庫内商品の品質確保のために冷気の吹き出し口の改良を行うこととしたこと、また、年末に冷蔵庫内に多くの在庫商品を抱えたため作業スペースが確保できず、工事に遅れが生じたことによります。
こうしたことから、
工事請負契約の変更を行うものです。
○
佐藤委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで質疑はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
ないようですので、質疑はこれで終結いたします。
次に、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
ないようですので、討論はこれで終結いたします。
本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
佐藤委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。
以上で、本
委員会に付託されました
農林水産部所管分の
審査は終了いたします。
それでは、ここで
執行部より
報告事項の申し出がありましたので、
説明を受けたいと思います。
まず、道の駅のつはるの
状況について報告を受けます。
○
滋野農林水産部次長兼
農政課長
資料の1ページを御覧ください。道の駅のつはるの
状況について御
説明いたします。
昨年11月30日に開駅いたしました道の駅のつはるは、これまで年末年始の4日間休館した以外は、季節により営業時間を変更しながら開館しております。従業員は地元出身者が大半を占めておりまして、雇用の拡大にも寄与しているものと考えております。
また、人気商品といたしましては、ななせ柿と米粉のミックスソフト、しし肉の黒カレー、おおいた冠地どりのバーガーなどであり、地元野津原のお餅などの
加工品や、のつはる寿司なども人気となっております。
次に、開駅から2月までの集客
状況についてです。レジの通過者数を記載しておりますけれども、実際の集客についてはもっと多いと考えておりまして、当初の目標以上の成果が上がっていると考えております。
また、集客数については、開駅からちょっと減少傾向にありますけれども、今後、4月、5月と気候がよくなれば、多くのお客さんに足を運んでもらえるものと考えております。
○
佐藤委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで
質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
それでは次に、農業への
企業参入についての報告を受けます。
○
滋野農林水産部次長兼
農政課長
資料2ページを御覧ください。農業への
企業参入について
説明いたします。
豊後大野市で主に菊の施設栽培に取り組んでおります有限会社お花屋さんぶんご清川が、本市賀来中尾地区の農地を活用して、菊の花の栽培を開始いたします。
今後のスケジュールといたしましては、令和2年度に農地の測量、設計を行い、令和3年度から基盤整備工事に着手、令和4年度に栽培施設工事を実施し、令和5年度から一部で営農を開始する予定となっております。
この
計画に先立ちまして、2月26日に
大分県知事立会いの下、
大分市への進出表明と協定締結式が県庁で行われました。本市での
農業参入企業における協定締結は、JR九州ファーム株式会社、
大分ほっぺリーフ株式会社に続き3例目であり、地域の振興などについて協力していくこととなっております。
○
佐藤委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで
質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
それでは次に、
大分市産品のPRについて報告を受けます。
○
滋野農林水産部次長兼
農政課長
資料の3ページを御覧ください。
大分市産品のPRについて御
説明いたします。
まず、1点目のOitaBirth、
大分市
ブランド認証品のPRについてですが、
ブランド認証制度も3年目を迎えまして、新年度は蜂蜜や関さばめしの素など6品目が加わるなど、38品目となります。お手元に新しいリーフレットをお配りしておりますので、後ほど御覧いただきたいと思っております。
今年度も市内外で積極的にPRしてまいりましたが、年明けは、2月に福岡市内で開催されました福岡ビジネス協議会の
定例会や、東京都心にありますヤフー本社の社内レストラン、また、市内のトキハわさだタウンにてPR、販売を行いました。
このほか、大阪で開催されました農産物、
加工品の展示会、アグリフードEXPOに、8
事業者参加の下、
大分都市広域圏としてブースを設け、出展、商談を行いました。
資料の4ページを御覧ください。
2点目の地産地消感謝祭、LOVEおおいた
産フェアについてですが、これは
生産者、
生産者団体、流通関係者と連携し、市産農林水産物のPRを行い、
消費拡大を図るため、昨年度に引き続き実施したものです。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、予定しておりました
事業の一部のみ行うこととなりました。
市内量販店と小売店約160店舗に、ポスターやPRソングのCDをお配りし、2月29日、3月1日の2日間、売場で使っていただくとともに、
市産品の当たる地産地消クイズの抽せんはがきを置いてもらい、販売促進に活用していただきました。
このほか、3月2日から6日までの1週間、県庁13階にありますレストランにて、市産野菜を使用したメニューを提供してもらうほか、市立保育所2園でも同時に、市産野菜を使用したメニューを提供してもらいました。
今後も、
大分市産品の魅力を市内外で広くPRし、販路開拓と
消費拡大に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
○
佐藤委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで
質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
それでは次に、令和元年度第51回
大分県
農業賞について報告を受けます。
○
滋野農林水産部次長兼
農政課長
4、令和元年度第51回
大分県
農業賞についてです。資料の5ページを御覧ください。
51回目となる
大分県
農業賞の表彰式が、去る2月12日、県庁にて開催され、
大分市の関係者として2者が受賞いたしましたので御報告いたします。
まず、
先進的法人経営部門の
特別賞に、川添地区においてニラ栽培を行っている
有限会社香飛農園が、また、生産・
銘柄産地・6次
化部門の
特別賞に、企業組合戸次ごんぼの会が受賞されました。
有限会社香飛農園は、先進的な農業機械の導入などにより作業の効率化を進め、現在、従業員15名を雇用する中、県内でもトップクラスの経営面積となっております。本市におけるニラの産地形成や
担い手の育成に多大な貢献を頂いたことなどが評価されました。
次に、戸次ごんぼの会は、主力商品の戸次のごぼまん、戸次のごんぼ茶は、OitaBirthにも認証されており、地元の女性メンバーにより、戸次地区の魅力発信に貢献されております。地域特産の戸次ごぼうを使った商品開発を手がけるとともに、ゴボウの規格を問わず買い取ることで、地域のゴボウの産地の維持に貢献していることなどが評価されました。
○
佐藤委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで
質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
それでは次に、2019
大分市
森林セラピーフォトコンテストについて報告を受けます。
○
首藤林業水産課長
2019
大分市
森林セラピーフォトコンテストについて御
説明いたします。資料の6ページをお開きください。
豊かな自然に恵まれた市内9か所の
森林セラピーロードを広く市民にPRし、多くの方に利用してもらうため、今年度
新規事業として、セラピーロードの風景や施設、イベントなどの写真を募集しましたところ、60名の方から合計で100作品応募がありました。
審査につきましては、県美術協会写真部会部会長を
審査委員長とし、7名の
審査員で厳正な
審査を行った結果、写真にありますように、最優秀賞に平成森林公園セラピーロードのタイトル、宙の川と地上の森、優秀賞には宇曽山セラピーロードのタイトル、美しい秋の一日など、1ロード1作品、全9作品の入選が決定いたしました。
表彰式につきましては、2月29日にトキハわさだタウンで、LOVEおおいた
産フェアの
市長トップセールスに引き続き行う予定でしたが、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となり、3月6日に最優秀賞と優秀賞のみを部長室で行いました。
なお、入選9作品を含む全100作品については、3月18日から本日25日まで、J:COMホルトホール
大分1階エントランスホールにて展示中です。今日の午後10時30分まで開いておりますので、
皆さん、よろしければぜひ御覧ください。
今後、入選の9作品につきましては、
森林セラピーのさらなる普及に向け、市報やホームページなどに活用し、PRしてまいります。
○
佐藤委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで
質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
それでは次に、
市民意見交換会の意見・
質問等に対する回答について報告を受けます。
○
首藤林業水産課長
市民意見交換会に係る意見・質問及び回答についてです。資料の7ページをお開きください。
市民からの意見、
質問等は、「鳥獣被害に関して、イノシシの頭数を減らす方策を進めてもらいたい。 また、防護柵設置費の補助について、申請から補助金の交付決定までの期間を短縮するとともに、電気柵の部品が壊れた際の部品購入費についても補助の対象とすることはできないか」との御意見をいただきました。
回答でございますが、イノシシ等による農作物被害の相談があった際は、職員が迅速に現場の確認を行い、地元の
大分市有害鳥獣捕獲班に依頼し、銃器や箱わなによる捕獲を行うほか、地域ぐるみで防護柵の設置に取り組んでいる地域においても、重点的に箱わなによる捕獲を実施しております。
さらに、農業者が自ら農地を守るため、年間を通じて捕獲ができる自衛捕獲を推進しており、初心者狩猟講習会の受講料補助や、狩猟免許取得に係る手数料等の減免などを県と連携し実施し、免許取得者の拡大を図るとともに、箱わなの購入費補助やスキルアップのための講習会を実施するなど、捕獲の強化に向けた取組を行っているところです。
防護柵資材購入費補助に係る手続については、事務処理の改善を行ったことにより、市税完納
状況の確認作業を含め、申請から購入が可能となる補助金の交付決定を1週間程度で通知しております。
また、電気柵の部品が壊れた際の部品購入費の補助については、機械導入
事業等、他の類似
事業との整合性等から、補助の対象とはしておりません。
○
佐藤委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで
質問等はありませんか。
○
福間委員
箱わなは幾らするのですか。補助率はどのくらいですか。
○
首藤林業水産課長
大体、3万円から6万円、8万円まであります。3分の2補助となっております。上限はあります。
○
福間委員
箱なわの重さはどれぐらいあるのですか。
○
首藤林業水産課長
量ってはいませんが、職員3人ないし4人で軽トラに入れて運びます。
ただ、部品ごとに持っていって、その現地で組み立てて使います。そこからまた移動するために、組み立てるのが面倒であれば、軽トラにそのまま入れます。2名いれば何とか固定できます。
○
福間委員
かなり重量があるということは分かりました。
○
佐藤委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
それでは次に、その他として報告を受けたいと思います。
○
滋野農林水産部次長兼
農政課長
その他といたしまして、資料の8ページに、A3の資料ですけれども、
新型コロナウイルス感染症に伴います
農林水産部のイベント対応一覧を掲載しておりますので、御覧ください。
なお、施設の開設
状況でございますが、
大分市公設地方卸売市場、道の駅のつはるにつきましては、入り口等にアルコール消毒液を設置しまして、通常どおり営業を行っております。
○
佐藤委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで
質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
執行部からは、ほかにありませんか。
○
福田公設地方卸売市場長
委員のお手元に配付させていただきましたが、令和元年度版の市場年報のCDを作成しました。なお、冊子は、また後日送らせていただきます。
○
佐藤委員長
執行部から、ほかにありませんか。
○
首藤林業水産課長
森林セラピーの樅の木山セラピーロードの地図をお持ちしましたので、今配ってよろしいでしょうか。
○
佐藤委員長
はい。
〔資料配付〕
○
佐藤委員長
それでは、
執行部からほかにありませんか。
〔「ありません」の声〕
○
佐藤委員長
委員の
皆さんでその他としてありませんか。
〔「なし」の声〕
○
佐藤委員長
それでは、ここで、3月末で退職される方々からの挨拶の申し入れがございましたので、お願いいたします。
〔退職者挨拶〕
〔
委員長お礼の挨拶〕
○
佐藤委員長
それでは、続きまして
商工労働観光部からの報告を受けますので、
農林水産部の
皆さんは退席を願います。大変お疲れさまでございました。
しばらく休憩します。
午前11時37分休憩
午前11時46分再開
○
佐藤委員長
経済環境常任委員会を再開します。
昨日の
委員会において、
商工労働観光部から報告がありました、
市民意見交換会の意見・
質問等に対する回答について、修正があるということですので、観光課から報告を受けたいと思います。
○
上原商工労働観光部次長兼
観光課長
商工労働観光部に頂きました、
市民意見交換会に係る意見、質問及び回答ということで御報告をさせていただいた内容につきまして、1番目、「高崎山自然動物園について、今後のビジョンをどのように考えているのか」といった部分でございます。
これにつきましては、昨日の本
委員会におきまして、
松下委員から、高崎山自然動物園についてはいろいろ取組を進めているので、具体的な取組も回答に入れると分かりやすくなるのではないかといった御意見を頂きました。このことから、
執行部のほうで加筆修正をさせていただいたところでございまして、今回再び御報告させていただきます。
回答文書でございますが、高崎山自然動物園は昭和28年の開園以来、多くの観光客に親しまれてきた、本市を代表する観光資源であります。また、天然記念物に指定されているニホンザルを間近で体感できる全国的にも珍しい施設であり、霊長類の研究や、野生動物の生態を学ぶ自然学習の場としても、大きな役割を果たしているものと考えております。
今後とも、
大分市民共有の財産として、自然環境の保全や自然教育、学術研究などの面も重視しつつ、インフルエンサーの活用等による効果的な情報発信や、多言語化やバリアフリー化等による受入環境の整備を行うとともに、
大分マリーンパレス水族館うみたまごをはじめとする周辺施設との連携等による魅力の向上を図る中、市民や国内外の観光客に広く愛され親しまれる観光資源として、さらなる活用を図ってまいりたいと考えておりますという回答にさせていただいております。
○
佐藤委員長
下線部分を加筆したということですので、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
佐藤委員長
以上で、全ての案件についての
審査を終了いたしました。
なお、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の
委員会の継続調査事件について、それぞれ閉会中の継続
審査及び調査ができるよう議長に申し入れたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
佐藤委員長
それでは、そのように決定させていただきます。
それでは、本日はこれにて散会いたします。
午前11時49分散会...