大分市議会 2020-03-24
令和 2年総務常任委員会( 3月24日)
令和 2年
総務常任委員会( 3月24日)
総務常任委員会記録
1.
開催日時
令和2年3月24日(火)午前10時1分開議~午前10時29分休憩
午前10時31分再開~午前11時15分散会
2.場所
第1
委員会室
3.
出席委員
委員長 倉掛 賢裕 副
委員長 髙野 博幸
委 員 二宮 博 委 員 板倉 永紀
委 員 高松 大樹 委 員 井手口 良一
委 員 甲斐 高之 委 員 衛藤 延洋
委 員 橋本 敬広
欠席委員
な し
議第20号、大分市
常勤特別職の給与に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。
議案書の議20の1ページをお開きください。
改正内容につきましては、先ほどの議第19号と同様でございますが、現在、
本市常勤特別職の
期末手当の
年間支給月数は3.35月でございますが、今年度の
人事院勧告に伴う
給与改定に準じて、
支給月数を0.05月引き上げようとするものであり、
引上げ分につきましては、
令和元年度は12月期に配付し、令和2年度以降は6月と12月期に均等に配付するものでございます。
施行期日につきましては、
令和元年度の改正では
令和元年12月1日、令和2年度以降の改正につきましては、令和2年4月1日としております。
○
倉掛委員長
質疑等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、議第21号、大分市職員の給与に関する
条例等の一部改正についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
高橋人事課長
議第21号、大分市職員の給与に関する
条例等の一部改正について御説明申し上げます。
議21の1ページからお開きください。
本議案は、国及び大分県に準じまして、大分市職員の給与について改正を行うものでございます。
改正概要ですが、まず
給料表の改定でございます。具体的には、
高卒初任給を1,900円、
大卒初任給を1,500円引き上げるとともに、若年層の職員が在職する号級についても
引き上げ改定を行いますが、
中高年層、再
任用職員は据置きといたします。また、他の
給料表につきましても同様の改定を行います。
次に、
勤勉手当の改正についてでございます。
今回、
勤勉手当の
支給月数を
一般職員について0.05月引き上げようとするものであり、
引上げ分につきましては、
令和元年度は12月期に配付するものでございます。また、令和2年度以降は6月と12月期に均等に配付するものでございます。
次に、
扶養手当の改正についてでございます。
現在、
経過措置を講じておりますが、
令和元年度の
経過措置額のうち、子に係る手当額を300円引き上げることとしております。
最後に、
施行年月日でございますが、
給料表及び
扶養手当につきましては、平成31年4月1日、
勤勉手当の改正のうち、
令和元年度に係るものにつきましては
令和元年12月1日、令和2年度以降の改正につきましては令和2年4月1日でございます。
○
倉掛委員長
質疑等ありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、議第23号、大分市
印鑑条例の一部改正についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
萱嶋市民部次長兼
市民課長
議第23号、大分市
印鑑条例の一部改正について御説明いたします。
議案書の議23の1ページを御覧ください。
成年被
後見人の人権が尊重され、成年被
後見人であることを理由に不当に差別されることのないよう、成年被
後見人を資格、職種、業務等から一律に排除する規定(
欠格条項)等を設けている各制度について、この
欠格条項の排除や心身の故障等の状況の個別的、実質的な審査により、必要な能力の有無を判断する規定(
個別審査規定)の整備を行う成年被
後見人等の権利の制限に係る措置の適正化を図るための
関係法律の整備に関する法律が成立いたしました。
このことにより、成年被
後見人を一律に排除する規定のあった
印鑑登録証明事務につきまして、国が
事務処理の統一的な考えを示した
印鑑登録証明事務処理要領が改正され、
印鑑登録の
欠格者とされていた成年被
後見人が
意思能力を有しないものに変更され、
個別審査になったことを受けまして、本市におきましても同様の取扱いとなるよう、大分市
印鑑条例について所要の改正を行おうとするものでございます。
施行日につきましては、本
改正条例の公布の日となります。
○
倉掛委員長
質疑等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、議第24号、
特別職の職員で
非常勤のものの報酬並びに
費用弁償に関する条例の一部改正についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
高橋人事課長
議第24号、
特別職の職員で
非常勤のものの報酬並びに
費用弁償に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。
議案書は議24の1ページ、併せて本日お配りしております
総務部人事課と附されておりますA4の資料に沿って御説明いたします。
初めに、1、改正の概要についてでございますが、
地方公務員法の一部改正による
会計年度任用職員制度の導入に伴いまして、
非常勤特別職の職員のうち、
一般職の
会計年度任用職員へ移行する者に係る規定の削除、及び
監査専門委員の規定の追加、並びに別条例で
報酬等を規定している
非常勤特別職の職員に係る本条例への統合等を行おうとするものでございます。
次に、2の
会計年度任用職員へ移行するものについてでございますが、
公民館主事、
社会教育指導員、
国際交流員、
外国語指導助手につきましては、来年度より
一般職の
会計年度任用職員に移行することから、本条例により規定を削除したいと考えております。
次に、3、
監査専門委員の規定の追加についてでございますが、
監査制度の充実に関する
地方自治法の改正によって、
監査委員の専門性を補完するため、必要に応じて調査を委託できる
監査専門委員を
代表監査委員が選任することができることとなりまして、令和2年度からの
本市監査基準の策定に伴い、新たに規定したいと考えております。
次に、4、別条例で
報酬等を規定している
非常勤特別職の職員のうち、今回統合するものについてでございますが、行政委員会委員及び各種附属機関の委員の
報酬等を規定しております各種委員会の委員の報酬並びに
費用弁償に関する条例と、大分市向原財産区管理委員の
報酬等を規定しています大分市向原財産区管理委員の報酬並びに
費用弁償に関する条例につきましては、本条例に統合したいと考えております。
以上の改正案につきまして、令和2年4月1日より施行いたしたいと考えております。
○
倉掛委員長
質疑等ありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、議第25号、議会の議員その他
非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
首藤職員厚生課長
議第25号、議会の議員その他
非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。
お手元の議案の議25の1ページをお開きください。
今回御提案いたします議会の議員その他
非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正につきましては、
地方公務員法の一部改正により、
会計年度任用職員制度が導入されることに伴う条例の一部改正でございます。
非常勤の職員である
会計年度任用職員には、賃金が報酬として支給されるパートタイム勤務の職員と、給料として支給されるフルタイム勤務の職員の2種類があります。そのうち、給料を支給されるフルタイム勤務の職員については、現行の条例中に、公務災害に関する補償額を算定する上で必要な補償基礎額の規定がなかったことから、追加しようとするものでございます。
施行期日につきましては、令和2年4月1日といたしております。
○
倉掛委員長
質疑等ありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、議第26号、大分市
固定資産評価審査委員会条例の一部改正についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
津田財務部次長兼
税制課長
議第26号、大分市
固定資産評価審査委員会条例の一部改正について御説明を申し上げます。
お手元にお配りいたしておりますA4縦の議第26号、大分市
固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてを御覧ください。
今回の改正は、条文中に引用しております電子情報処理組織を使用して、固定資産評価審査委員会への書面提出を可能とする法律につきまして、法律名の変更と項ずれが生じましたことから、規定の整備をしようとするものでございます。
○
倉掛委員長
質疑等ありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、議第27号、大分市
手数料条例の一部改正についてのうち、当
委員会所管分の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
三重野総務課長
議第27号、大分市
手数料条例の一部改正についてのうち、本委員会所管の
総務部に係る部分について御説明いたします。
議案書の議27の1ページをお開きください。
今回の改正のうち、本委員会に付託されましたのは、別表第1の7の項の部分でございます。
この項には、行政不服審査手続における複写手数料等を規定しておりますが、先ほどの議第26号と同様、電子情報処理組織を使用して行う交付の場合に引用しております法律につきまして、法律名の変更と項ずれが生じましたことから、規定の整備をしようとするものでございます。
○
倉掛委員長
質疑等ありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、議第37号、大分市
総合計画における
基本計画の策定についてのうち、当
委員会所管分の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
小野企画課長
議第37号、大分市
総合計画における
基本計画の策定について御説明いたします。
まず、お手元に配付しております議第37号、大分市
総合計画における
基本計画の策定についてと記載したA3カラー刷りの資料を御覧ください。
各常任委員会に分割付託となっております本委員会の所管部分を御確認いただくため、一覧表をお手元にお配りいたしております。
黄色くマークしております部分が、本委員会で御審議いただく部分でございます。この一覧表を御参照いただきながら、議案に沿って御説明させていただきます。
それでは、
議案書の議37の2ページをお開きください。
基本計画は、基本構想を実現するための計画であり、基本構想で定めております基本的な政策と具体的な各種施策の関係を体系的に示すとともに、個別の施策項目の内容を明らかにすることにより、全ての市民の共通認識に基づいた
まちづくりを進めるための基本指針として定めるものであります。
まず、総論につきましては、全て本委員会の所管でございます。
2ページから12ページにかけてでございますが、総論には、
基本計画の目的、期間、対象、
基本計画の要件としての人口や経済などの状況や見込み、基本的な政策の体系、そして計画推進の基本姿勢などを掲載しております。
続きまして、
基本計画(各論)部分について御説明いたします。
議案の14ページをお開きください。
各論については、動向と課題、基本方針、主な取組、目標設定の各項目で構成されております。
議案の18ページをお開きください。
第1部、健やかでいきいき暮らせるあたたかさあふれる
まちづくり(市民福祉の向上)、第1章第2節、子ども・
子育て支援の充実についてでございます。
この節につきましては、主に、厚生常任委員会にて御審議いただいているところでございますが、18ページの主な取組の1項目め、結婚・妊娠・出産・子育ての切れ目のない支援を充実させるため、男女の出会いの場の創出を支援していくものであります。
次に、27ページをお開きください。
第5節、
社会保障制度の充実についてでございます。
我が国では、少子化による若年、現役世代の減少と総人口の減少により、社会保障の基盤となる給付と負担の世代間不均衡が高まると考えられておりますことから、28ページの主な取組の国民健康保険制度の充実など、市民が安心して生活を送れるように、それぞれの制度が将来にわたり改善、充実されるよう、国や県に働きかけていきます。
29ページには、目標設定としまして、国民健康保険加入者の特定健康診査受診率などを掲げているところでございます。
なお、こちらの節の主な取組の生活保護制度・生活困窮者自立支援制度の充実につきましては、
福祉保健部において生活保護などの各種取組を推進しておりますことから、厚生常任委員会にて御審議いただいているところでございます。
次に、37ページをお開きください。
第3章第2節、
男女共同参画社会の実現についてでございます。
これまでも国においては、男女平等の理念に基づき、様々な法律や制度の整備を進めてまいりましたが、いまなお社会における制度及び慣行の中には、女性に対する差別や性別による固定的な役割分担意識が存在しています。そのため、
男女共同参画社会に向けた意識づくりなどに取組むことにより、男女平等や女性の自立と社会参画を推進する総合的な施策の展開を図ることといたしております。
38ページには、目標設定といたしまして、固定的な性別役割分担に反対する人の割合などを掲げているところでございます。
次に、39ページの第4章、
地域コミュニティの
活性化についてでございます。
少子高齢化の進展や人口減少社会の到来に伴い、地域で支え合い、助け合うという地域社会の機能が次第に低下していることから、
地域コミュニティ活動の促進や
地域コミュニティ活動の場の整備などに取組むことによって、
地域コミュニティの
活性化を図り、市民一人一人が誇りを持って暮らせる地域社会の構築を目指すことといたしております。
40ページの目標設定といたしましては、おおむね小学校単位で取組む
まちづくり推進組織の数などを掲げているところでございます。
次に、41ページの第5章、健全な
消費生活の実現についてでございます。
消費者を取り巻く環境は、近年の情報通信技術、サービスの発展などにより利便性が向上する一方で、これまでになかった消費者トラブルが多発するなど、
消費生活相談の内容も複雑化・多様化しています。
そのため、消費者教育・啓発の推進などの取組を推進することによって、消費者問題に対する市民への啓発と相談体制の充実などに努めるとともに、消費者団体の自主的活動を促進します。
42ページの目標設定といたしましては、消費者啓発講座の受講者数を掲げているところでございます。
次に、52ページをお開きください。
第2部、豊かな心とたくましく生きる力をはぐくむ
まちづくり(教育・文化の振興)の第2章、個性豊かな文化・芸術の創造と発信についてでございます。
近年、文化・芸術が持つ心豊かな市民生活の実現といった従来からの役割に加え、都市のにぎわいづくりなど、新たな役割への期待も高まっていることから、本市独自の文化・芸術の創造と発信や振興と活用、文化施設の整備・充実に取組むことによって優れた文化・芸術に触れる機会の拡大などに努め、文化・芸術等を生かした
まちづくりを進めていくこととしております。
なお、こちらの節のうち、53ページの主な取組の文化施設の整備・充実のうち、4つ目の資料の収集・保管、調査研究などの機能の充実や、文化財の保護・保存・活用、伝統的な芸能、行事の保存・継承、さらに目標設定の大分市美術館やアートプラザ、歴史資料館利用者数につきましては、教育委員会において取組を推進しておりますことから、文教常任委員会にて御審議いただいているところでございます。目標設定の文化ホール利用者数が本委員会での御審議の対象となる指標でございます。
次に、54ページをお開きください。
第3章、
スポーツの振興についてでございます。
スポーツに対する関心が一層高まる中、
スポーツを「する」「みる」「ささえる」といった多様なニーズへの対応や、市民の誰もが生涯にわたって
スポーツに参加できる環境整備が求められておりますことから、生涯
スポーツの推進などに取組むとともに、
スポーツによる
まちづくりによって、
スポーツがまちにもたらす効果を活用した地域づくりを推進するなどとしております。
55ページの目標設定といたしましては、週1回以上の
スポーツ実施率や全国大会以上に出場した団体数などを掲げているところでございます。
次に、56ページをお開きください。
第4章、
国際化の推進についてでございます。
急速なグローバル化の推進により、地球規模での交流が活発になる中、グローバル人材の育成や、多文化共生による
まちづくりなど、より積極的な取組が求められています。そのため、多彩な国際交流・国際協力によるまち・ひとの活力の創出や、外国にルーツを持つ人々も暮らしやすい
まちづくりなどの取組を進め、本市の個性や魅力を生かした
国際化を推進することとしております。
57ページの目標設定といたしましては、外国人と直接触れ合える事業に参加した子どもの数などを掲げているところでございます。
次に、60ページをお開きください。
第3部、安全・安心を身近に実感できる
まちづくり(防災安全の確保)の第1章第1節、防災・
危機管理体制の確立についてでございます。
この節では、南海トラフ地震を初め、テロや武力攻撃事態、原子力災害など、あらゆる不測の事態に対応し得る災害に強い
まちづくりを進めていく必要があることから、災害予防対策の推進や災害情報の収集、伝達手段多重化及び迅速・的確化、地域防災力の強化などに取組むことにより、市民と行政、防災関係機関が一体となった総合的な防災・
危機管理体制の確立を目指すこととしております。
62ページの目標設定といたしましては、防災訓練を実施した自主防災組織数などを掲げているところでございます。
なお、61ページの一番上の災害予防対策の推進に係る取組のうち、3つ目の、防災拠点となる施設整備や道路施設等の耐震化の促進及び62ページの目標設定のうち、特定建築物の耐震化率につきましては、土木建築部や都市計画部で推進しておりますことから、建設常任委員会で御審議いただいているところでございます。
さらに、61ページ中程の緊急時協力体制の整備に係る取組のうち、3つ目のボランティア受け入れ態勢の整備や活動支援について、また、62ページの地域防災力の強化に関わる取組のうち、6つ目の避難行動要支援者の避難支援等の体制づくりにつきましては、
福祉保健部で取組みを進めておりますことから、厚生常任委員会にて御審議いただいているところでございます。
次に、65ページをお開きください。
第2章第1節、消防・
救急体制の充実についてでございます。
この節では、地域の消防を担う消防団員の確保や増加する救急需要への適切な対応に加え、自然災害などへの対応に向けた県や周辺市町村との連携が求められていることから、消防体制の充実や救急救助体制の充実、緊急消防援助隊等の体制の充実・強化などを図ることにより、市民生活の安全を確保することといたしております。
67ページの目標設定といたしましては、消防団員数や救急隊が到着するまでに、市民が心肺蘇生を実施した割合などを掲げているところでございます。
次に、68ページの第2節、
交通安全対策の推進についてでございます。
この節では、高い割合で発生している高齢者の歩行中の死亡
事故や、高齢者が加害者となる重大
事故、運転中などのスマートフォン操作に起因する
事故が多発していることから、未然防止のため、交通安全思想の普及・徹底など、広範な
交通安全対策を推進してまいります。
なお、69ページに記載しております主な取組の交通安全環境の整備のうち、1つ目と2つ目での取組であります、歩道などの道路改良や放置
自転車対策、カーブミラーの整備等につきましては、土木建築部や都市計画部において取組んでおりますことから、建設常任委員会にて御審議いただいているところでございます。
次に、70ページの、第3節、犯罪のない
まちづくりの推進についてでございます。
地域における犯罪抑止力の脆弱化が懸念され、また、高齢者などを狙った振り込め詐欺などの特殊詐欺が増加するなど、憂慮すべき事態にあることから、市民一人一人の防犯意識の高揚や、犯罪のない
まちづくりに取組み、安全で住みよい地域社会を実現を目指します。
71ページの目標設定といたしましては、刑法犯認知件数を掲げているところでございます。
次に、98ページをお開きください。
第5部、将来にわたって持続可能な魅力あふれる
まちづくり(都市基盤の形成)の第1章第2節、
交通体系の確立についてでございます。
この節につきましては、主に建設常任委員会にて御審議いただいているところでございますが、広域的な移動を支える交通ネットワークの強化が求められておりますことから、99ページに掲げております広域交通ネットワークの強化の3つ目の取組であります豊予海峡ルートの整備など、太平洋新国土軸構想の実現に向けて、国などと連携して事業の推進を図ることといたしております。
次に、101ページの第3節、
地域情報化の推進についてでございます。
情報を適正に管理することがこれまで以上に重要視され、価値ある情報をいかに地域経済の
活性化や産業の振興、市民サービスの向上につなげていくかが問われております。オープンデータの推進やICTによる業務効率化、最新技術の調査研究などに取組むことで、ICTを活用した安全で快適な市民生活の実現と、活力ある地域経済・産業の育成を図ります。
また、103ページの目標設定といたしましては、オープンデータ公開件数や大分市無料公衆無線LANアクセスポイント数を掲げているところでございます。
次に、108ページをお開きください。
第2章第3節、安全で快適な住宅の整備についてでございます。
この節につきましては、主に建設常任委員会にて御審議いただいているところでございますが、
市民部におきましても、主な取組の暮らしを支える良好な居住環境づくりのうち、6つ目の取組であります市街地の住居表示整備事業の推進に取組んでいくことといたしております。
○
倉掛委員長
質疑等はありませんか。
○
井手口委員
目標設定の基本的な考え方は、全体的には、ほぼ満足のいくものですが、我が会派の総括質問でもいたしましたけど、目標設定するときの基本的な考え方の中で、アウトプット型の目標設定をするのか、アウトカム型の目標設定をするのかという考え方の質問をいたしました。
実際に、最後から2番目の
地域情報化の推進のオープンデータ公開件数だとか、Wi-Fiの場所を作るとかいうものは、アウトプット以外の何物でもない、これはもう行政が金を出せば数も増やせるということになりますが、理解者あるいは参加者を増やすというのであれば、これは当然事業数を増やしたり、イベント数を増やせば膨らむ数字になります。
ですから、こういう数字を示すときには、各イベント当たり、各事業当たりの参加数というものを必ず明示することを指摘しておきます。
さらに、市民にアンケートを取らなければ出てこないだろうという目標設定が幾つかあります。これも、どういうアンケート方式で、誰が、いつ、何人を対象にしてやったアンケートかによってこの数字は大きく変わるはずですので、その辺のところも、今後、必ず説明の際にはつけていただくよう要望しておきます。
○
倉掛委員長
ほかに
質疑等ありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、議第39号から議第45号、公の施設を他の
普通地方公共団体の住民の利用に供することに関する協議については、それぞれ関連がありますので、一括して審査を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
それでは、最初に
執行部より一括して説明を受け、質疑の後、それぞれ討論を行います。
執行部の説明を求めます。
○
三好企画部次長兼
スポーツ振興課長
議第39号から45号まで7つの議案につきまして、相互に関連がございますので、一括して説明させていただきます。
この議案は、4月1日より本市に移管されます大分市大洲総合体育館を、大分都市広域圏の7市町――別府市、臼杵市、津久見市、竹田市、豊後大野市、由布市、日出町の住民が利用できるよう、
地方自治法第244条の3第2項に基づく協議について議会の議決を求めるものでございます。
協議の内容といたしましては、1点目として、利用に供する公の施設の名称及び所在地、2点目として、その施設の利用に供する方法、3点目として、経費の負担となっております。
なお、既存の本市
スポーツ施設や文化施設は、平成30年第4回定例会に同様の議案を提案し、議決をいただき、平成31年4月1日より大分都市広域圏の相互利用を行っているところでございます。お手元の議案は、議第39号は別府市、40号は臼杵市、41号は津久見市、42号は竹田市、43号は豊後大野市、44号は由布市、45号は日出町の住民の利用に供するものとなります。
○
倉掛委員長
質疑等ありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
それでは次に討論に入ります。
まず、議第39号について、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
続いて、議第40号について、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
続いて、議第41号について、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
続いて、議第42号について、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
続いて、議第43号について、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
続いて、議第44号について討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
続いて、議第45号について、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、議第46号、字の区域及びその名称の変更についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
安部市民部次長兼
市民協働推進課長
それでは、議第46号、字の区域及びその名称の変更について御説明申し上げます。
議案書の議46の1ページを御覧ください。
これは、住居表示事業に伴う字の区域及びその名称の変更を行おうとするものでございます。変更に当たりまして、
地方自治法第260条第1項の規定によりまして、議会の議決を求めるものでございます。
議案書の議46の2ページを御覧ください。
事業の実施予定地区は、田原地区の一部、木上地区の一部及び市地区の一部でございます。
当該地区は、
令和元年12月の第4回定例会において、住居表示を実施すべき区域として既に議決を頂いているところでございます。
別図その1に表示いたしております、現在の字の区域及びその名称を、議46の3ページの別図その2にお示ししております変更後の町の区域及びその名称のとおりに変更するものでございます。
なお、事業実施に当たり、カームタウン木ノ上自治会より、住居表示の実施について同意を頂いているところでございます。
実施区域の施行面積は0.13平方キロメートル、対象となります人口は約930人、世帯数は約300世帯でございます。
実施期日につきましては、令和3年1月16日を予定しているところでございます。
○
倉掛委員長
質疑等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、議第47号、字の区域及びその名称の変更についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
安部市民部次長兼
市民協働推進課長
それでは、議第47号、字の区域及びその名称の変更について御説明申し上げます。
議案書の議47の1ページを御覧ください。
これは、議第46号と同様、住居表示に伴う字の区域及びその名称の変更を行おうとするものでございます。
議案書の議47の2ページを御覧ください。
実施の予定地区は、賀来地区の一部、荏隈地区の一部及び奥田地区の一部でございます。
当該地区は、昭和51年12月の第4回定例会において、住居表示を実施すべき区域として既に議決を頂いているところでございます。
別図その1に表示いたしております、現在の字の区域及びその名称を、議47の3ページの別図その2にお示しいたしております、変更後の町の区域及びその名称のとおりに変更するものでございます。
なお、事業実施に当たり、賀来新川自治会、ツインプラザ大分自治会、荏隈自治会及び尼ケ瀬自治会より、住居表示の実施について同意を頂いているところでございます。
実施区域の施行面積は0.29平方キロメートル、対象となります人口は約2,510人、世帯数は約1,300世帯でございます。
実施期日につきましては、令和3年1月16日を予定しているところでございます。
○
倉掛委員長
質疑等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、議第48号、字の区域及びその名称の変更についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
安部市民部次長兼
市民協働推進課長
それでは、議第48号、字の区域及びその名称の変更について御説明申し上げます。
議案書の議48の1ページを御覧ください。
これは、議第46号及び議第47号と同様、住居表示に伴う字の区域及びその名称の変更を行おうとするものでございます。
議案書の議48の2ページを御覧ください。
事業の実施予定地区は、永興地区の一部、羽屋地区の一部、豊饒地区、畑中地区の一部及び古国府地区の一部でございます。
当該地区は、昭和51年12月の第4回定例会及び
令和元年12月の第4回定例会において、住居表示を実施すべき区域として既に議決を頂いているところでございます。
別図その1に表示いたしております、現在の字の区域及びその名称を、議48の3ページの別図その2にお示ししております、変更後の町の区域及びその名称のとおりに変更するものでございます。
なお、事業実施に当たり、南太平寺自治会、上田町自治会、羽屋自治会、羽屋新町自治会、花園自治会、古国府自治会、古国府東自治会及び広瀬町自治会より、住居表示の実施について同意を頂いているところでございます。
実施区域の施行面積は2.14平方キロメートル、対象となります人口は約1万6,050人、世帯数は約8,400世帯でございます。
実施期日につきましては、令和3年1月16日を予定しているところでございます。
○
倉掛委員長
質疑等ありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、議第53号、
包括外部監査契約の締結についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
高橋人事課長
議第53号、
包括外部監査契約の締結について御説明を申し上げます。
議案書は議53の1ページ、それと、お手元にお配りしています総務人事課と書かれております資料を御覧ください。
地方自治法第252条の36第1項の規定によりまして、中核市の長は毎会計年度、
包括外部監査契約を締結しなければならないとされております。
また、この契約の締結は、議会の議決事項とされておりますことから、御同意を頂こうとするものでございます。
議案の内容についてでございますが、まず、契約の始期は令和2年4月1日としております。
次に、契約の金額は、今年度と同額の1,120万3,704円を上限とする額としております。
最後に、契約の相手方は、平成29年度から今年度まで3年間、首藤慶史公認会計士と契約を締結してきたところでございますが、
地方自治法の規定によりまして、連続して4回同一の者と契約を締結してはならないこととされていますことから、新たに、公認会計士の栗林栄太氏と契約いたしたいと考えております。
○
倉掛委員長
質疑等ありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
以上で、本日予定の付託議案の審査を全て終了しましたが、
執行部から、その他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
それでは、委員の皆さんから、その他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
これで本日予定の審査は全て終了しました。
明日25日水曜日は、午前10時から開会いたします。
本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。
午前11時15分散会...