各
学校の
児童育成クラブは、それぞれ
お子さんを預かる時間を決めております。
長期休業中、土曜日の保育についても、朝何時から夕方何時までというのを決めておりますので、
学校が預かる場合もその時間帯で
対応してまいりたいと思っております。午前中はどうしても
児童育成クラブの
指導員が足りなくて、その間、
学校が
お子さんを預かるということで、幾つか
学校も、
受入れが決まっておりますが、時間帯は
児童育成クラブの預かりの時間帯でというふうに考えております。
○
小野委員
児童育成クラブは今までどおり何ら変わりなく、午前中からお願いしたいというところがあれば、
学校が面倒を見るということでいいですか。
○
重石教育部教育監
まず、基本的に
学校が
休業中の場合には、
児童育成クラブは朝の時間から
夕刻の時間帯まで預かることになっておりますので、基本的にどの
児童育成クラブにも朝から夕方までの
要請をしております。急な話ですので、どうしても
人員が
確保できない場合には
学校で
対応ということになっております。
○
小野委員
では、朝から来るとなったときに、夕方までいる時間を考えたら、当然お昼があります。さっき
説明を受けた時には、今、県から
調査を受けているということでしたが、明日のお昼はどうするのですか。
○
重石教育部教育監
各
児童育成クラブにおきましては、
長期休業中はほとんどの
児童育成クラブが弁当を
子供に持参させていると思います。
給食があるところは恐らくなかったように記憶しております。ですから、同様の
対応になると思われます。
○
小野委員
さっき
松本副
委員長が普段であれば消費されるべきものだった
給食の
対応はどうなっているのかというのに答えがなかったように感じましたが、キャンセルして断ったということでいいですか。
○
西川教育部次長兼
体育保健課長
学校給食につきましては、大量の
食材等の発注があります。そういったところについては、今回は急遽
臨時休業が行われるということで、大変申しわけないんですがということで、今、キャンセルをしている
状況で、今後、それについて補填をするとか、そういったところまではまだ検討していないという
状況です。
○
松本副
委員長
春休みが4月7日までとなれば1カ月以上になりますよね。その中で、
授業数の
不足分について、
課題か何かをするようにしても、
全国的なものなので、
執行部だけの話ではないと思います。
授業数が不足しているところはどういった
対応をお
考えなのかお聞かせいただきたいです。
○
野田学校教育課長
今、御
指摘がございました、この後
学習すべき時間であった
内容についてです。国の
通知におきましては、今回の
臨時休業に際して、
学校教育法施行規則に定めている
授業時間数、これを下回ったことで、この法令に反するものではないというようなことが示されているところです。しかしながら、実体として
子供たちに学力をきちんと保障していかなければならないということがございますので、これは今回の
臨時休業に際してではございませんが、毎
年度、
子供たちが進級した際には前
年度の
学習の復習をいたしたりしているところです。こういったところを一層充実させていかなければならないと思っております。
○
松本副
委員長
長期の
休業になって、
児童育成クラブとかで
子供の
日常生活を確認できる
方々は少しはいいかもしれませんけれども、全く
学校と関わりがない
児童生徒に対して、
家庭訪問なりをするお考えがあるのかどうか、そこら辺をお聞かせいただければと思います。
○
野田学校教育課長
御
指摘がございましたように、さまざまな
家庭、あるいはさまざまな背景が実際の
子供たちにはございますので、
学校に対しては定期的に
電話連絡、あるいは
家庭訪問等を行って、
子供たちの
健康状態を確認するということが非常に大切だと思っておりますので、こういったことを含めて
子供たちの
状況を確認してまいりたいと思います。
○
松本副
委員長
先生が
家庭訪問をするということでよろしいですか。
○
野田学校教育課長
はい。
○
安東委員長
確認ですが、
学力保障というのは新学期始まってからということですね。
○
野田学校教育課長
今後の
感染の
拡大の
状況によると思いますが、ある程度落ち着くか終息して、最後の1週間は
子供たちが登校できるとかいう
状況ができたら、もちろん本
年度も含めて
子供たちの
指導を充実させていかなければいけないと思っております。
○
安東委員長
春休み中にするということはないですか。
○
野田学校教育課長
現在のところは、その
予定は考えておりません。
○
安東委員長
はい。その辺の工夫をよろしくお願いしたいと思います。
そのほか、特にないですか。
〔「なし」の声〕
○
安東委員長
私からもう1点。冒頭に
教育長から
経過報告を聞いたのですが、
学校現場からの
報告によりますと、2月28日金曜日に
教育委員会からの
通知というか
連絡が錯綜したところがあるみたいですが、その日の
学校への
連絡等がどういう
状況だったのかの経過を
説明できますか。
○
野田学校教育課長
私どもも、いわゆる
学校を本日から休校するという
要請を総理がされたことは木曜日の午後6時半の
ニュース速報で知り得たところで、国とか県からの
通知がまだ来てないという
状態でございました。それで取り急ぎ
文教常任委員会の
委員を初め、
関係の
方々にこういう事態が生じているという御
連絡をさせていただきました。金曜日までもう1日しかないということで、その日の木曜日の夜にどういった
対応準備が必要かということを考え、
先ほど教育長からも御
説明をさせていただきましたけれども、
課題の可能な範囲の
準備とか、
春休みの
生活をどのように過ごすのかとか、今後の
卒業式や
修了式の
予定ということで、まず一報で、こういうことが起こっているということと、それに備えてくださいということで、
電話連絡を夜10時前にさせていただいたところです。
○
安東委員長
27日のことですか。
○
野田学校教育課長
はい、そうです。そして28日金曜日にその
内容が非常に細かなところがございましたので、朝7時前に
学校に文書の送付をいたしました。ところが、その日の28日の午前中に、市の
関係部局が全て集まった際に、
児童育成クラブがやはりどうしても月曜日からの
対応が難しいだとか、あるいは
特別支援教育にかかわる障害のある
児童生徒が
放課後受け入れをして、支援をいただいている
放課後デイサービスの
施設がどうしても月曜日からの終日
対応ができないということが幾つか見られた
状況でした。そのような
状況であれば、このまま
子供の
居場所がないまま
休業にしてしまっては混乱が生じるということを考えまして、金曜日に2日は登校し、明日から
休業するという
連絡をさせていただいたところでございます。
○
安東委員長
それは午後ですか。
○
野田学校教育課長
はい、午後です。
○
安東委員長
それと夕方、
卒業式のあり方について変更したようなことがありませんでしたか。
○
野田学校教育課長
はい。先ほど若干触れさせていただきましたけれども、
感染拡大防止のため、
学校に3月2日月曜日に
卒業式のため登校をすると私たちが
学校に言った場合、
学校が金曜日1日で
卒業式の
準備をしなければいけないということで、これから
休みに入る
子供たちの
指導だけでも混乱しているのに、
卒業式まで今日するというような
連絡をするのは難しいかと思いました。そうしたときに、
臨時休業後の時間を
確保しながら、その
準備をして、最も
学校に混乱がなく
卒業式ができるのが、3月9日の入試前日の
指導日が最も望ましいと考えまして、その日の
連絡をしたところであります。
ところが、
学校からは、
準備は間に合うこと、3月9日の県立
高校入試の前日
指導は、県立
高校を受験する
生徒のみが
出席するように
予定していて、これまでに私立
学校の合格が決まっている
子供たちや県立
高校の推薦の
子供たちをわざわざ登校させるようなことになるので、本日してはいけないだろうかという強い要望が数校からございました。それで協議をいたしまして、本日も選択肢として可能ということにしております。なので、
中学校の
卒業式は、原則3月9日の入試前日
指導の日としておりますけれども、本日も可能ということにして、
連絡をしたところです。
○
安東委員長
教育委員会も急なことで、ばたばたしたところがあったと思います。大変な中で
対応していただいて、非常に私どもも恐縮しておりますが、現場では、非常に情報が錯綜し、若干の混乱もあったような感じがしています。これからどういうことが起こるかわかりませんけれど、現場を
考えながらやっているのが、かえってあだになっていたという
部分もあるのではないかと思うので、非常に私も難しいなと思いますが、今後とも現場が混乱しない方向で慎重な
対応をよろしくお願いしたいと思います。
○
松本副
委員長
本日
卒業式を
実施した
中学校は何校あるんでしょうか。
○
野田学校教育課長
昨日、夕方5時の時点では、6校と確認をしております。そして、
状況を聞くとさまざまな形がありまして、いわゆる
卒業式をしたというのは、
証書を
授与したということを考えているんですけれども、例えば先週28日金曜日に
中学校3年生の
保護者会を
予定していて、そこでお別れの場をとって、
証書は今日渡すとか、さまざまな形があるようなので、客観的にここで今何校という御
説明が難しいところでございます。
○
安東委員長
私が現場に問い合わせたら、今日大体どこも終わったような感じはします。正確にはつかんでいないのですが、一応、聞いたところでは大体終わったということでした。
ただ、今度は
小学校について、今後の
状況を見極めないといけないので、かなり
判断が厳しいと思いますが、そういったところを、現場が混乱しないようによろしくお願いしたいと思います。
今回の
中学校の
卒業式においても、地域においてはいろいろな声もありますので、そこを受けとめながら、今は
児童生徒の安全が第一ということで
教育委員会も動いているみたいなので、その原則を崩さないようにしながら、よろしく
対応していただきたいと思っております。
そのほかありませんか。
○永松
委員
今回の件は、本当に唐突なことだろうと思います。市民から見れば、それぞれの見方、考え方もあると思いますけれども、今回私は
教育委員会もきちんとやっていると思います。こういう
状況だと現場も少しは混乱がありますよ。むしろこういうときだからこそ、議会が冷静沈着に見て、きちっとフォローしてあげるのが私たちの仕事と思います。
いろいろな
質問は3月から6月まで一段落ついた時点で、反省すべきものはこういうところを反省すべきではないかとか言うべきであって、今日ここでああだこうだと言ったら、かえって混乱を導き出すようなものだと私は思います。私は逆にしっかりやってくれっていう言葉だけで終わらすべきで、あなたが現場がああだこうだとか言うのは、今日ここで言うべきことではないと私は思う。
皆さんはどう思いますか。
○今山
委員
関連して、私も今回の
教育委員会の
対応は、時間がなかった中でここまで組み上げていただいたということで、すばらしい
対応だったと感じています。安倍総理が休校にすると言ったときに、
課長からそういう
発表がありましたということで電話をいただきましたけど、ニュースの中で分かることですから、私はもう後回しで、
委員にそんなに気を遣うことなく、
子供たちのため、それから体制づくりのためにしっかりやっていただけたらなというふうに思いました。
○永松
委員
私も同感です。
○
安東委員長
ほかにいいですか。
〔「なし」の声〕
○
安東委員長
以上で本
委員会を終わります。
午後1時41分散会...