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令和 2年総務常任委員会( 1月 8日)
令和 2年総務常任委員会( 1月 8日)

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  1. 大分市議会 2020-01-08
    令和 2年総務常任委員会( 1月 8日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 2年総務常任委員会( 1月 8日)                 総務常任委員会記録 1.開催日時   令和2年1月8日(水)午前9時59分開議~午前11時1分散会 2.場所    第1委員会室 3.出席委員    委員長 倉掛 賢裕         副委員長 髙野 博幸    委 員 二宮  博         委 員  板倉 永紀    委 員 高松 大樹         委 員  井手口 良一    委 員 甲斐 高之         委 員  衛藤 延洋    委 員 橋本 敬広 欠席委員  な し 4.説明員
      (総務部)    佐藤総務部長糸長総務部次長山本契約管理課長   (企画部)    江藤企画部長伊藤企画部審議監広瀬企画部審議監、    佐藤企画部審議監兼ラグビーワールドカップ東京オリンピックパラリンピック推進局長、    三好企画部次長スポーツ振興課長小野企画課長   (財務部)    縄田財務部長波津久財務部次長吉良財政課長 5.事務局出席者    書記 加藤 周一 6.審査案件等    ①駄原総合運動公園トレーニング施設整備事業について    ②大分大洲総合体育館のネーミングライツ・パートナーについて    ③その他                 会議の概要                              令和2年1月8日                              午前9時59分開議 ○倉掛委員長   おはようございます。ただいまより総務常任委員会を開会いたします。  本日は傍聴者の方がおられるようですが、遵守事項に従って、静粛に傍聴いただきますようお願いいたします。  本日は、お手元に配付しております協議事項のとおり、執行部の報告を受けたいと思います。  なお、本日は関係する職員のみ出席を求めておりますので、御了承ください。  それでは、ここで江藤企画部長より発言の申し出がありましたので、これを許可します。 ○江藤企画部長   本日は2点報告させていただきます。1点目の駄原総合運動公園トレーニング施設整備事業についてでございますけれども、昨年12月の本委員会債務負担行為を御承認いただき、その際、設置場所につきまして、委員の皆様から貴重な御意見をたくさんいただいたところでございます。  執行部といたしましても、県、国といろんな協議を行ってきたところでございます。そして、きょうはその協議を含めまして、皆様に再度、その設置場所について御説明していきたいと思っていますので、忌憚のない御意見をいただき、最終的には御理解をいただければと思っています。どうかよろしくお願いいたします。 ○倉掛委員長   それでは、初めに、企画部スポーツ振興課から、駄原総合運動公園トレーニング施設整備事業についてお願いします。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   駄原総合運動公園トレーニング施設整備につきまして御説明させていただきます。  先ほど部長から話がありましたが、12月の本委員会債務負担行為を御承認いただきましたが、その際に、設置場所について委員の皆様から御意見をいただきましたことから、再度、御報告をさせていただきたいと考えております。  それでは、お手元資料スポーツ振興課1-1の駄原総合運動公園トレーニング施設整備に係る経緯をごらんください。  平成28年10月には、ラグビーワールドカップ2019の公認チームキャンプ誘致に当たり、組織委員会の基準に則して、トレーニング施設南大分体育館を活用することとし、組織委員会に正式に申請を行いました。  本市でキャンプ検討する複数のチーム関係者が、平成29年11月から順次、本市を訪れ、視察を行った結果、南大分体育館トレーニングジムの天井の高さが問題となり、平成30年5月には、組織委員会から、南大分体育館は活用できないとの意向が示されました。  平成30年6月には、この組織委員会の指摘を受け、駄原総合運動公園内の第1駐車場部分に仮設のトレーニングジム設置することとしました。  令和元年9月から10月にかけて、フィジー共和国、ウルグアイ、フランスの3カ国が公認チームキャンプを行い、施設環境に対して高い評価をいただきました。  このような中、10月8日には、翌年令和2年の東京オリンピックの際の事前キャンプ地として、フィジー共和国が駄原総合運動公園を活用することが決定しました。  10月中旬から下旬にかけて、トレーニング施設のあり方の検討を開始しました。この結果、①ラグビーワールドカップ開催期間中のように、レンタルの仮設とすることは、今後、その都度、設置と撤去を繰り返すことになり、経済性の観点から問題がある、②ラグビーワールドカップ2019のレガシーを生かしてキャンプ誘致を目指していく、③広く市民が利用できる施設として整備することで、駄原総合運動公園の機能が充実する、④市民レガシーを身近に感じることができる施設として、ラグビーワールドカップ2019の際のキャンプチームのサイン入りジャージ関連記念品などの展示をする機能を兼ね備える必要がある、などを考慮し、常設のトレーニング施設フィジー共和国事前キャンプに間に合うように公園内に設置する方針を決定しました。  その後、11月から12月にかけて、具体的な設置場所検討を行いましたが、フィジー共和国キャンプに間に合うように、完成を6月中旬とすることを前提に、建築確認申請入札等の手続、その後の設置工事で半年程度の期間が必要になることが判明したことから、令和元年12月議会債務負担行為予算案を計上することとなりました。  この駄原総合運動公園は、平成28年度から平成31年度にかけて大規模改修を行いましたが、国庫補助金を活用して整備している場所とそうでない場所があり、設置場所検討を行う際に、国庫補助金を活用して整備した場所を用途廃止し、補助金の返還を行おうとする場合についての日程的な検討を行いました。  具体的には、大分市の実例を確認するとともに、県に問い合わせたところ、一般的には、国と県との協議に二、三カ月の期間を要することとなり、6月中旬の完成に間に合わせることが不可能になると判断し、候補地国庫補助金を活用していない場所に絞り込みました。  ここで、スポーツ振興課1-2の資料をごらんください。  トレーニングジム配置検討場所を示しておりますが、②③④は国庫補助金を活用して整備した場所で、①と⑤の部分がそうでない場所であり、この段階で、候補地を①と⑤の部分に絞り込んだところでございます。  資料1-1にお戻りください。  右側のページですが、12月5日は、日本ラグビーフットボール協会が、令和2年7月4日に昭和電工ドーム大分で開催されるラグビー親善試合、日本対イングランドのキャンプ候補地の視察のために球技場を訪れ、球技場に隣接する場所トレーニング施設があることがすばらしいという評価を受けたことを踏まえて、①の第4駐車場部分を最有力の候補地として定めたところでございます。  12月10日の総務常任委員会では、この案をもって説明させていただき、トレーニング施設整備に係る補正予算案について御審議いただきました。  委員会では、補正予算案については御承認いただいたものの、設置場所について、賛成の御意見とともに、②の第1駐車場部分が適当ではないかという御意見や、専門家施設利用者地域住民へのヒアリングを行っていないなどの点について御指摘をいただいたところであります。  こうした御意見を受け、12月10日から11日に、6月中旬の完成期限を厳守する中で、設置場所の再検討が可能かどうかを確認するため、県及び国土交通省に対して、本市の考え方や候補地に係る詳細の資料を送付し、問い合わせたところ、検討の余地があるとされ、12月19日に具体的な協議を行うこととなりました。これを受け、12月11日には、トレーニング施設設置場所について、本市としてゼロベースから再検討を行うこととしたところでございます。  12月19日の国土交通省との協議では、本市は、6月中旬の完成に間に合わせる必要があることから、トレーニング施設設置に向け特段の配慮をお願いしたいと強く要請したところ、ラグビーワールドカップレガシーを生かし、キャンプ誘致に大いに効果があることなどに御理解をいただき、本来は二、三カ月かかる補助金取り扱いに関する協議が整った後に着手すべき諸手続について、特例として並行して行っても問題ないとの回答をいただきました。このことから、国庫補助金を活用して整備した場所設置する場合であっても、6月中旬の完成に影響が出ないこととなりました。  12月19日からは、この結果を受け、競技団体地域住民等へのヒアリングを行ってきたところでございます。  次に、スポーツ振興課1-2及び空撮の写真AからEをごらんください。  設置検討場所を地図に落としたものと、その周辺環境がわかる写真の資料となっております。  先ほど御説明いたしました、国庫補助金を活用して整備した場所が②③④、そうでない場所が①と⑤になっております。資料下段には、場所ごとメリットデメリットを整理したものを記載しています。  まず、①の公園北東側の第4駐車場部分についてでございます。  メリットとして、球技場に隣接しており一体利用が行いやすい、国庫補助金取り扱い協議をする必要がない、大会等が開催される際に開放し、通常時は開放していない駐車場であることから、通常利用利便性が低下しない、デメリットとして、管理棟から離れているため安全管理が行き届きにくい、周囲に民家やマンションがあり、人が集まることによる苦情等が発生する可能性があることなどが挙げられます。  また、駐車場の増減については、一般駐車場が20台分減少することとなります。  次に、②の公園西側中央部に位置する第1駐車場部分についてですが、メリットとして、球技場に隣接しており一体利用が行いやすい、管理棟に隣接しているので、利用者安心・安全が確保できる、公園中心部に位置し、公園利用者が立ち寄りやすく利用しやすい、これは後ほど御説明しますが、地域住民競技団体からこの場所への設置が望ましいとの声が最も多く上がっている、ラグビーワールドカップ開催時に仮設のジムを設置した場所と同じであることなどが挙げられます。  一方、デメリットとして、国庫補助金取り扱い協議をする必要がある、身障者用駐車場を5台分移設しなければならない、公園主要駐車場部分に位置しているため、代替駐車場を確保する必要があることなどが挙げられます。  駐車場の減少は、一般駐車場が23台となります。これは、身障者用駐車場5台分の移設先となる一般駐車場8台分の減少を含んだ台数で、移設先の位置は、図面大型駐車場の上部にある一般駐車場部分を考えております。  同様に、③④の公園東側の第2駐車場部分、⑤の公園南東側の多目的広場部分についても、それぞれメリットデメリット駐車場の増減について記載しております。  駐車場につきましては、⑤は現状が駐車場でないことから影響はありませんが、①②③④いずれも一般駐車場が減少することになります。  通常駐車場利用状況施設管理人に確認したところ、大会イベントではない通常利用では、現在の駐車場が不足した実績はないとのことでしたが、減少する分の代替駐車場といたしましては、通常利用で、普通車がとめられることのない第1駐車場大型バス駐車場を分割して普通車をとめる場所として活用するなど、工夫しながら対応していくことができるものと考えております。  また、駐車場の不足が予測される大規模な大会イベント時には、あらかじめ主催者に対し、公園外駐車場を確保するよう指導、助言を行ってまいりたいと考えております。  以上が、各設置場所におけるメリットデメリットでございます。  次に、資料スポーツ振興課1-3をごらんください。  これは、競技団体及び地元住民意見を聴取してまとめたものであります。こちらには、駄原総合運動公園内施設利用する競技団体及びパワー系競技団体地元自治会長さんの御意見を伺ったものです。  集約結果につきましては、資料右下に記載しており、②の第1駐車場部分が望ましいという意見が全体の半数を占めています。  その主な理由といたしましては、代替駐車場が確保できれば、管理棟付近安心・安全の観点から理想的である、ラグビーワールドカップの際に設置された実績がある、アスリートの視点から管理棟に近い場所が最も適している、管理棟に隣接することで、防災の観点から臨時的な避難所や炊き出しの拠点としての活用が期待できるなどが挙げられています。  12月議会総務常任委員会の後、東京オリンピック時のフィジー共和国事前キャンプに間に合わせることを大前提に、国庫補助金取り扱い協議を行い、国土交通省から格別の御配慮、御理解をいただいたことにより、設置可能場所検討の範囲が広がりました。  これを受け、本市として改めて配置場所ごとメリットデメリットの検証を行うとともに、競技団体及び地元住民の御意見を伺った結果、本市といたしましては、キャンプ誘致の推進、ラグビーワールドカップレガシーの発信、市民利用の拡大のため、公園中心部に位置し、管理棟球技場に隣接する②の第1駐車場部分トレーニングジム設置いたしたいと考えているところでございます。  次に、スポーツ振興課1-4の資料をごらんください。  今後のスケジュールを記載しておりますが、6月中旬の完成に向け、手続等の予定をまとめております。 ○倉掛委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。 ○二宮委員   今の説明の中で、アスリートの視点から管理棟に近い場所が最も適しているとか、そういう意見はいろいろ出ていますけど、このトレーニング施設整備の審議にあたって、テニスコートの10面、それとサッカーラグビーグラウンドを1回見てきました。選手、関係者、そして観戦者大会に来ると、①、②の出入口をこれ以上狭くしたら大変なことになると思います。サッカーラグビーがあって、テニス大会がもし重なったら大ごとになりますよ。  そして、②のところに停留所があります。ここの前の道路は片側1車線で、見ていて交通量は物すごく多い。そして、バスが停留所にとまったときには、後続車が行かれず、渋滞するのです。そうしたときに、大会があるときとか、ここを渋滞させない、また危険にならないように、交通事故が起こらないようにするために、入り口はある程度の広さを、余裕を持っておかないと、大変なことになると思います。  1月6日も行きましたが、冬休みなので、テニスの10面は全て使っていました。そういう点を見たときに、最初に出した①のところがいいか悪いかわからないけど、駄原総合運動公園には相撲場がありますが、相撲場では大会を年間に何回もするのですか。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   相撲場通常大分県民体育大会の前の2カ月ぐらい、大分相撲連盟大分県民体育大会に向けた練習場として使うのが一つと、大分中学校総合体育大会の相撲の大会がここで行われております。 ○二宮委員   この図面から見て、サッカーラグビーのフィールドとテニスコートと地元の人たちがゲートボールするグラウンド相撲場を比較して、こんなに相撲場がこの場所を占めていますか。余り占めてないと思う。  私は、相撲場を移動させたらどうかと思う。このゲートボールのグラウンド、あれだけ大きいグラウンドテニスコートの横にあります。ここに相撲場を移して、トレーニング施設をつくったらいいのではないですか。テニスコートに沿って駐車場がありますが、余裕があるということはないです。6日に見に来て、テニスの練習に来ている人や、民間の人が昼休みに昼飯を食べに来ている。  とにかく管理棟のところに、100坪ぐらいのトレーニング施設、その周りを含めると恐らく150坪ぐらい潰れると思う。ここをそんなに狭くしたら大ごとになります。そういうことを考えていますか。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   ②のところにつくった場合に、23台の駐車場が減少します。その分を、ここの大型駐車場のところは、通常皆さんとめませんので、大会等がある場合は大型車が入りますけれども、そうでないときには、ここの大型駐車場の例えばラインの色を変えて、普通車もとめられるようにするとか、そういう工夫で、23台分の代替駐車場になるべき場所をしっかり確保していきたいと思っております。  大型バスの進入に関しましては、12メートルの大型バスがこの位置に入るときに、ここに建物ができたとしても支障がないというところの計算はしております。 ○二宮委員   私が言っているのは、23台分が減少するという意味ではなくて、大会があるときとか、あれだけの交通量があるときに、出入口で渋滞しないように広々としておかないといけないと思う。物すごく狭いですよ。  そこにトレーニング施設をつくると思って、実際見に行ったらわかると思う。もし大会が2つ重なったりしたら大ごとになります。交通事故も起きます。中に入っては動きがとれないとか、道路は交通量が多いけど、入れたらゆとりがないと。駐車場観戦者なんか余り詳しくない人も入ってくるので、不便にならないようにちゃんとしておかないと。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   実際のラグビーワールドカップのときに、一般には開放していませんでしたが、同じ位置にトレーニングジム施設をつくって運営しました。車の出入りは当然その時点であった中で、車1台がとまると後ろに並ぶという実態は、当然あると思いますが、そういう実績のある場所であるということが1つと、これまでで一番ここの駐車場が混雑したのは、昨年の11月にありました大分舞鶴高校大分東明高校全国高校ラグビー大分予選大会決勝戦であります。このときには、先ほど御説明の中でも申し上げましたが、主催者に対して、駐車場がパンクするので、別の場所をしっかり確保するようにと、それが使用の条件ですということを事前に指導、助言させていただきました。実際は大分高等学校体育連盟のほうで、大分西高校グラウンドを借りて、そこに車を呼び込んだというような実績もあります。  ですから、施設管理人に確認したところ、駐車場がどこがあいているかわからないので、ちょっとうろうろするという状況はあるとは思いますが、通常利用の中で駐車場がパンクしたという実績はないと。大規模大会のときには、主催者に対して、事前にそういう話を、助言、指導をしっかりしていくということで対応していきたいと思っております。 ○板倉委員   12月のときは、我々は全体的に見て、①の駐車場がいいのではないかということで判断したのですが、このアンケートをとってみると、代替駐車場が確保できれば、管理棟付近安心・安全と。管理棟の近くがいいというような、安心・安全ということが出ているのですけれども、トレーニングジムにはインストラクターか誰か必ずいるのでしょう。そこら辺はどうなっていますか。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長 
     キャンプのときはまだ置きませんが、一般利用する場合、指導ができるインストラクターを配置していく予定です。 ○板倉委員   そういった意味では、管理棟付近でなければいけないということは通らない。  それから、アスリートの視点からとかいうことですが、キャンプとかアスリートが使うのと一般の人が利用する割合はどう考えていますか。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   キャンプ誘致に関しましては、今の時点で決まっているのはフィジー共和国キャンプだけであります。  この施設がこの場所にあることによって、これは大分西高校の先生からお話があったのですが、ヨーロッパ等では、管理棟のすぐそばにトレーニングジムがあるのが普通であって、キャンプ誘致をするときなどにも非常に有利に働くのではなかろうかという助言をいただいております。  今後、ここにトレーニングジムがあるということを売りとして、キャンプ誘致などをしっかり行っていきたいと考えております。 ○板倉委員   キャンプとかアスリートというのは数が少ないわけですから、やっぱり常日ごろ一番使いやすいような駐車場とか、管理棟の近くといっても、ちゃんとインストラクターがつけば、そこら辺は関係ないのですから、総合的にと言ったように、全体的に見ていかないと、キャンプ誘致のためだけというのはやっぱり語弊があるのではないかと。そこら辺がちょっと弱いような気がするのですけれども、そこら辺を含めて、皆さん方意見を聞き、私も総合的に考えたいと思っております。私としては、前回決めた①のところで、同じ球技場内だからいいのではないかという気がします。あえて玄関口を潰す必要はないのではないかという気がいたします。 ○二宮委員   大分西高校のほうの信号のあるところに駐車場があります。信号があって入りにくいですが、ここにトレーニングジムがあってもいいのではないかと思ったのですが、交通量が物すごいから、ここに建物ができたら、今度は左折するとき視界が悪くなって、事故が起こる可能性があるので、ここは悪いと思いました。建物ができると、信号が見えないから悪いと思って、やっぱり①かなと思います。  それか、相撲場をちょっと移設させてもいいのではないかと思ったのですが、ある人は、相撲場だったら、また管理棟からちょっと遠いという人もいて、それなら最初の①はまだ遠いではないかと思って。だけど、敷地内で、管理棟から③の相撲場までほんの少しです。壁もない施設で一番移しやすいので、ゲートボールするグラウンドは物すごく広いから、ここに移動して。  私は②は絶対よくないと。管理棟に近いのはいいけど、広々した土地があり、余裕があればいいけれども、狭いのに、なおさらさらに狭くするというのはよくないと思います。あそこは、中に入るときも相当危ないです。私もあそこの中に最初に入るとき、交通量も多くて大変でした。余裕を持ったスペースにしておかないと悪いと思う。これで大体300平方メートルで100坪ですけど、実際ここに建てたら、150坪は潰れるでしょう。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   約400平方メートルです。 ○二宮委員   今でも狭いと感じるところに、また400平方メートルを潰すということは、観戦する人たちからすると、大変にブーイングが出ると思う。 ○倉掛委員長   ほかに質問はありませんか。 ○衛藤委員   当初、昨年の12月10日の委員会の中で出された内容について、私はさほど遠いとは思っていません。ほかの大きな、例えば昭和電工ドーム大分から控室に帰るとかいうような距離に比べたときに、そんなに離れているとは思わないし、ましてや皆さんのお宅の玄関の前に構造物をつくりますか。管理棟が玄関であるとするならば、その前にそれを覆うような形で私はつくらないと思います。  それから、障害者駐車スペース、それからスロープで上がっていくところの動線について、私が聞き逃したのなら悪いのですけど、その説明はありましたか。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   図面で②の赤枠をしているところに障害者用駐車場が5台分あります。これを移設する必要がありますので、②の第1駐車場大型駐車場の細長い枠が4つありますが、この図面でいいますと上の部分一般駐車場が8台とめるようになっておりますが、こちらの場所に5台分の身障者用駐車場を移設します。  動線としては、10メートルちょっとの距離です。 ○倉掛委員長   Cの写真でいうところの樹木の部分ですね。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   そうです。左下の樹木の陰になっている駐車場です。 ○衛藤委員   今の説明を私が聞き漏れたということですか。最初ありましたか。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   このCの写真を見て説明はしておりませんが、口頭で、資料の1-2の図面大型駐車場の上の部分に移設するように考えているという御説明をさせていただきました。 ○衛藤委員   前回のときも指摘をさせていただいたけど、身障者の方にとってどういう形がいいのかというのは、そこに重きを置いているかどうかということだと思います。説明が中途半端だったと思います。説明が大ざっぱ過ぎます。きちんと考えてやっていただきたいと思います。  それで、②のところにある場所というのは、前回はもうちょっと下側に、ほぼ正方形の状態で設置をされていたと私は記憶しています。この左のところが台形のような状態になっているから、有効利用がされてなかったです。何であの場所にあったのかと思いましたけど、鳥瞰図で見ると長方形のような形になるということであれば、いわゆる失うスペースといいますか、そういうものは少し緩和されるという状態なのですか。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   Cの写真がわかりやすいかと思いますので、これで説明させていただきます。  この第1駐車場の右側のとんがった部分が自転車とバイク置き場になります。この自転車とバイク置き場の左端から11メートルの幅が出まして、身障者用駐車場のところまで長く置くような形になるのではないかと考えております。その結果、自転車置き場の左側の駐車場部分とバイク置き場の左側の駐車場部分が潰れてしまうという形になります。 ○倉掛委員長   ほかに質問はありませんか。 ○甲斐委員   今の説明でいくと、バイクの駐車場が残るということですけど、建屋を右側にずっと詰めることはできないのですか。そのほうがデッドゾーンが減るような気はするのですが。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   自転車駐車場のほうに、できるだけ右に詰めるということは物理的には可能だと思います。ただ、この自転車駐車場は高校生とかが使ったりする部分で、かなり使用頻度もありますので、今の考えている案では、自転車駐車場の左側から、青くWelcometoOitaCityと書いた入り口のところの身障者用駐車場のところまでの幅におさめたらどうかと考えております。 ○甲斐委員   であれば、先ほど身障者用駐車場を移設して確保するということでしたから、逆に身障者用駐車場を残して、バイクとか自転車の駐車場を逆のところに移設するなりして、この三角形の駐車場に寄せることは設計上は可能ということですね。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   短いほうの辺が11メートルありますので、それをどれだけ右側に詰められるかというのは、実際に線を引いてみないとわかりません。駐輪場の左側から始めたときに、上側のバイク置き場の横の駐車場にも建物がかかってくるという状況がありますので、右に寄せたとして数メートルというところになるのではないかと思います。 ○倉掛委員長   ほかに質問はありませんか。 ○井手口委員   甲斐委員はちょっと勘違いしているところがあると思うので、説明してほしいのは、自転車で来る人たちは、歩行者用の通用門を使って入るのか、自動車用の通用門を使って入るのかによって、自転車の使用者の安全確保が全く変わります。それを確認してください。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   自転車は、三角の駐車場の左端のほう、そして真ん中にあいている入り口も通れますが、別に、横断歩道からも入ることができます。どちらからでも出入りできる状況であります。 ○倉掛委員長   ほかに質問はありませんか。 ○板倉委員   トレーニング施設は、長方形に長くなりますが、機能的に問題はないのですか。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   長方形に広くなったとしても、機能としては問題ありません。トレーニングジムスペース、シャワースペース、更衣室スぺース、そういうものが確保できる形であります。 ○倉掛委員長   ほかに質問はありませんか。 ○二宮委員   Eの写真で、テニスコートの観戦するところとグラウンドを仕切っているところの横につくってもいいのではないかと思う。  細長いのであれば、テニスコートグラウンドの間でいいのではないですか。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   テニスコートの左側は運動場という名称になっておりますが、この部分につきましては、地元の高齢者の方を中心にグラウンドゴルフとかゲートボールでかなり頻繁に使われております。その関係がありまして、ここを狭めるということは、現状、結構な頻度で利用されている方がいますので。 ○二宮委員   ここも使うのですか。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   使っています。何人か集まって、端から端まで使うような形で、グラウンドゴルフやゲートボールをやられております。 ○倉掛委員長   ほかに質問はありませんか。 ○板倉委員   もし②にした場合に、①の駐車場はどういう利用の仕方をするのですか。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   ①の駐車場は従来どおり、通常は開放しない駐車場で、管理人が朝から夜まで常駐しておりますので、駐車場があふれたような状況のときには、①の駐車場とその下側になります駐車場の2カ所について、状況に応じて管理人が鍵をあけて、とめられるようにするという運用になります。これは今までどおりと変わりません。 ○板倉委員   そこら辺も含めて、一回一回そうしないで、オープンにしたらどうかと思うのですが、それは何でできないのですか。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   ①の場所には、目の前にマンションがあります。マンションの方がとは申し上げませんが、この公園利用する方ではない方がとめることが十分想定されます。前回の大分舞鶴高校大分東明高校の試合のときも、ここを開放したのですけれども、試合が終わって施錠しようとしても、関係ない車がずっと残っていて施錠できなかったという状況もありますので、第1駐車場、第2駐車場がいっぱいのときにここをあけるということを考えております。 ○板倉委員   わかりました。 ○倉掛委員長   ほかにありませんか。 ○衛藤委員   御意見を聞いてこられた中で、大事なこととして、私は前回、障害者のスロープのことも申し上げたが、ここを利用する人たちに対するヒアリングは行っていないわけですね。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   競技団体と地元自治委員さんに御意見をいただきました。 ○衛藤委員   だから、地元の自治委員さんとかありますけど、私が言ったことに答えてないので、きちんと答えてください。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   利用者としては、テニスサッカーの協会、ラグビーの協会で入っていると考えておりますが、通常立ち寄る方について、こういう組織に属していない方についてのヒアリングは行っておりません。 ○衛藤委員   私はきのうもけさもここを通りました。きのうも夜、照明がついていて、サッカーの練習をしている方々がいらっしゃいました。走っている人もよく見ます。以前も指摘しましたけど、外を走っている人たちにとっては、照明が暗いのではないかと非常に危惧しています。  それから、そういう利用する方々、一般的に例えばランナーであるとか障害者、とりわけ車椅子を利用する観客の人たちとかに意見を聞いてないというのは、私は不十分だと思います。十分にやったとは思えません。何事も大ざっぱですよ。 ○二宮委員   1-3の図面に、今度建てる場所が赤で入っている。出入口がこんなに狭いと見てわかりませんか。
     我々がグラウンドのほうと言ったら、周辺の住民の人たちがかなり頻繁に使っているからと、そういう説明でするのと、今後、観戦者とか利用する客が来るときに不便をずっとかけていくのと、どっちを優先するのかということが欠けているのではないですか。  それと、こういう事態になった一番の原因は、思いつきで計画して、12月議会に出した。後で国との協議が早くできると。調査不足ですよ。だから、こういうことが起きて、実際こんなに狭いところに急いで建てようとする。今後これがいいかよく考えてもらいたい。  あそこに一日中いたら、私が言っていることがわかると思う。相当狭いですよ。前の道路が広くて、4車線で、出るときに前が混まないようならいいですよ。道路に出るときは、物すごく交通量が多いところで、中に入るときも狭い。想像しただけで、そういう気になりませんか。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   県に一般論として確認したときに、3カ月かかるというところで、もうほかの場所を考えられないという判断をしてしまったことにつきましては、おわびを申し上げます。申しわけありませんでした。  駐車場の入り口に関しましては、ここの建物ができるところの入り口もありますし、テニスコート側にも入り口があります。どちらからでも入れるようになっております。第2駐車場と第1駐車場の行き来は当然できますので、第1駐車場の方は、今よりは入りにくくなるということは考えられますが、こちらの右側のほうから来る利用者に関しましては、その手前からの入り口がありますので、その辺、十分注意を促しながらやっていきたいと思っております。 ○二宮委員   注意を促すのだったら、候補の①のところ、マンションの人たちが車を置かないように立て看板を置いたりして促せばいい。こういうことは総合的に考えないと。 ○倉掛委員長   ほかにありませんか。 ○板倉委員   衛藤委員が言ったたように、身障者用駐車場の位置は身障者に聞いて、場所をもうちょっと考慮して、今はそれで間に合うのでしょう。検討する必要があるのではないですか。 ○倉掛委員長   ほかに質問はありませんか。 ○衛藤委員   少し厳しいことを言わせていただきたいと思います。ここで、これでわかりましたということでは、同じことをまた繰り返していくと思いますので、これ以上大きな問題が出てこないために。  医療の現場では、こういうのはヒヤリハットというのです。ここからだんだん波及して、大きな問題を必ず引き起こしていくということになるのです。私も行政出身者ですから、余り厳しいことを言うつもりはありませんでしたけど、約半年間のずさんなスポーツ振興課の対応について、厳しく指摘をしておきたいと思います。  昨年の決算審査特別委員会にかかわる事務事業評価の中で、あまたの指摘をされています。それはスポーツ・オブ・ハートです。当初発覚した補助金の問題、それから相手方のずさんな処理の問題が出てきました。  それから、12月17日に監査委員から、指定管理者にかかわる、まさにスポーツ振興課にかかわることについて、あまたの指摘がされています。本来なら、指定管理者に是正を求めることとかいうことが大多数です。ところが、この中にはまさに所管課に対する事項として、多数の項目が指摘されています。  あえて申し上げます。利用料金等に関する事務が適正でないもの、自主事業に関する事務が適正でないもの、使用許可に関する事務が適正でないもの、備品の管理が適正でないもの、経理に関する事務が適切でないもの、そして要望事項として、天井の陥落が3度も発生したにもかかわらず、将来を見据えた計画が整備をされていないと。これはするようにということで要望が出されています。  そして、今回のトレーニング施設場所をどこにするかということですけれども、きょう説明された説明員の方は、前回、いろんな複合的な課題を判断したときに、ここがベストだとおっしゃったのですよ。にもかかわらず、それを議会の総務常任委員会に報告をしていながら、一月もたたないうちに、まさに舌の根も乾かないうちに、今度はこちらにします。そんなことが通用しますか。最初からそうやってきちんと調べて提案するべきだったのではないですか。それは悪いけど、所管課のレクチャー不足だし、こんな幾つもの問題を抱えていたら、必ず大きな問題になるのです。  組織は、リーダーの力量以上にはならないという言葉があります。御存じのように、野村克也氏が言っている言葉ですけど。監督がしっかりしていなかったらどうもならないし、ましてや選手のほうが監督より能力があるかもしれないけど、監督が潰しているかもしれませんよ。  何でこんなことばかりがスポーツ振興課で発生するのですか。これが災害時の福祉の現場だったり、救急の現場なら、大きな事故が起きていますよ。医療の現場だったら、毎月ヒヤリハットの会議をして、それが必ず患者さんの死亡に行き着くのです。それをきちんと精査して、どうするべきかということをやっています。スポーツ振興課でこの間どういうことをやりましたか。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   まず、3点御指摘があったと思います。スポーツ・オブ・ハートに関しましては、9月の決算審査特別委員会後にしっかり調査をさせていただきました。  そして、監査に関しましては、その監査の指摘を受けた中で、今は改善をして、しっかりやっております。  今回のトレーニング施設設置につきましては、12月前半までの間に、手続の関係で時間が足りないと判断をしたところが、もうちょっと詰めてやればよかったと、大いに反省しております。  今いただいたそれぞれの点につきまして、反省すべき点は多々あると、身をもって感じております。今後こういうことがないように、しっかり仕事をさせていただきたいと思っております。 ○衛藤委員   スポーツ・オブ・ハートのことがあって以降、テレビ局、それから新聞社、フリーランスの記者、そのほかの人たちが情報公開を求めて、その後、担当課に取材をしています。その取材で答弁されたことについて、私のところに何名かの方から取材がありました。どういう取材であったかは別として、そのときの担当課の答弁が、果たして反省されているのかどうなのか、そこについていかがなものかというような御意見もいただきました。そのやりとりの中のことは相手とのことですけど、そういう発言が取材の中であったということは、今後、議題ではないですけど、委員会で質問として出るかもしれない。取材に対して、そのようなことに十分慎重に答弁していただきたいと思います。  どのような形をやっておられるのかは別として、もう少し、怠惰ではなくて、きちんと課題に向き合っていっていただきたいということを、あえて行政の先輩として苦言を呈しておきたいと思います。非常にこういうことをお伝えしなければいけないことは残念ですけれども、多分伝えなければわからないと思いますので、あえて申し上げておきます。 ○倉掛委員長   ほかに質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   それでは、次に、同じく企画部スポーツ振興課から、大分大洲総合体育館のネーミングライツ・パートナーについてお願します。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   大分大洲総合体育館のネーミングライツ・パートナーについて御報告させていただきます。  右肩にスポーツ振興課2と記載しております資料をごらんください。  本市のスポーツ施設のネーミングライツにつきましては、平成30年11月1日、駄原総合運動公園内の球技場テニスコート相撲場への導入を皮切りに、効果的なタイミングに合わせ計画的に進めているところであります。大洲総合体育館は、その第2弾となるものであります。  まず1、経過についてでございますが、大洲総合運動公園内にあります大分県立総合体育館は、令和2年4月1日に県から市へ移管され、大分市総合体育館となります。本市といたしましては、これを機に、この体育館にネーミングライツを導入することとし、そのパートナーを市報やホームページ等で募集を行いました。  2、現在の状況であります。募集期間に大分市内の1社から応募があり、1月22日に選定等委員会を開催し、優先交渉権者を決定してまいることとしております。  3、スケジュールでございますが、優先交渉権者が決定した後は、協議・調整を行い、2月上旬に契約締結の上、パートナーを決定し、その後、表示看板などの準備を進め、4月1日から開始することとしています。  4、契約期間についてでございますが、令和2年4月1日から令和5年3月31日の3年間としております。これは、大分大洲総合体育館の4月からの指定管理期間に合わせたものでございます。  5、最低制限金額は、1年間200万円、3年間で600万円としております。  ネーミングライツ・パートナーが決定いたしましたら、改めて御報告させていただきたいと考えております。 ○倉掛委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   以上で、報告事項は終了いたしました。  執行部からその他として何かありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○倉掛委員長   委員皆さんからその他として何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   以上で、総務常任委員会を散会いたします。  次回は1月31日の午後1時から、市民意見交換会で出された意見等についての協議を行うため委員会を開催いたしますので、委員皆さんは御出席いただきますようお願いいたします。  それでは、お疲れさまでした。                              午前11時1分散会...