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令和元年決算審査特別委員会( 9月25日 全体会)
令和元年決算審査特別委員会( 9月25日 全体会)

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  1. 大分市議会 2019-09-25
    令和元年決算審査特別委員会( 9月25日 全体会)


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    最終取得日: 2022-11-22
    令和元年決算審査特別委員会( 9月25日 全体会)                   決算審査特別委員会記録 1.開催日時    令和元年9月25日(水)午前10時2分開議~午前10時37分散会 2.場      全員協議会室 3.出席委員    委員長 板倉 永紀        副委員長 帆秋 誠悟    委 員 穴見 憲昭        委  員 小野 仁志     〃  松木 大輔         〃   倉掛 賢裕     〃  田島 寛信         〃   二宮  博     〃  藤田 敬治         〃   安部 剛祐     〃  永松 弘基         〃   足立 義弘     〃  仲道 俊寿         〃   長田 教雄     〃  秦野 恭義         〃   阿部剛四郎     〃  松本 充浩         〃   堀  嘉徳     〃  井手口良一         〃   福間 健治
        〃  岩崎 貴博         〃   斉藤由美子     〃  馬見塚 剛         〃   甲斐 高之     〃  松下 清高         〃   髙野 博幸     〃  安東 房吉         〃   日小田良二     〃  スカルリーパー・エイジ   〃   三浦 由紀     〃  高松 大樹         〃   衛藤 延洋     〃  大石 祥一         〃   仲家 孝治     〃  荻本 正直         〃   橋本 敬広     〃  川邉 浩子         〃   泥谷  郁     〃  佐藤 和彦         〃   今山 裕之   欠席委員    な し 4.説明員    なし 5.事務局出席者    吉野議事課長岡村議事課参事斉藤議事課政策調査室長、    河井議事課参事補議事担当班長    書記 椎原 進介 6.審査案件等    各分科会長報告質疑、討論、採決                会議の概要                             令和元年9月25日                             午前10時2分開議 ○板倉委員長   ただいまから決算審査特別委員会を開会します。  本日の案件は、お手元に配付の日程のとおりです。  初めに、本委員会に付託されました議第94号、平成30年度大分歳入歳出決算認定について、議第95号、平成30年度大分水道事業会計剰余金処分及び決算認定について、議第96号、平成30年度大分公共下水道事業会計資本剰余金処分及び決算認定について、各分科会長から審査経過等報告を求めます。  最初に、倉掛総務分科会長。 ○倉掛総務分科会長   おはようございます。総務分科会長報告を行います。  さきの決算審査特別委員会において、本分科会審査案件となりました項目につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、議第94号、平成30年度大分歳入歳出決算認定について、平成30年度大分一般会計歳入歳出決算のうち歳入についてであります。  審査いたしました結果、反対意見はありませんでした。  次に、歳出のうち第1款議会費、第2款総務費、第3款民生費のうち国保年金課関係、第4款衛生費うち葬斎場費上水道費、第8款土木費のうち市民協働推進課関係及び公共下水道事業会計繰出金、第9款河川課関係を除く消防費、第10款教育費のうち市民協働推進課、第12款公債費、第13款予備費についてであります。  このうち、第2款総務費につきましては、委員から、大分ダム水源地域整備事業基金を取り崩しているが、どのような事業に充てられたのか、庁内で行われているペーパーレス会議の実績を聞きたいなどの質疑が出されました。  審査いたしました結果、反対意見はありませんでした。  また、他の款につきましても審査いたしました結果、いずれも反対意見はありませんでした。  次に、平成30年度大分国民健康保険特別会計歳入歳出決算平成30年度大分市財産区特別会計歳入歳出決算平成30年度大分土地取得特別会計歳入歳出決算平成30年度大分後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の4特別会計決算についてであります。  審査いたしました結果、いずれも反対意見はありませんでした。  次に、執行部説明を求めました平成30年度重点事業成果についてであります。  本分科会は、犯罪被害者等支援事業など24事業成果について説明を受けました。  次に、事務事業評価についてであります。  本分科会は、高齢者運転免許自主返納促進事業武漢事務所業務委託事業スポーツ・オブ・ハート2018開催事業の3事務事業評価対象となりましたことから、執行部から説明を受ける中、事務事業評価を行いました。  事務事業評価結果につきましては、お手元に配付の分科会評価結果のとおりであります。  このうち、高齢者運転免許自主返納促進事業につきましては、委員から、運転免許返納者に対するインセンティブをタクシーチケットとした理由は何か、タクシーチケット交付方法を改善し、経費の削減を図るべきである、タクシーチケットに限定せず、選択制を導入するなど、運転免許返納者がふえるよう、効果的な事業にすべきであるなどの質疑意見があり、評価区分は継続との結論に達しました。  最後に、本分科会としては、次のとおり要望いたします。  市税の大幅な増収が見込めない一方で、少子高齢化の進行と人口減少社会の到来により、扶助費を初めとした社会保障関係費は年々増加し、経常収支比率も高水準で推移する中、老朽化が進む公共施設維持管理更新経費の増加などによる財政負担が懸念される。今後も、財政運営に当たっては、引き続き未収金徴集取り組み強化などにより、市税を初めとする自主財源安定確保を図り、市債残高にも十分留意し、基礎的財政収支の黒字を確保するとともに、財政構造弾力性の確保と健全性の堅持に努めること。  武漢市との都市間交流については、文化、芸術、スポーツ、教育、産業等幅広い分野において積極的な施策を展開することにより、継続的な交流の活発化を図ること。  補助金交付金等対象事業の決定並びに支出に関しては、内容を十分に精査し、適正な執行に努めること。  以上で総務分科会長報告を終わります。 ○板倉委員長   次に、田島厚生分科会長。 ○田島厚生分科会長   おはようございます。厚生分科会長報告を行います。  さきの決算審査特別委員会において、本分科会審査案件となりました項目につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、議第94号、平成30年度大分歳入歳出決算認定について、平成30年度大分一般会計歳入歳出決算歳出第3款国保年金課関係を除く民生費、第4款衛生費のうち保健衛生総務費子ども医療助成費保健所費、第10款教育費のうち子どもすこやか部関係についてであります。  第3款国保年金課関係を除く民生費につきましては、委員から、ケースワーカーが担当する生活保護世帯数が1人当たりの標準数である80世帯を超える100世帯以上となっているが、今後、改善する見込みはあるのかなどの質疑が出されました。  審査いたしました結果、一部反対意見がありました。  第4款衛生費のうち保健衛生総務費子ども医療助成費保健所費につきましては、委員から、がん検診等受診率はどうなっているのかなどの質疑が出されました。  審査いたしました結果、反対意見はありませんでした。  第10款教育費のうち子どもすこやか部関係につきましては、委員から、私立幼稚園等子育て支援保育利用者補助金を受けている方は、幼児教育保育無償化の対象となるのかなどの質疑が出されました。  審査いたしました結果、反対意見はありませんでした。  次に、平成30年度大分母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算につきましては、審査いたしました結果、反対意見はありませんでした。  平成30年度大分介護保険特別会計歳入歳出決算につきましては、審査いたしました結果、一部反対意見がありました。  次に、執行部説明を求めました平成30年度重点事業成果についてであります。  本分科会は、子ども生活実態調査事業など、16事業成果について説明を受けました。  次に、事務事業評価についてであります。  本分科会は、就労ピアサポートサロンおおいた事業地域多世代ふれあい交流事業子ども学習支援事業の3事務事業評価対象となりましたことから、執行部から説明を受ける中、事務事業評価を行いました。  事務事業評価結果につきましては、お手元に配付の分科会評価結果のとおりであります。  このうち、地域多世代ふれあい交流事業につきましては、委員から、今後は、本事業を実施する老人クラブ等が学生や地域住民等を含め幅広い活動に取り組めるように助言及び支援するとのことであるが、どのようなことを行っていくのか、地域に学校があるかどうかで取り組みに差が生じるのではないか、この事業は、子供の成長過程においても価値があり、地域コミュニティ活性化につながることから全市的に広げてほしいなどの質疑意見があり、評価区分は継続との結論に達しました。  最後に、本分科会としては、次のとおり要望いたします。  児童虐待防止対策及びDV対策にかかわる施策につきましては、今後さらに関係機関と協議・連携を進め、専門性を高めるとともに、全庁的な取り組みを行うことで、適切な対応に努めること。  児童相談の設置にかかわる検討に当たっては、関係機関や他の部局と十分な議論を行い、慎重に進めること。  以上で厚生分科会長報告を終わります。 ○板倉委員長   次に、安東文教分科会長。 ○安東文教分科会長   おはようございます。文教分科会長報告を行います。  さきの決算審査特別委員会において、本分科会審査案件となりました項目につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、議第94号、平成30年度大分歳入歳出決算認定について、平成30年度大分一般会計歳入歳出決算歳出第10款子どもすこやか部市民協働推進課関係を除く教育費についてであります。  本分科会審査項目につきましては、歳出第10款のみであることから、審査をより深めるために1項ごとに審査を行いました。  委員からは、金池小学校施設整備事業事業費の内訳を聞きたい、南大分中学校城東中学校などの営繕費は1,000万円を超えているが、どういった内容なのか、県指定史跡府内城宗門櫓修復公開活用事業は今後どのような予定となっているのかなどの質疑が出されました。  審査いたしました結果、反対意見はありませんでした。  次に、執行部説明を求めました平成30年度重点事業成果についてであります。  本分科会は、スクールサポートスタッフ配置事業など、11事業成果について説明を受けました。  次に、事務事業評価についてであります。  本分科会は、外国語指導助手招聘事業学校図書館活性化事業、まちかど歴史再発見事業の3事務事業評価対象となりましたことから、執行部から説明を受ける中、事務事業評価を行いました。  事務事業評価結果につきましては、お手元に配付の分科会評価結果のとおりであります。  このうち、外国語指導助手招聘事業につきましては、委員から、本市生徒の英語の学力を知りたい、英語はグローバル社会では必須の能力であり、幼少期から慣れ親しむべきである、新学習指導要領が全面実施されることからも外国語指導助手は増員すべきであるなどの質疑意見があり、評価区分は拡充との結論に達しました。  最後に、本分科会としては、次のとおり要望いたします。  今後予定されている市立幼稚園の廃園に伴う跡地については、庁内での十分な協議を行い、適正かつ効果的な利活用を図ること。  また、他の分科会と関連する事項として、次のとおり要望いたします。  本市の史跡及び歴史的資料を保護・保存するのみならず、他部局との連携を十分に図り、観光資源としての活用を求めること。  以上で文教分科会長報告を終わります。
    板倉委員長   次に、藤田建設分科会長。 ○藤田建設分科会長   おはようございます。建設分科会長報告を行います。  さきの決算審査特別委員会において、本分科会審査案件となりました項目につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、議第94号、平成30年度大分歳入歳出決算認定について、平成30年度大分一般会計歳入歳出決算歳出第8款市民協働推進課関係及び公共下水道事業会計繰出金を除く土木費、第9款消防費のうち河川課関係、第11款災害復旧費のうち土木施設災害復旧費についてであります。  このうち、第8款市民協働推進課関係及び公共下水道事業会計繰出金を除く土木費につきましては、委員から、道路維持費における草刈り等の費用の近年の増減はどのような状況か、橋梁長寿命化事業の具体的な計画はどのようになっているかなどの質疑が出されました。  審査いたしました結果、一部反対意見がありました。  次に、平成30年度大分大分南土地区画整理清算事業特別会計歳入歳出決算につきましては、審査いたしました結果、反対意見はありませんでした。  次に、議第95号、平成30年度大分水道事業会計剰余金処分及び決算認定については、審査いたしました結果、一部反対意見がありました。  次に、議第96号、平成30年度大分公共下水道事業会計資本剰余金処分及び決算認定については、審査いたしました結果、一部反対意見がありました。  次に、執行部説明を求めました平成30年度重点事業成果についてであります。  本分科会は、各地区住環境整備事業など、16事業成果について説明を受けました。  次に、事務事業評価についてであります。  本分科会は、大分いこい道協議会交付金、災害対策ポンプ借上料、住宅等ストック対策推進事業の3事務事業対象評価となりましたことから、執行部から説明を受ける中、事務事業評価を行いました。  事務事業評価結果につきましては、お手元に配付の分科会評価結果のとおりであります。  このうち、災害対策ポンプ借上料につきましては、委員から、費用対効果よりも、行政の責任として市民の生命・財産を優先すべき、最近の雨の降り方は異常であり、内水被害に対する備えが必要などの意見があり、評価区分は拡充との結論に達しました。  最後に、本分科会としては、次のとおり要望いたします。  ガードレールなどの安全施設のり面等の市道に面する危険箇所の改良を行うとともに、沿線の草刈り、土砂のしゅんせつ等により、市道の良好な環境を維持し、市道全般に関する管理を徹底すること。  以上で建設分科会長報告を終わります。 ○板倉委員長   次に、佐藤経済環境分科会長。 ○佐藤経済環境分科会長   おはようございます。経済環境分科会長報告を行います。  さきの決算審査特別委員会において、本分科会審査案件となりました項目につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、議第94号、平成30年度大分歳入歳出決算認定について、平成30年度大分一般会計歳入歳出決算歳出第4款衛生費のうち当分科会所管分、第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、第11款災害復旧費のうち農林水産施設災害復旧費についてであります。  第4款衛生費のうち当分科会所管分につきましては、委員から、特定外来生物防除等の対策はどのようになっているのかなどの質疑が出されました。  審査いたしました結果、一部反対意見がありました。  第5款労働費、第6款農林水産業費につきましては、審査いたしました結果、いずれも反対意見はありませんでした。  第7款商工費につきましては、委員から、東京などの大都市圏で実施する観光物産展について、その効果をどのように考えているのかなどの質疑が出されました。  審査いたしました結果、一部反対意見がありました。  第11款災害復旧費のうち農林水産施設災害復旧費につきましては、審査いたしました結果、反対意見はありませんでした。  次に、平成30年度大分公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算平成30年度大分農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算につきましては、審査いたしました結果、いずれも一部反対意見がありました。  次に、執行部説明を求めました平成30年度重点事業成果についてであります。  本分科会は、浄化槽設置整備費補助事業など、25事業成果について説明を受けました。  次に、事務事業評価についてであります。  本分科会は、水素エネルギー導入推進事業、知的・精神障がい者雇用促進事業森林セラピー魅力創出事業の3事務事業評価対象となりましたことから、執行部から説明を受ける中、事務事業評価を行いました。  事務事業評価結果につきましては、お手元に配付の分科会評価結果のとおりであります。  このうち、森林セラピー魅力創出事業につきましては、委員から、誰もが気軽に森林セラピーを体験できるよう、セラピーロード整備を進めるべきである、他部局や地元自治会等と連携し、地域活性化にもつなげてほしいなどの意見があり、評価区分は拡充との結論に達しました。  最後に、分科会要望についてであります。  本分科会におきましては、さまざまな意見、質問が出されましたが、本分科会の要望とするまでには至りませんでした。  以上で経済環境分科会長報告を終わります。 ○板倉委員長   以上で各分科会長報告を終わります。  これより、各分科会長報告に対する質疑意見をお受けします。  なお、要望事項及び事務事業評価結果に対する意見等については、この後の日程でお受けいたしますので、後ほどお願いいたします。  それでは、質疑意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   ないようですので、質疑意見を終結いたします。  討論はありませんか。  岩崎委員。 ○岩崎委員   おはようございます。私は、日本共産党を代表して、決算審査特別委員会に付託されました、議第94号、平成30年度大分歳入歳出決算認定について、議第95号、平成30年度大分水道事業会計剰余金処分及び決算認定について、議第96号、平成30年度大分公共下水道事業会計資本剰余金処分及び決算認定について、決算審査分科会長報告に対する反対討論を行います。  平成30年度一般会計と9特別会計を合わせた総計決算額は、歳入総額2,711億6,163万1,000円、歳出総額は2,642億7,481万2,000円で、総計決算の規模は、対前年度比、歳入が72億6,405万円、2.6%、歳出が67億6,249万円、2.5%、それぞれ減少しています。  一般会計決算では、歳入が1,763億7,875万7,000円、歳出が1,718億8,683万3,000円で、形式収支から翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は38億6,507万円となり、平成30年度の実質収支から平成29年度の実質収支額を差し引いた単年度収支は、2億6,291万5,000円の赤字となっています。しかし、赤字要因となる積立金の取り崩し額などがないため、黒字要因である財政調整基金積立額減債基金積立額市有財産整備基金積立額の合計3億6,700万8,000円を足すと、平成30年度一般会計実質年度収支は、1億409万3,000円の黒字となります。  一般会計歳入についてです。  歳入の特徴は、対前年度比で繰入金の大幅な減少や、一方で、市債の増加が特徴です。  歳入に占める構成比率では、自主財源は53.4%と前年度比で1.8ポイント減少し、依存財源は46.6%で前年度比の1.8ポイント上昇しています。  まず、自主財源についてです。歳入に占める市税の割合は、前年度の44.2%から44.6%、対前年度に比べ0.4ポイント増加しています。  市税決算額は前年度より0.1%の減となっていますが、市税に占める市民税は前年度より1.3%増加しています。個人市民税は2億3,541万2,000円、1.0%増加していますが、課税額10万円以下の納税者の滞納も広がっています。所得の低い納税者の負担を軽減するためにも、非課税限度額の引き上げを要求しておきます。  市税に占める固定資産税の割合は、前年度の45.9%から45.4%となり、前年度比で3億8,340万3,000円減、マイナス1.1%となっています。評価がえの年でしたが、土地も家屋も償却資産マイナスです。低所得者への軽減措置の拡充を強く求めます。また、固定資産税に連動して課税され、税の二重どりとなる都市計画税に反対いたします。  また、軽自動車税は対前年度比4,858万2,000円、4.0%増となっており、庶民の足とも言える軽自動車税負担増には賛成できません。増税前の水準に戻るよう要求しておきます。  次に、依存財源です。依存財源は、前年度比で24億8,522万円、3.1%増加しています。市債17億8,280万円、13.3%、地方消費税交付金1億6,470万円、1.8%などの増によるものです。依存財源を最悪の不公平税制である消費税に頼ることには賛同できません。消費税社会保障の財源として最もふさわしくないものです。地方交付税国庫支出金などで賄うことが大原則だと考えます。  安倍政権は、10月から消費税10%を強行しようとしていますが、反動減対策として実施されるプレミアム付商品券発行事業は認められません。  景気悪化の中、消費税増税を中止することこそ最良の景気対策と考えます。税金の集め方を改め、消費税に頼らない経済政策に転換すべきです。消費税に反対する基本的立場から、地方消費税交付金などの消費税に係る歳入に反対します。  また、平成30年度大分公設地方卸売市場事業特別会計決算平成30年度大分農業集落排水事業特別会計決算、議第95号、平成30年度大分水道事業会計剰余金処分及び決算認定について、議第96号、平成30年度大分公共下水道事業会計資本剰余金処分及び決算認定については、各事業に反対するものではありませんが、公課費消費税の措置に係る決算認定に反対いたします。  一般会計歳出についてです。  歳出目的別構成比では、対前年度比で、農林水産業費災害復旧費が増加し、土木費消防費が低下しています。また、性質別では、義務的経費扶助費道路維持補修費などその他が増加する一方、普通建設事業費公債費などが減少しています。  第1に、大型事業推進、大企業優遇事業となっている2款総務費4目企画費には豊予海峡ルート推進事業費、第7款商工費1項商工費2目商工業振興費企業立地推進事業費、第8款土木費4項都市計画費6目横尾公共団体区画整理事業費は認められません。  第2に、市民から批判が強い事業となっている第8款土木費4項都市計画費1目都市計画総務費には、大分中心市街地祝祭広場整備事業費、4項都市計画費8目公園管理費大分城址公園整備活用事業のうち、仮想天守イルミネーション事業は認められません。  第3に、社会保障費負担増サービス抑制となっている平成30年度大分国民健康保険特別会計決算平成30年度大分介護保険特別会計決算平成30年度大分後期高齢者医療特別会計決算について同意できません。  第4に、行財政改革に係る職員人件費の抑制、業務執行方式の見直しによる学校給食調理業務の民間委託、有料指定ごみ袋作製業務委託などのごみ減量・リサイクル推進事業費など市民負担増、サービス後退につながる事業が計上されている一方、大分市常勤特別職や大分市議会議員の期末手当の引き上げ、市民から議員特権と批判が強い費用弁償、海外視察費の支出は認められません。  第5に、平和と安全、民主主義にかかわるものとして、証明書コンビニ交付導入経費、個人番号カード関連事務費交付金などマイナンバー関連経費、また、旭町文化センター管理費、社会教育指導員費など事業費や人権・同和対策への過剰な職員配置など同和関連事業費、自衛官募集事務費などへの支出は認められません。  以上、歳出決算に反対したものに係る歳入、債務負担行為、繰越明許費、継続費についても反対いたします。  以上の理由から、議第94号、議第95号、議第96号の決算認定に反対いたします。 ○板倉委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   以上で討論を終結し、これより採決いたします。  反対討論のありました議第94号、議第95号及び議第96号について、挙手により採決いたします。  以上の案件は、原案を可決及び認定することに賛成の方の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕 ○板倉委員長   挙手多数であります。よって、本案は一部反対意見がありましたが、原案を可決及び認定すべきものと決定いたしました。  次に、ただいま各分科会長から報告がありました要望事項の取り扱いについてお諮りいたします。  20日に行われました正副委員長・正副分科会長会議において、要望事項(案)として整理いたしましたものをお手元に配付しております。この案をもちまして、決算審査特別委員会要望事項とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○板倉委員長   それでは、そのように決定いたします。  次に、お手元に配付しております事務事業評価につきましては、その結果を委員長報告に盛り込むとともに、書面にて議場で配付することといたしておりますが、そのような取り扱いでよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○板倉委員長   それでは、そのように決定いたします。  なお、あす、9月26日の本会議における決算審査特別委員長報告につきましては、正副委員長に御一任いただきますようお願いいたします。  その他として、何かございませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   以上で決算審査特別委員会の全ての日程を終了いたしました。
     これをもちまして、決算審査特別委員会を閉会いたします。ありがとうございました。                              午前10時37分散会...