• 児玉(/)
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  1. 大分市議会 2019-09-18
    令和元年決算審査特別委員会( 9月18日 建設分科会)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和元年決算審査特別委員会( 9月18日 建設分科会)                   決算審査特別委員会 建設分科会記録 1.開催日時    令和元年9月18日(水)午前10時0分開議~午後0時3分休憩            午後1時0分再開~午後2時41分散会 2.場所    第4委員会室 3.出席委員    分科会長  藤田 敬治   副分科会長 帆秋 誠悟    委  員  穴見 憲昭   委   員 足立 義弘    委  員  岩崎 貴博   委   員 日小田良二   欠席委員    な し 4.説明員   (土木建築部)    広瀬土木建築部長、吉田土木建築部次長伊藤土木建築部次長
       高瀬土木建築部次長兼道路建設課長、古城土木建築部次長兼道路維持課長、    釘宮土木建築部次長兼建築課長、大渡土木管理課長、吉田河川課長、    清水住宅課長、安東土木管理課政策監、兼澤建築課政策監、水田土木管理課参事、    田崎土木管理課参事、清家道路建設課参事、安部道路建設課参事、    志柿道路建設課参事、三代道路維持課参事、足立建築課参事、河村建築課参事、    三重野建築課参事、秦住宅課参事、柏原住宅課参事、三宮住宅課参事   (都市計画部)    清水都市計画部長、朝野都市計画部次長、宮下都市計画部次長、    渡邊都市計画部次長兼都市計画課長、姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長、    橋本都市交通対策課長山村開発建築指導課長、堤まちなみ整備課長、    分藤公園緑地課長、首藤都市計画課参事平川都市計画課参事、    内田まちなみ企画課参事武安まちなみ企画課参事黒枝都市交通対策課参事、    熊瀬都市交通対策課参事、雨川都市交通対策課参事廣田都市交通対策課参事、    三嶋開発建築指導課参事後藤開発建築指導課参事、    篠田開発建築指導課参事兼開発指導室長、岩本まちなみ整備課参事、    吉村まちなみ整備課参事神野まちなみ整備課参事横尾土地区画整理事務所長、    定野公園緑地課参事   (上下水道局)    衞藤上下水道部長、板井上下水道部審議監三ヶ尻上下水道部次長、    岐津上下水道部次長兼浄水課長、佐藤上下水道部次長兼下水道施設管理課長、    姫野上下水道部次長兼下水道整備課長、清水総務課長、衛藤経営企画課長、    池邉営業課長、木元水道維持管理課長、左山水道整備課長、    産谷経営企画課政策監、安東総務課参事、岩田総務課参事兼契約監理室長、    沓掛水道維持管理課参事首藤水道維持管理課参事、安部水道整備課参事、    児玉水道整備課参事、池永浄水課参事、    森本下水道整備課参事兼事業推進担当班長、泥谷下水道整備課参事兼西部担当班長 5.事務局出席者    書記 石山 滋    書記 高橋 秀典 6.審査案件等   (土木建築部)    議第94号 平成30年度大分市歳入歳出決算の認定について         平成30年度大分市一般会計歳入歳出決算            歳出 第8款 土木費               第1項 土木管理費(市民協働推進課関係を除く。)               第2項 道路橋梁費               第3項 河川費               第5項 下水道費(公共下水道事業会計繰出金を除く。)                   事務事業評価                    ・災害対策ポンプ借上料               第6項 住宅費                   事務事業評価                    ・住宅等ストック対策推進事業               第9款 消防費のうち河川課関係               第11款 災害復旧費               第2項 土木施設災害復旧費   (都市計画部)    議第94号 平成30年度大分市歳入歳出決算の認定について         平成30年度大分市一般会計歳入歳出決算            歳出 第8款 土木費               第4項 都市計画費                   事務事業評価                    ・大分いこいの道協議会交付金         平成30年度大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計歳入歳出決算   (上下水道局)    議第95号 平成30年度大分市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について    議第96号 平成30年度大分市公共下水道事業会計資本剰余金の処分及び決算の認定         について                 会議の概要                              令和元年9月18日                              午前10時0分開議 ○藤田分科会長   皆さん、おはようございます。ただいまから決算審査特別委員会建設分科会を開会いたします。  それでは、お手元に配付しております日程案に従い、審査を行いたいと思います。  なお、本日審査が終了しなかった場合は、19日の分科会予備日に審査を行い、20日は分科会要望等の確認日としております。  また、平成24年より決算審査の一環として、事務事業評価を導入しております。当分科会では、災害対策ポンプ借上料、住宅等ストック対策推進事業、大分いこいの道協議会交付金の3事業を評価対象としました。  ここで、審査の流れについて確認をいたします。まず、評価対象事務事業以外について質疑、意見までを行い、その後、事務事業評価を行います。事務事業評価終了後に、当分科会の認定に対する意見の集約を行います。このような審査の流れで、お手元に配付の日程案に従い審査を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、そのようにいたします。  最初に、分科会の審査について説明いたします。  議案の採決は9月25日の決算審査特別委員会全体会で行いますので、分科会においては、執行部の説明の後、質疑、意見を行いますが、討論、採決はいたしません。  次に、分科会の要望としたい事項がある場合は、その都度協議いたしたいと思いますので、冒頭にその旨を発言いただきたいと思います。  また、昨年と同様に、各部局の審査終了後に、他の分科会と関連する要望事項をお聞きしますので、よろしくお願いいたします。  分科会審査における意見、要望等については、正副委員長・正副分科会長会議を経て、建設分科会長の報告として、25日の決算審査特別委員会全体会において報告をしたいと考えております。  なお、委員個別の要望事項については、これまでと同様に取りまとめて、後日、対応結果を報告するということはいたしませんので、御了承をお願いいたします。  次に、課題、問題等に対する理解をより深めるため、議員間の自由討議を要する場合は、その旨を発言してください。  また、当分科会委員以外の委員から発言の申し出があった場合には、その都度委員の皆さんにお諮りしたいと思います。  なお、議長から発言の申し出があった場合には、地方自治法第105条の規定等に基づき、分科会長の判断で発言の許可をいたしますので、御了承ください。  以上、御協力のほどよろしくお願いいたします。  初めに、土木建築部の案件について審査を行います。  ここで審査に先立ちまして、広瀬土木建築部長から発言を求められておりますので、これを受けたいと思います。 ○広瀬土木建築部長   それでは、令和元年大分市決算審査特別委員会建設分科会の開催に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  藤田分科会長、帆秋副分科会長を初め、委員の皆様方には、第3回定例会審議に引き続きまして、大変厳しい日程での決算審査ではございますが、どうぞよろしくお願いいたします。  さきに開かれました建設常任委員会におきまして、議第74号、令和元年度大分市一般会計補正予算(第2号)、議第93号、市道路線の認定及び廃止につきましては、慎重審議の上、御決定賜り、まことにありがとうございました。  それでは、決算審査特別委員会建設分科会の審査項目でございますが、議第94号、平成30年度大分市歳入歳出決算の認定につきましては、第8款土木費及び第9款消防費、第11款災害復旧費のうち、土木建築部に係る項目でございます。  また、議会が行います事務事業評価対象事業といたしまして、土木建築部から、災害対策ポンプ借上料、住宅等ストック対策推進事業が選定されております。  議案及び事務事業評価対象事業の詳細につきましては、後ほど担当課長より御説明いたしますので、何とぞ慎重御審議の上、御認定、評価を賜りますようお願い申し上げます。 ○藤田分科会長   それでは早速、審査に入ります。  初めに、議第94号、平成30年度大分市歳入歳出決算の認定についてのうち、平成30年度大分市一般会計歳入歳出決算、歳出第8款土木費のうち、土木建築部所管分について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○大渡土木管理課長 
     〔説明書③219ページ~ 第8款土木費のうち市民協働推進課関係を除く土木管理費     説明書③220ページ~ 第8款土木費のうち道路橋梁費     説明書③233ページ~ 第8款土木費のうち河川費     説明書③276ページ~ 第8款土木費のうち公共下水道事業会計繰出金を除く下水道費    説明書③278ページ~ 第8款土木費のうち住宅費について説明〕 ○藤田分科会長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○足立委員   226ページの平成30年度繰越明許費について、寒田線に不測の日数を要した原因は何ですか。 ○高瀬土木建築部次長兼道路建設課長   寒田線につきましては、用地交渉の関係と、交差点の変則夜間工事の関係で、業者の選定に不調がございました。そういった関係の工事のおくれでございます。 ○足立委員   もうひとついいですか。決算と関係ないですが、235ページ、土木費の中に出てきましたが、野津原支所近くの一の瀬橋、野津原新町、拡幅か改修か何かで、県が11月から工事にかかるといっていましたが、今既に工事をしていますが、明らかに渋滞が起こっています。上り線がもう野津原支所まで詰まっています。11月に入ったら、大分川ダムの完成式や道の駅のつはるの完成式とかち合うから、県と国によく話をしながら、その間、工事を中断するとか、シャトルバスとかいう地元の要望があるみたいなので、十分気をつけて、県のほうにかけ合いをしておいてください。要望です。 ○藤田分科会長   個人要望でいいですか。 ○足立委員   はい、個人要望です。決算とは関係ありません。 ○広瀬土木建築部長   このことについては、そういうイベント等の日程調整を、私のほうからも県、関係機関のほうにも連絡して、スムーズな運行ができるように調整をしておきます。 ○藤田分科会長   ほかにありませんか。 ○日小田委員   222ページの道路維持費ですが、ここで見ると、例えば清掃、草刈り等業務委託約2億6,000万円あるのですけれども、最近道路を見ると、草が非常に伸び切っているのが目につきます。歩道側は結構刈れていますが、車道側のほうがそのままで目につきます。この維持管理のための費用というのは年々減っているのか、ふえているのか、その辺どうなっていますか。 ○古城土木建築部次長兼道路維持課長   若干ではございますけれども、少しずつはふえています。しかし、特にことしの場合は天候の関係もございまして、切ってはいますが伸びが早くて、年に3回ほど切るようにしていますが、その間にまたすぐ伸びてしまうので、4回目を切りますが、切った後も、またすぐに2週間もしたら伸びるというような状況で、なかなか追いつかないというのが現状でございます。 ○日小田委員   車道側と歩道側は分けて刈るのですか。 ○古城土木建築部次長兼道路維持課長   路線的には一緒に刈っておりますけれども、施工順番として、路肩だけやって中央だけしないとか、そういったことはないです。規制をかけて順次、片側ずつやっております。ただ、延長が長い路線では、先端から最終のところに行く間まで、2週間なら2週間かかる。そういったことはあると思いますけど、基本的には一斉に刈っております。 ○日小田委員   気のせいかもしれないけど、やっぱり結構目立ちます。だから、その辺は今後、対策を考えてください。特に自転車などが歩道を走ることが多いので、そのときに草があると見にくい部分もあるので、それにも注意してもらったほうがいいと思います。 ○古城土木建築部次長兼道路維持課長   今後、通行の制限がかからない形で、小まめにやっていきたいと考えております。 ○日小田委員   もう1点いいですか。230ページの橋梁維持費で、橋梁長寿命化事業とありますが、これは具体的な資料というのはありますか。市内一円の橋梁長寿命化そのものの計画というのをつくっていますか。 ○大渡土木管理課長   橋梁等の長寿命化計画はつくっております。また見直しもしまして、建設常任委員会にも新しい長寿命化計画の説明をするように考えております。 ○日小田委員   ぜひそれを見せてください。道路の場合はちょっとした補修ぐらいで済みますが、橋の場合なかなかそうはいかないところがあって、交通の問題や渋滞の問題など、あるいは人命にかかわる部分だとかいろいろあり、特にお金のかかるところなので、より効率的に点検をし、メンテをするというのが一番かなというふうに思います。そういったものについて具体的なものがあれば、また後で知らせてもらって、できるだけそれに沿ってやっていただきたいということを、これは要望です。 ○藤田分科会長   個人要望という形でいいですか。 ○日小田委員   はい、いいです。 ○藤田分科会長   ほかにありますか。 ○岩崎委員   日小田委員と同じところになりますが、老朽化のところについて、その計画については、私も資料を見せていただきたいというのが、追加の要望ですが、どんな問題が現時点で表出しているのか、そういうのを教えていただきたいと思います。道路と橋とトンネル、それぞれについて大分市で今、どういった問題が表出しているのか教えていただければと思います。 ○大渡土木管理課長   橋梁等の長寿命化の計画は5年ごとに立てております。新しい計画ができれば建設常任委員会のほうには報告する予定です。今、高度経済成長期のときに一斉にインフラを整備した関係で、同時に老朽化しておりますので、コストが一時期に多くかかるようになっています。早目に点検をし、長寿命化して、コストの平準化を図り、維持費をかけないようにするというような課題があります。その点検を計画的にして、修繕をしていこうということで取り組んでおります。  建設常任委員会のときには、資料と一緒に説明をする予定にしております。 ○岩崎委員   大体どんな状況なのかというのをもうちょっと知りたいです。これなら長寿命化できたというような時点に到達するのに、どのくらいのペースで進んでいますか。 ○大渡土木管理課長   今回の修繕、点検により、必要なところはしっかり修繕できており、今年度いっぱいで修繕を計画している橋はすべて修繕できる予定となっております。それほど緊急を要する橋等は見つかっておりませんので、今後また5年間点検をして修繕をするというようなサイクルで修繕していく予定でございます。 ○広瀬土木建築部長   補足説明させていただきますけど、笹子トンネルの事故以来、国が法的に、こういった橋梁とか構造物の点検を道路管理者に義務づけをされております。この5年間で大分市は958橋の橋梁についての目視点検等を行いました。先般の建設常任委員会の中でも御報告させていただきましたけれども、約6割方はコンサルタント、残りの4割を職員の点検という中で、79橋を補修する必要がありましたが、これについては市の財政等の中でうまく配慮していただいたということで、おおむねこの年度内に、その79橋については対策が終わる予定となっております。全国的にはなかなか調査が進んでいないところもありますが、幸いに大分市については計画どおり、進捗しているという状況でございます。 ○藤田分科会長   ほかにありますか。 ○岩崎委員   街路樹等の管理に関してなんですが、この間も台風で街路樹が折れた千葉の事例などもあるので、市民の関心は高まっていると思いますが、その強度調査は委託の中にきちんと位置づけられているのかどうかを教えてください。 ○古城土木建築部次長兼道路維持課長   街路樹は年間委託で街路樹専門の業者に委託しております。目視で危ないかどうかを見ており、危ないものについてはその段階で伐採等をやっております。点検はあくまで目視で、穴をあけて年輪を見るとか、そういったところまでは行っておりませんが、基本的には毎年点検しておりますので、危ない段階ですぐに伐採できる形をとっております。 ○岩崎委員   目視で街路樹の強さというのはある程度把握できるのでしょうか。 ○古城土木建築部次長兼道路維持課長   目視はあくまでも、枯れているとか育成がよくないとか、そういったことはわかりますけれども、強さというのは目視でわかる状況ではございません。 ○岩崎委員   停電がすごい問題になっていて、今後も恐らく強い台風が大分市に来ることが予想されます。街路樹が電線に倒れるとかなってしまうと大変な問題になりますので、この強度の調査に関しても、踏み込んだ調査を委託するように要望したいと思います。 ○藤田分科会長   それは、個人要望ということですね。 ○岩崎委員   はい。 ○藤田分科会長   ほかにはよろしいでしょうか。 ○岩崎委員   同じく街路樹の問題ですけれども、どこというのは調査できていませんが、市内の幾つかのところで、街路樹が信号を見えづらくしている、もしくは道路標識が見えづらくなっているというような情報をいただいたことがありますが、その辺の調査は、この中でどのように位置づけられているのか、されているのかどうかも含めて、教えてください。 ○古城土木建築部次長兼道路維持課長   街路樹の年間委託の業者は、まず最初に委託を受けた段階で全体を確認しますので、その段階で、委員のおっしゃるような標識や信号機が見えないものについては、適時、枝を伐採などして、目視ができるような形はとっております。ただ、少しタイムラグがあったりして、すぐに切れないということはあると思いますが、基本的には街路樹の管理の中で適切な指揮をとれるような形をとっております。 ○岩崎委員   では、要望があったら迅速に対応していただけるようになっているのでしょうか。 ○古城土木建築部次長兼道路維持課長   はい、自治会長さんや近隣の方々から、電線にかかっているとか標識が見えないとかいったことで、電話等で御連絡いただいた場合は、すぐに職員が現地に参り、確認をとり、委託業者に指示をいたしております。ですから、緊急の対応等はしております。 ○藤田分科会長   ほかにありますか。 ○帆秋副分科会長   先ほど日小田委員からも話が出ましたが、市道全般にかかわる管理体制が、予算有無というレベルではなく、非常にずさんだと私は個人的に思います。ガードレールなどの関係も含めてですね、のり面など市道に面する危険箇所の改良や、草刈りや土砂のしゅんせつ等、管理の徹底をしてもらいたいということを、ぜひ分科会要望で出すべきではないかなというふうに感じました。 ○藤田分科会長   ただいま帆秋副分科会長から、市道等全般にわたって管理の徹底をという要望を、分科会要望として出しては、ということですが、皆さん方、いかがでございますか。 ○足立委員   私は感じません。いままでどおり。自治委員さんと連携を図っていけばいいですから。 ○岩崎委員   大事なことだと思います。特に自然災害が多発している状況を考えれば、日ごろからの道路の整備、管理というのは今以上に力を入れていくべきではないかと。帆秋副分科会長がおっしゃったような、ずさんさのところについては私も調査できていない部分がありますが、取り組みを進めていくべきという意味で、分科会要望として上げるのは適切と思います。 ○藤田分科会長   よろしいですか。それでは、一部御異議がありましたが、市道等に関する全般にわたる管理の徹底を、分科会の要望事項といたしたいと思いますが、皆様方、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、そのように決定をいたします。  1点、私のほうからいいですか。急傾斜地崩壊対策事業の件ですが、全部で10件あります。県との連携どのようになっていますか。例えば、定期的に会合を持ったり、あるいは市のほうから要請があると、県はそれにすぐ対応するとか、その辺について教えてください。 ○吉田河川課長   この急傾斜地については、地域からの要望と市からの要望という形で、県のほうへの要望をしております。また、県土木事務所との協議会を毎年開催していまして、その中で急傾斜地に対する予算配分を含めて、よろしくお願いしますという形の要望はしているところです。また、現地確認につきましても、県土木事務所と連携して行っているという状況です。
    ○藤田分科会長   市から県へ要望した際、県としては前向きにやってくれていますか。それとも、まあ、意見を聞きましょうというぐらいの感じですか。その辺のところを教えてください。 ○吉田河川課長   県のほうに要望を出したとき、やはり県のほうも予算というのがありまして、その中の配分の中でできるだけしているという形になるのですけれども、事業費の予算確保というのは県のほうもなかなか難しいということで、できるだけ予算を確保して早急に対応していただきたいという話をしているような状況です。 ○藤田分科会長   負担金という形で、市が請け負っているわけですから、その辺はまた強く県のほうにも姿勢を示していただきたいと思います。よろしくお願いします。  ほかにはよろしいですか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、ほかに質疑、意見はないようですので、質疑、意見を終結したいと思います。  次に、事務事業評価に入ります。  当分科会の評価対象事務事業のうち、土木建築部に係るものは、災害対策ポンプ借上料及び住宅等ストック対策推進事業となっております。  まず、災害対策ポンプ借上料について事務事業評価を行います。  それでは、執行部の説明をお願いいたします。 ○吉田河川課長   事務事業評価のシートをごらんください。  事務事業の概要ですが、目的は、仮設ポンプを、台風等の大雨が予想される時点で借り上げることにより、浸水対策の迅速化を図ることを目的としております。  対象は、台風等により浸水被害が想定される低地の27カ所を対象とし、降雨の予想を参考に適宜設置箇所を選定することとしております。  手段としては、仮設ポンプを緊急的に設置する箇所において、事前に借り上げをいたします。仮設ポンプの配置状況ですが、平成29年度は22カ所、平成30年度は27カ所となっております。  事務事業の必要性は、台風等により滞水しやすい低地において、仮設ポンプを借り上げることで、浸水被害の軽減を図るために必要と考えております。  それでは、参考資料の1ページ目をごらんください。  現在、河川課が行っている災害対策ポンプの対応についてですが、(1)事業の目的は、大雨時に浸水しやすい低地などで、過去の浸水状況などを考慮し、選定された箇所を対象にポンプを設置し、浸水の軽減を図るものです。  (2)ポンプ設置の流れを説明いたします。  ①②ですが、梅雨時期や台風等、気象庁などにより大雨が想定される場合、ポンプ設置について、市と協定を締結している業者に対し、ポンプの借り上げを指示いたします。指示された業者はリース会社からポンプ等を借り上げ、トラックに搭載し、いつでも設置ができるように準備を行います。  2ページ目をごらんください。これはトラックにその借り上げたものを搭載し、準備を行っている写真を掲載しております。  また1ページに戻っていただきます。(2)の③河川課は雨雲レーダーや雨量、河川水位情報等を参考にして、ポンプの設置について、設置するかしないかの判断を行います。設置をする場合は、河川課から業者に対し設置の指示を出します。④業者はポンプを設置し、水位の状況等を見てポンプを稼働させ、内水の排除を行います。この場合、別事業である災害対策ポンプ設置工事としての対応となります。  3ページ目をごらんください。対象箇所にポンプを設置し、いつでもポンプの運転が可能な状態として現場に設置していた状況でございます。  再度また1ページに戻っていただきまして、(2)の⑤気象状況、河川水位等で設置を行わないと判断した場合は、市から設置を行わない旨の連絡を行い、業者はリース会社にポンプ等を返却し、市に対しリース料の請求を行います。今回の事務事業評価の対象となっている災害対策ポンプ借上料は、この⑤に当たるものでございます。右側に借り上げる機材のリストを挙げております。  4ページ目をごらんください。市街化区域内に設置しております災害対策ポンプの設置位置図でございます。平成30年度に図の黄色の5カ所が新たに追加になりました。また、青色の常設電源は3カ所、赤の釜場は1カ所追加になっております。  それでは、事務事業評価シートにお戻りください。  成果目標は、浸水被害の軽減を図ることで、市民の生命、財産を守り、安心、安全を確保することとしております。成果実績、効果は、仮設ポンプ配置計画箇所をふやすことにより、被害の軽減を図ることができております。  成果指標につきましては、仮設ポンプ配置計画箇所数が平成28年度は22カ所でありましたが、平成30年度に目標値の5カ所を追加することにより27カ所とし、体制の強化を図っております。  事業費につきましては、平成28年度は107万2,000円、平成29年度は403万9,000円、平成30年度は274万5,000円となっております。平成30年度の内訳は、災害対策ポンプ借り上げ料が35件で274万5,000円です。従事職員数は、正規職員0.1人です。  自己評価のうち実績評価につきましては、台風等の豪雨時において、現在の仮設ポンプ配置計画箇所の27カ所は、仮設ポンプを借り上げることにより、浸水被害の軽減を図ることができていますが、局地的な豪雨に対して、計画箇所以外の全ての苦情や要望に対応することはできておりません。  今後の方向性、課題、改善策といたしましては、課題として、近年の局地的な豪雨などに対する内水排除の要望が増加しており、これに対応するため、関連業者との体制強化を行う必要があります。今後の方向性として、休日や夜間などの対応について、関連業者との体制強化を図ることで、浸水被害の軽減を図ります。  最後に、参考情報として、今回事務事業評価の対象となった事業は、現在、河川課が行っている別事業である災害対策ポンプ等設置工事と相互に関連がありますことから、仮設ポンプ配置計画箇所をふやし、浸水対策の強化を図っているところでございます。 ○藤田分科会長   質疑、意見等はありませんか。 ○穴見委員   平成29年度の実績、事業費の金額が大きいのは、単純に借上料が多かったからということですか。 ○吉田河川課長   そのときに警報等が出て、しかも土日にかかることがありますので、事前に借り上げます。しかしそこまで雨が降らなかったということで、設置せずに返した実績が多かったという形です。 ○藤田分科会長   ほかにありますか。 ○帆秋副分科会長   関連で。これは借上料なので、1日借りる、2日借りる、3日借りるというのは、金額は違うのですか。 ○吉田河川課長   リース料ですから、日数によって変化はあります。 ○藤田分科会長   ほかにはよろしいですか。 ○穴見委員   今の土日云々のところにも絡んできますが、今後の方向性のところで、休日、夜間などの対応についてと、体制強化がありますが、休日、夜間というのは、今はどのようになっていますか。 ○吉田河川課長   今は土日、特に日曜日や夜間は、リース会社がお休みになりますので、借り上げられないということなります。ですから、警報などが出るときに、こちらが予想して、借り上げる。これがリース会社とうまく連携が図れ、夜間でも借り受けるようなことができれば、このあたりが少し改善されるのかなと考えております。 ○穴見委員   今後そういうことが可能になってくるとして、やっぱり平時より金額は上がりますよね。 ○吉田河川課長   夜間とかになってくると金額の増額が発生することがあるかもしれませんけれども、そのあたりはリース会社のほうと確認してみないと、金額が増額になるか、まだ現段階では判断できません。 ○藤田分科会長   ほかにありますか。 ○日小田委員   平成30年度の実績で27カ所ということですが、実態がよくわからないです。実際、その効果の問題とか、使用状況とか、現場の状況がわからないので、効果がこれだけあったとか、口で言うのも大変でしょうけど、詳しく説明をいただきたいのですが。 ○吉田河川課長   台風時にかなり水位が上がってくるときに、ポンプが稼働していると水位の上がるのが抑えられます。しかしながら、なければ当然その部分の水位が上がってくる形になるので、水位上昇の時間がおくらせられているということは、確かに効果はあると思います。現地で協定業者が張りついて、いつもその情報というのも入ってくるわけですけれども、ただ、こちらが現地に入って、今どういうふうになっているのかというのは、まだ完全に把握はできていませんが、その中で、床下浸水等がなかったということは、効果があるのではないかなと思っています。 ○日小田委員   その中で、問題点や改善すべきところというのはないのですか。 ○吉田河川課長   1つは、借り上げるときに、仮設電源がないところについては、トラックに発電機を乗せて現地に持っていくという形になります。ですから、その対応も少しおくれる部分がありますし、現地がそのトラックが入れる箇所かどうかというのもあります。それが1つ問題点としてあります。  また、この中で釜場設置という形で示していますが、この釜場というのは、ポンプを設置したときに水を排出しやすいようにするための大きな集水ますみたいなものです。なおかつ、ポンプが吸い込むときに、ごみが入るとポンプが詰まるおそれがありますので、そこにはスクリーンという形で、ごみが入らないようにしております。この釜場を設置することによってポンプの設置が迅速になって、排水がスムーズになりますので、その分については今後とも、県や国と話をしながら、箇所をふやしていく必要性があると感じています。 ○日小田委員   この図を見ると、釜場は1カ所しかなく、電源は3カ所しかないです。これを整備していく計画というのはありますか。 ○吉田河川課長   ポンプ設置工事につきましては、以前、拡充というのを下水道部の事務事業評価のときにいただきました。その中で、迅速性とあわせて、対応策としてできるだけ数をふやしていこうと考えています。その中に、仮設電源の設置と釜場設置という形で、設置できる箇所があればふやしていこうという形では考えております。 ○藤田分科会長   ほかにはいいですか。 ○野尻委員   この前の豊後水道を上がっていった台風のときの対応状況について、何基準備したのか、何日間対応したのか教えてください。 ○吉田河川課長   8月14日の台風のときは、方向と雨量を想定して、借り上げは27カ所中の14カ所、特に毎回浸水がひどいところです。それから雨が降り出して、いよいよ設置しないといけないという形で設置したのが9カ所になります。実質稼働時間としては、3カ所で、それぞれ4時間ほど稼働しております。 ○岩崎委員   内水被害のあった場所について、先ほど、よく見られる地域ということで言及されましたけれども、具体的にどの辺が内水被害が出ているのか教えてください。 ○吉田河川課長   今回ポンプを設置して3カ所稼働した場所がありまして、そこが水がある程度出たところになりますが、場所としては、鴛野と宮崎、あとは三佐になります。この3カ所が稼働しております。 ○藤田分科会長   ほかにいいですかね。  私からお聞きしますが、今の能力は、4インチから8インチですよね。これ以上のものというのは業者は持っていないのですか。 ○吉田河川課長   8インチ以上のものは業者は持っていません。4インチから6インチ、8インチというのがありますが、8インチよりも大きなポンプというのは持っていません。 ○藤田分科会長   ということは、現時点では最高が8インチということですね。 ○吉田河川課長   現在の対応としては、その8インチが一番大きな形になるので、それを並列して2個、3個と置いて、排出するような形になります。 ○藤田分科会長   過去に並列で出したところというのはありますか。 ○吉田河川課長   大体、浸水するところは8インチ2台とかいう形で対応しています。また、今どうしても、さらにそれでも追いつかないようなところは、最大4基で対応できるような形で考えております。 ○藤田分科会長   ということは、借り上げの場合の準備としても、その場所によっては、8インチを2台、3台設置する可能性があり得るということでいいですか。 ○吉田河川課長   はい、そのように考えております。
    ○藤田分科会長   ということは当然、その台数分だけ費用がかかるというふうに理解していいですね。わかりました。  ほかにはありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、次に委員評価に入りたいと思います。  ここで各自、お手元の事務事業評価シートの左側1の項目別評価と2の委員評価を記入していただきます。これらの部分については、後の自由討議や最終委員評価の発表で必要となりますので、必ず御記入をください。5分程度でお願いいたします。  〔事務事業評価シート記入〕 ○藤田分科会長   記入は終わりましたでしょうか。  次に、自由討議に入ります。評価の合意形成を図る上で重要ですので、ただいま記入いただいた評価区分とその理由について、それぞれ発言をお願いしたいと思います。 ○穴見委員   評価は継続にしております。理由は、必要性は本当に高いとは思いますが、先ほど質問でも触れた、今後、夜間や休日の対応というのをしっかり進めてほしいと思いました。そこで大幅にポンプ借上料が上がるとかいうことは、今からの交渉次第で見えないところもあるので、継続でよいのかなということです。 ○足立委員   拡充です。理由は、頻発するゲリラ豪雨に対してこれは必要であると。関連業者とのやりとりの中で、もっと密に連絡体制を進めながら、人命第一で、拡充。 ○岩崎委員   拡充です。理由は、やはり穴見委員もおっしゃっていたように、経済性の問題というか、要するに空振りの問題もあるわけですよね。ですが、それ以上に市民のニーズの高まりを重視すべきではないかなという意味で、拡充です。 ○日小田委員   継続です。理由は、やっぱり災害対策を考えればふやすことは必要かなというふうに思うのですけれども、費用対効果を含めて考えたときに、実態を検証しながら着実に前に進んだほうがいいのかなというふうに思うので、継続です。 ○帆秋副分科会長   私も、岩崎委員の観点を少し考慮しましたが、先ほど吉田河川課長のほうから、災害対策本部の対応の事業の目的や設置基準につきまして、過去の経過を含めた上で重要視すると述べられました。確かにこれは、空振りでリース料を払った分についての事業費に対する検証なので、むやみやたらと、とにかく空振りになっても全部のところに持っていけというような大ざっぱな議論は、市民向けにも厳しいものかなと。  現実的に、人がいるところでどうしてもここについては、土日にかかれば3日間、4日間前もって借りてでも、ということで、最大限考慮した結果、たまたま使わなかった。このリース料が事業にかかった予算額ということなので、事業費の多い少ないの議論はしにくいところですが、日小田委員が言われたように、今の状況を継続しながら、先ほどの下水道で指摘された観点の部分は前向きに、やっていただくことを前提に、継続ということで考えました。 ○藤田分科会長   私は拡充で考えています。特に先ほど質問した中で、ポンプ能力の問題があります。特に今、雨の降り方が普通ではないので、緊急的なものではある程度必要と思い、余分かもしれませんが、1台、2台、3台と置くようになれば、当然拡充かなと思っており、そういった意味で拡充ということにいたしております。  それでは、これから次に、分科会の合意形成に入りたいと思います。  まず、先ほど書いていただいた右側ですが、3番目の最終委員評価の評価区分の番号に丸をつけていただいて、評価区分とその理由を1つずつ述べていただくということで、本分科会としての評価の合意形成を図るため、意見を取りまとめたいと思います。  また、最終的に意見が分かれた場合は、多数決で決した意見を分科会での評価といたしますので、よろしくお願いします。  なお、可否を決するものではありませんので、私を含めて全委員の挙手で決したいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田分科会長   そのようにいたします。 ○足立委員   私は拡充。経費の問題ではないです。 ○岩崎委員   私も拡充です。実は項目別評価のところで、費用対効果はどちらかといえば低いというところにしていますが、やはり費用対効果が低くても、市民ニーズのほうを重視すべきではないかという思いが、その理由です。 ○日小田委員   釜場や電源の話がありましたが、そういうものを考えたときに、全て完璧なものを求めるのであれば、それはそれもいいかもしれないですが、まずは実態から検証しながら、着実に前に進めたほうがいいということで、継続としています。 ○帆秋副分科会長   私も先ほど申しましたような形で、拡充の観点からも見てみましたけれども、迅速にレーダー等も先取りしながら的確な対応で、この予算を多く使うことよりも、ポンプ設置事業の予算のほうを膨らますことが、大分市としての責任ある立場というふうに、私はそちらのほうの判断で、継続とさせていただきました。 ○穴見委員   継続です。理由は、本当に今、帆秋副分科会長がおっしゃったとおりです。 ○藤田分科会長   委員の皆さんに発表していただいた結果、拡充が3名、継続が3名と意見が半々になりましたので、御協議を……。 ○帆秋副分科会長   分科会長、提案ですけど、どちらにもできるような形は文章表現でできるのですが、どの観点を特に見るかということだけ皆さんが共通認識を持てれば、拡充なのか継続なのかということが整理できるので。皆さん、少し見ているところに幅があると思うので、どの辺を重要視するかを皆さんで議論してみませんか。そうなれば気持ちも変わる可能性があるかもしれません。 ○藤田分科会長   そうですね、引き続き議論しましょうか。  では、拡充の方で、特に重要視をしたいという方の御意見があれば。 ○足立委員   275万円程度でそちらはそのように評価したのですか。 ○帆秋副分科会長   空振りの金額が事業費だからってことで、迷っています。 ○足立委員   空振りのときは、何もなくてよかったねでいいんです。 ○藤田分科会長   岩崎委員、拡充のほうで、特に重要視したい点は。 ○岩崎委員   結局、市民のニーズと経済性です。市民のニーズというところで、経済性か災害対策かというところになってくると思います。それで当然、税金を使うということに対して、借り上げたものをほとんど使わない現状についての批判は、当然出てくるのは仕方ないかなとは思うし、その理由もわかりますが、やはり、それ以上に市民の方々の、床下浸水など内水に対する、不安のほうを除去というか、それに対応するために税金を使っているんだというところに、重きを置くべきではないかと。それで一定の理解は得られるのではと思います。 ○帆秋副分科会長   機材の数とか、市民ニーズにどう対応するかということの中での不平不満とかいう部分のリスクがあると思います。 ○藤田分科会長   私も申し上げます。重要な点というのは、要は釜場の問題とポンプの設置の基数の問題とか、そういうことで当然費用がかさむので、費用を上げていかなければならないと思います。その辺のところが、かなり市民ニーズが多いんですよね。この場所だけではなくて、恐らくこれから30カ所、40カ所になる可能性が大いにあると思いますので。自治委員さんなどでも、こういうことを市がやってくれていると、事業自体を余り理解していない方が結構多いので、これからこういうものが出ていくと、かなり手を挙げていただくところが多いのではと思いますので、そういったことで拡充にしました。  ほかにありませんか。 ○帆秋副分科会長   分科会長の考えとしては、この事業には関連は直接ないけど、今後、釜場の増設も含めたことを加味してのということですか。 ○藤田分科会長   はい。 ○帆秋副分科会長   幅広く見れば拡充でいいのですが、この事業を見たときにどうあるべきかという、冷静な見方からすると、継続という形の話にしなければ、行政も市民サービスも、その辺がやりにくいかなという気がしました。 ○日小田委員   私は実態という話をしましたが、例えば河川の問題もあるし、いろいろな問題があるので、一概に内水だけの話とは限らないので、全体を見ながら、今後の対策を練っていくというほうが、より確実ではないかなということで、費用対効果も考えれば継続ほうがいいと思います。計画を立ててやると。 ○藤田分科会長   穴見委員いかがですか。 ○穴見委員   本当に、最初から拡充でもいいとは思っています。ただやはり、費用対効果ということにひっかかりましたが、拡充にします。 ○藤田分科会長   拡充ですね。では、挙手でお諮りをしたいと思いますので、それでは、まず拡充に同意される方は手を挙げてください。  〔賛成者挙手〕 ○藤田分科会長   では、継続の方は手を挙げてください。  〔賛成者挙手〕 ○藤田分科会長   拡充が4名、継続が2名ということで、建設分科会評価といたしましては拡充といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田分科会長   では、そのように決定をいたします。  次に、分科会評価についてでございますが、拡充と決定した理由、改善内容、提案事項等について、まとめを行いたいと思います。いかがいたしましょうか。 ○帆秋副分科会長   今、継続の委員の意見も取り入れながら、この事業そのものではないですが、分科会長がおっしゃったことも加味しながらの文章表現で案はつくっていきたいと思います。 ○藤田分科会長   それでは私ども、理由につきましては先ほどの意見をもとに、文言につきましては正副分科会長に一任ということでよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、そのようにさせていただきます。  次に、住宅等ストック対策推進事業について事務事業評価を行います。  それでは、執行部の説明をお願いします。 ○清水住宅課長   事務事業評価シートをごらんください。  事務事業名は、予算上の事業名でございます住宅等ストック対策推進事業でございますが、その中の2点の補助事業が今回の評価対象事務事業となっております。  1点目は、老朽危険空き家等除却促進事業でございます。
     事務事業の概要ですが、適切な管理がなされずに老朽化し、周辺の住環境を悪化させている危険な空き家のうち、老朽度が国が定めた一定の基準を超えるものについて、その除却費用の一部を補助するものでございます。平成29年度と平成30年度は除却強化期間として、除却費用の5分の4、最高160万円の補助を行ってまいりました。なお、補助金の2分の1は国庫補助の対象となっております。  当事業につきましては、実態調査で周囲に悪影響を与える可能性のある空き家が市内に451件あることが判明しており、空き家の除却を経済面から支援することで、少しでも危険な空き家の除却を促進し、周辺住民の安全、安心を確保するために必要であると考えております。  2点目は、空家等改修支援事業でございます。  事務事業の概要ですが、活用されていない空き家をリフォームし、本市の住みかえ情報バンクに登録した場合に、そのリフォーム費用の4分の1、最高25万円を補助する流通促進事業と、空き家を福祉や文化芸術等の用途に転用し、地域の活性化に寄与する改修を行った場合、その費用の2分の1、最高100万円を補助する転用促進事業の2つから成っております。なお、転用促進事業につきましては、補助金の2分の1が国庫補助の対象となっております。  当事業につきましては、市内の実態調査で空き家の9割が活用可能であることが判明しており、市場への流通が進んでいない実態があることから、住みかえ情報バンクを活用して空き家の流通促進を図る当事業は有効であり、必要であると考えております。  成果目標及び成果ですが、まず老朽危険空き家等除却促進事業につきましては、周囲の住環境に悪影響を与えている空き家の減少を目標としており、昨年度は16件、除却強化期間の2年間で35件の危険な空き家が、当補助金を活用し除却されました。  次に、空家等改修支援事業につきましては、使用されていない空き家の活用促進を目標としており、昨年度は流通促進事業及び転用促進事業でそれぞれ1件の実績がございました。  成果指標につきましては、補助金を活用した空き家の除却件数と、住みかえ情報バンクへの新規登録件数としております。除却件数は令和3年度末に85件を目標としており、今年度の目標は15件でございます。またバンクの登録につきましては、令和3年度末に累計で160件としており、今年度の目標は30件でございます。  事業費等につきましては、2つを合わせた平成30年度の実績が2,068万6,000円。財源の内訳としましては、国庫支出金が1,021万8,000円、一般財源が1,046万8,000円でございます。  お配りしております参考資料をごらんください。  表紙の次、1ページ目ですが、両事業のこれまでの実績でございます。上の表、老朽危険空き家等除却促進事業につきましては、平成25年度より事業を開始、昨年度は16件で1,943万6,000円を交付しております。下の空家等改修支援事業につきましては、流通促進事業が1件、25万円、転用促進事業が1件、100万円を交付いたしております。  2ページをごらんください。写真は大分地区にある住宅地の危険空き家の除却事例でございます。瓦の落下など道路の通行にも支障を来しておりましたが、ごらんのようにきれいに除却されております。  3ページは佐賀関地区での空き家の除却事例でございます。隣の家に倒れかかっておりましたが、現在は除却されております。  次に4ページ目ですが、空家等改修支援事業における転用促進事業の実施事例でございます。坂ノ市地区の倉庫兼住居を改装して住居兼アトリエに転用いたしました。  5ページをごらんください。転用後は写真のようなオープンスタジオや子供向けのイベントを開催するなど、地域の人が集まる場としても活用されております。  それでは、評価シートにお戻りください。  自己評価でございます。今後の展開、問題点として、1点目の老朽危険空き家等除却促進事業につきましては、除却が進まない要因としては、経済的な理由だけではなく、相続などの問題も大きいことから、現在行っている空家等相談会を活用して、行政書士会などの専門家と連携し、相続問題などの解決を図っていくことで、経済的支援とあわせ、住環境の悪化を招いている老朽危険空き家の除却を促進してまいりたいと考えております。  2点目の空家等改修支援事業につきましては、2年間の実績から、事業の周知が課題と捉えております。そのため、不動産関係団体やリフォーム業者などへの働きかけなど周知活動を強化するとともに、来年度より、現在、個人に限定している補助対象を法人まで拡大して、利用しやすい制度に改正し、当事業の利用促進を図ることといたしております。  また、転用促進事業につきましては、空き家を地域の財産として活用し、活性化の起爆剤となり得ることと、補助金の2分の1が国の負担となっていることから、引き続き周知活動を行いながら事業を継続していきたいと考えております。 ○藤田分科会長   それでは、皆さん方から質疑、意見等はございませんか。 ○穴見委員   補助金の2分の1が国庫ということですが、これは今後も続くと思っていいのですか。 ○清水住宅課長   これは国の空き家対策総合支援事業の中から補助されているもので、国の事業としては今後も引き続きあるというふうに考えております。 ○穴見委員   今の話とは別ですけど、空家等改修支援事業が平成29年度では、流通が1件、転用がゼロ。平成30年度では流通が1件で転用が1件。この応募について何件中の1件ですか。1件応募中の1件ですか。 ○清水住宅課長   まず改修支援事業につきましては、その目的や地域への貢献度が関係してきますので、その事業計画書を提出してもらいまして、審査をいたします。昨年度は応募が1件で、審査の結果1件ということでございます。改修支援事業については、特に目的に制限はありませんが、当市の空き家情報バンク、住みかえ情報バンクへの登録が条件となっておりますので、そういったことと、金額がリフォームに対する4分の1の25万円ということになっておりますので、その辺を今後皆さんに周知しながら、利用の促進を図っていきます。 ○穴見委員   その後の関連で、周知をという話もあったし、今後の方向性のところにも、当事業をより周知する必要があるためと書いていますが、今どういう方法で周知していますか。 ○清水住宅課長   周知に関しましては、市報、ホームページに加えて、不動産関係団体、今、空き家で連携している団体がございますので、そちらのほうの総会等に出向きまして、私どもの支援事業についての説明をしております。 ○藤田分科会長   ほかには質疑、意見はありませんか。 ○岩崎委員   きょういただいた参考資料の中で、令和元年の老朽危険空き家等除却促進事業の実績が、例年に対して少ないと私は思っていますが、その辺の分析はどうされているのか、聞かせください。 ○清水住宅課長   平成29年度と平成30年度、2年間で5分の4の160万円という形で、除却の促進をしてまいりました。ただ、この制度自体は、申し込めば全て対象にするわけではございません。審査がございまして、国の定める基準を満たしたもののみを補助の対象としております。今年度もかなり多くの申し込みがありましたけれども、基準に達しないものがかなり多くありましたので、これまでの基準どおりした結果、現在のところ3件となっているところです。 ○岩崎委員   ということは、国の基準は厳しくなっている傾向にあるということでしょうか。 ○清水住宅課長   基準は、平成27年度以降変わっておりません。今、目立って危険であるというようなものについて、申請が少なくなっているということだと考えております。 ○藤田分科会長   ほかにはよろしいですか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   質疑、意見は終結いたします。  次に、委員評価に入ります。  ここで、委員各自でお手元の事務事業評価シートの左側1の項目別評価と2の委員評価を記入していただきます。これらの部分は、後の自由討議や最終委員評価の発表で必要となりますので、必ず御記入ください。それでは、5分程度でお願いいたします。  〔事務事業評価シート記入〕 ○藤田分科会長   それでは、自由討議に入ります。評価の合意形成を図る上で重要ですので、ただいま記入いただいた評価区分とその理由についての発言をお願いします。 ○岩崎委員   私は継続です。理由は、市民の必要性、ニーズは、空き家がふえている状況であるとか、あとは防犯上の観点からもニーズは高いと思われるのですが、これは国の制度というか、国の税制の問題も多くあると思っていまして、そういう意味でストック対策推進事業の拡充云々では、空き家対策の直接的なものではないのではないかと思いますので、どちらかというと国の制度というか、そちらのほうが主ではないかという観点で、継続ということです。 ○日小田委員   私も継続です。理由は、いろいろありますが、周知の方法や広報のあり方とか、その辺を改善していく余地はあるのかなと思っています。広報等を徹底した上で、なおかつ登録の実態がどんどんふえてきているというのであれば、拡充の必要があると思いますが、現状の中では、より確実に、もう少し広報のあり方とか周知のあり方とかを徹底していき、市民に理解してもらい、その上でこういった補助金を活用してもらうということがいいのかなというふうに思っています。継続をお願いします。 ○穴見委員   私も継続です。理由は今の日小田委員とほぼ一緒ですけれども、ニーズはあると思いますが、今の予算の範囲内でやり方をもう少し考えて、できる部分がまだあるのではと感じる部分が多くありました。 ○足立委員   継続です。高齢化、過疎化、核家族の相続の問題、それから自治会の構成、ニーズがありますので、継続でということです。 ○帆秋副分科会長   老朽危険空き家の取り壊しについては、件数は若干減ってきているという部分がひっかかりましたが、私は特に空き家等の改修支援事業の、転用の促進事業を含めて流通の部分ですけれども、広報が十分ではないということの原課の反省も踏まえて、他都市の状況を見たときに、補助金などの率をもう少し魅力のあるものにすることも必要なのかなということをあわせて、私は拡充という形で考えました。 ○藤田分科会長   私も気持ちは拡充でございますが、このままの事業でしばらくは継続でもいいのではと思い、継続にさせていただきます。  それでは、委員の皆さんの結果を申し上げます。まず拡充が1人と、それから継続が5人ですね。意見が分かれましたので、協議に入りたいと思いますが、協議はいかがいたしましょうか。多数決でよろしいですか。  〔「よし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、拡充ということに賛成の方は挙手をお願いします。  〔賛成者挙手〕 ○藤田分科会長   では、継続という方は挙手を。  〔賛成者挙手〕 ○藤田分科会長   それでは拡充が1人、継続が5人ということで、最終的に挙手多数により、建設分科会評価といたしましては継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、そのように決定をいたします。  分科会評価の理由等につきましては、先ほどの意見をもとに、文言につきまして正副分科会長に一任ということでよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田分科会長   はい、そのようにさせていただきます。  以上で事務事業評価を終わります。  次に、討論、採決については全体会で行うことになりますが、本案のうち、当分科会としての意見を集約したいと思います。  本案の認定について、反対の御意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   本案については、反対の意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、そのように集約をいたします。  次に、平成30年度大分市一般会計歳入歳出決算、歳出第9款消防費のうち河川課関係及び第11款災害復旧費のうち土木施設災害復旧費について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○大渡土木管理課長   〔説明書③290ページ~ 第9款消防費のうち河川課関係   説明書③364ページ~ 第11款災害復旧費のうち土木施設災害復旧費について説明〕 ○藤田分科会長   ただいま説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○足立委員   市道真萱線、あそこは上のほうの水路が壊れて水があふれてから崖崩れしたと思いますが、全然工事は進んでないのですか。
    古城土木建築部次長兼道路維持課長   現在、下のほうの土の改良を行っており、それから、のり面にかかります。 ○足立委員   上の水路は都市計画部の所管ですか。 ○古城土木建築部次長兼道路維持課長   水路は、その田んぼ所有者の水路でございますけれども、我々ができるところまでは復旧します。個人的なものは個人ということで、分けてやらせていただきます。 ○藤田分科会長   ほかには質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   ないようですので、質疑、意見は終結いたします。  次に、本案の認定について、反対の御意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   本案については反対の意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、そのように集約をいたします。  あとは土木建築部分科会要望事項のまとめということですが、先ほど1件の要望事項が出されておりましたので、ここでまとめをしておきたいと思います。  先ほどの市道等の維持についての、全般的な維持をさらに進めていただくということでの要望ということで、文章については正副分科会長で組みたいと思いますが、その内容でよろしいでしょうか。ほかに何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   では、文言については、分科会報告を作成するに当たり、先ほどまとめたものを正副分科会長にある程度一任いただいてよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田分科会長   以上で土木建築部の審査は全て終了いたしましたが、委員の皆さん方から、他の分科会と関連する要望事項はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、委員の皆さん方から、そのほかとして何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   執行部から、そのほかとしてはありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○藤田分科会長   最後に執行部にお願いですが、委員からの個人要望につきましては、分科会並びに委員会としての要望とはいたしませんが、真摯に受けとめていただいて、対応してくださるよう申し添えておきます。  それでは、次に都市計画部の案件について審査を行いますので、説明員を交代させます。土木建築部の皆さん方、大変お疲れさまでございました。  〔説明員交代〕 ○藤田分科会長   これより都市計画部の案件について審査を行います。  ここで審査に先立ちまして、清水都市計画部長から発言を求められておりますので、これを受けたいと思います。 ○清水都市計画部長   平成30年度決算審査特別委員会建設分科会の開催に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。  本日は第3回定例会審議に引き続いて、大変厳しい日程での決算審査をお願いすることとなりますが、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、議第94号、平成30年度大分市歳入歳出決算の認定についてでございますが、都市計画部におきましては、第8款土木費、第4項都市計画費を上程させていただいております。  また、議会が行います事務事業評価対象事業といたしまして、都市計画部から、大分いこいの道協議会交付金が選定されております。  加えて、平成30年度大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計歳入歳出決算を上程させていただいております。  議案及び事務事業評価対象事業の詳細につきましては、後ほど担当課長より御説明いたさせますので、何とぞ慎重御審議の上、御認定、評価を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○藤田分科会長   それでは、議第94号、平成30年度大分市歳入歳出決算の認定についてのうち、平成30年度大分市一般会計歳入歳出決算、歳出第8款土木費のうち都市計画部所管分について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○渡邊都市計画部次長兼都市計画課長     〔説明書③238ページ~ 歳出第8款土木費のうち都市計画部所管分について説明〕 ○藤田分科会長   ここでしばらく休憩をいたします。再開は午後1時からです。                                    午後0時3分休憩                                    午後1時0分再開 ○藤田分科会長   それでは時間になりましたので、午前中に引き続き、決算審査特別委員会建設分科会を再開いたします。  引き続いて執行部の説明を求めます。 ○渡邊都市計画部次長兼都市計画課長     〔説明書③265ページ~ 歳出第8款土木費のうち都市計画部所管分について説明〕 ○藤田分科会長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○岩崎委員   まず、横尾公共団体区画整理事業についてですが、これは予算審査でも私たちは会派で反対をしました。それで、私も勉強不足なところがありますが、理解を深めたいので、ほかの整備事業と比べて1戸当たりの補償費がどのくらい差があるのか教えてください。 ○堤まちなみ整備課長   補償費の総額、ほかの事業のヘクタールあたりの比ですか。 ○岩崎委員   そうですね、1戸当たりを教えていただきたいと思います。高額というのは知っていますが、どれぐらいになるものなのかなというところですが。 ○堤まちなみ整備課長   調べますので、後でよろしいですか。 ○岩崎委員   はい、わかりました。 ○藤田分科会長   後ほど説明をお願いします。  ほかにありませんか。 ○岩崎委員   大分城址公園のイルミネーションの関連事業ですが、これも予算審査のときに私たち会派で反対しましたが、市民の合意形成であるとか市民感情の把握というか認識を、どういった感じでされているのかお聞かせください。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   来場者へのアンケート調査をしており、昨年の12月議会で、今年度も実施するという話になって、来場者アンケートの報告をさせていただきました。見た方は、80%以上の方がいいねということで。それとあわせて無作為抽出の方に、来た方以外にもこういうお話がありまして5割をちょっと上回るぐらいの方がいいねと。それ以外の方は、今委員が言われたような事業効果であったり別のやり方であったりという、そういう回答をいただいており、そういう認識をしております。 ○岩崎委員   同じく、大分市中心市街地祝祭の広場の件ですが、これについても、やはりいまだに、基金の取り崩しに関して納得いっていない声を私たちはよくいただきます。その辺の認識についてどのように把握されているのか、見解をお聞かせください。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   委員が言われるような声も、私どもはお聞きをしているところでございます。ただ、祝祭の広場につきましては、平成29年8月の議会におきまして附帯意見をいただいて、中長期、今現在の整備方針にこだわらずに、あらゆる手法を検討するということを踏まえて、事業効果の検証をしております。また、そういった中で市民の皆様の来場者、JR大分駅におり立った人の声も含めて、的確に把握をしてまいりたいというふうに考えております。 ○岩崎委員   前後して申しわけないですが、大分城址公園のイルミネーション関連事業の件です。この決算書の259ページで御説明いただいたところですけれども、イベント関連に関してどの程度委託されているのか見えづらいので、イベント関連の委託費にはどれぐらい費用を要したのかをお聞かせください。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   1,100万円ほどの事業費でございます。 ○岩崎委員   イベントの数と中身について、わかる範囲でお聞かせください。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   イベントの中身は、昨年度もやりました、やま揃えをやったり、最後、ステージでコンサートをやったり、書家の方に書道を書いてもらったり、音楽をやったりとかそういうこと、それとあわせまして、昨年にあわせてライトアップをさせていただくと、そういったことをさせていただいております。委託の本数としますと、6本程度です。 ○岩崎委員   確認ですが、6本のイベントで1,100万円の委託措置をしたと。そして、それはその他業務委託費の中に含まれているということでよろしいでしょうか。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   含まれています。 ○岩崎委員   わかりました。  あと、生活交通路線運行維持支援事業のことですが、路線バスの運行経費を負担する自治会等に対し、経費の一部を補助する。これはどんなものに使用されているのか、中身をお聞かせください。 ○橋本都市交通対策課長 
     今の対象地域は、広内の自治会に対しまして、広内から宮河内ハイランド入り口のバス停までの部分について、2分の1の補助をしているところでございます。 ○岩崎委員   自治会はどういうふうに、何を使って、市として2分の1を補助したのですか。 ○橋本都市交通対策課長   広内から宮河内を循環する路線バスがなくなったということで、自治会のほうが交通手段を確保するということで、今は上限が実際の32万8,000円というのを大分バスと広内自治会が委託契約を結び運行し、その2分の1を市が自治会へ補助しています。 ○藤田分科会長   ほかには質疑、意見等はありませんか。 ○日小田委員   大分城址公園の整備・活用事業についてですが、トイレの話が今出ていたので、前委員の皆さんはきちんと説明はされたと聞いていますが、我々は詳しいことは聞いていないので、その辺の経過など全然わからないので、今度の機会でもいいので、わかりやすい資料などを提示してもらって、一度説明をしてもらえますか。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   資料を持って説明させていただきたいと思います。 ○藤田分科会長   その資料は後でいいですか。 ○日小田委員   後でいいです。  もう1点。258ページの負担金補助及び交付金のところで、大洲総合運動公園、高尾山自然公園、大分スポーツ公園とありますよね。それぞれ負担率がありますが、例えば、高尾山自然公園でイノシシが出るから駆除してくださいという話をしたのですが、一向にらちが明かない。実際どこまで、負担はしているけれども、市の権限というものがあるのかないのか。ただ負担するだけなのか。それがわかれば教えてください。 ○分藤公園緑地課長   ただいま、高尾山自然公園の維持管理の負担金というところの話でございますが、基本的には有害鳥獣の業務までは含まれていません。通常の適正な維持管理というところで行われているものだと思っております。本来、有害鳥獣というところでは、林業水産課のほうで対応をしており、公園緑地課からもお願いしているところでございます。 ○日小田委員   今、有害鳥獣の話をしましたが、例えば公園の管理上の部分で、外灯など、そういうものは、市からお願いすれば可能でしょうか。 ○分藤公園緑地課長   この業務のところで、外灯等の要望であれば、当然この範囲の中に入っているものと思っております。 ○日小田委員   では、今度要望してみます。 ○藤田分科会長   ほかにありますか。 ○岩崎委員   同じく高尾山自然公園ですが、ことしの夏、私も利用しましたが、やはり管理が余り行き届いていないなという印象を持ちました。特に通路です。えぐれていたり、水を使ったときの排水がうまくできていなくて、水たまりができている状況があったりとか、これも要望ですが、ぜひ不便を感じさせないような利用者に対しての配慮をしていただきたいです。 ○藤田分科会長   個人要望でよろしいですね。 ○岩崎委員   はい。 ○藤田分科会長   ほかにありませんか。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   先ほど私が答弁申し上げました大分城址公園の仮想天守イルミネーションの委員会報告ですけれども、昨年の12月議会で御報告をさせていただいております。訂正させていただきます。 ○藤田分科会長   ほかにはよろしいですか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   ないようですので、質疑、意見を終結いたします。  次に、事務事業評価に入ります。  当分科会の評価対象事務事業のうち、都市計画部に係る大分いこいの道協議会交付金について事務事業評価を行います。  それでは、執行部の説明をお願いします。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   それでは、大分いこいの道協議会交付金につきまして御説明をさせていただきます。  お手元の令和元年度事務事業評価シート、A3の横のグリーン色で着色したシートをごらんください。  事務事業名は、大分いこいの道協議会交付金です。  事務事業実施期間は、平成25年からです。  根拠法令等は、大分いこいの道協議会交付金交付要領です。  基本姿勢は、市民主体のまちづくりです。  会計は一般会計、予算費目は8款4項1目です。  実施方法は、大分いこいの道協議会に補助金、交付金を支出しております。  次に、事務事業の概要でございます。  目的についてですが、大分いこいの道協議会につきましては、大分いこいの道広場におきまして、市民が愛着を持って育て、さまざまな場面での活動のステージとして利用できる広場を目指し、景観保全やにぎわいを創出するための活動を行い、広場の維持管理、運営並びに協議会の運営を行うことを目的としております。  次に、対象、手段についてですが、大分いこいの道協議会が行う芝刈りや草取り、ごみ拾いといった、広場の保全、芝生及び樹木の維持に要する経費や、当該協議会が大分いこいの道広場で開催するイベント企画に要する経費、協議会の運営に必要な経費等に対して支援をしております。  次に、事務事業の必要性についてですが、平成25年5月8日に、広場の維持管理にかかわるボランティアを市が募集し、賛同した25の個人、団体のボランティア会員で組織、設立された協議会は、誰もが主役、市民で育てるみんなの広場を掲げ、市民がいつでも、自由に楽しく快適に過ごせる憩いの場を提供できることを目的にボランティア活動に取り組んでおり、現在は78の個人、団体となっております。  協議会の具体的な活動は、毎月第2土曜日に近隣の企業を初め、市内のボランティア団体や高等学校に声かけし、除草やごみ拾いなどを行っております。また日常的には、月2回の芝刈り、月1回の肥料散布、年2回のコアリング、目砂散布など、協議会の維持部会メンバーにより、きめ細やかな維持管理を行っております。  また、広場利用者へのマナー啓発や、一緒にボランティアを行う企業や市民の募集、チラシやホームページによる広場のPRのほか、にぎわい創出に寄与するため、毎年、春季に大分いこいの道誕生祭ファミリーフェスタと、冬季に広場内の高木等に電飾を施したイルミネーション事業を実施しており、特にファミリーフェスタは、毎年1,000人から2,000人の市民が参加して好評を得ているところでございます。  これにより、憩いの場として利用する市民の環境美化の意識向上が図られ、周囲の保育園、幼稚園児の活動の場として毎日のように利用され、中心市街地の魅力向上に寄与しております。  なお、こういった取り組みは全国でも珍しいものであり、維持管理を民間委託すれば年間で2,000万円程度かかることから、財政面でもその貢献度は大きいものと考えております。  こういった取り組みが評価されまして、令和元年6月14日に、都市景観大賞都市空間部門国土交通大臣賞を協議会と大分市が受賞しているところでございます。  右のページに移りまして、成果目標についてですが、市民の憩いの場及び交流の場を提供するとともに、本市におけるにぎわいの創出に寄与するため、市民主体の維持管理により広場の良好な緑地景観の保全を図り、誰もが主役となり、いつでも自由に楽しく快適に過ごすことができる広場を目指しております。  次に、成果実績、効果についてですが、周囲の保育園、幼稚園児並びに高校生などの活動の場を初め、周辺住民を含む多くの市民の憩いの場として定着しております。また、協議会が毎年開催しているファミリーフェスタへは、平成30年には1,500人の参加があったところです。  成果指標名は、ボランティア参加人数と主催イベント参加人数を掲げており、目標値は特に設けておりませんが、実績は記載のとおりとなっております。  次に、本事業の総事業費についてですが、交付金として毎年750万円を支出しております。人件費は0.3人役の228万円、平成30年の総事業費は978万円となっております。  自己評価についてですが、業績評価は、芝生広場につきましては市民の憩いの場として多く利用されており、利用者の環境美化意識の向上も図られてきております。  広場を利用したイベント件数はオープン当初と比較すると倍増しており、平成30年の集客数は年間30万人を超えていることから、市民の憩いの場及び交流の場の提供、にぎわい創出に寄与する目的からも、その貢献度は高いものとなっています。  今後の方向性、課題、改善案についてですが、芝生広場が多く利用される反面、芝の傷みが著しい場所もある状況です。雑草対策並びに肥料散布や散水、立ち入り制限等、養生を行いながら芝生の維持管理を行っておりますが、2万平方メートルと面積も広く、協議会メンバーの高齢化に伴いその負担も大きくなっていることから、大分市と連携を図りながら協議会のホームページを利用して、新たなボランティアの募集や活動内容の情報発信に努めております。  また、イベント等への広場の貸出業務は市で行っておりますが、予約状況の情報共有や、芝を傷めないための養生計画など、事前に協議会と協議するなど連携をとりながら行っております。  今後におきましては、運営形態のあり方についても検討する必要があると考えています。  次に、お手元の事務事業評価資料1をごらんください。8月26日の建設常任委員会で御説明した資料になります。1、設立の背景、2、組織、3、協議会の活動、4、交付金について、参考として利用状況を掲載しております。  次に、お手元の事務事業評価資料2をごらんください。8月26日の建設常任委員会の後に、追加の資料として個別に御説明させていただいたものになります。協議会の活動実績と交付金事業費の内訳を記載しております。  次に、お手元の事務事業評価資料3をごらんください。1、大分いこいの道協議会とは、2、協議会の活動、3、設立の背景、資料の右下には全体図と事務所の位置を記載しております。  その他のお手元の資料といたしましては、チラシとして、大分いこいの道ファミリーフェスタ2019、そしてもう一つ、大分いこいの道だより夏号をお手元の資料として用意させていただいております。 ○藤田分科会長   委員の皆さん方から質疑、意見等はありませんか。 ○岩崎委員   今の御説明の中でもありましたが、芝生の問題について、例えば企業発信のイベントがありますよね。それがあった場合、イベント後の芝の状態はかなり荒廃が進むことが考えられ、実際、荒れるという話も聞いています。事前に芝管理の観点から、主催企業などに指導なり、もしくはイベントそのものの可否について、協議会の声があったけれども、それがうまく反映されていないのではないかと思いますが、そのイベント可否について協議会とのやりとりというか、その辺はどうなっているのか教えてください。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   まず、大きなイベントのとき、私どもに予約があったときには、私どもの担当者と相手の担当者で話をしながら、必要や状況に応じて、養生マットを敷くよう指導しております。あわせて、そういったイベントのときには、協議会の方に今度こういうイベントがあるのでと御報告をさせていただく中で、こういった対応をするようしております。 ○岩崎委員   あと、ボランティアの方の理解を深めないと、上野、金池、特にそこの自治会の方にかなりの負担がかかっている状況だと思います。ボランティア参加者をふやす取り組みというのはどういったものがありますか。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   ボランティアの方も常連の方がおられまして、非常にありがたいですけれども、まずは大分いこいの道の協議会のほうで、ボランティアの方への声かけをしていただくという、そういう状況でございます。 ○岩崎委員   協議会にはまちなみ企画課の職員が月会で出席していると伺っております。協議会から出された要望はどの程度反映されているのか、その辺はどのようにされているのかお聞かせください。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   協議会は、三役会と月1回の定例会というのがあって、少し前までは三役会が毎週1回ありました。それに大分市の職員が参加して、また月1回の定例会にも参加してましたが、最近は月1回の三役会と定例会を、あわせてされているということで、私どももできる限り参加させていただいて、協議会の方のいろんな御要望とか御意見をお聞きしながら対応させていただくという、そういう状況でございます。 ○岩崎委員   あと備品は、老朽化しているものもあると聞いています。備品の老朽化、買いかえなどの相談はされているのか、それとも協議会にやってというふうにしているのか、その辺はどういう話をされているのかお聞かせください。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   修繕のそういったお話はいただいております。これが悪くなったとか、そういった形の修繕のお話というのは随時、悪くなった時点でお話をいただいているという状況でございます。 ○岩崎委員   特に作業の中心である芝の管理のところについて、そういった備品の老朽化であるとか買いかえの要望があった場合には、今回の支出の中にある備品購入費とかいうのに充てているのでしょうか、お聞かせください。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   交付金の中で対応していただくようにお願いしております。 ○岩崎委員   交付金ということは、全体の、例えば人件費など、そういった中から捻出をしてもらうというような状況で、備品費として充てる、そういう項目はないという認識でよろしいでしょうか。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長 
     交付金750万円を支出していますので、その使途につきましては協議会の自主的な御判断の中で、人件費というのは今3名の方がおりますが、それ以外のどういった形でお金を使われるかというのは、この協議会の方の自主的な御判断によってされているものだというふうに認識しております。 ○岩崎委員   あと気になるのがイルミネーションですが、20メートルぐらいある木に垂らしていると思いますが、当然、業者さんではなくてこの協議会の役員の方々が、自分たちで電球を買って高いところに登ってやっているとは思うんですけれども、こういったものに対しても、全体の中から捻出して、イルミネーションも考えてくれとしているのかどうか、その辺をお聞かせください。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   お手元の事務事業評価資料2に記載をさせていただいております。自主事業ということで、イルミネーションについても、協議会の皆さんが御検討いただく中で実施されているということでございます。 ○岩崎委員   犬のふんの被害もよく聞かれるところでありますが、そういった苦情の窓口は協議会になっているんでしょうか、それとも市になっているんでしょうか。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   私どもにも直接電話がかかったりします。協議会でやられていることもあるようですけれども、私どもにもかなり、ふんがあるとか、ごみがあるとか、そういったお話はいただいております。 ○藤田分科会長   ほかにありませんか。 ○帆秋副分科会長   いくつか基本的なことをおたずねします。まず、この協議会をボランティアとしてスタートさせた主な理由。先ほど民間ですれば2,000万円ほどということがありましたが、それだけの理由でボランティア活動からスタートしたということではないと思うので、こうしたことの目的が1つ。  あと、民間委託業者にもし委託して2,000万円なりを払ったとした場合、その効果。この交付金の、補助金の750万円がはるかにそれを上回る部分を明確に説明できるなら、それを幾つか聞かせていただきたいということ。  あと、岩崎委員が先ほど言ったこと、要望とは違いますが、このボランティア団体の協議会の人たちの素直な声として、今どういう声が出ておりますかという3つを聞かせてください。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   まず目的、設立の背景ですけれども、お手元の事務事業評価資料3の設立の背景というのを記載させていただいておりまして、市民が愛着を持って育て、さまざまな活動の場として利用していただくため、市民の手による管理の仕組みが必要であると考えて、こういったサポーターを募集して、そして手を挙げた方と一緒になって、こういった協議会設立をしてまいったという、そういう状況でございます。  2点目の効果ですけれども、2,000万円という数字を書かせていただいていますが、これは市民皆様方で、ボランティアの方も含めて、まさに皆さんで守り育てていくということですから、単純に数字でははかれないものがあるだろうと認識をしておりまして、企業で参加される方は、最近、地域貢献などそういった目的の中で、企業の方も毎月のように参加されているところもありますので、それは金額のみにあらわれない、そういったみんなで一緒に育てていくという、それは効果としてはあらわれていると思います。  そして3点目の声ですけれども、確かに、大きなイベントに貸すと芝生が傷むんだと。今もラグビーワールドカップの公式ファンゾーンとして使われており、11月末まで広場を使われ、その後は芝生の張りかえをする。芝生が傷むので、芝生の維持管理についても大変だという声、また、協議会のメンバーが高齢化することによって、特定のメンバーにかなり負担がかかっているというような声もいただいているのは事実としてあります。ですから私どもとしても、交付金を出しているので、自主的にいろいろな運営をしていただきたいのですけれども、とはいえ、そういった状況がありますので、私どもも連携を図りながら、協議会の運営を今後継続していただけるような、そういった形で連携を深めてまいりたいと考えております。 ○藤田分科会長   ほかにありませんか。 ○穴見委員   ファミリーフェスタについてです。自分は行ったことがありませんが、何かいろいろゲームなど書いていますけど、これは基本的に一般の方から参加費とかはもらっていないのですか。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   ファミリーフェスタのその部分につきましては、チラシを見ていただいて、後ろのページに、各ブース無料と書いてありますが、ここは無料です。ファミリーフェスタの案内を協議会のほうからもされているということで、そういった取り組みをさせていただいているという状況でございます。 ○穴見委員   ということは、例えばもっと来場者数をふやしたいと思って、内容を見直そうとなったときに、要はこの内訳の金額内で、自分たちで考えて内容を見直すというようなやり方になるのでしょうか。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   内容を見直す場合は協議会の方々でやられますが、特にことしは3,000人以上おられたんじゃないかというぐらい非常に好評で、天気にも恵まれて、今説明させていただいたように、無料なものですから、普通こういうイベントは、少しお金を取られたりするんですけれども、非常に好評で、市民の方も御存じの方は御存じで、親子連れがたくさん来られたという形で、今、この内容については毎年恒例みたいになっていますが、ある程度好評を得ており、大きな列ができたりしますので、内容の見直しは協議会がしますけれども、この内容については、アンケートはとっておりませんけど、かなり御満足をいただいている、そういう状況だと認識をしております。 ○穴見委員   ということは、今のところ内訳にあるファミリーフェスタの約124万円という金額の中で賄えているという認識でいいですか。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   このお金の中で賄えているという状況でございます。 ○穴見委員   別件です。今後の方向性、課題のところで、広報については運営形態のあり方についても検討する必要があると書かれていますが、先ほど委託云々という話もありましたが、それ以外で何か案はありますか。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   今、特段の案はございません。 ○藤田分科会長   ほかにありませんか。 ○日小田委員   数字の関係ですが、事務事業評価シートの様式2の交付金が750万円で、人件費が228万円、トータルで総事業費が978万円。先日もらった事務事業評価資料2の事業費の内訳は、交付金が750万円で、その中に人件費が入っている。どのように解釈すればいいですか。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   これはこの事業に従事している市の職員の人件費を記載するようになっておりまして、0.3人だというのは変わっていないんですけれども、もともとこの資料をつくる際に、平成28年と平成29年の数字と平成30年、令和元年の数字が、職員の数字が微妙に変わってきているんです。それに0.3を掛けるという、そういう状況です。 ○日小田委員   その件はわかりましたけれども、もう1件。  今ずっと話が出ていますが、問題は、今後いかにして事業を継続していくかということだと思いますが、人も、高齢化していき、人もかわってくると思うし、できたてのときはいいですが、これが5年、10年たつと随分変わっていくかなという気がしてならないので、そのときに、今はお金の問題ではないですが、750万円の金額でやっていけるのかどうなのかという問題が1つあるのと、この中に独自事業をやっていますが、この予算の中で賄っていると。だから、収益事業といったら悪いですが、何かそういうものも織り込んでやるようなことも考えていく時期が来るのではないかなと思いますが、今言ったようにこの組織を、市として今後どのように捉えていきたいのか、というのが1つわからないのが、例えばJ:COMホルトホール大分の前の広場です。J:COMホルトホール大分の事業と連携がないです。だから、その辺の絡みとか全く見えない部分が非常にあるので、その辺の考え方はどうなんですか。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   3点の御質問があったかと思いますけれども、まず750万円につきましては、協議会の方ともやりとりさせていただいておりますけれども、金額をたくさんふやしていただきたいという、そういう要望はいただいていないです。  それよりも、あくまで人だということで、2点目の収益事業はどうかということで、そういったことも御検討いただいているというのは確かで、なかなか効果的なものもない。ただ、いかに人をどうやって確保していくか。私どもは特効薬はないというふうに思っていますので、地道に活動を進めながら、ボランティアの方を募集して声をかけて、地域の方には声をかけさせていただく中でと考えております。  J:COMホルトホール大分との連携ですが、イベントの中には、J:COMホルトホール大分のイベントの日とあわせて、大分いこいの道を借りる方もいます。ただ、申し込み先が別個になっているものですから、直接的な連携は私どもは図っておりませんが、借りられる方によっては一緒に借りるというような実情があります。 ○日小田委員   できればね、J:COMホルトホール大分と一緒になって何か事業をやるなど、そういうことも必要なときがあるのではないかと思います。これは検討課題として考えておいてもらえばいいですが、一番気になるのは、例えば事務員2名、事務局次長1名分の給与が200万円。どのくらいの頻度で出勤されているかはわからないんですが、どう見ても、最低賃金以下の給料なので。事務員さんといったら、当然、常駐しているような感じのイメージしか我々は持たないです。そうすると1人100万円以下という話になるので、市のほうがそれでいいんだというふうに思っているのか、いや、そうじゃなくて、やっぱりここは改善しないと悪いと思っているのか、そこが気になります。  そうでないと、やはり一番大事なところがきちんとしないと、長続きはしないし、これだけのボランティアの人たちとの連絡調整機能というのは多分すごいものがあると思います。だから、そういう人たちのことを、事務員さんがある意味じゃ担っている部分があるかなというふうに思うので、そうなったときに今の状況で続けられるのかなと思いますので、その辺は何か話は聞いていますか。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   まず、事務員の2名の方は午前10時から午後4時まで、月曜日から金曜日までの勤務で、月額8万円ぐらいで、12カ月で96万円です。事務局次長の方は週3日で、午前10時から午後4時の勤務となっております。  賃金について、安いとかいうお話は、今まで直接私はいただいたことはないです。 ○日小田委員   交付金ですから、協議会の方が、増額してくださいというのは、多分言えないと思います。そうするともう、その中でやりくりするしかないので、そうなると声としては多分出てこないと思います。そこで働く人たちも、これが当たり前だというぐらいの認識しかないので。そうなったときに、行政としてそれでいいのかどうなのかという問題も出てくるのではないかと思うので、そこは今後配慮しながら、十分話し合いをしてほしいと思います。これは要望ですけれども、お願いしておきます。 ○藤田分科会長   これは個別の要望ということでよろしいですか。 ○日小田委員   個別の要望です。 ○藤田分科会長   ほかにありますか。 ○岩崎委員   若干、協議会で委員のメンバーの方に話を聞かせていただいたのを最後につけ加えさせて、要望させていただきたいですけれども、先ほど言われたように、お金の問題についてそんなに多くは言われていない、課長がおっしゃったようなところなんですね。でも、それでいいのかという日小田委員の御意見ももっともだと思います。それも要望ですけれども、中身について、どういったものがあるか。  例えば芝生の問題ですけれども、やっぱり養生マットを引いて云々と言っていますが、1回企業がイベントをやったら惨たんたるものだという状況がありますので、協議の場で、事前にそういう受け付けがあったら、協議会の方の芝生に関する要望をきちっと伝えるなり、責任を持たせるなり、企業は基本的にはJR大分駅北口のほうでイベントをやるとか、そういう検討もぜひしていただきたいなというふうに思います。みんなでつくると言いながら、イベントをやった後の芝生の管理は大変なものだということで、かなりそこは言われておりました。  もう1点は、みんなでつくると言いつつも、やはり市にもっと人的な補助をやってほしいです。ボランティアの要請であるとか、市職員、あとOBの方々もぜひ積極的にです。みんなで守ると言うのであれば、そういったボランティアもぜひ積極的にしてほしいというような要望が強く寄せられておりました。情報提供という形でさせていただきます。  それと芝生の問題ですと、ラグビーワールドカップの後に、県からは、張りかえる云々の説明はあったということですけど、確証がないということで、かなり不安を持たれています。これもあわせて情報提供で要望させていただきます。 ○藤田分科会長   個人要望でよろしいですか。 ○岩崎委員   はい。 ○藤田分科会長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   私のほうから、今の岩崎委員のことも若干関連がありますが、今度ラグビーワールドカップがありますね。県に広場を貸しているということを聞いていますが、今回に関して、この協議会のほうから、市が貸す場合にそういった芝生の回復の問題など、そういったものが事前に相談があったのかどうか、お聞きします。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   事前に協議、御相談をさせていただいております。 ○藤田分科会長   例えば、仮設でかなり大きな建物を建てていますが、あれは恐らく相当、芝などの状態が荒れるのではないかと思いますが、その辺のお金の問題も含めて、相談の中にはありませんでしたか。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   芝生については御相談があっており、私どももどうするのかと話をする中で、ラグビーワールドカップ終了後、11月の終わりまで撤去がかかると。それから芝生の復旧作業に入っていきますが、2,500平米か2,600平米ぐらいは芝生を全面張りかえると。それにかかる費用については県のほうが負担することになっております。 ○藤田分科会長   それはもう県とは正式に確約ができているということでいいですか。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   はい、そういうお話で了解をいただいております。 ○藤田分科会長   県に貸すということなので無料ということは、わからなくはないですが、組織委員会との兼ね合いが、私もどうも一番気になっていまして。来る方々は組織委員会の関係者でないとだめですとかいうのを狭めながら、県には無料で貸していると、それで長い期間、約2カ月近く入れないわけですよね、そんないろんな市民の皆さん方の苦情が出ているので、その辺もよく考慮しながら、県とはよくその辺の話をしていただきたいなというふうに思います。  次に委員評価に入ります。  ここで委員各自で、お手元の事務事業評価シートの左側1の項目別評価と2の委員評価を記入していただきます。これらの部分は、後の自由討議や最終委員評価の発表で必要となりますので、必ず御記入ください。5分程度でお願いをいたします。  〔事務事業評価シート記入〕 ○藤田分科会長   次に、自由討議に入ります。評価の合意形成を図る上で重要ですので、ただいま記入いただいた評価区分とその理由についての発言をお願いいたします。 ○穴見委員   評価区分としては拡充にしています。先ほど説明の中で、予算の増額という要望よりも人の確保をというような話があって、継続かなと思いましたが、日小田委員がおっしゃっていた事務員さんの人件費の部分が、どうしてもひっかかったので、拡充という結論です。 ○岩崎委員   私も拡充です。人件費もそうですけれども、やはり備品など、かなり捻出して、芝刈り機なども自分たちで購入していると。やはりそれなりの設備は保障してあげるべきではないかという意味で、拡充とさせていただきました。 ○日小田委員 
     拡充です。中身は、やっぱり協議会のもともとの目指すところですね、市民で育てるみんなの広場というところだと思うので、やはりこれは継続し、発展していただきたいというのがあるので、交付金の見直しを含めて拡充してほしいと。先ほどの賃金の問題もあります。それと、できれば拡充の中の、例えば独自事業、J:COMホルトホール大分との提携とか協力関係とか、いろんな方策ができると思うので、そういうことをしながらも、独自にもっと発展できるような余地があるのかなと思うので、そのためには、やはり拡充という形で頑張ってもらうのが一番いいのかなと思っています。 ○帆秋副分科会長   3人立て続けに拡充で申しにくいですが、私は継続という形で、判断をしました。先ほど質問した中で御回答いただきましたが、設立の背景、目で見てわかりましたが、改めて確認させていただいた中で、市民の手でボランティア的にこれをつくり上げていくということを前提に、この人たちが集まってきていただいているという、崇高な人たちの集まりだということが1つ。  ただ、高齢化とか人数縮小とかいろいろあるでしょうけど、そういう人たちの素直な声をどういうふうに聞いているかということを質問させていただいた中で、ほかの方の質問の中にも、予算的なこと、経済的なことを口にすることはほとんどなかったと。マンパワー的な確保を行政が積極的に協力、支援をしてほしいということに収れんした中での、崇高な人たちの集まりというふうに私は受けとめさせていただきました。  それぞれの効果につきましては、ほとんど①だと思っているので、この形が、本当に崇高な精神を生かせるような形を十二分にサポートしてあげて、あとは手を挙げたので最後までやらないと悪いというのは、これは無理強いになりますので、ボランティアじゃなくなりますので、そこの広報だとか、人の集め方だとか、あと予算の交付金にあらわれない部分の予算補助の使い方等につきましては、この協議会にやるということではなくて、直接何か手を貸したりする、そのことを積極的にやっていくことを前提に、継続という形で私は思っております。 ○藤田分科会長   私は、拡充と思っております。ただ、全体的にまだ750万円の内容がわからないところがありますが、どう見ても今のままでは厳しい中でやりくりをしているような感じを受けますので、やはり拡充したほうがいいかなと感じています。特に今、J:COMホルトホール大分との連携などその辺のところも、また、ほかの事業の収益事業等も考えられますので、拡充しながら、大いに大分いこいの道協議会として運営できるような形、安心して運営できるような形をつくっていくべきではないかなと思いますので、拡充と思います。  それでは、今委員の皆さんに発表していただいた結果については、拡充が4名で継続が1名という状況でありますので、意見が分かれておりますので、協議をしたいと思いますが、いかがしましょうか。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   協議中に大変申しわけございません、2点ほど。  まず1点は、評価シートの様式の2のところですが、1枚目の資料ですけれども、ここに当初お配りしたときには基本姿勢のところは空欄でしたが、左のページの上から4段目ぐらいまで、基本政策、政策施策、基本姿勢、市民主体のまちづくり、その言葉を入れさせていただいております。  それともう1点、大分いこいの道協議会事務局職員の方の賃金ですけれども、市の臨時職員の方の時間の単価とあわさせていただいていますので、一緒の金額になっております。 ○藤田分科会長   今報告いただいたとおりでございますが、4対1で意見が分かれましたので、これから協議をしたいと思いますが、いかがしましょうか。 ○帆秋副分科会長   このことで交付金の額を広げて現状のままでいいですよということには当然ならないと思います。交付金を差し上げますので、もっともっと充実させてくださいというような話が、もし行政からこの協議会が受けた場合、行政に聞く内容じゃないんですけど、そのつもりではなく、ボランティアとして大多数の方がこの協議会に参加している団体、個人だというふうに私は認識しているので、その辺のことを、本来の筋道を外さないかなというのが非常に危惧します。私が市職員時代にああいった仕事をしていましたので。もちろん、お金がないよりあったほうがいいという部分は、これは否めませんが、設立時その人たちの精神を、そこで少し私はゆがめてしまうのではないかなと非常に気になります。これは委員や執行部に言ってもしようがないですけど。無料でもしますよと思っている方が多いのではないかなという気がしますけどね。 ○藤田分科会長   はい、わかりました。では、意見が調いませんので、挙手で決定したいと思います。  まず、拡充に賛成の方の挙手をお願いいたします。  〔賛成者挙手〕 ○藤田分科会長   挙手多数により、建設分科会評価といたしましては拡充ということにいたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、そのように決定をいたします。  ただいま決定した理由あるいは改善内容、提案事項等についてまとめを行いたいと思います。いかがいたしましょうか。 ○岩崎委員   帆秋副分科会長が言われたことは重要視すべきではないかと思います。お金を出すので、どうぞというわけではなくて、求めているのはボランティアをもっと積極的に確保してほしいとか、芝生に関する意見、要望をきちっと吸い上げてほしいとか、そういうものがありますので、コミュニケーションを今以上にしっかりとっていくというのは必須ではないかなと思います。 ○帆秋副分科会長   案は正副分科会長がつくりますけど、金銭的に交付金額を露骨にふやすとかいう感覚の文章ではなくて、その辺は皆様方の意見を包括した中で、団体の人たちの気持ちも傷つけなく、大分いこいの道広場の使い道を広く市民に知らしめる中で、充実した広場にしていくというような感覚で、その辺の文章表現は考えてみます。 ○穴見委員   確認だけいいですか。これは幾らふやすとかはわからないですけど、仮に幾らかふえたとして、この内訳というか振り分けは、もう協議会のほうに任せるということですか。 ○姫野都市計画部次長兼まちなみ企画課長   はい、協議会の中でこの予算の支出について協議されて、御判断されるものという形です。 ○帆秋副分科会長   関連で私も聞きますが、先ほど私の話に戻りますが、例えば200万円、300万円ふやすとしますね。イベントをあと2つはプラスしないと、見合ったものにならないなと、恐らくそういった要望も出る部分があると思います。このままで、確かに見合った金額は差し上げられていなかったというのは、事業の拡大とは言えないと思うので、継続と判断しました。予算を上げる、拡大するということは、事業を膨らませて充実させるということにつながるので。今、評価結果は出ましたが、協議会の人たちと十分話をしていただいて、できる部分、したい部分や変えたい部分など、その辺は無理がないような形で拡充という結果の方向性が、双方の協議でできればいいかなと思います。無理強いをするような形は避けてください。 ○藤田分科会長   穴見委員も同じような考え方ですね。 ○穴見委員   はい。 ○藤田分科会長   それでは、分科会評価結果の理由等につきましては先ほどの意見をもとに、文言につきまして正副分科会長に一任ということでよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、そのようにさせていただきます。  以上で事務事業評価を終わります。  次に、討論、採決については全体会で行うことになりますが、本案に対する当分科会としての意見を集約したいと思います。  本案の認定について、反対の御意見はありませんか。 ○岩崎委員   予算でも申しましたけれども、横尾土地区画整理事業の点については、他の事業との整合性の観点から、やはり決算の認定には反対をさせていただきたいと思います。  あと、大分城址公園のイルミネーション関連事業と祝祭の広場についても、これも予算で反対しておりますけれども、市民合意の形成不足の観点から、決算の認定には反対させていただきます。 ○藤田分科会長   本案については、一部反対の意見があったということで集約をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、そのように集約をいたします。  次に、特別会計の平成30年度大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計歳入歳出決算について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○堤まちなみ整備課長   恐れ入りますが、先ほどの平成30年度一般会計歳入歳出決算に係る岩崎委員の御質問について、お答えしてよろしいですか。 ○藤田分科会長   はい、どうぞ。 ○堤まちなみ整備課長   横尾地区が、1戸当たりの補償費が約2,900万円になります。ちなみに坂ノ市区画、これが10年ほど前になりますが、約2,300万円となります。 ○岩崎委員   はい、わかりました。 ○堤まちなみ整備課長   では、続きまして特別会計の平成30年度大分市駅南土地区画整理清算事業特別会計の決算状況について説明いたします。  〔資料④11ページ 平成30年度大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計について説明〕 ○藤田分科会長   ただいま説明がありましたが、質疑、意見等はありませんか。よろしいでしょうか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   ないようですので、質疑、意見を終結いたします。  次に、本案の認定について反対の御意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   本案については、反対の意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、そのように集約をいたします。  続いて、都市計画部に対しての分科会要望ということで、委員の皆さん方で分科会の要望でというものがありましたら、出していただければと思いますが。特に何かございませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、以上で都市計画部の審査は全て終了いたしましたが、委員の皆さん方から、他の分科会と関連する要望事項はありませんか。よろしいですか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、委員の皆さんからそのほかとして何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   執行部から、そのほかとして何かありませんか。よろしいですか。  〔「ありません」の声〕 ○藤田分科会長   最後に執行部にお願いですが、委員からの個人要望につきましては、分科会並びに委員会としての要望とはいたしませんが、真摯に受けとめ、対応してくださるよう申し添えておきます。よろしくお願いします。  次に上下水道局の案件について審査を行いますので、説明員を交代させます。都市計画部の皆さん方、お疲れさまでございました。  〔説明員交代〕 ○藤田分科会長   これより、上下水道局の案件について審査を行います。  ここで審査に先立ちまして、衞藤上下水道部長から発言を求められておりますので、これを受けたいと思います。 ○衞藤上下水道部長 
     藤田分科会長、帆秋副分科会長を初め、建設分科会委員の皆様方には、平素から上下水道事業に対しまして御指導、御鞭撻をいただいておりますことに対し、この場をおかりして厚く御礼申し上げます。  本日は平成30年度の水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定並びに平成30年度の公共下水道事業会計資本剰余金の処分及び決算の認定について、御審議をいただきます。  後ほど担当課長より詳細について説明させていただきますが、水道事業会計の収益的収支につきましては、約27億円の純利益を計上することができました。一方、資本的収支につきましては、約51億円の収支不足が生じておりますが、減価償却費などの内部留保資金で補填したところであります。  また、公共下水道事業会計の収益的収支につきましては均衡しております。一方、資本的収支につきましては、約38億円の収支不足が生じておりますが、減価償却費などの内部留保資金で補填したところであります。  今後におきましても、より効率的な事業運営を行う中で健全経営を維持し、持続可能な上下水道事業の確立を目指してまいりたいと考えておりますので、何とぞ慎重御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○藤田分科会長   それでは、議第95号、平成30年度大分市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○衛藤経営企画課長   〔添付資料 平成30年度大分市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について説明〕 ○藤田分科会長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見等はありませんか。よろしいでしょうか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   ないようですので、質疑、意見を終結いたします。  次に、本案の認定について反対の御意見はありませんか。 ○岩崎委員   事業そのものに反対するものではありませんが、消費税にかかわる措置について、会派としても反対しておりますので、同じように反対とさせていただきます。 ○藤田分科会長   本案については、一部反対の意見があったということで集約をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、そのように集約をいたします。  では次に、議第96号、平成30年度大分市公共下水道事業会計資本剰余金の処分及び決算の認定について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○衛藤経営企画課長   〔添付資料 平成30年度大分市公共下水道会計資本剰余金の処分及び決算の認定について説明〕 ○藤田分科会長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見等はありませんか。よろしいでしょうか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   ないようですので、質疑、意見を終結いたします。  次に、本案の認定について反対の意見はありませんか。 ○岩崎委員   消費税に係る基本的な立場から、議第96号の決算の認定に反対させていただきます。 ○藤田分科会長   本案については、一部反対の意見があったということで集約をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、そのように集約をいたします。  上下水道局への分科会の要望事項でございますが、委員の皆さん方から要望事項はありますか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   以上で上下水道局の審査が終了いたしましたが、委員の皆さん方から、他の分科会と関連する要望事項はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、委員の皆さん方からそのほかとして何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田分科会長   執行部から、そのほかとしてありませんか。よろしいですか。  〔「ありません」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、上下水道局の皆さんは退席をお願いします。お疲れさまでございました。  委員の皆さんはそのままお残りください。  〔上下水道局退席〕 ○藤田分科会長   それでは、これまで出された分科会としての要望事項を確認しておきたいと思います。  1点だけございました。市道についての全ての管理を徹底してやってもらうという要望を出したいと思いますので、そういったことで、この1項目だけということでよろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田分科会長   それでは、そうさせていただきます。今までの要望事項を、全体会における建設分科会長報告として報告をいたします。  ここで、次回の建設分科会について確認をいたします。  次会は、20日金曜日の10時から開催をし、分科会要望及び事務事業評価の分科会評価結果の文言を確認していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で、決算審査分科会を終了いたします。                              午後2時41分散会...