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  1. 大分市議会 2019-09-17
    令和元年第3回定例会(第5号 9月17日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和元年第3回定例第5号 9月17日)   第3回大分市議会定例会議録 (第5号) ───―────―──────────── 令和元年9月17日 午前10時0分開議 ───―────―──────────── 出席議員   1番    穴 見 憲 昭   2番    小 野 仁 志   3番    松 木 大 輔   4番    倉 掛 賢 裕   5番    田 島 寛 信   6番    二 宮   博   7番    藤 田 敬 治   8番    安 部 剛 祐   9番    永 松 弘 基  10番    板 倉 永 紀  11番    足 立 義 弘  12番    仲 道 俊 寿  13番    長 田 教 雄
     14番    秦 野 恭 義  15番    阿 部 剛四郎  16番    松 本 充 浩  17番    堀   嘉 徳  18番    井手口 良 一  19番    福 間 健 治  20番    岩 崎 貴 博  21番    斉 藤 由美子  22番    馬見塚   剛  23番    甲 斐 高 之  24番    帆 秋 誠 悟  25番    松 下 清 高  26番    宮 邉 和 弘  27番    髙 野 博 幸  28番    安 東 房 吉  29番    日小田 良 二  30番    スカルリーパー・エイジ  31番    三 浦 由 紀  32番    高 松 大 樹  33番    野 尻 哲 雄  34番    衛 藤 延 洋  35番    大 石 祥 一  36番    仲 家 孝 治  37番    荻 本 正 直  38番    高 橋 弘 巳  39番    橋 本 敬 広  40番    川 邉 浩 子  41番    国 宗   浩  42番    泥 谷   郁  43番    佐 藤 和 彦  44番    今 山 裕 之 ───────────────────── 欠席議員  な し ───―────―──────────── 出席した事務局職員 局長  奈 良 英 治 次長兼総務課長  村 上 雄 二 議事課長  吉 野   宏 議事課参事  岡 村 吉 宏 議事課政策調査室長  斉 藤 淳 一 議事課参事補  河 井 保 政 ───―────―──────────── 説明のため出席した者の職氏名 市長  佐 藤 樹一郎 副市長  久 渡  晃 副市長  桑田 龍太郎 教育長  三 浦 享 二 上下水道事業管理者  三重野 小二郎 消防局長  針 宮 誠 司 総務部長  佐 藤 耕 三 企画部長  江 藤   郁 企画部審議監  広 瀬 正 具 財務部長  縄 田 睦 子 市民部長  西 田 充 男 福祉保健部長  小 畑 裕 之 子どもすこやか部長  藤 田 恵 子 環境部長  末 松 広 之 商工労働観光部長  永 松   薫 農林水産部長  加 藤 典 臣 土木建築部長  広 瀬 淳 三 都市計画部長  清 水   剛 監査事務局長  首 藤 康 臣 教育部長  佐 藤 雅 昭 教育教育監  重 石 多鶴子 上下水道部長  衞 藤 亥太見 企画部次長市長室長  高 橋 賢 次 財政課長  吉 良 昌 昭 ───―────―────────────   議  事  日  程  第5号     令和元年9月17日午前10時開議 第1 委員長の報告 質疑、討論、採決 第2 議第97号上程、審議(提案理由説明委員会付託省略) 第3 意見書案第2号及び第3号一括上程、審議(提案理由説明及び委員会付託省略) ───―────―────────────   本日の会議に付した事件 日程第1 委員長の報告 質疑、討論、採決 日程第2 議第97号上程、審議(提案理由説明委員会付託省略) 日程第3 意見書案第2号及び第3号一括上程、審議      (提案理由説明及び委員会付託省略)  ◇─────────────────◇ ○議長(野尻哲雄) おはようございます。これより会議を開きます。           午前10時0分開議 ○議長(野尻哲雄) 本日の議事は、お手元に配付の議事日程第5号により行います。  ◇─────────────────◇ ◎日程第1 委員長の報告 質疑、討論、採決 ○議長(野尻哲雄) 日程第1、去る10日の本会議において各常任委員会に付託いたしました議第74号から議第93号までの議案20件、請願1件、陳情3件並びに令和元年第2回定例から継続審査となっております請願2件、陳情6件を一括議題とし、各常任委員長の報告を求めます。  最初に、総務常任委員長。4番、倉掛議員。 ○4番(総務常任委員長 倉掛賢裕)(登壇) おはようございます。総務常任委員長報告を行います。  さきの本会議において当委員会に付託されました予算議案1件、一般議案7件、請願1件、陳情1件及び継続審査となっておりました請願1件、陳情2件につきまして審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、予算議案の議第74号、令和元年度大分一般会計補正予算第2号第1条、歳入歳出予算の補正のうち、歳入についてであります。これは、国県支出金、繰越金及び市債等の補正であり、補正総額は3億2,100万円となっており、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、歳出のうち第2款総務費につきましては、自治体ポイントの導入に要する経費及び平和市民公園能楽堂空調設備の改修に係る経費の計上であり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、第4条、地方債の補正につきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、一般議案の議第77号、大分市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についてであります。これは、地方公務員法に規定する会計年度任用職員の給与及び費用弁償について条例を制定しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第78号、大分市技能労務職員たる会計年度任用職員の給与の種類及び基準を定める条例の制定についてであります。これは、技能労務職員たる会計年度任用職員の給与の種類及び基準について条例を制定しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第80号、大分市支所設置条例の一部改正についてであります。これは、字の区域及びその名称の変更に伴い所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
     次に、議第81号、大分市印鑑条例の一部改正についてであります。これは、住民基本台帳法施行令の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第82号、大分市における公正な職務の執行の確保等に関する条例等の一部改正についてであります。これは、地方公務員法の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第83号、大分市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部改正についてであります。これは、休日代休制度を導入し、時間外勤務について所要の改正をするとともに、地方公務員法の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第84号、大分市手数料条例の一部改正についてのうち、当委員会所管分であります。これは、消防法に基づく貯蔵所の設置の許可の申請に対する審査に係る手数料の額を改定するとともに、住民基本台帳法の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、請願、陳情の審査結果について御報告申し上げます。  まず、継続審査となっておりました請願、陳情についてであります。  平成30年請願第4号、公的年金制度の改善についての意見書提出方については、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。  次に、平成29年陳情第14号、明野支所を核施設とする多世代交流プラザ仮建設に反する陳情につきましては、委員から、明野支所機能拡充は必要であると認識しているが、多世代交流プラザの建設に関しては費用面等の課題もあることから、十分に調査研究して方向性を出すべきではないかなどの意見が出されました。審査いたしました結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。  次に、平成29年陳情第15号、複合型防災訓練センター仮建設に関する陳情につきましては、委員から、総合防災拠点の整備に関しては明野地域まちづくりビジョンでも掲げられているが、提言に対して本市はどのように取り組んでいくのかなどの質疑が出されました。審査いたしました結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。  最後に、新たに付託されました請願、陳情についてであります。  令和元年請願第2号、消費税率10%への増税の中止を求める意見書提出方については、委員から、消費税率は10月から10%に引き上げ予定であり、今から中止することは時間的に厳しいのではないかなどの意見が出されました。審査いたしました結果、一部継続審査を求める意見がありましたが、不採択とすることに決定いたしました。  次に、令和元年陳情第5号、新たな平和祭の開催を求める陳情については、委員から、本市としてはムッちゃんが存在したと確認しているのか、ムッちゃんの存在については本市のこれまでの見解を再度精査する必要があるなどの質疑、意見が出されました。審査いたしました結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。  以上で、総務常任委員長報告を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 次に、厚生常任委員長。5番、田島議員。 ○5番(厚生常任委員長 田島寛信)(登壇) おはようございます。厚生常任委員長報告を行います。  さきの本会議において、当委員会に付託されました予算議案1件、一般議案6件、陳情1件及び継続審査となっておりました請願1件につきまして、審査いたしました経過並びに結果のご報告を申し上げます。  最初に、予算議案の議第74号、令和元年度大分一般会計補正予算第2号第1条、歳入歳出予算の補正、歳出第3款民生費についてであります。これは、旭町文化センター第2駐車場のり面改修費のほか、県が市町村への補助事業として実施している大分にこにこ保育支援事業において、保育料の減免対象者が10月から拡大されることに伴う補助費の追加計上であります。審査いたしました結果、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  第3条債務負担行為の補正第3表中、1追加、民間放課後児童クラブ活用事業令和2年度分につきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、一般議案の議第85号、大分市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてであります。これは、災害弔慰金の支給等に関する法律及び災害弔慰金の支給等に関する法律施行令の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に議第86号、大分市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。これは、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであり、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  議第87号、大分市幼稚園型認定こども園保育所型認定こども園及び地方裁量型認定こども園の認定の要件を定める条例の一部改正についてであります。これは、保育室等の設置に係る園舎の要件を変更しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  議第88号、大分市幼保連携型認定こども園学級編制職員設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。これは、幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  議第89号、大分市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。これは、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  議第90号、大分市立幼稚園条例の一部改正についてであります。これは、大分市立城南が丘幼稚園津留幼稚園明野幼稚園判田幼稚園寒田幼稚園及びこうざき幼稚園を令和2年4月1日をもって廃止しようとするものであります。  委員からは、大分市立幼稚園及び保育所のあり方の方針があるが、その中で待機児童の状況を勘案していないのか、園児数が少ないことによって具体的にどのような問題があると考えているのかなどの質疑が出されました。審査いたしました結果、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  最後に、請願、陳情の審査結果について御報告申し上げます。  まず、継続審査となっておりました令和元年請願第1号、大分市手話言語条例制定についての請願についてであります。  執行部から補足説明を受ける中、委員からは、障害者基本法障害者差別解消法などがある中で、この条例を定める意義は何か、市民の方にさまざまな事業を知ってもらうためにも条例は必要であるなどの質疑、意見が出されました。審査いたしました結果、採択することに決定いたしました。  最後に、今回新たに付託されました令和元年陳情第7号、高齢者ワンコインバス事業現行制度の継続を求める陳情につきましては、審査いたしました結果、一部採択を求める意見がありましたが、不採択とすることに決定いたしました。  以上で、厚生常任委員長報告を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 次に文教常任委員長。28番、安東議員。 ○28番(文教常任委員長 安東房吉)(登壇) おはようございます。文教常任委員長報告を行います。  さきの本会議において、当委員会に付託されました予算議案1件及び継続審査となっておりました陳情4件につきまして審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、予算議案の議第74号、令和元年度大分一般会計補正予算第2号、第3条債務負担行為の補正第3表中、1追加、金池小学校施設整備事業、2変更、舞鶴小学校校舎等長寿命化工事請負費横瀬小学校校舎等長寿命化工事請負費についてであります。これは、PFI事業として実施を予定している金池小学校の校舎等の整備や維持管理に係る経費の計上などであり、委員からは、なぜPFI事業として実施するのか、地場企業が受注できるようにしてほしいなどの質疑、意見が出されました。審査いたしました結果、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、陳情の審査結果について御報告申し上げます。  継続審査となっておりました、平成29年陳情第17号、大分市への科学館設置に関する陳情、平成30年陳情第7号、大分市に総合的な科学館設立を求める陳情の2件については、一括して審査を行いました。  執行部から、本市で科学館的要素を持つ関崎海星館設備整備基本構想について補足説明を受けました。委員からは、リニューアルされる関崎海星館は総合的な科学館ではないのかなどの質疑が出されました。審査いたしました結果、いずれも結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。  次に、同じく継続審査となっておりました平成30年陳情第9号、旧野津原中部小学校跡地への進入路の拡幅・整備に関する陳情についてであります。  委員からは、避難所として利用する場合に進入路の拡幅・整備は行わなくても問題はないのか、旧野津原中部小学校跡地利活用進捗状況はどうなっているのかなどの質疑が出されました。審査いたしました結果、結論を出すにいたらず、継続審査とすることに決定いたしました。  次に、同じく継続審査となっておりました平成31年陳情第2号、公立小中学校、義務教育学校の女子制服にスラックスの選択肢を求める陳情についてであります。  執行部から制服の現状について補足説明を受けました。制服の決定権限は校長にあり、制服の決定に当たっては学校がPTAと協議を行い、今後も柔軟な対応をするよう教育委員会が学校に指導していくことを確認しました。委員からは、性的少数者への理解を深める研修を、教職員だけでなく保護者などにも広く行ってほしいなどの意見が出されました。  審査いたしました結果、不採択とすることに決定いたしました。  以上で、文教常任委員長報告を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 次に、建設常任委員長。7番、藤田議員。 ○7番(建設常任委員長 藤田敬治)(登壇) おはようございます。建設常任委員長報告を行います。  さきの本会議において、当委員会に付託されました予算議案2件、一般議案4件につきまして審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、予算議案の議第74号、令和元年度大分一般会計補正予算第2号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第8款土木費についてであります。これは、市道交差点における防護柵等設置に係る経費や、国の交付金の追加配当による橋梁の維持改良費追加計上であります。また、11月に大在公共埠頭で行われる、大分みなと祭り開催補助金のほか、戸次本町地区における歴史的まちなみ景観形成を図るため、伝統的様式を有する建築物等の修理費に対する補助金の計上であり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、第2条繰越明許費、第2表中第8款土木費、第3条債務負担行為の補正第3表中、2変更、敷戸南住宅建設事業2期につきましては、いずれも異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第76号、令和元年度大分公共下水道事業会計補正予算第1号についてであります。これは、下水道事業の全体計画及び事業計画の変更に係る業務委託や、汚水処理施設整備構想の見直しに関する業務委託料などを債務負担行為として追加計上するものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、一般議案の議第79号、大分市企業職員たる会計年度任用職員の給与の種類及び基準を定める条例の制定についてであります。これは、地方公務員法及び地方自治法の一部改正により、会計年度任用職員に関する規定が整備されたことから、企業職員たる会計年度任用職員の給与の種類及び基準について条例を制定しようとするものであり、一部反対意見はありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第84号、大分市手数料条例の一部改正についてのうち、当委員会所管分であります。これは、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第91号、低速電動バスの購入についてであります。これは、市民や事業者等環境保全への関心を高めるため、地域公共交通等に利用する低炭素型モビリティーとして、低速電動バスを新たに購入しようとするものであり、一部反対意見はありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第93号、市道路線の認定及び廃止についてであります。これは、上野ケ丘西7号線など14路線を認定し、牧3号線など5路線を廃止しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  以上で、建設常任委員長報告を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 次に、経済環境常任委員長。43番、佐藤議員。 ○43番(経済環境常任委員長 佐藤和彦)(登壇) おはようございます。経済環境常任委員長報告を行います。  さきの本会議において、当委員会に付託されました予算議案2件、一般議案1件及び陳情1件につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、予算議案の議第74号、令和元年度大分一般会計補正予算第2号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第6款農林水産業費についてであります。  これは、森林環境譲与税基金を利用した森林整備区域の選定に係る調査費のほか、市尾地区農業集落排水施設の改修に係る農業集落排水事業特別会計への繰出金の計上であり、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  また、第3条債務負担行為の補正第3表中、1追加、指定ごみ袋作製等業務委託料令和2年度分、ふるさと大分応援寄付金取扱業務委託料につきましては、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第75号、令和元年度大分農業集落排水事業特別会計補正予算第1号についてであります。これは市尾地区農業集落排水施設マンホールポンプに附帯する通報システムの改修費の計上であり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、一般議案の議第92号、工事請負契約の締結について、大分市佐野清掃センター清掃工場規模改修工事についてであります。これは、老朽化している佐野清掃センター清掃工場燃焼溶融設備などの更新や改修に係る工事請負契約の締結をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  最後に、陳情の審査結果について御報告を申し上げます。  今回、新たに付託されました令和元年陳情第6号、新環境センター建設候補地白紙撤回を求める陳情についてであります。  執行部から補足説明を受ける中、委員からは、新環境センターの建設について、建設候補地地元自治連合から条件つきの同意を得たとのことだが、その条件を明確にすることが先決なのではないか、建設候補地周辺住民に反対の意見があることを十分認識し、その不安を払拭すべきであるなどの意見が出されました。  審査いたしました結果、一部継続審査を求める意見がありましたが、不採択とすることに決定いたしました。  以上で、経済環境常任委員長報告を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 以上で、委員長報告を終了いたしました。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。 ○議長(野尻哲雄) 19番、福間議員。 ○19番(福間健治)(登壇) おはようございます。日本共産党福間健治です。  総務常任委員長報告に対する質疑を行います。  令和元年請願第2号、消費税率10%への増税の中止を求める意見書提出方について、総務常任委員長報告は不採択とのことでありました。不採択の主な理由は、消費税率10%増税が来月に迫っていることから、今の段階で中止は厳しいとの報告がありました。  まず、不採択にしたその他の理由があれば、どんな意見があったのでしょうか。また、不採択に反対した理由はどういう意見があったのでしょうか。あわせて継続審議を主張したとの報告もありましたが、その意見について総務常任委員長の答弁を求めたいと思います。 ○議長(野尻哲雄) 総務常任委員長。 ○4番(総務常任委員長 倉掛賢裕)(登壇) 福間議員からの質疑にお答えします。  令和元年請願第2号につきましては、委員会において慎重審議を行う中、先ほど質問にありましたように一部継続審査を求める意見がありましたが、採決の結果、不採択とすることに決定いたしました。  その内容につきましては、先ほど委員長報告のとおりでございます。消費税率は10月から10%に引き上げ予定であるということ、今から増税を中止することは時間的に難しいという意見が出されました。  以上でございます。 ○議長(野尻哲雄) 19番、福間議員。 ○19番(福間健治)(登壇) 先ほどの総務常任委員長の報告では、私が質問をしました不採択にしたその他の理由について、また継続審議にしたということはわかりますけど、その内容については理解ができませんでした。  私はですね、委員長は10月から始まるから中止は厳しいという回答だったんですけどね、私は大分市議会の歴史を振り返ってみましてね、ご承知の方もいらっしゃるかもしれませんけど、平成元年、昭和64年、この年は消費税が導入される年だったんですね。この3月議会において、大分市議会では今の経済環境委員会、当時は経済委員会でしたけどね、ここでは委員会では消費税導入に中止をするという請願が採択されたんです。しかし、本会議において何名かの方が欠席をしたために採択に至らなかったとういう経緯が過去にはございます。ですから私は、来月に迫っているからというだけの理由では、到底委員長報告には納得がいかないということを申し添えておきたいと思います。  2点目なんですけど、新しい請願が提案をされた場合には、執行部からの補足意見を聞いたりすると思うんですけど、どういう補足意見が執行部から意見として出されたのか、そして、委員会としてはこれに基づいて請願書のどういう内容について議論が交わされたのか、改めて総務常任委員長に質問をいたします。 ○議長(野尻哲雄) 総務常任委員長。 ○4番(総務常任委員長 倉掛賢裕)(登壇) 福間議員の質疑にお答えします。  まず、継続ではなく不採択ですので、継続にはしておりません。  消費税の執行部からの補足説明ということでございましたが、特に補足説明等はございません。  また、反対意見等は先ほどの説明のとおりでございます。  以上でございます。 ○議長(野尻哲雄) 19番、福間議員。 ○19番(福間健治)(登壇) 先ほどの総務常任委員長の御答弁の中で、執行部の補足意見はなかったということは答弁でわかりました。しかし、請願書のどういう内容について議論が交わされたのかということについては御答弁がなかったように思われます。総務常任委員長の答弁を聞く限り、審議の内容について私は疑問を持ったところであります。今回の請願は、消費税増税による国民生活への負担増、景気の低迷と地域経済への打撃、複数税率により事業者に多大な事務負担と混乱をもたらすこと、インボイス制度が及ぼす中小業者への弊害などに対する不安と懸念から出されたものであります。私は、請願の採択・不採択は別として、請願内容に基づき十分な審議を尽くすことが市民から負託された議会の役割だと考えております。このことを指摘をして質疑を終わります。 ○議長(野尻哲雄) ほかにありませんか。  21番、斉藤議員。 ○21番(斉藤由美子)(登壇) 21番、日本共産党の斉藤由美子です。  私は、さきの文教常任委員長の報告に対して質疑を行います。平成31年陳情第2号、公立小中学校、義務教育学校の女子制服にスラックスの選択肢を求める陳情についてであります。  委員長報告では不採択とありました。不採択の主な理由は、決定権限は校長にあって、PTAとの十分な協議を行うということでありました。しかしながら私は、さきの議会の一般質問でこの制服の自由選択を求める質問を行いました。そのときの答弁も、そのようなものであったと思います。ただ、校長に相談をして、PTAが協議をして、スラックスの自由を求めるか否かを協議する、このこと自体が児童生徒にとっては大きな負担になると私は考えます。その点においての議論はなかったのか。確かに先ほど研修を行うという報告はありましたけれども、それとはまた別問題だと思います。制服を自由に選択できること、そのことを当たり前にする事が生きづらさをなくすことにつながっていくと思いますが、その件についての議論がどのようになされたのか質問をいたします。 ○議長(野尻哲雄) 文教常任委員長。 ○28番(文教常任委員長 安東房吉)(登壇) 斉藤議員の質問にお答えします。  先ほど答弁しましたように、委員会の中では教育委員会が今後とも制服の決定に当たっては柔軟な対応をするよう指導していくということを確認しておりますし、先ほどから言われておりますように、本来、制服は校長に決定権限があると。これに対してこの陳情は、教育委員会にそれを求めるもので無理があるということから不採択としました。
     ただ、制服については校長に決定権があり、PTAとも協議していくということであるので、性的少数者に配慮したものになるようにPTAなどにも研修をするということについて要望したところであります。  以上であります。 ○議長(野尻哲雄) 21番、斉藤議員。 ○21番(斉藤由美子)(登壇) 答弁の中では、先ほどの報告と同じように決定権限は校長にあって協議を行うということでありました。  ただ、私は制服を選択するということが、それほど大きなこととして取り上げられること自体に違和感を覚えます。例えば、今日は寒いからスラックスにしようとか、今日は気持ちがスカートをはいていきたい気持ちだとか、それから、自分はやっぱりスカートは、はきたくないとか、そういったさまざまな気持ちをその日の朝に自己決定できることが、私は何よりも必要なことだと思います。  LGBTへの配慮は、これからさまざまな点でなされなければならないと思いますが、この小さなことを教育委員会に陳情された陳情者は、恐らく学校それぞれで対応が違うのでは意味がないということだったのではないでしょうか。私はこれは、教育委員会が一貫して、これは全ての児童生徒が自分で決定していいですよということになることを求めたものだと思います。ですから、ぜひとも採択をしていただきたかったと思います。  日本共産党文教常任委員がおりませんので、この場で採択を求める意見を述べさせていただきたいと思います。  以上で質疑を終わります。 ○議長(野尻哲雄) ほかにありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 以上で質疑を終結します。  これより、討論に入ります。  討論はありませんか。  20番、岩崎議員。 ○20番(岩崎貴博)(登壇) 日本共産党の岩崎貴博です。私は日本共産党議員団を代表して、各常任委員長報告に対する反対討論を行います。  まず、議第74号、令和元年度大分一般会計補正予算第2号についてであります。  令和元年度9月一般会計補正額は3億2,100万円です。特別会計を含めた全会計の補正総額は3億2,500万円となっています。  市道における安全・安心対策や子育て支援に関する施策の拡充などには賛同いたします。しかし、市民の願いに反する予算などの執行には同意できません。  2款総務費1項総務管理費4目企画費に、自治体ポイント導入に係る経費として2,424万円が計上されています。これは、消費税増税に伴う反動減対策にあわせてマイナンバーの促進を図ろうとするものです。消費税増税とマイナンバー制度に反対する立場から賛同できません。  3款民生費1項3目社会福祉費に、旭町文化センター管理費として、のり面改修工事費1,500万円が計上されています。施設の安全上、必要な工事そのものに反対するものではありませんが、同和対策事業の一環であり、基本的な立場から賛同できません。同和関連事業は、一刻も早く一般施策に移行することを求めます。  4款衛生費3項6目ごみ減量・リサイクル推進事業費に、指定ごみ袋作製等業務委託料として限度額2億6,600万円の債務負担行為が計上されています。家庭ごみ有料化は消費税と同様、所得の低い世帯ほど負担が重くなる逆進性の強い制度です。家庭ごみの減量は市民の理解と協働によって推進すべきであり、憲法25条に基づいた自治体業務を有料化すべきではありません。  6款農林水産業費2項林業費2目林業振興費に、森林環境整備促進事業に係る経費として1,045万円が計上されています。これは、大分市森林環境譲与税基金を活用し、森林整備の事業費に充てようとするものです。森林の吸収源対策や公益的機能の恩恵を口実に、国及びCO2を排出する大企業が引き受けるべき負担を国民に押し付けるものです。また、各自治体への配分基準は人口指標の割合が林業従事者数の割合よりも高く設定され、私有人工林が多い市町村より都市部へ多額に配分される問題点もあります。  このような点から、森林環境税が森林整備の安定的な財源確保策としてふさわしいのかどうか、林業経営の専門家や有識者からも疑義が示されております。森林の公共的、多面的機能を踏まえれば、森林整備のための安定的な財源は国の一般会計における林業予算として拡充すべきであり、需要のある自治体への地方交付税の拡充で行うべきと考えます。  10款教育費2項小学校費3目学校建設費に、金池小学校施設整備事業として限度額58億2,000万円の債務負担行為が計上されています。大分市は、総務省が進めるままに大分市PFI等導入推進指針を定め、PFI事業を推し進めています。PFIは、経営破綻や事故、事業者の撤退など全国のあちこちで問題が起こっております。  今回の提案は、校舎の建設と15年間の維持管理を一括し約58億円で契約するものですが、長期間に渡る契約は、学校のセキュリティーや個人情報保護、緊急事態や災害発生時の対応などに不安があり、契約期間中に問題が生じれば第一に損害を被るのは子供たちです。従来どおり、学校建設や維持管理は自治体主導を基本とし、一定のスパンで契約を見直せるよう分割して発注することは安全を担保するために重要だと考えます。  地域経済の活性化にもつながる公共事業は、無理のない範囲で分割し、できるだけ多くの地元業者と契約できるよう直営方式で行うべきです。また、今回の学校建設がPFI事業になれば、今後の学校建設と維持管理にも大きな影響を及ぼしかねません。  以上の理由から、議第74号令和元年度大分一般会計補正予算第2号に反対いたします。  次に、一般議案です。  議第77号、大分市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について、議第78号、大分市技能労務職員たる会計年度任用職員の給与の種類及び基準を定める条例の制定について、議第79号、大分市企業職員たる会計年度任用職員の給与の種類及び基準を定める条例の制定についてです。これは、2017年に改定された地方公務員法及び地方自治法により、会計年度任用職員という新たな制度が来年4月から施行となることから、会計年度任用職員の条例を制定するものです。  地方自治体に行政改革を迫る安倍政権、法律家やアウトソーシングの旗を振り、公務労働の民営化、産業化を加速させながら正規職員の削減を推進してきました。今や公共サービスが多くの非正規職員によって支えられ、官製ワーキングプアなどの問題が広がる中、自治体で働く非正規職員の任用要件が厳格化されることになります。この法改正によって、期末手当などの支給が可能になったことは喜ばしいことですが、常時勤務を要する職に不安定な雇用形態を容認し、常勤の非正規雇用という新たな根拠を持ち込むのは問題であります。さらに、会計年度任用職員は、フルタイムの勤務時間の基準に1分でも満たなければパート扱いとなり、福利厚生などの処遇に格差が生じてしまいます。  住民福祉の増進を担う公務労働の重要性は近年ますます高まり、複雑化、多様化、高度化しています。これらの諸課題に丁寧に向き合っていくためには、安定的で充実した職場体制と、長時間過重労働の解消は不可欠です。会計年度、つまり1年ごとの不安定雇用が容認され、非正規職員が便利な調整弁となる危険性もあり、多くの問題につながるものです。  以上の理由から、議第77号、議第78号、議第79号に反対します。  また、関連する議第82号、大分市における公正な職務の執行の確保に関する条例等の一部改正について、議第83号、大分市職員の勤務時間休憩等に関する条例等の一部改正についても同様の理由で反対したします。  議第84号、大分市手数料条例の一部改正についてです。  主な改正内容のうち、貯蔵所設置許可申請手数料の額の改定については消費税増税によるものであり、増税に反対する立場から賛同できません。  次に、議第86号、大分市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてです。これは、小規模保育施設などの特定地域型保育事業者が、代替保育や卒業後の受け入れのために、本来確保しなければならない連携施設の要件緩和や確保しないことができる経過措置の延長を認めるものです。  そもそも小規模保育施設に求められている代替施設や連携園の確保は、保育の質の低下や保育環境の格差を是正するため、また、切れ目のない保育を充実するために定められた苦肉の策ともいえる最低条件です。それなのに、保育の受け皿が不足していることなどを理由に条件を緩和し、当面5年間とされた経過措置をさらに延長することは、子供たちの命を守り発達を支える保育施設の役割や機能を後退させることにほかなりません。  加えて、幼保無償化の実施に伴い副食費の実費徴収を可能とするものですが、消費税増税を財源とした無償化の実施は子育て世代の生活全般に係る負担増となり、さらなる待機児童の増加や保育の質の低下などの深刻な問題点があります。地方自治体にとっても多大な財政負担となり、公立保育施設の統廃合に拍車をかけることにもなりかねない拙速な無償化には賛成できません。  以上の理由から、議第86号、大分市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について反対いたします。  次に、議第90号、大分市立幼稚園条例の一部改正についてです。  これは、大分市が定める休園・統廃合基準に沿い、大分市の6つの公立幼稚園――城南が丘、明野、寒田、こうざき、津留、判田を廃園するための条例改正です。  大分市においては、依然として待機児童が解消されていない中、10月からは幼保無償化も予定されており、今後ますます保育の受け皿が必要となることが予想されます。  これまで、我が党は公立幼稚園における多年生保育や一時預かりなどの拡充とともに、保育の受け皿整備を早急に検討するよう求めてまいりました。待機児童の解消は市町村の義務でありながら、既存の施設を活用する検討もせず、廃園を強行することは、市町村の責任を後退させるものであり、賛同できません。  以上の理由から、議第90号、大分市立幼稚園条例の一部改正について反対いたします。  公立の保育施設が果たすべき役割の重要性は高く、実態に応じた柔軟な対応と今後の方針の見直しをあわせて要望いたします。  次に議第91号、低速電動バスの購入についてです。  私は今回、委員会で実際に乗車いたしましたが、自動走行システムといっても停止後の発進はすべて手動で行わなければならず、運転は自動運行車両の訓練を受けなければ運転できません。技術の進歩は目を見張るものがありますが、安全性や快適性など技術開発、改良が途上であることは明白です。システムトラブル時の対処など国際的にも結論が出ておらず、不安感は払拭されていません。多額の車両費の購入は、国の法整備などを待って慎重に検討すべきと考えます。  以上の理由から、議第91号、低速電動バスの購入について反対いたします。  次に、請願、陳情についてです。  まず、令和元年請願第2号、消費税率10%への増税の中止を求める意見書提出方について、総務常任委員長報告は不採択です。  この請願は、消費税増税による国民生活への負担増、景気の低迷と地域経済の打撃、インボイス制度が及ぼす中小企業への弊害などに対する不安と懸念から出されたものです。増税は市民生活へのはかり知れない負担と混乱を招くものであり、消費税の中止こそ最大の景気対策です。先ほどの質疑からは、請願に対する議論の中身が不明瞭であります。  以上の理由から、請願第2号の不採択について反対いたします。  次に、令和元年陳情第6号新環境センター建設候補地白紙撤回を求める陳情について、経済環境常任委員長報告は不採択です。  これは、上戸次地区に建設が予定をされている新環境センターによって、近隣の交通渋滞、地域の環境破壊、住民の健康被害が懸念されることから、建設予定地の周辺住民447名の署名も添えて提出された陳情です。新環境センター建設は、周辺住民の理解と納得が大前提であり、いまだ反対意見が出されている以上、百歩譲っても審査は継続すべきであったと考えます。  よって、陳情第6号の不採択に反対いたします。  次に、陳情7号、高齢者ワンコインバス事業現行制度の継続を求める陳情について、厚生常任委員長報告は不採択です。  これは、さきの議会で可決されたワンコインバス事業の10月からの制度変更に反対し、現行制度の存続を求めるものです。新規事業となる長寿応援バス事業の周知が始まってもなお署名行動の中で示される市民の困惑や不満は解消されておりません。料金値上げの根拠も示されない中で、バス会社への委託料は適切なのか、100円から150円の引き上げでバス会社の赤字が解消するのか、今後さらなる利用料の引き上げが続くのではないかなどの懸念も広がっています。  9月14日土曜日、事業の存続を求める団体が行った署名宣伝行動に私も参加させていただきました。ある40代の男性は、市は高齢者の方以外の声も聞いたというが、市民の声、利用者の声が反映されたとは思わない、いいかげんだと市の対応にあきれる声もいただきました。  委員会では、さきの議会の決定事項であると不採択の声が上がったようですが、事業目前となった今でもこの事業をワンコインで継続してほしいという市民の声が上がっていることは重要であり、さきの議会で提出された署名に新たに加えられた1,093筆の署名の重さは重視すべきです。市民の声はいまだ十分に集約されたとは言えず、今後の高齢者に対する社会参加の推進、介護予防の観点などからも、陳情を採択し、再考すべきと考えます。  以上の理由から、不採択に対し反対いたします。  最後に、継続審査となっていた平成31年陳情第2号、公立小中学校、義務教育学校の女子制服にスラックスの選択肢を求める陳情について、文教常任委員長報告は不採択です。  制服の認識に対する変革は、近年の寒暖差の激しい気候変動や動きやすさなどの機能的な理由はもとより、LGBTへの配慮なども含めて必要性が高まっております。さきの議会では、学校現場が個別の相談に応じて柔軟に対応するとの答弁が出されましたが、相談に応じるというあり方そのものにハードルの高さがあると考えます。  ジェンダーレスの視点は自分の意思だけで決められることが重要であり、相談した生徒への対応とすべきではありません。いつでも好きなときに生徒が自由に制服を選択できることを個人の権利を尊重する新たな当たり前にすべきであり、外国籍の子供の増加などからしても、70年前から同じ形の制服を固辞する根拠はありません。すぐにでも自由に選択できるよう周知すべきであり、採択すべきと考えます。  以上の理由から、陳情の不採択に反対いたします。  以上で反対討論を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 以上で討論を終結し、これより採決いたします。  最初に、反対討論のありましたうち、令和元年陳情第7号、高齢者ワンコインバス事業現行制度の継続を求める陳情について、起立により採決いたします。  本案に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(野尻哲雄) 起立多数であります。着席してください。  よって、本案は、委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、同じく反対討論のありましたうち、令和元年請願第2号、消費税率10%への増税の中止を求める意見書提出方について、起立により採決いたします。  本案に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(野尻哲雄) 起立多数であります。着席してください。  よって、本案は、委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、同じく反対討論のありました議第74号、議第77号から議第79号、議第82号から議第84号まで、議第86号、議第90号、議第91号、並びに平成31年陳情第2号、令和元年陳情第6号について、起立により採決いたします。  以上の案件は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(野尻哲雄) 起立多数であります。着席してください。  よって、本案は、委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、ただいま決定を見ました案件を除く議第75号、議第76号、議第80号、議第81号、議第85号、議第87号から議第89号まで、議第92号、議第93号並びに請願2件、陳情6件については、それぞれ委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、以上の案件は、それぞれ委員長報告のとおり決定いたしました。  ─────────────────  議決結果  議 案  番号  件名  結果  議第74号  令和元年度大分一般会計補正予算(第2号)  原案可決  議第75号  令和元年度大分農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)  原案可決  議第76号  令和元年度大分公共下水道事業会計補正予算(第1号)  原案可決  議第77号  大分市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について  原案可決  議第78号  大分市技能労務職員たる会計年度任用職員の給与の種類及び基準を定める条例の制定について  原案可決  議第79号  大分市企業職員たる会計年度任用職員の給与の種類及び基準を定める条例の制定について  原案可決  議第80号  大分市支所設置条例の一部改正について  原案可決  議第81号  大分市印鑑条例の一部改正について  原案可決  議第82号  大分市における公正な職務の執行の確保等に関する条例等の一部改正について  原案可決  議第83号  大分市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部改正について  原案可決  議第84号  大分市手数料条例の一部改正について  原案可決
     議第85号  大分市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について  原案可決  議第86号  大分市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について  原案可決  議第87号  大分市幼稚園型認定こども園保育所型認定こども園及び地方裁量型認定こども園の認定の要件を定める条例の一部改正について  原案可決  議第88号  大分市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  原案可決  議第89号  大分市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  原案可決  議第90号  大分市立幼稚園条例の一部改正について  原案可決  議第91号  低速電動バスの購入について  原案可決  議第92号  工事請負契約の締結について(大分市佐野清掃センター清掃工場規模改修工事)  原案可決  議第93号  市道路線の認定及び廃止について  原案可決  請願  番号  件名  結果  令和元年第2号  消費税率10%への増税の中止を求める意見書提出方について  不採択  陳情  番号  件名  結果  令和元年第5号  新たな平和祭の開催を求める陳情  閉会中審議  令和元年第6号  新環境センター建設候補地白紙撤回を求める陳情  不採択  令和元年第7号  高齢者ワンコインバス事業現行制度の継続を求める陳情  不採択  閉会中審査案件の結果  請願  番号  件名  結果  平成30年第4号  公的年金制度の改善についての意見書提出方について  閉会中審議  令和元年第1号  大分市手話言語条例制定についての請願  採択  陳情  番号  件名  結果  平成29年第14号  明野支所を核施設とする多世代交流プラザ(仮)建設に関する陳情  閉会中審議  平成29年第15号  複合型防災訓練センター(仮)建設に関する陳情  閉会中審議  平成29年第17号  大分市への科学館設置に関する陳情  閉会中審議  平成30年第7号  大分市に総合的な科学館設立を求める陳情  閉会中審議  平成30年第9号  旧野津原中部小学校跡地への進入路の拡幅・整備に関する陳情  閉会中審議  平成31年第2号  公立小中学校、義務教育学校の女子制服にスラックスの選択肢を求める陳情  不採択  ◇─────────────────◇ ◎日程第2 議第97号上程、審議(提案理由説明委員会付託省略) ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第2、本日提出されました議第97号を上程いたします。  ─────────────────  議案  番号  件名  議第97号  人権擁護委員の推薦について  ───────────────── ○議長(野尻哲雄) この際、提案理由の説明を求めます。  佐藤総務部長。 ○総務部長(佐藤耕三)(登壇) ただいま上程されました、議第97号、人権擁護委員の推薦について御説明申し上げます。  これは、来たる12月31日をもって任期が満了いたします阿部三四子氏、武宮陽子氏、河野みどり氏、植木義章氏の4名の方の再任について推薦いたすとともに、去る5月31日をもって退任されました西本徹男氏の後任として新たに麻生和紀氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の御意見をいただこうとするものでございます。  なお、各氏の略歴につきましては議案に添付しておりますので、説明を省略させていただきます。  何とぞ慎重御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(野尻哲雄) お諮りいたします。  ただいま上程いたしました議案は、会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに審議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略し、直ちに審議することに決定いたしました。  それでは、議第97号、人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。  本案に対する質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 討論なしと認めます。  これより採決いたします。  本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、原案のとおり同意することに決定いたしました。  ─────────────────  議案  番号  件名  結果  議第97号  人権擁護委員の推薦について  原案同意  ─────────────────  ◇─────────────────◇ ◎日程第3 意見書案第2号及び第3号一括上程、審議(提案理由説明及び委員会付託省略) ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第3、議員提出の意見書案第2号及び第3号を一括上程いたします。  ─────────────────  意見書案第2号  大分自動車道及び東九州自動車道の濃霧対策に関する意見書の提出について  上記意見書を衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、国土交通大臣あて提出いたしたく、会議規則第14条の規定により提出します。  令和元年9月17日  提出者  大分市議会議員  仲 道 俊 寿  髙 野 博 幸  秦 野 恭 義  阿 部 剛四郎  日小田 良 二  高 橋 弘 巳  今 山 裕 之    大分自動車道及び東九州自動車道の濃霧対策に関する意見書  大分自動車道及び東九州自動車道は沿線の産業、経済、観光等、あらゆる面で極めて重要な機能を有し、地域発展に必要不可欠な道路体系の根幹をなしている。また、既存の国道等の道路網と一体となって幹線ネットワークを形成し、大分空港へのアクセス、緊急医療、災害時の支援、迂回路機能の確保といった点でも「命の道」として貢献している。  こうした中、国土交通省のまとめた高速道路の「要因別通行止め時間ワーストランキング」では、2014年度(平成26年度)271時間、2015年度(平成27年度)314時間と2年連続で、「霧」、「災害・悪天候」の両部門で全国ワーストとなった。  特に、大分自動車道湯布院ICから日出JCT間及び東九州自動車道速見ICから別府IC間においては、年間を通じて30メートル先も見えないような視界状態の濃霧がたびたび発生する。  これは、別府湾方面から自動車道がある山側へ吹く風により、湿った空気が斜面を這い上がることで、空気が冷やされ空気中の水分が飽和状態に達して発生する滑昇霧が主な原因と考えられる。
     西日本高速道路株式会社においては、平成12年度から日出JCTから別府IC方面及び速見IC方面にかけ防霧ネットを設置しているが、前述の調査結果からすれば、その効果は限定的と言わざるを得ない。今後もこうした状況が放置されれば、通行止めによる社会的損失は、看過できないレベルに達するものと推察される。  よって、国会及び政府においては、西日本高速道路株式会社に対し指導を行うとともに、抜本的な濃霧対策を講じるよう求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和元年9月17日                          大 分 市 議   ─────────────────  意見書案第3号   あおり運転を防止するための法整備を求める意見書の提出について  上記意見書を衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、法務大臣、国土交通大臣、国家公安委員会委員長あて提出いたしたく、会議規則第14条の規定により提出します。  令和元年9月17日  提出者  大分市議会議員  仲 道 俊 寿  髙 野 博 幸  秦 野 恭 義  阿 部 剛四郎  日小田 良 二  高 橋 弘 巳  今 山 裕 之      あおり運転を防止するための法整備を求める意見書  昨今、急激にあおり運転が社会問題化しており、既に死亡事故などの重大事故を誘発する事案も発生し、さらに高速道路の走行帯などに停車させて暴行を加えるなど言語道断の犯罪も発生している。  しかしながら、あおり運転そのものを防止するための法整備がなされていないため、警察の取り締まりも隔靴掻痒の域を超えることができず、報道などで再三問題として取り上げられているにもかかわらず、状況は一向に改善の兆しが見えない。  よって、国会及び政府に対し、一日も早くあおり運転を防止するための有効な法整備を行い、安心で安全な走行環境を再構築するための万全な体制づくりを求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和元年9月17日                          大 分 市 議   ───────────────── ○議長(野尻哲雄) お諮りいたします。本案は会議規則第38条第3項の規定により、提案理由説明及び委員会付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、提案理由説明及び委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより、本案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 質疑なしと認めます。  これより、討論に入ります。  討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 討論なしと認めます。  これより採決いたします。  意見書案第2号及び第3号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、原案のとおり決定いたしました。  ◇─────────────────◇ ○議長(野尻哲雄) 以上で、本日の日程を終了いたしました。  お諮りいたします。  あす、18日から25日までの8日間は、決算審査等のため本会議を休会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、あすから25日までは、本会議を休会することに決定いたしました。  次の本会議は、26日午前10時に開きます。  本日は、これにて散会いたします。           午前11時6分散会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する  令和元年9月17日 大分市議会  議  長  野 尻 哲 雄        署名議員  安 部 剛 祐        署名議員  日小田 良 二...