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  1. 大分市議会 2019-09-11
    令和元年総務常任委員会( 9月11日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和元年総務常任委員会( 9月11日)                 総務常任委員会記録 1.開催日時   令和元年9月11日(水) 午前9時59分開議~午前10時47分休憩               午前10時52分再開~午前11時49分散会 2.場所    第1委員会室 3.出席委員    委員長 倉掛 賢裕         副委員長 髙野 博幸    委 員 二宮  博         委 員  板倉 永紀    委 員 高松 大樹         委 員  井手口 良一    委 員 甲斐 高之         委 員  衛藤 延洋    委 員 橋本 敬広 欠席委員   な し
    4.説明員   (総務部)    佐藤総務部長渡邉総務部審議監兼防災局長糸長総務部次長三重野総務課長、    高橋人事課長首藤職員厚生課長山本契約監理課長小林防災危機管理課長   (企画部)    江藤企画部長伊藤企画部審議監広瀬企画部審議監、    佐藤企画部審議監兼ラグビーワールドカップ東京オリンピックパラリンピック推進局長、    高橋企画部次長兼市長室長、三好企画部次長スポーツ振興課長小野企画課長、    林情報政策課長衛藤文化国際課長、山口広聴広報課長   (財務部)    縄田財務部長波津久財務部次長池永財務部次長兼管財課長、    津田財務部次長兼税制課長、吉良財政課長佐藤市民税課長佐藤資産税課長、    竹内納税課長   (市民部)    西田市民部長佐藤市民部審議監兼鶴崎支所長田中市民部審議監兼稙田支所長、    塩手市民部審議監朝見市民部次長安部市民部次長市民協働推進課長、    萱島市民部次長兼市民課長、斉藤市民部次長野津原支所長岡本国保年金課長、    阿南大南支所長、末綱大在支所長林坂ノ市支所長広瀬佐賀関支所長、    菅明野支所長   (消防局)    針宮消防局長橋下消防局次長幸消防局次長兼予防課長、    後藤消防局次長通信指令課長神田消防局次長中央消防署長、    右田消防局次長東消防署長阿部総務課長若杉警防課長原田南消防署長   (外局)    首藤監査事務局長羽田監査課長安部会計管理者藤野会計課長、    温水選挙管理委員会事務局長 5.事務局出席者    書記 加藤 周一 6.審査案件等   【請願・陳情】    平成30年請願第4号 公的年金制度の改善についての意見書提出方について                                     〔継続〕    平成29年陳情第14号 明野支所を核施設とする多世代交流プラザ(仮)建設に関す              る陳情                    〔継続〕    平成29年陳情第15号 複合型防災訓練センター(仮)建設に関する陳情 〔継続〕    令和元年請願第2号 消費税率10%への増税の中止を求める意見書提出方について                                    〔不採択〕    令和元年陳情第5号 新たな平和祭の開催を求める陳情        〔継続〕   【予算議案】    議第74号 令和元年度大分市一般会計補正予算(第2号)       〔承認〕         第1条 歳入歳出予算の補正             歳入             歳出 第2款 総務費         第4条 地方債の補正   【一般議案】    議第77号 大分市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定につい         て                           〔承認〕    議第78号 大分市技能労務職員たる会計年度任用職員の給与の種類及び基準を定め         る条例の制定について                  〔承認〕    議第80号 大分市支所設置条例の一部改正について          〔承認〕    議第81号 大分市印鑑条例の一部改正について            〔承認〕    議第82号 大分市における公正な職務の執行の確保等に関する条例等の一部改正に         ついて                         〔承認〕    議第83号 大分市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部改正について                                     〔承認〕    議第84号 大分市手数料条例の一部改正について(都市計画部関係を除く。)                                     〔承認〕                 会議の概要                              令和元年9月11日                              午前9時59分開議 ○倉掛委員長   おはようございます。ただいまより総務常任委員会を開会いたします。  本日は、傍聴者の方がおられるようですが、遵守事項に従って、静粛に傍聴いただきますようお願いいたします。  それでは、審査に入る前に、委員会運営について2点確認をしておきます。  初めに、自由討議についてです。委員の皆さんからの要求がある場合、または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思います。  議会基本条例において、議会は議員相互の自由な討議により議論を尽くして合意形成を図るよう努めるとされております。委員会審査のより一層の充実を図るため、自由討議の積極的な活用をお願いいたします。  次に、反問権についてです。本会議同様、委員会におきましても、委員の質問、政策提言等に関し、執行部は委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようお願いいたします。  それでは、日程について、お諮りいたします。  お手元に配付いたしております日程案のとおり審査を行いたいと考えております。この日程案でよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   それでは、この日程に従い、審査を行います。  また、審査に当たっては、説明員は関係者のみの出席を求めておりますので、御了承願います。  それでは、審査に入ります。  最初に、継続審査となっておりました平成30年請願第4号、公的年金制度の改善についての意見書提出方についてであります。  執行部のほうで補足説明等があればお願いします。 ○岡本国保年金課長   第2回定例会以降の国の動きについては、特にございません。  第2回定例会、本委員会におきまして、井手口委員より御依頼のありました年金積立金運用について御説明いたします。  お手元にお配りしておりますA4縦、タイトルに年金積立金運用について、右肩に平成30年請願第4号資料、国保年金課とあります資料をごらんください。  まず、年金積立金運用の変遷を簡単に御説明いたします。平成12年度以前、国民年金積立金は、郵便貯金、簡易保険とともに、旧大蔵省資金運用部に資金預託され、その資金を財政投融資機関に融資し、金利収入を得るという資金運用をしておりました。平成13年度から年金資金運用基金が設立され、資金運用部での運用は廃止となり、年金の自主運用が始まっております。これより、国民年金と厚生年金の資金運用を行っております。平成18年に年金積立金管理運用独立行政法人──GPIFが設立され、今に至っております。  次に、GPIF体制となった平成18年度以降の資金運用先の変遷でございます。年金財政に影響を及ぼさないような実質的な運用利回りを確保するため、長期的に維持すべき資産構成割合──基本ポートフォリオを定め、資金運用をしております。平成18年度の基本ポートフォリオは、国内債券67%、国内株式11%、外国債券8%、外国株式9%、短期資産5%となっております。平成25年6月に、国内債券のうち7%分を国内株式、外国債券、外国株式に割り振っております。平成26年10月以降は、国内債券が35%、国内株式25%、外国債券15%、外国株式25%となっております。資金構成として、国内へは60%、外国向けに40%となり、資産としては、債券に50%、株式に50%となっております。  最後に、平成30年度末の資産運用の状況でございますが、運用資産額は159兆2,154億円、平成13年度からの収益額は65兆8,000億円となっております。 ○倉掛委員長   質疑等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   討論はありませんか。 ○甲斐委員   いただいた資料で内容はわかりましたが、まだ多岐にわたる事項もありますので、今後推移を見るということで、継続審査をお願いいたします。 ○倉掛委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   継続審査という御意見のようでございますが、それでは、本件は継続審査とすることに御意見ありませんか。 ○井手口委員 
     異議はありませんが、継続審査になるというのであれば、きょう提出いただいたこの報告に基づいて、まず国内・外国の債券の内訳をなるべく詳しく調べていただきたいと思います。特に、外国の債券に関しては、流動資産として換金が可能な債券なのかどうかも確認をしていただきたいと思います。  それからもう一つは、株式は当然マーケットの動向によって損失をこうむる危険性もはらんでいますし、外国の場合の株式はさらに為替相場の変動による危険性もあります。外国の債券が同じように安定した債券であったとしても、当然為替による影響は受けることになります。その辺のところを運用する当事者としてどのように考えているかを問い合わせていただきたいと思います。 ○岡本国保年金課長   お時間をいただきたいと思います。 ○倉掛委員長   それでは、継続審査とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   御異議なしと認め、本件は継続審査と決定しました。  次に、平成29年陳情第14号、明野支所を核施設とする多世代交流プラザ(仮)建設に関する陳情についてであります。  執行部のほうで補足説明等があればお願いします。 ○小野企画課長   明野支所を核施設とする多世代交流プラザ(仮)建設に関する陳情につきましては、第2回定例会以降、特に状況に関しましては大きな変化は見られず、補足説明はございません。 ○倉掛委員長   質疑等はありませんか。 ○井手口委員   先日、総務常任委員会で開いた地元との意見交換会の中で、地元のほうから、明野支所管内にたくさん、市だけでなくて県や国も合わせて公の所有する土地で、遊休の土地が存在しているという話が出ましたが、実際にどういうところが遊休の公有財産なのかというところを教えていただきたいと思います。 ○小野企画課長   今、手持ちで資料がございませんので、また調査をして報告させていただきたいと考えております。 ○井手口委員   もう一つ出たのが、あけのアクロスタウンの隣接地に大手企業が有している土地があると。そこが手に入れば支所の活用もできるのではないかというような情報提供もありました。そこでお聞きしますけど、あけのアクロスタウン周辺の大企業が有している隣接地というのはどういう場所であり、どの程度の面積があるのか教えてください。 ○小野企画課長   あけのアクロスタウン周辺の民間企業が有している土地に関しましても、先ほどの国や県の土地と同様に、今後調査をして御報告させていただきたいと思います。ただ、民間企業の土地でありますので、どのような調査をするべきかということも少し検討させていただきたいと考えています。 ○井手口委員   調べていただけるのであれば、その民間企業が大分市に対して、贈与もしくは売却の意思があるかどうかの確認もしていただきたいと思いますし、同時に、その土地が、いわゆる都市計画上の利用区分において、どのような条件を持っているものかということも確認をして報告をしていただきたいと思います。 ○小野企画課長   今、お示しいただいた内容について、調査できる部分に関しましては調査して報告をさせていただきたいと考えています。 ○倉掛委員長   ほかにありませんか。 ○衛藤委員   明野支所の拡充だけではなくて、明野支所を核施設とする多世代交流プラザということで陳情が出ていますけども、昭和60年第3回定例会の中で請願が出されています。その請願は何かというと、明治明野地区に第2次連絡公民館、今の明治明野公民館ですけども、その設置を要望する請願が出ています。今回の件が明野支所の拡充ということであればわからないこともないのですけども、核となる新たな施設をつくるということになると、なぜその明治明野公民館を請願が出ていてつくったのかという経緯までやはりさかのぼらなければいけないと思います。  あそこの用地が2億4,000万円ぐらい、そして上屋が、当時のお金ですけども4億円ぐらいで建てているはずです。ということになると、あけのアクロスタウンを中心とした地域は利便性があるからそちらがいいんだという論が、ここで議論するときにやっぱりそのことも含めて考えなければいけないのではないかと思いますので、当時の資料を出していただきたいと思います。 ○小野企画課長   衛藤委員が言われました資料は過去の資料を探して御報告させていただきたいと考えています。 ○倉掛委員長   ほかに質疑等はありませんか。 ○二宮委員   陳情が出ているのですが、執行部としても、明野支所は市民の需要が高く、手狭というのがわかると思います。  それと、この前、総務常任委員会で現地に行って、自治委員さんと意見交換した中で、明野支所が24時間体制になっていないというので、もし何か災害があって夜中に入るときとか、鍵を借りてあけないといけないというようなことは、やっぱり考えないといけないのではないかと思います。夜中にもし災害があったときに、鍵を借りないといけないような支所がほかにありますか。 ○池永財務部次長兼管財課長   現在、明野支所を除くほかの支所においては、24時間体制で委託管理をしているところでございます。明野支所においては午後6時までということで、実際にはそれ以降について支所へ市民が出入りすることは、現時点ではできないことになっております。 ○二宮委員   支所ですから、明野地区で大災害とか大雨がふって何かあったときとか、明野支所で対応しないといけないところがいっぱいあるでしょう。そのときに、鍵を借りてあけないといけないというような事態は改善していかないといけないのではないかと思います。鍵を借りないとあけられないということ自体が悪いという話です。行政は市民の安全を守らないと悪いところで、災害があって急遽対応しないといけないときに、鍵を借りに行かないといけないと、それ自体が悪いのではないのですか。そのようなことは改善しないといけないのではないかと思います。 ○倉掛委員長   ほかに質疑等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   討論はありませんか。 ○板倉委員   先般、意見交換会と現地視察をしたのですが、あけのアクロスタウンに支所があるということで、非常に利用率が高くて、地区外からも来ているというような状況がわかりました。ただ、出張所から格上げされたにもかかわらず、施設はあけのアクロスタウンからの賃貸ということで、支所のスペースが限られていると。来客の応接スペースがないとか、住民から相談を受けるスペースもないというような状況ですので、支所の利用者が多いのに比べて、支所の機能が不足しているのは間違いないということを確認いたしました。  また、今、二宮委員が鍵のことを言ったように、出入りするのにもあけのアクロスタウンのほうの管理者に言わなければいけないというような施設の現状において、支所としての十分な機能を果たしてないというのは我々も確認できましたので、明野地区の中核施設として、他支所と同程度の機能が十分確保されるべきだということは確認しました。  ただ、この陳情は、支所機能については拡充と充実が絶対必要と思うのですが、多世代交流プラザについては資金的にも、先ほど衛藤委員が言った明治明野公民館のこともあるので、十分調査研究して方向性を出すべきでありますが、十分な支所機能を持たせるべきだということをつくづく感じました。  よって、多世代交流プラザも含めて今後検討するという意味で、継続審査ということでいけたらと思います。 ○倉掛委員長   継続審査という御意見がありますが、そのほか討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   継続審査という御意見のようでございますが、本件は継続審査とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   御異議なしと認め、本件は継続審査と決定しました。  次に、平成29年陳情第15号、複合型防災訓練センター(仮)建設に関する陳情についてであります。  執行部のほうで補足説明等があればお願いします。 ○小林防災危機管理課長   平成29年陳情第15号、複合型防災訓練センター(仮)建設につきましては、令和元年第2回定例会以降、特段補足する事項はございません。 ○倉掛委員長   質疑等はありませんか。 ○板倉委員   荷揚町小学校跡地の利活用を募集している中に、防災センターを含むというようなことで聞いておりますが、そこら辺はどうなっていますか。 ○小野企画課長   荷揚町小学校跡地に関しては、民間のアイデア提案を募集しています。その中で、市が求めるものということで、市が必須で今後検討することの中に、防災センターまでのことは記載していないのですけども、防災機能の充実を記載させていただいているところでございます。 ○倉掛委員長   ほかに質疑等はありませんか。 ○甲斐委員   陳情の要旨の中にもあった明野創生ビジョンというのと、それから地域ビジョン会議等々でも上げていて、自分が勉強不足でごちゃごちゃになっているのですが、今現在、市が進めている地域ビジョン会議等々でこの件が出ているのかという件と、これは一般住民からの質問であったのですけど、こういう陳情が出ているのを知って、自分たちの地域でも陳情を上げていいのかということで聞かれたことがあったので、そことの整合性が今後この陳情の取り扱いに当たって、非常にデリケートなことかなと思いますので、地域ビジョン会議に上がっているのかと、地域ビジョン会議と陳情の整合性というか、仕組みがわかりませんので、教えていただければありがたいです。 ○小林防災危機管理課長   地域まちづくりビジョンにつきましては現在、フォローアップ会議をやっておりまして、その中で改めて明野の防災訓練センターについての話がございまして、市のほうもそれについての中核市の状況等の説明をしたところでございます。その説明をした後に、委員さん方から改めて、ぜひつくってほしいという要望を得たところでございます。 ○甲斐委員   今の点はわかりました、であるならばなおのこと、地域ビジョン会議に出ている分とこの陳情という形で今後予想されるのが、そういうことであれば我々の地域も陳情を上げたいという声が出てきて、陳情があちこちから出てきたときに、その陳情と地域まちづくりビジョンフォローアップ会議等で話を進めていこうとしていることの、今後は整合性というのか、自分自身もわからないので、市の立場としては、どちらをどういうふうに大事に扱っていくかというか。総務常任委員会での取り扱いもそうなのですけど。陳情の扱いというのがわからないので、その点を教えていただければ。 ○倉掛委員長   甲斐委員、確認しますが、明野創生ビジョンというのが、いわゆる市がやっている地域ビジョン会議で出した地域まちづくりビジョンなのかということですか。 ○甲斐委員   今やっている地域まちづくりビジョンフォローアップ会議で、この防災訓練センターのことが出ているのかということが最初に聞きたかったのです。過去に出していて、今回も出しているのかということがあったので。 ○倉掛委員長   さっきおっしゃられた明野創生ビジョンというのは。 ○甲斐委員   もうそれは結構です。 ○倉掛委員長   質問の趣旨は、防災訓練センターの建設に関することが、地域まちづくりビジョンフォローアップ会議に出ているかということですか。 ○甲斐委員   はい。今、出ているということでした。 ○倉掛委員長   フォローアップ会議に出ているという回答ですか。 ○小林防災危機管理課長   出ております。 ○甲斐委員   出ているということでしたので、これは他地域の方からの質問として私自身が聞いたことで、フォローアップ会議で話している内容で、明野地域防災訓練センターの陳情を出てしているみたいだけど、自分たちも陳情を上げていいのかということを聞かれたので、陳情とフォローアップ会議の進行のぐあいが私自身はわからないので、今後勉強させてくださいということでとめてはいるのですけど、この陳情を今後、例えば採択した場合、他地域からもいろんな陳情が上がってくる可能性があるので、その辺はこれから市が政策を進めるに当たって、足かせなり、何かいろいろ出てくるのではないかという心配があったので、フォローアップ会議とこの陳情の取り扱いを市はどのように考えているかということが聞きたかったのです。 ○倉掛委員長   再度私から確認させていただきますが、フォローアップ会議の中で出ているというのは、これは地域まちづくりビジョンとして上がっているのですか。それとも、それは意見として出たということですか。 ○菅明野支所長 
     地域ビジョン会議の中で、提案の大きな柱の一つとして、防災施設の建設というのが出ております。 ○倉掛委員長   そうすると、市の掲げる地域まちづくりビジョンの中で、それを実現すべくフォローアップ会議をやっているわけですが、それは市の方向性として、市が描く明野地域の、地域でくくっているのかわかりませんが、そのビジョンとして防災訓練センターを建設するとなっているのですか。 ○菅明野支所長   これはあくまでも明野地域まちづくりビジョンの中で上がっているものでありまして、今後どのような形で実現できるのかというのは今協議しているところです。 ○倉掛委員長   とすると、明野地域まちづくりビジョンとして上がっているけれども、市としてはそれを実現するかどうかはわからないというところですか。 ○板倉委員   この陳情書は防災訓練センターになっているわけでしょう。甲斐委員が言う防災拠点という考え方とか、いろいろあるじゃないですか。だから、そういう防災の訓練をする施設が欲しいということでしょう。防災拠点という考えとごっちゃになっています。各地区で充実した防災拠点が欲しいとかいう話を私はほかのところでも聞きましたけど、防災訓練センターまでという話はほかのところでは余りないです。 ○倉掛委員長   今の板倉委員からの質問で、地域ビジョン会議の中で文言として上がっているのは、防災訓練センターのなのか、それとも、防災拠点としての何かなのか、そこを読み上げてください。 ○菅明野支所長   大きく四つの提言が上がっているのですが、その中に「明野を総合防災拠点に」という提言が上がっております。読み上げさせてもらいます。  「安心して暮らせるまちを実現するためには、地域が一体となった防災・防犯対策が不可欠である。幹線道路や公園などインフラの骨格が充実した立地特性を生かし、災害避難時を想定した道路整備等のハード面からご近所の安否伝達等のソフト面まで、まちづくりの知恵を持ち寄り、地域防災を研究・実施する大分市の総合的な防災拠点となることが望まれる」ということが提言で上がっております。 ○倉掛委員長   まあ、どうとでも捉えられるような。防災訓練ということは、入ってないと言えば入ってない。 ○板倉委員   明野で大分市全体の防災拠点が、訓練とかそういうのができる拠点が欲しいということでしょう。だから、明野地域だけの話ではないわけです。大分市全体でそうしたらどうだろうかということですね。 ○菅明野支所長   4つの提言に基づいて、13の取り組む事業がありまして、その中に「明野を総合防災拠点に」という取り組みがあり、「明野は地理的、地勢的にも優位性にあることから、防災訓練機能を備えた拠点施設を主とし、子ども科学館を併設した複合的な施設を建設する」ということが、事業に上がっております。 ○倉掛委員長   地域まちづくりビジョンなので、これはまた違った意味での課題が出てくるのですけど、結局その地域まちづくりビジョンを市がどこまでどう捉えているのか、その位置づけの解釈になってくるとは思うのです。そこはちょっと、この陳情の議論からずれるのかなと。ただし、それが明確でなければ、陳情の取り扱いも確かに困ると思います。  地域ビジョン会議で上がってきたものを、市がその実現に向けて取り組むという姿勢であるならば、それはそれ。地域ビジョン会議はつくってもらったけど、悪いけど必ずしも全部実現するとは誰も言ってないというのであれば、またそれはそれになってくる。ある意味では、その辺を執行部に確認しないといけなくなりますよね。地域ビジョン会議で上がっているものに対して、市はどう認識し、どう取り組むのですか。 ○小野企画課長   地域まちづくりビジョンは、平成29年から平成30年にかけて、市内13地域の代表者の方で構成された地域ビジョン会議によって、各地域の提言として地域の将来のまちづくりを、こうあるべきではないかという地元住民の方の御意見を取りまとめたものでございます。  平成30年7月に市長に、地元よりの提言という形で提出をいただき、13地域全体では43の提言、将来像に向けた174の取り組みがございます。今後、各地域の全市的なバランス、地域の特性を考慮して、執行部としても取り組めるものと、取り組みにくいものとか長期的なものとかを整理しつつ、将来のまちづくり実現に向けて取り組んでいく予定としております。 ○二宮委員   こういった防災訓練センターをつくってくださいという話が出てきておりますから、まずは大分市の本庁の防災センターを急がないといけないのではないですか。今、荷揚町小学校跡地につくろうという計画を少しスピードを上げてつくらないといけないのではないかと思います。 ○倉掛委員長   先ほどの取り扱いなのですが、企画課長の答弁によると、実現するものとしないものと検討していかなければいけない。そして、その中で先ほどの防災訓練センターだとかが入ってということになると、それが市として取り組む方向性なのか、それともそうではないのかというのが、まだ今現在わからないんですよね。だけど、提言として上がっているんですよね。それは、取り組むか取り組まないかわからないとなっているのであれば、甲斐委員が言うように、この陳情は、なかなか取り扱いが難しくないですか。委員の皆さんどう思われますか、御意見をお伺いしたいので、自由討議を行います。 ○橋本委員   私も甲斐委員が言われたのはわかるのですけれども、これと、その前の陳情も地域ビジョン会議に上がっていた内容なのです。地域ビジョン会議は前回の定例会で質問があったと思うのですけれども、要は13地域のバランスを見ながら実施していくというような話がありましたので、ここで例えば、この委員会でもし、やりましょうとなった場合、執行部の考え方とずれてきますし、先ほど甲斐委員が懸念されていたのは、これで通ってしまえば、ほかのところも地域ビジョン会議に上げているものを陳情でどんどん出していけば通るのではないかと、そういうのがふえてくる、そういう懸念だと思うんです。 ○倉掛委員長   だから、甲斐委員が言われている趣旨とは若干ずれがあるのですけど、甲斐委員の質問によって見えてきたのは、地域ビジョン会議で市民代表が出している提言を市は受けているわけです。提言の内容について市がそれをどうするかというのを検討している段階、いつまで検討するのかというところもあるのですが、検討して結論が出てないということは、検討した結論を出す前とか間にこれをやるのかどうか。提言を受けていなければいいと思うのですが、市が主体となって、提言をしてくださいとやってきたものの提言に対する回答なので、その回答が出るまでは、継続しかしようがないのかなという感じはします。 ○板倉委員   さっき言ったのは防災拠点としての話が出ただけで、防災訓練センターまで、そういう施設が要るかどうかも、市の方針が出てないわけでしょう。それは県の仕事かもしれないし、県全体で取り組むことかもしれない。 ○衛藤委員   ここの拠点、ここの拠点とかいってつくるものではないと思います。例えばつくるとなったときに、大分市を鳥瞰図で見たときのように、どこに持っていくのかという、それはピンで来たものを1個1個議論していくということになると、ちょっと違うのではないかと思うんですね。だから、明野地域につくってほしいということは、ここはなじまないのかなと私は思います。 ○板倉委員   そこから出発できないですね。 ○衛藤委員   はい。 ○井手口委員   各常任委員会に付託されるということを前提に考えたときに、文書表の上から3行目までと下から3行だけであったら、総務常任委員会で十分話し合いをして決められる話です。それから、4行目のところから6行目の頭の「る。」までは、あくまで地域の防災の、トラック1台しかないから何とかしてくれというような話で、これも総務常任委員会の領分だけど、あとの話になると、大学や研究機関が出てきたり、こどもものづくり科学館は、文教常任委員会の所管になってくるし、総務常任委員会だけで決められる内容になってないのです。  だから、そこのところを、一回陳情者に戻して整理をしてもらって、これを一度取り下げて差しかえてもらうなりしていただかないと、我々としては継続するにも継続しようがない。そういう意味合いがあるのかどうかを確認するために、この間、意見交換会を開いたのだけど、意見交換会でもどうもその辺のところは明確にならなかったので、我々としても審議のしようがないということを伝えていただきたいと思います。 ○衛藤委員   今、文言のことが出たので。この2行目のところに、明野独自でやられた明野創生ビジョンを住民総意のもとに策定したという。私、ここの陳情者の方がおっしゃっている住民総意という定義がよくわからないです。ですから、そこも含めて一度、今、井手口委員が言われたように、戻していただきたいと思います。 ○倉掛委員長   今意見が出た文章のこととか確認事項を陳情者に確認していただいて、文章の修正で可能なのか、それとも、差しかえが必要なのかということをお話させていただくということでいかがでしょうか。 ○井手口委員   陳情者に話をするときに、子ども科学館の話が出てきているけど、全国的に中核市が有している子ども科学館はほとんど数十億円かかっているのです。こういう防災センターのようなものに併設して、お茶を濁せるような施設でいいのかどうかも確認してもらいたいと思います。 ○倉掛委員長   それでは、これで自由討議を終了したいと思いますけど、よろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   それでは、質疑等ありませんか。 ○二宮委員   今、13地域で地域ビジョン会議をしていますが、13地域全てで要望を聞いていたら、このようにいろいろ出てくる。低層住居専用地域や工業地域など用途地域がいろいろありますから、佐賀関はこうしたい、野津原は山だから何とかって、ある程度執行部が、13地域でこの地域はこうというものを、何か持っておかないといけないと思う。何もかも地域ビジョン会議で、自治委員なんか集めて要望ばかり聞いていたら話にならないと思います。こういった何か13地域でしないといけないようなことになるのではないかと思う。 ○倉掛委員長   ほかに質疑等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   討論はありませんか。 ○板倉委員   先ほどの委員長の御意見のとおり、継続にした上で、陳情者と話し合いをする時間をとっていただきたいと思います。 ○倉掛委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   先ほど皆さんとの自由討議の中でいろいろと御意見が出ました。確認事項等が多々ありますので、そのあたりを確認するということを含めて継続審査とさせていただきたいと思いますが、継続審査とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   御異議なしと認め、本件は継続審査と決定しました。  次に、新たに付託されました令和元年請願第2号、消費税率10%への増税の中止を求める意見書提出方についてであります。  執行部から補足説明等があればお願いします。 ○津田財務部次長兼税制課長   令和元年請願2号、消費税率10%への増税の中止を求める意見書提出方についてです。  消費税に関するこれまでの動きについて御説明いたします。  消費税率の引き上げは、年金、子育てなどの社会保障制度を持続可能なものとするため、給付、負担両面で、世代間、世代内の公平性が確保された制度に見直すことにより、社会保障の安定財源の確保と安心できる社会保障制度を確立し、同時に財政の健全化を目指すものとされており、社会保障と税の一体改革大綱に基づき、平成24年に法改正が行われました。  これにより消費税率は、平成26年4月1日に5%から8%へと引き上げられ、その後、2度の延期を経て、本年10月1日に8%から10%へ引き上げられる予定となっており、その増収分は、同じく10月からの幼児教育・保育の無償化を初め、介護や年金などの社会保障制度の充実策のほか、財政再建にも充てられることとなっております。  また、消費税率引き上げへの対応については、本年6月に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針2019、いわゆる骨太の方針においても明記をされており、食料品などへの軽減税率の適用や、低所得者・子育て世帯に向けてのプレミアム付商品券の発行、また、キャッシュレスでの買い物に対するポイント還元や住宅の購入等に対する支援などの増税対策を講ずることとされております。 ○倉掛委員長   質疑等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   討論はありませんか。 ○井手口委員   私としては、消費税に対する基本的な考え方はともかくとして、10月から実施されようとしている消費税の増税に対して、中止を求めること自体が、もう既に時間的に難しいのではないかと思うので、本来なら不採択にしたいところですが、同様の趣旨のものが会派から議会運営委員会に出されています。意見書案を出す出さないの最終決定権は議会運営委員会が持っているわけですから、あした、もしこれが決定されたら、我々としてもつらいところがあるので、あしたの議会運営委員会の終了を待って、あしたの日程の報告事項を受ける前にこれを審議するということで、1日待っていただきたいと思います。 ○倉掛委員長   それでは、一旦休憩します。                                    午前10時47分休憩                                    午前10時52分再開 ○倉掛委員長   それでは再開いたします。  先ほど井手口委員から御意見がありました日程の変更ということですが、議会運営委員会との兼ね合いで、その日程の変更が難しいようでございます。  討論はありませんか。 ○井手口委員   不可能ではないということではないですか。 ○倉掛委員長   要は、議会運営委員会がもう1回開かれる。
    井手口委員   必要なら開くでしょう。我々がこれを採択したら開くことになる。 ○倉掛委員長   日程上、そういう事情がございます。議会運営委員会で意見書案の可否を待ってということは、委員会審査として今議会では難しいようにあります。  継続審査または採決の御意見はありませんか。  議会運営委員会より前に結論を出さないといけないということで、なかなか今の段階で結論を出すのが難しいということであれば継続審査という形をとるかです。 ○甲斐委員   会派から、消費税率10%への増税に反対する意見書案を出していますので、今後の日程等々の変更は都合により制約があるというのであれば、継続審査でお願いしたいです。 ○倉掛委員長   ほかに御意見はありませんか。 ○板倉委員   10月から消費税率が上がるわけですから、12月まで継続というのは疑問があるし、結論を出して、総務常任委員会総務常任委員会、議会運営委員会は議会運営委員会の意見書案ということで処理していただく方法でいいのではないかと思います。採決でお願いしたいと思います。 ○倉掛委員長   ほかに討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   今、継続審査を求める意見と採決を求める意見がありましたので、まず、継続審査についてお諮りします。  本件は継続審査することに賛成の方の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕 ○倉掛委員長   可否同数であります。よって、大分市議会委員会条例第17号第1項の規定により委員長が裁決します。  委員長は本件を継続審査としないことに裁決いたします。  それでは、これより採決いたします。  採決は挙手により行いますが、挙手されない方は反対とみなします。  本件は採択することに賛成の方の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕 ○倉掛委員長   挙手少数であります。よって、本件は不採択と決定いたします。  次に、令和元年陳情第5号、新たな平和祭の開催を求める陳情についてであります。  執行部のほうで補足説明等があればお願いします。 ○三重野総務課長   令和元年陳情第5号、新たな平和祭の開催を求める陳情について補足説明いたします。  ムッちゃん平和祭は、昭和58年8月にムッちゃん平和像が平和市民公園ワンパク広場に建立された翌年から毎年開催されている本市の平和事業であり、本年8月に36回目を迎えたところでございます。  また、開催に当たりましては、津留や東大分地域の皆様の御協力をいただきながら、毎年多くの市民の皆様が参加される平和祭となっております。  ムッちゃん平和祭に関するこれまでの経緯についてでございますが、昭和52年8月に、京都府在住の中尾町子さんが毎日新聞に投稿した昭和20年の終戦直後、疎開先の大分市の防空壕で一人寂しく死んでいったとされる少女ムッちゃんの手記がきっかけとなり、その後、福岡の小学生と祖父から記念像を建ててほしいと1万円が同社に寄附されたことを受け、昭和57年3月に毎日新聞社がムッちゃん像建立基金を全国の読者へ呼びかけることとなり、約1,500件、約600万円の浄財が寄せられたとのことでございます。そして、この浄財をもとに、昭和58年8月、ムッちゃんの像が平和を願うシンボルとして平和市民公園ワンパク広場に建立され、毎日新聞社から大分市へ寄贈されることとなりました。  このことを契機といたしまして、市内の防空壕で亡くなったとされる少女ムッちゃんを通して、市民や子供たちが平和について考え、平和の理念を次世代に伝え、世界の恒久平和を祈念するため、建立の翌年からムッちゃん平和祭が開催されることとなったところでございます。  ムッちゃんの存在に対する御指摘についてでございますが、本市もこれまで検証してまいりましたが、事実かどうかの確証を得られるような情報はないというのが実情でございます。  こうした中、ムッちゃん平和祭のあり方につきましては、地元の皆様等で構成するムッちゃん平和祭実行委員会を初め、これまで平和祭に携われてこられた方々にお伺いする中、当平和祭は広く市民に親しまれていること、また、ムッちゃん平和祭を通して戦争の悲惨さや平和のとうとさを引き続き伝えていくことが大事である等の御意見をいたところであり、そうした思いを大切に今後も継続していくことといたしたところでございます。 ○倉掛委員長   質疑等ありませんか。 ○井手口委員   地元の津留小学校区、東大分小学校区の地元の方々は、どういう形でこれまでかかわってきたのですか。 ○三重野総務課長   ムッちゃん平和祭実行委員会のメンバーとして、津留校区、東大分校区の方々に入っていただいていることと、地元の実行委員会というものもございまして、そちらのほうにも多くの方が入っております。あとは地元の小学校の皆様にも灯篭等を作成していただく形で、現在の平和祭に参加してもらっている形になります。 ○井手口委員   その地元の実行委員会には、地元からは具体的にどういう方が参加しているのですか。 ○三重野総務課長   平和祭実行委員会といたしましては、地域の公民館の方、それから婦人団体連合会、PTA連合会、そういう方が地元の校区のことをしています。地元の連絡協議会の会長が委員長、副委員長になっていただいています。それから、平和祭の地元実行委員会につきましては、古ケ鶴、南津留等、津留地区や大洲浜や大津町地区等、東大分地区の自治委員が実行委員名簿に入っています。 ○井手口委員   自治委員が大分市から委嘱されておられるわけだけど、これは市民協働推進課に聞きます。自治委員を委嘱するに当たって、どういう選考方法で選んでいるのですか。 ○安部市民部次長市民協働推進課長   自治委員につきましては、自治会長から推薦をいただいた方々につきまして、自治会の総意に基づいて、その議決いただいた方を推薦いただいておりまして、その方を市長が検討して、自治委員として決定いたしております。 ○井手口委員   ということは、自治委員が何らかの形で個人的な立場、いわゆる自治会の会長としての立場で発言をした場合に、市民協働推進課としてはどういう取り扱いをこれまでしてきましたか。 ○安部市民部次長市民協働推進課長   自治委員の業務というものにつきましては、市のほうからの情報伝達業務、そして、災害時における関係業務、各地域における福祉活動、社会奉仕活動、青少年健全育成活動を行う自治会との連絡調整に関する事務と考えます。  自治委員と自治会長がほとんどの自治区で兼任されております。ですから、多くのところでは、自治委員という立場で入っていただいておりますが、自治委員の本来の業務としては、先ほど申し上げました市からの情報伝達業務という限定された業務という形になります。今回であれば各種委員という形で自治会長としての立場で働いて、そういった発言をされていると考えます。 ○井手口委員   私はこれまで、ムッちゃん平和祭については、たとえこれがいわゆる童話のようなつくり話であったとしても、ムッちゃん平和祭は継続するべきだと考えてきました。これは別に大分市だけでなくて、ほかの地域でも同じような、例えば長崎でも同じような話があります。一番大事なのは平和を愛することであり、それぞれの地域でのコンセンサスに基づいた平和祭を開催すべきだということで考えてきました。  ところが、今回この陳情書を出しておられる方は、古ケ鶴の自治委員です。町内会長です。ということは、地域のコンセンサスの一角が崩れたということになるのです。そのことは、私は非常に重きを置きたいと考えています。平和祭そのものは、私は絶対にこれからも続けていくべきだと思うのですが、そのためにも、まず地域のコンセンサスは最優先に重要視していきたいと考えます。  それについては、主催者はどのように考えていますか。 ○三重野総務課長   今回、陳情を出された方ですが、地元の自治委員ということでございます。地元の実行委員会にも所属しております。実行委員会の会議にも出席をいただいたところでございますが、特にその場で反対の発言等することはありませんでした。個人的にこういう思いをお持ちのようで、今回陳情を提出されたところでございます。  今後はムッちゃん平和祭実行委員会の委員長と話をしながら、今後の平和祭について相談をしていきたいと思います。 ○井手口委員   この方は、平和祭をやめてとは言ってないのです。ムッちゃん平和祭の実行委員のメンバーとして、ムッちゃんの名前を外せということだけを陳情してきているのです。だから、我々としては、ムッちゃんの名前を外すのが妥当かどうかという判断をするのは難しいところがある。先ほど言いましたように、私自身は外したくない。そういう意味も含めて、もう1回実行委員会の中で、このことについてきちんと話し合う時間を陳情者に差し上げるべきだと考えます。 ○倉掛委員長   ほかに質疑等ありませんか。 ○板倉委員   史実とは異なるということで確認されていないと書いているのですが、事実はどうなのですか。 ○三重野総務課長   事実かどうか確認がとれていない、不明ということです。 ○板倉委員   中尾町子さんが会ったことあるとかいうようなコメントを出しているわけでしょう。それは事実にならないのですか。 ○三重野総務課長   筆者の方は、自分の過去のことをムッちゃんの話という形で手記を出されておりますので、御本人さんはそういう経験があるようですが、それを事実かどうかということの確認はできていません。 ○板倉委員   ですから、ムッちゃん平和祭ということで、もう36回やっているんです。今、史実で確認できていないのだから、あくまでもムッちゃんはシンボルとしてあるわけですから、長年地域が支えた行事について、それは史実に基づいてないから外せとか、そういうこと自体はおかしいと思うんですね。だから、私はシンボルとしてのムッちゃん平和祭、これはこのまま継続すべきではないかと思うのですが、後でまた討論で言いますけど。 ○倉掛委員長   ほかに質疑等ありませんか。 ○衛藤委員   さっき三重野課長が言われた当時のことを私もよく覚えています。今、板倉委員からありましたが、私の記憶では、自分の経験でとおっしゃられた。直接本人が、講演会だったか、表彰式だったか忘れましたけど、そのときに言われた記憶はあります。その記憶が正しいかどうかわかりませんが。  ただ、私はやっぱり偶像という形であっても、ここまで続いているということでありますので、できればこのままの名称でもいいのではないかと思うのですが、ただ、例えば地域を代表する御意見なのかどうなのかということがわかりづらい。御本人お一人のお名前で出てきているということが非常に判断するのには難しいと思います。例えば署名があるからどうだということではないのですけど、そういうバックボーンで評価のしようがないので、地域の、それこそ、総意ではないですけど、そういう御意見なのかというのがわかりづらいので、このままで採決するのは難しいのかなと思うのですけど。  さっき、三重野課長からは、実行委員会の中で発言されたことはないとおっしゃられたので、これは個人のお考えなんだろうと思います。 ○板倉委員   そういう意味で、こういうのを長引かせたら、またおかしいでしょう。だから、総務常任委員会としては、ムッちゃん平和祭でいいのではないかということの結論で採決したらいいと思います。 ○倉掛委員長   ほかに質疑等ありませんか。 ○二宮委員   私もそのまま続けていったらいいのではないかと思います。 ○倉掛委員長   ほかに質疑ありませんか。 ○井手口委員   この方がいわゆる地元の実行委員に名を連ねて、そこではこういう発言をしていないとおっしゃったけど、議事録はとっているのですか。 ○三重野総務課長   今、手元にありませんが、とっています。 ○倉掛委員長   確認したいのですけど、賛成も反対も何するにしても、やっぱり世の中にはいるのはいるし、何をしてもそういう賛否はあると。当然のことなんですけど。陳情の中で「対立を生む状況を作っている」と、対立を生む原因が、4行目、大分市はというところから、5行目、「「ムッちゃん」は存在したとして、平和祭を毎年行っており」ということを書いているのですが、市はムッちゃんが存在したとしているのですか。 ○三重野総務課長   ムッちゃんが存在したとはしておりません。
    佐藤総務部長   私も本会議で質問を受けて、答弁させていただきましたけれども、ムッちゃんの存在が事実であったかどうかという確認はとれていないということであります。中尾町子さんの経験の中で、過去の記憶の中でこういう方がいらっしゃったという事実は確認できていないということであります。存在は中尾町子さんの中であったのですけど、その存在が事実として確認されていないということです。 ○倉掛委員長   市としてはムッちゃんが存在したとはしていないわけですね。わかりました。 ○井手口委員   事実を確認したいのだけど、発足当時からずっと総務課が主催してきたのですか。 ○三重野総務課長   当初は公園緑地課です。 ○井手口委員   公園緑地課がやっている当時、教育委員会はどういうかかわり方をしたか、知っている人はいませんか。 ○佐藤総務部長   以前、教育委員会がムッちゃん平和祭に関連して弁論大会を開催しておりまして、たしか大分県立芸術会館のほうで優秀な方の弁論大会を式典とあわせて開いていたことを記憶しています。 ○井手口委員   そのころの教育委員会の公式見解というのがあったはずなんです。総務部長が言う話に関しては、ごく最近の議会質問に対する答弁なんですが、教育委員会が当時、あれはもう20年近く前の話になるんだけど、公式見解として示していた、その当時は、存在するかしないかの問題に関しては、割と明確に判断していた気がします。 ○佐藤総務部長   そのころの確認は、今の時点ではできておりません。 ○倉掛委員長   私もそこを確認をとっていただきたいのですけど、私も小学校だったか中学校だったかわかりませんが、記憶が定かではありませんけど、ムッちゃんの平和授業を受けた世代です。その当時、おそらくこれが事実だったか事実ではなかったかというのは、いわゆる一般のところでそうした誤解が生まれているのか、それとも学校教育の中で生まれているのかという、その根っこの部分で今井手口委員が言ったように、そこで事実として、市としてそういうことを明確に示してないかもしれないけれども、学校の中でも先生方がそもそも誤解をしていて、事実として取り扱っているのかもしれない。その辺を、教育委員会の見解とか確認をしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。それにはしばらく時間が要るとは思うのですが。 ○三重野総務課長   今の件につきましては確認をさせていただきたいと思います。 ○倉掛委員長   ほかに質疑等ありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   討論はありませんか。 ○井手口委員   これは毎年やる事業なので、当然、3月の当初予算に関わってくる話ですが、12月議会までこれを継続審査としても予算編成には大きな支障はないと思うので、今の事実をきちんと精査する意味でも、ここは継続審査にして、12月議会でもう一度審議すべきだと考えます。 ○倉掛委員長   ほかに討論ありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   継続審査という御意見のようでございます。  本件は継続審査とすることで御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   御異議なしと認め、本件は継続審査と決定しました。  それでは次に、予算議案の議第74号、令和元年度大分市一般会計補正予算(第2号)、第1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○吉良財政課長     〔説明書② 6ページ~ 歳入について説明〕 ○倉掛委員長   質疑等ありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、歳出、第2款総務費の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○吉良財政課長     〔説明書② 8ページ~ 第2款総務費について説明〕 ○倉掛委員長   質疑等ありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、第4条、地方債の補正の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○吉良財政課長     〔予算書① 7ページ~ 第4条地方債の補正について説明〕 ○倉掛委員長   質疑等ありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、一般議案の議第77号、大分市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について、議第78号、大分市技能労務職員たる会計年度任用職員の給与の種類及び基準を定める条例の制定について、議第82号、大分市における公正な職務の執行の確保等に関する条例等の一部改正について、議第83号、大分市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部改正については、それぞれ関連がありますので一括して審査を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   それでは、最初に執行部より一括して説明を受け、質疑の後、それぞれ討論を行います。  執行部の説明を求めます。 ○高橋人事課長   議第77号、大分市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について、議第78号、大分市技能労務職員たる会計年度任用職員の給与の種類及び基準を定める条例の制定について、議第82号、大分市における公正な職務の執行の確保等に関する条例等の一部改正について、及び議第83号、大分市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部改正については相互に関連がありますことから、一括して御説明を申し上げます。  説明は、お手元に配付しております、タイトルが会計年度任用職員制度について、右上に、資料1と記載しておりますA3横の2枚の資料に沿って説明いたします。  地方公務員法及び地方自治法の一部改正によって、一般職の非常勤職員の任用等に関する制度が明確化されまして、新たに一般職の非常勤職員である会計年度任用職員に関する規定が設けられたところでございます。  議第77号、大分市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定については、本市の会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関するもの、そして、議第78号、大分市技能労務職員たる会計年度任用職員の給与の種類及び基準を定める条例の制定については、本市の技能労務職員たる会計年度任用職員について、その給与の種類及び基準に関して定めるものでありまして、施行年月日は令和2年4月1日であります。  また、議第82号、大分市における公正な職務の執行の確保等に関する条例等の一部改正について、及び議第83号の大分市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部改正については、会計年度任用職員制度の創設に伴う関連条例の一部改正でございます。  大分市の状況につきましては図で1枚目の左側に示しております。上段の図にあります臨時的任用職員やパート職員、さらに特別職のうち嘱託職員につきましては、令和2年4月以降は会計年度任用職員となり、パートタイムを基本とする予定でございます。  右のページをごらんください。1の募集・採用についてでございますが、嘱託職員や臨時職員が一時期に全て入れかわった場合、現場に混乱を招くおそれがございますので、現行の嘱託職員につきましては、勤務評定等をもって選考による能力実証を行って、会計年度任用職員として採用することとしております。また、現行の臨時職員につきましては、原則、競争試験の対象となり、採用候補者名簿へ登載された者の中から順次採用することとしております。  2の勤務時間及び休暇についてでございますが、会計年度任用職員の勤務形態はパートタイムを基本としておりまして、再任用短時間勤務職員と同様の週5日勤務、週4日勤務、現行パート職員と同様の時間勤務の3種類とする予定でございます。また、有給休暇の範囲も広がる予定でございます。  3の給付についてですが、パートタイムの会計年度任用職員には、①報酬、②費用弁償いわゆる通勤手当でございます、③期末手当が支給されることとなります。  報酬の上限は、事務職で行政職給料表の1級33号給相当となり、資格職につきましては、行政職給料表の1級41号給相当となります。  4の再度の任用についてでございますが、会計年度任用職員の任期は、採用日の属する会計年度の末日までの期間の範囲内としまして、人事評価結果等による能力実証を経た後、4回を限度に再度任用できることとしております。  5の今後のスケジュールについてでございますが、採用試験について、10月15日号の市報に掲載した後、11月中旬から下旬に採用試験を実施しまして、年内には結果を発表する予定としております。  続きまして、資料②をごらんください。議第83号、大分市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部改正については、先ほど申し上げました会計年度任用職員制度の創設等に伴う関連条例の一部改正のほか、時間外勤務命令の上限設定及び休日代休制度の創設等、職員の働き方に関するものがございますことから、資料にまとめております。
     1、時間外勤務命令の上限設定についてでございます。  (1)目的でございますが、長時間勤務の是正につきましては、民間では労働基準法の改正、国におきましても人事院規則の改正によって超過勤務命令の上限に関する措置がなされ、今年度から施行されております。このような中、本市におきましても働き方改革の推進のため、時間外勤務命令の上限設定等を行うものでございます。  (2)時間外勤務の上限時間でございますが、時間外勤務を命ずる場合には、職員の区分に応じ、定められた時間数及び月数の範囲内で必要最小限の時間外勤務命令とする必要がございます。  その下の表をごらんください。原則としましては、月45時間以下かつ年360時間以下が上限時間となります。  ②他律的業務の比重が高い部署は、下に説明を記載しておりますが、業務量、業務の実施時期、その他の業務遂行に関する事項をみずから決定することが困難な業務の比重が高い部署として指定する部署に勤務する職員につきまして、月100時間未満、年720時間以下に加え、2カ月から6カ月の平均が80時間以下かつ月45時間を超えるのが年6カ月までとして上限時間を設定しております。  (3)上限時間の特例でございますが、大規模災害への対処、選挙、その他の重要な業務であって特に緊急に処理することを要する業務につきましては、特例として上限時間を適用しませんが、その際には職員の健康確保に最大限の配慮を行うとともに、その要因の整理、分析、検証を行うこととしております。  次に、2、休日代休制度の創設についてでございます。  (1)目的でございますが、職員の心身の健康の保持とワーク・ライフ・バランスの実現に向け、休日数の確保及び勤務時間の短縮のため、休日代休制度の創設を行うものでございます。  (2)制度の概要でございますが、国民の祝日または年末年始の休日に勤務を命じられた場合に、当該休日に代わる日として、通常の勤務日を勤務しないこととするものでございます。なお、指定期間につきましては、勤務を命ずる日を起算として、その後、8週の期間となります。  続きまして、3、欠格条項についてでございます。  (1)目的でございますが、成年被後見人及び被保佐人の人権が尊重され、成年被後見人等であることを理由に不当に差別されないよう行われました地方公務員法の一部改正に基づき、所要の改正を行うものでございます。  (2)概要でございますが、現行の職員の採用試験において、欠格条項によって成年被後見人等は受験することができませんでしたが、今回の改正に伴い、受験することが可能となります。また、現職職員が認知症等となり、こうした成年被後見人制度を利用しようとした場合でも、その事由だけをもって失職しないこととなります。  最後に、4、施行年月日についてでございます。時間外勤務命令の上限設定、休日代休制度の創設につきましては、公布の日となります。また、欠格条項につきましては、地方公務員法の公布が令和元年6月14日でしたので、その6カ月後である令和元年12月14日となります。 ○倉掛委員長   それでは、質疑等はありませんか。 ○井手口委員   上限時間の特例に関してですが、他都市で大規模災害が起こった場合、本市の職員が応援に派遣されます。派遣されて向こうで活動している間は、当然ながら他律的業務の比重が高くなるわけですが、その際の本市職員の待遇に関してはどうなっていますか。 ○高橋人事課長   災害の対応につきましては上限時間の特例という形になりますので、時間外勤務の上限時間には適用いたしません。 ○井手口委員   大分市で災害がなくて、他都市に行ったら他都市の災害ということで、特例扱いするということでいいですね。 ○高橋人事課長   はい。 ○井手口委員   会計年度任用職員制度ですが、このこと自体に疑問があるわけではありません。ただし、大分市の人事をきちんと監視していく一つの指標として、職員の総労働時間、総勤務時間、これは時間外勤務も入れて、時間外勤務には休日出勤も入れてですが、総勤務時間に対して、正規職員の勤務時間、それから非正規職員となるであろう会計年度任用職員その他の職員の総勤務時間、それが時間外勤務もあわせて、わかるような表をこれから定期的に要求していきますので、よろしくお願いします。 ○高橋人事課長   委員が御指摘の分ですが、なかなか表というのは難しいのですが、正規職員と会計年度任用職員の配置のバランス等との問題だと思われますが、現在、原課にどういった正規職員、また、会計年度任用職員を配置するかといった職員配置につきましては、原課の課長や部長等とのヒアリングを通じて、適正な配置に努めてまいりたいと思います。また、現在、働き方改革推進プログラムにも超過勤務の是正といった目標も定められておりますので、十分そういった配慮をして、人員配置に努めてまいりたいと思います。 ○井手口委員   もちろん目的は今おっしゃるとおりなのですが、それを数値的に、あるいは定量的に判断をする必要があると我々は考えます。ぜひ、大変難しい問題かもしれないけれども、人事管理の一つの指標としてそういう表を用意していただけるよう、再度要求します。 ○高橋人事課長   一度検討させていただきたいと思います。 ○倉掛委員長   ほかに質疑等ありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   次に、討論に入ります。  まず、議第77号、大分市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について、討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、議第78号、大分市技能労務職員たる会計年度任用職員の給与の種類及び基準を定める条例の制定について、討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、議第82号、大分市における公正な職務の執行の確保等に関する条例等の一部改正について、討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、議第83号、大分市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部改正について、討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第80号、大分市支所設置条例の一部改正について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○佐藤市民部審議監兼鶴崎支所長   議第80号、大分市支所設置条例の一部改正について御説明いたします。  議案書の議81-1をごらんください。これは、字の区域及びその名称の変更等に伴い、支所の所管区域といたします別表を改正するものでございます。住居表示の実施に伴うもので、鶴崎支所の所管区域に森町西一丁目から五丁目を追加するものでございます。施行期日は令和2年1月11日といたしております。 ○倉掛委員長   質疑等ありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第81号、大分市印鑑条例の一部改正についての審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○萱島市民部次長兼市民課長   議第81号、大分市印鑑条例の一部改正について御説明いたします。  議案書の議81-1をごらんください。  これは、平成28年5月13日に行われた国の男女共同参画会議において、女性活躍推進のための基盤整備として、旧氏、いわゆる旧姓の通称としての使用拡大を図っていくこととされ、これまでに住民基本台帳等についても旧氏の記載が可能となるよう整備が進められてきたもので、旧姓併記と呼ばれてきたものであります。  こうした中、氏に変更があった者に係る旧氏の住民票への記載に関する事項等を定める住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令が本年4月17日に公布され、本年11月5日施行で、希望する者について、住民基本台帳、マイナンバ-カ-ド等への旧氏の記載が可能となりました。  また、今回の改正にあわせ、市町村が条例に規定し行っている印鑑登録証明事務についても、国が事務処理の統一的な考え方を示した印鑑登録証明事務処理要領が改正され、住民基本台帳に旧氏が記載された者について、同様に印鑑登録証明事務でも記載することとされたことを受け、本市においても印鑑登録証明事務において旧氏の記載が可能となるよう、大分市印鑑条例について所要の改正を行おうとするものです。  なお、旧氏を記載するための手続につきましては、旧氏記載を希望する者が、旧氏が複数ある場合はその中から1つを選択し、当該旧氏の記載がある戸籍謄抄本等を添付して、住所地の市区町村に旧氏の記載の請求を行うこととなります。  また、施行期日は、令和元年11月5日としております。 ○倉掛委員長   質疑等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
     次に、議第84号、大分市手数料条例の一部改正についてのうち、当委員会所管分の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○萱島市民部次長兼市民課長   議第84号、大分市手数料条例の一部改正についてのうち、住民基本台帳法に関する改正について御説明いたします。  議案書の議84-1をごらんください。  これは、住民基本台帳法の一部が改正されたことによるもので、所有者不明土地の問題などで所有者の過去の住所と現在の住所をつなぐため検討されていました、住民票や戸籍附表の除票について、本年6月30日の法の施行日から、保存期間がそれぞれ5年から150年に改正されたことにあわせて、新たに住民基本台帳法に住民票と戸籍附表の除票の写しの交付と住民票の除票の記載事項証明書の交付に関する規定が設けられました。このことにより、これまで住民票の除票の写しなどの交付に当たっては法規定がなかったことから、大分市手数料条例のうち、別表第1の10、その他事務の住所等に関する証明書の交付の規定をもとに手数料を徴収していたものを、これまでも住民基本台帳法に規定のあった住民票の写しの交付手数料などと同様に、別表第1の5、住民基本台帳法に基づく事務内に、住民票の除票の写しの交付手数料、住民票の除票記載事項証明書交付手数料、戸籍附表の除票の写しの交付手数料の規定を設け、徴収していくことができるように所要の改正を行おうというものであります。  なお、手数料の金額は、1通1件につき300円で、これまでと同額であります。また、除票に係る証明期間につきましては、今回改正された保存期間と同じ150年への変更につきましては、法の公布の日から起算して3年を超えない範囲内において政令で定める日とされておりますことから、当分の間はこれまでと同じ、除票となってから5年となります。  施行日は、議案書の議84-8に記載しておりますけれども、本条例の交付の日といたしております。 ○幸消防局次長兼予防課長   議第84号、大分市手数料条例の一部改正のうち、消防法に関する改正について御説明を行います。  定例会議案書の議84-8をごらんください。本件につきましては、消費税及び地方消費税の税率の引き上げに伴う地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正により、手数料の標準額の見直しが行われ、消防法に基づく特定屋外タンク貯蔵所の設置の許可の申請に対する審査に関する事務に係る手数料が変更されることから、標準令の改正にあわせて、大分市手数料条例の額を改正しようとするものです。 ○倉掛委員長   質疑等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  以上で付託議案の審査は全て終了いたしましたが、執行部から、その他として何かありませんか。    〔「ありません」の声〕 ○倉掛委員長   それでは、委員の皆さんから何かありませんか。 ○板倉委員   最低入札した場合の審査、その制度が4月から変わったと思うのですが、それについてあした説明をいただきたいのですが。 ○山本契約管理課長   委員の言われる内容は、低入札価格調査制度になろうかと思いますけれども、総合評価落札方式のダンピング対策で見直しを実施したもので、資料を作成いたしまして御説明いたします。 ○倉掛委員長   その他ありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   これで本日予定の審査は全て終了しました。  あす、12日木曜日は議会運営委員会終了後に開会いたします。  以上で総務常任委員会を散会いたします。お疲れさまでした。                               午前11時49分散会...