〔「なし」の声〕
○
橋本委員長
続いて、2、
市域内過疎対策事業の実績について、企画部から報告を受けます。
○
小野企画課長
市域内過疎対策事業の実績について御説明いたします。
資料は、
報告事項2のA3縦の資料をごらんください。
市域内過疎対策事業は、旧大分市において、
過疎地域に準じる地域を対象として、過疎化の防止及び定住化の促進を図ることにより、地域の活性化並びに住民福祉の向上に資することを目的として、平成5年度に開始した事業でございます。平成17年度には、野津原、
佐賀関地域の一部を加える中で、現在、8項目の事業に取り組んでおります。平成30年度につきましては、①から④にあります校区・
自治公民館・
単独老人憩いの家に対する
建設費等補助金の
かさ上げや
防犯灯設置費等補助金、
維持費補助金の
かさ上げなどを実施することにより、通常より約270万円の補助金の引き上げをいたしております。また、⑤から⑧にあります市道改良の優先実施や平成30年度から
ごみステーション設置等の補助金の引き上げを実施しており、事業費の合計は5,900万円でございます。
今後とも
市域内過疎対策事業を通じて、地域の活性化と
地域コミュニティーの維持を目指してまいりたいと考えております。
以上、本市におきます
過疎対策事業につきましては、先ほど御報告いたしました、法に基づく大分市
過疎地域自立促進計画と旧大分市内の
大南地域などを対象とする
市域内過疎対策事業を実施する中で、
過疎地域の
基盤整備を初めとする各種施策を展開し、地域が抱えるさまざまな課題の解消を図っているところでございます。今後とも、全市的なバランスや整合性を図りながら、市域全体の均衡ある発展を目指してまいりたいと考えております。
○
橋本委員長
ただいまの報告について、委員の皆さんから質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
橋本委員長
続いて、3、大分市
中心市街地公有地利活用における
民間アイデアの募集について、企画部から報告を受けます。
○
小野企画課長
中心市街地公有地利活用における
民間アイデア募集について御説明させていただきます。
資料はA4縦の分とA3横の概要版の資料をごらんください。
中心市街地に位置する荷揚町
小学校跡地、大分駅東側22街区、54街区の利活用につきましては、これまでも、
総務常任委員会、
建設常任委員会においても御報告させていただきながら、昨年度末の3月に利活用に関する
基本方針を示した
基本構想を策定いたしたところでございます。今後は、
民間事業者の意向や参加意欲をより深く調査し、実現性の高い事業とする必要があると考えております。
本年度は正式公募を行う前に、公表を前提とした具体的な
民間アイデア募集を行うこととし、6月から手続を開始しております。その内容について御説明させていただきます。
6月3日より
募集要項の配布を行い、6月12日に
募集要項に関する説明会を行っております。なお、説明会には、24社43名の方々に御参加いただきました。今後に関しましては、8月上旬に、
民間事業者から事業案の提案書を提出していただき、8月中旬に、順次、提案の内容についてヒアリングや対話を重ねていくことといたしております。提案された内容につきましては、議会、委員会においても御報告させていただきたいと考えております。10月ごろには提案の概要を公表し、市民の方からの御意見を伺うことといたしており、いただいた御意見や提案などを踏まえながら、年内には各公有地の整備時期に関する優先順位や
正式公募開始に関するスケジュールを決定したいと考えております。また、本年度末までに、次年度以降予定しております
事業者選定公募に向けた仕様書を作成することといたしております。
○
橋本委員長
ただいまの報告について、委員の皆様から質問等はありませんか。
○
日小田委員
今議会の一般質問で、二宮議員から
大分城址公園の活用という質問がありましたが、そのときの財務部長の答弁で、庁舎の問題と駐車場の問題について答えています。この資料を見ると、7月に提案を公募するという話ですが、公募するときに、市の考え方をあらわした
中心市街地公有地利活用基本構想に基づいた具体的な公募をかけてくると思いますけれども、
基本構想の中を見ると、駐車場については、よくわかりません。
ところが、この前の議会答弁では明確に答えていますので、その辺の考え方というのは、例えば、これから公募するに当たり、どういうふうに駐車場の問題を考えているのか教えてください。
○
小野企画課長
基本的に駐車場に関しましては、
必要台数等を、今、
管財課等と調査をしております。それと、建築物における
駐車施設の附置等に関する条例等もございますので、そういったところを加味する中で、事業者には必要な
駐車台数を求めていくことになりますので、十分な
駐車台数は確保するという計画で進めてまいります。
○
日小田委員
駐車場問題については、さかのぼると20年ぐらい前から議論をされており、根本的な解決ができていないとされています。だから、将来に向かって、根本的な解決を目指していきたいということが過去の答弁でありました。もう今回このチャンスを逃したら、多分できないだろうと思います。
大分城址公園はあくまでも公園であって駐車場ではないので、そこに駐車場を設置することは本来おかしいと思います。そうであれば、今回、構想の中に入ってこないとおかしいと思います。周辺の駐車場の考え方といいますか、例えば、
アートプラザ横の駐車場についてですが、
立体駐車場で狭いし、女性の方は嫌がるし、よく見ると壁が破れたりしていて、あんな駐車場というのは、本当はおかしいのではないかと思うのですが、そういうことを内部で議論をした経過はあるのでしょうか。
○
小野企画課長
現在庁内では、周辺も含めてですけれども、駐車場について、どれだけの必要性があるのかというところは検討しております。その中で、現在の
荷揚中央駐車場の課題も管財課から提示されておりますので、十分にその辺りの検討も進めながら、荷揚町
小学校跡地の活用に関しては整備を進めていきたいと考えております。
○
日小田委員
もう具体的に聞きます。構想の中で
アートプラザ横の駐車場が残っていますが、これについてはどうするのでしょうか。
○
小野企画課長
アートプラザ横の
荷揚中央駐車場に関しましては、実は
リース期間の10年間を超えておりまして、市の所管ということになっておりますので、今回の荷揚町
小学校跡地の整備に合わせて、
事業提案の内容によっては、一緒に取り込むような形で一度壊して、一体的になる提案も当然ございますし、新たな
立体駐車場をその横に建てるということもあり得ますので、提案を受けた中で判断をしていきたいというふうに考えております。
○
日小田委員
今話があったように、リースは11年で、リースはもう終わっていますので、今言ったように、あの駐車場があると、
根本的解決ができないと思いますので、その辺はしっかりと整備をしていただきたいということを要望しておきます。
○
橋本委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
橋本委員長
続いて、4、第3期大分市
中心市街地活性化基本計画について、
商工労働観光部から報告を受けます。
○正
池商工労政課長
報告事項4、第3期大分市
中心市街地活性化基本計画について御報告させていただきます。
資料は、右上に
報告事項4とあるものでございまして、資料の1ページをごらんください。
1、第3期大分市
中心市街地活性化基本計画についてですが、本市は平成30年3月23日に3期目となる
中心市街地活性化基本計画の認定を受け、令和5年3月までの5年間、3つの基本的な方針を設定し、
中心市街地の活性化に取り組んでいます。こちらにつきましては、第3期大分市
中心市街地活性化基本計画概要版をお配りしておりますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。
2では、第3期大分市
中心市街地活性化基本計画の実績について記載しております。
まず、(1)数値目標についてですが、ここでは第3期計画における
目標指標の達成状況を記載しております。第3期計画では4つの
目標指標を掲げており、①の
空き店舗率につきましては、目標値4.6%に対し、最新値9.8%。②の中央町、府内町間を往来する
歩行者通行量は、目標値3万7,000人に対し、最新値が2万7,946人。③の
中心市街地循環バスきゃん
バス年間利用者数は、目標値6万5,000人に対し、最新値6万1,747人。④の
主要文化交流施設年間利用者数は、目標値418万人に対し、最新値393万3,873人となっております。
次に、(2)各事業の
進捗状況についてですが、計画で掲げた61事業のうち、完了した事業が2事業、実施中の事業が56事業、見直し、未実施の事業が3事業となっております。
事業ごとの
進捗状況につきましては、3ページと4ページの別表1に記載しておりますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。
2ページをごらんください。
3では、
中心市街地における
イベント等について記載しております。初めに、平成31年第1回定例会以降の実績として、第9回大分市
中央通り歩行者天国を報告させていただきます。
開催日時は、6月8日の土曜日、午後1時から午後4時までで、
交通規制は正午から午後5時まで実施いたしました。当日は晴天に恵まれる中、
中心部商店街店舗による
まちなかビール祭りの開催、
ラグビーワールドカップ2019大会開催100日前
イベント等を実施し、約3万2,000人の来場者が
中心市街地に訪れ、にぎわいの創出が図られたところであります。
なお、今年度は10月12日土曜日及び11月23日土曜日の2日間にも実施を予定しております。また内容が決まりましたら、委員の皆様には改めて御案内いたします。
次に、第38回
大分七夕まつりについてでございます。
お手元には、
大分七夕まつりのパンフレットとうちわ、それと、
交通規制のお知らせのチラシをお配りいたしておりますので、ごらんください。
ことしは、8月2日金曜日から8月4日日曜日までの3日間開催いたします。
中心部商店街では、期間を通して七夕飾りつけを行います。
48万人の広場では、初日となる2日金曜日、府内戦紙(ふないぱっちん)を開催し、2日目となる3日土曜日には、毎年市議会の皆様方にも御参加いただいております、おおいた市民おどりの祭典や
ラグビーワールドカップ2019を目前にして、その機運醸成を目的とした初めてのラグビー、はじラグなどを開催いたします。3日目には、大分川
弁天大橋上流にて午後8時から
大分合同新聞花火大会を開催いたします。
なお、
交通規制に関しましては、資料の
交通規制のお知らせにございますように、昨年同様、初日、2日目とも、午後6時20分から午後9時30分となっております。
議員の皆様には御家族、御友人を
お誘い合わせの上、ぜひ、祭り会場に足を運んでいただきたいと思います。
○
橋本委員長
ただいまの報告について、委員の皆さんから質問等はありませんか。
○岩崎副委員長
歩行者天国のことですが、10月12日の開催分について、
外国人対策について商店街の方から相談を受けたのですが、具体的に立てているものがあれば教えてください。
○正
池商工労政課長
ただいま、2回目の開催に向けて、
推進委員会の中で協議を進めておりますので、その点についても、皆さんの御意見をお聞きする中で対策をとっていきたいと考えております。
○岩崎副委員長
では、まだ議論の俎上には上がっていないという状況でしょうか。
○正
池商工労政課長
推進委員会の中では、そのような話はまだ出ておりません。
○岩崎副委員長
要望という形になりますが、
ラグビーワールドカップの開催期間中ですので、いつもとは違う対策が必要ではないかという御提案がありましたので、ぜひ御検討いただければと思います。
○
橋本委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
橋本委員長
その他として、執行部から何かありませんか。
〔「ありません」の声〕
○
橋本委員長
その他として、委員の皆さんから何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
橋本委員長
以上で
地域活性化対策特別委員会を終了いたします。お疲れさまでした。
午後1時28分散会...