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  1. 大分市議会 2019-07-12
    令和元年建設常任委員会( 7月12日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和元年建設常任委員会( 7月12日)                    建設常任委員会記録 1.開催日時    令和元年7月12日(金)午前10時0分開議~午前10時35分散会 2.場所    第4委員会室 3.出席委員    委員長 藤田 敬治   副委員長 帆秋 誠悟    委 員 穴見 憲昭   委 員  足立 義弘    委 員 野尻 哲雄   委 員  岩崎 貴博    委 員 日小田良二   委 員  高橋 弘巳    委 員 国宗  浩 欠席委員    な し 4.説明員
      (上下水道部)    三重野上下水道事業管理者衞藤上下水道部長三ヶ尻上下水道部次長、    岐津上下水道部次長浄水課長佐藤上下水道部次長下水道施設管理課長、    清水総務課長衛藤経営企画課長池邉営業課長木元水道維持管理課長、    左山水道整備課長産谷経営企画課政策監岩田総務課参事契約監理室長、    沓掛水道維持管理課参事首藤水道維持管理課参事安部水道整備課参事、    池永浄水課参事森本下水道整備課参事事業推進担当班長、    泥谷下水道整備課参事西部担当班長 5.事務局出席者    書記 石山 滋 6.審査案件等   (上下水道局)   【一般議案】    議第49号 大分市水道事業給水条例の一部改正について                               〔承認(一部反対)〕    議第50号 大分市公共下水道条例の一部改正について                               〔承認(一部反対)〕    議第57号 大分市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部改正に         ついて                         〔承認〕   【報告事項】    ① 第3号報告 水道事業会計継続費繰越使用について    ② 第5号報告 水道事業会計予算繰越使用について    ③ 第6号報告 公共下水道事業会計予算繰越使用について    ④ その他                 会議の概要                              令和元年7月12日                              午前10時0分開議 ○藤田委員長   皆さん、おはようございます。ただいまより建設常任委員会を開会いたします。  本日は午後1時より地域活性化対策特別委員会開催予定ですので、関係する委員につきましては、御出席をお願いいたします。  審査に入る前に、委員会運営について確認しておきます。  初めに、自由討議についてです。委員の皆さんからの要求がある場合、または委員長が必要と認める場合には、原則として、討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思います。議会基本条例において、議会は議員相互の自由な討議により議論を尽くして合意形成を図るよう努めるとされております。委員会審査のより一層の充実を図るため、自由討議の積極的な活用をお願いいたします。  次に、反問権についてです。委員の質問、政策提言等に関し、執行部は委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようお願いいたします。ただし、委員による新たな事業提案に対し、必要となる予算の組み替えなどの数値的なものや統計的な事項についての反問は、原則としてその対象となりませんので、よろしくお願いをいたします。  それでは、審査日程に従いまして、本日は上下水道局の案件について審査を行います。  それでは、上下水道局より報告を受けます。ここで、三重野上下水道事業管理者より発言の申し入れがありましたので、これを許可します。 ○三重野上下水道事業管理者   おはようございます。建設常任委員会の開催に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  藤田委員長、帆秋副委員長を初め、建設常任委員の皆様方には、平素から上下水道事業に関しまして格別の御指導、御協力をいただいておりますことに対し、厚く御礼申し上げます。  まず、このたび、全国市議会議長会から在職10年表彰を受けられました帆秋副委員長に対し、心からお喜びを申し上げますとともに、市政発展のために賜りました御尽力とその御功績に対しまして、心から敬意と感謝の意を表し、あわせて、今後ともますます御活躍されますよう御祈念申し上げます。  続きまして、4月1日付並びに5月7日付人事異動により変更となりました説明員につきまして、順次、紹介をさせていただきたいと思います。    〔説明員自己紹介〕 ○三重野上下水道事業管理者   それではここで、上下水道局かかわります諸事情等の報告をさせていただきます。  初めに、水道週間についてです。  6月1日から7日までの間、全国で水道週間の取り組みが実施されました。本市でも、横断幕やポスターの掲示を行ったところでございます。また、水の週間の行事といたしまして、上下水道の果たす役割や水質管理の重要性、水の大切さなどの理解を深めていただくことを目的に、7月31日の水曜日、8月1日の木曜日、古国府浄水場弁天水資源再生センターにおきまして、市内の小学4年生から6年生とその保護者を対象としました、わくわく上下水道たんけん隊を開催いたします。  次に、令和元年度大分市上下水道局優良建設工事表彰についてです。  去る6月13日に藤田委員長を初め、建設常任委員の皆様に御臨席いただく中、上下水道局におきまして、令和元年度大分市上下水道局優良建設工事表彰式をとり行いました。上下水道局となり、下水道工事につきまして初めての表彰式でございましたが、建設常任委員皆様全員の御参加をいただき、盛大に開催することができました。改めまして、御礼を申し上げます。  最後になりますが、現在、監査委員により審査を受けております、平成30年度水道事業会計決算及び公共下水道事業会計決算についてです。審査終了後は、9月の定例会に議案として提出をし、御承認をいただくこととなりますが、その前に、一部中間報告という形で概要を申し上げたいと思います。  水道事業会計における平成30年度の決算につきましては、収益的収支、いわゆる経常的な収支の部分でございますが、約27億円の当年度純利益を計上しており、そのうち、今後、順次更新時期の到来する荏隈、横尾、古国府の主要3浄水場の再構築を中心とする水道施設全体の建設改良費の財源として、当年度純利益から8億円を建設改良積立金に積み立てる予定としております。  一方、資本的収支、いわゆる施設などの建設改良に係る投資的な収支におきましては、トータルで約51億円の収支不足が生じておりますが、当年度純利益や減価償却費などの内部留保資金で補填することとしております。また、公共下水道事業会計における平成30年度の決算につきましては、収益的収支、いわゆる経常的な収支の部分でございますが、収支不足を補う一般会計からの基準内繰入を行ったことにより、昨年度に引き続き、収支は均衡しております。  なお、収支不足を補う一般会計からの基準内繰入金は、人件費の削減や工事の同時施工などによる経費の削減により、約2億円の減を見込んでおります。  一方、資本的収支、いわゆる施設などの建設改良に係る投資的な収支におきましては、トータルで約38億円の収支不足が生じておりますが、前年度からの繰越額や減価償却費などの内部留保資金を補填することとしております。  今後におきましても、より効率的な事業運営を行う中で、健全経営を行ってまいる所存でございますので、委員の皆様方におかれましては、今後とも御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。  諸事情等の報告につきましては以上でございます。  なお、本日御審議いただきますのは、一般議案3件、報告事項3件でございます。詳細につきましては、後ほど担当課長から御説明いたしますので、慎重御審議よろしくお願い申し上げます。 ○藤田委員長   それでは、審査に入ります。初めに、一般議案の議第49号、大分市水道事業給水条例の一部改正についての審査を始めます。執行部の説明を求めます。 ○池邉営業課長   A4縦の資料1をごらんください。今回の消費税等の税率が8%から10%に引き上げられますことから、大分市水道事業給水条例の一部を改定する必要がありますので、改定内容を含めて御説明させていただきます。  まず、改定の内容ですが、②をごらんください。水道料金等につきましては、大分市水道事業給水条例で定められておりますので、条例の一部を改定することにより、税率の引き上げ後の金額を定めることになります。  水道料金と分担金につきましては、大分市水道事業給水条例の第25条と第32条第1項に定めてあります100分の108を100分の110に改めます。施行期日は、③に記載してあります令和元年10月1日となりますが、水道料金等は2カ月に一度検針し、2カ月分を隔月で請求する場合には特例が設けられておりますので、⑨の項目にも記載しておりますが、施行期日であります令和元年9月30日以前から継続して水道を使用されているお客様につきましては、令和元年11月末日までの間に確定する水道料金は、引き上げ前の8%が適用されることになりますので、④に記載していますとおり、令和元年12月に検針し、令和2年1月に請求となる分から引き上げ後の10%が適用されます。  ただし、この特例が適用されるためには、施行期日よりも前から継続して使用されていることが必須条件となりますので、令和元年10月1日以降に使用を開始したお客様につきましては、特例措置の対象とはなりません。また、分担金につきましては、施行日であります令和元年10月1日以降の工事申し込み分から引き上げ後の10%が適用されることになります。  次に、影響額ですが、⑥の項目に記載しています水道料金の場合ですが、口径20㎜で2カ月40立方メートルを使用される一般家庭を例としますと、消費税額は8%で488円、10%では610円になり、122円の増額になります。⑧の項目に記載しています分担金ですが、口径20㎜のメーターを新たに設置する場合には、2,800円の増額となります。  以上が今回の消費税等税率引き上げに伴います、消費税額の増額と新税率の適用開始時期になります。 ○藤田委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田委員長   討論はありませんか。 ○岩崎委員   消費税にかかわる問題につきましては、会派の基本的な立場によって反対することとさせていただきます。 ○藤田委員長   本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田委員長   本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定をいたします。  次に、議第50号、大分市公共下水道条例の一部改正についての審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○池邉営業課長   先ほどのA4縦の資料1をごらんください。  今回の消費税等の税率が8%から10%に引き上げられますことから、大分市公共下水道条例の一部を改定する必要がありますので、改定内容を含めて御説明させていただきます。  まず、改定の内容ですが、②をごらんください。公共下水道使用料の金額につきましては、大分市公共下水道条例で定められておりますので、条例の一部を改定することにより、税率の引き上げ後の金額を定めることになります。下水道使用料につきましては、消費税等税率引き上げに伴いまして、大分市公共下水道条例第13条第1項及び第2項に定められた100分の108を100分の110に改めます。施行期日は③に記載してあります令和元年10月1日となりますが、水道料金等2カ月に1度検針し、2カ月分を隔月で請求する場合には特例が設けられておりますので、⑨の項目にも記載しておりますが、施行期日であります令和元年9月30日以前から継続して公共下水道を使用されているお客様につきましては、令和元年11月末日までの間に確定する公共下水道使用料引き上げ前の8%が適用されることになりますので、④に記載していますとおり、令和元年12月に検針し、令和2年1月に請求となる分から引き上げ後の10%が適用されます。  ただし、この特例が適用されるためには、施行期日よりも前から継続して使用されていることが必須条件となりますので、令和元年10月1日以降に使用を開始したお客様につきましては、特例措置の対象とはなりません。  次に、影響額ですが、⑦の項目に記載しております公共下水道使用料の場合ですが、口径は算定要素に含まれませんので、一般家庭で2カ月40立方メートル使用されますと、メーター口径の違いにかかわらず、8%、406円。10%、506円になりますので、100円の増額になります。  以上が、今回の消費税等の税率の引き上げに伴います消費税額の増額と、新税率の適用開始時期になります。 ○藤田委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田委員長   討論はありませんか。 ○岩崎委員   同じく議第49号と同じ理由、消費税の基本的な立場により、議第50号も反対とさせていただきます。 ○藤田委員長   本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田委員長 
     本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定をいたします。  次に、議第57号、大分市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についての審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○左山水道整備課長   資料②をごらんください。議第57号、大分市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。  既条例の給水人口値につきましては、平成17年に作成された大分市総合計画で示されました行政区域内人口の予測値をもとに算出しておりましたが、この人口予測値がおおむね10年経過する中で、平成30年には既給水人口値に対しまして実績値が上回ったことや、今年度には大分川ダムが完成する予定であり、水利権が確定したことなどから、条例上の給水人口及び1日最大給水量を改定しようとするものです。  改定内容としましては、給水人口につきましては、47万1,000人から47万6,000人で5,000人の増加。一日最大給水量につきましては、19万6,900立方メートルから19万5,800立方メートルで、1,100立方メートル減少の改正を行うものです。  ここで、給水人口が増加したものの、1日最大給水量が減少した主な要因としましては、市民の節水意識の高まりや節水器具の普及、そして、社会全体の高齢化などにより、一人が一日に使用する生活用水量が235リットルから223リットルに減少したことが挙げられます。 ○藤田委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  以上で、当委員会に付託されました上下水道局所管分の審査を終了しました。  ここで、申し出により執行部から報告を受けます。  第3号報告、水道事業会計継続費繰越使用についての報告を受けます。 ○衛藤経営企画課   平成30年度大分補正予算書③の2ページをお開きください。  平成30年度大分水道事業会計継続費繰越計算書になります。事業は4款資本的支出、1項建設改良費第4次拡張事業でございます。本事業については、昭和61年度から大分川ダム建設水道施設の整備に取り組んでいるものでございます。継続費の総額は654億円で、平成30年度継続費予算現額は、予算計上額と前年度繰越額の合計額9億8,132万円、支払義務発生額、執行額になりますけれども、これを除いた1億3,148万円が翌年度逓次繰越額になります。なお、執行額につきましては、大分川ダム建設工事負担金でございます。 ○藤田委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さん方から質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田委員長   次に、第5号報告、水道事業会計予算繰越使用について報告を受けます。 ○衛藤経営企画課   予算書③の14ページをお開きください。  平成30年度大分水道事業会計予算繰越計算書になります。翌年度への繰越額といたしましては、配水管更新事業配水管整備事業配水施設更新整備事業など、5つの事業で総額が23億28万円でございます。主な繰越理由につきましては右の説明欄に記入しておりますが、関係機関との協議等に期間を要したためでございます。  ここで、別紙資料A3横の資料③をごらんください。  先ほどの繰越額につきまして、事業ごと支出科目の件数、金額をお示ししております。支出科目別の集計を一番下にあらわしております。工事につきましては42件で21億3,685万円、路面復旧費が3件で2,054万円、設計等の委託料が30件で1億4,288万円になっております。なお、繰越75件のうち、39件につきましては6月末で完成をいたしております。 ○藤田委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さん方から質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田委員長   次に、第6号報告、公共下水道事業会計予算繰越使用について報告を受けます。 ○衛藤経営企画課   第6号報告、公共下水道事業会計予算繰越使用について報告いたします。  恐れ入ります。③の18ページをお開きください。  平成30年度公共下水道事業会計予算繰越計算書になります。翌年度への繰越額としましては、公共と単独の管渠建設費及び処理場建設費で25億4,864万円でございます。主な繰越理由でございますが、表の右側の説明欄にありますように、管渠建設費につきましては、工事着手に当たり、地元との調整に日数を要したため、処理場建設費につきましては、用地取得の調整に不測の日数を要したためでございます。  ここで、別紙資料の④をごらんください。  A3横の資料で、先ほどの繰越額につきまして、事業ごと支出科目の件数、金額をお示ししております。支出科目の集計が下の表になりますけれども、工事につきましては63件、18億7,652万円。設計等委託料が61件で6億1,980万円。補償費が7件で5,231万円になっております。なお、繰越131件のうち62件については、6月末で完成をいたしております。 ○藤田委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さん方から質問はありませんか。 ○国宗委員   繰越金が毎年あると思いますが、昨年に比べて、件数とか金額がふえてるのか、減っているのかどうなんですか。 ○衛藤経営企画課   事業費の増大に伴って、今年度につきましては、件数については、水道で言えば18件、下水道で言えば81件とふえております。大きな要因につきましては、先ほど言った協議のおくれとかもありますが、国費の内示自体がおくれたのと、あと3月定例会で補正予算が承認された分がありますので、そういった分については初めから繰り越しとなってしまいますので、そういった要因で若干ふえてはおります。 ○藤田委員長   ほかにはありませんか。 ○野尻委員   この予算とかには関係ないけど、設計の委託がふえてきている。これは人材の枯渇というか、昔はそれぞれが設計をして、そのチェックを、いわゆる技術者を置くことによってそのチェックもできていたけど、設計を外部に全部委託で出していっているような形になってきているけど、その設計に対してちゃんと確認というか、中でチェック体制とれていますか。いわゆる設計に対してきちっと確認とれるような人材というのが、それぞれ上下水道局にいますか。 ○三ヶ尻上下水道部次長   ただいまの野尻委員からの御質問の技術者の育成、その人材の確保についてございますが、局の中においても、技術の継承というのもやっておりますし、こと設計とか施工につきましては、施工については監督員3名体制で、総括監督員主任監督員、監督員という形で、その辺のところできちんと技術を補っていく。そして、経験者から若い方にきちんと継承していくようにしております。  あと設計につきましても、今、局のみならず、業界全般が、やはり委員がおっしゃるように人材不足のところがあるところがございます。そういうのを補うために、設計についても局の中において、ベテランを含めた設計協議を行い、調査職員だけじゃなくて、いろんなところから一緒に集まって、その案件について協議をするということによって、新しい技術だとか、今まで守ってきた技術なんかを継承していく、そういうふうになっていくようにしているところでございます。 ○藤田委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○藤田委員長   それでは、執行部から、その他として何かありませんか。 ○三重野上下水道事業管理者   ありません。 ○藤田委員長   委員の皆さんから、その他として何かありませんか。 ○岩崎委員   総括質問での三浦議員水ビジネスのことについて、理解を深めたいのでお聞きしたいのですが、船以外に売れるものって、要するにビジネスってどんなものが想定されるんでしょうか。あまり浮かばないので教えていただければと思います。 ○三重野上下水道事業管理者   今お配りしているペットボトル、これは2年間もつような形での仕様にしておりますので、少し高額になっておりますけれども、もう少しいろんな企業と連携して安くできないかとか、船に積むバラスト水ですね、そういうところに、今、売り込みをしているところでございます。 ○岩崎委員   ということは、船に売る以外は、これが主力商品になるのですけれども、500ミリリットル1本で幾らになりますか。 ○三重野上下水道事業管理者   原価で申しますと、このペットボトルが95円ぐらいでございます。 ○岩崎委員   あと、同じく三浦議員が言われた淡水化、2030年ということで言われてましたが、海水の淡水化の見通しは技術的にどのような感じでしょうか。 ○三重野上下水道事業管理者   今、福岡市とかでは志賀島周辺でもう淡水化の実用化ができているような状況です。 ○藤田委員長   ほかに質問はありませんか。 ○足立委員   野津原にダムができたけど、上下水道局はどのようなかかわり合いになりますか。先日、雨が降ったときにダムが放水したので、野津原の鮎が全部流れてしまった。少し放水しただけで影響がありました。  あと、先日の防災会議で地域の、支所長も含めて、農業委員自治委員、その後、どこにどうしたらいい、それを非常に心配しています。大分市の上下水道局はどのようなかかわりをするのか。 ○三重野上下水道事業管理者   ダムへのかかわりですけれども、大分川ダムの目的が治水と利水ということで、上下水道局に関しましては、3万5,000トンの水利権を得られているということでございます。  それで、今後の管理事務所の管理費を含めて、まだどれくらいの負担になるのかは決定しておりませんけれども、その管理費等を負担していく形になってくるということと、あとは協議会をつくって、地域の振興を図っていくということで、今、話を聞いておりますので、その中のメンバーとしてもかかわっていくような形になってこようかと考えております。 ○足立委員   先日くらいの少しの雨でもそんなことになりました。大方試験は終わりましたが、緊急のときの連絡体制はその管理事務所だけしかないのですか。上下水道局はノータッチでいいんですか。 ○三重野上下水道事業管理者   まず、湛水試験でございますけれども、期日までに満杯にならなかったということで、もう一回、湛水試験はやり直すということで、ダム事務所のほうからはお伺いしています。  それから、災害の関係の放水のときのサイレン等、地元にお知らせする仕組み等につきましては、防災も含めた協議会の中で検討されていると聞いております。 ○足立委員   去年、西日本の愛媛のダムにより被害が相当ありました。稙田のほうまで、鮎が見当たらないのが当たり前というような、もう、そのような被害が出てくるので。  そういう連絡協議会などに入るのであれば、十分にまたそういったことで、何かあれば、委員会にも逐次報告してください。お願いします。 ○藤田委員長   ほかにはよろしいでしょうか。  〔「なし」の声〕 ○藤田委員長   それでは私のほうから1点。さきの3月定例会での委員会において、昨年開催した市民意見交換会での質問・意見等への対応についてです。
     執行部から回答を受け、その後、当委員会の対応について委員で協議を行いました。その結果は、現在、ホームページ、各支所及び各地区公民館で閲覧ができるようになっております。当委員会の対応については、執行部に対し働きかけるといった事項もございますので、真摯に受けとめていただくようお願いをいたします。  以上で、当委員会に付託されました全ての案件の審査を終了しました。  なお、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の委員会の継続調査事件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう議長に申し入れたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○藤田委員長   そのように決定いたします。  それでは、これにて建設常任委員会を閉会いたします。                              午前10時35分散会...