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  1. 大分市議会 2019-07-11
    令和元年総合交通対策特別委員会( 7月11日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-10-03
    令和元年総合交通対策特別委員会( 7月11日)                 総合交通対策特別委員会記録 1.開会日時   令和元年7月11日(木)午後0時59分開議~午後1時45分散会 2.場所   第2委員会室 3.出席委員   委員長 大石 祥一   副委員長 川邉 浩子   委 員 二宮 博    委  員 安部 剛祐   委 員 板倉 永紀   委  員 阿部 剛四郎   委 員 井手口 良一  委  員 福間 健治   委 員 馬見塚 剛   委  員 帆秋 誠悟   委 員 髙野 博幸   委  員 三浦 由紀   委 員 衛藤 延洋   欠席委員   な し
    4.説明員   (市民部)    西田市民部長、朝見市民次長、安部市民次長市民協働推進課長、    足立市民協働推進課参事、安部市民協働推進課参事兼生活安全推進室長、    矢田市民協働推進課生活安全推進室次長   (都市計画部)    清水都市計画部長、朝野都市計画次長、宮下都市計画次長、    渡邊都市計画次長都市計画課長橋本都市交通対策課長、    雨川都市交通対策参事、黒枝都市交通対策参事、熊瀬都市交通対策参事、    廣田都市交通対策参事、大城都市交通対策参事補、佐藤都市交通対策参事補 5.事務局出席者    書記 椎原 進介 6.会議に付した事件   1.循環型バス実証運行事業について   2.大在駅バリアフリー化について   3.その他                 会議の概要                              令和元年7月11日                              午後0時59分開議 ○大石委員長   定刻より少し早いですが、皆さんおそろいになりましたので、ただいまから総合交通対策特別委員会を開催します。  本日は、お手元に配付しております日程案のとおり、執行部から2件の報告を受けたいと考えておりますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○大石委員長   それでは、そのようにいたします。  ここで、都市計画部長から発言の申し出がありましたので、これを受けます。 ○清水都市計画部長   審議前のお時間をいただきまして、関係部を代表し、一言御挨拶を申し上げます。  まず初めに、このたび全国市議会議長会から在職20年表彰を受けられました板倉永紀議員、10年表彰を受けられました帆秋誠悟議員に対しまして、関係各部を代表いたしましてお喜びを申し上げ、市政発展のために賜りました御尽力とその御功績に対しまして、心から敬意と感謝の意をあらわすとともに、今後ともますます御活躍されますよう御祈念申し上げます。  それでは、4月1日及び5日7日付人事異動によりまして、説明員に変更がございましたので、機構順に自己紹介させていただきます。  〔説明員自己紹介〕 ○清水都市計画部長   最近の諸事情についてでございますが、平成29年に策定しました大分市地域公共交通網形成計画に基づきまして実施しております街中での中心市街地循環バスの運行、郊外などの公共交通の利用が不便な地域での乗り合いタクシーの運行、観光地や駅周辺での自動運転車両の試行運行など、本市が交通対策として取り組みを進めている事業、環境にやさしい交通でにぎわいのあるまちづくりが、国土交通省認可を受けた交通エコロジーモビリティ財団より、本年5月にEST交通環境大賞優秀賞を受賞いたしました。  また、今年度本市が実施する自動運転車両の実証運行が、経済産業省のパイロット地域分析事業に採択され、今後は実証運行の結果をもとに国と連携し、公共交通への活用について調査分析してまいりたいと考えております。  それでは、本日は報告事項といたしまして、都市計画部から循環型バス実証運行事業について、大在駅バリアフリー化についての2件を御報告させていただきます。  詳細は担当課長より説明させますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○大石委員長   それでは、執行部より報告を受けます。  初めに、循環型バス実証運行事業について報告を受けます。 ○橋本都市交通対策課長   循環型バス実証運行事業につきまして、御報告させていただきます。  資料1をごらんください。  目的ですが、交通体系の構築、鉄道駅を中心とした公共交通の円滑な乗り継ぎ環境の整備に向け、平成29年度より実証運行を行っており、これまで稙田、大南、鶴崎、明野の4地区で実施してきております。今年度は、大在、坂ノ市地域において、地域内の移動や駅への接続、医療商業施設への移動など、買い物や通院などの利用者のニーズを調査し、検証結果を今後のバス路線や運行ダイヤの見直しに反映いたします。  地区概要ですが、地域内の居住人口の分布状況を整理しております。赤い色に近づくほど人口が多い状況です。また、校区別の人口と高齢化率をあわせて記載していますが、校区ごとにばらつきが見受けられます。  事業概要です。実施期間は8月29日から9月27日の約1カ月間とし、期間中に乗り込み調査やモニタリングによるアンケート調査等を実施する予定です。  運行コース案ですが、次のページのルート図をごらんください。資料の右上に凡例で示していますように、図中の青い実線が既存のバス路線、赤と緑の実線が実証運行ルート、オレンジ色の実線がふれあい交通のルートを示しています。  まず、赤い実線で示しています大在循環線ですが、こちらのコースは大在駅を起終点といたしまして、駅南側の高台にあります望みが丘や曙台の団地や駅北側の居住地を経由しながら、国道197号沿線や駅北側の商業医療施設への移動ニーズに対応するよう地域内を循環いたします。1周約14キロで、運行時間が約45分、反時計回りに3便、時計回りに3便運行いたします。  次に、緑の実線で示しています坂ノ市循環線です。こちらのコースは、坂ノ市駅を起終点といたしまして、駅の南北に広がる居住地を経由しながら、駅南側に位置する支所周辺の地区拠点に点在する商業医療施設への移動ニーズに対応するよう地域内を循環いたします。1周約10キロで運行時間が約30分、時計回りのみ6便運行いたします。  資料1ページ目にお戻りください。  運行コース案の表にあります運行時間帯は、現在交通事業者とダイヤの調整を行っております。  最後に、今後のスケジュールです。既に地域の意見を伺うため、各地域の連合会長と協議をさせていただいており、本日11日、地域自治会長への説明を終える予定となっております。  また、今月下旬に開催予定の大分市地域公共交通議会へ報告し、8月上旬に市報やホームページにより市民へ周知を図るとともに乗車モニターを募集してまいります。  また、8月下旬には、各戸ポスティングや新聞折り込みにより、地域への周知に努めてまいります。 ○大石委員長   ただいまの報告について、委員の皆様から質問はありませんか。 ○井手口委員   事業費はどうなるのですか。 ○橋本都市交通対策課長   予算といたしまして1,500万円を第1回定例会で計上させていただいているところでございます。 ○井手口委員   ポスティングなど、地域での活動もしていますが、バスの運行に直接かかわる経費、業務委託費になると思うけど、どのようになっていますか。 ○橋本都市交通対策課長   約600万円を想定しているところでございます。 ○井手口委員   平成29年から3事業を行っていますが、この3事業について、それぞれバスの運行に関する業務委託費はどうなっていますか。 ○橋本都市交通対策課長   その資料を持ち合わせておりませんので、後日、提出いたします。 ○井手口委員   今年度の600万円の業務委託料を算出した根拠、担当課内での算出の経過といったものを教えてください。 ○橋本都市交通対策課長   手元に積算資料はございませんが、距離当たりの運行経費の単価から推定して600万円と積算しております。中身を精査いたしまして、後日、御報告いたします。 ○井手口委員   距離、運行回数、バス停の数を入れた形の表にしてください。 ○大石委員長   ほかにございませんか。 ○板倉委員   この事業の目的はどこにあるのですか。何に反映させようとしているのですか。 ○橋本都市交通対策課長   現在、計画に基づきましてまずダイヤの再編等の可能性といったものを探っております。公共交通の利用がなかなか厳しいという状況もございますので、有効なダイヤ、有効なルートがどういったところにあるかというのを実証し、課題等を整理したいと考えております。 ○板倉委員   ふれあい交通を充実させるということですか。 ○橋本都市交通対策課長   ふれあい交通とは別に、既存のバス路線に乗客が少ないといった状況もありますので、そういったところのダイヤ、ルート等の可能性を探っていくようにしています。 ○板倉委員   バス会社は独自でそういう調査はしているのですか。行政がする必要があるのですか。目的がふれあい交通などの独自の交通網を充実させようとしているのか、バス会社に提供しようとしているのか、目的が漠然としている気がします。 ○橋本都市交通対策課長   バス会社、関係者がメンバーとなっている地域公共交通議会の中でバス会社等とは情報交換をし、バス会社のほうでもそういった努力はしていると思います。市の努力といたしまして、よりよい公共交通をつくっていきたいということで、こういう実証運行を積み重ねて、データ共有しているところでございます。 ○板倉委員   地区ごとで行っているというのは分かりますが、調査・研究をして何を目的としているのか、中途半端なことが多いような気がします。公共交通バスが難しいとなれば、公共でいわゆるコミュニティバスを走らせるとか、ある程度そういう方針を立てようとしているのですか。 ○橋本都市交通対策課長   委員御指摘のように、いわゆる新コミュニティ交通といった可能性もあると考えております。現在、都市交通対策課でふれあい交通など、路線バスが走っていないところにサービスを提供しているところでございますが、様々な可能性を探っていきたいと思っております。 ○板倉委員   わかりました。 ○大石委員長   ほかにありませんか。
    ○安部委員   運賃はどうなっていますか。 ○橋本都市交通対策課長   距離に応じた運賃となっております。 ○井手口委員   板倉委員が聞いておられる部分に関連して、ダイヤ編成、路線決定をする場合に、基本的に事業者と行政の役割と責任の分担をどのように考えていますか。 ○橋本都市交通対策課長   一義的にはバス事業者がダイヤをしっかり考えるものと思います。  地域公共交通議会バス事業者、地方自治体、関係者が集まりまして、今後の公共交通について協議しており、情報交換をする中で、私たち市としてもバス事業者と協議して、そのあたりの情報共有を図って、よりよい公共交通をつくっていきたいと考えています。 ○大石委員長   ほかにありませんか。 ○福間委員   よい取り組みだと思います。この10年来、市内でバス路線の何路線が廃止されて、何キロに及ぶ、バス停がどれだけなくなったなど。そして20分、30分間隔であったバスが1時間ごとになったなどがわかるような資料の提供をお願いします。 ○橋本都市交通対策課長   資料をまとめまして、後ほど提供させていただきたいと思います。 ○大石委員長   執行部、資料は委員全員に提供するようお願いします。  ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○大石委員長   次に、大在駅バリアフリー化について報告を受けます。 ○橋本都市交通対策課長   大在駅のバリアフリー化について御報告させていただきます。  資料の2の事業概要をごらんください。  国では、1日当たりの平均利用者数が3,000人以上である鉄道駅につきまして、令和2年度までに可能な限りバリアフリー化を実施することとしております。本市では、高城駅、鶴崎駅、大在駅等において助成を行うこととしており、このうち本年3月には鶴崎駅はバリアフリー化が完了しております。  次に、大在駅バリアフリー化の概要です。跨線橋の新設、エレベーターの新設、多目的トイレの改修、上屋の新設等が主な内容でございます。  2ページ、A3資料をごらんください。バリアフリー化の平面図でございます。図面の上側が北口駅前広場のロータリー、下側が国道197号でございます。左上の青色の矢印が駅舎入り口でございます。駅舎入り口の左側にピンク色の部分ですが、多目的トイレの改修位置でございます。図面の中央、緑色の部分が新たに設置される跨線橋です。この跨線橋に接続されるエレベーター2基が赤色の部分でございます。跨線橋に接続する形で上屋が新設されます。ホーム上の黄色の線は、内方線つき点状ブロックの新設箇所でございます。資料の右下の写真は、鶴崎駅で整備したバリアフリー施設のうち、多目的トイレ、列車接近表示器等の写真を掲載しております。  また、土木建築部の所管となりますが、左側の水色の部分は既存の自由通路で、今回のバリアフリー化に合わせて改修されることになっており、エレベーター2基の新設と、それに連接する通路の延伸、上屋の設置となっております。  1ページ目A4の資料にお戻りください。  本市の負担額でございますが、バリアフリー化の補助対象となる事業費のうち、地方自治体が3分の1補助するものを県と折半いたしまして、6分の1が補助額となっております。平成30年度は設計に要する費用として、補助対象事業費約3,700万に対しまして約610万円を補助しております。令和元年度は、予算でございますが工事に要する費用といたしまして、補助対象事業費8,400万円に対し、1,400万円を補助する予定となっております。  スケジュールでございますが、詳細はJR九州において調整中でございます。今年度8月上旬には工事が着手され、来年度には工事が完成予定となっています。  今後の対応ですが、高城駅につきましては、今年度設計に着手し、来年度工事を予定しております。 ○大石委員長   ただ今の報告について、委員の皆さんから質問はありませんか。 ○福間委員   昨年10月からバリアフリー化を始めていますが、今回の大在駅のバリアフリー化は鶴崎駅と同等のものなのかどうか。また、鶴崎駅での状況、乗客の推移、利用者の喜びの声などがあると思うのですが、その上で大在駅ではこういうこともということがあれば教えてください。 ○橋本都市交通対策課長   各駅での状況も違いますので、全く同じ機能ということではございません。今回、跨線橋が新設されますし、エレベーターも設置されておりますが、詳しい比較は後ほど御説明したいと思っております。  利用者の声としましては、JRからはバリアフリー化をして歩きやすくなった、乗りやすくなったという声はあると聞いております。 ○大石委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○大石委員長   委員の皆さんでその他として何かありませんか。 ○井手口委員   先ほども話しましたが、バス事業者がダイヤ、路線を決めて運行していますが、不採算路線がどのくらいあるのか把握していますか。 ○橋本都市交通対策課長   バス事業者の経営に関する全ての資料はいただいておりませんが、不採算系統の概略の資料はいただいております。しかし、本件に関する情報の公表の可否につきまして、改めてバス事業者に意向を確認したところ、公表を控えてほしいとの回答がございましたので、申しわけございませんが、公表を控えさせていただきたいと考えております。 ○井手口委員   つまり、議会はそういった科学的な根拠なしでこれから執行部から出てきた提案を審議して、採決をせよということをバス事業者が言っているということですか。 ○橋本都市交通対策課長   バス事業者といたしましては、公表を前提とした資料ではないため、公表を控えてほしいということを繰り返し述べているところでございます。 ○井手口委員   行政として不採算路線があって、それを維持するかどうかということに関して、どのようなかかわり方をしていくつもりですか。 ○橋本都市交通対策課長   公共交通としては、不採算路線であったとしても、皆さんの生活の足となる路線でございますので、ぜひとも継続していただきたいと思っております。しかしながら、バス事業者としても収支、採算というところでの御苦労があるというのも理解できるところでございますので、粘り強くバス事業者と協議をしながら、できるだけそういったルートがないように努力していきたいと思っております。 ○井手口委員   具体的な努力の内容を教えてください。 ○橋本都市交通対策課長   不採算路線の維持のメニューとしまして、地域内のバス交通の運行支援として、国が行う地域公共交通の確保維持事業、地域内のフィーダー系続の補助によりまして協調補助を行っているところでございます。本市におきましては、臼津交通が運行する佐賀関から下浦間の臼関線が補助対象となっておりまして、補助をしているところでございます。 ○井手口委員   最近10年間の本市がいろんな形で行っている業務委託、低床バスの導入時の補助といった補助メニューを全て表にして提出していただきたい。  国土交通省地方バス路線に関しては維持が非常に難しくなっている、抜本的な改革が必要だという方針を打ち出しました。一方で不採算路線といっても、市民の移動手段の確保に対する行政責任ということから考えたら、維持したいというのは当然行政側の考えです。しかし、バス路線は民間のバス会社が維持しているので、赤字覚悟でというのは非常に難しい話になります。  その2つの兼ね合いをこれからどうしていくつもりか教えてください。 ○橋本都市交通対策課長   兼ね合いというのは非常に難しいと思っています。ただし、市としては市民の足である公共交通が1つのバス路線であったとしても、なくなるというのは非常に難しい、困ったことだと思っておりますので、ぜひともバス事業者と情報交換をする中で、よりよい公共交通のあり方を模索しながら進めていきたいと思っております。 ○井手口委員   不採算路線に関する資料が出てこないので、全体像を我々が把握することはできないけれども、国土交通省の資料から推測する限りは、大分市内の中心バス会社である大分バスは不採算路線が今ふえつつある。その認識に立って今後のバス事業者の将来予測は行政としてどう考えますか。 ○橋本都市交通対策課長   不採算路線につきましては、現状は非常に厳しいと思っております。輸送人員の減少によります収益の悪化や、車両への設備投資、乗務員不足、燃料単価の上昇による燃料費の高騰などが影響し、バス事業者からは経営状況が好転する将来予測は見られないと聞いています。 ○井手口委員   昨年度の大分バスの1年間の総収入は46億円です。その46億円で不採算路線を抱えていけない時期がいずれ来ると。100年先であれば行政としては責任をとる必要はないでしょうけど、5年先、10年先、あるいは20年先ぐらいとなると大分市総合計画との兼ね合いもあります。その辺の将来予測はどう考えますか。 ○橋本都市交通対策課   将来予測は厳しいところではございますが、市民の足である公共交通の不採算の部分を本市が肩代わりして路線を存続するということも考えられると思います。ただし、そういった路線がふえるにつれて、行政財政に対する圧迫度が非常にふえていくと思います。そのあたりはしっかり議論して、行政市民議会が協議しながら決めていく必要があると思っております。 ○井手口委員   平成30年3月27日に大分バスから福祉保健部に今の業務委託費ではやっていけないので、平成31年3月31日をもって高齢者ワンコインバス事業から撤退したいという申出書がありました。その事実については御存じですか。 ○橋本都市交通対策課長   存じております。 ○井手口委員   その申出書には別添資料で理由を御説明したいと書いてあります。ところが、それも公表の対象になっていないために我々の手には入りません。公共交通の担当部局である都市計画部として、その別添資料は知っていますか。 ○橋本都市交通対策課長   その資料は存じています。 ○井手口委員   その中身をどのように思いましたか。 ○橋本都市交通対策課長   数字等は覚えておりませんが、いずれにしても事業者の収益的に非常に厳しいという資料になっていたと記憶しております。 ○井手口委員   不採算路線の存在において、バス経営が非常に厳しいという話と、今の業務委託を受託しているサービスが厳しいという話と、同じレベルで考えていいのですか。それとも全く違う面で採算がとれていないという話なのですか。 ○橋本都市交通対策課長   要望は高齢者ワンコインバス事業に関する収支に対する苦しさを訴えたものと理解しておりますので、高齢者ワンコインバス事業に対する収支として非常に厳しいといった旨の資料であったと記憶しております。 ○井手口委員   一昨年の3月27日に申出書が出てから、ことしの1月に高齢者ワンコインバス事業のあり方検討会が立ち上がって、ことしの5月31日に答申が出ていますが、その間、担当部局はかかわってきたのでしょうか。 ○橋本都市交通対策課長   高齢者ワンコインバス事業のあり方検討会につきましては、事務局長寿福祉課が行っておりまして、本市の公共交通の担当部署といたしまして清水都市計画部長が委員としても参画しているところでございます。 ○井手口委員   部長にお聞きします。どのようなかかわり方をしましたか。 ○清水都市計画部長   この検討会には、私も委員として参画しておりまして、公共交通の担当部署としてふれあい交通運行事業の制度の話、低床バスなどに行っております補助など、市として取り組んでいく内容の御説明をしております。 ○井手口委員   公表されていない資料も、当然事前に読める立場にあるのか、部長としてどういうかかわり方を示しているのですか。
    ○清水都市計画部長   高齢者ワンコインバス事業は福祉施策と捉えておりますが、公共交通として橋本課長から御説明がありましたとおり、バス事業者としての厳しい状況というのを踏まえた上で、この検討会への参加をしております。 ○井手口委員   担当課長からの答弁にあるように、不採算路線をたくさん抱えている民間のバス事業者としては、経営が非常に大変である。一方で不採算路線に関しては行政には市民に対する責任がある。そういう立場から見れば、高齢者ワンコインバス事業に拘らず、特に周辺部の不採算路線に関しては、維持していく義務が当然行政側にもあります。そのことについて、高齢者ワンコインバス事業のあり方検討会では全く論議されなかったのですか。 ○清水都市計画部長   この高齢者ワンコインバス事業のあり方検討会では、市ではふれあい交通を進めているということは申し上げてまいりました。 ○井手口委員   行政行政責任上、支出をしなければいけない公的な金というのがあります。例えば本市は市民病院を持っていないことから、大分赤十字病院、アルメイダ病院佐賀病院といったところには応分の負担をし、いろいろな形で補助を出しています。同じように、不採算路線に関しては、維持する責任行政側にあるとすれば、きちんと計算した上で科学的に検証して、そして応分の負担をするという形にするべきだと思います。今後、科学的な考察をしていくことはありますか。 ○清水都市計画部長   科学的な検証につきましては、交通事業者としての責務がバス事業者にあると考えますので、交通事業者としてその責務を果たしていただきたいというのを第一義に、現在もそういった観点からバス事業者と協議しております。 ○井手口委員   現在、不採算路線であったとしても、民間事業者の努力で黒字となる可能性があると判断しているということですか。 ○清水都市計画部長   そのために、先ほど報告いたしました実証運行事業において分析しながら、バス事業者と連携を図り、有効交通手段のルートといったものを考えてまいりたいと考えております。 ○井手口委員   先ほどの実証実験に関しては歓迎するべき話ですが、ただし、これは新設の路線、新設のダイヤを組むための準備的なテスト、既成の路線であるいは歴史のある路線で不採算化してしまうという路線がたくさんあります。これに関して、本当に民間事業者の努力だけで解決する問題と考えていますか。 ○清水都市計画部長   事業者だけで解決できる問題ではないと考えておりますので、実証運行など検証する中で、ルートの改善というのは必要であると考えております。 ○井手口委員   いずれにしても公共交通機関を維持していくというのは基礎自治体にとっては大きな命題の一つですから、そのことに関してはきちんとした科学的な方策に基づいて、行政財政出動しなければいけないのであれば、その分に応じてするべきだと私は考えます。  ところが、高齢者ワンコインバス事業に関しても、大分バスの申し入れあるいはその後の状況、あり方検討会が答申を出した以降、科学的な考察が行われたというところが全く見えません。当然ながら、技術部局である皆さんにとっては、科学的な考察というものがどういうものかは重々御存じでしょう。  今後、大分市内のバス事業者とバス路線の維持、不採算路線の解消に向けて話をするときには、必ず科学的な根拠に基づくということを前提に、そしてそれは議会にも市民にも公表ができるということを前提にしていただくことをお願いします。そうしないと、このようにこの部分は公表できないが、とにかく認めてほしいという形で議会に提案されても、チェック機関としての議会が権能を果たすことはできません。よろしくお願いします。 ○大石委員長   ほかに委員の方からありませんか。  〔「なし」の声〕 ○大石委員長   執行部からその他ありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○大石委員長   それでは、以上で総合交通対策特別委員会を終了いたします。                              午後1時45分散会...