大分市議会 2019-07-11
令和元年建設常任委員会( 7月11日)
○
岩崎委員
以前借りた車両と今回の組み立ててつくる車両では、性能ではどのぐらい進歩しているのでしょうか。変化はあるのでしょうか。
○
橋本都市交通対策課長
昨年度、走らせた車両は
株式会社シンクトゥギャザーという会社がつくっております
eCOM-10という車両を使っております。今回購入を予定しています車両も同じ
シンクトゥギャザーの
eCOM-10を考えておりますので、
車両本体の性能としては、若干バージョンアップしているのかもしれませんけれども、基本は変わらないと認識しております。
○
藤田委員長
ほかにありませんか。
○
高橋委員
全国ではどこで走らせていますか。実績のようなものはありますか。
○
橋本都市交通対策課長
さまざまなところでやっていると思っておりますが、例えば、東京ですと豊島区の池袋のところで
実証運行をしています。あと、
閉鎖空間でやっている
実証運行でいきますと、例えば九州大学の構内でやっています。
やはり非常に高度な技術を要する車両になりますので、そういう
メーカーさんがやっている部分と、私たちがやっているところは、その
メーカーさんが開発した技術を活用して
一般公道でも走らせたときにどのような効果があるのかという形で
実証実験をしているところでございます。
○
高橋委員
はい、わかりました。
○
藤田委員長
ほかにはよろしいですか。
○
足立委員
それは前回の車両と一緒ですか。窓なし、空調なし。
○
橋本都市交通対策課長
エアコンをつけたいところではございますけれども、なかなか、電力の問題ですとか、
車両自体がそもそもそれに対応した形になっておりませんので、例えばハワイで走っているような、露天といいますか、非常に心地のよい風を感じながら走る車両です。
○雨川
都市交通対策課参事
窓はありませんが、フロントのガラスはございます。サイドのガラスがない状態で、窓というか、外の見える状態となっています。雨の際には横からレインガードと申しましてビニールのシートがかけられるようになっています。
○
藤田委員長
ほかにありませんか。
○
足立委員
その後のところで、ふれあい
交通運行事業の900万円は、いわゆる
過疎地のバスのところの
バス停の費用ですか。
○
橋本都市交通対策課長
ここで上げている900万円につきましては、ふれあい交通で使っている結節点の
バス停です。
バス停の上屋をつくるという形で900万円上げております。予定といたしましては、900万円は3カ所分の工事費を計上しているところでございます。
場所は大在の浜入口のところでの上屋の設置というふうに考えております。
○
足立委員
過疎地と思っていたので、想定してなかったのですが、そうなってくると、
バス停をつくってほしいというような要望は必ず来ると思います。いろんな事情があるでしょうが、やはりそれは
バス事業者、それから地元の協力、大分市がそういうことのリードをしてもいいけれども、現金を出すような方向に行ないように、そこに
オーダーが来たなら
オーダーが来たで、きちんと根拠があるようにしてから設置をするようにしてください。必ず今後あちこちから要望は上がると思いますので、今のところをしっかり説明がつくようにしておいてください。お願いします。
○
藤田委員長
あと2カ所については。
○
橋本都市交通対策課長
今予定していますのは、
葛木ルートのほうで1カ所、
曙台ルートの浜入口で1カ所、判田で1カ所、計3カ所になっています。
○
藤田委員長
ほかにはよろしいでしょうか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
討論はありませんか。
○
岩崎委員
都市計画総務費の中の
中心市街地祝祭広場管理費、これに関しましては、基金の取り崩し等の経緯の中から会派として基本的な立場から反対とさせていただきたいと思います。
それと、もう一点、先ほど質問しました
交通対策事業は、同じ車両であるならば借りたほうがいいのではないか、それは、購入は拙速といいますか、今後の
技術革新も含めてありますので、購入したあとに、ちょっと早く買ってしまったなとなることが懸念されますので、反対とさせていただきます。
○
藤田委員長
本案は一部、
反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は一部、
反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、第3条
債務負担行為の補正、第3表中
都市計画部所管分の審査を行います。
それでは、
執行部の説明を求めます。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
〔
説明書⑤ 88ページ 第3条
債務負担行為の補正の
都市計画部所管分について説明〕
○
藤田委員長
ただいま
執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。
次に、
一般議案の議第43号、祝祭の
広場条例の制定についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
お手元の
議案書の議43-1をごらんください。
条例案の説明の前に、資料はございませんが、祝祭の広場の名称につきましては、これまで
株式会社阪急阪神百貨店と協議を重ねてまいりました。去る6月5日に祝祭の広場とする名称につきまして、特段の異議はないとする文書が送付されたところでございます。
それでは、第1条をごらんください。
第1条は、設置の目的を定めております。集い、憩い、祝いの機会を提供することにより、
中心市街地のさらなる
活性化につながる回遊性の向上及び滞留性の確保を初め、多くの人々が集える祝祭の演出を行うとともに、魅力ある美しい
都市景観の形成に寄与することを目的としております。
第2条は、広場の
利用者に対しまして、広場や設備等を汚したり壊したりすること、車両の乗入れや駐車すること、たき火などの火気を使用することなど、9項目の行為の禁止を定めております。
第3条は、管理上または
利用者の危険を防止するため、広場の利用の禁止や制限を行うことができることを定めております。
第4条は、行商や出店、イベントや集会などで広場を使用するときは事前に
使用許可を得ることが必要であることを定めております。
第5条は、電線や通信線、水道管やガス管、
工事用足場や防護柵、看板等について、広場を占用するときは
占用許可を得ることが必要であることを定めております。
第6条は、広場の
使用料や
占用料について定めております。
使用料についてですが、広場の
貸し出しは全面もしくは半面での
貸し出しとしております。
使用料は
許可区域の面積に大分駅前広場や周辺の公園と同じ単価、
一般利用1平米
当たり7円、
商業利用1平米
当たり30円を乗じ、消費税10%を乗じた額が1日
当たりの
使用料となっております。また、午前、午後、夜間など時間区分での
貸し出しを可能としております。なお、
大型屋根がかかる部分の単価は3倍としておりまして、
一般利用平米当たり21円、
商業利用平米当たり90円となっております。
次に、
占用料についてですが、
占用料は
大分市道占用料条例と同じとしております。
次に、第7条は、公益上その他特別な理由があるときは
使用料や
占用料を減免することができることを定めております。
第8条は、既納の
使用料や
占用料は原則還付しないことを定めております。
第9条は、
使用許可や
占用許可を受けた権利を譲渡または転貸してはならないことを定めております。
第10条は、使用や占用の許可をしない行為等として、公の秩序を乱し、善良な風俗を害するおそれがあるとき、
暴力団排除の趣旨に反すると認められたとき、管理上支障があると認められるときなど、6項目を定めております。
第11条は、使用や占用を終えたときは原状回復することを定めております。
第12条は、使用や占用の許可の条件に違反した場合や管理上必要があると認めるときは、許可の取り消しを行うなどができると定めております。
第13条は、
利用者、または使用や占用の許可を受けた者が広場や広場の設備を破損した場合などは賠償しなければならないことを定めております。
第14条は、この条例の施行に関し必要な事項は規則で定めることを定めております。
附則では、
施行期日として、一般に
貸し出しを開始する
令和元年11月1日としております。また、
準備行為として、条例の施行前でも許可に必要な行為ができることを定めております。
次のページの別表では、
使用料や
占用料を記載しております。
なお、条例の議決をいただければ
ネーミングライツの募集を速やかに行いたいと考えております。あわせまして、
一般利用の予約は8月1日から予定をしております。
○
藤田委員長
ただいま
執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
○
足立委員
ネーミングライツについてですが、大分市には世界に冠たる大企業もありますので、
執行部はそういったところに積極的に営業に行ってください。ただ市報に出す、ホームページに出すのではなく、積極的に参加してもらうように努力してください。要望します。
○
藤田委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
討論はありませんか。
○
岩崎委員
条文や条例の必要性についての異存は全くありませんが、繰り返しになりますが、
土地取得価格の疑問や基金取り崩しの市財政への影響、その辺を鑑みて、
基本的立場から反対とさせていただきたいと思います。
○
藤田委員長
本案は一部、
反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は一部、
反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、
報告議案の報第1号、専決処分した事件の承認について、平成30
年度大分市
一般会計補正予算第4号のうち
都市計画部所管分の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
〔
説明書②110ページ~ 第8
款土木費のうち
都市計画部所管分について説明〕
〔
予算書①7ページ~ 第8
款土木費のうち
都市計画部所管分について説明〕
○
藤田委員長
ただいま
執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。よろしいでしょうか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。
次に、報第9号、専決処分した事件の承認について、平成30
年度大分市大分駅
南土地区画整理清算事業特別会計補正予算第1号の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
〔
説明書②263ページ~大分市大分駅
南土地区画整理清算事業特別会計補正予算について説明〕
○
藤田委員長
ただいま
執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
以上で本
委員会に付託されました
都市計画部所管分の審査は終了いたしました。
ここで、申し出により
執行部から報告を受けます。
まず、大分市
歴史的風致維持向上計画についての報告を求めます。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
資料1をごらんください。
この計画は、大分市
教育委員会文化財課及び
都市計画課によりまして平成29年度から作成しており、本年6月12日に国のほうから認定を受けたものでございます。
まず、本計画の期間でございますが、右上段に記載しております
令和元年から令和10年までの10年間としております。
次に、左側上段1の策定目的及び内容についてごらんください。
歴史的風致とは、地域ごとの歴史及び伝統を反映した祭りなどの活動や、その活動が行われる歴史的価値の高い社寺、仏閣などの建造物とその周辺市街地とが一体となって形成してきた良好な市街地環境のことを指しております。
本計画は、平成20年施行の地域における
歴史的風致の維持及び向上に関する法律に基づきまして、地域の
活性化や観光振興などを目的に策定されたものでございます。この計画の中では、下の表にある1の
柞原八幡宮の祭礼に見る
歴史的風致を初めとする9つの市内の風致について、その時代背景や歴史的に価値のある建造物などを掲載しております。
次に、2ページをお開きください。
2の大分市の重点区域における事業概要についてです。
まず、重点区域とは、
歴史的風致の維持及び向上を図るための事業を計画期間内において重点的かつ一体的に推進する区域として法により計画に定めているものでございます。本計画の重点区域は右の図の赤の破線で囲んでいる区域でありまして、国指定重要文化財の
柞原八幡宮、それから国指定史跡大友氏遺跡があります八幡地区から大分市
中心市街地周辺を設定してます。
この区域におきましては、
歴史的風致を生かした観光振興や地域
活性化及びにぎわいの創出を図るためさまざまな事業を予定しており、この事業に対しては国からの支援措置が受けられるということになっております。
その支援措置の主なものにつきましては、右の図の下部に記載をしておりますが、社会資本整備総合交付金、都市再生整備事業の交付率が40%から45%へかさ上げされるということで有利になります。
本計画において支援を受ける事業といたしましては、今度は左上の1の1、
大分城址公園整備・活用事業、それと1の2の大友氏遺跡歴史公園整備事業のハード事業に加えて、これはソフト事業についても受けられます。それから、3の10の大友氏遺跡歴史公園庭園公開イベント、それから4の13、地域資源活用人材育成事業などで、今後は関係各課においてそれぞれの事業を進めていく予定でございます。
なお、計画の製本につきましては、準備ができ次第、委員の皆様に机上配付する予定としておりますので宜しくお願いします。
○
藤田委員長
ただいま
執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。
○
高橋委員
何カ所かある
歴史的風致地区は、行政だけでつくったものですか地域の方の意見を聞くとか、相談とかいうことはしているのですか。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
協議会を立ち上げて、地域の方が出てきておられます。
○
高橋委員
すこし気になるのですが、例えば、歴史的なものであれば、高田地区の石積みは琵琶の州といって全国にも非常に珍しいものがあります。毛利空桑の旧宅となっているところは生誕の地であるし、豊後刀の発祥の地でもあるし、いろいろな歴史に豊富なところですが、こういったところが挙げられていないようなので。そういった点についてはどのような話が行われたのかお聞きしたいと思います。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
御指摘の地域のことですけれども、教育
委員会の文化財課のほうとも協議をしてきてピックアップをしているというふうに聞いておりますが、
歴史的風致の目的が社寺、仏閣などの建造物、それから、その周辺市街地から一体となって祭りなどの活動も繁栄してきているということを言っておりますので、そこに該当しているかどうかをもう一度確認させていただいて、今後、計画に追加するかどうかは検討させていただきたいと思います。
○
高橋委員
鶴崎の地で世間遺産というものが開催がされて、第1回目が、高田の石積みが非常に珍しいということで大々的に開催されていますので、そういったところも、追加ができるのであれば地域の方と相談するなりしていただければというふうに思います。
○
藤田委員長
ほかにはございませんか。
○
岩崎委員
高橋委員と似たようなものですけれども、今市は丸山宮とあわせて、暮らしにも、生活に利用されている方もいますので
歴史的風致に合うのではと私は思うので、それもあわせて検討、御議論いただければ。要望とさせていただきます。
○
藤田委員長
ほかにはよろしいでしょうか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
それでは、次に、鶴崎市民行政センター周辺整備基本計画についての報告を求めます。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
資料2をお願いいたします。
1の見直しについてのこれまでの経緯についてでございますが、鶴崎支所周辺整備につきましては、平成8年度に策定されました鶴崎支所周辺整備基本計画の整備方針に基づいて、平成17年度に鶴崎市民行政センターの整備が完了しているところでございます。しかしながら、その他の整備方針である複合文化施設の建設や鶴崎公園、鶴崎大神宮の再整備については、人口減少社会の到来などの社会情勢の変化などにより実現に至っていませんでした。
しかし、国道197号鶴崎拡幅、この事業を契機に
まちづくりの機運が高まりまして、平成28年度から計画の見直しを進めてきたところでございます。見直しに
当たりましては、実現性や
利用者ニーズをお聞きする中で、本市が平成28年度に策定した大分市公共施設等総合管理計画との整合を図りながら見直しを行ってきたところでございます。
見直しに際しましては、(2)にありますように、大分市鶴崎市民行政センター周辺整備あり方検討協議会を設置いたしまして、地元の関係者及び
利用者を中心とした委員15名と、オブザーバー及び顧問の皆様と協議を重ねながら、実現性を考慮する中、計画的な施設の更新や機能強化などをうたった鶴崎市民行政センター周辺整備基本計画見直し版を策定したところでございます。
次に、2の基本計画見直し版の概要についてですが、(1)の計画区域といたしましては、鶴崎市民行政センター周辺の約4ヘクタールを対象地域としております。
(2)の施設整備の目的ですが、計画対象区域は鶴崎市民行政センターや鶴崎公民館などが立地するなど、鶴崎地区における行政機能の中心であるとともに、鶴崎踊りが開催される鶴崎公園もあり、歴史を生かした地域文化の中心地として重要な機能を有している区域であります。
このようなことから、本計画区域が将来にわたって鶴崎地域の中心的な役割を果たしていくため、鶴崎市民行政センターを核とした鶴崎公民館や鶴崎公園等の各施設間の連携を図るともに、既存施設の有効活用を基本として施設整備を行い、行政機能や教育文化機能、福祉機能などの充実及び緑の保全を図っていくとしております。
次に、資料の20ページ、(3)の施設整備の基本方針でありますが、1つ目の行政、教育、文化、福祉機能の改修、整備では、鶴崎公民館の整備方針についてお示しをしております。
鶴崎公民館には地域コミュニティーの拠点として重要な機能を有しており、施設躯体も健全であることから、リノベーションをし、教育福祉機能であるエスペランサ・コレジオや老人いこいの家の機能を集約し、不足する面積を補うため、施設を一部増築することとしております。
2つ目の鶴崎公園の改修につきましては、
利用者のニーズに沿った公園となるよう、樹木の整備、公園及び施設
利用者のための駐車場の確保をすることとしております。
3つ目の鶴崎大神宮についてですが、歴史的価値を考慮して、現位置にて保存をすることとしております。
(4)はこれまで御説明いたしました施設整備のイメージ図をお示ししております。赤の破線で囲んでいる範囲が計画区域でございます。イメージ図中央の鶴崎公民館の隣にあります集会室につきましては、現在のエスペランサ・コレジオを解体した上で増築をする予定でございます。
最後に、3の本年度の事業内容ですが、本議会において事業に係る補正予算案を計上しております。
まず、鶴崎公民館施設整備事業としては8,680万円、教育
委員会の社会教育課において計上しております。その内容は、鶴崎公民館の改修基本設計業務でございます。
次に、都市公園事業として1,000万円を
都市計画部の公園緑地課において計上をしております。その内容は、鶴崎公園再整備基本設計業務となっております。
○
藤田委員長
ただいま
執行部より報告がありましたが、委員の皆さん方から質問等はありませんか。
○国宗委員
平成8年に鶴崎支所周辺整備基本計画というのができていますけど、これは鶴崎だけにこういう計画があるのか。ほかの地区にこういう計画はありますか。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
鶴崎地区は平成8年につくっているというのは書類もございますが、ほかの地区は存じ上げておりません。
○国宗委員
ないということですね。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
ないと思います。
○国宗委員
では、例えば、ビジョン会議が昨年あって、いろいろ各地区の計画が出ていますけど、それをもとにまた各地区で例えばこういう動きがあった場合には、また行政のほうもしっかり取り組んでもらえるということでいいんですか。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
ビジョン会議の意見もいろいろとありますし、そういった地区の中でこういった計画があるということであれば、
都市計画部として取り組みたいというふうに思います。
○
清水都市計画部長
このビジョン会議の関係につきましては、これは市民からいただいた意見、これは事務局といたしましても慎重に、十分吟味しながら考えていかなければならないと思っておりますけれども、
都市計画部としましては、いろんな既存の計画がございます。例えば都市計画マスタープランとか、公園にしても、いろんな個別計画がございます。まずこの中にそういった考え方の整理が必要とは思っておりまして、また、市民の意見も聞きながら、そういった個別計画に反映できるものは反映していくということも今後やっていく必要があると思っておりますので、また、第2回定例会本会議でも鶴崎地区の国道197号の拡幅事業についてご説明いたしましたが、そういった既存の計画もあるところも考慮しながらその辺の整備をしていきたいというふうに考えております。
○国宗委員
では、鶴崎支所周辺整備基本計画ができるまでの経緯や、どういう方々がつくってきたのか、また整備計画の内容などの資料をお願いします。参考にさせていただきたいと思いますので。
○
藤田委員長
後ほど資料提供をお願いいたします。ほかにはよろしいでしょうか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
それでは次に、憩い・
交流拠点施設基本計画(案)についての報告を求めます。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
資料3の1ページをお願いいたします。
まず、左側上段に記載しております1の背景と整備目的でございます。
本市では、大分市西部海岸地区魅力創造拠点施設形成基本構想を平成30年7月に策定し、その中で高崎山を初め、大分マリーンパレス水族館うみたまごや、高崎山自然動物園、田ノ浦ビーチなどの自然観光資源が集積した西部海岸地区において、観光振興の促進や憩い、交流の場の創出などに向けた取り組みを進めています。
その中で、田ノ浦地区の沿岸部には、観光における本市の玄関口としての機能確保によるにぎわいの創出と周遊の促進を目指すものとして、情報発信機能と休憩機能を担い、にぎわいと交流の場を創出する憩い・交流拠点施設の整備を位置づけているところでございます。
左側下段の写真をごらんください。
田ノ浦ビーチの東側に赤の破線でお示ししております田ノ浦西駐車場と田ノ浦東駐車場の区域、1万8,400平方メートルにおいて憩い・交流拠点施設の整備を計画をしております。また、その左側の青い破線で囲っておりますT-waveの周辺は、連携拠点として位置づけをしております。
次に、右側上段にあります2、憩い・交流拠点施設のコンセプト、基本方針(案)についてでございます。
コンセプトの案は「おおいたの魅力を“体感・発信・繋ぐ”賑わいと交流の拠点施設」としております。基本方針には「観光・周遊を促進する地域の魅力発信の空間」など、5つの空間整備を掲げております。
次に、右側中段の3、施設の想定規模をごらんください。
先程の計画位置図に示しました赤い破線で示している部分で駐車場台数を270台確保することとしております。
また、導入施設といたしましては、地域振興施設を1,500平方メートル、屋外のトイレを300平方メートルとして想定をしております。
東側駐車場の施設配置については、右側下段の施設配置イメージ図としてお示しをしております。中央の山手側に屋外トイレと地域振興施設を配置するところとしております。
なお、国道10号から施設への進入につきましては、敷地の東側に新たに交差点を新設する計画としております。
次に、2ページをごらんください。
左側上段の4、道の駅登録に必要な機能でございますが、図のように、道の駅には休憩機能、それから情報発信機能、地域の連携機能の基本的な3機能を備えるほか、防災機能などの多様化が求められているところでございます。
なお、全国の道の駅は、
令和元年6月19日現在で1,160駅登録されております。
次に、5、導入機能と導入施設の規模についてです。下段の表の右に想定される導入施設のイメージの欄に記載をしております。情報発信施設として観光案内所や地域情報提供施設、道路情報提供施設などを想定しておりまして、地域振興施設としては飲食施設、物販施設、多目的室などの整備を想定しております。さらに、24時間利用可能な駐車場、それからトイレ及び展望スペース、防災機能の整備等を想定しております。
次に、右側上段の表に導入施設の規模を記載しております。各施設の想定規模は、国道10号の将来の交通量を1日当り7万2,100台として算定しておりまして、それをもとに算定したものでございます。
なお、表中の赤線で囲んだ面積は地域振興施設や情報室内に想定する各施設の面積を示しておりまして、合計約1,500平方メートルを想定しております。
次に、右側中段6の事業手法の選定でございます。
現在、PFI的な手法のDBO方式、もしくはPFI手法のBTO方式による施設整備を検討しております。この事業手法につきましては、今後の業務において決定する予定でございます。
最後に、7の今後のスケジュール、予定でございますが、本基本計画について、7月17日に開催いたします西部海岸地区魅力創造拠点施設形成検討協議会におきまして御報告した上で、7月中旬に公表を予定しているところでございます。また、プロポーザル方式による事業者選定支援業務の業者選定の手続にこれから入り、9月ごろから要求水準書の作成など、事業者の選定準備に取りかかる予定でございます。その後、令和2年度以降には事業者を決定して、施設の設計、建築等を行う予定としております。
○
藤田委員長
ただいま
執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。
○
高橋委員
振興施設が1,500平米ということですが、ここは駐車場でしたよね。海岸に来られる方の駐車場に使われていたかと思いますが。今回、この振興施設ができるとなると、駐車場の確保としては足りますか。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
今現在、田ノ浦ビーチの第1から第3駐車場までで合計804台ということで、そのうちの第2駐車場と第3駐車場、これが道の駅を想定した施設になるということでございます。田ノ浦ビーチ側の
利用者には第2駐車場がある側、今の西駐車場ですね、こちらのほうは道の駅の
利用者と一緒に使っていただくというふうには考えておりますが、夏場は圧倒的に駐車台数が少なくなる、道の駅も今後オープンすると駐車場が満杯になるかもしれないということで、今、
国土交通省のほうとも調整をしておりますけれども、白木の東側のほうにある
国土交通省が所管している空地がございます。これが2カ所で約2万3,000平方メートルありまして、そこに車をとめるとした場合、合計で700台とめられるという算定をしておりますので、田ノ浦ビーチ側のほうの駐車場を道の駅として利用した後であっても駐車場は足りると。
ただ、田ノ浦ビーチとの距離が遠くなりますので、その運行についてはまた
関係機関と調整をしていかなければならないと思っております。
○
高橋委員
ここで言う計画位置図よりもっと右側になりますね。そうすると、この施設の位置的なものを考えていかないと遠くなりますよね。そういったことも含めて、配慮していただければと思います。
それともう一点、先ほど説明があったように、道の駅の数が
令和元年の6月19日現在で全国に1,160駅。旧佐賀関で大平のほうに1つ、合併してから大分市に1つ、今度は野津原に1つということで、今回、3施設目ということになりますが、私としては、魅力的なことも含めて、地域とのきずなとか、いろんなことを含めて、非常に大分は遅いなというか、施設が少ないなと思います。調べたところによると、国のほうが地方創生の中で積極的に、何年間かの期間で補助金を出すようなこともありました。
そういった中で、こういうものは国との関係も含めて、いろんな情報を得ながらうまく利用していき、そういったことに沿っていくようなことも考えていかなければならないと思うのですけれども、今回のこの分については国からの補助金とか、そういったものについて、お聞きしたいのですが。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
先ほど説明した国道10号の新しい交差点については国のほうからの費用、それから、簡易パーキングの整備事業として、道の駅の駐車場内の一部について国のほうからの助成や支援内容を調整しております。
○
高橋委員
あるということを聞きましたが、こういった、地域の
活性化にもつながる、雇用の拡大にもなる、インバウンドでいろんな方が訪れるということにもつながるので、ぜひこれからもいろいろな形で、大分市の目玉もなかなか難しいというのは、この前、高崎山のことぐらいしかないとかいう話もありましたが、大友氏関係で今、努力されていますが、そういった面ではいろんなところで検討をしていただいて、努力をしていただきたいなと、要望します。
○
岩崎委員
観光という点で、関連して。おおまかに言うと、これからの議論になってくるとは思うんですが、ぜひ高崎山に誘導するような仕掛けをぜひ御議論いただきたいなと。要望です。
それと、これはまた別の話ですが、ここにできると、やはり車で来られるということで渋滞対策がやはり重要になるんじゃないかなと思います。土日、特にここは全然車が進まないんですね。それで、さらにここに入れるとちょっと問題かなということも考えますので、交差点もできるということで、渋滞対策もこれからの議論だとは思いますが、この表の中にはその辺が見受けられなかったので、現時点で何か示せるものがあったらお聞かせいただきたいなと思います。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
まず、今回設置する施設の中には情報発信機能を備えるということで、インターネットを通じたり、SNS等を使って広く道の駅となる施設の
利用者に対する発信をしております。周辺のうみたまご、それから高崎山、それから西部海岸拠点はもとより、大分市内全般のもの、それから大分市以外の部分についてのいろんな観光情報や、道路情報や、そういったものを提供していくようにということで、これは国のほうが道の駅に登録をしていく段階で求められていく機能でございますので、いろんな情報コンテンツを入れながら情報を発信して、周辺の施設を利用していただいて観光につなげていこうと考えております。
次に、渋滞対策ですが、これは
国土交通省と、この道の駅を目指す施設の設置に当たっての協議の中で、ややもすると渋滞のもとになるかもしれないという議論は既にしております。そこで、何ができるのかということで、例えばこの先何キロメートル渋滞ですよとか、この先何キロメートルに道の駅がありますよというような道路案内、サイン、看板ですね、こういったものを状況に応じて設置の検討が必要ではないかというようなことを考えております。
また、こういった道路情報等も、これもまたSNSというのは最近、いろんな情報を発信する機能として有効なツールと思っておりますので、そういったものも活用できると考えております。
○
藤田委員長
ほかにありますか。
○野尻委員
利用客をどれくらい見ていますか。それから維持管理費は年間どれくらい見ていますか。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
利用客の見込みですが、先ほど資料の2ページ目で、導入施設の規模の部分で国道10号の将来交通量、これを7万2,100台と見ておりますが、この約1割であろうと考えております。
○野尻委員
推定の根拠を教えてください。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
これは道の駅の駐車場等を算定したり、それから高速道路のパーキングエリア等を算定する上で
国土交通省とNEXCOのほうが決めた算定式がありまして、おおむね前面の道路の交通量の8%から1割ぐらいが入るであろうというような算定式がありますので、その辺を見ております。
○野尻委員
年間維持管理費は。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
年間の維持管理費につきましては、今はまだアドバイザリー契約を結ぶ中で事業者が決まっておりませんので、施設の整備の費用としては約5億円から8億円ぐらいかかるだろうということで、今までの道の駅を設置した事例の中から今、数字を捉えています。
維持管理費としては、その中でどういった運営をするのかという部分がありますけれども、これも運営者によってどういう管理をするのかという部分がありますので、建物が実際に決まらないとなかなか今言えないというところでございます。
○野尻委員
建物が決まらないからといって、建物については、DBO方式にしても、BTO方式にしても、施設の所有については公共ですよね。公共になっているということは、維持管理を民間委託という形にするにしても、年間の維持管理費は市が出さざるを得ないわけですよね。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
はい。
○野尻委員
それはどれくらい見込んでいますか。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
そこの部分はまだ数字が出ておりませんので、今後検討していく中で御報告させていただきたいと思います。
○野尻委員
どういう使い方をするかという考え方にもよるのでしょうが、大分市から別府市の間のこの区間でこのような憩い・交流拠点といういわゆる道の駅的な考え方、その考え方が通用するのかなという危惧があります。いわゆる大分市から別府市の長距離を運転する中での道の駅のいろいろな利用というのはあると思いますが、それと、施設で民間や地域の方々が野菜など、いろいろなものを提供していくという、そういう意味も考えているでしょうが、そういう利用客がどれくらいあるのかなと、そこら辺も含めた形で施設の規模、それからそういうものを含んで施設整備を5億円から8億円もかけてやる意味があるのかなという、懸念がありますので、そこら辺を十分よく検討して計画を決めていただきたいということは要望しておきます。
○
藤田委員長
ほかにありますか。
○日小田委員
こういった交通の中で、当然、地元協議ということを協議会をつくってやっていると思うので、道の駅そのものの考え方というのは市のほうから出てきたのか、地元協議の中から出てきたのか、この辺の背景があれば教えてください。
それと、関連しますが、事業手法の関係で、野津原の道の駅はたしかPFI的手法だったと思いますが、今回の事業手法を2つ挙げていますが、地元協議の中でその事業手法が市の意向で決まるのか、地元主導の中で決まっていくのか、その辺の兼ね合いを教えてください。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
まず、整備の背景と目的の部分については資料の3の1ページ目でお示しをしておりますけれども、西部海岸地区魅力創造拠点施設形成基本構想の中で策定をしているという部分の中と、それと、地元のほうからも交流拠点がほしいという意見もありまして、そちらのほうからも話が出たというところでございます。
野津原の道の駅に関しましては、大分川ダム事業の関係で、地元のほうで、もともと旧野津原町の時代から道の駅をつくってほしいというような意見があったということで聞いております。PFIという形ではなくて、造成はまず国がやっておいて、その後に市が関連事業をする中で公設で、今、施設整備をしているというふうに聞いております。運営は地元の商工会の会員の方で、民間でやっていただくというような形で、その契約についてはその主管が農政課でございますので、私のほうではわかりません。今回の田ノ浦の分との違いなんですけれども、今、PFI的手法でDBOなのか、BTOなのかというのを模索しておりまして、DBOであれば資金調達が公共、それから設計、建設、それから運営維持管理が民間、施設の所有が公共という形になります。BTOになりますと、資金調達から運営維持管理までが全て民間、あと、施設の所有については公共がするということで、このどちらかの運営方法については、今後、アドバイザリー契約を結ぶ中でそういった方法を選定していくというふうに考えております。ただ、野津原のほうとは少し様相が違っております。
○日小田委員
いずれ今から事業手法を決定していくということですけれども、決定のときに地元協議の部分が少し入ってくるのかなというふうにイメージ的にはあったものですから。事業決定というのは行政主導なのか、地元主導なのか、それによって後の運営が変わってくるので、その辺のことというのは今どうなのですか。時期の問題もあって今すぐは多分わからないと思いますが、その時期だとかはいつごろまでに決定するのですか。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
まず、その辺の時期ですが、この基本計画を今月の中旬には公表したいということで、それから、9月ごろからは、アドバイザリー契約等を結ぶ中で事業者の選定をしていく準備をしていく。あと、地元の方との調整ということにつきましては、計画の中で地元産の農産品等を施設に置いて販売するとか、あと、6次産業のこととか、いろんなことは計画をしているんですけれども、今後、地元とよく協議、調整させていただきながら、なるべく地産地消を目指したいというふうに考えております。その協議の日程は今の段階では決まりませんけれども、その辺の状況がまた決定いたしましたら報告をいたしたいと思います。
○日小田委員
今からということですから、逐次また報告してください。
○
藤田委員長
ほかにはありませんか。
○
足立委員
今聞いていたら、野尻委員が全て言いましたが、走りながら考えているような気がして、危なっかしいです、はっきり言って。どっちの方式がいいのか、それから整備が5億円や8億円、3億円も差があるようなことじゃだめです。やはりきちんとしておかないと。
それから、事業者はそれぞれ大所高所で選ばれると思いますが、中の品ぞろえにおいて、それから店構えにおいてもやはり地元の意見を反映するように。
事業者が決まったら、やはり地元のもので、農業協同組合ともタイアップしながら、そういうところを考えながら事業者の選定もしながら、逐一、説明をしてください。お願いします。
○
清水都市計画部長
この基本計画は、9月に事業者選定の準備をするための募集要綱、要求水準といったものを決めるために策定しているところでございます。今言われるように、全て決まったものではございません。これからまた民間の提案もいただきながら、どういう組み立てでしていくのか、それから、金額にしても、先ほど5億円から8億円と言いましたけど、これは未確認の部分ですので、こういった金額自体も、規模などが決まってくればおのずと委員の皆さんにも説明ができると思いますので、今後また細かなところも含めまして、報告をさせていただきたいと思います。
○
藤田委員長
随時報告をお願いします。
ほかにはよろしいでしょうか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
それでは次に、
中心市街地公有地における
民間アイデアの募集について、報告を求めます。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
資料4のほうをお願いいたします。
まず、検討の進め方でございますが、
中心市街地に位置する荷揚町小学校跡地や大分駅東側の22街区、54街区の利活用について、これまでも総務、建設の両常任
委員会において随時説明をさせていただきながら、昨年度末には利活用に関する基本的な方針を示した
中心市街地公有地利活用基本構想を策定したところでございます。今後は、民間事業者の意向及び参加意欲をより深く調査し、実現性の高い事業とする必要があると考えております。
次に、予定スケジュールでございますが、正式公募を行う前に公表を前提とした具体的な
民間アイデアの募集を行うこととしており、6月3日より募集要項を配布して、6月12日に募集要項に関する説明会を行っております。この説明会には24社43名の方々に参加をいただいたところでございます。
今後は、8月上旬に民間事業者から提案書を御提出いただき、8月中旬から順次、内容について対話を重ねていくこととしております。提出された提案内容につきましては、議会でも御報告をさせていただきたいと思います。
また、10月ごろには提案の概要を市民に公表し、御意見を伺うこととしており、これらを踏まえながら年内には各公有地の優先順位や事業スケジュールを決定して、年度末までには次年度以降に予定しております事業者選定公募に向けた仕様書を作成することとしております。
○
藤田委員長
ただいま報告がありましたが、委員の皆さん方から質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
次に、循環型バス
実証運行事業についての報告を求めます。
○
橋本都市交通対策課長
資料5をごらんください。
目的でございますが、交通体系の構築、鉄道駅を中心とした
公共交通の円滑な乗り継ぎ環境の整備に向け平成29年度より
実証運行を行ってきており、これまで稙田、大南、鶴崎、明野の4地域で実施しております。今年度は大在、坂ノ市地域において、地域内の移動や駅への接続、医療施設、商業施設への移動など、買い物や通院などの利用のニーズを調査し、検証結果を今後のバス路線や運行ダイヤの見直しに反映いたします。
地区概要ですが、地域内の居住人口の分布状況を整理しております。赤い色に近づくほど人口が多い地域になっております。また、校区別の人口と高齢化率をあわせて記載しておりますが、校区ごとにばらつきが見受けられます。
事業概要ですが、実施時期は
令和元年8月29日から9月27日の約1カ月間とし、期間中に乗り込み調査やモニタリングによるアンケート調査等を実施する予定です。
運行コース案でございますが、次のページのルート図をごらんください。資料右上に凡例で示していますように、図中の青い実線が既存のバス路線、赤と緑の実線が
実証運行ルート、オレンジ色の実線がふれあい交通のルートを示しています。
まず、赤い実線で示しています大在循環線ですが、こちらのコースは大在駅を起終点といたしまして、駅南側の高台にあります望みが丘や曙台の団地や駅北側の居住地を経由しながら、国道197号沿線や駅北側の商業施設、医療施設への移動ニーズに対応するよう地域内を循環いたします。1周約14キロで運行時間が約45分、反時計回りに3便、時計回りに3便運行いたします。
次に、緑の実線で示しています坂ノ市循環線です。こちらのコースは坂ノ市駅を起終点といたしまして、駅の南北に広がる居住地を経由しながら、駅南側に位置する支所周辺の地区拠点に点在する商業施設、医療施設への移動ニーズに対応するよう地域内を循環いたします。1周約10キロで、運行時間が約30分、時計回りのみの6便で運行いたします。
再度、1ページ目にお戻りください。
運行コース案の表にあります運行時間帯につきましては、現在、交通事業者とダイヤの調整を行っております。
最後に、今後のスケジュールです。
既に、地域の意見を伺うため、各地域の連合会長と協議をさせていただいており、本日11日に地域の自治会長さんへの説明を終える予定となっております。また、今月下旬に
開催予定の大分市地域
公共交通協議会へ報告し、8月上旬に市報やホームページにより市民への周知を図るとともに、乗車モニターを募集してまいります。また、8月下旬には各戸ポスティングや新聞折り込みにより地域への周知に努めてまいります。
○
藤田委員長
ただいま報告を終わりましたが、委員の皆さん方から質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
次に、OITAサイクルフェス!!!2019について、報告を求めます。
○
橋本都市交通対策課長
資料の6をごらんください。
開催目的ですが、自転車ロードレースを大分市中心部等で開催し、にぎわいの創出による
中心市街地の
活性化や新たな観光振興に寄与することとしています。また、平成26年に始まった本大会は今回で6回目の開催となります。
開催場所は、大分いこいの道周辺及び大分スポーツ公園周辺です。
開催日は、例年10月開催としていたところでございますが、ラグビーワールドカップの開催時期と重なることから、今年度は8月10日土曜日と11日日曜日の2日間の日程で開催いたします。
開催内容としましては、8月10日土曜日にUCI公認レースであります、おおいたいこいの道クリテリウムを開催します。11日日曜日は、同じくUCI公認レース、おおいたアーバンクラシックを開催します。
また、開催日両日ともに、サイクルフェス!!!HIROBAとして大分いこいの道周辺をメーン会場に、にぎわい創出イベントを開催いたします。市民参加イベントといたしましては、クリテリウム市民自転車パレードと、小学生向けに自転車のルールやマナーや楽しさを知ってもらうためのウィーラースクールinOITAを開催します。
その他の取り組みといたしましては、大会前日の8月9日金曜日にはレンブラントホテルにおきまして大会公式レセプションを開催することとしております。
建設常任委員会の委員の皆様にも御出席いただきたいと考えております。後日、正式に御案内させていただきますので、御出席のほどよろしくお願いいたします。
次に、プレゼンティングスポンサーの決定についてです。昨年に引き続きまして、J:COM大分ケーブルテレコム様に決定したところでございます。
次のページをごらんください。
本大会の出場チームが決定いたしましたので御報告いたします。
2ページにわたって掲載しております。海外チームは6チームが出場いたします。国内のチームは12チームが出場することとなっております。以上、海外、国内合わせて合計18チームの参加が決定しております。現在、2チームとも交渉中であり、全20チームの参加を予定しているところでございます。
末尾に今回のチラシを添付しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
本大会の開催まであと1カ月となりました。今後とも広く周知に努め、多くの方々に来場いただき、大会の目的である
中心市街地の
活性化や新たな観光振興に寄与する取り組みとなるよう努めてまいります。
○
藤田委員長
ただいま報告がありましたが、委員の皆さん方から質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
次に、大在駅
バリアフリー化についての報告を求めます。
○
橋本都市交通対策課長
資料7をごらんください。
事業概要ですが、国では1日
当たりの平均
利用者数が3,000人以上である鉄道駅につきまして、令和2年度までに可能な限り
バリアフリー化を実施することとしております。本市では高城駅、鶴崎駅、大在駅等において助成を行うこととしており、このうち本年3月に鶴崎駅は
バリアフリー化が完了しております。
次に、大在駅
バリアフリー化の概要についてです。跨線橋の新設、エレベーターの新設、多目的トイレの改修、上屋の新設等が主な内容でございます。
2ページ、A3資料をごらんください。
バリアフリー化の設計の平面図が描かれております。図面の上側が北口駅前広場のロータリー、下側が国道197号方面でございます。左上の青色の矢印が駅舎入り口でございます。駅舎入り口の左側にピンク色の着色をしているところが多目的トイレの改修位置となっております。図面の中央、緑色の着色が新たに設置される跨線橋です。この跨線橋に接続されるエレベーター2基を赤色で着色しております。跨線橋に接続する形で上屋が新設され、赤色のハッチで示されております。ホーム上に黄色の線で着色しておりますが、内方線付き点状ブロックの新設箇所を示しております。資料の右下の写真は鶴崎駅で整備したバリアフリー設備について、多目的トイレ、列車接近表示器等の写真を掲載しております。また、土木建築部の所管となりますが、左側に水色で着色しているのが既存の自由通路で、今回の
バリアフリー化にあわせて改修されることとなっており、エレベーターが2基の新設と、それに接続する通路の延伸、上屋の設置となっております。
恐れ入りますが、1ページ目のA4資料に戻っていただきまして、本市の負担額でございますが、
バリアフリー化の補助対象となる事業費のうち、地方自治体が3分の1補助するものを県と折半いたしまして6分の1の補助額となっております。平成30年度は、設計に要する費用として補助対象事業費約3,700万円に対して約610万円を補助しております。
令和元年度は、予算でございますが、工事に要する費用といたしまして補助対象事業費8,400万円に対し1,400万円の補助を予定しているところでございます。
次に、スケジュールでございますが、詳細はJR九州において調整中ではございますが、今年度8月上旬に工事に着手され、来年度には工事が完成予定となっております。
今後の対応でございますが、高城駅につきましては今年度、設計に着手し、来年度、工事を予定しているところでございます。
○
藤田委員長
ただいま報告が終わりましたが、委員の皆さん方から質問等はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
執行部からそのほかとして何かありませんか。
○
清水都市計画部長
ございません。
○
藤田委員長
委員の皆さん方からそのほかとして何かありませんか。
○
岩崎委員
大分城址公園の整備ですが、宗門やぐらが今、漆を塗っていない状態で、あそこのやぐらの足場がコンクリートむき出しのようになっているということで、景観的にもっと配慮が必要じゃないかという意見が寄せられましたので、もっと景観に配慮できる工夫があれば検討していただきたいという要望がありましたので、御検討いただければと思います。
○分
藤公園緑地課長
御要望ということですので、改めて現地を確認し、何ができるかというところを今後検討してまいりたいと思っております。
○
藤田委員長
ほかはよろしいでしょうか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
それでは、私のほうから1点申し上げます。
さきの3月定例会での
委員会において、昨年開催をした市民意見交換会での質問、意見等への対応について
執行部から回答を受け、その後、当
委員会の対応について委員で協議を行いました。その結果は現在、ホームページ、各支所及び各地区公民館で閲覧ができるようになっております。当
委員会の対応については、
執行部に対し働きかけをするといった事項もございますので、真摯に受けとめていただくようお願いをいたします。
以上で、
都市計画部の案件が全て終了しました。
明日12日の
委員会は午前10時に開会いたします。
本日は、これにて散会いたします。
午前11時41分散会...