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  1. 大分市議会 2019-03-18
    平成31年地域活性化対策特別委員会( 3月18日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成31年地域活性化対策特別委員会( 3月18日)                 地域活性化対策特別委員会記録 1.開催日時   平成31年3月18日(月) 午後1時0分開議~午後1時25分散会 2.場所   第1委員会室 3.出席委員   委員長 橋本 敬広         副委員長 岩崎 貴博   委 員 永松 弘基         委  員 足立 義弘   委 員 秦野 恭義         委  員 堀  嘉徳   委 員 安東 房吉         委  員 日小田良二   委 員 スカルリーパー・エイジ   委  員 荻本 正直   委 員 高橋 弘巳         委  員 今山 裕之 欠席委員   な し
    4.説明員   (企画部)    江藤企画部長永松企画部審議監縄田企画部審議監伊藤企画部審議監、    小野企画課長永野企画課政策監、正池企画課参事行政改革推進室長、    金子企画課参事和田企画課参事補山口企画課参事補   (商工労働観光部)    戸田商工労働観光部長玉野井商工労働観光部審議監、    佐々木商工労働観光部次長商工労政課長藤田商工労政課参事、    後商工労政課参事補   (都市計画部)    清水都市計画部長朝野都市計画部次長吉田都市計画部次長、    釘宮都市計画部次長都市計画課長姫野都市計画部次長まちなみ企画課長、    宮下都市計画部次長都市交通対策課長橋本都市計画課政策監、    安達都市計画課参事、雨川都市交通対策課参事武安まちなみ企画課参事補 5.事務局出席者   書記 上杉 幸喜 6.会議に付した事件   1、中心市街地公有地利活用基本構想(案)について   2、大分過疎地域自立促進計画等について   3、市民意見交換会意見質問等に対する回答について   4、大分中心部における歩行者通行量調査について   5、市民意見交換会での意見等への対応について   6、その他                 会議の概要                              平成31年3月18日                              午後1時0分開議橋本委員長   ただいまから、地域活性化対策特別委員会を開会いたします。  本日は、お手元に配付の日程案のとおり、執行部から4件の報告を受け、その後、委員のみで市民意見交換会での意見等への対応について協議を行いたいと考えておりますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○橋本委員長   それでは、そのようにいたします。  本日は、委員会設置後、初めての委員会ですので、審査に先立ちまして、一言挨拶を申し上げます。  このたび、委員皆様の御推挙により、本委員会委員長として私が、副委員長として岩崎委員が選出されました。  本委員会は、中心市街地活性化及び過疎対策に関する調査所管事項としております。委員皆様の活発な議論と執行部の明確な答弁により、委員会が円滑に運営できるよう、皆様方の御協力をよろしくお願い申し上げまして挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  ここで、江藤企画部長から発言の申し出がありますので、これを許可します。 ○江藤企画部長   委員皆様方には、常任委員会でお疲れのところ、午後から貴重な時間をいただきまして、まことにありがとうございます。  関係部局を代表して一言挨拶を申し上げます。その後、当委員会に出席しております説明員自己紹介をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  橋本委員長からもお話がありましたように、この特別委員会中心市街地活性化過疎対策に関する事項を所管しております。委員会審議が円滑に進められますよう、明確な説明をしてまいりたいと思っていますので、何とぞよろしくお願いいたします。  それでは、早速でございますけれども、機構順自己紹介させていただきます。  〔説明員自己紹介〕 ○江藤企画部長   橋本委員長岩崎委員長を初め委員皆様方には、大所高所から御指導をよろしくお願いいたします。  それでは、4件の報告事項について、それぞれ担当課長から説明させていただきます。 ○橋本委員長   初めに、中心市街地公有地利活用基本構想案について、報告を受けます。 ○小野企画課長   中心市街地に位置する、荷揚小学校跡地大分東側の22街区、54街区の利活用については、今年度末に利活用基本構想を策定することといたしております。  これまでも、総務常任委員会建設常任委員会の両委員会及び地域活性化対策特別委員会において、御報告させていただいておりましたが、昨年第4回定例会にて素案の御報告をした後、市民の方からも広く御意見を伺うためにパブリックコメントを実施いたしました。  また、2月20日に第4回外部委員会を開催し、御意見をいただく中で基本構想案を取りまとめましたので、その内容について、御説明させていただきます。  右上に報告事項1-1と書かれた資料をごらんください。  パブリックコメントにつきましては、昨年の12月19日から1月18日まで、1カ月間実施いたしました。意見の提出につきましては、15名の方から24件の御意見をいただいております。  基本構想利活用方針に関することが2件、商業公共施設、ホテル、マンションなどの具体的な用途に関する意見が14件、22街区の交通結節機能に関する意見が7件、その他の意見が1件となっております。  次に、基本構想反映させる意見について御説明いたします。1枚めくっていただきまして、1ページをごらんください。  用途に関するナンバー3、ナンバー4では、中心市街地における物販などの商業施設オーバーストア状態であり、既存商店街共存共栄を図るため、現在不足している機能を導入するべきであるとの御意見をいただいております。  次に、3ページのナンバー15、ナンバー16をごらんください。大分東側の22街区、54街区については、大規模災害時の一時避難所として確保してはどうかという御意見をいただいております。  これらの御意見を踏まえ、次にA3横の報告事項1-2をごらんください。資料右側の3コンセプトと利活用方向性につきまして、各公有地の利活用方向性の中で、パブリックコメントでいただいた御意見参考に、荷揚小学校跡地③番と22街区、54街区の③番におきまして、「既成市街地と互いに機能を補い合い、共存共栄することで、都心の魅力を伸展させ、回遊性滞留性をあわせもつ空間形成を図る」と追記いたしました。  また、22街区、54街区の②番に大規模災害への対応といたしまして、「安全・安心で快適な都市居住に向けたまちづくりを推進します」と追記いたしたところでございます。  裏面をごらんください。4中心市街地公有地に求められる機能及び5事業手法などにつきましては、素案で提示した内容でございます。3月4日には、今後の各公有地の利活用が、市民にとって有益なものになるよう、市民ニーズを把握し、夢を描くことのできる構想とすることを基調とし、新しい時代のまちづくり方向性を踏まえた内容として有識者から構成された基本構想検討委員会から市長に報告されたところでございます。  今後は、今回策定する本基本構想に基づき、次年度以降、民間事業者から提案をいただき、対話を行うなど、事業者公募に向けて実現性の高い事業となるよう、検討を進めていきたいと考えております。 ○橋本委員長   ただいまの報告について、委員皆さんから、何か質疑等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○橋本委員長   次に、大分過疎地域自立促進計画等について報告を受けます。 ○小野企画課長   資料報告事項2-1をごらんください。  まず、大分過疎地域自立促進計画についてですが、佐賀関野津原過疎地域において、過疎地域自立促進特別措置法に基づき、過疎地域自立促進計画を策定することによって、地域活性化に向けた具体的な取り組み計画的に推進し、財源についても、国の過疎対策事業債を充当することが可能となっております。  旧佐賀関町、旧野津原町と合併して以降、平成17年度より3回にわたり、大分過疎地域自立促進計画を策定し、現在は、平成28年度から平成32年度までの5年間を計画期間とした過疎対策に取り組んでおり、佐賀関地域は全64事業があり、計画期間概算事業費は約44億7,000万円でございます。また、野津原地域には全42事業があり、計画期間概算事業費は約52億1,000万円でございます。  次に、中段大分山村振興計画についてですが、国の定める山村振興法によって、振興山村野津原地域今市地区が指定されております。指定地域経済力及び住民福祉向上を図り、他地域との格差の是正を図ることを目的平成20年3月に山村振興計画を策定し、平成29年3月に改定を行っており、交通施策産業基盤施策など14項目各種振興施策に、先ほど御説明いたしました過疎地域自立促進計画とあわせて取り組んでおります。  最後に市域内過疎対策事業についてですが、市域内過疎対策事業は、旧大分市において、過疎地域に準じる地域対象として、過疎化の防止及び定住化促進を図ることにより、地域活性化並びに住民福祉向上に資する目的として、平成5年度に開始した事業であります。  平成17年度から佐賀関地域野津原地域の一部を加え、校区公民館自治公民館などの建設費等補助金かさ上げや、平成30年4月からは、ごみステーション設置などの補助金かさ上げを追加するとともに、現在8項目事業に取り組んでおります。  以上、本市における過疎対策事業につきましては、法に基づく過疎対策事業市内全域対象とする市域内過疎対策事業などを効果的に行うために、ソフト事業基盤整備事業を初めとする各種施策を展開し、地域が抱えるさまざまな課題の解消を図ってきたところであり、今後とも、全市的な整合性を図りながら、市域全体の均衡ある発展を目指してまいりたいと考えております。  参考までに、各計画資料も配付させていただいております。 ○橋本委員長   ただいまの報告について、委員皆様から質疑等はありませんか。 ○堀委員   市域内過疎対策事業について、これに該当する地域の要件というのは、どういったものになるのでしょうか。 ○小野企画課長   高齢化率人口減少の率などを国勢調査ごと調査いたしまして、地域を決定しております。ただ大きな道路沿線道路があるとか、そういった地域は除外されているところでございます。 ○堀委員   詳細な資料があればいただきたいと思います。 ○小野企画課長   提出させていただきます。 ○橋本委員長   ほかにございませんか。  〔「なし」の声〕 ○橋本委員長   次に、市民意見交換会意見質問等に対する回答についてです。  昨年の市民意見交換会で出されました意見質問のうち、当委員会所管分につきましては、昨年12月の委員会質問項目及びその対応を協議し、執行部回答を求めたところです。  それでは、説明をお願いします。 ○小野企画課長   「大南地区など郊外の過疎化が非常に進展しているが、具体的な取り組みなどはどのようになっているのか」についての回答でございますが、「本市では、過疎地域に指定されている佐賀関地域野津原地域においては『過疎地域自立促進計画』を、振興山村に指定されている野津原地域今市地区においては『山村振興計画』をそれぞれ策定し、各種施策に取り組んでおります。このほか、市域内過疎対策事業対象地域においては、地域交流や防災の拠点となる校区公民館自治公民館建設費等補助金嵩上げ等を実施しております。 また、市域の均衡ある発展を図るため、支所管内の市道・農道の整備について『支所管内道路等整備配分枠』を設け事業費を確保し、重点的に実施しています。さらに、特に大南地域に多い上水道整備地区においては、給水施設整備を助成する上水道整備対策支援事業を実施しているところです。 さらに、昨年7月に市内13地域において目指すべき将来像をまとめた『地域まちづくりビジョン』が提言され、今後は過疎化が進展している地域についても、それぞれの地域で策定された『地域まちづくりビジョン』を、市が策定する各種計画への反映に努めるとともに、将来像実現のための提案事業については、各事業実現可能性検討し、地域間のバランス優先度を見極める中で実現に向けた取組みを進めていきたい」と考えております。  次に、「佐賀関地域及び野津原地域活性化については、さまざまな視点を踏まえ、効果的に実施されることを期待するが、今後どのように取り組んでいくのか、見解を聞きたい」の回答につきましては、「本市では、過疎地域に指定されている佐賀関地域野津原地域においては『過疎地域自立促進計画』を、振興山村に指定されている野津原地域今市地区においては『山村振興計画』をそれぞれ策定し、各種施策に取り組んでおります。 また、昨年7月に佐賀関及び野津原地域において目指すべき将来像をまとめた『地域まちづくりビジョン』が提言されたことから、今後は市が策定する各種計画への反映に努めるとともに、将来像実現のための提案事業については、各事業実現可能性検討し、地域間のバランス優先度を見極める中で実現に向けた取組みを進めていきたい」と回答させていただいております。 ○橋本委員長 
     ただいまの説明について、委員皆様から、質疑等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○橋本委員長   次に、大分中心部における歩行者通行量調査について、報告を受けます。 ○佐々木商工労働観光部次長商工労政課長   右上に、報告事項4と記載のある資料の1ページをごらんください。  本市中心部における歩行者通行量調査は、中心市街地商業振興を図るための基礎資料とすることを目的に始まり、より効果的な調査となるよう、手法を見直しながら実施しております。  現在では、中心市街地全体の活性化施策検討のための基礎資料とするとともに、平成30年度からの5年間を計画期間とする第3期大分中心市街地活性化基本計画評価指標として掲げております、中央町、府内町間を往来する歩行者通行量経年検証を行うために実施しているところでございます。  まず、1の調査方法ですが、歩行者通行量調査中心市街地アンケート調査を実施しております。歩行者通行量調査は、44地点調査員による定点観測を行っており、また、滞在時間等を確認するための中心市街地アンケート調査では、16地点調査員の聞き取りにより実施し、調査総数は2,713件となっております。  2の調査日時は、平成30年11月30日金曜日から、12月2日日曜日までの3日間で、それぞれ午前11時から午後7時までの8時間で実施いたしました。  次に、3の調査結果ですが、中心部歩行者通行量につきましては、経年変化を見るために、平成29年度までと同様の35地点で比較しますと、金曜日、土曜日、日曜日の3日間の合計は、46万665人で、前年比102.6%、土曜日、日曜日の2日間の合計は、31万1,950人で、前年比101.7%と上昇しております。  下のグラフをごらんください。近年の推移といたしましては、JRおおいたシティや、大分県立美術館などの完成、開業効果が見られた平成27年までは、上昇傾向にありました。  その後、それらの開業効果の収束、大分フォーラスの一時閉店などの影響により減少しておりましたが、今回の調査の時点では、大分フォーラスの大規模解体工事が終了し、通行を妨げる要因が改善されたため、やや回復傾向になったものと考えられますが、本年は、大分オーパ開業などを控えており、中心市街地のさらなるにぎわいの創出と回遊性向上につながるものと考えております。  恐れ入りますが、2ページを飛ばしまして、3ページをごらんください。  ここには、歩行者通行量調査地点名を記載しております。  次に、4ページをお開きください。  ここには調査地点地図でお示しておりますが、赤い丸で囲んだ箇所は、前年より増加した地点、青い丸で囲んだ箇所は、前年に比べ1割以上減少した地点となっております。  なお、地点ごと通行量比較表を5ページ、6ページに掲載しておりますので、後ほどごらんください。  恐れ入りますが、2ページにお戻りください。  ここには、第3期中心市街地活性化基本計画評価指標としております中央町、府内町間を往来する歩行者通行量の結果を掲載しております。  なお、調査地点は、先ほどの4ページの地図中央通りを東西に横断する6地点となっております。この6地点について比較しますと、金曜日、土曜日、日曜日の3日間の合計は、4万3,047人で、前年比102.9%、土曜日、日曜日の2日間の合計は、2万7,946人で、前年比102.5%と上昇しております。  2ページ中段まちなか滞留時間でございますが、中心市街地アンケート調査による、中心部における滞在時間が3時間以上の人の割合を掲載しております。  今年度の調査結果は、57.7%となっており、平成29年度の53%と比較しまして3.9ポイントの増で、平成26年度以降、4年連続で増加しております。  なお、このアンケート調査地点につきましては、7ページで地点名、8ページでは、地図でお示ししておりますので、後ほどごらんください。  調査の詳細につきましては、表紙に、大分中心部における通行量調査報告書と記載された冊子をお配りしておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 ○橋本委員長   ただいまの報告について、委員皆さんから質疑等はありませんか。 ○エイジ委員   日曜日の通行量が下がっている要因はわかりますか。 ○佐々木商工労働観光部次長商工労政課長   要因まではちょっとわかりません。今のところ検証とか判断をしておりません。 ○橋本委員長   よろしいですか。 ○エイジ委員   はい。 ○橋本委員長   そのほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○橋本委員長   その他として執行部から何かございませんか。  〔「ありません」の声〕 ○橋本委員長   その他として、委員皆さんから何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○橋本委員長   それでは、執行部皆さんは退席願います。  〔執行部退席〕 ○橋本委員長   続いて、市民意見交換会での意見等への対応についてです。  先ほど、執行部から市民意見交換会での意見質問に対する回答を受けました。その回答を受けた上で当委員会としての対応について、御協議いただきたいと思います。  お手元には、事前に正副委員長案として作成した当委員会としての対応案をお配りしております。  それでは、対応案書記に読み上げさせます。 ○書記   下線部分をごらんください。  1番の意見に対する対応ですが「本委員会としては、市内全域の均衡ある発展に向けた取り組み等が実施されるよう求めていきます」としております。  次の2番の意見に対する対応ですが「本委員会としては、佐賀関地域及び野津原地域における各種施策が効果的に実施されるよう注視していきます」としております。 ○橋本委員長   ただいまの対応案につきまして、委員皆さんから御意見等があれば、お願いいたします。  〔「なし」の声〕 ○橋本委員長   当委員会対応につきましては、正副委員長案のとおりでよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○橋本委員長   それでは、この正副委員長案議会活性化推進会議へ提出したいと思います。  なお、最終的な文言整理は正副委員長に御一任いただいてよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○橋本委員長   それでは、そのようにさせていただきます。  以上で地域活性化対策特別委員会を終了いたします。                              午後1時25分散会...