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大分市議会
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2019-03-15
>
平成31年総合交通対策特別委員会( 3月15日)
平成31年子ども育成・行政改革推進特別委員会( 3月15日)
平成31年厚生常任委員会( 3月15日)
平成31年文教常任委員会( 3月15日)
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大分市議会 2019-03-15
平成31年総合交通対策特別委員会( 3月15日)
取得元:
大分市議会公式サイト
最終取得日: 2022-11-22
平成
31年
総合交通対策特別委員会
( 3月15日)
総合交通対策特別委員会記録
1.
開会日時
平成
31年3月15日(金)午後0時59分
開議~
午後1時41分散会 2.場所 第2
委員会室
3.
出席委員
委員長
大石 祥一 副
委員長
川邉 浩子 委 員 二宮 博 委 員 安部 剛祐 委 員 板倉 永紀 委 員
阿部剛四郎
委 員
井手口良一
委 員 福間 健治 委 員 馬見塚 剛 委 員 帆秋 誠悟 委 員 髙野 博幸 委 員 三浦 由紀 委 員 衛藤 延洋
欠席委員
な し
4.
説明員
(
都市計画部
)
清水都市計画部長
、
朝野都市計画部次長
、
吉田都市計画部次長
、
釘宮都市計画部次長
兼
都市計画課長
、
宮下都市計画部次長
兼
都市交通対策課長
、
首藤都市交通対策課参事
、雨川
都市交通対策課参事
、
黒枝都市交通対策課参事
、
熊瀬都市交通対策課参事補
、
廣田都市交通対策課参事補
、
佐藤都市交通対策課参事補
5.
事務局出席者
書記 椎原 進介 6.会議に付した事件 1.
循環型バス実証運行事業
及びふれあい
交通運行事業
の実績について 2.
パークアンドライド検索サイト
について 3.
シェアサイクル実証実験
について 4.その他 会議の概要
平成
31年3月15日 午後0時59分開議 ○
大石委員長
それでは、定刻より早いですが、
皆さんおそろい
になりましたので、ただいまから
総合交通対策特別委員会
を開催いたします。 本日は、お手元に配付しております
日程案
のとおり、
執行部
から3件の
報告
を受けたいと考えておりますが、よろしいでしょうか。 〔「異議なし」の声〕 ○
大石委員長
それでは、そのようにいたします。 本日は、新たな
委員会構成
となって初めての
委員会
ですので、審査に先立ちまして一言御挨拶を申し上げます。 このたび、
委員各位
の
皆様
の御推挙により、本
委員会
の
委員長
として私が、副
委員長
として
川邉委員
が選出されました。 本
委員会
は、
交通体系
、
公共交通
及び
交通安全対策
に関する
調査
を
所管事項
としております。
委員
の
皆様
の活発な議論と、
執行部
の明確な答弁により、
委員会
が円滑に運営できるよう、
皆様方
の御協力をお願いいたしまして、御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ここで、
都市計画部長
から発言の申し出がありましたので、これを受けます。 ○
清水都市計画部長
都市計画部長
の清水でございます。 初めに、
大石委員長
、
川邉副委員長
を初め、
委員
の
皆様方
が就任されまして初めての
総合交通対策特別委員会
に臨みますことから、
執行部
を代表して一言御挨拶をさせていただきます。 本市では、持続可能な
地域公共交通網形成
や、新たな
交通体系
の構築、
交通安全対策
など、多くの課題が山積しております。こうした課題に
執行部職員一丸
となって、各
事業
の進捗を図りながら、
利便性
が高く、安心・安全な
交通対策
を着実に進めてまいる所存でございます。
委員
の
皆様方
におかれましては、温かい御指導、御鞭撻、また御高配を賜りますようお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。今後の2年間、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは本日、
説明員
として出席しております職員を順次、自己紹介させていただきます。 〔
説明員自己紹介
〕 ○
清水都市計画部長
本日は
報告事項
といたしまして、
都市計画部
から
循環型バス実証運行事業
及びふれあい
交通運行事業
の実績について、
パークアンドライド検索サイト
について、
シェアサイクル実証実験
についての3件の御
報告
をさせていただきます。詳細は
担当課長
より御説明させますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○
大石委員長
それでは、
報告
に入る前に、
委員会運営
について3点確認をしておきます。 1点目は、
委員会記録
のインターネットでの公開です。
皆さん御存じ
のように、
平成
20年第1回
定例会
から、従来の本
会議録
に加えて、
委員会
の
会議録
が
議会ホームページ
で公開されております。つきましては、
質疑等
がある場合は必ず挙手して、発言の許可を受けた後、発言を行いますようにお願いいたします。また、特に
執行部
の方にお願いですが、発言の際には、所属と氏名を告げて、大きな声ではっきりと発言を行うようにお願いいたします。 2点目は、
自由討議
についてです。
議会基本条例
において、議会は議案などの審議または審査においては、
議員相互
の自由な討議により議論を尽くして
合意形成
を図るよう努めるものとするとされていることから、
委員
の
皆様
からの要求がある場合、または
委員長
が必要と認める場合には、
自由討議
の場を設けたいと思います。ただし、審査や
調査内容
に応じ、
自由討議
の時期、
執行部
の方に退席を求めるかなどについては、
委員会
において決定したいと思います。 3点目は、本会議同様、
委員会
におきましても、より議論を深めることを
目的
として、
委員
の質問、
政策提言
などに関し、
執行部
は、
委員長
の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようお願いいたします。ただし、
委員
による新たな
事業提案
などに対し、必要となる予算の組みかえなどの数値的なものや統計的な事項についての反問は、原則としてその対象となりませんので、よろしくお願いいたします。 それでは、
執行部
より
報告
を受けます。 初めに、
循環型バス実証運行事業
及びふれあい
交通運行事業
の実績について
報告
を受けます。 ○
宮下都市計画部次長
兼
都市交通対策課長
循環型バス実証運行事業
及びふれあい
交通運行事業
の実績について、御
報告
をさせていただきます。 お配りしております
資料
1-1をごらんください。
資料
が多くなっておりますので、
ポイント
を絞って御
報告
させていただきます。 まず、
報告
の前段となりますが、本市では、
平成
29年4月に
地域公共交通
のマスタープランとなる
大分
市
地域公共交通網形成計画
を策定し、持続可能な
地域公共交通
を目指すこととしており、
計画
の実現に向けて、
平成
29年度には
稙田地域
、本年度の夏には
大南地域
において
実証運行
を行い、
地域
内の
移動
や駅への接続、
大型商業施設
への
移動
など、通勤、通学を初めとする
利用者ニーズ
について
調査
、検証を行ってきております。 本年度におきましては、
大南地域
に続いて、
鶴崎地域
及び
明野地域
で
実証運行
を同時期に実施し、
買い物
や通院などの
利用者ニーズ
について
調査
、検証を行いましたので、御
報告
をさせていただきます。 それでは、
資料
の1ページをごらんください。前段でも触れましたが、
事業
の
目的
、また概要については記載のとおりでございます。 次に、
運行コース
の概要でございますが、表の中で色分けをしておりますとおり、
鶴崎地域
が3
コース
、
明野地域
が2
コース
となっております。
運行ルート
につきましては、7ページをお開きください。 左側に
鶴崎地域
、
右側
に
明野地域
の
運行ルート
を示しております。 左側の
鶴崎地域
は3
コース
ございますが、まず、赤色でお示ししております
鶴崎循環線
は、
鶴崎
駅を
起終点
に関園や下徳丸、森町などを経由しながら、
時計回り
に2便、反
時計回り
に2便で
循環
いたしました。 次に、紫色の松岡・
鶴崎線
は、松岡と
鶴崎
駅を往復する
コース
で横尾や森町を経由し、往路、復路ともに各1便で
運行
いたしました。 次に、青色でお示ししております
宮河内パークプレイス線
は、
宮河内団地
と
パークプレイス
を往復する
コース
で松岡を経由します。 以上が
鶴崎地域
の
コース
でございます。
右側
の
明野地域
は2
コース
ございます。
オレンジ色
の
明野
・
高城循環線
はあけの
アクロスタウン
を
起終点
とし、高城
駅周辺
や小池原、猪野などの
明治校区
を経由しながら、反
時計回り
に3便、
時計回り
に2便
循環
いたしました。 次に、緑色の
明野団地循環線
、こちらもあけの
アクロスタウン
を
起終点
とし、主に地区内の団地を経由しながら、反
時計回り
に3便、
時計回り
に3便で
循環
する
コース
でございます。 詳しい
運行時刻
につきましては、この後ろの8ページ、9ページに掲載しておりますので、後ほど確認いただければと思います。
資料
の1ページにお戻りください。
資料
の
右側
に、全期間の
利用者数
を
地域ごと
に整理しております。上段に
鶴崎地域
、下段に
明野地域
の
利用者数
をあらわしております。横軸に日付、縦軸に各
コース
の
利用者数
を積み上げた形となっております。全期間を通しまして
明野地域
の
利用者
が非常に多いという結果となりました。 次に、2ページをお開きください。
資料
の左側に、各
コース
の
利用者数
について整理いたしております。どの
コース
も平日の
利用
が多く、1日
当たり
の
平均利用者数
は、
明野
・
高城循環線
の18人が最も多い結果となっております。
資料
の
右側
には
発車便ごと
の
平均利用者数
を
グラフ
にしております。市域内を
運行
する
路線バス
の大半は
中型バス
となっておりまして、その
座席数
は25名から30名程度でございます。
グラフ
は30人を上限としておりますが、これまでの
実証実験
におきましても
明野地域
の反応は非常によかったのですが、
バス
1台
当たり
では、
利用
が非常に多いという結果とはなりませんでしたが、
明野地域
の午前中の便での
利用
が非常に多かったという結果となりました。 次に、3ページから5ページには、
実証実験
中に実施しました乗り込み
調査
による聞き取りや、事前に募集をいたしました
乗車モニター
への
アンケート調査
など、計107名の御意見を整理したものでございます。なお、乗り込み
調査
は2月9日土曜日と2月12日火曜日に行いました。
資料左
の中ほどの
グラフ
にございますとおり、今回の
実証運行
におきましては、10代から80代までの幅広い世代の
利用
が見られまして、特に60代及び70代の女性の
利用
が多いという結果となりました。
資料
の
右側
からは
コース別
に整理をしております。 まず、
鶴崎循環線
でございます。
資料
中ほどの
グラフ
は、横軸に
バス停
、縦軸の青色の棒が
乗車人数
、
オレンジ色
の棒が
降車人数
、薄い緑色の部分が乗車中の人数を示しております。結果として、この
コース
は
利用
が非常に少なかったのですが、
高田南
や
大東団地入口
で乗車がありまして、
利用者
の
外出目的
は通勤のほか、
買い物
や通院という結果となっております。 次に、4ページをお開きください。 松岡・
鶴崎線
でございます。こちらの
コース
は乗り込み
調査
の
実施日
においては
利用者
がありませんでしたので、
一般調査
による
アンケート
結果を整理してございます。
森周辺
での乗降があり、
利用者
の
外出目的
は
買い物
や通院ということになっております。
資料
の
右側
、
宮河内
・
パークプレイス線
です。この表を見ますと、
宮河内団地
においては
パークプレイス
への
移動
が一定程度確認できたと考えております。 次に、5ページをお開きください。
資料
の左側に
明野循環線
、
右側
に
明野
・
高城循環線
について整理しております。両
コースとも
に
利用者
の多くがあけの
アクロスタウン
への
移動
を
目的
としておりまして、
利用者
の
外出目的
は、
買い物
と通院で半数以上を占めるという結果となっております。 最後に、6ページをお開きください。 表の一番右端でございますけれども、
バス路線
の再編に向けた
方向性
をまとめておりますので、ごらんください。 まず
鶴崎循環線
につきましては、
買い物
や通院の
利用者ニーズ
に対しては、
乗り継ぎ時刻表
の作成など、
既存
の
バス
の
乗り継ぎ情報
の提供を行う中で活用を促していき、松岡・
鶴崎線
も同様の整理をしております。
宮河内
・
パークプレイス線
につきましては、現在、
鶴崎地域
を
運行
する
路線バス
の回送時間等を調整しまして、
運行区間
を
パークプレイス
まで延ばすことが可能かどうかという内容で検討してまいりたいと考えております。
明野循環線
及び
明野
・
高城循環線
につきましては、現在、
明野地域
を
運行
する
路線バス
の
運行区間
の一部を見直すことで、あけの
アクロスタウン
への
移動ニーズ
への対応を検討し、また、今回の
実証運行
のような
循環
型の構築についても、
バス事業者
と検討してまいりたいと考えております。 続きまして、ふれあい
交通運行事業
の実績について、御
報告
をさせていただきます。 お配りしております
資料
1-2をごらんください。 まず
運行目的
でございますが、
公共交通機関
の
利用
が不便な
地域
に居住し、自家用車を運転しない方などの、
日常生活
における
移動手段
を確保することを
目的
とした
乗り合いタクシー
でございます。 制度の概要についてでございますが、
対象地域
は
最寄り
の
バス停
から500メートル以遠としておりまして、
運行ルート
、
運行日
、
運行時刻等
は住民の話し合いで決定しております。
運行回数
につきましては、
登録者数
に応じ6便から20便となっておりまして、運賃につきましては1回200円となっておりますが、小学生以下と
高齢者ワンコインバス乗車証登録者
は100円で乗車できることとしております。
運行方法
は、
登録制
、
予約制
としておりまして、1名でも予約があれば
運行
するという形にしております。 次に、
平成
28年度、
平成
29年度、黄色で着色した
平成
30年度のこれまでの
運行実績
でございますが、
平成
29年4月に制度をかなり緩和し、
現行制度
となって以降、
ルート数
、
登録者数とも
に増加しており、今年度も
ルート
が5つふえまして、現在28
ルート
となっております。 次に、
資料
の
右側
の本年度、
運行
している28
ルート
の
地区名
、
ルート名
、
運行区間
を示しております。 赤字でお示ししておりますのが今年度新設された5つの
ルート
でございまして、
鶴崎地区
の堂園、宮谷、
大南地区
の杉原、
赤仁田
、
稙田地
区の旦野原となっております。なお、
大南地区
の
樫原ルート
につきましては、旧
判田ルート
を
赤仁田
、
樫原ルート
に分割したことに伴う名称の変更ということでございます。各
ルート
とも2月上旬より
運行
を開始しております。
資料
の2ページ目をごらんください。ふれあい
交通運行ルート
の全
路線
を整理したものでございます。 青い線は
既存
の
路線バス
の
運行ルート
を示しております。ふれあい
交通
の
路線
につきましては、背景が緑色のものが
既存
の23
ルート
、
オレンジ色
の
路線
となっており、背景がピンク色のものが新設された5
ルート
、赤色の
路線
となっております。
路線バス
の青い線と、ふれあい
交通
の
オレンジ色
もしくは赤色の線が交差した緑色の丸が
接続先
の
路線バス
の
停留所
となっており、
停留所名
を記載しております。 ○
大石委員長
ただいまの
報告
につきまして、
委員
の
皆様
から質問などはありませんか。 ○
井手口委員
実証運行期間
中の
運賃収入
は幾らですか。 ○
宮下都市計画部次長
兼
都市交通対策課長
現金が14万4,646円、
回数券
が320円、
ICカード
で4万130円、合計で18万5,096円となっております。 ○
井手口委員
こういう
実証運行
などで
ルート
を設定するには、
国土交通省
の許可が要るのですか。
○
宮下都市計画部次長
兼
都市交通対策課長
既存
の
路線
を活用する場合、
届け出
は不要ですが、新たな
ルート
を設定する場合は、
届け出
が必要となります。 ○
井手口委員
認可が要るということではないのですね。 ○
宮下都市計画部次長
兼
都市交通対策課長
運輸支局
への
届け出
でございます。 ○
井手口委員
国土交通省
から
路線バス
の
運行
の認可をもらっている会社は
大分市内
にどのぐらいあるのですか。 ○
宮下都市計画部次長
兼
都市交通対策課長
路線バス
につきましては、
大分バス
、
大分交通
、
臼津交通
の3社となっております。 ○
井手口委員
これまで本市が
実証実験
を行う場合、認可を受けた
バス会社
に業務委託していましたが、
国土交通省
の今の方針としては、
NPO法人
も
路線バス
を
運行
できるような
規制緩和
を始めています。今後、本市も
路線バス
の
担い手
、
公共交通
の
担い手
を育てていくということからも、予算をとって行っているのであれば、
既存
の会社ではないところへの
声かけ
も可能だと思いますが、検討したのでしょうか。 ○
宮下都市計画部次長
兼
都市交通対策課長
委員
が言われるように、新たな
担い手
といった視点は非常に重要であるという認識は持っておりますけれども、今回の
実証実験
につきましては、
既存
の
バス路線
の中で継続的に維持可能な
バス路線
を確保していくという
目的
で実験をしているというところもございますので、
既存
の
バス路線
を持っている会社と、具体的にどういった形で
運行
できるのかというところを
学識経験者
にも入っていただく中で協議しながら、
実証運行
に臨んでおりますので、今回につきましては
既存
の
事業者
とお話させていただいております。 ○
井手口委員
その
目的
の場合、
運賃収入
が20万円弱であり、本市からの800万円の補助がなければ、
路線
を維持できないという結果が出ました。その結果について、
担い手
である
バス会社
と本市は、どう意見交換したのでしょうか。 ○
宮下都市計画部次長
兼
都市交通対策課長
今回の
実証運行
では、
鶴崎地区
での
乗車人員
は多くはなかったという現状でございました。
明野地区
につきましても、
乗車人員
を見ると利益が生じるかというところは難しいところはございますが、これまでの
実証運行
でも好評であったということと、この
実証運行
を通して、市民の
ニーズ
を探っていく。今回、こういう結果が出まして、現在、
運行
している
時計回り
に3便、反
時計回り
に3便となっているものを、例えば、便数を変更する、
バス停
の
設置状況
を踏まえて
ルート
を練り直すなどを考えていくことは、実際の
路線
を検討するにあたっての参考となっていると思っておりますので、こちらにつきましても、
バス事業者
と実現に向けて、どういう形であれば今回の結果を生かしていけるかという検討を進めているところでございます。 ○
井手口委員
既存
の
バス会社
との検討の途中経過についても、今後、機会があるごとに
報告
をしてください。それを要望しておきます。 ○
大石委員長
要望ということでございます。 ほかに
委員
から質問ありませんか。 〔「なし」の声〕 ○
大石委員長
次に、
パークアンドライド検索サイト
について
報告
を受けます。 ○
宮下都市計画部次長
兼
都市交通対策課長
パークアンドライド検索サイト
について御
報告
させていただきます。
資料
2をごらんください。 まず
目的
でございますが、御案内のとおり
パークアンドライド
は、自宅から
最寄り駅
や
バス停付近
の
駐車場
に
自動車
をとめ、鉄道や
バス
などの
公共交通機関
に乗りかえて
目的地
に向かう方法でございます。
平成
29年4月に策定いたしました
大分
市
地域公共交通網形成計画
におきまして、
中心市街地
などへの過度な
自動車
の
流入軽減
と、鉄道、
バス利用
の促進のため、
パークアンドライド
の
取り組み
を促進することとしており、市内の各駅、
バス停周辺
の
既存駐車場
の情報を提供する
検索サイト
を新たに構築し、
パークアンドライド
の
取り組み
を促進していくものでございます。
検索サイト
の概要についてでございますが、
サイト
の名称は、
大分
市
パークアンドライド駐車場ナビ
としております。
運用開始
は
平成
31年4月1日を予定しておりまして、掲載する
駐車場
といたしましては、
月極駐車場
、
コインパーキング
としており、
掲載情報
は、名称、所在地、
最寄り駅
もしくは
バス停
、
収容台数
、
利用形態
、
利用料金
、
駐車場
の写真、
管理者
への
連絡先等
としております。 次に、対象とするJR駅と
バス停
についてでございますけれども、JR駅につきましては、
大分
駅を除く16駅としております。
大分
駅を除きますのは、既に
中心部
で、
大分まちなか倶楽部
が
駐車場
の
検索サイト
を開設しているという状況がございますので、
中心部
の
駐車場
の検索については、私どもの
検索サイト
とリンクする方法を考えております。
バス停
につきましては、JR駅の
最寄り
の
バス停
、
中心市街地
へ向かう
幹線道路
の中で
渋滞ポイント
となる付近の
バス停
であります、木の上、戸次、金の
手バス停
を選定したところでございます。 次に、
掲載駐車場
でございますが、対象駅、
バス停
からおおむね500メートル以内の
駐車場
として、
駐車場
の
調査
とあわせまして、
事前アンケート
により
掲載希望
のありました
駐車場
、
収容台数
を表示しております。また、現在、掲載の意向の確認中でございまして、今後、
掲載数
をふやしてまいりたいと考えております。 次に、
資料
の
右側
に移りまして、
検索サイト
のイメージでございます。 まず①でございますけれども、トップページの地図上の
電車マーク
もしくは各駅名をクリックしていただきますと、②で示しました
駅周辺
の地図の状況が表示されます。 ここでPと表示しております
駐車場マーク
、または下の
駐車場名
をクリックしますと、
③特定
の
駐車場
が表示されまして、
駐車場情報
が確認できることとなっております。現在、4月1日の
運用開始
に向け、最終的な作業を進めているところでございます。 最後に、期待される効果についてでございますけれども、
利用者
におきましては、駅や
バス停周辺
の
駐車場情報
を一元的に入手が可能となるということや、
移動
時間の短縮、
定時性
の確保、
移動
中の
安全確保
が図られることでございます。また、本市におきましては、
公共交通
を
利用
した生活への
自発的転換
、
公共交通
の
利用促進
、
中心市街地等
への
渋滞緩和
、
環境負荷
の軽減が図られるものと考えております。 ○
大石委員長
ただいまの
報告
につきまして、
委員
から質問はありませんか。 ○
安部委員
1点だけ。対象駅と
バス停
の中で、
市街化調整区域
のものはありますか。 ○
宮下都市計画部次長
兼
都市交通対策課長
一部ございます。 ○
安部委員
ありますよね。現在、
農業振興地域
の指定が外れていないと思います。
市街化調整区域
はきちんと確認をしないと。今、一時転用しか認められていないと思います。そのまま
駐車場
ということになると市としても困ると思いますので、4月1日以降、おそらく2週、3週のうちに
規制緩和
となると思うので、
農政担当課
ともよく話し合った上で掲載するようにお願いします。 ○
宮下都市計画部次長
兼
都市交通対策課長
委員
が御指摘した件につきましては、私どもも注意しているところでございまして、事前にその
駐車場
が適正なものかどうかというところを確認した上で、候補を絞っておりますので、今後も気をつけてまいりたいと思います。 ○
安部委員
はい、お願いします。 ○
大石委員長
ほかにありませんか。 〔「なし」の声〕 ○
大石委員長
次に
シェアサイクル実証実験
について
報告
を受けます。 ○
宮下都市計画部次長
兼
都市交通対策課長
シェアサイクル実証実験
について御
報告
をさせていただきます。
資料
3をごらんください。 まず
導入目的
でございますが、経過とあわせて御説明をいたします。 本市では、
平成
18年より
大分
市
レンタサイクル
を
大分
駅周辺
で運営しております。
平成
29年度は2万2,000回を超える
利用
があり、多くの市民や来街者が
利用
している状況でございます。 その
利用者
への
アンケート調査
では、複数の
サイクルポート
で自由に借りて、返却できる
レンタサイクル
が欲しいとの声が多数寄せられていたことや、
平成
29年5月に施行されました
自転車活用推進法
の中でも、新たな
都市交通システム
としての
シェアサイクル
の普及を掲げていることから、
シェアサイクル導入
について検討をしていたところでございます。 昨年7月に、
交通
の
利便性
を高め、
環境負荷
の低減や
健康増進
、魅力ある
観光振興
に資することを
目的
に、
プロポーザル方式
により
シェアサイクル
の運営を行う
事業者
を募集しましたところ、自治体からの
補助金
を必要としない運営を行うという
事業提案
をしたE&
Hシェアマネジメント株
式会社と株式会社ドコモ・バイクシェアの共同提案を採用いたしまして、3者で協定を結ぶ中、
平成
30年10月1日より
シェアサイクル実証実験
のサービスを開始したところでございます。 次に
実証実験
の現状でございますけれども、
実証実験
の期間は
平成
30年10月1日から
平成
31年3月31日の半年間としておりまして、現在、電動アシストつき自転車を300台、30カ所の
サイクルポート
を設置し、実施しているところでございます。
資料
の3ページに現在の
サイクルポート
の設置箇所を示しておりますので、後ほど御確認いただければと考えております。 次に
資料
の1ページには現在の登録者の年代別、居住地、会員種別をまとめております。登録者は、幅広い年齢層が登録しておりまして、その居住地は、市内の方が71%でございますけれども、県外の方も17%となっているところでございます。 4点目の
利用促進
に向けた
取り組み
内容、また5点目の各種取材対応、メディア等掲載履歴につきましては、これまでの
取り組み
、また取り上げていただいた内容を列記しておりますので、後ほど御確認いただきたいと思います。 2ページをごらんください。 7の
利用
状況では、
運用開始
から3月7日までの登録会員数、貸出台数の推移をまとめております。 3月7日現在の登録会員数は693名となっておりまして、延べ貸出台数は1,843台となっております。
運用開始
の10月から12月につきましては、
サイクルポート
13カ所での運用でありました。また、冬の寒い時期ということ、市民への周知が足りなかったというところもあったと思いますけれども、登録者、貸出台数ともに非常に少ない状況でございましたが、12月末までに
サイクルポート
を予定の30カ所に設置し、1月以降は若干数字が伸びております。 また、現在、実施しております新規登録促進キャンペーンに伴いまして、徐々に貸出台数、
登録者数とも
にふえております。 8点目の
実証実験
における課題といたしましては、
利用者
にとって重要な要素となるのが
サイクルポート
の確保と考えております。実際、13カ所から30カ所にふやしたことで若干の伸びが見られました。また、サービスエリアの拡大、自転車の再配置業務のバランスの調整、
公共交通
との連携強化による
利便性
の向上が課題になっているのではないかと考えております。 今後の
取り組み
としましては、課題の整理などを視野に入れて、サービスエリアの拡大も含め、
利便性
の向上と
利用
回数の増加につながる
サイクルポート
の配置
計画
を検討してまいりたいと考えております。
サイクルポート
は企業などの所有地も無償で使用させていただいておりますが、
地域
貢献などの点での評価も高いというところがございますので、今後の
ニーズ
を踏まえつつ、再配置とのバランスを考慮しながら、効果的な配置を検討していきたいと考えております。 また、本
事業
を運営しておりますE&
Hシェアマネジメント株
式会社は、本
事業
が公益性の高い
事業
であり、新たな
交通
システムとしての可能性を持っている
事業
であると考えていることから、新規登録促進キャンペーンや法人会員の獲得、また1日パスの販売店の開拓などを重点施策として位置づけておりまして、さらなるキャンペーンの継続を検討しているというところでございます。 このようなことを踏まえまして、10点目の
実証実験
結果の期間についてでございますけれども、昨年の10月1日から3月31日までの半年間、これまで
実証実験
を続けてまいりましたが、実験期間が冬の寒い時期で自転車の貸し出しが少ない時期であったことなど、運営
事業者
との協議によりまして、季節変動も踏まえて年間を通した
利用
傾向を把握したいという申し入れもいただいておりますことから、
サイクルポート
の配置についてもあわせて検証する必要があると考えておりまして、本
実証実験
期間を
平成
32年3月31日までとして1年間の延長をしたいと考えております。 ○
大石委員長
ただいまの
報告
について、
委員
から質問はありませんか。 〔「なし」の声〕 ○
大石委員長
それでは、
執行部
からほかにありませんか。 ○
宮下都市計画部次長
兼
都市交通対策課長
1件
報告
でございますが、
鶴崎
駅で実施しておりましたバリアフリー化工事が完了いたしましたので、
資料
を配付させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。 ○
大石委員長
はい。お願いします。 〔
資料
配付〕 ○
宮下都市計画部次長
兼
都市交通対策課長
昨年9月の本
委員会
で、工事の着手について御
報告
させていただきましたが、今回、
鶴崎
駅の工事が完了いたしまして、3月8日金曜日に
資料
にございますように改札内の多
目的
トイレ、エレベーター2基等が供用開始されたという
報告
がJRからございましたので、図面と写真とあわせて御
報告
させていただきます。 ○
大石委員長
その他、
執行部
からありませんか。 〔「ありません」の声〕 ○
大石委員長
委員
から何かありますか。 ○
井手口委員
JRの安全対策の一環として、踏切の現状についてどういう形で把握しているのかを聞きますが、踏切には第1種、第3種、第4種、その他とありますが、それぞれの数を
報告
できますか。 ○
宮下都市計画部次長
兼
都市交通対策課長
現在、
資料
を持ち合わせておりませんので、確認したいと思います。 ○
井手口委員
特に第4種、信号機、遮断機がないものとその他、
地域
で踏切としてしまったもの。これも事故が起こっています。第4種とその他を中心に調べたものをいただきたいと思います。 ○
大石委員長
執行部
、対応をお願いします。
ほかに
委員
からありませんか。 ○衛藤
委員
JR
大分
駅では、夜、店等が閉店している時は、タクシーの運転手さんは便宜的に改札を通ってトイレを
利用
させてもらっているようです。JR
鶴崎
駅では、駅の中のトイレを駅カフェの人たちは
利用
できないようでしたが、今はどうなっているのか教えてください。 ○
宮下都市計画部次長
兼
都市交通対策課長
この工事の設計の際に、私どももJRに確認しましたが、駅カフェの
利用者
は、JR
利用者
として中のトイレを
利用
できると聞いております。また、外に
既存
のトイレもございますので……。 ○衛藤
委員
外のトイレは撤去すると聞いていますが、中のトイレを
利用
できるということでいいのですか。 ○
宮下都市計画部次長
兼
都市交通対策課長
外のトイレの撤去については確認できておりませんが、私どもとJRとの確認では、駅カフェの方は中のトイレを
利用
できるという回答をいただいております。 ○衛藤
委員
わかりました。 ○
大石委員長
ほかに
委員
からありませんか。 〔「なし」の声〕 ○
大石委員長
ないようですので、以上で
総合交通対策特別委員会
を終了します。お疲れさまでした。 午後1時41分散会...
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