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  1. 大分市議会 2019-03-15
    平成31年経済環境常任委員会( 3月15日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成31年経済環境常任委員会( 3月15日)                 経済環境常任委員会記録 1.開催日時   平成31年3月15日(金)午前10時10分開議~午後0時2分散会 2.場所   第5委員会室 3.出席委員   委員長  佐藤 和彦   副委員長 仲家 孝治   委 員  長田 教雄   委  員 秦野 恭義   委 員  阿部剛四郎   委  員 福間 健治   委 員  松下 清高   委  員 川邉 浩子   欠席委員    なし 4.説明員   (商工労働観光部)    戸田商工労働観光部長玉野井商工労働観光部審議監
       安部商工労働観光部審議監兼おおいた魅力発信局長、    佐々木商工労働観光部次長商工労政課長上原商工労働観光部次長兼観光課長、    末綱創業経営支援課長朝見創業経営支援課政策監幸観光課政策監、    藤田商工労政課参事加藤観光課参事、    増本観光課付参事兼大分市高崎山管理公社派遣、緒方おおいた魅力発信局参事、    後商工労政課参事補後藤創業経営支援課参事補中川商工労政課主査、    荻本創業経営支援課主査、児玉おおいた魅力発信局主査   (環境部)    秦環境部長、首藤環境部次長若杉環境対策課長大石清掃施設課長 5.事務局出席者    書記 安田 真一 6.審査案件等   【予算議案】    議第1号 平成31年度大分市一般会計予算        〔承認(一部反対)〕         第1条 歳入歳出予算             歳出 第5款 労働費                第7款 商工費         第2条 債務負担行為 第2表中             ・環境配慮型設備投資利子補給金(平成31年度貸付分)    議第13号 平成30年度大分市一般会計補正予算(第3号)                               〔承認(一部反対)〕         第1条 歳入歳出予算の補正             歳出 第7款 商工費         第2条 繰越明許費の補正 第2表中         1追加    第7款 商工費   【報告事項】    ・大分市中心部における歩行者通行量調査について    ・保護者と就活生のためのセミナー&合同企業説明会について    ・おおいたデザインエイド2018「パッケージデザインコンテスト表彰式」と「色部     義昭氏講演会」について    ・大分市創業支援事業計画の期間延長等について    ・市民意見交換会の意見・質問等に対する回答について    ・その他                 会議の概要                              平成31年3月15日                              午前10時10分開議 ○佐藤委員長   おはようございます。ただいまから経済環境常任委員会を開会いたします。  審査日程に従い、商工労働観光部の審査を行います。  なお、商工労働観光部の審査が終了した後、環境部から、市民意見交換会の意見・質問等に対する回答について報告を受けたいと思います。  また、本日は、常任委員会終了後、各特別委員会が開催予定でありますので、関係する委員につきましては、出席方よろしくお願いいたします。  本日は委員の改選後、初めての委員会でございますので、審査に先立ちまして、代表して私から一言御挨拶を申し上げます。  3月13日の正副委員長互選の委員会で、委員の皆様の御推挙により、委員長に私が、副委員長に仲家委員が選任されました。  本委員会は、環境部、商工労働観光部及び農林水産部の所管に属する事項として、環境の保全、商工業や農林水産業の振興など、市民生活や企業活動に直結する諸議案等の審査を行うこととなり、その責任の重大さを痛感しているところでございます。  委員各位並びに執行部の方々の御協力を賜りながら、慎重に審査を進めてまいる所存でございますが、執行部におかれましては、審査過程における各委員の意見を真摯に受けとめていただき、大分市政に十分反映していただきますようお願い申し上げます。  それでは、審査に入る前に、委員会運営について3点を確認しておきます。  1点目は、委員会会議記録インターネットでの公開でございます。  皆さん御存じのように、平成20年第1回定例会分から、従来の本会議録に加えて、委員会の会議録がインターネット市議会ホームページで公開されております。つきましては、質疑等がある場合は、まず挙手をして、発言の許可を受けた後、発言を行うようにお願いいたします。また、特に執行部の方にお願いですが、発言の際には所属と氏名を告げて、大きな声ではっきりと発言をお願いいたします。  2点目は、自由討議についてでございます。  議会基本条例において、議会は議案等の審議又は審査においては、議員相互の自由な討議により論議を尽くして合意形成を図るよう努めるものとするとされていますことから、委員の皆さんからの要求がある場合、または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等につきましては、委員会において決定していきたいと思います。  3点目は、本会議同様、委員会におきましても、より論議を深めることを目的としまして、委員の質問、政策提言等に関し、執行部は、委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようにお願いいたします。ただし、委員による新たな事業提案等に対し、必要となる予算の組み替えなどの数値的なものや統計的な事項についての反問は、原則としてその対象になりませんので、よろしくお願いいたします。  ここで、審査の前に、戸田商工労働観光部長より発言を求められていますので、許可をいたします。 ○戸田商工労働観光部長   おはようございます。商工労働観光部長の戸田でございます。  審議前の貴重なお時間を頂戴いたしまして、一言御挨拶を申し上げます。  今回の定例会から、新たに経済環境常任委員に選任されました佐藤委員長、仲家副委員長を初め委員の皆様方、どうぞよろしくお願い申し上げます。  それでは、平成30年第4回定例会以降の本委員会に係る主な取り組みにつきまして、御報告をさせていただきます。  本年1月9日から15日までの7日間、大分の物産や食、観光などの魅力を首都圏で発信することを目的といたしまして、東京都町田市の小田急百貨店町田店におきまして、きちょくれ!おおいた味めぐりフェアin小田急町田店を開催いたしました。  昨年に続きまして第2回目の開催となりましたが、物産販売では、吉野の鶏めしや干しシイタケを中心に売り上げを伸ばし、出店業者全体の売り上げが昨年と比較いたしまして1.4倍となるなど好評を博したところでございます。  また、2月16日土曜日には、市民の皆さんや企業関係者に自動運転の可能性を知っていただくため、J:COMホルトホール大分3階大会議室におきまして、次世代モビリティー最新動向講演会を開催いたしました。  国立大学法人群馬大学次世代モビリティ研究センター副センター長の小木津武樹先生と、それから株式会社シンクトゥギャザー宗村正弘代表取締役を講師に迎えまして、それぞれ専門的な見地や御自身の経験を踏まえた御講演をいただくとともに、講演会終了後には、佐藤市長を含めた3人でパネルディスカッションを行い、大分市における自動運転や次世代モビリティー普及の課題や可能性について活発な御議論が交わされたところでありまして、120名を超える御参加をいただき、大変盛況に、皆様に御満足いただけたと考えております。  今後とも、私ども商工労働観光部職員一同、本市経済の持続的かつ安定的な成長を促し、地域の発展を図るため、商工業の振興、安定した雇用の確保、勤労者福祉の充実、創業、経営の支援、さらに観光振興などの施策を着実に進めますとともに、本市の魅力発信につきまして、鋭意取り組んでまいりますので、委員の皆様方には大所高所から御指導、御鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  それでは、本委員会に出席しております説明員の紹介をさせていただきます。    〔説明員自己紹介〕 ○戸田商工労働観光部長   本委員会におきまして、予算議案を2件提出させていただいております。また、報告事項につきまして、4件御用意をいたしております。それぞれ担当課長から説明いたしますが、何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようによろしくお願い申し上げます。 ○佐藤委員長   それでは、予算議案の審査をいたします。  予算議案の審査の際には、昨年の決算審査特別委員会における事務事業評価結果、要望事項等、出された意見に対する予算編成への反映状況について、執行部に説明を求めますので、よろしくお願いいたします。  まず最初に、議第1号、平成31年度大分市一般会計予算第1条歳入歳出予算、歳出第5款労働費について審査を行います。  執行部に説明を求めます。 ○佐々木商工労働観光部次長商工労政課長   〔説明書② 286ページ~、第5款労働費について説明〕 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はございませんか。 ○松下委員   289ページの知的・精神障がい者雇用促進事業についてお聞きしたいのですけれども、この取り組みについては、非常に先進的であり、評価しているのですが、問題は、市で雇用して、一般就労に向けて頑張っていただこうということで、目的の最大のものは、一般就労にどうつないでいくかということだと思いますので、これまでの実績として、一般就労に何人程度結びついていったのか。それと私は、そこの職場でどう定着したかというところも大事なことだと思っているのですが、それについてのフォローとか、そういったものをされているかどうかを確認したいのですけれども。 ○佐々木商工労働観光部次長商工労政課長   知的、精神障害者は嘱託職員として採用しており、今のところ、制度が始まりまして22名ほど採用しております。その中で一般就労につながった方が12名おりまして、内容につきましては、民間会社のほうに就職していただいております。  その後の経過は担当から説明します。 ○中川商工労政課主査   お尋ねの件でございますけれども、先ほど佐々木次長から申し上げましたように、今まで22人採用しております。現在4人が商工労政課で勤務をしておりますので、これまで商工労政課から一般就労等になりました18人のうち12人が一般就労しております。  その中では、さまざまな民間企業に就職をしておりますが、その後の経過についてでございます。就職した後は、ハローワークとの連携によりまして、ジョブコーチという制度を用いまして、ジョブコーチが企業との定着について支援を行っております。そういった中で商工労政課といたしましては、ジョブコーチや企業等から障害者の方の状況であるとか、もしくは今後の企業の取り組みについての意見とか、もしくは商工労政課での勤務状況等についてお尋ねがあった場合には、連携をしながら取り組んでいるという状況でございます。 ○松下委員   まず1点は、昨年からの障害者雇用促進法の国、県を含めたいろいろな問題が出たと思いますけれども、ある程度、障害者の種別であるとか、その特性、個性というところによってなかなか難しい面がありますので、そういう障害のある方の雇用についての一定の理解とかそういうところを、市としてもぜひ促進していただきたいのと、一般就労に結びつけるための企業改革ですね、そこをぜひお願いしたいのが1点。  それと、残りの方は、福祉事業所に戻っているのかなと思うのですが、その点を確認したいのですが。 ○中川商工労政課主査   一般就労にならなかった方がこれまで6人おりますけれども、それぞれ一身上の都合ということで、御家庭の事情であったり、もしくは作業所に帰った方もいらっしゃいますけれども、多くは商工労政課以外のところで、別の福祉機関の中でもう一度、就労に対する訓練を行っていたりという場合がございます。 ○松下委員   ぜひよろしくお願いします。 ○佐藤委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   討論はありませんか。
     〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたしました。  次に、歳出第7款商工費について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○佐々木商工労働観光部次長商工労政課長   〔説明書② 326ページ~、第7款商工費について説明〕 ○安部商工労働観光部審議監兼おおいた魅力発信局長   〔説明書② 337ページ、第7款商工費 おおいた物産・食・観光魅力発信事業について説明〕 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はございませんか。 ○川邉委員   343ページの6番のアートを活かしたまちづくり事業について、内容を教えてください。 ○佐々木商工労働観光部次長商工労政課長   アートを活かしたまちづくり事業は、第2回目ですが、ことしのラグビーワールドカップ2019の期間に合わせて開催したいと思います。企画等につきましては、企画委員会、この推進会議でありまして、その推進会議の中で企画を今、進めておりますが、内容につきましては、企画選定をする中で、去年の国民文化祭で回遊劇場というのを開催したことは皆さん御存じだと思いますが、それを引き継いだ形で、市内の回遊性を図りまして、ラグビーワールドカップ2019で訪れる方に大分のアートを発信できるような企画にしたいということで、今、準備を進めております。 ○川邉委員   第2回ということは、第1回目はおおいたトイレンナーレでよかったのでしょうか。それで、私も前、経済常任委員会に入っていたときに、確か2年に1回開催するという形になっていたと思いますが、その第2回目ということで考え方はよろしいでしょうか。 ○佐々木商工労働観光部次長商工労政課長   前回のおおいたトイレンナーレのとき、3年に1回開催するということで、本来であれば、昨年が3年に1回の年でしたが、より効果を高めようということで、ラグビーワールドカップ2019がことしありますので、ラグビーワールドカップ2019の開催に合わせて開催をする予定となっております。 ○川邉委員   わかりました。 ○佐藤委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。 ○松下委員   まず、335ページの中心市街地活性化基本計画について、達成状況はどうなっていますか。 ○後商工労政課参事補   先ほど申しましたように、中心市街地活性化基本計画は平成30年4月から第3期ということで内閣総理大臣の認定を受けております。平成20年のときに第1期の計画が始まりまして、平成25年から第2期計画となっております。  それぞれ中に指標を設けておりまして、第2期計画のときは、平成25年から平成29年までの中で目標としていたのは、小売業年間商品販売額を880億円、歩行者通行量を35万人に、まちなか滞留時間と申しまして、中心市街地に滞留する時間3時間以上の人の割合を40%以上とする目標を掲げておりました。  最終フォローアップの結果、実績の数値といたしまして、小売業年間商品販売額は863億円、歩行者通行量は30万6,720人、まちなか滞留時間は53.8%ということで、当時、第2期計画の終わり、平成29年度の最終的なフォローアップでは、まちなかの滞留時間だけは達成をしたという状況でございます。  その結果を踏まえまして、第3期計画の認定をいただきまして、今後また中心市街地活性化の推進に取り組んでまいりたいと考えております。 ○松下委員   いろんな要素とか経済環境とか、そういった分があるとは思うのですけど、やはり当初の目標達成という部分、今までも聞いてはおりましたけど、なかなか未達の部分があるので、やはり底上げを図るという意味で、中心市街地活性化にぜひ取り組んでいただきたい。これは要望です。  次が、その下にありますふるさと大分応援寄附金推進事業ですね。今いろいろ、総務省サイドの問題で、返礼率とかが問題になっていますが、大分市の場合、大体どの程度の割合になっているのですか。 ○佐々木商工労働観光部次長商工労政課長   返礼割合は3割ということでずっとやっています。 ○松下委員   いいか悪いかというのはいろいろあるのでしょうけど、政府が言っている中にはおさまっている状況ですね。  それともう一点が、337ページのMICE開催補助金、これは要項もいただいて、基本的な考え方はわかるのですけれども、このMICE開催補助金制度は始まって何年でしたか。 ○児玉おおいた魅力発信局主査   制度がつくられましたのが平成27年度で、事実上、実施されたのが平成28年度からです。 ○松下委員   3カ年経過すると、大体どの事業も見直しをしていくというケースが多いと思いますが、本来は、この補助金を適用するには事前に相談なりをしなければいけないということを聞いていますし、目的もそうだろうと思いますが、事後にその制度を知って、申請したけれどもだめだったというケースが1点。それと、その補助要項の適用では、いわゆる持ち回り、例えば九州なら九州で各県持ち回りで運営している九州大会とか、あるいは全国大会もそうですが、そういったものは対象にならないとなっています。ただ、インセンティブを与えながら、大分市の経済の波及効果はあると思うので、そういった点を含めて、この要項の見直しについて、今時点での考えがあれば、お聞かせいただきたいのですが。 ○安部商工労働観光部審議監兼おおいた魅力発信局長   MICEにつきましては、制度をつくった段階の考え方が、大規模な会議を誘致していこうということで、補助金があるならば大分市に決めましょうという、そういう効果を見込んでいる制度です。  何年もたちまして、大分で1,000人規模の会議が行われたりしますと、泊まっていただいたり、飲食していただいたり、かなり経済効果はあるだろうと思います。そういった意味で、MICE誘致事業とはまた別に、そういう経済効果があるものに対してはどうするかということは、今後の課題であるとは考えております。 ○松下委員   もう何年前か忘れましたが、私は一般質問の中で、大分市に宿泊し、観光していただく方に対して、別府市であるとか、全国でも幾つかあるような補助金のようなものについて質問して、そういった制度は、その時点では難しいということだったと思うのですが、今回のラグビーワールドカップ2019とか来年度以降を含めて、大分市に来ていただければ、今おっしゃったように、経済波及効果というのはかなり大きいと思うので、そのインセンティブを与えるという意味では、一定程度そういった考え方という部分も必要なのではないかと思うので、ぜひ検討方、お願いしたいと思います。 ○佐藤委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。 ○福間委員   3つだけ質問させていただきたいと思います。  1つは、大分県ポートセールス実行委員会負担金ですが、私が前、経済常任委員会にいたころ、たしか200万円ぐらいだったと思うのですが、それからすると、負担金も5倍ぐらいにふえているように思うのですが、ふえた経過と実績についてまずお尋ねしたいと思います。 ○朝見創業経営支援課政策監   委員御指摘のように、200万円程度の時もありました。平成29年度から3カ年で新たな補助事業を実施しており、その予算を追加した関係で、現在、1,000万円を超える予算額となっております。  この新たなインセンティブを設けた経緯につきましては、大分港大在コンテナターミナルの利用状況が低迷していた関係で、大分港大在コンテナターミナルの活性化、利用コンテナ数の増加を図るために、新たな補助制度を実行委員会で協議をして、設けたところです。  具体的には、他港を利用している、もしくはこれから利用するという荷主の方等に対する利用転換及び新規利用の促進助成というのを設けました。そのほかにも、利用転換を図った方で、大分港大在コンテナターミナルの荷物の超過保管料等につきまして、基本的には2週間ほどは無料で置けるのですが、それを越す分につきましては、1日幾らという費用が発生してまいります。そういったものを助成して、大分港大在コンテナターミナルを利用していただこうということでございます。  現在の実績でございますが、3万4,000個から3万5,000個ぐらいのTEU、これはコンテナの量でございますが、それが昨年は4万個を超えるような実績を出すようになりました。これにつきましては、インセンティブの効果と、景気の関係かとは思いますが、もともと利用している企業がよりコンテナを多く輸送するような、そういったものがあって、数字がそこで伸びているというところであろうと考えております。 ○福間委員   予算の金額が変化したことについては、よくわかりました。  それで今、港を利用するようにあちこちセールスして歩くわけですが、コンテナの扱い量も若干ふえたという報告ですが、そこで、この港の利用について、諸外国、東南アジアの関係にも行っているでしょうから、例えば台湾からどれだけふえたとか、国内の製造業者からどれだけふえたとか、どういうところの船が利用してくれるようになったとか、その辺の実績の中身がわかれば、あわせてお尋ねをしたいと思うのですが。 ○朝見創業経営支援課政策監   恐れ入りますがその辺のデータを今、持ち合わせておりません。 ○佐藤委員長   後で報告ということでよろしいですか。 ○朝見創業経営支援課政策監   報告をさせていただきます。 ○福間委員   予算をつぎ込んだからには、その実績がきちんと反映される評価もしなければいけませんので、今言った資料については、後ほど提供していただきたいと思います。  2つ目は、商都復活支援事業、中心市街地の商店街の出店を支援するという事業ですけど、私は、以前、初期費用がないと、なかなか個人商店というのは出店が難しいわけで、商都復活支援事業における出店者に対する補助金を上げていただけないでしょうかというお願いもしたことがあるのですが、この間、補助金の増額があったのかどうかというのが1点。  それから、わかる範囲でいいですから、この二、三年の出店状況、そして出店者の業種、そして、これは長く続いてもらうのはありがたいことなのですけど、実際はそうはなってないような状況もあるわけです。出店はしたけど、2年で廃業したとか、かなりもうかっているところは、店舗を大きくして移転したというところもあるのですけど、その辺の現状を報告してもらいたいのと、あわせて、この事業が商店街の活性化を促進していく上で、行政として、課題として検討している事項等もあれば、あわせてお尋ねをしたいと思います。 ○後商工労政課参事補   今お尋ねの件でございますけれども、出店補助の補助金額自体については、ここ数年、変更はしておりません。  出店補助の実績についてでございますけれども、要綱上、個人的に出店の支援を申請してくる方と、商店街組合に加盟をするということで申請する方と2パターンございますけれども、その合計の件数で、平成25年度が10件、平成26年度が11件、平成27年度が4件、平成28年度が10件、平成29年度が14件、平成30年度が現在13件ございます。  業種についてですが、今、詳しい資料は持ち合わせておりません。  あと、閉店の状況についてですけれども、開店をしてから3年以内に閉店をした数というのを調べたことがございます。そのはっきりした数字を今、持ち合わせておりませんので、またそれも後ほど提出したいと思います。  もう一つ、最後に課題等考えていることという話がございました。  中心市街地の空き店舗率につきましては、第3期の中心市街地活性化基本計画の目標に定めていることもあります。なおかつ上位計画である大分市総合戦略の中でも定められているものでございます。そういったところもありまして、出店のサポートをお願いしている大分まちなか倶楽部等にも強くこちらからもお話をしまして、昨年から広報に力を入れていただいたり、また、どなたも融資を受ける方も多いので、金融機関とも連携を図らせていただいて、金融機関の窓口等に置かせていただいたりという形でコマーシャルをさせていただきまして、相談件数、実施件数等もかなりふえている状態にはなっております。  今後も、予算の限りとなっていますけれども、出店支援のほうには我々としても力を入れていきたいと考えております。 ○福間委員   今、御答弁あったように、出店支援にぜひ力を尽くしていただきたいと思います。  それでは、3点目の質問です。  今回、消費税増税の関係で、一般会計当初予算では事務費の計上となっているのですが、私が聞きたいのは、たしか8%に増税されたのが2014年だったと思いますが、このときにいわゆるプレミアム付商品券というのがたしか出たように思うのですけど、資料があるかどうかわかりませんが、2014年のプレミアム付商品券の対象者、実績、そして消費喚起について、執行部としてどのような評価をしてきたのかということを1点聞きたいのと、あわせて、今回のこのプレミアム付商品券の関係で、先ほどの報告では、対象者は低所得者と子育て世帯だとおっしゃいましたが、その詳細についてと、あわせて、報道等によりますと、マイナンバーが必須だということも言われているのですけど、その辺について確認をしたいと思います。 ○後商工労政課参事補   先ほどございました前回のプレミアム付商品券につきましては、平成26年度に実施した事業がございます。これにつきましては、プレミアム率が2割で、36億円ほどの事業でございました。実施主体が、大分商工会議所になってございまして、大分市からは、大分商工会議所のほうに補助金を支出するという形で実施をいたしまして、対象者に制限はございませんでした。  執行率は99%を超えております。換金率のほうです。 ○佐々木商工労働観光部次長商工労政課長   先ほど言いましたマイナンバーの件ですが、この商品券ではなくて、キャッシュレスの関係です。 ○福間委員   キャッシュレスの関係ですね。  それで、さっき言った今回のプレミアム付商品券の対象となる低所得者、子育て世帯、その考え方と、大分市内にどれだけの対象者がいらっしゃるのかをあわせて聞きます。 ○佐々木商工労働観光部次長商工労政課長   今回の対象者は、低所得者や子育て世代の関係の影響を緩和するという形が考えられております。それと、対象者につきましては、低所得者の対象者が約9万5,000人、3歳未満の子供がいらっしゃる世帯主が約1万5,000人、合わせて約11万人の対象者がいるのではないかと、今は積算をしております。 ○佐藤委員長   よろしいですか。 ○福間委員   いいです。 ○佐藤委員長 
     それでは、ほかに質疑、意見はありませんか。 ○長田委員   企業立地の件について質問したいのですが、平成31年度大分市企業立地促進助成金等交付予定企業一覧という資料があるのですが、立地区分が市外とあるのはどういうことですか。 ○荻本創業経営支援課主査   立地区分に増設(市外)というところがございますが、本社が市外にある会社、もしくは市内にあるというところで、説明をさせていただいております。 ○長田委員   どういうことでこの助成に至ったかの主なものでもいいのですが、後ほど資料をいただけるとありがたいと思います。  1点だけ。このドローンフェスタ実行委員会というのは、非常にいいことだと思うのですが、先般、大分市消防局と企業がドローンに関する業務提携をするということで、テレビでも大きく報道されました。海中や空から、また消防団や消防局員の危機管理等々においても、非常に役に立つのではないかという感動を得ました。また、全国でも珍しい提携であるということで、これは大在のイームズジャパンということですが、もっと支援をしてもよかったのかなと、私の個人的な考えでありますが、そういった意味で、その内容等についてお聞かせしていただきたいと思いました。 ○後藤創業経営支援課参事補   昨年、OITAドローンフェスタ2018が行われましたが、まず概要ですが、昨年の9月23日日曜日と24日月曜日の両日で、その当時は大分銀行ドームでしたが、昭和電工ドームで行われました。  主催は、OITAドローンフェスタ2018実行委員会ということで、実行委員会の会長が広瀬大分県知事、副会長が佐藤市長、そしてその実行委員会の委員長に、大分県ドローン協議会の会長の石井会長、こちらは株式会社デンケンの代表取締役でございます。そして副委員長が、大分県商工労働部長、そして大分市商工労働観光部の戸田部長、そして、委員が大分県ドローン協議会の企業の皆様ということで、実行委員会を立ち上げております。 ○長田委員   はい、結構です。  ぜひ、これからの時代の企業だと思うので、予算的にもしっかり応援してあげていただきたいし、市にも、消防にも大変御協力いただいているので、あえて指摘をさせていただきたいと思います。  私が今回、経済環境常任委員会に来た理由は、本庁舎エレベーターにあるラグビーワールドカップ2019の一生に1度というパンフレットを見ながら、これは一生に1度の応援をしたいなと思って参りました。まさに商工、観光の年がことしであろうと思っているので、精鋭気鋭の戸田部長以下が集まっていると思っていますので、期待をいたしております。  そこで、お尋ねしますが、商工、観光ということになると、少し派手さがないと観光になりません。きょう、執行部の皆さんを見ると、バッジはついているけれども、ラグビーワールドカップ2019のバッジがついていたり、緑の羽根がついていたりということで、統一したほうがいいと思っています。  もう一点は、観光の予算ですが、ラグビーワールドカップ2019の一生に1度、そしてまた祝祭の広場、いろんなことで予算がついています。昨年の決算でも、都市計画部が、祝祭の広場ということで、ハード面ではやっていますが、ソフト面においては、この商工労働観光部が恐らく主体となってやらなければいけないし、おもてなしについてもそうだと思っております。そういう意味では、全庁挙げてということでありましょうが、みんながやっぱり主体的にならないといけないと思っております。  昔、木下市長の時代に、大分市のネクタイということで、随分いろんなネクタイがありました。トキハに行くと、今でも大分市のネクタイという形で売っていますが、その後、何も新しいものがありません。  今、大分市のキャラクター、たかもんというのもありますけれども、何かそういうグッズをということを私はかねてから会派でも申し上げてまいりましたが、なかなかできておりません。フィジーとウルグアイへのおもてなしとして、ネクタイのようなものを考えてもいいし、知恵者がたくさんおられる皆さんですから、何かそういうアピールできるようなことを要望しておきたいと思っております。 ○佐藤委員長   要望ということです。  ほかに質疑、意見等はありませんか。 ○松下委員   昨年の決算審査特別委員会の要望事項に関連して、いわゆる中小企業の事業承継の関係ですが、これは、先ほど説明を聞いた限りにおいては、産業活性化プラザでの取り組みということだったのですが、決算審査特別委員会の要望事項が、どの程度、予算なり事業に反映しているのかというのがちょっと見えなかったような気がするのですけど、改めて説明いただきたいのですが。  やはり中小企業は非常に後継者不足で、もう店を閉めるとか、そういうところがふえてきているので、非常に大事なことだと思うのです。そこをやっぱり市として力を入れていく。大分県もやっておりますけれども、市としても必要であると思うのです。 ○末綱創業経営支援課長   先ほど佐々木次長からの説明もありましたが、産業活性化プラザにおきまして、事業承継のセミナーを引き続き実施させていただくこととしております。あわせまして、担い手不足対策といたしまして、中小企業が行う人材育成や自主研修に係る費用に対する補助金の予算額を、平成30年度の1,500万円から900万円増額しまして、2,400万円ということで予算要求したところです。 ○松下委員   せっかく委員会として要望しているわけなので、それをどう反映したかというところをぜひ説明していただきたかったというのが1点と、それと、市、県だけではなかなか難しいので、商工団体、あるいは商店街、そういったところとの連携と、今おっしゃったように、予算増額しているということを含めて、もっと積極的に市として取り組んでいただかないと、先ほどの商都復活支援事業を活用して開店しても、今までやっていた方が、後継者がいなくて、閉めなければいけないとか、そういう状況では残念だと思うので、これは大分市だけではなくて、全国的な話であると思いますが、中小企業が90%以上を占めている状況からいえば、非常に大事な事業だと思うので、ぜひ積極的に取り組んでいただきたい。 ○戸田商工労働観光部長   非常に重要な御指摘ありがとうございます。後継者の確保は、おっしゃるように、中小企業、小規模事業者にとりまして大きな課題でございまして、国、中小企業庁も大きな課題と捉えまして、もちろん県もいろいろな取り組みをしております。  経済産業省所管の中小企業基盤整備機構が全国に中小企業大学校を持っております。大分は直方校の管轄ですけれども、その直方校が、まだ時期は確定をいたしておりませんが、来年度、サテライトゼミという形で、ニーズのあるところに中小企業大学校の講師を呼んで、研修、講習をするということを考えておりまして、3月27日に中小企業基盤整備機構の本部から来ていただいて、市長にも表敬いただくのですが、来年度の実施に向けて打ち合わせをいたします。  各地域でそういう取り組みにこれから力を入れたいということでございます。大分市も手を挙げておりまして、ぜひ大分で実施してほしいということで、時期は定かでありませんけれども、来年度は必ず1度以上は実施すると。  直方校、大学校に行きますと、1週間、2週間缶詰になって講習、研修を受けるというのは普通ですが、なかなかそれに行きにくい方たちのために、大学でもサテライトという施設がありますけど、同じように、中小企業大学校のサテライトとしてゼミを開催いたします。  そういう問題意識もありまして、新たな取り組みとしてそういうものも考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○佐藤委員長   それでは、ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   次に討論はありませんか。 ○福間委員   2点あります。  1点は、企業立地推進事業費の企業立地促進助成金といったことで、今回新たに提案をいただいておりますが、事業費のほとんどは3社の大企業が占めているわけでありまして、今、大企業は内部留保もたくさんため込んでいるわけですし、こういう助成金そのものは、私は必要ないと思います。やっぱり地域の業者の支援を促すという政策転換を求めたいというのが1点です。  2つ目は、今回の、一般会計予算ではプレミアム付商品券の事業費ということが計上されておりますけれども、実際、2014年の消費税率8%への引き上げのときもプレミアム付商品券をやられて、あれ以来、個人消費が上向いたということは全くありません。  そして、今回のプレミアム付商品券についても、政府の与党内でも異論がいろいろ出てきているということもありますし、ポイント還元、先ほど私、勘違いしましたけど、ポイント還元のキャッシュレスの関係、こういうのも含めて、7割ぐらいがこれに反対しているわけです。個人情報保護に反するのではないかと。今回のこのプレミアム付商品券についても、住民税非課税世帯が対象ということになれば、みずから私は住民税非課税ですよと言って商店に行くようなものではないかという声も上がっております。  ですから、私は、やっぱり増税をしないことというのが最良の景気対策と考えておりますので、消費税率10%をきっぱりやめるという立場でありますので、関連事業であるプレミアム付商品券の、ここでは事務費になるのですが、これに反対の態度を表明しておきます。 ○佐藤委員長   ほかにございませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。  次に、第2条債務負担行為第2表中のうち商工労働観光部所管分について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○佐々木商工労働観光部次長商工労政課長   〔説明書② 516ページ~、債務負担行為について説明〕 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆様で質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたしました。  次に、議第13号、平成30年度大分市一般会計補正予算第3号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第7款商工費について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○佐々木商工労働観光部次長商工労政課長     〔説明書⑤ 14ページ~、第7款商工費について説明〕 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。 ○福間委員   プレミアム付商品券発行事業の事務費は全額国庫補助ということですが、人件費も国庫補助に入っていますか。 ○佐々木商工労働観光部次長商工労政課長   職員の時間外勤務手当等については、国庫補助の対象となっております。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   討論はありませんか。 ○福間委員   先ほど平成31年度の当初予算に反対した立場で反対しますが、重ねて、先ほど答弁があったように、時間外勤務手当だけの補填であるということで、本来、国費でやるのなら、全ての事務費、人件費について、負担を求めていただくようにあわせて要望しておきます。 ○佐藤委員長   ほかに討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。  次に、第2条繰越明許費の補正第2表中、1追加、第7款商工費について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○佐々木商工労働観光部次長商工労政課長     〔予算書④ 4ページ、繰越明許費について説明〕 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
     〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、討論はありませんか。 ○福間委員   一般会計予算、あわせて平成30年度の一般会計補正予算と同じ立場で反対いたします。 ○佐藤委員長   ほかに討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。  以上で、本委員会に付託されました商工労働観光部所管の審査は終了いたしました。  それでは、ここで、執行部より報告事項の申し出がありましたので、説明を受けたいと思います。  まず、大分市中心部における歩行者通行量調査について報告を受けます。 ○佐々木商工労働観光部次長商工労政課長   報告事項①、大分市中心部における歩行者通行量調査について、平成30年度の調査結果を御報告させていただきます。  説明は、経済環境常任委員会報告事項の資料に沿って行わせていただきます。  それでは、資料の1ページをごらんください。  本市中心部における歩行者通行量調査は、中心市街地の商業振興を図るための基礎資料とすることを目的に始まりまして、より効果的な調査となるよう、手法を見直しながら実施しております。  現在では、中心市街地全体の活性化施策検討のための基礎資料とするとともに、平成30年度からの5年間を計画期間とする第3期大分市中心市街地活性化基本計画の評価指標として掲げております、中央町、府内町間を往来する歩行者通行量の経年検証を行うために実施しているところでございます。  まず、1の調査方法ですが、歩行者通行量調査と中心市街地アンケート調査を実施しております。  歩行者通行量調査は、44地点で調査員による定点観測を行っており、また、滞在時間等を確認するための中心市街地アンケート調査は、16地点で調査員の聞き取りにより実施し、調査総数は2,713件となっております。  2の調査日時は、平成30年11月30日金曜日から12月2日日曜日までの3日間で、それぞれ午前11時から午後7時まで8時間で実施いたしております。  次に、3の調査の結果ですが、中心部歩行者通行量につきましては、経年変化を見るために、平成29年度までと同様の35地点で比較しますと、金曜日、土曜日、日曜日の3日間の合計は46万665人で、前年比102.6%、土曜日、日曜日の2日間の合計は31万1,950人で、前年比101.7%と上昇しております。  下のグラフをごらんください。  近年の推移といたしましては、JRおおいたシティや大分県立美術館などの完成、開業効果が見られました平成27年度までは増加傾向にありました。  その後、それらの開業効果の終息、大分フォーラスの一時閉店などの影響により減少しておりましたが、今回の調査時点では、大分フォーラスの大規模な解体工事も終了し、通行を妨げる要因が改善されたため、やや回復傾向になったものと考えられますが、本年は、大分オーパの開業や仮称祝祭の広場の完成等も控えており、中心市街地のさらなるにぎわいの創出と回遊性の向上につながるものと考えております。  恐れ入りますが、3ページをごらんください。  ここには、歩行者通行量の調査地点名を記載しております。  また、隣の4ページには調査地点を地図でお示ししておりますが、赤い丸で囲んだ箇所は前年より増加した地点、青い丸で囲んだ箇所は前年に比べ1割以上減少した地点となっております。  なお、地点ごとの通行量の比較表を5ページ、6ページに記載しておりますので、後ほど御参照ください。  恐れ入りますが、2ページにお戻りください。  ここには、第3期中心市街地活性化基本計画の評価指標としております、中央町、府内町間を往来する歩行者通行量の結果を掲載しております。  調査地点は、先ほどの4ページの地図の中央通りを東西に横断する36から41の6地点となっておりますが、この6地点を比較しますと、金曜日、土曜日、日曜日の3日間の合計は4万3,047人で、前年比102.9%、土曜日、日曜日2日間の合計は2万7,946人で、前年比102.5%と上昇しております。  次に、同じ2ページの中段のまちなか滞留時間でございますが、中心市街地アンケート調査による中心部における滞在時間が3時間以上の人の割合を掲載しております。  今年度の調査結果は57.7%となっており、平成29年度の53.8%と比較いたしまして3.9ポイントの増で、平成26年度以降、4年連続で増加しております。  なお、このアンケートの調査地点につきましては、7ページで地点名、8ページでは地図にお示ししていますので、後ほどごらんください。  調査の詳細につきましては、お手元に、表紙に大分市中心部における通行量調査報告書と記載されました冊子をお配りしていますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆様で質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、次に、保護者と就活生のためのセミナーと合同企業説明会について報告を受けます。 ○佐々木商工労働観光部次長商工労政課長   資料の9ページをごらんください。  保護者と就活生のためのセミナーと合同企業説明会について御報告させていただきます。  就職活動が本格的にスタートする3月を迎え、求職活動中または就職活動を控えた学生や保護者を対象に、保護者としての子供の就職活動へのかかわり方などに理解を深めていただくため、セミナーを開催するとともに、市内企業の人材確保が大きな課題となっている中、保護者や就職活動を迎える学生、生徒や求職者に対して、地元企業の強みや魅力を知ってもらう場といたしまして、地元企業30社の出展による合同企業説明会を実施いたしました。  1の概要でございますが、日時は3月9日土曜日の午後1時半から開催いたしまして、場所はJ:COMホルトホール大分で、大分商工会議所、大分県中小企業家同友会との共催により開催いたしました。  内容は、全体を2部構成といたしまして、第1部の保護者のための就活サポートセミナーでは、講師にキャリアコンサルタントの榎本篤子氏をお迎えし、就活生の親としての心得と題し、講演を行っていただきました。  就職活動中または就職活動を控えた学生や生徒の保護者の方など91人に参加していただきまして、親の価値観を押しつけず、子供に寄り添ってサポートしたいと思ったなどの声をいただいたところでございます。  10ページをごらんください。  第2部の合同企業説明会では、地元企業30社のブースを設置いたしまして、第1部のセミナー参加者や就活生本人など61人に御来場いただき、地元企業の情報を県外にいる子供に伝えられるのでよかったなどの声をいただいているところでありまして、各企業の具体的な業務や強みなどを直接聞くことで、地元企業の魅力を知っていただくことができたと考えております。  今回の合同企業説明会への出展企業は、10ページに記載しております30社で、サービス業や建設業、金融業、製造業などさまざまな分野の企業に協力していただいております。  今回のセミナー、合同企業説明会に参加していただいた皆さんが、就活生を持つ保護者としてのヒントを得ていただくとともに、1人でも多くの方が市内企業へ就職していただくことを期待しております。 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、次に、おおいたデザイン・エイド2018「パッケージデザインコンテスト表彰式」と「色部義昭氏講演会」について、報告を受けます。 ○佐々木商工労働観光部次長商工労政課長   続きまして、資料の11ページをごらんください。  ③おおいたデザイン・エイド2018「パッケージデザインコンテスト表彰式」と「色部義昭氏講演会」について御報告させていただきます。  本事業は、平成30年度の新規事業で、クリエーティブ産業の裾野拡大、市内クリエーターの育成、クリエーターの発想、技術を活用した企業の販路拡大を図ることを目的に実施しております。  これまで、市内中小企業の商品を題材といたしましたパッケージデザインコンテストと、地元クリエーターや学生などを対象とした講演会、交流会を開催するトークイベントを実施しておりまして、今回は、そのパッケージデザインコンテストの表彰式を開催し、受賞した8作品の受賞者を表彰するとともに、色部義昭氏の講演会を開催いたしました。  1のパッケージデザインコンテストの表彰式ですが、日時は2月10日午後2時45分から、場所はiichikoアトリウムプラザで開催いたしました。  内容は、本市があらかじめ市内中小企業から公募いたしました9社の商品パッケージを題材としたコンテストを実施いたしまして、市内に在住、通勤、通学する皆様から応募いただきました127作品のうち、1次審査を通過した46作品について、2次審査を経て選定されました最優秀作品1作品を初めとした計8作品の受賞者を表彰いたしました。  審査は、審査委員長に株式会社クリエイティブ・ワイズの代表取締役、三宅曜子氏を初め3名の審査員で行っており、審査の視点につきましては、商品化を前提とし、実現性を考慮したデザインや商品の販売促進などを目的としたデザインであることなどとしております。  12ページには、今回の受賞作品8作品を掲載しており、一番上の作品が、今回、最優秀賞を受賞されました、市内在住のデザイナーの作品で、さとやま農園の商品、里山の小判のパッケージデザインでございます。写真右側が今のパッケージデザインで、今回、2次審査におきまして、コストダウンの配慮、流通、陳列のしやすさなどが評価のポイントとされまして、審査員から、版画調の楽しい書体や中身が認識できるなどの点が高く評価されております。  優秀賞1作品、審査員特別賞1作品、奨励賞5作品につきましては、説明は省略いたしますが、現在、複数の企業におきまして、コンテストの受賞作品または応募作品の商品化に向けた具体的な動きが見られております。  次に、13ページをごらんください。  色部義昭氏講演会でございますが、この講演会は、実は昨年の9月30日に大分県立美術館で開催が予定しておりましたが、台風24号の影響で中止といたしましたけれども、地元デザイナーなどの方から、ぜひやってくださいということで、改めての開催を希望する声をいただいておりましたことから、再度、日程の調整を行いまして、今回のコンテスト表彰式と同じ2月10日、場所も同じiichikoアトリウムプラザで開催する運びとなったところです。  当日は、パッケージデザインコンテスト表彰式の開催前に、株式会社日本デザインセンターの色部義昭氏を講師に迎え、目印と矢印~グラフィックデザインができること~と題し、講演を行っていただきました。  市内のデザイナーや学生、企業経営者など120人に参加していただき、グラフィックデザインの役割と価値を大変よく理解できた、デザインに対する考え方やデザインから伸びていく創造性に感銘を受けたなどの声をいただいております。  資料にコンテスト表彰式と講演会の様子の写真を掲載しておりますので、ごらんください。  なお、14ページには、おおいたデザイン・エイド2018の概要について掲載しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、次に、大分市創業支援事業計画の期間延長等について報告を受けます。 ○末綱創業経営支援課長   次のページ、15ページをお開きください。  大分市創業支援事業計画の期間延長等について御説明させていただきます。  本市では、これまで創業の支援に取り組んでおりますが、大分市創業支援事業計画は、計画期間が平成31年3月末で終了いたしますことから、今後も引き続き創業しやすい環境となるよう、創業支援機関相互の連携による支援体制を継続する必要があるため、平成31年3月末までの計画期間を2022年3月末まで3年間延長することといたしました。  計画の概要でございますが、創業を促進するため、J:COMホルトホール大分内に設置した大分市産業活性化プラザを中心として、大分県産業創造機構、大分商工会議所等の創業支援機関と連携し、創業相談、創業セミナー等の創業支援に取り組んでまいりました。  また、国においては、産業の持続的発展を図ることを目的として、平成26年1月に産業競争力強化法が施行され、市区町村と創業支援機関とが連携して実施する創業支援の計画を国が認定する制度が開始されました。本市では、大分市創業支援事業計画を策定し、平成26年6月に国の認定を受けております。  これによりまして、創業者が受けるメリットですが、2点ございます。  ①といたしまして、創業支援機関相互の連携が図られ、創業者がより支援を受けやすい環境になること、②といたしまして、この計画に基づく支援を受け、市が交付する証明書を受けた創業者は会社設立時の登録免許税の軽減、創業関連保証の特例等の国の優遇措置が受けられます。  これまでの取り組みの実績として、各年度の証明書の発行件数及び支援機関の支援を受けて創業した創業者数を参考までに記載させていただいております。  また、次のページですが、本計画の全体像を掲載させていただいております。赤字で書いているものは、証明書の発行対象となる支援を実施しております特定創業支援事業になります。  それから、計画の参加機関は、大分県や大分商工会議所、地元各金融機関等となっております。  また、特定創業支援等事業の支援内容につきましては、創業者に対しまして、経営、財務、人材育成、販路開拓の4つの知識が身につく継続的な相談セミナー等を実施しております。  今後も本計画に基づきまして、各支援機関と連携し、創業者の支援に取り組んでまいりたいと考えております。 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質問等はありませんか。 ○川邉委員   15ページで創業者数はわかるのですが、業種とかがわかれば教えてください。 ○末綱創業経営支援課長 
     資料がございますので、各委員に配付させていただいてもよろしいでしょうか。 ○佐藤委員長   はい。  〔資料配付〕 ○佐藤委員長   この資料でよろしいですか。 ○川邉委員   はい、いいです。 ○福間委員   創業者のメリットとして、①、②とありますよね。中身がわからないので、後で資料の提出をお願いします。委員長、資料要求です。 ○佐藤委員長   後ほど準備できますか。 ○末綱創業経営支援課長   はい。 ○佐藤委員長   資料の提出をお願いいたします。  ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、以上で、本日予定の商工労働観光部の審査は終了いたしました。  執行部からその他として何かありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○佐藤委員長   委員の皆様でその他として何かございませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、ここで、この3月末で退職されます方々から挨拶の申し入れがございましたので、お願いいたします。  〔退職者挨拶〕  〔委員長お礼の挨拶〕 ○佐藤委員長   続きまして、環境部から報告を受けますので、商工労働観光部の皆様は退室願います。お疲れさまでした。  〔商工労働観光部退室、環境部入室〕 ○佐藤委員長   それでは、環境部から、市民意見交換会の意見・質問等に対する回答について報告を受けます。 ○若杉環境対策課長   環境部報告事項、市民意見交換会の意見・質問等に対する回答の3項目めにつきまして、昨日の本委員会にて御指摘いただいた事項を踏まえ、検討してまいりましたので、御報告申し上げます。  お手元の環境部報告事項をごらんください。  佐野清掃センター清掃工場の転落事故の原因についての意見に対しましての回答でございます。  「転落事故の直接的な原因は不明でありますが、事故当日、事故現場のピットに取り付けている安全帯がそのままの状態であったことから、原因のひとつとして、安全帯を着用すべき場所で安全帯を着用していなかったことが考えられます。 これまでも、清掃工場などの搬入業者などには、各ピット前に示している安全帯着用範囲内では、安全帯を着用する義務があることの周知徹底を図ってきたところですが、今回の事故を受け、安全帯着用範囲の拡大を行うとともに、新たな表示を行い、これまで以上に安全帯着用範囲を明確にするなどの対策を行ったところであり、今後につきましても、定期的に搬入業者などに対しての説明会や現場での声掛けなど、周知・徹底を図ってまいります」。 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆様で質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   以上で、本日の審査は終了いたしました。  それでは、最後に18日月曜日の予定を確認させていただきます。  18日月曜日は、午前10時より開会いたしますので、よろしくお願いいたします。  本日はこれにて散会いたします。                              午後0時2分散会...