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平成31年経済環境常任委員会( 2月13日)
平成31年経済環境常任委員会( 2月13日)

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  1. 大分市議会 2019-02-13
    平成31年経済環境常任委員会( 2月13日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成31年経済環境常任委員会( 2月13日)                 経済環境常任委員会記録 1.開催日時   平成31年2月13日(水)午前10時0分開議〜午前10時18分散会 2.場所   第5委員会室 3.出席委員   委員長  今山 裕之   副委員長 大石 祥一   委 員  二宮  博   委 員  板倉 永紀   委 員  阿部剛四郎   委 員  岩崎 貴博   委 員  日小田良二   委 員  佐藤 和彦   欠席委員    なし 4.説明員   (環境部)    秦環境部長首藤環境部次長皿山環境部次長ごみ減量推進課長
       齋藤環境部次長清掃業務課長若杉環境対策課長川野廃棄物対策課長、    大石清掃施設課長甲斐清掃施設課参事中嶋清掃施設課参事、    森岡清掃施設課参事佐野清掃センター所長、一万田清掃施設課参事兼    福宗環境センター所長 5.事務局出席者    書記 高橋 秀典 6.審査案件等   【報告事項】    ・一般廃棄物処理施設整備基本計画(案)について    ・その他                 会議の概要                              平成31年2月13日                              午前10時0分開議今山委員長   おはようございます。ただいまから、経済環境常任委員会を開会いたします。  本日は、環境部より報告事項の申し出がありましたので、説明を受けたいと思います。  報告を受ける前に、秦環境部長より発言を求められていますので許可します。 ○秦環境部長   おはようございます。  審議前の貴重なお時間をいただきまして、一言御挨拶を申し上げます。  今山委員長大石委員長を初め、委員皆様方には、平素から環境行政推進に格別の御指導、御高配を賜っておりますことに対しまして心からお礼を申し上げます。  本日は、閉会中にもかかわりませず、委員皆様方には御多忙のところ、一般廃棄物処理施設整備基本計画策定に関しまして説明の機会を設けていただき、まことにありがとうございます。  今回、臨時にお集まりいただきましたのは、今後、本計画をもとに新環境センター整備を進めるに当たってのスケジュール関係上、この時期に御報告させていただく次第となったところでございます。詳細につきましては、担当課長より説明させますので、よろしくお願い申し上げます。  甚だ簡単ではございますが、御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○今山委員長   それでは、一般廃棄物処理施設整備基本計画(案)について報告を受けます。 ○大石清掃施設課長   報告事項1、一般廃棄物処理施設整備基本計画(案)について御報告をいたします。  まず、この基本計画(案)の経過でございますが、計画策定当たり、昨年度の平成29年10月19日に外部有識者を含めました検討委員会を立ち上げまして、これまで計8回にわたる検討を重ね、先般、2月6日に検討委員会委員長から市長へ検討結果の報告がございました。  また、7日には、6市の関係課長で構成します整備部会を開催し、基本計画(案)の確認を行い、本日、本常任委員会報告することとなりました。  それでは、説明に入らせていただきます。  資料につきましては、右上に報告事項1と書いていますA4縦の冊子と、報告事項資料と書いておりますA3横2枚の概要版を準備させていただいております。本来であれば、基本計画(案)で説明するところでございますが、時間の関係上、A3横の概要版で御説明させていただきます。  概要版資料ページをごらんください。  まず、1、策定目的でございますが、本市が所有しております清掃工場リサイクルプラザ老朽化が進行しており、計画的に整備する必要が生じてきているという状況にございます。  また、これまで、臼杵市、竹田市、由布市の広域処理を行ってきましたが、新たに津久見市、豊後大野市の2市を加えた6市から排出される一般廃棄物処理を行う新環境センター整備に向けた基本的な方針整備することを目的といたしたところでございます。  続きまして、2、基本的事項処理体制でございますが、計画年度は、2027年度を稼働開始目標年度といたしております。そのほか個別のスケジュールにつきましては、表にお示ししているとおりでございます。  続きまして、事業主体でございますが、施設整備大分市が主体となって行い、ごみ処理につきましては、これまでの清掃工場と同様、大分市が各市から委託を受け、実施する予定でございます。  次に、処理体制でございますが、1工場体制とし、新清掃工場は6市、新リサイクルセンター大分市、臼杵市、由布市の3市の処理を行うこととしております。  次に、整備基本方針でございますが、1番の「安全、安定性に優れ、長寿命化が図れる施設」を初め、資料にお示ししております5つの方針を定めたところでございます。  続きまして、右のページでございますが、3、建設候補地選定でございますが、先般の本常任委員会報告いたしました大分市の上戸次2カ所と臼杵市の1カ所、計3カ所でございます。  続きまして、2ページをごらんください。  4、新環境センターごみ処理方式選定でございますが、新清掃工場では、評価項目評価基準評価方法評価項目の配点と点数化方法検討を行った結果、ストーカ式焼却方式シャフト炉式ガス化溶融方式流動床式ガス化溶融方式の計3処理方式選定いたしました。  次に、新リサイクルセンターでは、再資源化目的として、不燃ごみ・粗大ごみ、缶、ビン類などの破砕、選別、圧縮等を行う施設でございます。  続きまして、5、新環境センターごみ処理施設概要についてでございますが、まず、新清掃工場施設規模につきましては、一日当たり688トン、炉数は3炉。次に、右側の、新リサイクルセンター施設規模につきましては、一日当たり79.9トンでございます。なお、施設規模につきましては、今後、ごみ排出量の予測を見直す予定でございますので、清掃工場の688トンとリサイクルセンターの79.9トンにつきましては、変更することも想定いたしております。  施設規模最終決定でございますけれども事業者募集時を想定いたしております。  次に、環境保全についてでございますが、新清掃工場からの排ガス基準につきましては、表をごらんになってください。一番左列法規制値を掲載しております。なお、今回の新清掃工場は、一番右の列に示しておりますが、法規制値よりさらに厳しい自主管理値を定めたところでございます。参考まで、現在稼働しています佐野清掃工場自主管理値を中ほどの列にお示しをしております。  続きまして右のページ、6、その他でございますが、まず、余熱利用につきましては、廃熱ボイラーから高温、高圧の蒸気を利用し、場内熱利用、発電として場内消費、また、電力会社への売電場外熱利用としては、他市の例をお示ししていますが、プールや温浴施設への熱供給などについて整理を行っております。  次に、災害対策につきましては、強靭な施設整備を行い、大規模災害発生時に周辺住民帰宅困難者のための一時避難場所として活用する方針でございます。  次に、啓発施設でございますが、市民に開かれた施設を目指し、環境に興味を持っていただくきっかけとなる環境学習拠点整備を行う方針でございます。  最後に、7、新環境センター配置イメージ図でございますが、まずは、主要道路交通渋滞を発生させないために、搬入道路の距離をできるだけ長く確保いたしまして、計量棟清掃工場棟などを配置しております。なお、この配置イメージは、建設候補地3カ所とも同様な考え方整理を行っています。 ○今山委員長   ただいま説明がありましたが、委員皆さんで質疑、意見はありませんか。 ○岩崎委員   策定目的の部分で言及されましたが、当初の4市から2市ふえたということですが、単純に考えて、それぞれで施設をつくったほうが、ランニングコストとしては、例えば津久見市や豊後大野市にメリットがあるのではないかと思うのですが、広域に参加することについてのメリットが見えないので、どのようなことが考えられるのか教えていただきたいと思います。 ○大石清掃施設課長   今、委員からコスト的に安くなるのではないかという御発言をいただきましたが、私ども広域処理をしたほうが施設建設に要する経費として、その市が持ち出す財源は少なくなるだろうと考えております。  また、施設規模につきましても、小さな施設をつくるよりも大きな施設をつくったほうが、熱回収が大きくなりますので、それについてもメリットがあるということで、今回の新環境センターについては6市で行うという御判断をいただいたと認識をしております。 ○今山委員長   ほかにございませんか。 ○板倉委員   3処理方式について、この3つしかないのでしょうか。また、どういう理由でこの3つを選んだのでしょうか。 ○大石清掃施設課長   本編の42ページに、ごみ処理方式の種類と実績を載せておりますけれども、さまざまな処理方式がございます。そして、その右側、43ページに書いておりますけれども、この処理方式検討対象とし、ごみ処理方式抽出基準というのを定めておりまして、その基準の中で、稼働施設数が10件以上かつ過去5年の発注が5件以上ということで整理をしております。その中で、今回検討する処理方式といたしまして、評価のところに丸がついているところですけれども焼却方式ストーカ式ガス化溶融方式シャフト炉式流動床式ということで検討をいたしたところでございます。  それと、44ページでございますけれども、今の3方式プラスケースB補完技術ということで、焼却方式ストーカ式プラス乾式メタン化プラス処理生成物資源化という方式を抽出しております。  最終的には52ページにお示ししておりますけれども、ここで総合評価を行いまして、それぞれ評価基準に基づいて評価を行った結果、先ほど御説明した3処理方式選定したという経過でございます。 ○今山委員長   ほかにございませんか。 ○阿部委員   建設候補地選定というのは、スケジュールが出ていますが、いつぐらいになるのですか。 ○大石清掃施設課長   ただいま上戸次住民に対して説明を行っております。また、最初、校区の代表の自治会長が集まる場で、私どもとしての考え方をお示ししております。その中で、住民に対しまして丁寧な説明を心がけて、できれば、平成31年3月末までに一定の方向性をいただきたいということで御理解をいただくため、ただいま説明をしているという状況でございます。 ○今山委員長   ほかにございませんか。 ○日小田委員   6市が集まって協議をしているということですが、例えば、用地買収の費用や建設費が出てきます。その辺の話は6市の中でどのような形で進んでいるのですか。 ○大石清掃施設課長   事業費負担についてということでございますけれども各市が搬入するごみ量というものが決まっておりますので、その数値をベースにしまして、各市応分負担をしていただくというように考えています。 ○日小田委員   応分負担というのは、持ち込み量に対する応分負担なのか、建設費に対する応分負担なのか、どちらですか。どういう考え方整理されているのでしょうか。 ○大石清掃施設課長   今後、環境影響評価など、建設にかかる事業費が当然発生していきます。その中で、基本となるのはごみ排出量になろうかと思います。建設費についても一つ一つ事業についても、全てベースとなるのはごみ排出量になろうかと思います。 ○日小田委員   例えば、これだけの事業を今から協議して組み立てていくと、当然、事務費人件費もかかりますし、用地の問題、あるいは建設事業費の問題が出てきます。今後そういうものを検討していくことも視野に入れていかないと、ごみ排出量によって負担金が決まるという形になれば、大分市が全面的に負担しなければならないという結果になりかねないということが懸念されるので、その辺はしっかりと整理をしていただきたいということを要望しておきます。 ○今山委員長   ほかにございませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   それでは、その他として執行部から何かありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○今山委員長   委員皆さんで、その他として何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   それでは、本日はこれにて散会いたします。                              午前10時18分散会...