大分市議会 > 2018-12-14 >
平成30年第4回定例会(第5号12月14日)
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  1. 大分市議会 2018-12-14
    平成30年第4回定例会(第5号12月14日)


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    平成30年第4回定例会(第5号12月14日)   第4回大分市議会定例会会議録 (第5号) ───―────―──────────── 平成30年12月14日 午前10時0分開議 ───―────―──────────── 出席議員   1番    穴 見 憲 昭   2番    小 野 仁 志   3番    松 木 大 輔   4番    倉 掛 賢 裕   5番    田 島 寛 信   6番    二 宮   博   7番    藤 田 敬 治   8番    安 部 剛 祐   9番    野 尻 哲 雄  10番    永 松 弘 基  11番    板 倉 永 紀  12番    足 立 義 弘  13番    仲 道 俊 寿
     14番    長 田 教 雄  15番    秦 野 恭 義  16番    阿 部 剛四郎  17番    高 松 大 樹  18番    松 本 充 浩  19番    堀   嘉 徳  20番    井手口 良 一  21番    福 間 健 治  22番    岩 崎 貴 博  23番    斉 藤 由美子  24番    馬見塚   剛  25番    甲 斐 高 之  26番    帆 秋 誠 悟  27番    松 下 清 高  28番    宮 邉 和 弘  29番    髙 野 博 幸  30番    安 東 房 吉  31番    日小田 良 二  32番    スカルリーパー・エイジ  33番    三 浦 由 紀  34番    衛 藤 延 洋  35番    大 石 祥 一  36番    仲 家 孝 治  37番    荻 本 正 直  38番    高 橋 弘 巳  39番    橋 本 敬 広  40番    川 邉 浩 子  41番    国 宗   浩  42番    泥 谷   郁  43番    佐 藤 和 彦  44番    今 山 裕 之 ───────────────────── 欠席議員  な し ───―────―──────────── 出席した事務局職員 局長  奈 良 英 治 総務課長  川 野 洋 史 議事課長  吉 野   宏 議事課参事  岡 村 吉 宏 議事課政策調査室長  斉 藤 淳 一 議事課議事担当班主査  河 井 保 政 ───―────―──────────── 説明のため出席した者の職氏名 市長  佐 藤 樹一郎 副市長  久 渡  晃 副市長  桑田 龍太郎 教育長  三 浦 享 二 上下水道事業管理者  三重野 小二郎 消防局長  針 宮 誠 司 総務部長  佐 藤 耕 三 企画部長  江 藤   郁 企画部審議監  縄 田 睦 子 財務部長  杉 﨑   悟 市民部長  西 田 充 男 福祉保健部長  小 畑 裕 之 子どもすこやか部長  重 石 多鶴子 環境部長  秦    希 明 商工労働観光部長  戸 田 美 和 農林水産部長  森 本   亨 土木建築部長  長 野 保 幸 都市計画部長  清 水   剛 監査事務局長  野 中 昭 男 教育部長  増 田 真由美 教育部教育監  佐 藤 雅 昭 上下水道部長  衞 藤  亥太見 市長室長  高 橋 賢 次 財政課長  吉 良 昌 昭 ───―────―────────────   議  事  日  程  第5号     平成30年12月14日午前10時開議 第1 委員長の報告 質疑、討論、採決 第2 特別委員長の報告 第3 議員提出議案第2号上程、審議(提案理由説明委員会付託省略) 第4 議員提出議案第3号上程、審議(提案理由説明委員会付託省略) 第5 意見書案第4号上程、審議(提案理由説明及び委員会付託省略) 第6 議員派遣の件 第7 閉会中各委員会の継続審査及び調査について 第8 会議録署名議員の指名 ───―────―────────────   本日の会議に付した事件 日程第1 委員長の報告 質疑、討論、採決 日程第2 特別委員長の報告 日程第3 議員提出議案第2号上程、審議(提案理由説明委員会付託省略) 日程第4 議員提出議案第3号上程、審議(提案理由説明委員会付託省略) 日程第5 意見書案第4号上程、審議(提案理由説明及び委員会付託省略) 日程第6 議員派遣の件 日程第7 閉会中各委員会の継続審査及び調査について 日程第8 会議録署名議員の指名  ◇─────────────────◇ ○議長(野尻哲雄) これより会議を開きます。           午前10時0分開議 ○議長(野尻哲雄) 本日の議事は、お手元に配付の議事日程第5号により行います。  ◇─────────────────◇ ◎日程第1 委員長の報告 質疑、討論、採決 ○議長(野尻哲雄) 日程第1、去る10日の本会議において、各常任委員会に付託いたしました議第107号から議第150号までの議案44件、陳情3件並びに第3回定例会から継続審査となっております請願1件、陳情7件を一括議題とし、各常任委員長の報告を求めます。
     最初に、総務常任委員長。5番、田島議員。 ○5番(総務常任委員長 田島寛信)(登壇) おはようございます。総務常任委員長報告を行います。  さきの本会議において当委員会に付託されました予算議案4件、一般議案25件及び継続審査となっておりました請願1件、陳情2件につきまして審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、予算議案の議第107号、平成30年度大分市一般会計補正予算第2号、第1条歳入歳出予算の補正のうち歳入についてであります。これは、国・県支出金、繰越金、市債などの補正であり、補正総額は19億500万円となっており、異議なく原案を承認することに決定いたしました。次に、歳出のうち当委員会所管分である第1款議会費、第2款総務費、第3款民生費のうち国保年金課関係、第4款衛生費うち葬斎場費、上水道費、第9款消防費、第10款教育費のうち市民協働推進課関係につきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  第3条債務負担行為の補正第3表中、1追加、当委員会所管分につきましては、議会用コンピューター機器等借り上げ料など8件の計上であり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  また、第4条地方債の補正につきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。次に、議第108号、平成30年度大分市国民健康保険特別会計補正予算第1号、議第109号、平成30年度大分市財産区特別会計補正予算第1号、議第112号、平成30年度大分市後期高齢者医療特別会計補正予算第1号の3特別会計補正予算につきましては、いずれも異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、一般議案の議第115号、大分市市議会議員議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてであります。これは、国の給与改定に準じ大分市議会議員期末手当を改定しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第116号、大分市常勤特別職の給与に関する条例の一部改正についてであります。これは、国の給与改定に準じ、大分市常勤特別職期末手当を改定しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第117号、大分市職員の給与に関する条例等の一部改正についてであります。これは、国及び大分県に準じ、一般職の職員の給料及び勤勉手当の支給月数などを改定しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第119号、大分市職員の特殊勤務手当支給条例の一部改正についてであります。これは、獣医師である職員に係る特殊勤務手当について所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第120号、大分市税条例の一部改正についてであります。これは、地域再生法の一部改正等に伴い、東京23区から本市への本社機能の移転により整備された施設等に係る固定資産税を課税免除とするなど所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第122号、大分市都市公園条例の一部改正についてであります。これは、日吉原緑地の体育館の会議室の使用料の額を定めようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第124号、議第125号、議第126号及び議第128号、公の施設に係る指定管理者の指定についてであります。これらは、それぞれホルトホール大分大分市民公園、能楽堂、大分市宇曽山荘及び大分市営温水プールに係る指定管理者の指定をしようとするものであり、いずれも異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第129号から議第135号までの公の施設を他の普通地方公共団体の住民の利用に供することに関する協議について及び議第136号から議第142号までの他の普通地方公共団体の公の施設を大分市の住民の利用に供させることに関する協議についてであります。これらは、地方自治法第244条の3第2項の規定により、7市1町で形成する大分都市広域圏内公共施設の一部をそれぞれの住民が相互に利用することができるようにしようとするものであり、いずれも異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第143号、住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域内の住居表示の方法についてであります。これは、永興地区の一部、荏隈地区の一部、葛木地区の一部、森町地区の一部及び皆春地区の一部の住居表示を実施するため、その実施すべき市街地の区域及び住居表示の方法を定めようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  最後に、請願・陳情の審査結果について御報告申し上げます。  まず、継続審査となっておりました請願についてであります。  平成30年請願第4号、公的年金制度の改善についての意見書提出方についてであります。委員から国の動向を踏まえて判断するべきであるなどの意見が出されました。審査いたしました結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。  次に、継続審査となっておりました陳情についてであります。まず、平成29年陳情第14号、明野支所を核施設とする多世代交流プラザ仮建設に関する陳情についてであります。委員から候補地などを踏まえて判断するべきであるなどの意見が出されました。審査いたしました結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。  次に、平成29年陳情第15号、複合型防災訓練センター仮建設に関する陳情についてであります。委員から、全市的な課題として今後も調査研究が必要であるなどの意見が出されました。審査いたしました結果、結論を出すに至らず継続審査とすることに決定いたしました。  以上で、総務常任委員長報告を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 次に、厚生常任委員長。4番、倉掛議員。 ○4番(厚生常任委員長 倉掛賢裕)(登壇) おはようございます。厚生常任委員長報告を行います。  さきの本会議において当委員会に付託されました予算議案2件につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、議第107号、平成30年度大分市一般会計補正予算第2号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費のうち当委員会所管分についてであります。第3款民生費につきましては、生活保護費臨時福祉給付金などの国庫負担金等精算返還金のほか、障害者介護訓練等給付費追加計上などであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。第4款衛生費につきましては、日本脳炎等予防接種者の増加に伴う委託料や私立保育所等給付費追加計上などであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。第10款教育費につきましては人件費の調整であり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。また、第3条債務負担行為の補正第3表中、1追加、児童手当現況届作成等業務委託料につきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第111号、平成30年度大分市介護保険特別会計補正予算第1号についてであります。これは、主に国庫負担金等精算返還金追加計上であり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  以上で、厚生常任委員長報告を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 次に、文教常任委員長。26番、帆秋議員。 ○26番(文教常任委員長 帆秋誠悟)(登壇) おはようございます。文教常任委員長報告を行います。  さきの本会議において当委員会に付託されました予算議案1件、一般議案5件、陳情2件及び継続審査となっておりました陳情4件につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、予算議案の議第107号、平成30年度大分市一般会計補正予算第2号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第10款教育費のうち当委員会所管分についてであります。これは、人件費の調整により1億1,447万6,000円の減額補正を行おうとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  第3条債務負担行為の補正、第3表中、1追加、明治小学校一時使用教室等借り上げ料アートプラザ管理業務委託料につきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、一般議案の議第118号、大分市立学校職員の給与に関する条例等の一部改正についてであります。これは、義務教育諸学校の教育職員に準じ、私立幼稚園教諭の給料及び勤勉手当の支給月数などを改定しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第123号、大分市立中学校設置条例の一部改正についてであります。これは、字の区域及びその名称の変更に伴い、規定の整備をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第127号、公の施設に係る指定管理者の指定についてであります。これは、アートプラザに係る指定管理者の指定をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第145号、工事請負契約の締結について、大分市立横瀬小学校校舎長寿命化改修工事であります。これは、大分市立横瀬小学校校舎長寿命化改修工事について請負契約を締結しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第150号、工事請負契約の締結について、大分市立舞鶴小学校北校舎長寿命化改修工事であります。これは、大分市立舞鶴小学校北校舎長寿命化改修工事について請負契約を締結しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、陳情の審査結果について御報告申し上げます。  まず、継続審査となっておりました、平成29年陳情第17号、大分市への科学館設置に関する陳情、平成30年陳情第7号、大分市に総合的な科学館設立を求める陳情の2件については、一括して審査を行いました。審査いたしました結果、いずれも結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。  次に、同じく継続審査となっておりました平成30年陳情第6号、大在地区への新小学校建設を求める陳情については、審査いたしました結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。  次に、同じく継続審査となっておりました平成30年陳情第8号、小学校の普通教室に空調設備の早期設置を求める陳情については、審査いたしました結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。  次に、新たに付託されました平成30年陳情第9号、旧野津原中部小学校跡地への進入路の拡幅整備に関する陳情についてであります。執行部からは、旧野津原中部小学校跡地の利活用の方針などについて補足説明を受けました。委員からは、施設の利用状況はどうなっているのかなどの質疑が出されました。審査いたしました結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。  次に、同じく新しく付託されました平成30年陳情第11号、就学援助制度通学費支給に関する陳情についてであります。審査いたしました結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。  以上で、文教常任委員長報告を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 次に、建設常任委員長。12番、足立議員。 ○12番(建設常任委員長 足立義弘)(登壇) おはようございます。建設常任委員長報告を行います。  さきの本会議において当委員会に付託されました予算議案3件、一般議案5件、陳情1件及び継続審査となっておりました陳情1件につきまして審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、予算議案の議第107号、平成30年度大分市一般会計補正予算第2号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第8款土木費、第11款災害復旧費のうち土木施設災害復旧費についてであります。  第8款土木費につきましては、人件費の計上、第11款災害復旧費のうち土木施設災害復旧費につきましては、台風24号により被災した道路や河川の復旧費の計上であり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、第2条繰越明許費の補正、第2表中第8款土木費、第11款災害復旧費のうち土木施設災害復旧費につきましては、関係機関等との協議に不測の日数を要したことなどによるものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、第3条債務負担行為の補正第3表中、当委員会所管分につきましては道路舗装事業など5件の計上であり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第113号、平成30年度大分市水道事業会計補正予算第1号についてであります。これは、大分川ダムの建設に係る負担金の追加計上のほか、配水管等の維持管理業務委託料債務負担行為として計上しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第114号、平成30年度大分市公共下水道事業会計補正予算第2号についてであります。これは、宮崎水資源再生センター用水処理設備に係る請負工事費債務負担行為として計上しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、一般議案の議第121号、大分市手数料条例の一部改正についてであります。これは、住宅確保要配慮者円滑入居賃貸住宅事業の登録に係る手数料を徴収しないこととしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第144号、工事請負契約の締結について、小屋鶴住宅中層耐火構造5階建新築工事であります。これは小屋鶴住宅中層耐火構造5階建新築工事について請負契約を締結しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第147号、市道路線の認定についてであります。これは、細20号線など8路線を認定しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第148号、損害賠償の額の決定並びに示談についてであります。これは、市道向原西原川1号線において発生した車両損傷事故に係る損害賠償の額の決定並びに示談をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第149号、損害賠償の額の決定並びに示談についてであります。これは、市道丹川山ノ手線において発生した車両損傷事故に係る損害賠償の額の決定並びに示談をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、陳情の審査結果について御報告申し上げます。  まず、継続審査となっておりました平成30年陳情第5号、市道大分川左岸堤防滝尾橋・舞鶴橋線を歩行者と自転車の専用道路にすることに関する陳情についてであります。委員からは、自動車の交通量も多い状況にあり、歩行者と自転車の専用道路にすることは難しいのではないか、警察などの関係機関と協議を行い、歩行者や自転車が安全・安心に通行できるような対策を講じることを考えてもらいたいなどの意見が出されました。審査いたしました結果、一部継続審査を求める意見がありましたが、不採択とすることに決定いたしました。  最後に、今回新たに付託されました平成30年陳情第10号、公営住宅の家賃以外の入居者負担金軽減に関する陳情につきましては、審査いたしました結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。  以上で、建設常任委員長報告を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 次に、経済環境常任委員長。44番、今山議員。 ○44番(経済環境常任委員長 今山裕之)(登壇) おはようございます。経済環境常任委員長報告を行います。  さきの本会議において当委員会に付託されました予算議案2件、一般議案1件につきまして審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、予算議案の議第107号、平成30年度大分市一般会計補正予算第2号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第4款衛生費のうち当委員会所管分、第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、第11款災害復旧費のうち農林水産施設災害復旧費についてであります。  第4款衛生費、第5款労働費、第7款商工費につきましては、いずれも人件費の調整であり、第6款農林水産業費につきましては、人件費の調整及びため池ハザードマップの作成に係る経費の追加計上であり、審査いたしました結果、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  第11款災害復旧費につきましては、台風24号により被災した農地、林道等の災害復旧に係る経費の追加計上であり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  また、第2条繰越明許費の補正、第2表中第11款災害復旧費のうち農林水産施設災害復旧費につきましては、公共災害の工事について、発注に要する期間や発注後の標準工期を確保できないことによるものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  第3条債務負担行為の補正第3表中、犬猫等の死体収集運搬業務委託料につきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第110号、平成30年度大分市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算第1号についてであります。これは、繰越金の確定に伴う調整であり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、一般議案の議第146号、工事請負契約の締結について、大分川ダム材料山跡地屋外ステージ新築工事であります。これは、大分川ダムの材料山跡地屋外ステージを整備する工事について請負契約を締結しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  以上で、経済環境常任委員長報告を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 以上で、委員長報告を終了いたしました。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。  23番、斉藤議員。 ○23番(斉藤由美子)(登壇) 日本共産党斉藤由美子です。私は日本共産党議員団を代表して、各委員長報告に対する反対討論を行います。  初めに、今回の補正額19億500万円は、台風24号被害に対する災害復旧事業障害者施策追加計上などであり、これについては賛同いたします。しかし、賛同できないものがあります。  まず、議第115号、大分市議会議員議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について、議第116号、大分市常勤特別職の給与に関する条例の一部改正についてです。  これは、国の給与改定等に準じて市議会議員常勤特別職期末手当を引き上げようとするものです。大分市職員や大分市立学校職員などの給与及び手当の引き上げは、職員の生活設計を守り、労働意欲を高め、地域経済の活性化につながることなどから大事なことと考えます。しかし、物価の上昇や重い税負担によって市民生活が苦しくなる中、市議会議員常勤特別職期末手当は引き上げるべきではないと考えます。よって、議第115号、議第116号に反対いたします。  次に、議第120号についてです。  この議案は、地域再生法の一部改正に基づき、企業の本社機能の移転及び拡充に伴い設置された施設等に係る固定資産税の優遇措置の適用期限を平成32年3月31日まで延長し、さらに現行の特例税率を課税免除にするものです。  現時点で東京23区から本社機能を移転する企業は予定されておらず、拡充は1社のみとなっています。この改正による減税は進出企業への優遇措置であり、今後、対象企業がふえたとしても、本市にとってさしたるメリットにはなりません。それどころか、この改定は企業の地方拠点強化による多様な正社員の普及拡大のためとされており、キャリアアップ助成金の活用等による地域限定正社員を推し進め、企業にとって都合のよい雇用形態を推進する総合戦略の一環です。企業の雇用は、安定した雇用と賃金が保証される正規雇用の拡大こそ優先されるべきです。本社機能等の移転・拡充で、労働条件の格差や雇用の流動化を拡大させることは許されません。  加えて、地域未来投資促進法に基づき設置された施設に係る固定資産税を3年間課税免除しようとする措置については、対象が自動車関連・情報関連・物流関連産業などの10種の産業に限定されています。特定の業種に限って支援を特化させることは、地元の中小業者の負担を考えても、税の均衡、公正の面で問題だと考えます。企業への優遇は、幅広い市民の理解を得られるものにすべきです。以上の理由から議第120号に反対いたします。  次に、議第129号から議第135号、公の施設を他の普通公共団体の住民の利用に供することに関する協議について、議第136号から議第142号、他の普通公共団体の公の施設を大分市の住民の利用に供させることに関する協議についてです。  2014年5月、地方自治法の改正で自治体間の広域連携が新たに制度化されました。これに基づき本市では、2016年第1回定例会において、大分市を中心市とした近隣7つの市町で連携協定を結ぶ連携中枢都市圏構想が締結されました。今回の条例案は、これに基づく具体化の一つです。  現在この制度に基づき、圏域全体の経済成長の牽引、都市機能の集積・強化、生活関連サービスの向上など31項目の取り組みが課題として掲げられています。しかし、それらが本当に市民サービスの向上につながるかどうかが問われます。  今回の条例制定で、公共施設の相互利用が可能になり、利便性が向上することもあるかもしれません。しかし、その一方でこのような広域化によって、地元住民の利用枠の縮小や、行政改革や老朽化などによる公共施設の統廃合を招くことにもなりかねません。公共施設は、地域住民の拠点となる場所です。その整備や運営は、住民の要望に基づき基礎自治体の責任で行うことが基本です。  小泉内閣時代に行われた平成の大合併では、「サービスは高く、負担は低く」とうたわれ、10年間で市町村数を3,232から1,727にまで減少させました。しかし、この大合併を総括して推進した総務省が、役場が遠くなり不便になる中心部と周辺部の格差が増大する、住民の声が届きにくくなるなど、否定的評価を公表するに至りました。さらに、全国町村会も、合併でむしろ地方交付税が減額された、周辺部の衰退に拍車がかかったなど、合併がもたらしたマイナス点を挙げました。その後、安倍政権が打ち出した地方創生で、人口減少対策として行政サービスと公共施設の集約化がさらに進められ、地位間格差はますます広がり、地域の疲弊を加速させています。  連携中枢都市圏構想の提案理由で市長は、圏域全体の経済を活性化し、行政サービスの水準を維持し、将来にわたって住民が安心して快適に暮らせる地域を形成すると説明されました。しかし、これらの連携協定は地方行革、地方創生を一層推し進めるものであり、その行き着く先は道州制にほかなりません。今後、地域の市民サービスを守る立場に立ち、行政の統廃合につながる広域化には賛成できません。  以上の理由から、議第129号から議第135号まで、議第136号から議第142号について、反対いたします。  以上で反対討論を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 以上で討論を終結し、これより採決いたします。  最初に、反対討論のありました、議第115号、議第116号、議第120号、議第129号から議第142号までについて、起立により採決いたします。  以上の案件は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
         〔賛成者起立〕 ○議長(野尻哲雄) 起立多数であります。着席してください。  よって、以上の案件は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、ただいま決定を見ました案件を除く議第107号から議第114号まで、議第117号から議第119号まで、議第121号から議第128号まで、議第143号から議第150号まで及び請願1件、陳情10件については、それぞれ委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、以上の案件はそれぞれ委員長報告のとおり決定いたしました。  ───―────―────────────  議決結果  議案  番  号   件  名   結  果  議第107号 平成30年度大分市一般会計補正予算(第2号) 原案可決  議第108号 平成30年度大分市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 原案可決  議第109号 平成30年度大分市財産区特別会計補正予算(第1号) 原案可決  議第110号 平成30年度大分市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算  (第1号) 原案可決  議題111号 平成30年度大分市介護保険特別会計補正予算(第1号) 原案可決  議題112号 平成30年度大分市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 原案可決  議題113号 平成30年度大分市水道事業会計補正予算(第1号) 原案可決  議題114号 平成30年度大分市公共下水道事業会計補正予算(第2号) 原案可決  議題115号 大分市議会議員議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について 原案可決  議題116号 大分市常勤特別職の給与に関する条例の一部改正について 原案可決  議題117号 大分市職員の給与に関する条例等の一部改正について 原案可決  議題118号 大分市立学校職員の給与に関する条例等の一部改正について 原案可決  議題119号 大分市職員の特殊勤務手当支給条例の一部改正について 原案可決  議第120号 大分市税条例の一部改正について 原案可決  議題121号 大分市手数料条例の一部改正について 原案可決  議第122号 大分市都市公園条例の一部改正について 原案可決  議題123号 大分市立中学校設置条例の一部改正について 原案可決  議題124号 公の施設に係る指定管理者の指定について 原案可決  議題125号 公の施設に係る指定管理者の指定について 原案可決  議題126号 公の施設に係る指定管理者の指定について 原案可決  議題127号 公の施設に係る指定管理者の指定について 原案可決  議題128号 公の施設に係る指定管理者の指定について 原案可決  議題129号 公の施設を他の普通地方公共団体の住民の利用に供することに関する協議について 原案可決  議題130号 公の施設を他の普通地方公共団体の住民の利用に供することに関する協議について 原案可決  議題131号 公の施設を他の普通地方公共団体の住民の利用に供することに関する協議について 原案可決  議題132号 公の施設を他の普通地方公共団体の住民の利用に供することに関する協議について 原案可決  議題133号 公の施設を他の普通地方公共団体の住民の利用に供することに関する協議について 原案可決  議題134号 公の施設を他の普通地方公共団体の住民の利用に供することに関する協議について 原案可決  議題135号 公の施設を他の普通地方公共団体の住民の利用に供することに関する協議について 原案可決  議題136号 他の普通地方公共団体の公の施設を大分市の住民の利用に供させることに関する協議について 原案可決  議題137号 他の普通地方公共団体の公の施設を大分市の住民の利用に供させることに関する協議について 原案可決  議題138号 他の普通地方公共団体の公の施設を大分市の住民の利用に供させることに関する協議について 原案可決  議題139号 他の普通地方公共団体の公の施設を大分市の住民の利用に供させることに関する協議について 原案可決  議題140号 他の普通地方公共団体の公の施設を大分市の住民の利用に供させることに関する協議について 原案可決  議題141号 他の普通地方公共団体の公の施設を大分市の住民の利用に供させることに関する協議について 原案可決  議題142号 他の普通地方公共団体の公の施設を大分市の住民の利用に供させることに関する協議について 原案可決  議題143号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域内の住居表示の方法について 原案可決  議題144号 工事請負契約の締結について(小屋鶴住宅中層耐火構造5階建新築工事) 原案可決  議題145号 工事請負契約の締結について(大分市立横瀬小学校校舎長寿命化改修工事) 原案可決  議題146号 工事請負契約の締結について(大分川ダム材料山跡地屋外ステージ新築工事) 原案可決  議題147号 市道路線の認定について 原案可決  議題148号 損害賠償の額の決定並びに示談について 原案可決  議題149号 損害賠償の額の決定並びに示談について 原案可決  議第150号 工事請負契約の締結について(大分市立舞鶴小学校北校舎長寿命化改修工事) 原案可決  陳情  番  号   件  名   結  果  平成30年第 9号  旧野津原中部小学校跡地への進入路の拡幅・整備に関する陳情 閉会中審議  平成30年第10号  公営住宅の家賃以外の入居者負担金軽減に関する陳情 閉会中審議  平成30年第11号  就学援助制度通学費支給に関する陳情 閉会中審議  ――――――――――  閉会中審査案件の結果  ――――――――――  請願  番  号   件  名   結  果  平成30年第 4号  公的年金制度の改善についての意見書提出方について  閉会中審議  陳情  番  号   件  名   結  果  平成29年第14号  明野支所を核施設とする多世代交流プラザ(仮)建設に関する陳情  閉会中審議  平成29年第15号  複合型防災訓練センター(仮)建設に関する陳情  閉会中審議  平成29年第17号  大分市への科学館設置に関する陳情  閉会中審議  平成30年第 5号  市道大分川左岸堤防滝尾橋・舞鶴橋線を歩行者と自転車の専用道路にすることに関する陳情  不採択  平成30年第 6号  大在地区への新小学校建設を求める陳情  閉会中審議  平成30年第 7号  大分市に総合的な科学館設立を求める陳情  閉会中審議  平成30年第 8号  小学校の普通教室に空調設備の早期設置を求める陳情  閉会中審議  ───―────―────────────  ◇─────────────────◇ ◎日程第2 特別委員長の報告 ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第2、各特別委員会から会議規則第45条第2項の規定により報告を行いたいとの申し出がありましたので、この際、各特別委員長の報告を求めます。  最初に、子ども育成・行政改革推進特別委員長。3番、松木議員。 ○3番(子ども育成・行政改革推進特別委員長 松木大輔)(登壇) おはようございます。子ども育成・行政改革推進特別委員長報告を行います。  本特別委員会は、平成29年第1回定例会以降、子供に関する基本的な計画及び施策並びに行政改革に関する調査を行ってまいりましたので、その主な活動について報告いたします。  まず、子供に関する基本的な計画及び施策に関する調査についてでありますが、主にすくすく大分っ子プランにおけるさまざまな取り組みについて議論してまいりました。すくすく大分っ子プランについては、平成27年度から平成31年度までの5年間を計画期間とし、平成29年度にはプランの中間見直しを行いました。このすくすく大分っ子プランは、全ての子供が健やかに育つことができる大分市を目指す姿とし、施策全体を4つの分野に分けた上で9つの目標を設定し、約80の事業、取り組みを展開するものであり、各事業における実績と取り組み状況について報告を受けました。  委員からは、学校における医療的ケアを要する児童への対応は、放課後等デイサービスに係る事務が大分県から権限移譲された後は事業者への指導体制を整えてもらいたい、保育士の確保は課題であるので検討してもらいたいなどの質問、要望等が出されました。本特別委員会として、子供に関する基本的な計画及び施策に関して、次の1点を要望いたします。  大分市子ども条例に基づくすくすく大分っ子プランの各事業の推進により、待機児童の減少が図られるなど一定の成果は出ているが、子供たちを取り巻く環境は、児童虐待、子供の貧困、いじめ、不登校など多くの問題を抱えていることから、関係機関による情報共有を行いながら子供の人権を守る施策を部局横断的に推進すること。  次に、行政改革に関する調査についてであります。大分市行政改革推進プラン2013及び新たに策定されました大分市行政改革推進プラン2018におけるさまざまな取り組みについて議論してまいりました。大分市行政改革推進プラン2013については、平成25年度から平成29年度までの5年間を計画期間とし、170億円の改善効果額を目標としたものであります。  改善目標額に対する平成25年度から平成29年度までの実績については、行政事務の効率化、事務事業の整理・合理化、業務執行方式の見直しなどの項目で、5年間の累積で197億3,063万7,000円の改善効果を上げ、達成率は116.1%となったとのことであります。このように目標を上回る改善効果を上げていますが、限られた財源の中で多様化する市民ニーズや行政課題に対応し、市民サービスの向上を図るため、新たに平成30年度からの5年間を計画期間とし、75億円の改善効果額を目標とした行政改革推進プラン2018が策定されました。  委員からは、自主財源の確保として何か考えていることはあるのか、職員の働き方改革に関してはどのように考えているのか、適宜、市民満足度調査を行い、市民サービスの向上を確認しながら行政改革を進めてもらいたいなどの質問、要望等が出されました。  本特別委員会として、行政改革に関して次の1点を要望いたします。  市民の視点に立ち、地域の特性と市民ニーズに即した行政サービスを提供するという基本姿勢を堅持すること。特に、人材確保に努めるとともに業務執行方式の見直しに当たっては災害発生時でも業務の執行に支障を来すことがないよう慎重に判断をすること。また、安定した行財政基盤を構築するため将来を見据えた健全な行財政運営を図ること。  以上で、子ども育成・行政改革推進特別委員長報告を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 次に、総合交通対策特別委員長。36番、仲家議員。 ○36番(総合交通対策特別委員長 仲家孝治)(登壇) おはようございます。総合交通対策特別委員長報告を行います。  本特別委員会は、平成29年第1回定例会以降、交通体系及び公共交通並びに交通安全対策に関する調査を行い、主にふれあい交通運行事業について及び中心市街地循環バス運行事業について議論してまいりましたので御報告いたします。
     ふれあい交通運行事業については、公共交通機関の利用が不便である地域に居住し、自家用車を運転していない方などの日常生活における移動手段の確保並びに通所及び通学の手段を確保するため、乗り合いタクシーを運行する事業であります。  議会が行った事務事業評価や決算審査特別委員会の要望事項を受け、平成29年3月に対象地域や運行方法などの制度内容を改正しております。利用者の声を運行に反映させるため地域検討会を開催することや、ルートの新設、利用者数の増加に向け説明会等を開催し周知を強化し、活用を呼びかけていきたいとの報告を受けました。  委員からは、平成23年度から利用者が減っているが、その要因は何かなどの質問、意見等が出されました。また、中心市街地循環バス運行事業については、中心市街地において市美術館や県立美術館を経由した循環バス大分きゃんバスを運行させることで、商店街を含むまちなかの回遊性を向上させるとともに、誰もが円滑に移動できる交通手段を実現することを目的に、平成27年6月からの実証運行を経て平成29年10月から本格運行を開始しております。  美術館をめぐる移動手段だけでなく、中心市街地の回遊性を向上させる移動手段としてこれまで以上に利用者の拡大を図ることや、今後の大規模イベントなどを通じて周知に努めていきたいとの報告を受けました。委員からは、市外、県外の方に対するPRなどをどのように図っていくのかなどの質問、意見等が出されました。  最後に、本特別委員会としては、以下の5点を要望いたします。  1、ラグビーワールドカップ2019など大規模なイベントの開催を見据え、来訪者や外国人観光客、高齢者や障害者など、あらゆる人が円滑に移動できるよう公共交通における利用環境のバリアフリー化を推進すること。  2、慢性的な渋滞区間の解消のため、関係機関と連携し渋滞対策を講じること。  3、ふれあい交通運行事業については、交通不便地域の重要な移動手段の役割を果たすものであることから、利用者の多様なニーズに対応し、さらなる利便性の向上を図ること。  4、JR九州に対して安全・安心で利用しやすい公共交通を維持するという視点から、スマートサポートステーションの導入による駅の無人化を拙速に進めることなく、引き続き慎重な検討を行うよう働きかけること。  5、平成30年3月のJR九州のダイヤ見直しについては多くの市民から切実な意見が出されている。これらの意見を踏まえ、市民や利用者の利便性を確保するために公共交通機関としての責務を果たすよう働きかけること。  以上で、総合交通対策特別委員長報告を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 次に、地域活性化対策特別委員長。42番、泥谷議員。 ○42番(地域活性化対策特別委員長 泥谷郁)(登壇) おはようございます。地域活性化対策特別委員長報告を行います。  本特別委員会は、平成29年第1回定例会以降、中心市街地の活性化及び過疎対策に関する調査を行ってまいりましたので、その主な活動について、御報告いたします。  まず初めに中心市街地の活性化に関する調査についてでありますが、中心市街地活性化基本計画は、中心市街地における都市機能の増進や経済活力の向上、総合的かつ一体的に推進するため、中心市街地活性化の推進に関する法律に基づいて策定し、内閣府から平成25年に第2期計画、平成30年に第3期計画の認定を受けたものであります。  本特別委員会では、その計画の概要や進捗状況また計画の評価指標となっている歩行者、通行量の調査結果などについて報告を受け、あわせて中央通り歩行者天国の実施内容や通行量調査、中心市街地循環バスの運行事業など、中心市街地のにぎわい創出につながるさまざまな事業について報告を受けました。  委員からは、空き店舗率が過去10年では最高になっているが、背景や要因はどうなっているのか、本市が取り組んでいるサイクルフェスなどの国際イベントを第3期中心市街地活性化基本計画に入れてほしいなどの質問、要望が出されました。  次に、過疎対策に関する調査についてであります。大分市過疎地域自立促進計画については、過疎地域自立促進特別措置法の改正により計画期間が延長されたことから、平成28年に新たに5カ年の計画が策定されたところであります。特別委員会では、この計画の進捗状況について報告を受けました。あわせて、大分市山村振興計画の改正、地域内過疎対策事業などについても執行部の報告を受けました。  委員からは、地域内過疎対策事業の対象地区の中に上水道の未整備地区があるが、上水道未整備地区対策はどうなっているのかなどの質問が出されました。  執行部におかれましては、第3期大分市中心市街地活性化基本計画、大分市過疎地域自立促進計画に沿って取り組みを進めているとのことでありますが、本特別委員会としては次の2点を要望いたします。  1、本市の中心市街地では、JR大分シティの開業、県立美術館OPAMの開館など大型施設が相次いでオープンし、加えて中央通り歩行者天国といった施策を展開することで新たなにぎわいが創出された。さらに、今後予定されているラグビーワールドカップ2019などのイベントの開催を踏まえ、中心市街地のにぎわいを維持、発展させるために地元商店街などの各種団体と連携を図る中、そのにぎわいが商店街の活性化にもつながる各種施策に取り組み、中心市街地の魅力向上に努めること。  2、市内には過疎地域として指定されている地域のほかにも人口減少や高齢化などにより過疎化が進む地域が見られる。また、近年発生している大規模災害による被災が過疎を促進するという問題が浮き彫りとなっている。持続可能な地域づくりのため災害対策に十分留意するとともに、地域の均衡ある発展を目指し広く意見を聴取し、効果的な予算措置を行い、地域の特性を踏まえた各種施策を進めること。  以上で、地域活性化特別対策委員長報告を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 報告は以上のとおりでありますので、御了承を願います。  ◇─────────────────◇ ◎日程第3 議員提出議案第2号上程、審議       (提案理由説明委員会付託省略) ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第3、本日提出されました議員提出議案第2号大分市議会基本条例の一部改正についてを上程いたします。  ─────────────────────  議案  番号    件名  議員提出議案第2号 大分市議会基本条例の一部改正について  ───────────────────── ○議長(野尻哲雄) この際、提案理由の説明を求めます。  11番、板倉議員。 ○11番(板倉永紀)(登壇) おはようございます。ただいま上程されました議員提出議案第2号大分市議会基本条例の一部改正について、提出者を代表して提案理由及び趣旨の御説明を申し上げます。  大分市議会基本条例は、平成20年12月に全議員の総意により定めたものであります。以来、さまざまな議会改革に取り組んでまいりましたが、条例の制定から10年が経過しようとする中、議会活性化推進会議における条例に基づく活動についての検証、条例の文言自体の検証及び新たに条例に加えるべきものの検証の3つの観点での検証を踏まえ、災害に対する議会の危機管理体制について明記するなど所要の改正をしようとするものであります。  なお、施行日は公布の日からとしております。  以上、簡単でございますが提案理由及び趣旨の説明といたします。何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(野尻哲雄) お諮りいたします。  ただいま上程いたしました議員提出議案第2号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略し、直ちに審議することに決定いたしました。  これより、本案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 討論なしと認めます。  これより採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、原案のとおり可決することに決定いたしました。  ─────────────────────  議案  番号    件名    結果  議員提出議案第2号 大分市議会基本条例の一部改正について  原案可決  ─────────────────────  ◇─────────────────◇ ◎日程第4 議員提出議案第3号上程、審議(提案理由説明委員会付託省略) ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第4、本日提出されました議員提出議案第3号大分市健康づくり推進条例の制定についてを上程いたします。  ─────────────────────  議案  番号    件名  議員提出議案第3号 大分市健康づくり推進条例の制定について  ───────────────────── ○議長(野尻哲雄) この際、提案理由の説明を求めます。  16番、阿部議員。 ○16番(阿部剛四郎)(登壇) おはようございます。ただいま上程されました議員提出議案第3号大分市健康づくり推進条例の制定について、提出者を代表して提案理由及び趣旨の御説明を申し上げます。  子供から高齢者まで全ての市民が生涯にわたり健やかに生き生きと心豊かに暮らしていくためには、健康寿命を延伸し、生活の質の向上を図ることが重要でございます。しかしながら、急速な高齢化の進展や生活環境の変化により、本市では、がん、心臓病、脳卒中、糖尿病等の生活習慣病が増加しており、死因別死亡割合の約5割を占めている状況でもあります。このような中、本市議会では健康への関心が高まっていることや、今の時代的背景、さらには本市の現状から健康づくりが喫緊の課題であることなどを踏まえ、健康づくりのための条例の策定に取り組むことといたしました。  条例案の策定に当たっては、健康を取り巻く現状や課題の分析を初め、既に健康づくりに関する条例を制定している先進地視察や全議員が知識を深めるための研修会を開催するとともに、市民意見交換会や関係団体との意見交換、パブリックコメントを実施し、広く市民の皆様の声に耳を傾けながら検討を行ってまいりました。  健康づくりの推進に当たっては、行政主導での取り組みや個人の努力だけでは難しい側面もあることから、市民の主体的な健康づくりの取り組みを地域社会全体で支援する必要があります。議会としても健康づくりに関する施策が効果的に推進されるよう監視及び評価を行うとともに、必要に応じて提言等を行い、市長を初めとする執行機関との緊張感を維持しながら連携、協力していきたいと考えております。  このような思いを込め、健康づくりを総合的に推進することにより、全ての市民が生涯にわたり健康で安心して暮らせる町の実現を図るため、この条例を定めようとするものでございます。何とぞ慎重御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(野尻哲雄) お諮りいたします。  ただいま上程いたしました議員提出議案第3号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略し、直ちに審議することに決定いたしました。  これより、本案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 討論なしと認めます。  これより採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  ─────────────────────  議案  番号    件名    結果  議員提出議案第3号  大分市健康づくり推進条例の制定について 原案可決  ─────────────────────  ◇─────────────────◇ ◎日程第5 議員提出意見書案第4号上程、審議       (提案理由説明及び委員会付託省略) ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第5、議員提出の意見書案第4号を上程いたします。  ───―────―────────────  意見書案第4号  被災者生活再建支援法の改正を求める意見書の提出について   上記意見書を衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)、内 閣府特命担当大臣(防災)あて提出いたしたく、会議規則第14条の規定により提出します。  平成30年12月14日  提出者  大分市議会議員  板 倉 永 紀  宮 邉 和 弘  長 田 教 雄  秦 野 恭 義  阿 部 剛四郎  日小田 良 二  高 橋 弘 巳  今 山 裕 之  被災者生活再建支援法の改正を求める意見書(案)  大阪北部地震、平成30年7月豪雨、平成30年台風第21号、北海道胆振東部地震など、大規模な自然災害が頻発している。こうした中、被災した住民の生活再建を支援する制度の拡充は、喫緊の課題である。  都道府県が相互扶助の観点から拠出した基金を活用し、自然災害により居住する住宅が全壊するなど生活基盤に著しい被害を受けた世帯に被災者生活再建支援金を支給する被災者生活再建支援法は、1998年5月に成立し、同年11月から施行された。これまで、2004年、2007年に大幅な法改正があり、一定の改善が図られてきた。  しかしながら、同一の災害で被災したにもかかわらず、災害規模の要件が当てはまらず適用対象外となったり、多額の支出を要する住宅の再建に現行の支給額では不十分といった、災害規模や支給対象、支給限度額などの課題がある。  被災した住民の生活再建のためには、特に、住宅再建に対する手厚い支援が求められており、住民の生活の安定と被災地の速やかな復興に資するよう、国によるさらなる支援及び制度の拡充が必要である。  よって、国会及び政府に対し、下記の事項を強く要望する。                記  1.被災者生活再建支援法を改正し、被災者生活再建支援金の加算支援金の額を引き上げるとともに、被災者生活再建支援金全体の最高額を引き上げること。  2.被災自治体の負担を軽減するため、被災者生活再建支援法を改正し、被災者生活再建支援法人に対する国庫補助率を引き上げること。また、都道府県の追加拠出に対し、過去と同等の地方財政措置(起債充当率100%、償還に対する交付税措置80%)を講じること。  3.被災者生活再建支援金の支給対象となる世帯の範囲については、半壊世帯の全ての被災者及び局地的な災害の被災者の生活再建を支援する観点から、被災した世帯の実情に応じた柔軟な対応を可能とすること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成30年12月14日  大分市議会  ───―────―──────────── ○議長(野尻哲雄) お諮りいたします。  本案は、会議規則第38条第3項の規定により提案理由説明及び委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。よって、本案は提案理由説明及び委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより、本案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 討論なしと認めます。  これより採決いたします。  意見書案第4号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、意見書案第4号は、原案のとおり決定いたしました。  ◇─────────────────◇ ◎日程第6 議員派遣の件 ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第6、議員派遣の件を議題といたします。  お手元に配付いたしておりますように議員派遣の申し出がありました。  お諮りいたします。  大分市・アベイロ市姉妹都市提携40周年記念式典出席及び別府アルゲリッチ音楽祭20周年記念ローマ・大分友好交流別府アルゲリッチ音楽祭inローマ出席を目的とした海外行政視察について、議員から申し出のとおり議員派遣することに賛成の方の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(野尻哲雄) 起立多数であります。着席してください。  よって、そのように決定いたしました。  なお、やむを得ない事情による変更または中止については、その決定を議長に委任していただきたいと思いますが、議長に委任することについて、賛成の方の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(野尻哲雄) 起立多数であります。着席してください。  よって、そのように決定いたしました。  ◇─────────────────◇ ◎日程第7 閉会中各委員会の継続審査及び調査について ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第7、閉会中各委員会の継続審査及び調査に関する件を議題といたします。  各常任委員会、議会運営委員会並びに各特別委員会の継続審査及び調査については、それぞれの委員長から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の一覧表のとおり申し出がありました。  お諮りいたします。  各委員長の申し出のとおり、それぞれ閉会中継続審査及び調査することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、申し出のとおり閉会中継続審査及び調査することに決定いたしました。  ───―────―────────────  閉会中における委員会の継続審査及び調査事件  総務常任委員会    1.市政の総合企画について    2.市税、その他財務について    3.職員の定数及び勤務条件について    4.市政の広聴広報及び統計について
       5.出納及び財産管理について    6.自治振興及び消費、物価対策について    7.消防、防災について    8.国民健康保険及び国民年金について    9.文化行政及び国際交流について    10.男女共同参画及びスポーツ振興について    11.その他、他の委員会に属さない事項  厚生常任委員会    1.社会福祉について    2.保健予防、環境衛生及び食品衛生について    3.介護保険について    4.人権・同和対策について    5.子ども・子育て支援について  文教常任委員会    1.学校教育について    2.学校体育及び健康教育について    3.社会教育について    4.芸術文化の振興及び文化財保護について    5.教育財産について  建設常任委員会    1.都市計画及び公園の整備管理について    2.道路橋梁について    3.河川について    4.住宅及び建築について    5.上下水道について  経済環境常任委員会    1.農林水産業について    2.商工業及び観光について    3.公設地方卸売市場について    4.環境対策について    5.清掃について  議会運営委員会    1.議会の運営に関する事項について    2.議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項について    3.議長の諮問に関する事項について  子ども育成・行政改革推進特別委員会    1.子どもに関する基本的な計画及び施策並びに行政改革に関する調査について  総合交通対策特別委員会    1.交通体系、公共交通及び交通安全対策に関する調査について  地域活性化対策特別委員会    1.中心市街地の活性化及び過疎対策に関する調査について  ───―────―────────────  ◇─────────────────◇ ◎日程第8 会議録署名議員の指名 ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第8、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により  13番 仲 道 俊 寿 議員  35番 大 石 祥 一 議員  以上2名を指名いたします。  ◇─────────────────◇ ○議長(野尻哲雄) 以上で今期定例会に付議された案件は全て議了いたしました。  お諮りをいたします。  今期定例会は、これをもって閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、平成30年第4回定例会はこれをもって閉会いたします。           午前11時4分閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する  平成30年12月14日 大分市議会  議  長  野 尻 哲 雄        署名議員  仲 道 俊 寿        署名議員  大 石 祥 一...