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  1. 大分市議会 2018-12-12
    平成30年総務常任委員会(12月12日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成30年総務常任委員会(12月12日)                 総務常任委員会記録 1.開催日時   平成30年12月12日(水)午前10時0分開議~午前11時23分散会 2.場所    第1委員会室 3.出席委員    委員長 田島 寛信         副委員長 松下 清高    委 員 穴見 憲昭         委 員  野尻 哲雄    委 員 秦野 恭義         委 員  井手口 良一    委 員 馬見塚 剛         委 員  荻本 正直    委 員 国宗 浩 欠席委員   な し 4.説明員   (総務部)
       佐藤総務部長末松総務部審議監渡邉防災局長伊藤総務部次長兼総務課長、    糸長人事課長首藤職員厚生課長山本契約監理課長菅防災危機管理課長   (企画部)    江藤企画部長縄田企画部審議監永松企画部審議監伊藤企画部審議監、    広瀬国民文化祭障害者芸術文化祭推進局長、    佐藤ラグビーワールドカップ東京オリンピックパラリンピック推進局長、    三好企画部次長スポーツ振興課長小野企画課長高橋市長室長、    林情報政策課長衛藤文化国際課長、中園広聴広報課長、    正池企画課行政改革推進室長   (財務部)    杉﨑財務部長佐藤財務部次長桑野財務部次長兼管財課長、    堀財務部次長兼納税課長、吉良財政課長津田税制課長佐藤市民税課長、    小野資産税課長   (市民部)    西田市民部長村上市民部審議監佐藤市民部審議監兼鶴崎支所長、    田中市民部審議監兼稙田支所長安部市民部次長市民協働推進課長、    萱島市民部次長兼市民課長、池永国保年金課長朝見大南支所長、    中原大在支所長林坂ノ市支所長広瀬佐賀関支所長斉藤野津原支所長、    藤野明野支所長足立市民協働推進課参事   (消防局)    針宮消防局長橋下消防局次長右田消防局次長兼警防課長、    幸消防局次長兼予防課長、神田消防局次長兼大分市中央消防署長、    阿部総務課長松尾通信指令課長若杉東消防署長後藤南消防署長   (外局)    野中監査事務局長三重野監査課長安部会計管理者兼会計課長、    温水選挙管理委員会事務局長 5.事務局出席者    書記 椎原 進介 6.審査案件等    報告事項    ① 組織・機構改革について    ② 大分市職員の働き方改革について    ③ 大分市総合計画第2次基本計画・総合戦略の策定について    ④ 中心市街地公有地基本構想の策定について    ⑤ 県立総合体育館の移管について    ⑥ (仮称)大分市情報化推進計画について    ⑦ 友好都市武漢市及び姉妹都市アベイロ市への派遣について    ⑧ ホームタウン推進事業について    ⑨ (仮称)大分市スポーツ振興基本計画の策定について    ⑩ 豊後企画 大分駄原球技場について    ⑪ 第33回国民文化祭・おおいた2018、第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大      会開催報告    ⑫ 日本劇作家大会2019大分大会について    ⑬ 財政収支の中期見通しについて    ⑭ 市税のクレジットカード収納ペイジー収納の開始について    ⑮ 住民情報の適正管理の徹底について    ⑯ 大分市消防団の年末夜警及び大分市消防出初式の実施について    ⑰ 消防の連携・協力及び広域化について    ⑱ その他                 会議の概要                              平成30年12月12日                              午前10時0分開議 ○田島委員長   おはようございます。ただいまより総務常任委員会を開会いたします。  本日は、常任委員会終了後、子ども育成・行政改革推進特別委員会が開催予定ですので、関係する委員につきましては御出席をお願いします。  それでは、日程に従いまして、執行部の報告を受けます。  初めに、総務部人事課から、組織機構改革について報告をお願いします。 ○糸長人事課長   お手元にお配りしております、A3横の右肩に総務部人事課と記載しております資料をごらんください。  平成31年2月17日及び4月1日に予定しております3点の機構改革案について、御説明申し上げます。  まず1点目は、平成31年2月17日実施予定の、大分市動物愛護センターの設置についてでございます。  大分県と共同で設置し運営いたしますおおいた動物愛護センターの開所に伴いまして、衛生課の動物愛護担当班を廃止し、同センター内に、新たに衛生課の課内室といたしまして大分市動物愛護センターを設置することによりまして、犬、猫の譲渡の推進、動物愛護思想の普及・啓発等の推進に取り組んでいくこととしております。  続きまして2点目は、平成31年4月1日実施予定の、国民文化祭障害者芸術文化祭推進局の廃止についてでございます。  第33回国民文化祭・おおいた2018、第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会が、平成30年11月25日をもって終了し、また、精算などの残務につきましても平成30年度末までに終了することから、国民文化祭障害者芸術文化祭推進局を廃止するものでございます。  続きまして、3点目でございます。同じく平成31年4月1日実施予定の、浄水場管理室の設置についてでございます。  古国府浄水場、えのくま浄水場横尾浄水場の3浄水場につきましては、施設の修繕、更新に加えて、浄水場の運転操作を24時間体制で行っておりますが、この運転操作につきましては、平成22年4月以降に順次、それぞれ民間委託を実施してきたところでございます。このような中、3浄水場の市の組織を廃止いたしまして、新たに浄水課の課内室として、施設の修繕、更新等に係る業務を集約、一元的に実施する、浄水場管理室を設置することにより、これまで以上に緊急時に柔軟に対応でき、技術の継承についても効果的に行うことができる体制を構築するものでございます。  なお、右下にございますが、予定ではありますが今後の組織数の推移についてを掲載しております。 ○田島委員長   ただいまの報告に対しまして質問はございませんか。 ○井手口委員   大分市動物愛護センターができる以上、大分県動物愛護センターも同じ2月17日に開設されると思います。それぞれの人員配置について、職位、職種が判明した段階で、報告をお願いします。 ○田島委員長   ほかにございますか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、総務部職員厚生課から、大分市職員の働き方改革について報告をお願いします。 ○首藤職員厚生課長   大分市職員の働き方改革について、右上に総務部職員厚生課・人事課と記載した資料にて御説明いたします。  まず、大分市職員の働き方改革を行う目的についてでございますが、国におきましては、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律、いわゆる働き方改革関連法が本年6月に成立し、今後、残業時間の罰則つき上限規制などの制度が順次施行され、多様で柔軟な働き方や、労働生産性の向上を図るための取り組みが進められていきます。  本市におきましてはこれまで、大分市職員子育て支援プラン、大分市女性職員活躍推進プランに基づき、ワークライフバランスの実現に向けた取り組みを行ってきたところでございます。また、長時間労働縮減の取り組みにつきましても、ノー残業デーや一斉消灯日の既存の取り組みに加え、今年度から、パソコンの起動状況を確認する中で時間外勤務の実態把握を行う新しい取り組みとともに、長時間労働者について所属部長等を通じたヒアリングを行い、長時間勤務に関する啓発を図るなどの取り組み強化を行ったところでもございます。しかしながら、市民ニーズは複雑かつ多様化しており、職員一人一人の仕事量や時間外勤務は増加している状況であります。  こうしたことから、長時間勤務の是正はもちろんのこと、多様化する市民ニーズや行政課題に的確に対応していくとともに、職員が働きやすさや働きがいを感じながら働くことができる働き方や職場環境づくりを進めていくために、本市職員の働き方改革を全庁を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。  次に、大分市職員働き方改革の推進体制についてでございますが、本市職員の働き方改革を推進していくために、総務部担当副市長を本部長とする、大分市職員働き方改革推進本部を設置したところであり、全庁的な推進体制のもとで取り組みを進めていくこととしております。  次に、(仮称)大分市職員働き方改革推進プログラムについてでございますが、長時間勤務の是正や多様な働き方の実現などの諸課題に関する具体的な取り組みを示し、全庁的な取り組みを推進していくために、現在、(仮称)大分市職員働き方改革推進プログラムの策定を進めており、来年4月の施行を予定しております。  最後に、プログラム策定スケジュールについてでございますが、先月、職員を対象に現状の課題や取り組みに関する意見を募集したところであり、来年1月中に集約結果を参考にプログラム案を作成し、2月の大分市職員働き方改革推進本部会議での審議を経て、プログラムを確定していきたいと考えております。その後、3月の総務常任委員会におきまして、委員の皆様に策定したプログラムについて御報告、御説明を申し上げて、平成31年4月からプログラム施行となるスケジュールとなっております。 ○田島委員長   ただいまの報告に対しまして質問はございませんか。 ○穴見委員   4のプログラム策定スケジュールにある職員の意見募集は、全職員を対象としたのですか。 ○首藤職員厚生課長   全職員を対象に行いました。 ○穴見委員   どういった形で行ったのですか。 ○首藤職員厚生課長   職員ポータルにてアンケートを実施いたしました。 ○田島委員長   ほかにございますか。
     〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、企画部企画課から、大分市総合計画第2次基本計画・総合戦略の策定についての報告をお願いします。 ○小野企画課長   大分市総合計画第2次基本計画・総合戦略の策定について御報告いたします。  資料右上に企画課1と書かれた、A4縦の資料をごらんください。  大分市総合計画―おおいた創造ビジョン2024基本構想の計画期間は、平成28年度から平成36年度、2024年度までであり、目指すべきまちの姿である「笑顔が輝き 夢と魅力あふれる 未来創造都市」と、それを実現するための6つの基本的な政策を定めております。その具体的な政策、施策の関係を体系的に示した基本計画の計画期間は、平成31年度、2019年度までとなっております。  また、地方創生に関する取り組みを進めていくための目標や施策の基本的方向、方針、具体的な取り組みをまとめた大分市総合戦略につきましても、計画期間が平成31年度までとなっております。  以上のことから、来年度に大分市総合計画第2次基本計画とあわせて、大分市総合戦略を策定するために準備を開始いたしましたので御報告いたします。  今後のスケジュールですが、現在、各部局の職員で構成いたしました調査研究チームを設置し、各部局がこれまでに策定している各種個別計画や課題などをもとに、現総合計画、総合戦略の見直し案の検討を今年度中に行う予定であります。来年度は、約1年間で外部有識者から成る検討委員会総合調整会議などを開催する中、策定に取り組む予定としております。議会にも丁寧に御報告、御意見を伺いながら、策定を進めてまいりたいと考えております。 ○田島委員長   ただいまの報告に対しまして質問はございませんか。 ○野尻委員   総合戦略、総合計画を見直していく中で、大分都市広域圏、広域連携はどう組み込んでいくのですか。 ○小野企画課長   現在、大分市を中心市としました大分都市広域圏の進捗に関しても、随分進捗しておりますことから、今後策定する総合計画及び総合戦略の改定にも、そのあたりの考えを取り込んでしっかりと推進していきたいと考えております。 ○田島委員長   ほかにございますか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、同じく企画部企画課から、中心市街地公有地基本構想の策定についての報告をお願いします。 ○小野企画課長   中心市街地公有地利活用基本構想素案について御報告いたします。  資料は、右上に企画課2と書かれた、A3横の概要版に沿って御説明させていただきます。  まず、1、基本構想の目的についてですが、3段落目にございますとおり本基本構想は、荷揚町小学校跡地、22街区、54街区の公有地について、民間のノウハウや資金を活用し、魅力ある実現性の高い事業の構築を目指すための方向性を示すものでございます。  2、中心市街地を取り巻く現状と課題についてですが、人口減少や人口構造の変化が予測される中、今後は、少子高齢化地域コミュニティーの活性化、災害対応など、多岐にわたる行政課題に適切な対応ができる公共サービス機能の充実が必要であると考えます。  次に、中心市街地のにぎわいの向上についてですが、分析の一つとして、歩行者通行量の状況を見ますと、地点ごとの歩行者通行量の伸び率に差があり、まち全体の回遊性に課題がございます。図は、平成24年度を100としたときの歩行者通行量を、大分駅周辺、中央町、府内町と3地点に分けて分析した結果ですが、大分駅周辺が2倍以上にふえているのに対し、中央町、府内町は若干減少となっております。  次に、交通結節機能の強化についてですが、JR大分駅周辺は、県都の玄関口として鉄道やバス、タクシーなどの交通結節機能を担っており、今後は、訪れやすい、利用しやすい乗り継ぎ環境を整備するとともに、まちなかのにぎわいの創出に資する取り組みを進める必要があると考えます。  次に、右側の3、コンセプトと利活用の方向性についてですが、コンセプトは、中心市街地まちづくりグランドデザインから踏襲し、県都にふさわしい中心市街地の魅力が伸展するまちづくりとしております。  そして、各公有地の利活用の方向性として、荷揚町小学校跡地は、地域住民や訪れる人が安心して快適に過ごせる憩いの場の創出としており、①から⑥まで、コミュニティー拠点の形成や多世代交流、城址公園やアートプラザとの連携、既成市街地へ魅力を伸展させ、回遊性と滞留性の向上、防災拠点を含む行政機能の集積、そして、美しい都市景観や官民連携等を掲げております。  次に、22街区、54街区については、県都の玄関口にふさわしいにぎわいをつなぐ交流の場の形成を利活用の方向性として、①から⑤まで、交通結節機能の強化、にぎわいのたまり場の創出、大分駅からの歩行者動線の強化による回遊性、滞留性の向上、そして、美しい都市景観と官民連携を掲げております。  資料右下には、都心の魅力伸展図として図を掲載しておりますが、荷揚町小学校跡地と22街区、54街区を活用して魅力を創出するとともに、各拠点が連携し、その魅力が既存の市街地へ広がっていき、回遊性や滞留性の向上につなげたいと考えております。  次に、4、中心市街地に求められる機能では、必要な公共サービス機能の整備とあわせて、先ほどの利活用の方向性と市民ニーズ事業者ヒアリングによる実現性の高さなどから、望ましい機能を設定し、公募により民間事業者からの提案を受けて整備を行うことを想定しております。必要な公共サービス機能としては、荷揚町小学校跡地では、社会教育施設などの地域コミュニティー施設子育て支援施設、行政施設、そして22街区、54街区では、交通結節機能施設としております。  次に、右側の5、事業手法についてですが、荷揚町小学校跡地では、地域コミュニティー施設など公共施設機能を整備し、容積率の余剰部分については、コンセプトや利活用の方向性に整合する民間施設の整備が望ましいと考えております。整備を行うに当たっては、公共施設と民間施設を一体的に整備することを想定しておりますが、土地については売却せずに貸し付けと考えております。  22街区、54街区については、交通結節機能を整備するとともに、立地を生かしたにぎわい創出につながる有効活用のため、両街区を一体的に整備することが望ましいと考えております。土地については原則貸し付けとしますが、54街区については、これまで行った民間事業者の意向調査を踏まえ、売却も可能にしたいと考えております。  資料下段には、現状と課題、利活用の方向性、利活用のイメージ例を記載しております。  なお、今後は、市民の方からの御意見を伺うために、パブリックコメントを実施したいと考えております。パブリックコメントの後、外部委員会を開催し、今年度中に基本構想を策定していきたいと考えております。 ○田島委員長   ただいまの報告に対しまして質問はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に同じく企画部企画課から、県立総合体育館の移管についての報告をお願いします。 ○小野企画課長   県立総合体育館の移管について御報告いたします。  右上に企画課3と書かれた資料をごらんください。  ①のこれまでの経過についてでございますが、大洲にあります大分県立総合体育館については、大分県立武道スポーツセンター完成後に廃止の方針が出されておりましたが、大分市スポーツ推進審議会や各競技団体からの要望を踏まえ、県、市で協議した結果、平成28年3月に大分県立総合体育館の市への移管についての方向性が決定したところでございます。その後、平成32年4月の移管に向けて、床の張りかえなどの体育館の長寿命化工事や、協定書の協議を進めておりますが、利用者等から、隣接するクライミングボルダリング場を体育館とあわせて移管してほしいという要望をいただいております。  次に、その位置関係や規模についてですが、②の左上、体育館周辺の図をごらんください。体育館南側に位置する青色で囲んだ部分となりますが、右側写真のとおり、高さ約15メートルの館外クライミング場と、その基礎部分にボルダリング場が整備されております。また、左下の写真のとおり、体育館内にも同規模の屋内ボルダリング場があることから、管理者が県と市とそれぞれ分かれてしまうという課題がございます。  それらを踏まえ、県、市で協議を重ね、③の方針にありますように、利用者の利便性を考慮する、体育館と館外クライミングボルダリング施設を一体で移管する必要があると考えております。  最後に、④の今後のスケジュールをごらんください。今議会で報告後、大分県議会にて来年3月の体育館の廃止に伴う設置管理条例の改正を行い、その後、来年の市議会第2回定例会で設置管理条例の制定を行う予定としており、2020年4月の施設移管を目指しております。 ○田島委員長   ただいまの報告に対しまして質問はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、企画部情報政策課から、(仮称)大分市情報化推進計画についての報告をお願いします。 ○林情報政策課長   (仮称)大分市情報化推進計画につきまして御報告いたします。  お手元の、A4縦、情報政策課1-1、(仮称)大分市情報化推進計画についてをごらんください。  まず、1、大分市地域情報化計画についてでございます。本市における情報化施策の具体的な取り組みを示す計画として、平成16年度に第1次計画を策定し、現在は第4次計画となっております。枠内には、第4次大分市地域情報化計画における4つの柱及び一部施策を掲載しております。  次に、2、今後の情報化計画のあり方についてでございます。平成28年12月に、国において官民データ活用推進基本法が施行されました。本法律により大分県においては計画策定が義務づけられており、現在、今年度末を目指して策定作業を進めております。  また、市町村においては策定が努力義務となっておりますことから、3、本市における取り組みに記載しておりますように、本市におきましても、第4次大分市地域情報化計画を改定し、継続中の施策に加え新たな施策を盛り込み、平成31年6月に、本市における官民データ活用推進計画として、(仮称)大分市情報化推進計画を策定することといたしました。  2ページをごらんください。  第4次大分市地域情報化計画の現在の進捗状況でございます。昨年度から今年度末までの間で、1番、ドローンの導入や、13番、公式ホームページのリニューアル、31番、各種証明書のコンビニ交付の実施など、計画目標を達成したものが18施策、平成30年度末までに達成見込みとなるものが8施策となっております。これらの中から、今後、新たな取り組みを実施する施策に継続中の20施策を合わせて、全46施策のうち29施策を次期計画に引き継ぐこととしております。  続きまして、A3横、情報政策課1-2、仮称大分市情報化推進計画個別施策(案)一覧をごらんください。  本年9月に実施した市民アンケートの結果や、外部委員からの御意見などをもとにした、策定中の41の個別施策を記載しております。そのうち、新規施策を中心に抜粋して御説明いたします。  1番、ARハザードアプリの導入です。スマートフォンのカメラに現在地の防災情報等を合成表示することで、浸水想定等のシミュレーション結果や避難方向等を可視化することができる、ARハザードアプリを導入します。  2番、大分市地域医療情報ネットワークの構築です。医療情報を活用し、質の高い医療情報提供体制及び地域包括ケアシステムを構築することにより、本市における地域医療及び介護の総合的な確保を図ります。  5番、スマートフォン加速度センサーと位置情報を活用した、道路診断の実施です。専用のスマートフォンを設置した公用車で道路パトロールを行い、路面の凹凸を感知し、道路路面の測定データを収集します。  2ページをごらんください。  14番、ごみ分別収集情報オンライン提供です。ごみ分別情報を発信する専用のウエブサイトを構築します。また、地域それぞれでのごみ収集カレンダーが閲覧できる情報の提供に向けて取り組みます。  24番、市役所駐車場空き状況確認システムの導入に向けた検討です。市役所の駐車場の空き状況をインターネットで公開するシステムの導入に向けて、調査研究を行います。  3ページをごらんください。  31番、自動運転など、新しい交通システム導入についての検討です。国において取り組みを進める、自動運転などの新しい交通システム導入について検討を行います。  32番、AI・RPAを活用した行政サービス導入へ向けた調査・研究です。人工知能技術でありますAIや、パソコンの事務作業を自動で行うRPAといった技術を活用した行政サービスの導入に向けて調査研究を行います。  4ページをごらんください。  37番、小中学校における情報機器、無線WAN環境の配備です。小中学校でタブレット端末を配備し、携帯電話で利用される通信回線網を利用したインターネット環境の導入等を行い、あわせて、児童生徒の活用可能なICT環境を整備するものです。  40番、情報セキュリティ体制の充実です。セキュリティ意識の向上やレベルの維持を図るため、情報セキュリティ研修や内部監査を実施し、継続的な改善を実施します。また、国のほうから、CSIRTと呼ばれる、情報セキュリティインシデントというセキュリティ事案に対応するためのチームの設置が求められておりますことから、今年度中に大分市CSIRTを設置し、来年度以降インシデント対応訓練を実施するなど、一層の体制強化を行うこととしております。  今後のスケジュールについてですが、来年2月に原案の作成完了を予定しており、3月の本委員会において原案の説明をさせていただき、4月にパブリックコメントの実施、6月をめどに計画決定、その後、本委員会にて最終報告をさせていただく予定としております。 ○田島委員長   ただいまの報告に対しまして質問はございませんか。 ○松下副委員長   2ページの23防災情報の発信手段の拡充についてですが、市民意見交換会などでも意見が出されていましたが、避難施設の変更などの情報提供は防災情報の発信手段の拡充に絡むと思いますが、こういったICTを活用した情報発信の現状と、今後の取り組みはどうなりますか。 ○渡邉防災局長   防災情報につきましては、種々のマップや、ホームページなどを通して情報発信をしていきたいと考えておりますが、今回も、災害情報など、情報の発信が足りなかった部分もございましたので、そういった分についても発信していくということで考えております。 ○松下副委員長   避難情報の発信と、避難施設について、いろいろな課題が生じているということで、市民意見交換会でも多くの意見が出されたところです。これだけに頼るのではないですが、大事なところであると思いますので、ぜひ反映していただきたいと思います。 ○田島委員長   ほかにございますか。 ○井手口委員   働き方改革の中で、仕事の集約から一部の職員の負担が多かったことについて、我々は仕方がないと目をつぶってきたところがありますが、やはり一部の職員に負担がかかるということは極力避けなければならない。今のシステムとして情報政策課で職員の仕事の軽減についてはどのように考えていますか。 ○林情報政策課長   現在、最適化事業の実施中でございまして、特定の職員に過度の負担が集中しないように、先月においても課内の業務分担の見直しなどを行う中で、できるだけ負担の分散を図る取り組みを進めてまいりたいと考えております。 ○井手口委員   ぜひ、人事課長と総務部長がテレビの中で頭を下げるような事態が絶対に起こらないように、体制をつくり上げてほしいと思います。 ○田島委員長   ほかにございますか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、企画部文化国際課から、友好都市武漢市及び姉妹都市アベイロ市への派遣についての報告をお願いします。 ○衛藤文化国際課長   友好都市武漢市及び姉妹都市アベイロ市への派遣について御説明いたします。
     まず、第20次大分市友好訪問団の武漢市への派遣について御報告いたします。  武漢市長の招聘に基づき、佐藤市長を団長とする第20次大分市友好訪問団が、中国湖北省武漢市を訪問いたしました。この友好訪問団は、両市が1979年9月に友好都市を締結して以来、隔年で相互に派遣しているもので、これまでに両市が長年にわたって積み重ねてまいりました、文化、芸術、教育、産業、農業など、さまざまな分野に及ぶ交流の根幹をなすものです。  1、派遣期間につきましては、11月13日から11月16日でございます。  訪問団員につきましては、佐藤市長を団長とし13名を派遣しました。団員につきましては、資料をごらんください。  3、主な日程といたしまして、今回の訪問では、ことし9月に就任しました周先旺武漢市長への表敬訪問と、大分市、武漢市との友好交流協議書の調印、友好都市半導体ビジネスミーティングへ参加してまいりました。また、2年に一度、中国各都市の持ち回りで、世界各国の友好都市間の友好交流の促進を目的として開催される、2018年中国国際友好都市大会が武漢市で行われ、市長がパネルディスカッションに参加し、世界60カ国125都市の関係者に、大分市と武漢市との交流の歴史や本市の紹介、ラグビーワールドカップ2019についてPRを行いました。その他、イオンモール経開店や東風ホンダ第2工場など、武漢市視察を行ってまいりました。  続きまして、第7次大分市親善訪問団のアベイロ市への派遣について御報告いたします。  姉妹都市提携40周年を記念し、アベイロ市長より招待を受けたことから、第7次大分市親善訪問団がポルトガル共和国アベイロ市を訪問いたします。この親善訪問団は、本市とポルトガル共和国アベイロ市が1978年10月に姉妹都市を提携して以来、両市の相互理解と友好のきずなを深めるため、相互に派遣を行っているものです。  1、派遣期間につきましては、12月15日から12月21日でございます。  なお、12月16日には、イタリア共和国ローマ市において、別府アルゲリッチ音楽祭20周年記念ローマ・大分友好交流~別府アルゲリッチ音楽祭inローマが開催されるため、公益財団法人アルゲリッチ芸術財団の理事として久渡副市長が出席をいたします。  2、訪問団員につきましては、久渡副市長を団長とし、ほか4名でございます。  主な日程としましては、アベイロ市長への表敬訪問、姉妹都市提携40周年記念式典への出席、今後の両市の交流についての協議などを予定しています。 ○田島委員長   ただいまの報告に対しまして質問はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、企画部スポーツ振興課からホームタウン推進事業についての報告をお願いします。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   スポーツ振興課1-1と記載した資料をごらんください。  まず、大分トリニータJ1昇格についてでございます。  大分トリニータは、2016年にJ3からJ2に昇格後、わずか2シーズンで悲願のJ1昇格を果たしました。ことしの11月17日土曜日の最終戦で、アウエーでモンテディオ山形と対戦し、1対1の引き分けで勝ち点1を獲得し、最終的にJ2リーグ2位となり、J1への昇格を果たしたところでございます。  試合の模様を伝えるパブリックビューイングにはサポーター約6,000人が、翌日18日の日曜日のJ1昇格報告会には約4,000人のサポーターが、ともに会場となった大分銀行ドームを訪れ、市民の皆さんの関心の高さを感じることができました。  本市といたしましては、こうした市民の皆様の思いを受け、市長がJ1昇格報告会にお祝いに駆けつけ、お祝いを述べたほか、大分市ホームページのトップページにお祝いの画面を設定すること、本庁舎正面玄関前にJ1昇格を祝う横断幕を掲げることなどに取り組みました。  次に、スポーツ振興課1-2をごらんください。  大分三好ヴァイセアドラーホームゲーム市民無料招待についてです。  来年の1月12日土曜日と1月13日日曜日に、大分県立総合体育館で開催されます大分三好ヴァイセアドラーのホームゲームに、大分市民を無料招待いたします。対戦相手はパナソニックパンサーズとサントリーサンバーズで、試合開始はともに15時となっております。  定員は各試合90組180人の大分市民で、応募方法は、往復はがきで12月20日までにお申し込みいただき、応募多数の場合は抽せんさせていただきます。12月1日号の市報や大分市ホームページでお知らせをしていますが、詳しい方法につきましては大分三好ヴァイセアドラーのホームページをごらんいただくことになります。  三好ヴァイセアドラーの最近の戦績は記載のとおりです。委員の皆様には、お知り合いの方にもお声がけをいただければ幸いです。 ○田島委員長   ただいまの報告に対しまして質問はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、同じく企画部スポーツ振興課から、(仮称)大分市スポーツ振興基本計画の策定についての報告をお願いします。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   (仮称)大分市スポーツ振興基本計画の策定について御報告させていただきます。  現行の大分市スポーツ振興基本計画改定版は、平成31年度をもって計画期間が終了することから、平成31年度末までに新たな計画を策定する必要がございます。  右肩、スポーツ振興課2-1の資料をごらんください。  現在スポーツ振興課では、新たな計画の策定に当たり基礎資料とするために、市民を対象としたアンケートをとるための準備を進めており、16歳以上の2,800人を対象としたアンケート、小中学生約200人を対象としたアンケートの2種類でございます。来年1月中に発送、回収し、内容を取りまとめ、今年度中に行う予定の現行計画の総括とあわせ、新計画の策定の準備を進めることとしております。  それぞれアンケートの案は、右肩2-3、2-4の資料に記載しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。  現行計画の位置づけですが、下段の参考に記しておりますように、スポーツ基本法や国が定めるスポーツ基本計画に基づき、大分市総合計画や大分市教育ビジョンの下位計画として策定するものです。策定に当たっては、教育委員会と連携し、関係各課とともに取りまとめてまいることとしております。  スポーツ振興課2-2をごらんください。  新たな計画の策定に関する準備や計画案の審議は、スポーツ基本法及び大分市スポーツ推進審議会条例に基づき、本市が設置する大分市スポーツ推進審議会委員の皆様にお願いすることとなります。学識経験者や競技団体、市民公募の方など24名で構成されており、スポーツ推進計画に関すること、スポーツの施設及び整備に関すること、スポーツの指導者の養成及びその資質の向上に関することなど、本市のスポーツ振興施策全般について御意見をいただくための組織でございます。  今後、現行計画の総括やアンケートの集計結果がまとまりましたら、大分市スポーツ推進審議会委員の皆様に御意見を伺いながら、改めて総務常任委員会の場で御報告をさせていただきたいと思います。 ○田島委員長   ただいまの報告に対しまして質問はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、企画部スポーツ振興課から、豊後企画大分駄原球技場についての報告をお願いします。 ○三好企画部次長スポーツ振興課長   豊後企画大分駄原球技場につきまして、スポーツ振興課より御報告させていただきます。  まず、ネーミングライツについてでございます。  右肩にスポーツ振興課3-1と書いた資料をごらんください。  平成30年度第3回定例会の総務常任委員会では、球技場、テニスコート、相撲場でそれぞれネーミングライツパートナーを募集中であることを御報告いたしましたが、その後、選定等委員会での審査を経てネーミングライツパートナーが決定し、11月1日からネーミングライツの運用を始めましたので、その内容を御報告いたします。  応募は、いずれも市内に本社を有する3者からあり、9月13日に選定等委員会を開催し、申請書の内容やプレゼンによる審査を行いました。その結果、優先交渉権者として株式会社豊後企画集団が決定し、詳細な条件などについて協議、調整を進め、正式契約の後、11月1日から運用を開始いたしました。  契約期間は、2018年11月1日から2022年3月31日までの3年5カ月でありますが、来年開催のラグビーワールドカップ2019の期間中は、この通称名を使用することができませんので、その期間の3カ月を差し引いた3年2カ月といたしました。  契約金額は消費税込みで1,400万円であります。  下段に写真を掲載していますが、現在では、豊後企画大分駄原球技場、テニスコート、相撲場として9カ所に看板を設置しています。  詳細は、明日、管内視察を予定していただいておりますので、現地で御説明をさせていただきたいと思います。  次に、資料の3-2、これまでの活用状況と今後の整備予定についてをごらんください。  10月29日、11月1日にそれぞれ、内覧会、説明会を開催いたしました。  11月4日には、豊の都市おおいた情報発信事業として、2018ミスインターナショナル世界大会出場の5カ国の代表が、本市の観光地などを訪問し世界に向け情報発信をしていただく取り組みの一環で、豊後企画大分駄原球技場に来ていただくことになりましたので、これにあわせて記念植樹をしていただくとともに、地域住民の皆様や小学生に対し御案内し、ミスインターナショナルの皆さんと一緒に和だこづくりとたこ揚げ大会や、だんご汁の無料配布を行いました。  11月10日には、豊後企画大分駄原球技場改修記念オープニングイベントを開催いたしました。オープニングセレモニーとして、大分県立大分西高等学校吹奏楽部の演奏や、豊後潮太鼓の演奏などを行った後、2016年リオデジャネイロオリンピック7人制ラグビーで金メダルを獲得したフィジー男子チームと、昨年本市でトレーニングキャンプを行ったフィジー女子チーム、そして日本男子チーム、女子チームをゲストにお招きし、親善試合を行いました。このほかにも、大分東明高校のバトン部の演技、子供たちとアスリート交流事業などを行い、当日は3,000人を超える市民の皆様に御来場いただきました。  11月13日から15日にかけまして、サッカーの国際親善試合キリンカップ参加のため来日した、ベネズエラ代表チームの練習場として開放いたしました。  12月1日には、総務省放送コンテンツ海外展開強化事業の採択を受け、ニュージーランド、オーストラリア及び日本国内向けのテレビ番組を制作する、大分朝日放送及び大分ラグビースクールに開放いたしました。  12月9日には、本市のラグビー、フットボールの競技力向上のため、県が実施するおおいたシンボルスポーツ創出事業の一環で、大分舞鶴高校ラグビー部の強化のため、東福岡高等学校ラグビー部を招聘し強化試合を行いました。  今後もラグビーワールドカップ2019が終了するまでの間は、豊後企画大分駄原球技場はラグビーワールドカップ2019の開催機運の醸成に資するもの、または、情報発信力の高いイベント等の会場として、積極的に活用してまいりたいと考えております。  次に、資料スポーツ振興課3-3及び3-4の図面をあわせてごらんください。  今後の整備予定についてでございます。まず、①の球技場でございますが、施設整備は完成しておりますが、来年のフィジーとウルグアイの公認キャンプ地として最良の状態を提供するために、芝生の養生期間を来年7月までとし、キャンプの期間を経て、一般利用者への貸し出しは来年11月以降に開始する予定でございます。  次に、球技場の外側に整備しております②のランニングコースでございます。現時点では完成しておらず、1周回ることはできませんが、部分的にジョギングやウオーキングに御利用いただいております。工事の完成は来年1月になりますが、完成後におきましても、周辺の公園部分の工事などの関係で、来年8月末までは利用制限をお願いすることになるものと考えております。  次に、遊具広場、健康器具広場、東側スタンドでございます。③-1の遊具広場は来年8月、③-2の健康器具広場、③-3の東側スタンドは、いずれも工事の完成は来年3月末となりますが、芝生の養生の関係上、来年7月末までは立ち入りを制限させていただく予定でございます。  次に、駐車場でございますが、④-1、④-2の第1、第2駐車場の工事は完成しています。このうち④-1の第1駐車場は、周辺工事の関係で、来年8月まで一般の利用はできません。④-2の第2駐車場は、青色の部分につきましては来年1月4日から一般開放いたします。  次に、相撲場につきましては、周辺工事の関係で、来年8月まで一般の利用はできません。図面左側の④-3の第3駐車場、④-4の第4駐車場は、来年8月に完成予定となっています。  次に、公園の外側の市道の歩道でございますが、緑色の⑤-1の部分は完成しております。赤色の⑤-2の部分は来年7月に完成予定となっており、こちらが完成いたしますと歩道の幅員は全て3.5メートルとなります。  なお、テニスコート、相撲場につきましては、現在もご利用いただけるようになっております。 ○田島委員長   ただいまの報告に対しまして質問はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、企画部国民文化祭障害者芸術文化祭推進局から、第33回国民文化祭・おおいた2018、第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会開催報告をお願いします。 ○広瀬国民文化祭障害者芸術文化祭推進局長   第33回国民文化祭、第18回全国障害者芸術・文化祭の開催報告を申し上げます。  右肩に国民文化祭障害者芸術文化祭推進局1-1と記しました、A3横の資料をごらんください。  まず1、概要に掲載しておりますように、おおいた大茶会をテーマに、10月6日から51日間にわたって全県下で開催されました第33回国民文化祭・おおいた2018、第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会が、11月25日に閉幕いたしました。  本市並びに大分市実行委員会におきましては、地域テーマ、出会いの場を踏まえ、多様な文化施設や集客力のある中心市街地など、本市の特色や強みに加え、戦国大名大友宗麟や西洋文化発祥都市としての本市の魅力ある歴史文化を生かした事業を中心に、2、事業イベント数にありますように、演劇、ミュージカル、音楽、伝統文化・芸能など、さまざまな分野の22事業を開催してまいりました。  次に、3、大分市及び大分市実行委員会事業・イベント報告につきましては、資料の2枚目と3枚目に事業ごとに開催の様子を掲載しておりますので、あわせてごらんください。  まず、本市及び本市実行委員会の22事業の観客数は67万375人で、市内で開催されました66事業では88万5,312人に上り、これらに出演者や出展者数を加えますと、参加者数はさらにふえる見込みでございます。  多くの方々にごらんいただきました要因といたしましては、本市実行委員会独自のガイドブックを作成し、関係部署の協力により臨時に設置した観光案内所や、民間の事業も含め集客力の高いイベントで配布するなど、全庁的な体制のもとで広報活動に取り組んだことや、51日間の会期中おおむね天候に恵まれたことによるものと考えております。特にイベントが集中した週末はいずれも晴天で、屋内、屋外を問わずたくさんの来場者でにぎわいました。また、文化祭事業だけでなく、第3回おおいた食と暮らしの祭典やOITAサイクルフェス!!!2018、さらには民間事業者のイベントも数多く開催され、相乗効果によりそれぞれのイベントに多数の参加者がありました。  会期中の土曜、日曜、祝日における中心市街地循環バス、大分きゃんバスの1便当たりの平均利用者数を見ますと、過去2年間の平均と比較して、10月が1.4倍、そして11月は1.7倍へと大きく増加しており、中心市街地にぎわい創出にも貢献できたものと考えております。  次に、右側の表の下をごらんください。22事業のうち、本市のリーディング事業として開催いたしました回遊劇場~ひらく・であう・めぐる~は、施設内や店舗などの屋内だけでなく屋外にもウオールアートやパブリックアートなど60以上の作品群を設置したことにより、誰もが気軽に芸術やアートに出会い、触れることができ、会期中を通して多くの参加者がありました。  また、モザイクアートの制作や参加アーティストによるワークショップ等の参加体験型のイベントには、幅広い世代の方々が参加されたほか、障がい者施設アート展やインフォメーションセンター、回遊cafe#204では、障害者の方々の日ごろの創作活動を紹介するとともに、交流機会を創出することができ、障害者福祉サービス事業所を初めとする関係者の方々から、多くの皆さんに鑑賞していただき励みになった、日ごろの成果を発表する手法を学べた等々の声も寄せられ、障害のあるなしにかかわらず、参加いただきました多くの方々の文化芸術活動への参加意欲を高め、本市の文化芸術の一層の振興につながったものと考えております。  次に、(2)現時点での観客、来場者アンケート集約でございます。性別では女性が66%と多く、また、年代別では60歳代以上が4割を超えるなどとなっておりますが、これは、屋外での事業と屋内での事業では観客数とアンケート回答数に差が生じ、屋内で開催したステージ事業のアンケート結果の影響が大きかったものによるものと考えております。  次に、居住地では、県外からが7%、残りの93%のうち市外が20%となっておりまして、市内だけではなく市外、県外からの来街者も多かったものと受けとめております。また、参加された方の感想につきましてはごらんのとおりでございまして、参加いただきました多くの方々に本市の文化芸術の魅力に触れていただきますとともに、広く市内外に発信でき、文化芸術の振興を図る上で貴重な機会になったものと考えております。  最後に4、今後の日程でございますが、現在事業の実施主体となりました文化芸術団体等から、実績報告並びにアンケート報告が寄せられているところでございまして、これらをもとに記録集を作成してまいります。また、同時に実施主体団体におかれましては事業費の精算を行っていただいているところでございまして、来年1月下旬までには県の実行委員会並びに市実行委員会の負担金を確定し、決算のための実行委員会第3回総会を3月上旬に開催してまいりたいと考えております。 ○田島委員長   ただいまの報告に対しまして質問はございませんか。 ○穴見委員   この事業に関しては、いい総括、いい感想をいくつか聞いていますが、期間中に県内外から多くの方が来られる中で、トラブル、事件、事故などの問題点はなかったのでしょうか。来年も大きな事業がありますので教訓となるような事案はなかったのでしょうか。 ○広瀬国民文化祭障害者芸術文化祭推進局長   本市並びに大分市実行委員会で主催した事業で、特に大きな事故、事件などについての報告は受けておりません。  なお、全県下で164事業が開催されており、今後、県が開催する担当課長会議等においてそういった事案が報告された際には、庁内の文化・芸術まちづくり庁内検討会議等の場において情報の共有をさせていただき、来年のラグビーワールドカップ2019に全庁的に万全の体制で取り組んでまいりたいと考えております。 ○田島委員長 
     ほかにございますか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、同じく企画部国民文化祭障害者芸術文化祭推進局から、日本劇作家大会2019大分大会についての報告をお願いします。 ○広瀬国民文化祭障害者芸術文化祭推進局長   日本劇作家大会2019大分大会について説明いたします。  右肩に国民文化祭障害者芸術文化祭推進局2-1と記しました、A3横の資料をごらんください。  初めに、1、日本劇作家大会についてですが、日本劇作家大会は、劇作や舞台芸術に関するテーマを扱いました文化イベントで、幅広い年齢層の方々を対象に、シンポジウム、ワークショップ、講座、そしてリーディングやパフォーマンスなど、バラエティーに富んだ数多くの企画が開催され、演劇人だけでなく誰もが自由に参加できる、市民参加型の舞台芸術文化の祭典です。1994年の北九州市で開催されました第1回大会を皮切りに、札幌市、熊本市などの各都市で開催され、今回の大分大会は、2014年に開催されました兵庫県豊岡大会以来、5年ぶりの開催でございます。  次に、2、大分大会の概要でございます。大分大会は、市長が委員長に就任し、地元経済会や演劇界、文化施設の代表者等の24人で組織します大分大会実行委員会と、日本劇作家協会が主催し、来年1月24日から27日まで、J:COMホルトホール大分やコンパルホールなどの市内文化施設の会場に、150人の出演者、講師が参加して、4日間の全64企画に延べ1万人の来場を目指して開催されます。  次に、3、大分大会の予算でございますが、まず収入は、宝くじの社会貢献広報事業として助成される自治総合センターコミュニティー助成金と本市の補助金などから成る1,430万円の補助金と、企業協賛とクラウドファンディングによる協賛金950万円に、登録料などの参加費400万円から成る合計2,780万円の収入予算でございます。支出は、印刷費や広報費、施設使用料等の経費に加え、主には日本劇作家協会への委託料2,200万円の、合計2,780万円の支出予算でございます。  日本劇作家大会には、どなたでも御参加できますが、事前の登録が必要となってまいります。  お手元に配付しておりますチラシをごらんください。  このチラシの裏表紙のところに、市長と劇作家協会の渡辺えり会長の写真がございます。その下側に、参加登録の方法を紹介しております。登録は、特設サイトからの申し込みに加えまして、メールやファクスでも受け付けております。また、このチラシを開いていただきますと、4日間の全64企画の日程と、出演者等の詳しい企画内容を掲載しておりますので、委員の皆様方におかれましては御参照いただきまして、登録並びに御参加いただきますようお願いを申し上げます。 ○田島委員長   ただいまの報告に対しまして質問はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、財務部財政課から、財政収支の中期見通しについての報告をお願いします。 ○吉良財政課長   10月29日に公表いたしました財政収支の中期見通しにつきまして御説明いたします。  お配りしております、財政収支の中期見通しをごらんください。  今年度公表いたしました中期見通しにつきましては、2018年度を基準年とした本市財政状況に、現時点における国の動向や地方財政制度を考慮し、向こう5年間の財政収支の見通しを試算したものでございます。2ページには試算の説明、また、3ページには試算結果としての中期見通しの表を掲載しております。  それでは、主なものにつきまして御説明いたします。  3ページをごらんください。  初めに歳入でございますが、市税につきましては、税制改正や固定資産税評価がえ等の影響を考慮して試算をしております。  次に地方交付税につきましては、算定方法の見直しや合併算定替えの終了に伴う影響等を見込んで推計しており、2020年度につきましては、2019年10月に予定されております消費税の税率改定による地方消費税交付金の増収や、2019年度市税の増収が見込まれておりますことから、それらに連動して地方交付税は減額となっております。  国・県支出金につきましては、義務的経費や投資的経費の特定財源として推計しており、それぞれの歳出の増額に伴い増加傾向となっております。  次に市債は、主に投資的経費の充当財源として、現行の対象事業や充当率により試算するとともに、老朽化が進むインフラを含めた公共施設の維持管理、更新経費に伴う起債額を加味しております。なお、交付税の振替となります臨時財政対策債につきましては、2019年度の発行見込み額を維持するものとして試算しております。  その他につきましては、2019年10月の消費税の増税による地方消費税交付金の増収などが見込まれておりますことから、2020年度は対前年度で24億円の増となっております。  続いて歳出でございますが、義務的経費のうち人件費は、2018年度の人件費をもとに、今後の職員数や退職者数などを見込んで試算をしております。各年度の増減につきましては、ほぼ定年退職者数の増減によるものであります。  また、扶助費は、待機児童の解消に向けた保育の拡充等に伴う児童福祉費の増額のほか、障害福祉費など制度ごとに今後の伸び率を推計して試算しております。  公債費につきましては、これまで借り入れた市債の償還金に、今後発行見込みの市債の償還金を加算しており、プライマリーバランスを考慮しながら借り入れを行ってきた結果として、償還する元金、利子ともに減少傾向にございます。  投資的経費につきましては、事業規模200億円を確保することを基本に、労務単価の上昇や2019年の消費税増税分を加味して試算するとともに、公共施設総合管理計画に伴う施設維持管理更新経費などを加算しております。なお、2019年度は、全小学校へのエアコン設置事業などがあり、他の年度に比べて金額が大きくなっております。  その他は、国民健康保険や介護保険などにおける給付費の増加が見込まれますことから、繰出金が増加傾向となっております。  以上により収支を試算した結果、中段にございますように、収支不足の累計は2022年度末で39億円に達し、この収支不足を基金で対応したとしますと、2022年度末における基金残高は160億円に減少することとなります。なお、括弧書きで記載しておりますが、昨年の公表時と比較しますと、2021年度末の基金残高は10億円ほど改善する見込みとなっています。  下段のグラフでございますが、市債残高につきましては2022年度末で1,648億円と、2018年度末よりも50億円ほど減少する見込みでありますが、経常収支比率、また、実質公債費比率につきましてはほぼ横ばいで推移するものと推計しております。  以上、御説明いたしましたが、市税等の財源が推計どおりに確保されるか懸念されるとともに、扶助費を初め義務的経費は高い水準で推移していることに加えまして、老朽化が進む多くの公共施設の維持管理、更新への対応を考えますと、今後の財政運営につきましても決して楽観視できる状況ではないことから、今後ともさらなるコスト意識のもと、財政健全化の取り組みなどを着実に実行し、安定的な財政運営に努めてまいりたいと考えております。 ○田島委員長   ただいまの報告に対しまして質問はございませんか。 ○野尻委員   現在、臨時財政対策債はどのようになっていますか。 ○吉良財政課長   平成30年度末で640億円の見込みでございます。 ○野尻委員   標準財政規模はどうですか。 ○吉良財政課長   平成29年度末で992億円ほどでございます。 ○田島委員長   ほかにございますか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、財務部納税課から、市税のクレジットカード収納ペイジー収納の開始についての報告をお願いします。 ○堀財務部次長兼納税課長   市税の新たな収納方法であります、クレジット納付、インターネットバンキングや一部の銀行等のATMで納付が可能となる、いわゆるペイジー納付の導入につきまして御報告いたします。  お手元に配付しております、A4縦、右上に納税課と記載された資料をごらんください。  今回の導入につきましては、平成27年度、議会の事務事業評価において、多様化する市民生活に対応した納付環境を提供することで、納税者の利便性及び市税の収納率の向上を図ることを目的に、クレジット収納等の新たな収納方法を研究するよう求められたこと、及び、統合税務システムの運用開始が予定されておりましたことから、これにあわせ取り組みを進めてまいりました。  開始時期でございますが、平成31年1月4日からの試行期間後、平成31年4月1日から本格稼働をする予定であります。  対象税目につきましては、普通徴収による市県民税及び固定資産税、都市計画税並びに軽自動車税でございます。  また、クレジット納付やペイジー納付の方法につきましては、資料に記載のとおり、キャッシュレスによる納付等が可能となっております。  なお、今回の導入により、納付手段を拡大し利便性を高めることができ、平日の日中に納付に行くことができない時間的制約や、近くに納付できる金融機関等がない立地条件的制約の解消など、市民サービスの向上が図れるものと考えております。 ○田島委員長   ただいまの報告に対しまして質問はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、市民部市民協働推進課から、住民情報の適正管理の徹底についての報告をお願いします。 ○安部市民部次長市民協働推進課長   住民情報の適正管理の徹底について御報告いたします。  右肩に市民協働推進課とあります資料をごらんください。  自治委員には、自治委員事務の遂行に必要であることから、管轄自治区内の住民の住所、氏名等を記載した、世帯単位の住民情報を提供いたしております。この住民情報は、平成17年に全世帯分の一覧表をお渡しし、その後は、毎月の住民異動にあわせて住民世帯票をお渡ししております。  この住民情報につきましては、住民情報管理マニュアルに従い、適正な管理を行うよう自治委員に指導してまいりましたが、自治委員の交代などによって整理をしづらくなっているところもあり、また、住民情報の管理のあり方についての報道を受けまして、今回、住民情報管理マニュアルの改正を行い、これまで以上に住民情報の適正管理について徹底を図ることといたしております。  今回の住民情報管理マニュアル改正のポイントでございますが、まず1点目として、これまで住民情報は自治委員が代々引き継いでおりましたが、本年12月から翌年1月にかけまして、全情報を一旦回収し最新の情報に入れかえを行います。また、自治委員の一斉改選時と任期途中で自治委員が交代した際にも、それまでに渡した住民情報を全て回収し、最新の情報に入れかえを行うことといたします。  次に、住民情報の所在が確認できる体制の整備でございますが、自治委員にお渡しする住民情報は、処理が終わり不要となったものは市に返却されますが、この返却される住民情報につきましては、次の自治委員の一斉改選時まで市で保管し、提供された住民情報が自治委員のもとにあるのか市に返却されているのか確認できる体制を整備することで、個人情報保護の客観性を担保し、個人情報の保護に努めてまいりたいと考えております。 ○田島委員長   ただいまの報告に対しまして質問はございますか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、消防局総務課から、大分市消防団の年末夜警及び大分市消防出初式の実施についての報告をお願いします。 ○阿部総務課長   大分市消防団の年末夜警及び大分市消防出初め式の実施について、お手元のA3の資料に沿って御説明させていただきます。  まず、1の年末夜警でございます。  今月27日から30日の4日間、午後8時から午前0時にかけまして、年末夜警を実施いたします。これは、消防団員が一丸となり、管轄内を巡視し火災の未然防止や早期発見に努め、市民の皆様が笑顔で新年を迎えられるよう実施するものでございます。  なお初日の27日には、市長と市議会議長、桑田副市長と団長が、2班に分かれて第1方面隊から第8方面隊まで、消防団員の激励を予定しています。行程につきましては、(2)巡視行程にありますように午後8時から、2班にて各方面隊の巡視を実施いたします。終了は午後10時ごろを予定しております。  次に、右側、2の大分市消防出初め式についてでございます。  来年の1月13日日曜日の午前9時から、新春恒例の大分市消防出初め式を平和市民公園で実施いたします。また、昨年度会場アンケートで好評であった、消防車両の行進、展示やはしご乗りを行います。その他、表彰を初め、消防団員による小型ポンプ操法、消防局と消防団によります連携訓練を実施してまいります。  なお、雨天の場合は、消防局講堂で式典のみを行うことといたしております。  委員の皆様には、別途出初め式への御案内を差し上げることといたしておりますので、お忙しいこととは存じますが、御出席いただきますようよろしくお願いいたします。 ○田島委員長   ただいまの報告に対しまして質問はございますか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、同じく消防局総務課から、消防の連携・協力及び広域化についての報告をお願いします。 ○阿部総務課長   消防の連携・協力及び広域化について、お手元のA4縦の資料に沿って御説明させていただきます。  1のこれまでの動きでございますが、平成20年に大分県消防広域化推進計画が策定されておりますが、ことし4月に基本指針の一部改正が総務省消防庁で行われ、平成30年度中をめどに大分県消防広域化推進計画が再策定されることとなりました。  2の今年度に入ってからの動きでございますが、9月28日に第1回の広域化推進計画策定協議会が開催されました。この会議は、市町村、消防機関、住民代表、学識経験者等による会議であります。その後、10月12日に県下の消防長が委員である第1回広域化検討部会が開催され、これまで4回の会議が開催されております。この第4回の検討部会において、広域化及び連携協力に係る大分県の考え方が示されたことから、県下14消防本部の消防長でさらに議論を深めていくこととなっております。  3の今後のスケジュールについては、引き続き大分県主導のもと、広域化検討部会や策定協議会において議論が進められることとなっております。大分県としては、平成31年3月中に計画の決定を予定しているとのことでございます。  本市としましては、市民の安全・安心が最も重要であると考えておりますことから、大分市の消防力の低下を招くことのないよう、十分かつ慎重な議論を重ねてまいりたいと考えております。 ○田島委員長   ただいまの報告に対しまして質問はございませんか。 ○野尻委員 
     県の基本的な考え方は、どういったものになっていますか。 ○阿部総務課長   これまでと同様に、県下14消防長と県が会議を持ちまして、消防の広域化及び連携協力のいずれについても、今後も協議を進めていくという立場であります。 ○野尻委員   具体的に言うならば、装備の面ではどういう連携なのかは出てない、これから考えていこうということですか。 ○阿部総務課長   消防指令業務の共同運用は出ておりますが、そのほかのことにつきましては、今後、協議していくこととなります。 ○田島委員長   よろしいですか。 ○野尻委員   はい。 ○井手口委員   今の話に関連して、広域化と言いますが、大分市は約500平方キロメートルの市域があり、しかも隣接する自治体との市境のほとんどは山間地にある。つまり、東京都とか大阪府にある、せいぜい二、三十平方キロメートルで人口が集中しているところとは全く条件が違います。その辺のところ、県はどのように考えて広域化を推進しようとしているのですか。 ○阿部総務課長   委員御指摘の件につきましては、県から示されておりませんので、今後の協議になると考えております。 ○井手口委員   今後の協議ということであれば、私が言ったことをきちんと県に伝えていただきたい。もともと消防庁が考えることは恐らくは、首都圏、大都市圏の人口密集地にある、市域の小さい自治体を想定していると思います。この場合、広域化によっていろいろな意味で、合理化もできると思いますが、500平方キロメートルの市域があり、しかも、過去に何度も消防署が統合してきた、市町村合併で統合してきたような地方都市の場合は、連携といってもそう簡単に合理化に結びつく話にはならないと思うので、きちんと県に意見具申をしていただきたいと思います。 ○野尻委員   関連して、市としての考え方をきちんと持たなければならないというのが1つ。  もう一つは、今言ったように、病院周辺であればすぐ対応できるが、山間部ではどう対応するのか、それは無理だと思うので、連携中枢都市圏構想という中で、大分市がリーダーとして周辺部を引っ張っていこうとしているけれども、消防などいろいろなことに関してどれだけ対応できるかというところ、大分市の能力を超えた消防の対応というものをどう考えていくかということを市としてもきちんと考えなければならない。 ○井手口委員   大分市の消防はこれまでも隣接自治体、少し離れた自治体の間でも連携してきています。  今後、人口減少の時代になって、機材その他の更新の財政的な負担を軽減しようというところから言い出されたことなのです。しかし、市民の生命、財産を守るという消防局の崇高な目的からしたときに、財政的な負担を軽減することで少しでも市民の生命、財産が脅かされるようなことは絶対にあってはならないことを肝に銘じて、協議の場で言っていただきたいと思います。 ○田島委員長   ほかにございますか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   以上で報告事項は終了いたしました。  執行部から、その他として何かございますか。  〔「ありません」の声〕 ○田島委員長   それでは、委員の皆さんから、その他として何かございますか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   以上で、総務常任委員会に付託されました全ての案件の審査を終了いたしました。  なお、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の委員会の継続審査及び調査事件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう議長に申し入れたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   そのように決定をいたします。  それではここで、佐藤総務部長から一言挨拶をしたいとの申し出がありましたので、これを許可します。 ○佐藤総務部長   委員会審議の貴重なお時間いただき、今回が委員任期最後の定例会における委員会ということでございますので、この場をおかりしまして、執行部を代表して一言御挨拶を申し上げます。  田島委員長、松下副委員長を初め、委員の皆様方には、昨年の第1回定例会以降、2年間にわたり、当委員会におきまして各議案について慎重な御審議をいただく中で、貴重な御意見、御提言を賜りましてまことにありがとうございました。  おかげをもちまして、ほかの委員会と比べるわけではございませんが、総務常任委員会は、審議も事業も大変順調に進んでおりまして、これもひとえに皆様方の温かい御指導、御助言のたまものでございまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。  委員の皆様方におかれましては、委員会が変わりましても、今後ともこれまでと同様に御指導、御鞭撻を賜りますようにお願いを申し上げまして、お礼の御挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。 ○田島委員長   それでは総務常任委員会を代表しまして、私から皆様方に御挨拶を申し上げたいと思います。  先ほど佐藤総務部長から懇切丁寧な御挨拶をいただきまして、感謝感激しているところでございます。  私ども総務常任委員会も、松下副委員長初め委員の皆さんと一緒に2年間委員会運営をする中、いろいろな御意見、御要望等もあり、非常に活発な委員会運営ができたのではないかと考えております。心からお礼を申し上げさせてもらいたいと思います。  私も、総務常任委員長を務めさせていただきましたけれども、本委員会は、総務部を初め企画部、財務部など市の中枢を担う部で構成される中、執行部の皆様方が一致して一生懸命に取り組んでいると感じておりました。委員からは厳しい意見もあったかと思いますが、それはあくまでも、本市のため、また、市民のためを思ってのことでございますので、どうかこれからもよろしくお願いを申し上げたいと思います。  執行部の方々と御一緒する委員会はきょうで最後の予定ではございますけれども、委員の任期はあと3カ月ほどございますので、そのつもりで、委員の皆さん方もしっかり仕事をさせていただきたいと考えておりますので、御協力をよろしくお願いを申し上げます。  最後に、今後の皆様方の御健康と御活躍を心より御祈念申し上げまして、簡単ではございますけれども御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。  それでは、あす13日木曜日は午前10時より管内視察を行います。放送がありましたら議会棟玄関前にお集まりください。  本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。                              午前11時23分散会...