大分市議会 2018-12-11
平成30年経済環境常任委員会(12月11日)
○
重松農林水産部次長兼
農政課長
(仮称)道の駅のつ
はる運営事業者につきましては、外部
委員を含む5名による運営事業候補者選定
委員会を10月23日に開催し、応募のあった2団体のうち、夢あふれる野津原振興会を選定し、決定に至っております。
なお、当該団体は、農業者の和田清秀氏を代表に、野津原商工会の若手会員を中心に構成され、4つの校区会長とも連携した組織となっております。
また、
資料には掲載いたしておりませんが、先週12月6日に道の駅建物等の入札がございまして、業者が決定したところでございます。今後は、
平成31年1月の建物工事着工、8月竣工のスケジュールにより進めてまいります。
なお、外構工事につきましては、
平成31年10月竣工予定となりますことから、道の駅の開業は、来年11月となっております。
○
今山委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで
質疑、
意見はありませんか。
○板倉
委員
夢あふれる野津原振興会というのはどういう組織ですか。
○
重松農林水産部次長兼
農政課長
夢あふれる野津原振興会は、野津原商工会の若手の人たちが中心となりますが、4つの校区の
自治会長が連名のもとで連携して進めていくという体系をとっております。法人構成員そのものは、6名で構成されております。
○
今山委員長
ほかにございませんか。
〔「
なし」の声〕
○
今山委員長
次に、
大分市産品の
PR活動の取組について、報告を受けます。
○
重松農林水産部次長兼
農政課長
本市の食や観光の魅力発信を目的とした
大分市産品のPRについて、
説明をいたします。
まず、1点目の
大分市
ブランド認証OitaBirthでございます。
今年度は、3ページに掲載しておりますが、13品目が新たに追加され、合計35品目となりました。
こうした品目のPRに向け、府内町の
赤レンガ館、トキハわ
さだタウンにおいて、
OitaBirthフェアを開催するとともに、
国民文化祭分野別事業であります太鼓の祭典や次世代
施設園芸フォーラムin
大分、あけのアクロスタウンの地産地消フェスタに合わせコーナーを設けて販売を行ったところでございます。
次に、2点目の第9回おおいたマルシェについてでございますが、9回目となりましたおおいたマルシェを11月17日、18日の2日間、
大分いこいの
道広場にて開催いたしております。
今回は天候にも恵まれ、
農協まつりとの同時開催ということもあり、2日間で3万1,000人を超える方々に御来場いただいたところでございます。
地元農林水産物や加工品、地産地消メニューを中心に、59店舗が出店する中、楊志館高校、
大分東高校、福徳学院高校に加え、こども屋台選手権の出場校でもあります神崎小学校、金池小学校にも参加していただき、いずれも大好評でございました。
また、昨年度の
来場者アンケートで体験コーナーの充実を求める御
意見が多かったことから、ヒノキの椅子づくりなどの木工教室に加え、今回、由布市、臼杵市のグリーンツーリズム受け入れ農家さんによる竹細工やしめ縄づくりなどの体験教室も設け、終日、親子連れで大盛況であったところでございます。
今後もさまざまな機会を通して、本市産品の魅力情報発信に努めてまいりたいと考えております。
○
今山委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで
質疑、
意見はありませんか。
〔「
なし」の声〕
○
今山委員長
続きまして、
豊後料理普及PRの取組について
説明を受けます。
○
重松農林水産部次長兼
農政課長
豊後料理の普及PRについて御
説明いたします。
まず、1点目の
豊後料理の普及PR事業、
豊後料理提供店舗の募集と情報発信についてでございますが、
大分の食の魅力を発信し、食を通じて
大分市産の農林水産物の消費拡大を図るため、今年度は、
国民文化祭等の期間に合わせ、
豊後料理を提供できる店舗を募集し、
大分市内23店舗、別府市内4店舗、竹田市内1店舗の計28店舗で提供していただいたところであり、10月、11月中の提供食数につきましては、和、洋、中の飲食店での提供が3,290食、お弁当が1,357個となっております。
また、11月には、フェリーさんふらわあの別府湾クルーズや、ミスインターナショナル5名を招聘した際に召し上がっていただき、非常に好評であったとお聞きしております。
次に、2点目の
豊後料理クリエイトイベントについてでございますが、
豊後料理の
取り組みを広く情報発信するため、国内外で活躍するトップシェフを招聘し、11月10日、11日の2日間、
大分マリーンパレス水族館うみたまごのレストランで、県外からのお客様17名を含む78名のお客様に御参加いただき、地元食材を取り入れた
豊後料理を召し上がっていただきました。
今後もあらゆる機会を通じて、この
豊後料理の普及、PRに努めてまいりたいと考えております。
○
今山委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで
質疑、
意見はありませんか。
○板倉
委員
漁協と連携した試食会があると聞いたのですが、
説明をお願いします。
○
森本農林水産部長
2月に、これまでの地産地消の
取り組みに感謝するという意味で、地産地消感謝祭というものを予定しております。その中で、各小売店や量販店で青果物、水産物の試食もしてもらおうということで、
大分県漁協
大分支店から、サワラをPRするために消費者の方にサワラの試食をしてもらいたいということで、そういった
取り組みを計画しているところであります。
○板倉
委員
どこでやるのですか。
○
森本農林水産部長
今、量販店と協議をしておりまして、市内に44店舗ぐらい量販店がありますけれども、そのうち8店舗ぐらいでやっていこうと考えています。
これは、魚だけではなくて、にら豚など、野菜の消費拡大も一緒に行っていくことにしております。
○板倉
委員
決まったら、ぜひ案内をしてください。
○
森本農林水産部長
わかりました。
○
今山委員長
ほかにございませんか。
〔「
なし」の声〕
○
今山委員長
それでは、次に、
荒廃竹林の整備と竹の
利活用について報告を受けます。
○
滋野林業水産課長
荒廃竹林の整備と竹の
利活用について御
説明いたします。
資料5ページをごらんください。
本年度から、
荒廃竹林の整備と竹の
利活用を目的とした
荒廃竹林整備・
利活用推進事業を、地元
自治会やNPO法人の協力のもと、大南地区でモデル的に実施しております。また、持続的な竹林整備を実現するため、竹の搬出コストの検証もあわせて行うこととしております。
荒廃竹林整備・
利活用推進事業は、大南地区の
荒廃竹林約1ヘクタールを、タケノコや竹チップ等の生産を目的に、竹の伐採や管理用道路の整備などを行います。初期整備に係る費用を市が支援し、事業終了後は、所有者みずからがタケノコ等で得た収益をもとに持続的に整備していくこととなります。
特に竹林の整備は、搬出コストが課題となっておりますことから、今回は集材機を用いて伐採した竹を搬出する際のコストを検証する実証実験と、竹の集材機等を実演する研修会を12月21日に実施いたします。
今後もこのような
取り組みを進めながら、
荒廃竹林の整備と竹の
利活用の促進に努めてまいります。
○
今山委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで
質疑、
意見はありませんか。
○岩崎
委員
荒廃竹林の現状といいますか、具体的にどういった被害があるのか。また、今回は大南地区だけですが、全市的にこのような状況が見られるのか教えてください。
○
滋野林業水産課長
市内の竹林面積は、大体1,200から1,300ヘクタールございます。そのうちの約半分を、大南地区が占めております。こうした中、今回は大南地区を中心に整備を進めているところでございます。竹の被害については、畑に侵入したり、森林の中や道路に入ってきたり、周辺に影響を及ぼすような状況になっていることから、できるだけ竹林を管理して、維持していくための
取り組みとコストを検証したいということで、今年度から新たに事業を始めたところであります。
○
今山委員長
ほかにございませんか。
〔「
なし」の声〕
○
今山委員長
次に、台風24号による災害について報告を受けます。
○
姫野生産振興課長
台風24号による災害について御
説明いたします。
資料の6ページをごらんください。
平成30年9月29日から30日に来襲しました台風24号の大雨の影響により、主に大南、野津原地区の農地や農業用
施設、また林道に大きな被害をもたらし、公共、単独災害を合わせ201カ所、総被害額1億4,000万円となっております。
復旧事業の負担割合については、下段に記載しておりますが、11月30日に台風24号が激甚災害指定されたことから、補助率がかさ上げされることになり、来年1月予定の申請により補助率が確定いたします。
7ページの上段には、野津原地区の農地被災状況、下段には大南地区の林道被災状況写真を掲載しております。
災害復旧の対応につきましては、緊急復旧の必要がある農道、水路、林道の崩土撤去など20カ所は既に完了しております。
今後は、今週実施されております国による災害査定を受け、今議会終了後、速やかに公共災害から発注を行ってまいります。また、今回も被災箇所が多いことから、復旧工事の着手までに日数を要する見込みであり、被災された方々への御理解、御協力をいただきながら、早急な復旧に努めてまいります。
○
今山委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで
質疑、
意見はありませんか。
〔「
なし」の声〕
○
今山委員長
それでは、次に、初
せり式の案内について報告を受けます。
○
福田公設地方卸売市場長
大分市公設地方卸売市場初
せり式につきまして、御案内申し上げます。
議員の
皆様方には先日、文書で御案内いたしておりますが、
経済環境常任委員会委員の
皆様に改めて御案内いたします。
資料の目次をごらんください。
平成31年の初
せり式を1月5日の土曜日にとり行います。時間につきましては、水産物部は午前5時30分、青果部は午前6時30分の開始時間となります。早朝の寒い中でございますが、御都合よろしければ、御出席賜りますよう御案内申し上げます。
○
今山委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで
質疑、
意見はありませんか。
〔「
なし」の声〕
○
今山委員長
それでは、その他として
執行部から何かありませんか。
〔「ありません」の声〕
○
今山委員長
委員の
皆さんでその他として何かありませんか。
〔「
なし」の声〕
○
今山委員長
ここで、
森本農林水産部長より挨拶の
申し出がありましたので、これを受けたいと思います。
○
森本農林水産部長
委員の
皆様方には、経済環境常任
委員として今
定例会が最後の
委員会となりますことから、
農林水産部を代表いたしまして、
一言お礼を申し上げます。
今山委員長、大石副
委員長を初め
委員の
皆様方には2年間、
大変お世話になりました。
これまで、各
定例会におきましての議案審議を初め、
農林水産部が抱えます諸課題につきましても、さまざまな角度から御
意見、御提言を賜り、まことにありがとうございました。
おかげをもちまして、まだまだ課題も残っておりますけれども、各種の施策は順調に進んでいるものと考えております。これもひとえに
皆様方に温かい御指導、御助言をいただいた結果であります。心から感謝を申し上げる次第でございます。
委員の
皆様方におかれましては、健康に御留意され、新たな
委員会での御活躍を祈念申し上げるとともに、今後ともこれまで同様、御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、お礼の挨拶といたします。本当にありがとうございました。
○
今山委員長
それでは、
経済環境常任委員会を代表して、
一言お礼を申し上げます。
御縁がありまして、私たち8名の
委員構成でスタートし、
委員の任期としてはあと3カ月ほどありますが、この2年間、
執行部の
皆様には
大変お世話になりました。
特に、森本部長を中心に着実に事業を進めているという感想を私個人的には持っております。これまで、時に厳しい
意見もあったかと思いますが、全て市民のため、
市政発展のためということでございますので、御容赦いただきたいと思います。
最後に、
執行部の
皆様の今後さらなる御活躍を祈念し、お礼の挨拶とさせていただきます。2年間、
大変お世話になりました。
それでは、最後に、あすの予定を確認いたします。
あすは、午前9時30分から議会運営
委員会が開催されますので、終了後、案内の放送がありましたら、お集まりください。
それでは、本日はこれにて散会いたします。
午前10時50分散会...