大分市議会 2018-11-30
平成30年第4回定例会(第1号11月30日)
平成30年第4回
定例会(第1号11月30日)
第4回
大分市議会定例会会議録 (第1号)
───―────―────────────
平成30年11月30日
午前10時2分
開会
───―────―────────────
出席議員
1番 穴 見 憲 昭
2番 小 野 仁 志
3番 松 木 大 輔
4番 倉 掛 賢 裕
5番 田 島 寛 信
6番 二 宮 博
7番 藤 田 敬 治
8番 安 部 剛 祐
9番 野 尻 哲 雄
10番 永 松 弘 基
11番 板 倉 永 紀
12番 足 立 義 弘
13番 仲 道 俊 寿
◎
日程第2 議第107号から議第149号まで
一括上程(
市長の
提案理由説明)
○
議長(
野尻哲雄) 次に参ります。
日程第2、本日提出されました議第107号から議第149号までを
一括上程いたします。
─────────────────────
議案
番号 件名
議第107号
平成30年度
大分市
一般会計補正予算(第2号)
議第108号
平成30年度
大分市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議第109号
平成30年度
大分市
財産区
特別会計補正予算(第1号)
議第110号
平成30年度
大分市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算
(第1号)
議題111号
平成30年度
大分市
介護保険特別会計補正予算(第1号)
議題112号
平成30年度
大分市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議題113号
平成30年度
大分市
水道事業会計補正予算(第1号)
議題114号
平成30年度
大分市
公共下水道事業会計補正予算(第2号)
議題115号
大分市議会議員の
議員報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する
条例の一部
改正について
議題116号
大分市
常勤特別職の
給与に関する
条例の一部
改正について
議題117号
大分市
職員の
給与に関する
条例等の一部
改正について
議題118号
大分市立学校職員の
給与に関する
条例等の一部
改正について
議題119号
大分市
職員の
特殊勤務手当支給条例の一部
改正について
議第120号
大分市
税条例の一部
改正について
議題121号
大分市
手数料条例の一部
改正について
議第122号
大分市
都市公園条例の一部
改正について
議題123号
大分市立中学校設置条例の一部
改正について
議題124号 公の
施設に係る
指定管理者の
指定について
議題125号 公の
施設に係る
指定管理者の
指定について
議題126号 公の
施設に係る
指定管理者の
指定について
議題127号 公の
施設に係る
指定管理者の
指定について
議題128号 公の
施設に係る
指定管理者の
指定について
議題129号 公の
施設を他の
普通地方公共団体の
住民の
利用に供することに関する
協議について
議題130号 公の
施設を他の
普通地方公共団体の
住民の
利用に供することに関する
協議について
議題131号 公の
施設を他の
普通地方公共団体の
住民の
利用に供することに関する
協議について
議題132号 公の
施設を他の
普通地方公共団体の
住民の
利用に供することに関する
協議について
議題133号 公の
施設を他の
普通地方公共団体の
住民の
利用に供することに関する
協議について
議題134号 公の
施設を他の
普通地方公共団体の
住民の
利用に供することに関する
協議について
議題135号 公の
施設を他の
普通地方公共団体の
住民の
利用に供することに関する
協議について
議題136号 他の
普通地方公共団体の公の
施設を
大分市の
住民の
利用に供させることに関する
協議について
議題137号 他の
普通地方公共団体の公の
施設を
大分市の
住民の
利用に供させることに関する
協議について
議題138号 他の
普通地方公共団体の公の
施設を
大分市の
住民の
利用に供させることに関する
協議について
議題139号 他の
普通地方公共団体の公の
施設を
大分市の
住民の
利用に供させることに関する
協議について
議題140号 他の
普通地方公共団体の公の
施設を
大分市の
住民の
利用に供させることに関する
協議について
議題141号 他の
普通地方公共団体の公の
施設を
大分市の
住民の
利用に供させることに関する
協議について
議題142号 他の
普通地方公共団体の公の
施設を
大分市の
住民の
利用に供させることに関する
協議について
議題143号
住居表示を実施すべき
市街地の区域及び
当該区域内の
住居表示の方法について
議題144号
工事請負契約の
締結について(
小屋鶴住宅中層耐火構造5階
建新築工事)
議題145号
工事請負契約の
締結について(
大分市立横瀬小学校中
校舎長寿命化改修工事)
議題146号
工事請負契約の
締結について(
大分川
ダム材料山跡地屋外ステージ新築工事)
議題147号
市道路線の認定について
議題148号
損害賠償の額の
決定並びに
示談について
議題149号
損害賠償の額の
決定並びに
示談について
─────────────────────
○
議長(
野尻哲雄) この際、
提案理由の
説明を求めます。
佐藤市長。
○
市長(
佐藤樹一郎)(登壇) おはようございます。本日ここに、
平成30年第4回
大分市議会定例会が
開会されるに当たりまして、提出いたしました諸
議案の概要を御
説明申し上げます。
まずその前に、このたび
地方自治功労者として、
大分県知事表彰を受けられました
野尻哲雄議長に対し、
市民を代表してお
喜びを申し上げますとともに、長年にわたり
市政発展のために御尽力をいただきました御功績に対し、心から敬意と
感謝の意を表し、あわせて今後ともますます御活躍されますよう御祈念を申し上げます。
次に、
大分トリニータについてであります。
大分トリニータは、去る11月17日、J1昇格がかかった
モンテディオ山形との試合を引き分けとし、今季を2位で終了し、6
シーズンぶりのJ1復帰を果たしました。この1年間、
チーム一丸となって戦い抜き、私たちに大きな感動を与えてくれた選手、監督を誇りに思うとともに、応援してくださった
皆様とこの
喜びを分かち合いたいと思います。来季、
大分トリニータのJ1における一層の活躍を期待しております。
次に、最近の
市政の動きについて御
報告申し上げます。
最初に、
国民文化祭、
全国障害者芸術・
文化祭についてであります。
去る10月6日から11月25日まで、51日間にわたり第33回
国民文化祭・おおいた2018、第18回
全国障害者芸術・
文化祭おおいた
大会が行われ、おおいた大茶会をテーマに、全県下で164もの
事業が開催されました。
このうち、
本市及び
大分市
実行委員会が主催した、
音楽、演劇、
伝統芸能、
障害者アート等のさまざまな
文化、
芸術分野の
事業に加え、
内容を拡充した既存の
イベントなどに、延べ67万人を上回る参加をいただきました。
中でも、
リーディング事業の回遊劇場~ひらく・であう・めぐる~では、
市内中心部の
空き店舗やカフェ、さらにはビルの外壁など、至るところを
アート作品の制作、展示の場とすることで、多くの
来訪者の
皆様に多彩な
文化、
芸術との出会いを体験していただくことができました。
また、
分野別事業として行われた第11回おおいた
夢色音楽祭2018では、海外から多くのミュージシャンを迎えて競演するワールドミュージックステージを特別企画しました。
また、
大分市やま揃えでは、
市内各地に伝わる山車が、昼は
中央通り歩行者天国の
会場を練り歩き、夜はイルミネーションの
府内城仮想天守の下に集結し、大きな
にぎわいが生まれました。
そのほか、公募で集まった
市民が
中心となってつくり上げた、
豊後FUNAIミュージカル、宗麟の海や、
大分いこいの
道広場の
特設舞台において、
伝統芸能と
現代アートが融合した、豊後ノ
國府内薪能なども催されました。
これらの成果を、来年行われる
ラグビーワールドカップ2019
日本大会等の
イベントへとつなげてまいります。
次に、
OITAサイクルフェス!!!2018についてであります。
本市では、
全日本実業団自転車競技連盟が主催する
国内最高峰ツアーの
自転車レースを、
平成26年から毎年開催をしてまいりました。本年から
国際自転車競技連合公認の
大会となり、去る10月13日から2日間、
大分いこいの道と
大分スポーツ公園周辺の
会場において、海外6
チーム、国内14
チームが参戦した迫力ある
レースが行われました。
また、
大分いこいの道の
競技コースに隣接した
芝生広場では、
大分のグルメが楽しめる
飲食ブースなども設けられ、
来場者は過去最高の約6万8,000人となるなど、多くの
市民や
観光客で
にぎわいました。
これらを契機として、
自転車競技を通じた
魅力発信や、
国際交流、10月1日から
実証実験を開始している
シェアサイクル事業など、
自転車を生かした
まちづくりをさらに進めてまいります。
次に、駄
原総合運動公園球技場についてであります。
昭和41年の
大分国体開催時に
整備した駄
原総合運動公園球技場でございますが、このたび、
ラグビーワールドカップ2019や
東京オリンピック・パラリンピックの
キャンプ誘致等に向けて進めておりました
改修工事を終え、ネーミングライツにより
施設名を、
豊後企画大分駄
原球技場といたしました。
改修工事により、
天然芝や
照明設備、
スタンドのほか、
更衣室や
シャワー室等を備えた
管理棟が
整備され、
事前キャンプなどを受け入れる準備が整ったところでございます。
また、去る11月10日には
オープニングイベントとして、
リオオリンピックで金メダル獲得した7人
制ラグビーの
フィジー男子チームとともに
フィジー女子チームを迎え、日本の
チームとの
親善試合を実施し、新しい
スタンドから多くの
市民の
皆様に観戦をしていただいたところでございます。
次に、
南蛮BVNGO交流館についてであります。
去る9月30日、
大友氏
遺跡の案内や
最新情報の発信をより効果的に行うため、新たに
整備した
南蛮BVNGO交流館がオープンいたしました。館内には、
歴史ゾーンを初め、
大友館や
豊後府内の
まちをスクリーンで紹介する
シアターゾーン、
戦国衣装体験やパズル、塗り絵などができる
交流ゾーン、
イベント等で実際にお茶の体験ができる
茶の湯ゾーンなどを設けており、大人も子供も
大友氏にまつわる歴史について楽しく学ぶことができるようになりました。
10月27日には、
大友氏
遺跡フェスタ2018が開催され、オープンして1カ月の間に約3,800人の方々に御来館いただいております。今後も、現在
整備を進めております
庭園跡とあわせ、
歴史文化観光の拠点として活用し、多くの
皆様に郷土が誇る
大友宗麟の
魅力を伝えてまいります。
また、
JR大分駅と
交流館を結ぶ1.2キロメートル区間において、
自動運転車両の
実証運行を行ったところ、10月20日から28日までの9日間に約2,300人に御乗車いただき、乗車を待つ行列ができるなど、未来の技術に対する
市民の
皆様の関心の高さを感じたところでございます。
次に、
武漢市との
交流についてであります。
去る11月13日から16日にかけまして、私を団長として
田島寛信議員を初めとする各界の
代表者により構成された、第20次
大分市
友好訪問団が
友好都市である
武漢市を訪問してまいりました。
周先旺武漢市長との会談では、来年の
友好都市締結40周年に向けて、今後も
都市間交流をさらに発展させていくことを、お互いに確認いたしたところであります。
また、
訪問期間中に
武漢市では、中国の各
都市とその
友好都市など世界60カ国から125
都市の
代表団が参加し、
友好、
交流の促進のため、
中国国際友好都市大会が開催されました。この
大会におきまして、私からは、
本市の
魅力や
武漢市との
交流、協力について紹介するとともに、
ラグビーワールドカップ2019のPRをさせていただきました。
最後に、
地域まちづくりビジョン市民報告会についてであります。
去る10月3日から11月26日にかけて、7月に策定した13
地域それぞれの
地域まちづくりビジョンを広く
市民の
皆様に知っていただくため、各
地域の
会場で
市民報告会を開催いたしました。
報告会では、
事務局による
ビジョンの
内容や
検討状況について
説明した後に
意見交換を行い、参加いただいた多くの
市民の
皆様から貴重な御
意見をお伺いすることができました。
ビジョン会議に顧問として携わっていただくとともに、
報告会にも御参加をいただきました
市議会議員の
皆様には、改めて御礼を申し上げます。
今後は、
報告会でいただいた御
意見を踏まえ、
地域の
皆様と一緒になって、それぞれの
ビジョンの実現に向けて
検討を深めてまいります。
それでは、
予算議案について御
説明を申し上げます。
まず、
一般会計補正予算についてでありますが、今回の
補正予算は、9月の台風24号により被害を受けた
道路などの
災害復旧に係る経費のほか、
退職手当等の
人件費の調整及び
平成29年度の
事業費の確定に伴う
国庫負担金等精算返還金などを
中心に編成いたしました。
また、
債務負担行為として、
指定期間満了に伴う
ホルトホール大分、
アートプラザ等の
指定管理業務委託料や、年度当初から
工事に着手するための
道路舗装等に係る
工事請負費などを
計上いたしております。
その結果、
補正額は19億500万円となり、
補正後の
一般会計予算総額は1,836億1,000万円となったところであります。
歳出の主なものについてでありますが、
民生費には、9億9,311万円を
計上いたしております。その主なものは、
生活保護費や
臨時福祉給付金などの
国庫負担金等精算返還金のほか、障がい
者介護・
訓練等給付費の
追加計上などであります。
災害復旧費には、5億3,300万円を
計上いたしております。これは、台風24号により被災した
道路や河川、
農林水産施設等の
復旧費の
計上であります。
総務費には、3億3,128万6,000円を
計上いたしております。これは、定年前
早期退職に伴う
退職手当のほか
人件費の
計上であります。
衛生費には、1億1,042万円を
計上いたしております。その主なものは、
大分川
ダムの建設に係る
水道事業会計への
繰出金の
追加のほか、日本脳炎や麻疹、
風疹等の
予防接種者の増加に伴う
委託料の
追加計上であります。
次に、歳入についてでありますが、今回の
補正予算の主な財源といたしましては、
国庫支出金3億3,990万5,000円、
県支出金1億7,331万1,000円、繰越金11億3,735万5,000円を
計上いたしております。
続きまして、
特別会計補正予算についてでありますが、
国民健康保険特別会計と
介護保険特別会計には、主に
国庫負担金等精算返還金の
追加として、7億6,900万円を
計上いたしております。
また、
財産区
特別会計、
公設地方卸売市場事業特別会計並びに
後期高齢者医療特別会計につきましては、
平成29年度決算の確定に伴う
事業費等の調整で、その
補正額は3,100万円となっております。
水道事業会計には、
大分川
ダムの建設に係る
負担金として3億7,000万円を
追加計上するほか、
債務負担行為として
配水管等の
維持管理業務の
委託料を
計上いたしております。