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平成30年決算審査特別委員会( 9月27日 全体会)
平成30年厚生常任委員会( 9月27日)
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  1. 大分市議会 2018-09-27
    平成30年決算審査特別委員会( 9月27日 全体会)


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    最終取得日: 2022-11-22
    平成30年決算審査特別委員会( 9月27日 全体会)                   決算審査特別委員会記録 1.開催日時    平成30年9月27日(木)午前10時0分開議〜午前10時33分散会 2.場  所    全員協議会室 3.出席委員    委員長 二宮  博        副委員長 松下 清高    委 員 穴見 憲昭        委  員 小野 仁志     〃  松木 大輔         〃   倉掛 賢裕     〃  田島 寛信         〃   藤田 敬治     〃  安部 剛祐         〃   永松 弘基     〃  板倉 永紀         〃   足立 義弘     〃  仲道 俊寿         〃   長田 教雄     〃  秦野 恭義         〃   阿部剛四郎     〃  高松 大樹         〃   松本 充浩     〃  堀  嘉徳         〃   井手口良一
        〃  福間 健治         〃   岩崎 貴博     〃  斉藤由美子         〃   馬見塚 剛     〃  甲斐 高之         〃   帆秋 誠悟     〃  宮邉 和弘         〃   安東 房吉     〃  日小田良二         〃   スカルリーパー・エイジ     〃  三浦 由紀         〃   衛藤 延洋     〃  仲家 孝治         〃   荻本 正直     〃  高橋 弘巳         〃   橋本 敬広     〃  川邉 浩子         〃   国宗  浩     〃  泥谷  郁         〃   今山 裕之   欠席委員    な し 4.説明員    な し 5.事務局出席者    吉野議事課長岡村議事課参事斉藤議事課政策調査室長、    河井議事課議事担当班長    書記 松尾 和貴 6.審査案件等    各分科会長報告質疑、討論、採決                会議の概要                             平成30年9月27日                             午前10時0分開議 ○二宮委員長   皆さん、おはようございます。ただいまから決算審査特別委員会を開会します。  本日の案件は、お手元配付の日程のとおりです。  初めに、本委員会に付託されました議第103号、平成29年度大分歳入歳出決算認定について、議第104号、平成29年度大分水道事業会計剰余金処分及び決算認定について、議第105号、平成29年度大分公共下水道事業会計資本剰余金処分及び決算認定について、各分科会長から審査経過等報告を求めます。  最初に、田島総務分科会長。 ○田島総務分科会長   おはようございます。総務分科会長報告を行います。  さき決算審査特別委員会において、本分科会審査案件となりました項目につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、議第103号、平成29年度大分歳入歳出決算認定について、平成29年度大分一般会計歳入歳出決算のうち歳入についてであります。  委員から、軽自動車税における収入未済はどのような理由で発生しているのかなどの質疑が出されました。  審査いたしました結果、反対意見はありませんでした。  次に、歳出のうち第1款議会費、第2款総務費、第3款民生費のうち国保年金課関係、第4款衛生費うち葬斎場費上水道費、第8款土木費のうち市民協働推進課関係及び公共下水道事業会計繰出金、第9款河川課関係を除く消防費、第10款教育費のうち市民協働推進課及びスポーツ振興課関係、第12款公債費、第13款予備費についてであります。  このうち、第2款総務費につきましては、委員から、マイナンバーカードの交付状況はどのようになっているのか、パスポートセンターでの申請等の件数はどのようになっているのかなどの質疑が出されました。  審査いたしました結果、反対意見はありませんでした。  また、他の款につきましても審査いたしました結果、いずれも反対意見はございませんでした。  次に、平成29年度大分国民健康保険特別会計歳入歳出決算平成29年度大分市財産区特別会計歳入歳出決算平成29年度大分土地取得特別会計歳入歳出決算平成29年度大分後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の4特別会計決算についてであります。  審査いたしました結果、いずれも反対意見はありませんでした。  次に、執行部説明を求めました平成29年度重点事業成果についてであります。  本分科会は、地域づくり交付金事業など23事業成果について説明を受けました。  次に、事務事業評価についてであります。  本分科会は、地域おこし協力隊事業男女共同参画推進事業国際スポーツ誘致推進事業の3事務事業評価対象となりましたことから、執行部から説明を受ける中、事務事業評価を行いました。  事務事業評価結果につきましては、お手元配付分科会評価結果のとおりであります。  このうち、地域おこし協力隊事業につきましては、委員から、今年度はどのような理由から隊員を採用していないのか、隊員地域住民との関係をどのように築いているのか、ホームページなどを活用して隊員の活動を広くPRするべきである、隊員サポート体制を全庁的なものに見直すことで隊員の定住や地域担い手の確保につなげるべきであるなどの質疑意見があり、評価区分は拡充との結論に達しました。  最後に、本分科会としては、次のとおり要望いたします。  景気は緩やかな回復基調にあるが、少子高齢化人口減少社会の到来による社会構造の変化により、扶助費を初めとした社会保障関係費が増加し、経常収支比率も高水準で推移する中、老朽化が進む公共施設維持管理更新経費の対応などによる財政負担が懸念される。未収金徴収における取り組みの強化など、歳入の確保に向けた努力は認められるが、今後も財政運営に当たっては、不納欠損の縮減や自主財源の安定的な確保を図るとともに、市債残高の管理と縮減に努め、基礎的財政収支の黒字を確保することにより、財政構造弾力性の確保と健全性の堅持に努めること。  以上で総務分科会長報告を終わります。 ○二宮委員長   次に、倉掛厚生分科会長。 ○倉掛厚生分科会長   おはようございます。厚生分科会長報告を行います。  さき決算審査特別委員会において、本分科会審査案件となりました項目につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、議第103号、平成29年度大分歳入歳出決算認定について、平成29年度大分一般会計歳入歳出決算歳出第3款国保年金課関係を除く民生費、第4款衛生費のうち保健衛生総務費子ども医療助成費保健所費、第10款教育費のうち子どもすこやか部関係についてであります。  第3款国保年金課関係を除く民生費につきましては、委員から、高齢者ワンコインバス事業費事業開始からどのくらい伸びたのかなどの質疑が出されました。  審査いたしました結果、一部反対意見がありました。  第4款衛生費のうち保健衛生総務費子ども医療助成費保健所費につきましては、委員から、地域猫活動進捗状況はどのようになっているかなどの質疑が出されました。  審査いたしました結果、反対意見はありませんでした。  第10款教育費のうち子どもすこやか部関係につきましては、委員から、私立幼稚園子育て支援保育利用者補助金はどのような状況となっているのかなどの質疑が出されました。  審査いたしました結果、反対意見はありませんでした。  次に、平成29年度大分母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算平成29年度大分介護保険特別会計歳入歳出決算についてであります。  審査いたしました結果、いずれも反対意見はありませんでした。  次に、執行部説明を求めました平成29年度重点事業成果についてであります。  本分科会は、障害者福祉施設整備事業など17事業成果について説明を受けました。  次に、事務事業評価についてであります。  本分科会は、産休等代替職員雇用費補助金子ども家庭支援センター事業健康推進員地域活動事業の3事務事業評価対象となりましたことから、執行部から説明を受ける中、事務事業評価を行いました。  事務事業評価結果につきましては、お手元配付分科会評価結果のとおりであります。  このうち、子ども家庭支援センター事業につきましては、委員から、ケースワーカー1人当たりの受け持ち件数や、児童相談所婦人相談所につないだ件数はどのくらいか、乳児家庭全戸訪問事業に関連して保健所との連携はどのようになっているのか、児童虐待やDVの相談件数がふえている中、高い専門性を持つ人員を確保し、相談支援体制の強化と機能の充実が必要であるなどの質疑意見があり、評価区分は拡充との結論に達しました。  最後に、本分科会としては、次のとおり要望いたします。  待機児童については、これまでの課題を継承し、市民保育ニーズを把握した上、保育の質を担保しながらその解消に努めること。子ども家庭支援センター機能強化及び他の部局との連携を十分に図ること。なお、児童相談所に係る検討に当たっては、支援体制などの課題を包括的に議論した上で行っていくこと。  また、他の分科会に関連する事項として、次のとおり要望いたします。  障害者就労支援への取り組みについては、商工労働観光部と連携し、雇用のミスマッチの解消を図るとともに、継続的な就労に向け、引き続き支援に努めること。  以上で厚生分科会長報告を終わります。 ○二宮委員長   次に、帆秋文教分科会長、お願いします。 ○帆秋文教分科会長   おはようございます。文教分科会長報告を行います。  さき決算審査特別委員会において、本分科会審査案件となりました項目につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、議第103号、平成29年度大分歳入歳出決算認定について、平成29年度大分一般会計歳入歳出決算歳出第10款子どもすこやか部市民協働推進課及びスポーツ振興課関係を除く教育費についてであります。  本分科会審査項目につきましては、歳出第10款のみであることから、審査をより深めるために1項ごとに審査を行いました。  委員からは、小学校の衛生費について、学校によって金額に差があるのでその内容を知りたい。美術館費に関して、入館者数県立美術館と比較してどうなっているのかなどの質疑が出されました。  審査いたしました結果、一部反対意見がありました。  次に、執行部説明を求めました平成29年度重点事業成果についてであります。  本分科会は、教科指導マイスター派遣事業など、11事業成果について説明を受けました。  次に、事務事業評価についてであります。  本分科会は、奨学助成事業大分っ子基礎学力アップ推進事業スクールソーシャルワーカー活用事業の3事務事業評価対象となりましたことから、執行部から説明を受ける中、事務事業評価を行いました。  事務事業評価結果につきましては、お手元配付分科会評価結果のとおりであります。  このうち、スクールソーシャルワーカー活用事業につきましては、委員から、スクールソーシャルワーカー雇用形態はどうなっているのか、関係機関との連携の状況を聞きたい、相談件数は毎年増加し相談内容も複雑化してきていることから、スクールソーシャルワーカーを増員するとともに、その資質の向上を図るべきであるなどの質疑意見があり、評価区分は拡充との結論に達しました。  最後に、本分科会としては、他の分科会と関連する事項として、次のとおり要望をいたします。  児童生徒及び保護者の抱える問題は多岐に渡り、かつ複雑化してきているため、学校に配置されるスクールソーシャルワーカーだけではなく、他の部局や関係機関との連携した対応が今まで以上に必要となることから、児童相談所に係る検討を含めた総合的な支援体制の構築に努めること。  以上で文教分科会長報告を終わります。 ○二宮委員長   次に、足立建設分科会長、お願いします。
    足立建設分科会長   おはようございます。建設分科会会長報告を行います。  さき決算審査特別委員会において、本分科会審査案件となりました項目につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、議第103号、平成29年度大分歳入歳出決算認定について、平成29年度大分一般会計歳入歳出決算歳出第8款市民協働推進課関係及び公共下水道事業会計繰出金を除く土木費、第9款消防費のうち河川課関係、第11款災害復旧費のうち土木施設災害復旧費についてであります。  審査いたしました結果、いずれも反対意見はありませんでした。  次に、平成29年度大分大分南土地区画整備清算事業特別会計歳入歳出決算につきましては、審査いたしました結果、反対意見はありませんでした。  次に、議第104号、平成29年度大分水道事業会計剰余金処分及び決算認定については、審査いたしました結果、反対意見はありませんでした。  次に、議第105号、平成29年度大分公共下水道事業会計資本剰余金処分及び決算認定については、審査いたしました結果、反対意見はありませんでした。  次に、執行部説明を求めました平成29年度重点事業成果についてであります。  本分科会は、横尾土地区画整理事業など17事業成果についての説明を受けました。  次に、事務事業評価についてであります。  本分科会は、道路維持費認定外道路整備)、周辺地域循環型交通実証運行事業ふるさと団地元気創造推進事業の3事務事業評価対象となりましたことから、執行部から説明を受ける中、事務事業評価を行いました。  事務事業評価結果につきましては、お手元配付分科会評価結果のとおりであります。  このうち、道路維持費認定外道路整備)につきましては、委員から、市民が身近に利用する道路であり、安全・安心を確保する上で非常に効果が高い、整備要望に対し、施工を翌年度以降に繰り越す事案もあり、早急に対応する必要があるなどの意見があり、評価区分は拡充との結論に達しました。  最後に、分科会として他の分科会と関連する事項として、次のとおり要望いたします。  現在、祝祭広場整備大分城址公園仮想天守イルミネーションなどの各種施策を展開しているが、これらの施策により本市の活性化を図っていくためには、担当部局取り組みだけではなく、より効率的・効果的な施策となるよう、部局横断的な連携に努めること。  以上で建設分科会長報告を終わります。 ○二宮委員長   次に、今山経済環境分科会長、お願いします。 ○今山経済環境分科会長   おはようございます。経済環境分科会長報告を行います。  さき決算審査特別委員会において、本分科会審査案件となりました項目につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、議第103号、平成29年度大分歳入歳出決算認定について、平成29年度大分一般会計歳入歳出決算歳出第4款衛生費のうち当分科会所管分、第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、第11款災害復旧費のうち農林水産施設災害復旧費についてであります。  第4款衛生費のうち当分科会所管分につきましては、委員からごみの収集運搬業務委託については、委託業者へ適切な指導をしながら市としても責任を持って行ってもらいたいなどの意見がございました。  審査いたしました結果、反対意見はありませんでした。  第5款労働費、第6款農林水産業費につきましては、審査いたしました結果、いずれも反対意見はありませんでした。  第7款商工費につきましては、委員から、企業立地促進助成金について、正規雇用者数状況はどのようになっているのかなどの質疑が出されました。  審査いたしました結果、一部反対意見がありました。  第11款災害復旧費のうち農林水産施設災害復旧費につきましては、審査いたしました結果、反対意見はありませんでした。  次に、平成29年度大分公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算平成29年度大分農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算につきましては、審査いたしました結果、いずれも反対意見はありませんでした。  次に、執行部説明を求めました平成29年度重点事業成果についてであります。  本分科会は、水素エネルギー導入推進事業など23事業成果について説明を受けました。  次に、事務事業評価についてであります。  本分科会は、ごみ減量リサイクル推進事業費(生ごみ減量化推進事業)、おおいた産品創出魅力発信事業、高崎山おさる館等指定管理業務の3事務事業評価対象となりましたことから、執行部から説明を受ける中、事務事業評価を行いました。  事務事業評価結果につきましては、お手元配付分科会評価結果のとおりであります。  このうち、おおいた産品創出魅力発信事業につきましては、委員から、販路拡大や商品の認知度向上につながっているのか検証を行いながら取り組んでもらいたい、本市産品のさらなる魅力発信につなげていく必要があるなどの意見があり、評価区分は継続との結論に達しました。  最後に、本分科会としては次のとおり要望いたします。  中小企業農林水産業における後継者不足担い手不足、現場での人手不足が大きな課題となっていることから、その課題解決に向けた取り組みを行うこと。  以上で経済環境分科会長報告を終わります。 ○二宮委員長   以上で各分科会長報告を終わります。  これより各分科会長報告に対する質疑意見をお受けします。  なお、要望事項及び事務事業評価結果に対する意見等については、この後の日程でお受けをいたしますので、後ほどお願いいたします。  それでは、質疑意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   ないようですので、意見質疑を終結いたします。  討論はありませんか。  岩崎委員。 ○岩崎委員   おはようございます。私は、日本共産党を代表いたしまして、決算審査特別委員会に付託されました議第103号、平成29年度大分歳入歳出決算認定について、議第104号、平成29年度大分水道事業会計剰余金処分及び決算認定について、議第105号、平成29年度大分公共下水道事業会計資本剰余金処分及び決算認定について、決算審査分科会長報告に対する反対討論を行います。  決算全体の特徴についてですが、平成29年度一般会計と9特別会計を合わせた総計決算額は、歳入総額2,784億2,568万5,000円、歳出総額は2,710億3,730万2,000円です。実質収支額は66億9,359万1,000円の黒字となっており、総計決算の規模は、対前年度比、歳入は30億8,238万8,000円で、1.1%の増、歳出は18億4,842万円と0.7%増加しています。  一般会計決算では、歳入1,778億2,038万3,000円、歳出1,729億9,760万6,000円で、形式収支額は48億2,277万7,000円となっています。  形式収支から、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は、41億2,798万5,000円となり、平成29年度の実質収支から平成28年度の実質収支額を差し引いた単年度収支は、前年度比4億898万1,000円の赤字となっています。その上、赤字要因となる積立金の取り崩し額23億2,000万円も合わせると、前年度比27億2,898万1,000円の赤字となります。  その上で、黒字要因である財政調整基金積立額減債基金積立額市有財産整備基金積立額の合計1億5,972万8,000円を差し引くと、平成29年度一般会計実質年度収支は、前年度比25億6,925万3,000円の赤字となります。  歳入の特徴は、市債の大幅な減少や地方交付税が減となる一方で、繰入金の大幅な増が特徴であります。  まず、自主財源についてであります。市税総額は前年度より、8億304万円で1.0%の増となっています。市税に占める市民税は38.5%で、1億4,077万9,000円、前年度より0.5%減少しています。個人市民税は1.7%増の3億9,114万2,000円ですが、法人市民税は5億3,192万1,000円と、前年度比7.8%も減少して、市税の増収には結びついておりません。市税に占める固定資産税は、10億230万4,000円で前年比2.9%増となっています。  土地は前年度より0.5%の減少です。一方、家屋は3.1%、償却資産は6.2%、前年より増加しています。連動して都市計画税も前年より1.4%増となっており、市民には重い負担となっています。また、軽自動車税は5,530万4,000円で、前年度に比べ4.8%増となっており、庶民の足とも言える軽自動車税負担増反対いたします。  依存財源についてですが、地方消費税交付金は、89億2,595万2,000円と、前年度比4億7,430万9,000円増加しています。消費税はあらゆる商品やサービスに課税されます。逆進性が強く、低所得者ほど負担が重く、格差と貧困を広げる最悪の不公平税制です。地方消費税交付金などの消費税に係る歳入は認められません。  同じ理由で、平成29年度大分公設地方卸売市場事業特別会計決算平成29年度大分農業集落排水事業特別会計決算、議第104号、平成29年度大分水道事業会計剰余金処分及び決算認定について、議第105号、平成29年度大分公共下水道事業会計資本剰余金処分及び決算認定については、各事業反対するものではありませんが、消費税の措置にかかわる決算認定反対いたします。  一般会計歳出についてですが、歳出目的別構成比は、前年度比で総務費土木費が増加し、教育費衛生費が低下しています。  第2款総務費豊予海峡ルート推進事業調査業務委託料、第7款商工費企業立地促進助成金、第8款土木費横尾公共団体土地区画整理事業など大型事業推進や大企業への支出は認められません。  また、住民合意、納得が不十分な事業についてですが、第2款総務費財政調整基金費、23億2,000万円の取り崩しは、大分中心市街地祝祭広場整備事業費として、旧大分パルコ跡地を購入するために財政調整基金を取り崩したものです。8款土木費4項都市計画費に、大分城址公園整備活用事業に係る経費として、イルミネーション関連業務委託費1,966万3,000円が措置されていますが、住民合意、納得が不十分な事業については同意できません。  行財政改革に係る支出についてですが、行政改革による総人件費は4億1,514万3,000円の削減となっています。業務執行方式の見直しによるごみ収集運搬業務民間委託の拡大、学校給食調理業務民間委託。第4款衛生費ごみ減量リサイクル推進事業費には、有料指定ごみ袋作製等業務委託事業費など、市民と職員に犠牲と負担を強いる行財政改革関連決算には同意できません。  平和と安全、民主主義にかかわる支出についてですが、第2款総務費には、マイナンバー関連経費同和関連事業費の総額2億9,526万4,000円の支出。また、自衛官募集事務経費など、民主主義と憲法の平和条項に係る基本的立場から反対をいたします。なお、同じ立場から、歳入国有提供施設等市町村助成交付金についても認めることはできません。  以上、歳出決算反対したものにかかわる歳入、債務負担行為、繰越明許費、継続費についても反対いたします。  以上の理由から、議第103号、議第104号、議第105号の決算認定反対いたします。 ○二宮委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   以上で討論を終結し、これより採決いたします。  反対討論のありました議第103号、議第104号及び議第105号について、挙手により採決をいたします。  以上の案件は、原案を可決及び認定することに賛成の方の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕 ○二宮委員長   挙手多数であります。よって、本案は一部反対意見がありましたが、原案を可決及び認定すべきものと決定いたしました。  次に、ただいま各分科会長から報告がありました要望事項の取り扱いについてお諮りをいたします。  25日に行われました正副委員長・正副分科会長会議において、要望事項(案)として整理いたしましたものをお手元配付しております。この案をもちまして、決算審査特別委員会要望事項とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、そのように決定いたします。  次に、お手元配付しております事務事業評価結果につきましては、その結果を委員長報告に盛り込むとともに、書面にて議場に配付することといたしておりますが、そのような取り扱いでよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、そのように決定いたします。  なお、あす、9月28日の本会議における決算審査特別委員長報告につきましては、正副委員長に御一任いただきますようお願いいたします。  その他として、何かございませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   以上で決算審査特別委員会の全ての日程を終了いたしました。  これをもちまして、決算審査特別委員会を閉会いたします。ありがとうございました。                              午前10時33分散会...