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  1. 大分市議会 2018-09-25
    平成30年決算審査特別委員会( 9月25日 文教分科会)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成30年決算審査特別委員会( 9月25日 文教分科会)                   決算審査特別委員会 文教分科会記録 1.開催日時    平成30年9月25日(火)  午前9時58分開議〜午前10時15分散会 2.場所    第3委員会室 3.出席委員    分科会長  帆秋 誠悟   副分科会長 松本 充浩    委  員  松木 大輔   委   員 藤田 敬治    委  員  仲道 俊寿   委   員 福間 健治    委  員  甲斐 高之   委   員 高橋 弘巳    委  員  川邉 浩子   欠席委員    なし 4.事務局出席者    書記 山崎 敏生
    5.審査案件等    文教分科会における要望事項及び事務事業評価結果について                 会議の概要                              平成30年9月25日                              午前9時58分開議帆秋分科会長   おはようございます。ただいまより決算審査特別委員会文教分科会を開会いたします。傍聴はいらっしゃいません。  本日は、20日の文教分科会で出されました分科会要望、並びに事務事業評価結果についての協議を行いたいと思います。  それでは、分科会要望についての協議を行います。お手元に、さきの分科会におきまして、委員皆さんから出されました分科会要望について、要旨をまとめたものを配付しておりますのでごらんいただきたいと思います。御意見等がございましたらお願いいたしたいと思います。  それでは、一度声に出して読みます。  「児童生徒及び保護者の抱える問題は、多岐にわたり、かつ、複雑化してきているため、学校に配置されるスクールソーシャルワーカーだけではなく、他の部局や関係機関との連携した対応が今まで以上に必要となることから、児童相談所に係る検討を含めた総合的な支援体制の構築に努めること」とさせていただいております。  いかがでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○帆秋分科会長   あえて申し上げますけど、児童相談所設置を前向きにということも含めての趣旨で、皆さんから御意見を出していただいた経過があります。発起人の福間委員につきましては、斉藤議員から厚生常任委員会経過報告を受けているかもしれませんが、実は厚生常任委員会の中で、子ども家庭支援センター事業についての事務事業評価がされまして、もっと相談機関としての機能拡充するという方向での決定を出しているようです。  そこの中には、実は児童相談所設置についての意見委員の中から出たみたいですが、いろいろ国からの通知も出ているようでございまして、既に今ある機関機能強化前提にするような方向指導がされているようなこともございまして、児童相談所があるところにつきましてはもちろんその施設の機能強化ということになるのですが、大分市につきましては、子ども家庭支援センターがあるということを含めて、厚生常任委員会の中でのそういう議論も踏まえた中で、児童相談所設置前提とした部分を含めた拡充ということではないということを明確に結論立てていますので、そことの整合性を、議会としての立場として、文教常任委員会としてはこの児童相談所に係る部分機能拡充ということはもう明確に示させてはいただいていますけれども、設置という文言はあえて入れないことで整理をしています。実はきのう、第1回目の正副分科会長事務局との協議をしたあと、きょう午前9時からも再度正副分科会長事務局とのすり合わせの話もさせていただく中で、こういう文章表現をあえてさせていただいていることを説明させていただきます。よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○帆秋分科会長   それでは、そういう整理をさせていただきます。  ただいままとめました分科会要望につきましては、きょう午後1時30分から開催されます正副委員長、正副分科会長会議での協議を経まして、27日の決算全体会において分科会長報告報告をいたすことといたします。  なお、他の分科会との関係もございますので、最終的な文言整理は正副分科会長のほうに御一任いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○帆秋分科会長   それでは、そのようにさせていただきます。  次に、事務事業評価結果について、協議いたします。お手元事務事業評価結果の正副分科会長(案)を配付しております。  まずは、奨学助成事業でございます。書記に読み上げさせますので、よろしくお願いいたします。 ○書記   読み上げます。奨学助成事業です。  「本事業は、高等学校大学等に在学する生徒及び学生のうち、学業人物ともに優秀で、経済的理由により修学困難な者に資金を給付し、又は貸与することにより有用な人材を育成することを目的としている。 意欲と能力のある生徒及び学生の修学の機会を確保するためにも、本事業必要性妥当性はともに高いことが認められる。 これまでの実績では、給付型奨学金については定員を超える応募があり、貸与型奨学金については定員に満たない状況となっている。こうしたことから、給付型奨学金については引き続き定員等について検討するとともに、貸与型奨学金については積極的に制度周知を行うほか、卒業後に本市で就職した場合には返済を免除するなど制度内容について検討することを求め、拡充とした」とさせていただいております。 ○帆秋分科会長   事務局整理させていただきました。文章整理の仕方につきましては、最初の3行につきましては、執行部のA3の説明資料目的として示していた分を抜粋した部分説明をまず入れております。  それと、今回につきましては、これは拡充ということになりましたので、中の2段目の「意欲と」の部分からその下の2行につきましては、拡充したことの明確な判断材料といいますか、認められる部分を書いております。最後の6行につきましては、皆様方から出ました文言意見等につきまして、具体的なものも含めた中で文章表現させていただいたところでございます。  いかがでしょうか。 ○仲道委員   下から4行目の終わりから、「貸与型奨学金については積極的に制度周知を行う」というのは、意見出たのかな。 ○甲斐委員   私が少し触れました。 ○仲道委員   これでいくと、給付型については拡充という形で、貸与型についても積極的に拡充という形になると思うのですが、貸与型はどちらかというともういいんじゃないのという意見ではなかったかと思いましたが…。 ○帆秋分科会長   貸与型の積極的な周知というのは、高校から短期大学大学というのはもうその子供たち保護者に直接全員に周知がされているようなことがあるんですけど、高校に進学という部分については、学校によっては、例えば中学校とかになれば、もう学校を通じてどうかという学校側からの声かけとかいう動きもあったのですが、その辺の周知高校生に比べると弱い部分がありますというような話だったので、こういう文章表現をあえてしています。 ○仲道委員   それでは、なくすにしてもとりあえず周知をもう一回して、皆さんにこんな制度がありますよというのをしてからという話なのですか。 ○帆秋分科会長   そうですね、そういうものがあるということをお知らせした中で積極的に手を挙げてくる人たちをもっともっと、学校から見るような立場だけじゃなく、救ってあげないと悪いのかなと思います。もしくは知らないままというようなことは防ぎたい。  この前出た部分については、高校に行くときの貸与型をもう給付型に変えていけばいいじゃないかということの中での拡充という意見皆さん一致しましたが、短期大学大学については、私も強く言わせていただきましたが、今すぐ給付型にしていくというのは危険も多いと思います。しかし、藤田委員松木委員も言いましたように、下から2行に書いているような、具体的な何か市にとってのメリットのようなものも含めた中で、その辺の整理ができれば、そういう無償の給付型にどんどん移行していくことも是としますよということもあったので、その3つの考え方整理した文章としてこういう形にさせていただいております。 ○仲道委員   わかりました。 ○帆秋分科会長   高校部分につきましては、給付型にもう移行することはそんなに大きく反対ありませんよということはあったというか、せめて貸与型につきましての周知はもう少しちゃんとやっていきましょうということも、その中ほどの段階的な考え方で入れさせていただいています。よろしいですか。 ○高橋委員   下から2行目の、「本市で就職した場合には返済を免除する」と、この表現が非常に気になるんですけど、配慮するとかいうそういった表現はどうなんでしょうか。 ○帆秋分科会長   短期大学大学は、今貸与型しかないんですけど、他都市については、こういうことが前提であればもう最初から給付型にしているようなところも少しずつできているので、そういうことも視野に入れて、短期大学大学のほうも少し貸与型から給付型に移行していくことも大分市としてのメリットが出てくるのではないかということの表現です。 ○高橋委員   非常に明確過ぎるかなというような感じがします。 ○帆秋分科会長   こういうことを明確に言って有用な人材を地元に残していくのであればよいかと思います。 ○高橋委員   非常に何か明確過ぎるような感じがしたので、配慮という言葉がどうかなとは思ったんですけど。 ○福間委員   軽減とか入れておけばいいのではないか。 ○高橋委員   配慮とかそういうのでちょっと和らげた方がいいかと思います。 ○帆秋分科会長   「など」と記載しています。 ○高橋委員   それはあるんですけどね。 ○帆秋分科会長   わかりやすい表現にしました。趣旨はそういう趣旨です。 ○高橋委員   これが一番いいというのはわかりますが…。 ○福間委員   いや、それぐらいにしておかないと。 ○帆秋分科会長   制度内容についての検討ですから、実際やっている都市もあるので、そういうことも含めた制度の見直し、移行する方向を出すのであれば、そういう部分も明確にしていくことも必要なのかなと思います。 ○高橋委員   私が言いましたが、皆さんがよければいいです。 ○甲斐委員   私も、ここだけがはっきりと言い切っているので、最初に聞いたとき、ちょっと違和感はあったのですが、意味はこれでいいと思うんですけど、こういう要望出すときにこの言葉が入っていいのであれば、私はこれでいいと思います。 ○帆秋分科会長   拡充にした以上は短期大学大学に行く人数、金額に比べて高校生部分だけの貸与給付にするという部分は非常にあんまり大きなことじゃないと、私は個人的に思うので、大きなかじを少し切っていく方向を示唆するのであれば、こういう書き方をしていかなければという意味合いも含めて、意味としてはそういうことです。 ○福間委員   下から4行目の「定員等について検討」とありますが、「等」の中には、大学短期大学も含めるという意味で認識していいのですか。 ○帆秋分科会長   そういうことですね。 ○福間委員   わかりました。 ○書記   「定員等」の「等」は、定員を増員するとか、金額についての部分で入っています。 ○福間委員   大学まで広げるという枠はこの中には入ってないのか。 ○書記   そこまでは入っていません。 ○帆秋分科会長   これは高校部分だけの意味だったんですね。 ○書記 
     はい、高校部分だけです。 ○帆秋分科会長   失礼しました。高校部分だけということですね。奨学生選考委員会の中で「金額を抑えてでも給付型の方が望ましい」ということの部分についてのこういうことですね。 ○福間委員   上の2段は高校生のことを言ってたんですね。そういうことでしょうね。金額とかそういうことですね、「等」というのはね。 ○帆秋分科会長   奨学生選考委員会の中にあったことの考え方はこういう整理をしたほうがいいだろうということでした。しかし、下の2行プラスアルファ3行弱につきましては、短期大学大学ももちろん含めた部分という形の大きい話になります。 ○福間委員   はい、了解しました。 ○帆秋分科会長   ほかによろしいですか。  〔「なし」の声〕 ○帆秋分科会長   それでは、大分っ子基礎学力アップ推進事業についてであります。事務局お願いします。 ○書記   大分っ子基礎学力アップ推進事業です。  「本事業は、各学校における指導方法の工夫・改善を図り、児童生徒の確かな学力向上に資するため、標準化された学力調査を実施するとともに、学力向上に係る研究推進校を指定し、研究成果を他校へ普及することを目的としている。 市主催学力調査に加え、県及び国主催学力調査結果を活用し、児童生徒学力状況について、客観的、継続的に実態把握を行い、今後の指導方法改善に役立てていく必要があるが、学力調査では、平均的な点数を上げることだけを求めるのではなく、教職員の指導力向上を図り、ひいては児童生徒一人一人の人間形成にもつながってくよう、事業の展開が図られることを期待して、継続とした」とさせていただいております。 ○帆秋分科会長   若干、ここは意見が分かれた部分でございましたので、丁寧な扱いの部分の1つのセンテンスといたしまして、下から2行目の右端の「期待」、このやり方でなくて変えなさいという意見も半数近くあったんですけれども、この下から6行目からの後、学力部分だけではないということをこの調査をすることによって明確にしていくということを期待してということで、含みは置いた中で4人の意見も尊重しての文章表現にさせていただいております。  よろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○帆秋分科会長   次に、最後スクールソーシャルワーカー活用事業についてです。お願いします。 ○書記   読み上げます。  「本事業は、不登校やいじめなど生徒指導上の課題への対応が求められる中、社会福祉等の専門的な知識・技術を有するスクールソーシャルワーカー学校に配置し、学校における教育相談体制の整備、充実を図ることを目的としている。 児童生徒の抱える課題について、早期の改善、解決を図るためにも、本事業必要性妥当性はともに高いことが認められる。 相談対応延べ件数は毎年増加し、相談内容も複雑化してきていることから、福祉部門等との連携をより一層強化し、スクールソーシャルワーカーの増員や正規職員配置増検討するとともに、その資質の向上を図ることなどにより、教育相談体制をさらに充実させることを求め、拡充とした」  〔「なし」の声〕 ○帆秋分科会長   大体皆さんから出された部分は網羅するような形の文言を入れております。よろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○帆秋分科会長   それでは、委員皆さんからその他として何かございますか。  〔「なし」の声〕 ○帆秋分科会長   それでは、文教分科会につきましてはこれで確認を終わりたいと思います。                              午前10時15分散会...