大分市議会 2018-09-13
平成30年経済環境常任委員会( 9月13日)
ないようですので、討論はこれで終結いたします。
それでは、本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
今山委員長
それでは、原案のとおり承認することに決定いたしました。
次に、第3条
債務負担行為の補正、第3表中、1追加、
指定ごみ袋作製等業務委託料(平成31年度分)について審査を行います。執行部の説明を求めます。
○
若杉環境対策課長
〔予算書① 5ページ、
指定ごみ袋作製等業務委託料について説明〕
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
ないようですので、質疑、意見はこれで終結いたします。
次に、討論はありませんか。
○岩崎委員
有料化に反対しているという基本的な立場から、これに関連する予算にも反対させていただきます。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
今山委員長
それでは、本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。
続きまして、一般議案の議第97号、
由布大分環境衛生組合規約の変更に関する協議について審査を行います。執行部の説明を求めます。
○
皿山環境部次長兼
ごみ減量推進課長
議第97号、
由布大分環境衛生組合規約の変更に関する協議につきまして、御説明申し上げます。
議案書の議97-1ページをお開きください。
本議案は、大分市と由布市が共同処理する事務を変更するとともに、組合が解散した場合の解散に伴う事務の承継について定めようとするものでございます。
まず、共同処理する事務の変更についてですが、組合が管理運営する
し尿処理施設が老朽化したため、仮設の処理施設を整備した後、現在の施設を全面改修する計画となっております。
これらの整備は、いずれも
野津原地区分を含めず、由布市が単独で実施することから、規約第3条で共同処理する事務として規定されている
し尿処理施設の設置及び管理運営のうち、施設の設置に関する事務を削除するものでございます。
次に、解散に伴う事務の承継についてですが、組合が解散した場合の財産以外の歳計現金、未徴収金、公文書の扱い等の解散に伴う事務は由布市が行うことを、規約に第15条として追加するものでございます。なお、施行期日は大分県知事の許可の日からでございます。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
ないようですので、質疑、意見はこれで終結いたします。
次に、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
ないようですので、討論はこれで終結いたします。
それでは、本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
今山委員長
それでは、原案のとおり承認することに決定いたしました。
次に、議第100号、
ごみ収集車の購入について審査を行います。執行部の説明を求めます。
○
齋藤環境部次長兼
清掃業務課長
議第100号、
ごみ収集車の購入につきまして御説明申し上げます。議案書の議100-1ページをごらんください。
本件は、老朽化し、更新基準に達した車両を大型ごみなど多様なごみの収集に対応するプレス車に更新しようとするものでございます。このたびの購入台数は4台、購入金額は2,360万160円、契約の相手方は大分市西新地一丁目1番11号、
株式会社土屋車輌でございます。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
○板倉委員
落札率は幾らでしたか。
○
齋藤環境部次長兼
清掃業務課長
予算に比しまして59%でございます。
○板倉委員
車の購入はこういうものですか。4割も安くなるというのは問題ないのですか。
○
齋藤環境部次長兼
清掃業務課長
今年度初めに2社から見積もりをいたしまして、その安いほうの金額が3,800万円でございました。
○板倉委員
それは予算でしょう。欠陥車にならないですか。
○
田崎清掃業務課政策監
契約につきましては、総務部の
契約管理課が行っておりまして、我々はそれに従いまして購入した後の使用、架装をやっていくということになっておりますが、この土屋車輌につきましては、これまでも実績がございまして、修理なども迅速にやっていただいておりますので、そういった御心配はないと考えております。
○板倉委員
今までの落札率もこういうものですか。
○
田崎清掃業務課政策監
競争入札でかなり金額は落ちてくるようでございます。
○
日小田委員
総務常任委員会の所管にはなるのですが、当然工事契約に関しては
最低制限価格という設定をしていますが、物品の場合は
最低制限価格がありません。ただ、その場合に、幾らだったら幾らという数字的な根拠がはっきりしないということもあって、結局そこのしわ寄せがどこに行くかということだろうと思うので、物品の場合はピンからキリまでありますが、できれば庁内全体的に、物品の部分についてどこかで線を引くとか、そういうことができないか、今後の検討課題として、ぜひ
契約管理課と協議をするような形をつくっていただきたいということを要望しておきたいと思います。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
ないようですので、質疑、意見はこれで終結いたします。
次に、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
ないようですので、討論はこれで終結いたします。
それでは、本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
今山委員長
それでは、原案のとおり承認することに決定いたしました。
以上で本委員会に付託されました
環境部所管分の審査は終了しました。
それでは、ここで執行部より報告事項の申し出がありましたので、説明を受けたいと思います。
まず、平成30年版環境白書について報告を受けます。
○
若杉環境対策課長
平成30年版環境白書について説明いたします。
白書及び白書資料編につきましては、事前にお配りしているところでございますが、本日はお手元の報告事項1、平成30年版
環境白書概要を使って説明させていただきます。
それでは、1ページ目をごらんください。
本市では、
環境基本法の趣旨に基づき、平成18年に大分市
環境基本条例を制定し、その後、本市の環境の保全と創造に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための基本となる
環境基本計画を策定して、環境行政を推進しております。
2ページをお願いします。
現在の第三次
環境基本計画では、大分市の目指す環境像に、「いつまでも人と自然が共生し安心して暮らせるまち おおいた」を掲げ、この環境像を達成するために6つの基本目標を定め、その下に14の環境目標を設定しております。
3ページをお願いいたします。
この
環境基本計画に示す施策の進捗状況等を取りまとめたものが環境白書であり、平成30年版環境白書では、平成29年度の施策の実施状況などを掲載しております。本日は、平成30年版環境白書の主要部分について説明いたします。
4ページをお願いいたします。
多様な生き物の保全の取り組みといたしまして、
特定外来生物の防除事業では、
特定外来生物であるアライグマによる生態系等の被害を防止するため、
アライグマ防除実施計画に基づき、地域住民、行政等が協力してアライグマの防除に取り組んでいるところであります。平成29年度の
アライグマ捕獲数は122頭でございました。また、そのほかの
特定外来生物の対応につきましては、大分市
特定外来生物の防除に関する基本方針に基づき実施しております。
5ページをお願いいたします。
自然との触れ合いの取り組みといたしまして、平成8年度より身近な自然観察会を実施しており、平成29年度は柞原八幡宮の森と七瀬川自然公園で開催し、多くの方々の参加をいただいたところであります。
6ページをお願いします。
大気環境につきましては、
大気汚染防止法に基づき、
一般環境大気測定局12局と
自動車排出ガス測定局2局で測定を実施しております。
7ページをお願いいたします。
その結果、二酸化硫黄、二酸化窒素は、全測定局で環境基準を達成していました。過去5年間の経年変化につきましては、ほぼ横ばいで推移しております。
8ページをお願いいたします。
光化学オキシダントにつきましては、
一般環境大気測定局12局で測定を実施した結果、全測定局とも1時間値が0.06ppmを超過した時間があり、環境基準を超過していました。原因につきましては、大陸からの越境汚染や工場、自動車等からの窒素酸化物などによる影響が考えられます。過去5年間の経年変化につきましては、ほぼ横ばいで推移しております。なお、
光化学オキシダントに係る注意報等の発令はありませんでした。
9ページをお願いいたします。
微小粒子状物質(PM2.5)につきましては、
一般環境大気測定局6局と
自動車排出ガス中央測定局で測定を実施した結果、
西部清掃事業所測定局を除く測定局で環境基準を達成していました。
10ページをお願いいたします。
降下ばいじんにつきましては、市内12測定地点で毎月の
降下ばいじん量を測定しております。過去5年間の経年変化につきましては、ほぼ横ばいで推移しております。
11ページをお願いいたします。
有害大気汚染物質のうち、環境基準が定められているベンゼン、トリ
クロロエチレン、
テトラクロロエチレン、ジクロロメタンについて、5地点で測定を実施した結果、全地点で環境基準を達成していました。
ダイオキシン類は4地点で測定を実施した結果、全地点で環境基準を達成していました。
12ページをお願いいたします。
悪臭につきましては、悪臭発生のおそれがある12工場において、悪臭防止法で規制基準が定められている
アンモニア等の
特定悪臭物質の調査を実施したところ、全ての工場が規制基準に適合していました。
13ページをお願いいたします。
環境保健サーベイランス調査結果について説明いたします。
環境保健サーベイランス調査とは、環境省が3歳児及び6歳児を対象に、調査票による健康調査及び
一般大気測定局による環境調査を実施し、
大気汚染物質濃度とぜんそく等の
呼吸器系症状有症率との関連性について解析、評価を行うものです。大分市を含め、調査した全ての地域で
大気汚染物質濃度が高くなるほど
ぜんそく有症率が高くなるような関連性は見られなかった、大気汚染によると思われる
ぜんそく有症率の増加を示す地域は見られなかった、発症率についても有症率と同様に有意な関連性を示す結果は得られなかったとの結果になっております。
14ページをお願いいたします。
水環境につきましては、
水質汚濁防止法等に基づき、大分県、国土交通省とともに河川35地点と海域14地点で調査を実施いたしました。
15ページをお願いいたします。
その結果、河川につきましては、全ての水域で環境基準を達成していましたが、海域につきましては、別府湾中央で環境基準を超過していました。原因といたしましては、潮流が微弱で停滞性の強かったことが考えられます。
16ページをお願いいたします。
地下水につきましては、10地点で概況調査を実施した結果、全ての地点で環境基準を達成していました。また、過去に環境基準を超過した9地点で
継続監視調査を実施した結果、3地点で
クロロエチレンが、1地点で1,2
-ジクロロエチレンと
テトラクロロエチレンが、1地点で
硝酸性窒素及び
亜硝酸性窒素が環境基準を超過していました。原因といたしましては、
クロロエチレン、1,2
-ジクロロエチレン、
テトラクロロエチレンは、事業場からの溶剤の影響、
硝酸性窒素及び
亜硝酸性窒素は、田畑からの肥料の影響が考えられます。いずれの井戸所有者にも飲用しないよう指導しており、今後も監視を継続してまいります。
17ページをお願いいたします。
ダイオキシン類につきましては、河川10地点、河川底質5地点、地下水10地点、土壌5地点を選定して調査を実施した結果、全ての地点で環境基準を達成していました。また、過去に環境基準を超過した
継続監視井戸の調査を実施した結果、環境基準を達成していました。
18ページをお願いいたします。
騒音につきましては、一般地域の
環境騒音測定を市内6地点で実施した結果、全ての地点で環境基準を達成していました。道路に面する地域につきましては、
主要幹線道路28地点で
自動車交通騒音測定を行い、その測定結果をもとに、住居等3万1,454戸について評価を行った結果、96%で環境基準を達成していました。
19ページをお願いいたします。
公害苦情の受理件数につきましては345件で、前年度から24件増加していますが、年度ごとの変動の範囲内と考えております。5年間の経年変化につきましては、ほぼ横ばいとなっております。
20ページをお願いいたします。
地球温暖化対策の取り組みの一つである再
エネ・省エネ設備設置補助事業につきましては、住宅に
再生可能エネルギー利用設備や
省エネルギー設備を設置する市民等に対し、設置費用の一部を補助しております。平成29年度は
太陽光発電設備497件、エネファーム47件、蓄電池56件の補助を実施いたしました。
21ページをお願いします。
市民、事業者、行政がそれぞれの立場を越えて、互いに学び合いながら
温室効果ガス削減に向けた取り組みを積極的に推進するために、
地球温暖化対策おおいた市民会議を開催いたしました。
22ページをお願いします。
前述の市民会議と協働して
節電キャンペーンを展開し、市民、事業者の皆さんに節電の続行を広く呼びかけたところでございます。
23ページをお願いします。
環境教育・環境学習の充実につきましては、環境問題に関心を持ち、環境に配慮した行動に取り組んでもらうための啓発活動として、6月の環境月間にガレリア竹町ドーム広場にて大分市環境展を実施いたしました。
24ページをお願いいたします。
環境問題をテーマとした大分市
環境ポスター展を実施し、市内及び中国武漢市、広州市、
アメリカオースチン市の小中学生から200点の応募をいただきました。また、大分市環境展にて表彰式を実施したところであります。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
○岩崎委員
19ページの
公害苦情件数に係る経年変化ということで、おおむね変化は見られないという説明でしたけれども、悪臭が平成25年から平成26年にかけて上がっているのですが、その間に何かあったのか、詳しく聞かせていただければと思います。
○
若杉環境対策課長
これはほとんど野焼きの話になってくるのですが、平成25年度まで野焼きは
環境対策課が所管しておりました。野焼きは臭くてすすが降るというように、悪臭と大気汚染の両方を言ってくることが多かったので、
環境対策課が所管している間は、野焼きを悪臭の場合と大気汚染の場合とに振り分けをしておりました。
それが平成26年度から、今の
ごみ減量推進課に所管が変わりました。その段階で、野焼きはどちらかというとやはりにおいということで捉えるようになりまして、ジャンル分けが若干変わったというような状況であります。
○岩崎委員
わかりました。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
○
日小田委員
9ページのPM2.5についてですけれども、表では非達成から達成へ急に変化してきているのですが、これは何か理由があるのですか。
○
若杉環境対策課長
九州で見ますと、PM2.5の大体7割の原因が大陸由来のものだと国が発表しておりますが、最近の状況を見ておりますと、大陸から来る雲の流れが弱まっているということと、はっきりとした理由はわかりませんが、中国も努力していると聞いておりますので、そういうことで結果が出ているのではないかと考えております。
○
日小田委員
偏西風などではなくて、中国がそれなりに努力しているという解釈でいいのですか。
○
若杉環境対策課長
はい。
○
日小田委員
わかりました。
○
今山委員長
16ページの地下水の調査で、井戸の調査をしていますが、人が飲用している井戸があるのですか。
○
若杉環境対策課長
調査した井戸につきましては、人が飲用しておりません。
○
今山委員長
ありがとうございました。
ほかにございませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
それでは次に、大分市
水素利活用計画の推進状況について報告を受けます。
○
若杉環境対策課長
大分市
水素利活用計画の推進状況について報告させていただきます。
大分市
水素利活用計画につきましては、昨年9月の本委員会におきまして、その概要を御報告させていただいたところでありますが、今回は現在の進捗状況につきまして御報告させていただきます。
それでは、報告事項2をごらんください。
大分市
水素利活用計画の進行管理につきましては、学識経験者や関連事業者等から構成された大分市水素利活用協議会と連携する中で行っており、今年度は平成31年度以降における水素利活用モデル事業の実施に向けた検討を進めているところでございます。
表の左端になりますが、検討モデルといたしまして、市が主体となって取り組むことのできるものを短期的なモデルと位置づけ、実施に向け協議会等で検討する必要のある取り組みを中長期的なモデルとして整理しております。
まず、市が主体となり、短期的に実施を検討するモデルについてですが、①は、現在、本市が所有する2台の燃料電池自動車に持ち運び式の外部給電器を接続し、災害時には避難所等で活用しようとするものです。燃料電池自動車1台で一般家庭7日分の電力を供給できます。通常時には各種イベントや防災訓練などでの活用が考えられます。
②は、避難所等に純水素ボンベを利用する燃料電池を導入し、災害時の非常用電源や熱源として活用しようとするものです。
③は、都市ガスから水素を取り出して利用する業務用燃料電池を市庁舎等の公共施設に通常使用の電源として導入しようとするものです。電気、ガス料金の削減効果及びCO2の削減効果が高く、災害時の補助電源としての活用も考えられます。
まずは、このような現実的な3つの取り組みを通して、市民や事業者の方々へ水素利活用の啓発を行うことで、水素社会への機運を醸成することが大切であると考えておりますので、引き続き検討を進め、可能なものにつきましては、平成31年度事業として予算化を図ってまいりたいと考えております。
次に、実施に向け協議会等で検討する必要のあるモデルについてですが、④、⑤につきましては、中期的に取り組むものです。
④につきましては、太陽光発電を利用した自立型水素エネルギー供給システムを避難所等に導入するものです。このシステムは、日中は太陽光発電を電気としてそのまま利用し、夜間は日中に蓄電池でためた電気を利用します。また、災害時には水の電気分解で貯蔵していた水素を利用し、電気と熱を供給できるものです。国の補助制度の対象になりますが、維持管理費等の費用対効果を踏まえ検討を行う必要があります。
⑤につきましては、④の自立型エネルギー供給システムに水素ステーションの機能を追加したものであり、流通業務団地や臨海部工業地域等で導入し、燃料電池フォークリフトに活用しようとするものです。国の補助制度の対象になりますが、民間が主体となって運営する必要があることから、関係事業者等との連携協力が不可欠となります。
次の⑥から⑧につきましては、中長期的に取り組むものです。
⑥につきましては、大分県が主になって進めようとしているモデルです。水素だけを選択的に透過する金属膜の技術を用いた安価な装置により臨海部の工業地帯で発生する副生ガスから安くて純度の高い水素を精製し、水素ステーションへの供給や公共施設に設置した純水素型燃料電池で利活用するものであります。現在、市内地場企業と大分工業高等専門学校が共同で商品化に向け開発を進めており、将来この技術を活用しようとするものです。
⑦は、国内有数のメガソーラーが本市臨海部で稼働しているという特性を生かし、メガソーラーの電力を利用して水の電気分解などで製造した水素を活用するものであります。今後、メガソーラー事業者等と詳細を協議していく必要があります。
⑧は、臨海部工業地域で発生する副生ガスを工場からパイプラインでほかの工場の水素精製装置まで供給し、製造した純水素を燃料電池に反応させて、熱は工場で有効活用し、電力は売電しようとするものであります。しかしながら、費用対効果や売電スキームなど課題も多いことから、今後多くの事業者との議論が必要であります。
④から⑧のモデルにつきましては、今後さらに実現の可能性を調査し、関係事業者の協力と費用負担などの調整がつけば、平成31年度以降に国の実証事業にチャレンジしてまいりたいと考えているところでございます。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
○岩崎委員
④避難所への自立型水素エネルギー供給システムというものが、1回聞いてもイメージが湧かないので、もう少し詳しくお聞かせください。
○
若杉環境対策課長
この図で説明いたしますと、太陽光パネルから出てくる電気を、真ん中に書いております自立型水素エネルギー供給システム、実はこの中は複雑な構造になっておりまして、本体の中に、まず1つは蓄電池を置いております。これは、昼間は太陽光から出た電気をそのまま施設に利用すればいいのですが、夜は蓄電池でためた電気を使用いたします。また、その流れとは別に、水の電気分解装置を内蔵しておりますので、太陽光発電から出た電気を使いまして、水を電気分解して水素をつくります。その水素を貯蔵する装置も中に入っております。非常時には、その規模にもよりますが、300人ぐらいの避難者の方たちに電力と熱を供給できるぐらいの能力のある、そういう設備を表示しております。
○岩崎委員
はい、ありがとうございます。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
○
日小田委員
この
水素利活用計画については、これからもう少し予算計上していくと思うのですが、大分市がサプライチェーンを目指していくというのであれば、やはり国の動向とどういうふうにタイアップするかということになると思うので、国が予算をつけないのに、地方自治体だけが予算を計上していくというのは、いかがなものかと思いますし、実際、企業活動というのは、政策的なもの、国家戦略的なものが主になりますが、そこに住んでいる人たちが啓発によっていかに低炭素社会を実現するか、そして、自分たちも協力するか。そういう啓発活動にこの水素が使えれば非常にいいと思うので、その両面の見きわめをしながら、ただ、むやみやたらに予算をつぎ込んで、結果が見えないのに突っ込んでいくというのはいかがなものかと思いますので、予算については考えてほしいということを要望しておきたいと思います。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、平成30年7月豪雨災害における支援について報告を受けます。
○
齋藤環境部次長兼
清掃業務課長
報告事項3、平成30年7月豪雨災害における支援について御説明させていただきます。
環境省などからの要請により、7月13日から実施しておりました大洲市の災害ごみの撤去作業について、担当していた地区の撤去作業がほぼ終了したことから、8月4日に環境省及び大洲市の職員と協議を行い、8月6日をもって支援を終了いたしました。支援を行った期間は25日間で延べ89名の職員が災害支援に従事したところでございます。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、昨年の
市民意見交換会の意見・質問等に対するその後の経過について報告を受けます。
○
若杉環境対策課長
報告事項4、昨年の
市民意見交換会の意見・質問等に対するその後の経過について御説明申し上げます。
意見・質問については、1番から4番まであり、その後の経過に記載しておりますように、前回の回答から状況に変化はございません。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
それでは、その他として執行部から何かありませんか。
〔「ありません」の声〕
○
今山委員長
委員の皆さんでその他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
続いて
農林水産部の審査を行いますので、説明員を交代させます。
環境部の皆さんは退席願います。お疲れさまでした。
〔説明員交代〕
○
今山委員長
それでは、審査の前に
森本農林水産部長より発言を求められていますので、許可します。
○
森本農林水産部長
おはようございます。
審議の前に貴重な時間をいただき、
農林水産部を代表いたしまして、一言御挨拶を申し上げます。
今山委員長、大石副委員長を初め、委員の皆様方には平素から農林水産業の振興に御尽力を賜り、厚くお礼を申し上げます。
今年度は7月上旬に発生いたしました西日本豪雨や7月下旬以降は記録的な暑さが続くなど異常気象と言われるものが多発しております。また、8月後半から台風が立て続けに発生しておりますが、大分市においては、現段階では農地や
農道、林道等に大きな被害は幸いにも発生しておりません。
さて、前回の6月定例会以降、
農林水産部の主な取り組みといたしまして、8月21日に開催いたしました第55回大分市畜産共進会には、
今山委員長、大石副委員長を初め、委員の皆様方に御出席していただき、まことにありがとうございました。今後も、家畜の改良と飼育管理技術の向上により畜産振興を図ってまいりたいと考えております。
また、8月下旬から9月にかけまして、首都圏において、食と観光を通じて大分市産品のPRを積極的に発信する取り組みを実施してまいりました。このような取り組みを含めて、後ほど報告事項で詳しく御説明いたします。
それでは、今回の委員会におきましては、予算議案1件、一般議案1件、また報告事項として7件を用意いたしております。それぞれ担当課長から説明いたしますので、何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○
今山委員長
それでは、早速、審査に入りたいと思います。
まず、予算議案の議第87号、平成30年度大分市
一般会計補正予算第1号、第1条
歳入歳出予算の補正、歳出第6款、
農林水産業費について審査を行います。執行部の説明を求めます。
○
重松農林水産部次長兼農政課長
〔説明書② 16ページ~、6款
農林水産業費について説明〕
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
ないようですので、質疑、意見はこれで終結いたします。
次に、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
ないようですので、討論はこれで終結いたします。
それでは、本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
今山委員長
それでは、原案のとおり承認することに決定いたしました。
次に、第2条繰越明許費、第2表中、第6款、
農林水産業費について審査を行います。執行部の説明を求めます。
○
重松農林水産部次長兼農政課長
〔予算書① 4ページ、6款
農林水産業費について説明〕
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
ないようですので、質疑、意見はこれで終結いたします。
次に、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
ないようですので、討論はこれで終結いたします。
それでは、本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
今山委員長
それでは、原案のとおり承認することに決定いたしました。
次に、第3条
債務負担行為の補正、第3表中、2変更、大分川
ダム周辺交流拠点施設(道の駅)整備事業について審査を行います。執行部の説明を求めます。
○
重松農林水産部次長兼農政課長
〔予算書① 6ページ、
債務負担行為の補正について説明〕
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
ないようですので、質疑、意見はこれで終結いたします。
次に、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
ないようですので、討論はこれで終結いたします。
それでは、本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
今山委員長
それでは、原案のとおり承認することに決定いたしました。
続きまして、一般議案の議第101号、
工事請負契約の締結について(大分市
公設地方卸売市場冷蔵庫棟冷蔵設備更新工事)の審査を行います。執行部の説明を求めます。
○
福田公設地方卸売市場長
議第101号、
工事請負契約の締結について御説明いたします。
議案書の議101-1ページをごらんください。
大分市
公設地方卸売市場冷蔵庫棟冷蔵設備更新工事につきましては、施設の老朽化及び平成32年に製造中止となるフロンガスの変更に対応するものでございます。
本工事の概要といたしましては、冷蔵庫棟冷蔵設備の冷却方式を水冷式から空冷式に変更し、あわせて冷媒ガスとして使用しているフロンガスを代替フロンに変更するものでございます。
また、その工事に付随し、架台の設置及び制御用配線や配管の敷設取りつけ工事を実施いたします。契約の方法は、一般競争入札、契約金額が2億5,993万5,156円、契約の相手方は協和工業・安部文化工業特定建設工事共同企業体でございます。なお、本工事の完成は平成32年3月13日を予定しております。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
ないようですので、質疑、意見はこれで終結いたします。
次に、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
ないようですので、討論はこれで終結いたします。
それでは、本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
今山委員長
それでは、原案のとおり承認することに決定いたしました。
以上で本委員会に付託されました
農林水産部所管分の審査は終了しました。
それでは、ここで執行部より報告事項の申し出がありましたので、説明を受けたいと思います。
初めに、大分川
ダム周辺施設整備状況について報告を受けます。
○
重松農林水産部次長兼農政課長
大分川
ダム周辺施設整備状況につきまして御説明いたします。
資料の1ページをごらんください。
1点目の(仮称)道の駅のつはるの建物の建設については、6月、8月の2度にわたって建設工事の入札が不調となり、今年度の竣工が見込めなくなりましたことから、繰越明許費の設定を本議会で承認をいただいた上で、下のスケジュール表の上段にありますよう本年12月着工、平成31年10月竣工のスケジュールにより進めてまいります。なお、竣工時期のおくれにより、道の駅の開業は来年の11月の予定となります。また、運営事業者につきましては、現在、野津原地域で活動する団体を10月5日まで公募いたしており、10月中には審査会を経て決定していくこととなります。
次に2点目の、多目的広場整備スケジュールについてでございますが、多目的広場につきましては、上段広場と下段広場がございます。下段広場につきましては、国土交通省の造成工事がおくれており、完了予定が10月末となり、ステージ及びグラウンドの整備工事の今年度竣工が見込めなくなりましたことから、繰越明許費の設定を本議会で承認をいただいた上で、下のスケジュール表の下2段の欄に記載していますよう、本年11月着工、平成31年8月竣工のスケジュールにより進めてまいります。なお、ステージ建設工事は、12月議会において契約案件の上程を予定いたしております。また、上段広場や下段広場の一部工事の整備については、平成31年7月着工、平成32年3月竣工の予定となっております。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、首都圏における大分市産品のPRについて報告を受けます。
○
重松農林水産部次長兼農政課長
本市の食や観光の魅力発信を目的とした首都圏における大分市産品のPRについて御説明いたします。
2ページ並びにお手元にお配りいたしておりますチラシをごらんいただきたいと思います。
まず1点目の、大分市フェアinるるぶキッチンでは、今月3日から28日までの約4週間、東京都心赤坂にございます、るるぶキッチンAKASAKAにおいて、にら豚やりゅうきゅうなどをアレンジした料理及び本市のブランド認証品でありますOitaBirthの商品を販売いたしております。これにあわせ、初日の3日には、副市長や観光キャンペーンレディにより、豊かな食文化を初め、来月から始まる国民文化祭・全国障害者芸術文化祭や、さらには来年度のラグビーワールドカップなど魅力満載の大分市をPRし、来訪を呼びかけたところでございます。
次に2点目の、ヤフー株式会社の社内レストランでの大分市フェアでは、今月4日、5日の2日間限定で、社員7,000人が在籍するヤフー本社内でランチタイムのときに、りゅうきゅう丼やにら豚定食を初め、大葉みそや佐賀関くろめなど、OitaBirth商品の販売や試食を行いました。首都圏において味わえる機会が少なく、味と珍しさにおいて大変な御好評をいただいたところでございます。今後もさまざまな機会を通して、本市の食の魅力情報発信に努めてまいりたいと考えております。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、
全国ため池緊急点検の実施について報告を受けます。
○
姫野生産振興課長
それでは、
全国ため池緊急点検の実施について御説明いたします。
資料の3ページをごらんください。
平成30年7月の西日本豪雨被害を受け、国のため池緊急点検実施方針により、下流の家屋などに被害を与える可能性のある186カ所のため池について、8月に大分県と連携し、緊急点検を実施いたしました。点検は、大分県が委託した大分県土地改良事業団体連合会と本市職員が、堤体の亀裂や漏水の有無、洪水吐や取水施設の破損などの状況を目視にて行いました。点検の結果、186カ所のうち、異常なしが121カ所、軽微な変状があるが経過観察するものが58カ所、緊急を要しないが今後補修等の必要があるものが7カ所あり、緊急を要するものはございませんでした。今後、補修等が必要なものについては国の補助事業などで対応を県や地元管理者と検討していきます。
また、引き続きため池ハザードマップを作成し、住民に周知を図るとともに、農業用として使用しなくなったため池については廃止などの検討を地元と行ってまいります。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
○板倉委員
ため池の廃止について、廃止をしたら地下水の流れが変わるということがあるので、そういうことも配慮して行ってもらいたいと思います。
○
姫野生産振興課長
ため池を廃止する前には、その後の管理もございますことから、河川課と十分協議してまいりたいと考えております。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、第55回大分市畜産共進会の報告について報告を受けます。
○
姫野生産振興課長
第55回大分市畜産共進会について御説明いたします。資料の4ページをごらんください。
8月21日に開催されました第55回大分市畜産共進会は、台風19号が接近する中、天候が危ぶまれましたが、無事終えることができました。
今山委員長を初め、多くの委員の皆様方にはお忙しい中、御出席していただきましてありがとうございました。
今年度は肉用牛13頭、乳用牛17頭、計30頭が出品され、厳正な審査のもと、肉用牛では、後藤安雄さんのふくさくらが、乳用牛では、有限会社釘宮牧場のレイザースプラッシュリードがグランドチャンピオンに選出されました。
今後は、肉用牛につきましては、今回、グランドチャンピオン及び月齢ごとに最優秀に選ばれた8頭が9月14日に行われる大分地方畜産共進会に出品され、そこで勝ち抜くと10月14日に行われます大分県畜産共進会へ出品され、県下一を競うこととなっております。
乳用牛につきましては、肉用牛と同じくグランドチャンピオン及び月齢ごとに最優秀に選ばれた9頭が、10月25日に行われる大分県畜産共進会へ出品され、県下一を競うこととなっております。
今後とも、家畜の改良増殖や飼育管理技術の向上を促進し、畜産振興を図ってまいりますので、御支援をお願い申し上げます。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、大分市有林を活用した教育施設の見学会について報告を受けます。
○
滋野林業水産課長
大分市有林を活用した教育施設の見学会について御説明いたします。資料の5ページをごらんください。
大分市産材の利用拡大を図るため、モデル的に本市が所有する森林の間伐材をフローリング材に加工し、滝尾小学校の教室の床改修に活用いたしましたので、関係者等を対象とした見学会を開催いたしました。
見学会は、8月23日に滝尾小学校で開催し、林業・木材産業関係者や建築業者、学校関係者など62名に参加していただき、事業概要や製造等に関する説明などを行いました。説明後、参加した滝尾小学校の児童には、床に転がるなどして木の心地よさを体感してもらいました。
このフローリング材につきましては、木佐上の市有林、40年生のヒノキを約10立方メートル利用し、2教室分を製造いたしました。お手元のフローリング材のサンプルで木の感触、そして香りを確認していただければと思います。なお、改修前の床は、木片を集めた集成材を使っておりました。
今後も、このような取り組みを進めながら、大分市産材の利用拡大に努めてまいります。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
○大石副委員長
これは、平米幾らぐらいかかるのですか。
○
滋野林業水産課長
この材ですと、平米4,750円です。市有林を活用しておりますので、その分少し安くなっていると思います。
○大石副委員長
一般の方が、大分市産材を使うと補助が出るという制度がありますが、公共施設なのでそれとはまた違いますよね。
○
滋野林業水産課長
公共施設に活用しておりますので、その取り組みとは異なります。
○大石副委員長
大分市産材を使うので、少しは安いということですか。
○
滋野林業水産課長
大分市産材だから安いということではないのですが、今回、大分市有林を活用し、学校施設に利用することによって安く上がっているということです。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、第23号報告、債権の放棄について報告を受けます。
○
福田公設地方卸売市場長
第23号報告、債権の放棄について御説明申し上げます。
議案書の最後のページになります23報告-1ページ及び資料の6ページをごらんください。
平成28年6月29日に施行された大分市債権管理条例では、将来にわたって納付が見込めない債権で、一定の要件に該当する場合はそれを放棄できる旨の規定が定められております。本件は、その規定に基づきまして債権放棄したものでございます。
放棄した債権は、施設電気料等収入、件数は1件、金額は2万3,326円でございます。
本件の債務者は、昭和52年から市場内でもやしの製造販売を営んでおりましたが、経営不振のため、平成18年4月に電気料を滞納したまま市場から撤退いたしました。その後、現在に至るまで居所不明となっております。
市は、これまで何度も電話や郵便、現地調査などの方法により債務者との接触を試みてまいりましたが、現在に至るまで全く連絡がつかない状況でございます。未納となっております電気料は、平成23年6月1日までに全て時効を迎えていること、また債務者が居所不明であり、時効の援用の可能性がないことから、大分市債権管理条例第14条第1項の規定に基づきまして、平成30年3月29日付で債権放棄をいたしました。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、昨年の
市民意見交換会の意見・質問等に対するその後の経過について報告を受けます。
○
姫野生産振興課長
市民意見交換会の意見・質問等に対するその後の経過について御説明いたします。資料の7ページをごらんください。
1番目の意見・質問は、昨年の台風18号による
農林水産部関連施設の復旧時期についての内容でございます。その後の経過につきましては、本年度に繰り越された公共災害18カ所について、農地災害4カ所は完了し、農業用施設災害1カ所は施工中です。残り農地10カ所と施設3カ所は稲刈り後に発注を行います。
林道災害4カ所については、2カ所は完了し、残り2カ所は11月までに工事完了予定となっております。
また、国の補助事業とならない小規模な災害については、市の単独事業で実施しており、農業施設災害の25カ所は完了し、農地災害は50カ所未発注箇所がありますが、稲刈り後速やかな発注を行います。
○
滋野林業水産課長
次に、2番目の意見・質問は、狩猟免許を持っていなくても、箱わなによるイノシシの捕獲を認めるなど、頭数を減らすための取り組みができないかという内容でございます。その後の経過につきましては、前回、回答したときと特に状況に変化はありません。
○
姫野生産振興課長
次に、3点目の意見・質問は、ため池の農業用以外の利用において、水利権と今後の利用のあり方について検討してほしいという内容でございます。その後の経過ですが、前回、回答したときと特に状況の変化はありません。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
それでは、その他として、執行部から何かありませんか。
○
重松農林水産部次長兼農政課長
本年第1回の委員会におきまして御報告いたしました、農地転用許可権限の移譲についてでございますが、計画どおり準備を進めてまいり、来月10月1日より県知事から市長となりますことを御報告いたします。
○
今山委員長
委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
委員の皆さんで、その他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
最後に、あすの予定を確認いたします。
あすは午前9時30分から議会運営委員会が開催されますので、終了後、案内の放送がありましたら、お集まりください。
それでは、本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。
午前11時5分散会...