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平成30年第2回定例会(第5号 6月25日)
平成30年第2回定例会(第5号 6月25日)

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  1. 大分市議会 2018-06-25
    平成30年第2回定例会(第5号 6月25日)


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    平成30年第2回定例会(第5号 6月25日)   第2回大分市議会定例会会議録 (第5号) ───―────―──────────── 平成30年6月25日 午前10時0分開議 ───―────―──────────── 出席議員   1番    穴 見 憲 昭   2番    小 野 仁 志   3番    松 木 大 輔   4番    倉 掛 賢 裕   5番    田 島 寛 信   6番    二 宮   博   7番    藤 田 敬 治   8番    安 部 剛 祐   9番    野 尻 哲 雄  10番    永 松 弘 基  11番    板 倉 永 紀  12番    足 立 義 弘  13番    仲 道 俊 寿
     14番    長 田 教 雄  15番    秦 野 恭 義  16番    阿 部 剛四郎  17番    高 松 大 樹  18番    松 本 充 浩  19番    堀   嘉 徳  20番    井手口 良 一  21番    福 間 健 治  22番    岩 崎 貴 博  23番    斉 藤 由美子  24番    馬見塚   剛  25番    甲 斐 高 之  26番    帆 秋 誠 悟  27番    松 下 清 高  28番    宮 邉 和 弘  29番    髙 野 博 幸  30番    安 東 房 吉  31番    日小田 良 二  32番    スカルリーパー・エイジ  33番    三 浦 由 紀  34番    衛 藤 延 洋  35番    大 石 祥 一  36番    仲 家 孝 治  37番    荻 本 正 直  38番    高 橋 弘 巳  39番    橋 本 敬 広  40番    川 邉 浩 子  41番    国 宗   浩  42番    泥 谷   郁  43番    佐 藤 和 彦  44番    今 山 裕 之 ───────────────────── 欠席議員  な し ───―────―──────────── 出席した事務局職員 局長  奈 良 英 治 総務課長  川 野 洋 史 議事課長  吉 野   宏 議事課参事  岡 村 吉 宏 議事課政策調査室長  斉 藤 淳 一 議事課議事担当班主査  河 井 保 政 ───―────―──────────── 説明のため出席した者の職氏名 市長  佐 藤 樹一郎 副市長  久 渡  晃 副市長  桑田 龍太郎 教育長  三 浦 享 二 上下水道事業管理者  三重野 小二郎 消防局長  針 宮 誠 司 総務部長  佐 藤 耕 三 企画部長  江 藤   郁 企画部審議監  縄 田 睦 子 財務部長  杉 﨑   悟 市民部長  西 田 充 男 福祉保健部長  小 畑 裕 之 子どもすこやか部長  重 石 多鶴子 環境部長  秦    希 明 商工労働観光部長  戸 田 美 和 農林水産部長  森 本   亨 土木建築部長  長 野 保 幸 都市計画部長  清 水   剛 監査事務局長  野 中 昭 男 教育部長  増 田 真由美 教育部教育監  佐 藤 雅 昭 上下水道部長  衞 藤  亥太見 市長室長  高 橋 賢 次 財政課長  吉 良 昌 昭 ───―────―────────────   議  事  日  程  第5号     平成30年6月25日午前10時開議 第1 発言取り消しの件 第2 委員長の報告 質疑、討論、採決 第3 議第78号から議第80号一括上程、審議(提案理由説明委員会付託省略) 第4 意見書案第1号及び第2号一括上程、審議(提案理由説明及び委員会付託省略) 第5 閉会中各委員会継続審査及び調査について 第6 会議録署名議員の指名 ───―────―────────────   本日の会議に付した事件 日程第1 発言取り消しの件 日程第2 委員長の報告 質疑、討論、採決 日程第3 議第78号から議第80号一括上程、審議(提案理由説明委員会付託省略) 日程第4 意見書案第1号及び第2号一括上程、審議(提案理由説明及び委員会付託省略) 日程第5 閉会中各委員会継続審査及び調査について 日程第6 会議録署名議員の指名  ◇─────────────────◇ ○議長(野尻哲雄) これより会議を開きます。           午前10時0分開議 ○議長(野尻哲雄) 本日の議事は、お手元に配付の議事日程第5号により行います。  ◇─────────────────◇ ◎日程第1 発言取り消しの件 ○議長(野尻哲雄) 日程第1、発言取り消しの件を議題といたします。  去る6月18日の発言について、会議規則第65条の規定により、18番、松本議員から一部取り消しの申し出がありました。発言の一部取り消しを認めることに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、発言の一部取り消しを認めることに決定いたしました。
     ◇─────────────────◇ ◎日程第2 委員長の報告 質疑、討論、採決 ○議長(野尻哲雄) 日程第2、去る19日の本会議において、各常任委員会に付託いたしました議第66号から議第77号まで及び報第1号から報第9号までの議案21件、請願2件、陳情3件並びに平成30年第1回定例会から継続審査となっております請願1件、陳情7件を一括議題とし、各常任委員長の報告を求めます。  最初に、総務常任委員長。5番、田島議員。 ○5番(総務常任委員長 田島寛信)(登壇) おはようございます。総務常任委員長報告を行います。  さきの本会議において、当委員会に付託されました一般議案2件、報告議案6件、請願2件及び継続審査となっておりました陳情3件につきまして審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、一般議案の議第66号、大分市税条例等の一部改正についてであります。  これは、地方税法の一部改正等に伴い、個人市民税の非課税の範囲の見直しやたばこ税の段階的な引き上げなど所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第75号、工事請負契約の締結について、津波緊急避難施設整備工事であります。  これは、津波発生時に逃げおくれた市民等が緊急的に避難できる場所を確保するため、松原緑地に高台を整備する工事について請負契約を締結しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、報告議案の専決処分した事件の承認についてであります。  まず、報第1号、平成29年度大分市一般会計補正予算第8号第1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入についてであります。  これは、国・県支出金、市債等の決定並びに事業費の確定に伴い既決予算の調整を行ったもので、歳入総額は70億7,000万円の減額補正となっており、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、歳出のうち、当委員会所管分であります。  第2款総務費、第3款民生費のうち国保年金課関係、第4款衛生費のうち上水道費、第9款河川課関係を除く消防費、第10款教育費のうち市民協働推進課関係、第12款公債費については、いずれも異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、第2条繰越明許費の補正、第2表中、第2款総務費、第4款衛生費、第3条地方債の補正につきましては、いずれも異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、報第2号、平成29年度大分市国民健康保険特別会計補正予算第3号、報第3号、平成29年度大分市土地取得特別会計補正予算第1号、報第6号、平成29年度大分市後期高齢者医療特別会計補正予算第3号についてであります。  いずれも平成29年度の事業費の確定等に伴う予算の調整を行ったものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、報第8号、大分市税条例の一部改正について、報第9号、大分市国民健康保険税条例の一部改正についてであります。  審査いたしました結果、いずれも異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、請願・陳情の審査結果について御報告申し上げます。  まず、継続審査となっておりました陳情についてであります。  平成29年陳情第5号、中心市街地まちづくりのための市民協働活動拠点施設に関する陳情については、陳情者から取り下げ届が提出されましたので、委員会としてこれを了承いたしました。  次に、平成29年陳情第14号、明野支所核施設とする多世代交流プラザ(仮)建設に関する陳情についてであります。  審査いたしました結果、結論を出すに至らず継続審査とすることに決定いたしました。  次に、平成29年陳情第15号、複合型防災訓練センター(仮)建設に関する陳情についてであります。  審査いたしました結果、結論を出すに至らず継続審査とすることに決定いたしました。  最後に、新たに付託されました請願についてであります。  まず、平成30年請願第2号、日出生台演習場でのオスプレイを伴う日米共同訓練を行わないことを求める意見書提出方についてであります。  審査いたしました結果、一部継続審査を求める意見がありましたが、不採択とすることに決定いたしました。  次に、平成30年請願第3号、消費税増税の撤回を求める意見書提出方についてであります。  委員から、政府において増税分については、幼児教育無償化や低所得者世帯の子供を対象とした大学等の高等教育無償化の財源に充てる方針などの意見が出されました。  審査いたしました結果、不採択とすることに決定いたしました。  以上で総務常任委員長報告を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 次に、厚生常任委員長。4番、倉掛議員。 ○4番(厚生常任委員長 倉掛賢裕)(登壇) おはようございます。厚生常任委員長報告を行います。  さきの本会議において当委員会に付託されました一般議案6件、報告議案2件及び継続審査となっておりました陳情1件につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、一般議案の議第67号、大分市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。  これは、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第68号、大分市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。  これは、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであり、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第69号、大分市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。  これは、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第70号、大分市介護保険条例の一部改正についてであります。  これは、介護保険法施行令の一部改正に伴い規定の整備をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第71号、大分市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正についてであります。  これは、介護保険法施行規則及び指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものであり、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第72号、大分市地域包括支援センター包括的支援事業を実施するために必要な基準を定める条例等の一部改正についてであります。  これは、介護保険法施行規則の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、報告議案の専決処分した事件の承認についてであります。  まず、報第1号、平成29年度大分市一般会計補正予算第8号第1条歳入歳出予算の補正のうち、歳出第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費のうち、当委員会所管分につきましては、事業費の確定に伴う調整及び財源の組み替え等であり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  また、第2条繰越明許費の補正、第2表中、第3款民生費につきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、報第5号、平成29年度大分市介護保険特別会計補正予算第3号につきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  最後に、陳情の審査結果について御報告申し上げます。  継続審査となっておりました平成30年陳情第4号、大分市の子ども医療費助成事業における通院・歯科・調剤に係る助成事業対象範囲を小学1年生まで拡充することに関する陳情についてであります。  委員から、助成事業対象範囲を拡充していくべきであるとの意見が出されました。  審査いたしました結果、一部採択を求める意見がありましたが、不採択とすることに決定いたしました。  以上で、厚生常任委員長報告を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 次に、文教常任委員長。26番、帆秋議員。 ○26番(文教常任委員長 帆秋誠悟)(登壇) おはようございます。文教常任委員長報告を行います。  さきの本会議において当委員会に付託されました一般議案2件、報告議案1件、陳情2件及び継続審査となっておりました陳情3件につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、一般議案の議第74号、大分市教育委員会教育長退職手当の額についてであります。  これは、平成30年5月13日をもって任期が満了した大分市教育委員会教育長退職手当の額を定めようとするものであり、委員からは、退職金を出すことに異論はないが金額の見直しをすべきであるなどの意見が出されました。  審査いたしました結果、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第77号、損害賠償の額の決定並びに示談についてであります。  審査いたしました結果、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、報告議案の専決処分した事件の承認についてであります。  報第1号、平成29年度大分市一般会計補正予算第8号第1条歳入歳出予算の補正、歳出第10款教育費のうち、当委員会所管分につきましては、事業費の確定に伴う調整等により2億7,209万円の減額補正を行ったものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  第2条繰越明許費の補正、第2表中、第10款教育費につきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、陳情の審査結果について御報告申し上げます。  まず、継続審査となっておりました平成29年陳情第16号、大在東部地区への学校施設早期建設を求める陳情については、陳情者から取り下げ届が提出されましたので、委員会としてこれを了承いたしました。  次に、新たに付託されました平成30年陳情第6号、大在地区への新小学校建設を求める陳情についてであります。  執行部からは、大在地区の小中学校の児童生徒数や学級数などの補足説明を受けました。  委員からは、市長や教育長に提出された要望に対しては、それぞれどのように対応したのかなどの質問が出されました。  審査いたしました結果、結論を出すに至らず継続審査とすることに決定いたしました。  次に、継続審査となっておりました平成29年陳情第18号、大分市に科学館設立を求める陳情については、陳情者から取り下げ届が提出されましたので、委員会としてこれを了承いたしました。  次に、継続審査となっておりました平成29年陳情第17号、大分市への科学館設置に関する陳情については、陳情者から6月11日付で一部訂正願が提出されましたので、委員会としてこれを了承いたしました。  この一部訂正願が提出されました平成29年陳情第17号及び新たに付託されました平成30年陳情第7号、大分市に総合的な科学館設立を求める陳情の2件については、一括して審査を行いました。  審査いたしました結果、いずれも結果を出すに至らず継続審査とすることに決定いたしました。  以上で、文教常任委員長報告終わります。 ○議長(野尻哲雄) 次に、建設常任委員長。12番、足立議員。 ○12番(建設常任委員長 足立義弘)(登壇) おはようございます。建設常任委員長報告を行います。  さきの本会議において当委員会に付託されました一般議案2件、報告議案2件、陳情1件及び継続審査となっておりました請願1件につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  最初に、一般議案の議第73号、大分市風俗関連営業に係る建築物の規制に関する条例の一部改正についてであります。  これは、旅館業法の一部改正に伴い規定の整備をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第76号、市道路線の認定及び廃止についであります。  これは、皆春鶴崎線など7路線を認定し下郡工業団地8号線を廃止しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、報告議案の専決処分した事件の承認についてであります。  まず、報第1号、平成29年度大分市一般会計補正予算第8号第1条歳入歳出予算の補正のうち、歳出第8款土木費、第9款消防費のうち河川課関係、第11款災害復旧費のうち土木施設災害復旧費についてであります。  これは、事業費の確定に伴う調整や財源の組み替え等を行ったものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  また、第2条繰越明許費の補正、第2表中、第8款土木費、第11款災害復旧費のうち土木施設災害復旧費につきましては、関係機関との調整に不測の日数を要したことなどによるものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、報第7号、平成29年度大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計補正予算第1号についてであります。  これは、事業費の確定に伴う調整であり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  最後に、請願・陳情の審査結果について御報告申し上げます。  まず、継続審査となっておりました平成29年請願第8号、高崎高層マンション建設に関する意見書提出方については、審査いたしました結果、結論を出すに至らず継続審査とすることに決定いたしました。  次に、今回新たに付託されました平成30年陳情第5号、市道大分左岸堤防滝尾橋舞鶴橋線歩行者と自転車の専用道路にすることに関する陳情についてであります。
     委員から、堤防の上を自動車が通れるようになったのはどういった経緯からか、周辺の道路の整備、交通状況を確認する中で総合的に判断する必要があるのではないかなどの質疑、意見が出されました。  審査いたしました結果、結論を出すに至らず継続審査とすることに決定いたしました。  以上で、建設常任委員長報告を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 次に、経済環境常任委員長。44番、今山議員。 ○44番(経済環境常任委員長 今山裕之)(登壇) おはようございます。経済環境常任委員長報告を行います。  さきの本会議において当委員会に付託されました報告議案2件につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  報告議案の専決処分した事件の承認についてであります。  まず、報第1号、平成29年度大分市一般会計補正予算第8号第1条歳入歳出予算の補正、歳出第4款衛生費のうち当委員会所管分、第6款農林水産業費、第7款商工費、第11款災害復旧費のうち農林水産施設災害復旧費につきましては、いずれも事業費の確定に伴う調整等によるものであり、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  また、第2条繰越明許費の補正、第2表中、第6款農林水産業費につきましては、台風等の影響により工事期間の延長が必要になったことによるもの等であり、第11款災害復旧費のうち農林水産施設災害復旧費につきましては、被災した農地等が河川等の沿線に多く、河川等復旧工事が完了するまで事業に着手できないことや慢性的な施工業者不足によるものであります。  審査いたしました結果、いずれも異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、報第4号、平成29年度大分市農業集落排水事業特別会計補正予算第1号についてであります。  これは、事業費の確定に伴う調整等によるものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  以上で、経済環境常任委員長報告を終わります。 ○議長(野尻哲雄) 以上で、委員長報告を終了いたしました。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  21番、福間議員。 ○21番(福間健治)(登壇) 日本共産党福間健治です。私は総務常任委員長報告に対して質疑を行いたいと思います。  まず、平成30年請願第2号、日出生台演習場でのオスプレイを伴う日米共同訓練を行わないことを求める意見書提出方についてであります。  先ほどの総務常任委員長報告では、一部継続があったが不採択に決定をしたという報告がございました。そこで、一部継続と主張した主な意見について、また理由についてお聞かせいただきたいと思いますし、不採択を主張した主な意見や理由についてお尋ねをしたいというふうに思います。これがオスプレイの請願にかかわる問題であります。  次に、平成30年請願第3号、消費税増税の撤回を求める意見書提出方についてであります。  先ほどの総務常任委員長の報告は不採択でございました。この理由として、委員から、消費税増税分については、子ども・子育ての施策や高等教育無償化に充てると、こういう報告がございました。  そこでお尋ねしますけれども、この審議の中で、継続を主張する意見があったのかどうか、あったならどういう理由があったのか。また、不採択の理由、先ほど委員長が申されましたが、そのほかの理由はあったのかどうか。この点についてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(野尻哲雄) 総務常任委員長。 ○5番(総務常任委員長 田島寛信)(登壇) ただいまの福間議員の質疑に関してですけれども、まず、平成30年請願第2号の件につきましては、先ほどの委員長報告のとおりでございますが、委員の所属している各会派におきましても十分な議論がなされた結果だというふうに思っております。  続きまして、平成30年請願第3号につきまして、継続の声はございませんでした。また、不採択の議論に関しましては、先ほどの委員長報告のとおりでございます。  以上でございます。 ○議長(野尻哲雄) 福間議員。 ○21番(福間健治)(登壇) ただいま総務常任委員長から質問に対する御答弁をいただきました。私にとっては全く納得がいかないわけであります。やはり委員会としては、一部継続があったならどういう理由だと明確にすべきだと思います。そして、特に今回の場合は、先ほどの委員長報告の中でも不採択になった理由が全くわかりません。  私的には、やはり市民に対する責任として、今の報告では納得いきませんから、総務常任委員会に戻してその点は明確に示していただきたい。この点についての委員長の答弁を改めて求めたいと思います。  それから、消費税の問題についてはいろんな意見もあったでしょうが、委員長報告のとおり、一部継続とか採択とか、そういう意見はなかったということでありますけど、それでは、これは確認ですけど、総務常任委員会の皆さん全員がこの立場で不採択という立場をとったのか、この辺を再度確認をしたいと思います。 ○議長(野尻哲雄) 総務常任委員長。 ○5番(総務常任委員長 田島寛信)(登壇) 再質問でございますけれども、総務常任委員会としては再審議をする予定はございません。また、各委員が不採択を、全員がその意思で統一されていたのか、そういうことに関しましては正直なところわかりかねます。 ○議長(野尻哲雄) 福間議員。 ○21番(福間健治)(登壇) 先ほどの総務常任委員長の御答弁では、不明確なんで委員会に差し戻して審議をという点では、その意思はないということであります。  やはり私は議会の決定にはね、採択、継続、不採択という決定はこれ、こういうこと、決まるのですが、やはり理由をきちっと付してやるのが請願者や市民に対する議会の責任ではないかなというふうに思いますので、ぜひ今後はその辺が明確になるような委員長報告をぜひしていただきたいというふうに思います。  それから、消費税の関係のことでは、わからないという御答弁でございましたが、やはりその辺も明確にする必要があると思います。  私はこの点に対しては紹介議員となっておりますので、やはり請願団体の皆さんにはきちっとね、総務常任委員会の審議がこうだったという報告をする責任が私にはあります。  来年10月からの増税につきましては、市民生活の影響も懸念をされますし、特に今回はインボイス制度が導入されるということで、やっぱり地元の中小業者にとっては経営に大きな打撃を与えるような問題も含まれておりますので、私は、せめて継続審議にして慎重審議すべきだったという意見を述べて、質疑を終わります。 ○議長(野尻哲雄) ほかにありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 以上で質疑を終結します。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。  22番、岩崎議員。 ○22番(岩崎貴博)(登壇) 日本共産党の岩崎貴博です。日本共産党議員団を代表して、各常任委員長報告に対する反対討論を行います。  まず、議第68号、大分市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてです。  これは、家庭的保育事業の代替保育の提供についての要件を緩和し、食事の搬入施設を追加するものです。原則としてゼロ歳から3歳未満の少人数の児童を対象に、保育者の居宅などで保育を行う家庭的保育事業、いわゆる保育ママは、設置に当たり連携施設の設定が求められています。この条例の改正はその要件を緩和するものです。  そもそも待機児童の解消は、これまでの施設基準を満たす認可保育所で行うことが基本とされるべきであり、設置基準を緩和した地域型保育事業そのものに問題があります。特に量的拡大図るため、3歳未満児の受け皿を保育ママで補うことは、安全性や保育の質の担保に課題が多く、これ以上の要件緩和を行うべきではありません。  また、保育施設における食事の提供は、子供の生命の維持、発育に欠かせないものであり、心身の成長に重要な影響を及ぼします。全ての子供の健やかな育ちを保障する保育の観点から、また、体調の変動も大きく個別の対応が欠かせないことからも基本的に食事の外部搬入は行うべきではありません。特に発達の個人差が大きい3歳未満児や体調不良児、食物アレルギー児等への食事提供は命にかかわることであり適切な運用が求められます。保育施設の食事はこれらを担保するために自園調理が原則であり、責任も曖昧になりかねない給食の外部搬入には断じて反対をいたします。  次に、議第71号、大分市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正についてです。  これは、大分市指定地域密着型サービスに関する基準の一部を改正するものです。  近年、医療と介護を複合的に行えるよう規制緩和が拡大されていますが、これらの制度改悪は医療費抑制を自治体に押しつけるものであり、それぞれ重要な専門性を担う医療と介護を総合的にし、安上がりに行えるようにする規制緩和です。医療、介護は命にかかわることであり、専門性を曖昧にし、質の低下を招くことは許されません。  また、今回規定される指定定期巡回・随時対応型訪問介護は、家族の不在中や夜間に鍵を預かるなどして事業者が訪問しサービスを行うもので、現在市内でのサービスは行われていませんが、安全面やサービスの提供に多くの課題が残されており認められません。  次に、議第74号、大分市教育委員会教育長退職手当の額についてです。  これは、平成30年5月13日をもって任期が満了する大分市教育委員会教育長退職手当の額を定めようとするものであります。  額の算出は、給料月額に在職月数を掛けるもので、今回100分の25.0のところを減額し19.3にしていますが、それでも550万9,000円です。これは社会経済状況を考慮したものと説明を受けておりますが、市民感情からしても高額過ぎます。一般職員の退職手当の算定と同等に、在職年数等での計算にすべきです。同意ができません。  次に、報第1号、専決処分した事件の承認について、平成29年度大分市一般会計補正予算第8号についてです。  これは事業費などの確定により、最終調整した補正予算です。補正額はマイナス70億7,000万円となっております。  この補正には、第8款土木費4項都市計画費6目には、横尾公共団体区画整理事業費や第7款商工費1項商工費2目商工業振興費には、企業立地促進助成金などが措置されております。当初予算に反対した基本的立場から同意できません。  次に、報第8号、専決処分した事件の承認について、大分市税条例の一部改正についてです。  これは、大企業の海外子会社や出資会社がその国で支払った税金を市税で肩がわりするものであります。大分市内には対象事業所はありません。  これは二重課税を防ぐための措置などと聞いておりますが、タックス・ヘイブン――租税回避地に子会社をつくった場合などは、さらなる大企業優遇税制になりかねません。この立場から市税条例の改正には反対です。  次に、報第9号、専決処分した事件の承認について、大分市国民健康保険税条例の一部改正についてです。  この改正で、低所得者への軽減措置について拡充しようとする点は賛同できます。しかし一方で、基礎課税分――医療分の最高限度額を現行の54万円から58万円と、4万円引き上げするものには賛同できません。限度額の引き上げは被保険者世帯の負担増となり、地元消費にも影響を与えるものになります。  現在、国保税そのものは協会けんぽの倍近い水準となっており、耐えがたい負担となっております。今後は国保の都道府県単位化によって、さらなる保険料の引き上げが懸念されております。国保の構造的問題解決のために、国庫負担の増額など必要な財源措置をするよう強く要望しておきます。  請願・陳情についてです。  まず、平成30年請願第2号、日出生台演習場でのオスプレイを伴う日米共同訓練を行わないことを求める意見書に関する請願書についてです。  この請願は、沖縄の負担軽減を口実に、十数年来実施されてきた日出生台での日米共同の実弾砲撃演習に加え、オスプレイの訓練参加が危惧されることから提出されたものです。  オスプレイは開発当時から事故を繰り返してきました。日本の米軍基地に配備されてからも、墜落事故、大分空港への緊急着陸など事故が多発している航空機であります。その上最近では、低空飛行訓練などによる騒音等への苦情が多発しております。  日出生台での軍事訓練参加は、軍事演習の拡大強化につながります。日出生台演習場でMV22オスプレイが使用されれば、県内の市街地上空等を飛行することになり、県民の安全・安心に深刻な危険を及ぼします。大分市民の生活にも重大な影響が懸念されます。  郷土の平和と安全を守ることは県民、市民の願いです。この切実な声に背を向けることは絶対認められません。よって請願第2号の不採択に反対いたします。  次に、平成30年請願第3号、消費税増税の撤回を求める意見書提出方についてです。  安倍首相は、消費税10%増税を2019年10月に実施すると宣言をしております。このまま実施されれば国民1人当たり年間4万円の負担増、4人家族では16万円の負担増になり、家計にも地域経済にも重大な影響を与えます。  安倍政権の4年間で実質賃金は年間10万円減少しています。加えて、年金の削減や社会保険料の値上がり等で、可処分所得は年間20万円以上も減っております。消費税を8%に増税した途端、家計の消費は冷え込み、商店の売り上げは激減いたしました。平成26年4月から平成29日7月までの40カ月のうち、家計の消費支出が前年同月を上回ったのはわずか3カ月で、37カ月間はマイナス、1世帯当たりで月平均2万円減額しております。  消費税の10%の引き上げは、社会保障予算の削減や非正規の働き方などと相まって生活苦を拡大し、深刻な消費不況と日本経済の後退をもたらすことは明らかであります。  また、今回の消費税増税は、インボイス制度の導入を伴っております。懸命に営業を続けながらも十分なもうけが上がらない地元の中小零細業者にとって、インボイス制度は経営の継続に大打撃を与え、ひいては地域経済に深刻な影響を及ぼします。  そもそも社会保障の充実のための財源は、400兆円を超える内部留保を持った大企業や高額な株式や不動産などの資産を保有する大資産家に対して、応分の負担を求める税制改革によって行うべきであり、消費税に頼るべきではありません。10%への増税は中止し、当面5%に戻し、食料品は非課税措置をとるべきと考えます。よって請願第3号の採択に反対します。  平成30年陳情第4号、大分市の子ども医療費助成事業における通院・歯科・調剤に係る助成事業の対象範囲を小学1年生まで拡充することに関する陳情についてです。厚生常任委員長報告は不採択であります。  これまでも我が党は、子ども医療費助成の拡充について、子供たちの健やかな成長を保障するために直ちに実施すべきと求め続けてまいりました。全国的に見ても、既に7割の自治体が中学卒業までの医療費助成を実施しています。県内でも豊後高田市や由布市などでは高校卒業までに拡大しています。大分市はいまだ就学前までの助成にとどまっております。  今回の陳情は、県内の開業医などで構成される団体から提出されたものです。子供たちの健やかな成長を願い、一歩でも医療助成無料化を広げてほしいとの切実な思いが込められております。その第一歩ともいえる小学1年生までの拡充を求めており、当然採択すべきものと考えます。こうした思いに背を向けることは認められません。よって陳情第4号の不採択に反対をいたします。 ○議長(野尻哲雄) 以上で討論を終結し、これより採決いたします。  最初に、反対討論のありました平成30年陳情第4号、大分市の子ども医療費助成事業における通院・歯科・調剤に係る助成事業対象範囲を小学1年生まで拡充することに関する陳情について、起立により採決いたします。  本案に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(野尻哲雄) 起立多数であります。着席してください。  よって、本案は、委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、同じく反対討論のありましたうち、平成30年請願第2号、日出生台演習場でのオスプレイを伴う日米共同訓練を行わないことを求める意見書提出方について、起立により採決いたします。  本案に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(野尻哲雄) 起立多数であります。着席してください。  よって、本案は、委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、同じく反対討論のありました議第68号、議第71号、議第74号並びに報第1号、報第8号、報第9号及び平成30年請願第3号について、起立により採決いたします。  以上の案件は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(野尻哲雄) 起立多数であります。着席してください。  よって、以上の案件は、委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、ただいま決定をみました案件を除く議第66号、議第67号、議第69号、議第70号、議第72号、議第73号、議第75号から議第77号並びに報第2号から報第7号まで及び請願1件、陳情9件については、それぞれ委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。
     よって、以上の案件は、それぞれ委員長報告のとおり決定いたしました。  ───―────―────────────  議決結果  議案  番  号   件  名   結  果  議第66号 大分市税条例等の一部改正について  原案可決  議第67号 大分市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  原案可決  議第68号 大分市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  原案可決  議第69号 大分市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  原案可決  議第70号 大分市介護保険条例の一部改正について  原案可決  議第71号 大分市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について  原案可決  議第72号 大分市地域包括支援センター包括的支援事業を実施するために必要な基準を定める条例等の一部改正について  原案可決  議第73号 大分市風俗関連営業に係る建築物の規制に関する条例の一部改正について  原案可決  議第74号 大分市教育委員会教育長退職手当の額について  原案可決  議第75号 工事請負契約の締結について(津波緊急避難施設整備工事)  原案可決  議第76号 市道路線の認定及び廃止について  原案可決  議第77号 損害賠償の額の決定並びに示談について  原案可決  報  番  号    件  名    結  果  報第 1号 専決処分した事件の承認について(平成29年度大分市一般会計補正予算(第8号))  原案承認  報第 2号 専決処分した事件の承認について(平成29年度大分市国民健康保険特別会計補正予算(第3号))  原案承認  報第 3号 専決処分した事件の承認について(平成29年度大分市土地取得特別会計補正予算(第1号))  原案承認  報第 4号 専決処分した事件の承認について(平成29年度大分市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号))  原案承認  報第 5号 専決処分した事件の承認について(平成29年度大分市介護保険特別会計補正予算(第3号))  原案承認  報第 6号 専決処分した事件の承認について(平成29年度大分市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号))  原案承認  報第 7号 専決処分した事件の承認について(平成29年度大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計補正予算(第1号))  原案承認  報第 8号 専決処分した事件の承認について(大分市税条例の一部改正について)  原案承認  報第 9号 専決処分した事件の承認について(大分市国民健康保険税条例の一部改正について)  原案承認  請願  番  号   件  名   結  果  平成30年第 2号  日出生台演習場でのオスプレイを伴う日米共同訓練を行わないことを求める意見書提出方について  不採択  平成30年第 3号  消費税増税の撤回を求める意見書提出方について  不採択  陳情  番  号   件  名   結  果  平成30年第 5号  市道大分左岸堤防滝尾橋舞鶴橋線歩行者と自転車の専用道路にすることに関する陳情  閉会中審議  平成30年第 6号  大在地区への新小学校建設を求める陳情  閉会中審議  平成30年第 7号  大分市に総合的な科学館設立を求める陳情  閉会中審議  ――――――――――  閉会中審査案件の結果  ――――――――――  請願  番  号   件  名   結  果  平成29年第 8号  高崎高層マンション建設に関する意見書提出方について  閉会中審議  陳情  番  号   件  名   結  果  平成29年第 5号 中心市街地まちづくりのための市民協働活動拠点施設に関する陳情  撤回  平成29年第14号  明野支所核施設とする多世代交流プラザ(仮)建設に関する陳情  閉会中審議  平成29年第15号  複合型防災訓練センター(仮)建設に関する陳情  閉会中審議  平成29年第16号  大在東部地区への学校施設早期建設を求める陳情  撤回  平成29年第17号  大分市への科学館設置に関する陳情  閉会中審議  平成29年第18号  大分市に科学館設立を求める陳情  撤回  平成30年第 4号  大分市の子ども医療費助成事業における通院・歯科・調剤に係る助成事業対象範囲を小学1年生まで拡充することに関する陳情  不採択  ───―────―────────────  ◇─────────────────◇ ◎日程第3 議第78号から議第80号一括上程、審議(提案理由説明委員会付託省略) ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第3、本日提出されました議第78号から議第80号までを一括上程いたします。  ───―────―────────────  議案  番  号   件  名  議第78号 大分市教育委員会委員の任命について  議第79号 大分市監査委員の選任について  議第80号 大分市向原財産区管理委員の選任について  ───―────―──────────── ○議長(野尻哲雄) この際、提案理由の説明を求めます。  佐藤総務部長。 ○総務部長(佐藤耕三)(登壇) ただいま上程されました議第78号から議第80号までについて御説明申し上げます。  まず、議第78号は、大分市教育委員会委員の任命についてであります。これは、来る6月27日をもって任期が満了いたします上杉美穂子氏を再任いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会の御同意をいただこうとするものでございます。  議第79号は、大分市監査委員の選任についてであります。これは、来る6月27日をもって任期が満了いたします古庄研二氏を再任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の御同意をいただこうとするものであります。  議第80号は、大分市向原財産区管理委員の選任についてであります。これは、去る3月31日をもって退任されました安部義己氏の後任として、新たに牧益男氏を選任いたしたく、大分市向原財産区管理会条例第3条の規定に基づき、議会の御同意をいただこうとするものであります。  なお、各氏の略歴につきましては、議案に添付いたしておりますので、説明を省略させていただきます。  何とぞ慎重御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(野尻哲雄) お諮りいたします。  ただいま上程いたしました3議案は、会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに逐号審議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略し、直ちに逐号審議することに決定いたしました。  それでは最初に、議第78号、大分市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  本案に対する質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 討論なしと認めます。  これより採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、原案のとおり可決いたしました。  ───―────―────────────  議案  番  号   件  名  結  果  議第78号 大分市教育委員会委員の任命について  原案同意  ───―────―──────────── ○議長(野尻哲雄) 次に、議第79号、大分市監査委員の選任についてを議題といたします。  本案に対する質疑はありませんか。
         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 討論なしと認めます。  これより採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、原案のとおり決定いたしました。  ───―────―────────────  議案  番  号   件  名  結  果  議第79号 大分市監査委員の選任について  原案同意  ───―────―──────────── ○議長(野尻哲雄) 次に、議第80号、大分市向原財産区管理委員の選任についてを議題といたします。  本案に対する質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 討論なしと認めます。  これより採決いたします。  本案は原案のとおり採決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、原案のとおり可決いたしました。  ───―────―────────────  議案  番  号   件  名  結  果  議第80号 大分市向原財産区管理委員の選任について  原案同意  ───―────―────────────  ◇─────────────────◇ ◎日程第4 意見書案第1号及び第2号上程、審議(提案理由説明及び委員会付託省略) ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第4、議員提出の意見書案第1号及び第2号を一括上程いたします。  ───―────―────────────  意見書案第1号  義務教育費国庫負担制度堅持を求める意見書の提出について   上記意見書を衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣あて提出いたしたく、会議規則第14条の規定により提出します。  平成30年6月25日  提出者  大分市議会議員  板 倉 永 紀  宮 邉 和 弘  長 田 教 雄  秦 野 恭 義  阿 部 剛四郎  日小田 良 二  高 橋 弘 巳  今 山 裕 之  義務教育費国庫負担制度堅持を求める意見書(案)  義務教育費国庫負担制度は、1952年に現行法が制定されて以来、我が国の教育の機会均等とその水準の向上に貢献してきた。しかし、1984年以来、教材費を初めとして負担内容の適用除外が進み、2006年には国の負担割合が従来の2分の1から3分の1へと縮小された。同時に地方交付税も削減され、自治体の財政状況によっては十分な教育予算が確保できず、学校施設などの教育条件整備に地域間格差が生じている。  日本は、OECD諸国に比べて1学級当たりの児童生徒数が多い。その一方で、学校現場における課題は複雑化・困難化している。子供たち一人一人へのきめ細やかな教育を実現するためには、国段階での国庫負担に裏づけされた少人数教育の推進を含む教職員定数改善が必要である。子供たちが全国どこに住んでいても、機会均等に一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請であり、義務教育費国庫負担制度は義務教育の根幹にかかわる制度である。地方の財政事情に左右されることなく、子供たちにとって最善の教育環境を実現していくために、国が最低保障として財政的に下支えしている義務教育費国庫負担制度は必要不可欠である。  また、文部科学省が2016年に行った教員勤務実態調査によると、小学校で33.5%、中学校で57.6%の教員が、厚生労働省の示す基準で過労死ラインとされる週20時間以上の時間外勤務を余儀なくされていることが明らかになった。あすの日本を担う子供たちを育む学校現場において、教職員が人間らしく働き続けるためには長時間労働是正が必要であり、そのための教職員定数改善も図っていく必要がある。  よって、国会及び政府においては、子供たちの教育の機会均等とその水準の維持向上を図るために必要不可欠な義務教育費国庫負担制度の堅持を強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成30年6月25日  大分市議会  ───―────―────────────  意見書案第2号  地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について   上記意見書を衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、内閣府特命担当大臣(地方創生、規制改革)、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)あて提出いたしたく、会議規則第14条の規定により提出します。  平成30年6月25日  提出者  大分市議会議員  板 倉 永 紀  宮 邉 和 弘  長 田 教 雄  秦 野 恭 義  阿 部 剛四郎  日小田 良 二  高 橋 弘 巳  今 山 裕 之  地方財政の充実・強化を求める意見書(案)   地方自治体は、子育て支援策の充実と保育人材の確保、高齢化が進行する中での医療・介護などの社会保障への対応、地域交通の維持など、果たす役割が拡大する中で、人口減少対策を含む地方版総合戦略の実行やマイナンバー制度への対応、大規模災害を想定した防災・減災事業の実施など、新たな政策課題に直面している。  一方、地方公務員を初めとした公的サービスを担う人材が限られる中で、新たなニーズへの対応と細やかな公的サービスの提供が困難となっており、人材確保を進めるとともに、これに見合う地方財政の確立を目指す必要がある。  本来、必要な公共サービスを提供するため、財源面を担保するのが地方財政計画の役割である。しかし、財政再建目標を達成するためだけに歳出削減が行われ、結果として不可欠なサービスが削減されれば、本末転倒であり、国民生活と地域経済に疲弊をもたらすことは明らかである。  このため、2019年度の政府予算と地方財政の検討に当たっては、国民生活を犠牲にする財政とするのではなく、歳入・歳出を的確に見積もり、人的サービスとしての社会保障予算の充実と地方財政の確立を目指すことが必要である。  よって、国会及び政府においては、下記の事項の実現を求める。                 記  1.社会保障、災害対策、環境対策、地域交通対策、人口減少対策など、増大する地方自治体の財政需要を的確に把握し、これに見合う地方一般財源総額の確保を図ること。  2.子ども・子育て支援新制度、地域医療の確保、地域包括ケアシステムの構築、生活困窮者自立支援、介護保険制度や国民健康保険制度の見直しなど、急増する社会保障ニーズへの対応と人材を確保するための社会保障予算の確保及び地方財政措置を的確に行うこと。  3.災害時においても住民の命と財産を守る防災・減災事業は、これまで以上に重要であり、自治体庁舎を初めとした公共施設の耐震化や緊急防災・減災事業の対象事業の拡充と十分な期間の確保を行うこと。また、2015年度の国勢調査を踏まえた人口急減・急増自治体の行財政運営に支障が生じることがないよう、地方交付税算定のあり方を引き続き検討すること。  4.地域間の財源偏在性の是正のため、偏在性の小さい所得税・消費税を対象に国税から地方税への税源移譲を行うなど、抜本的な解決策の協議を進めること。   同時に、各種税制の廃止、減税を検討する際には、自治体財政に与える影響を十分検証した上で、代替財源の確保を初め、財政運営に支障が生じることがないよう対応を図ること。  5.地方交付税の財源保障機能・財政調整機能の強化を図り、市町村合併の算定特例の終了を踏まえた新たな財政需要の把握、小規模自治体に配慮した段階補正の強化などの対策を講じること。   同時に、地方交付税原資の確保については、臨時財政対策債に過度に依存しないものとし、対象国税4税(所得税、法人税、酒税、消費税)に対する法定率の引き上げを行うこと。  6.自治体の基金残高を、地方財政計画や地方交付税に反映させないこと。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。  平成30年6月25日  大分市議会  ───―────―──────────── ○議長(野尻哲雄) お諮りいたします。  本案は、会議規則第38条第3項の規定により、提案理由説明及び委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、提案理由説明及び委員会付託を省略することに決定いたしました。
     これより、本案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 討論なしと認めます。  これより採決いたします。  意見書案第1号及び第2号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、原案のとおり決定いたしました。  ◇─────────────────◇ ◎日程第5 閉会中各委員会継続審査及び調査について ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第5、閉会中各委員会継続審査及び調査に関する件を議題といたします。  各常任委員会、議会運営委員会並びに各特別委員会継続審査及び調査については、それぞれの委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付の一覧表のとおり申し出がありました。  お諮りいたします。  各委員長の申し出のとおり、それぞれ閉会中継続審査及び調査することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、申し出のとおり、閉会中継続審査及び調査することに決定いたしました。  ───―────―────────────  閉会中における委員会継続審査及び調査事件  総務常任委員会    1.市政の総合企画について    2.市税、その他財務について    3.職員の定数及び勤務条件について    4.市政の広聴広報及び統計について    5.出納及び財産管理について    6.自治振興及び消費、物価対策について    7.消防、防災について    8.国民健康保険及び国民年金について    9.文化行政及び国際交流について    10.男女共同参画及びスポーツ振興について    11.その他、他の委員会に属さない事項  厚生常任委員会    1.社会福祉について    2.保健予防、環境衛生及び食品衛生について    3.介護保険について    4.人権・同和対策について    5.子ども・子育て支援について  文教常任委員会    1.学校教育について    2.学校体育及び健康教育について    3.社会教育について    4.芸術文化の振興及び文化財保護について    5.教育財産について  建設常任委員会    1.都市計画及び公園の整備管理について    2.道路橋梁について    3.河川について    4.住宅及び建築について    5.上下水道について  経済環境常任委員会    1.農林水産業について    2.商工業及び観光について    3.公設地方卸売市場について    4.環境対策について    5.清掃について  議会運営委員会    1.議会の運営に関する事項について    2.議会の会議規則委員会に関する条例等に関する事項について    3.議長の諮問に関する事項について  子ども育成・行政改革推進特別委員会    1.子どもに関する基本的な計画及び施策並びに行政改革に関する調査について  総合交通対策特別委員会    1.交通体系、公共交通及び交通安全対策に関する調査について  地域活性化対策特別委員会    1.中心市街地の活性化及び過疎対策に関する調査について  ───―────―────────────  ◇─────────────────◇ ◎日程第6 会議録署名議員の指名 ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第6、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、  16番 阿 部 剛四郎 議員  38番 高 橋 弘 巳 議員  以上2名を指名いたします。  ◇─────────────────◇ ○議長(野尻哲雄) 以上で、今期定例会付議された案件は全て議了いたしました。  お諮りいたします。  今期定例会は、これをもって閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、平成30年第2回定例会は、これをもって閉会いたします。           午前10時56分閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する  平成30年6月25日
    大分市議会  議  長  野 尻 哲 雄        署名議員  阿 部 剛四郎        署名議員  高 橋 弘 巳...