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  1. 大分市議会 2018-06-21
    平成30年建設常任委員会( 6月21日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成30年建設常任委員会( 6月21日)                    建設常任委員会記録 1.開催日時    平成30年6月21日(木)午前10時15分開議~午後0時6分散会 2.場所    第4委員会室 3.出席委員    委員長 足立 義弘   副委員長 宮邉 和弘    委 員 小野 仁志   委 員  永松 弘基    委 員 高松 大樹   委 員  髙野 博幸    委 員 三浦 由紀   委 員  仲家 孝治    委 員 泥谷  郁 欠席委員    な し 4.説明員
      (土木建築部)    長野土木建築部長広瀬土木建築部審議監波津久土木建築部次長、    高瀬土木建築部次長道路建設課長伊藤土木管理課長古城道路維持課長、    吉田河川課長渡邊建築課長清水住宅課長大渡土木管理課政策監、    水田土木管理課参事後藤土木管理課参事清家道路建設課参事、    三代道路維持課参事杉島河川課参事、兼澤建築課参事河村建築課参事、    三重野建築課参事秦住宅課参事長田住宅課参事柏原住宅課参事   (上下水道局)    三重野上下水道事業管理者衞藤上下水道部長板井上下水道部審議監、    三ヶ尻上下水道部次長真田上下水道部次長総務課長、    岩田上下水道部次長営業課長岐津上下水道部次長浄水課長、    佐藤上下水道部次長下水道施設管理課長衛藤経営企画課長、    木元水道維持管理課長左山水道整備課長姫野下水道整備課長、    産谷経営企画課政策監安東総務課参事岩田総務課参事池邉営業課参事、    沓掛水道維持管理課参事安部水道整備課参事児玉水道整備課参事、    森本下水道整備課参事泥谷下水道整備課参事、 5.事務局出席者    書記 加藤 周一 6.審査案件等   (土木建築部)   【陳情】    新たに提出されたもの    平成30年陳情第5号 市道大分左岸堤防滝尾橋舞鶴橋線を歩行者と自転車の専              用道路にすることに関する陳情       〔継続審査〕   【一般議案】    議第76号 市道路線の認定及び廃止について             〔承認〕   【報告議案】    報第1号 専決処分した事件の承認について         (平成29年度大分市一般会計補正予算(第8号))     〔承認〕         第1条 歳入歳出予算の補正             歳出 第8款 土木費                第2項 道路橋梁費                第3項 河川費                第6項 住宅費                第9款 消防費のうち河川課関係                第11款 災害復旧費のうち土木施設災害復旧費         第2条 繰越明許費の補正 第2表中         1追加    第8款 土木費                第2項 道路橋梁費                第3項 河川費                第6項 住宅費                第11款 災害復旧費のうち土木施設災害復旧費         2変更    第8款 土木費                第2項 道路橋梁費   【報告事項】    ①大分市道路整備保全プログラムについて    ②大分市舗装修繕計画について    ③(仮称)敷戸南台住宅建設事業について    ④空き家対策について    ⑤その他   (上下水道局)   【報告事項】    ①第3号報告 水道事業会計継続費繰越使用について    ②第5号報告 水道事業会計予算繰越使用について    ③第6号報告 公共下水道事業会計予算繰越使用について    ④大分川ダムの建設に関する基本計画変更(第4回)について    ⑤その他   【協議事項】    評価対象事務事業の選定について                 会議の概要                              平成30年6月21日                              午前10時15分開議 ○足立委員長   おはようございます。ただいまより建設常任委員会を開会いたします。  本日は傍聴者がおられるようですが、傍聴者は遵守事項を守っていただきますようによろしくお願いいたします。  本日は、午後1時より地域活性化対策特別委員会が開催予定ですので、関係する委員につきましては、御出席方お願いいたします。  審査に入る前に、委員会運営について確認しておきます。  皆さん御存じのように、平成20年第1回定例会分から、従来の本会議録に加えて、委員会の会議録がインターネットの市議会ホームページで公開されております。  つきましては、質疑等がある場合は、まず挙手をして、発言の許可を受けた後、発言を行うようによろしくお願いいたします。  次に、自由討議についてですが、委員会におきましては、委員の皆さんからの要求がある場合、または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じて、自由討議の時期や執行部に退席を求めるか等につきましては、委員会において決定したいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  最後に、大分市議会基本条例第7条第2項に規定されておりますとおり、本会議同様、委員会におきましても、委員の質問、政策提言等に関し、執行部は、委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようにお願いをいたします。  それでは、審査日程に従いまして、本日は、土木建築部及び上下水道局の案件についての審査を行います。  それではまず、土木建築部の案件について審査を行います。  審査に先立ちまして、長野土木建築部長より発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。 ○長野土木建築部長   おはようございます。  審議前の貴重なお時間をいただきまして、まことにありがとうございます。  まず、4月1日付で土木建築部における説明員の異動がございました。参事級以上の職員の昇任、転任及び転入者につきまして自己紹介をさせていただきたいと思います。  〔説明員 自己紹介〕 ○長野土木建築部長   さて、このたび、全国市議会議長会から在職20年表彰を受けられました足立義弘委員長に対し、土木建築部を代表して心よりお喜びを申し上げます。  委員長におかれましては、市政発展のために賜りました御尽力とその御功績に対しまして、心から敬意と感謝の意を表したいと思います。おめでとうございました。今後ともますます御活躍されますよう御祈念申し上げます。  それでは、最近の諸事情及び今回御提案させていただいております議案につきまして御説明をさせていただきます。  まず、4月11日未明に中津市で発生いたしました土砂崩落事故を受けまして、本市では4月16日から5月7日までの間、市内にあります急傾斜地崩落危険箇所の緊急点検を行いました。  その結果、直ちに緊急対策の箇所はございませんでしたが、継続的な点検が必要な箇所が24カ所ございました。その24カ所につきましては定期的な点検を実施し、経過観察をしていきたいと思っております。  また、6月18日に大阪府北部で震度6弱を観測する地震が発生し、地震に伴うブロック塀などの倒壊によりまして、とうとい命が奪われました。お亡くなりになられました方々に心よりお悔やみを申し上げます。  本市におきましても、いつ何どきどんな大きな地震に見舞われるかわからない状況にございます。今後とも市民の皆様の安全を守るべき災害対策に万全を期してまいりたいと考えております。  さて、昨今の県内の景気動向についてでございますけれども、大銀経済経営研究所によりますと、経済は緩やかながら持ち直しの動きを見せておりまして、4月の有効求人倍率は1.48倍と、2月に次ぐ過去2番目の高水準に維持するなど、県内の動向につきましては引き続き堅調な状況にあるということでございます。  土木建築部といたしましても、道路の改良や舗装補修、通学路等交通安全対策のほか、橋梁、トンネル等の点検、修繕などの社会資本整備を進めるとともに、建設資機材の単価の動向も注視しながら受注環境にも配慮し、工事の早期発注に努めるなど経済の下支えを行っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、今回御提案させていただいております、議第78号、市道路線の認定及び廃止について、報第1号、専決処分した事件の承認について、また、報告事項といたしまして、大分市道路整備保全プログラムなどを初め、4項目御報告させていただきたいと思っております。  後ほど担当課長より詳しく説明をさせていただきますので、何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○足立委員長   それでは、初めに、今回新たに提出されました、平成30年陳情第5号、市道大分左岸堤防滝尾橋舞鶴橋線を歩行者と自転車の専用道路にすることに関する陳情の審査を行います。
     それでは、執行部から補足説明などがあればお願いいたします。 ○伊藤土木管理課長   陳情第5号について補足説明をさせていただきます。  それでは、お手元の陳情第5号の補足資料をごらんください。  市道大分左岸堤防滝尾橋舞鶴橋線は、昭和44年6月に市道認定をしており、延長は778.1メートル、幅員は3.1メートルから8.6メートルとなっておりますが、交差点付近を除く区間では3.1メートルから3.9メートルとなっております。国土交通省が管理する大分川の堤防敷きとの兼用工作物となっており、河川占用の許可を得ております。  なお、交通規制につきましては、県道大分臼杵線から国道197号への一方通行で、22時から朝6時まで車両通行どめとなっており、最高速度は30キロメートルとなっております。また、重量制限は2トンとなっておりますので、大型車、中型車は通行できません。  先般、5月31日に、午前7時から12時間の当該路線の交通量を調査したところ、895台の自動車が通行しており、午前7時台に141台、8時台に201台となっておりますが、残りの時間帯は100台未満となっております。  なお、朝の通勤時間帯においては、市道錦町長浜町線から国道197号へ右左折する自動車が渋滞している状況であり、交通量の確認を行ってまいりたいと考えております。 ○足立委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑等はありませんか。 ○三浦委員   もし知っていたら経緯を教えてほしいのですが、大分川の堤防で稙田にも一部ありますけど、それ以外はここの道路だけ車が通っていいようになっています。堤防の上は全て歩行者だけですよね。何でここだけ通れるようになったのか、経緯はわかりますか。多分かなり昔の話でしょうけど。 ○伊藤土木管理課長   こちらの道路につきましては、昭和44年6月に議会で認定されております。ほかの大分川の堤防につきましては、歩行者道については若干あるかと思いますが、自動車道はございません。経緯につきましては、昭和56年に夜間通行の規制がかかったということは警察からお伺いしております。 ○三浦委員   もしわかればでいいのですが、何でここだけ車がオーケーか、後で調べていただけますか。 ○伊藤土木管理課長   はい。 ○宮邉副委員長   昭和44年に議会も認めて市道認定されたということがあるのでしょうけれども、多分今回の市道認定の議案と一緒で、そちら側から提案があって議会が認めたと思うのです。その提案されたときの現状とか理由とか何かあれば教えていただきたいのですけれども。 ○伊藤土木管理課長   前の資料を調べたのですが、今時点ではちょっと把握しておりません。 ○宮邉副委員長   なぜ通れるようになったか、なぜ市道になったかということはわからないと。 ○伊藤土木管理課長   はい。 ○足立委員長   堤防の上を通れるのはあそこだけですか。 ○広瀬土木建築部審議監   陳情をいただいている大分川の道路は、延長は約780メートルありますけれども、その他は大分川以外でも延長的に短いところも幾つか供用しているところがございまして、大野川や乙津川にもございます。 ○足立委員長   わかりました。委員の皆さん、ほかにありませんか。 ○宮邉副委員長   陳情という形で出されていますけれども、大分市が認めればこの道路を自動車が通れないようにすることは可能なのですか。国土交通省の絡みだとか、港湾の絡みだとか幾つかあると思うのですけれども、陳情が仮に採択されれば、大分市が独自で車両の通行をとめる判断ができるものですか。 ○伊藤土木管理課長   大分市がこの市道の道路管理者でありますので、とめるに当たってのそういう判断はできるかと思いますが、やはり通行の管理者である警察もおりますので、その辺の協議を終えた上でできるものと考えております。 ○足立委員長   委員の皆さん、ほかにありませんか。 ○永松委員   地域住民の皆様方の話は理解できないことはないのですけれども、昭和44年にどうして市道になったかはわからないということですけれども、当時車の交通量等もふえてきて、朝夕のラッシュ時の混雑とかいうようなことも踏まえながらの中で、恐らく審議していただいて、車を通すというような何らかの理由もあったのだろうと思います。現に今、朝200台ぐらいの通行があるわけですから、そういう通勤者の皆様方の意見もある程度聞いて判断を私はすべきであろうと思います。  それから、先ほど課長も言いましたように、議会で一方的にこれを採択して通行どめにすることは、ちょっと拙速過ぎると思います。警察なりの関係機関と十分に協議した上で通行どめにしないと、市道の廃止とか、道路を広げるとか、安全帯の何かをつくってくれとか道路問題だけの要望であれば、この委員会でしっかり議論をしていくことも必要でしょうけれども、通行どめをそのまま認めるということは、ちょっとこの委員会ではできないことではないのかなと、私は思うのです。  個の陳情を受けて、執行部にこれから警察とも十分協議をしていただくということでどうでしょうか。ここで採択とは私はならないと思います。  まだ警察とも議論をする余地はあるのではないですか。 ○伊藤土木管理課長   現時点では、夜間通行している車、それから速度オーバーしている車があるようでございますので、その辺の取り締まりについてはまず話しておりますが、具体的にとめる等の話はまだしておりませんので、必要かと思います。 ○永松委員   夜間の騒音とかいうことも、はっきり言って警察に対応してもらわないとどうしようもないことでしょう。 ○足立委員長   課長、夜間通行や速度超過の車があるようですって、その事実関係を把握していて言っているのですか。事実を警察かどこかに聞いて話をしているのですか。 ○伊藤土木管理課長   現場を見にいきまして、24時間ずっといたわけではないのですけど、一時的に見たときに通っている車があったということは把握しております。 ○足立委員長   ほかに質疑はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、討論に入ります。討論はありませんか。 ○宮邉副委員長   先ほど質問させていただきましたけれども、まだ不透明な部分がたくさんあるということで、判断をするには足りないと思います。事前の説明の中で、中島錦町線は開通したけれども、まだ交差点事情も含めて渋滞が起こっている状況があります。今、金池交差点等拡幅工事等も行われておりますので、総合的に車の流れ等を見る中で判断する必要があると私どもは思っておりますので、今回の陳情については一時継続にさせていただければありがたいと思います。 ○永松委員   委員長、その前に1点執行部に確認です。  陳情書の中に、「中島錦町線開通までの暫定的処置であると私たちは受けとめている」とありますが、当初そういう話があったのですか。この中島錦町線が開通すれば併合の分はこうするとか、地元とそういう話し合いか何かがあったのですか。あったのなら話が別ですが。 ○長野土木建築部長   中島錦町線の工事につきまして、計画等の説明会を開いております。その中で、大分川左岸のこの道路につきまして御意見をいただいておりまして、そのときの執行部の答弁といたしましては、総合的な判断をする中で検討していきたいということを申し上げているようにあります。  ただ、その総合的といいますのは、10年ほど前の話になりますけれども当時の議事録から読み取ると、中島錦町線の開通だとか、周辺の道路網の整備も含んで総合的ということだと判断できると思いますので、憶測で大変申しわけないのですが、多分陳情された方々の思いとしては、そういうことも踏まえる中で、そう受けとめてらっしゃるのかなと。  ただ、執行部とすれば議事録を読みますと、そのときに、とめますとか、通行どめを約束しますとかいうことは申し上げていないと捉えております。 ○永松委員   直接口頭では言っていないけれども、地元の人から見ればそういうふうに捉えられても仕方ないような発言が議事録の中にあるわけですか。そうなると少し話が違う。 ○長野土木建築部長   地元の方々から、あの道路が、今、夜間通行が多いとかスピードを出している車が多いということで、かなり御心配されている方がいらっしゃるということを質問される中で、事務局として、まだ総合的なネットワークが完成している段階ではありませんので拙速に答えが出せないものですから、総合的に判断する中でということで申し上げたと聞いております。それイコール、中島錦町線が完成後に必ずとめますというお約束ではなかったと聞いております。 ○足立委員長   よろしいですか。 ○永松委員   はい。 ○足立委員長   ほかにありませんか。 ○永松委員   そうすると、先ほど宮邉副委員長が言いましたように、社会情勢も刻々と、経済情勢も含めて変化しているし、そういう中で交通量の関係とかいうのも変わっていくでしょうから、今回は継続ということで、私はしようがないのかなと思います。 ○足立委員長   継続という意見が出ましたが、ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、継続審査という意見でありますが、継続審査に賛成の方、挙手をお願いします。  〔賛成者挙手〕 ○足立委員長   挙手多数であります。よって、本件は継続審査といたします。  私から1点だけ。継続をしている間にも、刻々と時間、人の流れ、車の流れなどいろいろ変わります。公平公正という旨をもって、そして、調査をしながら、先ほどの夜間のこととかスピード違反のこととか、先ほど陳情者から車との事故があったと、そういった確認もしながら、執行部で前向きに捉えて調査して、その都度何かあればまた委員会に報告をお願いいたします。 ○長野土木建築部長   まず、警察とも協議をさせていただきながら、それと並行して交通量が、どういうふうな流れに変化したかとか含んで調査していきたいと思います。  また、必要に応じて当委員会に報告させていただきたいと思います。 ○足立委員長   次に、一般議案の議第76号、市道路線の認定及び廃止についての審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○伊藤土木管理課長   議第76号、市道路線の認定及び廃止について御説明申し上げます。  議案書の議76の1ページをお開き願います。  今回、認定いたしたい市道路線は、皆春鶴崎線ほか6路線でございます。路線名、起点、終点は、議76の1ページに記載しております。  また、今回廃止いたしたい市道路線は、下郡工業団地8号線でございます。路線名、起点、終点は、議76の2ページに記載しております。  それでは、具体的に御説明申し上げます。  議76の3ページをお開き願います。  この皆春鶴崎線は、都市計画道路松原国宗線のうち、皆春から国宗間の道路整備事業に伴い認定するものでございます。  次に、議76の4ページをお開き願います。
     この細19号線は、細地区住環境整備事業に伴い認定するものでございます。  次に、議76の5ページをお開き願います。  この馬場1号線は、地域内道路として計画された路線を認定するものでございます。  次に、議76の6ページと、議76の10ページをお開き願います。  この下郡工業団地8号線は、開発行為による帰属に伴い終点が変更となるために廃止再認定するものでございます。  次に、議76の7ページをお開き願います。  この森21号線は、開発行為による帰属に伴い認定するものでございます。袋路状道路でございますが、市道認定基準を満たしております。  次に、議76の8ページをお開き願います。  この久原北12号線も、開発行為による帰属に伴い認定するものでございます。袋路状道路でございますが、市道認定基準を満たしております。  次に、議76の9ページをお開き願います。  この奥田2号線は、地元要望に基づき地区生活道路として認定するものでございます。袋路状道路でございますが、市道認定基準を満たしております。  今回の認定によりまして、市道路線は7,726本から6路線ふえまして7,732本となり、2,458.4816メートルとなります。 ○足立委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、報告議案の報第1号、専決処分した事件の承認について(平成29年度大分市一般会計補正予算(第8号))のうち、土木建築部所管分の審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○伊藤土木管理課長   〔説明書②96ページ~ 第8款土木費のうち土木建築部所管分について説明〕  〔予算書①7ページ~ 第8款土木費のうち土木建築部所管分について説明〕 ○足立委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。  以上で、当委員会に付託されました、土木建築部所管分の審査を終了いたしました。  ここで、申し出により執行部からの報告を受けます。  まず、大分市道路整備保全プログラムについての報告を求めます。 ○伊藤土木管理課長   大分市道路整備保全プログラムの策定について、御報告をいたします。  それでは、お手元の資料1の道路整備保全プログラムについてをごらんください。  まず、1ページ目、概要説明です。道路整備保全プログラムについてですが、このプログラムは、大分市の今後の道路の新設、改築などの道路整備や修繕、補修などの道路保全を計画的に行っていく上での指針となるものでございます。  この策定に当たっての背景、目的でございますが、これまでの市道整備は、道路の新設やバリアフリー化など、個々の目的により計画を定め、事業を行っておりましたため、道路整備の全体像や、その体系化がわかる指針がございませんでした。また、今後は、新設等の整備だけでなく、維持管理についても点検等を行い計画的に進めることが重要となりますことから、道路の整備や維持管理など全体像が体系的に把握でき、事業をより効率的、効果的に進めていくための指針として、これまでの道路整備や道路修繕に関する個別計画を取りまとめた大分市道路整備保全プログラムを策定いたしました。  次に、概要ですが、この大分市道路整備保全プログラムは、まず基本構想とアクションプランの2つから構成をされております。この基本構想では、このプログラムの基本的な理念や方針を定め、その下に、それまでの個別計画等を体系的に整理しております。また、もう一つのアクションプランでは、これまでの個別計画等に基づき実施している各種道路整備や維持修繕等の事業を一つに集約をしております。  なお、本プログラムは、今後5年間の整備指標を定め、この指標は、当該年度から常に5年後を見据えながら毎年見直すため、おおむねの指標となっております。  それでは、次に、資料の2ページ目をごらんください。  資料2ページ目の右側になります。計画の構成と進捗管理イメージですが、基本構想では、道路政策の基本理念、基本方針、施策の体系等を示しております。また、アクションプログラムでは、広域連携を見据えた路線や日々の市民生活を支える路線を整備保全路線として位置づけ、事業化、事業実施の計画や具体的な取り組み、施策を定めます。整備保全路線の進捗管理は、常に5年先を見通しながら適切に管理いたします。  その下の表になりますが、こちらは、計画の構成及び進捗管理イメージをあらわしたものでございます。  それでは、次に、3ページをお開き下さい。  上の段の部分の道路整備保全プログラム基本理念ですが、「ひと・まち・夢 未来につながる県都の道づくり」としております。  本理念では、基本方針へのアプローチとして、道路行政における課題と現状把握から構成される現状把握からのアプローチ及び、大分市総合計画──おおいた創造ビジョン2024と大分市都市計画マスタープランなどの上位計画からのアプローチにより、基本方針が構成されております。  この基本方針Ⅰでは、交通安全や災害に強い道づくりに努める安心・安全な道づくりを、基本方針Ⅱでは、道路網の構築や移動を快適かつ円滑に行うための道路環境の整備を目指す、未来へ発展する道づくり、また、基本方針Ⅲでは、バリアフリーや街路樹等の適切な維持管理を行う、魅力ある道づくりを示しております。  それでは、次に、4ページをお開き下さい。  左側の部分は、先ほどの基本方針ⅠからⅢにおける各計画の施策の体系を示したものでございます。これまで個々に展開した計画等を、基本方針のもとに整理しております。  4ページの右側部分は、基本構想とアクションプログラムの考え方になります。  国県の関連計画及び大分市の関連計画や個別計画を踏まえながら、基本構想に基づくアクションプログラムの中で具体的な取り組み、施策を整理するとともに、広域連携を見据えた路線や日々の市民生活を支える路線を抽出して整備保全路線として位置づけ、効率的かつ効果的な事業実施に取り組みをいたします。下の図はこれらを図示したものでございます。  それでは、最後に5ページ目をお開き下さい。  整備保全路線事業箇所位置図及び現時点における今後の整備指標になります。  今後5年間の整備指標は、事業の優先度や地域バランスを勘案する中で設定を行ってまいります。また、毎年見直しを行うローリング方式により見直し、当該年度から常に5年後を見据えて設定するため、今年度から平成34年度までのおおむねの整備指標を示しております。 ○足立委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。 ○永松委員   この計画について何ら異を唱えるものではないですけれども、これを着実に実行していくため、予算をきちんと獲得できるかどうかが問題だと思うのです。これだけの計画を立てて、5年後を目標に実行していくのであれば、それなりのきちんとした予算の裏付けがあるのですか。 ○長野土木建築部長   今回の道路整備保全プログラムにつきましては、これまで体系的な整理がされてなかったものですから、2年かけて、こういった形で、これからの5年間の整備について、ローリングも当然行っていきますけれども、指標を示していこうということで説明させてもらいました。  委員のおっしゃるように、これに伴う予算につきましては、地域全体の均衡ある発展という前提で地域バランスも考慮する中で、必要な予算確保に向けて、実行後の実施計画や当初予算に向け、部として全力で努力してまいりたいと思っております。 ○足立委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   次に、大分市舗装修繕計画についての報告を求めます。 ○伊藤土木管理課長   大分市舗装修繕計画について、御報告いたします。  それでは、お手元の資料2の舗装修繕計画についてをごらんください。  まず1ページ目の、舗装修繕計画の策定の背景、目的についてですが、本市では、平成29年3月31日現在で、7,680路線、約2,449キロメートルの市道を管理しております。舗装も橋梁と同様に、新産都以降、都市の広がりとともに整備されているため、老朽化が進行している状態でございます。  こうした中、これまで舗装の維持管理は点検調査がされておらず、幹線道路は劣化が生じてから調査、修繕を行い、生活道路は自治会等からの要望を受けて調査、修繕を行う事後対症療法的な維持管理が行われていました。また、修繕履歴等のデータ管理やデータベース化がされてないため、関係部署間での情報の共有ができておらず、結果的に非効率な維持管理となっておりました。  今後は、予防保全型の維持管理へ転換を図る必要があります。舗装修繕計画は、道路の規格に応じた管理指標や管理水準を定めるとともに、路線の特性に応じた優先度評価を通して、道路舗装の長寿命化やライフサイクルコストの縮減、メンテナンスサイクルの構築を図ることを目的としております。  それでは、次に資料の3ページ目の左下の部分をごらんください。  市道の管理状況についてです。市全域を8つのブロックに区分し管理を行っており、それぞれの地区における路線数や延長を示しております。  次に、右側の路面状況の把握についてですが、大分市では平成25年度、26年度に、379路線、延長252キロメートルの路面性状調査を実施しております。また、職員による目視調査では、住宅団地を中心に911路線、延長189キロメートルの路面状況を把握しております。  これらの調査では、ひび割れ率、わだち掘れ量、平坦性を調査しており、本計画ではこれらの調査結果を基に、舗装修繕の要否を判断する指標でありますMCIについて路線毎に算出し整理をしております。  次に、課題の整理についてですが、現状把握を踏まえ、舗装修繕に関する現状や路面状況の把握に関する現状及び情報管理に関する現状の項目毎における課題を、図のように整理しております。  次に、4ページをお開き下さい。  計画における基本方針についてですが、まず、基本方針Ⅰとして、管理対象路線の分類や予算の平準化を検討する計画的な舗装修繕の実施を、基本方針Ⅱとして、路面性状調査やスマートフォン調査を定めた定期的な調査の実施を、基本方針Ⅲとして、情報管理手法を定めたデータベース化の構築を示しております。  次に、計画の期間等についてですが、本計画は平成30年度から平成38年度の9年間を計画期間と定め、計画期間のうち、平成30年度から平成33年度までの4年間については、まずステップ1として、そして、平成34年度から平成38年度までの5年間をステップ2と設定しております。  このステップ1につきましては、本計画で設定した舗装修繕を中心に進めながら、路面状況の把握ができていない市道について道路分類に応じた調査を行っていく期間と定めております。  また、その次のステップ2については、ステップ1と同様に舗装修繕を進めていくことを基本といたしますが、必要に応じてステップ1で蓄積された路面状況調査結果や修繕履歴データをもとに計画を見直して、舗装修繕を進めていきます。  なお、本計画終了後においても、引き続き5年単位で調査実施とデータの蓄積を繰り返し、計画を見直しながら実施してまいります。  最後に、5ページ目についてですが、こちらは、先ほどの基本方針ⅠからⅢに基づく実施状況を、基本方針ごとにあらわしたものでございます。 ○足立委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   この舗装修繕計画の背景・目的の上から4行目の文言で、「これまで舗装の維持管理は、点検調査がされておらず」とありますが、この文言でいいのですか。 ○後藤土木管理課参事   点検、調査はしているのですが、これまで建設のほうに力を入れていたため、補修については、幹線道路については見つけたところを委託して調査しておりまして、生活道路については主に地元要望等により対応していたのですが、今後は全路線調査して、計画的な維持管理をしたいということでございます。  職員2名で毎日目視点検等は行っているのですが、路線数が多く、性状調査のような詳しい調査自体は行っていませんでした。ことしから取り組んでいきたいと思います。 ○足立委員長   これには、点検調査がされておらず、自治会等から要望を受けて調査修繕を行うということで、強い要望があれば一生懸命修繕するようなうがった見方をされるので、公文書として出るから余りストレート過ぎておかしい。  最初の、道路整備保全プログラムもそうですけど、今さらこんなものが出てきたことに不安と驚きを感じるのですけど、部長どうなのですか。
    長野土木建築部長   この背景を申し上げますと、この計画につきましては、前土木建築部長が就任したときから、都市計画部と両部長の中で、計画的な体系がなかなかなされていないということが把握できたものですから、時間はかかりますけど、つくっていこうということで確認がとれて今に至っております。この調査に約2年間かかっておりますけれども、実態は、対症療法的な対応に追われておりまして、こういった予防保全型の計画はなかなかできていなかったものですから、今回の計画に至ったということでございます。  今、御指摘をいただきました、「点検調査はされておらず」、また、「自治会等からの要望を受けて」という文言については、背景はそういう部分がございますけれども、少し文章的に表現が気になりますので、再度見直しをさせていただいて、もう少し市民の皆さんにわかる表現に変えさせていただきたいと思います。  背景はそういうことでございまして、なかなかそういう体系的なもの、県は豊ちゃくなどの総合的な計画を以前から持っていたのですが、大分市にはなかったものですから、ぜひこういう計画が必要だという中で2年ほどかかりましたけれども、ようやくたどり着いたということでございます。文言については修正させていただきたいと思います。 ○足立委員長   そういう苦労話はよくわかりましたけどあなたたち、設計図を描くのはうまいのですけど、これでは余りにも。  そういうことですので、少し考えながらこれからも文章表現してください。よろしくお願いします。 ○長野土木建築部長   この分は修正させていただいて、また皆様にお渡しさせていただきたいと思います。 ○足立委員長   それでは、よろしくお願いします。  ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   次に、(仮称)敷戸南台住宅建設事業についての報告を求めます。 ○清水住宅課長   (仮称)敷戸南台住宅建設事業について御報告申し上げます。  資料3をごらんください。  事業概要ですが、建設から45年以上経過し、老朽化が進行している敷戸東住宅については、大分市公営住宅等長寿命化計画において、建てかえと位置づけられております。  本事業は、平成26年度に解体した敷戸南住宅跡地に、老朽化した敷戸東住宅の居住者の移転先として、2棟、80戸の住宅を2期に分けて建設する事業でございます。  従前住宅であります敷戸東住宅ですが、現在は新たな募集は停止しており、124戸の住宅に60世帯、94人の方がお住いの状況でございます。  資料右側に周辺地図と完成予想図を掲載しております。  新たな建設地は、国道10号から敷戸団地に入り、陸橋を渡って真っすぐ進んだ、上り坂を上り着く手前を右折したところになります。団地中心部の店舗も近くにございます。今回の第1期工事分は完成予想図の右寄りの棟になります。  第1期工事の概要ですが、建物の構造は鉄筋コンクリート造5階建てで、エレベーターを1基備えております。部屋のタイプは1LDKが5戸、2DKが20戸、3DKが10戸、4DKが5戸の、全体で40戸となっており、周辺道路から敷地内、建物内、住戸内への段差をなくし、手すり等を設置したバリアフリー対応となっております。  第1期工事における本年5月末時点での進捗率は67%で、現在は、内装工事、電気設備工事、機械設備工事を行っており、9月末に完成する見込みとなっております。  完成後は従前住宅60世帯のうち40世帯の方に移転していただくことになっており、残りの20世帯につきましては、第2期工事後に移転していただくか、他の市営住宅や民間の賃貸住宅に移転していただくことになっております。  今後のスケジュールについてですが、今回の第1期工事の完成により新たな住宅が追加となるため、住宅が供用開始される前の9月議会におきまして、新たな住宅を追加するための大分市営住宅条例の改正につきまして議案を提出させていただきたいと考えております。また、既存住宅の住民の移転開始につきましては、11月上旬を予定しております。  なお、第2期工事につきましては、平成31年8月ごろ工事に着手し、平成32年10月ごろ完成する予定としております。 ○足立委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   次に、空き家対策についての報告を求めます。 ○清水住宅課長   空き家対策について御報告申し上げます。  全国的に空き家が増加し、特に適切な管理が行われていない空き家については景観、防災、衛生などさまざまな面で周辺の生活環境に悪影響を及ぼしており、社会問題となっています。このため国は、空き家に対する施策を総合的かつ計画的に推進するため、平成26年に空家等対策の推進に関する特別措置法を制定したところでございます。  本市におきましても、法に基づき、大分市空家等対策協議会条例を制定し、平成27年度より空家等対策協議会の開催を通して、大分市空家等対策計画の作成及び実施に関して御協議をいただいております。  資料1ページの下の部分になります。本市空家等対策計画の4つの基本目標を掲載しております。現在本市では、平成28年12月に策定した空家等対策計画に基づき、予防、活用、管理の3つの観点と総合的な推進体制の構築により、積極的に空き家対策に取り組んでいるところでございます。  まず、平成29年度事業実績でございます。  資料1ページ、左半分には、空家等対策計画における施策の概要を掲載しております。その施策の概要に対応するように、平成29年度に取り組んだ主な事業項目を右半分に掲載しております。  平成29年度の主な空き家対策として、1、大分市空家等相談会等の開催、2、大分市住み替え情報バンクによる空家等の情報提供、3、大分市空家等改修支援事業の創設、4、大分市移住者居住支援事業の拡充等、5、金融機関との連携、6、大分市空き家等の適正管理に関する条例の一部改正、7、大分市老朽危険空き家等除却促進事業の拡充、8、佐賀関地区における空き家所有者等の意向に関するアンケート調査の8項目に取り組んでまいりました。  特に、4の大分市移住者居住支援事業の拡充等については、移住者が利用しやすいように制度を変更するとともに、大阪や東京などで開催される移住希望者向けの説明会などに積極的に参加し、本市の魅力や補助制度等の周知を行った結果、利用実績が2名から14名へと大幅に増加いたしました。また、6の大分市空き家等適正管理に関する条例の一部改正により、行政による応急措置が可能となり、所有者がなく、近隣の住環境を著しく阻害していた空き家を撤去することができました。  次に2ページをごらんください。  ページの右側になりますが、平成30年度に実施を予定している主な事業を掲載しております。  1から7につきましては、昨年度からの継続事業となっております。8以降は今年度の新規事業でございますが、8、ふるさと団地の住み替え支援事業では、郊外型住宅団地の活性化を目的に行っておりますふるさと団地の元気創造推進事業の第2モデル団地の1つであります緑が丘団地に住みかえを希望する方に対し、家賃補助や固定資産税相当額の補助などを行います。9の新たな住宅セーフティネット制度では、低額所得者や高齢者などの住宅確保要配慮者の住宅確保のため、国の新たな制度の活用方針を定める住宅供給促進計画の策定等を行うこととしております。  10の空家意向調査及び空き家の流通促進事業についてですが、資料の3ページをごらんください。  本事業は、今年度からの2カ年で、大分市が把握している空き家の所有者等に対し、空き家の管理状況並びに賃貸や売却等の利活用に係る意向調査を行い、同意が得られました所有者の物件につきまして、不動産関係団体へ情報提供を行うとともに、大分市住み替え情報バンクに登録し、流通の促進を図るものでございます。  この事業により、所有者の意向に反し、活用されず、埋もれていた空き家の掘り起こしを行い、市場に流通させることで、空き家の利活用を促進し、将来の管理不全な空き家の減少につなげていきたいと考えております。  また、意向調査の結果等につきましては、分析し、今後の空き家対策の参考にしたいと考えているところでございます。  資料には事業のスケジュールを掲載しております。  今年度は鶴崎、大南、稙田、大在、坂ノ市、及び野津原地区を、来年度は大分及び明野地区を対象に意向調査を行う予定としております。なお、佐賀関地区につきましては平成29年度に実施済みでございます。  今年度は、まず、市と不動産関係団体が、空き家の流通に係る相互の情報提供に関して、連携を図るための協定の締結から始めたいと考えております。  平成30年度の事業計画は以上でございますが、最後に、先月の28日午後2時より、市役所8階大会議室において、足立委員長にも御参加いただく中、第1回の空家等対策協議会を開催いたしましたので御報告申し上げます。  協議会の委員からは、空き家の所有者、管理者等を対象に行う空家等相談会の開催方法や、本市が行う空き家対策事業の市民への周知についての御意見をいただきました。  今後は、いただきました意見をもとに、事業の見直しも行いながら、空き家対策事業を推進してまいりたいと考えております。 ○足立委員長   報告がありましたが、委員の皆さん、質問等ありますか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   委員の皆さん、その他として何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   執行部、その他として何かありませんか。 ○長野土木建築部長   ございません。 ○足立委員長   それでは、以上で土木建築部の案件が全て終了いたしました。  続いて、上下水道局より報告を受けますので、説明員を交代させます。  土木建築部の皆さん、お疲れさまでした。  〔説明員交代〕 ○足立委員長   ただいまより、上下水道局より報告を受けます。  ここで、三重野上下水道事業管理者より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 ○三重野上下水道事業管理者   おはようございます。  開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  足立委員長宮邉副委員長を初め、建設常任委員の皆様には平素から上下水道事業に関しまして格別の御支援、御協力をいただいておりますことに関しまして、厚く御礼を申し上げます。  また、このたび、全国市議会議長会から在職20年表彰を受けられました足立義弘委員長に対しまして、心からお喜びを申し上げます。  市政発展のために賜りました御尽力とその御功績に対し、心から敬意と感謝の意を表しますとともに、今後ますます御壮健で御活躍されますよう御祈念申し上げます。  続きまして、4月1日付の人事異動により変更となりました説明員につきまして、自己紹介させていただきたいと思いますが、その前に、職員が児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律違反容疑により逮捕された事件につきまして、御報告をさせていただきます。  事件の概要といたしましては、上下水道局の職員が、平成30年2月26日から平成30年3月1日までの間に、大分県内の女子高生に18歳に満たないことを知りながら衣服の一部をつけない姿の写真を送らせ、その画像を所持していましたことから、児童ポルノを製造した容疑により4月9日に逮捕されたものでございます。その後、4月下旬には検察庁に書類送検され、6月19日に検察庁から簡易裁判所に略式命令請求がされております。  上下水道局といたしましては、簡易裁判所の判断を踏まえ、事実確認ができた段階で職員に対し厳正な処分を行いたいと考えているところでございます。  今回の不祥事は、平成30年2月に本市職員が女性の下着を窃取したとして逮捕され懲戒免職処分になった直後に再びこのような事態を招いたもので、市民の皆様の信頼を損ねるとともに、多くの皆様に対しまして多大なる御心痛と御迷惑をおかけする結果を招きましたことはまことに遺憾で、心からお詫びを申し上げます。  それでは、改めまして4月1日付の人事異動により変更となりました説明員につきまして、順次自己紹介させていただきたいと思います。  〔説明員 自己紹介〕 ○三重野上下水道事業管理者   以上が、4月1日付人事異動で異動、昇任のあった説明員でございます。これまで以上に御指導のほど、よろしくお願い申し上げます。  それではここで、上下水道局に係ります諸事情等の報告をさせていただきます。  初めに、平成30年度大分市上下水道局優良建設工事表彰についてでございます。  去る6月7日に、足立委員長を初め多くの建設常任委員の皆様に御臨席を賜る中、上下水道局におきまして、平成30年度大分市上下水道局優良建設工事表彰式を開催いたしました。これは、上下水道局が発注した配水管布設工事のうち、平成29年度に完成いたしました81件の中から、卓越した技術等に基づき優れた成績をおさめ、他の模範となる工事を施工した有限会社ユニオン興業を表彰いたしました。  続きまして、現在監査委員により審査を受けております平成29年度水道事業会計決算及び平成29年度公共下水道事業会計決算につきまして、審査終了後は9月の定例会に議案として提出をし、御審議をいただくこととなりますが、その前に一部中間報告という形で概要を申し上げたいと思います。  水道事業会計における平成29年度決算見込みにつきましては、収益的収支、いわゆる経常的な収支の部分でございますが、約26億円の純利益を計上することができております。一方、資本的収支、いわゆる施設などの建設改良に係る投資的な収支におきましては、トータルで約52億円の収支不足が生じておりますが、減価償却費などの内部留保資金で補填することといたしております。  また、公共下水道事業会計における平成29年度決算見込みにつきましては、収益的収支、いわゆる経常的な収支の部分でございますが、昨年来の赤字を解消し、収支は均衡することができております。一方、資本的収支、いわゆる施設などの建設改良に係る投資的な収支におきましては、トータルで約39億円の収支不足が生じておりますが、前年度からの繰越額や減価償却費などの内部留保資金で補填することといたしております。  今後におきましても、より効率的な事業運営を行う中で、健全経営を行ってまいる所存でございますので、委員の皆様におかれましては、今後とも御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。  諸事情等の報告は以上でございます。  なお、本日審議いただきますのは、予算の繰越使用に係る報告案件3件と、大分川ダムの建設に関する基本計画変更第4回についての報告でございます。  詳細につきましては後ほど担当課長から御説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○足立委員長   それでは、申し出により執行部からの報告を受けます。  まず、第3号報告、水道事業会計継続費繰越使用についての報告を受けます。
    衛藤経営企画課長   第3号報告、水道事業会計継続費繰越使用について御報告いたします。  平成30年度大分市補正予算の③、2ページをお開きください。  平成29年度大分市水道事業会計継続費繰越計算書になります。  事業は、4款の資本的支出、1項建設改良費、第4次拡張事業でございます。  本事業については、昭和61年度から大分川ダム建設や水道施設の整備に取り組んでいるものでございます。  継続費の総額は約645億円で、平成29年度継続費予算現額は前年度繰越額を加えた10億2,824万3,000円で、執行額となります支払義務発生額を除いた1億3,142万8,000円が翌年度の逓次繰越額になります。  なお、今年度の執行額につきましては、大分川ダム建設工事負担金でございます。 ○足立委員長   執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、次に、第5号報告、水道事業会計予算繰越使用についての報告を受けます。 ○衛藤経営企画課長   第5号報告、水道事業会計予算繰越使用について御報告いたします。  予算書③の12ページをお開きください。  平成29年度大分市水道事業会計予算繰越計算書になります。  平成30年度への繰越額といたしましては、浄水施設更新事業や公共事業に伴う配水施設整備事業などの6つの事業で、総額16億1,712万7,000円でございます。主な繰越理由につきましては、表の右側の説明欄にありますように、主要浄水施設再構築基本計画の策定において必要な工事を前倒しで実施したことや、関連施設工事の調整や関係機関との協議、検討に期間を要したためでございます。  ここで、別紙資料①をごらんください。  先ほどの繰越額について、事業ごとに支出科目の件数、金額をお示しいたしております。  支出科目別の集計として、工事については37件で、14億128万8,000円、路面復旧費が8件で4,745万7,000円、設計等の委託料が12件で1億6,838万1,000円となっております。  なお、繰越総数57件のうち、45件については今年度6月末までには完成する予定となっております。 ○足立委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   次に、第6号報告、公共下水道事業会計予算繰越使用についての報告を受けます。 ○衛藤経営企画課長   第6号報告、公共下水道事業会計予算繰越使用について御報告いたします。  予算書③の16ページをお開きください。  平成29年度大分市公共下水道事業会計予算繰越計算書になります。  平成30年度への繰越額といたしましては、公共及び単独の管渠建設費及び公共処理場建設費で、11億5,764万9,000円でございます。主な繰越理由ですが、表の右側の説明欄にありますように、管渠建設費につきましては地元との調整に日数を要したため、処理場建設費につきましては入札不調による入札条件の見直し及び再度の準備に時間を要したためでございます。  ここで、別紙資料②をごらんください。  繰越額について、事業ごとに支出科目の件数、金額をお示ししております。支出科目別の集計が、工事については27件で9億7,872万9,000円、設計等の委託料が10件で1億969万9,000円、補償費が13件で6,922万円になっております。  なお、繰越総数50件のうち、33件が6月末までに完成する予定となっております。 ○足立委員長   ただいま報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   次に、大分川ダムの建設に関する基本計画変更についての報告を求めます。 ○左山水道整備課長   お手元の資料③をごらんください。  それでは、大分川ダムの建設に関する基本計画変更(第4回)について御説明させていただきます。  まず、1、これまでの経過について御説明いたします。  ここでは、大分川ダム基本計画の変更の経過を主に記載しております。  大分川ダムは、昭和63年12月に特定多目的ダム法に基づく基本計画の告示を行っております。  当初の基本計画における総事業費は約760億円、完成年度は昭和74年度──平成11年度でした。  大分市では、昭和63年度より、新規の水源を確保するため、利水者として大分川ダム建設事業に参画し、事業主体である国土交通省に対しまして、毎年のダム建設事業費のうち、負担割合に応じた負担金の支払いを行ってきております。  その後、平成12年6月に基本計画の第1回目の変更、平成20年7月には第2回目の基本計画の変更を行っております。  この大分市の参画水量の見直しにつきましては、1日当たり10万8,900立米を取水する必要があるとしていましたが、将来の水需要を再検討した結果、1日当たり3万5,000立米に減量いたしております。  平成26年2月から本体の工事に着手しましたが、平成27年2月に、総事業費を約995億円、完成年度を平成31年度に改めます第3回目の基本計画の変更を行いました。  これらの間もダム本体工事の施工は進みまして、平成29年5月にダム本体の盛り立てが完了いたしましたことから、平成30年2月から試験湛水を開始しており、平成31年7月まで予定をしております  次に、2、基本計画変更(第4回)の概要について御説明いたします。  現計画から変更計画案の比較でございますが、事業費については、約995億円から約1,036億円に変更され約41億円の増額、大分市の負担額としましては、約202億2,000万円から約209億6,000万円に変更され、約7億4,000万円の増額となっております。  負担額の財源といたしましては、厚生労働省からの補助金が3分の1、大分市が3分の1、上下水道局が3分の1の負担となっております。  次に、右側の3、建設に要する費用の変更を御説明いたします。  建設に要する費用が全体で41億円の増額となりましたが、これは大きく分けまして、(1)工事費の変更、(2)用地費及び補償費の変更、(3)工事諸費等の変更の3項目に分けることができます。  まず、(1)工事費の変更ですが、①ダム本体工事の施工による変更で48億3,000万円の増額、②施工方法、管理設備の変更で12億8,000万円の減額、これらの合計で35億5,000万円の増額となっております。  この詳細ですが、①のダム本体の施工による変更のうち、ロック材採取量の増加であります。これは、ダム本体の盛り立ての施工に際しまして、当初は類似地質の他のダムを事例として設計されていましたが、実際に採取されたロック材では、当初設計よりも土量変化率が小さくなり、より多くの材料が必要となりました。  次に、のり面対策の追加ですが、これは、原石山の掘削後ののり面状況の調査の結果、脆弱な地質が確認されましたことから、当初の予定の植生基材の吹きつけのみの施工では無く、一部ののり面におきまして、安定性の高いのり枠プラスアンカー工の施工に変更したものであります。  次に、基礎処理工の追加ですが、これは、基礎地盤からの漏水を防ぐために、セメントミルクを注入して地盤を改良するものですが、基礎地盤に当たる部分に透水性の高い地層が分布していましたことから、施工に際しまして、注入の実施本数やセメントミルクの量が計画量よりも大きく増加したものであります。  以上の3項目が主な要因として、48億3,000万円の増額が生じております。  次に、②の施工方法、管理設備による変更ですが、この項目は減額の部分となります。  まず、原石山の掘削方法の見直しですが、施工の進捗とともに、原石山を発破並びに掘削する際の深さや回数を減らすことが可能となりました。また、警報設備設置数の見直しですが、ダム放流時の警報設備の音の届き方を試験し検証いたしましたところ、警報設備の設置数を減らすことが可能となりました。  この2つの項目を要因として、12億8,000万円の減額に至っております。  ①と②を合計いたしまして、35億5,000万円の増額となっております。  続きまして、(2)用地費及び補償費の項目ですが、これは平成28年4月の熊本地震後、つけかえ林道沿いに落石が確認されましたことから、通行の安全性を確保するため、つけかえ林道の落石対策工事が必要となり、5億6,000万円の増額が生じております。  続きまして、(3)工事諸費等の変更ですが、大分川ダムの建設におきまして、ICT技術の導入等によるコストの縮減が図られております。  ここで、ICT技術の導入としましては、従来のリモコン等による建設機械の遠隔操作と異なり、タブレット端末で複数の建設機械に作業計画を指示することにより、無人で自動運転を行うなど1,000万円の減額に至っております。  以上の(1)から(3)によりまして、全体的にダム建設に要する費用が変更となっております。  次に、4、その他建設に関する基本的事項ですが、建設完了時にダムの名称を大分川ダムからななせダムに変更するものでございます。  最後に、5、ダム完成までの予定です。  本年度の4月に、国土交通省より第4回目の基本計画変更について照会文書を受理しております。この照会文書に対しまして、7月頃に回答を行う予定でございます。その後、8月頃には、国土交通省において第4回の基本計画の変更の告示を行う予定となっております。そして、平成32年3月にはダムが完成する予定となっております。 ○足立委員長   ただいま報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   執行部から、その他として何かありませんか。 ○真田上下水道部次長総務課長   お知らせ2件とあわせまして、資料を配付させていただいてよろしいでしょうか。 ○足立委員長   はい。  〔資料配付〕 ○真田上下水道部次長総務課長   お手元にお配りいたしました資料でございますけれども、来る7月24日から7月27日まで、北九州市で下水道展2018北九州が開催されます。  この下水道展は、公益社団法人日本下水道協会の主催で、1987年から東京と地方都市で隔年開催しております。  昨年の東京開催では5万5,800人の来場者があり、今回の北九州市での開催も全国から4万人の来場者を見込んでいるところでございます。  下水道展では、一般市民に対する下水道事業の理解を深めていただくため、大分市上下水道局を含めた各都市や企業が各種展示やイベントを開催するとともに、下水道事業の管理者である地方公共団体などを対象に、全国の下水道関連企業や団体が技術開発の成果を展示紹介し、最先端の技術や機器などに触れられる貴重な機会でもございます。  お手元にお配りいたしました資料に開催概要や共催企画、開催実績などを掲載しております。九州では20年ぶりに開催される機会でございますので、御多忙のこととは存じますけれども、ぜひ足を運んでいただけますようお願いを申し上げたいところでございます。  次に、6月18日午前7時58分頃発生しました大阪府北部を震源とする地震でございますけれども、大阪府で16市町、京都府で10市町、奈良県で2市、兵庫県で4市において断水や漏水、濁水が発生いたしました。  特に、大阪府高槻市では一時19万4,000人、箕面市では約2万人の市民に水道管の破損などにより断水等が発生し、応急復旧、応急給水が行われておりましたが、箕面市では19日、高槻市の断水も20日の午前9時過ぎにほぼ解消したとのことでございます。また、その他の市町における断水や濁水についても、既に解消しているところでございます。  当市上下水道局では、地震発生を受け、応急給水、応急復旧の支援要請があればいつでも出動できる準備を整えておりましたけれども、6月19日19時に日本水道協会九州支部から支援準備体制を解除する旨の通知を受け、昨日、準備体制の解除を行ったところでございます。 ○足立委員長   この件について質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、委員の皆さん、その他として何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、以上で当委員会に付託されました全ての案件の審査を終了いたしました。
     なお、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の委員会の継続調査事件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう議長に申し入れしたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   そのように決定いたします。  それでは、引き続き委員のみで協議を行いますので、説明員の皆さんは退席お願いします。  お疲れさまでした。  〔執行部退席〕 ○足立委員長   それでは、第3回定例会において平成29年度決算審査の一環として行う、事務事業評価の対象となる評価対象事務事業の選定を行います。  お手元に各会派から提出されました対象事務事業一覧表と、先日の事務事業選定調査会議において確認いたしました評価対象事務事業の選定に当たっての留意事項をお配りしております。これを踏まえて、3事業以内を選定したいと思います。  選定するに当たり、お配りしております評価対象事務事業の選定に当たっての留意事項を書記に朗読させます。 ○書記   対象事務事業の選定に当たっての留意事項について読み上げます。  1、事務事業評価を実施した事業については、翌年度の予算議案の審査において、評価に対応した反映状況の報告を受けた上で、予算について承認しているものであり、その後の常任委員会において事業の進行を監視していくのが原則である。  これまでに事務事業評価を実施した事業については、予算議決との整合性の観点から、選定することについて疑義が生じることから、前年度に実施した事業は選定しないこととする。  なお、2年以上前に実施した事業については、原則は選定しないことが望ましいが、新たな状況が生じている可能性もあることから、そうした部分を俎上にのせ、委員会で十分議論する中で、明確な選定理由がある場合においては評価対象とする。  2、評価区分については昨年度と同様とし、事業費の縮小や増額せず事業の拡充を求めるなどの内容は、分科会評価結果の理由欄に具体的に記述する。 ○足立委員長   それでは、留意事項にありますように、2年以上前に実施した事業につきましては、原則は選定しないということが望ましいようですが、新たな事情が生じている可能性もあることから、そうした部分を委員会で十分議論する中で、明確な選定理由がある場合においては評価対象とすることで、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、そのようにいたします。  次に、評価対象事務事業の選定方法についてお諮りいたします。  選定の際に委員の皆さんで自由に討議を行っていただきますが、その中での事務事業を決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、そのようにいたします。  なお、議論を深めてもなお討議の中でおさまらなかった場合は、選定したい事務事業の番号と事務事業名を全委員から口頭で挙げていただき、票数が上位の事務事業を評価対象事務事業に決定したいと思います。  また、票数が同一のため絞り込めない場合は、同一票の事務事業について、私を除いた委員の皆さんの挙手で決し、挙手同数の場合は委員長の裁決としたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、そのようにいたします。  なお、お手元に参考資料として、平成24年から平成29年に当委員会で選定された評価対象事務事業の評価結果をお配りしております。  それでは、自由な討議による選定を始めます。  なお、お手元の資料から選定したい事務事業とその選定理由について、委員の皆さんからの御意見をお願いいたします。 ○宮邉副委員長   基本は複数の会派から出ている分については優先していただくことが望ましいかと。あと、1会派から出されている分については、ぜひというところが主張していただければ、その方向で選定をさせていただきたいと思っております。 ○足立委員長   それでは、複数会派から出た事業で絞り込むということで、参考で言ってください。 ○宮邉副委員長   1番が社会民主クラブと自由民主党から出ています。 ○永松委員   1番は、さっきも道路保全だとかの説明があったのですが、ほんとにきちんとやってほしいのだけれども、そういうものを見るためにもいいのではないかと私は思います。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   次は、13番のふるさと団地の元気創造推進事業が社会民主クラブと公明党からです。これは、さっき空き家対策の件でも報告がありましたが、空き家対策は今、ほんとに喫緊の課題です。富士見が丘団地でもある程度成果を出したけど、ずっと継続していかないと、これからほんとに緑が丘団地は高齢化が進む。 ○三浦委員   だけど、12番の危険ブロック塀等除却事業は。 ○泥谷委員   12番もタイムリーでいいと思います。 ○足立委員長   12番もあるけど、8番の都市交通対策。危険ブロック塀も今、喫緊のことで悪くはないけど、今調査中でぜひとも進めないといけないとは思うのだけど、長いスパンで見ないと悪いから。 それで、ブロック塀はいわゆる時間とお金で片づく話と思います。  それで、周辺地域の循環型交通というのは、今、コンパクトシティとか国を挙げてのいわゆる中心市街地活性化もいいのだけど、やっぱり周辺地域も、均衡あるまちづくりのためにもということで、支所や旧町役場、そういったものがないところは昔の駅前通り商店街、そういったところを次のポイントとして全体的な底上げをしながら旧大分町一極集中をということの手抜かりのあるところを自民党としてはというようなことであります。 ○三浦委員   賛成です。中心市街地ばかりに予算をつけてはいけない。 ○宮邉副委員長   ブロック塀の関係はきょうの新聞にも出ていたけど、結局、急いでやらないといけないというか、予算がなくなるかもしれないみたいな話もあったので、多分執行部もこれから対応をとっていくのではないかと思うのです。ですので、ことしは状況を見ていていただいて、もし必要であれば来年検証するという形でいかがですか。  12番を残したいということになると、ふるさと団地の元気創造推進事業を落とすという話になってくるので、どちらを選ばれるか。 ○三浦委員   もう手を挙げましょう。 ○足立委員長   私を除いた挙手でいいのですけど、この事務事業評価をするというのは、過去あってずっとしている中で、継続するのか、見直すのかというのが大前提なのです。だから、新しく事業でないものをこれでつくっていこうとするのは、この事務事業選定の趣旨には合致しないのではないか思う。 ○宮邉副委員長   だからもう、12番か13番かどちらか、ここで決めてください。 ○足立委員長   それでは、12番か13番。私は手を挙げませんので、12番の方、挙手をお願いします。  〔挙手なし〕 ○足立委員長   それでは、次に、13番の方、挙手をお願いします。  〔挙手多数〕 ○足立委員長   それでは、1番の道路維持費(認定外道路整備)、それから8番の周辺地域循環型交通実証運行事業、それと、13番のふるさと団地の元気創造推進事業ということでよろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、選定理由については正副委員長に一任ということでよろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   次に、ただいま選定いたしました評価対象事務事業については、事務事業評価をより深めるため、決算審査にいたるまでの間、議員個人、各会派による調査・研究のほか、委員会においても調査・研究を行うこととなっております。  ことしの当委員会としての調査・研究はいかがいたしましょうか。 ○宮邉副委員長   全部というのは難しいでしょうから、どれか1つに絞って。 ○足立委員長   これは、しないと悪いのですか。 ○宮邉副委員長   しなくてもいいのですけど、一応評価する以上はやっておいたほうがよろしいかと。 ○足立委員長   それでは、正副委員長に一任でよろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、調査・研究を行う事業につきましては、正副委員長に一任させていただきたいと思います。  それでは、調査・研究を行う日程を協議いたします。  〔日程調整〕 ○足立委員長   それでは、8月31日の午前10時から行うことにいたします。  なお、本日決定しました評価対象事務事業の選定結果につきましては、私から議長に報告し、その後、定例会閉会後の議会運営委員会において、議長から各委員会の選定結果を報告した後、市長に通知することとなっておりますので、よろしくお願いします。  それでは、あしたの当委員会からの予定を確認しておきます。  あした22日は、午前10時から、国道442号の管内視察を行いますので、放送がありましたら、議会棟玄関前にお集まりください。  本日はこれにて散会いたします。                              午後0時6分散会...