指導方法については、市内は
戸別訪問と
特別指導通知書により、市外は同通知書により行っており、その
訪問指導時の
取り組み状況は②に記載のとおりでございます。
次に、全ての
取り組みの結果として、3、今年度の
接続促進の状況におきまして、
接続依頼件数、
特別指導件数及び
接続件数を前年度比較で記載いたしております。これらの
接続依頼等を行った結果、
接続件数で53件増の804件となっております。なお、
特別指導を含む水道の
大口利用者分は、19件増の25件、使用料にして約1,400万円の
増収効果と試算いたしております。
最後に、4、平成30年度の新たな
取り組みにおきまして、
水洗便所改造融資あっせん制度を改正し、4月1日から施行いたします。このことにつきまして、まず、
現行制度の目的、内容を表等により記載いたしております。その次に、
③改正内容といたしまして、融資申請できる
対象期間を供用開始の日から3年以内としていたものを撤廃し、
利用者枠を拡大することにより、
接続促進を図りたいと考えております。
○
足立委員長
ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立委員長
それでは最後に、
市民意見交換会の意見・質問等に対する回答についてです。
昨年の
市民意見交換会で出されました意見・質問のうち、当委員会に係る部分を執行部に提示しておりますので、その回答を受けたいと思います。
それでは、
下水道部より回答を受けたいと思います。
○
衛藤下水道経営企画課長
下水道部に関する意見・質問等は1件でございます。
質問要旨は、乙津川の水位が上昇し、水門を閉めると、道路、家屋の冠水や床上浸水することから、周辺の
環境整備をしてほしいとの意見でございます。
回答を読み上げます。「大雨で河川水位が上昇した場合、河川からの逆流防止のため、水門を閉めることとなります。 今後の
浸水対策として、昨年9月の台風18号の
降雨状況等も考慮した、新たな
公共下水道雨水管理計画を、平成30年度に策定することとしており、
雨水管渠の
整備促進や
災害対策ポンプ等の再編等を進めることとしております。 なお、局所的なくぼ地等の対策として、
仮設ポンプ等の設置個所を増やす等、拡充を図ったところです」。
○
足立委員長
ただいま執行部より回答がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立委員長
委員の皆さんから、その他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立委員長
執行部から、その他として何かありませんか。
○
衞藤下水道部長
ありません。
○
足立委員長
以上で
下水道部の案件が全て終了いたしました。
ここで、3月末をもって退職される方から御挨拶の
申し入れがありましたので、お願いいたします。
〔
退職者挨拶〕
〔
委員長お礼の挨拶〕
○
足立委員長
続いて、水道局の審査を行いますので、
下水道部の皆さん、退席してください。
〔
説明員交代〕
○
足立委員長
続いて、水道局の案件について審査を行います。
審査に先立ちまして、
三重野水道事業管理者より発言の
申し入れがありましたので、これを許可いたします。
○
三重野水道事業管理者
足立委員長、
宮邉副委員長を初め、
建設常任委員の皆様方には、平素から
水道事業運営に関しまして格別の御支援、御協力をいただいておりますことに対し、厚く御礼を申し上げます。
さて、4月1日より、
上下水道局となりますので、
水道局単独での御審議をいただきますのは、今回が最後ということになります。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、前回の委員会以降の水道局にかかわります諸事情等の報告をさせていただきたいと思います。
初めに、去る2月17日に大分川ダムの湛水式が
国土交通省大分川
ダム工事事務所の主催により行われましたが、参加されました委員の皆様方におかれましては、大変お疲れさまでございました。
このダムの
試験湛水につきましては、来年5月までの約1年3カ月の期間をかけまして、ダムに最大まで水をためまして、ダムののり面などの
安定性調査を行う予定となっております。
次に、
上下水道局の4月1日スタートに向けて、現在、
引っ越し作業や執務室の配置がえ等の準備を行っているところでございます。
上下水道局スタート後は、
水道事業、
下水道事業の効率的、効果的な推進と、
お客様サービスのさらなる充実を図ってまいる所存でございます。
建設常任委員の皆様におかれましては、引き続き、御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
さて今回、当委員会に付託されております
水道局関係の事案は、平成30年度
水道事業会計予算の
予算議案1件でございます。また、
報告事項といたしまして、
船舶用大口使用者等特別料金制度の新設についての1件でございます。詳細につきましては、後ほどそれぞれ
担当課長から御説明申し上げますので、慎重審議の上、御決定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○
足立委員長
それでは、早速審査に入ります。
説明員は、最初に所属と氏名を告げてから発言をお願いいたします。
それでは、議第11号、平成30年度大分市
水道事業会計予算の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
真田経営管理課長
〔
配付資料 平成30年度大分市
水道事業会計予算について説明〕
○
足立委員長
ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立委員長
それでは、本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
以上で、当委員会に付託されました
水道局所管分の審査を終了いたしました。
ここで、申し出により、執行部からの報告を受けます。
それでは、
船舶用大口使用者等特別料金制度の新設についての報告を求めます。
○
岩田水道局管理部次長兼
営業課長
お手元にお配りしていますA3の資料をごらんください。
こちらの
船舶用大口使用者等特別料金制度でありますけれども、
料金改定によりまして585円から230円に改定をいたしましたが、水量が伸びていないということがございまして、今回、調査を行ったところでございます。
まず、今回、この制度を制定する目的でございますが、項目の2番目をごらんいただきたいと思います。
大分港に定期的に寄港しておりますものの、大分市で給水を行っていない
フェリーや
定期RORO船等を今後の新たなお客様として獲得することにより、
船舶給水量の増大を図ることを目的といたしております。
制度の概要につきましては、最初の項目に示しておりますけれども、大分港及び佐賀関港におきまして、1回当たりの給水量や年間を通じた給水量が多量となるお客様に対しまして、1立方メートル当たりの単価を通常の230円から190円に引き下げて御提供する
船舶給水用の
特別料金制度となっております。
今回、単価を制定するに当たりましては、
船舶代理店や定期船の就航を行っております企業等を訪問した際にいただきました御意見等を局内で検討し、他都市においては200円台からの設定が多いことから、この200円を切りまして、なおかつ平成28年度決算におけます1立方メートルの
給水単価163.47円を下回らない金額といたしまして、190円といたしたところでございます。
対象となります船舶につきましては、3番目の項目に記載しております。
こちらは、まず、
一定航路を定期的に就航する定期船、それから
外国航路を就航する外航船、この外航船につきましては、長距離を航行するため、船体が大きく、給水量も大きなものとなります。それから、定期船や外航船でなくても、船舶に供する給水量が1回当たり50立方メートル以上の船舶といたしております。
この50立方メートルの水量につきましては、
現行料金表の最高段階を50立方メートルといたしておりますことから、同水量を基準といたしたところでございます。
項目の中には、本市に発着をします
国内航路の定期船につきまして、一覧表としてまとめております。
この黄色い網かけをしておりますのが旅客用の
フェリー、それから、その他は
貨物輸送用の船舶になります。
この表の中に、
RORO船と記載がありますけれども、この
RORO船につきましては、2番目の項目の下段に書いておりますけれども、船内に自走して乗り込んだ
トレーラー等がその荷台だけを船内に残して下船、目的地の港で
運転席部分のみを乗船し、荷台を接続して下船するというものでございます。
近年、
長距離ドライバー不足の解消として、また
CO2削減を目的として、国がモーダルシフト──
輸送手段の転換でありますけれども、こちらを促進しておりまして、そのニーズも高まっているところでございます。
また、4番目の項目でありますけれども、現在、大分県におきましても、九州の東の玄関口としての
拠点化戦略に基づきまして、国との協働により、大分港
大在地区の
物流拠点化を図るため、先ほど御説明しました
RORO船の
定期的利用者に対する
助成事業やセミナーを実施していると聞いております。
また、青崎の県有地には
フジボウ愛媛が立地表明しており、今後、大分港
大在地区を中心として
船舶給水の需要の増大も見込まれるところです。
この
RORO船の
ROROといいますのは、ロールオン・ロールオフと言いまして、自走して乗り込んで、自走しておりるという意味の
ROROということになっております。
今回の
制度導入によりまして見込まれる
水道料金の増収額ですが、4番目の上段に示しております。定期船の給水が実現をした場合には、
フェリー会社2社の
年間給水量の合計は約4万7,000立方メートルとなりまして、この2社による給水量の増加だけでも
水道料金換算額は
消費税込みで約960万円の増収が見込まれるところでございます。
また、この制度によります
特別単価につきましては、平成30年4月請求分から適用する予定といたしております。
右側にチラシを載せておりますけれども、このチラシをもちまして、
船舶代理店等にPRをしてまいりたいと考えております。
○
足立委員長
ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立委員長
委員の皆さんから、その他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立委員長
それでは、執行部から、その他として何かありませんか。
〔「ありません」の声〕
○
足立委員長
以上で当委員会に付託されました全ての案件の審査を終了いたしました。
なお、
会議規則第104条の規定により、お手元に配付の委員会の
継続調査事件について、それぞれ閉会中の
継続審査及び調査ができるよう議長に
申し入れしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立委員長
それでは、そのように決定いたします。