次に、
大分市で生産された
酒米「吟のさと」でつくられた
清酒の
完成について、
報告を受けます。
○分
藤生産振興課長
資料の9ページをごらんください。
去る2月28日、
地元酒造会社である
倉光酒造合名会社、
篠田公明社長から、
大分市で初めて生産された
酒米、吟のさとでつくられた
清酒の
完成報告が市長へされました。
この
清酒は、
農商工連携により商品化され、その新商品の概要は記載のとおりです。
4月以降、
量販店等で販売される予定となっております。
社長によりますと、これまでの沙羅とは違った
清酒をつくりたいとのことで、酵母づくりに工夫されたそうです。その結果、香り高い、よいお酒に仕上がり、甘めにつくっていることから、多くの女性の方にも飲んでいただきたいと希望されていました。
市長も、深みがあり、これまでの沙羅とは、また違った旨みがあると評価しておりました。
○
今山委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで
質疑、
意見はありませんか。
○
板倉委員
米づくりの農家から、単価が安いと聞きました。
大分市でやりたいという気持ちがあるから協力しているけれども、単価が安いということは、続けていくのが難しくなるのではないかと思います。ある程度、原価を考えていかないと続かないと思います。
○分
藤生産振興課長
来年度に向けて、生産者と酒造会社との協議を行っており、
酒米の単価については、常に協議をさせていただいているところでございます。
○
板倉委員
ある程度利益が出るように、お互いがウインウインでいかないと、続かないと思いますので、要望しておきます。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
〔「
なし」の声〕
○
今山委員長
次に、「2018
森林セラピートレイルランニングinのつはる」について、
報告を受けます。
○
滋野林業水産課長
資料の10ページをごらんください。
去る3月18日、第6回目となるトレイルランニング大会を開催いたしました。
当日は、天候にも恵まれ、
県内外から245人がエントリー、そのうち209人が出走し、熱戦を繰り広げました。
また、同時開催イベントとして、今回初めて、のつはるウォーキング大会を開催し、市内外から117名の参加がありました。
さらに、会場では地元の神楽の演舞や、野津原町商工会などがとり天やおとし汁などの
郷土料理でおもて
なしを行い、イベントを盛り上げ、野津原の豊かな自然と食を
PRできたものと考えております。
○
今山委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで
質疑、
意見はありませんか。
〔「
なし」の声〕
○
今山委員長
次に、
農業委員会等に関する法律の一部
改正に伴う新体制への移行について、
報告を受けます。
○
浦勇農業委員会事務局長
資料の12ページ、13ページをごらんください。
農地利用の最適化を推進するため、
農業委員会業務の重点化、
農業委員の選出方法の変更、
農地利用最適化推進委員の新設を旨として、法律が一部
改正されたこと、及び前
農業委員の任期が満了したことから、3月10日に新
委員の任命発令式、
農業委員会総会及び
農地利用最適化推進委員の委嘱状交付式を行い、新体制へ移行したところです。
なお、
農業委員及び推進
委員の名簿は、
資料に記載のとおりです。
○
今山委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで
質疑、
意見はありませんか。
〔「
なし」の声〕
○
今山委員長
次に、
市民意見交換会の
意見・
質問等に対する回答について、
報告を受けます。
○分
藤生産振興課長
資料の14ページをごらんください。
まず、生産
振興課から、1番と3番について、御
説明いたします。
1番、台風18号の被害の
状況や復旧時期について、また、小規模な被害の対応
状況について求められている件についてですが、回答内容を要約いたしますと、災害件数は、
農地、
農道、林道、水路等において、被害規模が大きい災害は46カ所、小さい災害は410カ所、計456カ所が発生しており、そのうち359カ所は、3月末までに復旧完了予定となっております。
しかし、被害規模の大きい災害22カ所、小さい災害75カ所、計97カ所は、業者不足による入札不調や被害規模が大きいことなどから、今年度の復旧は不可能となっております。
年度内の復旧が見込めない災害箇所につきましては、耕作者や関係者にその
状況や復旧時期を丁寧に
説明し、御理解をいただいております。
次に、3番、ため池の農業用以外の利用において、水利権と今後の利用のあり方を求められている件についてですが、本市の農業用ため池において、農業用として利用されていないため池は、機能廃止した12カ所を含め、52カ所あります。その全てにおいて、水利権が失効しているわけではありません。生産
振興課といたしましては、農業用以外に使用する場合は、水利権の問題の解決が必要であり、基本的に地元で解決していただくこととしております。
その後のため池の利用のあり方については、用地が官有地である場合は、利用目的の所管担当課と地元で協議をしていただきたいと考えております。
○
滋野林業水産課長
次に、林業水産課から2番について、御
説明いたします。
2番、狩猟免許を持っていなくても、箱わなによるイノシシの捕獲を認めてもらいたいとの件についてですが、国の基本方針の変更に伴い、本市では
平成29年9月から、アナグマ等の小・中型鳥獣の捕獲については、狩猟免許を取得していない農業者も、小型の箱わな等による捕獲ができることとなりましたが、イノシシ等の大型鳥獣については、従来どおり免許が必要となっています。
そこで、免許
取得者を拡大するため、講習会の受講料の補助、免許取得や登録に要する経費の減免措置などを実施しております。
また、わなの貸し出しや購入費補助などを行い、頭数を減らすための
取り組みの強化を図っています。
○
今山委員長
ただいま
説明がありましたが、
委員の
皆さんで
質疑、
意見はありませんか。
○
板倉委員
ため池についてですが、水利権ではなくて、今後、埋めてしまうと、地下水の流れが変わって、ほかの地域に支障が出てくるケースもあるので、廃止する場合は、そこら辺を考慮してください。
○分
藤生産振興課長
埋め立てに当たっては、当然、その後の影響がないように、十分測量等を行っているところであり、基本的には、その面に降った雨、上流から入ってくる水は、埋めたところにその分が流れるような水路をつくるとともに、先ほど言いましたように、地下水の流れ、そういったものに影響がないよう調査、検討していきたいと思っております。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
〔「
なし」の声〕
○
今山委員長
それでは、その他として、
執行部から何かありませんか。
○
佐藤公設地方卸売市場長
このたび、
平成29年の市場年報のCD版を作成いたしました。
皆さんのお手元の封筒の中に入れておりますので、御参照していただければと思います。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
○
重松農林水産部次長兼
農政課長
皆さんの机の上に、おおいたマルシェのチラシをお配りさせていただいておりますが、あさって、3月25日の日曜日ですけれども、湯布院におきまして、
大分市、竹田市、由布市、臼杵市等と連携して、元気な
大分を、国内外から湯布院を訪れる
皆さん方に
PRしてまいりたいと思っておりますので、
委員の
皆さん方におかれましても、あちらのほうにお出かけの際には、ぜひ寄っていだたければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
〔「ありません」の声〕
○
今山委員長
委員の
皆さんで、その他として何かありませんか。
○二宮
委員
ことしは、国民文化祭があり、期間が51日間と長いですから、市内外に産品等の
PRを頑張ってください。
○
今山委員長
ほかにございませんか。
〔「
なし」の声〕
○
今山委員長
以上で、当
委員会に付託されました全ての案件についての
審査を終了しました。
なお、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の
委員会の継続調査事件について、それぞれ閉会中の継続
審査及び調査ができるよう議長に申し入れしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「
異議なし」の声〕
○
今山委員長
そのように決定いたします。
それでは、ここで、この3月末で退職される方から挨拶の申し入れがありましたので、お願いいたします。
〔退職者挨拶〕
〔
委員長お礼の挨拶〕
○
今山委員長
それでは、本日はこれにて散会いたします。
午前11時5分散会...