• 児玉(/)
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  1. 大分市議会 2017-12-12
    平成29年建設常任委員会(12月12日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成29年建設常任委員会(12月12日)                    建設常任委員会記録 1.開催日時    平成29年12月12日(火)午前10時5分開議~午前10時51分散会 2.場所    第4委員会室 3.出席委員    委員長 足立 義弘   副委員長 宮邉 和弘    委 員 小野 仁志   委 員  永松 弘基    委 員 高松 大樹   委 員  髙野 博幸    委 員 三浦 由紀   委 員  仲家 孝治    委 員 泥谷  郁 欠席委員    な し 4.説明員
      (水道局)    三重野水道事業管理者小畑水道局管理部長広瀬水道局管理部次長、    岩田水道局管理部次長営業課長岐津水道局管理部次長浄水課長、    阿部総務課長真田経営管理課長木元維持課長三ヶ尻計画課長、    左山総務課参事契約監理室長産谷経営管理課参事甲斐経営管理課参事、    池邉営業課参事岡崎営業課参事安部計画課参事児玉計画課参事   (下水道部)    衞藤下水道部長佐藤下水道部次長佐藤下水道部次長下水道施設課長、    衛藤下水道経営企画課長藤野下水道営業課長姫野下水道建設課長、    森本下水道建設課参事泥谷下水道建設課参事三重野下水道施設課参事   (土木建築部)    吉田河川課長 5.事務局出席者    書記 加藤 周一 6.審査案件等   (水道局)   【予算議案】    議第93号 平成29年度大分市水道事業会計補正予算(第1号)     〔承認〕   【報告事項】    1富士見が丘団地専用水道水道局への統合編入について    2その他   (水道局下水道部土木建築部)   【一般議案】    議第98号 大分市水道事業設置等に関する条例の一部改正等について                                     〔承認〕   (下水道部)   【予算議案】    議第86号 平成29年度大分市一般会計補正予算(第6号)       〔承認〕         第1条 歳入歳出予算の補正             歳出 第4款 衛生費のうち浄化槽費                第8款 土木費                第5号 下水道費    議第94号 平成29年度大分市公共下水道事業会計補正予算(第1号)  〔承認〕   【報告事項】    1大分市雨水貯留施設設置補助金交付要綱の改正について    2台風18号に係る雨水排水ポンプ場等稼働状況について    3その他                 会議の概要                              平成29年12月12日                              午前10時5分開議 ○足立委員長   おはようございます。ただいまより建設常任委員会を開会いたします。  本日は、常任委員会終了後に各特別委員会開催予定ですので、関係する委員さんにつきましては御出席をお願いします。  審査に入る前に、委員会運営について確認しておきます。  皆さん御存じのように、平成20年第1回定例会分から、従来の本会議録に加えて、委員会の会議録がインターネットの市議会ホームページで公開されております。つきましては、質疑等がある場合は、まず挙手をして、発言の許可を受けた後、発言を行うようにお願いいたします。  次に、自由討議についてですが、委員会におきましては、委員の皆さんからの要求がある場合、または委員長が必要と認めた場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じて、自由討議の時期や執行部に退席を求めるか等につきましては、委員会において決定したいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  最後に、大分市議会基本条例第7条第2項に規定されておりますとおり、本会議同様、委員会におきましても、委員の質問、政策提言等に関し、執行部は、委員長の許可を得て反問することができることになっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようにお願いいたします。  それでは、審査日程に従いまして、本日は水道局及び下水道部の案件について審査を行います。なお、水道局下水道部の統合に関する議案につきましては、水道局からの報告事項の後に審査いたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、まず水道局の案件について審査を行います。審査に先立ちまして、三重野水道事業管理者より発言の申し入れがありましたので、これを許可いたします。 ○三重野水道事業管理者   おはようございます。  足立委員長、また、宮邉副委員長を初め建設常任委員の皆様方には、平素から、私ども水道事業に対しまして御支援、御協力をいただいておりますことに対し、厚くお礼を申し上げます。  まず、このたび、地方自治功労者として大分県知事表彰を受けられました永松委員に、お祝いを申し上げますとともに、長年にわたり市政発展のために御尽力をいただきました御功績に対しまして心から敬意を表しますとともに、今後ともますます御活躍されますよう御祈念申し上げます。  それでは、9月の委員会以降の水道局の諸事情につきまして御報告を申し上げます。  9月17日未明に大分県内に最接近しました台風18号の被害を受け、8,064戸の断水をいたしました津久見市より支援要請があり、9月18日から、大分市管工事協同組合皆さんとともに延べ127名の職員を派遣し、漏水調査応急給水応急復旧等の支援を行い、保戸島地区の給水が可能になった29日に支援を終了いたしました。  次に、9月の委員会にて御報告いたしました日本水道協会九州地方支部合同防災訓練を、10月11日、12日の二日間、九州管内26水道事業体の職員73名の参加により実施をいたしました。訓練は、参集訓練応急復旧訓練応急給水訓練を実施し、応急給水訓練につきましては、市内の3小学校で、児童参加のもと、九州各県支部の給水車11台により給水訓練を行いました。  今回の訓練で他都市との連携を図りましたこと等、今後の受援計画支援活動等に生かしてまいりたいと考えております。  諸事情の報告につきましては以上でございます。  本日、御審議いただきますのは、一般議案1件、予算議案の1件の2件についてでございます。また、報告事項といたしまして、富士見が丘団地専用水道水道局への統合編入についてでございます。詳細につきましては担当課長から御説明申し上げますので、慎重に御審議のほどよろしく申し上げます。 ○足立委員長   それでは審査に入ります。  説明員は、最初に所属と氏名を告げてから発言をお願いいたします。  それでは、予算議案の議第93号、平成29年度大分市水道事業会計補正予算(第1号)の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○真田水道局経営管理課長   〔説明書①33ページ 大分市水道事業会計補正予算について説明〕 ○足立委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、本案を原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  ここで、申し出により、執行部から報告を受けます。  それでは、最初に、富士見が丘団地専用水道水道局への統合編入について報告を求めます。 ○岩田水道局管理部次長営業課長   A4、3枚の資料に沿って御説明をさせていただきます。  まず、富士見が丘団地の概況でございますけれども、3枚目に位置図をつけておりますが、こちらが今、富士見が丘の全図になっております。規模としましては、1枚目の一番下に書いておりますけれども、団地面積が110万7,624平方メートル、計画戸数が概数でありますけれども2,853戸となっております。平成29年11月末時点の総人口は7,329人、世帯数は3,186世帯となっております。戸数と世帯の違いにつきましては、アパート等集合住宅が入ってまいりますので、こちらには相違がございます。  これまでの経過でございますけれども、まず、昭和46年に、西部日本開発株式会社──今の西部日本エンタープライズ株式会社となりますけれども、こちらから給水の申し込みがございました。しかし、このとき大分市水道局はまだ水量をお受けするには不足しておりまして、こちらのほうがお水をお受けすることができないということがありまして、専用水道の申請を県知事宛て西部日本エンタープライズ株式会社が行ったものでございます。  翌昭和47年には、大分市への移管を前提に水道局の基準に合うように設計変更しまして、変更計画を出しております。大分市につきましては、まだ水不足でありましたことから、昭和56年には、100戸以上の開発団地への給水も一時保留を決定いたしたところでございます。こちらは昭和63年、古国府浄水場が完成し、運転開始をした時点で解除をいたしているところでございます。  それから、平成13年には、暫定豊水水利権2万3,000トンを増量取得しております。また、その後、平成22年には、西部日本エンタープライズ株式会社から移管の依頼書が提出されまして、平成23年まで鋭意協議を行ってまいりました。ただし、この後、大分川ダムの建設の見直し、それから工事費用の問題等により一時中断となっておりました。  今回、国道210号に600ミリメートルの配水管が布設を完了しましたこと、また、大分川ダム完成後の水利権確保のめども立ったこと等から、厚生労働省からの通知にも従いまして、今回、統合編入を行うものでございます。  今回は自治会連合会の方からもこちらのほうで確認とれましたことから、昨年末より、西部日本エンタープライズ株式会社、それから、自治会水道局で協議を行いまして、協議が整ったところで、現在、引き取りに向けた準備を進めております。  スケジュールにつきしては、2枚目のほうになりますけれども、現時点では、交換時期を迎えますメーターの取りかえ、それから、統合編入に伴いますメーター番号の変更、それから地区住民の皆様へのお知らせ、水道局の水を給水するための施設の一部改修等を行っているところでございます。こちらは三者で協力、連携をしながら行っているところでございます。  今後は、12月末日までに施設の移管を行いまして、調整期間を設け、平成30年3月末までには、水道料金等も含め水道局への統合編入を終える予定となっているところでございます。 ○足立委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はございませんか。  〔「なし」の声〕
    足立委員長   執行部から、その他として何かありませんか。 ○真田水道局経営管理課長   皆様のお手元に、水道事業年報というピンクの冊子を御用意させていただいています。平成28年度の水道事業の概要がまとまりましたので、冊子として配らせていただいたところです。 ○足立委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   続いて、水道局下水道部を統合する案件について審査を行います。  ここで、水道局より、本件につきましては下水道部及び土木建築部と同席の上、説明したい旨の申し出がありました。そこで、本件の審査につきましては、下水道部及び土木建築部の入室を許可してもよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、下水道部土木建築部を入室させます。  〔下水道部土木建築部入室〕 ○足立委員長   それでは、審査に入ります。  一般議案の議第98号、大分市水道事業設置等に関する条例の一部改正等についての審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○真田水道局経営管理課長   議第98号、大分市水道事業設置等に関する条例の一部を改正する等の条例について、お手元にお配りしております資料で御説明させていただきたいと思います。  まず、A4縦の資料でございます。今回の条例改正の目的でございます。  今回の機構改革により、下水道部水道局組織統合しようとするもので、この統合により、現在、公共下水道事業財務部分地方公営企業法公営企業会計制度のみを採用し、組織上は市長事務部局とされていたものが、水道事業と同じく、組織等を含めた同法の全部適用を受けることとなります。  このため、2つに分かれていた設置にかかわる条例を一本化し、大分市水道事業設置等に関する条例の中に、公共下水道事業についての規定を加える改正とあわせまして、関係条例についても所要の改正を行おうとするものでございます。  続きまして、②の条例改正の主な内容につきまして御説明させていただきます。ポイントは3点ございます。  まず1点目、アといたしまして、水道事業公共下水道事業を通じて上下水道事業管理者を置くものでございます。現在、公共下水道事業地方公営企業法の一部適用であり、当該事業管理者は市長が行うと法で定められております。今回の統合で公共下水道事業につきましても法の全部適用となりますことから、水道事業公共下水道事業を通じて上下水道事業管理者となることを規定するものでございます。  なお、組織統合にあわせ、現在の水道局管理部上下水道局上下水道部名称変更を行おうとするものでございます。  2点目、イといたしまして、公共下水道事業に法の全部を適用するものでございます。現在、公共下水道事業地方公営企業法の一部適用でしたが、全部適用後は職員の身分は水道局と同じ企業職員となり、今まで市長事務部局で行っていた人事、給与や契約事務などが、統合後は全て上下水道局で行うこととなるものでございます。  3点目、ウといたしまして、大分市公共下水道事業設置等に関する条例を廃止するものでございます。水道事業設置条例公共下水道事業を加えることから、公共下水道設置等に関する条例につきましては廃止することを規定するものでございます。  続きまして、③にあります条例改正組織統合)による効果でございますが、水道と下水道に共通している業務の一元化による各種届け出等受付窓口の一本化による市民サービスの向上、次に、水道・下水道部門相互連携による災害時の危機管理体制の強化、最後に、経営コストの削減などに基づく経営基盤の強化を図ることができるものと考えております。  資料の最後になりますが、本条例の施行は平成30年4月1日といたしたいと考えております。  続きまして、組織統合の具体的な姿につきまして御説明させていただきたいと思います。  お手元のA3横の資料、2枚目をお願いいたします。現行と機構改革後を対比させております機構図をごらんください。  資料左上から御説明いたします。  まず、水道局上下水道局に、管理部上下水道部名称変更することとしております。また、これまで水道局下水道部でそれぞれ実施してきました業務のうち、総務部門総務課に、企画、財政、会計部門経営企画課に、料金の調定収納等については営業課にそれぞれ統合することとします。  水道局維持課計画課は事務の見直しを行い、工事事務所を廃止するとともに、それぞれ名称を水道維持管理課水道整備課と変更します。  右のページに参りまして、下水道経営企画課下水道営業課は、先ほど御説申し上げましたとおり、総務部門、企画、財政、会計部門、料金の調定収納業務の統合に伴って廃止することといたします。  下水道建設課下水道施設課は、水道部門と同様に、管渠の整備部門と施設の管理部門を明確にするため、それぞれ下水道整備課下水道施設管理課名称変更します。また、一般会計事務である浄化槽に係る業務を下水道部から環境部へ移管することに伴い、廃棄物対策課、現行は産業廃棄物対策課になりますけれども、こちらのほうに浄化槽担当班を設置することといたしております。  さらに、同じく一般会計事務である都市下水路等に係る業務を下水道施設課から河川課に移管することに伴い、河川課市街地排水路担当班を設置することといたしています。 ○足立委員長   執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。  以上で当委員会に付託されました水道局所管分の審査を終了いたします。  委員の皆さんから、その他として何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   続いて下水道部の案件について審査を行いますので、水道局土木建築部皆さんは退席をお願いします。お疲れさまでした。  〔水道局土木建築部退席〕 ○足立委員長   次に、下水道部の案件につきまして審査を行います。審査に先立ちまして、衞藤下水道部長より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 ○衞藤下水道部長   おはようございます。  建設常任委員の皆様方には、平素から下水道事業に御理解、御協力を賜わり、まことにありがとうございます。  今議会、下水道部付託案件といたしましては、予算議案として、一般会計補正予算の歳出、第4款衛生のうち浄化槽費と、第8款土木費のうち下水道費及び公共下水道事業会計補正予算債務負担行為の追加であります。  また、報告事項といたしまして、大分市雨水貯留施設設置補助金交付要綱の改正及び台風18号に係る雨水排水ポンプ場等稼働状況について御報告申し上げますので、慎重御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○足立委員長   それでは、審査に入ります。  説明員は、最初に所属と氏名を告げてから発言をお願いいたします。  初めに、予算議案の議第86号、平成29年度大分市一般会計補正予算(第6号)第1条、歳入歳出予算の補正、歳出、第4款衛生費のうち浄化槽費及び第8款土木費のうち下水道費の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○衛藤下水道経営企画課長   〔説明書②40ページ~ 第4款衛生費のうち浄化槽費  第8款土木費のうち下水道費について説明〕 ○足立委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第94号、平成29年度大分市公共下水道事業会計補正予算(第1号)の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○衛藤下水道経営企画課長   〔説明書①35ページ 大分市公共下水道事業会計補正予算について説明〕 ○足立委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  ここで、申し出により、執行部から報告を受けます。  初めに、大分市雨水貯留施設設置補助金交付要綱の改正についての報告を受けます。 ○藤野下水道営業課長   雨水貯留施設設置補助金交付要綱の改正について、お手元の資料により説明させていただきます。資料番号1番でございます。  事業概要について御説明いたします。
     まず、制度の趣旨についてでございます。この制度は要綱に基づき、雨水の流出抑制、水資源として雨水の有効利用環境循環型社会の構築を目的としており、雨水貯留タンク浄化槽転用雨水貯留施設を設置するものに対して、予算の範囲内において、設置に要した経費の一部を補助するものでございます。  用途につきましては、浸水対策水資源対策としての効果が見込め、その利用例は括弧内に記載しております。  補助金額等につきましては、補助率が設置費の2分の1で、補助限度額は、雨水貯留タンクが2万5,000円、浄化槽転用雨水貯留施設が5万円となっております。  次に、対象者の要件としまして、市内において雨水貯留施設を設置する建築物と同一の敷地内に居住していること。同一世帯の者が過去5年以内にこの補助金の交付を受けていないこと。市税の滞納がないこととしております。  次に、課題につきましては、各種イベント市施設での実物展示、市報、ホームページを中心に広報を強化してまいりましたが、平成25年度以降は申請件数減少傾向にございます。  これは、下の表グラフのとおり、平成19年度の制度発足時、約30件であったものが、東日本大震災の翌年度の平成24年度に申請のピークを迎え、それ以降、減少傾向が続いている状況でございます。  このような中、次にあります、平成28年度議会の事務事業評価におきまして、非常時の生活用水として利用するなど、災害対策や雑用水として利用するなどの環境面において効果が認められることから、雨水貯留施設の必要性を市民へ周知するため、情報発信に努めることを求め、事業継続の御評価もいただいたところでございます。  これらのことを踏まえまして、検討いたしました結果が、右上、対応のところに記載しております。  まず、1の制度の見直しでございます。申請件数減少を検証しましたところ、特に関心の高い市民の需要が一巡しつつあると推測しております。これは他の中核市を見ても同様の減少傾向がうかがえます。一方、申請手続が煩雑との声もあります。これは利用者アンケートにおいて、約3割が事前申請の手続が面倒と回答しております。  これらを踏まえまして、要綱改正の内容につきましては、①居住用に限定している補助対象を店舗、事業所等まで拡大する。②雨水貯留タンクについては、市販品とした上で、設置前の申請を廃止し、設置後に申請書実績報告書の提出とする。③雨水貯留タンクについては、書面検査に変更するといたしております。  今回の改正のまとめとして、下の表で、新旧比較、メリットの形にまとめておりますので、御確認をお願いします。  なお、施行日は、平成29年12月1日とし、その適用は、本年4月1日以後の設置分までさかのぼって適用するといたしております。  次に、2、広報活動の強化でございます。これまで市施設内で行ってきた実物展示住宅展示等民間施設まで拡大するとともに、今回の要綱改正により新たに対象者となる社会福祉法人等へダイレクトメールを送付するなど、市民、関係団体への広報をさらに強化することとしており、既にホームページその他において、その広報活動に入っているところでございます。  次に、申請増加見込みについてでございます。  店舗、事業所等からの申請増加分として約10件、申請手続の簡略化の申請増加分として約5件を見込んでおります。これらは、同様の制度を有する他都市の申請実績や当課への電話問い合わせ等の件数から見込んだものでございます。  なお、統合に伴い、一般会計事務である本事業につきましては、4月以降は河川課に事務移管する予定でございます。 ○足立委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   次に、台風18号に係る雨水排水ポンプ場の稼働状況についての報告を受けます。 ○佐藤下水道部次長下水道施設課長   台風18号に係る雨水排水ポンプ場等稼働状況について御報告いたします。資料は②と③になります。  お手元の資料②をごらんください。  下水道部では、さきの台風18号におきまして、雨水排水ポンプ場7カ所、災害対策ポンプ場5カ所、仮設ポンプ24カ所の全てにおいて稼働もしくは配備し、浸水被害の軽減に向け対応したところでございます。  右端の備考欄をごらんください。  皆春、堂園の雨水排水ポンプ場2カ所におきましては一時的に運転を停止し、仮設ポンプを設置する政所1カ所では、排水先の水路があふれており、稼働に至らなかったところであります。  このうち皆春、堂園の両雨水排水ポンプ場では、排水先河川の水位が、国土交通省と本市の間で取り決めました運転ルールに基づく停止水位に達しましたことから、やむなく一時停止いたしました。  続きまして、資料③をごらんください。  下水道部が設置する雨水排水ポンプ場などの位置図でございます。9月の事務事業評価におきまして拡充との評価をいただきました仮設ポンプは、今回の台風18号を受け、これまでの22カ所に、黄色枠で白抜きをしております5カ所を追加し、27カ所としたところであります。  今後も、浸水被害の軽減に向け取り組んでまいりたいと考えております。 ○足立委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   執行部からその他として何かありませんか。 ○佐藤下水道部次長下水道施設課長   下水道施設等の災害支援協定について、資料を御用意しておりますのでお配りしてよろしいでしょうか。 ○足立委員長   はい、どうぞ。お願いします。  〔資料配付〕 ○佐藤下水道部次長下水道施設課長   本協定は、平成23年7月策定の下水道部BCPをさらに充実させるための事前対策計画として、各団体と災害支援協定を結ぶものであります。左から対象施設、支援内容、締結先を表記しております。  右端の黒字で示しております団体でございます。右上に表があります。これは、これまで締結が完了しました相手先でございます。  赤字は、本年度、新たに予定している団体であります。上から、①管路の維持管理業者でつくります日本下水道管路管理業協会、②は、上下水道専門の大手コンサルタントでつくります全国上下水道コンサルタント協会、③は、大手プラント会社でつくります日本下水道施設業協会、④は、処理場の維持管理業者でつくります日本下水道施設管理業協会、以上4団体と年内締結を目指しているところであります。現在、調印に向けた準備を行っているところでございます。  これらの団体は、熊本地震でも実働した実績がありまして、災害発生時における下水道施設の災害調査や応急業務に関する人的、物的技術支援について、広く的確な応急復旧活動が期待できるものと考えております。  最下段、黄色の表示をごらんください。先ほど御説明させていただきました、仮設ポンプの設置に係るものであります。ポンプなどの手配をより迅速に対応できるよう、体制の強化を図るため、市内リース業者との協定締結に向け、現在、協議を進めているところでございます。  今回の4件の協定締結により、大規模災害時に支援要請が必要と想定される相手方との協定が全て整うところでございます。  今後も引き続き、被災時における下水道施設の維持、早期回復に向け取り組んでまいります。 ○足立委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。 ○小野委員   締結先の中で市内なしというのがありますが、そういうところがもし応急措置などで来るときというのは、市内の業者はいないわけではないですか。これは、市内ではできるところがないということなのですか。 ○佐藤下水道部次長下水道施設課長   今、御質問にありました、市内にその協会に属している業者がないということなのですが、現実、市内にいないわけなのですけど、事実、市内で大災害が起こった場合、市内業者はなかなか動けないところでありますので、全国から協会を通じて支援をしてもらうというところであります。 ○足立委員長   市内のリース会社も土木業者と同じような仕事ができるのですか。 ○佐藤下水道部次長下水道施設課長   リース業者については、各種建設機材、仮設ポンプだとか発電機だとかを優先的に貸し出していただくということになっております。ですので、工事等は行えるものではありません。 ○足立委員長   行えないのですか。 ○下水道部次長兼下水道施設課長   はい。機材のリース、貸し出しだけになります。 ○足立委員長   計画しているのは何社ぐらいあるのですか。 ○穴見下水道施設課参事補兼維持担当班グループリーダー   今、5社と協議をしているところでございます。 ○足立委員長   それで大体、計画的にはいいわけですか。 ○穴見下水道施設課参事補兼維持担当班グループリーダー   そうです。これで全て準備が整うと思います。 ○足立委員長   ほかに委員の皆さんありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   その他として、全体として、委員の皆さん何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、以上で当委員会に付託されました全ての案件の審査は終了いたしました。  ここで、昨日来のJR九州のスマートサポートステーションの件についてでありますが、都市計画部から、各支所などで、市民の皆さんとJR九州の方を招いて説明会がありました。その冊子がまとまりました。  かなり膨大なものになっております。市議会で行いました市民意見交換会で市民の皆さんから寄せられました、これは質問ばかりだったのですけれども、ほとんど反対の意見が多かったはずなのですけど、その2つをまとめまして、これから早急に、副委員長と一緒に正副議長にその報告に上がりたいと思います。いかがでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   そのときに、議長には、口頭になりますが、市長にこういったことが委員会であったということを報告していただいて、早急に、JR九州に市長も出向いてもらいたいという委員会の総意を、そして現状維持をしっかり守ってもらいたいということを議長から市長のほうに伝えていただくということにいたしたいと思います。よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   先ほど議会運営委員会で報告を受けた方もおられましょうが、駅のバリアフリー化は3,000人の乗降客があるところの3駅に話題が特化しておりましたが、大分市議会とすれば、8駅全てのバリアフリー化を求めるということで、そういう方向に議会運営委員会で取りまとめができたそうですので、そういった内容も議長はJR九州本社に、社長宛ての要望書を持っていくということになっておりますので御了承お願いします。  それでよろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の委員会の継続調査事件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう議長に申し入れしたいと思いますが、よろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、そのように決定いたします。  それでは、当委員会3日目の予定を確認しておきます。  あす13日は、午前10時から大分城址公園の管内視察を行いますので、放送がありましたら議会棟玄関前に御集合ください。  本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。                              午前10時51分散会...