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平成29年経済環境常任委員会(11月 6日)
平成29年経済環境常任委員会(11月 6日)

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  1. 大分市議会 2017-11-06
    平成29年経済環境常任委員会(11月 6日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成29年経済環境常任委員会(11月 6日)                経済環境常任委員会記録 1.開催日時   平成29年11月6日(月)午前10時29分開議〜午前10時42分散会 2.場所   第5委員会室 3.出席委員   委員長  今山 裕之   副委員長 大石 祥一   委 員  二宮  博   委 員  板倉 永紀   委 員  阿部剛四郎   委 員  岩崎 貴博   委 員  日小田良二   委 員  佐藤 和彦   欠席委員    なし 4.説明員   (環境部)    秦環境部長首藤環境部次長萱島環境部次長環境対策課長
       桑野環境部次長清掃管理課長姫野環境部次長産業廃棄物対策課長、    大石清掃施設課長齋藤清掃業務課長若杉環境対策課政策監、    田崎清掃業務課政策監田上環境対策課参事後藤環境対策課参事、    安東清掃管理課参事和田清掃管理課参事川野産業廃棄物対策課参事、    賀来清掃施設課参事中嶋清掃施設課参事、    森岡清掃施設課参事佐野清掃センター所長、    一万田清掃施設課参事福宗環境センター所長、    斉藤清掃業務課参事西部清掃事業所長 5.事務局出席者    書記 高橋 秀典 6.審査案件等   【報告事項】    ・家庭ごみ有料化制度検証検討について    ・その他                 会議の概要                              平成29年11月6日                              午前10時29分開議今山委員長   おはようございます。ただいまから経済環境常任委員会を開会いたします。  本日は環境部より、家庭ごみ有料化制度検証検討について報告を受けるものです。ここで報告を受ける前に、秦環境部長より発言を求められていますので、許可します。 ○秦環境部長   おはようございます。委員皆様、貴重な時間をいただきましてまことにありがとうございます。  本日は、家庭ごみ有料化制度検証検討につきまして、最終的な御報告をさせていただきます。9月定例会の本委員会におきまして、大分清掃事業審議会からの中間答申内容と、この中間答申を受けた見直し素案について御説明をいたしたところであります。  その後、この見直し素案につきまして、9月15日から10月16日の間、パブリックコメントを実施しまして、10月25日にはパブリックコメントの結果を踏まえ、清掃事業審議会で御審議いただき、11月2日に市長へ最終の答申をいただいたところであります。  本日は、パブリックコメントの結果と審議会からの答申を踏まえた家庭ごみ有料化制度見直し案について、担当課長よりご報告させますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○今山委員長   それでは、家庭ごみ有料化制度検証検討について報告を受けます。 ○桑野環境部次長清掃管理課長   家庭ごみ有料化制度検証検討について御報告いたします。  報告事項の項目に沿って、別添の資料により説明させていただきます。  まず、A3の資料1をごらんください。1の概要についてですが、パブリックコメント募集期間平成29年9月15日から10月16日で、27人の方から70件の御意見をいただきました。2の主な意見ですが、(1)目的・必要性に関することでは17件の御意見をいただき、見直し素案内容については賛成制度は定着したように思う、継続を希望するなど、制度賛成の御意見をいただく一方、明確な反対の御意見はなかったものの、有料化分別の強化を並行して行っているので、有料化による現状の効果として評価できない、ごみ処理政策が何を重視しているのかなどの御意見をいただきました。  (2)のボランティアごみに関することでは、よいと思う、袋が足りていないなど、4件の御意見があり、活動状況に応じ交付枚数をふやすことができるようにすることとしております。  (3)の指定ごみ袋に関することでは、袋の強度を強くしてもらいたい、他都市でのレジ袋指定ごみ袋としている状況の提案など、4件の御意見がありました。平成29年度分より、指定ごみ袋の仕様を厚くしているところであり、今後も市民皆様に安心して使用できるよう、努めてまいります。  (4)の手数料額に関することでは、市民負担軽減と交換に値上げの検討現状でよいとの2件の御意見。  (5)の負担軽減措置に関することでは、見直し素案で乳幼児の対象年齢を2歳未満から3歳未満に引き上げることとしており、負担軽減措置はよいとの1件の御意見。  (6)の収入使途に関することでは16件で、機械化による分別単純化カラス対策などごみステーション整備に係る御意見、水切りに係る御意見などをいただきました。見直し素案ごみステーション設置等補助金については、補助限度額の引き上げを行うこととしておりますが、さらに補助対象の拡充を図ることとしております。  (7)の不法投棄に関することでは2件。  (8)の不適正排出に関することでは、資源プラ分別高齢者には分別がわかりにくい、清掃指導員との打ち合わせの必要性など15件の御意見をいただきました。今後も清掃指導員校区担当制を活用するなどして、分別の方法や適正排出についての周知、啓発に努めてまいります。  (9)の野外焼却に関することでは2件、(10)のその他では、住民への周知に関する御意見などをいただきました。  3のまとめといたしまして、パブリックコメントにより市民皆様から、家庭ごみ有料化は定着したように思うという御意見を初め、制度について継続することを希望するなど、制度に対する賛成の御意見をいただく中、収入使途に関すること、不適正排出に関することについて多くの御意見をいただきました。今後は、これらの御意見を踏まえ、家庭ごみ有料化制度検証検討を行っていきたいと考えております。  資料2ですが、パブリックコメントの結果につきまして、とりまとめをしておりますので、後ほど御確認をしていただきたいと思います。  資料3は、家庭ごみ有料化制度検証検討についての大分清掃事業審議会からの答申であります。10月25日開催審議会におきまして、パブリックコメントの結果を踏まえ、答申案審議会としての家庭ごみ有料化制度見直し案について御審議いただき、11月2日に審議会から市長家庭ごみ有料化制度検証検討についての答申をいただいたところでございます。  制度継続は妥当とした中間答申と大きな変更はございませんが、一部追加がありましたので御説明いたします。  資料3の1ページをごらんください。前文で、市が作成した見直し素案に関するパブリックコメントをもとに審議し、答申したこと。答申に基づき審議会として見直し案を作成し、市において検討制度を実施することとの文章が追加されております。  3ページ目の上段ですが、見直し素案でもごみステーション設置等補助事業の充実を図ることとしたところですが、御意見拝聴会市民意識調査パブリックコメントごみステーション整備について多くの御意見が寄せられていることから、手数料収入使途部分で、ごみステーションへのより一層充実した支援体制を望むとの要望が加えられました。  この審議会からの答申及び見直し案を踏まえ、市として家庭ごみ有料化制度見直し案を策定いたしました。  資料4の現行制度との比較表をごらんください。  見直し素案からの制度に係る変更点は、一番下の枠で囲った部分になります。審議会見直し案でも提案されておりますが、ごみステーション設置等補助事業におきまして、設置改修等対象条件はありますが、移動可能な箱物ステーションを加えたところでございます。  資料5が家庭ごみ有料化制度見直し案でございます。  見直し素案との変更部分につきましては、4ページに平成29年度検証検討による見直しについて、見直しの経過と見直し内容を追加しております。  11ページには、先ほど御説明いたしました移動可能な箱物ステーションにつきまして、表5のごみステーション設置等補助事業の表中、設置改修等申請条件にその旨を追加しております。  今後につきましては、本委員会終了後、11月中旬に見直し後の家庭ごみ有料化制度を決定し、12月の第4回定例会家庭ごみ有料化制度継続するための指定ごみ袋の作製などの予算議案を上程することとしております。 ○今山委員長   ただいま説明がありましたが、委員皆さんで質疑、意見はありませんか。 ○岩崎委員   クリーン推進員意見を伺ったのですが、不適正排出の件が多かったです。問題としては認識されていると思いますが、クリーン推進員から、小規模アパート単身者の不適正排出が特に目に余るということで、そのオーナー等への声かけといいますか、指導をぜひ強めてほしいという要望が強く出されました。実態としては、1年、2年しか住まない方にとっては、自分の都合で自分の好きな物を出しているということもあって、指導をしたとしてもなかなか改善が見られない案件もあるということでした。大型のマンションではなく、小規模なアパートで散見されるということでしたので、そこのオーナーや、管理している不動産業者に対する指導等をぜひ検討していただきたいという要望が出されましたので、つけ加えさせていただきます。 ○今山委員長   ほかにございませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   それでは、その他として執行部から何かありませんか。 ○姫野環境部次長産業廃棄物対策課長   10月25日に委員皆様には電話等で御報告をさせていただきました、旦野原にございます国立大学法人大分大学の低濃度PCB廃棄物保管室水没発生に関してでございますが、本日は、本市対応状況等について御報告をさせていただきます。  本市対応といたしましては、10月25日に大学より低濃度PCB廃棄物保管室水没によるPCBを含んだ雨水保管室外への流出報告を受け、直ちに雨水排水経路において流出防止対策を速やかに行うよう指導するとともに、排水放流先であります敷戸川の水質検査を行いました。その結果、PCBが検出されていないことを確認いたしております。  さらには、台風22号の接近もありましたことから、10月27日に低濃度PCB廃棄物について保管基準を遵守すること及び流出したPCBを含む油を回収し、事業場外への流出を防止することを改めて文書により指導するとともに、PCBを含む油が流出しないよう、油吸着マットオイルフェンス雨水排水経路等の各ポイントに設置し、それらの監視を続けるなど、万全の対策を講じるよう強く指導したところでございます。  水没発生より現在も継続して、大学周辺河川等で油の流出監視及び水質検査を行っておりますが、油の流出は確認されておらず、PCBも検出されておりません。  今後につきましても、周辺環境の保全のため、大学に対し流出したPCBを含む油の処理と、PCBの適正な保管及び廃棄処分指導するとともに、大学構内処理が完了するまでの間、本市におきまして定期的に周辺河川等水質検査を実施することといたしております。  なお、11月2日には、市内のPCB廃棄物保管いたしております事業者89社に対しまして、PCB廃棄物の適正な保管の徹底について文書で注意喚起したところでございます。 ○今山委員長   委員皆さん質問等はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   執行部から、ほかにありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○今山委員長   委員皆さんでその他として何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   それでは、本日は、以上で終了いたします。お疲れさまでした。                              午前10時42分散会...