○
安東委員
非常にこだわらないといけない部分が多いのですけど、
大分市は、かつては1
小学校、1
市立幼稚園という立場でずっと進めてきました。それが幼小連携ということに続いています。ところが、非常に希望者が多く定員が足りなくなって、
私立幼稚園にお願いするという状況が生まれて、
私立幼稚園の
教育の
あり方ということも大事にしながらやっていくということになっています。そして、
保育料がかなり違っているということで、法律により制度的にはだいぶおくれた形ですが進行してきたわけです。ところが、現在、
保育料が一緒になって、
公立幼稚園がいろいろな意味で、例えば多年
制保育にしても3歳からの預かりはしていないし、実は募集時期も1カ月くらいおそいのです。
私立幼稚園の園児募集がおさまった後、
公立幼稚園の募集が始まるということがあって、希望者がだんだん減ってきたということが事実です。
そういった経過を踏まえて、
市立幼稚園は、かつて1
小学校、1
幼稚園というのを目指していたということを考えたときに、就学前
幼児教育というのを大切に考えていかないといけません。
市立幼稚園と
私立幼稚園のその辺の
あり方をしっかり
議論しながら、今、
保育料が一緒になったのですから、どちらでも選べるという体制をつくってほしいと思いますので要望します。
○
倉掛委員長
私から2点
質問をいいですか。
1点目は、もともと
幼稚園については
教育委員会の所管でありました。過去の
教育委員会と連携をしっかりとっていただいて、過去の経緯や、文教常任
委員会での
議論、以前申し上げましたけれども、文教常任
委員会では、本来であれば、本年度に
幼児教育振興計画を策定するということを
委員会の答弁でも言っておりましたので、それからすると1年おくれております。そうした
議論を含めて、前の
計画からの推移などについて連携をしっかりととっていただきたいと思いますが、その辺はどうなっているのでしょうか。
2点目は確認なのですが、
大分市自治
委員連絡協議会が、
検討委員会の
委員に入っているのですけれども、民生
委員・児童
委員については
検討が行われたのかどうか、その2点をお聞きしたいと思います。
○
平松子ども企画課長
過去の経過、それから
委員長からご指摘のあった文教常任
委員会での
議論につきましても、今回
関係してくると思っております。今回の
検討に当たりましては、
教育委員会の学校
教育課、
教育総務課、学校施設課という
関係部署と連携して一緒に、調整しながら臨みたいと考えております。
また、民生
委員・児童
委員につきましては、前回の
委員にも入っておりませんでしたので、今回は自治
委員の連絡協議会の
代表者の方、前回の
委員に入っていた方にお願いしようと考えていましたので、民生
委員・児童
委員につきましては
検討いたしておりませんでした。
○
倉掛委員長
教育委員会との連携については、これまでの
議論との継続性を保たなければならないと思いますので、それが今まで
議論してきたこと、積み重ねてきたものというのが全く無意味になるのではなくて、しっかりそこは重要視して、その上で新たに
議論を積み重ねていっていただきたいと思います。
それから、民生
委員・児童
委員の件ですが、率直に言うと、恐らく自治
委員より民生
委員・児童
委員のほうが現状を理解していると思います。よって、自治
委員は
地域から見た目という形で、民生
委員・児童
委員は
地域の
子供の実態に関するところというところでは、非常に大事な視点ではないかと思いますので、
検討の余地があるのであれば
検討していただきたいと思います。もし
検討委員に入らないというのであれば、また自治
委員と、もしくは先ほど
エイジ委員の話にもありましたけれども、どこかでそういう
方々の
意見がこの
代表者の中に広く
意見を吸い上げられるように、そうした努力をしていただければと思います。よろしくお願いします、私の
意見でございます。
○
斉藤委員
先ほどの
保護者代表の点でもう少し補足をしておきたいのですが、1号
認定、2号
認定、3号
認定それぞれにかかわっている
保護者を一人ずつ
検討するということはいかがでしょうかと思いますので、先ほどの
意見につけ足しておきます。
○
倉掛委員長
そのほか
意見、
質問はありませんか。
〔「
なし」の声〕
○
倉掛委員長
広く
意見を吸い上げられるように、そして、いい
議論がなされますようによろしくお願いします。
それでは、次にまいります。
昨年の
市民意見交換会の
意見、
質問等に対する回答についてでございます。
続いて昨年の
市民意見交換会で出されました
質問、
意見等について、昨年12月に
厚生常任委員会で回答を受けましたが、その後の進捗状況等について事前に
執行部に
報告を求めておりましたので、その
説明を受けたいと思います。
それでは、
執行部、順次お願いいたします。
○
藤田子育て支援課長
昨年の
市民意見交換会の
意見、
質問に対する、その後の経過につきまして
説明させていただきます。
それでは、A3横の
厚生常任委員会意見・
質問事項集約表をごらんください。
1番の
質問内容ですが、「児童育成クラブの対象が小学6年生までに拡大したと聞いたが、児童育成クラブの指導員が少ない
校区もあるようである。
校区で指導員の募集をしても思うように集まらないようなので、本市で他の
校区からも募集するなどの対応はできないのか」。
昨年12月末現在の回答は、「本市では、各
校区の
運営委員会による児童育成クラブ指導員の確保を支援するため、指導員の登録制度を設けている。
運営委員会からの依頼に基づき、職種や勤務場所、就労時間等の条件が合致する登録者がいれば紹介している。」との内容でございました。
その後の経過ですが、「児童育成クラブ指導員の確保を支援する取組として、市では指導員希望者の登録窓口を設け、
運営委員会からの依頼に基づき、人材の紹介・斡旋を実施しています。また、より多くの方に指導員として登録いただくため、市報や広報番組、情報誌などの媒体を通じた広報の強化を図っているところです。さらに、本年度から指導員の基本給の引き上げや賞与の新設など報酬の改善を行うことで、一層の人材確保に努めているところです」。
○
指原保育・
幼児教育課長
2番の
質問内容でありますが、「夏の暑さ対策として、
幼稚園、小中学校に空調機を整備するべきと考えるが、どのように取り組んでいるのか」。
昨年12月末現在の回答は、「
幼稚園については、
平成27年度から2か年で全園のホールに空調機の設置を完了する。また、小中学校については、PFI事業により
平成30年度から3か年で全小中学校の普通教室に空調機の設置を予定している。」との内容でした。
その後の経過については、「
幼稚園については、
平成27年度から2か年
計画で全園のホールに空調機の設置を完了しています。」なお、小中学校につきましては、文教常任
委員会にて市
教育委員会から御
報告することとなっております。
○
倉掛委員長
意見、
質問等はありませんか。
〔「
なし」の声〕
○
倉掛委員長
空調機の設置を完了していますというのは気持ちがいいですね。
ただいま
報告いただいた、その後の経過に対する
委員会としての回答の修正等については、正副
委員長に一任していただいてよろしいでしょうか。
〔「異議
なし」の声〕
○
倉掛委員長
以上で、本日予定の
審査は終了いたしました。
執行部、その他として何かございませんか。
○
藤田子育て支援課長
2点ございます。
1点目は、府内こどもルームの再開についてでございます。
府内こどもルームは、
平成28年4月19日より休館いたしておりましたが、旧中島
小学校舎及びグラウンドの一部を改修し、予定どおり10月2日より再開する運びとなっております。つきましては、
委員の
皆様方にも御案内を差し上げておりますとおり、10月2日午前9時40分より、旧中島
小学校体育館にて開所式をとり行います。御多忙のところ恐縮でございますが、御臨席賜りますようお願い申し上げます。
2点目は、
大分市
子ども医療費の助成についてでございます。
子ども医療費の助成につきまして、さらなる少子化対策、
子育て支援策として、
子育て環境の一層の充実を図るため、小中学生の入院に係る医療費の一部自己
負担金について、10月1日入院分より無料とする準備を進めているところでございます。受給者証は、郵送にて今月末までに届くようにしており、また、市報、ホームページでもお知らせを行ってまいりますので御
報告申し上げます。
○
倉掛委員長
委員の
皆さんから、その他として何かありませんか。
○
斉藤委員
1点いいですか。今回、
一般質問で賠償責任の件を
質問させていただいたのですが、認可外
保育所は事故
報告書の義務づけ、という厚生労働省の動きがあるのですけれど、それに関しては、事前に何か話し合いとか協議をなされていますか。
○
平松子ども企画課長
認可外
保育施設に関しまして、
子ども企画課では、まずは施設開設後に書類の届出を受け、確認しております。今回の通達にございました事故
報告云々についても周知を図ってまいりたいと考えております。
○
斉藤委員
これは、義務づけされたからというのではなく、早目にそういう記録はしっかりととるように、率先してやっていただきたいと思いますので、お願いします。
○
倉掛委員長
委員の
皆さんから、そのほかありませんか。
〔「
なし」の声〕
○
倉掛委員長
以上で当
委員会に付託されました全ての案件についての
審査を終了しました。
なお、
会議規則第104条の規定により、お手元に配付の
委員会の継続調査
事項について、それぞれ閉会中の継続
審査及び調査ができるよう議長に申し入れしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議
なし」の声〕
○
倉掛委員長
それでは、そのように決定いたします。
それでは、あすの予定を確認しておきます。あすは、大在すばる児童クラブ及び社会福祉法人小百合愛児園の小百合ホーム、ラウラ児童館の管内視察を行いますので、放送がありましたら議会棟玄関前に御集合ください。
それでは、本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。
午前10時47分散会...