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  1. 大分市議会 2017-09-14
    平成29年厚生常任委員会( 9月14日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成29年厚生常任委員会( 9月14日)                    厚生常任委員会記録 1.開催日時    平成29年9月14日(木)午前9時59分開議~午前10時47分散会 2.場所    第2委員会室 3.出席委員    委員長 倉掛 賢裕  副委員長 橋本 敬広    委 員 安部 剛祐  委 員  長田 教雄    委 員 堀  嘉徳  委 員  斉藤 由美子    委 員 安東 房吉  委 員  スカルリーパー・エイジ    委 員 衛藤 延洋 欠席委員    なし
    4.説明員   (子どもすこやか部)    重石子どもすこやか部長齊藤子どもすこやか部審議監、    田中子どもすこやか部次長平松子ども企画課長藤田子育て支援課長、    指原保育幼児教育課長高橋子ども企画課参事沖田子ども企画課参事、    尾上子育て支援課参事、    太神子育て支援課参事東部子ども家庭支援センター所長、    安部子育て支援課参事西部子ども家庭支援センター所長、    大久保子育て支援課参事子育て交流センター所長小野保育幼児教育課参事、    笠置保育幼児教育課参事井上保育幼児教育課参事 5.事務局出席者    書記 稙田 隆博 6.審査案件等   【予算議案】    議第70号 平成29年度大分一般会計補正予算(第3号)         第2条 債務負担行為補正 第2表中         1追加 ・民間放課後児童クラブ活用事業平成30年度分)             ・児童育成クラブ室借上料(野津原小学校区)   【一般議案】    議第76号 大分特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準         を定める条例の一部改正について   【報告事項】    ・(仮称)大分幼児教育振興並びに市立幼稚園及び保育所在り方検討委員会     について    ・昨年の市民意見交換会意見質問等に対するその後の経過について                 会議の概要                              平成29年9月14日                              午前9時59分開議 ○倉掛委員長   おはようございます。ただいまより厚生常任委員会を開会いたします。  審査日程に従い、子どもすこやか部審査を行います。  なお、本日は常任委員会終了後、各特別委員会開催予定でありますので、関係する委員につきましては、出席方よろしくお願いします。  ここで、重石子どもすこやか部長より発言を求められていますので、これを許可します。 ○重石子どもすこやか部長   皆様、おはようございます。倉掛委員長、橋本副委員長を初め委員皆様方には、平素より幼児教育保育並びに児童福祉子育て支援に係る施策につきまして、格別の御指導、御高配を賜っておりますことに心よりお礼を申し上げます。ありがとうございます。  さて、本日、委員の皆様に御審議いただく事項は、予算議案2件と一般議案が1件、そして報告事項が2件でございます。  まず、予算議案につきましては、議第70号、平成29年度大分一般会計補正予算のうち、民間放課後児童クラブ活用事業債務負担行為補正として4,980万円、また、児童育成クラブ室借上料の債務負担行為補正として1,593万円を計上いたしております。  次に、一般議案であります議題76号、大分特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準を定める条例の一部改正につきましては、関連する法令等の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。  また、報告事項につきましては、(仮称)大分幼児教育振興並びに市立幼稚園及び保育所在り方検討委員会について、設置の趣旨等の御説明をするほか、昨年の市民意見交換会で出されました質問意見等につきまして、その後の経過等の集約を含め計2件の報告をいたしたいと存じます。  詳細につきましては後ほど担当課長より御説明いたしますので、十分に御審議の上、御決定賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。 ○倉掛委員長   それでは、審査に入る前に、委員会運営について確認をしておきます。  1点目は、委員会会議録インターネットでの公開です。皆さん御存じのように、平成20年第1回定例会分から、従来の本会議録に加えて委員会会議録インターネット市議会ホームページで公開されております。つきましては、質疑等がある場合は、まず挙手をして、発言の許可を受けた後、発言を行うようにお願いいたします。  2点目は、自由討議についてです。議会基本条例において、議会は、議案等審議または審査においては、議員相互の自由な討議により議論を尽くし、合意形成を図るよう努めるものとするとされておりますことから、委員皆さんからの要求がある場合、または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査調査内容に応じ、自由討議の時宜、執行部の方に退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思います。  3点目は、反問権についてです。委員質問政策提言等に関し、執行部委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようお願いいたします。ただし、委員による新たな事業提案に対し、必要となる予算の組み替えなどの数値的なものや統計的な事項についての反問は、原則としてその対象となりませんので、よろしくお願いします。  説明員は、最初に所属と氏名を告げてから発言をお願いします。  まず、予算議案審査を行います。  議第70号、平成29年度大分一般会計補正予算第3号、第2条債務負担行為補正、第2表中1追加のうち子どもすこやか部関係審査を行います。  執行部説明を求めます。 ○藤田子育て支援課長   〔説明書① 4ページ~、第2条債務負担行為補正のうち子どもすこやか部所管分について説明〕 ○倉掛委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑意見等はありませんか。 ○安東委員   民間放課後児童クラブについて、今、6校区というのは具体的に資料か何かありますか。なければ、6校区について具体的に教えてください。 ○藤田子育て支援課長   申しわけございません、口頭で申し上げたいと思います。  春日町校区松岡校区下郡校区別保校区、大在校区滝尾校区となっております。 ○安東委員   民間放課後児童クラブの活用というのは各校区1つずつですか。 ○藤田子育て支援課長   各校区1つずつの民間放課後児童クラブを想定しております。 ○安東委員   わかりました。 ○斉藤委員   その6校区民間放課後児童クラブでということになると、これで一応待機児童はいなくなるという考え方でいいのですか。 ○藤田子育て支援課長   6校区につきまして、おおむねの待機児童の解消は見られるものの、まだ少し足りない部分もあろうかと思っております。 ○倉掛委員長   そのほか質疑意見等はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。  続いて、一般議案審査を行います。  議第76号、大分特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準を定める条例の一部改正についての審査を行います。  執行部説明を求めます。 ○指原保育幼児教育課長   平成27年度から子ども子育て支援新制度が始まり、保育施設などを利用する保護者は、支給認定証交付を居住している自治体にて受けることとされておりました。  制度施行から2年が経過する中で、国は、平成28年の地方からの提言等に関する対応方針を踏まえ、子供の氏名や保育必要性などが記載された支給認定証交付について、保護者から申請があった場合のみ行うこととする支給認定証任意交付化として、今回、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準等、省令の一部改正を行いました。  この一部改正に伴い、支給認定証任意交付となりますと、保管義務または変更の際の返還義務がある保護者や取りまとめを行う保育施設、発行する自治体等の事務の簡素化ができるため、三者の負担の軽減につながるものでございます。  また、条例中に引用している就学前の子どもに関する教育保育等の総合的な提供の推進に関する法律第3条第9項には、幼保連携型認定こども園以外の認定こども園認定が、県の条例で定める要件に適合していると認められる場合に公示するとの規定がありますが、指定都市についても認定ができるよう、同法律の一部改正に伴い、第3条第11項に項ずれをしたことにより、規定の整備をいたしたく、所要の改正を行うものでございます。 ○倉掛委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑意見はありませんか  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   討論ありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
     〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  以上で、子どもすこやか部関係付託案件審査を全て終了しました。  それでは、ここで執行部より報告事項の申し出がありましたので、報告事項説明を受けたいと思います。  まず、(仮称)大分幼児教育振興並びに市立幼稚園及び保育所在り方検討委員会について報告を受けます。 ○平松子ども企画課長   それでは、年度末をもって計画期間が満了する現行の幼児教育振興計画にかわる、新たな計画の策定に関する検討委員会の設置について説明をさせていただきます。  お手元のA3の資料をごらんください。  まず、1、検討委員会の設置の趣旨でございますが、本市におけるゼロ歳からの幼児教育振興並びに市立幼稚園保育所あり方検討するに当たり、幅広い分野からの意見を求めるため、設置するものでございます。  2、検討委員会構成につきましては、右側の表をごらんください。  現計画検討委員会委員や他都市における同様の委員会構成委員等を参考に、学識経験者小学校幼稚園保育所等代表者に加え、市民団体保護者代表、市の関係部長による構成としております。  3、今後のスケジュールですが、第1回検討委員会を10月3日に予定しており、その後、一月に1回程度の開催頻度としております。  委員会では、まず、幼児教育保育基本理念や育てたい子供像乳幼児期教育保育基本方針等議論いただいた上で、集団適正規模市立幼稚園保育所の目指すべき方向性等について検討を行い、今年度末を目途に公立施設適正配置計画を策定したいと考えております。  また、乳幼児期における教育保育に関する施策を総合的に推進するための新たな幼児教育保育振興計画を、今後、1年以内を目途として策定する予定としております。  最後に、4、主な検討項目では、委員会検討する項目の主なものについて、(1)大分幼児教育保育基本理念から(5)私立幼稚園保育所認定こども園振興まで5つ挙げております。今後、これらの項目の中身について、さらに具体的な議論を行っていくこととしております。 ○倉掛委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員皆さんで、意見質問はありませんか。 ○安東委員   3の今後のスケジュールの中の文言で、中段から下段にかけてですけれども、集団適正規模市立幼稚園及び公立保育所の目指すべき方向性等について検討を行い、今年度末をめどに公立施設適正配置計画を策定するとありますが、この文だけ取り出してみると、何か、この検討委員会適正配置計画をつくるためにしているような感じを受けるのですが、そういうことになっているのですか。 ○平松子ども企画課長   全体としては、幼児教育振興計画というものを策定いたします。その中の1つ検討項目として、やはり市立幼稚園及び公立保育所のあるべき方向性についての議論の中で、適正配置がどのようにあるべきかということも計画として定めていきたいと思っております。 ○安東委員   一般質問でも言ったのですが、保育料が一緒になったということから、多年制保育や預かり保育、このことについてはどこでどのように考えていくのですか。 ○平松子ども企画課長   4番の主な検討項目でございますが、ご指摘のありました内容につきましては、(4)市立幼稚園保育所の今後のあり方の中で、多年制保育や一時保育についても議論をいただきまして、併せて望まれる集団規模ということを踏まえながら、適正配置というものが議論されていくと思っています。 ○安東委員   そのことをどこかに明記するようなことはできないのですか。今のこの文言だけ見たら、適正配置をするために検討委員会を開くような感じでしか受け取れません。 ○平松子ども企画課長   明記ということですが、今申しましたこと、そして本会議でも答弁させていただきましたが、そういった方針で臨みたいと思っておりますので、そのように御理解いただければと思っております。 ○安東委員   それなら、そのことをここで再度確認しますけど、それを含めて検討するということでいいですか。 ○平松子ども企画課長   はい。 ○斉藤委員   委員構成についてなのですが、市民代表の方が二人おられるのですけれども、この方々はどういった方々を考えているのですか。 ○平松子ども企画課長   このお二人の方につきましては、大分市の子ども子育て会議という大分市の今後の子育てをどうやっていくべきか、子育て支援がどうあるべきかという議論をしていただく会議がございます。そこに公募委員として入っていただいたお二人でございまして、お一人の方はお子さんを3人持たれておりまして、まさに育児の真っ最中であり、また、地域でも読み聞かせとか、そういった活動をされている方でございます。もう一人の方は、現在、お仕事をされながら、育児に携わっている方でございまして、働く母親の立場から御意見をいただけるものとして、お二人を選定させていただいているところでございます。 ○斉藤委員   一人は3人の子供を持つ母親ということなのですが、この方々お子さんの年齢については、幼児教育に携わっている母親ということでよろしいですか。 ○平松子ども企画課長   小学生から幼稚園までのお子さん3人だとお聞きしており、幼児等子育てをされている母親、また、地域子育て活動をされている母親の方ということになります。 ○斉藤委員   この中に一番大切な方が抜けていると思います。要は、未満児を育てている母親、これから幼稚園なり保育園なりこども園なりを検討しようかと思っている母親委員に入っていないのは問題だと思います。これから保育園を選ぶのか、それとも幼稚園を選ぶのか、幼稚園も私立なのか、公立なのかというのを考えるときに、どんな意見を持っていらっしゃるのかというのを聞くのは、とても大事なことだと思います。  それで、基本的にお仕事をされている方が市民代表に一人いて、あと、12番の方も保育所保護者ということになっていますけど、つまりは働く母親ということです。働いていない母親、しかも小さいお子さんを育てている方が、この中にできれば二人くらいは入るべきではないかと思うのです。  以前に、私は大分県のおおいた子ども子育て応援県民会議委員市民代表で入ったことがあるのですが、きちんと託児のスタッフを用意して、ベビーカーで来られた母親がその会議に参加して、実際に子育ての現状の話をされていたのです。そういった体制をぜひ検討していただいて、できれば、この中に未満児の保護者、これから保育園保育施設を考える方々意見をきっちりとこの中に集約していただきたいと思いますが、その点についていかがですか。 ○平松子ども企画課長   先ほど2名の方を紹介いたしましたけれども、3人のお子さんを持たれている方について、3人のうち二人は5歳、4歳、あるいは、5歳、3歳のお子さんと思われます。その方は今はお仕事をされておりません。育児をされている、まさにそういった立場の方でございますので、今、委員からおっしゃっていただいた方には合致するかと思っております。 ○斉藤委員   ぜひ、託児体制も整えて、できれば保育園等に入っていない方を加えていただきたいという趣旨ですので、その辺の対応をぜひ検討していただきたいと思います。 ○倉掛委員長   今説明された方は働いていない方ですか。 ○斉藤委員   働いていない方で、未満児を育てている母親です。 ○平松子ども企画課長   今申し上げました方はお仕事をされてない方です。働いていない保護者代表ということになるかと思います。 ○斉藤委員   働いていない方で、未満児を育てている母親が、できれば二人ぐらいはと思いますので、検討していただければと思いますので要望しておきます。 ○エイジ委員   この委員会委員の選定について同じく聞きたいのですけれども、委員構成の欄に、保育所幼稚園関係団体保護者とありますけど、例えば12番では、保育所保護者代表者とありますけど、これは関係の組織の代表者が来るのか、保護者の中から選ばれるのか、どちらですか。 ○平松子ども企画課長   12番の方は保護者代表ということで考えています。 ○エイジ委員   保護者代表ということなのですけど、それでは、どうやって選ばれているのですか。 ○平松子ども企画課長   保育所関係は、保育幼児教育課が所管しており、相談しながら、どういった方に出ていただくかというのを選定したいと思っています。 ○エイジ委員   先ほど斉藤委員もおっしゃっていましたけど、一人を選ぶと、何か偏った意見になる可能性も高い気がするのです。よって、そんなにたくさんは必要ないかもしれないですけれども、複数名保護者有識者等は1名とかでいいかもしれませんけれども、市民代表とか保護者代表としては、やはり2名以上がふさわしいのではないかと思いますが、その辺はいかがですか。 ○平松子ども企画課長   人数について何人が適当なのかというのは、さまざまな御意見があると思います。私どもといたしましては、立場を代表した方々がそれぞれから出ていただいて、議論いただきたいと思っておりますので、今のところ、複数ということではなくて、お一人ずつ出ていただいて、それぞれの意見をいただきたいと思っております。 ○エイジ委員   そうなると、13番、14番は何で二人いるのかというところにもつながると思いますが、何か検討委員会とか立ち上げるときのメンバーの選定とかは、私はいつも気になります。有識者とか学識者、それはいいとは思うのですけど、何だか、反対しない方や市の意向に沿った人たちが選ばれているような気がするのです。  よって、議論というのは、賛成意見反対意見もあってこそ、議論が成り立つと思っていますので、やはり反対意見もあった中で民意を吸収する。その辺の部分を考えると、人選というのは大事ではないかと思いますので、選定や任命される場合は、その辺を踏まえてお願いしたいと思います。 ○安東委員   先ほどの、今後のスケジュールのところで、集団適性規模というのを出して考えていくということなのですけど、一般質問でも言ったように、今、公立幼稚園児は減っているところが多いです。それをそのまま数として出すだけではなくて、やはりその原因をきちんと精査した中で検討を進めるのかどうか。それから、この1年をめどに計画を策定するということですが、途中でパブリックコメントの実施はするのかどうか、2点お伺いします。 ○平松子ども企画課長   公立幼稚園についての園児数の減少については、幼稚園を取り巻く環境ということで、最初に委員の方に議論出発点として様々な情報をお示しする中で、議論をいただいていきたいと思っております。パブリックコメントにつきましては、計画の策定でございますので、行ってまいります。 ○安東委員   そこら辺の原因をしっかり理解してもらった上で議論を進めてほしいと思うのです。園児数がすごく減って、1桁になっている場所は、全部潰せみたいな議論になったら、とてもやっていけないということと、やはり公立幼稚園というのは、特別支援子供たちもだいぶ預かっているわけです。それを考えたときに、市内に数が少ない配置では、やはり子供を持っている親としては連れていくのが大変なのです。地域で絶対要るわけなので、地域でそれぞれそういった役割を担う幼稚園の意義というのをしっかり踏まえて議論してほしいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○長田委員   私立幼稚園許認可権限は、まだ大分県にあるのですか。 ○平松子ども企画課長   大分県にございます。 ○長田委員   大分県にありますよね。政令指定都市や中核市の中で、その権限が市に移譲したというところもあるし、中核市は当然そうあるべきではないかということで、認定こども園がなくて、特定教育を考えていくときに、大分市は、私立幼稚園の場合、もっときめ細かに対応ができるのではないかという気がします。全国的なあり方適正配置を考えるべきだと思いますし、現にそれができないというのであれば、この検討委員会委員の中に大分県の担当者が入って、現状を把握してもらえるような振興計画を立ててもいいのかと思うのですがいかがでしょうか。 ○平松子ども企画課長   私立幼稚園は、それぞれが建学の精神で、特色ある園運営をされている部分もあると思っております。市としましては、私立幼稚園につきまして、全体の教育機関1つとして、保育所幼稚園こども園、そういった全体の配置がどうあるべきかという中で考えていきたいと思っております。  大分県の担当者につきましては、今のところ入っておりません。御意見いただきましたので、検討はしたいと思うのですが、今のところはそのような状況です。 ○長田委員   ぜひお願いします。のつはるこども園について、あそこはこども園と言いながら、余りこども園になってなかったような感じがしますので、そういう意味からも、本市と大分県がきっちりと連携をとった形ができるような体制をつくったほうがいいと思いますので要望をしておきます。 ○安部委員   1点だけいいですか。3の今後のスケジュールについて、地域ニーズというのが、おそらく各地域でいろいろあると思うのです。残してもらいたいところ、それから残さなくてもいいとかいうこともあると思うのです。そういったことについて、どの時点でニーズの受けとめをしていくのかというのを教えていただけますか。 ○平松子ども企画課長   今後の議論にはなりますけれども、例えばこの幼稚園については休園になるという状況については、毎年11月に幼稚園の募集を行っておりますので、そのときの集計で大体の人数などの状況が見えてきます。そういったことを判断しながら、もし休園になるのであれば、その時点で、まず地元に入っていくことになろうかと思います。 ○安部委員   それは個別の話だと思います。これは、振興計画を今後つくっていく中で、地域ニーズの位置づけというのはどこにあるのかということです。 ○平松子ども企画課長   今のところ、計画の中では、適正配置に係る計画につきましては、パブリックコメントも含めて本年度中にと思っておりますので、パブリックコメントが終わりまして、計画としてできましたら、ホームページを通して周知してまいりたいと思っております。 ○安部委員   わかりました。
    安東委員   非常にこだわらないといけない部分が多いのですけど、大分市は、かつては1小学校、1市立幼稚園という立場でずっと進めてきました。それが幼小連携ということに続いています。ところが、非常に希望者が多く定員が足りなくなって、私立幼稚園にお願いするという状況が生まれて、私立幼稚園教育あり方ということも大事にしながらやっていくということになっています。そして、保育料がかなり違っているということで、法律により制度的にはだいぶおくれた形ですが進行してきたわけです。ところが、現在、保育料が一緒になって、公立幼稚園がいろいろな意味で、例えば多年制保育にしても3歳からの預かりはしていないし、実は募集時期も1カ月くらいおそいのです。私立幼稚園の園児募集がおさまった後、公立幼稚園の募集が始まるということがあって、希望者がだんだん減ってきたということが事実です。  そういった経過を踏まえて、市立幼稚園は、かつて1小学校、1幼稚園というのを目指していたということを考えたときに、就学前幼児教育というのを大切に考えていかないといけません。市立幼稚園私立幼稚園のその辺のあり方をしっかり議論しながら、今、保育料が一緒になったのですから、どちらでも選べるという体制をつくってほしいと思いますので要望します。 ○倉掛委員長   私から2点質問をいいですか。  1点目は、もともと幼稚園については教育委員会の所管でありました。過去の教育委員会と連携をしっかりとっていただいて、過去の経緯や、文教常任委員会での議論、以前申し上げましたけれども、文教常任委員会では、本来であれば、本年度に幼児教育振興計画を策定するということを委員会の答弁でも言っておりましたので、それからすると1年おくれております。そうした議論を含めて、前の計画からの推移などについて連携をしっかりととっていただきたいと思いますが、その辺はどうなっているのでしょうか。  2点目は確認なのですが、大分市自治委員連絡協議会が、検討委員会委員に入っているのですけれども、民生委員・児童委員については検討が行われたのかどうか、その2点をお聞きしたいと思います。 ○平松子ども企画課長   過去の経過、それから委員長からご指摘のあった文教常任委員会での議論につきましても、今回関係してくると思っております。今回の検討に当たりましては、教育委員会の学校教育課、教育総務課、学校施設課という関係部署と連携して一緒に、調整しながら臨みたいと考えております。  また、民生委員・児童委員につきましては、前回の委員にも入っておりませんでしたので、今回は自治委員の連絡協議会の代表者の方、前回の委員に入っていた方にお願いしようと考えていましたので、民生委員・児童委員につきましては検討いたしておりませんでした。 ○倉掛委員長   教育委員会との連携については、これまでの議論との継続性を保たなければならないと思いますので、それが今まで議論してきたこと、積み重ねてきたものというのが全く無意味になるのではなくて、しっかりそこは重要視して、その上で新たに議論を積み重ねていっていただきたいと思います。  それから、民生委員・児童委員の件ですが、率直に言うと、恐らく自治委員より民生委員・児童委員のほうが現状を理解していると思います。よって、自治委員地域から見た目という形で、民生委員・児童委員地域子供の実態に関するところというところでは、非常に大事な視点ではないかと思いますので、検討の余地があるのであれば検討していただきたいと思います。もし検討委員に入らないというのであれば、また自治委員と、もしくは先ほどエイジ委員の話にもありましたけれども、どこかでそういう方々意見がこの代表者の中に広く意見を吸い上げられるように、そうした努力をしていただければと思います。よろしくお願いします、私の意見でございます。 ○斉藤委員   先ほどの保護者代表の点でもう少し補足をしておきたいのですが、1号認定、2号認定、3号認定それぞれにかかわっている保護者を一人ずつ検討するということはいかがでしょうかと思いますので、先ほどの意見につけ足しておきます。 ○倉掛委員長   そのほか意見質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   広く意見を吸い上げられるように、そして、いい議論がなされますようによろしくお願いします。  それでは、次にまいります。  昨年の市民意見交換会意見質問等に対する回答についてでございます。  続いて昨年の市民意見交換会で出されました質問意見等について、昨年12月に厚生常任委員会で回答を受けましたが、その後の進捗状況等について事前に執行部報告を求めておりましたので、その説明を受けたいと思います。  それでは、執行部、順次お願いいたします。 ○藤田子育て支援課長   昨年の市民意見交換会意見質問に対する、その後の経過につきまして説明させていただきます。  それでは、A3横の厚生常任委員会意見質問事項集約表をごらんください。  1番の質問内容ですが、「児童育成クラブの対象が小学6年生までに拡大したと聞いたが、児童育成クラブの指導員が少ない校区もあるようである。校区で指導員の募集をしても思うように集まらないようなので、本市で他の校区からも募集するなどの対応はできないのか」。  昨年12月末現在の回答は、「本市では、各校区運営委員会による児童育成クラブ指導員の確保を支援するため、指導員の登録制度を設けている。運営委員会からの依頼に基づき、職種や勤務場所、就労時間等の条件が合致する登録者がいれば紹介している。」との内容でございました。  その後の経過ですが、「児童育成クラブ指導員の確保を支援する取組として、市では指導員希望者の登録窓口を設け、運営委員会からの依頼に基づき、人材の紹介・斡旋を実施しています。また、より多くの方に指導員として登録いただくため、市報や広報番組、情報誌などの媒体を通じた広報の強化を図っているところです。さらに、本年度から指導員の基本給の引き上げや賞与の新設など報酬の改善を行うことで、一層の人材確保に努めているところです」。 ○指原保育幼児教育課長   2番の質問内容でありますが、「夏の暑さ対策として、幼稚園、小中学校に空調機を整備するべきと考えるが、どのように取り組んでいるのか」。  昨年12月末現在の回答は、「幼稚園については、平成27年度から2か年で全園のホールに空調機の設置を完了する。また、小中学校については、PFI事業により平成30年度から3か年で全小中学校の普通教室に空調機の設置を予定している。」との内容でした。  その後の経過については、「幼稚園については、平成27年度から2か年計画で全園のホールに空調機の設置を完了しています。」なお、小中学校につきましては、文教常任委員会にて市教育委員会から御報告することとなっております。 ○倉掛委員長   意見質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   空調機の設置を完了していますというのは気持ちがいいですね。  ただいま報告いただいた、その後の経過に対する委員会としての回答の修正等については、正副委員長に一任していただいてよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   以上で、本日予定の審査は終了いたしました。  執行部、その他として何かございませんか。 ○藤田子育て支援課長   2点ございます。  1点目は、府内こどもルームの再開についてでございます。  府内こどもルームは、平成28年4月19日より休館いたしておりましたが、旧中島小学校舎及びグラウンドの一部を改修し、予定どおり10月2日より再開する運びとなっております。つきましては、委員皆様方にも御案内を差し上げておりますとおり、10月2日午前9時40分より、旧中島小学校体育館にて開所式をとり行います。御多忙のところ恐縮でございますが、御臨席賜りますようお願い申し上げます。  2点目は、大分子ども医療費の助成についてでございます。  子ども医療費の助成につきまして、さらなる少子化対策、子育て支援策として、子育て環境の一層の充実を図るため、小中学生の入院に係る医療費の一部自己負担金について、10月1日入院分より無料とする準備を進めているところでございます。受給者証は、郵送にて今月末までに届くようにしており、また、市報、ホームページでもお知らせを行ってまいりますので御報告申し上げます。 ○倉掛委員長   委員皆さんから、その他として何かありませんか。 ○斉藤委員   1点いいですか。今回、一般質問で賠償責任の件を質問させていただいたのですが、認可外保育所は事故報告書の義務づけ、という厚生労働省の動きがあるのですけれど、それに関しては、事前に何か話し合いとか協議をなされていますか。 ○平松子ども企画課長   認可外保育施設に関しまして、子ども企画課では、まずは施設開設後に書類の届出を受け、確認しております。今回の通達にございました事故報告云々についても周知を図ってまいりたいと考えております。 ○斉藤委員   これは、義務づけされたからというのではなく、早目にそういう記録はしっかりととるように、率先してやっていただきたいと思いますので、お願いします。 ○倉掛委員長   委員皆さんから、そのほかありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   以上で当委員会に付託されました全ての案件についての審査を終了しました。  なお、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の委員会の継続調査事項について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう議長に申し入れしたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   それでは、そのように決定いたします。  それでは、あすの予定を確認しておきます。あすは、大在すばる児童クラブ及び社会福祉法人小百合愛児園の小百合ホーム、ラウラ児童館の管内視察を行いますので、放送がありましたら議会棟玄関前に御集合ください。  それでは、本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。                              午前10時47分散会...