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  1. 大分市議会 2017-09-14
    平成29年経済環境常任委員会( 9月14日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成29年経済環境常任委員会( 9月14日)                経済環境常任委員会記録 1.開催日時   平成29年9月14日(木)午前10時0分開議~午前11時37分散会 2.場所   第5委員会室 3.出席委員   委員長  今山 裕之   副委員長 大石 祥一   委 員  二宮  博   委 員  板倉 永紀   委 員  阿部剛四郎   委 員  岩崎 貴博   委 員  日小田良二   委 員  佐藤 和彦   欠席委員    なし 4.説明員   (商工労働観光部)    戸田商工労働観光部長玉野井商工労働観光部審議監安部商工労働観光部次長
       三好商工労働観光部次長商工労政課長佐藤商工労働観光部次長兼観光課長、    末綱創業経営支援課長幸観光課政策監足立商工労政課参事、    工藤創業経営支援課参事朝見創業経営支援課参事加藤観光課参事、    増本観光課付参事兼大分市高崎山管理公社派遣藤田商工労政課参事補、    中山商工労政課参事補幸重商工労政課参事補、後商工労政課参事補、    山岡商工労政課参事補児玉創業経営支援課参事補緒方観光課参事補、    中川商工労政課主査矢野創業経営支援課主査 5.事務局出席者    書記 高橋 秀典 6.審査案件等   【予算議案】    議第70号 平成29年度大分市一般会計補正予算(第3号)                               〔承認(一部反対)〕          第1条 歳入歳出予算の補正           歳出 第7款 商工費          第2条 債務負担行為の補正 第2表中          1追加 ・企業立地促進助成金(平成29年度分)              ・情報通信関連産業支援助成金(平成29年度分)              ・本社機能移転促進助成金(平成29年度分)   【報告事項】    ・「第3期大分市中心市街地活性化基本計画」の進捗状況について    ・「きちょくれ!おおいた観光物産展」について    ・「第2回おおいた食と暮らしの祭典」について    ・「大分市中央通り歩行者天国」について    ・「大分市経済講演会2017」について    ・「商品の魅力発信セミナー」について    ・「第36回大分七夕まつり」について    ・武漢市において開催する「おおいたJAPANフェア2018in武漢」について    ・「第5回宗麟公まつり」について    ・「おおいた観光物産展in有楽町」について    ・昨年の市民意見交換会の意見・質問等に対するその後の経過について    ・その他                 会議の概要                              平成29年9月14日                              午前10時0分開議 ○今山委員長   おはようございます。ただいまから経済環境常任委員会を開会いたします。  本日は常任委員会終了後、各特別委員会が開催予定でありますので、関係する委員につきましては、出席方よろしくお願いいたします。  それでは審査に入る前に、委員会運営について2点確認をしておきます。  1点目は、自由討議についてです。議会基本条例において、議会は議案等の審議又は審査においては、議員相互の自由な討議により議論を尽くして合意形成を図るよう努めるものとするとされていることから、委員の皆さんからの要求がある場合、または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思います。  2点目は、本会議同様、委員会におきましても、より議論を深めることを目的として、委員の質問、政策提言等に関し、執行部は委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようお願いいたします。  ここで、審査の前に、戸田商工労働観光部長より発言を求められていますので、許可します。 ○戸田商工労働観光部長   おはようございます。審議前の貴重なお時間をいただきまして、一言御挨拶申し上げます。  まず、6月の第2回定例会以降の本委員会に係る取り組みについてでございます。  最初に、おおいた観光物産展in有楽町についてでございます。7月14日の坐来大分でのプレイベントを皮切りに、16日、17日に、大分の物産や食、観光などの魅力を東京都心で発信することを目的といたしまして、JR有楽町駅前の広場におきまして観光物産展を開催いたしました。後ほど、担当課長より詳しく御報告させていただきますけれども、来場者が2日間で、延べ4万人と多くの人出でにぎわいました。今後ともこのような取り組みによりまして、本市の物産の販路拡大や、観光の魅力発信に努めてまいりたいと考えております。  次に、大分市経済講演会2017についてでございます。平成28年12月に策定いたしました第2次大分市商工業振興計画におきまして、基本施策の1つといたしまして、企業の競争力の強化を大きな柱として掲げております。その一環といたしまして、経済界で活躍されている人物を講師としてお招きをいたしまして、講師自身の経験談や成功のポイントを御講演いただきまして、それを皆さんに知っていただく事業でございます。第1回を8月22日に、株式会社サンライズジャパン代表取締役の兵頭慶爾氏に講師になっていただきまして実施いたしました。これにつきましても、後ほど担当課長より詳しく御報告させていただきますけれども、企業の経営者の皆様に講演を直に聞いていただいて、肌で感じ取っていただく、非常に大事だと思っていまして、新たな視点からの発想でありますとか、知識習得の一助にしていただければと考えておりまして、今後とも本市の企業の競争力の強化に向けまして、この取り組みを進めてまいりたいと考えております。  次に、第36回大分七夕まつりについてでございます。ことしは残念ながら、大分合同新聞花火大会が台風の影響によりまして、8月6日から27日に延期されてしまいましたけれども、来場者は8月4日、5日と合わせまして、3日間で38万人を数えました。非常に多くの人出でにぎわったところでございます。大分七夕まつりの詳細につきましても、後ほど担当課長より御報告をさせていただきます。  それでは、本委員会におきましては、予算議案を1件提出させていただいております。また、報告事項といたしまして、11件御用意をさせていただいております。それぞれ担当課長から御説明いたします。何とぞ慎重御審議の上、御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○今山委員長   それでは、早速審査に入りたいと思います。  予算議案の議第70号、平成29年度大分市一般会計補正予算第3号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第7款、商工費について審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   〔説明書② 20ページ~、7款 商工費について説明〕 ○今山委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。 ○岩崎委員   企業立地促進助成金について、効果としてはどのような調査をして、どのような見解をお持ちなのでしょうか。 ○末綱創業経営支援課長   個別企業の効果については把握できておりません。といいますのが、税務部内に確認するも、個別企業については教えてもらっていないところでございます。これまでの累計額につきましては、総体として把握ができております。 ○岩崎委員   まず、把握できていないのであれば把握する必要があると思います。効果をそれぞれ突っ込めないということであれば、今後の交付金の必要性等がはっきり定まらないと思うのですが、その辺はどうお考えなのでしょうか。 ○末綱創業経営支援課長   先ほど、個別の効果については把握ができておりませんとお答えをさせていただきましたが、企業の投資額、また雇用の面からも、企業が増設立地することは地元経済に与える影響も非常に大きく、税収の増加や雇用の拡大等を見込めるものですから、一定の評価をしているところでございます。 ○岩崎委員   それでは、雇用の面について、具体的にはどうなっているのでしょうか。ふえているのでしょうか。 ○末綱創業経営支援課長   補助制度では、最低何人という新規雇用の要件がございまして、それをクリアしなければ補助対象になりませんので、そういった意味からも新規雇用がふえているものと考えております。 ○岩崎委員   新規雇用がふえているということで、2つ確認しておきたいのですが、正規、非正規の割合と、この雇用については追跡調査されているのかどうか、その2点についてお伺いいたします。 ○末綱創業経営支援課長   毎年同時期に文書で対象企業に雇用状況の追跡調査をしております。補助対象とした人員につきしては、5年間の縛りを設けまして追跡調査をしております。 ○岩崎委員   5年目以降はどうなのでしょうか。 ○末綱創業経営支援課長   原則5年ということになっておりますので、現行の運用では、5年間に限って追跡調査をしております。 ○岩崎委員   5年目以降は行っていないということで、そのまま雇用を継続しているかどうかについて疑義を持っています。それ以降は調査をしていないということであれば、地元に対して企業が責任を果たしているかどうかという判断が難しいと考えておりますので、5年目以降の追跡調査も行うべきだと考えております。  それともう1点、正規、非正規の割合についてはどうなのでしょうか。 ○矢野創業経営支援課主査   現状、企業立地促進事業の制度として、企業立地促進助成金情報通信関連産業の企業に対する助成金と、本社機能移転促進助成金を設けておりますが、そのうち、いわゆる製造業等に対します企業立地促進助成金につきましては、正規雇用従業員のみを助成金の対象としておりますことから、非正規従業員についての雇用状況は把握しておりません。  情報通信関連産業の部分と本社機能移転促進助成金につきましては非正規従業員助成金交付の対象とするとしたことから、そういった助成金を出した企業につきましては、非正規の雇用についても調査をしようとしているところです。何分、制度が始まってからまだ1年程度しかたっておりませんので、追跡調査はこれからですけれども、当然に助成金の対象にしております本社機能と情報通信関連産業につきましては、非正規の方の雇用の状況につきましても調査を行う予定としております。 ○岩崎委員   それともう1点、結局、額からすると、どうしても大企業が多くなってしまうのですが、配分について、大企業に重きを置き過ぎているのではないかという懸念を持っております。その辺の議論はどのようにされているのでしょうか。 ○末綱創業経営支援課長   大分市企業立地促進条例に基づきまして支出しておりますが、その要件といたしましては、設備投資額新規雇用従業員数があり、大企業と中小企業では、金額、人数に違いがあり、同じルールで助成されるといったことではございません。 ○岩崎委員   それぞれの規定を設けているということですが、質問の意図は、それを見直して、中小企業により重点を置いた縛りというものを設ける必要があるのではないかということなのですが、その辺の議論の状況はどうなのでしょうか。 ○朝見創業経営支援課参事   企業立地促進助成金は、平成16年度の創設以来、5年間の時限立法ということで実施してまいりました。平成21年、平成26年の見直しの際に、中小企業に対する要件緩和を図ってまいりまして、例えば新規雇用人数でありますとか、設備投資に係る金額を引き下げたという経過がございます。その結果、現在、助成金の交付対象となっております大企業、それから中小企業の割合につきましては、圧倒的に中小企業の交付実績が多いという状況でございます。制度の更新の際にその都度見直しを図ってまいりました経過もございます。今後もこれまでと同様に、助成制度の内容について、交付実績等を勘案しながら検討を進めてまいりたいと思っています。 ○岩崎委員   実績もそうなのですけど、金額を考慮して、配分を検討していくということには触れていなかったのですが、その辺についてはいかがでしょうか。 ○朝見創業経営支援課参事   現時点では、要件緩和につきましては検討しておりますが、設備投資に対する助成率のかさ上げでありますとか、新規雇用従業員に対する上乗せでありますとか、そういった部分については、検討をまだしていない状況でございます。 ○今山委員長 
     ほかにございませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   ないようですので、質疑、意見はこれで終結いたします。  次に、討論はありませんか。 ○岩崎委員   大企業にはもっと要件を強めていき、中小企業にはもっと優遇をしていくべきではないかと思います。  新聞報道でも、景気がすごくよくて、いざなぎ景気と同等、それ以上といった報道もありますが、それを実感できているのかという思いがあり、公平性の観点からもやはりもっと縛りをかけていくべきではないかと考えております。  そういう立場で、反対させていただきたいと思います。 ○今山委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○今山委員長   それでは、本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。  次に、第2条、債務負担行為の補正、第2表中、1追加のうち、商工労働観光部所管分について審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   〔予算書① 4ページ、債務負担行為の補正について説明〕 ○今山委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   ないようですので、質疑、意見はこれで終結いたします。  次に、討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○今山委員長   それでは、原案のとおり承認することに決定いたしました。  以上で、本委員会に付託されました商工労働観光部所管分の審査は終了しました。  それではここで、執行部より報告事項の申し出がありましたので、説明を受けたいと思います。  まず、第3期大分市中心市街地活性化基本計画の進捗状況について報告を受けます。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   商工労政課からは7点の御報告をさせていただきますが、まず、第3期大分市中心市街地活性化基本計画の進捗状況について御報告させていただきます。  右肩に報告事項①と書いた資料をごらんください。  1ページの1には、本市における中心市街地活性化基本計画の経過について記載しておりますが、平成29年第2回定例会の経済環境常任委員会で御報告させていただいておりますので、省略させていただきます。  2では、第3期計画策定に向けたこれまでの取り組みの概略を記載しております。  平成29年度第2回定例会の経済環境常任委員会では6月22日までの取り組みを御報告させていただきましたが、それ以降、6月29日からの取り組みを追記しております。6月29日以降は、庁内策定委員会ワーキング委員会などの協議を経て、内閣府のヒアリング、内閣府参事官等による現地視察などが行われました。これらを受け、7月31日には中心市街地活性化協議会を開催し、計画の概要、今後のスケジュールなどの協議を行いました。8月9日には、経済環境常任委員の皆様に、関係する資料等をお配りしたところであります。その資料は3ページ以降についておりますが、後ほど御説明をさせていただきます。  3には、今後の策定スケジュールについて記載しております。  今後は、庁内策定委員会パブリックコメント原案をまとめ、中心市街地活性化協議会に報告した後、10月11日から約1カ月間、パブリックコメントを実施する予定としております。このパブリックコメント原案の調整ができましたら、経済環境常任委員会の委員の皆様に別途配付させていただきたいと考えております。パブリックコメントの実施後、いただいた御意見を参考に、11月中に計画案をまとめる予定としております。計画案につきましては、12月議会で御報告をさせていただきたいと考えております。その後、翌年1月に内閣府へ認定申請を行い、3月の内閣総理大臣認定を目指してまいります。  それでは、8月9日にお配りいたしました資料について御説明させていただきます。  3ページをごらんください。3ページは、先ほど御説明しました策定スケジュールを表にまとめたものでございます。  4ページは、第3期大分市中心市街地活性化基本計画の概要となっております。  1、中心市街地の状況と第2期計画の総括をまとめております。2、社会経済動向をまとめております。3、中心市街地の位置づけ、役割を踏まえた上で、4、中心市街地の課題を整理し、その解決に向けて、5、基本的な方針と目標を設定しております。5の下段には、目標の指標として、①空き店舗率、②のア、中央町・府内町間を往来する歩行者通行量、②のイ、循環バス年間利用者数③主要文化交流施設年間利用者数の4つを掲げておりますが、これは、右側の6、中心市街地に必要な拡大すべき機能と事業に取り組むことによって達成しようとするものでございます。  5ページから8ページには、先ほど言いました、目標指標に設定する数値、空き店舗率の推移や歩行者通行量エリアごとの推移、循環バスの利用者の推移、主要文化交流施設の利用者数の推移をまとめています。  本市の現状といたしましては、大分駅周辺総合整備事業や大分駅ビルの完成により、平成25年度から今年度までの第2期計画の計画期間の5年間に一定の成果を収めているものと認識しております。しかしながら、今後は人口減少や高齢化の進行が見込まれることなどを踏まえ、第3期計画では、平成30年の国民文化祭、平成31年のラグビーワールドカップ2019などを、あらゆる活性化の契機と捉え、中心市街地全体における持続的なにぎわい創出回遊性向上の実現を目指すこととしております。 ○今山委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。 ○日小田委員   計画の概要ですけれども、荷揚町小学校の跡地は商工労働観光部の所管になるのですか。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   荷揚町小学校の跡地につきましては、今、企画部でその活用検討調査を行っているところであります。その中で、目標②、魅力的な都市空間の創出による回遊性の向上を達成する事業として、6、中心市街地に必要な拡大すべき機能と事業の中に、荷揚町小学校跡地の有効活用の調査研究というものを事業として入れていく予定であります。まだ具体的なものになっておりませんので、主なものとしてここには例示はしておりません。 ○日小田委員   一般質問の中でMICEについての質問が出ましたが、部長の答弁では、いわゆるコンベンションホールを含めて検討していくという言い方でしたので、時期的に中心市街地活性化基本計画と合うのかどうなのか、その辺はどうなるのですか。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   この計画は、平成30年4月から平成35年3月までの5カ年の計画期間としております。この間、中心市街地を活性化するための各種事業は、今の時点でやっているもの、あるいはやることがほぼ決まっているもの、民間事業としてやることが決まっているものなどがありまして、その分は当初認定を受けるための計画には上げていくことになりますが、今後、平成30年3月に認定を受けることができましたら、それ以降、1年の中に3回ほど変更申請をするタイミングがありますので、そのとき具体的になっていったものをその都度この計画に盛り込んでいくという手続になります。 ○日小田委員   荷揚町小学校跡地の件はわかりましたが、もう一つ、大分パルコ跡地の件について、いわゆるグランドデザインの基点として位置づけていくということで、この中心市街地活性化基本計画の中にも中心市街地の位置づけ・役割など、全てに関連してくる部分が出てきます。  その中で、8月の定例記者会見で市長が、パラリンピックが終わった後に再度検討するといった発言をしていて、そういう内容が翌朝の新聞記事に出たということもあって、取得できるかどうかもわからないのにそういう発言がどんどん出てきています。  当然、中心市街地の活性化に一番重要なポイントにはなると思うけれども、今言ったように、パラリンピックが終わった後に見直しをかけるという話になれば、中心市街地活性化基本計画には載せられないので、今から言っても仕方ないのですが、そこは商工労働観光部としては十分に検討していただきたいということを要望として言っておきます。 ○今山委員長   MICEの話が出たので、関連で。  大分市で大きな会議を開こうという計画があったとき、市としては大きな会議が開催されることは経済効果もあるから大変ありがたいことだと思うのですが、大きな会議になればなるほど、時間が結構先の話になるわけです。例えば、3年後に全国の会議を大分でやりたいといった場合、開催側はそのために準備をしていくわけです。ところが、コンベンションセンター等の施設が少ないから会議ができません、あるいは民間の施設に3年後の予約をしたときに、それに対応できていないということが、現実にあります。  例えばiichiko総合文化センターで会議をすると、最初のオープニングの会議をiichiko総合文化センターでやり、そこから分科会に分かれたときに、一番手っ取り早いのはソレイユです。しかし、ソレイユは2年、3年先の予約を受け付けないのです。それで、会場を押さえるのに物すごく苦労するのです。  ですから、MICEの事業をこれから積極的にやるのであれば、もちろん市としては積極的にするのだけど、市内の、そういう施設と連携をしっかりとってもらいたい。  コンベンションセンターを建てろといってもすぐ建つわけではないので、やはり民間等の協力がないと、この事業せっかくいい企画なのに前に進まないということになりかねないので、ぜひ民間の方々と、交渉というか、事前に了解をもらっているとか、そういうところまできっちりやっていただきたいと思います。それがもとで、大分市は開催しづらいというイメージがつくと、せっかく何年かごとにそういう大きな大会をやっていただいているようなところが、もう大分市は外そうと、そういうことになりかねないので、その点、要望させていただきます。 ○佐藤商工労働観光部次長兼観光課長   今、御指摘いただいておりましたMICEでございますが、確かに大きな大会や会議になればなるほど、何年も前から申し込みが必要となります。そのためには受け入れ先である会場が何年も先から予約を受け付けるという制度を持っていないといけません。  ホルトホール大分も市の指定管理で委託をしているわけですけれども、当初、やはり受付の期限が短くて、非常に苦情がありました。現在は延長して、以前よりは長く先の予約ができるようにしておりますが、これですら十分と言えるかというと、そこは疑問符が立ちます。  ましてや委員長のおっしゃったような民間施設におきましては市の管轄下にありませんので、このMICEを推進していく部署として、そこにもお願いをしていくということしかないと考えております。大変大事なことですので、職員が汗をかいて、お願いに参りたいと考えております。 ○今山委員長   お願いします。 ○佐藤商工労働観光部次長兼観光課長   それから、もう1点、観光戦略プランができまして、観光は広域でやらないと意味がないということがうたわれており、広域でさまざまな連携を進めております。  このMICEに関しても、大分市と別府市と、このわずか十数キロメートル離れたところに大きな都市が2つあるので、この地の利を生かして、何とか観光客誘致、MICE誘致が図れないかということを協議している段階でございます。  こういったMICEについては積極的に進めていく事業の1つであると認識いたしておりますので、民間事業者に対してお願いしてまいりたいと考えております。 ○二宮委員   MICEの条件というのは物すごく難しいのです。北九州市でしようか、大分市でしようかといった場合でないと許可が出ないというように、複雑なのです。 ○佐藤商工労働観光部次長兼観光課長   他都市と競争状態にある段階で本市に来てくれるということであればインセンティブを差し上げましょうというのがMICEの考え方であり、これは県も同様であります。全国大会を大分県でやろうか、何県でやろうか他県と争っている場合に、来ていただけるならこれだけのインセンティブを差し上げますよという制度のものです。  したがいまして、例えば、九州各県持ち回りで、九州大会を次は福岡県、次は大分県、次は宮崎県と、これが順番で決まっているものについては、そこでMICEの補助金を下さいと言っても、難しいということになります。それは市でも同様であります。一方、例えば、九州大会を大分県で開催するけれども、大分県の日田市でやろうか、別府市でやろうか、大分市でやろうかという競争関係にある状態であれば、大分市としてはMICEの補助金の対象になります。私どもとしても、開催する都市において競争関係にないためにお断りをする場合は非常に心苦しいのですが、どこの都市もそういう制度となっております。 ○二宮委員   コンベンションホールにしても、考え方がばらばらなので、全体を見た、総合的な考えを持って取り組んでいただきたいと思います。 ○戸田商工労働観光部長   おっしゃるとおりでございまして、総合的な視点、一歩引いた俯瞰をしながら、いわゆる縦割りのパッチワークではなくて、総合的な議論をしながら、バランスのとれた地域の整備をしていくということは、基本的にはグランドデザインの目指すところでもありますけれども、そういう視点は必ず必要だと思います。  それと、行政が全部やりますということではなく、民間の活力をいかに活用していくかということが非常に大事だと思っております。MICEについても、さらには地域のまちづくり全体にとりましても、官民連携、民間活力の活用ということは非常に重要な視点だと思っております。  先ほど佐藤次長が申し上げましたけれども、特にMICEにつきましては、他都市との連携、特に別府市と連携をすることで、大きなMICEを大分県に呼び込めますので、その連携をしていきたいと思います。 ○二宮委員   最後に、MICEの件で、例えば2,000人ぐらいの全国大会等の場合、経済効果はすごくあるのですが、それがかえって、活性化へブレーキをかけていて、何か矛盾している部分があるので、そこをよく考えていただきたいと思います。 ○戸田商工労働観光部長   政策のバランス、他都市の状況を見ながら、一方で、固定化してしまうとパフォーマンスが上がらないというデメリットも出てきますし、補助金が確保されてしまうと、新たに呼び込む効果が薄れるということもありますので、政策全体のバランスを見ながら、総合的に検討してまいりたいと思います。 ○今山委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長 
     次に、「きちょくれ!おおいた観光物産展」について報告を受けます。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   資料の9ページをごらんください。  本物産展は、本年度からの新規事業でございます。1に書いておりますが、その目的でございますが、おおいた物産・食・観光魅力発信事業の1つとして、商工労働観光部と農林水産部が連携して取り組むもので、本市の物産や食、観光の魅力発信、及び本市への誘客、事業者の販路開拓や拡大に向けた意識の高揚を図ろうとするものでございます。また、あわせて、大分市物産協会などの組織力強化や活動の活発化を目指すものでございます。  本物産展は、本年度中に2回、東京のデパートで開催するもので、1回目は、渋谷区にあります東急百貨店東横店で開催する予定でございます。11月9日の木曜日から15日の水曜日までの7日間、大分市物産協会会員などを対象として出店希望者を募りました結果、6事業者からの出店申し込みがありました。現在、出店事業者を決定するために、東急百貨店東横店と協議、調整を行っているところでございます。費用負担は、大分市は出店1者当たり10万円、出店者は10万円を超える全ての経費を負担することとなっております。  同時に開催する予定の観光PRにつきましては、1階インフォメーションの前で、キャンペーンレディとたかもんによる観光パンフレットの配布などを行う予定でございます。  10ページをごらんください。  2回目は、小田急百貨店町田店で、平成30年1月17日の水曜日から23日の火曜日までの7日間行います。東急百貨店東横店と同様の物産展を開催することとしております。出店事業者数や募集期間などは記載のとおりを予定しております。  11ページと12ページには、それぞれデパートの見取り図や写真を添付しております。 ○今山委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   次に、第2回おおいた食と暮らしの祭典について報告を受けます。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   資料の13ページをごらんください。  本祭典は、昨年度、大分生活文化展が50回の節目を迎えるに当たり、全体的な見直しを行い、「おおいた食と暮らしの祭典」に名称を変更いたしたもので、今年で2回目となっております。  開催期間は、10月6日の金曜日から10月15日の日曜日までの10日間で、開会式は10月6日金曜日の午前9時30分から、大分城址公園会場にて行います。経済環境常任委員の皆様、正副議長、議会運営委員会委員長、その他常任委員会、特別委員会の委員長の皆様には、別途、開会式御臨席の御案内をお送りしておりますので、よろしくお願いいたします。  開催場所は、大分城址公園を初め、全10会場となっております。会場ごとの主な催しといたしましては記載のとおりでございますが、大分城址公園会場で開催する第60回大分市工業展は、ことしで60回の節目を迎えることから、大分駅府内中央口広場でも開催いたします。  資料14ページをごらんください。  その府内中央口広場で行う大分市工業展につきましては、本市の製造業等を紹介する写真展、職業体験コーナーなどのイベントを開催することといたしております。総催事数は39件でございますが、詳細につきましては、まだ完成品ではございませんが、別に、第2回おおいた食と暮らしの祭典のパンフレットをお配りしております。委員の皆様には御家族、御友人をお誘い合わせの上、ぜひ御来場いただきますようお願いいたします。 ○今山委員長   委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   次に、大分市中央通り歩行者天国について報告を受けます。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   資料の15ページをごらんください。  まず、4月に開催しました、第3回(平成29年度 春)歩行者天国の実績を御報告します。  実施日は4月16日の日曜日で、時間は午後0時30分から午後4時15分まで。交通規制は正午から午後5時まででございました。  コンセプトは、「お花見ホコ天 中央通りがマチナカ座敷に」で、会場には200畳の畳を敷き、来場者の皆様がのびのび、ゆったり過ごせる空間を楽しんでいただきました。中心市街地の事業者による飲食ブースの出店、市民参加のフリーゾーンでのパフォーマンス、広域連携による県内自治体PRブースなども実施いたしましたが、来場者数を含めたこれまでの参加者数等の推移につきましては、(6)に記載のとおりとなっております。  このほかに、公共交通利用促進のため、バスなどに使えるnimocaのポイントプレゼント、中心部商店街での来店割引サービス等の各イベントにも引き続き取り組みました。  交通量調査、歩行者通行量調査、個店アンケート調査、来街アンケート調査の結果については、別冊でお配りしております、第3回(平成29年度 春)歩行者天国通行量調査報告書をお配りしておりますので、後ほどごらんいただければと思います。  16ページをごらんください。  第4回(平成29年度 秋)大分市中央通り歩行者天国の予定について御説明いたします。  今回は10周年を迎えるおおいた夢色音楽祭と連携したステージをメーンに開催いたします。日時は10月21日の土曜日、13時から16時15分までを予定しており、交通規制は12時から17時までの5時間となります。  主な内容ですが、会場内に設置した4カ所の音楽ステージで、夢色音楽祭出演者の演奏を楽しんでいただくことを予定しております。特に、大分銀行駅前支店前に設置するメーンステージでは、歴代の夢色ミュージックコンテスト優勝者が演奏を行うほか、シーナ&ザ・ロケッツがラストを飾ります。また、市民等によるフリーゾーンを活用したイベントや県内自治体の観光PRブース等の設置、当日、公共交通で来場した方を対象とするガラポン抽選会など、公共交通利用促進イベントは引き続き行います。  なお、参考におおいた夢色音楽祭2017の概要について記載しておりますので、御一読ください。  また、別紙で、市民フリーゾーン出演者募集、交通規制のお知らせ、歩行者天国のお知らせの3種類のチラシをお配りしておりますので、後ほどごらんいただければと思います。  次に、現時点での第5回(平成29年度 冬)大分市中央通り歩行者天国の開催案を御説明いたします。  実施日は平成30年2月10日の土曜日、実施時間は午後2時から午後6時15分まで、交通規制は午後1時から午後7時までを予定しております。  内容といたしましては、「宝のまち・豊後FUNAI芸術祭」や「おおいた光のファンタジー2017」等との連携を検討しております。委員の皆様には御家族、御友人お誘い合わせの上、ぜひ御来場いただきますようお願いいたします。 ○今山委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   次に、大分市経済講演会2017について報告を受けます。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   資料の18ページをごらんください。  この取り組みは、本年度の新規事業として、企業の競争力強化を促進するため、経済界で活躍する大分市にゆかりのある方を講師にお招きして、経験談や成功のポイントなどを中心に御講演していただくものでございます。本年度は3回開催することといたしており、先日、1回目を開催いたしましたが、その結果と、今後2回の予定を御報告いたします。  第1回の講師は、津久見市出身の株式会社サンライズジャパン代表取締役社長の兵頭慶爾氏が講師となりまして、去る8月22日の火曜日にホルトホール大分で開催いたしました。演題は、「一(いち)~起業と販路拡大~」で、美容、運動、健康機器の企画販売から始め、世界初のMLB(メジャーリーグベースボール)公認レストランなど、幅広く事業を手がけるようになった経過や、経営理念として一番になる、一致団結をすることの重要性などを、経験に基づいて、わかりやすくお話しいただき、当日は約90名の御参加がありました。  続きまして、第2回でございますが、日時は11月10日の金曜日の午後1時半から午後3時15分まで、場所はホルトホール大分で開催いたします。講師は、株式会社ティーケーピー代表取締役社長の河野貴輝氏で、演題は「『空間再生流通事業』で世界を目指す」であります。起業の原点から成長プロセス、時代に応じた変化対応ノウハウなどについて御講演をいただくこととなっています。  第3回は、来年3月2日の金曜日で、豊の国かぼす特命大使にもなっておられます西川りゅうじん氏を講師にお招きし、ホルトホール大分で開催する予定でございます。  それぞれの講師の御紹介は、20ページに資料をつけておりますのでごらんください。  また、河野貴輝氏の講演につきましては、別に参加申し込みのチラシをお配りしております。募集は10月2日からで、申し込み受付順となっております。定員200名を考えております。委員の皆様にはお時間が許されましたら、ぜひ御参加、御聴講をお願いしたいと思います。 ○今山委員長   委員の皆さんで、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   次に、商品の魅力発信セミナーについて報告を受けます。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   資料の21ページをごらんください。  このセミナーも本年度からの新規事業でございます。先ほど御説明いたしました「きちょくれ!おおいた観光物産展」と同様に、おおいた物産・食・観光魅力発信事業の一環として取り組むもので、市内事業者が販路拡大に向けて最初の一歩を踏み出す機運の醸成を図ることを目的としています。  10月24日の火曜日午後2時からホルトホール大分で、株式会社クリエイティブ・ワイズの代表取締役の三宅曜子氏をお招きし、「消費者心理をつかむ!売れるモノづくりとは!」との演題で講演をしていただきます。三宅先生は、なでしこジャパンが国民栄誉賞を受賞したときの記念品、熊野筆の世界ブランド化をプロデュースした方で、中小企業基盤整備機構の経営支援アドバイザーなども就任されており、全国の地域活性化事業に取り組んでいらっしゃいます。本セミナーにおきましては、素材探しから商品開発、ネーミングやパッケージなど、さまざまな要素を顧客心理とあわせて、具体的なノウハウを伝授いただく予定で、申し込み受付順で、明日9月15日から募集を開始いたします。別紙で、お知らせのチラシと参加申込書をお配りしておりますので、委員の皆様にも、お時間が許されましたら、ぜひ御参加いただきたいと存じます。また、市内の事業者の皆様にもお知らせいただければ幸いでございます。 ○今山委員長   委員の皆さんで、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   次に、第36回大分七夕まつりについて報告を受けます。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   資料の22ページをごらんください。  ことしの大分七夕まつりは、台風の接近の影響もあり、祭り3日目の大分合同新聞花火大会が延期になったことから、開催日といたしましては、8月4日の金曜日、5日の土曜日、そして27日日曜日の3日間となりました。  観客動員数は、初日の8月4日は20万人、2日目は8万人、27日の花火大会は10万人で、合計38万人の方が来場されました。  内容でございますが、(1)七夕飾り付けは、中心部商店街や金融機関等の御協力をいただき、93作品が出展され、今山委員長にも審査委員として飾り付けの採点を行っていただきました。  また、市民手づくり七夕飾り付けを、竹町、中央町、府内町の3カ所で実施いたしましたが、残念ながら、ことしは台風の接近により、飾り付けの期間を8月4日、5日の2日間に短縮することとなりました。  次に、(2)48万人の広場ですが、8月4日の金曜日には、府内打ち水大作戦、オープニングセレモニーに続き、府内戦紙を開催しました。府内戦紙では、新規参加団体が2団体ふえまして、今年度は21基23団体で、4,400人の方が出場するなど、昨年の実績を上回る参加者がありました。  そのほか、大分駅府内中央口広場で行いました府内戦紙の山車の事前展示では、20基が展示され、七夕まつりの気分を大いに盛り上げていただきました。  23ページをごらんください。  5日の土曜日には、市議会の皆様にも御参加いただきました、おおいた市民おどりの祭典や、七夕ブロードウェイのほか、神社神輿、山車が出場した「伝えよう 祭文化と 和の心」等を開催しました。  共催行事は、府内アクアパークを中心に府内町全体において、ふない水辺の屋台エリアが、大分都心まちづくり委員会府内部会の主催で開催されました。  協賛行事といたしましては、大分合同新聞花火大会、サマーフェスタ!2017、七夕スターライトエクスプレス2017が開催され、各会場とも多くの方で賑わったところです。  その他行事では、タイムズ大分駅前で、ぱっちん屋台が開催されたほか、各商店街等では七夕まつりに合わせ、数多くの催しが行われました。  最後に、けが人、病人、迷子等の対応状況を記載しておりますが、大きなトラブルもなく、無事終了することができました。 ○今山委員長   委員の皆さんで、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   次に、おおいたJAPANフェア2018in武漢について報告を受けます。 ○末綱創業経営支援課長   資料の24ページをごらんください。  本市では、海外への販路拡大を目指す企業に対し、新たなビジネスチャンスを提供し、地場企業の新しいビジネスモデルの構築及び国際化への対応を支援しておりますことから、前回に引き続きまして、武漢市にありますイオンモールにて、おおいたJAPANフェアを開催いたします。  大分産品の展示販売、PRを行い、本市中小企業等の海外販路の開拓につなげるとともに、観光プロモーションを行い、本市へのインバウンドの増加促進を図ることを目的に、来年3月17日から18日の土日の2日間、イオンモール武漢金銀潭店にて開催いたします。  実施内容といたしましては、展示販売と観光プロモーションを行います。  まず、展示販売ですが、食品、農林水産加工品、日常用品等の大分産品の販売及び現地バイヤーとの商談会を実施いたします。  こちらに参加する企業につきましては、現在、募集中で、関係団体を通じて市内中小企業に周知するとともに、大分都市広域圏の参加自治体にも呼びかけを行っております。募集期間は10月31日までとなっております。  次に、観光プロモーションですが、市内、県内の観光地のPRブースを設置し、観光プロモーションを実施することにより、インバウンドの増加促進を図ってまいります。 ○今山委員長   委員の皆さんで、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長 
     次に、第5回宗麟公まつりについて報告を受けます。 ○佐藤商工労働観光部次長兼観光課長   それでは、第5回宗麟公まつりについて御説明いたします。  資料につきましては、25、26ページをごらんください。  開催の目的と概要について御説明いたします。  第5回宗麟公まつりは、宗麟公の偉業とその時代を大分市民の誇りとして確立するとともに、多くの方々に大友宗麟公と南蛮文化の歴史を広く知っていただくことを目的として開催いたします。  開催は、10月14日土曜日、15日日曜日の2日間、大分駅府内中央口広場で行います。主催は、NPO法人大友氏顕彰会や豊後大友宗麟鉄砲隊の方々などにより構成された宗麟公まつり実行委員会となっております。  続いて、企画内容についてでございます。  ステージでは、鶴崎踊りを初めとする県内の4社中伝統芸能交流会や、豊後大友宗麟鉄砲隊の演武、また大友宗麟公の時代に花開いた南蛮文化に思いをはせ、当時の豊後府内の賑わいや海外との交流などをイメージして作曲した「南蛮BVNGO」の演奏者マリオネットによるポルトガルギターとマンドリンの演奏、南蛮武者行列の着陣式などを行います。  また、会場では、ポルトガルワインや南蛮料理、大分の郷土料理も同時に楽しめるポルトガルワインフェスティバルのほか、展示コーナーとして、紙芝居や大友氏400年の歴史の紹介、「宗麟の海」の作者安部龍太郎氏のポルトガル旅行記の展示、大友氏とかかわりのある南蛮文化交流協定協議会による各都市のPRなどを行います。  そのほかにも、お茶をふるまう野点の大茶会や子供向けの体験コーナーなども設置いたしまして、楽しんでいただくこととしております。  最後になりますが、14日土曜日は午前11時30分よりセレモニーを行いますので、委員の皆様方にもぜひ御来場いただき、大友宗麟公の偉業と南蛮文化の歴史を楽しんでいただきたいと思います。  なお、今回は第5回という節目でありますことから、駐日ポルトガル大使御夫妻をお招きいたしているところでございます。 ○今山委員長   委員の皆さんで、質疑、意見はありませんか。 ○岩崎委員   関係都市ブースの中に四国の大洲市とありますが、どういった関係があるのでしょうか。 ○佐藤商工労働観光部次長兼観光課長   こちらの都市は、戸次の合戦まつりに鉄砲隊として参加をいただいておりまして、この実行委員会の団体であります豊後大友宗麟鉄砲隊の方々と交流が深いということで、応援ということできてくれます。 ○今山委員長   ほかにございませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   次に、おおいた観光物産展in有楽町について報告を受けます。 ○佐藤商工労働観光部次長兼観光課長   資料につきましては、27、28ページをごらんください。  開催実績について御説明いたします。  おおいた観光物産展in有楽町は、おおいた物産・食・観光魅力発信事業の1つとして、商工労働観光部と農林水産部が連携するとともに、大分都市広域圏の臼杵市、豊後大野市、由布市、日出町とも連携し、各都市の物産や食、観光の魅力を東京都心で発信することを目的として開催いたしました。  開催に先立ちまして、7月14日に、「行こうえ!おおいたフェア」と題してプレイベントを開催し、マスコミや出版社、旅行代理店関係者などを招いて、大分の食を提供するレストラン坐来大分におきまして、大分の食と観光、歴史などについてプレゼンテーションを行いました。  また、桑田副市長と大分市キャンペーンレディによる大手新聞社などを訪問するメディアキャラバンも実施いたしまして、本市の魅力をPRいたしました。  続いて、おおいた観光物産展in有楽町の駅前イベントを7月16日の日曜日と17日の祝日の2日間開催いたしました。2日間の来場者は合計約4万人でございまして、その内訳は16日の日曜日が2万人、17日の祝日が1万8,000人でございました。物産関係の売上額は、大分都市広域圏全ての合計で128万6,620円、そのうち大分市の売上は74万3,170円でございました。  食のPRといたしましては、とり天とにら豚の試食をキッチンカーによって提供いたしまして、2日間で各1,000食、合計2,000食を提供いたしました。  ステージでは、キャンペーンレディによる観光・物産のPR、各都市の職員やゆるキャラによる景品つきのクイズ大会などのほか、本市の鶴崎踊やマリオネットの演奏、「SARUTABI」に出演しました俳優猿の菊千代によるパフォーマンスを行いまして、多くの人でにぎわいを得たところでございます。  最後に、平成29年7月に発生しました九州北部豪雨の被災者のための義援金を、当日、会場内に募金ブースを設置したところ、東京の皆様から2日間で88万4,459円の御浄財をいただくことができました。 ○今山委員長   委員の皆さんで、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   次に、昨年の市民意見交換会の意見・質問等に対するその後の経過について報告を受けます。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   商工労働観光部では3件ございますので、順次、担当課より御説明させていただきます。  資料の29ページをごらんください。  まず、商工労政課に関する2項目について御説明をさせていただきます。  1つ目、「市が市内中心部の商店街の振興に対し重点的に力を入れていると感じるが、どの程度補助金を支出しているのか聞きたい。 また、本来であれば商店街そのものが自分たちで努力すべきではないか。」との御意見であります。  昨年12月現在とその後の経過については変化はありませんが、先ほど御報告させていただきましたように、平成29年度末をもって第2期大分市中心市街地活性化基本計画の認定期間が終了することから、平成30年4月からとなる第3期計画の認定を目指しており、その時期に合わせて、これらの補助制度について見直しを進めてまいることとしております。  次に2つ目、「トイレンナーレ事業に対する検証結果等について聞きたい。」との御質問でございますが、検証結果につきましては、前回、御回答したとおりでございます。 ○佐藤商工労働観光部次長兼観光課長   続きまして、3番の内容について御説明いたします。  質問の要旨は、佐賀関地区の観光に力を入れるべきではないかという内容でございます。前回は、佐賀関地区の豊かな観光資源を生かした情報発信に努めるとともに、このような地域の活動に取り組む団体等との連携をさらに強め、佐賀関地区の観光に一層、力を入れていきたいと考えていると回答いたしております。その後の経過といたしましては、本年3月に、大分市観光戦略プランを策定いたしまして、佐賀関地区特有の魅力の情報発信のほか、産業観光や広域観光周遊ルートづくりなど、観光誘客につながる取り組みを進めることとしております。 ○今山委員長   委員の皆さんで、質疑、意見はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   それでは、その他として、執行部から何かございませんか。  〔「ありません」の声〕 ○今山委員長   委員の皆さんで、その他として何かございませんか。 ○板倉委員   地場企業の優れたコンテンツ開発推進の一助として大分市トライアル発注制度がありますが、業務内容と現況の報告をお願いしたいと思います。 ○末綱創業経営支援課長   大分市トライアル発注制度でございますが、中小企業の新規性の高い新商品及び新役務の普及を支援するため、市が新商品と認定する制度のことでございます。  認定された商品等は、随意契約により購入可能なものとなります。事業者の販路拡大を積極的に支援し、受注機会を拡大して、新産業の育成を図ることを目的とする事業でございます。過去5年の認定状況でございますが、平成28年度に2件認証がございまして、それ以外はゼロ件で推移しているところでございます。 ○板倉委員   この認定を受ける条件として、大分県のトライアル発注事業者の認定を受けていることが前提になるらしいのですが、そこら辺がネックになって、最近ないのではないかと思います。やはり大分市独自の認定制度を確立する必要があるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。 ○末綱創業経営支援課長   近年、非常に低調でございまして、県のトライアル発注制度の認証を受けたものでないと市が認証しないということがその一因としてあると考えておりますので、今後は、他市の状況を研究し、なおかつ、事業者の受注機会を拡大し、新産業の育成を図るということがこの制度の本来の目的でありますので、よりよい制度になるよう、研究してまいりたいと考えております。 ○板倉委員   ぜひそういう方向で進めていただきたいと思います。 ○戸田商工労働観光部長   トライアル発注制度は、国にも同様の、官公需の促進、中小企業振興のための制度がございます。そういう意味でも、このトライアル発注制度は先進的な取り組みだと思っています。  ちなみに、中核市48市の中で、大分市を含めて5市が実施している、かなりの先進事例でもございます。その中身は、基本的には、県の基準と合わせていますけれども、地元、地域の中小企業、小規模事業者の新商品、新サービスを随意契約で発注するという制度の趣旨から考えまして、県の基準を核にしながら、どこまで大分市独自の基準を設けられるか、その効果を発揮するような形で、見直す方向で調査研究していきたいと思います。 ○板倉委員   地場企業の新商品、新サービスを発掘する意味でも、独自の制度で応援していけるようにしてほしいと思います。 ○今山委員長   平成28年度に認証を受けた商品を具体的に教えてください。 ○末綱創業経営支援課長   平成28年度の2件の商品については、1つは株式会社インパクトの、「屋外型高輝度蓄光式安全対策製品」という商品で、昼間の光をため込んで、それが夜になると見やすく輝くもので、災害対策用、避難用に使われているものでございます。  もう一つが、松尾機器産業株式会社の浄水場汚泥減容化システムというもので、浄水場で発生する凝縮沈殿汚泥を対象に、汚泥の減容化を導入することで、産業廃棄物としての処理汚泥を少なくするといったものでございます。 ○今山委員長   ほかにありませんか。 ○日小田委員   他部局との連携についてですけれども、府内城のイルミネーションの件で、今回、勉強会で財政課が説明にきたときに、連携はできなかったのかと確認をしたら、そういう話はしましたということでした。ですから、具体的に、その窓口とすれば商工労働観光部だと思うので、そういう話は都市計画部からあったのか、なかったのか、どうなのですか。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   そういった事業を行うということは聞いておりましたが、具体的に、一緒に何かできるかとか、いろんなイベントと時期が調整できないかとかいう話には至っておりませんでした。 ○日小田委員   基本は、都市計画部がこの事業をどう位置づけて、どう捉えていくかということだと思うのです。主体は都市計画部ですから、都市計画部から提案してこないと、商工労働観光部としては、いろいろ言えないと思うので、それはよくわかります。  だけど、今議会で通ればですけど、現実、1月のわずか2週間の間にやるということですから、2週間で2,500万円使うのが果たしていいのかどうなのか。エンジン01文化戦略会議だけでそういうことをやるのかどうなのか疑問があります。せっかく12月から中央通りを含めてイルミネーションをするのだから、企画部も含めて部局間の連携をとっていくべきではないでしょうか。  まだ時間があるので、何か検討する余地はないですか。 ○戸田商工労働観光部長   縦割りに陥らないということは大原則でございまして、市全体として連携しながら、貴重な税金を投入しての事業でございますので、最も効果が上がるような形で事業を推進していくことは当然でございます。部局間の連携は簡単なことではありませんけれども、常にそういう意識を持ちながらやっておりますし、これからもやりたいと思っています。  さらに、この件につきましても、商工労働観光部としてさまざまな取り組みで協力をさせていただいて、2週間で2,500万円の予算を投入するのはどうかという御議論もございますので、全体として効果を上げる形で、どういうことができるのかを検討してまいりたいと思います。  いずれにしましても、中心市街地活性化基本計画とも関連をいたしますので、できるところは連携をして、この事業そのものが全体として効果が上がるように、努力をしてつくり上げていきたいと思っております。 ○日小田委員   きのうの建設常任委員会の中でそういう議論になっていたみたいです。時期的にもまだ先ですから、タイミング的にはまだ間に合うと思いますので、ぜひそれぞれの部局と協議をして、せっかくやるのであれば、いい形でやっていただきたいと思います。強く要望をしておきます。 ○二宮委員   商工労働観光部に直接関係はないけれど、今回の一般質問でも、2週間で壊して何が残るのかと言われたと思うのですが、大分パルコ跡地の件にしても、予算の使い方をよく考えていただきたいと思います。 ○岩崎委員   それに関連してですけど、1月に開催するという点について、納得いく説明がなかったという認識を持っています。  今、日小田委員からもありました連携という点からすると、やはりその話があったときに、にぎわいや人の流れという点から、少し考えたほうがいいといった積極提案も必要ではないかと思います。  実質、1日の点灯が4時間で、どうしても納得ができないのです。ぜひ連携という点では、本当ににぎわいという点でどうなのか、もっと突き詰めて考えてもらいたいと思います。
     先行事例であった赤穂市でも、義士祭という祭りに絡ませているのです。赤穂浪士の討ち入りの日に合わせた一大イベントでやっているのですが、そういったものが何もない市でやるわけですから、どういうことができるかという検討もそうですけど、やはり中止という点も含めて、そういう積極的な提案が必要だったのではないかと思います。 ○今山委員長   商工労働観光部は、1年中、立て続けにいろいろなイベントにかかわっているので、マンパワーが大丈夫なのかという心配があります。食と暮らしの祭典も始まるし、十分に健康に気をつけていただきたいと思います。 ○戸田商工労働観光部長   御心配をいただきまして、大変ありがとうございます。特に超過勤務、残業が非常に多いということを気にしておりまして、メンタル面、健康面への悪影響を非常に懸念しておりますので、なるべく生産性を上げて、無駄な残業をしないように事業を進めていきたいと思っております。年間計画があるのですが、議論の中で追加的な作業も発生してきますし、飛び込みも入ってきます。どうしてもそういうものがあり得ますので、業務量をうまく調整して、平準化をした上で、予算を執行する職員の生産性も高くないといいものはできませんので、マネジメントの面でも、そういうところに留意をしながら、なるべく効果の上がるような、なおかつ無理のないような形で進めたいと思います。 ○今山委員長   委員の皆さんで、ほかにありませんか。 ○板倉委員   先般、高崎山周辺の管内視察をしましたが、おさる館の活用と、多目的広場の今後の活用について、どういう考えなのでしょうか。 ○佐藤商工労働観光部次長兼観光課長   先日は、管内視察をしていただいてありがとうございました。その際にいただいた御指摘は全て、真摯に受けとめておりまして、高崎山全体を含めた将来像を考えていかなければならないと考えておりますので、御指摘のおさる館、多目的広場をどういった形で利用していくのか、今すぐにお答えということはできませんけれども、しっかりと検討していきたいと考えております。 ○板倉委員   ぜひ前向きに、活用に向けて検討していただきたいと思います。 ○戸田商工労働観光部長   個人的にも、おさる館は非常にもったいない使い方をしていると思っております。公社の職員の問題意識としても、有効活用という点は当然ながら十分に認識しておりまして、きのう、事務局長と議論をしたところでございます。公社と観光課とすり合わせをしながらいいものにしていきたいと思っておりまして、できることは、早急に取り組み、中長期の取り組みも含めていい施設利用、効果が上がる利用の仕方はどういう形なのか、それもある程度の投資を伴いますので、その投資がいかに効率性の高いものになるか、コストパフォーマンスをいかに上げるかを意識しながら計画をつくっていきたいと思っています。これも、おさる館だけではなくて、高崎山自然動物園全体も含めてトータルで考えていきたいと思っております。 ○板倉委員   ぜひ多目的広場の有効活用も進めていただきたいと思います。 ○二宮委員   関連ですが、高崎山に力を入れて話題性が出ると、入場者がふえますから、今のままの体制でいいのか、そういったことも検討していただきたいと思っています。 ○今山委員長   ほかにありませんか。 ○岩崎委員   労働実態の調査という点で、市としてどのような調査を行っているのか御説明いただきたいと思います。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   商工労政課で3年に1回、勤労者実態調査を実施しております。その内容といたしましては、勤務条件がどうかなどであり、それをもとにして労働施策に反映させていくという形で調査を活用しております。 ○岩崎委員   では、それを後でいただきたいのですけれども、直近はいつですか。 ○中川商工労政課主査   直近では、平成28年度に調査をいたしておりまして、その調査結果につきましてはホームページ等で公表いたしておりますが、もちろん資料はお持ちしたいと思います。 ○岩崎委員   よろしくお願いします。  それともう1点。商工労働観光部の業務過多という点で、実態をもう少し把握しないといけないという問題意識のもとで、1年間の時間外労働の実績を教えていただきたいと思います。これは、後日でも結構なので、資料をいただきたいと思います。 ○今山委員長   ほかにございませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   以上で当委員会に付託されました全ての案件についての審査を終了いたしました。  なお、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の委員会の継続調査事件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう議長に申し入れしたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○今山委員長   そのように決定いたします。  それでは、最後にあすの予定を確認いたします。あすは松岡にある産業廃棄物最終処分場の管内視察を行います。午前10時に出発いたしますので、案内の放送がありましたら、議会棟玄関前にお集まりください。  それでは、本日はこれにて散会いたします。                              午前11時37分散会...