大分市議会 2017-09-14
平成29年経済環境常任委員会( 9月14日)
ほかにございませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
ないようですので、質疑、意見はこれで終結いたします。
次に、討論はありませんか。
○
岩崎委員
大企業にはもっと要件を強めていき、
中小企業にはもっと優遇をしていくべきではないかと思います。
新聞報道でも、景気がすごくよくて、いざなぎ景気と同等、それ以上といった報道もありますが、それを実感できているのかという思いがあり、公平性の観点からもやはりもっと縛りをかけていくべきではないかと考えております。
そういう立場で、反対させていただきたいと思います。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
ないようですので、討論はこれで終結いたします。
本案は一部
反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
今山委員長
それでは、本案は一部
反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。
次に、第2条、
債務負担行為の補正、第2表中、1追加のうち、
商工労働観光部所管分について審査を行います。執行部の説明を求めます。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
〔
予算書① 4ページ、
債務負担行為の補正について説明〕
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
ないようですので、質疑、意見はこれで終結いたします。
次に、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
ないようですので、討論はこれで終結いたします。
本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
今山委員長
それでは、原案のとおり承認することに決定いたしました。
以上で、本委員会に付託されました
商工労働観光部所管分の審査は終了しました。
それではここで、執行部より
報告事項の申し出がありましたので、説明を受けたいと思います。
まず、第3期大分市
中心市街地活性化基本計画の
進捗状況について報告を受けます。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
商工労政課からは7点の御報告をさせていただきますが、まず、第3期大分市
中心市街地活性化基本計画の
進捗状況について御報告させていただきます。
右肩に
報告事項①と書いた資料をごらんください。
1ページの1には、本市における
中心市街地活性化基本計画の経過について記載しておりますが、平成29年第2回定例会の
経済環境常任委員会で御報告させていただいておりますので、省略させていただきます。
2では、第3期
計画策定に向けたこれまでの
取り組みの概略を記載しております。
平成29年度第2回定例会の
経済環境常任委員会では6月22日までの
取り組みを御報告させていただきましたが、それ以降、6月29日からの
取り組みを追記しております。6月29日以降は、
庁内策定委員会、
ワーキング委員会などの協議を経て、内閣府のヒアリング、内閣府
参事官等による
現地視察などが行われました。これらを受け、7月31日には
中心市街地活性化協議会を開催し、計画の概要、今後の
スケジュールなどの協議を行いました。8月9日には、
経済環境常任委員の皆様に、関係する資料等をお配りしたところであります。その資料は3ページ以降についておりますが、後ほど御説明をさせていただきます。
3には、今後の
策定スケジュールについて記載しております。
今後は、
庁内策定委員会で
パブリックコメント原案をまとめ、
中心市街地活性化協議会に報告した後、10月11日から約1カ月間、
パブリックコメントを実施する予定としております。この
パブリックコメント原案の調整ができましたら、
経済環境常任委員会の委員の皆様に別途配付させていただきたいと考えております。
パブリックコメントの実施後、いただいた御意見を参考に、11月中に計画案をまとめる予定としております。計画案につきましては、12月議会で御報告をさせていただきたいと考えております。その後、翌年1月に内閣府へ
認定申請を行い、3月の
内閣総理大臣認定を目指してまいります。
それでは、8月9日にお配りいたしました資料について御説明させていただきます。
3ページをごらんください。3ページは、先ほど御説明しました
策定スケジュールを表にまとめたものでございます。
4ページは、第3期大分市
中心市街地活性化基本計画の概要となっております。
1、
中心市街地の状況と第2期計画の総括をまとめております。2、
社会経済動向をまとめております。3、
中心市街地の位置づけ、役割を踏まえた上で、4、
中心市街地の課題を整理し、その解決に向けて、5、基本的な方針と目標を設定しております。5の下段には、目標の指標として、
①空き店舗率、②のア、中央町・府内町間を往来する
歩行者通行量、②のイ、
循環バス年間利用者数、
③主要文化交流施設年間利用者数の4つを掲げておりますが、これは、右側の6、
中心市街地に必要な拡大すべき機能と事業に取り組むことによって達成しようとするものでございます。
5ページから8ページには、先ほど言いました、
目標指標に設定する数値、
空き店舗率の推移や
歩行者通行量の
エリアごとの推移、
循環バスの利用者の推移、
主要文化交流施設の
利用者数の推移をまとめています。
本市の現状といたしましては、大分駅
周辺総合整備事業や大分駅ビルの完成により、平成25年度から今年度までの第2期計画の
計画期間の5年間に一定の成果を収めているものと認識しております。しかしながら、今後は
人口減少や高齢化の進行が見込まれることなどを踏まえ、第3期計画では、平成30年の
国民文化祭、平成31年の
ラグビーワールドカップ2019などを、あらゆる活性化の契機と捉え、
中心市街地全体における持続的な
にぎわい創出や
回遊性向上の実現を目指すこととしております。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
○
日小田委員
計画の概要ですけれども、荷揚町小学校の跡地は
商工労働観光部の所管になるのですか。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
荷揚町小学校の跡地につきましては、今、企画部でその
活用検討調査を行っているところであります。その中で、目標②、魅力的な
都市空間の創出による回遊性の向上を達成する事業として、6、
中心市街地に必要な拡大すべき機能と事業の中に、荷揚町
小学校跡地の
有効活用の
調査研究というものを事業として入れていく予定であります。まだ具体的なものになっておりませんので、主なものとしてここには例示はしておりません。
○
日小田委員
一般質問の中で
MICEについての質問が出ましたが、部長の答弁では、いわゆるコンベンションホールを含めて検討していくという言い方でしたので、時期的に
中心市街地活性化基本計画と合うのかどうなのか、その辺はどうなるのですか。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
この計画は、平成30年4月から平成35年3月までの5カ年の
計画期間としております。この間、
中心市街地を活性化するための
各種事業は、今の時点でやっているもの、あるいはやることがほぼ決まっているもの、
民間事業としてやることが決まっているものなどがありまして、その分は当初認定を受けるための計画には上げていくことになりますが、今後、平成30年3月に認定を受けることができましたら、それ以降、1年の中に3回ほど
変更申請をするタイミングがありますので、そのとき具体的になっていったものをその都度この計画に盛り込んでいくという手続になります。
○
日小田委員
荷揚町
小学校跡地の件はわかりましたが、もう一つ、
大分パルコ跡地の件について、いわゆる
グランドデザインの基点として位置づけていくということで、この
中心市街地活性化基本計画の中にも
中心市街地の位置づけ・役割など、全てに関連してくる部分が出てきます。
その中で、8月の
定例記者会見で市長が、
パラリンピックが終わった後に再度検討するといった発言をしていて、そういう内容が翌朝の
新聞記事に出たということもあって、取得できるかどうかもわからないのにそういう発言がどんどん出てきています。
当然、
中心市街地の活性化に一番重要な
ポイントにはなると思うけれども、今言ったように、
パラリンピックが終わった後に見直しをかけるという話になれば、
中心市街地活性化基本計画には載せられないので、今から言っても仕方ないのですが、そこは
商工労働観光部としては十分に検討していただきたいということを要望として言っておきます。
○
今山委員長
MICEの話が出たので、関連で。
大分市で大きな会議を開こうという計画があったとき、市としては大きな会議が開催されることは
経済効果もあるから大変ありがたいことだと思うのですが、大きな会議になればなるほど、時間が結構先の話になるわけです。例えば、3年後に全国の会議を大分でやりたいといった場合、開催側はそのために準備をしていくわけです。ところが、
コンベンションセンター等の施設が少ないから会議ができません、あるいは民間の施設に3年後の予約をしたときに、それに対応できていないということが、現実にあります。
例えば
iichiko総合文化センターで会議をすると、最初のオープニングの会議を
iichiko総合文化センターでやり、そこから分科会に分かれたときに、一番手っ取り早いのは
ソレイユです。しかし、
ソレイユは2年、3年先の予約を受け付けないのです。それで、会場を押さえるのに物すごく苦労するのです。
ですから、
MICEの事業をこれから積極的にやるのであれば、もちろん市としては積極的にするのだけど、市内の、そういう施設と連携をしっかりとってもらいたい。
コンベンションセンターを建てろといってもすぐ建つわけではないので、やはり民間等の協力がないと、この事業せっかくいい企画なのに前に進まないということになりかねないので、ぜひ民間の方々と、交渉というか、事前に了解をもらっているとか、そういうところまできっちりやっていただきたいと思います。それがもとで、大分市は開催しづらいというイメージがつくと、せっかく何年かごとにそういう大きな大会をやっていただいているようなところが、もう大分市は外そうと、そういうことになりかねないので、その点、要望させていただきます。
○
佐藤商工労働観光部次長兼
観光課長
今、御指摘いただいておりました
MICEでございますが、確かに大きな大会や会議になればなるほど、何年も前から申し込みが必要となります。そのためには
受け入れ先である会場が何年も先から予約を受け付けるという制度を持っていないといけません。
ホルトホール大分も市の
指定管理で委託をしているわけですけれども、当初、やはり受付の期限が短くて、非常に苦情がありました。現在は延長して、以前よりは長く先の予約ができるようにしておりますが、これですら十分と言えるかというと、そこは疑問符が立ちます。
ましてや委員長のおっしゃったような民間施設におきましては市の管轄下にありませんので、この
MICEを推進していく部署として、そこにもお願いをしていくということしかないと考えております。大変大事なことですので、職員が汗をかいて、お願いに参りたいと考えております。
○
今山委員長
お願いします。
○
佐藤商工労働観光部次長兼
観光課長
それから、もう1点、観光戦略プランができまして、観光は広域でやらないと意味がないということがうたわれており、広域でさまざまな連携を進めております。
この
MICEに関しても、大分市と別府市と、このわずか十数キロメートル離れたところに大きな都市が2つあるので、この地の利を生かして、何とか観光客誘致、
MICE誘致が図れないかということを協議している段階でございます。
こういった
MICEについては積極的に進めていく事業の1つであると認識いたしておりますので、
民間事業者に対してお願いしてまいりたいと考えております。
○二宮委員
MICEの条件というのは物すごく難しいのです。北九州市でしようか、大分市でしようかといった場合でないと許可が出ないというように、複雑なのです。
○
佐藤商工労働観光部次長兼
観光課長
他都市と競争状態にある段階で本市に来てくれるということであればインセンティブを差し上げましょうというのが
MICEの考え方であり、これは県も同様であります。全国大会を大分県でやろうか、何県でやろうか他県と争っている場合に、来ていただけるならこれだけのインセンティブを差し上げますよという制度のものです。
したがいまして、例えば、九州各県持ち回りで、九州大会を次は福岡県、次は大分県、次は宮崎県と、これが順番で決まっているものについては、そこで
MICEの補助金を下さいと言っても、難しいということになります。それは市でも同様であります。一方、例えば、九州大会を大分県で開催するけれども、大分県の日田市でやろうか、別府市でやろうか、大分市でやろうかという競争関係にある状態であれば、大分市としては
MICEの補助金の対象になります。私どもとしても、開催する都市において競争関係にないためにお断りをする場合は非常に心苦しいのですが、どこの都市もそういう制度となっております。
○二宮委員
コンベンションホールにしても、考え方がばらばらなので、全体を見た、総合的な考えを持って取り組んでいただきたいと思います。
○
戸田商工労働観光部長
おっしゃるとおりでございまして、総合的な視点、一歩引いた俯瞰をしながら、いわゆる縦割りのパッチワークではなくて、総合的な議論をしながら、バランスのとれた地域の整備をしていくということは、基本的には
グランドデザインの目指すところでもありますけれども、そういう視点は必ず必要だと思います。
それと、行政が全部やりますということではなく、民間の活力をいかに活用していくかということが非常に大事だと思っております。
MICEについても、さらには地域のまちづくり全体にとりましても、官民連携、民間活力の活用ということは非常に重要な視点だと思っております。
先ほど佐藤次長が申し上げましたけれども、特に
MICEにつきましては、他都市との連携、特に別府市と連携をすることで、大きな
MICEを大分県に呼び込めますので、その連携をしていきたいと思います。
○二宮委員
最後に、
MICEの件で、例えば2,000人ぐらいの全国大会等の場合、
経済効果はすごくあるのですが、それがかえって、活性化へブレーキをかけていて、何か矛盾している部分があるので、そこをよく考えていただきたいと思います。
○
戸田商工労働観光部長
政策のバランス、他都市の状況を見ながら、一方で、固定化してしまうとパフォーマンスが上がらないというデメリットも出てきますし、補助金が確保されてしまうと、新たに呼び込む効果が薄れるということもありますので、政策全体のバランスを見ながら、総合的に検討してまいりたいと思います。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、「
きちょくれ!おおいた
観光物産展」について報告を受けます。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
資料の9ページをごらんください。
本物産展は、本年度からの新規事業でございます。1に書いておりますが、その目的でございますが、おおいた物産・食・観光
魅力発信事業の1つとして、
商工労働観光部と農林水産部が連携して取り組むもので、本市の物産や食、観光の
魅力発信、及び本市への誘客、事業者の販路開拓や拡大に向けた意識の高揚を図ろうとするものでございます。また、あわせて、大分市物産協会などの組織力強化や活動の活発化を目指すものでございます。
本物産展は、本年度中に2回、東京のデパートで開催するもので、1回目は、渋谷区にあります東急百貨店東横店で開催する予定でございます。11月9日の木曜日から15日の水曜日までの7日間、大分市物産協会会員などを対象として出店希望者を募りました結果、6事業者からの出店申し込みがありました。現在、出店事業者を決定するために、東急百貨店東横店と協議、調整を行っているところでございます。費用負担は、大分市は出店1者当たり10万円、出店者は10万円を超える全ての経費を負担することとなっております。
同時に開催する予定の観光PRにつきましては、1階インフォメーションの前で、キャンペーンレディとたかもんによる観光パンフレットの配布などを行う予定でございます。
10ページをごらんください。
2回目は、小田急百貨店町田店で、平成30年1月17日の水曜日から23日の火曜日までの7日間行います。東急百貨店東横店と同様の物産展を開催することとしております。出店事業者数や募集期間などは記載のとおりを予定しております。
11ページと12ページには、それぞれデパートの見取り図や写真を添付しております。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、第2回おおいた食と暮らしの祭典について報告を受けます。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
資料の13ページをごらんください。
本祭典は、昨年度、大分生活文化展が50回の節目を迎えるに当たり、全体的な見直しを行い、「おおいた食と暮らしの祭典」に名称を変更いたしたもので、今年で2回目となっております。
開催期間は、10月6日の金曜日から10月15日の日曜日までの10日間で、開会式は10月6日金曜日の午前9時30分から、大分城址公園会場にて行います。
経済環境常任委員の皆様、正副議長、議会運営委員会委員長、その他常任委員会、
特別委員会の委員長の皆様には、別途、開会式御臨席の御案内をお送りしておりますので、よろしくお願いいたします。
開催場所は、大分城址公園を初め、全10会場となっております。会場ごとの主な催しといたしましては記載のとおりでございますが、大分城址公園会場で開催する第60回大分市工業展は、ことしで60回の節目を迎えることから、大分駅府内中央口広場でも開催いたします。
資料14ページをごらんください。
その府内中央口広場で行う大分市工業展につきましては、本市の
製造業等を紹介する写真展、職業体験コーナーなどのイベントを開催することといたしております。総催事数は39件でございますが、詳細につきましては、まだ完成品ではございませんが、別に、第2回おおいた食と暮らしの祭典のパンフレットをお配りしております。委員の皆様には御家族、御友人をお誘い合わせの上、ぜひ御来場いただきますようお願いいたします。
○
今山委員長
委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、大分市
中央通り歩行者天国について報告を受けます。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
資料の15ページをごらんください。
まず、4月に開催しました、第3回(平成29年度 春)歩行者天国の実績を御報告します。
実施日は4月16日の日曜日で、時間は午後0時30分から午後4時15分まで。交通規制は正午から午後5時まででございました。
コンセプトは、「お花見ホコ天 中央通りがマチナカ座敷に」で、会場には200畳の畳を敷き、来場者の皆様がのびのび、ゆったり過ごせる空間を楽しんでいただきました。
中心市街地の事業者による飲食ブースの出店、市民参加のフリーゾーンでのパフォーマンス、広域連携による県内自治体PRブースなども実施いたしましたが、来場者数を含めたこれまでの参加者数等の推移につきましては、(6)に記載のとおりとなっております。
このほかに、公共交通利用促進のため、バスなどに使えるnimocaの
ポイントプレゼント、中心部商店街での来店割引サービス等の各イベントにも引き続き
取り組みました。
交通量調査、
歩行者通行量調査、個店アンケート調査、来街アンケート調査の結果については、別冊でお配りしております、第3回(平成29年度 春)歩行者天国通行量調査報告書をお配りしておりますので、後ほどごらんいただければと思います。
16ページをごらんください。
第4回(平成29年度 秋)大分市
中央通り歩行者天国の予定について御説明いたします。
今回は10周年を迎えるおおいた夢色音楽祭と連携したステージをメーンに開催いたします。日時は10月21日の土曜日、13時から16時15分までを予定しており、交通規制は12時から17時までの5時間となります。
主な内容ですが、会場内に設置した4カ所の音楽ステージで、夢色音楽祭出演者の演奏を楽しんでいただくことを予定しております。特に、大分銀行駅前支店前に設置するメーンステージでは、歴代の夢色ミュージックコンテスト優勝者が演奏を行うほか、シーナ&ザ・ロケッツがラストを飾ります。また、市民等によるフリーゾーンを活用したイベントや県内自治体の観光PRブース等の設置、当日、公共交通で来場した方を対象とするガラポン抽選会など、公共交通利用促進イベントは引き続き行います。
なお、参考におおいた夢色音楽祭2017の概要について記載しておりますので、御一読ください。
また、別紙で、市民フリーゾーン出演者募集、交通規制のお知らせ、歩行者天国のお知らせの3種類のチラシをお配りしておりますので、後ほどごらんいただければと思います。
次に、現時点での第5回(平成29年度 冬)大分市
中央通り歩行者天国の開催案を御説明いたします。
実施日は平成30年2月10日の土曜日、実施時間は午後2時から午後6時15分まで、交通規制は午後1時から午後7時までを予定しております。
内容といたしましては、「宝のまち・豊後FUNAI芸術祭」や「おおいた光のファンタジー2017」等との連携を検討しております。委員の皆様には御家族、御友人お誘い合わせの上、ぜひ御来場いただきますようお願いいたします。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、大分市
経済講演会2017について報告を受けます。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
資料の18ページをごらんください。
この
取り組みは、本年度の新規事業として、企業の競争力強化を促進するため、経済界で活躍する大分市にゆかりのある方を講師にお招きして、経験談や成功の
ポイントなどを中心に御講演していただくものでございます。本年度は3回開催することといたしており、先日、1回目を開催いたしましたが、その結果と、今後2回の予定を御報告いたします。
第1回の講師は、津久見市出身の
株式会社サンライズジャパン代表取締役社長の
兵頭慶爾氏が講師となりまして、去る8月22日の火曜日に
ホルトホール大分で開催いたしました。演題は、「一(いち)~起業と
販路拡大~」で、美容、運動、健康機器の企画販売から始め、世界初のMLB(メジャーリーグベースボール)公認レストランなど、幅広く事業を手がけるようになった経過や、経営理念として一番になる、一致団結をすることの重要性などを、経験に基づいて、わかりやすくお話しいただき、当日は約90名の御参加がありました。
続きまして、第2回でございますが、日時は11月10日の金曜日の午後1時半から午後3時15分まで、場所は
ホルトホール大分で開催いたします。講師は、株式会社ティーケーピー代表取締役社長の河野貴輝氏で、演題は「『空間再生流通事業』で世界を目指す」であります。起業の原点から成長プロセス、時代に応じた変化対応ノウハウなどについて御講演をいただくこととなっています。
第3回は、来年3月2日の金曜日で、豊の国かぼす特命大使にもなっておられます西川りゅうじん氏を講師にお招きし、
ホルトホール大分で開催する予定でございます。
それぞれの講師の御紹介は、20ページに資料をつけておりますのでごらんください。
また、河野貴輝氏の講演につきましては、別に参加申し込みのチラシをお配りしております。募集は10月2日からで、申し込み受付順となっております。定員200名を考えております。委員の皆様にはお時間が許されましたら、ぜひ御参加、御聴講をお願いしたいと思います。
○
今山委員長
委員の皆さんで、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、商品の
魅力発信セミナーについて報告を受けます。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
資料の21ページをごらんください。
このセミナーも本年度からの新規事業でございます。先ほど御説明いたしました「
きちょくれ!おおいた
観光物産展」と同様に、おおいた物産・食・観光
魅力発信事業の一環として取り組むもので、市内事業者が
販路拡大に向けて最初の一歩を踏み出す機運の醸成を図ることを目的としています。
10月24日の火曜日午後2時から
ホルトホール大分で、株式会社クリエイティブ・ワイズの代表取締役の三宅曜子氏をお招きし、「消費者心理をつかむ!売れるモノづくりとは!」との演題で講演をしていただきます。三宅先生は、なでしこジャパンが国民栄誉賞を受賞したときの記念品、熊野筆の世界ブランド化をプロデュースした方で、
中小企業基盤整備機構の経営支援アドバイザーなども就任されており、全国の地域活性化事業に取り組んでいらっしゃいます。本セミナーにおきましては、素材探しから商品開発、ネーミングやパッケージなど、さまざまな要素を顧客心理とあわせて、具体的なノウハウを伝授いただく予定で、申し込み受付順で、明日9月15日から募集を開始いたします。別紙で、お知らせのチラシと参加申込書をお配りしておりますので、委員の皆様にも、お時間が許されましたら、ぜひ御参加いただきたいと存じます。また、市内の事業者の皆様にもお知らせいただければ幸いでございます。
○
今山委員長
委員の皆さんで、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、第36回
大分七夕まつりについて報告を受けます。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
資料の22ページをごらんください。
ことしの
大分七夕まつりは、台風の接近の影響もあり、祭り3日目の
大分合同新聞花火大会が延期になったことから、開催日といたしましては、8月4日の金曜日、5日の土曜日、そして27日日曜日の3日間となりました。
観客動員数は、初日の8月4日は20万人、2日目は8万人、27日の花火大会は10万人で、合計38万人の方が来場されました。
内容でございますが、(1)七夕飾り付けは、中心部商店街や金融機関等の御協力をいただき、93作品が出展され、
今山委員長にも審査委員として飾り付けの採点を行っていただきました。
また、市民手づくり七夕飾り付けを、竹町、中央町、府内町の3カ所で実施いたしましたが、残念ながら、ことしは台風の接近により、飾り付けの期間を8月4日、5日の2日間に短縮することとなりました。
次に、(2)48万人の広場ですが、8月4日の金曜日には、府内打ち水大作戦、オープニングセレモニーに続き、府内戦紙を開催しました。府内戦紙では、新規参加団体が2団体ふえまして、今年度は21基23団体で、4,400人の方が出場するなど、昨年の実績を上回る参加者がありました。
そのほか、大分駅府内中央口広場で行いました府内戦紙の山車の事前展示では、20基が展示され、七夕まつりの気分を大いに盛り上げていただきました。
23ページをごらんください。
5日の土曜日には、市議会の皆様にも御参加いただきました、おおいた市民おどりの祭典や、七夕ブロードウェイのほか、神社神輿、山車が出場した「伝えよう 祭文化と 和の心」等を開催しました。
共催行事は、府内アクアパークを中心に府内町全体において、ふない水辺の屋台エリアが、大分都心まちづくり委員会府内部会の主催で開催されました。
協賛行事といたしましては、
大分合同新聞花火大会、サマーフェスタ!2017、七夕スターライトエクスプレス2017が開催され、各会場とも多くの方で賑わったところです。
その他行事では、タイムズ大分駅前で、ぱっちん屋台が開催されたほか、各商店街等では七夕まつりに合わせ、数多くの催しが行われました。
最後に、けが人、病人、迷子等の対応状況を記載しておりますが、大きなトラブルもなく、無事終了することができました。
○
今山委員長
委員の皆さんで、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、おおいた
JAPANフェア2018
in武漢について報告を受けます。
○末
綱創業経営支援課長
資料の24ページをごらんください。
本市では、海外への
販路拡大を目指す企業に対し、新たなビジネスチャンスを提供し、地場企業の新しいビジネスモデルの構築及び国際化への対応を支援しておりますことから、前回に引き続きまして、武漢市にありますイオンモールにて、おおいた
JAPANフェアを開催いたします。
大分産品の展示販売、PRを行い、本市
中小企業等の海外販路の開拓につなげるとともに、観光プロモーションを行い、本市へのインバウンドの増加促進を図ることを目的に、来年3月17日から18日の土日の2日間、イオンモール武漢金銀潭店にて開催いたします。
実施内容といたしましては、展示販売と観光プロモーションを行います。
まず、展示販売ですが、食品、農林水産加工品、日常用品等の大分産品の販売及び現地バイヤーとの商談会を実施いたします。
こちらに参加する企業につきましては、現在、募集中で、関係団体を通じて市内
中小企業に周知するとともに、大分都市広域圏の参加自治体にも呼びかけを行っております。募集期間は10月31日までとなっております。
次に、観光プロモーションですが、市内、県内の観光地のPRブースを設置し、観光プロモーションを実施することにより、インバウンドの増加促進を図ってまいります。
○
今山委員長
委員の皆さんで、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、第5回
宗麟公まつりについて報告を受けます。
○
佐藤商工労働観光部次長兼
観光課長
それでは、第5回
宗麟公まつりについて御説明いたします。
資料につきましては、25、26ページをごらんください。
開催の目的と概要について御説明いたします。
第5回
宗麟公まつりは、宗麟公の偉業とその時代を大分市民の誇りとして確立するとともに、多くの方々に大友宗麟公と南蛮文化の歴史を広く知っていただくことを目的として開催いたします。
開催は、10月14日土曜日、15日日曜日の2日間、大分駅府内中央口広場で行います。主催は、NPO法人大友氏顕彰会や豊後大友宗麟鉄砲隊の方々などにより構成された
宗麟公まつり実行委員会となっております。
続いて、企画内容についてでございます。
ステージでは、鶴崎踊りを初めとする県内の4社中伝統芸能交流会や、豊後大友宗麟鉄砲隊の演武、また大友宗麟公の時代に花開いた南蛮文化に思いをはせ、当時の豊後府内の賑わいや海外との交流などをイメージして作曲した「南蛮BVNGO」の演奏者マリオネットによるポルトガルギターとマンドリンの演奏、南蛮武者行列の着陣式などを行います。
また、会場では、ポルトガルワインや南蛮料理、大分の郷土料理も同時に楽しめるポルトガルワインフェスティバルのほか、展示コーナーとして、紙芝居や大友氏400年の歴史の紹介、「宗麟の海」の作者安部龍太郎氏のポルトガル旅行記の展示、大友氏とかかわりのある南蛮文化交流協定協議会による各都市のPRなどを行います。
そのほかにも、お茶をふるまう野点の大茶会や子供向けの体験コーナーなども設置いたしまして、楽しんでいただくこととしております。
最後になりますが、14日土曜日は午前11時30分よりセレモニーを行いますので、委員の皆様方にもぜひ御来場いただき、大友宗麟公の偉業と南蛮文化の歴史を楽しんでいただきたいと思います。
なお、今回は第5回という節目でありますことから、駐日ポルトガル大使御夫妻をお招きいたしているところでございます。
○
今山委員長
委員の皆さんで、質疑、意見はありませんか。
○
岩崎委員
関係都市ブースの中に四国の大洲市とありますが、どういった関係があるのでしょうか。
○
佐藤商工労働観光部次長兼
観光課長
こちらの都市は、戸次の合戦まつりに鉄砲隊として参加をいただいておりまして、この実行委員会の団体であります豊後大友宗麟鉄砲隊の方々と交流が深いということで、応援ということできてくれます。
○
今山委員長
ほかにございませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、おおいた
観光物産展in有楽町について報告を受けます。
○
佐藤商工労働観光部次長兼
観光課長
資料につきましては、27、28ページをごらんください。
開催実績について御説明いたします。
おおいた
観光物産展in有楽町は、おおいた物産・食・観光
魅力発信事業の1つとして、
商工労働観光部と農林水産部が連携するとともに、大分都市広域圏の臼杵市、豊後大野市、由布市、日出町とも連携し、各都市の物産や食、観光の魅力を
東京都心で発信することを目的として開催いたしました。
開催に先立ちまして、7月14日に、「行こうえ!おおいたフェア」と題してプレイベントを開催し、マスコミや出版社、旅行代理店関係者などを招いて、大分の食を提供するレストラン坐来大分におきまして、大分の食と観光、歴史などについてプレゼンテーションを行いました。
また、桑田副市長と大分市キャンペーンレディによる大手新聞社などを訪問するメディアキャラバンも実施いたしまして、本市の魅力をPRいたしました。
続いて、おおいた
観光物産展in有楽町の駅前イベントを7月16日の日曜日と17日の祝日の2日間開催いたしました。2日間の来場者は合計約4万人でございまして、その内訳は16日の日曜日が2万人、17日の祝日が1万8,000人でございました。物産関係の売上額は、大分都市広域圏全ての合計で128万6,620円、そのうち大分市の売上は74万3,170円でございました。
食のPRといたしましては、とり天とにら豚の試食をキッチンカーによって提供いたしまして、2日間で各1,000食、合計2,000食を提供いたしました。
ステージでは、キャンペーンレディによる観光・物産のPR、各都市の職員やゆるキャラによる景品つきのクイズ大会などのほか、本市の鶴崎踊やマリオネットの演奏、「SARUTABI」に出演しました俳優猿の菊千代によるパフォーマンスを行いまして、多くの人でにぎわいを得たところでございます。
最後に、平成29年7月に発生しました九州北部豪雨の被災者のための義援金を、当日、会場内に募金ブースを設置したところ、東京の皆様から2日間で88万4,459円の御浄財をいただくことができました。
○
今山委員長
委員の皆さんで、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、昨年の
市民意見交換会の意見・質問等に対するその後の経過について報告を受けます。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
商工労働観光部では3件ございますので、順次、担当課より御説明させていただきます。
資料の29ページをごらんください。
まず、
商工労政課に関する2項目について御説明をさせていただきます。
1つ目、「市が市内中心部の商店街の振興に対し重点的に力を入れていると感じるが、どの程度補助金を支出しているのか聞きたい。 また、本来であれば商店街そのものが自分たちで努力すべきではないか。」との御意見であります。
昨年12月現在とその後の経過については変化はありませんが、先ほど御報告させていただきましたように、平成29年度末をもって第2期大分市
中心市街地活性化基本計画の認定期間が終了することから、平成30年4月からとなる第3期計画の認定を目指しており、その時期に合わせて、これらの
補助制度について見直しを進めてまいることとしております。
次に2つ目、「トイレンナーレ事業に対する検証結果等について聞きたい。」との御質問でございますが、検証結果につきましては、前回、御回答したとおりでございます。
○
佐藤商工労働観光部次長兼
観光課長
続きまして、3番の内容について御説明いたします。
質問の要旨は、佐賀関地区の観光に力を入れるべきではないかという内容でございます。前回は、佐賀関地区の豊かな観光資源を生かした情報発信に努めるとともに、このような地域の活動に取り組む団体等との連携をさらに強め、佐賀関地区の観光に一層、力を入れていきたいと考えていると回答いたしております。その後の経過といたしましては、本年3月に、大分市観光戦略プランを策定いたしまして、佐賀関地区特有の魅力の情報発信のほか、産業観光や広域観光周遊ルートづくりなど、観光誘客につながる
取り組みを進めることとしております。
○
今山委員長
委員の皆さんで、質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
それでは、その他として、執行部から何かございませんか。
〔「ありません」の声〕
○
今山委員長
委員の皆さんで、その他として何かございませんか。
○板倉委員
地場企業の優れたコンテンツ開発推進の一助として大分市トライアル発注制度がありますが、業務内容と現況の報告をお願いしたいと思います。
○末
綱創業経営支援課長
大分市トライアル発注制度でございますが、
中小企業の新規性の高い新商品及び新役務の普及を支援するため、市が新商品と認定する制度のことでございます。
認定された商品等は、随意契約により購入可能なものとなります。事業者の
販路拡大を積極的に支援し、受注機会を拡大して、新産業の育成を図ることを目的とする事業でございます。過去5年の認定状況でございますが、平成28年度に2件認証がございまして、それ以外はゼロ件で推移しているところでございます。
○板倉委員
この認定を受ける条件として、大分県のトライアル発注事業者の認定を受けていることが前提になるらしいのですが、そこら辺がネックになって、最近ないのではないかと思います。やはり大分市独自の認定制度を確立する必要があるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
○末
綱創業経営支援課長
近年、非常に低調でございまして、県のトライアル発注制度の認証を受けたものでないと市が認証しないということがその一因としてあると考えておりますので、今後は、他市の状況を研究し、なおかつ、事業者の受注機会を拡大し、新産業の育成を図るということがこの制度の本来の目的でありますので、よりよい制度になるよう、研究してまいりたいと考えております。
○板倉委員
ぜひそういう方向で進めていただきたいと思います。
○
戸田商工労働観光部長
トライアル発注制度は、国にも同様の、官公需の促進、
中小企業振興のための制度がございます。そういう意味でも、このトライアル発注制度は先進的な
取り組みだと思っています。
ちなみに、中核市48市の中で、大分市を含めて5市が実施している、かなりの先進事例でもございます。その中身は、基本的には、県の基準と合わせていますけれども、地元、地域の
中小企業、小規模事業者の新商品、新サービスを随意契約で発注するという制度の趣旨から考えまして、県の基準を核にしながら、どこまで大分市独自の基準を設けられるか、その効果を発揮するような形で、見直す方向で
調査研究していきたいと思います。
○板倉委員
地場企業の新商品、新サービスを発掘する意味でも、独自の制度で応援していけるようにしてほしいと思います。
○
今山委員長
平成28年度に認証を受けた商品を具体的に教えてください。
○末
綱創業経営支援課長
平成28年度の2件の商品については、1つは株式会社インパクトの、「屋外型高輝度蓄光式安全対策製品」という商品で、昼間の光をため込んで、それが夜になると見やすく輝くもので、災害対策用、避難用に使われているものでございます。
もう一つが、松尾機器産業株式会社の浄水場汚泥減容化システムというもので、浄水場で発生する凝縮沈殿汚泥を対象に、汚泥の減容化を導入することで、産業廃棄物としての処理汚泥を少なくするといったものでございます。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
○
日小田委員
他部局との連携についてですけれども、府内城のイルミネーションの件で、今回、勉強会で財政課が説明にきたときに、連携はできなかったのかと確認をしたら、そういう話はしましたということでした。ですから、具体的に、その窓口とすれば
商工労働観光部だと思うので、そういう話は都市計画部からあったのか、なかったのか、どうなのですか。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
そういった事業を行うということは聞いておりましたが、具体的に、一緒に何かできるかとか、いろんなイベントと時期が調整できないかとかいう話には至っておりませんでした。
○
日小田委員
基本は、都市計画部がこの事業をどう位置づけて、どう捉えていくかということだと思うのです。主体は都市計画部ですから、都市計画部から提案してこないと、
商工労働観光部としては、いろいろ言えないと思うので、それはよくわかります。
だけど、今議会で通ればですけど、現実、1月のわずか2週間の間にやるということですから、2週間で2,500万円使うのが果たしていいのかどうなのか。エンジン01文化戦略会議だけでそういうことをやるのかどうなのか疑問があります。せっかく12月から中央通りを含めてイルミネーションをするのだから、企画部も含めて部局間の連携をとっていくべきではないでしょうか。
まだ時間があるので、何か検討する余地はないですか。
○
戸田商工労働観光部長
縦割りに陥らないということは大原則でございまして、市全体として連携しながら、貴重な税金を投入しての事業でございますので、最も効果が上がるような形で事業を推進していくことは当然でございます。部局間の連携は簡単なことではありませんけれども、常にそういう意識を持ちながらやっておりますし、これからもやりたいと思っています。
さらに、この件につきましても、
商工労働観光部としてさまざまな
取り組みで協力をさせていただいて、2週間で2,500万円の予算を投入するのはどうかという御議論もございますので、全体として効果を上げる形で、どういうことができるのかを検討してまいりたいと思います。
いずれにしましても、
中心市街地活性化基本計画とも関連をいたしますので、できるところは連携をして、この事業そのものが全体として効果が上がるように、努力をしてつくり上げていきたいと思っております。
○
日小田委員
きのうの建設常任委員会の中でそういう議論になっていたみたいです。時期的にもまだ先ですから、タイミング的にはまだ間に合うと思いますので、ぜひそれぞれの部局と協議をして、せっかくやるのであれば、いい形でやっていただきたいと思います。強く要望をしておきます。
○二宮委員
商工労働観光部に直接関係はないけれど、今回の
一般質問でも、2週間で壊して何が残るのかと言われたと思うのですが、
大分パルコ跡地の件にしても、予算の使い方をよく考えていただきたいと思います。
○
岩崎委員
それに関連してですけど、1月に開催するという点について、納得いく説明がなかったという認識を持っています。
今、
日小田委員からもありました連携という点からすると、やはりその話があったときに、にぎわいや人の流れという点から、少し考えたほうがいいといった積極提案も必要ではないかと思います。
実質、1日の点灯が4時間で、どうしても納得ができないのです。ぜひ連携という点では、本当ににぎわいという点でどうなのか、もっと突き詰めて考えてもらいたいと思います。
先行事例であった赤穂市でも、義士祭という祭りに絡ませているのです。赤穂浪士の討ち入りの日に合わせた一大イベントでやっているのですが、そういったものが何もない市でやるわけですから、どういうことができるかという検討もそうですけど、やはり中止という点も含めて、そういう積極的な提案が必要だったのではないかと思います。
○
今山委員長
商工労働観光部は、1年中、立て続けにいろいろなイベントにかかわっているので、マンパワーが大丈夫なのかという心配があります。食と暮らしの祭典も始まるし、十分に健康に気をつけていただきたいと思います。
○
戸田商工労働観光部長
御心配をいただきまして、大変ありがとうございます。特に超過勤務、残業が非常に多いということを気にしておりまして、メンタル面、健康面への悪影響を非常に懸念しておりますので、なるべく生産性を上げて、無駄な残業をしないように事業を進めていきたいと思っております。年間計画があるのですが、議論の中で追加的な作業も発生してきますし、飛び込みも入ってきます。どうしてもそういうものがあり得ますので、業務量をうまく調整して、平準化をした上で、予算を執行する職員の生産性も高くないといいものはできませんので、マネジメントの面でも、そういうところに留意をしながら、なるべく効果の上がるような、なおかつ無理のないような形で進めたいと思います。
○
今山委員長
委員の皆さんで、ほかにありませんか。
○板倉委員
先般、高崎山周辺の管内視察をしましたが、おさる館の活用と、多目的広場の今後の活用について、どういう考えなのでしょうか。
○
佐藤商工労働観光部次長兼
観光課長
先日は、管内視察をしていただいてありがとうございました。その際にいただいた御指摘は全て、真摯に受けとめておりまして、高崎山全体を含めた将来像を考えていかなければならないと考えておりますので、御指摘のおさる館、多目的広場をどういった形で利用していくのか、今すぐにお答えということはできませんけれども、しっかりと検討していきたいと考えております。
○板倉委員
ぜひ前向きに、活用に向けて検討していただきたいと思います。
○
戸田商工労働観光部長
個人的にも、おさる館は非常にもったいない使い方をしていると思っております。公社の職員の問題意識としても、
有効活用という点は当然ながら十分に認識しておりまして、きのう、事務局長と議論をしたところでございます。公社と観光課とすり合わせをしながらいいものにしていきたいと思っておりまして、できることは、早急に
取り組み、中長期の
取り組みも含めていい施設利用、効果が上がる利用の仕方はどういう形なのか、それもある程度の投資を伴いますので、その投資がいかに効率性の高いものになるか、コストパフォーマンスをいかに上げるかを意識しながら計画をつくっていきたいと思っています。これも、おさる館だけではなくて、高崎山自然動物園全体も含めてトータルで考えていきたいと思っております。
○板倉委員
ぜひ多目的広場の
有効活用も進めていただきたいと思います。
○二宮委員
関連ですが、高崎山に力を入れて話題性が出ると、入場者がふえますから、今のままの体制でいいのか、そういったことも検討していただきたいと思っています。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
○
岩崎委員
労働実態の調査という点で、市としてどのような調査を行っているのか御説明いただきたいと思います。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
商工労政課で3年に1回、勤労者実態調査を実施しております。その内容といたしましては、勤務条件がどうかなどであり、それをもとにして労働施策に反映させていくという形で調査を活用しております。
○
岩崎委員
では、それを後でいただきたいのですけれども、直近はいつですか。
○
中川商工労政課主査
直近では、平成28年度に調査をいたしておりまして、その調査結果につきましてはホームページ等で公表いたしておりますが、もちろん資料はお持ちしたいと思います。
○
岩崎委員
よろしくお願いします。
それともう1点。
商工労働観光部の業務過多という点で、実態をもう少し把握しないといけないという問題意識のもとで、1年間の時間外労働の実績を教えていただきたいと思います。これは、後日でも結構なので、資料をいただきたいと思います。
○
今山委員長
ほかにございませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
以上で当委員会に付託されました全ての案件についての審査を終了いたしました。
なお、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の委員会の継続調査事件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう議長に申し入れしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
今山委員長
そのように決定いたします。
それでは、最後にあすの予定を確認いたします。あすは松岡にある産業廃棄物最終処分場の管内視察を行います。午前10時に出発いたしますので、案内の放送がありましたら、議会棟玄関前にお集まりください。
それでは、本日はこれにて散会いたします。
午前11時37分散会...