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  1. 大分市議会 2017-08-09
    平成29年経済環境常任委員会( 8月 9日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成29年経済環境常任委員会( 8月 9日)                経済環境常任委員会記録 1.開催日時   平成29年8月9日(水)午前9時59分開議〜午前10時44分散会 2.場所   第5委員会室 3.出席委員   委員長  今山 裕之   副委員長 大石 祥一   委 員  二宮  博   委 員  板倉 永紀   委 員  阿部剛四郎   委 員  岩崎 貴博   委 員  日小田良二   委 員  佐藤 和彦   欠席委員    なし 4.説明員   (環境部)    秦環境部長首藤環境部次長萱島環境部次長環境対策課長
       桑野環境部次長清掃管理課長姫野環境部次長産業廃棄物対策課長、    大石清掃施設課長齋藤清掃業務課長若杉環境対策課政策監、    田崎清掃業務課政策監田上環境対策課参事後藤環境対策課参事、    安東清掃管理課参事和田清掃管理課参事川野産業廃棄物対策課参事、    賀来清掃施設課参事中嶋清掃施設課参事、    森岡清掃施設課参事佐野清掃センター所長、    一万田清掃施設課参事福宗環境センター所長、    斉藤清掃業務課参事西部清掃事業所長   (商工労働観光部)    戸田商工労働観光部長玉野井商工労働観光部審議監安部商工労働観光部次長、    三好商工労働観光部次長商工労政課長佐藤商工労働観光部次長観光課長、    末綱創業経営支援課長幸観光課政策監足立商工労政課参事、    工藤創業経営支援課参事朝見創業経営支援課参事加藤観光課参事、    増本観光課付参事大分市高崎山管理公社派遣藤田商工労政課参事補、    中山商工労政課参事補幸重商工労政課参事補、後商工労政課参事補、    山岡商工労政課参事補児玉創業経営支援課参事補緒方観光課参事補、    足立創業経営支援課主査 5.事務局出席者    書記 高橋 秀典 6.審査案件等   【一般議案】    議第63号 ごみ収集車購入について                〔承認〕   【報告事項】    ・大分パルコ跡地に係る経過について    ・その他                 会議の概要                              平成29年8月9日                              午前9時59分開議 ○今山委員長   おはようございます。ただいまから経済環境常任委員会を開会いたします。  それでは、審査に入る前に委員会運営について3点確認をしておきます。  1点目は、委員会会議記録インターネットでの公開です。皆さん御存じのように、平成20年第1回定例会分から、従来の本会議録に加えて、委員会会議録インターネット市議会ホームページで公開されております。つきましては、質疑等がある場合は、まず挙手をして、発言の許可を受けた後、発言を行うようにお願いいたします。また、特に執行部の方にお願いですが、発言の際には、所属と氏名を告げて、大きな声ではっきりと発言をお願いいたします。  2点目は、自由討議についてです。議会基本条例において、議会は議案等の審議または審査においては、議員相互の自由な討議により議論を尽くして合意形成を図るよう努めるものとするとされていることから、委員皆さんからの要求がある場合、または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思います。  3点目は、本会議同様、委員会におきましても、より議論を深めることを目的として、委員の質問、政策提言等に関し、執行部は、委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようお願いいたします。ただし、委員による新たな事業提案等に対し、必要となる予算の組み替えなどの数値的なものや統計的な事項についての反問は原則としてその対象とはなりませんので、よろしくお願いいたします。  それでは、まず審査日程についてお諮りいたします。  お手元に配付いたしております日程案のとおり行ってまいりたいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○今山委員長   それでは、この日程に従って審査を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。  ここで、審査の前に、秦環境部長より発言を求められていますので、許可します。 ○秦環境部長   おはようございます。  今山委員長、大石副委員長を初め、委員皆様方には、平素から環境行政の推進に対しまして、格別の御指導、御高配を賜っておりますことに心からお礼を申し上げます。  さて、本日は議案として、ごみ収集車購入について1件の御審議をお願いするものでございます。詳細につきましては、後ほど担当課長より説明させますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○今山委員長   それでは、早速審査に入りたいと思います。  まず、議第63号、ごみ収集車購入について審査を行います。執行部説明を求めます。 ○齋藤清掃業務課長   議第63号、ごみ収集車購入につきまして御説明申し上げます。  それでは、議案書の議63−1ページをごらんください。  本件は、更新基準に達したパッカー車を、大型ごみなど多様なごみに対応する収集能力の高いプレス車に更新しようとするものでございます。  お手元に配付しております資料1、資料2により、パッカー車プレス車の違いについて御説明いたします。  まず、資料1をごらんください。  この画像はパッカー車でございますが、写真左上の1のようにごみを積み込んだ後、左下2の回転盤を回転させまして、右上の3のように車内に押し込んで収集するものでございます。  次に、資料2をごらんください。  この画像はプレス車でございます。写真左上の1の状態でごみを積み込んだ後、左下2のようにごみをかき上げて収集をいたします。写真は今からごみをかき上げようとしているところでございます。  次に、中央上の3の写真ですが、この位置から車内にごみをかき上げて、車内のプレス板で挟んで圧縮、破砕を行います。  右端の5と6の画像につきましては、メーカー等によって若干の名称は異なるようでございますが、いわゆるプレス板を撮影したものでございます。このプレス板によりまして、かき上げたごみを圧縮、破砕して収集いたします。車内に積載したごみの量がふえると、このプレス板運転席側のほうに移動していきます。  このようにプレス車は、ごみを圧縮、破砕しますので、通常の可燃ごみに加えて、金属類家具類を初めとした多様なごみに対応できるというメリットを有しております。  再度、議案書をごらんいただきたいと思います。  このたびの購入台数は3台、購入金額は1,966万6,800円、契約の相手方は、福岡県大野城市瓦田4丁目4番30号、株式会社モリタエコノスでございます。 ○今山委員長   ただいま説明がありましたが、委員皆さんで質疑、意見はありませんか。 ○板倉委員   これは、3台ともプレス車ですか。 ○齋藤清掃業務課長   3台ともプレス車でございます。 ○板倉委員   パッカー車と比べて、幾らぐらい高いのですか。 ○齋藤清掃業務課長   パッカー車と比較して100万円ほど高くなっております。 ○田崎清掃業務課政策監   補足でございます。入札時の台数によりますので、比較はできないのですが、おおむね100万円程度と考えています。 ○板倉委員   今、パッカー車が何台あって、プレス車が何台あるのですか。 ○田崎清掃業務課政策監   パッカー車を27台、プレス車を19台所有いたしております。 ○板倉委員   何トン車ですか。 ○齋藤清掃業務課長   今回の車両は2トン車でございます。 ○今山委員長   ほかにありませんか。 ○日小田委員   架装業者大分県内にはないのですか。 ○齋藤清掃業務課長   架装業者といたしましては、平成23年度、平成24年度に落札いたしました土屋車輌が市内にございます。そこが落札したときは、市内の自社工場で架装をしていたようでございます。 ○日小田委員   競争入札の場合は県外業者とか、支店とか本店とか、制約はないのですか。 ○田崎清掃業務課政策監   入札総務部契約監理課が行っておりまして、確認したところ、参加要件車両販売を行う事業者で、清掃車の登録があるところということにしているようです。競争性を確保するため地域要件を外して一般競争入札を行ったということでした。契約監理課平成20年度から物品購入契約一般競争入札を導入しておりまして、入札参加資格には地域要件を設定していないということでございました。こうしたことから、平成24年1月にごみ収集車入札を行った際も同様の条件で行っておりまして、今回も、契約監理課は過去の実施状況を考慮する中で、市外業者も対象にしたということでお伺いしております。 ○今山委員長   ほかにございませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長 
     ないようですので、質疑、意見はこれで終結いたします。  次に、討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○今山委員長   それでは、原案のとおり承認することに決定いたしました。  それでは、商工労働観光部より報告事項の申し出がありましたので、説明員を交代させ、説明を受けたいと思います。  環境部皆さんは退席願います。  〔説明員交代〕 ○今山委員長   それでは、報告事項の前に、戸田商工労働観光部長より発言を求められていますので、許可します。 ○戸田商工労働観光部長   おはようございます。  貴重なお時間を頂戴いたしまして、一言御挨拶を申し上げます。  まず、去る7月5日から6日にかけましての九州北部豪雨におきまして亡くなられた皆様方の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様方に対しましてはお見舞いを申し上げたいと思います。  商工労働観光部におきましては、大雨により影響を受けた事業者からの金融対策等についての相談に対応しておりまして、特別相談窓口を7月7日から創業経営支援課に設置いたしております。委員皆様方事業者からの御相談がありましたら、御連絡いただきましたら御対応いたしますので、ぜひよろしくお願い申し上げます。  また、委員皆様方には本臨時会におきまして、議案質疑委員会を含め、7日間にわたりまして提出議案への御審議をいただいておりますことに対しまして御礼申し上げます。  次に、去る8月4日から5日までの2日間、恒例の大分七夕まつり、48万人の広場が開催されまして、雲行きが気になるところではございましたが、来場者は2日間合計いたしますと28万人に上りました。非常に多くの人出でにぎわいました。このたび来賓として2日間御出席いただきました今山委員長を初め、5日のおおいた市民おどりの祭典でチキリンばやしに御参加をいただきました議員の皆様方に対しまして、改めて御礼を申し上げます。  それでは、本委員会におきまして、報告事項として、大分パルコ跡地に係る経過について担当課長より御説明をさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○今山委員長   それでは、大分パルコ跡地に係る経過について報告を受けますが、大分パルコ跡地の件については、現在、建設常任委員会において、議第62号、平成29年度大分一般会計補正予算、第2号の審査をしておりますことから、議案審査、賛否にかかわる質問は控えていただくようお願いいたします。  それでは、報告を受けます。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   大分パルコ跡地に係る経過について御報告をさせていただきます。  御案内のとおり、大分中村病院が所有する大分パルコ跡地の売却につきましては、平成29年5月23日に政府系ファンド株式会社地域経済活性化支援機構、REVICから、大分パルコ跡地への病院の移転計画の断念及び病院の再生支援の決定と、年内を目途にJR大分駅前活性化に資する事業者に売却するとの報道発表がなされました。  本市では、当該土地活用方法等について関係機関学識経験者意見交換を行った後、第2回定例会で御答弁しましたとおり、土地所有者などに対して、当該土地の売却に際し、中心市街地活性化に資する活用を実行するよう、関係団体と要請を行うことも検討をしていたところですが、6月20日に、大分商工会議所大分商店街連合会から、同跡地が市街地全体のにぎわい創出活性化につながる空間となるよう、用地の取得を含め、総合的な有効活用を検討してほしいという旨の要望書が提出されました。  本市といたしましても、約6,000事業所から成る大分商工会議所や、市内9商店街連合組織である大分商店街連合会からの要望を経済界の総意として重く受けとめ、その対応を検討することといたしたところです。  6月の第2回定例会では、要望書を受け取った直後であり、提出団体経済団体であったことを踏まえ、本市の対応が具体化していない状況の中で、まずは商工労政課から、経済環境常任委員会へ報告をさせていただいたところでございます。  その後、6月28日には、庁内に中心市街地に係る低未利用地等利活用促進庁内検討会議を設置するとともに、市のかかわり方に関して再度、学識経験者関係機関にも御意見をお聞きしたところでございます。  こうした経緯を経て、議論を重ねた結果、中心市街地のより一層の活性化を図るための回遊性滞留性の確保を初め、多くの人が集える祝祭の演出、さらには魅力ある美しい都市景観の形成に寄与することを目的に、当該土地を本市が取得し、祝祭の広場として活用することが望ましいという結論に至ったところです。  このため、当初、土地の取得に係る予算の計上時期としては、9月定例会を考えておりましたが、入札実施者の示すスケジュールに間に合わせる必要が生じたことから、その議案を都市計画部から今臨時会に提案させていただいたところでございます。 ○今山委員長   ただいま説明がありましたが、委員皆さんで質問はありませんか。 ○日小田委員   28日にPT組織をつくったということですが、商工労働観光部はこの中に入っているのですか。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   はい、商工労働観光部も入っております。 ○日小田委員   ということであれば、基本的には庁内で情報の共有というのはできるわけですよね。そのPT組織というものを正式には聞いていないのでわからないのですが、都市計画や財政、企画等関係部局ももちろん入っているでしょう。そういうところであれば当然、庁内での情報共有というのはできるわけです。ところが4日に、これは非公式ですけれども、担当の副市長から説明がありました。この説明の中身については、庁内のPTが認識をしていなかったと思うので、議案説明財政課が来ましたけれども、財政課も承知をしていなかったという話だったので、本当に情報共有が庁内でされているのかどうなのか、その辺はどうなのですか。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   この中心市街地に係る低未利用地等利活用促進庁内検討会議、いわゆるPTにつきましては、その都度、各関係部署が集まって情報共有をしております。 ○日小田委員   例えば副市長は入っているのですか。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   はい、副市長がトップのPTとなっています。 ○日小田委員   商工労働観光部に言っても仕方ないのですが、財政課説明ではそういうことで、庁内での情報共有ができていなかったのではないかということがあったので、聞いてみました。 ○今山委員長   ほかにありませんか。 ○二宮委員   所管は建設常任委員会ですが、感じたことを言うと、イメージ図を見て、広場と言っているけれども、建物とか、噴水とか、舞台とか、具体的にでき上がったら物すごく狭いのではないかということを感じました。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   広さとして、イメージとしては若草公園が大体6,000平米ですから、その3分の2強の広さということになります。  これは市長の答弁でも出ましたが、あのパースにつきましてはあくまでもイメージでありまして、これからどういうものを盛り込んでいくかということは、入札に参加した後、取得ができて、関係者の意見を聞いて、関係者コンペ等をした中で決まっていくものと考えておりますので、本当に効果がある活用方法というのは、取得した後に広く議論されていくものだと思っております。 ○二宮委員   完成したときに、こんなものかということになるのではないか心配です。 ○今山委員長   ほかにありませんか。 ○日小田委員   この前、委員会のときに少し話をしたのですが、中心市街地活性化基本計画との関係が今後どうなるのか。今は仮定の話なので具体的なものはもちろんないでしょうけれども、買い取った場合、中心市街地活性化基本計画に当然影響が出てくるし、それを織り込んでまた新たな計画をつくらなければならないと思うのですが、買い取ったときに、どういう利活用をするかというときに、庁内でまた議論をして、その結果をどこかに外注することになると思うのですが、そのときに、商工労働観光部はどういう立ち位置なのですか。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   大分市が取得することができて、今後整備をすることについては、プロジェクトチームを含めて、市民の皆さんの声も聞きながら、広く議論をしながら中身を詰めていくことになろうかと思いますが、それと中心市街地活性化基本計画の関係で言いますと、中心市街地活性化基本計画に掲載させるためには、こういうものを今からやろうとしているので、これをもとに中心市街地活性化にぎわい創出や、回遊性の向上を図っていきたいという趣旨で、具体性のある事業中心市街地活性化基本計画の中に盛り込んでいくという形になります。  したがいまして、取得ができて、整備の方向性が出て、イメージではなくて具体的な設計等に入っていく段階で、この事業をどう中心市街地活性化に活用するかということを、中心市街地活性化協議会に提案して議論していただいて、それを生かす方策を考えていく。当然、あれは広場、いわゆるハードでありますので、そのハードそのものもありますし、そこを使ってどういうことをするかということも含めて、中心市街地活性化基本計画の中でしっかり議論されて、それぞれの事業として盛り込んでいくことになります。 ○日小田委員   市長の答弁も含めてですけれども、要は市民の憩いの広場、祝祭の広場という考え方ですから、やはり一番影響があるのは商工労働観光部ではないかと思うので、どんどん発言をして、地域の活性化のためにどうすればいいかという話を積極的にしてもらえればと思うので、要望としてお願いしておきます。 ○今山委員長   ほかにございませんか。 ○板倉委員   今の話の関連で、仮の話ですが、この中心市街地活性化基本計画に盛り込んだときに、公共がつくるものに対して交付金は出ないのではないですか。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   第2期の中心市街地活性化基本計画の中では、大分南土地区画整理事業など、公共がする事業について交付金上乗せがあります。ただ、第3期、大分市が目指しているのは平成30年度からですが、その分については第2期のときについていた交付金がなくなる、上乗せがなくなるという方向性が国から示されております。中心市街地活性化基本計画に載っていることによる国からの支援メニューはその都度変わっていきますので、今の時点で広場を整備するとしたときに、広場そのものにあるかないかと言われれば、今の時点では金銭的な支援はありません。  ただ、ほかに例えば何か便益施設をつくるというときに、細かく見ていくと、具体的なものが決まってからでないと、出るか出ないかということは議論ができない状況があるのと、国からの支援メニューも毎年変わっていきますので、そういう状況になったときに、市のほうが補助金交付金なり、ほかのいろいろなメリットなり、そういうものがあるかどうかというのはその都度判断していくことになろうかと思っています。 ○板倉委員   そういうものを使うように努力してください。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   はい。 ○今山委員長   ほかにありませんか。 ○二宮委員   この跡地のことで、庁内でいろいろ話が出たと思うのですが、にぎわい創出に関係する商工労働観光部として、広場と言われたときに何か意見を言ったのですか。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   にぎわいの拠点になるとか、回遊性とか滞留性の拠点になるという議論は当然出ました。にぎわいの分に関して言いますと、これははっきりしたデータがあるわけではないのですが、実際にいろいろなイベントをして、大分七夕まつりでもそうですけれども、そういうイベントをしたときに、来場者の方から、にぎわっていて楽しいけれど休む場所がないということをよく言われます。それは来場者の方からも言われますし、商店街皆さんからも、来たお客さんからそういう声があったというようなことを言われます。  そういうことを考えますと、例えば郊外のショッピングモールとか考えたときに、あれは1つの民間資本でやっていますから、自由に裁量で動かせますが、中心市街地を1つのショッピングモールと見立てたときに、いろいろなものを買う場所はあります、食べる場所もあります、映画館もできました。だけど、なかなか休憩する場所が少ないというときに、大分パルコ跡地広場としてそういう活用をすることによって、人が集まってくるというよりも、全体で見たときに、中心市街地全体のにぎわいをつくっていく上での1つの重要なパーツになっていくと思っております。 ○日小田委員   大分商工会議所大分商店街連合会とか、数の多い、そういうバックがあるという表現をしてきたのですが、きのうの市長の答弁では、市長の思いが先行している感じを受けました。だから、むしろ団体の要望よりも、市長自身イメージというものが非常に強かったということもあって、団体からの要請に何か迎合したような感じで、それによって動かされたというイメージが、何となく釈然としない。  大分合同新聞にも書かれていたように、もう経済界も策がない。だから行政に振ってきた。そういうのが、何となく、今の大分のこれまでの歴史なんです。本来であれば違うと思う。行司役の行政がどんどん仕掛けをして、そして地元のそういったところが、自分たちのまちは自分たちでつくろうというぐらいの気概が、これまでなかったんです。だからこういうことがずっと繰り返されている。そして、最終的にその受け皿が行政になってしまうと、このまま永久に、こういう形が続いていく。  我々もずっと大分市のまちづくりを見ているけれども、経済界とか地元とかが、本当に本腰で、まちの姿を自分たちでつくっていこうというようには見えなかった。今回こういう形になってしまうと、余計、そういう形ができてしまえば、これからもそういうことが際限なく行政に振られてくる可能性が高いので、やはりどこかでそこの仕組みを変えていくことを、PTがせっかくあるのであれば、庁内でそういった議論も必要ではないかと思うので、議論の中でそういうものも整理をしておく必要があると思います。ただ大分パルコ跡地をどうするかではなくて、そういう背景にあるものも整理した上で、この中心市街地活性化をどう導いていくかということの議論が必要ではないかと思うので、ぜひそういう立場の意見があったということを、PT会議の中で言っていただければと思います。 ○阿部委員   こういうことは初めてのことで、いろいろな受け取り方があるというのは重々承知の上で、やはり巨額な投資をする、私たちから見るといわゆる1つの投資になるわけで、投資となると、やはり費用対効果の関係も出てくる。全然無視はできないということになる。にぎわいというのは非常に難しい、抽象的な話が結構多いのですが、これからはそれを生むためにいろいろな施策を打たなければいけないということは、お互いに理解ができているものだろうと思います。  ですから、今回の議案等については、もう少し庁内できちんと、そこら辺のことも踏まえて、何か言われたから出してきたように私は受け取る。費用対効果が1以上でしたら効果があるなどということは、私から見れば後づけという思いを持っておりますので、そこは、しっかりとみんなで共有しないと。都市計画部が国土交通省から言われたから、こうなって、数字的にはこうですよと、現時点ではそうなのですが、やはりこれは具現化をする中できちんと実績を示すという決意は必要ではないかと思っておりますので、そこら辺は十分、内部できちんと意思統一をしてほしいと思っております。 ○戸田商工労働観光部長   先ほど議論の中で出ましたけれども、1つの大きな考え方として、中心市街地全体を大きなショッピングモールと考えるという考え方がありまして、特に中心市街地は、去年駅前にトイレがようやくできましたけど、休む憩いの施設、そういうところが不足しているというのは事実ございまして、憩いの空間として特に中心市街地の核に近いところに、そういう場所をつくるというのが一つあります。  市長の答弁で、高松市の丸亀町商店街がありましたけれども、あれも駅前の一等地であり、大分のケースと非常によく似ているのですが、広場をつくって、そこから回遊させるというようなやり方で、そこも商店街みずから定期借地権を活用して、民間活力で開発をしています。そういう、特に広場の重要性というところは先進事例がありますし、おっしゃっていただいたように民間活力というのは非常に重要でありますので、22街区、54街区、荷揚町小学校跡地も含めて、PFI等の民間活力の制度をうまく活用しながら、全部が全部行政でできるという時代はもう終わったと思いますので、民間活力をいかに上手に引き出すかという考え方は大前提でございますので、そういう意味でも、ここぞというときは行政がやらないといけない。それこそよく言われるコーナーストーン、一番大事な石は行政が押さえておく、ないしはコントロール、規制できる支配下に置くという考え方は非常に大事だと思います。ただ、だからといって、そうではないところも全部行政がやるという時代ではないと思いますので、民間活力を利用しながら、22街区、54街区、荷揚町小学校跡地も含めて上手に、ほかの地域の商店街もこれからいろんな動きが出てくると思いますので、民間活力をいかに引き出すか、ソフト面も含めて、地元の方のやる気も引き出しながら、ソフト面は行政の大きな仕事であると思っておりますので、そういう意味では、商工労働観光部としても、祝祭の広場が整備された後はにぎわいの創出を任されているわけでありますから、商工労働観光部の役割は非常に大きいと思っておりますので、中心市街地活性化基本計画にもうまく位置づけて、全体として中心市街地活性化できるような方向で議論していきたいと思っております。これは庁内で方向性、ベクトルを合わせて、縦割りにならずに、市役所一丸となってその方向で取り組んでいきたいと思っております。 ○二宮委員   大分パルコ跡地の件を臨時議会を開いて急速にやったので、22街区と54街区は眠ったままです。それはスピードを上げないと。 ○戸田商工労働観光部長   総合的な話であると思います。縦割りでばらばらにやっている場合ではありませんので、グランドデザインの具体化のときに、我々も議論に入っていって、ソフト面、ハード面、両方合わせて総合力を発揮するということが必要であると思いますので、そこは力を合わせていきたいと思います。
    今山委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   以上で、当委員会に付託されました全ての案件についての審査を終了いたしました。  委員皆さんで、その他として何かありませんか。 ○日小田委員   大分パルコ跡地とは関係ないのですが、3月の定例会で、第3期中心市街地活性化基本計画の策定の考え方ということで報告を受けているのですが、この中では、基本方針というものはまだなかったですよね。5月10日に第1回中心市街地活性化協議会が開かれたということですが、その中で、当然、基本方針が出ていなかったということだろうから、6月議会の中で基本方針は示されなかったということですよね。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   6月から7月にかけて内閣府に、どういう形であれば認定を受ける計画になるのかというヒアリングがありまして、2回ほど上京しております。その中で、幾つか基本方針を、こういう形であればおおむねいいですよというようなレクチャーを受けまして、それに基づいて今、担当者レベルで、内閣府の担当者、それと本市の担当者の間でそこを詰めています。  今度、8月の下旬に中心市街地活性化協議会を開きまして、その内閣府で受けたレクチャーの内容や、パブリックコメントに向けてこういう方向の案をつくっていきたいというところをかけます。その後、9月の定例会で、パブリックコメントにかける前に御報告をさせていただくというスケジュールを考えています。 ○日小田委員   8日の新聞で、2回目の協議会が開かれ、その中で、基本方針の概要を説明していると。記事ですからこれはわからないのですが、基本方針がもう出てきているのではないのですか。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   その時点では、基本方針の案ができていまして、これも内閣府に持っていって相談してきました。こちらの基本方針としてはこれでどうだろうかという、本当のたたき台ですけれども、それが内閣府に認定されないと、先ほどの広場の話でもありましたように、いろいろなメリットを受けることができなくなりますので、そこの部分の詰めをしているという状況です。 ○日小田委員   それであれば、委員会に報告すべき事柄ではないのですか。第一、新聞にこれが出ていて、我々は全然知らないわけです。報告はなしに、協議会の中で基本方針の概要を説明して、計画の目標についても書いているわけです。おかしいのではないのですか。 ○三好商工労働観光部次長商工労政課長   きょうの臨時会委員会で御報告すべきだったものと思います。大変申しわけありません。内閣府と相談して、今こういう方向になっているということを、後日、委員皆さんを回って御報告させていただきたいと思います。正式には9月の定例会委員会の中で、こういう方向で調整がついてパブリックコメントに出す準備をしていますという形の報告をさせていただきたいと思います。 ○日小田委員   きのうのやりとりもそうなのですが、新聞報道がされてからしか、我々は情報が入らないのです。マスコミから情報を仕入れるというのが今の実態なのです。だから、そこは執行部は改めてもらわないと。そこのところはしっかりと、これから頼みます。 ○戸田商工労働観光部長   おっしゃるとおりでございまして、大変申しわけございません。基本的に我々のスタンスとしては、早目早目に情報を共有させていただいて、議員の皆様方と一緒につくり上げないといけないと思っておりますので、そういう意味でも、今回のようなことがないように今後改めて、気を引き締めて対応したいと思います。申しわけございませんでした。 ○板倉委員   1点、提案があるのですが、よろしいですか。 ○今山委員長   どうぞ。 ○板倉委員   中央通り、昭和通りのところの角地についてです。あれは建設常任委員会で、県が国道197号の整備の一環としてあの角地を整備するという話になっています。地元からは、あそこにベンチとか、休憩するところが欲しいという要望が出ています。にぎわい創出の一環としてそういうことを整備する提案を県にするということも1つの方法だと思います。角地の利用、これもぜひ提案してほしいということを要望しておきます。 ○今山委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○今山委員長   最後に、次回の委員会の日程を確認いたします。次会は、8月28日月曜日、午後3時30分より高崎山等の管内視察を行いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、本日はこれにて散会いたします。                              午前10時44分散会...