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大分市議会
>
2017-07-18
>
平成29年建設常任委員会( 7月18日)
平成29年経済環境常任委員会( 7月18日)
平成29年経済環境常任委員会( 7月18日)
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大分市議会 2017-07-18
平成29年経済環境常任委員会( 7月18日)
取得元:
大分市議会公式サイト
最終取得日: 2022-11-22
平成29年
経済環境常任委員会
( 7月18日)
経済環境常任委員会記録
1.
開催日時
平成29年7月18日(火)午前10時0分開議~午前10時45分散会 2.場所 第5
委員会室
3.
出席委員
委員長
今山 裕之 副
委員長
大石 祥一 委 員 二宮 博 委 員 板倉 永紀 委 員
阿部剛四郎
委 員 岩崎 貴博 委 員
日小田良二
委 員 佐藤 和彦
欠席委員
なし 4.
説明員
(
商工労働観光部
)
三好商工労働観光部次長
兼
商工労政課長
、
佐藤商工労働観光部次長
兼
観光課長
、
幸観光課政策監
、
足立商工労政課参事
、
加藤観光課参事
、
藤田商工労政課参事補
、
中山商工労政課参事補
、
幸重商工労政課参事補
、後
商工労政課参事補
、
山岡商工労政課参事補
、
緒方観光課参事補
、
小川観光課主査
(
農林水産部
)
重松農林水産部次長
兼
農政課長
、
姫野農政課参事
、
玉衛農政課技師
5.
事務局出席者
書記 高橋 秀典 6.
審査案件等
評価対象事務事業
について 会議の概要 平成29年7月18日 午前10時0分開議 ○
今山委員長
おはようございます。ただいまから
経済環境常任委員会
を開会いたします。 本日は、第3回
定例会
中に
決算審査
の一環として行う
事務事業評価
の
評価対象事務事業
として選定した新たな
担い手確保
・
育成支援事業
、
中小企業販路拡大応援事業
、
フィルムコミッション事業
の3事業について
調査研究
を行うものです。 また、本日は
関係者
のみの出席を求めておりますので御了承ください。 なお、今回の
調査研究
に当たっては、
事務事業評価
の
事前審査
とならないように留意したいと思いますので、
執行部
からの説明の後、説明及び資料に関する質疑のみを行いたいと考えておりますが、よろしいでしょうか。 〔「異議なし」の声〕 ○
今山委員長
それでは、そのようにいたします。 それでは、まず、新たな
担い手確保
・
育成支援事業
について説明をお願いします。 ○
重松農林水産部次長
兼
農政課長
まず、この事業を始めた経過ですが、農村において、近年急速に進む
農業者
の
高齢化
による
担い手不足
は大変深刻な問題となっております。そのため、
新規就農者等
の新たな
担い手
の確保・育成は最
重要課題
の1つとなっているところでございます。このため、平成27年度まで取り組んできました県や
農業公社
の
就農研修事業
を刷新し、広く
新規就農者
を受け入れる体制を整備するとともに、
生産施設導入
時の
負担軽減
を図るなど、
新規就農者
をソフト・
ハード両面
で支援していく本事業を平成28年度から立ち上げたところでございます。 平成28年度の実績では、
ハード部門
におきましては、(1)ですが、イチゴ、ニラの
新規就農者
に対しまして、
動力噴霧機等
の
農業用機械
の購入への支援、
イチゴハウス
の設置、あるいはニラのハウスの設置、それらの支援で、
新規就農者
の
取り組み
を支えてきたところでございます。 また、(2)の
担い手経営発展支援事業
では、
集落営農組織
が
法人化
をする場合、あるいは個々の
農業者
が
経営体
を
法人化
する場合に、この
補助事業
により
助成金
を出しております。 また、(3)の
就農相談会
への出展でございますが、昨年度は東京、大阪、福岡、大分と、県や
関係団体
と連携をする中、機会があれば、大分市からもこうした
就農相談会
に出向き、新たな
担い手
を確保すべく大分市の農業をPRしてきたところでもあります。 また、(4)
ファーマーズカレッジ研修生給付金
ですが、実際に農業に入る前に
研修生
が
農業者
のもとで研修を積んでいく過程においても
生活費
が必要となりますことから、この事業では、新たにこうした
助成金
を設けまして、現在この
助成金
を2名の
研修生
が活用しているところでございます。 また、他市の状況でございますけれども、こうした
取り組み
は県内の各市でもファーマーズスクールという名のもとに実施しているところがほとんどでございまして、中には常設の
研修施設
を設けている豊後大
野市等
、5つの市がございますが、研修中または
経営開始初期段階
に、独自の
給付金
を給付しているのは大分市と国東市のみとなっております。 また、
関連事業
といたしましては、(1)
園芸振興総合対策事業
ですが、
農業者
、
生産者
の方が施設を導入する際の経費を助成する事業が既存の事業としてございます。この事業に、
新規就農者
の場合は上乗せをするような形で、さらに支援を手厚くしているところでございます。 また、(2)
農業次世代人材投資資金交付事業
ですが、これは昨年度まで
青年就農給付金給付事業
と言われていた国の独自の事業でございまして、準備型で最長2年、
経営開始
型で最長5年、年間150万円を支払うものでございます。
ファーマーズカレッジ
の120万円は市の独自のものでございまして、国のこの事業では就農時に45歳未満でなければならないということが条件となっております。しかし、現に45歳あるいは46歳でも農業を始めたいという人が結構いますことから、大分市としては、
ファーマーズカレッジ研修生事業
として120万円という市の
単独事業
を組んでいるところであり、この国の事業を受けられない
人たち
を市の事業で支援しているという形になっております。 また、国の事業では、人・
農地プラン
に中心となる
経営体
として位置づけられること、もしくは
農地中間管理機構
から農地を借り受けているということが必要で、いわゆる地域の
人たち
の中で担われなければならないということがこの国の事業になりますが、市の事業では個人で何とか農業で自立したいという人をこの
単独事業
で支援することとしております。 また、(3)ですが、
新規就農者
ではなくて親元で就農する場合、これは県の事業でございますけれども、
親元就農給付金給付事業
というものがございます。農業大
学校等
に通っている方については、準備型として年間150万円、
経営開始
型として100万円を給付するもので、この
親元就農給付金給付事業
につきましても人・
農地プラン
に中心となる
経営体
として位置づけられることが必要な条件となっております。 5番目の問題点と今後の方針についてでございますけれども、農業というのは大変厳しい環境にあるのですが、今回、大分市でこのような
新規就農者
に特化した事業の周知を図る、また、
経営改善
に効果的と思われる施設、機械を積極的に導入支援して、経営の安定化を図ってまいりたいと考えております。 また、実際、
既存農業者
もかなりの
高齢化
が進んでおります。
高齢農業者
はいろいろな卓越した
生産技術
、あるいは
生産資源
、
経営資源等
を持っております。少子化により
後継者
もなかなかいない中、こういった
農業者
の
人たち
のノウハウを継承できる、あるいは
生産組織
の拡充を図るためにも、この
就農希望者
と
高齢農業者
をマッチングしていきたい、地域で今まで
高齢者
が頑張ってきたその資源を確実に継承できるような仕組みをこの
ファーマーズカレッジ
の
研修事業
の中で生かしていきたいと考えております。 このため、今後も
新規就農相談会
への積極的な出展、あるいは
農業参入
に意欲的な企業に対しての
企業訪問
、それから、先ほども言いました
生産組織
、
生産団体
、あるいは農家との連携も密にするとともに、
支援体制
の強化や制度の周知を図ってまいりたいと考えており、最終的には
個人経営体
及び
法人経営体
への
雇用就農
を促進してまいりたいと考えております。 ○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の
皆さん
で質疑はありませんか。 ○
岩崎委員
関連事業
の
農業次世代人材投資資金交付事業
で、米印があります。
経営開始
型の場合、人・
農地プラン
に中心となる
経営体
として位置づけられることとありますが、よくわからないので詳しく説明をお願いします。 ○
重松農林水産部次長
兼
農政課長
まず、この人・
農地プラン
について御説明を申し上げます。 これも国が進めている制度でございまして、農村の地域が
高齢化
している中、一人一人ではなかなか農業を維持していくことが困難になってきております。そこで、地域の
人たち
が1つになって、地域の農地を将来持続的に活用していく、そのために人・
農地プラン
というものを定めることになっております。 そうして定めた農地につきましては、
利用集積等
でお金が出るような仕組みと、先ほども言いました
青年就農給付金
の対象になることができますので、まずは人・
農地プラン
という
地域ぐるみ
の
営農計画
をつくり、その中でこの新たな
担い手
の人が、「あの人がその農地を集積して地域の農地を守ってくれるんだ」というような位置づけになったときに、こういったお金が発生するということになります。 ○
今山委員長
そもそも大分市の農地はどのぐらいあるのですか。 ○
重松農林水産部次長
兼
農政課長
約4,500ヘクタールほどございます。 この中で、約800ヘクタールが使われていないとか、耕作が困難になった農地として推計されております。 ○
今山委員長
これから新規就農される新たな
担い手
の方々は、この約800ヘクタールを利用するということですか。 ○
重松農林水産部次長
兼
農政課長
現在、農地として活用されている約3,700へクタールにつきましても、
高齢化
、あるいは
農村離れ
の中で、だんだん使われなくなる
可能性
が出てきますので、約800ヘクタールの使われなくなった農地に加えて、既存の
高齢化
して使われなくなるような農地も
新規就農者
に担っていただけるようにしていきたいと考えております。 ○
今山委員長
ほかにありませんか。 〔「なし」の声〕 ○
今山委員長
それでは、ここで
説明員
を交代させます。
農林水産部
の
皆さん
は退席願います。お疲れさまでした。 〔
説明員交代
〕 ○
今山委員長
次に、
中小企業販路拡大応援事業
について説明をお願いいたします。 ○
三好商工労働観光部次長
兼
商工労政課長
平成28年度
中小企業販路拡大応援事業
の概要について御説明をさせていただきます。
事業目的
は、
人口減少社会
の到来による
国内市場
の縮小や
グローバル化
による競争の
激化等
により、
中小企業
を取り巻く環境がますます厳しくなっている中、
本市中小企業
の
競争力強化
のため、
見本市
への出展や出展後の
バイヤー
との商談を支援することで
販路拡大
を図り、
中小企業
の
活性化
につなげていこうとするものです。 まず、大分市
中小企業見本市等出展事業補助金
ですが、
見本市
に出展するための
補助金
として
予算額
を1,000万円、内容といたしましては、
中小企業
が生産・加工した
商品等
の
販路開拓
のため、市外で行われる国や
地方公共団体等
が主催、共催、または後援する
見本市等
へ出展する際の費用の一部を補助しようとするものです。 対象は、
大分市内
に
事業所
を有する
中小企業
であり、
個人企業
を含みます。
補助対象経費
は、
交通費
、
宿泊費等
、資料に記載しているとおりでございます。
補助率
は
補助対象経費
の2分の1で、上限50万円としております。同一年度に1企業は1回利用できるという形で制度を整えております。 もう1つが大分市
海外バイヤー招へい補助金
で、
予算額
は250万円です。これは市内に所在する
中小企業
が海外での
展示会
、
見本市出展
を契機に
商談会
を行う場合に、海外からの
バイヤー招聘
に係る経費の一部を補助するものです。 海外での
見本市展示会
に出展した
大分市内
の
事業所
を有する
中小企業
が対象となります。申請は、
見本市参加日
より1年以内としております。
対象経費
は
バイヤー招聘
に係る
交通費
、
宿泊費
、通訳料です。
補助率
は
補助対象経費
の2分の1で、これも上限50万円、
補助回数
も同一年度において1企業1回としております。 ただし、この制度につきましては、平成29年度より、
海外見本市出展
及び
海外バイヤー招へい
に係る
補助事業
は
創業経営支援課
に移行し、全体事業の再構築と
業務執行
の効率化を図っております。 平成28年度の実績については、大分市
中小企業見本市等出展事業補助金
が
申請件数
18件、
相談件数
は29件であります。ちなみに、平成27年度を参考に申し上げますと、平成27年度は8月20日から募集を開始し、
申請件数
は2件、
相談件数
23件でありました。 大分市
海外バイヤー招へい補助金
につきましては、平成28年度、相談は4件ほどありましたが、実際、申請に至った件数はありませんでした。 今後の
方向性
といたしましては、
見本市
の出展が未経験、もしくは経験が少ない
中小企業
が大分市には多いことから、
見本市
の
内容等
に関する理解や企業の意識の掘り起こしを含め、出展した企業の意見を集約し、
成果等
を紹介することで制度の周知を図り、
中小企業
の
販路拡大
につなげていきたいと考えております。 資料の2枚目には、平成28年度に
見本市
の
出展補助
を行った業種、
見本市
の名称、時期、
実績額等
を記載しております。 ○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の
皆さん
で質疑はありませんか。 ○
岩崎委員
この事業が、
中小企業活動
の
活性化
に資するものなのかどうか見えづらいのですが、その辺の評価というのはどのようにされているのでしょうか。 ○
三好商工労働観光部次長
兼
商工労政課長
大分市
中小企業見本市等出展事業補助金
につきましては、1年目の平成27年度は
申請件数
が2件でしたが、2年目の平成28年度は18件に伸びています。これは、補助の申請をせずに自力で頑張って出展していたとか、かなり苦労しながら出展していた方に周知が行き届いて、より出展しやすくなったということはあろうかと思います。 そして、この18件のうち実際に商談がまとまったのが、件数がゼロ件の企業もありますが、最大で15件商談が成立したというような実績も上がっております。こういうことを鑑みますと、この
事業自体
、
販路拡大
、
競争力強化
に非常に大きな支援となっているものと
担当課
としては考えております。 ○
今山委員長
申請件数
が18件ということですが、1から18まで個別に商談がどのように広がっているのかというデータはあるのですか。 ○
三好商工労働観光部次長
兼
商工労政課長
商談が1件成立したものが3社、2件成立したものが1社、5件が1社、7件が1社、15件が1社、残念ながら0件が3社あります。 ○
今山委員長
数が合わないのではないですか。 ○
幸重商工労政課参事補
この
見本市
の制度につきましては、出展しましてから半年後に商談のぐあいを見るようにしております。まだ半年たっていない企業もございますので、現在14社に
アンケート
をお出ししておりまして、返事が戻ってきたのが10社ということでございます。まだ回答のない会社もございますので、おいおいきちんとした数字で皆様方に御報告したいと思います。 ○
今山委員長
9月議会までに
アンケート
が返ってくる
可能性
もあるわけですよね。 ○
幸重商工労政課参事補
はい。 ○
今山委員長
また追加があったら、御報告をお願いします。 ○
幸重商工労政課参事補
御報告いたします。
○
今山委員長
委員の
皆さん
、ほかにありませんか。 ○
阿部委員
申請件数
と
出展件数
は一緒という判断でいいのですか。18件申請されて、18件出展したのですか。 ○
幸重商工労政課参事補
実は申請いただきまして、何らかの形で途中で辞退をされた会社もあります。書類としては出したのですが、途中でやめたということがあります。 ○
阿部委員
要するに、
相談件数
が29あったうち18が出展したという判断でいいのですか。 ○
三好商工労働観光部次長
兼
商工労政課長
18は出展しております。 ○
今山委員長
ほかにありませんか。 ○
岩崎委員
この事業とは直接関係ない質問になるかもしれませんけれども、大分市で一番多い業種というのは何になるのでしょうか。 ○
三好商工労働観光部次長
兼
商工労政課長
今、手元に資料を持ち合わせておりませんので、後ほど報告をさせていただきたいと思います。 ○
今山委員長
全員に資料を配ってください。 ○
三好商工労働観光部次長
兼
商工労政課長
はい、わかりました。 ○
今山委員長
ほかにありませんか。 〔「なし」の声〕 ○
今山委員長
次に、
フィルムコミッション事業
について説明をお願いいたします。 ○
佐藤商工労働観光部次長
兼
観光課長
まず、事業の目的でございます。映画やテレビ、
ドラマ
、
CM等
の撮影により、本市の魅力を国内外に発信するとともに、
映像作品
を
観光面
に生かすロケツーリズムを積極的に展開することによって、
観光客
の誘致、
経済波及効果
を高めることを目的に活動しております。 次に、事業の必要性でございます。映画、
テレビ等
の
ロケ地
となり、その都市の魅力が広く発信されることは、誘客を初め
観光振興
への効果が大変大きいことから、多くの都市が
映像作品
の誘致に取り組んでおります。このような中、本市は
中心市街地
から10キロメートル圏内に海、山、川があるなど自然と都市がバランスよく立地しており、
ロケーション
のバリエーションの多さは本市の魅力でございます。その強みを
映像制作関係者
にPRし、
映像作品
をより多く本市へ誘致する
フィルムコミッション事業
は必要であると考えております。 次に、事業の内容でございます。事業を
誘致事業
、
支援事業
、
普及事業
の3つに分類し、主な
活動項目
を表の左側に、右側には平成28年度の実績を記載しております。 まず、
誘致事業
でございます。この事業は、
映像制作関係者
への
誘致活動
を目的としております。①の
全国ロケ地フェア
は、全国の
フィルムコミッション担当者
と多くの
映像制作者
が一堂に会する絶好の機会でございます。
来場者
に対し、積極的に大分市の
ロケーション
を売り込んでまいりました。 ②の大分市
ロケハンツアー
でございます。この事業は
映像制作関係者
の方々をお呼びして、本市の魅力的な
ロケーション
を実際に見てもらうことを目的に、昨年度から実施しております。50社ほどに案内をし、7団体、8名の方に御参加いただきました。その中には
ドラマ
「
弱虫ペダルSeason
2」の制作の方もおりまして、結果、実際の撮影に至ったことは大きな成果でございました。 3点目に、
制作会社
への
営業訪問
でございますが、昨年度は2社を訪問し
誘致活動
を行っております。ちなみに2社は、1社が大映、もう1社がドワンゴでございます。 次に、(2)の
支援事業
でございますが、
映像制作者
からの
問い合わせ
の段階から実際の撮影に至るまでの間、さまざまなサポートを行う事業でございます。①から③までの
ロケ地
に関する
情報提供
から
許認可手続
の支援などは、
問い合わせ
の都度行っております。④の
近隣フィルムコミッション
との連携につきましては、九州内の
フィルムコミッション
の
連絡会議
へ出席し、
勉強会
や
情報交換
などを行っております。 次に、(3)の
普及事業
でございます。市民や企業の皆様に対し、実際の
ロケ撮影
に際して御理解と御協力を広く啓発する活動でございます。①の市民・企業との
協力体制
でございますが、現在の
エキストラ登録者数
は平成29年3月末現在で655名となっております。昨年度は6回ほど
エキストラ募集
の案内を行いました。 ②の
広報ツール
を活用した
情報発信
につきましては、
フィルムコミッション
の活動を専用のホームページやスタッフブログなどで積極的に発信しております。 ③の
市民向け啓発イベント
について、平成28年度は大分駅
府内中央口広場
において、OABの
人気番組
の
イベント
と
タイアップ
してステージ上での
トークイベント
や
特設ブース
を設置して、多くの市民の方々への啓発を行っております。 次に、実績でございます。平成28年度の
実績総数
は、これは相談を含んでおりますが、例年より若干少なくなっております。
撮影等ロケハン
の合計数は平成26年度で19件、撮影16件と
ロケハン
3件を足した件数です。平成27年度は18件、平成28年度は21件ということで
例年並み
となっております。平成28年度の作品名については、
別紙資料
を御参照ください。
事業費
についてでございます。平成28年度の
決算額
が289万9,000円と例年に比べて少ないのは、
映像制作会社
への
営業訪問回数
が予定より少なかったことと、
市民啓発イベント
をOABと
タイアップ
することで経費が抑えられたことが主な原因でございます。 6点目に、大分市で撮影された主な映画、
ドラマ
でございますが、平成28年度中に支援を行った作品として、まず①の映画「
ナミヤ雑貨店
の奇蹟」がございます。
メーンロケ地
は豊後高田市でございましたが、
大分市内
でもコンパルホールや
市民図書館分館
で、丸一日かけて物語の重要なシーンの撮影がございました。映画は9月23日から全国の映画館で
公開予定
でございますが、
ロケ地
となった
市民図書館分館
では、8月中に物語の
原作者
、
東野圭吾
さんの
特設コーナー
を設けて、
撮影風景
などの
パネル展示
を行う予定としております。 次に、2点目の
ドラマ
「
弱虫ペダルSeason
2」でございます。この
ドラマ
は高校生のロードレースの
人気漫画
が原作の作品で、大分市では別大国道や
市役所周辺
などの公道を交通規制して、大規模な撮影が行われました。
ドラマ
の公開は
BSスカパー
!で8月18日より毎週金曜日夜9時から
放送予定
となっております。 この
ドラマ
は、第1話が無料となっておりまして、第1話を見ておもしろいと思った方が2話以降を有料で見るという形になりますが、この重要な第1話の部分を大分市で撮影できたということは、
撮影者側
からも、大分の
ロケーション
が大変よいと評価をいただいたところでございます。 今後は「
OITAサイクルフェス!!!」
との連携も視野に入れた
ロケツーリング
も展開していきたいと考えております。 なお、
ドラマ
「
弱虫ペダル
」については、撮影隊約65名が大分入りして、1週間にわたって撮影が行われました。参考として、概算ではございますが、大分市への
直接的経済効果
を記載しております。
宿泊費
や
食料費
などのトータルで645万8,000円となっておりますが、そのほかにも
関東都市圏
から
エキストラ
として多くの
女性ファン
が大分に来ており、延べ900名の
エキストラ
の方々も撮影中大分に宿泊をしていましたので、
経済波及効果
としては大きかったと考えております。 最後に、今後の
方向性
でございます。厳しい
誘致合戦
がある中でより多くの
映像作品
を誘致するためには、撮影を支援する体制のさらなる強化に取り組む必要があると考えております。撮影を支援する体制としては、
宿泊施設
や
レンタカー会社
、お
弁当業者
との連携など、
映像制作者
のリクエストに迅速に対応できる体制を強化していく必要があると考えているところでございます。 ○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の
皆さん
で質疑はありませんか。 ○
岩崎委員
事業費
について、平成28年度がかなり抑えられているという理由の1つに、
タイアップ
を挙げておりましたけれども、どういう
タイアップ
ですか。 ○
小川観光課主査
毎年、
トークイベント
ということで映画の
関係者
に、例えばキャストの方を呼んで、広く市民の方を集めて開催をするのですが、平成28年度についてはOABの
人気番組
「JOKER DX」という番組の感謝祭と
タイアップ
し、私たちの
トークイベント
をその中に組み込みましたので、ブースの
設置費用等
の
会場設置費等
がかかっておりません。
映画関係者
の方を呼ぶ費用だけで済んだということです。 ○
今山委員長
制作会社
へ営業していますが、例えばどこの
制作会社
に営業をしているかという資料は後でもらえますか。 ○
佐藤商工労働観光部次長
兼
観光課長
はい。 ○
今山委員長
それと、
岩崎委員
の質問と関連するのですが、平成28年度の
事業費
が抑えられていますが、これは、意図的に抑えているのですか。 ○
佐藤商工労働観光部次長
兼
観光課長
意図的に抑えているわけではございません。我々としては、常に誘致しようと考えておりますが、相談段階の作品と大分市の
ロケーション
とがマッチしませんとうまくいきません。重なるときは重なって入ってきたりしますが、決してトーンダウンしているとか、そういうことではございません。 むしろ昨年は、
ロケハンツアー
という形で、これまでやっていなかったのですが、こちらから映像
関係者
の方を招聘して、実際に大分の
ロケ地
となりそうな候補地を見ていただくということをしておりまして、その結果、
ドラマ
「
弱虫ペダルSeason
2」を誘致できました。 今後は、全国の映像
関係者
が集まる場に出ていって、他都市と同様にPRするのではなくて、こちらから積極的に映像
関係者
を呼んで、
大分市内
をバスでめぐって見てもらうというような
取り組み
を継続してやっていきたいと思っております。 ○
今山委員長
それから、もう1点。呼ぶときに、経済効果がこのぐらいあったら呼んでもいいとか、経済効果が低いと呼ばないとか、そういうことはあるのですか。 ○
佐藤商工労働観光部次長
兼
観光課長
それは全くございません。特に映画とかCMにしてもそうですけれども、制作段階では、どの程度ヒットするかというのは未知数でございます。最初からこの作品はいいとか悪いとか、売れるとか売れないとかいう判断はできませんので、すべてにウエルカムな対応をしております。 ○
今山委員長
委員の
皆さん
、ほかにありませんか。 ○板倉委員 実際に、撮影と
ロケハン
、相談は、どういう場所があったか資料をいただけますか。 ○
佐藤商工労働観光部次長
兼
観光課長
わかりました。 ○
今山委員長
ほかにありませんか。 ○
岩崎委員
先ほどの
エキストラ
の件で、900名程度とおっしゃいましたが、900人の
エキストラ
の想像がつかなくて、どういう状況だったのでしょうか。900人も
エキストラ
が来るものなのですか。 ○
佐藤商工労働観光部次長
兼
観光課長
実際、私も撮影班に同行しましたけれども、この
弱虫ペダル
という作品は、高校生の自転車部に所属している少年がモデルであります。役者さんは、ほとんどが20代でございます。役者としては今ちょうど伸び盛りというか、芽が出た感じです。
女性ファン
たちはしっかりと目をつけておりまして、イケメン俳優を目当てに多くのファンが県内外から来ておりました。 私も実際見ましたが、1日目と2日目、3日目と服を変えて、自分のお気に入りの俳優さんに一生懸命声援を送っているという状況でございました。 ○
今山委員長
ほかにありませんか。 〔「なし」の声〕 ○
今山委員長
それでは、今後の
調査研究
について協議したいと思いますので、
執行部
の
皆さん
は退席をお願いします。ありがとうございました。 〔
執行部
退席〕 ○
今山委員長
それでは、
評価対象事務事業
について説明を受けましたが、委員会として、さらに
調査研究
が必要か御意見を伺います。
皆さん
、いかがでしょうか。 ○日小田委員 資料の請求はいつまでか期限を切ってもらえれば、事務局まで連絡しますので、それはいいですか。 ○
今山委員長
今月中ぐらいでよろしいですか。 担当書記まで連絡してください。 ○日小田委員 それと、新たな
担い手確保
・
育成支援事業
について、例えば
新規就農者
が現実にいて、研修したりしているということで、そういう
人たち
との意見交換はできないでしょうか。多分、相手があることですので、簡単にはいかないと思いますが。 ニラでしたらニラ部会があったり、大葉でしたら大葉部会があったり、イチゴでしたらイチゴ部会とか、それぞれ部会があると思います。 ○
今山委員長
委員の
皆さん
、いかがいたしましょうか。 ○
岩崎委員
私は賛成です。どういう状況なのかを伺いたいと思います。 ○
阿部委員
可能であれば、そういう方の生の声を聞いてみるのもいいと思いますが、原課と相談しないと対応できるかわかりません。 ○
今山委員長
対応できるかどうかを確認して、できるようであれば、また日時を設定させていただくということでよろしいですか。 〔「異議なし」の声〕 ○
今山委員長
それでは、以上のようにさせていただきます。 今、御意見のありました件については、恐らく8月中になろうかと思いますので、日程を調整させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ほかに委員の
皆さん
で何かございませんか。 〔「なし」の声〕 ○
今山委員長
それでは、本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。 午前10時45分散会...
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