○
斉藤委員
わかりました。
○
松木委員長
ほかにはありませんか。
〔「
なし」の声〕
○
松木委員長
次に、
子ども医療制度の
拡大について
報告を受けます。
○
平松子育て支援課長
大分市
子ども医療費助成制度の
拡充について
説明をさせていただきます。
資料は4ページ、A4の
資料をごらんください。
本市では、
子供の健やかな成長を支援し、その
保護者の
経済的負担を
軽減することを目的として、ゼロ歳児から
中学生までの
子供を
対象に、
入院や
通院に要する費用に対して
助成を行う
子ども医療費助成事業を行っております。
この
子ども医療費助成事業につきましては、
大分県が行う、一部
自己負担を求めることを基本とした
助成制度をベースとしながら、これに、
本市の
財政状況や国の動向、他都市の
実施状況などを踏まえ、
本市独自の
助成制度を上乗せする形で実施をしておりまして、これまで未
就学児の
医療費無料化について、その
対象年齢を、
平成19年度は3歳
未満児まで、
平成25年度には未
就学児全体に
拡大するなど、
制度の
拡充に努めてきたところでございます。
このたび、今後のさらなる
少子化対策、
子育て支援策として、
子育て環境の一層の充実を図るため、
平成29年度から
助成の範囲を
拡大し、
小中学生の
入院に係る
医療費について、1日当たり500円の
保護者の一部
自己負担金を廃止しまして、これを無料化いたしたいと考えております。
○
松木委員長
ただいまの
報告について、
委員の
皆さんから
質疑等はございませんか。
○
国宗委員
他の
中核市と比べて、
本市の
状況はどうなのでしょうか。
○
平松子育て支援課長
他の
中核市と比べますと、年齢的に区切りが細かく違いますので、大きく言わせていただきますと、まず未
就学児につきましては、
入院、
通院とも、その約6割が
本市と同様に
無償化としているところでございますので、
本市は中位以上の位置にあるのではないかと考えております。
また、
小中学生の
入院に係る
助成につきましては、全体の半数以上が
無償化をしている
状況にございます。
本市も
平成29年度からは
無償化することで、
中核市の中でも進んだ中に入っているのではないかと考えております。
また、
小中学生の
通院に対する
助成につきましては、小学生の約8割、
中学生の約7割が
無償化、または一部
自己負担を求めて残りを
助成しているような
状況にございます。
本市の場合は、今のところ
助成する
制度を入れておりませんので、この
部分では他よりも少しおくれていると理解をしております。
○
国宗委員
おくれているのですか。
○
平松子育て支援課長
小中学生の
通院に対する
助成の
部分は、
本市ではまだ
制度に入れておりませんので、他よりはおくれているかと思っております。
○
国宗委員
今後の見込みはどうですか。
○
平松子育て支援課長
小中学生の
通院に係る
部分につきましては、
対象となる
件数等がかなり多くて、
経費負担でいいますと、
中学生まで
拡大したときにはさらに8億円程度の
経費負担が見込まれておるところでございます。今後の
拡充については、
本市の
財政状況、あるいは県内の他市町村を初め、国の
動向等を勘案しながら検討する必要があると考えております。また、
本市内の
小児科医の疲弊という問題もございまして、
医師会等の御理解もいただいていかなければいけないと思っていますので、引き続き検討してまいりたいと考えています。
○
国宗委員
前向きには考えているということでよろしいですか。
○
平松子育て支援課長
請願等も
議会のほうに提出されていることを理解しておりますので、受けとめさせていただきたいと思います。
○
松木委員長
そのほかにはございませんか。
○
斉藤委員
子供の
医療費助成に係る
国民健康保険の
国庫負担減額調整措置も1年先延ばしで
大変後ろ向きであると思っていますので、引き続き要望してください。
○
松木委員長
斉藤委員、要望でよろしいですか。
○
斉藤委員
はい。
○
松木委員長
そのほかにはございませんか。
〔「
なし」の声〕
○
松木委員長
次に、
平成29年度における
幼児教育の
段階的無償化の
推進について
報告を受けます。
○
重石福祉保健部福祉事務所次長兼
子ども保育課長
幼児教育の
段階的無償化に向けた
取り組みについて御
説明いたします。
資料の5ページをごらんください。
これは、
平成29年度における
幼児教育の
段階的無償化に向けた
取り組みとその
軽減措置の
拡充に伴う
利用者負担額の
軽減についてお示しするものでございます。
なお、
保育所等の
利用者負担金につきましては、各自治体で定めておりますが、国が設けた
基準額を超えることはできないこととなっておりますので、今回、国の
基準額を超える
部分に限り、調整を図るものでございます。
1、
平成29年度
改正内容の(1)をごらんください。
これまでは、
市町村民税が
非課税世帯であっても、第2子は
利用者負担金の半額を負担しておりましたが、今回の
改正により
無償となります。
次に、(2)年収360万円
未満相当世帯の
保護者負担の
軽減についてですが、
①ひとり親世帯等の
保護者負担の
軽減措置の
拡充として、
利用時間が4時間の
教育標準時間
認定である1
号認定の
子供につきましては、
市町村民税所得割額が7万7,100円以下に該当する場合、これまで6,750円であった
利用者負担金を、
拡充された国の
基準額と
同額の3,000円としております。
また、
保育認定である2号、3号の
認定の
子供につきましては、イ、2、3
号認定子供についての表の
下段部分、第4
階層の一部をごらんください。
市町村民税所得割額が4万8,600円以上7万7,101円未満に該当する場合、3歳以上児であれば今年度1万円であった
利用者負担金は、
拡充された国の
基準額と
同額の6,000円となります。
②その他の
世帯の
保護者負担軽減につきましては、この
部分につきましては、
幼児教育の
段階的無償化の
推進とは異なり、そもそも前後の
階層との幅が狭かったということで、国のほうが
改正をしたところでございます。
1
号認定の
子供の第3
階層、
市町村民税所得割額7万7,100円以下の
世帯に対する
利用者負担の
上限基準が1万6,100円から1万4,100円に変更されたことに伴い、これまで1万4,500円であった
利用者負担金を、国の
基準額と
同額の1万4,100円に変更するものです。
今回の
改正に伴う影響につきましては、
対象児童550人、
軽減される
保護者負担金は約950万円と見込んでおります。
○
松木委員長
ただいまの
報告について、
委員の
皆さんから
質疑等はありませんか。
〔「
なし」の声〕
○
松木委員長
次に、
河原内保育所の
施設の
耐震化について
報告を受けます。
○
重石福祉保健部福祉事務所次長兼
子ども保育課長
6ページをごらんください。
河原内保育所の
施設の
耐震化について御
報告いたします。
これまでの経過でございますが、
平成28年4月16日に発生した
熊本地震による
余震等が続いた中、
本市では市民の安心安全を考慮し、
耐震性のない
公共施設の使用は控えるべきと判断をいたしました。
河原内保育所におきましても、
建物被害はなかったものの、
耐震性がなかったことから、
児童の安全を考慮し、
大分市
教育委員会社会教育課の所管する
施設、
河原内くすのきホールを
代替施設としてお借りし、
保育を実施しているところでございます。
また、
河原内保育所の
施設の
安全性を早急に確保するために、
平成28年6月
補正予算において、
耐震補強に係る
工事費等を計上したところであり、現在、
補強工事を実施しているところです。
施設の
概要、
位置等につきましては、
資料中ほどに掲載しているとおりとなっています。
今後の
予定といたしましては、
平成29年3月24日、
工事を完了し、本日、
完了検査を行っております。無事に終われば、
引っ越し作業を30日、31日で速やかに行い、新年度より
河原内保育所において、
従前どおりの
保育を実施することとしております。
○
松木委員長
ただいまの
報告について、
委員の
皆さんから
質疑等はありませんか。
○
斉藤委員
河原内保育所の
保育士の人数は何人ですか。
○
重石福祉保健部福祉事務所次長兼
子ども保育課長
所長とその他の
職員で3名となっております。
○
斉藤委員
保育士は2人ということでいいのですか。
○
重石福祉保健部福祉事務所次長兼
子ども保育課長
保育士資格を持っている者は3人ですが、実際に
保育をしている
保育士、担任は2人です。
○
斉藤委員
正規の
職員ですか。
○
重石福祉保健部福祉事務所次長兼
子ども保育課長
正規職員でございます。
○
斉藤委員
自然環境がよいので、また、自由に行けるというか、入園ができるということで、人気の出る
可能性のある園だと思っていますので、今後、
人的配置も含めて、ぜひ
拡大をすることができるようにしていただいたほうがいいのではないかと思いますので、これは意見として言っておきます。
○
松木委員長
ほかにはありませんか。
〔「
なし」の声〕
○
松木委員長
それでは、
委員の
皆さんからその他として何かありませんか。
○
斉藤委員
平成28年12
月議会の
一般質問でも申し上げましたけれど、
行政改革についてですが、今後、
学校給食の
民営化については、
説明をする
予定があるのかないのか。
全市に広げるというのは、3校の
説明会でもはっきりおっしゃっていたのですけれど、今後の、
スケジュール等、
資料でよいので、いただけますでしょうか。
〔「はい」の声〕
○
松木委員長
その他として何かございますか。
〔「
なし」の声〕
○
松木委員長