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  1. 大分市議会 2017-03-27
    平成29年建設常任委員会( 3月27日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成29年建設常任委員会( 3月27日)                 建設常任委員会記録 1.開催日時    平成29年3月27日(月)午前10時15分開議~午前11時51分散会 2.場所    第4委員会室 3.出席委員    委員長 足立 義弘   副委員長 宮邉 和弘    委 員 小野 仁志   委 員  永松 弘基    委 員 高松 大樹   委 員  髙野 博幸    委 員 三浦 由紀   委 員  仲家 孝治    委 員 泥谷  郁   欠席委員    な し 4.説明員   (都市計画部
       長野都市計画部長河野都市計画部次長波津久都市計画部次長、    清水都市計画部次長都市計画課長吉田都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長、    高瀬都市交通対策課長釘宮開発建築指導課長姫野まちなみ整備課長、    田中公園緑地課長橋本都市計画課参事、髙橋都市交通対策課参事、    山村開発建築指導課参事後藤開発建築指導課参事、    三嶋開発建築指導課参事開発指導室長松川まちなみ整備課政策監、    三重野まちなみ整備課参事三ヶ尻まちなみ整備課参事、    吉田まちなみ整備課参事横尾土地区画整理事務所長、    堤まちなみ整備課参事兼三佐北・細地区住環境整備事務所長 5.事務局出席者    書記 加藤 周一 6.審査案件等   (都市計画部)   【予算議案】    議第1号 平成29年度大分市一般会計予算              〔承認〕         第1条 歳入歳出予算             歳出 第8款 土木費                第4項 都市計画費         第2条 債務負担行為 第2表中             ・立地適正化計画策定業務委託料             ・地域公共交通再編実施計画策定業務委託料             ・横尾土地区画出来形確認測量業務委託料             ・第3次大分市緑の基本計画策定業務委託料    議第10号 平成29年度大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計予算                                     〔承認〕    議第13号 平成28年度大分市一般会計補正予算(第4号)       〔承認〕         第2条 繰越明許費の補正 第2表中         1追加 第8款 土木費             第4項 都市計画費   【一般議案】    議第23号 大分市特別会計条例の一部改正について(都市計画部関係) 〔承認〕    議第24号 大分市手数料条例の一部改正について           〔承認〕    議第30号 大分都市計画事業横尾土地区画整理事業施行条例の一部改正について                                     〔承認〕   【報告事項】    1大分都市計画の変更について    2おおいた中心市街地まちづくりグランドデザイン(案)について    3鉄道残存敷整備について    4ふれあい交通運行事業について    5大分市地域公共交通網形成計画について    6「第2期大分市耐震改修促進計画」及び「木造住宅防災ベッド耐震シェルター     設置促進事業」の概要について    7大分市自転車等駐車場整備計画及び大分市自転車走行空間ネットワーク整備計画     について    8その他                 会議の概要                              平成29年3月27日                              午前10時15分開議 ○足立委員長   おはようございます。ただいまより建設常任委員会を開会いたします。  本日は、午後1時より地域活性化対策特別委員会が、また、午後2時より子ども育成行政改革推進特別委員会及び総合交通対策特別委員会開催予定ですので、関係する委員につきましては御出席をお願いします。  それでは審査日程に従いまして、本日は都市計画部の案件について審査をいたします。  なお、本日は新委員選任後初めての委員会ですので、審査に先立ちまして一言御挨拶を申し上げます。  このたび、本委員会委員長として私が、また、副委員長として宮邉和弘委員が選任されました。  本委員会は、土木建築部都市計画部下水道部及び水道局の所管に関する事項として、道路橋梁の整備や都市計画、上下水道の整備など、市民生活に直結した諸議案等の審査を行うことになりますが、その責任の重大さを痛感しているところでございます。  委員各位並びに執行部の方々の御協力を賜りながら、慎重に審査を進めてまいる所存でございますが、執行部におかれましては、審査過程における各委員の意見を真摯に受けとめていただき、大分市政に十分に反映していただくようお願いを申し上げときます。  甚だ簡単ですが御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、ここで執行部の紹介をお願いいたします。 ○長野都市計画部長   執行部の紹介の前に、一言御挨拶させていただきたいと思います。  足立委員長宮邉副委員長を初め委員の皆様におかれましては、去る2月19日に行われました市議会議員選挙において、厳しい選挙戦を戦い抜かれ、多くの市民の支持のもと見事当選の栄誉を勝ち取られたことに対しまして、心からお祝いを申し上げます。今後とも、大分市発展のため、ますます御健勝で御活躍されますことを御祈念申し上げます。  私ども都市計画部の業務といたしましては、本市の都市基盤整備重点課題であります中心市街地まちづくりに向けた都市計画マスタープラン、また、おおいた中心市街地まちづくりグランドデザインの推進、また、新たな交通体系構築等、さまざまな課題が山積しております。それらの中、都市計画部は、都市計画課を初め6課169名の体制で、職員一丸となって各事業の推進を図りながら、魅力あるまちづくりを着実に進めていく所存でございますので、御指導よろしくお願いいたします。  なお、都市計画部の機構につきましては、4月1日から駅周辺総合整備課が廃止されまして、新たにまちなみ企画課が新設されます。このことから、新体制の各課の主な事業につきましては、新年度改めまして御説明をさせていただきたいと思っております。  業務の推進に当たりましては、委員皆様方の温かい御指導、御鞭撻、また、御高配を賜りますようお願い申し上げます。今後2年間どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、説明員の紹介でございますが、人数が多いことから、参事級以上の説明員を、機構順に自己紹介をさせていただきたいと思います。    〔説明員自己紹介〕 ○長野都市計画部長   それでは、最近の諸事情及び今回御提案させていただいております議案につきまして御説明をさせていただきます。  まず最初に、本市が平成8年度から整備をいたしておりました、大分都市計画事業大分南土地区画整理事業でございますけれども、おかげをもちまして、清算事業を残しまして終息を迎えることができます。これもひとえに、地元の皆さんを初め多くの関係者の方々の長年にわたる御理解と御協力はもとより、大分市議会議員の皆様方の御高配のたまものだと、厚くお礼を申し上げます。  次に、春の恒例のイベントでございます第25回おおいた人とみどりふれあいいちを、去る3月18日から5月7日までの期間、平和市民公園多目的広場で開催いたしております。初日の開会式は、足立委員長を初め多くの議員皆様方の御臨席を賜りまして、盛大に行われました。ありがとうございました。  以上、都市計画部の最近の諸事情について御説明を申し上げました。  次に、今回御提案をさせていただいております都市計画部に係る議案は、予算議案、議第1号、平成29年度大分市一般会計予算、議第10号、平成29年度大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計予算、議第13号、平成28年度大分市一般会計補正予算第4号、一般議案、議第23号、大分市特別会計条例の一部改正について、議第24号、大分市手数料条例の一部改正について、議第30号、大分都市計画事業横尾土地区画整理事業施行条例の一部改正について、以上6議案を上程させていただいております。議案の詳細につきましては、後ほど担当課長より御説明をさせていただきますので、何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。また、報告事項でございますけれども、都市計画課が3件、都市交通対策課が3件、開発建築指導課が1件の、合わせて7件でございます。後ほど担当課長より詳細を御報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○足立委員長   それでは、審査に入る前に、委員会運営について確認しておきます。  皆さん御存じのように、平成20年第1回定例会分から、従来の本会議録に加えて、委員会会議録がインターネットの市議会ホームページで公開されております。つきましては質疑等がある場合は、まず挙手をして発言の許可を得た後、発言を行うようにお願いいたします。また、執行部の方にお願いですが、発言の際には所属と氏名を告げて、大きな声ではっきりお願いいたします。  次に、自由討議についてですが、委員会におきましては、委員の皆さんから要求がある場合、また、委員長が必要と認めた場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じて、自由討議の時期や執行部に退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思いますのでよろしくお願いいたします。  最後に、大分市議会基本条例第7条第2項に規定されておりますとおり、本会議同様委員会におきましても、委員の質問、政策提言等に関し、執行部委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問の場合は、反問する旨の発言をしてから反問するようにお願いいたします。  それでは審査に入ります。  説明員は、最初に所属と名前を告げてから発言をお願いします。  予算議案の審査の際には、昨年の決算審査特別委員会における事務事業評価結果、要望事項等、出された意見に対する予算編成への反映状況について執行部に説明を求めますので、よろしくお願いいたします。  初めに、予算議案の議第1号、平成29年度大分市一般会計予算、第1条歳入歳出予算、歳出第8款土木費のうち都市計画費の審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○清水都市計画部次長都市計画課長     〔説明書②358ページ~第8款土木費のうち都市計画部所管分について説明〕 ○足立委員長   執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○小野委員   387ページの11の放置自転車対策事業ですけど、これ、議会でも質問したんですけど、本年度も5,772万6,000円ですけど、自転車等誘導整理業務委託というのが1,951万8,000円を2社にということでやっているんですけど、業務委託した分の使われ方は基本的には人件費ということでよろしいんですか。 ○高瀬都市交通対策課長   先ほど御質問のありました1,951万8,000円は、啓発活動、それから放置自転車移送業務を3名体制でやっておりますが、人件費とそれに係る作業経費を計上しております。 ○小野委員   基本的には作業員の方の人件費ということで、3名体制ということなんで、その啓発活動に関する経費はかかるとはいうものの、単純に3で割ったら1人当たり600万円ということで、一般的に客観的に見たときに、ちょっと高額なんじゃないかと私は思っております。  それについては、これまで入札してずっと同じ業者が業務委託されているんですけど、この1人当たり大体600万円という感じで、平成23年度から放置禁止区域に指定されて事業が始まっていると思うんですけど、その金額のベース的なものはずっと変わらないのでしょうか。 ○高瀬都市交通対策課長   人件費につきましては、土木積算に係る軽作業員を計上しております。それにつきましては物価スライドあるいは消費税の変遷がございますので、年々増加傾向にはございます。
    小野委員   わかりました。その自転車等誘導整理業務委託については、たまに言われることがあるんです。まちの中を3名でぐるぐる回っているのを多分皆さんも見かけたことあると思うんですけど、あれ3人でやる気はあるのかなとか、結構言われることとかあったりして、確かにそう言われればというのもあったりするんですけど、内容的には、1台誰かが動かしている間に、2人がかりで啓発するためっていうのがあるとは思うんですけど、もう少し経費を抑えるようにしたほうがいいのかなと、個人的には思っています。  次に、放置自転車等移送業務委託で939万4,000円ですけど、聞いたところによると年12回、月に1回自転車を移送するということで、これまで放置自転車が減ってきていて、その移送業務に委託する分の放置自転車が2,700台ぐらいになっているということで、議会でも言ったんですけど、今年度減ったとして、2,400台になったとしたときに、年間12回としたら一月200台動かすだけでいいと思うんですよ。一月200台動かすのに3班体制で動かすというふうにおっしゃってたので、大体66台。66台動かすのに、さっき計算したんですけど、25万ぐらいかかるような感じになると思うんですけど、これも、金額的には適正なものなのでしょうか。どのような感じで運搬というか移設しているのかというのを、詳しくお聞かせください。 ○高瀬都市交通対策課長   放置自転車移送業務につきましては、市内一円、中心部地下駐輪場を含めまして市営の駐輪場が全部で20カ所ございまして、年間に12回、月1回ずつ行います。日にちを決めて一斉に行いますので、トラックの運搬を基本的に予定しておりまして、2トンダンプを2台、それから4トンダンプ――これは自転車といいましても原付が含まれますので、それはユニックでつり上げます。そういった形で4トンダンプを1台、合計3台の台数で回るようにしていまして、市内一円を回る体制になっておりますので、その3台体制で積算しております。 ○小野委員   これも、今までやってこられた感じでずっとやってきているので何とも言えないんですけど、台数と使っている日数を考えたときに、年間900万円かけて移送しているというのは多分、一般的に考えたらちょっと高額かと思うので、何とか今後の課題として捉えていただければと思っております。 ○足立委員長   今のは要望ですか。 ○小野委員   はい。 ○足立委員長   ほかの委員さん、どうですか。 ○仲家委員   1点、教えてください。  385ページのこの鉄道駅バリアフリー化推進事業、先ほど鶴崎駅と大在駅にという話なんですけど、これについて、エレベーターまで考えての予算でしょうか。 ○高瀬都市交通対策課長   平成29年度の予算につきましては、設計時の補助金でございますので、JR九州が設計するための、私どもの補助金と考えています。したがって、その中にはエレベーター、それから、多目的トイレの設計費が入っています。 ○足立委員長   ほかの委員の皆さんいいですか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、本案は原案のとおり承認することで決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、第2条債務負担行為第2表中、都市計画部所管の審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○清水都市計画部次長都市計画課長     〔説明書②520ページ~第2条債務負担行為都市計画部所管分について説明〕 ○足立委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第10号、平成29年度大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計予算の審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○清水都市計画部次長都市計画課長     〔説明書③189ページ~大分南土地区画整理清算事業特別会計予算について説明〕 ○足立委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第13号、平成28年度大分市一般会計補正予算第4号、第2条繰越明許費の補正第2表中、第8款土木費のうち都市計画費の審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○清水都市計画部次長都市計画課長     〔説明書④4ページ~第8款土木費のうち都市計画部所管分について説明〕 ○足立委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、一般議案の審査を行います。議第23号、大分市特別会計条例の一部改正についての審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○吉田都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   議第23号、大分市特別会計条例の一部改正について、都市計画部所管部分に係るものについて御説明を申し上げます。  議案書の議23の1ページをお開きください。  この条例は、大分駅南土地区画整理清算事業の実施に伴い特別会計を設置したく、本案を提出するものでございます。 ○足立委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第24号、大分市手数料条例の一部改正についての審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○釘宮開発建築指導課長   議第24号、大分市手数料条例一部改正について御説明いたします。  それでは、議案書の議24の2ページをお開きください。  これは、大分市手数料条例、別表第4の8の項に、建築物エネルギー消費性能適合性判定申請手数料を制定するものでございます。  お手元にお配りしております資料により御説明いたします。  まず背景及び目的でございますが、エネルギー消費量産業部門運輸部門で減少している中で、建築部門は増加していることから、建築物省エネ対策抜本的強化のため、建築物エネルギー消費性能の向上に関する法律が平成27年7月8日に公布されました。  法律の概要でございますが、規制措置として、2,000平米以上の非住宅である特定建築物については、建築確認申請の際、法に規定する建築物省エネ基準の適合が義務づけられます。  今回、規制措置についての法施行日が本年4月1日でありますことから、これに係る適合性判定申請手数料を制定するものでございます。手数料の額につきましては、国から提供のありました審査時間を参考に算定しております。  次に、議第24の1ページをごらんください。  これは、別表第4の7の項にあります、低炭素建築物新築等計画認定申請手数料、8の項にあります、建築物エネルギー消費性能向上計画認定手数料と、建築物エネルギー消費性能認定申請手数料の備考欄に記載されております、適合証交付機関の変更でございます。この変更は、エネルギーの使用の合理化等に関する法律第76条第1項が本年3月末で削除され、建築物エネルギー消費性能の向上に関する法律第15条第1項に置きかえられることによるものでございます。 ○足立委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
     〔「なし」の声〕 ○足立委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第30号、大分都市計画事業横尾土地区画整理事業施行条例の一部改正について審査いたします。執行部の説明を求めます。 ○姫野まちなみ整備課長   それでは、議第30号、大分都市計画事業横尾土地区画整理事業施行条例の一部改正についての御説明をさせていただきます。  議案書の議30の1ページをお開きください。  本件は、大分都市計画事業横尾土地区画整理事業施行地区内にある事務所を、鶴崎市民行政センターに移転するため、大分都市計画事業横尾土地区画整理事業施行条例の一部を改正するものでございまして、第5条第2項中の施行地区内という言葉の次に、または大分市東鶴崎1丁目2番3号大分鶴崎市民行政センターという文言を加えるものでございます。  ここで、お手元資料横尾土地区画整理事務所の移転についてをごらんください。  1ページでございます。  1の事業概要についてでございますが、事業期間が平成2年度から平成31年度までとなっており、平成28年度末の進捗率は94%となる見込みとなっております。  2の事務所移転の理由についてでございますが、施行地区内に国指定史跡横尾貝塚が発見されたことにより、現在の横尾事務所の位置が個人に引き渡す宅地、換地となったため、事務所の取り壊しや造成工事が必要となったところでございます。そのため、鶴崎市民行政センターの3階に移転し、現在あります三佐北・細地区住環境整備事務所と併設したいと考えております。  3の事務所の移転時期についてでございますが、5月2日火曜日まで現在の事務所で業務を行い、5月3日から連休の間に引っ越しを行いまして、5月8日月曜日から鶴崎市民行政センターで業務を開始することとしております。  4のその他についてでございますが、地権者及び地域住民への周知は4月中旬に区画整理だよりにより行い、市民の皆様へは5月1日号の市報でお知らせしたいと考えております。また、事務所移転後の地権者及び住民対応につきましては、地元自治会と協議を行う中で、週2回程度、半日、地区内の公民館に職員を配置したいと考えております。  2ページをごらんください。  現在の横尾土地区画整理事務所、移転先の鶴崎市民行政センター内3階にあります三佐北・細住環境整備事務所、また、事務所閉鎖後の地元対応を行います下組、中筋の公民館の写真を載せております。  3ページをごらんください。  真ん中やや下寄りの黄色の着色をしたところが、横尾土地区画整理事務所の位置でございまして、図面上では事務所の下側、方位でいきますと南側になりますが、中筋の公民館がございます。また、図面上では事務所の上側、方位では北側になりますけれども、下組の公民館がございます。 ○足立委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見等はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することで決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  以上で当委員会に付託されました都市計画部所管分の審査を終了いたしました。  ここで、申し出により執行部から報告がありますので、受けます。  まず、大分市都市計画の変更について報告を求めます。 ○清水都市計画部次長都市計画課長   大分都市計画の変更について御報告いたします。  資料1、1ページ目をごらんください。  今回報告する内容は、1番の大分都市計画道路の変更、大分県決定と、2番の大分都市計画道路の変更、大分市決定の、2つの都市計画道路についての変更となります。まず、庄の原佐野線の変更は県決定により、第165回大分県都市計画審議会が2月3日に開催され、2月17日に決定告示が行われました。また、萩原鬼崎線下郡バイパスの変更は市決定となり、第37回大分市都市計画審議会を2月6日に開催し、3月7日に決定告示を行いました。  2ページは、位置図となります。  それでは、県決定の庄の原佐野線の変更の詳細を御報告します。  庄の原佐野線は、大分自動車道大分インターを起点に、大字佐野までの間、総延長約15キロメートルで、代表幅員16メートル、国道210号、国道10号等の主要な幹線道路と結ばれ、市域の東西方向を結ぶ主要幹線道路として位置づけられております。昭和36年12月に当初決定され、変更前の計画決定が平成22年6月となっています。  次に、3ページをごらんください。  この図は、変更する内容をまとめた計画図になります。左側が起点側の大分川右岸で、右側が米良バイパスとなります。今回変更する区間は、左端の宗麟大橋の端部から右端の米良バイパス南下郡東下交差点までの、約900メートルの区間になります。市内の慢性的な交通渋滞の緩和や東西交通軸の形成を図るため、現在施工中の元町・下郡工区に続き、米良バイパスまでの下郡区間の事業化に向けて、将来交通量の推計の結果の反映や道路構造の変更を行っています。  変更の内容は、道路線形、幅員、車線数、区域及び構造形式の変更となります。下郡バイパスの下郡工業団地入り口交差点までを4車線の平面交差となっていましたが、今回の変更で、米良バイパスの南下郡東下交差点までを立体交差で4車線とする計画に変更いたしました。図の黄色い区間が変更前で、赤色が拡幅により変更する区域となっております。  次の4ページは、図の上の路線図、図の下は横断のイメージ図を載せてあります。  上の路線図でありますが、赤色の部分が本線となり、立体交差の4車線で米良バイパスまで延長する計画であります。また、ブルーの部分は、既存の掘割式アンダーパス部分を活用し、JR豊肥本線をくぐる構造となっております。下の横断図、左下のオレンジ色の部分は、下郡バイパスから本線、高架部分への乗り降りするランプとなっております。  なお、今回の変更は、大分県では、米良バイパスの交差点は明野方面への整備を見据えますと将来的には立体交差が望ましい構造でありますが、当面、暫定形の平面交差で米良バイパスへタッチする計画となっております。  次に、市決定の萩原鬼崎線下郡バイパスの変更であります。  5ページをお願いいたします。  この路線は、萩原2丁目の臨海産業道路との交差点を起点に、下郡工業団地や下郡バイパス、府内大橋南側宮崎交差点、国道210号、わさだタウンなどを経由して、由布市との境となる大字鬼崎までの間、総延長約14キロメートル、代表幅員23メートルの都市計画道路で、市内の交通の円滑な処理を目的に、市西部の住宅地域と臨海部の工業地域を結ぶ道路として、昭和36年12月に都市計画決定されています。  今回の変更箇所は、図の中央、赤色の点線で示しております下郡工業団地入り口交差点が、庄の原佐野線と立体交差する構造となりますので、この路線の計画書の交差の構造が平面交差から立体交差へと変更するものであります。このため、萩原鬼崎線の平面交差の総数が12カ所から11カ所へと変更しております。  なお、2ページには、変更の理由について、ただいま説明した内容を整理し記載をしておりますので、後ほど御一読ください。 ○足立委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質疑等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   では次に、おおいた中心市街地まちづくりグランドデザインについての報告を求めます。 ○清水都市計画部次長都市計画課長   おおいた中心市街地まちづくりグランドデザインについて御説明させていただきます。  資料2をお願いいたします。  おおいた中心市街地まちづくりグランドデザインの策定に当たり、本年度当初より、市民からのアイデア募集やパブリックコメント、また、大分市中心市街地まちづくりフォーラムの開催、さらには、おおいた都心まちづくり会議など、市民の皆様から幅広く意見を伺いながら進めてまいりました。また、本委員会においても昨年の7月、11月に御意見を伺い、取りまとめを行ってきたところでございます。  このグランドデザインは、大分市総合計画おおいた創造ビジョン2024をベースに、大分市都市計画マスタープランを初めとする各種個別計画における今後の取り組みを整理する中、中心市街地の魅力創造に資する施策を将来ビジョンとして描き、まちづくりの方向性やイメージをわかりやすく示したものでございます。内容に関しましては、さきの会派勉強会にて御説明させていただいたとおりでございます。  今後の予定につきましては、本会議及び3月30日に開催するおおいた都心まちづくり会議への報告を経た後、今月末には公表する予定でございます。 ○足立委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、これについて委員の皆さん質疑等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   次に、鉄道残存敷整備について報告を求めます。 ○清水都市計画部次長都市計画課長   鉄道残存敷の整備について御説明いたします。  資料3をお願いいたします。  大分駅付近連続立体交差事業の新旧鉄道敷の交換に伴い生まれた鉄道残存敷は、日豊本線の大分駅より西側エリアで、延長約1,200メートル、幅員9メートルから18メートル、東側エリアは、延長約800メートルで幅員が6メートルから18メートルとなっています。また、久大本線では、延長約300メートルで幅員が3メートルから10メートルの残存敷が2カ所となっております。  これまで鉄道残存敷の利活用は、大分駅付近連続立体交差事業の事業主体である大分県が主体となり、平成24年度より検討を進めてまいりましたが、今後は、大分県と大分市の役割分担の中で、段階的に整備に向けた検討を進めてまいります。具体的には、日豊本線の東側エリアを、大友氏遺跡の整備にあわせ、大分駅など周辺施設をつなぐ回遊ルートとして早期の整備に向け、来年度より基本計画の策定に着手してまいります。また、日豊本線西側エリア、久大本線においても、順次利活用の検討を進めてまいります。 ○足立委員長   鉄道残存敷整備の説明について、質疑等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは次に、ふれあい交通運行事業についての報告を求めます。 ○高瀬都市交通対策課長   それでは、ふれあい交通運行事業につきまして御説明いたします。  資料4-1をお開きください。  ふれあい交通運行事業の制度の拡充について御説明いたします。  まず、1の制度拡充の目的をごらんください。  公共交通機関の利用が不便な地域において、平成16年度より運行しておりますふれあい交通運行事業につきましては、買い物や病院、お出かけ等、日常生活の移動の手段として御利用いただいております。新年度より、利用者の利便性の向上に向けた制度の拡充を図ってまいります。  なお、破線の囲み部分にございますとおり、平成27年の議会が行う事務事業評価では、多様な利用者のニーズに対応できるよう運行方法の改善の評価を、また、平成28年の決算審査特別委員会においては、利便性の向上とともに、利用者負担等の改善などの要望をいただいたところでございます。  次に、2の制度拡充の内容についてごらんください。  制度の見直しについては、(1)から(3)の3点ございます。  (1)利用者のニーズによるものでございます。毎年ルートごとに開催しております地域検討会及び事業説明会における、利用者の意見に基づき制度内容を見直すものでございます。1点目は、運行方法に関する見直しでございまして、現行は行き便2名以上の予約により運行しておりましたけれども、1名での予約でも運行することといたします。2点目は、運行回数に関する見直しでございます。現行は1ルート最大週6便での設定となっておりましたけれども、登録者数に応じて6便から20便まで設定できることといたします。便数の数え方につきましては、片道を1便と考え、往復の場合は2便となります。  次に、(2)本市の制度間の整合を図るものでございまして、ふれあい交通運行事業と高齢者ワンコインバスとの利用料金の整合を図るものでございます。ふれあい交通運行事業につきましては、高齢者ワンコインバス乗車証のお持ちの方につきましては、1乗車当たり100円で利用できることといたします。  次に、(3)対象地域の要件緩和を図るものでございます。現行は、対象地域を最寄りの路線バス停留所から1.5キロメートル以遠の地域としておりましたけど、今回、最寄りの停留所から0.5キロメートル以遠の地域といたします。  次に、3の施行期日でございます。施行期日につきましては、新年度の4月1日より予定をしております。  次に、資料の右側をごらんください。  4には現行のふれあい交通運行事業の概要、5にはこれまでの実績、6には制度の変遷を整理しております。  次に、資料の4-2をお開きください。  ふれあい交通の運行図、路線図でございます。図の中の青い線が路線バス、オレンジの線がふれあい交通の運行ルートとなっております。ふれあい交通の運行ルートにつきましては、現行15ルートで運行しておりますが、4月より運行開始を予定しております木佐上ルートの1ルート追加になって、合計16ルートとなります。  新年度は、新たな制度を自治会などへ説明を行いながら周知を図りまして、ふれあい交通の利用促進を図ってまいります。
     また、お手元にはふれあい交通運行事業のパンフレットをお配りしております。 ○足立委員長   執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質疑などはありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは次に、大分市地域公共交通網形成計画についての報告を求めます。 ○高瀬都市交通対策課長   資料5をお開きいただきたいと思います。  大分市地域公共交通網形成計画について御説明いたします。  この大分市地域公共交通網形成計画につきましては、これまで当委員会で計画の概要やスケジュール、また経過報告等を行ってまいりましたが、このたび計画案がまとまりましたのでその内容について御報告申し上げます。  まず、これまでの委員会での報告内容などについて簡単に御説明させていただきます。  資料を2枚めくっていただきまして、参考資料の1をごらんください。  この資料は、国土交通省の資料でございます。資料の左側のポイントと書かれた部分をごらんください。平成26年11月に施行されました地域公共交通活性化再生法の一部改正法により、地方公共団体がまちづくりと連携し、面的な公共交通ネットワークの再構築を行うことができるようになったというところでございます。  面的な公共交通ネットワークの再構築を行うに当たっては、資料の右側に掲載されておりますが、地方公共団体、いわゆる大分市が、地域公共交通網形成計画を策定し、その後、路線バスのダイヤ等の見直しを行います、地域公共交通再編実施計画を策定する必要がございます。  このため、本市におきましてもまずは、資料の右側中段にあります、地域公共交通のマスタープランとなる、大分市地域公共交通網形成計画の策定を行っているところでございます。この計画を国に提出いたしますと、個別の事業展開に対して国の後押しを受けることができるようになります。  続いて、参考資料2をお開きください。  この資料は、本計画の策定の流れを整理しておるものでございます。本計画の策定におきましては、公共交通事業者や道路管理者、公安委員会、公共交通の利用者等を含め多くの関係者で構成される、大分市地域公共交通協議会において協議を進めてまいりました。  また、資料の中ほどには、本計画策定に係る全体の流れを示しておりますけれども、全体では、ベージュで示した位置、公共交通網形成計画の検討の段階でございます。  続いて、参考資料3をお開きください。  大分市地域公共交通協議会の構成員となっております。  引き続き、参考資料4をお開きください。  これまでの協議会の開催経過をまとめたものでございます。これまで大分市地域公共交通協議会を4回開催し、議論を進めてきたところでございます。  この計画につきましては、2月3日より2月28日までの間パブリックコメントを行い、10人の方から合計25件の意見をいただいたところでございます。主な意見では、バス専用レーンの拡大や鉄道駅のバリアフリー化の推進、高校生や高齢者などを対象にした公共交通の利用促進に係る取り組みに関する意見などございまして、このような意見の取り扱いについて、計画案に一部修正を加えまして、協議会において最終案を取りまとめたところでございます。  この大分市地域公共交通網形成計画案を、来年度の早い時期にまとめまして、主務大臣、国土交通大臣及び総務大臣宛てに送付する予定でございます。  次に、計画の内容を御説明いたします。  資料の初めに戻りまして、資料5-1をお開きください。  本市の公共交通を取り巻く現状の概要や課題、課題を踏まえた基本方針、基本理念をまとめたものとなっております。  資料の左側には、大分市を取り巻く現状を3つ示しております。  1つ目の、全国的な公共交通事業の現状では、国の資料によるところでございますけれども、本市を含む地方の乗り合いバス事業の収支率が90%を下回る状況、また、バスやタクシー事業は、全産業に比べてともに就労者の平均年齢が高く、労働時間も長く、一方では年間所得が低い状況であることを整理しております。  2つ目の、大分都市圏の公共交通による主な移動特性でございますが、平成25年度実施いたしました大分都市圏パーソントリップ調査の結果により、20歳代以下及び75歳以上の方の公共交通利用の割合が高い状況であること、また、通勤、通学、通院など公共交通の利用目的においても、路線バスが多く利用されていることを整理いたしております。  3つ目の、本市の公共交通に関する市民の認識と利用者のニーズにおきましては、本年度、自治委員、民生委員・児童委員の方々に実施いたしましたアンケート調査により、現状の公共交通に対して十分ではないという評価、また、公共交通は必要不可欠であるという意識について整理いたしております。  これらの現状を踏まえまして、本市の公共交通に関する課題を5つ、資料の中ほどでございますが、1、都市活動を支える持続可能な公共交通網の形成のあり方、2、まち(拠点)のにぎわいを創出する公共交通のあり方、3、日常生活の移動(おでかけ)を支える公共交通のあり方、4、すべての人にやさしく利便性のある公共交通サービスのあり方、5、来訪者や外国人旅行者に対する公共交通の受入環境のあり方を掲げております。  これらの課題を踏まえまして、本市における公共交通網形成計画の基本理念を、上段の部分に、「市民・交通事業者・行政が連携し、だれもが快適に移動できる公共交通ネットワークの構築を目指す。」というふうに定めまして、各課題に対応する基本方針を、課題の欄の右側に記載いたしました。  それぞれの基本方針の具体的な内容については、枠内の黒色のダイヤで示しているところでございます。  (1)の、利用者のニーズに合った効率的で効果的な公共交通ネットワークの構築では、路線バスの効率化や速達性や定時性を持つバス基幹軸の構築などに取り組む方針としており、路線バスダイヤの見直しや環境整備を行うことといたしております。  (2)の、風格とにぎわいのある都市拠点と地域の特性を生かした個性的で魅力ある地区拠点の形成を支える公共交通ネットワークの構築では、地区拠点における循環型交通の構築や、円滑な公共交通の乗り継ぎ環境の整備などに取り組むことといたしております。  (3)の、すべての人が住み慣れた場所で安心して生活できる公共交通の維持・活性化では、ふれあい交通の利便性向上や、生活交通となるバス路線の確保などに取り組むことといたしております。  (4)の、だれもが分かりやすく利用しやすい公共交通の環境整備では、バリアフリー化の推進やバス停などの利用環境改善などに取り組むことといたしております。  (5)の、来訪者や外国人旅行者に対する公共交通の受入環境の環境整備の推進では、日帰り観光が可能な公共交通サービスの提供や、観光需要の拡大につながる交通結節機能の検討、また、待合施設などの利用環境の向上などに取り組むことといたしております。  次に、資料の5-2をお開きください。  資料の左側に、地区別の拠点における公共交通に係る都市施設の方針と、都市計画マスタープランにおける将来都市構造図として、大分市都市計画マスタープランにおける本市のまちづくりの方針を示しております。  この将来都市構造をもとに、資料の5-1で御説明いたしました大分市の地域公共交通に関する基本方針から、資料右側の図の本市の地域公共交通網のあるべき姿として、本市が目指す公共交通ネットワークのイメージを描いております。図の中では、公共交通を大きく4つに分類しておりまして、1つ目が、紫色で示します、広域的に本市ほか市町村などを結ぶ公共交通幹線軸、2つ目が、拠点間を結ぶ拠点間連携軸、3つ目が、循環型交通など拠点の形成を支える拠点形成促進軸、そして4つ目が、拠点や公共交通幹線軸周辺のデマンド型交通域でございます。これらの軸を担う公共交通については、上段の表に整理いたしております。  次に、冊子になっております資料5-3をごらんください。  これが、大分市地域公共交通網形成計画案の全文でございます。資料5-1、5-2で御説明いたしました概要版の全てでございまして、目次をお開きください。  本計画の全体の構成になっております。関連計画の整理や公共交通等の現状、利用者のニーズ、本市公共交通の課題、本計画の目指すもので構成されております。先ほど御説明いたしました大分市を取り巻く現状の詳細については、2、3、4章、本市の公共交通に関する課題を5章、本市における基本理念や基本方針などを6章に記載いたしております。  では、1ページ及び2ページをお開きください。  この計画の位置づけを記載しております。本計画は、大分市総合計画、大分市都市計画マスタープラン、大分都市圏総合都市交通計画などとの整合を図る中で、本市の地域公共交通のマスタープランとなるものでございまして、具体的な路線バスの再編や運行ダイヤの見直しなどにつきましては来年度から、アクションプランとなります地域公共交通再編実施計画を策定し、具体の事業を実施することといたしております。  次に、78ページをお開きください。  計画の期間を記載しております。関連計画との整合を図りながら、本計画の期間は、平成29年度から平成33年度までの5カ年としております。  なお、本計画策定後は、表のオレンジ色部分にありますとおり、平成29年度に、バス路線の再編、またダイヤ等の見直しを行います、大分市地域公共交通再編実施計画の策定に着手をいたしまして、平成30年度より、実際にダイヤ改正など実施できるようバス事業者と検討を進めてまいりたいと考えております。  次に、79ページをお開きください。  本市の地域公共交通に関する基本方針より、計画の目標として、公共交通の利用促進や通勤における公共交通の利用促進及び運行効率化など、5つの目標を掲げております。また、それぞれの目標の達成状況を評価するための指標を設定しております。  続いて、80ページをお開きください。  前のページで示しました評価指標と、評価指標の現状値と目標値になります。計画年度最終となる平成33年度で達成する値を、目標値としております。  この計画の目標値は、鉄道やバスの利用の状況に対して、それぞれの施策の展開によります公共交通利用の評価指標を定めたものでございます。今後の具体事業がこの目標値の達成に寄与するよう詳細に定めた目標でございまして、全体といたしましては、鉄道利用者につきましては微増、バス利用者につきましては減少に歯どめをかける数値の設定となっております。この数値は、毎年検証しながら事業の効果を検証してまいります。今後のこの目標を達成できるよう、効果的な各施策を展開するため、また、具体的な計画を立てていくための目安といたしております。  次に、81ページをお開きください。  ここでは、計画の目標を達成するための取り組みの全体像を示しておりまして、表の右側には取り組む内容を記載しております。  次に、82ページをお開きください。  各取り組みを実施する時期、それから主体を一覧にまとめております。  取り組みの具体内容につきましては、83ページ以降にそれぞれ記載しております。  最後でございますが、108ページ、109ページをお開きください。  本計画の進捗管理や成果の把握など、目標の達成に向けたマネジメントは大分市地域公共交通協議会で行うこと、また、評価指標のモニタリングを実施する時期などを示しております。  この計画は、新年度の早い時期に国に送付し、支援を受けることといたしております。 ○足立委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、委員の皆さん質疑等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   では、次に行きます。  第2期大分市耐震改修促進計画及び木造住宅防災ベッド耐震シェルター設置促進事業の概要についての報告を求めます。 ○釘宮開発建築指導課長   それでは、第2期大分市耐震改修促進計画及び木造住宅防災ベッド耐震シェルター設置促進事業の概要について御報告いたします。  お手元の資料6をお開きください。  まず初めに、第2期大分市耐震改修促進計画についてです。  本市は、これまで平成20年に策定した大分市耐震改修促進計画に基づき、建築物の耐震改修の促進に努めてまいりました。その促進計画は今年度末をもって満了することから、平成28年3月に発出された国の新たな基本方針に基づき、県計画との調整を行う中で第2期大分市耐震改修促進計画を策定し、さらなる耐震改修の促進を図ることとしております。  まず、第1章は総則で、計画策定の背景、目的、計画期間等を掲げており、その期間は、平成29年4月1日から平成38年3月31日までの9年間となっております。  第2章は、耐震診断及び耐震改修の実施に関する目標についてです。民間建築物である住宅及び多数の者が利用する建築物の耐震化率の目標値は、平成32年度末までに95%とし、本市が所有する公共建築物の耐震化については、平成31年度末までに100%とします。  第3章は、耐震診断及び耐震改修の促進を図るための施策についてです。1点目の基本的取り組み方針として、本市及び民間建築物所有者の役割を定め、支援策や環境整備の方針などを掲げております。2点目の耐震化等を促進するための支援策としては、木造住宅等の耐震化に係る補助金交付制度や、来年度新たに補助制度の創設を予定しております、防災ベッドや耐震シェルターによる安全対策などを掲げております。  第4章は、建築物の地震に対する安全性の向上に関する啓発及び知識の普及についての方針を掲げております。  第5章は、既存耐震不適格建築物の所有者等に対する耐震診断または耐震改修の指導等のあり方についてで、第6章については、計画の検証や関係機関との連携などについて記載しております。  計画の概要は以上となりますが、この計画についてパブリックコメントを本年1月20日から1カ月間行ったところ、防災ベッドの補助制度創設の要望など、1名の方から2件の御意見をいただきました。  なお、本計画の施行は、新年度の4月1日を予定としております。  続きまして、お手元の資料、右の欄をごらんください。  平成29年度新規事業として、当初予算案を本定例会に上程しております、木造住宅防災ベッド耐震シェルター設置促進事業の概要について御説明いたします。  この事業の目的は、安心・安全なまちづくりを推進するため、防災ベッドや耐震シェルターの設置の補助制度を創設することにより、地震発生時における住宅の倒壊等による人的被害の軽減を図ることを目的としております。  制度の概要は、補助の対象を、大分市内にある木造住宅で、旧耐震基準による建築物としております。補助率はともに3分の2で、防災ベッドについては上限額を20万円としており、耐震シェルターについては上限額を30万円としております。  下の写真は、イメージ図です。  なお、この補助の受付は、新年度6月1日より開始する予定です。 ○足立委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質疑等はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは最後になります。大分市自転車等駐車場整備計画及び大分市自転車走行空間ネットワーク整備計画についての報告を求めます。 ○高瀬都市交通対策課長   大分市自転車等駐車場整備計画及び大分市自転車走行空間ネットワーク整備計画について御説明いたします。  お手元の資料7をお開きください。  本計画は、大分市自転車等の放置の防止等の条例に基づき、大分市自転車等駐車対策協議会の協議を経て、自転車環境の向上と利用促進を図ることを目的としております。  これまで、中心部や駅周辺の駐輪場の整備や中心部放置禁止区域の指定により、路上における放置自転車の数は減少してまいりましたけれども、さらに自転車を取り巻く環境の向上と利用の促進を図ることを目的にして、平成37年の将来駐輪需要を予測して、駐輪場整備の目標数値を定めたところでございます。  右ページの駐輪状況調査比較分布は、中心市街地のエリア全体と、中央町、府内町、大分駅周辺をそれぞれエリア1からエリア3として、駐輪場の状況を示しております。棒グラフはエリアごとの平日、休日の駐輪台数を、折れ線グラフは路上駐輪台数を、水色は駐輪場の収容台数を示したものでございます。  エリア全体では、駐輪場の容量にほぼ比例して駐輪台数も伸び、路上駐輪が減少していることがうかがえます。また、エリア1の中央町周辺では、路上駐輪は減少しているものの、駐輪収容台数に対して駐輪台数が伸びていない状況でございます。エリア2、府内町周辺では、路上駐輪の減少に対して駐輪台数が伸びておらず、駐輪場の収容台数が不足している状況でございます。また、エリア3、大分駅周辺では、駐輪台数が伸びていることに対して、駐輪場収容台数が追いついていない状況でございます。  これらの状況をもとにして、次のページをお開きください。
     エリアごとに将来の駐輪場台数を想定し、将来駐輪需要と整備目標を設定いたしました。エリア1の中央町周辺では、将来不足台数が34台とおおむね需要を満たしております。このエリアでは、駐輪場への積極的な誘導対策が必要となってます。エリア2の府内町周辺では、将来不足台数が442台、エリア3の大分駅周辺では、将来不足台数が991台となり、今後とも駐輪場の整備が必要といった結果となっております。  同時進行の取り組みといたしまして、不足する駐輪場を確保するために、左下に、府内町で取り組んでいる事例を御紹介いたします。平成27年度から、地元商店街と連携した小規模駐輪場の整備及び運営の社会実験として、府内五番街の民間用地を借用し実施しております。また右上には、今年度大分市市民活動・消費生活センターにおいて、10台分の小規模駐輪場を設置いたしました。  このような取り組みを行いながら本整備計画案をまとめ、平成28年9月5日より10月4日までパブリックコメントを行い、3名の方々から4件の意見が寄せられました。  この意見に対しましては、駐車対策協議会の委員の方々と協議の結果、整備計画の変更にはつながらないという判断をいただきながら、平成29年3月1日、大分市自転車等駐車場整備計画の改定内容を決定したところでございます。  次に、3ページの大分市自転車走行空間ネットワーク整備計画概要版をごらんください。  本計画では、平成25年7月の策定以来、国、県、市の道路管理者や警察、教育関係機関等と連携して、平成25年から平成27年の3年間をステップ1と位置づけ、ハード・ソフト両面において関係機関が各種施策を展開してきたところでございます。現在は、平成32年までの5年間をステップ2として目標設定を行い、毎年、本計画の推進について進捗などを確認しながら取り組んでいくことといたしております。  次の4ページには、ステップ1の目標と実績、ステップ2の目標を記載しております。  ステップ1の目標1のハード施策では、自転車ネットワーク整備を5キロメートル実施すると設定しておりました。この3年間の整備実績は、27路線5.68キロメートルを整備しまして、目標を達成いたしました。また、目標2のソフト施策では、大分市における事故発生件数を400件以下の定着化を目標としておりました。当計画で設定したステップ1につきましても、平成25年以降より事故発生件数は400件以下となっており、ハード・ソフトともに目標を達成いたしたところでございます。  また、本年度よりステップ2に移行し、事業の拡大を図る期間といたしておりまして、関係機関で構成する大分市自転車走行空間ネットワーク推進協議会にて目標を設定したところでございます。  このステップ2の5カ年の目標でございますが、ハード施策の目標1は、自転車の多い中心市街地、また、高校周辺の通学路を中心に、20キロメートル以上の整備を目指すこととしております。また、ソフト施策の目標2は、昨年8月に策定いたしました大分市交通安全計画との整合を図りながら、年間自転車事故発生件数を250件以下に定着させることといたしました。  今後とも、自転車の走行空間を整備するとともに、自転車事故を撲滅するために、関係機関等と連携した新たな取り組みなどを検討するなど、ハード・ソフト施策のさらなる充実を図ってまいりたいと考えております。 ○足立委員長   執行部より報告がありましたが、委員の皆さん質疑等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   執行部、その他として何かありませんか。 ○清水都市計画部次長都市計画課長   大分公共空間デザインアドバイザーの設置について御報告させていただきたいと思います。  お手元の資料はございませんが、中心市街地の都市景観を特徴づける重要な構成要素であります、道路空間など公共施設のデザインについて、専門的知識を有する者から助言を受けることにより、大分市らしさを創出し、魅力的な都市景観を形成することを目的として設置するものであります。  アドバイザーは、大分工業高等専門学校の亀野教授、九州大学の樋口准教授、大分芸術文化短期大学の根之木教授の3名となります。本日15時30分から、委員委嘱状交付式を行うこととしております。 ○足立委員長   そのほか何かありませんか。 ○長野都市計画部長   先週末の大分合同新聞の報道がございましたが、建設リサイクル法第11条の通知義務を怠っていた件でございます。  建設リサイクル法では、一定規模以上の工事におきましては、発注前に届け出義務がございます。現在、県から調査が来ておりまして、都市計画部で調査したところ、対象工事36件中8件において、工事着手までの届け出ができておりませんでした。  今後このようなことがないよう、工事担当者等へ指導を徹底してまいります。大変申しわけございませんでした。 ○足立委員長   委員の皆さん、ほかありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、私から1点ございます。  昨年開催した市民意見交換会での質問、意見等への対応について、執行部から回答を受け、その後、当委員会の対応について、前任期の委員で協議を行いました。その結果は現在ホームページ、各支所、出張所及び各地区公民館で閲覧できるようになっております。当委員会の対応については、執行部に対し働きかけるといった事項もございますので、真摯に受けとめていただくようにお願いをいたします。  以上をもって都市計画部の案件は全て終了いたしました。お疲れさまでした。  それではここで、3月末をもって退職される方から挨拶の申し出がありますので、お願いいたします。    〔退職者 あいさつ〕    〔足立委員長 お礼のあいさつ〕 ○足立委員長   それでは、あすの委員会は午前10時に開会いたします。本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。                              午前11時51分散会...