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平成29年第1回定例会(第1号 3月10日)
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  1. 大分市議会 2017-03-10
    平成29年第1回定例会(第1号 3月10日)


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    最終取得日: 2022-11-22
    平成29年第1回定例会(第1号 3月10日)   第1回大分市議会定例会会議録 (第1号) ───―────―──────────── 平成29年3月10日 午前10時0分開会 ───―────―──────────── 出席議員   1番    穴 見 憲 昭   2番    小 野 仁 志   3番    松 木 大 輔   4番    倉 掛 賢 裕   5番    田 島 寛 信   6番    二 宮   博   7番    藤 田 敬 治   8番    安 部 剛 祐   9番    野 尻 哲 雄  10番    永 松 弘 基  11番    板 倉 永 紀  12番    足 立 義 弘  13番    仲 道 俊 寿
     14番    長 田 教 雄  15番    秦 野 恭 義  16番    阿 部 剛四郎  17番    高 松 大 樹  18番    松 本 充 浩  19番    堀   嘉 徳  20番    井手口 良 一  21番    福 間 健 治  22番    岩 崎 貴 博  23番    斉 藤 由美子  24番    馬見塚   剛  25番    甲 斐 高 之  26番    帆 秋 誠 悟  27番    松 下 清 高  28番    宮 邉 和 弘  29番    髙 野 博 幸  30番    安 東 房 吉  31番    日小田 良 二  32番    スカルリーパー・エイジ  33番    三 浦 由 紀  34番    衛 藤 延 洋  35番    大 石 祥 一  36番    仲 家 孝 治  37番    荻 本 正 直  38番    高 橋 弘 巳  39番    橋 本 敬 広  40番    川 邉 浩 子  41番    国 宗   浩  42番    泥 谷   郁  43番    佐 藤 和 彦  44番    今 山 裕 之 ───────────────────── 欠席議員  な し ───―────―──────────── 出席した事務局職員 局長  藤 澤   修 次長兼総務課長  奈 良 英 治 次長兼議事課長  板 井   隆 議事課参事  吉 野   宏 議事課参事政策調査室長  牧   浩 司 議事課議事担当班主査  後 藤 和 正 ───―────―──────────── 説明のため出席した者の職氏名 市長  佐 藤 樹一郎 副市長  久 渡  晃 副市長  桑田 龍太郎 教育長  三 浦 享 二 水道事業管理者  三重野 小二郎 消防局長  藤 井 博 文 総務部長  佐 藤 耕 三 総務部参事防災危機管理課長  森   裕 英 企画部長  玉 衛 隆 見 企画部参事  増 田 真由美 企画部参事  縄 田 睦 子 財務部長  宮 本 玄 哲 市民部長  伊 藤 真由美 市民部参事  村 上 博 士 福祉保健部長  江 藤   郁 福祉保健部参事福祉事務所長  大 木 治 郎 環境部長  奈 須 寿 郎 商工労働観光部長  戸 田 美 和 農林水産部長  森 本   亨 土木建築部長  木 村 忠 孝 都市計画部長  長 野 保 幸 下水道部長  新 井 修 司 下水道部参事  伊 藤 憲 亮 監査事務局長  石 井 宏 治 教育部長  澁 谷 有 郎 教育部教育監  秦   希 明 水道局管理部長  倉 原   洋 市長室長  高 橋 賢 次 財務部次長兼財政課長  佐 藤   等 ───―────―────────────   議  事  日  程  第1号     平成29年3月10日午前10時開会 第1 議長の選挙 第2 議席の指定 第3 会期の決定 第4 副議長の選挙 第5 議員提出議案第1号上程、審議(委員会付託省略) 第6 常任委員会委員の選任 第7 議会運営委員会委員の選任 第8 特別委員会の設置並びに委員の選任 第9 大分県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙 第10 由布大分環境衛生組合議会議員の選挙 第11 議第1号から議第38号まで一括上程(市長の提案理由説明) ───―────―────────────   本日の会議に付した事件 日程第1 議長の選挙 日程第2 議席の指定 日程第3 会期の決定 日程第4 副議長の選挙 日程第5 議員提出議案第1号上程、審議(委員会付託省略) 日程第6 常任委員会委員の選任 日程第7 議会運営委員会委員の選任 日程第8 特別委員会の設置並びに委員の選任 日程第9 大分県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙 日程第10 由布大分環境衛生組合議会議員の選挙 日程第11 議第1号から議第38号まで一括上程(市長の提案理由説明
     ◇─────────────────◇           午前10時0分 ○事務局長(藤澤修) おはようございます。  本日は、一般選挙後最初の議会でありますので、議長が選任されるまでの間、地方自治法第107条の規定に基づき年長の議員が臨時議長の職を行うことになっております。  出席されている議員のうち、秦野恭義議員が年長の議員でありますので御紹介いたします。(拍手)      〔臨時議長議長席に着く〕 ○臨時議長秦野恭義) おはようございます。  ただいま御紹介をいただきました秦野恭義でございます。地方自治法第107条の規定に基づき、臨時議長の職務を行います。何とぞよろしくお願いいたします。  ただいまから平成29年第1回定例会を開会いたします。           午前10時1分開会 ○臨時議長秦野恭義) これより本日の会議を開きます。           午前10時1分開議 ○臨時議長秦野恭義) この際、議事の進行上、仮議席の指定を行います。  仮議席はただいま着席の議席を指定いたします。  ◇─────────────────◇ ◎日程第1 議長の選挙 ○臨時議長秦野恭義) 日程第1、これより議長の選挙を行います。  議場の閉鎖を命じます。      〔議場閉鎖〕 ○臨時議長秦野恭義) ただいまの出席議員は44名であります。  投票用紙を配付させます。      〔投票用紙配付〕 ○臨時議長秦野恭義) 投票用紙配付漏れはありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○臨時議長秦野恭義) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。      〔投票箱点検〕 ○臨時議長秦野恭義) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は、単記無記名であります。投票用紙の裏面に被選挙人の氏名を記載の上、議席順に順次投票をお願いいたします。      〔各員投票〕 ○臨時議長秦野恭義) 投票漏れはありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○臨時議長秦野恭義) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。      〔議場開鎖〕 ○臨時議長秦野恭義) これより開票を行います。  会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に、21番、福間健治議員、28番、宮邉和弘議員、40番、川邉浩子議員、以上3名を指名いたします。  よって、3名の方は立ち会いをお願いいたします。      〔投票点検〕 ○臨時議長秦野恭義) 選挙の結果を報告いたします。   投票総数  44票  これは、先ほどの出席議員数に符合いたします。  そのうち、    有効投票  44票    無効投票  0票   有効投票中    野 尻 哲 雄 議員  40票    福 間 健 治 議員  3票    安 部 剛 祐 議員  1票  以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は11票であります。  よって、野尻哲雄議員が議長に当選をいたしました。  ただいま議長に当選されました野尻哲雄議員が議場におられますので、本席から会議規則第33条第2項の規定により告知をいたします。  この際、議長に就任の御挨拶をお願いいたします。 ○議長(野尻哲雄)(登壇) おはようございます。一言御挨拶させていただきます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、大分市議会第41代議長に就任させていただきました野尻哲雄でございます。このような栄誉を得ましたことは、限りない光栄と存じますとともに、この重責を痛感いたしているところでございます。ここに皆様の御推挙を受けました上は、大分市議会が積み重ねてきた伝統を守りつつ、大分市民からより信頼される議会、開かれた議会を目指し、職務を全うしてまいる所存でございます。皆様方の御支援、御協力をお願い申し上げ、就任の挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ○臨時議長秦野恭義) それでは、議長と交代をいたします。議長席にお着き願います。  御協力ありがとうございました。(拍手)      〔臨時議長退席議長議長席に着く〕  ◇─────────────────◇ ○議長(野尻哲雄) 本日の議事は、お手元に配付の議事日程第1号により行います。  ◇─────────────────◇ ◎日程第2 議席の指定 ○議長(野尻哲雄) 日程第2、議席の指定を行います。  議席は、会議規則第4条第1項の規定により、議長においてただいまの仮議席のとおり指定いたします。  ───―────―────────────   1番    穴 見 憲 昭   2番    小 野 仁 志   3番    松 木 大 輔   4番    倉 掛 賢 裕   5番    田 島 寛 信   6番    二 宮   博   7番    藤 田 敬 治   8番    安 部 剛 祐   9番    野 尻 哲 雄  10番    永 松 弘 基  11番    板 倉 永 紀  12番    足 立 義 弘  13番    仲 道 俊 寿  14番    長 田 教 雄  15番    秦 野 恭 義  16番    阿 部 剛四郎  17番    高 松 大 樹  18番    松 本 充 浩  19番    堀   嘉 徳  20番    井手口 良 一  21番    福 間 健 治  22番    岩 崎 貴 博  23番    斉 藤 由美子  24番    馬見塚   剛  25番    甲 斐 高 之
     26番    帆 秋 誠 悟  27番    松 下 清 高  28番    宮 邉 和 弘  29番    髙 野 博 幸  30番    安 東 房 吉  31番    日小田 良 二  32番    スカルリーパー・エイジ  33番    三 浦 由 紀  34番    衛 藤 延 洋  35番    大 石 祥 一  36番    仲 家 孝 治  37番    荻 本 正 直  38番    高 橋 弘 巳  39番    橋 本 敬 広  40番    川 邉 浩 子  41番    国 宗   浩  42番    泥 谷   郁  43番    佐 藤 和 彦  44番    今 山 裕 之  ───―────―────────────  ◇─────────────────◇ ◎日程第3 会期の決定 ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。 日程第3、会期の決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から29日までの20日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、会期は、本日から29日までの20日間と決定いたしました。  ◇─────────────────◇ ◎日程第4 副議長の選挙 ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第4、これより副議長の選挙を行います。  議場の閉鎖を命じます。      〔議場閉鎖〕 ○議長(野尻哲雄) ただいまの出席議員は44名であります。  投票用紙を配付させます。      〔投票用紙配付〕 ○議長(野尻哲雄) 投票用紙配付漏れはありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。      〔投票箱点検〕 ○議長(野尻哲雄) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は、単記無記名であります。投票用紙の裏面に被選挙人の氏名を記載の上、議席順に順次投票をお願いします。      〔各員投票〕 ○議長(野尻哲雄) 投票漏れはありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。      〔議場開鎖〕 ○議長(野尻哲雄) これより開票を行います。  会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に、6番、二宮博議員、18番、松本充浩議員、36番、仲家孝治議員、以上3名を指名いたします。  よって、3名の方は立ち会いをお願いいたします。      〔投票点検〕 ○議長(野尻哲雄) 選挙の結果を報告いたします。   投票総数  44票  これは、先ほどの出席議員数に符合いたします。  そのうち、    有効投票  44票    無効投票  0票   有効投票中    髙 野 博 幸 議員  42票    安 東 房 吉 議員  1票    高 橋 弘 巳 議員  1票  この選挙の法定得票数は11票であります。  よって、髙野博幸議員が副議長に当選いたしました。  ただいま副議長に当選されました髙野博幸議員が議場におられますので、本席から会議規則第33条第2項の規定により告知いたします。  この際、副議長に就任の御挨拶をお願いいたします。 ○副議長(髙野博幸)(登壇) おはようございます。  ただいま副議長に選任いただきました髙野博幸でございます。大変光栄に存じますとともに、身の引き締まる思いでございます。  御推挙いただきましたからには、議長をしっかりと補佐し、議会の円滑な運営とさらなる活性化に努めてまいる所存でございます。議員の皆様、どうか温かい御指導、御協力をよろしくお願いいたします。  大変簡単ではございますけれど、副議長就任の御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。(拍手)  ◇─────────────────◇ ◎日程第5 議員提出議案第1号上程、審議(委員会付託省略) ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第5、議員提出議案第1号、大分市議会委員会条例の一部改正についてを上程いたします。  ───―────―────────────   議案   番  号      件  名   議員提出議案第1号 大分市議会委員会条例の一部改正について  ───―────―──────────── ○議長(野尻哲雄) お諮りいたします。  本案は、会議規則第38条第3項の規定により、提案理由の説明及び委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、提案理由の説明及び委員会付託を省略することに決定いたしました。
     これより質疑に入ります。  本案に対する質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 討論なしと認めます。  これより採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、原案のとおり可決いたしました。  ───―────―────────────   議案   番   号     件   名               結  果   議員提出議案第1号 大分市議会委員会条例の一部改正について 原案可決  ───―────―──────────── ○議長(野尻哲雄) この際、資料配付等のため、自席にてしばらく休憩いたします。           午前10時31分休憩  ◇─────────────────◇ ○議長(野尻哲雄) 休憩前に続いて会議を開きます。           午前10時32分再開  ◇─────────────────◇ ◎日程第6 常任委員会委員の選任 ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第6、これより常任委員会委員の選任を行います。  お諮りいたします。  常任委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付の委員氏名表のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名のとおり委員に選任することに決定いたしました。  ───―────―────────────     総務常任委員会       穴 見 憲 昭       田 島 寛 信       野 尻 哲 雄       秦 野 恭 義       井手口 良 一       馬見塚   剛       松 下 清 高       荻 本 正 直       国宗    浩     厚生常任委員会       倉 掛 賢 裕       安 部 剛 祐       長 田 教 雄       堀   嘉 徳       斉 藤 由美子       安 東 房 吉       スカルリーパー・エイジ       衛 藤 延 洋       橋 本 敬 広     文教常任委員会       松 木 大 輔       藤 田 敬 治       仲 道 俊 寿       松 本 充 浩       福 間 健 治       甲 斐 高 之       帆 秋 誠 悟       高 橋 弘 巳       川 邉 浩 子     建設常任委員会       小 野 仁 志       永 松 弘 基       足 立 義 弘       高 松 大 樹       宮 邉 和 弘       髙 野 博 幸       三 浦 由 紀       仲 家 孝 治       泥 谷   郁     経済環境常任委員会       二宮    博       板 倉 永 紀       阿 部 剛四郎       岩 崎 貴 博       日小田 良 二       大 石 祥 一       佐 藤 和 彦       今 山 裕 之  ───―────―────────────  ◇─────────────────◇ ◎日程第7 議会運営委員会委員の選任 ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第7、これより議会運営委員会委員の選任を行います。  お諮りいたします。  まず、議会運営委員会の委員定数を8人といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。
     次に、議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付の委員氏名表のとおり指名いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名のとおり委員に選任することに決定いたしました。  ───―────―────────────     議会運営委員会       板 倉 永 紀       長 田 教 雄       秦 野 恭 義       阿 部 剛四郎       宮 邉 和 弘       日小田 良 二       高 橋 弘 巳       今 山 裕 之  ───―────―────────────  ◇─────────────────◇ ◎日程第8 特別委員会の設置並びに委員の選任 ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第8、特別委員会の設置並びに委員の選任についてを議題といたします。  まず、子ども育成行政改革推進特別委員会総合交通対策特別委員会及び地域活性化対策特別委員会の設置についてであります。  子ども育成行政改革推進特別委員会は、委員10名で構成し、子どもに関する基本的な計画及び施策、並びに行政改革に関する調査の件を付託、総合交通対策特別委員会は、委員13名で構成し、交通体系、公共交通及び交通安全対策に関する調査の件を付託、地域活性化対策特別委員会は、委員12名で構成し、中心市街地の活性化及び過疎対策に関する調査の件を付託し、期限はそれぞれ議員の任期中とする。  以上のとおり各特別委員会を設置いたしたいと思います。  お諮りいたします。  まず、以上の3特別委員会を設置することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、以上の3特別委員会を設置することに決定いたしました。  次に、ただいま設置されました各特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付の委員氏名表のとおり指名いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名のとおり委員に選任することに決定いたしました。  ───―────―────────────     子ども育成行政改革推進特別委員会       穴 見 憲 昭       松 木 大 輔       安 部 剛 祐       松 本 充 浩       斉 藤 由美子       馬見塚   剛       安 東 房 吉       荻 本 正 直       国 宗   浩       佐 藤 和 彦     総合交通対策特別委員会       永 松 弘 基       仲 道 俊 寿       長 田 教 雄       秦 野 恭 義       井手口 良 一       岩 崎 貴 博       松 下 清 高       宮 邉 和 弘       日小田 良 二       スカルリーパー・エイジ       大 石 祥 一       仲 家 孝 治       川 邉 浩 子     地域活性化対策特別委員会       小 野 仁 志       二 宮   博       阿 部 剛四郎       堀   嘉 徳       福 間 健 治       甲 斐 高 之       帆 秋 誠 悟       三 浦 由 紀       衛 藤 延 洋       高 橋 弘 巳       橋 本 敬 広       泥 谷   郁  ───―────―────────────  ◇─────────────────◇ ◎日程第9 大分県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙 ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第9、大分県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。  お諮りいたします。  市議会議員の中から6名の選挙を行いますが、本選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。  これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。  次に、お諮りいたします。  議長において指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決定いたしました。  それでは、大分県後期高齢者医療広域連合議会議員に、   16番 阿 部 剛四郎 議員   19番 堀   嘉 徳 議員   22番 岩 崎 貴 博 議員
      31番 日小田 良 二 議員   36番 仲 家 孝 治 議員   41番 国 宗   浩 議員  以上6名を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました6名の方を当選人とすることに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名の方が大分県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました方が議場におられますので、本席から会議規則第33条第2項の規定により告知いたします。  ◇─────────────────◇ ◎日程第10 由布大分環境衛生組合議会議員の選挙 ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第10、由布大分環境衛生組合議会議員の選挙を行います。  お諮りいたします。  市議会議員の中から2名の選挙を行います。  本選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。  これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。  次に、お諮りいたします。  議長において指名することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決定いたしました。  それでは、由布大分環境衛生組合議会議員に、   19番 堀   嘉 徳 議員   27番 松 下 清 高 議員  以上2名を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました2名の方を由布大分環境衛生組合議会議員の当選人とすることに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名の方が由布大分環境衛生組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました方が議場におられますので、本席から会議規則第33条第2項の規定により告知いたします。  しばらく休憩いたします。           午前10時38分休憩  ◇─────────────────◇ ○議長(野尻哲雄) 休憩前に続いて会議を開きます。           午前10時55分再開  ◇─────────────────◇ ○議長(野尻哲雄) 地方自治法第121条の規定により、市長ほか関係者の出席を求めております。  出席通知のありました説明員の職氏名は、お手元に配付しております執行部席表のとおりであります。なお、野中総務部参事が病気療養中のため、本日から23日までの間、欠席する旨の届出がありましたので御了承をお願いいたします。  ◇─────────────────◇ ◎日程第11 議第1号から議第38号まで一括上程 ○議長(野尻哲雄) 次に参ります。  日程第11、本日提出されました議第1号から議第38号までを一括上程いたします。  ─────────────────────  議案  番   号 件  名  議第1号 平成29年度大分市一般会計予算  議第2号 平成29年度大分市国民健康保険特別会計予算  議第3号 平成29年度大分市財産区特別会計予算  議第4号 平成29年度大分市土地取得特別会計予算  議第5号 平成29年度大分市公設地方卸売市場事業特別会計予算  議第6号 平成29年度大分市農業集落排水事業特別会計予算  議第7号 平成29年度大分市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算  議第8号 平成29年度大分市介護保険特別会計予算  議第9号 平成29年度大分市後期高齢者医療特別会計予算  議第10号 平成29年度大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計予算  議第11号 平成29年度大分市水道事業会計予算  議第12号 平成29年度大分市公共下水道事業会計予算  議第13号 平成28年度大分市一般会計補正予算(第4号)  議第14号 平成28年度大分市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)  議第15号 平成28年度大分市水道事業会計補正予算(第1号)  議第16号 コンパルホール条例の一部改正について  議第17号 大分市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について  議第18号 大分市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部改正について  議第19号 大分市常勤特別職の給料月額の臨時特例措置に関する条例の一部改正について  議第20号 大分市職員の給与に関する条例等の一部改正について  議第21号 大分市立学校職員の給与に関する条例の一部改正について  議第22号 大分市税条例等の一部改正について  議第23号 大分市特別会計条例の一部改正について  議第24号 大分市手数料条例の一部改正について  議第25号 大分市障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について  議第26号 大分市障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  議第27号 大分市企業立地促進条例の全部改正について  議第28号 大分市中小企業退職金共済掛金補助条例の一部改正について  議第29号 大分市都市公園条例の一部改正について  議第30号 大分都市計画事業横尾土地区画整理事業施行条例の一部改正について  議第31号 大分市消防団条例の一部改正について  議第32号 字の区域及びその名称の変更について  議第33号 字の区域及びその名称の変更について  議第34号 旧慣による公有財産の使用廃止について  議第35号 ソフトウェアライセンスの購入について  議第36号 工事請負契約の締結について(大分市立碩田学園小グラウンド及び歩道整備工事)  議第37号 包括外部監査契約の締結について  議第38号 市道路線の認定及び廃止について  ───────────────────── ○議長(野尻哲雄) この際、提案理由の説明を求めます。
     佐藤市長。 ○市長(佐藤樹一郎)(登壇) おはようございます。本日ここに、平成29年第1回大分市議会定例会が開会されるに当たりまして、新年度の市政執行に対する私の基本的な考え方を申し上げますとともに、提出いたしました諸議案の概要を御説明申し上げ、議員の皆様を初め、市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  まずその前に、議員各位におかれましては、去る2月19日に執行されました市議会議員選挙において、厳しい選挙戦を見事に勝ち抜かれ、めでたく当選を果たされましたことに対し、心からお慶びを申し上げます。  このたびの栄誉は、皆様方のたゆまぬ御精進のたまものであると同時に、その豊かな人格と卓越した識見に寄せられた市民からの期待の大きさのあらわれであり、ここに深く敬意を表する次第であります。  今後とも、ますます御健勝で御活躍されますよう祈念申し上げますとともに、大分市のさらなる発展のため、格別の御尽力と御協力を賜りますようお願い申し上げます。  次に、市民栄誉賞の授与について御報告申し上げます。昨年12月18日に東京都で開催されましたインターナショナルロボット相撲トーナメント2016ラジコン型におきまして、松永芳史さんと松永さおりさんが見事、世界一の栄冠に輝きました。今回の優勝は、これまで真摯にロボット製作や研究に取り組まれてきた結果であり、世界に本市のものづくりの技術の高さをアピールできたものと考えております。これは市民にとりましても大きな誇りであり、その栄誉をたたえ、市民栄誉賞を授与いたしたところであります。お二人の今後ますますの活躍に御期待を申し上げます。  さて、市政執行の基本方針でございますが、我が国におきましては、急速な少子高齢化や本格的な人口減少社会の到来などにより、社会経済全般に影響を及ぼすさまざまな問題が顕在化をしております。こうした構造的な問題を克服するため、国においては、一億総活躍社会の実現を目標に掲げ、誰もが生きがいを持ち、その能力を存分に発揮できる新たな社会経済システムの構築に向けた取り組みが始まっております。  一方、地方においては、一億総活躍社会を実現する上でも最も緊急度が高い取り組みに位置づけられる地方創生を推進するため、全国の自治体がそれぞれのまちの未来をみずからの手で切り開こうと、地域の独自性を生かしたまちづくりを進めております。  本市におきましても、将来にわたる発展をより確かなものとするべく、本市の強みを生かした地方創生の取り組みをさらに加速させていかなければなりません。そのためには、まず市民の皆様と大分市の未来像を共有し、その実現に向けた道筋を明らかにすることが大切であると考えております。  こうしたことから、昨年、議員各位、多くの検討委員、また市民の皆様から御意見をいただく中で、新たな大分市総合計画「おおいた創造ビジョン2024」を策定するとともに、本計画に掲げる政策を着実に推進するため、個別計画の策定などにも取り組んできたところでございます。  市長就任3年目、任期の折り返しを迎える本年は、この進むべき方向性をしっかりと見据えながら、本市のまちづくりを進めていく1年としたいと考えております。引き続き、創造・連携・実行を基本姿勢に、市民の皆様とともに描いた新たな都市像の実現に向け、確かな前進を図ってまいります。  まず、創造につきましては次の三つの観点から取り組みを進めてまいります。  創造の1点目であります、誰もが安心して笑顔で暮らせる社会の創造について申し上げます。  昨年4月、熊本地震が発生し、その対応を経験する中で、改めて市民の日々の暮らしを守ることが基礎自治体の使命であり、まちづくりの原点であるとの意を強くすると同時に、防災力のさらなる向上の必要性を再認識したところでございます。今回の地震の教訓も踏まえつつ、昨年、大分市国土強靭化地域計画を策定いたしました。本計画に基づき、建築物の耐震化や避難所の環境整備、自主防災組織の活性化など、ハード・ソフト両面の対策を講じることにより、あらゆる大規模自然災害から市民の生命と財産を守り、地域・経済社会への致命的な被害を回避し、迅速な復旧復興に資する強靭な地域づくりを推進してまいります。  子ども・子育て支援につきましては、未来を担う子供たちの健やかな成長はもとより、女性の活躍推進の観点からも重要であると認識し、これまで優先的に取り組んでまいりました。本年4月からは子どもすこやか部を新設し、教育や福祉という枠にとらわれない一体となった組織体制のもと、幼稚園と保育所に関する窓口の一元化を図るとともに、施策を総合的かつ効果的に推進してまいります。  課題となっております保育所の待機児童に関しましては、保育施設等の定員の拡大を図り、平成30年4月の解消を目指してまいります。  子供たちの教育につきましても、大分市の未来の発展の礎を築く先行投資と位置づけ、積極的に取り組んでまいります。大分市教育大綱の趣旨を踏まえた新たな大分市教育ビジョン2017に基づき、学力と体力の向上に取り組むほか、特別支援教育の充実を図るなど子供と家庭に対するきめ細かなサポートを行い、よりよい教育環境の整備を進めてまいります。  本年4月には、いよいよ本市初の施設一体型の義務教育学校となる碩田学園が開校いたします。子供たちの知・徳・体のバランスのとれた育成を図る本市のリーディングスクールとして、その取り組みの成果を他の小中学校にも広げながら、義務教育9年間を見通した系統的な教育を推進してまいります。  高齢者や障害者の皆様が自立して生きがいを持って日々の生活を送ることができるよう、その福祉の充実を図ることも極めて重要です。新年度は、地域包括ケアシステムの構築を着実に推進すべく、認知症の方とその家族を支えるネットワークづくりを進めるとともに、早期診断、早期対応につなげる新たな支援体制を整備するなど、認知症施策の一層の充実を図ってまいります。  また、障害者に休日等においても相談や緊急時の受け入れなどのサービスを提供することができる拠点を新たに整備し、障害者の生活を地域全体で支える体制づくりを進め、住みなれた地域で安心して暮らせる社会の実現を目指してまいります。  人権教育・啓発及び同和対策につきましては、昨年12月に施行された部落差別の解消の推進に関する法律などの人権にかかわる法律の趣旨を踏まえ、大分市あらゆる差別の撤廃及び人権の擁護に関する条例及び大分市人権教育・啓発基本計画に基づき、市政の重要課題である同和問題を初めあらゆる人権問題の解決に向け取り組みを進めてまいります。  次に、2点目の産業力の強化による活力の創造について申し上げます。  私は、産業力を強化し活力あふれる大分市を創造することが、福祉を初め、市民の暮らしに密接にかかわる施策の充実を図る上でも不可欠であると考え、産業の活性化を一層推進すべく、昨年4月、商工労働観光部と農林水産部を設置し、体制を強化して各種政策を進めてまいりました。今後は、新たに策定した第2次大分市商工業振興計画や大分市農林水産業振興基本計画等に基づき、効果的な施策を展開し、さらに取り組みを加速してまいります。  商工業につきましては、本市の地域経済の主要な担い手である中小企業に対する人材確保・育成等の支援を拡充するほか、販路拡大や業務効率化等に対する支援を新たに創設し、中小企業の競争力を高めるとともに、持続的な成長を後押ししてまいります。  企業立地の推進では、本社機能の移転に係る支援制度の新設などにより、企業誘致に積極的に取り組んできた結果、昨年4月からこれまでの間に4社が本市に進出したところでございます。新年度は、新たに企業進出の可能性調査を行うなど、企業立地を戦略的に推進し、将来的に市場の拡大が見込まれる成長産業を初めとする産業のさらなる集積を目指してまいります。  あわせて、創業者のニーズに即した支援を行うなど創業しやすい環境づくりを進め、雇用の創出・確保を図ってまいります。  農林水産業につきましては、所得向上や競争力のある産地の育成を図り、持続力ある農林水産業の創造に努めてまいります。新規就業者や他産業から参入する企業など、担い手の確保・育成策の充実を図るとともに、新たに大規模園芸モデル団地の整備や大分市産木材の供給体制強化と利用促進、クロメの養殖技術の実用化に対する支援などに取り組むことにより、生産・経営基盤の強化を推進してまいります。  また、鳥獣被害対策の強化を図るため、防護柵の導入支援を拡充するほか、ドローンや情報通信技術を活用したシステムの開発、実証実験等を行ってまいります。  このような産業各分野の取り組みとあわせて、今後とも私みずからによる本市の製品、産品のトップセールスを積極的に行い、国内外に向けた魅力の発信と販路拡大に取り組んでまいります。  次に、3点目の次なる時代を見据えた新たな魅力の創造について申し上げます。まちのにぎわいの核となる中心市街地の活性化は、本市のみならず大分県、さらには東九州の発展にも寄与するものと考えております。こうした認識のもと、まずは中心市街地のまちづくりの方向性をわかりやすく示し、市民の皆様と共有するため、昨年来、グランドデザインの策定に取り組んでまいりました。新年度は、歴史、文化、観光拠点として、大分城址公園や大友氏遺跡の整備を進めるほか、大分駅付近の鉄道高架事業により生じた鉄道残存敷や荷揚町、中島両小学校跡地、大分駅東側の公有地などの利活用の検討を行い、県都にふさわしい魅力あふれる中心市街地の創造に取り組んでまいります。  一方、市内各地域におきましても、住民の皆様方と思いを一つにしてまちづくりを進める必要があると考えております。新年度は、各地域の皆様との議論を深める中で、それぞれの特性を踏まえた地域ビジョンの策定に取り組み、個性を生かした魅力ある地域づくりを進めてまいります。  また、本市におきましては、今後、第33回国民文化祭・おおいた2018、第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会やラグビーワールドカップ2019が開催されるとともに、その翌年には東京2020オリンピック・パラリンピックの開催も控えております。  こうした全国的、世界的なイベントは、市民がすぐれた文化・芸術やスポーツに触れる貴重な機会となるとともに、大分市を広くPRする絶好のチャンスとなります。  こうしたことから、これらのイベントを祝祭と捉え、準備に万全を期するとともに、これを契機として本市のさらなる魅力向上を図り、市民の誇りの醸成へとつなげてまいります。  その先駆けとして、国内外で活躍する文化人や著名人が集結し、各種講座やイベントを通して市民との交流を行う、エンジン01文化戦略会議オープンカレッジの開催を目指すとともに、国際スポーツ大会などの事前キャンプの誘致や本市独自の既存イベントの盛り上げも行いながら、全市を挙げて機運の高揚を図ってまいります。  あわせて、国内外からお越しいただいた多くのお客様をおもてなしし、それがさらなる誘客へとつながるよう、現在策定中の観光戦略プランに基づき、インバウンド受け入れ体制の充実を図るほか、国内有数の産業都市である本市の強みを生かした産業観光プログラムを開発するなど、新たな視点に立った観光施策を展開してまいります。  こうした取り組みを通して、大分市らしい個性あふれるまちづくりを進めるとともに、祝祭に係る一連の取り組みの中で得た経験をレガシーとして未来へと継承し、誰もが住み続けたい、訪れたいと望む多彩な魅力を有する大分市を創造してまいります。  連携でございます。  私は、行政課題が複雑多様化する中、あらゆる主体の皆様と適切な役割分担のもと、相互の特徴を生かして、その解決に当たることが重要であると考え、連携を基本姿勢として市政運営に取り組んでまいりました。今後とも各種施策をより効率的かつ効果的に展開するため、国や県、近隣自治体、企業、大学、そして何より市民の皆様との連携を強化してまいります。  大規模プロジェクト等の推進に当たっては、国を初めとするさまざまな主体との連携が重要となります。豊予海峡ルートや東九州新幹線等の広域交通網の整備は、本市はもとより大分県や九州、さらには我が国の発展に寄与するものであると認識しておりますことから、その実現に向けてさらに連携を深めてまいります。特に、豊予海峡ルートにつきましては、昨年実施した経済・社会効果等の調査結果をもとに国や関係機関等に対する働きかけを強化しながら、機運の醸成を図ってまいります。  県との連携では、動物愛護拠点施設の共同設置に係る協議が調いましたことから、新年度は建設に着手するとともに、県立屋内スポーツ施設の整備や大型イベントの開催などの共通する政策課題につきましても、必要な協議を行いながらしっかりと取り組んでまいります。  本市を含む近隣7市1町からなる大分都市広域圏におきましては、圏域全体の経済成長や住民サービスの向上を目指し、これまでさまざまな連携について協議を重ね、経済戦略の策定等に取り組んでいるところでございます。新年度は、本市がリーダーシップを発揮しながら、回遊型観光ルートの形成や公共施設の相互利用、食文化やアートを活かした魅力づくりなど、具体的な広域連携の取り組みをさらに進めてまいります。  また、市内に立地する企業や大学等と連携し、学生の地元就職率の向上に努めるとともに、高度な技術力や研究能力を活用し、災害対策や鳥獣被害対策など本市が抱えるさまざまな地域課題の解決に向けて、ともに取り組んでまいります。  そして、市民の皆様との連携につきましては、これまで市民一人一人と直接言葉を交わし、また市民の皆様が各地域で献身的に活動されている姿を拝見する中で、改めてその重要性と必要性を実感しているところでございます。新年度は、ふれあい市長室を新たに若者を対象として開催するなど、引き続き、広く市民の皆様との対話を通じて市政課題の把握に努めるとともに、御意見、御提言等を市政に反映させてまいります。  また、少子高齢化や地域社会の連帯意識の希薄化などにより、さまざまな地域課題が顕在化する中で、自治委員を初め、民生委員・児童委員、防災士、健康推進員など地域リーダーの皆様には、協働によるまちづくりを進める上で大変大きな役割を担っていただいており、その存在はますます重要となっております。今後とも地域の中心的存在として、その手腕を遺憾なく発揮していただけるよう、活動のサポートを強化するとともに、とりわけ自治委員につきましては、まちづくりの進展に伴い、年々事務が増加していることなどを踏まえ、その負担軽減策等について検討を進めてまいります。  実行でございます。  昨年来、大分市総合計画を初め、多くの重要な計画の策定などを通して本市が進めるべき政策の方向性を明らかにしてまいりました。新年度は、プランからアクションへと私みずからが先頭に立ち、必要な施策一つ一つをスピード感を持って実行してまいります。これに当たっては、専門性と機動性を最大限に発揮できるよう、子どもすこやか部の新設を初め、広範にわたる機構改革を本年4月に行い、実行力ある組織体制のもと市政運営に臨んでまいります。  また、新年度は大分市行政改革推進プラン2013の最終年度となりますことから、プランの見直しに着手いたします。事務事業や組織の見直しはもとより、民間活力を最大限に活用するなど不断の行財政改革の実行により財政の健全性を確保するとともに、優先度の高い事業にはしっかりと財源を配分し、将来にわたってより質の高い行政サービスを提供してまいります。  以上、市政執行の基本的な考え方を述べてまいりました。本市が九州一の製造品出荷額を誇る産業都市へと発展し、東九州の拠点都市となった背景には、未来を見据えた先人のたゆまぬ努力がありました。引き続き、日々の暮らしを安心して笑顔で送れるよう市民生活の今を支えるとともに、本市が将来にわたり輝き続けるため、未来への投資をしっかりと行ってまいります。  本市が目指す都市像、笑顔が輝き、夢と魅力あふれる未来創造都市の実現に向け全力を傾注してまいりますので、議員の皆様、市民の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。  次に、予算編成と予算概要について御説明を申し上げます。  内閣府が公表しました月例経済報告によりますと、我が国の景気は一部に改善のおくれが見られるものの緩やかな回復基調が続いており、先行きにつきましても、雇用、所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり、緩やかに回復していくことが期待されております。  このような景気状況の中、当初予算の編成に当たりましては、市税等の一般財源の確保はもとより、国や県の補助制度を最大限に利用するとともに、基金を積極的に活用することで大分市総合計画に掲げる各種施策の実現を目指し、福祉を初め、環境や教育、防災・減災対策など、市民に身近な施策に加え、産業力強化に向けた商工、農政分野でのさまざまな取り組みへ重点的に財源の配分を行ったところであります。その結果、平成29年度の当初予算の規模といたしましては、一般会計で1,785億4,000万円、特別会計で1,049億6,800万円、水道事業会計で171億9,500万円、公共下水道事業会計で228億3,300万円、総予算額で3,235億3,600万円となり、これは平成28年度当初予算との比較で申し上げますと、一般会計は0.5%の増で、規模といたしましては過去最大の予算となっております。また、特別会計で0.3%の減、水道事業会計で11.2%の減、公共下水道事業会計で3.6%の増であり、総予算額では0.2%の減となっております。  それでは、主な施策について順次、御説明を申し上げます。  総務費には、165億2,376万6,000円を計上いたしております。その主なものは、人件費や情報システム改修費のほか、庁舎等の維持管理経費の計上であります。また、地域おこし協力隊を新たに8名増員するほか、佐賀関地区等へ県外からアーティストを誘致するための移住可能性調査や体験ツアーを実施することで、地域の活性化を図ってまいります。  さらに、スポーツを地域で身近に行える環境を整備するため、大分市スポーツ推進審議会からの答申を踏まえて、大南地区でのスポーツ施設の整備に向けた取り組みを進めてまいります。  このほか、ラグビーワールドカップや東京オリンピック・パラリンピックにおけるキャンプ誘致を目的とした駄原総合運動公園球技場の改修に着手するとともに、国民文化祭、全国障害者芸術文化祭に向けて本市独自のプレイベント等を開催いたします。  また、豊予海峡ルート実現に向けた機運の醸成を図るため、シンポジウムの開催や愛媛県内自治体との地域間交流などを行ってまいります。  民生費には、756億6,006万7,000円を計上いたしております。その主なものは、老人福祉施設や児童福祉施設等の整備に対する補助金のほか、障害者自立支援費、生活保護費の計上であります。また、認可保育所等が常勤職員の産休等への代替職員やアレルギーに伴う除去食等へ対応するための調理員を雇用する場合に助成を行い、良好な保育環境の維持や安全な給食の提供を図るとともに、病児保育施設の定員拡大を図るため新規に施設を整備する医療機関に対して助成を行うことで、安心して子育てができる環境づくりを推進してまいります。  さらに、児童育成クラブにつきましては、定員枠の拡大や老朽化等に対応するため、クラブ室の整備を行うほか、指導員の報酬を引き上げ、処遇改善を行うことで、人材の確保を図ってまいります。  このほか、行方不明になった認知症高齢者を早期に発見し、保護できるよう、タクシー協会やコンビニエンスストアなどの民間事業者、警察、周辺自治体と連携した捜索体制を整備してまいります。  また、災害時に高齢者や障害者などの要配慮者が迅速に避難できるよう、連絡体制を確立し、訓練を実施する自主防災組織に助成を行うことで、地域における支援体制の構築を推進してまいります。  衛生費には、146億574万8,000円を計上いたしております。その主なものは、妊婦・乳幼児健診や各種予防接種を行うための経費のほか、ごみ収集やごみ処理施設等の維持管理に係る経費の計上であります。  また、子ども医療費助成制度において、小中学生の入院に係る医療費の一部自己負担を無料化することで、子育て世帯の経済的負担軽減を図ってまいります。  さらに、健康診断や健康指導の中核を担う大分県地域成人病健診センターの老朽化に伴う建てかえに対して支援を行い、疾病予防と健康づくりの推進を図ってまいります。  このほか、浄化槽設置整備費補助事業の補助額を増額し、浄化漕への設置がえをさらに促すことで生活環境の保全を図ってまいります。  また、次世代のエネルギーとして期待される水素エネルギーの利活用を促進するため、大分市水素利活用計画を策定するとともに、シンポジウムの開催や水素燃料自動車購入に対する助成を行ってまいります。  労働費には2億3,229万1,000円を計上いたしております。その主なものは、中小企業勤労者向け融資預託金や知的・精神障害者雇用の促進に係る経費の計上であります。また、大都市圏で開催される移住セミナーに職員を派遣し、本市の魅力をPRするとともに、新たに県と連携して移住希望者を対象としたバスツアーを実施することや、大分産業人材センターへ本市専任の相談員を配置することで、U・I・Jターン希望者の受け入れを推進してまいります。  農林水産業費には、28億4,269万8,000円を計上いたしております。その主なものは、園芸・畜産振興対策など農業者に対する各種補助金のほか、農道、かんがい排水施設及び漁港などの施設整備に係る経費の計上であります。  また、農業に関する知識や技術を習得できる農業塾を開校し、若者や女性、高齢者など多様な農業の担い手を育成することで、地域農業の活性化を図ってまいります。  さらに、大分川ダム水源地域整備計画に基づいて道の駅や多目的広場等を整備し、都市部との交流を通じて野津原地区の活性化と農業振興につなげてまいります。  このほか高性能林業機械を導入する森林組合等に対して助成を行い、木材生産の効率化、低コスト化を支援してまいります。  また、有害鳥獣対策事業につきましては、農作物被害の軽減を図るため、防護柵設置助成の拡充や捕獲期間の延長を行うとともに、ドローンを活用した有害鳥獣の追い払い方法について研究を行ってまいります。  商工費には、55億1,024万8,000円を計上いたしております。その主なものは、企業立地促進助成金、中小企業者制度融資預託金など商工業の振興に係る経費のほか、高崎山自然動物園の管理運営経費の計上であります。  また、商品販路拡大の支援につきましては、国内では、本市の物産や観光資源の情報発信などを目的に大都市圏において物産観光展を開催するとともに、海外では、県やジェトロ等と連携した地場企業の海外展開の支援を初め、新たに商談会等に参加する際の渡航費や海外向けの通信販売サイトの制作経費等に対する助成を行ってまいります。  さらに、本年度実施して好評でありました中央通りでの歩行者天国を年3回にふやし、さまざまなイベントを開催することで、中心市街地のにぎわいの創出を図ってまいります。  土木費には、220億5,556万4,000円を計上いたしております。その主なものは、横尾土地区画整理事業や三佐北地区などの住環境整備事業に係る経費のほか、道路、河川、市営住宅、公園などの整備や維持管理のための経費の計上であります。  また、高城駅、鶴崎駅、大在駅のバリアフリー化を促進するため、JR九州が行う駅構内の設備整備に対して助成を行うとともに、自由通路の改修やエレベーターの設置に着手してまいります。  さらに、交通不便地域における移動手段の確保を目的とするふれあい交通運行事業につきましては、利用可能エリアの拡大や増便を行うほか、接続点となる路線バス停留所に上屋やベンチを設置し、利用者の利便性の向上を図ってまいります。  このほか、国と連携し、観光地魅力創造事業の一環として、自動運転バスの実証実験を行ってまいります。  また、長期間使用していない住宅等を貸し家などに再生する場合や、地域の文化活動の拠点として改修する場合に助成を行い、空き家等の利活用を促進してまいります。  消防費には、58億9,848万5,000円を計上いたしております。その主なものは、はしご付消防自動車等の購入や消防団詰所の改修に係る経費のほか、地震や津波等の大規模災害発生時に備えて、全国瞬時警報システムと連動した同報系防災行政無線を整備するための経費の計上であります。また、自主防災組織への活動事業費補助金を拡充するとともに、防災士相互の情報共有や連携を目指し、校区単位で新たに組織する防災士協議会に対して助成をすることで、地域防災力の強化を図ってまいります。  教育費には、141億5,220万7,000円を計上いたしております。その主なものは、小中学校や幼稚園、美術館等の施設管理運営費や大友氏遺跡の保存整備に係る経費の計上であります。  また、特別な教育的支援が必要な児童生徒に対する補助教員やいじめ、不登校など生徒指導上の課題に対応するスクールソーシャルワーカーを増員し、学校等が直面する課題解決に向けた支援や相談体制の充実を図るとともに、学校へ派遣している外国語指導助手や教科指導員を増員し、学力の向上を目指してまいります。  さらに、中学校入学後に就学援助費として支給している新入学学用品費を入学前に支給することや日常的に医療的ケアが必要な児童生徒が在籍する小中学校へ看護師を派遣することで、安全・安心な学校生活を支援し、保護者の負担軽減を図るとともに、学校における歯と口の健康づくりを推進するため、従来の歯磨き指導等に加えて、虫歯予防効果が高いフッ化物洗口を導入いたします。  このほか国民文化祭やラグビーワールドカップの開催に向けて、市内文化財等の説明板に英語や中国語などによる表記を行うとともに、大友氏遺跡を活用するため、体験学習館の移転や新たな史跡ガイドの養成に取り組むことで、大友氏遺跡を中心とした市内の文化財の積極的な情報発信を行ってまいります。  次に、特別会計の主なものについて御説明を申し上げます。  国民健康保険特別会計には、614億6,200万円を計上いたしております。その主なものは、被保険者に係る保険給付費、後期高齢者支援金、介護納付金の計上であります。  介護保険特別会計には、367億500万円を計上いたしております。その主なものは、居宅介護サービス給付費や施設介護サービス給付費の計上であります。  後期高齢者医療特別会計には、51億8,900万円を計上いたしております。その主なものは、大分県後期高齢者医療広域連合への保険料の計上であります。  大分駅南土地区画整理清算事業特別会計には、2億9,100万円を計上いたしております。これは、本年度をもちまして大分駅南土地区画整理事業の換地処分が終了いたしますことから、清算事業を行うための経費の計上であります。  水道事業会計には、171億9,500万円を計上いたしております。その主なものは、浄水場や配水管等水道施設の維持管理経費のほか、配水施設整備事業、第4次拡張事業に係る経費の計上であります。  公共下水道事業会計には、228億3,300万円を計上いたしております。その主なものは、下水道施設の維持管理経費のほか、管渠建設や水資源再生センターの設備更新に係る経費の計上であります。  次に、平成28年度一般会計補正予算について御説明を申し上げます。  今回の補正額は4億7,700万円で、これを既決予算と合わせますと1,836億円となったところであります。その主なものは、国民健康保険の財政安定化支援事業繰出金のほか、国の補正予算に対応した小中学校の施設整備事業費や県立屋内スポーツ施設建設に係る県工事負担金の追加計上であります。  なお、特別会計につきましては、国民健康保険特別会計で財源調整をいたしております。  また、水道事業会計で、第4次拡張事業の事業費の変更と財源調整をいたしております。  次に、一般議案の主なものについて御説明を申し上げます。  まず、議第19号は、大分市常勤特別職の給料月額の臨時特例措置に関する条例の一部改正についてであります。これは、平成31年3月31日までの間、減額措置を講じております市長等の給料月額について、減額率を市長及び副市長は16%から17%へ、教育長、水道事業管理者及び常勤の監査委員は11%から12%へそれぞれ引き上げようとするものであります。  議第20号は、大分市職員の給与に関する条例等の一部改正についてであります。これは一般職の職員の給与について、国及び大分県に準じ、扶養手当の見直し等を行うとともに、給料減額措置を実施しようとするものであります。
     議第21号は、大分市立学校職員の給与に関する条例の一部改正についてであります。これは、市立幼稚園教諭の給与について、義務教育諸学校の教育職員に準じ扶養手当の見直しを行うとともに、一般職の職員に準じ給料減額措置を実施しようとするものであります。  議第27号は、大分市企業立地促進条例の全部改正についてであります。これは、本市におけるさらなる企業の立地を促進するため、助成制度の見直しを行い、産業の振興及び雇用機会の拡大を図ろうとするものであります。  議第31号は、大分市消防団条例の一部改正についてであります。これは消防団への入団を促進するため、消防団員の資格を本市の居住者に限ることなく、本市に勤務又は通学している者へ拡充するとともに、消防団員の処遇を改善するため、報酬の引き上げを行おうとするものであります。  議第36号は、工事請負契約の締結についてであります。これは碩田学園の小グラウンド及び歩道の整備工事について請負契約を締結しようとするものであります。  その他の議案につきましては、その都度、担当者より説明いたさせます。何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。  ◇─────────────────◇ ○議長(野尻哲雄) 以上で本日の日程を終了いたしました。  お諮りいたします。  あすから15日までの5日間は、議案考案等のため、本会議を休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野尻哲雄) 御異議なしと認めます。  よって、あすから15日までの5日間は本会議を休会することに決定いたしました。  次の本会議は、16日午前10時に開きます。  なお、本日構成されました各委員会の正副委員長互選のための委員会招集は、委員会条例第10条第1項の規定により、議長が行うことになっております。  よって、午後1時から、お手元に配付の委員会招集通知のとおり、各委員会を招集いたします。  本日は、これにて散会いたします。           午前11時35分散会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する  平成29年3月10日 大分市議会  議  長  野 尻 哲 雄        署名議員  岩 崎 貴 博        署名議員  今 山 裕 之...