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  1. 大分市議会 2015-09-15
    平成27年地域活性化対策特別委員会( 9月15日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成27年地域活性化対策特別委員会( 9月15日)                 地域活性化対策特別委員会記録 1.開催日時   平成27年9月15日(火) 午後1時45分開議~午後2時17分散会 2.場所   第2委員会室 3.出席委員   委員長  髙野 博幸       副委員長 福間 健治   委 員  野尻 哲雄       委 員  永松 弘基   委 員  秦野 恭義       委 員  福崎 智幸   委 員  松下 清高       委 員  三浦 由紀   委 員  大石 祥一       委 員  河内 正直   委 員  橋本 敬広       委 員  今山 裕之  欠席委員    なし 4.説明員
      (企画部)    秦企画部長増田企画部参事長瀬企画部参事西田企画部次長永松企画課長、    中園企画課参事村田企画課参事補、雨川企画課参事補廣田企画課専門員   (商工農政部)    吉田商工農政部長玉野井商工農政部次長小畑商工農政部次長、    滝口産業振興課長三好商工労政課長田崎参事、    安東商工労政課参事商工業担当班グループリーダー、    中村商工労政課参事補計量担当班グループリーダー、    安東商工労政課参事補まちなかにぎわい推進担当班グループリーダー   (土木建築部)    木村土木建築部長、河野(榮)土木建築部次長、河野(森)土木建築部次長、    朝野道路建設課長牧道路建設課参事、    清家道路建設課参事補西部建設担当班グループリーダー   (都市計画部)    長野都市計画部長後藤都市計画部次長清水都市計画部次長都市計画課長、    橋本都市計画課参事補計画調整担当班グループリーダー、    神野都市計画課参事補計画調整担当班、 5.書記出席者    書記 島谷 幸恵 6.会議に付した事件      1 まちなか案内所利用状況について      2 中央通り歩道拡幅検証委員会について      3 昨年の市民意見交換会意見質問等に対するその後の経過について      4 その他                  会議の概要                                平成27年9月15日                                午後1時45分開議 ○髙野委員長   ただいまから地域活性化対策特別委員会を開催いたします。  本日は、傍聴者の方がおられるようですが、遵守事項に従って静粛に傍聴いただきますようお願いいたします。  本日は、お手元に配付の日程案のとおり1、まちなか案内所利用状況について、2、中央通り歩道拡幅検証委員会について、3、昨年の市民意見交換会意見質問等に対するその後の経過について、4、その他につきまして、執行部から報告を受けた後、委員皆さんから質疑を受けたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○髙野委員長   それでは、よろしくお願いします。  ここで、吉田商工農政部長から挨拶の申し出がありますので、これを許可します。 ○吉田商工農政部長   審議前のお時間をいただきまして、関係各部を代表して一言御挨拶をさせていただきます。  当委員会は、地域活性化に関する事項を所管しておりますが、中心市街地では、夏の風物詩であります、大分七夕まつりが8月7日、8日、9日に開催されました。今年度は天候にも恵まれ、3日間で約40万人もの来場者でにぎわったところであり、委員皆様方にも、おおいた市民おどりの祭典に御参加くださるなど、さまざまな御協力を賜りまして、まことにありがとうございました。  さて、4月にオープンいたしましたJRおおいたシティにつきましては、来館者年間目標の1,100万人に対して、8月14日までに1,000万人を超えており、大分県立美術館につきましても、来館者が9月1日に40万人を突破するなど、予想を超える集客力を示しております。  また、7月18日から開催しております、おおいたトイレンナーレ2015につきましては、今年度から創設された日本トイレ大賞地方創生担当大臣賞を受賞いたしました。全国約380件の応募の中から特にすぐれた取り組みの28件が選ばれ、9月4日に表彰式が行われたところでございます。  さて、本日は、4月に設置いたしましたまちなか案内所についての8月末までの利用状況と、3月に設立し、9月2日に検証結果報告書を提出していただきました中央通り歩道拡幅検証委員会について、それぞれ担当課長より御報告させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○髙野委員長   それでは、執行部から報告を受けます。  まず、1、まちなか案内所利用状況について、商工農政部より報告を受けます。 ○三好商工労政課長   まちなか案内所利用状況について、御報告させていただきます。  お手元にお配りしております、まちなか案内所利用状況についての資料をごらんください。  まちなか案内所は、中心市街地を訪れた多くの人にさまざまな情報を提供することで、中心市街地全体の回遊性向上や滞在時間の延長を図ることを目的として、4月16日のJRおおいたシティ開業と同時にオープンし、5カ月が経過いたしました。  設置場所や業務時間、スタッフ体制業務内容等については記載のとおりで、2ページには設置場所の写真を掲載しております。  3ページ上段の利用者数の推移をごらんください。  4月16日から8月末までの利用状況でございますが、開業日数は138日で、うち平日が93日、土日祝日が45日です。  利用者数は、延べ1万6,805名となっており、平日の平均が89.7名、休日の平均が188名となっております。平日、休日を合わせた1日の平均利用者数は121.8名となっております。  このうち、8月の利用者数が大幅に伸びておりますが、これは大分県立美術館――OPAMで開催されました、進撃の巨人展を目的に、全国各地から相当数観光客中心市街地に流入したことが大きな要因となっていると考えられます。  中段にあります、問い合わせの傾向でございますが、進撃の巨人展や、おおいたトイレンナーレ七夕まつりなど、イベントについての問い合わせが576件で29.9%と一番多く、次に、飲食・グルメに関することが247件で12.8%、3番目には、案内所そのものに関することが228件で11.8%、4番目に、交通機関に関することが198件で10.3%となっています。  4ページには、項目別の主な問い合わせ内容を掲載しております。イベントについての問い合わせや飲食・グルメに関すること、交通機関に関することなどが多くなっております。  5ページには、案内所に対する主な意見を掲載しております。  6ページは、本年5月と7月の歩行者通行量調査にあわせて実施いたしました来街者アンケート、6月と8月に実施いたしました個店アンケート、7ページから9ページには、8月12日から31日まで、まちなか案内所利用者アンケートをとりましたが、その結果を掲載しております。  昨年12月の経済常任委員会において、まちなか案内所設置の考え方を御説明させていただいた折には、委員皆様から、4月から9月までの利用状況を踏まえ、10月以降に継続するかどうかを判断すべきとの御意見をいただいたところであり、1期の利用状況検証いたしますと、このまちなか案内所利用者皆様にとって大変好評であると言えると考えております。  また、本市におきましては、10月以降も、生活文化展、おおいた夢色音楽祭OITAサイクルフェス大分国際車いすマラソン大会、宝のまち豊後FUNAI芸術祭中心部大型店商店街広域連携によるまちなかバーゲンなど、数万人単位のお客様が訪れるイベントが開催されますことから、引き続き、おもてなしの体制を整え、そのようなお客様にリピーターとなってもらうために、まちなか案内所平成27年度末まで設置してまいりたいと考えております。  なお、継続によって必要になる経費といたしましては、資料の1ページに戻りまして、下段にお示ししていますように、650万円となりますが、2期は冬になり日没も早くなりますことから、開設時間の見直し等を行い、経費の削減を図ってまいりたいと考えております。  平成28年度以降につきましては、現在の設置場所道路上にあり、建物も仮設建築物であることから、施設の継続は困難でありますが、こうした機能の継続については、2期の利用状況等検証しながら検討を進めてまいりたいと考えております。 ○髙野委員長   ただいまの報告について、委員皆さんから質疑等はありませんか。 ○野尻委員   建設常任委員会での、車線の減少について仮設もとに戻していただきたいという陳情の審査の際に、執行部報告では、12月補正で3月末までとするのなら、そういう判断の流れの中でという説明もありました。車線もとに戻ったときの位置や場所、形状はどういう形になるのですか。 ○三好商工労政課長   現在、まちなか案内所が建っている場所については、歩道を拡幅した部分を仮にもとに戻したとしても、その影響を受けない場所でありますことから、現状のままで3月末までいけるものと考えております。 ○野尻委員   わかりました。 ○髙野委員長   ほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○髙野委員長   それでは続いて、2、中央通り歩道拡幅検証委員会について、土木建築部より報告を受けます。 ○朝野道路建設課長   中央通り歩道拡幅検証委員会について御報告いたします。  市道中央通り線では、JRおおいたシティ県立美術館開業、それからJRデスティネーションキャンペーンにあわせて、にぎわい創出のために9月までの予定で歩道仮設で拡幅しております。この仮設期間中には、地元商店街や国、県、県警などから出された問題点課題検証を行うため、ことし3月に中央通り歩道拡幅検証委員会を設置いたしました。  その後、交通実態調査にぎわいに関する調査等を行い、2回にわたる検証委員会で、その調査項目に対する検証を行い、その結果を今月2日に市長報告いただいたところです。  それでは、先月24日に開催された第3回中央通り歩道拡幅検証委員会会議内容、それから検証結果について報告いたします。  第3回中央通り歩道拡幅検証委員会は、8月24日午後2時から、議会棟全員協議会室で行いました。委員19名のうち4名が欠席されましたので、15名で開催いたしました。  最初に、事務局から交通実態に関する調査にぎわいに関する調査、各関係機関からの聞き取り結果について報告を行いました。  簡単に説明させていただきます。  まず、交通実態調査ですが、中央通りを含めた周辺道路では、自動車については、平日はわずかな増減はあるものの、休日は平日に比べて大幅に少なく渋滞等も見られません。  歩行者は、駅ビル開業時に比べ、平日、休日とも徐々に減少傾向にあり、多くの地点で平日のほうが休日よりも通行量が多くなっておりますが、大分駅に近いという場所では休日のほうが多いところも見られます。  右上に、別添資料1と書かれた資料をごらんください。  これは、駅ビル開業前と開業後で、大分駅と中央町、府内町を行き来する人、国道10号の横断歩道地下道を渡る人についての交通量データです。  開業前では、平日4月9日が約2万2,000人、休日の4月12日が約2万人ですから、平日のほうが多かったことになります。駅ビル開業した2週間後、平日4月30日が約2万7,000人に対して、5月5日の休日が約4万人、開業1カ月後では、約2万5,000人に対して、約3万2,000人、3カ月後では、約2万3,000人に対して、2万5,000人と、3カ月後までは休日のほうが多い状態が続きました。  先ほど、休日は駅に近いところは人通りは多いが、駅から遠いところは少ないと申しましたので、休日、国道10号を渡った人をいかに駅から離れた場所まで歩いてもらうかが、これからの課題だと考えます。  次に、にぎわいに関する調査です。  これは資料の36ページからになりますが、まず、歩行者通行量ですが、観測ポイント41カ所のうち、前回に続いて通行量が多くなっているのは、ガレリア竹町や、セントポルタ中央町、大分周辺となっています。  次に、アンケート調査ですが、これは39ページからで、今回も来街者個店実施しております。  その中で、中央町側の歩道整備についてという設問で、来街者回答は、前回調査では、歩道もとに戻すべき、または、もとに戻した状態整備すべきが約31%。拡幅した状態整備すべきは21%で、もとに戻すほうが多かったのですが、今回は、前者が22%、後者が25%と、若干ではありますが逆転しております。  個店からの回答では、前回、今回ともに、もとに戻すべき、もとに戻して整備すべきという回答が多くなっています。  また、中央通りの将来のあり方について望ましいものはという設問では、来街者前回、今回ともに、歩行者に優しい安全な通り個店アンケートでは、メーンストリートとして象徴的な通りという回答が、前回、今回とも多くなっております。  これらの調査内容報告しました後は、最後に各関係機関への聞き取り調査意見報告しました。  まず、交通事業者ですが、バス協会からは、バス運行定時性は問題がなく走行性もよい、
     タクシー協会からは、タクシーベイ規定台数以上がとまったことによって苦情があったことと、客を乗せて出発するときに一般車とふくそうして危険があるとの意見がありました。  次に、交通管理者大分県警からですが、別添資料2をごらんください。  これは、中央通りにおける事故発生状況ですが、中央署から提供いただいたものであります。  上の表が、今回の仮設期間中の2車線時のもの、下の表が、昨年同時期の3車線時のものです。今仮設期間中は、人身事故、赤い丸で示しておりますが、2件、物損事故、赤の三角が11件となっております。昨年同時期は、人身、青い丸が3件、物損、青い三角が13件、位置図発生場所を記入しておりますが、府内町側の事故が多いことがわかります。  警察への聞き取りの結果、期間中、緊急車両通行には特段問題はなかったという回答でありました。  次に、消防ですが、これは聞き取りのみです。  この期間中、府内町で1件、その他近隣で2件の火災によって中央通りを通過しましたが、こちらも特段問題はなかったとのことであります。  最後に、その他、市民団体からの意見として、整備が取りやめになるようであれば、これまで意見交換会などに参加した人にどう説明するのか、また、そのような方々の意見を尊重しなくてよいのかなどという意見がありました。  そのほかとしては、スポット駐輪場、それからトイレ必要性を求める意見がありました。  以上、ここまでが当日の検証委員会事務局報告した内容ですが、検証委員会では、この後、引き続き各委員から意見を伺い、いただいた意見もと吉村委員長、平倉副委員長事務局において検証結果報告の草案を作成しました。  その後、委員全員により、この草案を確認、さらに今回の報告書には、各委員からの主だった意見を付記として添付する形で市長報告するということで、会を終了しています。  後日、この付記を含めた報告書最終確認委員全員に行い、9月2日、市長室において、吉村委員長、平倉副委員長出席もと吉村委員長から市長報告内容を読み上げ、本検証委員会からの報告を行いました。  本日、お手元には、市長報告した報告書を用意しております。  要約すると、交通に関することについては、今回、中央通り中央町側の車線を減らしても、中央通り及び周辺道路渋滞等の影響は見られなかった。  また、にぎわいに関することについては、にぎわい創出の場としての中央通り歩道空間を広げたことによるメリットは認められなかった。単に、歩道を広げるだけでは、その回遊性は生まれず、今後は東西の商店街等の連携や連動した工夫が必要であるとしております。  また、付記の主なものとしては、まず交通に関するものですが、歩行者自動車の両方を満足させていくような取り組みが必要である、災害時など危機状況を想定すべきであり、完全な2車線走行帯の確保が必要である、一般車タクシーの乗降、荷さばき等道路としての機能を高めてほしいなどであります。  にぎわいに関することでは、今回の仮設状況は中途半端であり、にぎわい創出が難しかった、にぎわい創出のためのイベントなどは中央通りでは難しく、大分駅、セントポルタ中央ガレリア竹ドーム広場で行っていく、駅前にぎわい創出はできているので、それをまち全体に広げることが大切であるとなっております。  全体に関することとしましては、整備するのであれば東西同時に行うべきである、ムクドリ対策は必要である、現状の中途半端な状態ではなく、来街者が楽しめ、若者に将来の夢を語れるようしっかりとした整備をしてもらいたい、調査により、中央通りのみでなく、まち全体のフレームの問題が浮き彫りになった、官民が連携して、まち全体のポテンシャルを上げていく必要がある、車線数には言及せず一刻も早い整備を求めるなどです。  以上が、今回の検証委員会及び検証結果の報告であります。  最後に、今回の仮設に関しての事務局の総括として、交通に関しては渋滞等の問題はなかったものの、にぎわいについては、この数カ月間では、来街者個店皆様が実感できる成果を上げるには至らなかったと考えるところです。  よって、今後は、イベント等実施するプレーヤーの発掘や育成、イベントを活用しやすい公共空間整備市内外に向けてのイベント誘致活動などにより、中心市街地を面的に捉える中で、魅力の創出回遊性を高めることなどによって、にぎわい創出向上を図っていきたいと考えております。  また、この中央通り整備については、本市として、検証委員会からの報告委員からの意見、地元の意見アンケート結果などを十分検討した上で、これから進めるグランドデザインの中で中央通りの役割を考え、今後のスケジュールや現在の仮設状態の取り扱いも含め、年内にはその方向を定めていきたいと考えております。 ○髙野委員長   ただいまの報告について、委員皆さんから質疑等ありませんか。 ○河内委員   トイレの関係について、何か見通しがありますか。駅前トイレを設置してほしいというのが結構出たのですが。 ○長野都市計画部長   駅前広場トイレを設置してほしいという要望をいただいております。その件でよろしいでしょうか。 ○河内委員   はい。 ○長野都市計画部長   駅前広場には、現在、公衆トイレはございません。最初も計画はなかったのですが、その後オープンすると、利用者等からトイレを設置してほしいとの要望が出ております。そういったことも踏まえ、今、駅前広場国道10号寄りのあたりに設置できないか検討いたしております。方向性が決まれば、御報告したいと思っております。今、検討に入った段階でございます。 ○河内委員   商店街の端の地下道に入っていくところですか。 ○長野都市計画部長   位置的には、駅前広場の中のいずれかということで、今、考えておりますが、まだ場所については今後調査させていただきたいと考えています。今後は、公衆トイレから公共下水道への汚水排水勾配検討なども必要であることから、さまざまな検討を行った上で、設計に着手したいと考えています。 ○髙野委員長   ほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○髙野委員長   それでは、続いて、3、昨年の市民意見交換会意見質問等に対するその後の経過についてであります。  右上に、配付資料とある資料をごらんください。  昨年の市民意見交換会意見質問等に対する回答については、第1回定例会中に開催した委員会において報告をいただいたところであります。  本日は、その後の経過を把握しておくため、報告を受けたいと思います。  それでは、1番について、商工農政部から報告を受けます。 ○三好商工労政課長   その後の経過について、読み上げさせていただきます。  「本市の中心市街地では、4月16日のJRおおいたシティ開業や、4月24日の大分県立美術館の開館により、多くの来街者まちに訪れています。 このため、府内中央口広場などでは民間の積極的なイベント等の開催やアートフェスティバル『おおいたトイレンナーレ2015』によるまちなかアートイベントまちなか体験イベント等が行われるとともに中央通りでは、イスやテーブルを備えることなどによる憩い空間創出により、まちなか回遊性を高め、魅力を満喫していただくような取り組みを進めています。 また、こうしたイベント等を効果的かつ効率的、継続的に展開していくための取り組みが必要であることから、平成27年3月23日に中心市街地活性化に関わる団体が連携する組織として、『We Love 大分協議会』を設立いたしました。 さらに、中心市街地における市民団体等によるイベント実施については、大分まちなか倶楽部が主体となり円滑な実施に向けた調整に努めておりますが、さらなるにぎわい創出に向け、イベント実施者相談窓口となる『まちなかイベントサポートセンター』を設置し、市内のみならず市外・県外の方々に広くお知らせしています。 一方、自動車を利用して、中心市街地に来街される方々のために、目的地の最寄の駐車場までのルート検索や満空情報等が検索できる『駐車場案内システム』を導入し、普及啓発に取り組んでいます。 また、大分美術館大分県立美術館を結ぶ中心市街地循環バス平成27年6月13日から平成28年3月31日まで、社会実験として運行しています。 こうした取り組みを通じ、引き続き、JR大分駅ビル駅北中心市街地が一体となった中心市街地活性化を図ってまいります」。  以上でございます。 ○髙野委員長   ただいまの報告について、委員皆さんから質疑意見等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○髙野委員長   それでは、続いて企画部から報告を受けます。 ○永松企画課長   その後の経過を読ませていただきます。  「過疎対策は重要な課題であるという認識のもと、『大分過疎地域自立促進計画』の対象地域である佐賀関地域野津原地域を初め、市域の均衡ある発展を目指す中、各種施策に取り組んでいます。 平成26年度から、過疎化高齢化が進む周辺地域における居住環境向上地域活性化を図るため、支所・出張所管内の市道、農道の整備に要する事業費特別枠として確保し、重点的に実施しています。 また今年度より、65歳以上の者の割合が50%を超えていない自治会であっても、生活用水を確保するための給水施設等整備する事業であれば、補助金を交付することができるよう新たな制度を創設しました。 なお、『大分過疎地域自立促進計画』の計画期間平成27年度までとなっていますが、過疎地域自立促進特別措置法平成33年3月31日まで延長されたことから、各種計画の策定に向け、現在取り組んでおります」。  以上でございます。 ○髙野委員長   ただいまの報告について、委員皆さんから質疑意見等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○髙野委員長   それでは、執行部からほかに何かありませんか。 ○三好商工労政課長   おおいたトイレンナーレ日本トイレ大賞地方創生担当大臣賞の受賞について、御報告をさせていただきます。  大分市の中心市街地トイレを舞台にした芸術祭、おおいたトイレンナーレ2015は、本市の魅力の発信、地域を誇る気運の醸成、中心市街地活性化などを目的に、7月18日から今月9月23日までの68日間開催しております。  このたび、この取り組みが内閣府の女性活躍担当大臣のもとに、ことし創設された日本トイレ大賞地方創生担当大臣賞を受賞し、9月4日に授賞式が行われました。  こちらが、その表彰状でございます。  日本トイレ大賞は、全ての女性が輝くため、暮らしの質の向上のための取り組みや、2020年に開催される東京オリンピック、パラリンピックに向けて、訪日外国人の増加も捉えた取り組み等を対象に、空間部門と活動部門のあわせて5つの大臣賞を設けております。  全国378件の応募の中から28件が選ばれたもので、トイレンナーレがそのうちの一つとなっております。  今回の受賞については、全ての女性が輝く社会づくりに資するという賞の趣旨や、国内の各地域、地方がそれぞれの特徴を生かした自立的で持続的な社会を形づくるという地方創生のあり方に照らし、トイレとアートを組み合わせて、文化、芸術の持つ創造性を地域の活性化に生かすという本事業の目的や取り組みが評価されたものと考えています。  また、この受賞を契機に、全国ネットの報道機関から改めて取材等を受けることもあり、本市の魅力の情報発信ができたものと考えております。 ○髙野委員長   委員皆さんから質疑意見等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○髙野委員長   執行部はほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○髙野委員長   以上で、地域活性化対策特別委員会を終了します。                                午後2時17分散会...