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平成27年第2回臨時会(第1号 8月10日)
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  1. 大分市議会 2015-08-10
    平成27年第2回臨時会(第1号 8月10日)


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    平成27年第2回臨時会(第1号 8月10日)   第2回大分市議会臨時会会議録 (第1号) ―――――――――――――――――――――― 平成27年8月10日 午前10時0分開会 ―――――――――――――――――――――― 出席議員   1番    松 木 大 輔   2番    倉 掛 賢 裕   3番    田 島 寛 信   4番    二 宮   博   5番    藤 田 敬 治   6番    安 部 剛 祐   7番    野 尻 哲 雄   8番    永 松 弘 基   9番    板 倉 永 紀  10番    足 立 義 弘  11番    仲 道 俊 寿  12番    長 田 教 雄  13番    秦 野 恭 義
     14番    阿 部 剛四郎  15番    松 本 充 浩  16番    堀   嘉 徳  17番    福 崎 智 幸  18番    井手口 良 一  19番    広 次 忠 彦  20番    斉 藤 由美子  21番    福 間 健 治  22番    帆 秋 誠 悟  23番    松 下 清 高  24番    宮 邉 和 弘  25番    髙 野 博 幸  26番    安 東 房 吉  27番    篠 田 良 行  28番    日小田 良 二  29番    指 原 健 一  30番    堤   智 通  31番    スカルリーパー・エイジ  32番    三 浦 由 紀  33番    大 石 祥 一  34番    仲 家 孝 治  35番    荻 本 正 直  36番    徳 丸   修  37番    河 内 正 直  38番    高 橋 弘 巳  39番    橋 本 敬 広  40番    川 邉 浩 子  41番    国 宗   浩  42番    泥 谷   郁  43番    佐 藤 和 彦  44番    今 山 裕 之 ―――――――――――――――――――――― 欠席議員  な し ―――――――――――――――――――――― 出席した事務局職員 局長  藤 澤   修 次長兼総務課長  奈 良 英 治 次長兼議事課長  縄 田 睦 子 議事課参事補  中 村 義 成 議事課参事補  吉 野   宏 政策調査室長  牧   浩 司 ―――――――――――――――――――――― 説明のため出席した者の職氏名 市長  佐 藤 樹一郎市長  小 出 祐 二 副市長  右 田 芳 明 教育長  三 浦 享 二 水道事業管理者  神 矢 壽 久 消防局長  奈 良 浩 二 総務部長  三重野 小二郎 総務部参事  野 中 昭 男 総務部参事防災危機管理課長  森   裕 英 企画部長  秦   希 明 企画部参事  長 瀬 和 夫 企画部参事  増 田 真由美 財務部長  佐 藤 耕 三 土木建築部長  木 村 忠 孝 教育部長  澁 谷 有 郎 教育部教育監  江 藤   郁 水道局管理部長  宮 本 玄 哲 市長室長  村 上 雄 二 財務部次長財政課長  佐 藤   等 ――――――――――――――――――――――   議  事  日  程  第1号     平成27年8月10日午前10時開会 第1 会期決定 第2 議第74号から議第80号まで一括上程審議    (市長提案理由説明委員会付託省略) 第3 会議録署名議員の指名 ――――――――――――――――――――――   本日の会議に付した事件 日程第1 会期決定 日程第2 議第74号から議第80号まで一括上程審議      (市長提案理由説明委員会付託省略日程第3 会議録署名議員の指名  ◇─────────────────◇ ○議長永松弘基) ただいまから平成27年第2回臨時会開会いたします。           午前10時0分開会議長永松弘基) これより本日の会議を開きます。           午前10時0分開議 ○議長永松弘基) 本日の議事は、お手元に配付の議事日程第1号により行います。  なお、本日の説明員は、関係者のみ出席を求めておりますので、御了承をお願いいたします。  ◇─────────────────◇ ◎日程第1 会期決定議長永松弘基) 日程第1、会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。  本臨時会会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長永松弘基) 御異議なしと認めます。  よって、本臨時会会期は、本日1日と決定いたしました。  ◇─────────────────◇ ◎日程第2 議第74号から議第80号まで一括上程審議市長提案理由説明委員会付託省略
    議長永松弘基) 次に参ります。  日程第2、本日提出されました議第74号から議第80号までを一括上程いたします。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――  議案  番 号    件 名  議第74号  水槽付消防ポンプ自動車購入について  議第75号  高規格救急自動車購入について  議第76号  工事請負契約締結について(市道岡角子原線道路改築工事)  議第77号  工事請負契約締結について(碩田中学校区新設校建設工事)  議第78号  工事請負契約締結について(碩田中学校区新設校電気設備工事)  議第79号  工事請負契約締結について(碩田中学校区新設校空気調和設備工事)  議第80号  工事請負契約締結について(碩田中学校区新設校給排水衛生設備工事)  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――議長永松弘基) この際、提案理由説明を求めます。  佐藤市長。 ○市長佐藤樹一郎)(登壇) 平成27年第2回大分市議会臨時会開会されるに当たりまして、提出いたしました諸議案の概要を御説明申し上げます。  今回提出いたしました議案は、一般議案7件でございます。  まず、議第74号は、消防力充実強化を図るため、水槽付消防ポンプ自動車を更新しようとするものであります。  議第75号は、救急救助体制充実強化を図るため、高規格救急自動車を更新しようとするものであります。  議第76号は、国道197号志村交差点における交通渋滞の緩和、物流経路地域間のアクセス道路としての利便性の向上などを図るため、市道岡角子原線道路改築工事について、工事請負契約締結をしようとするものであります。  最後に、議第77号から議第80号までは、本市初施設体型小中一貫教育校として、平成29年4月の開校に向け取り組みを進めております碩田中学校区における新設校建設に係る議案でありますが、校舎棟及びアリーナ棟建設工事電気設備工事空気調和設備工事並びに給排水衛生設備工事について、工事請負契約締結をしようとするものであります。  以上が提出いたしました議案の概要でございます。何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長永松弘基) お諮りいたします。  ただいま上程いたしました議案7件は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略し、関連議案ごとに逐号審議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長永松弘基) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま上程いたしました議案7件は、委員会付託を省略し、関連議案ごとに逐号審議することに決定いたしました。  最初に、議第74号及び議第75号を議題といたします。  本案に対する質疑はありませんか。  19番、広次議員。 ○19番(広次忠彦)(登壇) 19番、日本共産党広次忠彦でございます。  議第75号、高規格救急自動車購入について質問をいたします。  本案では、大分トヨタ自動車株式会社から2台を、購入金額3,985万2,000円で購入しようとするものであります。この購入に当たっての入札応札は1社のみと聞いております。  2年前の高規格救急自動車2台の購入のときも、1社のみの応札でした。こうした1社しか応札がない中、競争性確保について、前回見解を求めました。  当時総務部長は、市内に本店または支店等がある市内業者7社、準市内業者4社の計11社を対象に実施した、一般的に一般競争入札における1社入札については、実例では適正とされており、今回の高規格救急車入札につきましても、国内製造メーカーは少ないものの、入札参加資格のある業者のうち、これらを取り扱える販売業者は複数であることから、基本的に競争性確保されているものと考えると答弁をされています。  今回の購入では、1台当たりの単価は前回より100万円程度高くなっているようです。  改めて質問しますが、入札競争性などの確保について、どのように考えておられるか、見解を求めます。 ○議長永松弘基) 三重野総務部長。 ○総務部長三重野二郎)(登壇) 広次議員入札競争性などの確保について、どのように考えているのかとの御質問についてお答えいたします。  まず、今回の高規格救急自動車購入で、前回の25年度より1台当たり100万円程度高くなっている点につきましては、主にスクープストレッチャー等の追加による仕様変更や、消費税が5%から8%に引き上げられた影響によるものでございます。  また、入札競争性につきましては、今回の購入でも、入札参加要件として営業種目車両販売のうち取り扱い品目救急車両に登録があることを求め、市内業者及び準市内業者に加え、今年度は新たに市外業者も含めた計15社を対象入札を実施し、より多くの業者の皆様に参加いただけるよう見直しを行ったところでございますが、結果として、応札者が1社となったものでございます。  一般競争入札における1社入札につきましては、行政実例では適正とされておりますが、入札参加の促進を図る観点から、今後とも他都市の事例等を参考に参加要件仕様内容等について、さらなる工夫を行うことにより、入札競争性公平性確保に努めてまいりたいと考えております。 ○議長永松弘基) 広次議員。 ○19番(広次忠彦)(登壇) 部長答弁では、1台当たり100万円程度高くなった理由としては、仕様変更消費税の税率の引き上げが主な要因ということでありますが、消費税そのものは、そういう点では下げないと、市の持ち出しがふえるという点は指摘をしておきたいと思います。  もう1点の競争性確保という関係で、市内業者、準市内業者に加えて、市外業者も含めたということですが、確かに取り扱い販売店をふやせば、競争性ができるという可能性はあると思います。  例えば、一般的に文房具などの購入であれば、どの会社でも、製造メーカーを問わずに販売をしておりますから、そういう競争性は生まれてくると思うんですが、事、車両という関係でいくと、例えば、この高規格救急自動車は、日産とトヨタしか製造してないというふうにも聞いております。そうすると、日産の販売店トヨタの車を売るというようなことは、まず、考えにくいと思います。ですから、取り扱い業者をどんなにふやしたとしても、結局2社の系列の中でしか、事は進んでいかないということになります。そうすると、今回は、仕様変更消費税関係で、1台当たり100万円上がったということなんですが、今後を見通したときに、やはり競争入札ができる販売店をふやすということだけでなくて、全国的にこういう要素があるんであれば、連携もして、適正な価格で販売ができる、そういう対策をとっていく必要があるんではないかというふうに思います。そのことを要望して、質問を終わります。 ○議長永松弘基) ほかに質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長永松弘基) 以上で質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長永松弘基) 討論なしと認めます。  これより採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長永松弘基) 御異議なしと認めます。  よって、本案原案のとおり可決いたしました。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――  議案  番 号    件 名    結 果  議第74号  水槽付消防ポンプ自動車購入について  原案可決  議第75号  高規格救急自動車購入について  原案可決  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――議長永松弘基) 次に、議第76号を議題といたします。  本案に対する質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長永松弘基) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長永松弘基) 討論なしと認めます。  これより採決をいたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長永松弘基) 御異議なしと認めます。  よって、本案原案のとおり可決いたしました。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――  議案  番 号    件 名   結 果  議第76号  工事請負契約締結について(市道岡角子原線道路改築工事)  原案可決  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――議長永松弘基) 次に、第77号から議第80号までを議題といたします。  本案に対する質疑はありませんか。  21番、福間議員。 ○21番(福間健治)(登壇) おはようございます。日本共産党福間健治でございます。  議第77号につきまして、4点質問をさせていただきたいと思います。  議第77号、工事請負契約締結について、碩田中学校区新設校建設工事についてです。これは、小中一貫校碩田中学校地建設をしようとするものであります。この間、住民の皆さんからの要望などが出されてきましたが、納得と合意がされて建設が進められているとは言えません。  そこで、質問します。まず1点は、関係住民皆さんへの基本設計説明会はどのような形で行われてきたのでしょうか、見解を求めたいと思います。  第2点目は、小学校給食は自校方式が原則ですが、センター方式で進めることも問題です。建設設計変更などを行って、建設に入るべきではなかったかと思いますが、どのように考えているのでしょうか、見解を求めます。  次に、建設にかかわる業者についてです。当該工事は43億6,104万円で、4社による共同企業体建設を進めるとのことであります。そのうち1社は3億9,678万円余りの道路工事請負共同企業体代表構成員となっております。共同企業体を組織をするとき、代表構成員などの技術など、構成員企業が学び、今後に生かすということもあると思います。  そこで、まず1点目は、臨時会での工事請負契約締結案件について、過去5年間で同一業者が複数の落札をした事例はあるのでしょうか、見解を求めます。  第2点目は、同じ時期に大きな工事を同時に受注をして、工期を守ることなど適正な施工をどのように担保されているのでしょうか、見解を求めます。 ○議長永松弘基) 澁谷教育部長。 ○教育部長澁谷有郎)(登壇) 福間議員教育行政に係る2点の御質問お答えをいたします。  まず1点目の基本設計に係る地域住民への説明会についてでございますが、平成26年2月の碩田中学校区適正配置実施計画基本方針決定以降、基本設計を作成するに当たり地域保護者、学校の各代表者対象に、平成26年7月から本年1月の間、計11回にわたり情報提供意見交換等の協議を重ね、地域の御意見要望を集約してまいりました。その上で、これらの御意見や御要望をもとに作成した基本設計について、保護者対象とした説明会を、本年2月に2回開催したところでございます。  次に、2点目の給食施設設計についてでございますが、本市初施設体型小中一貫教育校である新設校学校給食につきましては、小中一貫教育校としての一体感を醸成するとともに、食育の推進を図るため、全学年を通して同一献立による給食を実施することが好ましいと考えたところでございます。  こうした中、新設校基本設計を進める中で、当初予定していた施設を配置した場合、小学校用グラウンドの十分な確保ができなくなるなど、学校教育活動等にかなりの影響が出ることが判明いたしました。そこで、プール床可動式にした小中共用屋内温水プール体育館等複層配置にした上での検討も行いましたが、給食調理場を配置するスペースが確保できなかったことから、代替措置のとれない教育上必要な施設を優先したところでございます。  こうしたことから、限られた校地有効活用とともに、食物アレルギーへの対応や給食費保護者負担の軽減など、市民サービスの視点からも総合的に判断し、今回の建設設計といたしたところでございます。
    議長永松弘基) 三重野総務部長。 ○総務部長三重野二郎)(登壇) 次に、総務部に係る2点の御質問お答えいたします。  まず1点目の過去5年間における同一業者複数落札についてでございますが、5年間で14の工事案件がございましたが、同一業者落札した事例はございませんでした。なお、平成19年度に、公共下水道事業において、機械設備工事電気設備工事で同一の業者落札者となった事例がございました。  次に、2点目の同時期に大きな工事を受注した業者工期を守ることなど、適正な施工をどのように担保するのかについてでございますが、碩田中学校区新設校建設工事落札者は、4社による特定建設工事共同企業体となっており、この構成員のうち1社が、市道岡角子原線道路改築工事に係る特定建設工事共同企業体代表構成員として落札者となっている状況でございます。  本市が建設工事を発注する場合におきましては、大分建設工事競争入札参加資格審査要綱大分建設工事等に係る共同企業体競争入札参加資格等に関する取扱要綱等に基づき、工事内容施工規模、また業者施工能力資力等を総合的に判断する中で、競争参加資格を定めており、今回の案件につきましては、結果として同一の業者落札者となっておりますが、十分に契約を履行できる能力を有しているものと認識いたしております。  また、工期を守り、適正な施工を担保することにつきましては、公共建築工事標準仕様書土木工事施工管理手引等により、適切な工程管理に努めるとともに、各種段階確認履行報告書等により進捗状況等の把握を行う中で、工期内の完成や品質の確保等を図ってまいりたいと考えているところでございます。 ○議長永松弘基) 福間議員。 ○21番(福間健治)(登壇) はい、御答弁ありがとうございました。  それでは、澁谷教育部長のほうには2点、再質問をさせていただきたいと思います。  今、平成26年の計画が決まった以後、地域保護者学校関係者に、十数回の説明会もしてきたということであります。それで、今回の建設工事内容で、こうした皆さんからの意見要望がたくさん寄せられたというふうに、私は思うんですが、そういう意見要望が今度の設計でどのように生かされているのか、その特徴点があれば、お示しをいただきたいというのが1点であります。  それから、2点目の給食の問題、施設の問題でありますが、グラウンドの問題やプールの共用など、いろんな検討もしたけど、一言で言えば、この敷地の制限から、やむを得ないことだったという御答弁だと思います。私は、子供の食育教育にとって、非常に大事な施設と思います。そういう大きな位置づけがあるんなら、いろいろやったけど無理だったというんなら、せめて私は、隣接地を買収して、この施設は絶対つくらないかんと、こういう議論があってしかるべきではなかったかなというふうに、私は考えております。そういう議論がなされたのかどうか、2点、澁谷教育部長には再質問をいたします。  それと、過去5年間の臨時会工事請負締結は、同一業者が2つ入札したのは過去にないけれども、平成19年度には1件あったというお答えであります。  御承知のように、道路工事の場合は、平成28年の10月31日が工期の完了と、碩田中学校区小中一貫校の場合は、平成29年の2月末ということになっているわけであります。先ほど総務部長のほうから、いろんな要綱や、企業体にかかわる問題や、当該業者施工能力の問題等いろいろなお話がございましたが、私は、やはり工事の安定的な施工をする上で、非常にこの辺で支障が出るのではないかという懸念を持っている一人であります。改めて、その点について心配はないのか、見解を求めたいと思います。 ○議長永松弘基) 澁谷教育部長。 ○教育部長澁谷有郎)(登壇) 福間議員の2点の再質問お答えいたします。  1点目の説明会等で寄せられた御意見等がどのように生かされたのかとの御質問でございますが、このたびの建設当たりましては、児童育成クラブ地域連携室、それから床可動式屋内プールランチルーム設置等、地元の皆さんから寄せられた御意見を反映したところでございます。  それから、2点目の隣接地買収等について、そういった議論がなされたのかとのことでございますが、現行の住吉小学校地、それから碩田中学校地住吉幼稚園跡地等、現有の市有地有効活用するということを前提に取り組んでまいったものでございます。  以上でございます。 ○議長永松弘基) 三重野総務部長。 ○総務部長三重野二郎)(登壇) 福間議員の再質問お答えいたします。  碩田中学校区新設校建設工事等につきましては、適正な工程管理品質管理などを行うことを目的に、別途碩田中学校区新設校建設工事管理業務委託を発注することといたしており、市道角子原線道路改築工事につきましても、監督員3人体制のもと、適切な工程管理などを行い、安定的な施工を図っていくことといたしておりますので、工期内の完成に支障はないものと考えているところでございます。 ○議長永松弘基) 福間議員。 ○21番(福間健治)(登壇) 最後に、要望と指摘をしておきたいというふうに思います。  先ほどの教育部長の御答弁では、児童育成クラブを初め説明会等で出されたものを生かしているということであります。しかし、私はやはり、小学生と中学生では、一つの階段の高さから違うわけですし、やはり、もっと生かす意見要望はたくさん出されていると思います。本来なら、こういう意見要望を酌みとった上でされるべきものだということを指摘しておきたいというふうに思います。  それから、給食室の問題ですけれども、市有地有効活用ということが最優先で議論されてきたんだというふうにおっしゃいました。しかし、私はやっぱり、小学生の場合は、給食は自校方式基本とするという確固たる大分市の基本方針があるわけであります。やはりこれを貫こうと思えば、私が指摘したように、本当にこの大事な施設は、隣接地を買収できるまで待ってやっても遅くはなかったんではないかというふうに、私は思うわけであります。  きょう答弁をされた内容では、私は、やはり多くの関係者は納得しないというふうに思います。このことを指摘しておきたいと思います。  あわせて、総務部長のほうからも、改めて御答弁をいただきました。確かに、適正管理というお言葉は、これはよくわかるんですけど、やはりそれなりの根拠をきちっと示してもらいたかったかなというふうに思います。私はまだ、その点では、安定した工事の遂行という点では、まだ疑問が残っております。  あわせて公共事業につきましては、市内業者が、より幅広い方が参画できるような状況をつくっていくという点も指摘をして、質疑を終わりたいと思います。 ○議長永松弘基) ほかに質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長永松弘基) 以上で質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。  20番、斉藤議員。 ○20番(斉藤由美子)(登壇) 20番、斉藤由美子です。  私は、日本共産党を代表して、議第77号、工事請負契約締結について、反対討論をいたします。  この議案は、碩田中学校区施設一体型小中一貫校建設するための工事請負契約締結についての議案です。  まず最初に指摘しなければならないのは、碩田校区の新設校は、大分市における初めての施設一体型小中一貫校であり、小中一貫教育の強化にもつながるリーディングスクールとされている点です。小中一貫校は義務教育学校として、本年6月に法制化が決まったものの、乗り入れ授業などによる教員の負担増、転出入児童の適応、人間関係の固定化、6年生が最高学年としての機会を失うことなど、問題点を多く含んでいます。また、5年生からの教科担任制や定期テストの早期導入などによる影響など、子供の精神面等への検証は十分されておらず、統廃合に便乗した拙速な教育制度改悪と言わざるを得ません。  また、新設校での新たな教育方針は、碩田校区だけを特区とするものであり、他の学校と明らかに異なる施設一体型一貫校は、教育の機会均等等の点からも問題です。  地域説明会では、従来と異なる運営方針やカリキュラムなどを懸念し、他の学校を優先的に選択できるよう、隣接校選択制の条件として組み入れてほしい旨の要望が出されましたが、対応はされませんでした。  我が党は、基本的に学校選択制には反対の立場ですが、公教育であるにもかかわらず、特殊な学校方針を望まない世帯への対応をせず、強制的に押しつけることは問題です。  2つ目に、地域協議会は、碩田校区の3小学校を統合する協議をするためスタートしたものの、協議の過程で、中学校を含んだ大規模な統廃合へと進められていきました。協議中はもちろん、決定した後も、請願、公開質問状、陳情など、さまざまな形で地域住民保護者から議会に対して意見が出されています。しかし、これらの声に対して十分な納得が得られないまま、平成29年4月開校という市教委が提示したスケジュールに追われて審議が終結され、間に合わないという理由で、市民の声は切り捨てられました。保護者の疑問や不安は置き去りに、十分な納得を得たとは言えない新設校建設は許されません。  3つ目に、3小学校の統廃合に中学校も含めた結果、給食室確保ができず、自校式を基本とする小学校給食がセンター給食にされる点です。給食のセンター化については、今でも落胆した保護者の声を耳にいたします。  先ほどの答弁で、アレルギーの対応という答弁がありましたが、今、小学校は自校式だからこそ、個別具体的に子供たちのアレルギーに対して、細かい配慮ができています。また、ランチルームより給食室をというのが、保護者の本来の希望の声です。給食のセンター化で、安全性が向上するとは思えません。食育を推進すると言いながら、給食センターでも代替できると、優先順位を下げ、保護者の期待に背いたことは許されません。加えて、今回の強引な統廃合によって、地域からコミュニティーの中核となる小学校がなくなり、自治会を初めとする校区の活動に支障を来すことがないかも懸念されます。  今後、住民の拠点となる場所の確保などに、荷揚校区と中島校区の地域住民の方々に負担がかかることのないよう配慮することを強く要望しておきます。  以上の理由から、議第77号に反対をいたします。  また同様の理由から、議第78号、79号、80号についても反対をいたします。 ○議長永松弘基) ほかに討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長永松弘基) 以上で討論を終結いたします。  これより本案について、起立により採決をいたします。  議第77号から議第80号までの4議案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長永松弘基) 起立多数であります。着席してください。  よって、本案原案のとおり可決いたしました。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――  議案  番 号    件 名    結 果  議第77号  工事請負契約締結について(碩田中学校区新設校建設工事)  原案可決  議第78号  工事請負契約締結について(碩田中学校区新設校電気設備工事)  原案可決  議第79号  工事請負契約締結について(碩田中学校区新設校空気調和設備工事)  原案可決  議第80号  工事請負契約締結について(碩田中学校区新設校給排水衛生設備工事)  原案可決  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ◇─────────────────◇ ◎日程第3 会議録署名議員の指名 ○議長永松弘基) 次に参ります。  日程第3、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、  9番、板 倉 永 紀 議員  31番、スカルリーパー・エイジ 議員  以上の2名を指名いたします。  ◇─────────────────◇ ○議長永松弘基) 以上で、本臨時会に付議された案件は全て議了いたしました。  お諮りいたします。  本臨時会は、これをもって閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長永松弘基) 御異議なしと認めます。  よって、平成27年第2回臨時会は、これをもって閉会いたします。           午前10時40分閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する  平成27年8月10日 大分市議会 議  長  永 松 弘 基       署名議員  板 倉 永 紀       署名議員  スカルリーパー・エイジ...