• 荒川左岸(/)
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  1. 大分市議会 2015-07-14
    平成27年厚生常任委員会( 7月14日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成27年厚生常任委員会( 7月14日)                 厚生常任委員会記録 1.開催日時    平成27年7月14日(火)午前10時3分開議~午前11時43分散会 2.場所    第2委員会室 3.出席委員    委員長  二宮  博   副委員長 泥谷  郁    委 員  田島 寛信   委 員  阿部剛四郎    委 員  松本 充浩   委 員  斉藤由美子    委 員  髙野 博幸   委 員  日小田良二    委 員  高橋 弘巳   欠席委員    なし 4.説明員   (福祉保健部
       今村福祉保健部長大木福祉保健部参事福祉事務所長野中福祉保健部次長、    淵福祉保健部次長羽田野福祉保健部次長 嶋津保健所長薬師寺保健所次長、    戸高福祉事務所次長子育て支援課長藤田福祉保健部次長保健予防課長、    軸丸福祉保健部次長健康課長渡邉福祉保健課長波津久指導監査課長、    上田人権同和対策課長重石子ども保育課長後藤長寿福祉課長、    原田障害福祉課長塩手生活福祉課長釘宮保健総務課長小原衛生課長、    小野子ども保育課参事釘宮長寿福祉課参事永田障害福祉課参事、    吉良障害福祉課参事福田生活福祉課参事小花生活福祉課参事、    佐藤衛生課参事森保健予防課参事竹野健康課参事岡本指導監査課参事、    工藤人権同和対策課参事人権啓発センター所長高橋長寿福祉課参事、    朝来野保健総務課参事高場子育て支援課参事中央家庭支援センター所長、    園田子育て支援課参事西部子ども家庭支援センター所長、    西川子育て支援課参事子育て交流センター所長、    後藤生活福祉課参事生活福祉東部事務所長、    太神生活福祉課参事生活福祉西部事務所長荒川衛生課参事、    和田保健予防課参事菊田健康課参事東部保健福祉センター所長、    矢野健康課参事西部保健福祉センター所長利光子育て支援課参事補 5.事務局出席者    書記 濱口 祐多 6.審査案件等   【陳情】    平成27年陳情第6号 子ども医療費助成拡大を求める陳情     〔継続〕   【予算議案】    議第59号 平成27年度大分市一般会計補正予算(第1号) 〔承認(一部反対)〕     第1条 歳入歳出予算の補正         歳出 第3款 民生費            第4款 衛生費のうち福祉保健部所管分     第3条 債務負担行為の補正 第3表中     1追加 ・在宅高齢者緊急通報サービス業務委託料   【一般議案】    議第62号 大分市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改         正について                 〔承認(一部反対)〕    議第63号 大分市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一         部改正について               〔承認(一部反対)〕    議第64号 大分市養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部         改正について                      〔承認〕   【報告議案】    報第1号 専決処分した事件の承認について         (平成26年度大分市一般会計補正予算(第5号))                               〔承認(一部反対)〕     第1条 歳入歳出予算の補正         歳出 第3款 民生費国保年金課関係を除く。)            第4款 衛生費のうち福祉保健部所管分     第2条 繰越明許費の補正 第2表中         1追加 第3款 民生費    報第6号 専決処分した事件の承認について         (平成26年度大分市介護保険特別会計補正予算(第3号))                               〔承認(一部反対)〕   【報告事項】    ・不妊治療費助成拡大事業について    ・平成27年度人権に関する市民意識調査について    ・「子育て世帯臨時特例給付金」について    ・「おおいた子育てほっとクーポン事業」について                 会議の概要                              平成27年7月14日                              午前10時3分開議 ○二宮委員長   おはようございます。厚生常任委員会を開会いたします。  本日は、傍聴者の方がおられるようですが、遵守事項に従って、静粛に傍聴いただきますようお願いいたします。  まず、審査日程についてお諮りしたいと思います。  お手元に配付しております審査日程案のとおり、本日は福祉保健部、あすは環境部、あさっての16日は管内視察を行いたいと考えておりますが、この日程案でよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、この日程に従い、審査を行いますので、よろしくお願いします。  ここで、今村福祉保健部長より発言を求められていますので、許可します。 ○今村福祉保健部長   二宮委員長、泥谷副委員長、そして厚生常任委員の皆様方には平素から福祉保健行政の推進に格別の御指導、御高配を賜っておりますことに対しまして、心からお礼を申し上げます。  また、このたび全国市議会議長会から在職30年表彰を受けられました阿部剛四郎委員に心からお喜び申し上げます。これまでの永年にわたる御功績に対しまして、深く敬意を表しますとともに、今後とも御健勝で、ますますの御活躍をされますよう御祈念申し上げます。  まず、審議前の貴重なお時間をいただき、まことに恐縮ではございますが、本日、出席をいたしております事務局の中で、4月1日付及び6月1日付人事異動に伴う参事級以上の職員を紹介させていただきます。  〔職員自己紹介〕 ○今村福祉保健部長   以上、21名でございます。  なお、今回の人事異動の結果、福祉保健部は、再任用を含む職員619名、臨時・嘱託職員を含めて1,031名となったところでございます。  異動職員の紹介については以上でございます。  それでは、お手元に配付しております厚生常任委員会資料の1ページ目に掲載いたしております、福祉保健部の行事について御案内させていただきます。  第3日曜日を市民健康づくりの日と位置づけ開催しておりますラジオ体操・みんなの体操会でございますが、7月19日の早朝より大分川河川敷左岸や支所、また公園など18カ所において行うことといたしております。  引き続き、ラジオ体操の普及と健康づくり意識向上を図っていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  本日、委員の皆様に御審議いただく事項でございますが、予算議案1件と一般議案3件及び報告議案2件並びに報告事項4件でございます。  議第59号、平成27年度大分市一般会計補正予算歳入歳出予算の補正、歳出第3款民生費につきましては約3億2,500万円を、4款衛生費につきましては約1億5,400万円をそれぞれ肉づけ予算として計上いたしております。  また、報第1号及び第6号では、平成26年度事業費の確定に伴い専決処分した事件の承認についての審査をお願いするものでございます。  次に、一般議案につきましては、国、県よりの権限移譲並びに国の基準変更に伴う本市条例の一部改正でございます。  1点目は、議第62号、大分市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、2点目は、議第63号、大分市家庭的保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、3点目は、議第64号、大分市養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでございます。  また、報告事項につきましては、1点目に、不妊治療助成拡大事業について御報告申し上げます。2点目は、平成27年度人権に関する市民意識調査について、3点目は、子育て世帯臨時特例給付金について、そして最後は、おおいた子育てほっとクーポン事業についてでございます。  詳細につきましては、後ほど担当課長より御説明いたします。何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますよう、どうぞよろしくお願いします。 ○二宮委員長   それでは、審査に入る前に、委員会運営について確認しておきます。  1点目は、自由討議についてです。議会基本条例において、議会は議案等審議または審査においては、議員相互の自由な討議により議論を尽くし、合意形成を図るよう努めるものとするとされておりますことから、委員の皆さんからの要求がある場合または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思います。  2点目は、反問権についてです。委員の質問、政策提言等に関し、執行部委員長の許可を得て反問することができることになっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようお願いいたします。ただし、委員による新たな事業提案に対し、必要となる予算の組み替えなどの数値的なものや統計的な事項についての反問は、原則としてその対象になりませんので、よろしくお願いします。  説明員は、最初に所属と氏名を告げてから発言をお願いします。  それでは、まず、今回新たに提出されました平成27年陳情第6号、子ども医療費助成拡大を求める陳情についてであります。  陳情の要旨につきましては、お手元の文書表のとおりですので、御確認をお願いいたします。
     執行部の方で、補足説明があればお願いします。 ○戸高福祉事務所次長子育て支援課長   今回の子ども医療費助成拡大を求める陳情につきましては、保護者にとりまして、子供が小学校に入学すると通院については助成の対象外となり、医療費の3割負担が生じます。また、入院については、助成はありますが、1日当たり500円、自己負担金が生じることから、子ども医療費について通院、入院とも大幅な助成をすることにより、保護者経済的負担の軽減を求めるといった内容です。  御案内のとおり、子ども医療費につきましては、大分県が行う中学生までの子供を対象に医療費の一部自己負担金を徴収することを基本とした助成事業に加えまして、本市では独自の施策として医療費無料化対象年齢を平成19年に3歳未満児に、また平成25年には未就学児に拡大してきたところです。  本事業は、子供の健やかな成長を支援し、その保護者経済的負担を軽減することを目的としており、各自治体において、それぞれの財政状況を勘案しながら、可能な範囲で単独施設として実施されております。  本市では、医療費負担の軽減につきましては、今後、他都市の実施状況等も踏まえまして、本市の実情に即した助成のあり方などについて研究してまいりたいと考えております。 ○二宮委員長   ただいま執行部から補足説明がありましたが、質疑等はありませんか。 ○高橋委員   国の動向ということですが、こういった子供に対するいろんな考え方が出てくると思いますが、医療に関して、今どういう動きがあるのか教えてください。 ○戸高福祉事務所次長子育て支援課長   今日の朝刊に載っておりましたが、国は、少子化対策子育て支援という観点で、今、自治体無料化とか年齢の拡大とか、そのようなことに着手するに当たって、国庫負担金ペナルティーという制度があります。これは、コンビニ受診等を防ぐというところもありますし、それで各自治体もちゅうちょしているところもあります。しかしながら、きょうの新聞の中では、その辺の見直しをする中で、自治体がそのようなところの取り組みができるように検討するというようなことであります。  現行、社会保険制度の中で未就学児につきましては2割負担、そして、小学生以上になりますと大人と同じ、3割負担というような形の制度です。  国の動向ということでありますが、市町村の市長会を通じましても、今回、6月17日に特別提言ということで、人口減少社会の中、少子化対策子育て支援特別提言を行う中で、医療費は、国が全国一律で制度を創設してやっていくべきだということを強く提言を行ってきたところです。 ○高橋委員   この陳情の内容を実現しようとすれば、予算的にどのくらい必要になると想定されるのですか。 ○戸高福祉事務所次長子育て支援課長   大幅な助成をすることということですが、通院について、小学生まで一部自己負担金500円を設けて行った場合は約4億円、そして、自己負担金を撤廃して完全な無料化にした場合は約6億円という増額が見込まれると考えています。 ○高橋委員   中核都市ではどういった状況ですか。 ○戸高福祉事務所次長子育て支援課長   皆さんに資料を配付させていただいてよろしいでしょうか。 ○二宮委員長   はい。  〔資料配付〕 ○戸高福祉事務所次長子育て支援課長   中核市の状況ということで、4点目に45市の中核市の状況を記載しております。  表の、左側の区分は年齢です。そして、右、横軸につきましては無料の方式、または一部自己負担、それと制度なしという区分です。  小学生の部分につきましては、入院の無料が22カ所、そして、現物というのが、医療機関の窓口で現金をお支払いする必要が全くない、そして無料の償還というのが、一度窓口でお支払いして、市町村のほうにその部分の請求をするというような部分であります。  そして、一部自己負担というのは、上段にも書いておりますが、大分県の助成制度の例では、1日500円、これは上限があります。そういう中で実施しているのが19カ所、制度なしが4カ所となっております。  そして、小学生通院が無料の14カ所が現物方式、一部自己負担ありで18カ所、制度なしで13カ所という形になっております。  小学生の部分でありまして、このピンクの部分が、大分市が該当する部分です。 ○二宮委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   以上で質疑を終結します。  次に、討論に入ります。討論はありませんか。 ○斉藤委員   子供の医療費無料化の拡大は、我が党もずっと拡大すべきということを言い続けています。国に対しても、ペナルティーをなくせというのは声を上げているところですが、先ほど助言者の方からもあったとおり、他都市の状況を見たときに、500円あれば病院に行けるということが考えられると、そうでないと、特に継続した治療については、受診はやめてしまおうかということもあり得るということで、重篤なケースというのは、今回は聞こえてきませんでしたが、小さいうち、特に低学年等はぜんそく等、早目に受診をしたほうが後々、非常に明確に治療が進むということもあると思います。  大幅な助成ということで、もちろん全額、無料化というのが望ましいところですけれども、他都市の状況を見た上で、一部自己負担ありで拡大をするべきだと思います。  採択を求めます。 ○二宮委員長   ほかにありませんか。 ○阿部委員   いろいろ国の動向もあるし、方向づけはやっぱり大事なことだろうと思います。それで、今後検討する必要があるというような思いは持っておりますので、継続でいいのではないかと思っております。 ○二宮委員長   継続審査を求める意見と採決を求める意見がありましたので、まず継続審査についてお諮りします。  本件は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕 ○二宮委員長   挙手多数でありますので、本件は継続審査と決定いたします。  次に、予算議案の審査を行います。  それでは、議第59号、平成27年度大分市一般会計補正予算(第1号)第1条歳入歳出予算の補正、歳出第3款民生費の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○渡邉福祉保健課長   〔説明書⑤ 22ページ~、歳出第3款民生費について説明〕 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○斉藤委員   新規の事業で就職セミナーということが出されていますけれども、これまで保育士の資格を取っても保育士にならない人がすごくふえているという問題がある中で、こういった支援は自治体としては初めて行うのですか。これまでは全くなかったということでよいですか。 ○重石子ども保育課長   はい、そうです。初めての取り組みです。 ○斉藤委員   学校等に恐らく呼びかけをするのでしょうけど、どの範囲で呼びかけをするのか。 ○重石子ども保育課長   まずは、県内はもちろんのこと、福岡市内に11校の養成校があるということでありますので、そちらにも、バス借り上げ等いたしまして、保育士確保を希望する保育所等施設長を連れてまいりまして、ブースを設けて、参加施設のPRをさせて、保育士の募集をしたいと思っています。 ○斉藤委員   恐らく、保育士になるか、ならないかというのは処遇が一番ポイントになると思いますが、そういう詳細までお伝えするということでしょうか。 ○重石子ども保育課長   それにつきましては、今後また園の希望等も伺いながら、どのような方法でやるかというのは詰めてまいりたいと思っております。 ○斉藤委員   余りシビアなところまで詰めると、逆に逃げられるということも考えられますが、保育士になるときに、その処遇ともう一つは園の特色というのもあると思いますので、そのあたりも、いい形でお伝えできるように、よろしくお願いいたします。 ○二宮委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、歳出第4款衛生費のうち福祉保健部所管分の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○釘宮保健総務課長   〔説明書⑤ 30ページ~、歳出第4款衛生費について説明〕 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○斉藤委員   衛生費のうち、先ほどの説明の中で、個人負担がふえる部分というのがありましたか。 ○軸丸福祉保健部次長健康課長   負担がふえるものはありません。 ○二宮委員長   ほかにありませんか。 ○松本委員   墓地事業で、直接参拝壇は何壇の購入になりましたか。 ○小原衛生課長   今回の補正予算は、直接参拝壇112壇の購入の経費です。
    二宮委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。 ○斉藤委員   予算議案の議第59号に対しては、私たちの党は反対です。 ○二宮委員長   本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、第3条債務負担行為の補正、第3表中、1、追加、在宅高齢者緊急通報サービス業務委託料の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○後藤長寿福祉課長   〔説明書④ 5ページ、第3条債務負担行為の補正のうち福祉保健部所管分について説明〕 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○斉藤委員   個人負担が生じるのでしょうか。 ○後藤長寿福祉課長   現在でも設置するときに、所得税課税の方は3万円の負担をお願いしております。 ○斉藤委員   3万円負担できないという方には、これはないということですか。 ○後藤長寿福祉課長   それは課税の方です。 ○二宮委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、一般議案の審査を行います。  議第62号、大分市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○戸高福祉事務所次長子育て支援課長   議案書の議62の1ページをお開きください。  まず、第29条第1号につきましては、これまで、母子支援員の資格は地方厚生局長又は地方厚生支局長の指定する児童福祉施設の職員を養成する学校その他の養成施設を卒業した者とされているところです。  今回、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第4次見直し・権限移譲)が施行されまして、地方厚生局長又は地方厚生支局長都道府県知事に改める児童福祉法に基づく基準省令の改正が行われましたことから、同様の改正を行うものです。  次に、附則第3項につきましては、これまで、乳児4人以上を入所させる保育所に係る保育士の数の算定については、当分の間、当該保育所に勤務する保健師または看護師を1人に限って保育士とみなすことができるとされていたところです。  今回、地方分権改革について、平成26年から地方の発意に根差した新たな取り組みとして提案募集方式が導入されました。  この募集に基づき、平成27年1月30日付で閣議決定された平成26年の地方からの提案等に対する対応方針を踏まえ、平成27年4月1日以後、保育所に勤務する保健師または看護師に加え、准看護師についても保育士とみなすことができるとする児童福祉法に基づく基準省令の改正が行われましたことから、同様の改正を行うものです。  なお、今回の条例の改正につきましては、公布の日から施行するといたしております。 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。 ○斉藤委員   保育所設置基準規制緩和になりますので、准看護師保育士は専門性が違うということで、この件に関しては反対します。 ○二宮委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第63号、大分市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○重石子ども保育課長   議案書の議63の1ページをお開きください。  先ほどの議第62号、大分市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正と同様の内容ですが、小規模保育事業及び事業所内保育事業所に勤務する保健師または看護師に加え、准看護師についても保育士とみなすことができるとする児童福祉法に基づく基準省令の改正が行われましたことから、同様の改正を行うものであります。  なお、今回の条例の改正につきましては、公布の日から施行することとしております。 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。 ○斉藤委員   先ほどの議第62号と同じ理由で反対をいたします。 ○二宮委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第64号、大分市養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○後藤長寿福祉課長   議案書の議64の1をお願いいたします。  大分市養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正は、国の省令であります養護老人ホームの設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正を行うものです。  改正内容は、養護老人ホームが施設に入居している要介護者あるいは要支援者に対して訪問介護などの介護サービスを行うことができる特定施設入居者生活介護の指定を受ける場合、これまでは施設の委託した事業所が介護サービスを行う外部サービス利用型だけでしたが、今回の改正により施設の職員も介護サービスを提供できることとなったものです。  施行期日は公布日からです。  なお、現在、大分市にある養護老人ホームは、横尾にありますアイリス清心園のみで、現在、62人の方が入所しております。 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○斉藤委員   施設側にどんな影響があるのでしょうか。職員をふやさないといけないということがあるのでしょうか。 ○後藤長寿福祉課長   まず、施設のほうが、特定施設入居者生活介護の指定を受けるかどうかになります。受けた場合、今までは施設が委託をしていた事業所の方が、ヘルパー事業所等がサービスを提供できていたのですが、今度は施設の職員がみずからサービスを提供できるようになったもので、利用者も施設のほうも選択の幅が広がったということです。 ○二宮委員長   ほかにありませんか。
     〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、報告議案の審査をいたします。  報第1号、専決処分した事件の承認について(平成26年度大分市一般会計補正予算(第5号))、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第3款民生費のうち福祉保健部所管分の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○渡邉福祉保健課長   〔説明書② 60ページ~、歳出第3款民生費について説明〕 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○斉藤委員   社会保障費がすごく削減されているように感じるのですが、介護認定の引き下げがとても多く、相談がふえています。変更手続がなされていると思うのですが、認定に関しての件数はわかりますか。 ○後藤長寿福祉課長   今、ここで変更申請の件数の資料を持ち合わせておりませんので、後ほど説明に伺わせてください。 ○斉藤委員   はい。 ○後藤長寿福祉課長   昨年1年分でよろしいですか。 ○斉藤委員   はい。  認定の引き下げで、いろいろ使えていたものが使えなくなったと、いろいろな声が上がっているのですが、認定に関しての対応の仕方に非常に不満があるという声もたくさんあります。認定の引き下げ自体も非常に当事者の方はショックなのですが、総合的に福祉が切り捨てになっているということについてたくさん不満が出てきていますので、これに関しては、もちろん国の社会保障費削減が一番悪いのですが、認定に関しての対応の仕方をよく検討していただきたいと思います。  それから、介護保険料が払えない方の利用者負担が3割負担になることについての現状がわかりますか。 ○後藤長寿福祉課長   介護認定につきましては、手順といたしましては、調査員が調査をして、一次判定をして、その後、審査会にかけておりますので、意図的に下げるとか、下げないとか、そういったことはしておりません。あくまでも中立、公平の中での審査の結果だと思っております。  それから、3割負担の件数ですが、先ほどの認定件数と合わせて、後ほど報告させてください。 ○斉藤委員   調査員の方々にもよく言っておいていただきたいのが、非常に緊張した中で47項目をチェックしているということで、細かいことになりますが、声かけの仕方とか、そのあたりの対応の仕方は十分に当事者の方を見てくださいというか、対応をお願いしたいと思います。  もう1点ですが、介護報酬の引き下げで、サービスを廃止、休止してしまう施設が出てきていると思うのですが、そのあたりに関して、ニーズに合わせて支障が出てくることはないですか。 ○後藤長寿福祉課長   4月から介護報酬が下がりましたけれども、実際に事業所に反映するのは6月です。現在のところ、介護報酬が下がったから廃止をするという情報は、私どものほうには入っておりません。 ○斉藤委員   そういう場合、例えば、運営費を勘案して、サービスを今後、先々、廃止をしようかという場合は、事前に、何カ月前に言わないといけないという規定はあるのでしょうか。 ○後藤長寿福祉課長   利用されている方が次にスムーズに行くために、1カ月前までには届け出が必要になっております。 ○斉藤委員   1カ月では、利用者の方は大変困ると思うので、これはもちろん国に対して、介護報酬引き下げが悪いという声を上げていただかないといけないのですが、もうちょっと事前に利用者の方からの報告や、こちらの把握などの調査が必要ではないかと思います。 ○後藤長寿福祉課長   事前に、こちらから利用者の方、事業所の方に把握するというのは、なかなか難しい。事業所も1,000以上ありますので、こちらから先に調査というのは難しいと考えております。 ○斉藤委員   調査という形ではなくて、運営の状況の現状の把握とか、ある程度、行政のほうからも、何かできないかと思います。とにかく施設の負担がふえているのは当然だと思います。仮に、もし、今後、サービスの休止や縮小がある場合は、早目に行政のほうへ連絡をくださいという呼びかけにしかならないと思うのですが、そのあたりができればと思います。要望しておきます。 ○二宮委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。 ○斉藤委員   社会保障費削減があらわですので、この補正予算には反対をいたします。 ○二宮委員長   本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、歳出第4款衛生費のうち、福祉保健部所管分の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○釘宮保健総務課長   〔説明書② 82ページ~、歳出第4款衛生費について説明〕 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、第2条繰越明許費の補正、第2表中、1、追加、第3款民生費の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○渡邉福祉保健課長   〔説明書① 6ページ、繰越明許費の補正について説明〕 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、報第6号、専決処分した事件の承認について(平成26年度大分市介護保険特別会計補正予算(第3号))の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○後藤長寿福祉課長   〔説明書② 219ページ~、平成26年度大分市介護保険特別会計補正予算について説明〕  〔説明書① 31ページ~、繰越明許費について説明〕 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。 ○斉藤委員   サービスの縮小と利用者負担増につながる予算には反対をいたします。
    二宮委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたします。  以上で福祉保健部関係の付託案件の審査は全て終了しました。  それでは、ここで執行部より報告事項の申し出がありましたので、報告事項の説明を受けたいと思います。  まず、不妊治療費助成拡大事業について報告を受けます。 ○軸丸福祉保健部次長健康課長   資料の2ページをごらんください。  不妊治療費助成事業は、不妊治療を行っている夫婦に対し、医療保険適応外の費用の一部を助成することで経済的負担を軽減するとともに、少子化対策の推進を図ることを目的に、本市では平成15年度から事業を開始しております。  今回、県と連携し、不妊に悩む夫婦が治療効果の高い特定不妊治療へ早期に移行できるように助成上限額を拡大するもので、事業開始時期は平成27年10月1日の予定でございます。  表1をごらんください。  助成件数ですが、平成26年度は820件で、前年度の1.25倍と増加傾向にあります。  表2をごらんください。  不妊の治療法には、大きく分けて、特定不妊治療と呼ばれる体外受精、顕微授精と、一般不妊治療と呼ばれる男性不妊治療と人工授精があります。  特定不妊治療の内容については種類が幾つかありますが、このうち、今回、助成を拡大する対象は、表2にあります特定不妊治療のA、Bと一般不妊治療の男性不妊治療でございます。  表3をごらんください。  助成額ですが、Aの体外で受精した受精胚を排卵後すぐに子宮に移植する新鮮胚移植につきましては、改正前の20万円から10万円引き上げとなり、改正後は30万円となります。  また、Bの体外で受精した受精胚を一旦凍結し、子宮の状態のよいときに解凍して子宮に移植する凍結胚移植につきましては、改正前の20万円から19万円引き上げとなり、改正後は39万円となります。  精子を採取する男性不妊治療については、改正前の10万円から9万円引き上げとなり、改正後は19万円となります。  これらの助成上限額拡大により本人負担は、いずれも、医療保険と同じ3割程度の自己負担となる予定です。  所要額につきましては、表4のように1億3,000万円の増額補正を計上いたしており、補正後の額は2億5,900万円を見込んでおります。 ○二宮委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんで、質疑等ありませんか。 ○松本委員   手術、施術をできるところについて、産婦人科であれば、どこでもできるということなのでしょうか。特殊な施設がないとだめなのでしょうか。 ○軸丸福祉保健部次長健康課長   特定不妊に関しては、指定病院ということで、大分市は今、3カ所を指定しております。医大とセント・ルカと大川産婦人科です。 ○松本委員   3つだけですか。 ○軸丸福祉保健部次長健康課長   はい。 ○二宮委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   次に、平成27年度人権に関する市民意識調査について報告を受けます。 ○上田人権同和対策課長   お手元A4資料の27年度人権に関する意識調査の概要と、薄い緑色の調査票を御確認ください。  この調査は、市民の人権・同和問題に関する意識の現状把握と分析を行い、今後の人権教育・啓発に関する施策を効果的に推進するための基礎資料とすることを目的としております。  調査の内容につきましては、主なものとして、人権一般や同和問題に対する意識のほか、教育、啓発、学習の効果などを問う内容でございます。  調査の方法といたしましては、層別無作為抽出法で選出された18歳以上の市民3,000人が対象で、無記名式の調査票を郵送で配付・回収いたします。  調査期間は7月17日から8月7日の3週間として、調査結果を集計・分析後、平成28年3月に報告書を作成いたしまして、今後の人権教育・啓発の基本的な方向性や実践の場に反映させてまいります。  なお、平成22年度に第1回目の調査を行っており、今年度が第2回目の調査となります。 ○二宮委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんで質疑等ありませんか。 ○斉藤委員   この調査は、国から何か調査をするように言われてやっているのか、市独自でやっているのか、教えてください。 ○上田人権同和対策課長   国からは特にありません。ただ、人権教育・啓発基本計画というものがありまして、県下の18市町村中、16市町村が実施しております。また、大分県も意識調査を実施しております。 ○二宮委員長   ほかにありませんか。 ○松本委員   前回の回収率はどのくらいだったのでしょうか。 ○上田人権同和対策課長   前回、発送調査票数の回収率が52.7%です。 ○二宮委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   次に、子育て世帯臨時特例給付金について報告を受けます。 ○戸高福祉事務所次長子育て支援課長   お手元の資料の4ページ、左の部分をごらんください。  昨年度に引き続きまして、消費税率の引き上げの影響を踏まえまして、今年度も子育て世帯に対して臨時特例的な給付措置といたしまして給付金が支給されます。  支給対象者は若干変更がございまして、平成27年6月分の児童手当の受給者で、児童手当の所得制限の限度額を超えている特定給付対象者は除きます。  対象児童は、平成27年6月分の児童手当の対象となる児童で、生年月日が平成12年4月2日から平成27年5月31日生まれの中学生までの児童となります。  支給額は、対象児童1人につき3,000円で、昨年の1万円から減額されておりますが、特に配慮が必要と考えられる低所得の子育て世帯に対して、今回は臨時福祉給付金の対象世帯を含め生活保護の被保護者についても給付されます。  基準日は平成27年5月31日となっております。  申請先につきましては、原則として基準日時点の住所地の市役所の窓口で行います。今回は、児童手当業務担当課の子育て支援課が窓口となっております。  申請期限は、本年6月1日月曜日から12月1日火曜日の6カ月間となっています。  提出書類は、申請の簡素化及び申請漏れを防ぐため、今回、平成27年度児童手当現況届を子育て世帯臨時特例給付金の申請書と兼ねております。これによりまして、現況届の提出により給付金の申請も行われたこととなります。  支給の時期を平成27年10月中旬以降とし、児童手当の振込口座に入金させていただきます。  また、公務員の方につきましては、勤務先から申請書が配付されますので、平成27年6月分の児童手当の受給者であることの証明を受け、5月31日時点の居住地の市町村に提出することとなります。 ○二宮委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんで質疑等ありませんか。 ○斉藤委員   どのようにしてお知らせをするのか、お知らせの方法を教えてください。 ○戸高福祉事務所次長子育て支援課長   今回の場合は、6月の現況届とあわせてという要件ですので、その中にチラシを同封させていただきます。また、ホームページ、市報等で広報させていただいております。 ○二宮委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   最後に、おおいた子育てほっとクーポン事業について報告を受けます。 ○戸高福祉事務所次長子育て支援課長   市報や報道等でごらんになった方も多いと思いますが、今年度、大分県と県内の市町村が協力をいたしまして、子育て支援サービスを知って、気軽に利用していただくため、子育て中の家庭に、サービスを利用する際に使えるクーポン券を交付いたします。  大分市では、10月から使用できるよう準備を進めているところです。  クーポンは2種類ございまして、対象者や利用できる期間が異なります。  ①のおおいた子育てほっとクーポン・プラス+は、満1歳から6歳の誕生日を迎える未就学児童が対象です。平成30年3月31日まで使えます。こちらにつきましては平成27年度限定の発行となっております。  ②のおおいた子育てほっとクーポンは、その年に出生した児童の保護者が対象で、子供の満3歳の誕生日の前日まで使用できます。  いずれも500円の20枚つづり、1万円分のクーポン券となっており、申請により、児童1人につき1冊交付することとなっております。  なお、対象児童数につきましては、①のほっとクーポン・プラス+は2万5,500人、②のほっとクーポンにつきましては4,500人を見込んでおります。  次に、クーポンを利用できるサービスについてです。子供の一時的な預かりといたしまして、現在、16の保育所で行っております一時預かり、4施設で行っている病院併設型施設の病児・病後児保育、児童養護施設等での休日や夜間の預かり、子育てファミリーサポートセンター会員宅での預かりのほか、次のインフルエンザ予防接種、フッ化物塗布、大分県助産師会の母乳マッサージ、ベビーマッサージなどに使用することができます。そのほか、家事や育児のヘルパーの派遣、読み聞かせ絵本の購入、おおいた子ども劇場や「うみたまご」の利用の際に使えることといたしております。  この中で、大分県内で統一して行う事業は、一時預かり、病児・病後児保育、ファミリーサポートセンター、インフルエンザの予防接種、フッ化物塗布の5事業でございます。  10月1日から使用いただけるように、Ⅲに書いてありますように、去る6月16日に対象者へ申請書を一斉送付いたしました。7月末までに申請書の受け付けを行い、9月中旬に申請者へクーポンを一斉送付する予定となっております。 ○二宮委員長 
     ただいま執行部より報告がありました。委員の皆さんで質疑等ありませんか。 ○斉藤委員   先ほど、ちょっと言い忘れましたので。人権に関する市民意識調査ですけれども、内容がやはり同和問題が中心になっているように思います。人権ということに関しては、例えば、いじめだったり、パワハラだったり、広い視点で調査すべきだと思いますので、内容に関してはよく精査をしていただきたいと思います。要望しておきます。 ○二宮委員長   ほかにありませんか。 ○松本委員   Ⅱの⑤におおいた子ども劇場がありますが、なぜこれが入っているのかも含めて説明をお願いします。 ○利光子育て支援課参事補   おおいた子ども劇場というのは、数カ月に一回、子供を対象として人形劇を初めとした演劇等を提供するNPO法人ですが、こちらのほうでは演劇の提供をしているだけではなく、地域の子育て支援ということも同時にやっているところです。  大分市では、こどもルームを拠点として、地域の子育て支援団体と連携をして、子育て支援に努めているところですが、おおいた子ども劇場というNPO法人とも連携することで、より一層地域の子育て支援を推進していくことと、あわせて、良質な芸術活動に参加をしていただく機会を設けることができると考えまして、事業として組み入れたところです。 ○二宮委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   以上で、本日の予定の審査は終了しました。  執行部、その他として何かありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○二宮委員長   委員の皆さんで、その他として何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、私から1点ございます。  さきの3月定例会での委員会において、昨年開催した市民意見交換会での質問・意見等のうち、当委員会の対応について、執行部から回答を受け、その後、当委員会の対応について委員で協議を行いました。その結果は、現在、ホームページ、各支所・出張所及び各地区公民館で閲覧できるようになっております。当委員会の対応については、執行部に対し働きかけるといった事項もございますので、真摯に受けとめていただくようお願いします。  最後に、あすの予定を確認いたします。  あすは9時30分から議会運営委員会が開催されますので、終了後、案内の放送がありましたら、御集合されますようお願いします。  本日はこれにて散会します。                              午前11時43分散会...