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平成27年建設常任委員会( 5月14日)
平成27年建設常任委員会( 5月14日)

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  1. 大分市議会 2015-05-14
    平成27年建設常任委員会( 5月14日)


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    平成27年建設常任委員会( 5月14日)                    建設常任委員会記録 1.開催日時    平成27年5月14日(水)午後2時30分開議~午後3時57分休憩               午後4時3分再開~午後4時53分散会(管内視察) 2.場所    第4委員会室、大分駅北口駅前広場(管内視察) 3.出席委員    委員長 板倉 永紀   副委員長 松下 清高    委 員 野尻 哲雄   委 員  長田 教雄    委 員 福崎 智幸   委 員  スカルリーパー・エイジ    委 員 徳丸 修    委 員  国宗 浩    委 員 今山 裕之 欠席委員    な し
    4.説明員   (土木建築部)    木村土木建築部長河野土木建築部次長土木管理課長、    河野土木建築部次長兼道   路建設課長佐藤道路維持課長吉田河川課長、    安部住宅課長羽田道路維持課参事高瀬道路維持課参事   (都市計画部)    長野都市計画部長広瀬都市計画部次長都市計画課長、    後藤都市計画部次長都市交通対策課長釘宮開発建築指導課長、    内田まちなみ整備課長、清水駅周辺総合整備課長小野公園緑地課長、    古城都市計画課参事吉田公園緑地課参事松川まちなみ整備課参事、    田中まちなみ整備課参事横尾土地区画整理事務所長   (水道局)    神矢水道事業管理者宮本水道局管理部長上原水道局管理部次長、    手嶋水道局管理部次長計画課長板井総務課長佐藤経営管理課長、    平田営業課長利根維持課長安東浄水課長岩田営業課参事、    小笹営業課参事中央料金センター所長岐津浄水課参事水質管理室長 5.事務局出席者    書記 後藤 和正 6.審査案件等    ①水道事業基本計画アセットマネジメントについて    ②草刈り業務の現状について    ③管内視察(大分駅北口駅前広場)    ④その他                    会議の概要                              平成27年5月14日                              午後2時30分開議 ○板倉委員長   皆さん、こんにちは。ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  本日、傍聴者の方がおられるようですが、遵守事項に従って静粛に傍聴いただきますようお願いいたします。  それでは、本日の協議事項ですが、お手元に配付しております日程案のとおり、まず水道局より、水道事業基本計画アセットマネジメントについて説明を受け、次に土木建築部及び都市計画部より、草刈り業務の現状について説明を受けたいと思います。また、管内視察として、大分駅北口駅前広場を視察したいと思いますが、このような日程でよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○板倉委員長   それでは、このような日程で進めたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  なお、本日は水道局、土木建築部都市計画部のうち関係する職員のみ出席を求めておりますので、御了承をお願いいたします。  早々、水道局より説明を受けたいと思いますが、ここで神矢水道事業管理者より発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。 ○神矢水道事業管理者   板倉委員長、松下副委員長を初め委員の皆様方には、本日は水道事業に関しましてこうして説明の機会を設けていただきまして、まことにありがとうございます。  今回は、ことし3月に策定をいたしました水道事業基本計画、それから水道施設アセットマネジメント取り組み状況について御説明をさせていただきたいと思います。詳細につきましては担当課長から御説明を申し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○板倉委員長   それでは、水道事業基本計画アセットマネジメントについて説明を求めます。 ○佐藤経営管理課長   まず、資料の確認でございますが、A4の横の基本計画の改訂のポイントと書いた1枚の用紙と、それと基本計画の冊子、それとアセットマネジメントの資料の3部で説明をさせていただきます。  まず、基本計画について御説明を申し上げます。A4横の資料、改訂のポイントをごらんください。  前計画は、平成16年に厚生労働省が策定した、左上にございます旧水道ビジョンの体系を踏まえ、左下にございますように、水質の保全、向上や危機管理対策など7つの体系立てで構成をしておりました。  今回見直した要因としまして、人口減少社会の到来や大規模災害の発生の備えなど水道を取り巻く状況が大きく変化をし、将来に向けた新たな取り組みが必要となりましたことから、平成28年度までの計画期間でありました前計画を前倒しして見直したものでございます。  厚生労働省も、平成25年に新水道ビジョンを策定し、右上にございますように、安全、強靱、持続を水道の理想像として掲げ取り組むことといたしました。本市でも3つのキーワードとして掲げ、前計画の体系の見直しを図る中で、中央下にございますように、取り組みの方向性として、安全では安全な水道水の供給、強靱では危機管理への対応の徹底、持続では水道サービスの持続性の確保を掲げて取り組むことといたしました。  この理想像実現のための方策として、主な取り組みを右下に掲載しておりますが、安全には良好な水源の確保と保全対策など5つの施策を立て、強靱には水道施設の耐震化など6つの施策を、持続には組織体制の見直しと人材育成など6つの施策立てを行っております。  それでは、基本計画の冊子の3枚目1ページをお開きください。  策定の趣旨は、社会的な環境の変化から想定される新たな課題や大規模災害に対する備えなど、新水道ビジョンと同様の課題があることから、新たな基本計画を策定したものでございます。  位置づけは、大分市総合計画個別計画であり、新水道ビジョンの視点を踏まえ、具体的な実行に当たっては、施設整備計画中長期財政計画などにより推進していくこととしております。また、計画期間は10年間とし、計画の要件として、10年後の計画給水人口を47万7,100人、給水能力を21万263立方メートル、1日最大給水量を19万6,900立方メートルと想定をしております。  次の2ページから4ページには、これまでの歩みを掲載しております。  5ページをお願いいたします。  第3章、現状と課題でございますが、16ページまで8つの視点から現状と課題を整理しております。  主な課題は、あらゆる水需要の変動要因に対しても安定的な給水を堅持することや、想定されるさまざまなリスクに対処するため、水融通によるバックアップ体制の確立、施設整備においては、今後の水需要を考慮した施設の再構築が課題となっております。また、水源から蛇口まで全ての過程において想定されるリスクに対して取り組む必要があります。  9ページからの危機管理においては、今後発生すると想定される大規模地震に備え、耐震化への取り組みをさらに強化し、安定給水のための配水ブロック化応急給水や応急復旧の迅速な対応が可能な協力体制の強化が課題となっております。  15ページからは経営面についてでございますが、ベテラン技術職員が減少する中で、技術、ノウハウを次世代に確実に継承させる方策の検討や、料金収入の減少がより顕著になると推測されますことから、資金確保が大きな課題となっております。  17ページ、18ページには、将来の事業環境の変化として、人口減少に伴う料金収入の減少、給水量の低下に伴う事業効率の悪化など外部環境の変化に伴う課題、また、内部環境の変化に伴う課題として、老朽化する施設への速やかな対応と更新費用の確保、技術の継承など、環境の変化に伴う新たな視点から課題の整理を行ったものでございます。  次に19ページには、基本理念でございますが、国の示した新水道ビジョンの理念を共有し、挑戦と連携を主な推進要素として、50年、100年先の水道事業のあり方を見据え、安全、強靱、持続の3つのキーワードで、今後10年間の事業推進に努めることとしております。  また20ページには、この基本理念の具現化のため、3つの視点から取り組みの方向性を示しております。  次の21ページ、22ページには、取り組みの方向性の施策名ごとに指標を掲げ、平成36年度の目標値を設定しております。この中で、安全面での水質基準適合率や、危機管理では災害時における給水拠点整備箇所数、持続性の確保では、統廃合による配水施設の廃止数や起債償還元金、利息の料金収入に対する割合など、計画に沿った指標の見直しも行ったところでございます。  次に、23ページをお開きください。目標実現のための今後10年間の主な取り組みでございます。  その主なものは、安全の確保においては、本市が河川等上流域の環境の変化を直接受ける立場にあることから、原水の監視体制を強化し、浄水処理技術の向上と水道施設のさらなる機能向上を図るとともに、関係機関と連携して良好な水源の確保、水源水質の保全に取り組みます。  27ページからの強靱の確保では、緊急度の高い施設から耐震補強等を実施するなど、計画的な施設の耐震化に取り組むとともに、災害など不測の事態に備えバックアップ機能の強化を図ります。また、職員が対応できない場合を想定し、地域の自立を促すことで、地域住民が容易に給水活動を行える給水拠点の整備を進めます。  次に、31ページからの持続の確保では、事業環境が変化していく中で、効率的な事業運営の維持と突発的な事故にも迅速に対応できる組織体制の構築、職員間での技術、知識の継承など計画的な人材育成に取り組むとともに、施設の更新時には、施設利用率の向上のため、ダウンサイジングや統廃合など効果的な施設の再構築を推進いたします。さらに、アセットマネジメントの活用による収支バランスを考慮した計画を策定し、財政の健全化を図ります。  以上が今後10年間の主な取り組みでございますが、35ページには、この基本計画を着実に推進していくため、具体的な推進計画として、施設整備計画中長期財政計画実施計画を策定し、各施策を実施することとしております。  基本計画の説明は以上でございます。  次に、アセットマネジメントについてでございます。  大分市水道事業によるアセットマネジメントについてという表題の資料をごらんください。  今回、更新需要等の試算に当たりましては、厚生労働省簡易支援ツールを使用して、今後40年間の財政収支を試算したものでございます。  まず、1ページの普及率と建設改良費の状況でございます。  図1の普及率は、青い折れ線グラフであらわしております。昭和45年は88%でありましたが、年々増加をして、現在98%はとなっております。  図2は、これまでの建設改良費の推移でございます。昭和41年から昭和51年までは第3次拡張事業によるもので、えのくま浄水場横尾浄水場の建設費が含まれております。昭和61年からは第4次拡張事業による建設費で、昭和63年までは古国府浄水場の建設で年間120億円を超える投資を行っております。  次に、2ページをお願いいたします。  現在の資産の状況でございます。更新費用は、現有資産を全て更新するため必要な費用を試算したものでございます。  (1)の管路につきましては、総延長2,700キロメートル、更新費用は2,015億円となっております。表には経過年数ごと更新費用を表示しておりますが、経過年数11年から30年が多く、この20年間で1,630キロメートル、全体の59%を占めております。  図-3の棒グラフには、年度ごとの管路の布設延長をあらわしており、これまで昭和39年の第1次配水管整備事業から平成16年度終了の第7次まで、5カ年計画に基づき実施をしてまいりました。この中では、平成7年の127キロメートルが最も多くなっております。  次に、(2)の主要3浄水場でございますが、3浄水場全てを更新するためには1,326億円の費用が必要との試算でございます。  また、(3)の主要3浄水場を除くその他の施設、設備につきましても、全てを更新するには327億円必要との試算で、以上の更新費用を合計しますと、現有資産を全て更新するには3,668億円が必要となっております。  それでは、3ページをお願いいたします。更新費用財政収支の見通しでございます。  (1)の更新費用の見通しでありますが、今後40年間の更新費用を試算するに当たりまして、それぞれに条件を設定しております。  管路につきましては一律60年での更新とし、主要3浄水場は浄水場整備更新計画の事業費、その他の施設、設備につきましては水道局の更新基準といたしました。  なお、更新費用でございますので、大分川ダムの負担金や新設管路の費用は含まれておりません。  その結果、40年間の更新費用は総額1,966億円となっております。  中段の棒グラフ図-4に5年ごとの更新費用をあらわしておりますが、一番下の濃い青がその他の施設、設備、次の薄い青が主要3浄水場、一番上の黄色が管路の更新費用でございます。一番左は、ピンク色の部分でございますが、過去5年の実績でございます。年間約30億円となっております。  今後を見ますと、平成36年度以降、浄水場の更新や延命化などにより費用が増加しますが、平成51年以降は管路施設の更新が急激に増加するため、事業費の平準化が必要と考えられます。  一番下の図-5の棒グラフは、参考資料でございますが、今後100年間の管路の更新費用をあらわしております。総額は3,000億円で、平成30年から平成89年が条件設定した60年更新のワンサイクルとなっております。  次に、4ページをお願いいたします。料金収入の見通しでございます。  こちらも条件を設定しておりまして、料金体系現行どおりとし、平成35年度までを中長期財政計画の値を使用、平成36年度以降は人口減少に合わせ推計を行うこととし、人口につきましては、国立社会保障人口問題研究所の大分市の将来推計によることといたしました。人口は、今後40年間で約9万人の減、料金収入は、人口減少に伴い約73億円まで減少する推計となっております。  次に、(3)の財政収支の見通しでございます。  図-7に収益的収支資金残高の推移をあらわしております。先ほどの3ページ図-4の更新費用に大分川ダム負担金等の影響を加えた推計でございます。  棒グラフ収益的収支は、人口減少に伴う料金収入の減少と施設の更新による減価償却費の増加によりまして、平成51年には収支が逆転し、純損失、赤字になる見通しとなっております。  また、水道事業運営のための資金残高は、折れ線グラフで示しておりますが、資本的収支を加味した資金残高で、起債の充当率を現在と同程度の30%として試算をした結果、更新費用の増大、純損失の発生に伴いまして、平成53年には資金不足になると見込まれております。  次に、5ページの今後の取り組みでございます。  経費の削減や施設の統廃合、規模の縮小などコスト縮減を図るとともに、行政改革推進プランに掲げた取り組みの実施により、事業の効率化を図ることとしております。また、継続したアセットマネジメント取り組みで、施設の更新を計画的に実施し、健全な事業運営に努めます。
     資料の説明は以上でございますが、この試算はあくまで一定の条件を付したものでございます。現在取り組みを進めております管路更新計画耐震化推進計画により、口径や管種などを考慮した、より精度の高い数値を反映させるとともに、事業費の平準化を図り、収支バランスのとれたマネジメントとなるよう取り組みを進めております。 ○板倉委員長   ただいま水道局より説明がありましたが、委員の皆さんから質疑等はございませんか。 ○福崎委員   この水道事業基本計画の1ページ目にある計画の要件で、平成36年度の状況が計画給水人口47万7,100人ということですけど、この後のほうにある、第4章の将来の事業環境では、平成27年度をピークに人口が減少していくことが予想されるとあります。人口が減っていくということは、計画給水人口が47万7,100人ではないと思うのです。この計画給水人口によって将来の水道収入とかが変わってくるのではないかと思うのですが、平成36年度の計画給水人口が47万7,100人になると算定された根拠は何ですか。 ○佐藤経営管理課長   まず、平成24年度末の給水人口の実績46万6,325人を基本としまして、給水人口のピークを平成32年47万9,800人というふうに想定をいたしております。以降減少する結果となっておりますので、平成36年度の目標年度においては47万7,100人と設定したところでございます。 ○福崎委員   第4章の将来の事業環境外部環境の変化、1の人口減少には平成27年度をピークに人口が減少していくことが予測されるとあり、これは本市においても全国的に同じですよと書かれているのですが、そうすると、給水人口が平成32年度をピークに減少していくということなのですか。 ○佐藤経営管理課長   行政区域内人口給水人口は1万人ほど違いがございますが、計画をつくる段階で想定をしたところ、給水人口のピークとしては平成32年の47万9,800人という推計を立てたところでございます。確かに今後については人口が減少していきますので、最終的には目標値の47万7,100人ということで、将来2,700人ほど給水人口としては減っていくと想定をしたところでございます。 ○福崎委員   行政人口より給水人口のほうが1万人少ないのですよ。それで、平成27年度をピークに人口が減る。それでは、平成32年の行政人口は何人と想定されたのですか。 ○佐藤経営管理課長   平成32年時点での行政人口は、47万6,800人と想定をしております。 ○福崎委員   それでしたら、17ページの第4章で、1の人口減少の下にある米印には、「国立社会保障人口問題研究所が平成22年(2010年)の国勢調査を基にして推計した結果、大分市の人口のピークは平成27年度と予想されている。」とあります。そこで、平成27年度のピークの予想はこうなりますと想定されたものがあるのですか。 ○佐藤経営管理課長   申しわけありませんが、資料がございません。 ○福崎委員   答えが返ってこないので言いますが、基本計画なので、整合性があるようにきちんとしていただきたい。こちらの資料には平成27年度がピークですよとあり、水道局は平成32年がピークですよということでは、何の数値を根拠に計画を立てているのかがはっきりしないので、そこはきちんと整理をしていただきたい。  もう一点お聞きしていいですか。  大分市水道事業アセットマネジメントが示されたのですけど、今回立てられた大分市水道事業基本計画の中にはどのようにアセットマネジメントが生かされたのかをお聞きしたいのですが。 ○佐藤経営管理課長   33ページの経営基盤の強化のところで、アセットマネジメントの活用とあります。この分につきましては、将来の収支バランスアセットマネジメントにより考慮しながら、施設整備計画中長期財政計画に反映させるということで基本計画にうたっております。 ○福崎委員   これから10年間の流れでお聞きしたいのですが、33ページのアセットマネジメントの活用のところには、より効率性と経済性を高めるのに施設整備計画を見直すとありますが、いつ見直しをされる予定ですか。 ○佐藤経営管理課長   施設整備計画はこれまでもございましたが、毎年実施する部分を反映させた上で、将来的な見通しも含めまして見直しを行っているところであります。  ただ、今回はまだ条件つきでございますが、アセットマネジメントに取り組むこととしまして、先ほど申し上げましたように、より精度の高いマネジメントをつくっていくこととしておりますので、今後につきましては、今度アセットマネジメントのほうから実施計画に、収支バランスをとった施設整備計画へと見直しを図っていくこととなります。  今、管路の更新計画耐震化推進計画をつくっておりますので、それをまずアセットマネジメントに反映させた上で、将来計画がうまくいくようであれば、施設整備計画に逆に反映をさせるような形になります。 ○板倉委員長   ほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   以上で水道事業基本計画アセットマネジメントについての質疑を終了いたします。  委員の皆さんから、水道局に関するものでほかに何かありませんか。    〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   水道局から何かありませんか。 ○佐藤経営管理課長   水道週間について、1点お知らせをいたします。  6月1日から7日までは、水道について理解を深め、水道事業への御協力をいただくため、昭和34年に国が水道週間と制定をしております。ことしで57回目の取り組みでございます。  今年度も、小中学校には水道週間のポスター、壁新聞を掲示、水道局、市役所、各支所には横断幕を設置し、PRを行うこととしております。  この水道週間の一環でありますが、水源の水質保全を目的に、水道水源クリーンアップ大作戦といたしまして、ことしも5月30日午前7時30分から、市民や水道局の職員、それから管工事組合ボランティア等の参加のもと、古国府浄水場取水口上流でごみ拾いを行うこととしております。 ○板倉委員長   質疑はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   以上で水道局の案件を終了いたします。  ここで説明員を交代させます。御苦労さまでした。                   (説明員交代) ○板倉委員長   続いて、土木建築部及び都市計画部より説明を受けたいと思いますが、ここで木村土木建築部長より発言の申し出がありましたので、これを許可します。 ○木村土木建築部長   審議前の貴重な時間をいただきまして、御挨拶をさせていただきます。  本日は閉会中にもかかわりませず、委員の皆様には御多忙中のところ本委員会を開催していただき、ありがとうございます。  さて、去る4月26日に執行されました大分市長選挙により、新たに市政を担当することとなりました佐藤市長の掲げる「すべての市民にあたたかさあふれる大分市を実現」を初めとした5つの実現に、職員一同連携して取り組んでまいる所存でございますので、委員の皆様方におかれましても、温かい御指導、御鞭撻を賜りますようお願いいたします。  なお、新しい執行部の体制につきましては、第2回定例会にて正式に紹介させていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、本日の検討事項であります草刈り業務の現状につきまして、各担当課長より御説明いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○板倉委員長   それでは、草刈り業務の現状について説明を求めます。 ○佐藤道路維持課長   草刈り業務の現状について御説明いたします。A3の資料をごらんください。  1点目の草刈り現状取り組みについてでございますが、市道のり面ののり肩につきましては、年間委託による除草を行い、道路の機能を維持しております。また、のり面全体につきましては、原則2年に1回の除草を行っております。  次に、2点目の市民から苦情が寄せられた場合の対応についてでございますが、市民から道路沿線の除草につきましての要望が多数寄せられております。のり面や沿線の所有者が個人の場合には、所有者に除草を依頼し、市所有の場合は、道路機能に支障する部分のみ除草を行っております。  過去3年間の年間個別の発注件数、発注額、概要につきましては、表のとおりとなっております。  次に、3点目の団体に対する助成についてでございますが、草刈りボランティア登録団体、フラワーロード愛護会に助成を行っております。過去3年間の団体数、報償費、概要につきましても、表のとおりとなっております。 ○吉田河川課長   河川課における草刈り業務の現状につきまして説明させていただきます。  まず、1についてですが、河川除草については、河川の機能に支障を来す箇所を行い、河川機能を維持しているところであり、また、国土交通省管理の大分川右岸、左岸に占用している区間につきましては、年3回――台風期、取水期、イベント時前に除草を実施しているところでございます。  次の2でありますが、市民からの個別要望については、随時案件ごとに対応しているところでございます。  3につきましては、草刈りボランティア団体として、報償として1平方メートル当たり8円を年2回まで報償金として交付しているところです。また、過去3年の実績につきましては、右の表に記載しているとおりでございます。 ○安部住宅課長   住宅課におけるのり面除草につきまして御説明をいたします。  市営住宅内ののり面除草につきましては、年一、二回程度、状況に応じて除草を実施しております。  2点目、苦情は特に寄せられておりませんが、除草時期等の要望については団地ごとに対応しております。  3点目、団地に対する助成制度等はございません。  なお、市の取り扱いにつきましては、指定管理者にも同じ取り扱いを指導しております。委託費等のここ3年間につきましては、表のとおりでございます。 ○小野公園緑地課長   公園緑地の除草について御説明いたします。  公園緑地の除草は、大きく分けて業者に委託発注する公園と、公園愛護会を結成していただき地元自治会等にお願いする公園があります。  業者に委託している公園は、大部分が5月から10月までの工期で、年間に行う除草をまとめて発注しています。また、除草回数でございますが、遊びなどに直接利用する公園の平坦部は年3回、緑地やのり面など直接利用に関係ない部分は年2回除草を行っており、大面積ののり面は道路沿いのみの除草を行っています。  公園愛護会による除草は、平成26年度は370公園で約110ヘクタールの除草を行っていただいております。公園愛護会には年3回以上の除草と月1回以上のごみ清掃をお願いしており、それに対して1平方メートル当たり年28円の報償金を市から支払っています。  また、一般公園の愛護会とは別に、大在坂ノ市地区の舞子浜日吉原緩衝緑地の除草を愛護会にお願いし、年2回、緑地の周辺部や園路沿いの除草を行っています。  除草に対する苦情や要望でございますが、内容は行事などに合わせた除草時期の変更などが主なものであり、内容に応じてその都度対応しています。 ○内田まちなみ整備課長   まちなみ整備課の草刈りの現状につきましては、買収した道路用地、それから区画街路ののり面、それから保留地などを年1回から2回の頻度で草刈りを実施しております。  市民からの個別要望につきましては、随時案件ごとに対応しております。  団体に対する助成制度はございません。  過去3年の発注状況は右のとおりです。 ○清水駅周辺総合整備課長   除草についての道路ののり面の未施行部分、市有地を年1回から2回程度で実施しております。  住民からの個別用件は、随時案件ごとに対応しているところであります。  また、団体に対する助成制度はございません。  委託費等は右の表のとおりでございます。 ○板倉委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、委員の皆さんから質疑等はありませんか。 ○エイジ委員   各課がこれだけ分かれて、担当しているところが違うということですけれども、この中で除草が年に一、二回程度という回答があった分に関してですけれども、これは1回やるのと2回やるのとでは大きく違ってくると思うのですけれども、何を基準に回数を決めるのですか。
    内田まちなみ整備課長   1回か2回かは、そのときの状況に応じまして、例えば雨の状況ですとか、盆の前とか後とか、いろんな状況がございますので、そういう状況に応じまして対応をしております。 ○安部住宅課長   団地につきましては、ほとんど定期のようにやっておりまして、春先の伸び初め、あるいは夏を越しまして秋に向けまして枯れていく前、大体この1回から2回で除草をしております。 ○板倉委員長   何で1回か2回になるかということを聞いています。 ○安部住宅課長   気候の状況によりまして、年に1回で済む場合につきましては、2回目を実施しておりません。 ○清水駅周辺総合整備課長   当課におきましても、まちなみ整備課と同じような状況でございます。区画整理事業で施行しておりますので、その状況に応じて除草をしているという状況でございます。 ○エイジ委員   説明がよくわからないですけど、気候によってかもしれないですけど、草は絶対伸びると思うのですよ。  私も除草についてはいろいろと質問をさせていただいていますけど、この除草についてはいろんなところから声が上がっております。それで、行政としてはこういう形で年に1回か2回はやられていますという説明を市民の方にしようと思うのですけれども、何で1回か2回しかしないのか、もっとやってほしいという声もたくさんあるということですので、例えば2回なら2回やると決めることはできないものでしょうか。 ○内田まちなみ整備課長   市民の方々の要望に対しまして、2回必要である場合には、当然2回やりますし、例えば保留地ですとか工事の状況とか道路用地の買収の時期とか、そういう場合によって年1回で済む場合もありますので、まちなみ整備課では、各対象の土地の状況に応じて、1回のところもあるし2回のところもあるという状況でございます。 ○エイジ委員   多分ほかの課も答えは一緒でしょうから、もういいです。 ○板倉委員長   ほかにありませんか。 ○野尻委員   今までと変わらない説明をずっとしているので、何の新鮮みもないのですけど、見回りをどんどんしてくれるとよくわかると思うのだけど、草は切っても切っても生えてきますよね。そして、苦情が出て、それに対応していくというのが現状だろうと思うので、業者委託をして、ちゃんと根っこまで取るように指導をしてくれないですか。  除草剤をまいたら悪いところもあるだろうけれども、除草剤をまかないと、根っこというか、切り株はちゃんと健在で、そこからどんどん生えて、1カ月、2カ月たてば、またもとのままになっている。だから、私らは個別に通学路でその根っこが残ったところをまた切るのですけど。  そういうふうにちゃんと委託業者に指導してくれませんか。上を刈るだけではまた同じなのですよ。除草剤をまくという指導はできないのですか。誰か代表してお願いします。 ○小野公園緑地課長   除草剤につきましてはいろいろと種類が多いですけど、安全なものは、農薬取締法等で認められているので安全でしょうけど、非常に嫌悪を抱く人もおりますので、通常の場合は除草剤を使っておりません。 ○野尻委員   私が個人で除草剤をまこうかと思っているのですれども、通学路で子供たちがよけて歩かないといけないほど両方から草が生えています。根っこがずっとはびこって、道路と歩道の間にも砂や土がたまって、そしてそこからどんどん草が生えて、それが歩道にまでかぶさっている。それから、のり面の草がどんどん生えてきて、さらに歩道にまでかぶさってきています。両方からかぶさってきて、その間を子供たちが通っているような状況になっているわけです。  のり面まで除草剤をまいてとは言わないけど、道路と歩道との間には、草や根っこが物すごくはびこっていて、そこに生えている分については、除草剤をまいてもよいのではないかと思うのですけど。  それと、のり面については、国土交通省が最近、国道ののり面について、草が生えないようにシートカバーか何かを張っているところが出てきましたよね。そういう形で、通学路においても、1メートルぐらいの幅でシートカバーを張るような方策を、一時的にはお金がかかるでしょうけれども、そういう対応をしないと、結局、日本の気候では、年に3回か4回は草を刈らないと、ちゃんとしたきれいなのり面あるいは歩道が確保できない現状があるわけですから……。  苦情で出てきたところだけしか対応していないのが現状でしょうけど、年に2回は刈らないと、草刈り業務というものを実行したというふうには市民からは評価されませんよ。やはり、市民から評価される行政、市民サービスを充実していくというのが草刈りの業務についても必要だと思いますので、そこのところをこれから検討していただきたいと思います。 ○板倉委員長   今、野尻委員から出たのは、刈り方なり除草の仕方なりで、例えば、街路の葉っぱが落ちるから早く落としてくれとか、剪定してくれとか、そういう現状の分です。それから、いわゆる市有地と民地との関係で、団地のあたりで困っている民地があります。それと、大きく3つぐらい分かれるのではないかと思うのですけれども、今、野尻委員から現状について刈らなければいけない問題点として出されましたので、そこら辺の質問から入りたいと思うのですが、今言われた刈り方について、除草剤をまくとかまかないとかいう問題について、ほかに質問はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   だから、そういう刈り方については、今、2回でいいのか、4回やったほうがいいのではないかということで、その場所全部について費用はかけられないと思いますから、やはり場所によっては年に4回刈ったほうが地域のためになるのでしたら、そういうことも1つの検討材料ではなかろうかというのが1つ。  それから、苦情もいっぱいあるのだけれども、民地と公の土地が絡んでいて、いわゆる刈るか刈らないかというのがあるのが1つですね。それで、団地でやっていたのが、高齢者が多過ぎて刈れないと。  それからもう一点は、道路からのり面の2メートルまで刈っても、その上は刈ってくれない。蛇が出たりして、いろんな苦情があると思います。  いわゆる民地、公の土地の刈らなければいけない刈り方の方法論、それから民地との絡み、それから道路敷ののり面の道路から2メートルまでしか刈らないという、そういう3つの大きな流れがあると思うのですが、それは一緒には話しができないので、当面、刈らなきゃいけない方法論についてほかに質問はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   私から1つ、街路のほうの落ち葉が早く落ちるので大変困っているから、早目に剪定してくれと言うのですが、毎朝、じゅうたんみたいに落ち葉があって、掃除が大変だというような話も聞きますので、そういう街路の植えかえとか、早目に剪定してもらうのも1つですけれども、街路もやっぱり考えていただくということも今後の検討材料かなというように思いますので、そこら辺も考慮に入れておいてほしいと思います。  それでは先に、道路から2メートルまでしか刈らないということについて、皆さんから何かありませんか。 ○国宗委員   よく河川とかで、市道があって、その上を市が刈って、その上は国が刈るとかあるじゃないですか。ああいうのは単純に市民目線から見て、何で一緒にやらないのかとか思うこともあるのですけど、例えば国に全部お願いして、後はこちらの面積の費用分だけ払うとか。片一方を刈って、片一方はぼうぼう生えていて、それでまた上を切ったときには下がもう生えているとかね。何か見ばえもよくないし、何か頼み方ももったいないなという気がするのですけど、その辺については、国や県とはどういう連携を図っているのか、教えてください。 ○吉田河川課長   河川につきましては、大分川の分をやっているところですけれども、連絡調整をする意味で協議をし、施行をできるだけ合わせるということをしております。 ○国宗委員   調整するのはいいのですけれども、雇用とかいろいろな面があるのかもしれないけど、一緒にして、さっき言ったように、大分市がその分だけ払うとか、そういうやり方はできないのですか。 ○佐藤道路維持課長   兼用道路につきましては、占用条件で道路の両側1メートルを除草するようになっております。県道につきましても、同じようにやっております。国土交通省、大分県と大分市で、こういった問題がありますので、前のときですけれども、協議を行いました。しかし、国のほうとしては、やっぱり県、市でやってくれということで、なかなか面積の費用分のお金の受け入れをしてくれません。ですから、先ほど言ったように、連絡調整をする中で3者で、時期を合わせるように会議を設けまして行っております。 ○国宗委員   国とか県には、私が言ったようなことを要請はしているけど、なかなか応じてくれないという現状ですね。 ○板倉委員長   ほかにありませんか。 ○野尻委員   河川でちょっと関連です。  昔、河川の草刈りで、県河川については、河川の草刈りをしたら、県は登録団体、ボランティアに対して報償金を出すという形を採用したけれど、大分市はそれに対応してないという話を聞いたのですけど、もう今は変わって、大分市も県のそういう方向に従って取り入れたのですか。 ○吉田河川課長   大分市のほうも、草刈りボランティア登録団体ということで、河川であったり道路であったり、そういうところの草刈りをすれば、報償金という形で出すようにしております。 ○野尻委員   それでしたら、その草刈りの報償金をもらうときは、草は刈ったまま放置してよいのですか。片づけないと報償金はやらないということになっているのですか。 ○吉田河川課長   地域の実情にもあるのですけれども、原則的には放置しておいてもらってよいと考えております。 ○野尻委員   放置しても、年に2回まで草刈りをすれば、何平米かにつき8円もらえる。そうすると、自治区で県河川の草刈りをやっているところがあるのですけど、この40件の中にその全部が入っているのですか。河川課の委託費の個別の35件や42件、また、報償費の19団体、23団体、27団体のリストを出してください。 ○吉田河川課長   後でよろしいでしょうか。 ○野尻委員   はい、後でいいです。 ○板倉委員長   ほかにありませんか。 ○徳丸委員   これは自然を相手にするというのが1つある中で、地域性によってその苦情の出方というのはだいぶ違ってくるのだろうなと思うわけです。私たちが今住んでいるところは、日ごろのクリーン・グリーンで十分対応できているところもありますし、河川に近いところの住宅とかも気になります。  それともう一つ、やっぱり自分が気になるところは安全性でして、いつもの道で、気がついたら、草が生い茂って、ちょっと見にくいカーブがあります。そういうところは至急に何かしないといけないです。では、どこに言えばいいのかというのはわかりません。  総合しますと、自治会というか、やはり地域のそういうくくりのところの組織ときちんと情報のやりとりをする仕組みができれば、それこそ今はやりのビッグデータではないのですけど、常にいただいた情報を管理しておいて、非常に苦情が多いところを優先に、例えば年2回にしておいて、ほかのところは、もう年1回でいい。また、場合によっては、もうここはしなくても、自治会のボランティアだけで済ませているなど。その辺を少し整理されると、効率のいい環境整備ができるのかなと思うところがあります。  これは自然との闘いをやっていくということで、秋になれば枯れていくわけですから、どのタイミングで草刈りをやると一番効率がいいのかということで、場所とかをデータ化されると、もっと効率よくできると思うので、少し考えていただければと思います。よろしくお願いします。 ○板倉委員長   要望ということですね。  ほかにありませんか。 ○長田委員   一緒のような意見ですが、答えは要ります。公園の関係ですけれども、地区の公園に花を植えるように老人クラブがお願いしたら、それを了解していただいて、そこに花を一生懸命植え、おばちゃんが毎朝、毎晩水をやって、今それがきれいな花になって、公園の掃除に出てくれる人が非常にふえたということで、徳丸委員が言われたように、町内によって、苦情については随分差があると思います。  それから、さっき大分川の河川敷の話が出ていたけれども、反対側の草がぼうぼうになっていたのを協議し始めて、最近は非常によくなったという話も聞いているのだけれども、報償金を出して何かをしてもらうというのが、僕は気に入らないのです。  昔はそんな勝手なことをしてもらっては困るとか言って、町内から文句を言われて、やらなかったのを、最近は英断を下して、町内で一生懸命やっているし、それが個人的なところも若干あるみたいです。けれども、町内で花壇を借りて花を植えています。やっているのは、おばあちゃん1人だったのですけど、それが2人、3人とふえていって、今はきれいな花が咲いている。  それから、国土交通省が大分川の土手にチューリップを植えて、花いっぱい運動をやっていますけど、知りませんか。  例えば19町内がみんなでそれをやり始めて、それをずっとやっていたら、河川も非常にきれいになる。国土交通省も土木事務所も自治会長の言うことを本当によく聞いてくれます。それによって裏川がきれいになりました。  これが全部連携していくと、裏川の公園も非常にきれいになっているという方向が出てきています。  だから、徳丸委員が言われたように、やっぱりそういうのが僕は本当の地域のあり方だろうと思うし、クリーン作戦か何か知らないけど、ずっと地域を清掃するでしょう。だから、余り公園の中はごみがないのです。ただ、国体のときにやったフラワーポットとかは、もう必要ありません。あれはもう一遍見直したほうがいいです。あのフラワーポットがあるがために、その中のごみを拾うのがもう大変です。  この資料を見たら、フラワーロード報償金を出しているけど、そういう活動をほとんどしていないし、そのチェックもやってないし、決算報告もやってないと私は聞いています。どこからその報償金が出たのかというのが町内の中に全く出てない。  だから、報償金のあり方については若干見直しをしたほうがよいです。これだけのお金がかかっているし、町内一斉清掃という形でみんなが一生懸命やっているときに、あのフラワーポットについてもやっているのですけど、そこには報償金は行ってない。だから、報償金のあり方については、お金が欲しいところもあるのだろうけど、報償金の出し方についてはきちんと出していくというのを見直したほうがよいです。要望です。回答は要りません。 ○板倉委員長   ほかにありませんか。 ○今山委員   済みません、この表の見方を教えてください。公園緑地課のこの委託費の金額というのは、何という項からなのか。これは公園管理委託の中からの流れなのですか。 ○小野公園緑地課長   公園緑地課の予算ですが、大半が公園管理費でございます。あとは、松原緑地の管理費、舞子浜日吉原緩衝緑地管理費、全てがトータルで、委託料の除草に係る部分がこれでございます。 ○今山委員   ありがとうございます。  それと、土木建築部の委託費の合計ですけど、この除草に係る委託費の年度別の推移、予算がどのぐらいついているのかというのは今わかりますか。わからなかったら、後日教えていただければよいので、予算の流れが幾らなのかというのをお願いします。 ○板倉委員長   きょうはこういう数字的なものを出してくれているけど、中身については、きょう出ないので、全部というわけにはいかないけれども、一応まとめてもらうようにお願いをしているのですよ。原課に行ったら、今、野尻委員から質問があった報償費の27団体というのはどこかというのがわかるような資料をそろえてくれるようにしています。
     それを全部みんなにというのはちょっと無理だろうから、いつでもわかるようにしておきます。その内容を見ながらまた検討していきたいと思うわけです。  それともう一つ、最近気づいたのですが、いろんな苦情の中で、草刈りをしてくれないかというものについては、実際は民地だからできないとかいうこともあると思うのだけれど、各課にどういう苦情が上がっているのか資料が出せますか。今、草がこういう現状で困っている。でも、それは民地だからできませんので、自分たちでしてくださいというようなことがあると思うのですけれども、そういうものも一緒にまとめられれば、まとめてもらいたいと思います。 ○木村土木建築部長   できる限りその辺のところも含めてまとめます。 ○板倉委員長   私が一番危惧しているのは、民地だからといって、団地なんかでも民地と公の分がまざっていて、公のところは刈っても、民地の部分は刈っていないということで、うちの団地も最近はもう清掃係が一生懸命やってくれているようですけれども、片やクレーンを持ってきてきれいにするのだけど、もう片方は全然手がつけられないというような状況があるし、今後の問題として、そういうところはそのままにしてよいのかなと。やはり、何か対応を考えないと、さっき市長の言葉で温かい市政というような形の中で、それは知らないというわけにはいかないですし、今後の対応としては、シルバー人材センターに幾らか報償金を出して安くしてもらうとか、そういう格好にしないと、現状はもう高齢者が斜面は危なくて草刈りができないですよ。そういう現状もあるので、最終的にはそこら辺まで踏み込みたいと思っております。  ですから、まずはこの案件がどういう現状か、それから、いろんな今までの各課に寄せられた苦情や依頼をまとめられればまとめて、我々にも目を通させていただきたいと思っていますので、そこら辺のまとめをよろしくお願いしたいと思います。  ほかにありませんか。 ○エイジ委員   今委員長もおっしゃいましたけど、やはりのり面は危険な場所ですから、私が前から言っていますけど、ヤギを放牧しましょう。これは要望です。 ○福崎委員   私も要望です。  いわゆる高齢化社会で、地域によってはもう草刈りができないような状況があるということ、それを踏まえた上で、大分市全体でどのように草刈りとかこういうボランティアの団体を育てていくかということですが、例えば路線ごとではなくて、大分市全体の中で、どうやったら安全に子供たちが通えるような道路になるのかとかいうことを考えていただきたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○板倉委員長   ほかに、ありませんか。    〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   そういう資料ができたら、またその内容を詰めながら、今後の方法にまとめていきたいというように思います。ことしはそういうチェック、状況把握ということにしたいと思いますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。  以上で草刈り業務の現状についてを終了いたします。  委員の皆さんから、そのほかで何かございませんか。    〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   執行部から何かございませんか。 ○河野土木建築部次長兼道路建設課長   土木建築部からその他といたしまして、中央通り歩道拡幅検証委員会について報告をさせていただきます。  資料はありませんので、口頭での報告とさせていただきます。  中央通り歩道拡幅検証委員会についてでございますけれども、第2回目の検証委員会を6月25日木曜日午後3時から開催いたします。場所などにつきましてはまだ調整中でありますので、正式に決定いたしましたら、別途お知らせをしたいと思っております。  なお、3月の建設常任委員会において、中央通り歩道拡幅検証委員会について御説明を行いましたところ、検証委員に大型店舗も加えるべきではとの御意見をいただいたところです。委員の参画依頼につきましては、検証委員会設置要綱の第3条2項の4に、そのほか委員会の設置の目的を達成するために市長が必要と認める者とあることから、先日、市長と協議を行いました。  その協議結果でございますけれども、トキハと大分フォーラスに参画依頼をするようにとの御指示をいただきましたことから、現在、参画依頼の準備を行っているところでございます。参画の御承諾をいただければ、委員として2名の追加をいたしたいと考えております。 ○板倉委員長   ほかにありませんか。 ○広瀬都市計画部次長都市計画課長   都市計画部より5点の報告事項がございますので、1点は口頭での説明になりますけれども、4点につきましては、今から資料のほうをお配りさせていただいてよろしいでしょうか。 ○板倉委員長   はい、配ってください。    〔資料配付〕 ○広瀬都市計画部次長都市計画課長   それでは、お手元資料に沿って御説明させていただきますけれども、まず報告事項1番のほうは、末広町一丁目地区市街地再開発事業につきまして、都市計画課より御説明をさせていただきます。  それでは、お手元資料の1ページをごらんください。  大分駅北口駅前広場の西側に隣接します末広町一丁目地区では、第一種市街地再開発事業の検討を行っており、その対象地域は、お手元の資料の中央の地図に赤い破線で囲んだ区域において共同ビルを整備する計画で、平成21年度から勉強会を行う中で、昨年5月には地権者が主体となった末広町一丁目地区市街地再開発準備組合を設立したところでございます。  同準備組合の役員につきましては、この地図の左側に破線で囲んでいる中に記載しておりますけれども、理事長は吉田祐一郎氏でございます。  この準備組合が、昨年末に事業協力者となる企業のプレゼンテーションを受け、その後、理事会や地権者の意見を取りまとめた結果、先月24日に、事業協力者となる大和ハウス工業株式会社、新日鉄興和不動産株式会社の企業体において事業協力協定を締結したところでございます。  事業協力者とは、市街地再開発事業における建築物などの企画、建設、運営に関するノウハウを持つ企業など、準備組合や権利者のパートナーとなる民間事業者のことを言っております。  この事業協力者を活用することにより、ノウハウの提供、資金調達の協力などによる合意形成や事業推進が図られ、また企画提案、助言などにより、施設建築物の付加価値を高めることが可能となりますことから、今後、準備組合は事業協力者の協力のもとに事業の推進を図っていくこととなります。  今年度の準備組合の目標スケジュールとしては、事業協力者の協力のもと、施設計画や事業計画を含む基本計画案を作成いたします。その後、基本計画案をもとに、各地権者の資産がどのようになるかも踏まえた概算の資金計画を作成し、個別面談を実施する中、その結果を踏まえて事業区域を確定し、都市計画決定に向けた素案を作成していく予定でございます。  来年度以降の目標スケジュールといたしましては、平成28年度中に都市計画決定、平成29年度に再開発組合設立、平成30年度に権利変換計画の決定、平成31年度に既存建物の解体工事を行い、平成33年度中に工事完了を目指すようになっております。  資料1ページの右下の枠の中に記載しておりますけれども、末広町一丁目地区の地権者数は総数で25名です。親戚、縁者などで共同所有している方々の中で、代表者を1名とした代表地権者数は19名となります。現在、準備組合への参画者は代表地権者19名のうち14名で、昨年の準備会設立時と変わっておりません。  今後は、まだ参画していない地権者に対して、事業への理解と協力をいただくことが大きな課題となりますことから、目標スケジュールにつきましては、今後大きく変わってくることも予想されております。  本市は、事業に対して都市計画決定を行う立場であることから、今後は準備組合に対して、県都大分市の玄関口にふさわしい中心市街地の活性化に寄与するような事業計画となるように指導、助言を行っていき、早期の実現を目指してまいりたいと考えております。  なお、お手元の資料の2ページ、3ページにつきましては、先月の調印式の際に準備組合が報道等に発表用に配付した資料でございます。 ○後藤都市計画部次長都市交通対策課長   それでは、報告事項2枚目のJR大分駅等オープン時における中心市街地の交通状況について御報告をさせていただきます。  まず、JR大分駅ビルオープンに先立ちまして、オープン時の交通円滑化を目的といたしまして、本年の1月に、本市を含め国、県、警察、バス事業者等、関係する機関で、JR大分駅ビルを運営する株式会社JR大分シティと協議をする場として、大分市中心市街地交通円滑化協議会を設置し、JR大分シティが講じる円滑化対策について協議を行ってまいりました。  その協議を経て、お配りをしています資料2の交通混雑緩和キャンペーンが実施をされたところでございます。  去る4月16日にオープンをし、想定をいたしました来場者を大きく上回る11万6,000人、また最初の週末には13万人を超える方々の来場があったとお聞きしております。  ゴールデンウイークの期間中を含め、心配をされました国道10号や大分駅周辺道路の渋滞はほとんど見受けることができない状況でありましたし、また、大分バスの担当者にバスの運行状況を聴取したところ、重立った渋滞等はなく、バスの運行には支障なかったということでございました。あわせて、例年よりバスの利用者は多かったとの報告もいただいております。  本市といたしましては、資料にありますように、城址公園や田ノ浦ビーチ駐車場、大友氏遺跡体験学習館などの用地を臨時駐車場として用意をしたところであり、これにあわせて、城址公園では中心市街地でのイベントの情報チラシを配布し、大友氏遺跡体験学習館では施設案内を行い、中心市街地の活性化や本施設の利用促進などの相乗効果を図ったところでございます。  臨時駐車場を含めJR駐車場、中心部の一般駐車場等、全体の利用状況を見ますと、満車になることはほとんどなかったことから、公共交通が多く利用されたものだと考えております。この交通の報告に関しましては、本日、JR大分シティがプレスリリースをすることになっておりますので、詳細の報告があると思われます。  また、JR大分シティの担当からは、オープン時からゴールデンウイークまで、目立った渋滞もなく無事に越えたことは、これまで円滑化対策について協議を行ってきた関係機関の協力が大きいとのことでありました。  今後につきましても、キャンペーンは終了しますけど、JR大分シティと連携する中で、交通状況を注視していきたいと考えています。 ○清水駅周辺総合整備課長   資料3をお願いいたします。大分駅南北駅前広場の通称名について御説明いたします。  北口駅前広場は、3月21日のオープンや4月16日のJRおおいたシティが開業し、週末を中心にイベントが開催され、多くの市民ににぎわいや憩いの場を提供しております。  南北駅前の正式名称といたしましては、都市計画において、北口を大分駅北口駅前広場、南口を大分駅南口駅前広場と決定され、事業の推進に当たって、一般的には北口、南口駅前広場と使用しております。  しかしながら、報道等でもございましたように、市民を初め中心部の関係者などから、「北口ではそっけない」や「JRの駅舎の出入り口と連動させないともったいない」などの意見が出されております。  これまで駅周辺総合整備事業に係る名称については、ホルトホール大分や大分いこいの道など、市民の募集を行う中で名称決定をしてまいりました。  現在、JR九州の駅舎の出入り口の名称につきましても、本市が平成23年8月に市民公募を行い、公募結果を反映するよう要望する中で、JR九州大分支店が北口を府内中央口、南口を上野の森口と決定しております。このため、駅前広場の通称名として、北口を府内中央口広場、南口を上野の森口広場を使用してまいりたいと考えております。  理由といたしましては、1つ目は、大分駅の南北の出入り口の名称は、大分市が広く市民に公募し、公募の結果を踏まえてJR九州が命名したこと、2つ目は、既に駅や駅ビルの案内サインや住宅地図などを初めインターネット上の地図などにもこの名称が使用されていること、3つ目は、駅の全線高架化開業後3年以上経過し、駅利用者や多くの市民に親しまれ、既に市民に周知されており、他の名称にすると、JR九州の出入り口の名称と混乱を来すことも考えられること、4つ目は、府内中央口及び上野の森口は、まちの名称とつながりがあるものとなっていること、以上のことから、これらを通称名として使用してまいりたいと考えています。  通称名については、デスティネーションキャンペーンまでには使用してまいりたいと考えており、中心市街地にかかわる有識者や関係団体、関係機関などから成る都心まちづくり会議のメンバーからの意見もおおむね了解を得たところでございます。 ○小野公園緑地課長   5月の連休まで開催されました第23回おおいた人とみどりふれあいいちについて報告いたします。  お手元の資料4をごらんください。  23回目を迎えます、ことしのおおいた人とみどりふれあいいちを3月20日金曜日から5月6日水曜日までの48日間、平和市民公園多目的広場で開催いたしました。  例年ですと4月上旬からの開催ですが、ことしは桜の開花前の3月からの開催となりました。前半の花見期間中は、週末の天候に恵まれず、人出はいまいちでしたが、その後は天候にも恵まれ、人出も順調に伸び、期間中約23万人の来場者がありました。昨年の第22回人とみどりふれあいいちは、33日間の開催でございましたが、約18万1,000人の入場者でしたので、昨年よりも約5万人増加いたしました。  期間中の主な催しは、お手元の資料に記載しているような内容でございます。 ○清水駅周辺総合整備課長   お手元に資料はございませんが、大分いこいの道屋外トイレの照明器具の盗難被害について口頭にて報告をさせていただきます。  被害状況でありますけれども、シンボルロード――大分いこいの道にあります公衆トイレでございます。その男子トイレ、それから多目的トイレについている照明器具が、男子トイレが4個のうち2カ所、それから多目的トイレが2個のうち1カ所、盗難に遭いました。  昨日の5月13日の午後9時30分ごろ、本課の職員が大分いこいの道屋外トイレの施設整備をチェックしていたところ発見いたしまして、同日、大分中央警察署に被害届を出しまして、受理されております。 ○板倉委員長   電球だけではなくて、その器具も全部取ったのですか。 ○清水駅周辺総合整備課長   これはLED電球となっておりまして、蛍光灯と違いまして、電球だけではなくて、器具と発光体というのが一体的になっております。そういったもので、器具ごとなくなっております。 ○板倉委員長   結局それをLEDと知っているのですね。 ○清水駅周辺総合整備課長   はい。 ○板倉委員長   それでは、この件については、これで終了いたします。  このあと、大分駅北口駅前広場の視察をいたしますので、議会棟玄関前に4時集合でお願いいたします。                              午後3時57分休憩...