大分市議会 2015-03-17
平成27年地域活性化対策特別委員会( 3月17日)
昨年12月議会で
仮設工事の予算を承認していただき、発注を行い、2月5日から工事に着手し、大分駅北口駅前広場オープンの3月21日までには完成する予定です。
○
髙野委員長
ただいまの報告につきまして、質疑、意見はありませんか。
○大石委員
資料⑤の交通量調査は、かなりの日数が入っているが、この前のデータは、しっかりしたものがあるのですか。
○
河野土木建築部次長兼
道路建設課長
比較するべき前のデータは、一昨年の社会実験のときに平日、休日に関してデータをとっているので、そのデータと比較するように同じ場所等で今回も調査をするようにしています。
なお、駅前交差点に新しい
横断歩道ができました。それと、国道10号には新しい末広東大道線ができました。その分については前回の資料がないので、事前にとる計画をしております。
○大石委員
同じ回数を全部やるということですね。
○
河野土木建築部次長兼
道路建設課長
調査箇所、内容については、前回と比較できるような場所と内容でやるということです。
○大石委員
いや、回数です。
○
河野土木建築部次長兼
道路建設課長
回数については、こちら、スケジュールで示しているように、回数をふやして何回か、同じ場所でとって、駅ビルが開業した後、あるいはちょっと落ちついたとき、デスティネーションキャンペーンをやっているときというような形で、とることを考えております。
○
髙野委員長
ほかにありませんか。
○
河内委員
荷さばき場は、どういう整備をしたのですか。
○
河野土木建築部次長兼
道路建設課長
荷さばき場について、今、
中央通りの規制は、駐停車禁止となっております。今度、この歩道拡幅に当たり警察と協議する中で、駐停車禁止から駐車禁止に規制が変わるということで、短時間の駐車であれば
中央通りにとめられるということがあります。
それと、荷さばき場については、
若草公園の周辺と、野村證券のところに新たに設けることを計画していますので、こちらのほうの対応ということで考えております。
○
河内委員
そういう業者、運送業者、そういう方々との協議の場は設けているという判断でいいですか。
○
河野土木建築部次長兼
道路建設課長
これまでもトラック協会とか、そういうところとは協議をしてきました。また、そういうところに対しても説明はさせていただいております。
○
髙野委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
髙野委員長
続きまして、9、大分市
過疎地域自立促進計画等推進地域協議会について、
企画部から報告を受けます。
○
永松企画課長
大分市
過疎地域自立促進計画等推進地域協議会について御説明いたします。
お手元の資料9をごらんください。
平成17年度から合併建設計画の執行状況等に関する審議を行っていた佐賀関、野津原の地域審議会は、合併建設計画が10年を経過し、今年度末に設置期間の満了を迎えます。
しかしながら、合併建設計画の中で完了していない事業も一部あり、佐賀関、野津原、両地域につきましては過疎法の対象地域でもあることから、今後は、完了していない事業の執行状況や過疎地域自立促進計画の推進に関し、両地域の意見を聞くため、地域審議会にかわるものとして新たに地域
協議会を設置し、地域と一体となって地域振興や
活性化を図っていきたいと考えております。
○
髙野委員長
ただいまの報告につきまして質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
髙野委員長
続きまして、10、
市民意見交換会での意見等への対応についてです。
昨年の
市民意見交換会で出された意見・質問のうち、当
委員会所管分については、1月に開催された
委員会で質問項目及びその対応について御協議いただき、その質問項目について
商工農政部及び
企画部に対応を求めたところです。
まず、その質問項目について、
商工農政部から回答を受けます。
委員の皆さんには、質問項目と
執行部の回答を一覧表にした配付資料1、
地域活性化対策特別委員会質問事項を配付していますので、こちらをごらんください。
それでは、
商工農政部から回答を求めます。
○
三好商工労政課長
「今春、JR大分駅ビルなどがオープンし、
中心市街地が大きく様変わりするが、駅ビルの中だけで買い物が完結するのではないかとの声がある。 駅ビル等の利用者を
中心市街地に導くため、どのようにして新たな魅力や
にぎわいを創出するのか、考えを聞きたい」という御質問です。
回答としては、「本市の
中心市街地では、JRおおいたシティや大分県立美術館のオープンにより、来街者は一日平均1万人増加するといわれてます。このため、
イベント等の開催を通じた賑わいの創出やイスや
テーブルを備えることによる憩い空間の創出により、
まちなかの回遊性を高め魅力を満喫していただくことを目指してまいります。 また、こうした
イベント等を効果的かつ効率的、継続的に展開していくための取組みが必要であることから、現在、
中心市街地の
活性化に関わる団体が連携する組織として『(仮称)We
Love 大分協議会』の設立を目指しております。 現在、
中心市街地における
市民団体等による
イベントの実施については、
大分まちなか倶楽部が主体となり円滑な実施に向けた調整に努めておりますが、さらなる
にぎわい創出に向け、
イベント開催が可能な公共空間についての情報を、市内のみならず市外・県外の方々に広くお知らせするとともに、
大分まちなか倶楽部に
イベント実施者の相談窓口となる『
まちなかイベントサポートセンター』を設置しております。 また、自動車を利用して、来街される方々の
中心市街地への良好なアクセス環境の確保のために、目的地の最寄の
駐車場までのルート検索や満空情報等が検索できる『
駐車場案内システム』を導入しております。 さらに、大分市美術館と県立美術館を結ぶ
中心市街地の循環バスを社会実験として運行する計画を進めており、今後も、来街者が魅力あふれる
まちなかを快適に回遊することで
中心市街地全体に
にぎわいが広がっていくような
取り組みを推進してまいります」としております。
○
髙野委員長
ただいまの回答につきまして質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
髙野委員長
続いて、
企画部から回答を求めます。
○
永松企画課長
「大分市がバランスよく発展していないとの声がある。 少子高齢化などにより、過疎化が進む地域を含め、市域の均衡ある発展に向けて、どのような対策をとっているのか聞きたい」という御質問です。
回答としては、「過疎対策は重要な課題であるという認識のもと、『大分市過疎地域自立促進計画』の対象地域である佐賀関地域、野津原地域をはじめ、市域の均衡ある発展を目指す中、各種施策に取り組んでいるところでございます。 平成26年度は、過疎化や高齢化が進む周辺地域における居住環境の向上や
地域活性化を図るため、支所・出張所管内の市道、農道の整備に要する事業費を特別枠として確保し、重点的に実施したところでございます。 また昨年度より、小規模集落・里のくらし支援事業補助金の対象団体につきまして、65歳以上の者の割合が50%を超えていない自治会であっても、生活用水を確保するための給水施設等を整備する事業であれば、補助金を交付することが出来るよう対象地域を拡大いたしましたが、今後も更なる事業の拡充を図ってまいります。 なお、『大分市過疎地域自立促進計画』の計画期間が平成27年度までとなっておりますが、過疎地域自立促進特別措置法が平成33年3月31日まで延長されたことから、新たな計画の策定に向け、今後取り組んでまいるよう考えております。」としております。
○
髙野委員長
ただいまの回答につきまして、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
髙野委員長
執行部のほうから、ほかに何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
髙野委員長
それでは、
執行部の皆さん、退席をお願いします。お疲れさまでした。
〔
執行部退席〕
○
髙野委員長
先ほど、
市民意見交換会での意見・質問のうち、当
委員会所管分につきまして
商工農政部及び
企画部から回答を受けました。そこで、その回答を受けた上で、当
委員会としての対応について御協議いただきたいと思います。
お手元には、正副
委員長案として作成した当
委員会としての対応案である配付資料2、
市民意見交換会にかかる意見・質問への対応案をお配りしております。
それでは、対応案を書記に読み上げさせます。
○書記
市民意見交換会にかかる意見・質問等への対応案でございます。
表の右から番号、その隣に
委員会等で整理した市民からの意見・質問等、その右に意見・質問等への対応案、
執行部からの回答を含みます、を記載しております。
まず1番目です。
委員会で整理した市民からの意見・質問等は、「今春、JR大分駅ビルなどがオープンし、
中心市街地が大きく様変わりするが、駅ビルの中だけで買い物が完結するのではないかとの声がある。 駅ビル等の利用者を
中心市街地に導くため、どのようにして新たな魅力や
にぎわいを創出するのか、考えを聞きたい」というものです。
対応案を読み上げます。
担当部局から「本市の
中心市街地では、JRおおいたシティや大分県立美術館のオープンにより、来街者は一日平均1万人増加するといわれている。このため、
イベント等の開催を通じた賑わいの創出やイスや
テーブルを備えることによる憩い空間の創出により、
まちなかの回遊性を高め魅力を満喫していただくことを目指していく。 また、こうした
イベント等を効果的かつ効率的、継続的に展開していくための
取り組みが必要であることから、現在、
中心市街地の
活性化に関わる団体が連携する組織として『(仮称)We
Love 大分協議会』の設立を目指している。 現在、
中心市街地における
市民団体等による
イベントの実施については、
大分まちなか倶楽部が主体となり円滑な実施に向けた調整に努めているが、さらなる
にぎわい創出に向け、
イベント開催が可能な公共空間についての情報を、市内のみならず市外・県外の方々に広く知らせるとともに、
大分まちなか倶楽部に
イベント実施者の相談窓口となる『
まちなかイベントサポートセンター』を設置している。 また、自動車を利用して、来街される方々の
中心市街地への良好なアクセス環境の確保のために、目的地の最寄りの
駐車場までのルート検索や満空情報等が検索できる『
駐車場案内システム』を導入している。 さらに、大分市美術館と県立美術館を結ぶ
中心市街地の循環バスを社会実験として運行する計画を進めており、今後も、来街者が魅力あふれる
まちなかを快適に回遊することで
中心市街地全体に
にぎわいが広がっていくような
取り組みを推進していく。」との回答がありました。 本
委員会としては、今後とも、施策の進捗状況を注視していくとともに、
中心市街地の
活性化について引き続き協議を行っていきます、としています。
続きまして、次のページをごらんください。
2番目、
委員会等で整理した市民からの意見・質問等は、「大分市がバランスよく発展していないとの声がある。 少子高齢化などにより、過疎化が進む地域を含め、市域の均衡ある発展に向けて、どのような対策をとっているのか聞きたい」というものです。
対応案を読み上げます。
担当部局から「過疎対策は重要な課題であるという認識のもと、『大分市過疎地域自立促進計画』の対象地域である佐賀関地域、野津原地域を初め、市域の均衡ある発展を目指す中、各種施策に取り組んでいる。 平成26年度は、過疎化や高齢化が進む周辺地域における居住環境の向上や
地域活性化を図るため、支所・出張所管内の市道、農道の整備に要する事業費を特別枠として確保し、重点的に実施した。 また昨年度より、小規模集落・里のくらし支援事業補助金の対象団体について、65歳以上の者の割合が50%を超えていない自治会であっても、生活用水を確保するための給水施設等を整備する事業であれば、補助金を交付することができるよう対象地域を拡大したが、今後もさらなる事業の拡充を図っていく。 なお、『大分市過疎地域自立促進計画』の計画期間が平成27年度までとなっているが、過疎地域自立促進特別措置法が平成33年3月31日まで延長されたことから、新たな計画の策定に向け、今後取り組んでいくよう考えている。」との回答がありました。 本
委員会としては、今後とも施策の進捗状況を注視していくとともに、市域の均衡ある発展に向けて引き続き協議を行っていきます、としています。
○
髙野委員長
ただいまの対応案につきまして、委員の皆さんから御意見等があれば、お願いします。
○
今山委員
これは、インターネットで市民の方が検索できるようになるのは、いつ頃ですか。
○書記
だいぶ後になると思います。
○
今山委員
現時点では、「(仮称)We
Love 大分協議会」の設立を目指しているということでいいが、3月に設立するなら、公開の際には、それではおかしいと思います。
○
髙野委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
髙野委員長
それでは、
今山委員から出ました「(仮称)We
Love大分協議会」は、もう既に設立ということなので、文言を変えて、あとは正副
委員長に一任ということでよろしいですか。
〔「異議なし」の声〕
○
髙野委員長
それでは、正副
委員長一任ということで、当
委員会の対応として、議会
活性化推進会議へ提出をしたいと思います。
以上で協議を終了いたします。
委員の皆さんから、その他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
髙野委員長
視察日程については、6月の
委員会で決めたいと思いますので、よろしくお願いします。それまでに、もし何か御希望ありましたら、よろしくお願いします。
それでは、本日の
委員会はこれにて終了いたします。お疲れさまでした。
午後4時28分散会...