大分市議会 2014-12-09
平成26年厚生常任委員会(12月 9日)
詳細については、
法制室等に確認したのですけれども、ある時点で、全庁的に一度見直しをし、その後、
特別職の報酬の
値上げのたび一律に
値上げをしてきたという経過は聞いております。その額が7,900円となっております。
今回の8,000円につきましては、先ほどの経過のように、県と
合同開催の経過もございますし、
審査内容に変更がないということから、現行と同額としたところでございます。
○
藤田委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
次に、議第91号、大分市
障害者の
日常生活及び
社会生活を総合的に支援するための法律に基づく
指定障害福祉サービスの
事業等の人員、設備及び運営に関する
基準等を定める条例及び大分市
障害者の
日常生活及び
社会生活を総合的に支援するための法律に基づく
障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する
基準を定める条例の一部改正についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
淵福祉事務所次長兼
障害福祉課長
議第91号、大分市
障害者の
日常生活及び
社会生活を総合的に支援するための法律に基づく
指定障害福祉サービスの
事業等の人員、設備及び運営に関する
基準等を定める条例及び大分市
障害者の
日常生活及び
社会生活を総合的に支援するための法律に基づく
障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する
基準を定める条例の一部改正について御説明申し上げます。
議案書の議91の1をお開きください。
今回の改正は、
児童福祉法の一部改正に伴うもので、改正の主な内容といたしましては、
指定医療機関を
指定発達支援医療機関とし、
児童福祉法第6条の2第3項を同法第6条の2の2第3項と改正する規定の整備でございます。
なお、
施行期日につきましては、
児童福祉法の一部改正と同じく、両条例ともいずれも平成27年1月1日といたしております。
○
藤田委員長
質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
次に、議第92号、大分市
児童福祉施設等に関する条例の一部改正についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
奈良福祉事務所次長兼
子ども保育課長
議第92号、大分市
児童福祉施設等に関する条例の一部改正について御説明をさせていただきます。
議案書の議92の1をごらんください。
本改正は、
児童福祉法の一部改正及び
子ども・
子育て支援法の施行に伴い、平成27年度から本格施行される予定の
子ども・
子育て支援新制度では、市立保育所の利用者負担に係る徴収根拠規定を地方自治法に基づき、市町村の条例において徴収根拠を定めることとされたため、市立保育所で保育を受ける児童の
保護者に対する
保育料の徴収等について所要の改正を行うものでございます。
具体的には、第3条に市立保育所に係る
保育料等の規定を設ける改正を行うこととしております。
第1項に、市立保育所で保育を受ける児童の
保護者は、
保育料を
保護者の負担能力に応じて納付しなければならないと規定をしております。
続いて、第2項で、
保育料の額について、
子ども・
子育て支援法に規定する政令で定める額を限度として、市長が別に定めることとしております。
第3項から第6項につきましては、徴収に係る一般的な規定を設けております。
施行期日につきましては、
子ども・
子育て支援法の施行の日から施行することといたしております。
○
藤田委員長
質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
次に、議第93号、大分市
婦人保護施設の設備及び運営に関する
基準を定める条例の一部改正についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
戸高福祉事務所次長兼
子育て支援課長
議第93号、大分市
婦人保護施設の設備及び運営に関する
基準を定める条例の一部改正について御説明いたします。
議案書の議93の1をお開きください。
婦人保護施設は、売春防止法に基づき、性行為または環境に照らして売春を行うおそれのある女子を収容するための施設であり、DV防止法に基づき、配偶者からの暴力を受けた者を保護することもできる施設でございます。
今回の改正は、厚生労働省関係省令の整備等に関する省令が平成26年10月1日に施行され、
婦人保護施設の設備及び運営に関する
基準の一部改正により、母子相談員の名称が母子・父子自立支援員に改称されたことにより、変更を行うものでございます。
この条例の
施行期日は、公布の日としております。
○
藤田委員長
質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
次に、議第98号、公の施設に係る
指定管理者の指定についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
児玉福祉保健課長
議第98号の公の施設に係る
指定管理者の指定について御説明をいたします。
議98の1をごらんください。
本件は、大分市多世代交流プラザの
指定管理者として社会福祉法人大分市社会福祉
協議会を指定し、その管理を行わせようとするものでございます。
指定管理料としては、年間442万3,000円で現行と同額でございます。
選定に当たりましては、大分市活き活きプラザ潮騒等指定管理予定者選定等
委員会にて審査を行い、大分市社会福祉
協議会を指定管理予定者といたしたところでございます。
○
藤田委員長
質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
次に、議第99号、公の施設に係る
指定管理者の指定についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
児玉福祉保健課長
議第99号の公の施設に係る
指定管理者の指定について御説明させていただきます。
議99の1をお開きください。
本件は、大分市活き活きプラザ潮騒の
指定管理者として社会福祉法人大分市社会福祉
協議会を指定し、その管理を行わせようとするものでございます。
指定管理料は493万8,000円と、現行と同額でございます。
選定に当たりましては、大分市活き活きプラザ潮騒等指定管理予定者選定等
委員会にて審査を行い、大分市社会福祉
協議会を指定管理予定者といたしたところでございます。
○
藤田委員長
質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
次に、議第100号、公の施設に係る
指定管理者の指定についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
児玉福祉保健課長
議第100号の公の施設に係る
指定管理者の指定について御説明させていただきます。
本件は、大分市丹生温泉施設の
指定管理者として社会福祉法人大分市福祉会を指定し、その管理を行わせようとするものでございます。
指定管理料については、現行と同額の年間400万円となっています。
選定に当たりましては、選定等
委員会にて審査を行い、大分市福祉会を
指定管理者といたしたところでございます。
○
藤田委員長
質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
以上で、本
委員会に付託されました
福祉保健部所管分の審査は終了いたしました。
ここで、申し出により
執行部からの報告を受けます。
まず、
子育て支援課からお願いします。
○
戸高福祉事務所次長兼
子育て支援課長
資料の3ページ目をごらんください。A3横でございます。
本年8月8日、
子ども育成・行政改革推進
特別委員会、
厚生常任委員会、文教常任
委員会連合
審査会以降の
子ども・
子育て支援新制度に向けた
取り組み状況について御報告申し上げます。
お手元の資料の1経過をごらんください。
まず、すくすく大分っ子プラン案のパブリックコメントでございますが、8月11日から29日まで、本庁、支所・出張所の窓口計10カ所に閲覧場所を設けるとともに、市のホームページ、
子育て支援サイト「naana」に掲載し、広く市民からの御意見を募集したところでございます。その結果につきましては、738件のアクセスがありましたが、同計画案に対する御意見はありませんでした。
また、来年4月の新
制度施行に向け、教育、保育施設の園児募集が始まっており、10月1日から私立幼稚園、11月4日から14日まで市立幼稚園の園児募集が実施されました。
一方、保育施設は、11月20日から12月19日までの間、保育所・園、認定こども園の入所受け付けを実施しているところでございます。
また、10月9日、平成26年度第3回、通算8回目の大分市
子ども・子育て会議、それと11月4日の
子ども育成・行政改革推進
特別委員会を開催していただきまして、その場で、すくすく大分っ子プランのパブリックコメントの結果の報告などを行いました。
また、今月3日には、大分市
子ども・子育て会議の会長、副会長から市長へすくすく大分っ子プラン案の報告を行いましたので、今後は、すくすく大分っ子プランの印刷製本に取りかかり、でき上がり次第、
委員にお渡ししたいと考えております。
次に、2といたしまして、すくすく大分っ子プランの概要について御説明いたします。これは、連合
審査会でも御説明したので、重複するところは省かせていただいて、主な点だけ申し上げたいと思います。
大きく4点について挙げておりますが、このすくすく大分っ子プランは、第1に大分市
子ども条例に基づく、子供と子育てを支援するための総合的な計画でございます。
右横の緑の枠内に施策の体系として記載しておりますように、施策全体を4つの分野に分けた上で、9つの目標を設定し、主な
事業や取り組みを展開することとしております。
第2に、このプランは、
子ども・
子育て支援法に基づく
事業計画でございます。
次に、3つ目に書いておりますが、4つの取り組みを重点的に進めてまいる予定でございます。
第1に、「待機児童の解消と質の高い幼児期の教育・保育の提供」、第2に、「
児童育成クラブの整備」、第3に、「親育ちのための支援の充実」としております。第4には、「
子どもの育ちを支えるネットワークづくり」としております。
なお、最後、4点目でございますが、計画については、
進捗状況を点検、評価し、見直しを行うこととしており、中間年をめどに計画の見直しを行うこととしております。
○
藤田委員長
ただいまの報告で、何か質疑、意見等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
それでは、続いて、
子ども保育課、お願いします。
○
奈良福祉事務所次長兼
子ども保育課長
平成27年度
保育料について御説明をさせていただきます。
まず、4ページの幼稚園等(1号認定)
保育料と書かれた資料をごらんください。
これは、
子ども・
子育て支援新制度に移行する私立幼稚園、また私立幼稚園から認定こども園に移行する施設の幼稚園部分に係る
保育料案でございます。
今回新たに設定される
保育料ということになりますが、左側の表が国の示している
基準でございます。この
基準表は、現行負担水準を維持するとの考え方により、現行の私立幼稚園における全国平均の
保育料から就園奨励費を差し引いて、
保護者が実質的に負担している額で設定をされております。
右側の大分市案についてでございますが、これも同じように、現行水準を維持するという国の考え方を受けまして、大分市における私立幼稚園の現行の
保育料から就園奨励費を差し引き、
保護者が実質的に負担している額の平均により設定をしているものでございます。
次に、5ページの保育所等(2・3号認定)
保育料と書かれた資料をごらんください。
子ども・
子育て支援新制度の施行に向けまして、国が保育所
保育料の
基準を一部改正する方向性を示していることから、大分市におきましても、それに合わせて改正するものでございます。
左側の表が国の
基準でございますが、基本的には現在の水準を維持するとの考え方で設定されております。主な変更点といたしましては、算定の基礎となる税額が、これまでは所得税でございましたが、これが市民税に統一されたことが1点。また、新制度に伴い、保育標準時間と保育短時間の区分が設けられたことから、それぞれの
保育料の区分が設けられたという点、この2点でございます。
これを受けまして、右側にお示ししているのが大分市の案でございます。国の
基準では、標準時間の
保育料は変更されていないことから、本市においても基本的な金額は変更いたしておりません。
本市における大きな変更点といたしましては、一番下に黄色い欄がございます。今回、国の第8階層に対応するものとして、新たに設けようとするものでございます。
なお、この階層につきましては、2段階でこの金額に達するよう、激変緩和措置を講ずる予定といたしております。
今御説明いたしました
保育料は、あくまで現時点での案でございまして、今後、変更の可能性もございます。正式な決定は、国の水準が確定した後に規則改正により行いますので、3月になる見込みでございます。
なお、この案は
保護者の一つの目安となるように、年内をめどに皆様に周知を図っていく予定でございます。
また、最終決定の前には、
委員の皆様に御報告をさせていただきたいと考えております。
○
藤田委員長
何か質問等はありませんか。
○
倉掛委員
最終決定の前に報告と言われていましたけれども、これは議案などで上がってくるものではなく、
執行部のほうで決定するものなのですか。
○
奈良福祉事務所次長兼
子ども保育課長
これは規則のほうで定めますので、最終決定の前にまた御報告させていただきたいと思っております。
○
倉掛委員
もう1点いいですか。就園奨励費を考慮した上で実質的に負担している水準の平均値を参考に設定したということですが、就園奨励費は3歳から5歳までは同一金額ではないですよね。例えば、就園奨励費は、満3歳、4歳という1表と、5歳の2表がありますけど、これは8区分ある中で、3歳から5歳が同一になっています。就園奨励費をどのように考慮して、この数字を設定したのかが、よくわからないです。
○
勝尾子ども保育課保育入所担当班グループリーダー
おっしゃるように、5歳児部分につきましては、国の
基準の就園奨励費プラス大分市独自で5歳児に軽減を図っているという現状がございます。その5歳児の軽減分を3、4、5歳に均等に割り振った軽減額という考え方でございます。
○
倉掛委員
説明はわかりましたが、その5歳児の加算額を3、4、5歳に均等に割り振ったら、3歳から5歳まで同一の料金表という考え方になりますか。
○
勝尾子ども保育課保育入所担当班グループリーダー
結果としては、3歳、4歳が現状よりも軽減が図られて、5歳児につきましては若干高くなります。
3年間預けると仮定した場合に、現状と負担額が一緒になるという考え方のもとに設定したものでございます。
○
倉掛委員
金額的なことを聞いているのではありません。就園奨励費では5歳児を分けていますが、そこには、基本的な考え方があるわけですよね。ないのなら、一緒でいいわけです。
保育料の設定の基本的なベース、軸をそれと同じ考え方で考えたときに、何で片方は3歳から5歳が一緒で、もう片方の就園奨励費は年齢で分かれるのですか、その基本的な考え方を聞いているのです。金額的に平均を出すということではないのです。
○
奈良福祉事務所次長兼
子ども保育課長
大分市では5歳児だけに軽減があって年齢で差がありますが、国は基本的に均等な単価ということで考えていますので、大分市の事情を踏まえながら、軽減分が3年間で均等になるようにしました。
○
倉掛委員
基本的な考え方を聞いただけなので、極端に言うと、国の
基準の区分に従いましたというシンプルな答えでもいいのですよ。その中で、大分市としては就園奨励費で5歳児を手厚くするという考え方でありますが、これは国の
基準に従って区分していますという説明でも、それが事実であれば全然構わないのですよ。その辺の基本的な考え方というのを明確にしてもらわないとですね。
○
奈良福祉事務所次長兼
子ども保育課長
今言われましたように、そういった大分市の独自の部分と国の
基準をベースに考えたということでございます。
○
藤田委員長
ほかにありますか。
○秦野
委員
保育料案は皆さん方が非常に関心を持っているので、じっくりと皆さん方の意見を聞いて、よく考えて決めていただきたいと要望します。
○
倉掛委員
今の要望に加えて、もちろん他都市の状況等も見ながら、そういう調整をしながら、しっかりと決めていただきたいと思います。
○
藤田委員長
ほかにございませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
それでは、要望等も踏まえて、3月末までには決めていただきたいと思います。
続いて、長寿福祉課、お願いします。
○
釘宮長寿福祉課参事
資料の6ページをお開きください。
報告事項の第6期
介護保険事業計画の
進捗状況について御説明をさせていただきます。
平成26年12月19日から1月16日の間、市民の
皆様方等の御意見を計画に反映させるため、大分市のホームページ等でパブリックコメントを実施いたします。
それでは、大分市高齢者福祉計画及び第6期大分市
介護保険事業計画案の概要について御説明をさせていただきます。
平成27年度から平成29年度の3カ年を対象とする大分市高齢者福祉計画及び第6期大分市
介護保険事業計画を策定し、地域包括ケアシステムを構築することで、保健、医療、福祉の連携のとれたサービスを円滑に提供するものとします。
次に、基本理念及び基本目標につきましては、「一人ひとりが健やかでいきいきと暮らせるまちづくり」を基本理念とした上で、生きがいづくりの支援、
介護予防・健康の保持増進、福祉の充実、支援体制の充実、地域包括ケアシステムの推進の5つを基本目標として設定しているところでございます。
続いて、第6期計画の主な内容は、次の5項目といたします。
まず、地域包括ケアシステムの推進につきましては、高齢者が住みなれた地域で
日常生活を営むことができるよう、医療、介護、
介護予防、住まい及び自立した
日常生活の支援が包括的に確保される地域包括ケアシステムの構築に努めます。
次に、右側ですけれども、
日常生活圏域の設定について、王子・大分西、大在・坂ノ市、上野ヶ丘・碩田、原川・鶴崎を分割し、23の
日常生活圏域を設定いたしました。また、
日常生活圏域の設定に伴い、各
日常生活圏域に23の
地域包括支援センターを設置いたします。
資料7ページをお開きください。
地域包括支援センターの法人の一覧表の中でございますけれども、碩田、大分西、鶴崎、坂ノ市の4圏域につきましては、新たに募集し、選考、検討した結果でございます。碩田は社会福祉法人展寿会、大分西は社会福祉法人若草会、鶴崎は医療法人善昭会、坂ノ市は社会医療法人関愛会に内定しましたので、御報告いたします。
資料6ページにお戻りください。
続いて、施設整備について申し上げます。
特養、老健、グループホームと、在宅サービスであります訪問介護、通所介護などとのバランスのとれた整備を行います。
続いて、保険料についてですけれども、現時点では、国から介護報酬などの詳細事項が示されていないことから、本市の保険料
基準額は現行の月額5,452円から6,300円程度になるものと想定しているところでございます。
続いて、新しい総合
事業の開始時期についてですけれども、平成29年4月1日をめどに行うものとしております。
お手元にお配りしております概要版案につきましては、御一読ください。
○
藤田委員長
続けてどうぞ。
○
釘宮長寿福祉課参事
続きまして、
報告事項の、
避難行動要
支援者対策事業の今後のスケジュールについて御説明をさせていただきます。
さきの第3回定例会
厚生常任委員会において、現在、効率的な管理、運用を行うためのシステムの開発に着手している旨、御報告させていただいたところでございます。
これに伴い、今後は、名簿の趣旨や活用方法について自治
委員校区会長や
民生委員児童
委員校区会長に説明会を開催する予定でございます。
また、来年度は、平常時でも名簿が開示できるよう、
避難行動要
支援者本人に対しての同意調査を実施する予定となっております。
さらに、避難支援の方法など支援に必要な具体的な情報を記載した個別計画を本人や関係者の協力を得ながら作成してまいりたいと考えております。
今後も具体的な事項等が決定いたしましたら、本
委員会に報告いたしますので、よろしくお願いいたします。
○
藤田委員長
2点の報告について質問はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
続いて、生活福祉課、お願いします。
○
塩手生活福祉課長
生活困窮者自立支援モデル事業の実施状況等について御報告いたします。
お手元の資料、
生活困窮者自立支援モデル事業の
経過報告について、A4色刷りの分をお開きください。
まず、本年7月から大分市社会福祉
協議会内に相談窓口を設置した自立相談支援事業でございます。この事業は、生活困窮者からの相談受け付けに始まり、相談者が困窮状態から脱却するまで、寄り添い支援する生活困窮者支援制度の中核となる事業です。
3の相談及び支援の状況をごらんください。
7月から10月末までの4カ月間の実施状況です。相談の延べ件数は370件、相談実人数は145人です。うち110人のアセスメントが終了し、情報提供などで支援を終了した人は約6割の64人、既存の制度を活用することで対応ができると考えられ、他制度、他機関につないだ人が約3割の33人、支援プランを作成し、就労に向けた支援などを行うこととなった人は9人となっております。
相談支援の状況を分析したところ、経済的困窮、滞納や債務、家計の問題、さらには就職定着ができないなど、制度の成立時に予想された問題を抱えた人が存在することが確認できました。
次に、中段やや下の具体的支援をごらんください。
就労準備支援
事業は、就労経験が乏しい、人間関係をうまくつくれない、仕事につくための基礎知識が不足しているなどの理由で、就職定着ができない人や直ちに仕事につくことのできない人に、仕事につくための基礎能力を習得させる
事業です。
また、家計相談支援
事業は、多重債務を抱えている人や、相応の収入がありながら収入を超えた支出により生活が成り立たない人に支援を行い、家計収支全体の改善を図ろうとする
事業です。いずれも、11月末からモデル
事業として民間
事業者に委託し実施しております。
今後とも、生活困窮者自立支援制度の本格実施に向け、
事業が円滑に実施できるよう、モデル
事業を通じ、ノウハウの蓄積と課題の整理に取り組んでまいりたいと考えております。
○
藤田委員長
質問はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
続いて、保健総務課、お願いいたします。
○
釘宮保健総務課長
在宅医療・介護の連携の推進について御説明申し上げます。
資料9ページをごらんください。
厚生労働省の人口動態統計では、全国で1950年代では約8割の方が自宅で亡くなり、病院などで亡くなられる方は約2割でございましたが、病院で亡くなられる方が徐々にふえ、1976年に逆転し、現在では自宅で亡くなる方が2割を切り、病院で亡くなる方が約8割となっております。
こうした中、人生の最期を迎えたい場所の希望は、必要になれば医療機関に入院したいという人と必要になれば緩和ケア病棟に入院したいという人を含め、自宅で療養したいと回答した人が約6割で、多くの方が自宅療養を希望されております。
一方、本市の人口の状況は、平成26年6月末現在でございますが、75歳以上が5万1,404人で、高齢化率は23.2%、団塊の世代が75歳になる平成37年、2025年には75歳以上が7万9,074人で、高齢化率は29.4%になると推計されており、75歳以上の人口はおよそ1.5倍になります。
こうしたことから、
在宅医療と介護の充実が重要になると考えております。
したがいまして、重度な要介護状態となっても住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう構築が求められております地域包括ケアシステムのうち、これまで連携が十分でなかった医療と介護が連携をとるため、地域医療再生基金を活用し、本市と連合医師会で役割を分担いたしまして、本市は市民啓発を、また連合医師会が多職種の
連携体制構築を基本に
在宅医療・介護の連携の推進を、保健総務課が中心となり、長寿福祉課、健康課、保健予防課の3課と連携して行っております。
平成26年度の本市の取り組みは記載のとおりですが、ことしの2月に設置しました大分市
在宅医療・介護連携会議の
委員は、お配りをしております別紙のとおりでございます。御参照ください。
また、3項目めのアンケート調査については、現在、県立看護科学大に集計分析を依頼しておりますので、結果が出ましたら御報告を申し上げます。
さらに、4項目めの市民講演会は、来年2月28日土曜日に開催を予定しております。詳細が決まりましたら、皆様に御案内させていただきたいと考えております。
今後も、
在宅医療と介護の連携が円滑となるよう、課題解決に努める中、取り組んでまいります。
○
藤田委員長
質問はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
ほかに
執行部から報告等はありませんか。
〔「ありません」の声〕
○
藤田委員長
ほかに
委員から何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
ここで、
今村福祉保健部長より発言を求められておりますので、許可をいたします。
○
今村福祉保健部長
委員の
皆様方には、
厚生常任委員会委員として、定例会における最後の
委員会ということでございますので、
執行部説明員を代表して一言お礼を申し上げます。
藤田委員長、国宗副
委員長を初め、
委員の
皆様方には、この2年間、各議案について慎重に御審議をいただく中、市民福祉の観点から熱心に、また温かく御指導いただきましたことに心から厚く感謝申し上げます。おかげをもちまして、福祉及び保健行政の諸施策を順調に推進することができました。
しかしながら、
福祉保健部の課題はまだまだ山積しており、私ども職員、さらに一丸となって課題に対処し、市民福祉の一層の向上に取り組んでまいる所存でございます。
委員の
皆様方におかれましては、くれぐれも健康に御留意され、新たな
委員会での御活躍をお祈り申し上げますとともに、
福祉保健部に対しましても、これまでと同様に温かい御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。
大変ありがとうございました。
○
藤田委員長
それでは、私から一言御挨拶を申し上げます。
ただいま今村部長から、私ども
委員に対するお礼の言葉をいただきまして、本当にありがとうございました。
定例会中の
委員会は、きょうで終わりということでございますが、来年3月に新しく
委員が決まるまでは、引き続き
委員としての務めを果たさせていただければと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
私も
委員長をさせていただいて、やはり福祉保健の関係は、本当に市民の皆さん方と一番密接に関係する分野が多いわけでございますし、また、いろいろな問題も抱えているということを実感させていただきました。そういった中で、実際に実務をされる職員の皆さん方、本当に大変だろうという気がいたしております。
私どもも、少しでも市民の皆さん方に福祉を感じていただけるようにやってきたつもりでありますけど、この2年間だけではなかなか思うようにいかなかったところもあったわけでございますが、どうか職員の皆さん方は引き続いて、そういった面で頑張っていただければと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2年間でありましたけど、大変、職員の皆さん方に、いろいろときつい意見や質問等をしたかと思いますが、これも、やはり市民の福祉のことを考えての御意見だろうと思っておりますので、どうぞ御容赦いただきまして、今後の皆さん方の御活躍を御祈念申し上げて、挨拶にさせていただきます。
どうも皆さん、大変ありがとうございました。
それでは、最後に、次回の予定を確認いたします。
あすは9時30分から議会
運営委員会が開催されますので、議会
運営委員会終了後、本
委員会を開催いたします。
それでは、本日はこれにて散会をいたします。
午前11時10分散会...