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  1. 大分市議会 2014-03-24
    平成26年建設常任委員会( 3月24日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成26年建設常任委員会( 3月24日)                    建設常任委員会記録 1.開会日時    平成26年3月24日(月)午前10時10分開議~午前10時14分休憩               午前10時15分再開~午前11時24分休憩               午前11時30分再開~午後0時10分休憩               午後1時0分再開~午後2時22分散会 2.場所    第4委員会室 3. 出席委員    委員長 二宮  博  副委員長 髙野 博幸    委 員 永松 弘基  委 員  仲道 俊寿    委 員 井手口良一  委 員  三浦 由紀    委 員 荻本 正直  委 員  川邉 浩子    委 員 今山 裕之   欠席委員    なし
    4.説明員   (土木建築部)    生山土木建築部長後藤土木建築部次長首藤土木建築部次長、    新井土木建築部次長兼河川課長、羽田野土木管理課長河野道路建設課長、    松田道路維持課長、河野建築課長、安部住宅課長、松崎建築課参事、    阿部建築課参事機械設備担当班長平山住宅課参事   (都市計画部)    木村都市計画部長、    工藤都市計画部次長兼次長兼中心市街地活性化推進担当未収金徴収対策担当、    森本都市計画部次長兼公園緑地課長、後藤都市計画部次長都市交通対策課長、    長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長広瀬都市計画課長 5.事務局出席者    書記 村田  潤 6.審査案件等   (都市計画部)    陳情    平成25年 陳情第3号 市道中央通り線への進入禁止計画反対に関する陳情                                     〔継続〕    平成25年 陳情第10号 府内町に関する陳情            〔取下げ〕    平成26年 陳情第1号 大分駅前の府内町側の国道10号に横断歩道の設置を求める               陳情                    〔継続〕    平成26年 陳情第2号 ふないアクアパークの駐輪場の利用時間短縮を求める陳情                                     〔継続〕    平成26年 陳情第3号 府内五番街周辺の自転車及び自動二輪車に関する陳情                                     〔継続〕    予算議案    議第 1号 平成26年度大分市一般会計予算             〔承認〕     第1条 歳入歳出予算         歳出 第8款 土木費            第2項 道路橋梁費のうち都市計画部所管分            第4項 都市計画費費            第6項 住宅費のうち都市計画部所管分    一般議案    議第19号 大分いこいの道広場条例の制定について         〔承認〕    議第24号 大分市手数料条例の一部改正について(都市計画部関係) 〔承認〕    議第28号 大分市都市公園条例の一部改正について         〔承認〕    報告事項    ①大分市バリアフリー基本構想について    ②平成25年度 歩行者通行量調査について    ③ふれあい交通運行事業について    ④大分市耐震改修促進計画改正の概要について    ⑤木造住宅耐震化促進事業の拡充及び高齢者・子育て世帯リフォーム支援事業の創     設について    ⑥北口駅前広場の新ロータリー供用開始等について    ⑦大分駅南土地区画整理事業の事業期間延伸について    ⑧「おおいた人とみどりふれあいいち」の開催について    ⑨大分市中心市街地活性化事業について                 会議の概要                              平成26年3月24日                              午前10時10分開議 ○二宮委員長   ただいまより建設常任委員会を開会いたします。  また、本日は傍聴者がいますが、傍聴者は遵守事項を守り傍聴するよう、お願いしておきます。  それでは、審査日程に従いまして、本日は都市計画部の案件を審査します。  執行部の方にお願いですが、発言の際には所属と氏名を告げてから、大きな声ではっきりとお願いいたします。  自由討議についてですが、委員会におきましては、委員の皆さんからの要求がある場合、または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思います。よろしくお願いいたします。  また、大分市議会基本条例第7条第2項に規定されておりますとおり、本会議同様、委員会におきましても、委員の質問、政策提言等に関し、執行部は、委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようお願いいたします。  審査に先立ちまして、都市計画部長から発言の申し出がありましたので、これを受けます。 ○木村都市計画部長   審議前の貴重な時間をいただき、都市計画部を代表して、最近の諸事情及び今回御提案いたしております議案につきまして御説明させていただきます。  まず、最近の諸事情についてでございますが、去る1月22日に大分きれい100選選考委員会を開催し、第2回おおいた景観大賞及び各部門賞、特別賞が選考され、3月4日に表彰式を行いました。  大分きれい100選事業は、市民や事業者の景観に対する意識の高揚を図り、さらに地域の個性や魅力があふれ、誇りと愛着のあるまちづくりの推進を目的として、平成20年度より3年1サイクルで実施しており、6年目となる今年度は2回目でございますが、おおいた景観大賞を初めとした各賞を、平成23年度におおいた景観発見賞を受賞した14点と、平成24年度におおいた景観モデル賞を受賞した17点の中から決定をいたしました。選考に当たりましては、市内10カ所で巡回展示を行い、2,700人を超える市民の皆様からの投票結果を参考にして選考委員会で最終決定を行いました。  受賞されました、すばらしい景観が長く後世に残りますよう願っているところでございます。  続きまして、今回、御提案しております都市計画部に係る議案は、予算議案が、議第1号、平成26年度大分市一般会計予算、一般議案が、議第19号、大分いこいの道広場条例の制定について、議第24号、大分市手数料条例の一部改正について、議第28号、大分市都市公園条例の一部改正についての4議案でございます。  議案の詳細につきましては、担当課長より御説明いたさせますので、何とぞ慎重な御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。  また、本日は報告事項といたしまして、都市計画課が2件、都市交通対策課が1件、開発建築指導課が2件、駅周辺総合整備課が2件、公園緑地課が1件と、市民意見交換会の意見・質問に対する回答のうち都市計画部に係るものの、合わせて9件でございます。  後ほど、担当課長より詳細を御報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○二宮委員長   それでは、審査に入ります。  まず、継続審査となっておりました陳情の審査を行いますが、これにつきましては、土木建築部と同席の上、報告したい旨、都市計画部長より申し出がありました。  つきましては、土木建築部の入室を許可してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   では、土木建築部の入室を許可します。  休憩いたします。                                   午前10時14分休憩                                   午前10時15分再開 ○二宮委員長   それでは、休憩前に続き、会議を再開します。  では、継続審査となっておりました平成25年陳情第3号、市道中央通り線への進入禁止計画反対に関する陳情についてであります。  執行部のほうで補足説明があれば受けたいと思います。 ○広瀬都市計画課長   では、平成25年陳情第3号の市道中央通り線への進入禁止計画に反対する陳情につきまして、補足説明をさせていただきます。  市道中央通り線への進入禁止計画反対に関する陳情につきましては、昨年の9月に府内町協議会より提出されているところでございます。  9月議会では、この案件が継続審査となっているところでありまして、この陳情に関連する一連の工事も中止をしておりました。  その後、地元との協議を重ねる中で、大分駅北口駅前広場の整備に関する工事までは中止にするものではないとの御理解をいただき、10月7日に臨時の建設常任委員会を開催していただく中で、北口駅前広場の関連する工事の再開について、本委員会の了承をいただいたところでございます。  おかげさまで、工事を再開することができ、11月23日早朝には、国道10号との新たな交差点形状により供用できる状態となり、この後、工事の進捗により順次、交通形態を変更する中で、3月3日には北口駅前広場内のバス停を新たに運用できることとなりました。まことにありがとうございました。  現在、継続審議となっている事案につきましては、昨年の12月議会でも経過報告をさせていただいておりますが、市道府内金池線から市道中央通り線への進入に関しましては、地元の御意見を重く受けとめ、関係者との協議を行う中で、現行の形態を確保する旨を御報告したところでございます。  また、本陳情に際し、府内町協議会との協議において、国道10号に横断歩道を設置してほしいとの御要望がありましたが、これにつきましては、国土交通省と県警との調整がほぼ整い、国道10号に横断歩道を設置できる見込みとなったところであります。  なお、国道10号に横断歩道を設置する件につきましては、本日、この後に審議していただく陳情第1号、大分駅の府内町側の国道10号に横断歩道の設置を求める陳情において、詳しく御説明させていただきます。  最後に、本陳情にあります大分朝日生命ビル前の駐輪場跡地付近に、国道10号から市道府内金池線へ連絡する新たな道路を建設することにつきましては、関係者との協議を行っておりますが、現在供用しております地下道の廃止など多くの課題がありますことから、現時点では大変厳しいとの回答をいただいているところでございます。 ○二宮委員長 
     ただいま執行部より説明がありましたが、質疑等はありませんか。 ○井手口委員   今、駅前にできようとしている大きな病院の工事がとまっています。そのとまっている理由が、救急車の出入り口の調整が必要なので、この陳情に関する結論が出ないと、これ以上進められないというような話を聞いたところなのですが、市としてはどういう形でコンタクトをとっていますか。 ○広瀬都市計画課長   昨年、我々のほうからも、旧パルコ跡地に建設予定の中村病院に協議に行ったところですが、現時点では、中村病院は交通を含めて、全体的な計画をオープンにできる状況にはないということで、交通関係を含めても協議が進んでいるところでないことと、向こうからも、具体的な事案についての提案はされておりません。  基本的なことになりますけれども、救急車両については、これまでの公安委員会、県警との協議の中では、交通に関しては進入できるということで、いただいた回答を中村病院には我々から報告をしております。  したがいまして、この事案が解決しないとというようなことは、我々のほう含めては一切、協議がされておりません。 ○永松委員   一方通行でも救急車は入っても良かったですね。 ○広瀬都市計画課長   はい。一方通行であっても、救急車両は、そこは進入できるということは警察との協議の中で確認をしております。 ○永松委員   しかし、救急車で緊急だからといって、いつでも一方通行を逆走するのはいかがなものかと思うが。 ○広瀬都市計画課長   以前のお話で、一方通行の距離が短かったんで、そこはある程度、可能ではないかということで警察の判断をいただいていたのですけど、長い距離になると、それはまた別の話になろうかと思います。 ○仲道委員   課長、確認です。前の委員会で、今と同じような協議がされていました。その救急車の入り口の取りつけ、どこに取りつけるかというのが、一方通行の道路であってもいいですよという議論があっています。そこで確認ですけど、先ほどの報告では、現状、その建物自体の構造をどうするかという話が今進んでいる段階で、具体的に、どこに救急車の入り口をつけようかというような話は一切できていないという認識でよろしいのですか。 ○広瀬都市計画課長   はい。仲道委員のおっしゃられるとおりで、我々のほうに具体的な、その位置の確認も含めては連絡は入っておりません。以前、私どものほうから教えていただきたい旨は伝えておりますけれども、そういう部分での回答もいただいておりませんので、現時点で、一方通行がどのぐらいの距離というのは、具体的にはお示しできる状況ではございません。 ○永松委員   そういうものの病院側の立場に立てば、市がこの通りを一方通行にするのか、しないのかによって、病院側としては対応が変わってくると思う。だから、一方通行のことも考えていないことをはっきりと市として出す必要があるのではないか。そういう方向性がきちんと行政側から出れば、病院側も、ここに救急者出入り口をつけようかとか、いや、もう一方通行になるんだから、しょうがない、こっち側にしようかとかなるのではないですか。  だから、もう、一方通行にしませんということは、はっきり方向性を出したら、どうですか。 ○広瀬都市計画課長   先ほども説明をいたしましたけれども、パルコのところについては、府内金池線から中央通りに出るのを、以前の計画の中では進入禁止にしておりましたけれども、昨年の12月の議会でも御報告いたしましたように、それは現状の機能をそのまま確保するということで、市としては、それを変えるつもりは毛頭ございませんし、その機能は確保して、今後についても運用していくということになっておりますので、機会があれば、中村病院のほうに、その旨はお伝えしたいと思います。 ○永松委員   もう当初の一方通行にしますよということは、白紙ということですか。 ○広瀬都市計画課長   はい、そうです。 ○二宮委員長   ほかに意見、質問はないですか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。 ○仲道委員   継続でお願いします。 ○二宮委員長   継続という意見がありましたが、本件を継続審査とすることに賛成の方の挙手をお願いします。 ○井手口委員   ちょっと継続する前に。  継続でいいんだけど、継続するのであれば、この陳情は、2つ話があるんです。どうせなら、一度、これを取り下げてもらって、別々の陳情として2つ出していただけるように、委員長のほうから陳情者に言ってもらえませんか。そのほうが我々も審議がしやすい。 ○仲道委員   異議なし。 ○二宮委員長   わかりました。  では、本件については継続審査ということでよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   では、そのように決定します。  次に、平成25年陳情第10号、府内町に関する陳情についてであります。  本陳情につきまして、3月6日付で提出者より取り下げ届が出されておりますので、取り下げを了承したいと思いますが、これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、取り下げを了承いたします。  続いて、新たに提出された平成26年陳情第1号、大分駅前の府内町側の国道10号に横断歩道の設置を求める陳情についてであります。  執行部の方で補足説明があれば受けたいと思います。 ○広瀬都市計画課長   大分駅前の府内町側の国道10号に横断歩道の設置を求める陳情につきまして、補足説明させていただきます。  本市では、平成16年3月に策定しました大分市バリアフリー基本構想に基づき、大分駅周辺の道路特定計画を策定し、大分駅周辺におけるバリアフリー対策を進めてきたところでございます。  このため、大分都心南北軸整備事業の中では、大分駅北口駅前広場の整備とあわせて、国道10号を横断し、北側商業地との連携を図る手法を検討するために、市民意見交換会や関係者協議を行う中で、国道10号を平面横断で整備をする計画とし、本委員会にも御報告してきたところでございます。  その後、北口駅前広場の整備内容に合わせた交差点形状を調整するとともに、バリアフリー対策として、高齢者や障害者などの歩行者にも配慮した交差点形状を確保するために、国土交通省や県警との協議を行う中で、先週、やっと国道10号の平面横断に関する合意をいただけることとなった次第でございます。  委員長、ホワイトボードに、その図面のほうを掲示させていただいてよろしいでしょうか。 ○二宮委員長   はい。 ○広瀬都市計画課長   それでは、国道10号の平面横断の形態につきまして、図面で御説明をさせていただきますが、本日掲示する図面につきましては、まだ最終的なものではございません。大変申しわけございませんが、委員の皆様には、本日、資料を配付できないというところは、ひとつ御理解いただきたいと思います。  また、報道関係者におきましても、この図面の撮影等につきましては控えていただくようお願い申し上げたいと思います。  それでは、私のほうから概要を御説明させていただきます。  こちらが北口駅前広場になります。こちらが市道中央通り線ですね。国道10号の、こちらが別府側と下郡側のほうになります。  今回の交差点形状につきましては、駅前の交差点を横断歩道をコの字で設置をするということで協議が調った次第です。国道10号の横断歩道については、両側に約8メートルの横断歩道、それと北口駅前広場から国道10号を縦断側に渡る横断歩道、この3カ所を設置するということで、国交省とは、以前、ここにもう一つということが案件であったのですが、これについては公安委員会、国土交通省に御理解いただいて、ここにはつけないということで了解いただきました。  それで、中央町側からの進入形式ですが、右折が2レーン、直進1レーン、左折は2レーン確保するということで、今、基本的な車線数の合意をいただいております。  それと、別府方向から来たときに中央通りに左折するところの形態ですが、今の3車線に合わせて、横断歩道の距離を短くするために、ここの巻き込み部の改良を若干小さくして、カーブを小さくして、できるだけ渡る時間を短くするということで、今、最終的な図面をつくっております。  あと、今度は10号からの中央通りに対して右折等について、含めて、最終的なラインの入れ方については、車の軌跡を書いたりとか、そういう関係の中で、まだ具体的にこの図面の中におさめられていないもんですから、先ほど言いましたように、最終的な図面にまだなっておりませんので、それらができたときに委員会の中で資料等を配付させていただきたいというところでございます。  横断歩道の設置については、現時点では、こういう状況でございます。 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑等はありませんか。 ○今山委員   昭和通り交差点のほうから駅に向かってきて、左に行く、2車線をとっていただいた。信号ができることによって、昭和通りのほうから駅に向かってくる車の渋滞等についてはどうですか。 ○広瀬都市計画課長   中央通りから国道10号に出て、左折で明野方向に行く車両につきましては、計算上は1レーンで足りていますが、現状、バス等の混入がある中では、夕方のピーク時に車両が並ぶ状況が何回かありました。そういうことも我々も確認する中で、左折レーンについてはもう1レーンふやしていただきたいということで、国土交通省と県警と協議をする中で、今回、2レーン設置するということが一応、合意に至ったところでございます。  それらにつきましては、実際に信号の後の時間的な運用については、今、県警のほうで、その検討をしていただいております。 ○今山委員   旧パルコ前から中央通りに出るのに、一方通行にした理由が、交差点を左折する際、別府方面に抜けるのに入りにくいのが理由で一方通行にしようとしたじゃないですか。その辺もクリアされているのですか。 ○広瀬都市計画課長   府内金池線から中央通りに出る部分についても、その形態は確保するということで御報告いたしましたけれども、今回のその部分については左折で出れる状況というものは加味しております。先ほど、横断歩道を北側の部分につけなかったというのは、横断歩道をつけることによって滞留スペースが短くなるということで、できるだけ、その部分をふやしたいということで、前面に停止線を出したところでございます。  そういったところで、ロの字にあった横断歩道をコの字に変えたというところで、その部分を若干緩和できる状況に持っていきたいという考えがあったものですから、県警と国土交通省の方にも、その御理解はいただいたところでございます。 ○今山委員   わかりました。 ○仲道委員   委員会の初日に、審査途中になっている大分都心南北軸トータルデザイン設計事業、きょうの予算審議の中に、45万2,000円という金額と、初日の土木建築のほうの1,500万円を足して、合計で事業計上が1,571万8,000円という重点事業が、説明の中であっています。人件費を入れて3,091万8,000円。  その中で、初日に土木建築部で受けたのが、中央通り設計業務、このトータル事業の今年度の事業内容の中に、中央通り設計業務については初日の土木建築部の所管です。同じく、民有空間アドバイス業務というのが、これは都市計画部所管で、計上されている45万2,000円です。  発注先は、どちらも同じところに発注ですか。 ○広瀬都市計画課長   発注先は、全てプロポーザル方式で業者選定をいたしております設計グループのほうになっております。 ○仲道委員   財政のほうに確認をしたら、都市計画部所管民有空間アドバイス業務というのが北口駅前広場と駅舎との景観を設計する業務委託。もう一つの土木建築の所管の中央通り設計業務は、中央通りをどうするかという設計業務であると聞きました。  そうすると、中央通りの設計業務というのは、どこからになるんですか。旧パルコ前からになるんですか、国道10号からになるんですか。 ○河野道路建設課長   国道10号の交差点は別になりますが、中央通りに関しましては、国道10号の交差点から昭和通り交差点までという形になります。 ○仲道委員   ということは、例えばその旧パルコ前から北側の区間の6車線をあたるという話になったときに、旧パルコ前から国道10号の間をあたらないという認識にはならないのですか。
    河野道路建設課長   こちらのほうの車線等の影響があれば、この巻き込み部分の影響が出てくると思います。でも、今のところ、車線数が決まっておりませんので、横断歩道の関係等で横断歩道を短くする関係で出すことと、今、3車線ですりつけております。 ○仲道委員   横断歩道をつけるという陳情です。それによって、交通渋滞を起こさないように、中央町側は3車線ですよね。反対側は何車線になるんですか。パルコ前から国道10号まで5車線にするんですか。 ○河野道路建設課長   交差点―国道10号での部分は左折2レーン、直進1レーン、右折2レーンの5車線になります。 ○仲道委員   ということは、旧パルコ前から向こう側、地図で見たら上側も、この設計図でいくと、中央町側3車線、府内町側5車線という形になる。 ○河野道路建設課長   府内町側は、現状の3車線のままです。交差点の関係で、そこで右折レーン、左折レーンを設けたということで、分かれるために、交差点部は5車線になります。 ○仲道委員   今回の、トータルデザイン設計業務については、駅前広場から旧パルコ前までの道路形態がどうなるかというのも、完全に切り離して考えていいということですね。旧パルコ前から向こう側と手前と、完全に切り離して考えていいのですか。 ○今山委員   ちょっと関連で。今の課長の説明だと、地図の左側の中央町側に横断歩道の線をひくと、車線減少した場合に、横断歩道に影響が出るような、巻き込みがどうのという説明をしていました。ということは、横断歩道を設置すると、例えば、歩道空間を広げたりすると、ぐあいが悪いことになるのではないですか。 ○河野道路建設課長   横断歩道の分については、今、3車線で巻き込み部分を8メートルとるようにしておりますが、今後、仮に2車線ということになりますと、横断歩道に関しては変わってまいります。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。 ○井手口委員   国道10号と並行している駅前広場の側の横断歩道に関しては、あれはもう決定ということでいいのですか。 ○広瀬都市計画課長   国道10号に並行している部分については、あの位置で決定でございます。 ○井手口委員   であれば、供用開始は、ほかの2つよりも早めることが可能でしょう。 ○広瀬都市計画課長   横断歩道のみについては可能かと思いますが、周りの歩道区域の部分になる分は、現状、車道部とか、まだ既存の構造物の撤去等がございますので、歩行者がそこの中に通ると、ちょっと工事の中で安全確保に課題が残るというようなことも考えられますので、これは今の北口広場の整備の進捗の中で順次、切りかえていくというふうに考えております。 ○井手口委員   1つ気になるのは、わざわざ白線まで引いて、大分交通バスの待機場所をそのまま、ずっと東側に延長した場所につくっています。  私は何を言いたいかというと、この横断歩道を一日も早く使えるようにならないと、府内町側、国道10号の東側から来た人たちが旧パルコのところで渡ることを忘れてしまったら、たとえ地下道を通ったとしても、地下道ではずっと外れたところに出てきますし、真っすぐ大分駅側に出てしまうと、ぐるっと回らないとバス停に行けないという状況です。  府内町側にとって非常に不便な状態であるので、これを解消するためには、その横断歩道の供用開始をなるべく早くしてもらいたい。間にバスの待機所まであるような状況では、確かに、今のところは難しいと思います。  ただ、たとえ暫定的でとはいえ、東西でこういう形で使い勝手の悪い状況が続くということは、決して、いいことじゃないので、なるべく供用開始を早くできるように、関係団体とも協議をした上でしていただきたいと思います。 ○広瀬都市計画課長   井手口委員のおっしゃるとおり、これについては、できるだけ早い時期に調整して、供用できるように努めていきたいと思います。  ただ、国道10号を乱横断をするのも、非常に危険性を伴うところもございますし、現実に今、横断歩道用の信号はないんですけど、自転車用の信号を見て、そのまま渡っている方もいらっしゃいます。そこらに滞留すると、すぐ渡ってしまうことも懸念されますので、それらについては公安委員会や国土交通省と十分協議を行う中で、供用開始の時期については決定いたしたいと思います。 ○井手口委員   それは、パイプガードなりして誘導すれば済むことであって、ほぼ毎日、自転車横断道を渡っている、子連れでベビーカーを押しているような人たちを見るので、非常に危ないということは、これまでも何度か指摘してきました。少なくとも、行政は今まで一度も、あそこを通れと言ったわけではないし、地下道を使うということがもともとの指定ですから、早く駅前広場の横断歩道だけ供用開始してもらって、あとは誘導の問題だと思いますので、お願いします。 ○広瀬都市計画課長   御要望について、我々のほうも、その部分を早く供用できる方向に努力してまいりたいと思います。 ○井手口委員   はい、お願いします。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   なければ、討論はありませんか。 ○仲道委員   取り扱いについてですけれども、陳情の文面だけ見ると、ほぼ今の執行部の説明で達成されたような文面ではありますけれども、まだ具体的な形状がどういう形になるか、はっきりしない現状であります。  今回は継続にして、最終的に決まった後に、陳情者に取り下げていただくと。実際できるという形がわかっているので、取り下げていただくという形でいいんじゃないかと思いますので、今回は継続でお願いをしたいと思います。 ○二宮委員長   皆さん、継続という意見がありましたが、どうでしょうか。 ○永松委員   取り下げるというのが前提であれば、それでもいい。 ○二宮委員長   継続でよろしいでしょうか。 ○井手口委員   これまでの陳情、請願の取り扱いからすると、決まる方向だけど、決まってないから継続にしたというケースはあまりありません。  基本は、決まってない段階で、我々がどういう方向性を指し示すかということが大切なんであって、もう決まった話やから、いいんじゃないかという状況になっていれば、それはそれで、もう陳情者が考えることでしょうけど、仲道委員が言ったように、まだ方向性が決まってない段階だから、我々としてはどういう形で市民に対して応えるかという意味では、今、決をとるべきだと思います。 ○仲道委員   この記を見ると、大分駅と府内町を平面横断で直結させるため、大分駅前の府内町側の国道10号に横断歩道を設置することということで、横断歩道自体が設置されることで十分という見方もありますけれども、例えば、陳情者のほうで、その幅の広さとか、そういったところで、希望があるという読み方もできます。もし必要であれば、その確認をする必要があるかと思いますけれども、方向性ということであれば、まだ決まっておりませんので、継続審査とするべきだと思います。 ○永松委員   私が人から聞いている話では、横断歩道を設置することは、地元も認め、行政もそういう方向ですけれども、横断歩道のその場所、この図面から言うと、もう少し西側だとか、東側だとかいうような議論もあるようででございます。そういう部分を考えれば、仲道委員も言ったように大半は同じ方向を向いているので、継続がよいと思います。 ○二宮委員長   継続審査という意見がありましたので、本件を継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。    〔賛成者挙手〕 ○二宮委員長   挙手多数であります。よって、本件は継続審査とすることに決定いたします。  これで、平成26年陳情第1号の審査を終わります。  続いて、平成26年陳情第2号、ふないアクアパークの駐輪場の利用時間短縮を求める陳情についてであります。  執行部の方で補足説明があればお願いします。 ○後藤都市計画部次長都市交通対策課長   陳情の内容につきましては、ふないアクアパークの駐輪場の利用時間の短縮ということで、現在の利用時間の午前8時30分から午後11時まで、開場時間を午前10時から午後10時までに短縮という陳情内容でございますが、まず初めに、現在、ふないアクアパークの地下駐輪場の利用状況については、前回の委員会でも説明をさせていただきました。前日からとめられている自転車、それから原動機付バイク等が多数ありまして、開場時間中の駐輪スペースを圧迫しているという状況がございます。  ことしの2月、調査したデータでは、1日平均約75台が前日からとめられているということです。最も多い日には、自転車が125台、それから原付が15台ということで、計140台とめられていました。実際、この収容台数が自転車が204台、それからバイクが29台ということで、最も多い日、約半分以上、前日からとめられているという状況です。  このような状況を踏まえまして、長時間駐輪の自転車に対する定期的な札張りとか、そういうものを行うとともに、3月4日には、高校生、それから警察、交通安全協会など、多くの関係者と、駅前周辺で駐輪に対するマナーアップの啓発活動を実施しました。そのときは、報道関係の協力もいただきまして、啓発の様子とか、ふないアクアパークの状況、それから中心市街地にあります駐輪場の利用状況等も報道で流していただく中、広く市民に啓発を行ったところでございます。  その後、3月18日にも調査を行っています。そのときは、前日から約60台がとめられていました。それから、開場して10時までには125台がとめられまして、11時には満車状態という状況です。この状況は、昨年の12月報告した内容と、余り変わってございません。  これにつきまして、150人ほど追跡し自転車をとめた後に、どちらの方向に行くかという調査も行ってみました。そうしますと、東側ですね、ここは専門学校があるんですけど、10人、全体で6%。それから、デパートとか中央通りにある西側方面に56人、全体の36%です。それから、府内五番街等がある北側方面、これに46人、全体では約30%。それからサンサン通りのある南の方面に46人、これは全体では29%という状況でございます。  このような状況でございまして、開場の時間を10時に変更した場合、想定される影響についてですが、通勤以外で10時までアクアパークを公園で利用する方、それから買い物以外で利用する方もいらっしゃいます。そのような状況を踏まえると、市民のサービス低下と受けとめられる可能性がございますので、現状から、開場時間をおくらせるということにつきましては、自転車放置禁止区域外なので、路上に放置自転車が増加する懸念や、今利用されている、通勤以外で利用されている方の理解を得にくい状況も考えられます。  今後におきましては、この駐輪場については、市民の共有の駐輪場でありますので、さらにマナーアップ啓発を続ける中、多くの利用者が公平にとめられるような時間の見直しも含めまして、今後とも、利用する方と連携しながら、必要があれば社会実験等を行いながら、今後も進めてまいりたいと思います。 ○二宮委員長   今、執行部の説明がありましたが、質疑等はありませんか。 ○今山委員   前日からとめている人ですが、どういう方々がとめているんですか。 ○後藤都市計画部次長都市交通対策課長   一番は、中心市街地の駐輪場で問題になっているのが、この長期駐輪でございます。目的はそこを拠点として営業されている方、駐車場がわりに使われている方ですね。それから、周辺の方が自宅に駐輪場がないので、そこを使っている方。あとは、要らなくなったから、そこに捨てている、そういう実態があります。  これには、やっぱり有料化とか、そういうものも含めて検討していかなきゃいけないんですけれども、やはり、使う方のマナーに問題があるんじゃないかと思いますので、そこら辺を引き続き調査をしながら、啓発活動も行っていきたいと考えています。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。 ○仲道委員   今の長期駐輪ですけど、例えば、営業で昼間動くのに、夜の間、そことめておいて、昼間、自転車で動くというような方の場合に、今回の陳情にあるように、8時半から10時に変えると、その方に限って言えば、利用しづらくなるので、その部分は減るという認識になるんですけど、そういう形でいいんでしょうか。  例えば、私が昼間に営業します。営業が終わりました、アクアパークに自転車をとめに行きます、一晩とめて、次の日、開場したときに、またそこから営業に回りますと、夜になると、またそこにとめますという方については、時間を10時からにすることによって、幾らか使いづらくなるんじゃないかと思うんです。そうすると、私はもうとめないと思います。そういう認識でいいんですね。 ○後藤都市計画部次長都市交通対策課長   はい、そうでございます。 ○仲道委員   はい、ありがとうございます。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。 ○井手口委員   さっきの数字で、商店街に来る人、それから上にある公園の利用者のためにつくられた駐輪場なのに、10時前という、つまり商店街がまだ営業を始めていない時間にもかかわらず、たくさんの人が来て、そのうち半数がトキハ方面に動く。それから、2つ合わせると、やはり約半数が五番街方面とサンサン通り方面に動いているということになると、この陳情者が言っているように、本来の目的ではない人たちが、ここにとめているということになりますね。そういう部分に関しては、今、市としてどう考えていますか。もともと、これをつくるときに、何のためにつくるのかという話は、あくまで商店街を利用する人たち、そして、公園を利用する人たちということだったはずです。それなのに、商店街、あるいはその近辺で働いている人、あるいは営業している人、住んでいる人、こういった人のためではなかったはずなのに、そういう使われ方をされているということが現実にあったとしたとき、そのことをどう考えますか。 ○上原都市交通対策課参事   委員のおっしゃるとおり、現状、かなり高い割合で、本来の目的として使っていただくべき方以外の方が使っているという状況ですので、市といたしましても、この状況は、いつまでもこのまま放置していくということにはならないと考えております。  したがいまして、先ほど、後藤のほうからも申し上げましたとおり、啓発活動に力を入れるというのがまず第一義でございますが、今後は地域の地元の方々と連携して、開場時間の見直しを行った場合に、どのような影響が出るのかといった社会実験も検討する必要があると考えております。そういった中で検証いたしまして、よりよい方策を見つけ出していきたいと思います。
    ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。 ○井手口委員   商店街の陳情の気持ちはよくわかるんですが、今の答弁にありましたように、いろんなパターンを考えながら、これから、この駐車場をどうすれば商店街にとって一番いい利用形態になるのかということを考えていかなければならないし、それを考えるには、商店街を巻き込んだ形でやらざるを得ないわけです。ここは一度、継続にしていただいて、市と当該商店街が話し合って、例えば、先ほど、ちょっと出た有料化をするとか、利用形態、利用時間、どうするのが一番いいのか、あるいは公設民営というような形で商店街が責任を持って管理するということも考えられます。  そういったいろんなことを一度、市と商店街の間で協議してもらって、次の機会で、我々にそれを報告してもらうということで、継続がいいのではないかと私は思います。 ○二宮委員長   継続という意見が出ましたが、継続審査でよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本件は継続審査とすることに決定いたします。  続いて、平成26年陳情第3号、府内五番街周辺の自転車及び自動二輪車に関する陳情についてであります。  執行部の補足説明をお願いします。 ○後藤都市計画部次長都市交通対策課長   陳情の内容につきましては、2点ありますけど、項目的には3点でございます。  1点目が、府内五番街全体を放置禁止区域に設定すること、それから、通りのデッドスペースやライフパルの一部にスポット駐輪場を設置すること、それから、2点目であります、アクアパーク内に自動二輪の駐車スペースを確保することについて、補足説明をさせていただきます。  まず初めに、現在の府内町における放置禁止区域の状況についてですが、府内五番街の通りの全体を放置禁止区域に指定する場合、想定されます影響につきましては、府内五番街から放置自転車は減少するものの、放置禁止区域に指定されない他の通りに放置自転車が移っていくことが考えられます。  したがいまして、放置禁止区域は、面的に設定をしない限り、まち全体で放置自転車の減少は効果的に図りにくいと考えております。  本市では現在、受け皿として駐輪場整備にあわせまして、放置禁止区域の見直しを行っております。新年度は、大分駅周辺エリアにおいて、高架下に駐輪場が完備されますことから、新たに自転車等の放置禁止区域を設定したいと考えています。  また、通りのデッドスペースにスポット駐輪場を設置することにつきましては、自転車利用者の府内五番街への誘導の促進等が期待できるものの、その前提条件としては、先ほども言いましたように、アクアパークや大手町公園の現在あります駐輪場の有効活用が図られることや、スポット駐輪場周辺の路上駐輪を解消するための放置禁止区域の設定、さらには、長時間駐輪を防ぐための有料化等の対策が必要であると考えています。  さらには、スポット駐輪場の設置場所については、まちなみ景観への配慮や歩行者のさらなる安全性を考慮した場合、歩道上よりも、より適切な場所を探すことが肝要であると考えています。  したがいまして、これにつきましては、さまざまな角度から慎重に検討すべきと考えています。  現在、本市では、中心市街地の駐輪状況や市民ニーズ等を調査中でありまして、今後は最新の調査結果をもとに、平成22年の5月に策定しました大分市の自転車駐輪等整備計画を中心部においての方針を行うこととしています。  最後に、この通りに面しますライフパルの一部についての活用ですが、担当課にお聞きしたところ、本年度、耐震工事の際に、利用者用と障害者用の2台の駐車場やウッドデッキ、それから玄関口等の部分を対象に、駐輪スペースの捻出について、施設管理者にその可能性について確認をしたところ、駐車場は必要最低限の枠しかなく、ウッドデッキは地元団体等に有効に活用されておりますことから、この場所も面積的に余裕がないということで、スポット駐輪場への転用は難しいということをお聞きしております。  次に、2点目の、ふないアクアパーク地下駐輪場内に自動二輪の駐車スペースを確保してほしいという陳情でございますけれども、アクアパークの地下駐輪場内に自動二輪の専用の駐車スペースを確保する場合、想定される影響につきましては、自転車利用の利便性を低下するとともに、安全面にさらに配慮する必要があります。  具体的には、自転車利用者の駐車スペースが減少するとともに、大型バイクと自転車等の接触事故を防ぐために、入り口は改修しまして、別の離した入り口が必要と考えています。  それから、消防法の規定に基づきまして、防火施設、それから現在、高架下東駐輪場にあります同等の駐輪設備の設置が求められていますので、地下駐輪場内で発生するエンジンによる排気ガス、それから、騒音等の対策も必要となっております。  したがいまして、自動二輪の駐輪ニーズの高まりが明確に把握されない現段階におきまして、自動二輪専用の駐車スペースを、自転車等の駐輪ニーズの高いアクアパーク地下駐輪場内に確保することにつきましては、自転車利用の安全性や利便性を最優先に考慮しまして、費用対効果等を勘案した場合、設置は困難と考えています。 ○二宮委員長   質疑等、何かありませんか。 ○仲道委員   今回、取り下げられた陳情第10号の議論のときに説明がありましたけど、アクアパーク内に自動二輪車専用スペースをつくると、自転車の駐輪台数が少なくなるんで、その少なくなった分はデッドスペース等の利用でふやせばよいのではないのかというような議論だったように記憶しているんですけど、確認です。そういう話でよろしかったでしょうか。 ○上原都市交通対策課参事   放置禁止区域の設定とデッドスペースを活用したスポット駐輪場等の設置がワンセットということは認識をしておりますが、自動二輪車につきましては、アクアパークを有効に活用してもらえればといった単独での陳情であり、他の陳情とはまた離れた部分というふうに考えておりました。 ○仲道委員   そういう認識ですね。 ○上原都市交通対策課参事   はい。 ○仲道委員   はい、わかりました。 ○今山委員   ふないアクアパーク以外で自動二輪がとめれるところは、どこですか。 ○上原都市交通対策課参事   大分市が設置する自動二輪がとめられる駐車スペースといたしましては、大分駅高架下東駐輪場、こちらのほうに8台とめられる場所がございますが、その他の部分につきましては、私どもの把握する限りでは、中心部には二輪車専用の駐車場はありません。 ○今山委員   そうすると、自動二輪で来られた方は、もう路上駐車しかないと。 ○上原都市交通対策課参事   自動二輪車は車両扱いとなっておりまして、道路交通法でも、警察の取り締まりの対象となっておりまして、路上駐輪というのは基本的には認められません。それぞれ自己責任の範疇で駐車場等にとめられているものと認識しております。 ○三浦委員   大手公園駐輪場には、なかったですか。 ○上原都市交通対策課参事   大手公園は、125cc以下の小型バイクのみです。 ○三浦委員   原付2種ですね。 ○上原都市交通対策課参事   はい。そうなっております。ふないアクアパーク、若草公園も同様でございます。 ○三浦委員   私は大きいオートバイに乗るんですが、車用の駐車場にとめているのは見たことないですね。私は、町なかに止める場所がないとわかったので、原付に乗りかえて来るんですよ。恐らく、そういう方々が多いのではないかなと思います。もうとめ場所がないから、オートバイで町なかに行くのはやめよう思いました。だから、わざわざ原付1台を買ってしまった。結局そうなるから、みんな、とめないのではないかな。  何らかの形を考えれば、また、ふえるのではないかという感じはするんですよね。 ○井手口委員   さっき、自動二輪は車両だから、路上にとめてはいけないと考えていますという話だったけれども、それはそのとおりなんだけど、現状はどうなのか。特に五番街において、どういう状況か把握していますか。 ○上原都市交通対策課参事   府内五番街におきましては、通り沿いに、毎日のように中型バイクが1台とめられております。そのほかにつきましては、日によって状況が違っています。あと、府内五番街以外のところでも、まちなかで調査するんですけれども、1、2台は中型バイクが路上にとめられている状況が確認されています。 ○井手口委員   今の、1、2台という数に関しては異論のあるところだけれども、サンサン通りと府内五番街を比べると、サンサン通りのほうが歩道が広いし、どこでもとめられるようなスペースがあるのに、なぜサンサン通りにはなくて、五番街にはああやって常に――特にライフパルの前と、それから駐輪禁止区域の境目のところのどちらかに、ほぼ同じバイクがいつもとまっているという状況なんです。  どうしてそうなのかということを考えたことがありますか。 ○上原都市交通対策課参事   私どもは推測の域を出ませんので、正確なコメントということにはなりませんが、1つの考えといたしまして、とめる本人が、その近くに用があるといったところが大きな要因だろうと思います。そして、その駐車状況に対する対応、私どもも、権限者であります交通管理者等に再三申し入れはするんですけれども、徹底がなされてないという状況もあるようでございまして、そのとき限りで、また再び同じ状況が繰り返すといったところであります。 ○井手口委員   駐車禁止区域であると同時に、交差点から5メートル以内のところに、恒常的にどちらもとめています。先ほど、毎日とめているのは1台と言いましたが、その1台は私も把握していますが、それ以外を合わせると、放置禁止区域のところで3台、それから、ライフパルの前にも3台。この人たちがとめるおかげで、ほかの者がだんだんとめ始め、ずらっと並んでしまうという状況が今でも続いています。  先ほどの話のように、いつも場所を特定してとめている以上、何らかの形でそこに用事があって、常に来ているはずなのだから、一度、警察から交通違反の処理をしてもらえれば片づく問題なんです。我々が何年間そのことを言ってきたか。市民協働推進課にも、その話を申し入れてあります。だけれども、いまだにそれが解決しない。いまだに同じものがとまっている。この状況は、商店街に対する行政の責任としては重いと思いますよ。これは早急に解決してもらわなければいけない。商店街はもちろん、駐車禁止にはしてもらいたいけれども、どうしてもバイクで買い物に来たい人たちにも便宜供与を図りたいというところで、こういう陳情になっていると思うのですが、その辺のところはどう考えていますか。 ○後藤都市計画部次長都市交通対策課長   先ほども報告しましたけれども、現在、平成22年5月につくりました自転車利用状況についての計画の見直しをしています。それで、今、委員会等を立ち上げまして、その中で実態調査を踏まえまして、自動二輪、原動機付自転車、自転車の状況を踏まえながら、今後、この計画にどう反映していくか、この辺の検討をしていきまして、その結果については、当委員会でも報告を行っていきたいと考えています。 ○今山委員   にぎわい創出の視点でいくと、バイクに乗る人を今の形態は排除しているということになるかと思うんですけれども、にぎわい創出の流れの中で、自動二輪の駐輪場をどうするかとか、議題にはならなかったのですか。 ○上原都市交通対策課参事   バイクの駐車問題につきましては、把握をしておりません。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。 ○永松委員   自動二輪の関係は、まちに来ても駐車スペースがないという課題があることがわかりました。今後は、とめられるようなスペースを将来的に考えていく必要があるんじゃないのかなと思います。さっき今山委員が言ったように、にぎわいとかいう観点から言うと。ただ、自転車だ、車だとかいうことだけにとらわれず、やっぱり、そういう市民ニーズというのか、そういうものにも目を向けながら、対応とか考えていくべきであろうと要望し、私は継続審査で。 ○井手口委員   私も継続にと言おうと思ったんですけど、先ほど出た計画の見直しは、いつごろまでに我々に報告ができるレベルまでに固まるのですか。 ○後藤都市計画部次長都市交通対策課長   今の段階では調査中でございますが、この調査をまとめまして、新年度早々に中心市街地に関する部分につきまして素案の策定に入りたいと考えております。  6月の第2回の定例会におきましては、進捗状況につきまして御報告をさせていただきたいと考えています。 ○井手口委員   6月議会で報告ということで結構ですが、私が先ほど言いました2カ所にとめている不法駐車に関しては、何らかの形で解決が図れるよう努力をしたという形のものが報告できるようにもしておいてください。 ○仲道委員   継続は継続なんですけれども、1番と2番がセットという考え方でいたのですが、先ほど執行部のほうから、1番と2番は別ものだという話でありましたので、提案者には、もし別々であれば、別々に出してもらったほうが審議しやすいと思いますし、提案者が1番と2番は一体という話であれば、この形のままでもいいと思いますけど、確認をお願いしたいと思います。 ○荻本委員   継続でいいんですけれども、今、仲道委員が言ったように、全体的に捉えて、駐輪場、自動二輪をふないアクアパークにとめたいということがあるわけですね。ただ、地下だから、排気の問題とか、安全性などの問題もあります。  ただ、先ほど井手口委員が言った陳情第2号で、商店街とよく話してもらいたい。例えば、府内五番街のデッドスペースに駐輪場、自動二輪を置くとか、そういうふうな形も含めて考えて、そういう話をしてもらいたいということで、継続でお願いします。 ○三浦委員   私も継続なんですが、全部関連性はあると思うんですよね。例えば、最初の陳情第2号のアクアパークの駐輪場の時間の問題で、もし利用時間を短かくして、効果あるようだったら、自動二輪も考えるなど、そういったことも複合的に考えてもらう時間が欲しいなという思いも含めて、継続です。
     ただ、自動二輪の駐輪場は、ぜひ私は、町なかには欲しいというのは思います。もう自分が愛好者として思います。とめる場所がないから。 ○永松委員   今、三浦委員が言うように、本当に町なかのにぎわいと、中心地の活性化というようなことを考えると、今の三浦委員の言ったように、自動二輪とかの人たちも、このまちの中に来やすい、そういう面からも、やっぱり考えてほしいと思います。 ○二宮委員長   では、本件は継続でいいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   では、本件は継続審査とすることに決定いたします。  これで、平成26年陳情3号の審査を終わります。  土木建築部の関係者の退室及び都市計画部の関係者の入室を求めます。  執行部入退室のため、しばらく休憩します。                                   午前11時24分休憩                                   午前11時30分再開 ○二宮委員長   引き続き、都市計画部の案件について審査を行います。  予算議案の審査を行います。  予算議案の審査の際には、昨年の決算審査特別委員会における事務事業評価結果、要望事項等、出された意見に対する予算編成への反映状況について、執行部に説明を求めますので、よろしくお願いします。  委員の皆さんのお手元には、執行部から提出があった平成25年度事務事業評価結果に対する対応状況等をお配りしています。  なお、参考までに、昨年の決算審査特別委員会の要望事項をお配りしていますので、あわせて御確認ください。  では、議第1号、平成26年度大分市一般会計予算、第1条歳入歳出予算、歳出第8款土木費のうち都市計画部所管分の審査を行います。  昨年の決算審査特別委員会において実施いたしました事務事業評価、第8款第4項大分都心南北軸トータルデザイン設計事業、浜町・芦崎・新川地区住環境整備事業について、対応状況を含め、執行部の説明を求めます。 ○広瀬都市計画課長     〔説明書② 334ページ~第8款土木費のうち都市計画部所管分について説明〕 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○仲道委員   道路橋梁費の中に所管分はなかったのですか。 ○広瀬都市計画課長   はい。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。 ○今山委員   老朽空き家の危険に対する補助金ですけど、固定資産税の小規模宅地特例か何かで、更地にしない間は土地に税金がかからない。それで、更地にすると上がって、更地にすると所有者の固定資産税の負担がふえます。その辺は現場で危険な空き家として指定するハードルが結構高いのではないかと思うのですが。 ○清水開発建築指導課長   税金問題に対しましては、今、国のほうでも法制化に向けて検討しているのは聞いております。  税金がどうなるかということは、まだ把握しておりませんけれども、ハードルとしては高いと思います。ただ、我々もこの対応を1年間やってきまして、税金の問題というよりも、相続の問題など、土地そのものの問題というほうがハードルが高いようには感じておりまして、今後その辺も含めて考えていかなくてはいけないと認識しております。 ○今山委員   大分市全体で、認識している、そういう実態は去年、たしか1件だけですかね。 ○清水開発建築指導課長   今年度は、市民の通報が約70件ほど来ております。その中で、特に危険であるといったものを指導しておりますけれども、この中でも解体、除却が5件、それから、改善済みが8件ほどありまして、また、指導中も、この中に含まれています。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。 ○井手口委員   浜町・芦崎・新川地区の住環境整備事業についてですが、本年度末現在での進捗率はどのぐらいですか。 ○内田まちなみ整備課長   浜町・芦崎・新川地区の本年度末での進捗状況ですけれど、40%となっております。 ○井手口委員   我々の事務事業評価で拡充という結論に基づいて、今回、1,835万円増額になっていますが、これ自体は、国が国庫支出金を減らしている中で、よく頑張っているとは思いますが、この1,835万円で進捗率及び執行の前倒しの期間にどのくらい影響がありますか。 ○内田まちなみ整備課長   1,835万円の追加によりまして、実は家1棟とその敷地の用地買収を促進することにしております。  前回の管内視察でもごらんいただきましたように、現地は家が密集しておりまして、金がたくさんあれば事業が進むというものでもございません。手前の1棟を進めなければ、奥の1棟に進めないという状況があちこちで見られておりますので、次年度も1棟、前倒しをいたしましたけれども、全体の完了年度については、終了年度は予定どおりということにしております。 ○井手口委員   国の現政権の方針からすると、いろんな意味で、公共工事に関しては積極策に出ているわけですが、その中で、この住環境整備事業に対して国の支出金が減った要因は何ですか。 ○内田まちなみ整備課長   国からの補助額が減ったということではなく、これは年次計画を立てた中での推移でございますので、私どもの予定といたしましては、おおむね計画どおりの進捗となっております。 ○井手口委員   それを聞きたかったのですが、議会は、拡充という結論を出しました。それで、前年度の段階から家1軒という話は先ほど出ましたが、従来どおりの計画でいいと考えるところが、私は問題だと思うんです。  こういう場所だから、一日も早く事業を進めてほしいと議会は言った。議会が言った以上、何らかの形でアクションを起こして、国に言うのか、県に言うのか、その辺はわかりませんけれども、そういう話をした上で、国からこういう返答をもらいました、結果として、我々は努力したんだけれども、こういう形でしか議会には御報告できませんという話にならなきゃおかしいはずなんです。今までどおりですから、問題ありませんという、そんな回答では、何のために我々が事務事業評価しているか、わからないじゃないですか。 ○内田まちなみ整備課長   今までどおりでやむを得ないということではありませんが、我々としても現場の状況を考えたときに、これ以上の追加と申しますか、進める方策といたしまして、1棟でも2棟でも進めたいという努力をしたところであります。 ○井手口委員   だから、最初に私が聞いたように、進捗率にどういう影響が出るのか、それから、一日も早くという我々の要求に対しては、その一日も早くの1日なのか、3日なのか、3カ月なのか、1年なのか、そういったところを具体的に進めた結果として、残念ながら、ああいった場所ですから、いろんな条件がふくそうしている場所であることは間違いない。そういう条件下の中で、今回は、こういう形でしか前倒しができませんでしたというのならわかるけれども、先ほどのような話であれば、我々がこれを拡充と出そうが、継続と出そうが、全く一緒という話では困ります。  継続だったら、先ほどの説明で構いません。拡充と出し、なぜ拡充したかという説明まで我々がしているのに、それにきちっと応えてない。 ○内田まちなみ整備課長   全体の計画の見直しといたしましては、来年度、事業計画の全体的な見直しをするようにしておりまして、その中でまた、最終完成年度ということも問題になってくるのかと思います。  ただ、今回、1棟前倒しをしたことによって、今現在では、最終年度は変わっておりませんけれども、例えば5月にでき上がるのか、10月にでき上がるのか、そういうところはちゃんと成果は出てくるものと思っております。 ○井手口委員   ここでやめますけれども、そうすると、我々はこれを拡充という形を出したが、結果としては、もともと組んでいる年次計画は全く動かない、見直しをする時期を1年前倒しにすらしないということになれば、議会が拡充と一回出した、返事をもらった、また来年、拡充と出す。効果としては継続以外の何物でもなかったということになれば、我々は何のために議員をしているか、わからなくなる。その辺のことをよく考えて、この事務事業評価に対する対応を決めてください。 ○内田まちなみ整備課長   今後は、井手口委員の意見を受けとめまして、次回からの見直しのほうに反映させていきたいと思います。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、討論に入ります。討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、一般議案を行います。  議第19号、大分いこいの道広場条例の制定についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   平成26年第1回大分市議会定例会議案の議第19号、大分いこいの道広場条例の制定について、御説明をさせていただきます。  本条例は、大分いこいの道広場を管理するに当たり、広場での禁止行為や使用許可、使用料など必要な事項を定めようとするものでございます。  第1条は、設置の目的について定めております。  市民の憩いや交流の場を提供するとともに、にぎわいの創出に寄与することを目的として設置することとしております。  第2条は、広場利用者への禁止行為について定めております。  広場や設備等を汚したり壊したりすること、樹木や芝生などを勝手に伐採したり採取したりすること、たき火などの火気を使用することなどの11項目を禁止行為として定めております。  次に、2ページ目をごらんください。  第3条は、管理上または利用者の危険を防止するため、区域を定めて広場の利用の禁止や制限を行うことができることを定めております。  第4条は、行商や出店、イベントや集会などで広場を使用するときは、事前に使用許可を得ることが必要であることを定めております。  第5条は、広場の使用料について定めています。  4ページ目の別表、第5条関係をごらんください。  使用料の設定に当たり、広場全体をA、B、Cの3つのエリアに分けております。まず、広場Aのホルトホール大分前でございますが、1日につき3万7,800円、次に広場Bが1日につき1万5,120円、南側の広場Cが1日につき3万240円としております。  恐れ入りますが、2ページ目にお戻りください。  第6条は、公益上、その他特別な理由があるときは、使用料を減免することができることを定めております。  3ページ目をごらんください。
     第7条は、既納の使用料は原則還付しないことを定めております。  第8条は、使用許可を受けた権利を譲渡または転貸してはならないことを定めております。  第9条は、使用許可をしない行為について定めております。  公の秩序を乱し、善良な風俗を害するおそれがあるとき、暴力団排除の趣旨に反すると認められたとき、管理上、支障があると認められたときなど6項目を定めております。  第10条は、使用を終えたときは原状に回復することを定めております。  第11条は、使用の許可の条件に違反した場合や管理上、必要があると認めるときは、使用の取り消しなどを行うことができることを定めております。  4ページ目をごらんください。  第12条は、利用者または使用者が広場や広場の設備を破損した場合などは、賠償しなければならないことを定めております。  第13条は、この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定めることを定めております。  最後になりますが、条例の施行日は、平成26年4月1日を予定しております。 ○二宮委員長   今の説明で、何か質疑、意見はありませんか。 ○荻本委員   うちの会派の勉強会のときも言ったのですが、一応、公園と同じような扱いで、使用料を取るということなんですけど、いこいの道広場というのは、やっぱり市民の皆さんが憩える場所なんで、使用者以外の普通の一般の市民も入ります。そこで使用許可を得て、いろいろやるということで、広場ですから、どこが境というロープを張って、ここに入るなとか、そういうところでトラブルを起こさないように、使用者にも話をして、対策を十分とっていただきたいということを要望しておきます。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   今、御指摘をいただきました運用上のトラブル、使用上のトラブルがないように、注意して管理していきたいと思っております。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論に入ります。討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第24号、大分市手数料条例の一部改正についてのうち、当委員会所管分の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○清水開発建築指導課長   議第24号、大分市手数料条例の一部改正について御説明いたします。  それでは、議案書の議第24の1ページをお開きください。  本委員会にかかわるものとしては、中段にございます別表4の7の項、備考の欄アの改正になります。  これは、低炭素建築物新築等計画認定申請等の手数料の備考の欄に係るもので、表中に引用しております法律名を変更し、規定の整備を行うものでございます。  変更理由といたしまして、平成25年5月31日にエネルギーの使用の合理化に関する法律が改正され、エネルギーの使用の合理化等に関する法律と名称が変更されたことによるものでございます。  施行期日は、平成26年4月1日から予定しております。 ○二宮委員長   今の説明を受けまして、何か質疑、意見ありませんか。ないですか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第28号、大分市都市公園条例の一部改正について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○森本都市計画部次長兼公園緑地課長   議第28号、大分市都市公園条例の一部改正について御説明をいたします。  議案書の議28の1から3ページをお願いいたします。  1点目、上野丘子どものもり公園内のチャイルドハウスに関しての条例改正であります。  チャイルドハウスは、上野丘子どものもり公園の体験学習施設に位置づけられ、子供たちが自然と芸術に触れ、実際に体験することを目的として、同公園内の大分市美術館西側に建設され、平成11年4月1日に開館いたしました。  現在、チャイルドハウスの管理及び利用の予約、申請手続については、公園緑地課が行っておりますが、美術館に隣接していることがあり、その利用は自然観察などの自然学習的な使い方よりも、子供の絵画教室などの美術的な利用が多いのが現状でございます。  このような利用実態を踏まえ、市民にわかりやすく、利用しやすい施設になるとともに、美術館と連動した美術関連の教室などを開催することにより、利用促進が図られることから、チャイルドハウスの管理を大分市美術館に事務委任をし、また、これまで貸し出しを子供関係団体に限定をしていましたが、有料公園施設として使用料を徴収し、用途の制限を緩和して、広く一般への貸し出しを可能として、利用率の向上を図るものでございます。  このようなことから、大分市都市公園条例の別表第1に、チャイルドハウスを有料公園施設として追記をする改正とともに、料金改定につきましても、別表第2に追記をするものでございます。  なお、チャイルドハウスは、美術館所管のアートプラザの中にあります研修室と同規模でありますので、使用料は研修室と同じ、1時間当たり210円としております。  2点目の改正点は、南大分体育館の使用に係るものでございます。議案28の1の下に表記をしています、これが改正前でございます。28ページの2の一番上に書いている分、これが改正後の表でございます。改正前の表では、1人1時間当たりの使用料が卓球に係るものとなっておりましたが、1人1時間当たりの使用は、バドミントン、卓球以外のランニング等、個人の使用に係るものでありますことから、表を訂正するものでございます。  なお、提案する条例改正の施行日は、平成26年4月1日からとしております。 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありました。質疑、意見はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。  報告事項は13時から受けようと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   では、しばらく休憩いたします。                                   午後0時10分休憩                                   午後1時0分再開 ○二宮委員長   それでは、再開いたします。  それでは、ここで執行部より報告事項の申し出がありましたので、所管する課ごとに説明を受けたいと思います。  初めに、大分市バリアフリー基本構想について報告を受けます。 ○広瀬都市計画課長   それでは、報告事項1、大分市バリアフリー基本構想について御説明いたします。  お手元にお配りの資料1をごらんください。  大分市バリアフリー基本構想につきましては、昨年の12月議会で御説明をさせていただいたところでございますが、その後に行ったパブリックコメントや議会からの御意見を反映した最終案と、その後のスケジュールについての御報告をさせていただきます。  それでは、パブリックコメントにおける基本構想に関する意見の要旨と、それに対する市の考え方から御説明いたします。  資料1の最終ページにありますが、それから1ページ前のほうの部分をごらんください。  大分市バリアフリー基本構想に対するパブリックコメントの募集につきましては、本年の1月6日から2月4日までの約1カ月にわたり、本庁舎及び各支所並びに明野出張所、本市ホームページで行ってきたところでありまして、最終的には6件の御意見をいただきました。  いただいた市民意見につきましては、既に基本構想に記載されている内容もあるため、基本構想に新たに反映させた意見についてのみ御説明をさせていただきたいと思います。  まず、資料の最終ページになりますけれども、ナンバー3になります。意見内容としては、「バリアフリー基本構想の重点整備地区に指定されている大分駅周辺については、障がい者、高齢者が利用する施設が多く、理解できるが、市内の他の地域についてのバリアフリー化はどう考えていますか」。との御意見でございますけれども、本市の考え方といたしましては、「これまで市内全域において道路、公園などの公共施設のバリアフリー化に取り組んでまいりました。 今後も、重点整備地区だけでなく市内全域において地域特性や社会情勢の変化などを考慮し、市民の意見を反映しながら、バリアフリー化を推進してまいります」。としております。  これらの意見につきましては、同じ内容を昨年の12月議会や当事者の方々との意見交換会でもいただいておりましたので、本基本構想に内容を反映しております。  では、本編の、厚いほうの資料の1ページのほうをごらんください。  基本構想策定の目的のところをごらんいただきたいと思います。この文面で、上から12行目、21行目に追記をしております。  まず、12行目の部分になりますが、「また、大分駅周辺地区だけでなく、市内全域においても道路、公園などの公共施設のバリアフリー化に取り組んできました」としております。  また、21行目から、下から5行目のところになりますけれども、「このような背景を受け本市では、市内全域において地域特性や社会情勢の変化などを考慮し、市民の意見を反映しながらバリアフリー化の推進に取り組むこととし、旧基本構想の成果を踏まえ、バリアフリー新法との整合を図るなかで展開されるまちづくり事業と連携し、高齢者や障がい者を含む全ての人か安心・安全に回遊できる人にやさしいまちづくりを目的に「大分市バリアフリー基本構想」を策定いたします」としております。  続きまして、36ページのほうをごらんください。  ここに、基本的な考え方のところをごらんいただきたいと思うのですが、8行目の「本市では」から、10行目の「まちづくりに取り組みます」につきましても、同じ内容を追記いたしました。  次に、最終ページの、先ほどのパブリックコメントのナンバー4になりますけれども、ナンバー4の御意見をごらんください。  「聴覚障がい者が公共施設でサービスを受ける場合にスムーズに会話ができずに時間がかかります。主だった施設には手話通訳者を置いてほしい」との御意見でございますが、こちらについて本市の考え方といたしましては、「市役所、支所等につきましては、これまでも高齢者や障がい者を含むすべての市民に利用しやすい施設としてバリアフリー化を推進しております。 今後も障がいに応じた多様な手法を検討し、だれもが利用しやすい施設運営に努めてまいります」としております。  この意見につきましても、同じ内容を当事者の方との意見交換会でもいただいておりますので、基本構想に反映しております。
     では、本編の資料の21ページをごらんください。  市役所のバリアフリー整備状況の4行目のところに追記をしております。  読み上げますが、「しかし、障がいの種類によっては利用しにくい状況にあるため、今後も高齢者や障がい者を含むすべての市民に利用しやすい施設として、バリアフリー化の充実が求められています」としております。  38ページをごらんいただきたいと思います。  行政の役割の主な内容に、さまざまな障害に対応するため、「公共施設における多様なバリアフリー化の推進」と追記をしております。  以上がパブリックコメントなどの意見を反映させた大分市バリアフリー基本構想の最終案となります。  今後は、本基本構想に基づき、バリアフリーに取り組んでまいりたいと考えております。  最後に、本基本構想の今後のスケジュールについて御説明させていただきますが、本議会での報告後に、国にこの策定後の基本構想を提出し、4月以降に市民へ公表と考えております。次年度には、各施設の調査、検討を施設管理者ごとにしていただき、バリアフリー化に向けた事業計画の策定を行うなど、本基本構想の推進に取り組んでまいります。  また、これらの事業計画につきましては、策定後、速やかにホームページ等で公表をいたしたいと考えております。 ○二宮委員長   今の報告で委員の方、何かありますか。 ○仲道委員   基本構想最終案ということですが、この最終案に行く前の段階の説明はいただいていたんですかね。 ○広瀬都市計画課長   最終案に至る前は、12月議会で会派ごとに説明をさせていただきました。その後、パブリックコメントを実施しますということを12月議会の委員会の中で御報告をさせていただいたところでございます。 ○仲道委員   12月から、この最終案に変わったところというのは、今説明があったところという理解でいいんですね。 ○広瀬都市計画課長   はい、そうです。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。 ○三浦委員   これができ上がったので、今後、これに基づいて各施設を改修するということですよね。 ○広瀬都市計画課長   これは基本構想でございます。この後に、道路管理者や交通事業者の方々が特定計画を策定するようになっております。それに基づいて、平成32年まで随時、バリアフリー化に取り組んでいただくということのもととなるのが、この基本構想でございます。 ○三浦委員   そうなんですね。自身の経験から、階段とエレベーターは近い場所にしてほしいというのが1つ。私が階段を上れなかった際に、エレベーターはどこですかと言ったら、あっちにありますと。あそこまで歩いていかないとの悪いのですかというのが、いろんな施設で何回もありました。だから、なるべく近くにしてほしい。障害がある人にとって、あそこまで歩いてエレベーターに乗って上がれというのは、歩くだけで苦痛なんです。  それと、階段の手すりです。ほとんど手すりはあるんですが、両側につけてほしい。上るだけではないんです。今度は下りもあるんです。その辺をぜひお願いします。これはもう、自分の経験からです。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは次に、平成25年度歩行者通行量調査について、報告を受けます。 ○広瀬都市計画課長   報告事項の2番、大分市中心部における歩行者通行量について御報告いたします。  この調査は、平成25年3月に国から認定をいただいた第2期大分市中心市街地活性化基本計画の中で、歩行者通行量とまちなか滞在時間を活性化の指標と設定しておりますことから、毎年、11月に調査を行い、国に報告を行っております。  それでは、お手元資料の2の1ページをごらんください。  通行量調査の概要を記載しております。  この調査は、中心市街地活性化基本計画に掲げているまちなか35地点に加え、市道中央通り線の横断箇所6カ所を加えた合計41地点で歩行者通行量調査を行っています。  調査日は、昨年の11月15日金曜日から17日日曜日の3日間、午前11時から午後7時までの8時間調査を行いました。  6、調査結果に総括を記載しております。  まちなかの35地点の土日2日間の合計は、前回調査と比べ103.5%となる30万9,760人となっております。曜日別では、日曜日が前年を6.3%ほど下回っておりますが、金曜日、土曜日につきましては、昨年の調査を上回っており、特に土曜日につきましては前年比で約1万9,500人、パーセンテージで12.5%増加しております。  続きまして、2ページには、41ポイントの調査の箇所及び調査方法を記載しております。  3ページと4ページの表につきましては、調査地点別の曜日ごと、3日間合計、土日の合計、1日当たりの平均と対前年度比較を表にしており、赤の太枠で囲んでいる箇所は、前回の通行量よりふえているところをあらわしております。  各調査地点の週末3日間、通行量が前年比で増加している地点につきましては、3ページの地点18、晃星堂本店前や、4ページの⑪トキハインダストリーの地点25、正面入口付近、地点41、南口東側など、合計19地点となっており、全体の過半数には届かなかったものの、⑮若草公園周辺エリア、前年比で113.2%増です。⑰の大分駅南口エリア、前年比158.9%等の増加により、全体の結果としては前年に比べ微増しております。  一方、3ページの③府内五番街の地点10、若竹園前、それと地点11、ライフパル前や、4ページにある⑫パルコ跡地の地点27、外堀側入口など、22地点が前年よりも減少しております。  5ページをごらんください。  5ページには、通行量の推移をグラフで示しておりますが、中段以降には参考資料として、第1期基本計画の指標として用いた中心市街地の33地点における平成12年度以降の通行量の推移を掲載しておりますので、御確認いただきたいと思います。  次に、来街者へのアンケート調査についてでありますが、6ページに記載しておりますが、中心市街地でのまちなか滞在時間を調査し、あわせて、来街の手段、目的、動向等を把握する中で、基本計画のフォローアップの基礎資料として、中心部の16地点で聞き取りによる調査を行っております。  調査結果では、3時間以上のまちなか滞在時間の割合は、経年的に減少を続けていましたが、今年度は37.2%となっており、前年比で6.8ポイント増加しております。  7ページをごらんください。  7ページには、アンケート調査を行った16調査地点を、続く8ページには、滞在時間別のグラフと平成12年以降の推移をあらわしたグラフを掲載しております。  次に、9、10ページのほうをごらんいただきたいと思います。  9、10ページには、調査地点別の性別、年齢別の滞在時間について、今年度分と平成24年度分を比較するために掲載しております。  昨年の調査結果と比較しますと、まず、調査地点別では、全16地点中12地点で前年度より滞在時間が増加しております。活性化の目標である40%を超えた地点も6地点記録しております。前年は、大分駅前のみの1地点のみでございました。  最後になりますけど、11ページのほうをごらんください。  11ページに、今年度調査結果の総括を示していますので、ごらんいただきたいと思いますが、まず①の歩行者通行量調査ですが、今回調査いたしました41地点全体の3日間合計は35万4,677人となり、前年比で9,035人増加しております。また、第2期中心市街地活性化基本計画の指標として取り扱っている35地点の土日の通行量は30万9,760人であり、前年比で1万508人増加しております。  今年度の調査は、昨年10月から1カ月間実施したまちなかにぎわい実証実験終了直後の調査ということもあり、特に土曜日の通行量は35地点中27地点で昨年より増加していました。来街者の反応を見ましても、以前よりにぎわいを感じるといった意見も多く寄せられていることから、来街者が実証実験によるにぎわい創出の効果を感じ、来街のきっかけづくりができたのではないかと考えております。  次に、②のアンケート調査によるまちなか滞在時間につきましては、先ほど御説明いたしましたとおり、これまでの経年的に減少を続けてきた3時間以上の滞在者が今年度は大きく回復し、37.2%となっております。特に、府内五番街やアクアパーク、フォーラス周辺の滞在時間が前年比で大きく増加し、年齢別では、70代以上を除く全ての年代で来街時間が増加しております。  以上が歩行者通行量調査についての報告でございます。 ○二宮委員長   ただいま報告を受けましたが、委員の皆さんで何かありますか。 ○永松委員   滞在時間が大幅にふえたということですが、そのふえた要因は何と考えていますか。 ○広瀬都市計画課長   先ほども御説明いたしましたけど、10月12日から11月10日までが社会実験が行われた、その直後であったということもあって、まちなかににぎわいを求めてきた方々が、その部分として、少しまだその影響が残っていたのではないかなというところでございます。 ○永松委員   それでは、今後も滞在時間がふえていくような要因が継続できると思いますか。専門的ではないだろうとは思いますが、あなたの考えはどうですか。 ○広瀬都市計画課長   これにつきましては、商工農政部と一体となってにぎわいを継続していくような取り組みは必要だと思いますし、幸いに、この実証実験で31団体が35のイベントを開催したわけなんですけど、これについては、我々の予想を上回るような方々が今回、新たなにぎわいを創出する形で取り組んでいただいたので、そういう方々ができるだけ、また引き続いてイベントをやっていただくような仕掛けというのも、今後、我々としては考えていかないといけないだろうということを思っております。 ○永松委員   ということは、そういうイベントを市が主導して、これからもずっと継続してやっていくというような考え方で理解していいでしょうか。 ○広瀬都市計画課長   これにつきましては、私どもは、今、内閣府から中心市街地活性化基本計画を認めていただいているという中で、取り組みとしては、やっぱり継続してやっていかなければいけないと私は考えております。 ○永松委員   部長、それでいいのですね。 ○木村都市計画部長   社会実験の提言の中でも入っておりましたけど、にぎわいを継続していくという、そういう仕組みづくりだけではなく、そのイベントから利益を得るような商業者との連携等、全体で連携ができるような組織づくり、仕組みづくりを今後つくっていくことが大切であると考えております。 ○永松委員   私の質問に答えていません。イベントをこれからも継続をすると、先ほど課長が答弁しました。そういうことでいいのでしょうかと部長に尋ねているんです。 ○木村都市計画部長   そのイベントが連続して、継続していけるような体制づくりをつくりたいと考えます。 ○仲道委員   今回、都心活性化推進事業は、商工農政部に所管がえになっています。具体的には、第2期大分市中心市街地活性化基本計画、今回の通行量調査のもとになった基本計画。この基本計画自体が、これから商工農政部の所管になると思います。  その中で、今、部長、課長と言いましたけど、活性化推進計画の、ある期間についてはという前提でありましたけれども、そのにぎわい創出という形の中で、継続して市がやっていくという話は、商工農政部にしっかり確認をとれて、話し合いが済んでいる事項なんでしょうか。それとも、今そう思うという話なんでしょうか。 ○木村都市計画部長   このにぎわいを継続していく仕組みづくりをつくるというのは、商工農政部とも申し合わせをちゃんとした上で、2部だけでなく、土木建築部も入れて、体制づくりをしております。 ○仲道委員   今回の、第2期大分市中心市街地活性化基本計画の進行管理業務及び変更業務というのが所管がえになっています。その中の説明で、企画部、土木建築部、都市計画部と連携したにぎわい、憩い空間創出に向けた取り組みという形の中でと、商工農政部はうたっています。  都市計画部として、具体的にどういう連携をとろうとしているのか、教えてください。今回の、この通行量調査は、もう完全に所管外になりますよね。それより今後、どういう連携でにぎわい、憩い空間の創出に向けた取り組みとして取り組むのですか。 ○広瀬都市計画課長   にぎわい関係におきましては、今、都市計画部が考えているものは、都市再生特別措置法などにおけるイベントやオープンカフェのテーブル、椅子などの常設占用とか、屋台などの食事施設も、まちの中で常設できるわけです。そういう制度利用をできるような、体制づくり、組織づくりをしていかねばならないと考えております。  そのためには、まずは当然、中心市街地の商業者を中心として、一つになったような組織づくりが必要であると考えています。そういう組織づくり、また、そういう制度を利用した国からの認定をされるというところまで、商工農政部、都市計画部、土木建築部が一体となって、取り組みを進めていかなければならないと考えています。 ○仲道委員   これまで、副市長をトップにした庁内連絡会議、この都心活性化計画でありましたね。これは今どうなっていますか。 ○広瀬都市計画課長   この中心市街地活性化基本計画策定に向けましては、庁内で関係課を全部拾い出しをして、そこらで全部、今後5カ年間、取り組む内容等についてもメニューを出していただきました。  それを整理しながら、商工会議所が事務局となっている中心市街地活性化協議会、法定協議会の中に、これらの案件を全て説明をし、そこで御了解いただいた中で、国のほうに認定計画書を提出しております。  それについては、進行管理をこれまで都市計画課で行ってきましたけれども、これまでハードが主体であった1期目の計画から、2期目については、にぎわいとか憩いといったソフト的な展開になってくるということで、今回、その所掌事務を商工農政部のほうに移管しながら、都市計画部としてはハード面の、そういう整備を進行管理をきっちり見ながら、ハード、ソフトの連携をとって取り組んでいこうという考えでございます。 ○仲道委員 
     ということは、この計画をつくるまでの連絡調整のための会議であって、現状では先ほど部長が言われたような、それぞれ連携するような組織はなくて、今からつくっていくという理解でよろしいですか。 ○木村都市計画部長   はい、そのとおりです。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   次に、ふれあい交通運行事業について、報告を受けます。 ○後藤都市計画部次長都市交通対策課長   それでは、資料の3、ふれあい交通運行事業について御説明をいたします。  ふれあい交通運行事業につきましては、バス、鉄道など、公共交通の利用が不便な地域に居住されており、自家用車を運転しない者等の日常生活における移動手段の確保並びに通所及び通学の手段の確保のために実施する事業でございます。  毎年、地元の利用者と運行計画の改善等について協議をする地域検討会で変更されました路線について報告をいたします。  それでは、1ページをごらんください。  現在運行中のふれあい交通運行事業、全16ルートの運行路線図を載せてあります。  2ページをごらんください。  4月から一部路線の変更を予定していますルートにつきましては、ルート名を赤で塗っている判田ルートを含め7ルートでございます。  この事業につきましては、運行路線の区間変更は予算措置等に影響をいたしますので、各路線について詳細に説明をしなければいけないんですけど、本日は時間の都合で、代表的な1路線について説明をさせていただきます。  まず、1点目の変更ルートであります判田地区を運行中の判田ルートの運行変更について御説明いたします。  また、判田ルートにつきましては、一般の利用者が利用している通常便と、主に学生が通学の際に利用している通学便があります。  通常便の全体図の資料を3ページに、それから資料の4ページに通学便の全体図を載せてあります。  3ページの通常便の全体図をごらんください。  資料の路線と停留所の名称の区別につきましては、路線図に載せてあります凡例をごらんください。  赤が変更する区間、緑の線が現在の路線、それから、青色の区間が現在のバスの路線です。主に、ここは大分バスになっています。それから、赤線の上に黒丸が新設する停留所、その他の黒枠は、各路線に現在ある停留所となっております。  まず、現在の運行区間は、資料の中央にありますY氏宅前の停留所から、資料の上側にあります、地区の生活拠点のバス停であります判田局前バス停までの路線が緑色の区間となっております。今回変更いたします区間は、オレンジ色の破線枠①の箇所です。  次に、4ページには、同様に通学便の全体図を載せています。こちらは判田小中学校の学生が通学に利用している路線です。  なお、この通学便については、学生のみの利用ではなく、一般の利用者も同乗できることとなっております。  現在の運行区間は、資料の中央にあります板山公民館前の停留所から、資料の上側の、地区の生活拠点のバス停であります判田局前バス停までの路線が緑色の区間です。資料の4ページに、判田ルートの通常便と停留所は共通しておりますが、通学便を利用する児童の利便性を考慮いたしまして、通常便とは異なる順路で停留所を回り、判田局前バス停までを運行しています。  路線の延長区間につきましては、先ほどの判田ルートの通常便と共通の区間となっており、オレンジ色の破線枠①で囲んだ範囲でございます。  ①の破線枠につきましては、資料の5ページに拡大図を載せておりますので、資料の5ページをごらんください。  路線延長を計画するに至りました経過につきましてですが、以前、ふれあい交通を既に利用している利用者から、現在利用している停留所までの距離があるので、自宅の前まで路線を延長してほしいという要望がございましたが、路線の延長につきましては懸案事項となっておりました。  また、11月に開催をしました地域検討会でお話を伺ったところ、現在利用しているふれあい交通の停留所であります百木公民館前のA地点まで600メーター程度の距離の高低差のある道を歩いているとのことで、現地調査を行う中で、ふれあい交通の趣旨に鑑み、自宅前までではなく、タクシーが反転できる3差路までの路線延長が利用者の利便性を向上させるために必要な変更と判断をいたしました。  延長する区間につきましては、路線は赤色で記載をしていますAからB地点については市道区間、BからC地点は里道区間、CからDにつきましては私道の区間を延長いたします。新設します停留所は、私道区間のK氏宅前の3差路に停留所を予定しております。  なお、私道区間でありますので、停留所の設置につきましては、地元の自治委員の協力のもと、地権者の3名の方から承諾を得ております。  判田ルートにつきましては、以上でございます。  それから、21ページをごらんください。  21ページから23ページに、路線の変更や時刻の変更をまとめたものでございます。  この変更にも、地区の検討会によりまして、病院の診察時間が早く終わる、それから遅く終わる、それから、買い物ではスーパーの開店時間が早い、遅い、それから、通学ルートにつきましては、学生の夕方の部活動時間帯の変更等を要望がございまして、利用者がより利用しやすい形で変更を行う形として、変更をいたします。  次に、24ページですけど、24ページには、今年度、ふれあい交通におきまして検討委員会の状況でございます。  参加状況につきましては、3月の5日現在、46回、延べ558人の住民の方々が参加をいただいております。  次に、平成25年の4月から1月までの利用状況につきまして御説明いたします。  資料の25ページをごらんください。  この資料は、各ルートの利用状況を4つの項目に分けまして、今年度4月から1月までの実績と前年度の1年間の実績を比較したものでございます。今年度と前年度の集計期間が異なりますので、利用者数につきましては月平均で比較をしております。表中の棒グラフの色分けは、今年度が赤、前年度が灰色となっております。  まず、左上の登録者数ですが、全登録者数につきましては、今年度590名、前年度より45名増加をしております。  各ルートごとの登録者数ですが、変化が大きいルートは、左から5つ目の竹中地区の端登ルート、それから右から5つ目の坂ノ市の延命寺ルートがございます。両方のルートの登録者数がふえた理由につきましては、端登ルートにつきましては、今年度、路線を延長したことに伴い、運行する地区がふえたこと、また、延命寺ルートにつきましては、自治委員から地区の住民の方へ積極的な登録の呼びかけにより増加したものでございます。  次に、右上の月平均利用者については、変化が多いルートは、先ほど説明しました端登ルート、延命寺ルート以外に、左から3つ目の竹中地区の中野ルートがございます。端登ルートがふえた理由につきましては、先ほど御説明したとおりで、延命寺ルートにつきましては、登録者数は30名ふえておりましたが、逆に月平均利用者は減少をしております。この理由は、今年度新しく登録された方は実際に利用されておらず、逆に定期的に利用されていた方がお亡くなりになったり、病院に入院されたため、全体の利用者数は減少をしております。  また、中野ルートにつきましては、同様の理由で利用者数は若干減少をいたしております。  次に、左下の、行き1便当たりの平均利用者数についてですが、この表は、各ルートの利用者が平均何人で一緒にお出かけをされているかを判断する表でございます。  変化が大きいルートは、先ほど説明しました端登ルート、延命寺ルートです。  端登ルートがふえた理由及び延命寺ルートが減少した理由は、先ほど説明したとおりです。  また、ふれあい交通では、各ルートの運行便数を1週間当たり最大6便と定めておりますが、行きの1便の平均利用者数が9人を超えるような利用者数が多いルート、表の中に記載をしております青い線を越えるルートが該当します。そのルートにつきましては、次年度の運行便数を1週間当たり最大9便まで増便できる制度としております。  このことから、右から2つ目の大黒ルートは、ことしは8.1人と、9人を超えていませんでしたが、運行計画策定時には8.5人であり、四捨五入しますと9人となるため、26年度も1週間当たり、最大9便までの運行を可能とした運行計画を策定しています。  次に、右下の稼働率についてですが、稼働率とは、表の上に括弧書きで記載をしておりますように、運行日数に対する実際の運行日数の割合を示したものです。  稼働率の変化が大きいルートは、先ほど説明しました端登ルート以外に、左から4つ目の竹中地区の冬田ルート、中央にあります野津原地区の栗灰ルートがございます。  端登ルートがふえました理由につきましては、先ほど説明したとおりです。  冬田ルートにつきましては、今年度稼働率が100%であり、全ての運行日で運行されております。その理由につきましては、他のルートと違い、運行日を週1回の金曜日に限定をしていること、また、定期的な利用者は2人ないし3人と多くないのですが、その利用者が毎週金曜日に必ず通院で利用されていることによります。  栗灰ルートが下がった理由につきましては、昨年度は小中学校の3名が通学目的で、週の2日、朝のみ利用しておりまして、稼働率が上がっておりましたが、今年度は、その学生がいる世帯が引っ越しましたことから、稼働率は下がっています。  なお、このふれあい交通では、利用者が少ないルートについて、運行を継続するか、休止するかの判断をするための基準を、表の中に記載をしております青の線の稼働率30%と定めております。この青の線を下回るルートにつきましては、運行ルートの自治会に対しまして、現在の利用状況を提示する中で、地区住民に対する利用の啓発をお願いしたり、地区の住民と市の職員が一緒になって、利用者数をふやすための検討を行ったりしております。それでも利用者がふえない場合は、運行の休止を検討することとしております。  今後、住民と検討を重ねる中で、その運行について、休止等の検討も必要になってくることがあります。  以上がふれあい交通運行事業の説明であります。 ○二宮委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、何か意見はありますか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   次に、大分市耐震改修促進計画改正の概要について報告を受けます。 ○清水開発建築指導課長   大分市耐震改修促進計画改正の成案がまとまりましたので、その概要について御説明いたします。  お手元の資料4をお開きください。  平成24年第4回定例会建設常任委員会で、耐震改修促進計画の改正について御報告させていただきましたが、御案内のように、旧耐震基準で建築された建築物の地震に対する安全性の向上を目的に、建築物の耐震改修の促進に関する法律の改正法が平成25年11月25日に施行されました。  これに伴い、大規模地震による被害を軽減し、市民の生命、身体及び財産を保護するため、平成20年度に策定した耐震改修促進計画に、改正法などに基づいた新たな施策を取り込み、改正を行うものでございます。  まず、第1章の総則は、背景、目的、位置付け、計画期間となっております。  計画の期間は、平成26年4月1日から平成28年3月31日までの2年間となっております。  次に、第2章の耐震診断及び耐震改修の実施に関する目標です。  1番目の、地震の被害想定は、大分県地震防災対策総合推進事業及び大分市地域防災計画による数値を指針としております。  2番目の、民間建築物の耐震化の現状及び目標ですが、住宅の耐震化率は、平成24年度末の81%に対し、27年度末には90%とします。また、多数の者が利用する建築物の耐震化率は、昭和24年度末の89%に対し、同じく90%を目標とします。  3番目の、本市が所有する建築物の耐震化については、昭和56年5月31日以前に建築された建築物の耐震化率83%を、平成31年度末には100%とします。また、防災拠点となる市役所本庁舎の耐震性能の強化を図ることとします。  4番目の、緊急輸送道路等の避難路沿道建築物の耐震化の目標については、地震災害時における救助、消火活動及び物資輸送のための緊急車両の通行を確保する建築物集合地域通過道路等の指定や、避難路沿道建築物の特定を行い、耐震化を推進します。  次に、第3章の、耐震診断及び耐震改修の促進を図るための施策についてです。  本市の役割や民間建築物の所有者の役割、民間建築物に対する支援策の方針、また、資料の右面にあります耐震改修促進のための環境整備の方針、総合的な安全対策の方針など、基本的な取り組み方針として7項目掲げております。  なお、緊急輸送道路については、ネットワークを考慮し、県と調整を図りながら選定してまいります。  2つ目の、耐震化などを促進するための支援策としては、木造住宅の耐震診断、耐震改修の補助金交付制度の普及や、耐震診断義務化建築物などの補助金交付制度の創設などを掲げております。  次に、第4章の、地震に対する安全性の向上に関する啓発及び知識の普及については、ゆれやすさマップ、地盤の液状化マップなどの公表やリフォームに合わせた耐震改修の誘導、家具の転倒防止対策など、安全性能の向上に関する啓発及び知識の普及について取り組んでいくこととします。  次に、第5章の、既存耐震不適格建築物の所有者に対する耐震診断又は耐震改修の指導については、耐震診断義務づけ対象建築物、指示対象建築物及び指導・助言対象建築物の所有者に対して、耐震改修促進法に基づく指導などを実施してまいります。  第6章は、計画の検証に係ることや関係機関との連携について記載しております。  計画の改正の概要は以上となりますが、大分市耐震改修促進計画改正のパブリックコメントを2月3日から3月4日の1カ月間行い、木造耐震改修工事費に関する補助額の拡大や、補助制度等の市民への周知方法など、3名の方から7件の御意見、御提案をいただいております。  今後は、早期の計画の施行に向けて進めてまいります。  最後に、耐震改修促進計画にかかわる特定建築物耐震化促進事業補助金制度の創設について御説明いたします。  これは、耐震診断の義務化が課せられた不特定多数の人が出入りする病院や店舗など、一定規模以上の要緊急安全確認大規模建築物の所有者などを対象として、一層の耐震化の促進を図ることを目的として創設するものです。  義務対象建築物となる要緊急安全確認大規模建築物は、耐震診断を実施し、診断の結果を平成27年12月までに、所管行政庁である本市に報告することとなります。  耐震診断費用に対する補助率は、国が2分の1、県及び市がそれぞれ6分の1、合計で6分の5となり、事業者は6分の1の負担となります。 ○二宮委員長   ただいまの報告で何かありますか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   次に、木造住宅耐震化促進事業の拡充及び高齢者・子育て世帯リフォーム支援事業の創設について、報告を受けます。 ○清水開発建築指導課長   お手元の資料5をお開きください。  1番目の、木造住宅耐震化促進事業の拡充についてですが、本市では、大地震における木造住宅の倒壊等による被害を軽減するため、平成18年度に耐震診断、平成20年度に耐震改修工事への補助金制度を創設し、耐震化の促進を図っているところでございます。  また、御案内のように、平成25年5月に、建築物の耐震改修の促進に関する法律が改正され、耐震化を一層促進するため、住宅及び多数の者が利用する建築物の耐震化率を平成27年度までに9割にする目標を掲げており、木造住宅の一層の耐震化促進が必要となってまいりました。  そのため、木造住宅耐震化促進事業に係る耐震改修工事の補助費などを拡充することで、木造住宅の耐震化を促進し、倒壊等による被害を軽減させることを目的としています。  拡充内容は、(2)の耐震改修の補助費に係る項目となり、(1)の耐震診断については、現行どおりで変更はございません。(2)の耐震改修の変更する補助金額については、耐震改修工事に要した費用の額2分の1で上限60万円だったものを、耐震改修工事に要した費用の額を3分の2で上限80万円と増額し、改修設計費用と工事監理費用を補助対象経費に含めることで、耐震化の一層の促進を図るものでございます。
     次に、2番目の、高齢者・子育て世帯リフォーム支援事業の創設についてでございます。  これまで大分県が進めていた、おおいた安心住まい改修支援事業が改廃されることになり、本市の新たなリフォーム施策として、高齢者の暮らしの安全確保や子育て世帯の住環境の向上を図ることを目的とした高齢者・子育て世帯リフォーム支援事業に取り組みます。  補助対象事業といたしましては、高齢者バリアフリー型と子育て支援型の2種類の事業となります。  高齢者バリアフリー型については、65歳以上の高齢者がいる世帯で、世帯員全員の前年の所得総額350万円未満を対象とします。  対象となる工事は、高齢者用の寝室の増築及び内装改修工事、バリアフリー改修工事、省エネ改修工事などとなっています。  次に、子育て支援型については、18歳未満の子供がいる世帯で、世帯員全員の前年の所得総額600万円未満が対象となります。  対象工事は、子供部屋の増築、間取りの変更、内装改修工事、省エネ改修工事などとなっています。  ただし、高齢者バリアフリー型、子育て支援型ともに、工事費が30万円未満の場合は補助対象外となります。  補助率、額については、高齢者バリアフリー型、子育て支援型ともに、補助対象工事費の20%の額で、上限は30万円となっています。  最後に、3番目の、高齢者安心住まい改修支援事業、簡易耐震改修型の廃止についてですが、大分県では、木造住宅耐震化促進事業の拡充に伴い、おおいた安心住まい改修支援事業が改廃されることとなり、それに伴い簡易耐震改修型が廃止されることとなりました。  本市においても、高齢者安心住まい改修支援事業を廃止し、より安全性の高まる木造住宅耐震化促進事業の推進を図り、耐震化を一層促進してまいります。  以上で、木造住宅耐震化促進事業の拡充及び高齢者・子育て世帯リフォーム支援事業の創設について、説明を終わります。 ○二宮委員長   今の報告で、何かありますか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   次に、北口駅前広場の新ロータリー供用開始等について、報告を受けます。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   大分駅北口駅前広場新ロータリーの供用開始等について御説明させていただきます。  資料の6をごらんください。  大分駅北口駅前広場は、平成27年春の供用開始を目指して、現在施工中であります。  平成23年度より工事に着手いたしました大分駅北口駅前広場整備工事のうち、新ロータリーがおおむね完成いたしましたので、3月3日午後3時より供用いたしました。  その内容は、広場東側にありました大分交通のバス停がロータリー内の1、2、7番乗り場に移動いたしました。広場西側にありました大分バスの仮設バス停が4番、5番乗り場に移動いたしました。  なお、3番、6番乗り場のバス停は、4月のダイヤ改正から供用開始予定でございます。  次に、タクシー乗車場が新ロータリーの南部分に、タクシー仮設降車場、身障者用仮設乗降場、一般車仮設降車場がロータリー東側に移動いたしました。  新ロータリーを供用開始することによりまして、これまで使用いたしておりました仮設道路及びタクシー待機場部分の修景施設の施工が行われるようになりました。  次のページをごらんになっていただきたいと思います。  次に、大分駅南土地区画整理事業及び関連する事業において、3つの施設が整備され、供用開始されましたので、御報告いたします。  まず、昨年、植樹祭を開催し、広場部分が完成いたしました都市計画道路大分駅上野丘線、通称シンボルロード大分いこいの道の西側車道については、現在2車線で暫定供用いたしておりますが、交差点等の整備が完了いたしましたことから、3月27日に4車線で供用開始いたします。これにより、シンボルロード大分いこいの道は、広場、車道、歩道、照明等、全ての整備が完了いたします。  次に、整備が完了いたしました2つの公園について御説明いたします。  1つ目は、区画整理区域内の金池南地区に整備いたしました金池南街区公園、通称金池南ニコニコ公園が3月20日に完成し、芝生部分を除き、一部開放いたしました。公園の面積は2,500平方メートル、遊具や多目的トイレ、あずまや等を設置いたしております。  2つ目は、末広東大道線の街路築造工事に伴い改築いたしておりました、末広町の小鹿公園をリニューアルし、3月14日より芝生部分を除き供用開始いたしました。公園面積は1,051平方メートルで、多目的トイレや健康器具等を設置いたしております。  なお、20日の建設常任委員会にて、土木建築部より報告いたしました都市計画道路末広東大道線の完成により、大分駅南と北側を結ぶ幹線道路の整備が全て完了いたしましたので、あわせて御報告いたします。 ○二宮委員長   何か意見等はありますか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   次に、大分駅南土地区画整理事業の事業期間延伸について、報告を受けます。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   大分駅南土地区画整理事業の事業期間の延伸について御説明させていただきます。  資料の7をごらんください。  大分駅南土地区画整理事業は、事業期間を平成8年度から平成26年度までと定め、これまで鋭意、整備を進めてまいりました。事業も残すところ北口駅前広場と、それに関連する街路築造のみとなり、最終年度の平成26年度末には、その整備もほぼ完了いたします。  しかしながら、区画整理事業の整備後、地権者の清算を行うためには、用地の出来形の確認測量、換地設計の作成、法務局や税務署との協議、換地処分、区画整理登記等を行う必要がございます。  これは、現在、仮換地指定を行っております地権者の土地の面積や地番等を確定し、権利登記を行うものでございます。用地測量等は、現在、整備と並行して一部実施しておりますけれども、平成26年度中の完成は困難であるため、事業期間を2年延伸いたしまして、平成28年度までといたしたいというふうに考えております。 ○二宮委員長   今の報告について、何かありますか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   次に、おおいた人とみどりふれあいいちの開催について、報告を受けます。 ○森本都市計画部次長兼公園緑地課長   資料の8をごらんになっていただきたいと思います。  第22回を迎えました春の恒例の、おおいた人とみどりふれあいいちを来月、4月4日金曜日から5月6日火曜日までの33日間、平和市民公園多目的広場で開催をいたします。時間は、10時から17時まででございます。ことしは、例年より1週間早い開会となっております。  期間中の主な催しは、お手元の資料に記しているような内容でございます。期間が長くなった分、講習会や教室など催し物の回数をふやしてイベントを盛り上げてまいりたいと考えております。  なお、初日は午前10時から開会式を行います。議員の皆様の御臨席と期間中の御来場をお待ちしております。 ○二宮委員長   今の報告で、何かありますか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   次に、大分市中心市街地活性化事業について、報告を受けます。 ○広瀬都市計画課長   この案件につきましては、先週、3月20日の土木建築部との協議の中で御説明させていただいておりますので、本日は割愛させていただきたいと思います。 ○二宮委員長   意見等はないですね。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   最後に、市民意見交換会の意見・質問等に対する回答について、報告を受けます。 ○清水開発建築指導課長   都市計画部所管分、13件のうちの資料の3枚目、11番でございます。  まず初めに、「空き家の防犯対策について、市はどのように考えているのか、空き家対策条例も含めて、教えて欲しい。」との御質問に対しての回答ですが、「市民の生活環境の保全と安心・安全なまちづくりの推進を目的として、平成25年4月から、「大分市空き家等の適正管理に関する条例」を施行しました。  この条例は、管理不全の空き家の発生を防止するため、所有者による適正な管理や管理不全建物に対する指導、勧告など、必要な措置を定めています。 また、この条例に基づき管理不全の空き家の除去を促進するため、「大分市老朽危険空き家等除却促進事業補助金交付事業」を条例の施行にあわせて実施しており、老朽危険空き家の除却を行う所有者等に対して、その工事費用の一部を補助しています。 今年度の実績については、10件の執行を行ったところです」。 ○二宮委員長   今の報告で、何かありますか。    〔「なし」の声〕 ○内田まちなみ整備課長   続けて、都市計画部の案件を説明させていただきます。  12番でございます。「以前も市長に要望書を提出しているが、市道の加納滝尾中学校線の一部は道幅が5m位になっており、極めて危険である為、改善してほしい。」との意見に対しまして、執行部からの回答でございますが、「当路線は、沿線に家屋が貼りついており、膨大な事業費が必要となることから全線にわたる整備は困難ですが、住環境整備地区内の長谷バス停から大滝商店前の間、約900mについては、社会資本整備総合交付金事業により、通学路の安全対策として、カラー舗装や歩車道分離柵による歩道区域の明確化や、側溝の蓋かけ、部分的な用地買収による歩道拡幅と視距改良など、平成26年度事業で行っています」。 ○後藤都市計画部次長都市交通対策課長   13番ですけど、都市交通対策課から御説明させていただきます。  「自転車の通行については車道が原則であり、歩道は例外となっているが、実際の道路では、白線の外側は狭く、砂利等の障害物があり通行できる状態ではない。 自転車が車道を通行できるように路側帯を広げるなど、しっかりと道路整備をお願いしたい。 また、高校生向けの事業を拡大し、小・中学校で自転車に関する正しい交通ルールについて学習するよう取り組んでいただきたい」。  意見・質問等への対応については、「本市では、自転車の通行空間の向上を図ることで、歩行者・自転車・クルマがともに安心、安全、快適に通行できることとなるよう、市内全域を対象とした大分市自転車走行空間ネットワーク整備計画を平成25年7月に策定をしたところであり、今年度より同計画に基づき、国、県、市の各道路管理者が共通の認識のもと、道路整備を進めているところです。 また、あわせて、交通ルールの周知や自転車マナーアップの向上を図るため、教育委員会や交通安全協会等と連携して、啓発活動にも取り組んでいます。 特に、自転車利用者が多い高校生に対しては、自転車マナーアップ推進モデル校を指定し、警察や学校と協働で生徒会が中心となった啓発活動を実施するとともに、公道で自転車に乗り始める年ごろの小学生に対しては、おでかけ自転車マナーアップ教室を年10校以上のペースで開催をしているところです。 今後とも、警察や自治会、教育機関等と連携して、若年者から高齢者まで幅広い世代に対する交通ルールの周知徹底を図ってまいりたいと考えております。 なお、これらの進捗状況については、関係機関等で構成する大分市自転車走行空間ネットワーク整備推進協議会において毎年度、検証することとしております」。 ○広瀬都市計画課長   14番、線路跡地の活用について、「市民の意見を聞くのもいいが、専門家の意見を聞いてはどうか」という意見・質問につきまして回答ですが、「平成25年10月3日に鉄道残存敷利活用検討協議会が大分県知事に対し、鉄道残存敷利活用方針の提言書を提出いたしました。 その提言の内容は、公園、市民が思い思いに使える長い公園として利活用することとしており、その公園の特色として、①各ブロックごとに人や情報の交流基地を設けること、②周辺の施設と地域を結び連携、活用すること、③自転車走行空間と歩行者、たまり空間を分離すること、④児童公園との一体的な活用の検討をすること、⑤カフェや直売所等の商業活動をできる限り可能にすることが提示されております。 そこで、現在、県、市において鉄道残存敷地の利活用について協議を行っており、その中で専門的な観点からの課題の整理などを行う中で、実現可能な整備のあり方を検討してまいります」。  以上です。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   15番、16番は駅周辺総合整備課で報告させていただきます。  まず15番、「もう何年も使われていない民間の空き地の活用については、大分駅南側に片倉チッカリン株式会社が所有している土地がある。 何らかの計画がないようであれば、何か公的に土地活用ができないか」。この質問、意見等の対応でございますが、「御指摘の片倉チッカリン株式会社様の土地においては、換地引き渡し前のため、その一部を駐輪場として公的に利用していますが、換地引き渡し後の私有地の公的な利活用は困難であります」。  続きまして、16番、「ホルトホール大分ができたことにより、土日のイベント時には多くの人が集まるようになったが、駐車場が少なく、地元も来られた方も困っている。市の空き地を開放したりするなど、駐車場対策をとられているのか。 また、交通渋滞緩和のため、バス路線の増設の必要性もあると思うが、市の考え方があれば聞きたい。あわせて、全国的に見ても中心市街地から1キロ以内に里山があるのは、大分駅南地区だけであるため、自然との共生をテーマに発展させていってもらいたい」。  この意見・質問等への対応でございます。「ホルトホール大分やシンボルロード大分いこいの道等におけるイベントにおいて、主催者から依頼等により、駐車場の要望があれば、必要に応じて市有地を開放しています。しかしながら、駐車可能台数には限りがあるため、主催者には、公共交通の利用促進をお願いしています。 また、バス路線の増設については、ホルトホール大分や大分いこいの道が整備されるにつれ、路線バスの利用者の方々より、郊外とホルトホール大分周辺を経由して中心市街地を結ぶバス路線の開設や、ホルトホール大分付近のバス停の設置要望も寄せられており、大分バスや大分交通と運行の可能性について協議を行っています。 各バス事業者は、ニーズなどの把握とともに、今後、駅南周辺を含めた中心部のバス網の再編は課題であると捉えており、本市では、昨年12月中旬よりホルトホール大分の来館者のうち、路線バスを利用した来館者へアンケート調査を行い、バス利用のニーズの把握を行っています。 なお、大分駅南地区の自然との共生については、上野ヶ丘墓地公園から上野丘子どものもり公園にかけての上野の森一帯を風致地区に指定しており、市街地近くに自然の残る重要な区域と認識しています。 現在、この上野の森を守るために活動している団体もあることから、これらの団体と協力しながら、市民の貴重な財産である上野の森を守り育てていきたいと考えています」。  以上でございます。 ○広瀬都市計画課長   17番、「中判田駅を初めとしたJRの駅を高齢者にも優しいバリアフリー化するよう、JR九州へ働きかけてほしい。」という意見・質問に対しての回答でございます。  「本市では、バリアフリー新法に基づき、高齢者や障害者を含む全ての人が安心、安全に回遊できる人に優しいまちづくりを目的に、大分市バリアフリー基本構想の策定を行っています。 その中でも、駅についても不特定多数の人が利用する施設としてバリアフリー化が望まれていることを認識しており、今後も関係機関に協力をお願いしてまいります」。  以上です。 ○森本都市計画部次長兼公園緑地課長   18番、19番、20番は公園緑地課においての質問です。  まず、18番につきまして、「公園は、子供の遊び場であり、年配者には憩いの場として貴重な存在であるので、公園の整備や使いやすい施策を考えてもらいたい」。  回答につきましては、「新規公園の整備は、地元の方が参加するワークショップや地元説明会などにより住民の意見を聞き、できる限り意見を反映した公園整備を行っています。 既存の公園についても、地元の要望等を聞きながら、ニーズに合わせた安全で利用しやすい公園への改修も検討していきたいと考えております」。  続いて、19番です。「平和市民公園に大人の運動する用具を置いてもらいたい」。  「市内の主要公園や利用者の多い公園には、背伸ばしやぶら下がりなど、大人が運動できる健康器具を設置しています。 平和市民公園については、平成21年度に6基を萩原地区の芝生広場に設置し、本年度、平成25年9月は、4基を芸術会館南側のわんぱく広場に設置しました。 今後、関係各課とも連携して、設置場所の広報にも努めてまいります」。  続いて、20番です。「自治会内に老人クラブの組織があるが、本年4月の総会において自治会長が配った資料に、その老人クラブが近所の公園を清掃したと偽って市からお金を受け取っていたと書いてあった。 不正な公金の支出なので、調査してほしい」。
     これについては、「当該団地老人会では、公園愛護会を結成しており、団地内の公園の管理面積等に応じて報償金を支払っています。 平成23年度までの当該愛護会管理面積は、公園全体の4,078平方メートルでしたが、平成24年度からは、会員の高齢化等により、作業が危険なのり面部を除いた2,981平方メートルの管理をお願いしております。 なお、報償金は、年2回、活動報告書を提出していただき、それに基づき支払いをしており、確認は、愛護会が除草した草やごみの回収時や、安全パトロール時などに職員が現地に行って確認をしています」。 ○広瀬都市計画課長   21番でございます。「大分都心南北軸整備事業における、中央通りの整備については、多くの市民の関心事である。 今後、どのように事業を進捗させていくのか伺いたい」。ということに対しての対応でございますが、「中央通り線を含めた中心市街地における持続可能なにぎわい及び魅力的な憩い空間の創出に向け、まちなかにぎわい実証実験を昨年10月12日から11月10日までの30日間行いました。 その検証や今後の利活用等の検証を行うことを目的とした、まちなかにぎわい推進協議会において、中心市街地における憩い空間の創出やにぎわいづくりのあり方等の提言を2月24日に受けたところであります。 その提言には、継続的なにぎわいづくりや憩い機能の充実を図り、そのための活用する空間の創出などが必要であるなどの内容が示されていました。 現在、その提言をもとに、関係機関と調整を図り、できるだけ早い時期に整備計画案を策定します。 今後は、地元関係者や関係機関と連携して、にぎわい創出に向け、道路等の公共空間の活用しやすい仕組みづくりに取り組んでまいります」。  以上です。 ○後藤都市計画部次長都市交通対策課長   22番であります。「向原沖に放置自転車がたくさんある。これはどうにかなりませんか」についての対応ですが、「放置自転車が公道上など公共のスペースにある場合は、市役所都市交通対策課まで御連絡をいただけると幸いです。 連絡をいただいた後、できるだけ速やかに現地に赴き、条例に基づく対応をとることといたします。 なお、これまで当該地区に放置自転車がたくさんある旨の通報は、市民の方から受けておりませんが、状況を把握するため、平成26年2月に現地調査を行ったところ、公道上等に自転車が数多く放置されている状況は認められませんでした」。 ○広瀬都市計画課長   23番です。「中心市街地において公共駐車場を整備してほしいという声を聞くが、どのように考えているのか」という御意見、御質問でございまして、これについての対応でございますが、「中心市街地の駐車場整備については、従来から民間が主体となって整備し、これを公共が補完する形で進められてきました。 今日では、既存の時間貸し駐車場に加え、公共による市役所周辺の時間貸し駐車場や民間によるコイン式パーキング等の設置も数多く見受けられることから、おおむね、その需要と供給はバランスがとれているものと考えています。 しかし、中心市街地内には100カ所を超える駐車場が整備されているが、駐車場の位置や満空状況がわかりづらいとの意見も多くあり、車での来街者に対するサービスを図るため、中心市街地における駐車場案内システム構築を計画しています。 この駐車場案内システムは、スマートフォンやインターネット、カーナビから駐車場の位置や満空状態が確認できるとともに、ICカードによる決済も可能とする計画であり、中心市街地への来街抵抗が少なくなると思われます」。 ○二宮委員長   今の報告で何かありますか。 ○仲道委員   21番、中央通りの整備についてはという質問については、現在、関係する予算を審議中でありますので、21番については予算審議が終了後に回答していただきたいと思います。  もう1点、15番、1行目、「ご指摘の片倉チッカリン(株)様」はおかしいと思います。「株式会社所有の土地においては」に変更をお願いしておきます。  以上、2点の変更をお願いします。 ○二宮委員長   いいですか。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   はい、わかりました。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   これで都市計画部所管の報告事項が全て終了しました。  委員の皆さんで、その他として何かありますか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   執行部から、その他として何かありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、本日の委員会はこれで終了いたしたいと思います。  あすは10時から再開いたします。  これにて散会いたします。                               午後2時22分散会...