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  1. 大分市議会 2014-03-20
    平成26年建設常任委員会( 3月20日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成26年建設常任委員会( 3月20日)                    建設常任委員会記録 1.開会日時    平成26年3月20日(木)午前9時59分開議~午前11時5分休憩               午前11時11分再開~午前11時58分休憩               午後0時59分再開~午後1時38分休憩               午後1時58分再開~午後2時1分休憩               午後2時7分再開~午後2時40分休憩               午後2時51分再開~午後4時7分散会 2.場所    第4委員会室 3.出席委員    委員長 二宮  博  副委員長 髙野 博幸    委 員 永松 弘基  委 員  仲道 俊寿    委 員 井手口良一  委 員  三浦 由紀    委 員 荻本 正直  委 員  川邉 浩子    委 員 今山 裕之
      欠席委員    なし 4.説明員   (土木建築部)    生山土木建築部長後藤土木建築部次長首藤土木建築部次長、    新井土木建築部次長兼河川課長、羽田野土木管理課長河野道路建設課長、    松田道路維持課長、河野建築課長、安部住宅課長、松崎建築課参事、    阿部建築課参事機械設備担当班長平山住宅課参事   (都市計画部)    木村都市計画部長、    工藤都市計画部次長兼次長兼中心市街地活性化推進担当未収金徴収対策担当、    森本都市計画部次長兼公園緑地課長、後藤都市計画部次長都市交通対策課長、    長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長広瀬都市計画課長 5.事務局出席者    書記 村田  潤 6.審査案件等   (土木建築部)    予算議案    議第 1号 平成26年度大分市一般会計予算         〔翌々日に審査〕     第1条 歳入歳出予算         歳出 第8款 土木費            第1項 土木管理費のうち土木建築部所管分            第2項 道路橋梁費のうち土木建築部所管分            第3項 河川費            第6項 住宅費のうち土木建築部所管分            第9款 消防費のうち河川課関係     第2条 債務負担行為 第2表中         ・用地取得・物件補償管理システムメンテナンスリース料    議第 6号 平成26年度大分市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算                                     〔承認〕    議第13号 平成25年度大分市一般会計補正予算(第4号)     〔承認〕     第1条 歳入歳出予算の補正         歳出 第8款 土木費            第2項 道路橋梁費            第6項 住宅費            第9款 消防費     第3条 繰越明許費の補正 第3表中       1 追加 第8款 土木費            第2項 道路橋梁費            第6項 住宅費    一般議案    議第34号 公有水面埋立てについて                〔承認〕    議第36号 市道路線の認定について                〔承認〕    報告事項    ①まちなかにぎわい推進協議会について    ②市民意見交換会の意見・質問に対する回答について                 会議の概要                              平成26年3月20日                              午前9時59分開議 ○二宮委員長   おはようございます。  ただいまより建設常任委員会を開会いたします。  最初に、日程についてお諮りいたしますが、別紙の案のとおりでよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、20日を土木建築部、24日月曜、都市計画部、25日を下水道部及び水道局といたします。なお、月曜日、24日は議会運営委員会がありますので、議会運営委員会終了後の開会といたします。  それでは、審査日程に従い、土木建築部から審査を行います。  執行部の方にお願いですが、発言の際には、所属と氏名を告げてから、大きな声ではっきりとお願いいたします。  自由討議についてですが、委員会におきましては、委員の皆さんからの要求がある場合、または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思います。よろしくお願いします。  また、大分市議会基本条例第7条第2項に規定されておりますとおり、本会議同様、委員会におきましても、委員の質問、政策提言等に関し、執行部は、委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようお願いいたします。  審査に先立ちまして、土木建築部長より発言の申し出がありましたので、これを許可します。 ○生山土木建築部長   それでは、最近の諸事情及び今回御提案をいたしております議案につきまして御説明いたします。  大分県内の景気の動向についてでございますが、大銀経済研究所によりますと、県内経済は緩やかな持ち直しの動きが続き、企業生産は横ばい圏内で推移しているものの、乗用車新車販売は消費税増税前の駆け込み需要などから好調であり、また、住宅着工も同様に引き続き堅調に推移しているとのことであります。土木建築部といたしましては、今後も、道路の改良や通学路等の交通安全対策のほか、橋梁、トンネル、市営住宅の維持補修などの社会資本整備を計画的に進めるとともに、建設資材等の変動や受注環境を的確に捉えるほか、可能な限り工事の早期発注に努めるなど、経済の下支えとなるよう努力してまいりたいと考えております。  それでは、今回御提案いたしております議第1号、平成26年度大分市一般会計予算、議第6号、平成26年度大分市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算、議第13号、平成25年度大分市一般会計補正予算第4号、議第34号、公有水面埋立てについて、議第36号、市道路線の認定について、また、報告事項といたしまして、1点目がまちなかにぎわい推進協議会について、2点目が市民意見交換会の意見・質問等に対する回答につきましては、後ほど担当課長より説明いたさせますので、何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。 ○二宮委員長   それでは、審査に入ります。初めに、予算議案の審査を行います。  議第1号、平成26年度大分市一般会計予算、第1条歳入歳出予算、歳出第8款土木費のうち土木建築部所管分、第9款消防費のうち河川課関係分、第2条債務負担行為、当委員会所管分の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○羽田野土木管理課長     〔説明書② 314ページ~第8款土木費のうち土木建築部所管分          386ページ~第9款消防費のうち河川課関係          500ページ~第2条債務負担行ため当委員会所管分について説明〕 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○仲道委員   321ページ、説明の上から8番目、業務委託料8,500万円、この中の都心南北軸トータルデザイン設計事業土木建築部所管分が1,526万7,000円という説明を受けております。  この1,526万7,000円についてですけれども、トータルデザインの設計事業の中で、昨年度まで、平成25年度までは中央通り修景計画策定、修繕の修に景観の景、修景計画策定となっていたんですね。今年度は修景計画策定から中央通り設計業務に名称が変わっています。内容がどう変わったのか、教えていただけますか。 ○河野道路建設課長   今回の、8款2項3目13節の業務委託料8,500万円のうち、1,526万7,000円につきましては、市道中央通りの設計業務委託ということで計上しております。これは、平成24年度に計上して、執行できなかったことから、平成25年度、そして26年度、最終年度とスライドしてきた分でございまして、これについては変わっておりません。  24年度に、中央通り線の修景計画策定ということで行っております事業は、都市計画部の予算になりますけれども、その中で、将来交通量の需給バランスの評価や、周辺道路網の位置づけなどを行ったと聞いております。また、25年度の中央通り線修景計画策定業務としては、周辺道路網の交通量の推計及び主要交差点の交通解析などを行ったということで報告を受けております。 ○仲道委員   質問の答えになっていません。  では、中央通り設計業務というのは、どういう設計を委託するのですか。 ○河野道路建設課長   この委託料は、大分都心南北軸トータルデザイン設計業務委託として、平成22年度にパシフィックコンサルタンツ、東亜コンサルタント、ワークヴィジョンズグループと契約いたしました。平成23年度から26年度まで債務負担行為の設定を行い、履行期間を平成22年11月2日から平成27年の3月13日までとして、現在、業務委託を行っております。  今回、新年度に予算計上しています1,526万7,000円につきましては、先ほども申しましたように、平成24年度に計上しておりましたが、24年の9月議会で、車線減少を検討する際は交通社会実験を行うこととの請願が採択されたこと、また、平成25年には、まちなかにぎわい実証実験を行ったことにより、執行できなかったため、業務委託の最終年度である平成26年度にスライドさせたものです。  委託費の内容といたしましては、中央通り線の1,500万円の内訳につきましては、中央通り線の測量業務が約400万円、実施設計業務が1,100万円となっております。測量業務につきましては、市道中央通り線の現況の平面測量、縦横断測量等であり、現況の市道中央通り線の図面を作成するためのものでありまして、中央通り線の今後の各種検討を行う上での必要な基礎資料となるものとなります。  また、実施設計業務におきましては、まちなかにぎわい推進協議会より受けました提言にもあります中央通り線の活用については、実証実験の結果を踏まえて、にぎわい憩い機能の充実を図るため、地元商店街やバス、タクシーなどの交通事業者、それと交通管理者である警察など、関係者との協議を行う上での資料作成なども含まれておりまして、今後、協議を行っていくための必要な業務となると考えております。 ○仲道委員   測量業務の中で、図面の作成とありましたね。どんな図面を作成するんですか。 ○河野道路建設課長   現状の市道中央通り線の平面図や縦横断図といいまして、高さ関係、道路の高さ、横断的にどうなっているか。また、近隣の商店との高さの関係など、そういった現状の中央通りの図面を作成しております。
    ○今山委員   今、測量の説明で課長が、変更を行う上で検討を行うということを言いましたが、何の検討をするのですか。 ○河野道路建設課長   現状ではバスベイだとか、いろんなものもあることから、将来、道路の線形、縦断計画あるいは平面計画をする上で、地下埋設物の調査を行い、将来、中央通りを整備するに当たっての現況の状態をつかむための資料としております。 ○今山委員   今の中央通りを整備するための現況、その整備するためというのは、どんな整備でしょうか。 ○河野道路建設課長   整備するためといいますのは、公共交通網のバスやタクシーの集約などの検討も行うという中で、現状の中央通りの平面的、断面的なものの図面が必要になりますので、今後の中央通りの検討していくために必要になる図面として作成するものでございます。 ○永松委員   検討、検討と言って、何を検討するために、そういう図面が必要なのですか。 ○河野道路建設課長   都心南北軸の整備として、庄の原佐野線から昭和通り交差点までの一体的な設計業務を行っておりますが、その中で、南側は、すでに完成しておりますし、そことのトータルデザイン等も検討するために、将来的な中央通りの姿を描く検討になっております。 ○仲道委員   答えになっていません。同じデザイン設計業務の中の今年度の事業に、民有空間アドバイス業務、これは都市計画部所管のものですが、これは駅舎と北口駅前広場の景観をどう設計していくのかというのをJRにアドバイスするための事業です。  今質問しているのは、同じ事業の中の、土木建築部所管中央通り設計業務の中で中央通りについて検討するという話がありました。その中央通りの何をどう検討するための業務なんですかということです。 ○河野道路建設課長   今回の予算1,500万円につきましては、中央通りの実施設計測量と、合意形成を図るための資料づくりの委託費になっております。 ○仲道委員   今、「検討」ということが、「実施するための」に変わりました。何を実施するんですか。何をするための委託業務なんですか。 ○生山土木建築部長   まちなかにぎわい推進協議会では、商店街、市民の方、関係者のさまざまな議論をいただく中で、昨年に実施いたしました実証実験の検証と今後の中心市街地のあり方、中央道路としての活用のあり方ということについて実験をもって、その可能性を検証いたしたところです。その検証と、まちなかのにぎわいということにつきまして、いかに創出を図っていくのか、また、市道中央通り線をどういう活用が望ましいのかということを御提言としていただいたところでございます。  提言の中では、にぎわい憩い空間の確保ということにつきまして、この実証実験が、その創出に向けては一定の成果を得たということ、それから、中央通り線の活用につきましては、この実証実験の結果を踏まえまして、にぎわい、それから憩い機能の充実を図ることが必要であるというふうな御提言をいただきました。  先ほどから課長も説明しておりますように、駅南から大分駅、駅北口駅前広場から中央通り、この都心南北軸のあり方ということについて、都市計画のまちづくり、グランドデザインという基本的な考え方をもとに、また、中心市街地活性化基本計画として、平成29年度を最終年度とした中で、ソフト、ハード、いろんな事業の取り組みを、目標を持って取り組んでまいりました。中心市街地活性化という観点の中での、その調整ということを今後どういうように進めていくのか、課題として残っておりました中央通り、それから中央町、府内町の面的なにぎわいの広がりということを目的に、今後の中心市街地活性化の中での一つの区切りとした目標年次を前提に、今回、中央通りのほうの実験を踏まえた中、また協議会の提言をいただいた中で、今後の整備の方向ということを、この業務の中で検討していくということで今考えているところであります。 ○仲道委員   今年度、事業内容の中央通り設計業務について、どういう設計業務にするかというのは、にぎわい実証実験の検討した協議会からの提言を受けて実施をする、具体的には何を実施するとは答弁がありませんでした。  それから、先ほど課長から、この中央通り設計業務については、24年度に実施する予定だったけれども、社会実験が入ってきたので、来年度にずれ込んできたという説明がありました。  きょう、まちなかにぎわい推進協議会の報告があることになっています。この中で、実証実験の検討結果及び意見集約について報告があるようになっています。その中で、この中央通り設計業務について、どういう提言があっているか、どういう協議が行われたのか、報告があろうかと思います。そこで、提案ですけれども、この第1号議案については、ほかに質疑がなければ、それが終結した段階で、報告を受けた後に承認するかどうかの協議に入っていただきたいと思います。 ○二宮委員長   今、そういった意見が、仲道委員から出ましたが、皆さん、いかがですか。 ○永松委員   提言も何も聞いていないのに、予算の審査はできない。 ○三浦委員   今の日程変更で問題はないのですが、どうせ日程変更するならば、この事業を含めて、もともと中央のにぎわいの創出に関しては、国の補助メニューの中で組み立ててきた経緯がありますから、国の補助事業のメニューの内容と、それぞれ、どういうところでリンクしているのかということが説明できるような準備をしてください。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、後ほど報告を受けてからでよろしいですか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   では、第8款の第2項道路橋梁費以外の質疑、意見につきましては、ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本日の報告事項の1、まちなかにぎわい推進協議会について報告を聞いた後に、ただいまの審査の続きを行いたいと思いますが、2の市民意見交換会の意見・質問に対する回答から先に報告を受けて、その後に回すということでよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   では、そのようにいたします。  次に参ります。  議第6号、平成26年度大分市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○羽田野土木管理課長     〔説明書③94ページ~平成26年度大分市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算          について説明〕 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第13号、平成25年度大分市一般会計補正予算、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第8款土木費のうち土木建築部所管分、第9款消防費、第3条繰越明許費の補正、1追加第8款土木費のうち土木建築部所管分の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○羽田野土木管理課長     〔説明書⑤16ページ~第8款土木費         22ページ~第9款消防費     説明書④ 5ページ~第3条繰越明許費について説明〕 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、一般議案の審査を行います。  議第34号、公有水面埋立てについて審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○羽田野土木管理課長   議第34号、公有水面埋立てについて御説明いたします。  本案につきましては、現在、大分県によって進められております国道217号道路改良一尺屋工区の拡幅工事に伴い、公有水面埋立てについて大分市長へ意見を求められたことから、異議のない旨、大分県知事に答申いたしたいので、公有水面埋立法第3条第4項の規定に基づき、議決を求めようとするものでございます。  国道217号は、四国との玄関口である国道九四フェリーが位置する旧佐賀関町と臼杵市を結ぶ幹線道路でありますが、半島部特有の平たん地が少なく、急峻な山すそが海岸線にまで迫り出す地形条件により、その大半が海岸沿いを走っているため、バス路線でありながら幅員が狭小で、急カーブが多く、大型車の離合が困難な状況となっている上、特殊通行規制区間に指定されております。  当路線のルート選定においては、前後の改良区間への接続、現道の有効利用、地域住民の生活基盤の確保等を考慮した結果、新たに公有水面の一部、5工区、4,002.89平方メートルを埋め立てて用地を確保し、現道拡幅で整備を行うことが有効であることから、埋め立ての出願を行ったものでございます。  この埋め立てにより、水産物や農作物の輸送の円滑化が図られるとともに、台風等による道路への越波の影響も現状より改善されることから、緊急輸送道路としての道路機能の確保が確立されます。  また、一尺屋地区住民にとりましても、通勤通学時における車両の走行あるいは歩行者の安全面からも多大な効果を得ることができるものと考えております。 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○井手口委員   市境までの間で、まだ埋め立てをしなければならないところが残っていますか。それとも、ほとんど終わりましたか。 ○林土木管理課参事補   今回の217号におきましては、この埋め立てで終了と大分県土木事務所のほうから聞いております。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕
    ○二宮委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は、原案のとおり承認することとしてよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第36号、市道路線の認定について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○羽田野土木管理課長   今回、認定いたしたい市道路線、駄原18号線ほか1路線の路線名、起点、終点を記載いたしております。  議36の2ページをお開き願います。  この①駄原18号線、②駄原19号線は、開発行為による帰属に伴い認定するものでございます。  ①駄原18号線は、袋路状道路でございますが、幅員6メートル以上で、かつ延長が100メートル以下など、市道認定基準を満たしております。  なお、②駄原19号線は、幅員2メートルの歩行者専用道路でございます。  今回の認定によりまして、市道路線は7,542本から2路線ふえまして7,544本となり、延長が2,436キロメートルと771.2メートルとなります。 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。  それでは、ここで、執行部より報告事項の申し出がありましたので、報告事項の説明を受けたいと思います。  市民意見交換会の意見・質問等に対する回答について報告を受けます。 ○羽田野土木管理課長   番号1から説明させていただきます。  1の、市道にはみ出た樹木の剪定についてでございますけれども、「民有地から市道にはみ出した庭木等については、道路パトロールや市民から寄せられる通報に基づき、剪定等による改善指導を行うなど、迅速な対応に努めておりますが、基本的には所有者に対応してもらうこととなります。 しかし、所有者などが居住していない場合や所在が不明などの場合は、対応に時間を要することとなります。そのような場合は自治会等に相談のうえ、市が対応する場合もあります」。  1につきましては以上でございます。  2、国道の整備についてでございますけれども、「大分県が管理する国道の整備については、大野川新架橋の整備推進や国道197号の乙津橋、鶴崎橋の拡幅など、地元期成会等からの要望も踏まえ、例年、県知事及び県議会に対し要望を行っております。 また、大分土木事務所の道路関係部署と毎年意見交換を行っており、この中で相互の事業連携と情報共有も図っているところであります。 今後も引き続き各種事業の早期事業化等を積極的に働きかけを行ってまいります」。  2については以上でございます。  3につきましては、「県道の整備につきましても、下郡中判田線や県道高崎大分線のほか坂ノ市細地区から佐賀関馬場地区までの臨港道路の早期工事着手など、地元期成会からの要望も踏まえ、例年、県知事、県議会に対して要望を行っております。 このような中、本年度より庄の原佐野線大分川新架橋の工事着手がされたところであります。 また、大分土木事務所の道路関係部署と毎年意見交換を行っており、この中で相互の事業連携と情報共有も図っているところであります。 今後も引き続き各種事業の早期事業化等を積極的に働きかけを行ってまいります」。 ○松田道路維持課長   4番について説明させていただきます。  「財政状況の厳しい中、市道沿線の除草につきましては、現在、路肩は年間2回、法面は2年間に1回の除草回数としておりますが、特に通行の安全確保を図る必要のある個所や住宅等に近接している法面などについては状況を踏まえ対応しております。 また、本市では道路や河川等の草刈りを取組んでいただける自治会等に対して、草刈り報償金制度を設けておりますので、本制度のご理解とご協力をお願いいたします」。 ○新井土木建築部次長兼河川課長   先日、大在地区のため池の底栓が抜けるという事故がありました。市内のため池や河川の管理についてはどうなっているのかと、また、今後、国、県、市のどこかへ一元化するなど含めて検討できないのかという意見、御質問がございました。  ため池につきましては、生産基盤課のほうが把握しておりまして、経済常任委員会のほうで回答することとなっておりますので、河川の管理について御説明をさせていただきます。「河川の管理につきましては、国、県、市に河川の規模等により区分されております。 災害時における連絡体制も整備され、今回のような場合も相互に情報共有を図っており、個々の事案につきましては当該管理者が対応いたしております。 ご指摘の江川につきましては、県河川であり、底地も含め大分県の管理となっております」。 ○安部住宅課長   6番でございますが、過疎化が進んでいる地域に市営住宅等の建設計画を検討できないかという御意見でございました。  回答といたしまして、「本市の市営住宅については、築30年以上の住宅が全体の約5割を占めており、老朽化した市営住宅の更新にかかる財源の確保とともに、長寿命化によるライフサイクルコストの縮減に努めているところです。 市営住宅の建替えにあたっては、集約等による管理戸数の適正化を図っており、現状では建替え以外の建設は考えておりません。 また、人口減少や過疎化が進んでいる地域では空き家が増加しており、売家や貸家としての活用のための環境整備を図っていくことが必要と考えております。 なお、市営住宅の募集も定期的に行っておりますので、活用をいただきたいと思います」。 ○河野道路建設課長   7番の、市道加納滝尾中学校線の改善についての御質問です。  「市道加納滝尾中学校線の一部は、道路幅員が狭く、歩道も設置がされていないことから、平成25年度に路側帯にカラー区画線を設置したところですが、全面拡幅となりますと多額の用地補償費が伴うため、早期の事業化は困難な状況であります。 また、滝尾地区につきましては他路線の拡幅整備等の要望がされているところであり、優先性などを踏まえ、より効果的な事業の推進を検討するほか、滝尾地区住環境整備事業の進捗も踏まえ、検討したいと考えております」。 ○松田道路維持課長   8番の御説明をさせていただきます。  弁天地区にあります、利用者が管理している道路がございますけれども、これの市に移管等を含めた費用負担の軽減ができないかという御質問でございます。  「当該個所は、民有地に約3メートル幅員の通路があり、地権者によって管理されております。幅が4メートル未満であるため、準市道の取扱いも考えられるところですが、道路用地の分筆及び寄付が必要となり、これに伴う手続きは地権者の負担となりますのでご理解をお願いします」。 ○河野道路建設課長   9番の、南部公民館沿いの旧10号線の拡幅をしてほしいという御意見についてですが、「ご要望の路線沿線は、住宅や高い擁壁の土地があり、事業実施には多額の補償費や工事費が必要となりますので、全線拡幅整備の早期着手は困難な状況です。 しかし、用地協力が得られる場合は、局部拡幅となる待避所設置等の早期事業化も可能と考えております」。 ○羽田野土木管理課長   10番目でございます。車道に設置されております乗り入れブロックを交通安全のために改善するよう指導してほしいという内容でございますが、「宅地への車両の乗入れなどのため、道路上に設置されている乗入れブロックは不法占有物となり、通行の安全を確保する上から市報等により定期的に撤去をお願いしておりますが、ご案内のように段差解消のための措置として、自費道路工事も可能であります。 今後も適正な道路の使用について、啓発を行っていくとともに、実施しております道路パトロールにおきましても指導の強化を図ってまいりたいと考えております」。  土木建築部の対象については、以上でございます。 ○二宮委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで何か質疑等、ありませんか。 ○井手口委員   4番に関連してですが、先日の大雪のときに竹が着雪で折れて、交通を阻害しました。割と復旧は早く、すごいなと思ったのですけどね。  これから先、竹に関しては管理をされないと、竹の高さによっては道路を完全にふさいでしまうということが起きます。あのような四、五十年に一度の大雪がこれから先、降るかどうかわかりませんが、雑草と同じように、竹の管理に関しては別の考え方で検討を始めていただきたいと思います。 ○松田道路維持課長   今、委員がおっしゃったように、竹の始末に非常に困っておりまして、木であれば再利用という形がとれるのですが、竹は再利用できませんので、処分するしかないということで、土木管理課とも連携をとりながら、所有者の方に伐採も含めてお願いをしていこうと思います。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   では、委員から、その他として何かありますか。 ○井手口委員   繰越明許をした場合、特に国からの補助事業で、国が補正を3月ぎりぎりになってつけてきて、金が入ってすぐに繰越明許しないといけないという状況になって、また次の年の暮れまでに、その金が使えなかったら、不用額で返さなければならないケースは、土木建築部の所管範囲ではなかったですか。 ○生山土木建築部長   所管分としては、ございませんでした。  建築課が業務依頼として、教育委員会の分はありましたが、直接的なところは、ございませんでした。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   では、執行部からその他として何かありませんか。 ○河野道路建設課長   大分都市計画道路末広東大道線の供用開始について御報告をさせていただきたいと思います。  資料を配付させていただいてよろしいでしょうか。 ○二宮委員長   はい。    〔資料配付〕 ○河野道路建設課長   末広東大道線の事業概要と図面をつけております。図面をごらんいただきたいと思います。  大分駅付近連続立体交差事業の関連街路並びに大分駅南土地区画整理事業により、平成10年度から青色の箇所、緑色の箇所の完成区間の供用を行いながら整備を進めてきましたが、本年度、残されておりました赤色区間のJR高架下から国道10号までの区間について供用開始いたします。  当路線の完成により、国道10号から庄の原佐野線が結ばれ、大分駅西側に駅南地区と中心市街地を結ぶ新たな道路が整備され、周辺道路の渋滞緩和や通学通勤での歩行者、自転車等の安全や利便性の向上が図られることとなります。  なお、供用開始は3月29日土曜日の早朝6時を予定しております。 ○二宮委員長   ただいまの報告で、委員の皆さん、何かありますか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   続いて、まちなかにぎわい推進協議会について報告を受けますが、これにつきましては、まちなかにぎわい実証実験の結果を踏まえた検証を行った組織であることから、都市計画部と同席の上、御報告したい旨、土木建築部長より申し出がありました。  つきましては、都市計画部の入室を許可してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   では、入室を許可します。
     しばらく休憩します。                                   午前11時05分休憩                                   午前11時11分再開 ○二宮委員長   休憩前に続き、会議を再開します。  では、まちなかにぎわい推進協議会について報告を受けます。 ○河野道路建設課長   まず、資料の確認をさせていただきたいと思います。  お手元に、資料1-1として、まちなかにぎわい実証実験、にぎわい創出に関する報告書及び資料1-2、まちなかにぎわい実証実験交通実態調査結果報告の資料、資料2の、まちなかにぎわい推進協議会の資料、次に資料3の、まちなかにぎわい推進協議会意見集約についてと記した資料をお配りさせていただいております。なお、これらの資料につきましては、経済常任委員会の中で商工労政課が報告いたすものと同じ内容となっております。  それでは、説明させていただきますが、平成25年の第4回定例会における建設常任委員会の中での報告と重複する部分もありますが、御了承いただきたいと思います。  まず、資料1-1、まちなかにぎわい実証実験、にぎわい創出に関する報告をごらんください。  (1)は、まちなかにぎわい実証実験協議会の開催状況を掲載しております。  (2)は、まちなかにぎわい実証実験の実施時期や実施場所等を掲載いたしております。1車線を減じて実験をする場合の断面図となります。  (3)は、各種調査として調査した、にぎわい創出に関する調査と交通に関する調査を掲載いたしております。  次に、2ページと3ページをごらんください。  ここには、イベント等一覧表として、実証実験で実施された、にぎわい創出のためのイベントや、憩い空間としての椅子、テーブルの設置の状況を掲載いたしております。  次に、4ページと5ページには、まちなかにぎわい実証実験の記録写真を掲載いたしております。  次に、6ページをごらんください。  まちなかにぎわい実証実験における調査概要として、1の歩行者通行量調査について、2の市民アンケート・個店アンケート調査について、概要をまとめたものでございます。  初めに、歩行者通行量調査については、大分市中心市街地活性化基本計画における数値目標の一つとして、33ポイントでの歩行者通行量を35万人としており、今回の実証実験では35万2,128人となっております。次に、大分市中心市街地活性化基本計画のエリア内で調査している41ポイントの歩行者通行量調査の中で、駅北側の調査ポイントでの増加率の高い10ポイントについて、抽出して掲載をいたしております。なお、増加率の高いポイントは、イベント会場でありました若草公園、ガレリア竹町ドーム広場、中央通りに近いポイントとなっております。  次に、6ページの右側には、市民アンケート・個店調査について、設問内容ごとにまとめて掲載いたしております。  まず、(1)の、にぎわいについては、市民アンケートでは53.1%が、にぎわいをかなり感じる、感じると回答しており、にぎわいを感じた場所としては、商店街や中央通り、ガレリア竹町ドーム広場となっております。個店アンケートでは、62.5%がにぎわいを感じており、両方とも、にぎわいを感じた方が過半数を超えています。次に、(2)の同伴者、来街者については、市民アンケートでは、一人での来街の割合が17.5%減少し、友人、親子、夫婦での来街の割合が合計で17.3%増加しております。個店アンケートでの来店客や来街者の状況は、家族連れ、子供連れが多い、若い人が多い、カップルやグループが多いが合計で51.4%となっております。  次に、7ページをごらんください。  (3)の中央通りの中央町側の歩道を拡幅していることについての質問ですが、市民アンケートの上位3つの回答は、いろいろなイベントが開催されてにぎやかが23.7%、オープンカフェや休憩スペースの確保ができてよいが15.2%、イベント空間と歩道空間が分かれていて歩きやすいが14.6%となっております。  次に、(4)のオープンカフェ、憩い空間についての質問です。市民アンケートでは、全体評価として、大変よいとよいが62.3%となっており、実際にオープンカフェを利用した方は75.4%の方がよいとおおむねよいとなっております。個店アンケートでの回答での上位3つは、休憩できる場所としてよかったが38.6%、まちの景観としてよかったが14.3%、飲食や会話ができる場所としてよかったが13.3%となっています。次に、(5)の滞在時間については、まちなかに3時間以上滞在した人の割合が41.5%となっております。また、オープンカフェを利用した人は、まちなかに3時間以上滞在した人は44.9%となっております。  次に、(6)のにぎわいが続けば訪れたくなりますかについての回答は、できるだけ訪れたいと時々訪れたいが66.7%となっております。  次に、(7)の個店の来客と売り上げの状況についての質問ですが、全体としては、お客さんが余り変わらないが72.6%で、お客さんがふえたと少しふえたは合わせて21.8%です。また、売り上げが余り変わらないが75.2%で、売り上げがふえたと少しふえたは18.8%にとどまっております。  しかしながら、その中で、売り上げを向上させるための取り組みを行った店舗に限って見ると、お客さんがふえた店舗が40.9%で、売り上げがふえた店舗が31.8%となっております。  次に、(8)の中央通りの今後のあり方や中心市街地の活性化についての質問ですが、市民アンケートでの、中央通りの今後のあり方の質問については、第1位が、子供や高齢者、障害者に安心安全な通りの31.9%、第2位が、人々がゆったりと歩ける歩行者に優しい通りの28.3%、第3位が、イベントや文化活動が日常的に開催されるにぎやかな通りの21.7%、第4位が、オープンカフェや屋台が常設されたにぎわいのある通りの20.1%、第5位が、緑にあふれ、休憩場所も多い憩いのある通りの13.9%となっております。  また、個店アンケートでの、どうすれば中心市街地の活性化が図られると思いますかという質問では、第1位が、イベント等で集客力を上げるの19.0%、第2位が、まちなかに駐車場をつくるの17.2%、第3位が、各個店が魅力アップに努めることの15.5%、第4位が、オープンカフェやベンチ、休憩所をふやすの11.9%となっております。  次に、8ページから10ページにつきましては、これまで御説明をさせていただきました歩行者通行量調査の詳細な報告を掲載しております。  次に、11ページから15ページにつきましては、まちなかにぎわい実証実験におけるアンケート調査の詳細な報告を掲載しております。  次に、16ページから18ページにつきましては、まちなかにぎわい実証実験に関するアンケートで、各個店を対象に実施した調査の詳細な報告を掲載いたしております。  以上が実証実験のうち、にぎわい創出に関する報告でございます。  次に、交通に関する調査結果について御報告をいたします。  それでは、資料1-2、まちなかにぎわい実証実験交通実態調査結果報告に沿って説明をさせていただきます。資料の1ページをごらんください。今回の実験は、右下の凡例にも記載していますように、自動車交通量のほか、滞留長、旅行速度、バスの定時性、公共交通の乗降客調査などを実施しております。各調査内容や調査位置につきましては、この1ページの資料で御確認をいただきたいと思います。  次に、2ページと3ページをごらんください。平日の自動車交通量です。2ページに、通常時として10月3日木曜日のデータを、また、3ページには実験時として10月29日火曜日のデータを記載しております。4ページをごらんください。主なデータとして、減車線を行った中央通り線の中央町側と、東西に位置し並行する国道197号、県庁前古国府線について抜粋して記載をしております。  次に、5ページと6ページをごらんください。休日における自動車交通量の状況ですが、5ページに通常時の11月17日の日曜日のデータを、6ページには実験時の11月4日の振りかえ休日のデータを記載しています。  また、7ページには、平日と同様に主なデータを記載しております。  続いて、滞留長の調査結果について説明いたします。  資料の8ページをごらんください。滞留長は、平日に調査を行いました。  これは、赤信号になった交差点を先頭にして、車両が一日のうちで最大どれぐらいつながっていたかを示すものです。通常時を破線矢印、実験時を実線矢印で表示しております。  このように、今回の交通量や滞留長の調査結果では、実験時と通常時の比較において、この主要な3路線を使って北進する自動車交通量や滞留長に大きな変化は見られなかったことから、中央通り線の中央町側の歩道空間を拡幅して、にぎわい憩い空間を創出させたことによる交通への影響は、周辺道路を含め、極めて少なかったものと考えております。  次に、旅行速度調査です。資料の9ページ、10ページをごらんください。  この調査は、中心市街地の主要8交差点を自動車で走行し、要した時間を計測しました。  ルートや時間帯によっては若干のばらつきがあるものの、それぞれに要した時間は、グラフにもありますように、おおむね変わらないものとなっており、交通渋滞などによる旅行速度の低下はありませんでした。  続いて、バス乗降客調査です。11ページをごらんください。  この調査は、中央町側のバス停の路線バスと高速バスの乗降客数について行いました。  平日の通常時と実験時の差は、乗車した方が128人の減、降車した方は178人の減となっていました。休日の通常時と実験時の差は、乗車した方が216人の増、降車した方は89人の増となっていました。  次に、12ページをごらんください。タクシーの乗降客調査についての結果を記載しています。  この調査は、中央通りのタクシーベイからの利用台数と乗客数の変化について行いました。  平日の通常時と実験時の差は、乗車台数が42台の減、乗車客は30人の減となっていました。一方、休日の通常時と実験時の差ですが、乗車台数は4台の減ですが、乗車客は23人の増となっていました。  続きまして、13ページをお開きください。これは、平日の歩行者、自転車通行量を比較したもので、調査は、位置図にありますとおり、26カ所で行いました。右下の折れ線グラフで通常時と実験時の通行量の確認ができますが、いずれも同じ傾向となっています。  続いて、14ページと15ページには、バスの定時性の調査結果となっています。  中央通りを通過する路線バスの朝夕の通勤時間帯を含みます3時間ずつ、計6時間、かつ路線を抜粋しての報告とさせていただきます。表の見方ですが、左上に時刻表と書いてある列がバス停の時刻表に記載されている時間であり、その右横が通常時に、さらにその隣が実験時にバスの出発時間がどうであったかを示すものです。一例ですが、14ページの一番左上をごらんください。こちらは、大分交通の新川経由、五号地行きになりますが、7時台に27分発、39分発、53分発のバス3本がありますが、そのうち27分発のバスを見てみますと、通常時には定刻どおりの出発であったため、ゼロと表示をしています。実験時は、1分おくれでの出発となったため、プラス1と表示、その他もプラス1と表示をしています。また、それぞれの時間枠の下に、行き先別1時間ごとの平均おくれ時間を記載しています。そして、その行の一番右には1時間単位で、全路線での平均おくれ時間を記載しています。  全体的な結果として、減車線よりバスの定時性が損なわれてしまったという状況は、特には見受けられませんでした。  以上が交通実態調査の報告となります。  先ほどの、にぎわい創出に関する報告とあわせた分が実証実験で得たデータでありまして、これらは実証実験協議会や、その後に設立いたしました、にぎわい推進協議会においても、構成委員に報告をさせていただきます。  続きまして、資料2、まちなかにぎわい推進協議会についてですが、1ページをごらんください。  こちらは、昨年の12月18日に開催された、まちなかにぎわい実証実験協議会への報告会と、ことしの1月23日に設立した、まちなかにぎわい推進協議会の開催状況、さらに、2月24日の、まちなかにぎわい推進協議会からの提言書の提出までの経過を掲載いたしております。  2ページ目をごらんください。  こちらは、まちなかにぎわい推進協議会の委員45名の名簿を掲載いたしております。  委員の構成については、学識経験者を初めとする各界からの御参画をいただいております。  3ページをごらんください。  こちらは、協議会の設立趣旨ですが、本協議会は、下から3行目の最終段落にありますように、継続的なにぎわいづくりのあり方等を検討、提言をいただくための機関として設置するものといたしております。  4ページをごらんください。  こちらは、協議会の設置要綱です。  第2条の所掌事項として、(1)実証実験の結果の検証に関すること、(2)まちなかのにぎわい創出に関すること、(3)市道中央通り線の活用に関することとなっております。  次に、資料3の、まちなかにぎわい推進協議会意見集約についての御説明をさせていただきます。  この資料の1ページから5ページについては、第3回まちなかにぎわい推進協議会の際に資料としてお配りさせていただいたものと同様の資料であります。  こちらの資料は、これまで行われた、まちなかにぎわい実証実験協議会への報告会及び第1回と第2回のまちなかにぎわい推進協議会において委員の皆様方からいただいた御意見に基づいて、①のにぎわいづくりについて、②の憩い機能、③のにぎわい憩い空間の確保の必要性、④の個店の売り上げ向上、⑤の交通処理の5つの項目ごとに、にぎわい創出に向けた方向性をお示ししたものであり、この資料に基づいて、協議会で御議論いただいた結果、6ページに提言書として取りまとめていただいたものでございます。  まず、資料の1ページをごらんください。  中心市街地におけるにぎわいづくりのあり方等についての資料です。  項目の①のにぎわいづくりについてですが、調査結果等の欄には、関係する実証実験の各調査の結果を掲載いたしております。次の、評価につきましては、上段には、まちなかにぎわい実証実験協議会報告会及び第1回まちなかにぎわい推進協議会における意見であり、下段の太枠については、第2回まちなかにぎわい推進協議会で出された意見を掲載いたしております。それらの御意見を取りまとめさせていただき、右側の枠に、にぎわい創出に向けた方向性としまして、ごらんの3項目に取りまとめをさせていただきました。  次に、2ページをごらんください。  項目の②の憩い機能についてですが、1ページと同様に、報告会と協議会における各委員の御意見を取りまとめさせていただき、にぎわい創出に向けた方向性として、ごらんの2項目に取りまとめをさせていただきました。  次に、3ページをごらんください。  項目にあります、③にぎわい憩い空間確保の必要性についてですが、これまでと同様に、各委員の御意見を取りまとめさせていただき、にぎわい創出に向けました方向性として、ごらんの4項目に取りまとめをさせていただきました。  次に、4ページをごらんいただきたいと思います。  項目の④個店の売り上げ向上についてですが、これまでと同様に、各委員の御意見を取りまとめさせていただき、にぎわい創出に向けた方向性として、ごらんの1項目に取りまとめをさせていただきました。  次に、5ページをごらんいただきたいと思います。  項目の⑤交通処理についてですが、これまでと同様に、各委員の御意見を取りまとめさせていただき、にぎわい創出に向けた方向性として、ごらんの2項目に取りまとめをさせていただきました。  以上、5項目のにぎわい創出に向けた方向性につきまして、第3回まちなかにぎわい推進協議会において御議論いただき、最終的に取りまとめたものが6ページにございます、平成26年2月24日に、まちなかにぎわい推進協議会から提出された提言書でございます。  この提言書について、読み上げて御報告させていただきます。  提言書の1、にぎわいづくりについて。  活性化に向けてイベント等によるにぎわいの創出は効果的であり、今後も継続する必要がある。  にぎわいづくりの継続には、十分な調査を行いながら、にぎわいづくりのための空間の創出、活用のルールや仕組みを検討する必要がある。  新たに発掘された、にぎわい創出の担い手を初めとするさまざまな団体等の活動を支援し、活発にすることが必要である。  2、憩い機能について。  オープン・カフェやイス・テーブルの設置は、市民や個店からは好評であり、中心街における魅力の向上に憩い機能を充実する必要がある。  イス・テーブルなどの憩い機能の配置にあたっては、歩行者空間や周辺環境を考慮するとともに、来街者の利便性向上のため、イス・テーブル等を公共空間に設置できる仕組みづくりを検討すべきである。  3、にぎわい憩い空間の確保について。  多くの市民、個店が求める憩いやにぎわいの創出を図る上で、そのため活用する空間が必要である。  既存の空間の利活用に併せて、新たな付加価値をまちにつけること、活用する人の選択肢を増やすこと、このまちに来れば何かがあるという雰囲気を醸し出す等、拠点性を高めることが必要である。  にぎわいづくりの継続には、十分な調査を行いながら、にぎわいづくりのための空間の創出、活用のルールや仕組みを検討する必要がある。  実証実験は、にぎわいの創出に一定の成果があり、中央通りの活用については、実証実験の結果を踏まえて、にぎわい憩い機能の充実を図ることが必要である。  4、個店との連携について。  個店の魅力を向上させていくことを基本に、イベント実施等にぎわい創出と商店街や個店との連携により相乗効果が図られるような取り組みが必要である。  5、交通について。  公共交通(バス・タクシー)の利用促進が必要である。
     自転車については、押して通行するなどのルールが必要である。  と提言書としてまとめられたところでございます。  以上が、まちなかにぎわい推進協議会についての報告であります。 ○二宮委員長   では、先ほど後回しにしました議第1号、平成26年度大分市一般会計予算、第1条歳入歳出、歳出第8款土木費のうち土木建築部所管分、第9款消防費のうちの河川課関係、第2条債務負担行為、当委員会所管分の審査を続けます。  ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんで質疑等はありませんか。 ○仲道委員   資料1-1の2ページなんですけど、中央通りで行われたイベントが掲載されています。その中で、歩道を広げたことによって可能だったイベント等、どういう内容だったか教えていただけますか。  時間かかるようだったら、委員長、自由討議をお願いします。 ○二宮委員長   自由討議を許可します。 ○仲道委員   日程の中で中央通りについては、あす、都市計画部の報告の中に、報告事項⑨番、大分市中心市街地活性化事業ということで報告があります。それも関連しますので、都市計画部からは、委員会で了解いただければ一緒に説明を受けたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○二宮委員長   皆さん、いかがですか。   〔「異議なし」の声〕 ○仲道委員   ありがとうございます。 ○広瀬都市計画課長   それでは、私のほうから説明をさせていただきたいと思います。  資料をお配りしてよろしいでしょうか。 ○二宮委員長   はい。    〔資料配付〕 ○広瀬都市計画課長   それでは、報告事項の9番について説明させていただきます。  大分市中心市街地活性化事業についての御報告ですが、本事業は、中心市街地の活性化に係る経費でございまして、昨年12月に御報告させていただいておりますが、平成25年度までは、本年度までは都市計画課にて所管しておりましたが、平成26年度より、機構改革に伴いまして商工労政課に所管を移すこととなっておりまして、予算審議及び事務事業評価結果の予算編成への反映状況につきましては、経済常任委員会へ付託されておりますが、本委員会より事務事業評価の対象事業に選定されていたものでございますので、報告の形で御説明をさせていただきたいと思います。  お手元にお配りしております事務事業評価対応状況シートの整理番号の建設-1、大分市中心市街地活性化事業をごらんいただきたいと思います。  まず、1、事務事業の概要でございますが、本事業は、大規模ショッピングセンターの郊外への立地や中心部の相次ぐ大型店の撤退等により、商業機能の衰退が顕著な中心市街地において、ハード、ソフト、両事業を一体的に推進することで、その機能の回復を目指すものでございます。中心市街地は、魅力ある都心を形成する重要なエリアであり、都市機能の充実を図り、大分駅北側の商業機能との相乗効果を発揮させる中、人が安心、安全に回遊でき、新たな魅力とにぎわいあふれる中心市街地を形成するためには不可欠な事業でございます。  次に、2、分科会評価結果でございますが、評価区分といたしましては、継続との評価をいただいており、今後は商業関係者や関係団体、地域住民とのコンセンサスを図ることにより、市民の声をよく聞いて、官民一体となってハード、ソフトの両事業を推進するようにとの御意見をいただいております。  最後に、3、評価結果に対する対応状況等についてでございますが、平成25年3月29日に第2期大分市中心市街地活性化基本計画の認定を受け、新たなコンセプトのもとに中心市街地活性化に取り組んでいるところでございます。  26年度予算といたしましては、第2期中心市街地活性化基本計画の目標になっている指標の数値把握のため、毎年行っている通行量調査に係る委託料のほか、株式会社大分まちなか倶楽部や大分市中心市街地活性化協議会への補助金を計上しておりますが、関係団体や地域住民等とのコンセンサスを図りながら、官民、関係部局連携して、第2期中心市街地活性化基本計画に掲げる各事業を進めていくということにしております。 ○二宮委員長   資料が多いけど、説明は終わりですか。 ○広瀬都市計画課長   今回の分については、冒頭、御説明いたしましたけれども、26年度の機構改革の中で、所管が商工労政課の部分になりまして、所管が経済常任委員会で内容は報告をさせていただくということになっているのですが、私どもとしては、建設常任委員会で、この部分については継続との評価をいただいておりましたので、対応する状況について今回御説明をさせていただきました。内容については、先ほど口頭で言いましたけれども、表の評価についての対応状況の中で、平成26年度事業の内訳として計上しておりますけれども1530万円、補助金として上げている部分が、大分まちなか倶楽部への補助金で、中心市街地活性化基本計画の事務局に係る部分での協議会への補助金ということが主な内容でございます。 ○永松委員   最初のほうの資料は関係ないのですね。 ○広瀬都市計画課長   2番目、3番目は、関係ございません。2番目、3番目は、24日の予算審査の中で御説明する資料が一緒になっていたものですから、申しわけございません。 ○仲道委員   自民党の勉強会などで、答えが出ないことが多かったので、都市計画部に来ていただきました。その中で、私どもの認識と、都市計画部の説明員の認識に、非常に食い違いがありましたので、考案日の最終日に新たに日程を組みまして、本日と同じように土木建築部長、都市計画部長を初め、両部から来ていただきまして、説明を受けました。  ただ、最終日が3時から両部長が代表質問の協議に入らないといけないため、代表質問中は時間がとれないということで、新たに土曜日に時間設定をして勉強会をしたのですけれども、まだ結論が出ずに、建設常任委員会で持ち越しという話になりました。  その中で一つ確認ですけれども、先ほど質問をいたしました大分都心南北軸トータルデザイン設計事業についての質問をしたところ、車線減少での設計業務も委託をするという答えがありました。その確認をさせてください。 ○広瀬都市計画課長   にぎわい推進協議会の中で提言をいただいた中に、にぎわい憩い空間の確保というところがございます。その4つ目の中に、実証実験はにぎわいの創出に一定の効果があり、中央通りの活用については、実証実験の結果を踏まえて、にぎわい憩い機能の充実を図ることが必要であるという提言を受けました。社会実験の結果を踏まえてというのが、この協議会の中で議論になり、「これを基本に」というところが結果的に、「この結果に踏まえて」ということに文章的に変わってきたという経過を御説明させていただいた中で、社会実験の形態を参考に車線を減少したような図面を今から検討していきたいということで御説明させていただきました。 ○仲道委員   ということは、結論は、車線減少という形の中で設計業務委託をするという結論でいいんですか。 そういう説明に聞こえましたが。 ○広瀬都市計画課長   設計については、この社会実験の形態をもとにということですから、車線減の形で進められればと考えております。 ○仲道委員   今、実証実験は、にぎわいの創出に一定の成果があり、中央通りの活用については、実証実験の結果を踏まえて、にぎわい憩い機能の充実を図ることが必要である。これを歩道を広げなさい、車線を減少しなさいという提言に捉えたという課長の発言がありました。  議事録を読み上げます。そういう提言ではありません。  26年2月4日13時30分から、にぎわい推進協議会議事録。  委員から「ハードに関しては、ステージに上げないという事でずっと来ているので、車線を幾つにするかなど、この議論がテーブルに上がるというのは、そぐわないと思います」。  議長、「その辺は事務局いかがですか」。  事務局、「あくまでも整備や車線の議論については、今回のまちなかにぎわい推進協議会については、どういうふうに中央通りを活用することによって、にぎわいや憩いの創出が図れるかという観点での御議論で、お互いに1月23日の協議会委員の設置趣旨、目的で確認していますように、1点目は、まちなかにぎわい実証実験の検証に関すること、2点目は、どうすれば継続して憩いやにぎわいが図っていけるのか、3点目は、まちなかにぎわい実証実験の検証の形態を基本にして、どのようにすれば中央通りを活用することにより憩いやにぎわいを図っていけるのかという、以上3点の御議論で確認しているところです」。  議長、「今の御意見から言うと、まちなかにぎわい推進協議会では、整備ということについては、ここで議論しないということになります。 ただ、この中で、中央通りをどうやって活用するかという中で、そのような意見が出ても、それは特に制約をしないということでいいですか。車線を幾つにする、にぎわいを創出する中で、そういう議論が出ても、それは制約しないということでいいですか」。  事務局、「協議会委員の皆さんに制約を与えるというものではございません。 まちなかにぎわい実証実験の形態について、実証実験協議会の委員の皆様の御意見に基づき、中央町側1車線を減車して、既存の歩道幅員7メートルを中央町、府内町とも既存の歩道空間や、さらには公園などの空間を活用した内容とする。中央通りに限っては、形態は皆さんで確認している1車線減車の中での実験を基本に御議論いただきたいということです」。中略。  委員から、「市長も今年度中に方向性を出すという発言をされていますが、ここは、にぎわいの話だけして、来年度また、都市計画部が主として中央通りの車線をどうするかという議論を改めてやるというタイムスケジュールでよろしいのかどうか。 もし、そうであれば、ここは、この協議会は、にぎわいの話だけで済ませて、来年度から車線の議論に入っていけばいいし、ここで今言われているように、何の話か、よくわからない話が進んで、この資料にあるような道路で問題がないということで整理されるのであれば、車線の議論をきっちりせざるを得ないと思います。 このことは、明確に方向がどうなのかということをはっきりさせていただきたい。改めて、ここの協議会で車線の話をするのかどうか、はっきりさせてもらいたい」。  事務局、「あくまでも今回は車線という観点だけでなくて、大局的に現状を共通認識しているのが、来年の春には駅ビルが完成して、美術館もできる中で、中心市街地をどう魅力あるまちにしていくかということで、真のにぎわいの創出や憩い空間を図っていくかの観点で議論し、取りまとめを協議していただいて、市長に提言していただきたいと考えているところであります」。  議長、「ということは、26年度にですね、車線についての協議会をやるとか、やらないとかは、この場ではまだ決まっていないし、議論できないということでいいですか」。  事務局、「協議会の皆様には、1月23日にお示ししました要綱の所掌事項の3点について御協議いただいた時点で、協議会の任務は終わりということで、それ以降については、この協議会での議論については考えていないということでございます」。  最後に事務局、「その皆さんからいただいた提言の内容について今、課長が言った提言の内容については、車線の議論について所掌事項にうたっているわけではございません」。  どう読んでも、車線を減少して広げなさいという話で提言したんじゃないと読めるのですが、課長、いかがですか。見解を伺います。 ○広瀬都市計画課長   協議会の中では、車線の議論ということにはなっておりません。内容的には、まちなかでのにぎわい創出のために、この空間をどう確保するかという中で、まちなかのにぎわいには、今回の社会実験の中では、ある程度、一定の成果が出たというところで、歩道空間を広げたところで、そういう部分でイベントを行い、それらを含めての効果があったというふうに我々としては、先ほど報告させていただいたとおりでございます。  結局、歩道空間を広げたことによってのイベントを行った、それが結果的には車線減少になったという今回の実験でございますので、歩道空間でにぎわいを継続していく、もしくは憩いの空間を確保するというのであれば、その部分として車線を減じた中じゃないと、現状の空間の中には、なかなか確保しづらいということで、今後の作業として我々は、設計を、車線を減ずる中で歩道空間を広げるという表裏一体のものの中で検討させていただきたいと考えております。 ○仲道委員   今回この協議会で、歩道を広げればにぎわいが創出できますという提言が出ました。ただ、車線を幾つにするか、1車線でいいのか、2車線減にするのか、協議会の中ではその話はされていません。その協議会自体が立ち上がってもいません。  確認ですけど、車線を幾つにするかは、協議会の中で話し合いますというのを、課長も部長も繰り返し委員会の中で述べています。今回、にぎわい実証実験協議会のほうから歩道を広げたほうがにぎわいが創出できますよという提言が出ました。では、それを受けて、交通社会実験を検証する協議会の中で話し合いましょうという話でしょう。 ○広瀬都市計画課長   はい。 ○仲道委員   それであれば、この提言は車線を幾つにしなさいという話は、まだ行われていないという前提になります。  その中で、先ほど課長が言ったような車線減少で、中央通り設計業務を委託するのはおかしいという話になります。 ○二宮委員長   協議の続きは昼からでどうでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   では、そういうことにします。  午後1時から再開いたします。  しばらく休憩いたします。                                   午前11時58分休憩                                   午後0時59分再開 ○二宮委員長   休憩前に続いて、会議を再開いたします。 ○仲道委員   まず、執行部に申し上げます。  12月議会までの私たちの認識と土木建築部、都市計画部の事業の進め方に大きな認識の違いがありました。一つは午前中はっきりしましたけれども、車線減少については協議会の中で話し合うが、その協議会は立ち上がっていない。従前の協議会、新しく検証のために立ち上がった協議会の中でも協議はされていないという認識が一つ、共通認識になりました。  認識を一緒にして、そこからスタートしたいという思いがあります。ただ、車線減少に関する協議会が開かれていないという共通認識にはなりましたけど、じゃあ、その協議会、開いてくださいという話にするのかどうか。開かれてないという共通認識に立った後の、今からどうするのかと、それはまた次の話です。  まず、共通認識に立たないといけないというところから、一つずつ確認をさせていただきたいと思います。よろしいですか。  おととしの12月議会からの委員会記録を全部読み返しました。そうした中で答弁に、認識の違う点がこれだけ出てきました。それで、一つ一つ確認をさせていただきたいと思います。 ○木村都市計画部長   先ほどの仲道委員から言われたことの中で、少し訂正させていただきたいと思います。  にぎわい実証実験の中で、その検証する協議の中で議論されて、最終的に、にぎわいの公共空間を確保することが必要であると提言がされております。  議論の中でもありましたように、あの協議会の中では、車線を決めるものではないと。この協議会の提言を受けて、車線を決めることについては、今後、市でその整備案をつくって進めていきなさいということでございましたので、これに基づいて、今後、整備案をつくって、それを出す中で、まだ交通社会実験の足らない部分が必要であるかどうかも検討して示したいと考えております。 ○仲道委員   部長、もう一度繰り返してください。 ○木村都市計画部長 
     今後、その提言を受けて、提言の中でいただいた内容を、市のほうはそれを踏まえて、整備案をお示しする中で進めて、今後の中央通りの整備について議論していくことになりますけど、その中で、少なくとも今回の社会実験の中で、1車線を減じた中で交通実態調査を把握する中で、その十分な調査資料は出ております。今後、整備案を市が作成する中、今までの交通実態調査の中で足らない部分がもしもあるならば、それに追加する調査が必要であるかと思いますし、それ以上のものでなければ、私は交通社会実験の必要性はないと考えています。同じことを2度やる必要はないと考えています。 ○仲道委員   部長、午前中の話、理解していますか。午前中の話は、何車線にするかは協議会の中で話をしますと、ずっと委員会の中で言ってきていました。それで、現状認識としては、まだその協議会は立ち上がってもいません。当初つくった、どういう社会実験をするかの25人の協議会、その中では、当然話されていません。今回、45人の協議会の中でも、何車線にするかの議論は一切されていないという認識でいいですね、これが一つ共通認識。  もう一つは2月に提言があった提言書、これは、にぎわい創出のためには歩道を広げるのに一定の効果がありましたという提言がありました。それを受けて、車線を何車線にするか、今、部長から話が出たように、1車線減でいくのか、1.5車線減でいくのかという話は、今回のにぎわい実証実験協議会から出た提言を受けて、何車線にするかというのを話し合う協議会を別に持ちますよという話でした。  その認識の確認をしただけで、今回の社会実験が交通社会実験だったかどうかという話は、今からの話です。そんな話は一切していません。その確認作業に入りたいと思います。そういう前提でいいですか。 ○木村都市計画部長   今回、6月に立ち上がりました交通社会実験の実証実験の協議会の中で、車線を決定づけるものではない。ただ、減車線をして、今後の中央通りのにぎわい空間ができるかどうかという検証も交通実態調査をしながら進めていきましょうという形になります。にぎわい面と交通面、両面についての資料をとりましょうと。その中で、車線について論じて1.5車線減じるか、あるいは1車線で減じるかという議論も十分しております。その中で、最終的に1車線ということに決定しております。  その中で、今後、そのにぎわいをとれるかどうか、また交通に対する影響はどれぐらいあるのかということを調査し、それを論じております。  今まで、車線を決定するという中に、車線を決定づけるものということを協議会の中には求めておりません。減車線、あるいは歩道を広げていくことになって、何をするのか、にぎわいを継続していくのにどうすればいいのかというふうなことを論じるとともに、実際、交通へどのような影響があるのかということを調査して、その中で広げられるかどうかということも含めまして、論じてもらっております。その最終的な提言をいただいて、車線を決定するのは市のほうでしなさいというふうに協議会からも言われておりますので、車線決定は、市のほうで最終的に整備案を作成してお示ししたいということでございます。 ○仲道委員   部長、委員会審査の中で、協議会で決定するという話は一回も出ていません。部長の言われるとおりです。協議会で決定する話は、こちらもそうは認識もしていませんし、そういう言葉も委員会の中で一回も使われておりません。  協議会の中で協議をするという言葉で終始しています。その認識の中で、協議会で、まだ協議がされていませんねという、その認識はいいですね。 ○木村都市計画部長   減車線し、1車線を使って歩道を広げて、その中でにぎわい実証実験を行っております。その中で、交通の実態調査等を行っております。だから、広げられるという、そういう前提の中で、にぎわい空間を、その中でにぎわい空間が必要なのかどうかというふうな議論をしていただいております。 ○仲道委員   違う角度から質問をいたします。  昨年の9月の委員会記録です。  委員、「課長の話を聞いていると車線減少のための社会実験をしているように聞こえてくるんですが、どうですか、両部長に聞いているけど、車線減少のための社会実験ではないかですねと、きのうも土木建築部長に言ったんですが、しかし、実際は課長の今の発言を聞くと、何か車線減少のためのデータをとるように聞こえてきて、しょうがないんですが」と。  それに対して課長、「車線減少ありきでの実験ではないというのは、それは部長の答弁のとおりだと思います。ただ、今回の実験のときには、そういう実験をするんで、車線減少という、歩道を広げるという車線減少という実験をするんで、交通量調査も我々としてはこの中で一緒に把握しておきたい、データをとりたいということで、予算的に認めていただいているところでございます」。  部長、「それをもって事業を進めるということではございません。この際、データをとっておかないと、また改めてとるということになると、そのときの参考にもなりますので、今回はできる限りデータがとれるところはとらせていただきたいということでございます」と。  この後、また委員とのやりとりが少しありますけれども、その後、三浦委員のほうから、 「これは請願第3号の審査中の話でありました。請願第3号というのが、中央通りの車線減少に関し、十分な交通社会実験を求める請願という、この請願であります。 請願書の中の最後の2行のところに、今後、新たに車線減少に関する社会実験をする際はという文言が入っているんですが、役所として、今回はあくまでも、にぎわいの社会実験ですよと、そうすると、今度は交通に関する社会実験、車線減少に関する社会実験をする予定はあるんでしょうか」。  執行部、「今回の社会実験において、ある程度データは得られるんですけれど、そのデータをもとに、先ほど私のほうで補足説明させていただきましたけれども、新たな協議会を立ち上げて、それらを議論していくというふうに考えております。そして、その中で議論をいただく中で、データ的に足りないというものが生じたのであれば、それらについて補足的な調査が必要であれば、その一つの社会実験ということになるのであれば、それも含めて次回の協議会の中で、そういうことの議論をしていただきたいと考えております」。  課長は、このときには、「社会実験の交通量調査で事業を進めていくことはできません」と、はっきり言い切っています。  もう一つは、協議会については、社会実験については、交通社会実験については、必要かどうかは協議会の中で協議をしますと言っています。  三浦委員、「データは十分だから、新たな社会実験が必要か、必要じゃないか、協議会の中でしたのか。ということは、新たな協議会を立ち上げて、やる、やらないは、そこに委ねたいということでよろしいですか」。  執行部、「はい」。  木村部長、確認です。これは、平成25年3月議会の委員会にて委員から、実験の結果、今度は検証作業が入りますよね。その検証作業も、協議会でしていくという理解でいいのかどうかだけ確認させてください。 ○木村都市計画部長   9月の時点で、にぎわいの実証実験、まちなかにぎわい実証実験協議会でございました。その中で、実証実験をすると、こういう形にするという形の御答弁をさせていただきました。そして、その実証実験が終わって、データがとれましたら、その後から、まちなかにぎわい推進協議会を新たに立ち上げて、その中で検討していただくと、歩道を広げることも含めて、にぎわいをどういうふうな形状でしていくか、また、歩道のそういうふうな公共空間をつくるかということを検証してまいりますということでございますので、新たな協議会とは、まちなかにぎわい推進協議会についてのことでございます。 ○仲道委員   冒頭に申し上げました。こちらの認識としては、今までずっと述べたような認識ですと。そちらの認識が違っていますと。  今、部長の話は、今からどうしましょうという、今までの認識は、今までどおり、私たちの認識と、そちらの認識と全然違いますと。だから、今、そちらの認識の中で、もうデータはこれで十分だから、もう社会実験をする必要はないですよと。それは、次の段階の話です。その前の確認作業として、今回の社会実験については、にぎわい創出の社会実験であって、交通量調査はしますけれども、そこのデータで不足があるかないかを協議会の中で協議をしていただいて、さらなる社会実験を、交通社会実験をするのかどうか、それは協議会の中で協議をしてもらいますよと。今までの流れは、そういう流れというふうに認識をしております。  その中で今後、共通認識に立ったときに、執行部もそういう答弁をしました、その認識で一致しますという共通認識に立った後、今回の交通量調査で執行部としてはデータ的には十分だと思っている。今まで、不足があれば協議会の中で協議をする予定にしていたけれども、執行部の判断としては、今回の交通量調査がにぎわい創出の附属的なものであったけれども、これで十分だから、もう今後、社会実験をする必要はない、協議会の中で諮る必要がないという話になるのかどうかは、次の話です。最初の認識が違う。そこを確認をしたいだけなんです。 ○木村都市計画部長   先ほど、交通実態調査の結果についても、このにぎわい推進協議会の中に報告させていただきました。そして、その交通関係を報告する中で、各委員にも、特に交通事業者に確認をいただく中で問題ありませんという意見をいただいております。したがって、足らないという意見は、交通関係に関しては皆無でございました。  そのようなことも踏まえて、今後、少なくとも1車線を減じるという中での十分な調査はできたものと考えております。 ○仲道委員   お伺いします。  もともと、この社会実験というのは、24年の9月、請願第8号の中で、次の理由により、中央通りの車線減少については検証すべきである。中央通りの車線減少について、社会実験を経た上で、上記4項目について検証していただきたく提案する。これを議会で採択いたしました。  上記4項目、一つは渋滞。2つ目は、中央通りの車線減少、一部だけ読みますけど、中央通りの車線減少のみを先行させることは全く理解できない。これが1車線で大丈夫ですよという検証してくださいよ。地震、津波など緊急時における要援護者搬送等の重要避難路であり、人命尊重の立場から、車線減少は許されない。4つ目、平成27年春のJR大分駅の駅ビル開業を待って、人の流れと交通量の変化や自動車、自転車の動線の変化量等を十分調査し、社会実験を経た上で結論を出すのが筋と考える。こういう疑問があるから、社会実験をして、この4つについて検証してください。協議会の中で、もう必要ないという、この社会実験が必要ないという協議をしたのですか。 ○木村都市計画部長   その条件の中で、まず、両方、府内町側、中央町側、両方での社会実験についても議論しております。その中で、最終的に今の周辺の街路整備がまだ完全に終わっていない状態の中では、交通量的には府内町側についての社会実験はできないということになりまして、中央町側のみを行うということになったところでございます。交通量、その他について渋滞調査等を行っております。  防災関係に関しては、社会実験の中でどうこうということではございませんが、交通量に全然影響ないと考えております。 ○仲道委員   部長、考えているではなくて、そういう内容を協議会の中で協議をしましたか。  例えば、今回社会実験で、1車線にしたときのデータがとれました。このデータをもとに、地震、津波等出たときに、大丈夫です、いえ、危険ですという協議を協議会の中でしなさいというのが、この平成24年9月での請願の採択内容です。ここから始まって、去年の社会実験がありました。  ただ、その社会実験については、終始言ってきたのが、24年に採択されたような内容の社会実験ではありませんと、この請願の中では、にぎわい創出のための社会実験をしなさいという請願の採択ではないんです。交通社会実験なんです。その中で、にぎわい創出のための社会実験ですね、そうですよと執行部は答えたと理解しています。ただ、交通量調査もあわせてやらせてもらいたいと。そういう内容であったと理解をしています。  今までの委員会の流れと、執行部が進めている事業のやり方は違います。その違う流れ自体を否定しているんじゃないんです。違う認識の中で事業を進められても、私は承認するわけにいかないんです。共通認識に立って、今までは今まででしたと、ただ、今の状況から考えたら、こういう事業進捗の仕方をさせてくださいという提案であれば議論の余地はあります。それを午後の冒頭申し上げました。発言を求めます。 ○木村都市計画部長   先ほどから仲道委員が申しましたことも、今、十分理解いたしました。思い違いがありましたことをおわび申し上げます。 ○仲道委員   今回、車線減少ありきの業務委託が出るようになりました。それを全く違う認識の中からスタートして、そういう事業の進み方は認められません。  私の中では、ある部長は、発言したのを私が言ったら、それは私は発言していません、違う部長が言っていますなんていう発言が出ること自体がおかしいということから、不信感でいっぱいなんです。  だから、とりあえずは共通認識にさせてもらいますので、よろしいでしょうか。 ○木村都市計画部長   はい。 ○仲道委員   質問続けます。  もう一度確認します。これまでの委員会の流れの中では、交通社会実験について、車線を何車線にするかということについては協議会の中で協議をする、その協議会は、現在まだ立ち上がっていない。従前の25人のどういう社会実験をするかという協議会の中でも、検証する45人の協議会の中でも、車線を何車線にするかという協議は行われていないという認識でよろしいでしょうか。両部長にお伺いします。 ○木村都市計画部長   車線を決定づけることについての協議はされておりません。 ○仲道委員   えっ、してない。 ○木村都市計画部長   車線数を1.5車線減少するか、1車線減じる、最終的に、その車線数を決めるのは市のほうで決定してくださいと、その中で伺っております。 ○仲道委員   それを前提に、もう一つ確認です。  午前中の協議の中で、この2月24日にまちなかにぎわい推進協議会委員長、矢野委員長から市長宛てに提言書が出されました。その中で、実証実験は、にぎわいの創出に一定の成果があり、中央通りの活用については、実証実験の結果を踏まえて、にぎわい憩い機能の充実を図ることが必要であるという提言をもって、午前中の答弁では、これをもって車線を減少しなさいという提言であるというふうに認識をして、今回、車線減少の発注を前提とした業務委託をしたという発言がありました。  それに対して、いいえ、これは議事録を引用しながら、車線を減少しなさい、歩道を広げなさい、車線についての議論は一切されていませんよという前提のもとに、このにぎわい協議会からは、歩道空間を広げれば、にぎわいは生まれますよという提言はありました。新たな、何車線にするかの協議会を立ち上げて、その中で、今回の提言を受けて、何車線にするかというのを実際に話し合うというのが今までの流れ。だから、そうしなさいという話じゃないですよ。それについての答弁を両部長、お願いします。 ○木村都市計画部長   その認識なんですけど、執行部側としましては、今回、にぎわい推進協議会を新たに立ち上げて、その中で意見をいただく中で、最終的に市のほうが車線数を決定するものと考えております。  また、車線数を決定するための新たな協議会を新たに立ち上げるということは考えていない認識でございます。 ○仲道委員   12月議会までの流れの中では、車線については協議会でなくて、市で決定しなさいという話になったかどうか、それはまだ報告を受けていません。12月議会までの認識の中でいくと、今回の2月の提言については、歩道を広げたら、にぎわいは出ますよという提言がありました。実際に、それを受けて、何車線にするかの協議会は、12月議会までの流れでいけば、本来は新たに立ち上げて、その中で2月の提言を受けて、1車線減にするのか、1.5車線減にするのか、2車線減にするのか、現状のままでいくのか、それは、その協議会で話すというような流れですねと。その確認をしているんです。そういう認識です。 ○生山土木建築部長   実証実験の目的も、にぎわい創出の可能性、それから、現に36メートルという中央通りの現状の幅員の中で、憩い、にぎわいというスペースを、歩行空間を拡張するという形で、それをどこに、そのスペースを持ってくるのかという部分では、1車線を減少してという形での実験に方向性を確認をいただいて行ったところです。  その中で、目的そのものがにぎわいや憩いのためのスペースとして、交通の影響とか、将来の交通量の見通しという中で、どのように検証できるのかということで、そこを周辺の道路の交通量とか交差点の影響というところの確認をとったところでありまして、影響がなかった1車線減じたという部分で、そのスペースを活用していくという考え方を基本に持ったところでございます。 ○永松委員   去年の12月議会の議事録を見てもらえればわかるけれども、今、部長が歩道空間を広げてと。歩道空間を広げるということは、車道に出てくるということだからね。 ○生山土木建築部長   はい。 ○永松委員   それは、車線を減少することが前提としての形で進めてきたということになるんじゃないの。今まで再三再四、私は、車線減少が前提じゃないでしょうねと、何十回と首藤部長のときから言い続けてきている。ということは、12月議会まで、公式の場であなたは、うそを言ってきたということですか。 ○生山土木建築部長   あくまで、中央通りのあり方として、どういう活用ができるのかということを目的として、にぎわい、憩いといった、そこをいかに道路のスペースという部分で活用できるのかということであって、単純に車線を整理するとかいう観点ではなかったという意味で、これまで説明させていただいてきたところであります。 ○永松委員   車線減少ありきとさっきは言っています。歩道空間を広げ、1車線減らしますと。 ○仲道委員   永松委員と同じ認識です。 ○永松委員   そんなことだったら、もう信用できないよ。審議も何もできませんよ。 ○仲道委員   委員長、予算審議に入る前提にも立てない状況です。 ○永松委員   発言をころころ変えられたのでは。 ○三浦委員   休憩しましょう。 ○二宮委員長   それでは、休憩いたします。  再開予定は2時といたします。
                                      午後1時38分休憩                                   午後1時58分再開 ○二宮委員長   それでは、再開いたします。 ○三浦委員   論点を整理していただく意味も含めて、朝からすると2時間近く同じ話をずっとしているんですが、その事業一つだけではなくて、約200億円からの事業があるわけだから、そのほかのことについてはどうなのかということで、この問題になっている中央通りの事業が幾つあるのか知らないけど、その事業だけを分けて、残りを先に分離採決をしてもらいたいと思いますが。 ○仲道委員   整理中に済みません。今の意見については、きょうの審議の入れかえが可能か事務局に検討してもらったのですが、事務局の見解としては、議第1号というのを一括で審議していると。その中で、今回の1,500万円だけ抜き出すのはできませんという話で、今の流れになっているのを申し上げておきます。 ○三浦委員   それは、まあ、正副委員長会議のところの調整ということで、もう一回戻らなければならない話になるんだけど、1,500万円余りの事業費で200億円の事業費全体に響くような採決の仕方には問題があるわけで、どういう結果になるかは別にして、そういう大きな影響が出るということになれば、もう一度、正副委員長会議を開いて、議運にかけた上で、この付託の仕方を変えてもらうしかないと思います。 ○永松委員   そうなるかな。当初予算ですからね。 ○二宮委員長   少し検討しましょうか。しばらく休憩いたします。                               午後2時01分休憩                               午後2時07分再開 ○二宮委員長   再開いたします。 ○井手口委員   午前中、私が言った話の続きなのですが、国の中心市街地活性化推進事業本部が認定する計画が1次、2次と大分は通っていますね。1次に関して言うと、国が認定した2つの事業を大分市はやっていますが、この2次に関しては、まだ事業の認定はされていませんね、今からやるわけだから。  いずれにしても、1回目は、第6イノベーションと中央通りに連携した中心市街地の事業が2つ出ていたけど、いずれにしても、こういう形で認定されるということは、国の本部から何らかの補助メニューで補助金なり助成金なり、そういったものがおりてくるんでしょ。その辺のリンクは、この計画の中で立てようとしている事業に国のメニューとしてどんな金がつくのでしょうか。 ○広瀬都市計画課長   中心市街地活性化基本計画の第2期を昨年3月に国の認定いただいておりますが、この事業は、今、全体54事業を計上しております。その中で、ハード面の整備、例えば、駅南の土地区画整理事業等の予算的な部分については、通常の補助率を国のほうからいただいているということになります。それは、枠自体は中心市街地の活性化に資する事業ということで、国土交通省のほうで御配慮いただいて、その予算は優先的に配慮していただくという枠は確保しておりますけど、補助金の上乗せというのは、その部分にはございません。  ソフト部分におきましては、商店街等が自主的に取り組む部分については、先ほど、一例としてお話にありました第6イノベーションにつきましては、当初、戦略補助金ということで経済産業省の分厚い補助メニューがあったのですが、政権交代による事業の見直しの中で、一昨年、その事業がなくなっております。そういったところからは、現時点では、新しい補助メニューが出てくるのかなと我々も期待しているんですけど、現実、まだそういうところは出てきておりません。  経済産業省の既存の今の補助メニューの中で、商店街等の活性化に資する部分については、できるだけそれを活用して、もしそれが今の54事業に載っていないのであれば、地域の意見を反映する中、計画書を変更して上げた中で、それを活用できるように、我々としては配慮していこうというふうに考えております。 ○井手口委員   今までの実績として、市がやった事業、それから民間の商店街やその他がやった事業合わせて、本部からどのくらい金が大分市に来たんですか。 ○広瀬都市計画課長   大変済みません。今持ち合わせておりませんので、整理をさせていただきたいと思います。  先ほどの部分、1点修正なんですけど、国土交通省の事業の中で、先ほど、割り増しの分がなかったというのを一つ言った中で、例外が一つありまして、まちづくり交付金事業の中では、中心市街地活性化の基本計画のエリアと、社会資本整備総合交付金の事業の部分でエリアが合致している部分については、その部分で、その事業を行う場合は5%の上乗せが、その事業だけはあるということで、ほかのものは基本的にない状況です。その分は訂正させていただきます。 ○井手口委員   本部のホームページにわざわざ、大分市の事業例として2つ上がっているのですが、そのうちの一つが中央通りと連携した中心市街商業地の集客・回遊性向上とコミュニティ形成事業というのがホームページに上がっているんだけど、これはどういうもので構成された事業ですか。 ○広瀬都市計画課長   今、インターネット等でというのは、経済産業省のホームページの中にあったものですか。 ○井手口委員   いや、中心市街地活性化推進計画で検索すると、出てくる。各都市が出している分もあるし、その中で、その本部というのが出て、5つの本部がある。そのうちの一つが中心市街地活性化推進本部で、これは、たしか内閣府の中にあるはずです。 ○広瀬都市計画課長   はい。それは、主だった省庁がその窓口を用意しています。それを全部、総体的にまとめているのは内閣府になります。  先ほど言いましたように、国土交通省もあるし、経済産業省のメニューもあります。そういう各省庁の中に、その窓口は用意していただいているんですけど、まとめた分が内閣府がそういうところで、最終的には国のほうの認可をおろしていると、認定をしているというところでして、各省庁の中に、その窓口があって、その省ごとに中心市街地に関する部分の補助メニュー等を、そこの中にわかりやすく入れており、多分、今のお話の分については、経済産業省の案件ではないかなと思いますので、その辺は、私のほうがもう一度調べさせていただきたいと思っております。 ○仲道委員   両部長、よく聞いてください。  結論から言うと一つ、車線を何車線にするかの協議会の中で協議をする作業、これはもう私は、個人的には必要ないと思っているんです。  現状認識の中で、私は開かれていないと思っているけれども、今後どうするかという話に移ったときには、この協議会を開いて、その中で協議する作業は必要ないというのが私の中の結論です。  ただ、委員会の中で、私が確認をしたいのは、その協議会の部分と、今回の社会実験は、にぎわい創出の社会実験であって、それに付随して交通量調査をしました。それは、当初から、24年の9月から、ずっと採択して、計画してきた交通社会実験ではありませんでしたと。実際に社会実験をして、データをとった結果、それは従来計画してきた交通社会実験であるか、ないかというのは、そこから協議ができるんですよ。ただ、今まで言ってきたことが、交通社会実験、1車線減少前提の社会実験じゃありませんという話をずっと委員会の中で執行部はしてきたという認識なのに、いや、それが違うという発言をされると、次の協議に入っていけないという感覚なんです。 ○木村都市計画部長   交通量の関係として、1車線減少するという目的ではないということにつきましては、今回、にぎわいというスペースを確保するために、社会実験としても1車線を活用いたしました。この協議会の中でも、皆さんの共通の認識として、にぎわいづくりは必要だと、継続も必要だといった御議論をいただいて、提言の中でも反映いただいたところであります。今後、車線を1車線、どういう形で活用できるのか、それをいろんな関係機関とも協議が必要になってまいりますので、そこについては、そういう認識の中で、今後進めていきたいと考えております。 ○仲道委員   よくわからない。もう一度言ってください。 ○木村都市計画部長   この社会実験は、1車線を活用してという形で行ったところであります。この交通に対してというのは、当初、どういう影響があるのかというのが全く見えない状況でありましたので、1車線減少したことによって得られた、いろんなデータをにぎわい推進協議会の中で検証もいただきながら、この1車線を減じた社会実験の形態を我々としても基本に、今後、そこのスペースを使っていくためには、我々だけで判断できないところもございますので、その点については関係機関と、これを前提に協議をしていきたいと考えております。 ○三浦委員   ちょっと仲道委員、いいですか。 ○仲道委員   どうぞ。 ○三浦委員   一問一答で行きます。  済みません。委員長、よろしいでしょうか。 ○二宮委員長   はい。 ○三浦委員   去年の実証実験、まず最初、あくまでも、にぎわいを確認するための実証実験だった、これはどうでしょう。 ○木村都市計画部長   はい。 ○三浦委員   にぎわいですね。それをやっていました。  ただ、にぎわい実証実験やる中で、にぎわいの広場をつくるために車線を減らす形になりましたけど、そのにぎわい実証実験をやる中で、どうせやるんだったら交通調査もやってみましょうということで、結果が出たというのは、どうでしょう。そうですよね。 ○木村都市計画部長   はい。 ○三浦委員   そうですよね。その結果をもって、この推進協議会が審議した中で、やはり、にぎわいを得るためにはスペースが必要だったという、こういう結果を市に持ってきたということですね。 ○木村都市計画部長   はい。 ○三浦委員   それだけ確認させていただければ、私は結構です。 ○仲道委員   ありがとうございます。確認いただきました。 ○永松委員   今まで話をしてくる中で、交通社会実験をやりましたと、木村部長は再三再四言ってきましたから、それは間違いだったということですか。一応確認します。 ○木村都市計画部長   間違いだったと言われますと、非常に抵抗があるんですけど、車線減少を前提とした交通社会実験ということではないということを再三、永松委員から言われて、そうお答えしてきました。  そういう中で、今、三浦委員が言われたような形での流れであると思いますので、執行部で、それを交通社会実験と思っている気持ちと、永松委員が思われている交通社会実験との差がありましたけど、これに関しては、執行部側の説明不足であろうかと思います。その点については、十分反省をしております。 ○二宮委員長   部長、委員会で今までも言われてきて、その予算を審査中で質問されたのと、全然違うからね。そういうので、はい、いいですよということはならないと思いますよ。  一回、これは休憩して、最後の日に再度、審査するということで。 ○仲道委員   今のまま、最後に持っていっても一緒です。 ○木村都市計画部長   言い方がまずかったことについて、おわび申し上げます。  交通社会実験という形ではないという認識で結構でございます。  三浦委員が言われたように、にぎわい実験をする中での交通の影響をとったと、そういう中で、結果的に、そのような影響が少なかったということが出てきたというふうな流れでございます。 ○今山委員   部長、指摘させていただくけど、今おっしゃったことは、過去の議事録を見ると、ずっとそうなんですよ。何回もそうやって答えられているのに、その都度その都度、答えが違うというのは、我々としては、何を基準に判断していいのか、わからなくなりますから。 ○木村都市計画部長   委員会については、前の部長も含め、自分たちがどういうふうに言ってきたのかなというのを見ております。その中で、にぎわいの創出という意味と、交通への影響という、この2本立てで行いますというのは、一貫して、そのような答弁をさせていただいております。  ただ、車線減少を前提ということではないのかという御質問に対しては、車線減少前提ということで社会実験するんじゃないということは、一貫として答えさせていただいております。  ということで、ずっと答弁の内容は一貫して、そういうふうなことの繰り返しでございます。変わっていることではございません。そういうふうなことで、先ほど言いましたように、認識不足でございます。 ○永松委員   今、そう言われましたけど、きょうの答弁の中でも、広げられることを前提として、にぎわい社会実験をいたしましたと、あなたは言っていますよ。言葉は違うけど、同じようなことを土木建築部長も言っているわけで。 ○生山土木建築部長   おっしゃっている意味も、そちらにつながっていくと思いますが。
    ○永松委員   あなたたちがつながるような話をしたんです。 ○生山土木建築部長   にぎわいづくりのためのスペースとして、車線を減じるということに持っていく、その可能性を今、改めて認識しながら、関係者との協議で、どういうところまでそれが今後できるのか、そこはまた確定要素でないものですから、詰めていきたいと思っております。 ○永松委員   そうであるなら、そういうものを、決まってもいないものを予算計上しますか。 ○生山土木建築部長   いろんな関係者、関係機関等もございますので、そのたたき台になる資料等の策定というところを並行して進めなければ、協議が進みにくいというところがございますので、その点につきまして、この予算の中で、そこの部分的な作業をしてまいりたいと考えております。 ○永松委員   ということは、そういう方向でいいんですね。そういう方向を持っていたという、あなたたちの考えがあるから、そういう設計をしようと思うんでしょ。 ○生山土木建築部長   はい。 ○永松委員   ということは、車線減が前提ではありませんか。前提という言葉の意味は、そういうものを想定し、頭の中で描きながら、やることでしょ。 ○生山土木建築部長   はい、そういうことでございます。 ○永松委員   それなら、おかしいじゃないですか。土木建築部長を責めてもしょうがない。都市計画部長の木村部長、どうですか。 ○木村都市計画部長   車線減少が前提という意味で考えたときに、交通社会実験の中で、渋滞しなかったら車線を減らしてもいいですか、歩道を広げてもいいですかと、そういう結論をその場でできるものではなく、その影響を見る中で、歩道の中をにぎわい憩いスペースとして、それが必要なのか、必要でないのか、そういう議論をしていく中で、最終的に、その必要性に対する意見をいただくという、そういう意味で、車線減少前提でないという答えをさせていただいております。  ただ、私たちの持つニュアンスとしては、交通社会実験をして、その中で渋滞がなかったら、歩道を広げてもいいのかという、そういう議論じゃありませんよという気持ちで、車線減少が前提でないというような、そういった言い方をさせていただいております。 ○仲道委員   今の答弁を解釈すると、今回、歩道を広げて、車線減少の中で、そこの社会実験をしました。それでいいのかどうかというのをこれから協議していくという言葉を使いました。  その協議していくというのが、私の理解としては、それはにぎわい実験検証協議会の中で、これまでは協議していくと考えていました。でも、その協議会の中では、そういう協議はされていませんという認識です。  今から、何車線にするか協議していくという話なのに、なぜ車線減少した今回の1,500万円の業務委託が出てくるのですか。それであれば、協議すると言いながら、協議されていないのに、車線減少の予算を計上するのはおかしいんじゃないですか。そういうことであれば、予算を全部凍結して、こっちで組み直して提案するか、ほかの方法を考えるかしないとなってしまうんです。そうしないために、ずっと今まで、三浦委員がフォローし、永松委員がそういう方向にならないように、ずっとやってきたんです。  12月議会までは、そういう認識で答弁をしてまいりました。ただ、実際に社会実験を行って、その実証結果を検証する中で、こういう結論に達しましたと。それなら納得できますよという話で、そこに行きたいために、一生懸命話をしているんです。  それで、今回、2月24日、まちなかにぎわい推進協議会から市長宛て、提言書が出ました。その提言書の中で、今回の車線減少を前提とした業務委託をするきっかけとなった実証実験は、にぎわいの創出に一定の成果があり、中央通りの活用については実証実験の結果を踏まえて、にぎわい憩い機能の充実を図ることが必要であると、これをもとにして、この提言は車線減少、憩いの場を広げることがイコール車線減少だということで捉えて、今回、車線減少の発注をしましたという話でしたけれども、いや、そうじゃないですよと、協議会の議事録を見れば、車線減少、何車線にするか、都市計画部長は今から協議をするという話をしています。その協議はどこでも行われていません。  協議会の議事録を見ると、今回の検証の協議会の中では、何車線にするかという協議は行われていません。ということは、この提言は、車線減少を何車線にするかということではなくて、歩道を広げる前提であれば、そこにはにぎわいが創出できますよと。それを受けて、今までの流れでいけば、協議会で協議するはずだったけれども、執行部として、それは協議会の中じゃなくて協議をしていく。その協議が、今からしますよという認識なんです。その認識が土木建築部長は全く違う認識を持っています。  そこで、聞きます。  今回の2月の提言は、歩道を広げることによって、にぎわいが創出できるという、そういう提言であります。その提言を受けて、じゃあ、車線を何車線にするかというのは、どこかで協議をしないといけません。そういう認識を持っています。そういう認識でいいのかどうか、部長の言葉でお願いします。 ○生山土木建築部長   協議ということにつきましては、我々、道路管理者という立場でございますけど、交通管理者という、もう一つの管理者の立場の機関がございます。また、バスやタクシーという交通事業者の関係もございますので、そういう個々の管理、また関係する機関と、この提言の内容を前提とした協議をさせてもらいながら、市としての方向を出していきたいというふうに考えているところでございます。 ○仲道委員   確認で、その交通事業者等々というのは、この協議会に出ている交通事業者と協議会の中でという話でしょうか、それとも、執行部が個別にそういう方々と協議をしたということでしょうか。 ○生山土木建築部長   これから個別に協議を進めていくということです。 ○仲道委員   これから。 ○生山土木建築部長   ええ。これからと、今現在も協議を始めている部分もございます。 ○仲道委員   ということであれば、今までの認識としては、協議会の中で協議をするという、この認識はどうですか。12月までの段階で、委員会の答弁にあったように、今、部長が言った、交通に携わる部として何車線にするかというのは、協議会の中で協議をするという認識であったという私の認識なんですけれども、それについてはどうでしょうか。 ○生山土木建築部長   改めて、これまで持っておりましたまちなかにぎわい推進協議会という場で議論をいただくということでは考えておりません。 ○仲道委員   えっ、考えていません。 ○生山土木建築部長   新しい形ということについて、この協議会は、その設置目的というところでは、提言をもって、その組織的なところについては、そこでもうとどまっておりますので、改めて、その協議会の中でというところは今、考えを持っているところではないです。 ○仲道委員   もう一度、質問を繰り返します。  今後どうするかという話ではなくて、個別に交通事業者と協議するとかしないとかいう、今後の話ではなくて、まず認識の話を聞いています。  この委員会が開かれるまで、12月議会までは、委員会での部長答弁は、何車線にするかというのは、協議会の中で協議をするというふうな答弁だというふうに私は認識をしていますけれども、そういう認識でいいんでしょうかという話です。 ○生山土木建築部長   その認識とは異なるというふうに私は思っています。 ○井手口委員   仲道委員の言っているとおりと私も思うんです。認識が違うという言い方をしたでしょう。 ○生山土木建築部長   はい。 ○井手口委員   もし、部長たちがそういう違う認識を持ったまま、この設置要綱に基づいて諮問機関に諮問したとすれば、おかしな話になりますよ。ここにちゃんと、市道中央通り線の活用に関することとあって、この中には当然、協議会が必要とすれば、車線の変更についても協議をされるはずですよ。  たまたま、結果論として、彼らが出してきた提言書という形で出てきた答申書には、実証実験は、にぎわい創出に一定の成果があり、中央通りの活用については、実証実験の結果を踏まえて、にぎわい憩い機能の充実を図ることが必要であるという形で、非常に広い範囲で市の行政に投げかけてしまったということであって、初めからあなたたちが、この結論を導くつもりだったみたいな話をされたのでは、これは、45人の委員さんたちに対して、大変失礼な話になりますよ。 ○仲道委員   部長、今の井手口委員の話、理解できていますか。 ○生山土木建築部長   この推進協議会の御提言につきまして、あと、これをいかに市として受けとめていくのか……。 ○井手口委員   仲道委員が聞いているのは、この提言書が出た後の話じゃない。出るまでの経緯について、確認しているだけのことなのか。出たから、結局、行政に責任を、どうぞ行政の責任でやってくださいというふうに答申書が出たんだから、あなたたちがきちっと協議をして、関係機関と話をした上で、どうするかというのを決めるということができるようになったということだけであって。それは結果論であって、この設置要綱を見る限りは、あなたたちは諮問するときには、ちゃんと中央通りをどうするかも考えてくださいと言っているじゃないか。 ○二宮委員長   部長、そういう段取りまでしてから、これを採択するということは、飛び越してするということになるから。そういうことにはならないと思います。 ○仲道委員   委員長、ちょっと休憩したほうがよろしいのではないですか。 ○二宮委員長   しばらく休憩いたします。                               午後2時40分休憩                               午後2時51分再開 ○二宮委員長   休憩前に続いて再開いたします。 ○生山土木建築部長   先ほど仲道委員からございました、まちなかにぎわい推進協議会の認識につきまして、改めて訂正させていただきます。  所掌事務といたしまして、まちなかにぎわい創出に関すること、市道中央通り線の拡張に関することにつきまして、この提言の中では、車線のあり方とかいうふうなことを結論としてはいただけなかったところでございます。  今後、この提言を受けまして、交通事業者、それから関係者、また商店街とも協議をしながら、議論として、どういう形が再構築ということでできるのか、そこを協議として進めてまいりたいと考えております。 ○仲道委員   微妙に言葉が違うんで、確認をします。  今、提言の中では、車線を幾つにするかという提言をもらえなかったということは、先ほど読み上げた提言の部分については、歩道を広げれば、にぎわいが生まれますよという提言であって……。 ○井手口委員   そんなこと、書いていませんよ。 ○仲道委員   違いますか。ちょっと待ってください。確認しますから。  実証実験は、にぎわいの創出に一定の成果があり、中央通りの活用については、実証実験の結果を踏まえて、にぎわい、憩い機能の充実を図ることが必要であると。  この文言については、車線を減少するかどうかについては、提言の中には入っていません。微妙ですから、よく聞いてくださいね。歩道を広げれば、中央通りの活用については、実証実験の結果を踏まえて、歩道を広げたことによって得られた結果という理解でいいですね。 ○生山土木建築部長   はい。 ○仲道委員   にぎわい、憩い機能の充実を、一定の成果があった。だから、それを踏まえて、にぎわい、憩い機能の充実を図ることが必要であると。これは、にぎわい創出の観点から言えば、そうですよと。  ただ、交通社会実験という観点の中で、車道を1車線減少すべきですよという提言ではないと部長は受け取ったというふうに理解したんですけど、まず、それでいいでしょうか。 ○生山土木建築部長   はい。にぎわいづくりとして、今、その活用方法をまだ決めつけられませんので、そこについて、ほかの管理者等とも協議をしていかなければと認識はしております。 ○仲道委員   もう一つ、先ほどお伺いしたのは、今までの委員会、12月までの委員会の質問、答弁の流れから言うと、今回の実際の協議会ではできなかったけれども、12月までの流れとしては、何車線にするかというのは、協議会の中で協議をするというふうに認識をしていました。結果としては、できませんでしたけれども、12月議会までの流れとしては、そういう認識でよかったですかという質問をしてたんですが、それについてはどうでしょうか。 ○生山土木建築部長 
     はい、そのように考えております。 ○仲道委員   ありがとうございます。やっと次に進めます。  委員長、質問を続けます。 ○二宮委員長   はい。 ○仲道委員   今から交通事業者等と協議をしていくという形の中で、車線減少が具体的な話になります。執行部が交通事業者等と話をしていく、その具体的な内容としては、中央町側については、今回の社会実験と同じ形、1車線減ということで可能かどうかというのを前提に、これから交通事業者等々と話をしていくというふうにしていいでしょうか。 ○生山土木建築部長   はい。 ○仲道委員   そうなったときに、一つ疑問が出るのが、中央通りの、1,500万円の設計業務委託です。車線減少という前提で業務委託をするという話がありました。これは事実なんでしょうか。もし、そうであれば、まだ車線減少という協議ができていない段階で、これまでの委員会報告では、協議会の中で協議をするということがなくなりました。まず、それを今後どうするかという話もしないといけないけれども、1個飛び越して、調わない中の車線減少の予算計上というのをどう捉えますか。 ○井手口委員   ちょっと、それに関連して。 ○二宮委員長   はい。 ○井手口委員   設計委託ということしか、これに出ていないので、我々も理解しにくいところがあるんだけど、設計には基本設計があったり、実施設計があったり、いろんな形のものがあります。だから、どのレベルでの設計委託なのかも、あわせて説明してください。 ○河野道路建設課長   今回上がっております1,500万円の内容について、再度説明をさせていただきます。  今回の1,500万円は、午前中も申し上げましたけれども、測量業務委託ということで、現在の中央通りの市道の平面図及び縦横断図を作成するための測量業務委託が400万円となっておりまして、この内容は、現在の中央通りの、例えば、どこに下水道が入っているか、あるいは電線類の地中化があるか、また、地上にはどういったところに地上機があるか、木がどこにあるかという平面図の、現状をつかまえるものです。憩いやにぎわい空間を醸し出していくときには、どの地上機が動かせるかとか、木を動かせるか、その地下の状況もわかりませんと、修景等もできていきませんので、にぎわいをつくるための、そういう検討をするための資料になりますので、この400万円は測量設計ということで、今後、皆さん方と協議していくためにも必要な資料になると思っております。  また、実施設計業務委託1,100万円となります。これは、今後、バス会社、タクシー会社、商店街とか、そういうところと協議していくための案を作成したり、それが固まれば、皆さんの合意がとれて、了解がとれたときには、実際に現地に工事に入るための詳細な設計ということで、一気に詳細設計をするわけではなくて、そういった協議をするための図面づくりだとかというのも含まれております。 ○仲道委員   400万円については、わかりました。  1,100万円の実施計画案、これは今後協議するための図面づくりという……。 ○河野道路建設課長   協議するための図面づくりと、商店街、あるいはバス会社等、協議が調いましたときの最終的な実施設計の費用まで含まれております。 ○今山委員   その協議するための設計というのは、1車線減って、たたき台みたいな形のものですか。 ○河野道路建設課長   はい、そうです。1車線減らしたりとか、例えば、今のままするとか、例えば、1車線減らして切り込みをつくるだとか、そういった協議するためのいろいろな絵が要ると思うんですけれども、そういった検討の費用も含まれております。 ○仲道委員   ちょっと先に井手口委員からの質問の答えを聞きたいんですけど、今の実施計画案、1,100万円の中に、今回のたたき台から、さらに発展した図面を引くための費用も入っているという話を今されましたね。 ○河野道路建設課長   はい。 ○仲道委員   そのあたりの流れがよくわからないんですけれども、それがどういう図面になろうが、次の段階の図面まで、費用が1,100万円から分かれるんじゃなくて、込み込みの1,100万円ということですか、まず最初にお伺いします。順番に言ってください。まず何が来るの。 ○河野道路建設課長   まず、先ほど言いました、商店街だとか、大分バス、いろんなところと協議するための平面関係の協議、合意形成のための資料をつくります。 ○仲道委員   それがたたき台になるわけね。 ○河野道路建設課長   そのたたき台図面をもって、それぞれの各事業者に当たりますので、たたき台図面をまた修正して、最後の合意形成のためにですね、合意を形成するための平面計画図面を作成いたしまして、皆さん方と合意を図ります。 ○仲道委員   確認です。まず、たたき台図面ができます。いろんな方と協議をします。それを集約した図面ができます。今の話だと、それから工事にも、その図面……。 ○河野道路建設課長   それをもって、最初は各個別に当たりますので、いろんな意見を聞いた中で調整をしまして、全体のたたき台図面をつくりまして、それを再度提示というような形で、皆さん方の合意形成を図っていくというような仕事をします。  それで、皆さん方の合意がとれれば、それから詳細な設計に入っていくような形になります。 ○仲道委員   これから、じゃあ、個別に当たりました、第2次のたたき台が図面ができました。このたたき台図面を皆さんに見てもらって、そこで合計がとれれば詳細設計に入りますと。その詳細設計というのは、最終の工事のための図面ですか。 ○河野道路建設課長   はい、そうです。 ○仲道委員   じゃあ、ワンパターン、ツーパターン、ここまで含めて1,100万円ということですね。 ○河野道路建設課長   はい。 ○今山委員   その詳細設計、これでいくよと、最終的にこの設計でいきますというところまでのスケジュールは、どうなっていますか。  いつぐらいまでに、交通の人とかと交渉して、とりあえず、たたきの設計ができて、詳細設計というところまで、どういうスケジュールになりますか。 ○生山土木建築部長   協議の進め方、最終的な計画、まとめ方の作業につきまして、協議でおおむね2カ月は要すかというふうに思っております。そこで最終的な設計書といいますか、計画書としてまとめるのに一月は最低必要かなと思っています。 ○今山委員   7月ごろを目途に最終の設計をつくるということですか。 ○生山土木建築部長   はい。いずれにしても、早く協議を調えてということで、スピーディーには持っていきたいというふうに思っております。 ○永松委員   何で、そのように急がなければいけないのか。何で、そんな重要な問題を7月ぐらいまでにしなければならないの。 ○生山土木建築部長   慌てるといいますか、来年、駅ビル等の開業等もございますので、中心部のにぎわいづくりの動きを早くつくっていきたいというふうな思いで、早く進めたいと思っております。 ○永松委員   これは人からの話だから、私もそこは確認はしていないけれども、8月ぐらいまでに国へ補助申請をしないといけないから急ぐんだというような話が職員の中からあるんだけれども、これは事実ですか。 ○生山土木建築部長   こういう事業につきましては、国の交付金等をしっかり活用してと考えておりますので、この中心市街地の再生計画ということで、その中で……。 ○永松委員   そういうことを言っているんではない。なぜ国に8月まで出さなければ悪いのですか。 ○生山土木建築部長   時期として、そういう時期になるかどうかわかりませんが、計画の中に盛り込みをしたいと考えております。 ○永松委員   8月ぐらいまでに国に申請をしなければ悪いと、補助金か、交付金か、何か知らないけど。そういうような話があるんですが、それは事実ですか。 ○生山土木建築部長   年間に2回ほどの計画変更時期がございますので、最初の変更時期というのは大体8月、それから、次の変更時期というのが11月から12月というふうな時期になっております。  だから、そういう話の中で8月というのが出たんではなかろうかと思います。 ○今山委員   最初の変更時期が8月ということは、もともとの原案というのがあるんですか。 ○木村都市計画部長   都市再整備計画というのがございまして、中心市街地の中での、まちづくり交付金という事業の中で、今回、新たに5カ年計画を出したまちづくり交付金は、都町の電線共同溝での景観整備とか、そこら辺を中心にしたものであるんですけど、その交付金の内容変更時期ですね、それが今言った8月とか11月なんで、新たにそれにまちづくり交付金の中に事業として入れようとする時期というのが8月と11月にあるので、それの時期に合わせていけるように案がまとまれば、それにのせたいと、交付金事業の中で補助金をもらうための事業にのせたいという説明でございます。 ○永松委員   それじゃ、8月じゃなくてもいいわけですね。一応確認をします。 ○木村都市計画部長   合意形成を図りながら進めていくので、それに間に合わなければ、もうその次の段階というふうな形にはなろうかと思います。 ○永松委員   11月か12月かわからないけれども、要は、でき上がった時点でということですね。 ○木村都市計画部長   でき上がり時点で一番近いところで申請します。 ○今山委員   こういう大事なことを、2カ月ぐらいで意見集約ができるものなんですかね ○木村都市計画部長   その点については、定かではございません。合意形成を得るために、延びる可能性も十分考えられます。 ○仲道委員   そのたたき台、第1次たたき台から第2次たたき台に行くときに、各個別に聞いて回って、了解が得られましたというのをどういう形で検証しますか。1次から2次にまとめるときに、意見を全部入れるわけじゃないですよね、当然。いろんなところに行って、交通事業者は、こういう意見を言いました、商店街はこういう意見を言いました、それぞれ相反するいろんな話が出てくると思います。それを第2次にまとめるときに集約をどういう形でしていきますか。
    木村都市計画部長   各関係者との協議をしながら、集約して、また、集約したもので最終的な合意を図るまで続けないと仕方ないと……。 ○仲道委員   その各関係者というのを教えてください。どこの意見を聞いて、その中で合意形成を図っていく予定でしょうか。 ○河野道路建設課長   まず、交通管理者の公安委員会、警察関係、あと交通事業者の大分バス……。 ○仲道委員   では、もう最終決定していることを言っているのですか。ここからここまでは回らないといけないという話で、最終決定しているんですか。 ○河野道路建設課長   合意形成が必要な範囲ということです。 ○仲道委員   合意形成、ここからこういうのを個別に上がって、これは必要ですね、漏れはありませんと、ここの合意形成とれればいいですねという話を部の中でしているんですか。 ○河野道路建設課長   にぎわい推進協議会委員には、いろんな方が参加していただいています。そこには、交通関係者、あるいは商業関係者、地元の関係者の方々がいらっしゃいますので、そういうところと協議していきたいと思っております。 ○仲道委員   それは、そのとおりでしょう。そういう方たちににぎわい実証実験の委員になってもらっています。そういう機関には、最低限しないといけないでしょう。それはそのとおりです。  その話し合いを部の中で、最終決定しているんですか、もう現状で決まっているのかどうかという話。 ○河野道路建設課長   まだ現状では決まっておりません。 ○仲道委員   決まっていないね。 ○河野道路建設課長   はい。 ○仲道委員   それと、もう1点。決まりました、こういうところに意見を聞いていきますと、それぞれ個別に聞くわけでしょう。その個別に聞いた意見をどういう手法で第2次たたき台の図面にまとめていくのですか。例えば、手法として、こんな意見が出ましたというのを設計会社に投げて、向こうに判断してもらうというのも一つの手法でしょう。どういう手法でまとめていきますか。 ○河野道路建設課長   各個別の関係者と協議した結果、それぞれの意見を集約する中で、どういう形になるかを協議しながら、市とコンサルタントでたたき台をつくっていくようになると思います。 ○仲道委員   第2次のたたき台をつくるということね。 ○河野道路建設課長   はい。 ○仲道委員   第2次のたたき台ができました。詳細設計に入るまでに、第2次たたき台を提示して意見を聞くのは、第1次のたたき台のときに聞いた方々ですか、それとも、さらにふやして提示をする予定ですか。 ○河野道路建設課長   当然、第1次を聞いた方々に、また再確認していただくと思いますが、メンバーを広げていくかは、まだ決まっておりませんけれども、検討したいと思っております。 ○仲道委員   計画も決まっていないということですね。  では、全体図面ができました。それを見てもらって、いろんな意見が出ました。それを個別に市が集約するのではなくて、その対象者の皆さんの中で協議をしていくという予定はありますか。 ○河野道路建設課長   その辺の協議の進め方は、これから内部で協議をしていきたいと思っております。 ○仲道委員   第1次のたたき台から詳細設計に行くまでの間、議会に対してはどういうことを考えていますか。 ○河野道路建設課長   議会報告も、随時していかなければならないと思っております。 ○仲道委員   どの段階でですか。 ○河野道路建設課長   それについても、今後協議させていただきたいと思います。 ○井手口委員   今のは、最後の質問に関しては、委員会で決めればいいことですから、我々が、どの段階で説明をしろという判断をすればいいことだと思います。 ○仲道委員   その計画があれば、その計画を聞いて、それでいいのかどうか、委員会で判断すべきだと思いますが、ないということですので、委員会の中で、こういう説明しなさいというのは指示していこうと思います。  それでは、そういう話を前提に、まず見解ですけれども、現在、第1次のたたき台については、中央町側は1車線減で出すという話でした。 ○河野道路建設課長   それも今から検討になると思いますが、にぎわい推進協議会の中で、意見を踏まえてということもありますので、これを基本として、案を出していくようになると思います。 ○仲道委員   今までの議論、聞いていましたか、課長。今の答えになると、おかしくなりますよ。もう一度繰り返します。この間の実証実験の検討については、1車線減なんていう話をしているわけじゃありません。その協議をするのは、今からであり、交通事業者など関係者等と話をして、1車線減の図面を出すのかどうか決めますよという話ではなかったですか。  部長、そういうことでよかったですよね。確認です。 ○生山土木建築部長   まだ決定しておらず、私どもが全て権限を持っているわけでもございませんので、関係者の合意を必要とするという考え方をもとにということになります。 ○仲道委員   課長、もう一度、自分の言葉で言ってください。 ○河野道路建設課長   現在、そういうことは決めておりませんので、今後はそれぞれの管理者と協議しながら、進めていきたいと思っております。 ○仲道委員   第1次のたたき台をどういう設計で業務発注するかについては、今後、交通事業者等々を含めて協議をする。その協議を経た上で、設計業務を発注するという理解でよろしいんでしょうか。 ○河野道路建設課長   協議の上で、そういう提案の図面を出していくということになると思います。 ○仲道委員   部長、確認をします。  最初の1次のたたき台図面を、当初は1車線減で発注をしますという話がありました。今の話の流れでいくと、1車線減で発注するかどうかについて、そういうたたき台図面で発注するかどうかについては、個別に交通事業者等々と協議をする中、調った形の中で1車線になるのか、1.5車線になるのか、2車線なのか、現状でいくのか、それが調った段階でたたき台図面をつくりますという話でした。  そういう理解で、認識でいいのかどうか、確認をします。 ○生山土木建築部長   道路設計の場合、交通量を前提にしてということはございますけど、これを何車線にするという形で当初から発注するという形ではございません。関係者との協議の中では、必要な協議のための資料を、この業務の中の一環で作業を進めていくようになるかと思います。  ただ、その前に、関係者と前提の協議ということは必要になってくるかと思います。 ○仲道委員   資料作成のためのということですね。 ○生山土木建築部長   はい。 ○仲道委員   設計者に出す資料作成のということですね。 ○生山土木建築部長   はい。 ○仲道委員   ということは、この間の自民党の勉強会の中で、車線減で今回の中央通りの設計業務を発注しますと受け取られる発言をしました。それは、車線減ということで設計業務委託をするのではなくて、いろんな材料を提示して、6車線になるか、4車線になるか、わからないけれどもという話でいいんでしょうか。 ○生山土木建築部長   はい、そうです。 ○仲道委員   では、府内町側も今回の設計業務の中で、中央通りですから、車道と両サイドの歩道が設計されるということですね。 ○生山土木建築部長   府内町側も、将来の交通量という前提で絵を描く程度にしかなりませんが、一応、含めて設計ということにまとめていくようになろうかと思います。 ○仲道委員   ということは、今の部長の話では詳細設計まで、府内町側も中央町側も併せてという話ですよね。 ○生山土木建築部長   詳細という部分では、中央町側はそういう形で数量というものはまとめられてくると思いますが、府内町側につきましては、将来的な周辺の環境が整って、今後、交通としての影響を見ながらということを考えておりますので、詳細設計という形で府内町側まで詰めたものにはなりにくいのかなと思っております。 ○仲道委員   府内町側については、平成29年に庄の原佐野線、県庁前古国府線、この周辺道路が整わないと、素案にある社会実験すらできないという状況ですよという説明を受けました。この認識はいいですね。 ○生山土木建築部長   はい。 ○仲道委員 
     その認識の中で、今回、中央通りの設計業務委託が出ます。府内町側も何車線になるかわかりません。現状の片側3車線になるのか、1車線減、2車線減になるのかわかりませんけれども、たたき台から第2次にいって、詳細設計まで上がってきます。 ○生山土木建築部長   府内町側ですか。 ○仲道委員   中央町側が詳細設計で、同じ図面の府内町側は、まだたたき台という段階になるんですか。そのあたり、教えてください。 ○生山土木建築部長   将来構想的な絵という形で設計するようになってくるかと思います。というのは、中央町側の社会実験を行ったときのように、バス停の集約という話が一切、まだ進められておりませんので、府内町側につきましては、そこまで細部の設計という考え方にはならないのかなと思っております。 ○仲道委員   先ほどの課長の説明では、まず、たたき台図面ができます。第2次のたたき台図面ができます。それをもとに詳細図面ができます。この詳細図面をもとにして工事に入っていくという話でした。今の部長の話と違うのがわかりますか。  詳細図面から工事に入っていきますという話だったのに、今回、府内町側も詳細図面ができます。それは将来に向かっての、また、たたき台のような話が今出ました。中央町側は、今回のその同じ詳細図面をもとにして、府内町側だけ工事に入っていくという話なんですか。確認です。 ○生山土木建築部長   そういうことではありません。 ○仲道委員   さっき話が出た詳細図面から、またさらに協議があって、図面ができないと工事に入れないでしょう。この図面をもとに工事に入らないんだったら。 ○生山土木建築部長   それは、中央町側ということでよろしいですか。 ○仲道委員   なぜ分けて言うのかな。中央通りの工事に入るためには、どこの段階で、どの図面をもとにして中央通りの工事に入っていくんですかという質問に対して、先ほど課長の答弁は、今回のたたき台から第2次に行って、詳細図面ができて、この詳細図面をもとに工事に入っていきますという話でした。  ということは、私の理解は、この詳細図面をもとに中央町側と府内町側と両方、この詳細図面から入っていくという認識をしたんですけれども、今、部長の答弁は、府内町側については、何かさらに協議をするような話をしました。 ○生山土木建築部長   詳細の設計を行うのは、中央町側の詳細を詰めていくという形になります。  府内町側につきましては、まだ車線をどうするというところまで決めつけたものは一切ございませんし、バス停等の将来のあり方は、周辺の道路整備や駐車場案内システム等、環境的なところが整ってこないと、具体的な協議まで府内町側はできないと考えております。  だから、今回の詳細設計というのは、中央町側のほうの詳細設計と考えております。 ○仲道委員   府内町側、中央町側と、設計をするときに分けて考えると理解しました。中央町側を今回、1車線減の、なるかどうかわかりませんけれども、それをどうかというのをたたき台にしながらやっていくという話がありました。  では、別々に考えるという話ですか。認識を教えてください。工事については、両車線一遍にする、全部通行どめにすると、これは不可能でしょうと。工事については片側ずつで、交通量が少ない中央町側から工事に入って、終わった段階で、周辺道路ができた段階で府内町側の工事に入りましょう。この認識はしていましたか。 ○生山土木建築部長   はい。 ○仲道委員   ただ、設計自体を片方ずつするという、そこは一体的に面整備をするという話を本会議でも、委員会の中でも、府内町側、中央町側、合わせて面整備をするという話を聞いたときには、認識としては、全体像を考えてやるんだろうなという話だったのに、府内町側のデータは整っていないからということは、最初からわかっていることです。中央町側だけ設計をして、工事を済ませるという都市計画でいいんでしょうか。ちょっと疑問が残りますが、そのあたり、いいというデータを下さい。なぜ、そう判断したのかが理解できません。 ○木村都市計画部長   平面的計画としては、両面するべきであると考えています。平面的な計画の中で進める中で、このバス停の集約とかいうものに関しては、4年前ぐらいから始めて、ずっと続けている中で、やっと今、集約という形になりつつあります。社会実験できたのも、そういう状況にありました。  府内町側も、もちろん両面で協議しておりますので、集約についての協議は、もうずっと続けているところでございます。  ただ、今の段階で、交通量等の関係もあって、周りの周辺街路の整備に基づいて、最終的に、そのバス停を集約する時期がいつになるかというふうなことは、今後、不確定要素が含まれておりますけど、集約という形の中、協議を進めているところでありますので、そこら辺の協議経過も入れた全体の平面図等は示したいと考えております。 ○仲道委員   中央町側だけというのに納得したわけではないんですけど、その前提で話をさせてもらいます。  市長も本会議の答弁の中で、一番大事なのは、27年春に駅ビルができるときに商店街が何の手だてもしないと格差が出てしまう、一体的に発展しないといけない中で、一番大事なのは、国道10号をどう渡って北側に集客するか、それが一番大事ですよという話をしていました。その中で、美術館と駅ビルと、そこで回遊性を持たせて、にぎわい創出をしないといけない、駅に来た人、美術館に来た人を商店街に呼び込むかが大事ですと答弁をしていました。委員会の中でも、そういう答弁が何回も繰り返されています。  そのときに、なぜ急ぐのかという話に戻りますけれども、計画としては、何車線になるかわからないけど、歩道を広げるんだったら、急いでやらないといけない。結果的に、車線を減少する、歩道を広げるという話になったときに、27年春に間に合わせるためには急いで取りかからないといけないというのが、勉強会の中で話がありました。  そのときに、午前中聞いた、中央通りで歩道を広げたことによって、どれが歩道を広げたことによって実現できた催しなのか、内容を教えてほしいと。なぜ聞いたかというと、歩道を広げることが、まちなかをにぎわせる、駅ビルから、美術館から商店街に呼び込む、その関連性が、歩道を広げることによって、にぎわい創出、回遊性――もちろん広げたら、人の安全性等々は確保できるけど、駅ビル、美術館に来た人を商店街に呼ぶために、回遊性を持たせるために、にぎわい創出するために、歩道を広げる関連性がまず見えない。  だから、請願の中で文言は削除、訂正されましたけれども、27年の駅ビルができました。周辺道路が29年にできます。それから、社会実験をしても遅くないのではという請願が出されました。  もし関連性がないのであれば、今急いで工事をしなくてもいいんじゃないかという議論になってしまいます。  まず、その資料があるのか、説明ができるのかどうかという前に、中央通りの午前中の宿題を先に聞きましょうか。 ○河野道路建設課長   午前中、仲道委員の、イベントの内容について、歩道を広げたことにより実施可能になったのはどれかというような形ですけれども、①から⑤が歩道を広げた区間になります。その中で、にぎわいの中に、いろいろなイベントを上げておりますが、ここで行ったイベントは全て、広げたことによって実現可能になったイベントです。  次に、4ページにまちなかにぎわい実証実験記録写真というのがあります。これは、前のページの、それぞれのイベントの写真をここに掲載しておりますが、ごらんのとおり、ステージを設置したり、テーブルや椅子を置いたり、また販売車を設置するなど、イベント施設の設置とか、あとは、よさこい踊りのように大勢で行うイベント等、この歩道でイベントを行う際、通行スペースを確保しなければならないというのがありますので、通行者の妨げにならないようにしなければならないので、歩道を拡幅しなければならなかったイベントがここでは行われております。 ○仲道委員   提言書に、実証実験は、にぎわいの創出に一定の成果があり、中央通りの活用については、実証実験の結果を踏まえてと、一定の成果がありました。歩道を広げたことによって、どんな成果があったのかというのを、説明してください。  一つは、これだけのイベントが歩道を広げることによってできましたという話は、一つわかります。それは、歩道を広げることによってイベントができましたという話ですけど、これから年中、定期的にやるのですかという話が、もう次の段階で入ってきます。その話は次の話として、歩道を広げることによってイベントができました、イベントをすることによって、そこに人が来ましたという話以外に、歩道を広げることによって、中央町側だけを広げることによって、にぎわい創出、回遊性、駅ビル、美術館からの集客が見込めるようになりましたというデータがあれば提示してくださいというのを勉強会の中でお願いしました。イベント以外に、何か広げる効果があれば、教えてください。 ○広瀬都市計画課長   一つの例として、資料の7ページのところに、先ほど、(5)番に滞在時間について明記があったと思うのですけど、3時間以上の滞在者は、やっぱりオープンカフェとか、そういうところで椅子とか、こういう空間をつくることも含めて、滞在時間が長くなったということは、この中で検証としてできております。  これがどういうふうに店の売り上げにつながっていくかということは、現時点ではまだ把握はできておりませんけれども、中心市街地活性化基本計画の中で、3時間以上の滞在者はできるだけ伸ばすという意味は、そういう長く滞在することによって消費を促していくということにつながらなければいけないので、我々は、滞在時間を長くする手法を、この中から一つは出ていると判断しております。 ○仲道委員   店の売り上げはいいんですけど、今回の提言は、にぎわいという観点で提言があっています。だから歩道を広げて、来た人の滞在時間がふえましたと、それはオープンカフェ利用者の滞在時間ですよね。来た人がオープンカフェがあるから滞在時間がふえましたと。要は、来させるのが目的ですよね。来させるためには、歩道を広げることによってイベントがあるんで、人がいっぱい来ましたという流れで、いっぱい人が来た中で、そこにオープンカフェがあったから、そのイベントを見るだけでなくて、カフェで滞在時間を伸ばして過ごしましたと、そういう流れになりますよね。  そこにまず人が来ないと、そういう滞在時間は延びない。実際にはそうだと思うんです。  歩道を広げるだけでは、駅ビルから、美術館から、ここの中央通りに人が来るとは思えないんです。イベントをしないと人は来ないという、今回の実証実験の結果だというふうに理解しています。そうなったときに、そうではないですよという要素があれば、まず教えてもらいたいというのが今の質問です。  でなければ、こういうイベントを年中、定期的に、今度は市の主催ではなくて、商店街がみずからの自助努力でやっていかないといけない。それがやっていけるかどうかというのを、はっきりやっていきますよという話にならないと、歩道を急いで広げる必要はないのではないですかという理論展開になります。 ○広瀬都市計画課長   仲道委員のおっしゃるのも、私も十分理解いたします。  確かに、歩道を広げるだけでは人はまちに出てこないと思います。そういう中では、にぎわいというのは一つのキーワードになろうと思います。  それプラス、にぎわいも当然要りますけれども、やっぱり、来た方が少し休んだりとか、まちの中には複合的に幾つかの必要な施設があろうかと思うんですけれども、そういう空間というのも、今回、お年寄りの方々が、やっぱり多かった中では、そういう空間を求めていたというのも現実としてありました。我々のほうも、先ほど言いましたように、そういう方々がやっぱり長く滞在していただいて、何とか商店のほうに、それをつなげていきたい、商業的に売り上げにつなげていきたいというところを、この中でまた研究しなければいけないのですけど。今、お手元の資料の6ページの(2)の中に、ある程度、歩行者の通行量について多い10カ所を、具体的に数字的なものを上げております。そういった中では、中央通りで約5カ所、そういった箇所数の分が、この部分で数字的に上がっておりますので、これは一つの参考的な数字にはなるかと思います。 ○仲道委員   2つの点で、もう一度答弁をお願いします。  一つは、お年寄り等とオープンカフェがあればいいねという話がありました。ただ、オープンカフェがあるから来るとは思えません。来た人は、イベントがあって来た、その人たちはオープンカフェがあるから利用する、そういうのがあったらいいねという判断で滞在時間が長くなりました。だから、イベント以外に、じゃあ、課長の言葉をかりると、オープンカフェがあるから、そのオープンカフェを目当てに人が来るでしょうか。私は、来ないと思います。その辺について、課長の見解を伺います。  もう一つ、通りで通行量調査があります。これは、歩道が広がったから通行量がふえたという判断はできません。夢色音楽祭なり、あわせて生活文化展なり、まちなかにぎわい実証実験の中で、いろんなイベントがありました。そこに来る人が35万人に達したから、だから、通行量が中央町もふえたんであって、歩道が広がったために通行量がふえたというのは、それは判断が違うんじゃないでしょうかという見解です。  それについて、2点、課長の見解を伺います。 ○広瀬都市計画課長   まず1点目の、オープンカフェだけでまちなかに人が来るかといえば、多分、それは委員のおっしゃるとおりだと思います。複合的な部分の組み合わせが私は必要だと思います。  もう一つは、今、お手元の資料の6ページの部分での数字的なものは、委員のおっしゃるように、ほかでもイベント等の組み合わせの中で、ここの通行量がふえたということで、歩道を広げただけというのは、この中で数字的には確認できるものではございません。 ○仲道委員   今、複合的という言葉を使いましたね。例えば、イベントをやったり、歩道を広げるだけで来ないけれども、いろんな複合的な中で広げたら、通行量なり、滞在時間がふえた。滞在時間がふえるのは、オープンカフェと。複合的な面で、広げる、にぎわい創出、回遊性という面からの複合的なものでいいから、効果というのはどういう効果があるのか、あれば教えてもらえますか。今、複合的にと言ったから。 ○広瀬都市計画課長   複合的というのは、今回、中央通りの歩道を広げたんですが、広げた空間でイベントを行いながら、その横では椅子やテーブルを置いてということで、座りながらそのものを見ること、にぎわいの内容を見ることができるし、それに関係ない方については、ただ単にコーヒーだけ持ってきて座るとか、いろいろな形で選択肢がふえるというところが複合的な中にあるのかなということを私は考えています。 ○仲道委員   質問を変えます。今回、いろいろないいデータが出ています。今の通行量も、滞在時間も含めて。一番ネックにあるのは、中央町であれだけの数のイベントをしたことによって、あとはその複合的な部分で、カフェを広げたから置くようになりました、滞在時間がふえました、イベントをして、人がいっぱい来ます、広いほうが歩きやすいですね、安全ですねと。それが複合的な部分で、ネックはイベント、全てイベントだというふうに認識しているんですけど、その認識はどうでしょうか。 ○広瀬都市計画課長   それは仲道委員のおっしゃるとおり、ある程度、そういう仕掛けとなるイベントは必要であろうと思っています。 ○二宮委員長   委員の皆さん、本日は何か予定のある方もおると思いますので、本案を火曜日の下水道部の審査が終わった後に回したいと思うんですけれども、どうでしょうか。 ○仲道委員   その案でもいいんですけれども、2日目に両部がそろって説明か何かするのは、もうなかったですかね。さっきの9番だけですか。 ○二宮委員長   9番だけです。 ○仲道委員   あと、そろうということは、2日目はないですか。 ○木村都市計画部長   2日目の冒頭に、前回からずっとある陳情案件の継続審議を両部で対応させていただくことになっておりまして、それが両部での対応ということを予定しております。 ○仲道委員   それを2日目の最後に回して、先ほどからの案件を済ませておいて、その済んだ後も引き続きという形と、どちらがいいですかね。 ○二宮委員長   月曜日ということですね。 ○仲道委員   その両部がそろう予定の分を最後に回して、それ以外の審議、報告等を済ませて、月曜日するのか、どちらでもいいと思うんです。 ○三浦委員   月曜日は、特別委員会、防災会議、それから市有財産勉強会と、午後から3つ予定が入っているので、それを考えると、ちょっとタイトになると感じるのですよ。 ○二宮委員長   では、火曜日にしますか。 ○三浦委員   火曜日の午後は、公式行事が何も入っていないですから。 ○二宮委員長   それでいいでしょうか。
    ○井手口委員   終わるかな。 ○三浦委員   徹夜でも、しましょう。 ○仲道委員   極端な話、3日目に徹夜で審議しても、決着がつかないときには、本会議の延長という形ができるんですか。 ○二宮委員長   確認させてください。 ○三浦委員   議会運営上、できるのではないかな。 ○仲道委員   できると思う。ちょっと確認してください。 ○三浦委員   ただ、最終日の午後も議員政策研究会で講師を招いての研修会もあるので、考えておかないと。 ○書記   議運にお諮りして、議運で承認された後に本会議にかけるという手続きが必要となります。 ○三浦委員   できないことはないということですね。 ○書記   できないことはありませんが、まだお時間がありますので。 ○仲道委員   できるだけやりましょう。 ○書記   常任委員会が優先ですので、時間を見つけていって、なるべく今の会期の中でやっていくような努力が必要かと思われます。 ○仲道委員   もちろん、そうだけど、延長になるかもしれないから。 ○二宮委員長   これで審査を中断し、火曜日の水道局の後に再開したいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   では、そのようにします。  散会いたします。                              午後4時7分散会...