大分市議会 > 2013-05-29 >
平成25年建設常任委員会( 5月29日)
平成25年建設常任委員会( 5月29日)

ツイート シェア
  1. 大分市議会 2013-05-29
    平成25年建設常任委員会( 5月29日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成25年建設常任委員会( 5月29日)                    建設常任委員会記録 1.開会日時    平成25年5月29日(水)午後3時0分開議~午後4時38分散会 2.場所    第4委員会室 3.出席委員    委員長 二宮  博  副委員長 髙野 博幸    委 員 永松 弘基  委 員  仲道 俊寿    委 員 井手口良一  委 員  三浦 由紀    委 員 荻本 正直  委 員  川邉 浩子    委 員 今山 裕之   欠席委員    なし 4.説明員   (都市計画部
       木村都市計画部長、    工藤都市計画部次長兼次長兼中心市街地活性化推進担当未収金徴収対策担当、    森本都市計画部次長公園緑地課長後藤都市計画部次長都市交通対策課長、    長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長広瀬都市計画課長、    清水開発建築指導課長内田まちなみ整備課長大塚開発建築指導課参事、    釘宮開発建築指導課参事溝辺まちなみ整備課参事、    富永まちなみ整備課参事横尾土地区画整理事務所所長小野公園緑地課参事、    吉田公園緑地課参事公園管理事務所長高瀬都市交通対策課参事補 5.事務局出席者    書記 村田  潤 6.報告事項    ①大分駅南北駅前広場を中心とした主要事業について    ②その他         会議の概要                              平成25年5月29日                              午後3時0分開議 ○二宮委員長   ただいまから建設常任委員会を開会します。  お忙しいところお集まりいただきまして、ありがとうございます。  本日は、お手元に配付しております日程にありますように、都市計画部から、大分駅南北駅前広場を中心とした主要事業について、報告を受けたいと思います。  それでは、説明に先立ちまして、都市計画部長から発言を求められておりますので、許可します。 ○木村都市計画部長   本日は、第2回定例会前のお忙しいところ建設常任委員会を開催していただき、まことにありがとうございます。また、先日の新潟市、府中市、新宿区への行政視察では、委員の皆様方は大変お疲れさまでございました。私も随行させていただき、新潟市のBRTを取り入れた新交通システムや新宿区の常設オープンカフェによるにぎわいづくりなど、今後の業務の参考となる大変有意義なものとなりましたことに心から感謝を申し上げます。  さて、新年度を迎え、都市計画部では機構改革により、都市計画部街路建設課土木建築部に移管し道路建設課と統合したことで、7課から6課となり、また、まちなみ整備課滝尾中部地区住環境整備事務所を廃止し、その業務をまちなみ整備課本課で行うようになるなど、新たな体制でスタートいたしました。  今年度も、県と大分市のまちづくりに、都市計画部職員一同連携して取り組んでまいりますので、委員の皆様方におかれましても、温かい御指導、御鞭撻を賜りますようお願いいたします。  本日は、報告事項といたしまして、大分駅南北駅前広場を中心とした主要事業について、4項目とその他2件ございます。報告の詳細につきましては、それぞれ関連がございますので、後ほど各担当課長より一括して説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 ○二宮委員長   それでは、大分駅南北駅前広場を中心とした主要事業について、説明を求めます。 ○広瀬都市計画課長   大分駅前の南北駅前広場を中心とした主要事業につきまして、お手元の資料に沿って御説明をさせていただきたいと思います。  説明に当たりまして、大分駅北口駅前広場の計画と国道10号大分駅前交差点の平面横断については都市計画課で、北口駅前広場の工事に伴うバス停等の交通動線の計画については駅周辺総合整備課、タクシーの待機システム高架下駐輪場整備事業等については都市交通対策課のほうで順次説明させていただきたいと思います。  まず、お手元資料の①-1でございますけれども、前のほうに大きい図面を用意しておりますので、そちらを使って説明させていただきます。  お手元資料の①-1の北口駅前広場計画平面図でございます。この駅前広場の計画平面図につきましては、これまでの市民意見交換会等で御意見をいただく中で、当委員会にもその内容を逐次御報告をして、昨年までで決定した事項でございます。今回、委員の方々におかれましても新任の委員さんがいらっしゃいますので、改めてここで御説明をさせていただきたいと思います。  では、お手元資料の拡大図になりますけれども、図面の左側、こちらが駅ビル側です。右側が国道10号側になります。駅前広場については、この黒で囲んだ部分になりますけれども、駅からのアクセス向上を図りつつ、人々が集う交流広場を配置し、にぎわいや憩いの創出を図ることによって、広がりのある風景を創出することで、まちと駅をつなぐという、交通と交流の拠点となるような機能を広場として整備をしていきたいと考えております。  まず、北口駅前広場のバス、タクシー、一般車の交通機能についてでございますが、まず、バスでは乗降用のバスバースとして中央部に7つ、それにバス専用の降車用として約60メートルを広場の東側に配置する計画でございます。  次に、タクシーは、ロータリーの中央部分になりますけれども、現状と同じく小型車を2台分、中型車を1台分、それに降車場として2台分を配置する計画としております。島の中央部分には、タクシープールとして3レーン、約10台相当がここで待機できるように考えております。この図面にはないですが、東側の交通結節機能用地に待機をしながら、ここに送り込んでくるというような待機システムを導入する計画でございます。  次に、一般車につきましては、一般の方々の降車場としては2台分、それに障害者用の乗降場として1台分をこちらに配置する計画でございます。なお、こちらの末広東西線、駅前広場の西側のほうになりますけれど、折り返し部には荷さばきスペースとしての部分を2台分、それに一般車の乗降場を2台分、障害者用の乗降場を1台分、別途計画しております。  次に、交流機能についてでございますけれども、駅前広場の整備については交流とにぎわいの創出を図り、まちと駅をにぎわいの連続性でつなげるといったところから、非日常的な大きなイベントや日常的な市民活動の場として、赤色のゾーンで囲んでおりますけれども、JRの大屋根と一体となったイベント広場、それに②の青いゾーンですが、国道10号に近いところが市民広場となります。それに青い丸で囲んだゾーンになりますけども、末広側の西側商店街のにぎわいを創出する、商店街のにぎわいの広場を計画的に配置するように考えております。  特に、①のこの赤いゾーンのところにつきましては、大友宗麟とザビエルの出会いを意識した交流広場として、この中に大友宗麟公像ザビエル像を設置し、ザビエル像については新たに設置するというふうに考えております。大友宗麟像については現状のものをこちらに移設をするということでございます。ここのゾーンにつきましては、南蛮地図や花クルスなどをデザインし、南蛮文化を意識したゾーン形成を考えております。  次に、植栽計画でございますけれども、中央通りにつながる東側のゾーン、こちらのほうには、アメリカフウを計画し、駅前商店街のにぎわいの広場にはケヤキなどを考えております。また、国道10号に近い市民広場のところにはクスノキを考えております。  これにつきましては、以前、委員会等で御報告しましたが、駅前広場の出口のところに当初、クスノキがあったということで、昨年来よりいろいろと調査をした結果、これは大分駅が開業した100年前に植えられたクスノキではなく、実際には国道10号を整備するときのクスノキが旧大道通りのほうに移植され、それが今現地に残っているということがわかりました。この点について所有者とお話をしたところ、今回のこの整備に合わせて100年の記念樹として、できれば駅前広場の整備に生かしてほしいというようなお話をいただきましたので、現在は国道10号に近いところにそれを移植していきたいというふうに考えたところでございます。  次に、国道10号の交差点形状についてでございますけれども、北口駅前広場――図面はこちらになります、10号の北口駅前広場から国道10号を横断する形態につきましては、交通バリアフリーを、道路特定計画に指定をされておりまして、バリアフリー対策といたしまして、これまで国道10号への横断歩道橋設置案、既存地下道への昇降機の設置案、それに国道10号のアンダーパス案や国道10号での平面横断案、こういった4つの案をあらゆる方向からいろいろ検討した結果、本市といたしましては国道10号の平面横断を選択をしたところでございます。  平面横断を選択するに当たりましては、駅から見た美しい景観の維持、にぎわいの創出、まちとの一体性の強化、歩行者の安全性の確保、それに防犯・防災性などを考慮し、初期投資やランニングコストなどの面から検討を行うとともに、道路管理者公安委員会等の了解を得て、本委員会や市民意見交換会等の中で説明させていただいたところでございます。本年度は、この国道10号と中央通りの平面横断に向けて工事に取りかかり、この秋には交差点の切りかえを行っていきたいと考えております。  また、国道10号の既存地下道についてですが、お手元の資料の青色でつけている部分が既存の地下道でございます。この主要部分についてはしばらくの間、存置するという計画で考えております。  なお、赤色で示している西側の昇降口につきましては、駅前のビルと国道10号との動線の中で、自転車や歩行者との動線が狭く危険性もあるうえ、利用者も少ないということで廃止をいたしたいということで、管理者である国土交通省とも協議を行い、了解を得ております。また、地元の方々にもそういった説明をしてきたところであり、駅前広場の整備にあわせて順次閉鎖をしていきたいというふうに考えております。  国道の横断形態につきましては、この交差点を切りかえた後、順次、この北側の駅前広場の整備を見ながら、人が渡れる状況に持っていきたいと考えておりますが、今のところ、整備時期が27年の春に北側の整備が終わる中で、タイミングを図っていきたいと考えております。  交差点等についての説明は以上でございます。 ○長野次長兼駅周辺総合整備課長   引き続きまして、北口駅前広場工事に伴うバス等の交通動線の切りかえ計画について御説明させていただきたいと思います。  資料の2-1をごらんください。次のページでございますけれども、まず、ステップ1で、平成25年7月から10号交差点切りかえで、秋ごろまででございます。凡例をごらんいただきたいと思いますけれども、赤い実線、これオレンジに見えますけれどもこれは赤です、赤い実線がバスの動線でございます。次に、黄色い実線がタクシーでございます。緑の実線が一般車でございます。  現在、水色のこの工事区域、この部分のロータリーの工事を行っておりまして、その部分の工事が終わりますと、黄色い範囲の、この部分の工事に入ります。黄色い部分は大友宗麟公像の前にあります、ここに大友宗麟公像がございますけれども、この東西の道でございまして、ここには路線バス等の時間待ちの待機をしております。このバス等の待機場所といたしまして、この工事をする際にはその待機場所が一緒になりますので、下の段の資料2-2の交通結節機能用地、こちらが交通結節機能用地でございますけれども、この交通結節機能用地を暫定的に利用したいと考えております。  具体的には、この赤い実線で示していますように、バスは交通結節機能用地の北側に待機いたしまして、そこから金池桜ヶ丘線を通って10号線を経由いたしまして北口の駅前広場に進入するという形になります。また、進入したバスは、これまでこの赤の破線を通っておりましたけれども、この部分の工事に取りかかりますので、こちらの南側のルートに変更となります。  タクシーにつきましては、この黄色い部分に現在約24台のタクシープールを用意しておりまして、タクシープールを確保いたしております。  なお、この黄色い部分の工事をする際に、大友宗麟公像を移動させる必要があります。この移動する時期につきましては、今年度の6月末から7月の上旬を予定しておりまして、移動する場所につきましては、いろいろ検討いたしましたけれども、市内の貸し倉庫に一時的に保管したいというふうに考えております。  また、その一時保管をする期間でございますけれども、26年度の後半までの間になるかと考えております。  資料の2-3をごらんください。次にステップ2でございます。国道10号の交差点切りかえ、秋ごろになると思いますけれども、秋ごろから平成26年2月の中旬までということであります。この間のバス等の動線につきましては、駅前広場に入った車は、南側のルートを経由いたしまして、S字を描いてまたこの位置を通りまして、国道10号のほうに抜けていくということになります。このとき大切なことは、まず、こちらが駅前商店街になりますけれども、駅前商店街の前にあります――この位置に現在、主に大分バスさんのバス停がございますけれども、このバス停を、このS字を描きましたこの位置に移動させたいと思っております。この間、場所の移動に伴い仮のバス停を設けますので、市民の皆さんに混乱を招かないようにいたしたいと思っております。  また、待機バスやタクシーにつきましては、交通結節機能用地の北側部分を使って、先ほどと同じように国道10号を経由して駅前広場に進入していただくということになります。先ほどと違うところは、ステップ1ではタクシーはまだこの段階では入っておりませんでしたけれども、ステップ2の段階でタクシーも交通結節機能用地を利用するということになります。  次に、資料の2-5をごらんください。ステップ3でございます。平成26年の2月中旬以降でございますが、このステップ3の時点ではいよいよ北口駅前広場がほぼ完成形に近い形で供用開始をいたします。ごらんのとおり、バス、タクシー、一般車はこのような動きになります。  次に、先ほどの待機バスやタクシーにつきましては、やはり交通結節機能用地を利用いたしますけれども、この時点では交通結節機能用地の南半分、先ほど北半分を使っておりましたけれども、北半分をする際には南半分の整地工事を、南半分を使う際には北半分の整地工事をいたしたいと思っております。このステップ3の時点では、南半分を利用して、交通結節機能用地から10号を通って北口駅前広場に入っていただくということになります。また、要町東西線の供用開始の時期に合わせまして、このルートを通ることも検討いたしたいと思っております。  以上、北口駅前広場の工事につきましては、ことし、来年の2カ年で完成いたしたいと考えておりまして、このように現在の駅前広場のロータリーを何度も切りかえながら、また交通結節機能用地を暫定的に利用しながら、さらに市民に直結していますバス停の移動もさせながらの工事となります。この間、大分市民の方々や大分に訪れた方々に多大な迷惑をおかけするということになりますが、御理解を賜りたいというふうに考えております。  以上で、北口駅前広場工事に伴うバス等の交通動線の切りかえ計画の説明を終わります。 ○後藤次長兼都市交通対策課長   それでは、③のタクシーの待機システムについて御説明させていただきます。資料3-1の図面は、平成18年に策定いたしました大分駅前広場の基本計画の絵に沿って、大分駅を中心とした南北駅前広場及び高架下の駐輪場やタクシーの待機場の計画平面図でございます。  この計画では、客待ちのタクシーがあふれて、駅前でのバスや一般車の交通阻害の影響とか、広場内の景観に配慮しまして、高架下に待機タクシーの待機場ができないかという検討会を行いました。具体的には、JR九州、市のタクシー協会、それから駅構内タクシー協会等の関係機関と協議を重ねてまいりました。その結果、高架下の東側、49街区になりますけど、この位置にタクシーの待機場の整備計画の概要がまとまりましたので、その詳細について御説明をさせていただきます。  資料3-2をごらんください。この図面は南口駅前広場タクシー待機システムの概要図になります。②の赤枠で囲んだタクシーの待機場として整備をするこの49街区ですけど、これはJR九州より公租公課対応として市が借り受けて、南口駅前広場の一部として活用しようと考えています。駅前広場のタクシー待機所が6台となります。南口の駅前に向かう高架下のタクシーの待機場の規模は、約25台の計画しております。南口の駅前広場にカメラを2台設置いたしまして、このタクシーの待機場と、それからタクシー乗降場の状況が、ここのタクシーの待機場所、ここのところにモニターがございますので、これを見ながら、ここの空き状況を見ながら、順次この待機場からこちらの左側の広場の待機場へ移っていくという仕組みでタクシーを流していきたいと思います。  高架下の待機場の整備につきましては、今年度、国の補助金を活用しまして、これから交付申請、それから交付決定を行いまして、詳細な設計協議を行います。その後、JRとの施工協議を行う中で、今年度中に完成を予定しています。今後、この待機場について維持管理や秩序の維持は、引き続きJR九州や関係のタクシー協会などと協議をしてまいります。  このように、タクシーの交通については、広場内の待機場と高架下の待機場所一体的に活用することで、広場内の交通の円滑化や広場内の景観の向上に寄与するものと期待しております。  また、北口の広場につきましては、交通結節機能用地を活用したタクシー等の待機場につきましても関係機関と検討を重ねてまいります。  以上が、高架下のタクシーの待機システムについての説明になります。  次に、④の高架下駐輪場整備についてご説明いたします。  資料4の 大分駅周辺駐輪場整備計画平面図をごらんください。  高架下の、東側には、高架下東駐輪場が平成24年11月に供用開始されています。規模的には、自転車768台、原付自転車59台、自動二輪車8台の835台、その隣にはJR九州が駅ビルの附置義務駐輪場として、高架下東駐輪場を整備します。規模的には900台です。既に、平成24年11月に、198台は整備されています。平成27年春頃(駅ビル開業時)に約700台の追加整備が予定されています。  尚、先ほど、駅周辺総合整備課から説明がありました、北口駅前広場工事スケジュールに併せて、北口の仮駐輪場については、高架下東駐輪場を利用していただくように誘導し、平成25年8月末頃に廃止を予定しています。  次に、西側に高架下西駐輪場の整備を行います。  規模的には約800台を計画しています。既に赤い枠箇所区域には、末広町側にありました仮駐輪場を廃止して、駅南口仮駐輪場として、平成24年10月中旬に供用開始をいたしております。今後の整備については、駅ビル建設等との調整を図る中、詳細設計行い、平成25年の12月供用開始を予定しています。また、整備後の管理につきましては、これまで同様、高架下東駐輪場も含めた大分駅周辺駐輪場管理自転車等誘導整理及びレンタサイクル管理業務委託の範囲で行うこととしており、警備員による巡回等も行う中、安心・安全な駐輪場を提供したいと考えています。  以上が高架下駐輪場の説明であります。 ○二宮委員長   ただいま執行部の説明がありましたが、委員の皆さんで質疑がありませんか。 ○永松委員   一挙に説明をされても、わかりにくかったのですが、バス、タクシーなどについては、業界と合意形成ができているのかどうかということが1つ。  それから、国道10号の横断については、平面横断ということで、まちとの一体性の強化とか美しい景観の維持とか、言葉は立派なことを書いていますが、具体的にどういうふうにするのか、その辺の説明が全くなされていないのですが、どういうふうに考えているのですか。  また、相当数の駐輪場を確保をされていますが、それに伴う自転車用通行帯の整備はどのように考えていますか。その3つをお聞きします。 ○長野次長兼駅周辺総合整備課長   まず、一点目の駅前広場のバス、タクシーの動線に伴う交通事業者との協議の件でございますけれども、駅前広場に関係するタクシー、バスのそれぞれの事業者との協議は調っております。ただ、詳細につきまして、今後、残されているところがございますが、大筋の合意は調っておりまして、それに時間を要しましたものですから、きょうということになりました。バス停が移動すること、それと、バス停に関連するエアライナーなど、そういう部分の協議は今調っております。 ○広瀬都市計画課長   国道10号の平面横断につきましては、これが現在の国道10号です。北口の駅前広場の車の交通機能部がこちらになります。こちらが中央通りになります。今回の平面横断については、現在歩行者については、先ほど御説明いたしましたが、地下道を利用して国道10号を渡られているという状況のものを、これまでは平成17年につくっておりますバリアフリー道路特定事業の中で、国道10号をバリアフリー化するというのが課題として残っておりました。それを解消するのを含めてどうするかという手法の中で4パターン検討した結果、最終的には市としては、この平面横断というのを管理者との協議の中である程度合意を得たわけでございます。これにつきましては、国道10号を渡る中で、信号機の部分で全体的な交通量を賄えるかどうかというのを我々としても検討しております。  これは、現状の交通量と将来的な交通量の需要をある程度加味する中で、この交差点が賄えるかと、歩行者が渡る時間の中でどうなのかというのを検討しております。歩行者の横断時間が一番に制限を受けるところで、通常は1メートル当たり1秒の歩く早さで計算するのですが、ここについては障害者用の横断時間を配慮して、約30%時間帯を延ばすというような状況で、公安委員会の指導もいただいて平面横断の計画をしております。1回の信号サイクルの中で歩行者も渡り、将来の車の交通量もさばけるというのが計算上の中ではできておりましたので、それらを踏まえて、公安委員会としては、あとどういったところが課題になるのかを確認していただいています。信号の現示については、昭和通り交差点と同じような信号現示で計画しており、車が10号を直進するときには両サイドの横断歩道を歩行者が渡り、右折車や左折車が出てくるというときには、歩行者は渡れない状況で信号を制御するということで、完全に歩行者と車が分離できるようにしています。中央通りから駅の北口に入るときもそうですけど、直線的な車があるときに歩行者を渡しながら、右折や左折があったときには、歩行者は渡れない状況の時間となります。それらを踏まえて、全体的にこの1つの信号機の中で、歩行者の安全性を確保しながら渡れ、車についてもさばけるといったことを、データの中でお話をさせていただいて了解を得たところでございます。市としてはこの平面計画をこういった形で進めていこうということで意見交換会の中で説明をし、当委員会の中でも御報告をさせていただいたところです。  先ほどお話ししましたが、この秋にはここの平面交差を終えて、車両は北口の中へ切りかえて持っていくようにするのですが、歩行者につきましては、北口駅前広場内はまだ工事をやっているため危険ですので、北口の整備が終わる時期を見て切りかえていこうということで、その間は既存の地下道をまだ利用していただくというように計画をしております。 ○後藤次長兼都市交通対策課長   自転車の計画についてでございますけれど、平成23年に国、県、市の道路管理者、警察等の交通管理者、学識経験者、それから学校関係者で協議して、大分市自転車走行空間ネットワーク整備計画の協議会を立ち上げまして、2年間協議した後に、今年の5月からパブリックコメントをいただいています。その後、今年の7月に基本計画、整備計画の策定を予定しています。その中で、全域ですけど、中心部を含めて駐輪場をどういうふうにネットワーク化するか、その辺の計画もこの計画に入れ込みました。  この計画は、ハードだけじゃなく、啓発を含めてソフトの計画も入れた基本計画、整備計画になっています。そういうことで現在、市民から意見をいただきながら、7月に向けて策定を行っているという状況でございます。 ○長野次長兼駅周辺総合整備課長   先般、自転車の走行空間ネットワークということの中で、駅周辺総合整備事業の都市計画道路のネットワークにつきましても、今年度、歩道空間、車道空間の中で全線整備していく方向で作業を進めております。 ○今山委員   平面横断についてですが、平面横断すると130%の時間になるという説明だったですけど、3車線化するとか、現状のままでやるかとか、中央通りの車線の問題があります。その問題を考えたときに、平面横断で歩行者が渡って、その時間が長くなった場合、車線減少すると今まで以上に混雑が予想されます。歩行者にそこを歩かせるようにすると、ますます交通のさばきが厳しくなって、中央通りの車線減少した影響がもっと顕著になるのではないかなというふうに危惧するわけですけれども、6車線のままで平面横断したときのさばきと、執行部が考えている3車線化のときのさばきのシミュレーションというのはできていますか。 ○広瀬都市計画課長 
     今回の平面横断につきましては、当然、中央通りの車線数の減少というものをシミュレートしますけれども、今は、この交差点については、現状の交通量と将来的な交通量を加味した中でのさばきとしております。交差点の近くのところは右折専用レーンや左折専用レーンに対し必要な長さを確保するというのを前提に考えておりますので、いきなり交差点を過ぎたところから狭めるということではなく、将来交通量を含めて必要な長さの滞留部分は確保するということで考えております。そういった中では、信号の1回の現示の中でそれはさばけるということが、今の我々のほうのシミュレートした中では出されておりまして、それを公安委員会等々の中でこういう形で了解をとってきたところでございます。 ○今山委員   車線減少の際に、平面横断のことをあまり気にしてなかったのですが、市役所のほうから見て左は横断歩道がないです。あそこに歩行者が出現するということになると、当然トキハ前から駅に向かって左に流れる車は渋滞を起こすようになるから、渋滞が考えられますよね。 ○広瀬都市計画課長   中央通りから駅に向かっていって国道10号に左折する部分は現状、歩行者が渡れない状況になっています。先ほど説明したように、直進で進むときに歩行者用の信号を青にして渡れるようにして、それが終わったら左折専用の矢印を出しながら、歩行者が渡れない時間をつくって左折専用の中で車を引き出していくというような信号の仕方を、歩行者と車用を分離しながらさばいていくということが全体的な交差点のシミュレートの中でできており、歩行者の安全性も図りつつ、左折で出て行く車の量も勘案しながら時間的なものも調整していくということで、公安委員会との協議をやっております。 ○今山委員   今の交通量が通常のキャパシティで幾つとかという説明をしていただきましたよね。これが車線減少すると、交通量の容量が少し上がりますという説明だったですよね。あの説明に関して、平面横断による渋滞等は加味しているのですか。 ○広瀬都市計画課長   先ほど言いましたように、交差点については、現状の交通量、将来的な推計の部分の交通量、双方の中で、歩行者と車を分けながら信号現示をして安全性を確保しながらでも、さばけると計算しておりますし、車線数についても、現状での将来交通量を予測した必要な車線数は当然確保するという中で、信号現示は可能な状況になっております。 ○今山委員   説明の中で、ステップ1は一般車の駐車場があるから、一般車、一般の人が入ってくるという前提で絵が描かれていると思います。ステップ3、これは障害者用の乗降場しかないから、ここはもう障害者しか入ってこないということなのですか。  それからもう一つ、最終的にはバスとタクシーだけしか入ってこないという認識をしていたのですが、違うのですか。 ○長野次長兼駅周辺総合整備課長   申しわけございません。ステップ3をもう一度ごらんになっていただきと思いますけれども、作業の工程上、この位置に青い丸があると思います。この部分にシェルター工事の未施工部分のシェルターがあって、これをつなぎますよという説明ですけれども、この位置で隠れていますが、この下に緑色の枠があります。この枠が一般車の降車場でございます。これをまた戻っていただいて、この位置が、最初の図面の資料1-1、この位置に2台の降車場を用意いたしております。  それと、先ほどの完成した際、一般車が進入しないのではないだろうかというお話でございますけれども、バス、タクシーの公共交通機関につきましては、当然進入いたしますし、乗車を目的とした一般車につきましては進入が発生するというふうに考えております。  また最初の都市計画課長の説明の中でもお話しさせてもらいましたように、ここに見えにくいのですけれども、末広東西線の回転道路がございます。こちらにも身障者、一般車のバースを用意いたしております。 ○今山委員   最初、ここに駐車場をつくらないということで、一般車の乗降は南口に回ってもらうというような説明を聞いていた記憶があるのですが、これはいつから変わったのですか。 ○長野次長兼駅周辺総合整備課長   私たちのほうの説明不足があって大変混乱させて申しわけないのですが、今おっしゃられている部分につきましては、今の工事をする前に、一般車の駐車場プールみたいなものがあったと思います。そのことだと思いますけれども、あれは一般車の場内の整理場でございまして、JR九州が管理している駐車場でございます。一般車を目的とした駐車場でございますので、その一般乗用車のプールにつきましては、駅で改札を通りまして、切符を買ったりするなどの、短時間に駐車をするための駐車場でございまして、北口駅前広場の中の計画の中では考えておりませんということでお話しさせてもらいました。駅におりて車に乗せて出ていってということが、当然駅を利用する方の中の動線の中で考えられますので、そういったものの降車場につきましては用意させてもらうということでございます。 ○今山委員   降車するために、ここを目がけて何台も入ってくるという問題はもうクリアされているのですか。 ○広瀬都市計画課長   降車等についての一般車の利用は、これまで北口駅前広場を多く皆さんが利用されておりました。御存じのとおり、昨年の3月に駅高架化が完了し、南口の駅前広場についても多くの方が利用されております。我々も当委員会に御報告をさせていただいておりますが、南側の部分に今、16台の整理場を用意し、そちらでかなりの方も利用されておりますが、整理場については北側の中に設置するというのは考えておりません。JR九州さんは今までの駅の利用形態の中から、北側で一般乗用車のプールを運営しておりました。南側でその補完をしていただくということを、JRさんのほうからお話をいただきました。我々は駅の北口の中をコンパクトにしたいという思いもあったものですから、北口の中に一般車が入ってきて、人をおろして乗せていくといったタッチ・アンド・ゴーの感覚で利用していただくということをシミュレートする中で、現状の部分では可能であると。西側の末広東西線の回転道路の中もそういった部分を用意するので、今のところ利用可能であると思っています。 ○長野次長兼駅周辺総合整備課長   補足でございますけれども、ステップ1をごらんになっていただきたいと思います。ちょっとわかりにくいのですが、この左の端にタクシーと一般車ということで、駅の北側を見に行かれた方は御存じだと思いますけれども、改札からおりて仮設の通路を抜けましたら、最初にタクシーと一般車のこのバースにたどり着きます。今年の3月からこういう形態をとっており、JRさんが運営しております一般車の整理場につきましては、駐車場が不足しているとか、使いづらいとかいう苦情は今のところいただいていないという状況でございます。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。 ○荻本委員   今の一般車のことですけど、ステップ1からステップ3まであるじゃないですか。今の話を聞くと何だか戸惑うのではないかと思います。バスとタクシーの事業者は理解していると思いますが、一般の方にはどのような周知をやっていくのですか。 ○長野次長兼駅周辺総合整備課長   委員さん御指摘のとおり、これは市民の皆さんの生活に大きく影響いたします。特に、初めて来られた方にはかなり混乱を招くと思いますので、駅が今後の段階を見ながら工事を行っていくということにつきましては、まずは、去年1月に駅の工事工程についてのステップ図を駅前広場に2カ所、看板としてつくらせてもらいましたし、今後、この動線計画がようやく交通事業者さん等の御協力をいただく中でまとまりましたので、この動線計画につきましても周知を図ってまいりたいと思います。具体的には、ホームページとか、こういった看板とか、そういうものを設けながら、それと手前からの案内の看板、表示板とかを設けながら市民の皆さんに混乱のないように、私たちのほうで、周知、公告を行っていきたいと考えております。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。 ○永松委員   都市計画課長に聞くけど、先程、私が言った質問に答えていないじゃないですか。歩行者の安全性確保問題にはちょっと触れたけど、どのように具体的に動くのかというのを聞いたと思いますが、具体的にどうなりますか。 ○広瀬都市計画課長   お手元の資料の1-2のほうに、先ほど御説明をさせていただいた分がございますが、今回のこの平面横断に当たりましては、まちとの一体性の強化、美しい景観の維持といったところ、例えば、今回、まちとの一体性というあたりは平面横断することで、横断歩道をまた新たにつけるということで、北側の商業地と駅との回遊性の強化を図れるのではないかと思います。美しい景観の維持という中では、地元の方々も出されておりました横断歩道橋の設置、こういったものについての中で、そういったものを見た中では、北側の商業地を含めての景観的な部分との整合を図る中では、やはり平面的なものがいいんではないかなということと、横断時の抵抗の軽減ということでございますけれども、これは今の10号に、我々のほうも、先ほどお話しいたしましたけれども、バリアフリー特定計画、道路特定計画として位置づけられた部分で、上下的なアップダウンといったところの抵抗が、平面的な横断では少なくなるだろうというようなところと、歩行者の安全性につきましては、先ほどの信号現示の中で十分確保できるといったところです。  防犯性というところでは、実は現状の地下道については、痴漢の出没など問題も多く、今回の整備に向けては、なくしていただきたいという意見もある中、平面的な横断のほうがより良いのではないかといったところでございます。  また、コスト面では、歩道橋や、現状の地下道に対しての昇降機の設置、それにまたは国道10号のアンダーパスといったことになると、かなりのイニシャルコストがかかりますので、そういったところの面から見たときに、平面横断のほうがよいのではないかと判断し、その中で、信号の現示についても可能だろうかという検討の中で、関係者と協議を行ってきたところでございます。 ○永松委員   この平面横断をすることによって、計算上は駅から中心地のほうにどの程度人を呼び寄せると思いますか。 ○広瀬都市計画課長   歩行者の横断が現状よりも増えるというのは、数字はまだ出しておりません。ただ、今の北口の駅前広場を出て、セントポルタ中央町のほうに行っている方々が大体歩行者の7割くらいです。地下道を渡っているのが3割強ぐらいとなっております。それらが平面横断をすることによって、府内町側のほうに渡っていく方が、今回の平面横断の中ではふえてくるのではないかなと考えております。   ○永松委員   それは地下道を渡っていた人が行くだけで、結果の数字としては変わらないでしょ。今の説明では、交通量は将来の予測を計算しているのが、何でこの分を計算していないのですか。 ○広瀬都市計画課長   歩行者については、現状の歩行者数を我々としては測定する中で、一度に渡れる歩行者数というのは、横断歩道の幅を広げることで確保できると考えておりまして、それは将来的な部分でも歩行者が、1回の信号のさばきの中では大きく変わることはないだろうとは思っています。現状の中では、おっしゃるとおり、地下道を渡っている方が上を渡っていくという状況にはなろうかと思うのですが、それらを含めて、計画では東側と西側におのおの横断歩道2カ所がまた新設されるということで、北側への回遊性というのはそういったところで増していくだろうというふうに推定しておるところです。 ○永松委員   3月議会で市長も、いかに国道10号を渡らせるかということが重要な問題だといっていました。その辺をしっかり認識して対応を考えていただきたいということを指摘しておきます。後日、別途協議をしたいと思います。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。 ○仲道委員   ステップ3の駅舎前のロータリーですが、この道幅は何メートルになるのですか。 ○長野次長兼駅周辺総合整備課長   バスの軌跡等も関係いたしますけれども、約6メートルの幅員になります。 ○仲道委員   バスもタクシーも一般車も全部ロータリーの中に入っている形になります。特に、乗用車の場合には右ドアがあく可能性も十分あります。そうなるときに事故が起こるのが今よりも確率的には高くなると思います。その事故予防を何か考えているのかどうか。本来は2車線に分けて、停車帯と通行帯とを分けるというのが一番いいと思うのですけれども、そのあたりを考えているのかどうかを聞かせて下さい。それから、タクシーの乗降場よりも身障者と一般車の乗降場が先につくられています。多分、出ていくときに、タクシープールから来るタクシーとクロスをするからっていう理由ではないかなというふうに想像するのですが、タクシーが手前で、身障者スペースを先に持っていった何か明確な理由があれば、それもあわせて教えてください。  以上、2点お願いします。 ○広瀬都市計画課長   この配置につきましては、先ほど長野課長のほうが言いましたけど、車がとまっている隣を十分走行可能な距離は確保していこうというふうに考えております。  また、タクシーと一般車の位置についてですが、どうしてもタクシーを御利用する方は料金メーターがあがる前にできるだけ手前でおりたいという心情があるので、そういうことを加味して手前のほうに配置をしております。よって、降車を手前に置き、その手前に一般車を持ってくると、一般車のほうがタクシーのところをやっぱり侵してしまって、タクシーの機能が上がらないといったところも加味する中でこういう位置配置を検討しております。 ○長野次長兼駅周辺総合整備課長   ここで1つ訂正をさせていただきたいと思います。先ほど、最初のページ、北口駅前広場計画平面図の中で、加筆修正を1つお願いしたいと思います。ちょうど台形の丸の中ほどに一般車乗車場というふうになっていると思いますが、これを降車場に訂正していただきたいと思います。  それと、先ほど説明の中で末広東西線のこちらの回転道路の一般車も、たしか乗車場というふうに説明があったと思いますが、これも降車場でございますので、降車場と乗車場では車の待機時間が全く違いますので、ちょっとこちらは訂正をさせていただきたいというふうに思っております。 ○仲道委員   最初の答弁についてですが、前の形態のときには白線で仕切るだけじゃなくて一般車の右側をすり抜けられないような形状になっていましたね。ちょっと柵だったか何だったか忘れましたけど。(「ポールが立っていた」の声)ポールが立っていたのですかね。そういう形もぜひ検討していただきたいというのと、ステップ3を見ると、タクシーが3台とまって、一番手前がタクシープールから出る車とクロスしないので、ここに身障者用乗降場を持ってきたらどうかなというふうに思います。一般車は先でいいのですが、一番手前に身障者用の乗降場を持っていくっていうのも一つ検討してもらいたいと思います。人にやさしいまちづくりを標榜しているわけですから。タクシーの値段と身障者の体のことのどちらを優先するかという話になろうかと思いますので。今、答弁は結構ですので検討してみてください。  また、身障者用は乗降場になっているけれども、一般車は降車のみということですね。迎えに来てもらった車に北口で乗るときはどこで乗ればいいのですか。南口に回らないといけないということですか。 ○長野次長兼駅周辺総合整備課長   まず、身障者乗降場の位置でございますが、南口駅前でもそうでございましたけれども、障害者団体等の御意見を聞きながら位置を決定したところでございまして、障害者団体のお話を聞きますと、ラッチからの距離を極力短くしてほしいという御意見がございました。(「ラッチって何」の声)済みません、改札口でございます。改札口からの距離を極力短くしてほしいという御意見がございまして、今、委員さんのお話の位置についても、最初におり着くところがタクシーベイの一番北側でございますので、それも検討の範囲でございましたけれども、距離を考えたときにこの位置が一番ラッチからの最短距離だろうということで、このようにさせていただいているところでございます。  それと、一般車への乗車につきましては、先ほどの一般乗用車の整理場とも関係いたしますけれども、北口駅前につきましての乗車につきましては、駅の中の立体駐車場ですね、それと南側の一般車整理場を利用していただきたいと考えております。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。 ○井手口委員   幾つか聞きたいのですが、まず、平面交差に伴う横断歩道なんですが、出入りする車線数は今のところ増減しないということで、信号の動きも今のままと想定したときに、この4つの横断歩道で、歩行者に与えられる最大限の時間が何秒ずつなのか。それから、今後、実際にこの駅前広場ができ上がった後、この4つの横断歩道を横断する歩行者の安全確保のために何秒用意しているのか。その2つの数字を教えてください。  例えば、一番東側のところ、今自転車用の専用横断道になっています。ここは、年寄りも渡っているようです。ということは、年寄りでも渡れる時間がもう既に確保されているということになる。危ないけどね。よって、今は何秒なのか。それから今後何秒にするのかを聞かせてください。 ○広瀬都市計画課長   現在の国道10号に自転車用の専用の横断帯が設置されているのですけど、そこはお年寄りの方が、本来は渡ってはいけないところを渡る方は信号無視をされているということで、現状はたしか約18メートルくらいだったと思います。ちょっと正確な数字はわかりません。それくらいの中で、自転車を渡す時間にしておりますけれども、計算上は、今回ここを渡すようにすれば、約25秒くらいです。そこに横断の時間をできる状況になってきます。先ほど言いましたように、御高齢の方々の渡る時間も加味する中での通常の横断歩道で見ていただている青信号時間ではなく、約30%増しの時間帯を用意すると考えております。 ○井手口委員   あとの3つはどうですか。  それと最初の質問、今現在の信号の動きの中で何秒確保できているのかってことです。今の信号の開閉の時間を全く変更せず、この4つの横断歩道を新設した場合に、歩行者に許される時間は最大何秒なのか。そして、それを何秒にしたいのか聞いているのです。 ○広瀬都市計画課長   現状で、今のその信号の部分はちょっと設置をしてない部分がありますけど、後ほどその計算式を、できたらお持ちしたいということで。今ちょっとここでは用意してないものですから。 ○井手口委員   わかりました。次に、またこれも数字を教えてもらいたんだけど、駅の構内でお客さんをとるほうのタクシー、つまりタクシーの待機場を用意してあげなければいけないタクシーというのは、全部JRに登録した構内タクシーという扱いをされている。当然数がわかっているはずですが、現状で南北別々に何台ずつですか。 ○後藤次長兼都市交通対策課長   構内タクシーの台数は、会社は17法人で、対象車両は約400台です。 ○井手口委員   南北別に聞いたのですが。 ○後藤次長兼都市交通対策課長   多分両方で出しているので、南北別には今、データを用意してないです。 ○井手口委員   それはまた用意してください。先ほど説明の中で、南北別々に待機場を用意していると。それぞれ片方に24台で、バスとの共用になるから、それはお互いに融通するでしょう。この24台とJRが考えている根拠は、その構内タクシーの数によるはずです。だから、聞いているのですが。 ○高瀬都市交通対策課参事補   現在のところ、JRからお聞きするところによりますと、南北駅前広場として別々の構内タクシーの承認ということはやっていないということをお聞きしております。ただし、今南側の入構許可を持っているタクシーは北口にも入れるということでお伺いをしています。現在では、南北別々のタクシーの把握はやっておりませんけれども、市内八百数十台あるうちの四百数十台が入構の承認をもらっているということをお伺いしております。 ○井手口委員   その答えなら、先ほどのタクシーの待機場からタクシー乗降場への移動の線は、南側には南側の専用の待機場がある、北側には北側専用の待機場があるということですが、タクシーが自由にどちらでも使えるということになれば、この動線が崩れはしませんか。例えば、北側の専用のところに入っても、情報では南のほうがあいているという形で、そっちへ動くということも当然考えられる。そういう動線になりはしませんか。 ○後藤次長兼都市交通対策課長   南側につきましては、先程言った49街区を使って、交通結節機能用地から南口へ流すということで、現在入構に関してのJRとの協議で、今回、南北を分けようと思います。北側については、今、交通結節機能用地がございます。そこを利用してタクシーの待機場とし、この北口の駅前のプールに流しますので、その流し方は、待機場システム、先程説明した流し方と同様になりますけど、まず、先に南側のタクシー入構に関するシステムと49街区を使ったもの一体として、構内タクシーの協会とJRと私どもで協定を結ぶ。その後、南も北もないではないかということで、秩序委員会が秩序について守ってくださいということで、構内タクシー協会と協定を結んでいこうかと考えております。
     今から、南側北側につきまして、広場内の管理協定を結ぶほうがいいのか。結ぶ場合、いろいろまちと駅をつなぐとかいうことで、こういうにぎわいのものが制約される部分があるので、そこは管理協定がいいのか、条例がいいのか、そこ辺の検討も今後、北口の広場と交通結節機能用地をどのように使うか、その辺も含めて協議を重ねていきたいと考えています。 ○井手口委員   これは要望にしますが、市が持っている交通結節専用地が今後ハード整備を検討する中で、タクシーのショットガン方式を今後も堅持するのであれば、JRが今のような構内タクシーという形で管理をしてくれるということを前提にしておかないと、どんなタクシーでも来てもよいですといった話には絶対ならないわけです。だから、その辺のところはきちんと詰めていき、逐次、我々に伝えてください。  それとタクシーに関して、もう一点だけ聞きますが、今のショットガン方式で、先ほどモニターが普通の場面を写しているのしか載っていないのですが、ショットガン方式をとるところは、大抵、進行の矢印を表示して、さあ行けという指示が出たりするというモニター方式をとっているところのほうがむしろ多いように私は思います。しかし、タクシーの運転手が自分の目で見て判断し、そろそろ行くかみたいなシステムでは、相当なタイムラグが生じてしまうのではないか。朝晩とか雨が降ったときとかに、かえって混雑を招いてしまわないかというおそれがあるのですが、このモニターシステムはどの程度まで検討していますか。   ○高瀬都市交通対策課参事補   まず、このショットガンシステムを導入するに当たりまして、市のタクシー協会、駅構内タクシー協会と他都市の状況も視察に参りました。1つは柏市、あるいは東京都、ショットガンシステムを入れている状況を調査しまして、またワーキングを開催する中で、大分市タクシー協会あるいは駅構内タクシー協会の乗務員の方々のことを考えると、やはりモニター形式がいいだろうというようなことを御要望いただいたところでございます。  他都市では、ナンバープレートにICタグをつけて、先ほど委員さんおっしゃったようなゴーサインが出て、行くようなシステムを導入しているところもございますが、非常に複雑になってまいります。ただ、このタイムラグは、どうしても交通状況によっては解決できない問題でございます。今回この南口駅前広場の待機場、タクシープールと乗降場の状況2つの画面を1つのモニターで映し出すことができるような形にいたしまして、例えば、ソニックが出てきた時間帯にお客さんが多く出られたときには、タクシーの乗務員さんの一つの経験でもってスタートしていくというようなことがいいのではないかということを協会さんと話し合ってきたところでございます。ですから、今回導入するモニター形式といたしましては、非常にシンプルなものになってまいりますけれども、市タクシー協会、あるいは駅構内タクシー協会と話し合って決めたシステムでございます。 ○井手口委員   ソフト面はこれから先、現状に応じて変えていかれるので、そう難しい話じゃないけど、とにかく協議は続けてもらいたいと思います。  それから、先ほど仲道委員が質問をしていましたが、一般車の場合、送ってきた場合はとまっている時間は短くて済むのですが、出迎えに来た車というのは探さなければならないし、雨が降って迎えに来るケースが多い、あるいは他都市から来た人たちで迷っている人たちを出迎えなければいけないというケースなど、いろんな意味でここは出迎えには向いてない。よって、そのような出迎えの車の動線を想定したことを検討の中に入れてください。  もう一つ、これ最後になりますが、駅前広場ができ上がった後の管理はどこがすることになるのですか。 ○広瀬都市計画課長   現状の北口の駅前広場につきましては、大分市とJRが協定を結んで維持管理を行っています。今回の北口駅前広場、もう既に南口は新たにJRと管理協定を結んで、都市計画課でその分は移管しています。現状は整備中なので駅周辺でやっていますが、JRと管理運営協定を結ぶという中で、所管的には都市計画課が窓口になることで、部内の中での調整をしております。 ○井手口委員   なぜそれを聞いているかというと、植栽がかなり多いのと、中心になる3種類の木がそれぞれ落葉する時期が違うからです。それをきちっとしておかないと、市民は緑の憩いがあるときには非常に喜ぶけど、葉っぱが散り始めてあちこち飛び始めたら、当然文句が出る。しかも、3種類が満遍なく1年中落葉しますよといった木の選び方になっています。それをきちんと管理することができているのかどうかを、老婆心ながら心配しています。  それと同時に、クスノキは初めは裸だから問題ないけど、あとの2種類の木は当然ムクドリの巣になる可能性がある。その対策も今から考えないといけない。せっかくきれいなペーブメントになっているところに、ふん公害が出た場合にはどうなるのか。そうすると、都市計画課にそれを管理させるのは無理なんじゃないかと私は考えます。 ○木村都市計画部長   現在、駅前広場については、占用関係は都市計画、道路関係は道路維持、植栽関係の管理は公園緑地といった分け方をしております。今後新しい広場等につきましても、そのような形になるかと考えております。まだ、今後検討していきたいと思います。 ○井手口委員   最後に1つ要望をしたいのですが、この1枚目の資料の中に出てきていないので、少し心配になっているのが帆船の取り扱いです。いずれガレリアからあの帆船を取りはずすだろうけども、その後、どうするかということがまだ決まってないようです。どうするかまでは私は今要望しません。私が今要望しておきたいのは、あそこにあるタイル、あれは廃棄しないようにしてもらいたい。せっかく大分、ポルトガルと入っているあのタイルを必ずどこかで活用できることを計画の中にいれておいていただきたいと一応要望しておきます。 ○木村都市計画部長   今、ガレリア竹町の帆船につきましては、商工部のほうが中心となりまして、都市計画部ももちろんその協議に入りまして、今後どうするかということについて検討中でございます。またタイル等も含めまして、そこら辺も検討中でございます。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、委員の皆さんでその他として何かありますか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   なければ、執行部からその他として何かあれば受けたいと思います。 ○広瀬都市計画課長   報道等で御存じかと思いますが、きのう、まちなかのにぎわい実証実験協議会の第1回目の協議会が開催されております。その内容についての資料をお手元にお配りしていますので、内容を説明させていただきたいと思います。  きのうの午後4時から第2庁舎の大研修室で開催いたしました。委員につきましては、以前机上配付させていただておりましたが、25名の方々の中、きのうは18名の出席ということで7名の方が欠席をされておりました。会議の次第といたしましては、委員の紹介、それに正副の委員長の選出、運営の方向など、協議がされておりますけれども、お手元の資料にありますように、委員長につきましては矢野利幸委員を委員長、副委員長につきましては平倉二三雄委員、姫野由香委員を選出をしておりまして、会の運営につきましては、原則公開という形で運営していくとなりました。ただし、特定の部分で、個人情報等勘案する中では、場合によっては非公開ということもあり得るということで運用していきたいと考えておりまして、お手元資料の中段から下のほうに主な出された意見等については公開すると書いておりますけれども、それについては御一読いただければと思います。  2回目につきましては、6月の中旬から下旬くらいに開催いたしたいということで、報道等にありますように、次回は市からその実験についての素案を提案させていただくことで、現在、関係する課等の中で調整を行っているところでございます。 ○仲道委員   1枚目の真ん中から下、主な意見と回答についての③、市議会に提案したものと異なる場合、この協議会に重荷を負わせることはおかしいのではないかと。これは違っています。こういう内容ではなく、市議会に提案して、まず、これを変えるのは議会軽視じゃないかという意見から入りました。それで、市議会に提案したものをこの協議会に重荷を負わせるのはおかしいのではなくて、そこまで重荷を負えないというような話でありました。重荷を負わせるのはおかしいという話と、重荷は負えないという話と、ニュアンスが違っていますので、これはもう一度確認をして訂正をしておいてください。 ○広瀬都市計画課長   ご指摘のようにニュアンス的に違う部分については訂正し、後日報告をさせていただきたいと思います。 ○井手口委員   そのすぐ下の⑤、このような説明を受けた記憶がないのですが、いつ、どんな形で、誰がどの場で、こういう25年に中央町側、29年府内町側という説明をしたのか、後で教えてください。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。 ○仲道委員   きのうの協議会では、委員の方の認識がそれぞれ違っていました。1人の委員は社会実験を3車線で行って、その検証をこの協議会でするという認識がありました。それに対して、矢野会長は、そうではないと、自分の認識としては3車線で社会実験を行うのか、何車線でするのかをこの協議会で話し合う、そのための協議会だという認識だというふうに説明をされていたようでした。そのあたりをしっかり整理していてくださいという形で事務局に振られました。私の認識は間違いないですね。  その流れの中で、事務局からしっかりと、本会議での市長の答弁、この委員会の中での部長の答弁でどういう社会実験をするかというのは、3車線も含めてするという結論が出ているのに、その回答がその場で矢野会長になかったというのが、すごく不思議でならなかったです。傍聴席であえて発言しようと思って、やめましたけれども、そのあたりをしっかりと説明をしてください。矢野会長の認識を訂正しないと、あやふやな認識での会長の立場は非常に困ると思います。これまでの審議経過、本会議での市長答弁も含めて、委員会での審議経過を会長と副会長2人にしっかりと説明するようにしてください。  それから、次回の協議会において、4人の部長が出ていますが、それぞれ所管する委員に次回の協議日程を知らせる予定はありますか。 ○木村都市計画部長   まず1点目の社会実験につきまして、若干答え方等も決定してなかったという面がございました。まず、私も意見を言わせていただきましたけど、議会に説明した大分市の変則4車線、3車線という形の素案に基づいて、社会実験の提案を市のほうでしたいと考えています。その中での協議会での意見をいただいて、この社会実験を行う中で検証を行っていくというふうに考えております。この件につきましては、先ほど委員が言われましたように、市の内部はもとより、矢野委員長へも徹底し、今後、話し合いをしたいと考えております。  次回の協議会につきまして、日程等が決まりましたら、もちろん各関係委員会のほうにも、前もってお知らせしたいと考えております。公開でございますので、メディア関係にも当然お知らせします。 ○仲道委員   協議会の中でどういう社会実験をするのか、その社会実験のやり方を協議するんですよね。今の部長の言い方をそのまま受け取ると、社会実験は3車線でするという形に受け取れます。そのあたり、はっきりしてください。 ○木村都市計画部長   提案は、素案に基づいた形での社会実験等の提案をさせていただきまして、協議会の中で、その社会実験のやり方について意見をいただきまして、どういう社会実験を行うかということは最終的に協議会の中で意見をいただいた形で社会実験を行うという形になります。済みません、誤解を招く言い方をいたしました。 ○仲道委員   部長、最初の言い方が協議会の話と全く同じ言い方だったので、委員が混乱したんですよ。何回も委員から手が挙がって、確認をします、確認をしますという形で、最終的には今部長がおっしゃっていただいたような3車線で社会実験するのか、4車線でするのか、6車線でするのか、それを協議会で話し合うという話で、ある程度の委員さん、理解したと思うのですけど、終わってから聞いたら、まだ何人かの委員が誤解していました。次の会議のときに、しっかりそのあたりをまとめて、誤解のないような言い方をよろしくお願いします。 ○二宮委員長   部長、社会実験で3車線にするのは8年間の実施期間がありますよね。 ○木村都市計画部長   素案の中のスケジュールでは、まず、交通量の少ない中央町側において社会実験を行い、その整備計画案等に基づいて整備をし、府内町側につきましては、県庁前古国府線や庄の原佐野線の大分川渡河など、周りの外部整備が進む中で社会実験等を行い、府内町側の整備を行いたいと、そういった素案内容でございます。 ○二宮委員長   その他として、何かございませんか。  〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、建設常任委員会を散会いたします。  お疲れ様でした。                               午後4時38分散会...