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  1. 大分市議会 2012-09-14
    平成24年子ども育成・行政改革推進特別委員会( 9月14日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成24年子ども育成行政改革推進特別委員会( 9月14日)               子ども育成行政改革推進特別委員会記録 1.開催日時   平成24年9月14日(金)午後0時58分開議〜午後2時11分散会 2.場所   第2委員会室 3.出席委員   委員長 藤田 敬治   副委員長 松下 清高   委 員 福崎 智幸   委  員 大久保 八太   委 員 宮邉 和弘   委  員 安東 房吉   委 員 三浦 由紀   委  員 河越 康秀   委 員 徳丸 修    委  員 国宗 浩 4.事務局出席者    書 記 帯刀 鉄平 5.案件等
       1、提言方法提言に向けてのスケジュールについて    2、意見交換会意見もとにした委員意見集約    3、その他                 会議の概要                               平成24年9月14日                               午後0時58分開議 ○藤田委員長   皆さん、こんにちは。それでは、ただいまから子ども育成行政改革推進特別委員会を開会いたします。常任委員会終了後のお忙しいところお集まりいただきまして、ありがとうございます。  本日は、お手元に配付をいたしております資料にありますように、1、提言方法提言に向けてのスケジュールについて、2、意見交換会意見もとにした委員意見集約、3、その他となっております。  それでは早速、1、提言方法提言に向けてのスケジュールについて協議をいたします。  8月17日の本委員会におきまして、特別委員会として初めて提言を行うということで、どのような形で提言を行うのか、提言までどのようなステップを踏むのかという質問が出されました。正副委員長協議をした結果をもとに御協議いただきたいと思います。  まず、提言方法についてですが、お手元の資料1をごらんください。  このスケジュールの一番下に、12月定例会委員長報告にあわせて提言とあります。今回、特別委員会での初めての提言ということもあり、その方法について協議をしたのですが、まず2通りの方法が考えられました。1つは、提言書を作成し、委員会を開催し、委員会内で執行部提言を渡す方法です。もう1つは、本会議にて特別委員長報告とあわせ提言を行うという方法です。より提言に重みを持たせるためには本会議において提言を行うほうがよいのではと考えており、特別委員長報告にあわせ提言をすることを案とさせていただきました。  なお、前回の委員会では、全員協議会を開いて議会全体としての提言としたほうがよいのではという意見もありましたが、本委員会子供に関する基本的な計画、施策に関する調査を任されており、そういった中で今回、特別委員会として提言を行うということでありますので、議員政策研究会などとは異なり、全員協議会にて承認を得るまでの必要はないというふうに思っております。  ただし、本会議委員長報告にあわせ提言を行うということもあり、重みを持たせるためには各会派提言案を持ち帰っていただき、合意をいただいた上で進めたいという考えであります。  提言方法に関してはこのような方法でよろしいでしょうか。御意見等があれば、お願いをします。    〔「なし」の声〕  それでは、正副委員長案のとおりということで進めたいと思います。よろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○藤田委員長   次に、政策提言に向けての今後の詳細なスケジュールについて協議をいたします。資料1を再度ごらんいただきたいのですが、本日9月14日はこれまで集めた意見を確認しながら、提言にどのような内容、文言を盛り込むのかについて自由に御意見を出し合っていただき、その御意見もとに、今後、正副委員長提言骨子案を作成し、次回の9月27日の委員会でその骨子案に対して皆さんに御意見などをしていただきたいと考えております。  そこである程度の提言骨子案がまとまれば、執行部への聞き取りや現状の確認作業をした上で、予定ではありますが、10月12日に再度委員会を開催し、提言の素案を完成させたいと考えております。もし、その際に、委員会内にて提言素案をそのまま提言中間案としてもよいということであれば、予備日として予定している10月18日の委員会開催予備日は開催せずに、各会派へ持ち帰っていただこうと考えております。いずれにしても、10月の20日前後には各会派へ持ち帰ることができるようにいたしております。  その後、11月初旬開催予定委員会にて各会派から出された意見を持ち寄り、修正などを行い、完成版を再度各会派に持ち帰り、最終的な合意をいただければと考えております。その後、12月定例会中の議会運営委員会にて本会議特別委員長報告にあわせて提言を行うことを報告し、定例会最終日提言を行うといったスケジュールといたしております。  以上が提言に向けた正副委員長スケジュール案ですが、御意見等があればお願いいたします。    〔「なし」の声〕 ○藤田委員長   それでは、提言方法提言に向けたスケジュールについては、ただいま決定したとおりに進めるということでよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○藤田委員長   それでは次に、意見交換会でいただいた意見もと委員皆さん意見集約を行いたいと思います。8月17日の委員会にて、提言について、ある程度のたたき台を正副委員長において作成した上で委員会にて協議してはどうかという提案をいただきました。本日はその骨子案をつくるための意見を出し合っていただきたいと考えておりますが、まずは意見交換会で出た意見ポイント行政視察等で研究したポイントを、松下委員長から説明をいただきたいと思います。 ○松下委員長   それでは、説明をさせていただきます。事前に各委員皆さんにはA4縦長の意見整理表というのをお渡しさせていただいておりました。その分については、意見交換会をさせていただいた団体別地区ごと等にまとめて整理したものを差し上げておりました。  その後、正副委員長のほうで協議をする中で、ある程度キーワードで集約できるような部分があるというふうに思いましたので、ランダムではありますが、整理をさせていただいたのが今、お手元にお配りしていますA3横長の資料であります。事前にお読みいただいた部分も含めて確認していただければというふうに思っております。  正副委員長のほうで協議したキーワード、そういった部分でざっと御説明をして、皆さんから御意見をいただく参考資料にしていただければというふうに思っております。  まず初めは、右のほうにキーワードと書いていますけど、幼保小、それから公立私立連携、こういったところが1つキーワードとしてくくられるのかなというところで、40、41、42、55番をくくってみました。幼保小連携については必要だということ、やっているけれども特に私立との関係性といったところが、校長会のほうから意見として出ていますが、なかなかその連携というのがうまくいかない、そういうこともあるので、そういったものに対する支援とか仕組み、あるいは研修といった合同会議、そういったものが要るんではないだろうかというような提案を含めたお話がありましたので、こういう形でまとめさせていただきました。  それからその次の、キーワード2は、子供会そのものあり方であるとか、その活動に対する助成や支援、あるいは親のあり方といった、子供会に着目したくくりであります。例えば、4番、地域によって子供会そのものが成り立たなくなっているというような現状を踏まえたときに、家庭での教育とかそういった部分も含めてどうするのかというようなお話です。そのほかとしても、青少協、あるいは校長会とも共通して、子供会運営そのものについての問題、認識といったものが厳しいところがあるのかなとくくってみました。  その次のページキーワード3としておりますのが、隣接校選択制地域との関係ということで、子供会活動にもかかわってくるんですが、やはり地域と所属する学校が違ったりすることによって子供会活動、あるいは地域から見たときにやりにくいといったような課題、問題といったものが、共通して青少協、市P、校長会県教組から出されたので、意見交換をしたすべての団体が、そういった地域隣接校選択制について問題意識を持っているというくくりをさせていただいております。  それから、次に、これも共通する部分ですが、より具体的なところで、子供あるいは子供会地域学校関係というくくりにさせていただいています。特に一番下の29番、この中では下のほうに書いていますが、地域とのコーディネーター役、こういったものが必要なんじゃないかという校長会からの意見があったところでありまして、これについて、後でも説明します行政視察先参考になるのかなと感じています。次のページも同じように、子供会地域学校関係ということで、いろいろな問題点等、全体的にマネジメントをどうしていくのか、先ほど言った地域コーディネーターも含めたところとか、そういうところが大きいのかなというふうに思っております。  安全の確保という中での地域との連携、こういったものも、44番の意見で出ています。52番、53番は現場の教師から見たときの地域との連携ということに対する問題意識というところが出されておるのでくくっているところでございます。  それから、その次のページ、4ページが大きなくくりとして家庭、親のあり方ということで、例えば青少協からは、子ども条例にある、保護者第一義的責任を自覚しとあるが、どのように自覚を促してくれるのかといったような問題提起も出されておりますし、家庭の貧困といったような経済格差の問題、こういったものも非常に影響しているんじゃないかというような問題提起もございました。  それから、次が子供安全確保といったところで、これは特に青少協を中心に、入れ墨といったような問題提起もありましたし、通学路の問題とか、こういったようなハード面を含めた指摘などもございましたので、くくりにしております。  その次のページの24、43番も同じように声かけ事案といったようなことで、それに対する地域との連携といった部分も含めた子供安全確保というようなくくりの話がございました。  それから、左端の2番、17番、20番、22番、これについては子供の集いの場という問題提起ということで、今回の提言の中から若干外れているんですけど、ただやはり条例にもうたっていますので、そういう子供の集いの場というようなくくりの中で問題提起がありました。  それから、28番以下については、これは市、あるいは教育委員会に対する問題指摘が大きいと思っております。ですから、いじめ、虐待、その他の機能強化等というような部分も含めて、執行部としての施策教育委員会を含めて、そういったもののあり方というところでくくられるのかなと考えています。今回の提言の中には相談をどこにしたらいいのかとか、連携がとれていないとかいう指摘とか、そういうものがかなりその次のページにも出されているところです。育成クラブの問題であるとか、そういった問題についても、あるいは学校教育に関する支援教育、そういった問題を含めて、ここで先ほど言った行政教育委員会連携とか支援とかいった部分を含めたくくりを、その次のページまで、かなり具体的な内容を含めてありますが、そういうくくり方ができるのかなというふうに思っております。  その次の8ページの授業の問題は、小中一貫教育による中1プロブレム、こういったものについてはかなり改善されていると評価するようなものもございます。あと、家庭役割といったような部分と、学校行事との関係、そういった部分に対してどう対応していくかといったようなものも含めて、このくくりの中でしています。  それから、最後のページの9、11、19は、まさにそうだというような感じで、周知の問題とか、どこに持ち込めばいいかといったような問題です。これは周知なりをどうするかといったような内容なのかなと思っています。  以上、意見交換会でいただいた意見を、大まかなキーワードで区分けをしたほうが議論をしやすいのかなということで、整理をしてみました。  それから、議論の素材のもう1つが、行政視察に行った先進地のポイントということで、資料3にまとめております。皆さん、行かれていますし、思い起こしていただけるんじゃないかというふうに思います。  まず、最初に行った豊中市については幼保部局一元化ということで、行政組織部局横断というか、子供に特化した組織ということでした。教育委員会サイド市立幼稚園に関する事務をこども未来部のほうに移管して、一体的に行っているというようなところでありました。ただ、人事権等については従来どおり教育委員会に一部残っているとのことでした。今後の部局横断を検討する際の参考になったんじゃないかというふうに思っています。  それから、右のほうの2番目、3番目、三鷹市の地域子どもクラブ事業についてということで、青少年の総合的な健全育成の視点からということで、大人の力を結集し社会全体で育んでいく、そういう視点で事業を実施されているということで、非常に大分市にとっても参考になるお話であったなというふうに思っております。学童保育所との連携とかそういったことも含めて、いろいろな取り組みをしているということでありました。  それから、葛飾区の地域コーディネーターということで、意見交換会の中で出ましたが、やはり地域コーディネーターというところが地域学校をどう結びつけていくかという役割が非常に大事で、かなりキーポイントになっていくのかなと感じています。  以上が視察先ポイントということで、意見交換で出た部分とこれを参考にしながら、提言に向けた議論の素材にしていただければと思います。 ○藤田委員長   ありがとうございました。  今、松下委員長のほうからも説明がありましたが、意見交換会での意見集約キーワードで、わかりやすい形でまとめていただきました。それから、視察についても、ポイントをまとめていただいたわけですが、どうでしょうか。これからはそれぞれ自由な意見交換という形で進めていきたいと思っております。  まず初めに、皆さん方松下委員長からの説明も含めて何か御意見、御質問等があれば出していただきたいと思います。 ○河越委員   意見はないです。すごく立派にまとめて、わかりやすくしているなと思います。  まず、豊中市で視察した幼保部局一元化については、要するに、意気込みでもあると思います。私どもも、子ども条例をつくって行政に渡した。たけど、窓口は子育て支援課と言ってくれているだけで、まだまだ本気度なんてない、私はそう思っている。なので、まず、部局一元化に対する提言1つするべきだと思う。これは豊中市の視察でも感じた。  そして、もう1つは、やはり地域の問題ですよね。ここに書いてある地域子どもクラブ事業、これは三鷹市でしたね。そして、葛飾区は地域コーディネーターとか、要するにコーディネーターという役割意見交換会の中でも結構出ている。だから、やはり私どもも三鷹市、葛飾区を参考にする中で、地域と一体となって子供居場所をつくるための提言が要るだろうと。それを松下委員長が言ったように、子供居場所というキーワード提言をするのがいいんじゃないかなと思います。  幾つもキーワードは出ていますけど、私は大きく2つぐらいの柱を掲げてやるほうがいいのではないかと。本当はもっとあるんですよ。5つも6つもあるけど、この際、部局に対することと地域に関することと2つぐらい挙げたらどうかと思っております。 ○藤田委員長   そのほか、委員の方。 ○宮邉委員   提言としてどこまでのものをこの委員会の中でつくっていくのか、ちょっと見えにくいところもあったんですけど、今、河越委員が言われたように、やはりポイントを絞ってやっていくほうがより現実味を帯びるというか、着目をしているところがわかりやすくなっていいのかなという気がします。2つにするのか3つにするのかという議論はあろうかと思いますが。今言われた部局関係、これは本当に縦割りの中で弊害が出ている部分があるわけですから、しっかりと横のつながりをつくっていくという意味で、子供部のような、要は新しい部局をそこに創設をするべきだということも、必ず提言の中に要るだろうというふうに思います。  また、地域については、地域皆さん方も間違いなく、子育てに対していろんな思いを持ってやっていただいているので、これに対する考え方をこちらの委員会としても整理をした上で、提言していくことが必要なんだろうと思います。  あと1点、意見集約を見ると、いじめ問題が多いんですよ。きょうも午前中、文教の委員会があったんですが、青少年課が窓口でいろんなことをやるんですが、実を言うと、児童相談所だとかそういう部分については福祉保健部になりますので、そういう中での連携の仕方、それとやはりいじめをなくすということが大前提ですので、それに対する取り組み部分でどういうことが必要なのかということも含めて、この提言の中にほうり込めることができたらいいなというふうに思いました。 ○松下委員長   まずちょっと整理をさせていただきたいんですけど、これまでの委員会の中で大きく2つの柱で提言をしましょうということを確認していました。まず1つは、河越委員宮邉委員がおっしゃった組織横断についてです。2つ目の柱は、地域家庭学校行政との連携提言をしたらどうかということで一応確認をしています。2つ目の柱の中で、宮邉委員がおっしゃったような地域とか、そういう部分で、こういった提言もいいのではということで議論していただくとどうかなと思います。 ○藤田委員長   テーマ的には今言ったように、2つのテーマを取り上げることにしましたので、その中で、具体的な部分にも入っていただいてもいいんじゃないかと思います。それぞれ感じたところの御意見を出していただければと思います。 ○河越委員   例えば、どの意見交換会でもそれぞれの立場で熱心さを感じたんですけど、特に地域の目線から行くと、青少協の方の積極性を感じたんですよ。自分たちがもっとやりたくてもそれが反映できないシステムの問題を感じた。本当はもっとかかわっていきたいという部分で、今以上にストレートにかかわりができるようなシステム、それがさっき言ったような三鷹市、葛飾区の組織的な施策を取り入れたときにはできるんじゃないかなという感じを持った。 ○藤田委員長   河越委員お話は、日ごろの活動の中で、皆さん感じておられるんじゃないかと思います。 ○三浦委員   福崎委員と私が青少協の役員を兼ねているけど、そうなんですよ。ただ、現実として情報が出てこないんですよ。地域としてそういう子供たちを把握して何とかしたいというんだけど、情報が学校から出てこないし、学校も何で出さないかといったら法律で決まっているから出せないとなると、何をすればいいのかとなってくるんですよ。自分たち地域のどこにどういう子供が住んでいるか、一切わからない。そこから始まるんですよ。 ○河越委員   殻を破る必要がある。 ○三浦委員   青少協は各地域に役員がいて、その地域にどういう子供がいるというのを把握してからじゃないと動けないけど、それができず、結局空回りするんですよ。いろいろするけど、要は出てくるのはよい子ばかりなんですよ。何もしないでも君たちは大丈夫という子ばっかりが出てくる。問題のある子は、どこにいるかがわからない。 ○藤田委員長   だから、どうしても、青少協の役割というのがパトロールになってしまう。現実にそうなんですよね。一歩が踏み込めないというのがあるんですよね。 ○三浦委員   そうなんです。もう対処療法だけ。 ○河越委員   あのとき、出席した人のほとんどが意見を言ってましたよね。それでも言い足りないような雰囲気を受けたんです。やはりやる気満々なんですよ。 ○藤田委員長   皆さん方、熱心なのは確かなんですよね。青少協の構成メンバーの方の大体が各地区の自治委員民生委員とかです。それから、補導員さん。実際に動いている方々の集まりなんですが、何かをしようとしても抽象的な話で終わってしまう。そういうのが多いもんだから、やはりどうしても欲求不満的な部分があるんじゃないかと思いますよ。 ○宮邉委員   具体的に何かをやることができれば、また変わってくるんでしょうけどね。 ○河越委員   そういう思いが発揮できるようなシステムがあればエネルギーが爆発すると思う。 ○藤田委員長   三鷹市の場合、地域子どもクラブ実施委員会というのが保護者地域代表者、これに青少協は入ってたのかな。 ○河越委員   青少協という言い方が、ちょっと我々とは違った。そういう組織体はあるんだろうけど。 ○藤田委員長 
     葛飾区の場合、地域コーディネーターは大体PTAのOBだと言ってましたね。 ○河越委員   そういう人はふさわしい。いろいろ知ってますからね。また、三鷹市で地域子どもクラブ育成クラブとの兼ね合いを聞いたけど、育成クラブに入ってても地域子どもクラブに参加してもいいですよという部分もあった。大分市もこのような活動がゼロではないけど、ここまで組織化した部分でやってない。小学校数が物すごく多いし。60校ぐらいかな。視察先は、十何校区とかで大した数ではなかった。 ○藤田委員長   提言をするとなったときに、例えば三鷹市の施策イメージすると、教育委員会サイドに対しての提言という形になってくるんですかね。 ○松下委員長   いや、やはり行政全体に対して。 ○河越委員   地域人たち活動の場がもう少し深まるような形で行政側がバックアップするというイメージ三鷹市がそうだったように、各小学校によって濃淡があるとは言ってましたけど。三鷹市はそう大した数の校区じゃなかったけど、十数校区の中できちっとシステムができ上がってるので、責任ある立場の人やコーディネーターによって、どうしても濃淡ができてくるかもしれないけど、やっぱり抜けはないですよ。 ○安東委員   だから、地域でそういうシステムをつくるために行政がしっかりリードしないといけないという発想だったと思う。 ○河越委員   そこは、ある程度行政がリードしないといけない。三鷹市の地域子どもクラブは、要は遊びの場の確保ですよ。放課後の2時間前後を、大人が安全管理する意味合いで見守っているということだったと思います。新しい遊びとか何かあったかな。読み聞かせとかあったかな。 ○安東委員   読み聞かせはなかった。葛飾区はあったけど、三鷹市の地域子どもクラブはどちらかといったら遊びがメイン。 ○松下委員長   放課後クラブのような感じ。 ○河越委員   三鷹市は放課後クラブで、遊びを見守るようなイメージでした。だけど、しっかりそれを組織してある。ただ、活動費があまりないのがネックだった。これは三鷹市、葛飾区の両方とも、活動費は大した金額じゃなかった。 ○松下委員長   何万円かでしたね。 ○河越委員   1校当たり年間数万円。 ○安東委員   それをみんなで活動費にしているから。 ○宮邉委員   要は、役員さんたちの行動費みたいな。 ○安東委員   今、大分市でも各小学校で校長が学校ボランティアを募っています。全部の学校がやっているのかわからないが、私が知っている範囲ではかなりやっている。地域学校ボランティアをしてくれませんかということで。読み聞かせ、グラウンドの草取りでもいいからみたいな感じで。 ○河越委員   やっているけど、大分市全体の取り組みではない。学校長にお任せして、その人の熱心さで地域の人が同意しているだけ。 ○安東委員   教育委員会から提案をしているのかもしれないけど、組織化まではしてない。私もここ二、三年で初めて聞いた。 ○藤田委員長   それは校長が主体でやっているのでしょうか。初めて聞きましたね。ちょっと一回、原課にも様子を聞いてみます。そういうのが少しでもあれば、それを組織化するとか。 ○安東委員   それを組織化すれば可能ではあるかなという気がします。 ○藤田委員長   どういう内容でやっているのかちょっとわかりませんからね。内容はまた聞いてみましょう。大分市でも、三鷹市のようにボランティアの関係はやっているのかもしれませんが、ほかに何か自主的な動きというのはあるんですかね。 ○河越委員   例えば私の地域は、先生のOBとかが多くて、夏休みに入ったら積極的に子供に教えたりしているんです。それは遊びじゃなくて勉強のほうだけど、結構子供が来るんです。退職校長会あたりが活動しているので、そういうのが多い。 ○藤田委員長   そういうのは学校側も大体掌握しているんですか。 ○河越委員   学校も掌握している。微々たるものだけど、コーヒー代くらいは出ている。 ○藤田委員長   それは一回、原課に確認をしてみましょうか。 ○河越委員   だけど、それを全市として見たら、実施しているのは1割、2割の話じゃないかと私は思う。 ○安東委員   あと、私が聞いたことがあるのは明治校区。明治小と明治北小が一緒になって活動しているみたいなことを聞いたことがある。 ○河越委員   あることはあるんです。なので、そういう取り組みを生かす。そういう調査は教育委員会がやるんですかね。だって、放課後何とか事業といって、少しだけど予算が出るはずです。 ○大久保委員   城東中学校もいろいろしている。 ○三浦委員   城東中学校はちょっとわからないけど、原川中学校がやってますね。 ○大久保委員   もちをついて地域に。 ○三浦委員   そうですね。もちつきは、城東中学校でやってますね。 ○安東委員   原型はある。ちょっとずつだけど。 ○大久保委員   大分市全体として学校地域家庭連携して、子育てしていくための支援策ですよね。その支援策をどう提言していくのか。みんな学校地域家庭連携と言うけど、それを実際につくって動かしていく支援策、それがやはり大事ですね。 ○藤田委員長   そういうことですね。現状は、校長の熱意とかで成り立っている。 ○安東委員   校長の場合もあるし、地域コーディネーターというか、地域の中でやるぞという人もいる。 ○福崎委員   どちらかというと公民館もかかわりますね。 ○河越委員   そうですね。公民館もかかわって橋渡ししてくれる。 ○福崎委員   明治も公民館が活発にやっていたので、できていたところがある。公民館の考え方が変わったり、館長が変わったりすると、また違いが出てくると思う。 ○河越委員   芽はある。だから、とんちんかんな話ではない。どの地域方法論が違うとしても。 ○藤田委員長   確かに、川添なんかも公民館が主体でやってますね。ただ現状としては、全市的に広がっているという感じではないですね。その辺はちょっと原課のほうにも確認してみます。どういう状況かというのを。大久保委員さんがおっしゃるようにその支援策をどういうふうな形でやるか、そういう提言に持っていければいいかなと思っております。  そのほか、何かお気づきのところはありますか。 ○松下委員長   提言書を大まかにいうと、まず初めにということで、なぜこういう提言をするのかというのを前段に書いて、そのあとに提言ということで、項目として、1、2、3の3つの項目とかで。それについての説明をまた詳細に書いていく。そういう形で、提言書を出している他市もありますので、そういうのが参考になるのかなと。政策研究会で災害対策の提言をしようとしていますが、それとはイメージが違うのかなと考えていますが。 ○河越委員   特別委員会は2年に1回、特別委員長報告が必要と言われている中で、本会議提言をする予定ですよね。それとは別に抜き出してペーパーとして提言を、関係部局子育て支援課とかに、私どもの提言ですということで渡すんですか。 ○藤田委員長   いや、そうじゃなくて、本会議委員長報告の中で提言を行うということ。 ○河越委員   それは分かる。それと同じ文面でもいいから、窓口である子育て支援課提言を別に渡してもいいんじゃないかなと思う。 ○藤田委員長   手渡しをね。 ○河越委員   別にかたく考えないでもいいと思います。特別委員長報告を2年に1回やるというルールに従って本会議提言する。また子ども条例の窓口もあるので、特別委員会でこういうふうにまとめましたと渡せばいい。 ○藤田委員長   河越委員の提案は可能だと思いますので、考えてみたいと思います。提言の内容としては、今、松下委員長がおっしゃったように、例えばテーマが2つありますよね。2つのテーマを掲げた中でまた小さな項目を入れて、箇条書きにして、その理由、説明をつけて提言をするというスタイルになろうかと頭に描いております。その中で本日いただいた、皆さん方意見を吟味した中で、私どもに骨子案くりを御一任いただければと思うのですが。 ○河越委員   一任ですね。みんなの意見はほとんど同じじゃないですか。 ○藤田委員長   大体、同じですね。本日のお話を聞く限り、そういう感じはありますよね。 ○河越委員   いいまとめ方ができている。
    松下委員長   あと、懸念があるとすれば、隣接校選択制とかの部分ですね。 ○河越委員   済みません、それも言おうと思ったんだけど、まだ私は早過ぎると思います。今、どちらかと言うと、隣接校選択制についてここに書かれているのは批判的な部分が多いんだけど、やはり始めて余り時間も経っていないので、もう少し様子を見るべきだなと思います。 ○宮邉委員   検証もしなきゃならない。 ○松下委員長   文教のほうでまずは一遍、議論してもらった方がいいかもしれない。 ○河越委員   こういう意見が出たからといってやるのは、今はちょっと早いような気がします。最終的にそうなるかもしれないけど。 ○藤田委員長   今、副委員長から特に隣接校選択制の問題が出されましたけど、皆さん意見ではちょっと時期尚早じゃないかということもありますので、このキーワードの中で、この部分提言に盛り込むのが厳しいのではという部分だけでも絞り込みができれば、それをやっていっていただければ、骨子案がつくりやすいんじゃないかと思います。 ○松下委員長   幼保小連携、これも難しいんじゃないでしょうか。幼保小連携取り組みが始まったばかりですし。 ○三浦委員   最近、常任委員会で出たでしょう。 ○河越委員   文教で出た。 ○三浦委員   厚生でも出てきた。 ○松下委員長   行政サイドも問題意識は持っているので、そういう意味で言えばもうちょっと状況を見てもいいんじゃないかと思いますね。 ○安東委員   それぞれ思いがあるので、この中でまとめて提言というのは厳しいのでは。 ○河越委員   それと、子供会のことだけど、私は子供会からスタートして地域の問題を言ったんだけど、これに特化して言うのはちょっと難しいですね。だから、居場所というふうなとらえ方から提言してもいいけど、子供会を云々ということでの提言はちょっと難しいと思う。子供会の重要性はわかるし、本当は言いたいけど。 ○宮邉委員   家庭学校地域等の連携の中に、今言った隣接校選択制の問題だとか子供会の問題だとか、そういう問題があるということを触れるぐらいなら可能かもしれないけど。 ○河越委員   子供会をどうするということになると厳しい。 ○宮邉委員   これだけ意見が出ていることに対して、一言ぐらい文字として出すことは可能かもしれない。 ○河越委員   課題があることを指摘してもいいけど、今のままでは答えは出ない。 ○藤田委員長   では、子供会あり方については、ちょっと今回は具体的な提言としては、まだ早いということですか。 ○宮邉委員   そこを中心とした提言はしないということでいいと思います。 ○藤田委員長   ただ、現状の子供会をどこかで触れるところがあれば、前文か何かで入れるということですね。 ○松下委員長   社会全体での子育て支援という部分について、課題があるという感じですかね。 ○藤田委員長   わかりました。では、隣接校選択制の問題、幼保小連携子供会については提言は厳しいということですね。 ○安東委員   幼保小連携も大事ではあるけど、どう提言していくのかと考えると難しい部分がある。 ○河越委員   提言では控えた方がいいのかな。 ○藤田委員長   子供会に特化して提言するんじゃなくて、子供地域学校関係とか、そんな切り口でいいですかね。 ○宮邉委員   それは柱の1つですからね。 ○藤田委員長   家庭、親のあり方については。 ○宮邉委員   これも難しい。 ○河越委員   一番難しい。 ○藤田委員長   一番大事なことではあるけど、解決のしようがあるのか。 ○河越委員   子ども条例でも、そこの部分を責められたら難しいところですね。結構、条例の前のほうに規定されている。 ○松下委員長   だから、地域社会全体で育てるというのを繰り返しやっていくしかないですよね。経済、社会構造の変化で、家庭の複雑化というのもある。 ○河越委員   私は本当に、子供たち放課後に集まったり、集団で遊ぶ訓練が昔みたいに戻ってきたら、あらゆることが変わってくるのではという気がしてならないんです。 ○宮邉委員   いい社会になると思いますね。 ○河越委員   そういう形から離れて久しいですよ。何かのきっかけで集まって、自主的に子供たちが集団で遊ぶ訓練をするようになったら世の中が変わるような気がするんです。 ○安東委員   ただ、今の子供の親がそういう経験が少ないから伝わってないんですよ。 ○河越委員   今のスタート時点がゼロで、新しくスタートするという感じですね。そういう流れで10年、20年行けば、変わっていくんじゃないかという気がします。 ○安東委員   この前、気仙沼市に行ったんですよ。子供遊び場づくりのボランティアがいて、学校のすぐ近くに空き地を借りて、ブランコをつくったりいろいろしていた。全国的な組織があるみたいで、そういう人たちが交代で、1週間とか1カ月とか担当している。 ○河越委員   それで、見守ってるんですか。 ○安東委員   大人も一緒に遊ぶ。小刀で物をつくったりとか。だから、そういう仕掛けをつくらないとだめなんだと思う。 ○松下委員長   災害に遭った人たちを、特にそういう子供のケアとかも含めて、そういう遊びでいやそうというコンセプトもあった。 ○宮邉委員   特別な条件がいろいろあってだと思うけど、しかし子供遊び場をつくったとき、実際そこで遊ぶ子供がどれくらいいるのかもあるんですよね。 ○安東委員   やっぱりその仕掛けをつくる必要がある。 ○藤田委員長   家庭と親のあり方云々は、さっきの子供会あり方と同様に、何か前文じゃないけど、課題の中の1つに入れていくべきじゃないかなと思う。 ○宮邉委員   いいんじゃないですか。情勢的なものとして。 ○藤田委員長   ただ、これを具体的な提言の中に盛り込もうということになると、なかなか難しいという御意見ですよね。家庭と親のあり方を課題としてとらえるということについては、よろしいですか。これは一番基本ですからね。 ○河越委員   大前提として子供地域が育てるんですよ。その中で、従来あった子供会等もその役割を担っていたけど、昔に比べて機能していないから、新たに放課後児童クラブみたいなものを行政が主導していくというような流れですよね。 ○藤田委員長   今のでばっちり。 ○河越委員   流れですけど、今まであった形が薄れてきている。しかし、さっきから言っているようにどこの校区も意外と芽はある。それをうまく集約してあげればいいんじゃないかということ。 ○藤田委員長   あとは、子供安全確保。これは、集いの場づくりとかになるんですかね。どうですかね。
    河越委員   これは通学路安全確保とかも入ってて、それだけで片づけられないところがあると思うんです。 ○宮邉委員   出された意見を全部網羅しようとすると、提言は難しくなると思います。 ○河越委員   安全確保だけで見ても結構広い範囲になってくる。 ○松下委員長   1つ思うのは、情報の提供がなかなかされないとお話にもあったので、そこをそれぞれの関係機関が連携して情報提供するように、そういうのは提言に盛り込めるかな。 ○藤田委員長   それはやっぱり提言に必要かと。 ○河越委員   ぜひ、そういう取り組みができるように。 ○三浦委員   それがあるだけで地域ががらっと変わってくると思う。 ○河越委員   ただ、勇気を持って取り組まないと。いろいろ問題があった場合、学校が批判されるのが関の山だと思う。 ○三浦委員   その辺はしっかり考えて形にしないと。 ○藤田委員長   学校内で問題を解決する機関っていうのはないんですかね。例えば、評議員会とかあるじゃないですか。ああいう中でも、情報とかは全然出てこないんですか。 ○河越委員   学校は、運営委員会方式じゃないですかね。例えば、給食委員会とかがある。あれにPTA会長が入っている。委員会なので個人の意見とかはいろいろ言う。具体的に聞いたのはそれくらいかな。ほかに、事件があったりすると事後報告はあると思うけど。 ○松下委員長   生徒指導上の問題を一々言わないでしょうね。 ○河越委員   そう、言わないんです。 ○安東委員   それはやっぱり教師の指導の部分もあるから、あまり公にできないと思う。ただ、事件として出てきたときには言うんだろうけど。 ○宮邉委員   プライバシーの問題とかあるでしょうし。 ○河越委員   だから、青少協の関係者にそういった情報を流すって絶対にあり得ない。だけど、青少協からしたら欲しい。いつもその情報の中で目を光らせて、どうにか自分たち役割を果たしたい。 ○安東委員   強いて言うとPTAかな。 ○藤田委員長   PTAにもないですね。 ○河越委員   学校からの情報はない。 ○安東委員   学校で対応に困ったときに親に助けてくれというようなときぐらいかな。 ○藤田委員長   もうぎりぎりのところまで来た段階で。 ○三浦委員   極端に悪い子というのはわかるけど、グレーゾーンの子が本当にわからない。 ○安東委員   それはもう、担任教師にしかわからない。 ○三浦委員   よい子は外に出てくる。悪い子は目立つからわかる。微妙な子を地域が何とか黒にならないように頑張りたいんだけど、そういう子がわからない。 ○安東委員   一番危ないところだけど、どうにかなりそうなところでもある。 ○徳丸委員   やっぱり価値観が多様化してきているというのは一般的な話じゃないですか。地域で、世代間の差が余りにも大き過ぎると感じてて。例えばお年寄りは、僕が持っているタブレット型情報端末とか、どういうものかわからないですよね。だけど、子供はそこから始まってるわけですから、おのずと情報の容量というのは絶対違っていると思う。  無理やりに引っ張り込んでもちつきさせてるような状況もあるんだけど、やったことがないから確かに楽しい。その瞬間はですよ。だけど、それが今度は次にどうやって応用できるような子になるんだろうかというと、地域は年中行事のもちつきに子供たちを呼ぶということだけで終わっているんですよね。  もう間もなく運動会をするんですけど、多様化という話をすると、子供たちはスポーツ少年団とかで野球をやってたり、バレーをやってたりするもんですから、運動会があるときに、そこに試合を組んでて、とられてしまう。去年がそうだった。地域の運動会の話ですよ。  だから、地域子供たちという部分を主に置くと、いろんな意味で連携がとれてないというか、それが実態じゃないですか。だから、新しい発想を持って、インターネット上で何かするとか、大きく視点を変えないと、地域では子供たちと年配者がリンクしていかないというか。そういうのをすごく感じる。  今、グラウンドゴルフをするんですよ。そうすると、全員がそろう。すばらしいということで、私たちは年に2回、大会を入れるようにしたんです。これは、小学1、2年から、おばあちゃん、おじいちゃんまで一緒に5人でします。それはそれで1つのおもしろさがある。テーブルが1つになってるんですね。体協をやっていて、これは老若男女が一堂に会していいねとなる。それでも、人員制限が百数十人に限られるんで、だから年2回するようにして。だけど、子供もお年寄りもこうやって知り得る場があるんだなと思うと、何かそういうものを独自で出してあげられるといいような気がするんですけど。  祭りも練習は出るけど、本番はスポーツ少年団とかにとられたとか。そうすると、なかなか子供がそろわないんですよね。 ○河越委員   大体、グラウンドゴルフは150人から200人と言われるけど、ゴルフと一緒で27ホールにしたらいい。場所を確保して3つで回す。 ○藤田委員長   徳丸委員のようなお話は、やはりどの地域でもあると思うんですよ。いわゆる地域行事とスポーツ少年団の日程のミスマッチとか。地元の人たちもせっかくいろいろやっているのに、何だ、野球の試合でいないのかという、そういう感情が結構しみ渡ってしまって、連携がとれなくなっているというケースも結構多いんです。 ○河越委員   中学校とか小学校に言ったら、それは配慮してくれるんじゃないかな。うまく波長が合わなくて、こういうことになったんじゃないかと思うんだけど。 ○三浦委員   スポーツ少年団の全市レベルの試合とかになったら考慮はしませんね。 ○河越委員   中学校の部活とかは校長先生に言ったら、極力地域でと、してくれる。 ○三浦委員   中学校の部活は教育委員会がかかわってるけど、スポーツ少年団は完全に任意団体だから。 ○河越委員   だけど考えようによっては、スポーツ少年団とかはそこで社会性を身につけていく。そういう子たちは、無理してまで地域に引き込まなくてもというのがある。それにかかわってない子を十分地域がケアしたらいいんなじゃないかと思うけど、やっぱり寂しいな。人数が圧倒的に少ないと。 ○宮邉委員   そういうことなんですよ。スポーツ少年団に入っている子たちは、予定さえ合えば地域行事にも出てくる。 ○徳丸委員   社会性を身につけさせようとかいう話になったときには、世代間の交流を越えてやるべきですが、スポーツ少年団とか、確かに仲間はできるけど、専門的ですから。最近感じていますけど、その辺は難しいところがあると思いますね。 ○国宗委員   子供も物すごく忙しくなっているのかなと思うんですね。親も親で経済的に大変だし忙しい。子供を育成するという大きな主眼で考えたときに、我々の価値観をそのまま、学校地域連携をとって一緒にいろいろしていくことが、果たして今からの時代に即した本当の子供の育成の仕方なのか。これはあくまでも個人的な考えなんですけど、徳丸委員が言われたような新しい発想というところで考えた場合に、確かに、社会性とか考えたときには、皆さんがおっしゃるような子供の育成の仕方がベストであろうし、それで我々も育ってきたところもあると思うんですけど。 ○徳丸委員   この日程に合わせて最終的には提言に持っていくとなると、あんまり脇道にそれていたら行き着きませんね。 ○藤田委員長   大体御意見のほうはよろしいですか。特に、ここだけは申し上げたいということがあれば、出していただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「なし」の声〕 ○藤田委員長   多方面で御意見をいただきましたので、皆さん方の御意見を基本としながら、私ども正副委員長骨子案を一任いただいてよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○藤田委員長   それでは、そのようにさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  その他でございますが、何かありませんか。    〔「なし」の声〕 ○藤田委員長   それでは、次会以降の日程の確認をいたしたいと思います。次会の委員会の開催日は9月27日木曜日、本会議終了後、午後1時30分となっていますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕  それから、あとのスケジュールなんですが、10月18日ごろまでに予備日も含めて2回委員会を開催したいと考えています。2回分の委員会日程を押さえさせていただきたいと思いますが、まず10月12日、午前、午後のどちらがいいですか。    〔「午後」の声〕  12日午後ということですが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕  午後1時でいかがですか。    〔「異議なし」の声〕  では、10月12日は午後1時で。予備として、18日を一応挙げさせていただきたいんですが、これは午前、午後、どちらがいいですか。    〔「午後」の声〕
     午後1時でいかがですか。    〔「異議なし」の声〕 ○藤田委員長   それでは、10月12日の金曜日、午後1時と、それから予備日として、10月18日の午後1時ということで。    〔「異議なし」の声〕  それでは、以上で、子ども育成行政改革推進特別委員会を散会いたします。お疲れさまでした。                               午後2時11分散会...