大分市議会 > 2012-02-03 >
平成24年厚生常任委員会( 2月 3日)
平成24年建設常任委員会( 2月 3日)
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  1. 大分市議会 2012-02-03
    平成24年建設常任委員会( 2月 3日)


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    平成24年建設常任委員会( 2月 3日)                    建設常任委員会記録 1.開会日時    平成24年2月3日(火)15時00分開議~17時05分散会 2.場所    第4委員会室 3.出席委員    委員長 安部 剛祐  副委員長 篠田 良行    委 員 福間 健治  委 員  藤田 敬治    委 員 秦野 恭義 委 員  早川 和人    委 員 堀  嘉徳  委 員  仲家 孝治    委 員 渡部 義美   欠席委員    なし 4.説明員   (土木建築部
       古野土木建築部次長房前土木建築部次長土木管理課長、    首藤土木建築部次長道路建設課長稲葉土木建築部次長建築指導課長   (都市計画部)    首藤都市計画部長重見都市計画部参事中心市街地活性化推進担当、    中畑都市計画部次長白水都市計画部次長開発指導課長、    工藤都市計画部次長街路建設課長森本都市計画部次長公園緑地課長、    後藤都市計画課長、長野駅周辺総合整備課長、    広瀬都市計画課参事都心活性化推進室室長、    清水駅周辺総合整備課参事兼駅高架・まちづくり推進室長 5.事務局出席者    書記 大野 貴稔 6.審査案件等    ①市民意見交換会における意見等の取り扱いについて    ②大分駅北口駅前広場の整備について    ③その他                 会議の概要                               平成24年2月3日                               午後3時00分開議 ○安部委員長   ただいまから建設常任委員会を開会いたします。お忙しいところをお集まりいただきましてまことにありがとうございます。  本日の協議事項はお手元に配付いたしております日程案のとおりとなっております。  1点目は、市民意見交換会における意見等の取り扱いについてであります。先般開催いたしました委員会で、執行部への投げかけや現状における聞き取りが必要と判断したものにつきまして、本日投げかけを行いたいと考えています。  また、都市計画部より1点の報告事項がございますので、後ほど報告を受けたいと思います。  それでは、先般1月30日の委員会で委員の皆様方から出されました意見等を踏まえ、正副委員長において集約(案)の文言整理を行いましたので、その確認をしたいと思います。  配付資料をごらんください。  5番につきまして、渡部委員、福間委員などからの意見を受けまして、都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業において、公園トイレのバリアフリー化(洋式化)について取り組んでいるが、その進捗状況はどのようになっているのか。また、今後どのような対応をとっていくのか、あわせて聞きたい。さらに、公園トイレの水洗化の現状と今後の取り組みについても聞きたいとさせていただいておりますが、御意見等はございませんか。    〔「異議なし」の声〕 ○安部委員長   それから、7番をごらんいただきたいのですが、遊歩公園通りにおける交差点の改良並びに中央通りにおけるバス停の見直し。中央通りにおけるバス停の見直しの文言を追加いたしてございます。これについてはいかがでございましょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○安部委員長   それでは、そのようにさせていただきたいと思います。  以上で協議を終了したいと思います。  それでは、執行部を入室させます。    〔執行部入室〕 ○安部委員長   本日は傍聴者の方がおられるようですが、遵守事項に従って静粛に傍聴いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。  執行部の皆さんにおかれましては、お忙しいところお集まりいただきましてありがとうございます。昨年10月21日から10月27日まで、市内13カ所の地区公民館等市民意見交換会を開催いたしまして、そこでいただきました意見等について、昨年度同様、対応をホームページ等で公表していくこととなっております。  つきましては、意見交換会で出された意見等のうち、当委員会所管分につきまして協議いたしました結果、執行部からの回答をお願いしたいものがございます。回答をお願いしたい内容といたしましてはお手元に配付のとおりとなっております。正式な文面での回答につきましては、3月の第1回定例会の中の委員会で受けたいと思いますので、執行部におかれましてはよろしくお願いいたします。  次に、報告事項を受けたいと思いますが、土木建築部の皆さんは御退席をお願いいたしたいと思います。    〔土木建築部説明員退席〕 ○安部委員長   それでは、大分駅北口駅前広場の整備についての説明を受けたいと思いますが、まず、大分駅前広場基本計画概要について説明を受けたいと思います。 ○長野駅周辺総合整備課長   お手元の資料1に沿って説明させていただきます。  昨年の11月29日に開催いたしました本委員会での説明と重なることになりますけれども、よろしくお願いいたします。  資料1ページの上段をごらんください。この図は平成18年度に策定いたしました南北駅前広場の基本計画でございます。卵形のロータリーの中に必要な施設を配置した図面でございまして、この図面をもとにプロポーザルの提案を受けたところでございます。  次のページ、上段をごらんください。プロポーザル段階で提案を受けました図面でございます。トータルデザインコンセプトの小さな森から大きな森へに基づき、交通広場と交流広場を共存させ、まちとつなぐ、中央通りとの連続性を考慮するをデザインイメージしたものでございます。卵型の内側にバスやタクシーの公共交通を配置し、車道を横断せずに乗りかえが可能となっております。また、歩行者の主要動線と連携した広場空間を西側に確保いたしております。赤い破線で囲まれた部分でございます。  次に、下段をごらんください。北口駅前広場の機能は、まちづくりの観点から北口駅前広場交通結節機能用地南口駅前広場の連携を図り、中央通りも含めて交通網の再編を図ることが重要であります。また、中央通りに関しましては、各街区に点在するバス乗降施設タクシーベイの集約を図り、北口駅前広場にはバース機能を、交通結節機能にはプール機能をそれぞれ配置する方針で、バス、タクシー等の交通事業者を初め、各関係機関と調整を行ってきたところでございます。  次に、3ページの上段をごらんください。ここでは中央通りのバス乗降施設の集約の方向性について御説明させていただきます。  大分バスや大分交通などのバス事業者とのワーキングの中で、東側は大分銀行前バス停を国道197号線側に移動、DAISYO前と赤レンガ館前の降車場を集約してDAISYO前に、トキハ前とファミリーマート前のバス停を集約してトキハ前に、パルコ前の降車場については駅前広場で処理します。  次に、西側はガレリアドーム広場南北に点在するバス停を赤レンガ通り商店街に集約いたします。  このことで東側が2カ所、西側が3カ所に集約されます。この方向で検討を進めております。  次に、3ページ下段をごらんください。これは交通結節機能用地を活用することを前提とした駅前広場内の施設量の見直し案でございます。  まず、バスバースの機能の施設につきましては、大分バスや大分交通などのバス事業者とのワーキングの中で、乗車7バース、また、降車帯といたしまして60メートルの検討を進めております。  次に、資料の4ページ、上段をごらんください。見直しをいたしました拡大した図面でございます。  その下をごらんください。次に、その基本案をもとに幾つかの案を検討した図面でございます。卵形、四角形、台形形等、車両の軌跡や乗降の利便性など、さまざまな観点から検討を進めてまいりました。  次のページは、その拡大図でございます。  6ページの下段をごらんください。そのような経過を経まして、6ページの下段の赤い四角で囲っている案となりました。この案は、中心部の交通島にバスバースも配置することによって、南側にも交流空間が確保され、南北にまとまった交流空間となり、既存の中心市街地との連携も考慮した案となっております。現在この案で交通事業者公安委員会など、関係機関との協議を進めております。また、おおいた都心まちづくり会議市民意見交換会でも御意見を伺ったところでございます。  次に、7ページ上段をごらんください。それらの関係機関との協議におきまして、検討案の指摘がございました。その内容を御説明いたします。  まず1番、駅広と国道10号との接続部をもっと狭く、コンパクトにできないのか。  2番、駅からの左折車両の処理としまして、左折レーンが必要ではないか。  3番、赤い太線で上下に囲っている部分でございますけれども、タクシープールへの連絡通路は改善が必要ではないか。  これらの意見をいただき、現在、修正を行っているところでございます。  次に、7ページの下段をごらんください。施設数といたしまして、タクシーの降車バースを3バースから2バースへ。タクシー待機バースを10バースから、プール機能といたしまして50メートル確保へ。自家用車の降車場として2バースを設け、身障者用バースを2バースから1バースに変更いたしました。  また、この自家用車の降車につきましては、末広東西線の回転道路でも、身障者用バース自家用車バースを計画いたしております。  また、自動車整理場につきましては、JR九州が南口の立体駐車場と駅ビルに駐車場を建設することと、南口駅前広場内に自動車整理場を設けることで、確保をしないという計画にいたしております。  最後に、8ページをごらんください。これは北口駅前広場を中心としたその周辺の図面でございます。先ほどの説明と重複いたしますけれども、まちづくりの観点から、北口駅前広場交通結節機能用地南口駅前広場との連携を図り、交通網の再編を図ることが重要でございます。北口駅前広場にはバース機能を、交通結節機能用地にはプール機能をそれぞれ配置する方針で、バス、タクシー等の交通事業者を初め、各関係機関との調整を行っております。また、国道10号との横断に関しましても、平面化の方向で道路管理者、交通管理者と協議を行っております。  以上で北口駅前広場の整備についての御説明を終わります。 ○安部委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質問等はございませんか。 ○藤田委員   6ページのレイアウトの検討案が最終的に出されたということで、これをもとに意見交換など、いろんな形で説明をされたということです。そのときに、意見交換等の中で、主に市民の方から御意見等が出たと聞いていますが、それを受けて、次のページの指摘事項の中で修正したというようなお話でした。主な御意見としてはどういうものが出ていますでしょうか。先ほど説明いただいた指摘事項以外に、いろんな御意見が出たわけでしょうから。 ○広瀬都市計画部参事都心活性化推進室室長   説明の資料は、6ページの上段の赤い四角で囲んでいる部分です。そして、これをベースとして、7ページの上段の分は、公安委員会や道路管理者と協議をする中で付された条件ということでの説明でございます。  ですから、委員がおっしゃられた、この6ページの上段だけで聞いているというわけではなくて、これらの経過を踏まえて、第3回の意見交換会の中ではそれを説明させていただいたということでございます。 ○藤田委員   では、それを受けて主な意見がどういうものがあったのか教えてください。 ○広瀬都市計画部参事都心活性化推進室室長   第3回の意見交換会の中では、この部分で大きく異議を唱えるような御意見はいただいていなかったと、我々は理解しております。 ○藤田委員   それとは別に、報道でしかわからないのですが、議会に対して、あるいは市に対して要望書が出されたという新聞報道がなされていました。その取り扱いというのはどうなっているのですか。 ○首藤都市計画部長   陳情をいただいております北口駅前広場に駐車場を求めるものですが、現在47台分の駐車場があります。それが今回の計画ではゼロになっておるので、これについて適切な一般駐車場が必要ではないかという趣旨の陳情をいただいております。  以上でございます。 ○秦野委員   先般の合同新聞の報道では、当初つくった案には、一般乗用車の駐車場が20台分ぐらいつくられていたが、20台分の駐車場整備が途中からなくなったといった文面が書かれていました。それについて、どうしてそういうことになったのか、経緯を話していただけますか。 ○長野駅周辺総合整備課長   まず、北口駅前広場内に設置されております一般自動車の整理場でございますけれども、JR九州を利用される方の送迎、もしくは切符を買いに来る、それにあわせて簡単な買い物をすることのために設置したことが主目的の駐車場でございます。それを前提にお話しさせていただきたいと思います。  そういう観点から考えますと、一般的に町なかにございます平面駐車場、例えば買い物や病院に行ったりといった駐車場とは性質が異なっております。  今、北口にある47台の駐車場につきましても、そういった意味からすると、JR九州を利用される方の主な利用形態でございます。今の駐車場につきましても、JR九州の用地の中に、駅前広場の南側に設置されてはおりますけれども、JR九州の用地内にあるという現状になります。言いかえますと、鉄道利用者のための駐車場という観点からすると、今回の計画では、JR九州が用意をしてもいいという性質を持った駐車場でございまして、今回新たに駅が高架になることにより、JR九州はそういうことを踏まえながら、駅の南口に立体駐車場を840台分計画しているということになっております。さらに、南口駅前広場のほうが現在の改札口に近いです。それで、大分市とJR九州で、南口駅前広場のほうに16台分の駐車場も用意いたします。  先ほどのJR九州が用意いたします南口の駅前広場に面した立体駐車場の料金形態をお聞きしますと、1時間は無料で、その後30分ごとに課金をし、それは100円と聞いております。それは、JR九州も、先ほどの鉄道利用者が主目的という観点でそういう料金体系を計画しているということです。大分駅ビルが建設されるまでの少なくとも3年間はその料金体系でいきたいと聞いております。  そういったことで、北口駅前広場にあります47台分の駐車場機能は、JR九州の立体駐車場南口駅前広場に計画しております16台の自動車整理場で賄えるのではないかと考えております。 ○首藤都市計画部長   補足説明いたします。  平成16年、17年、18年と3カ年かけて、南北駅前広場の基本計画を策定いたしました結果で、北口広場には一般駐車場が20台分要るだろうということで、その当時は基本計画として決めたところでございます。
     その協議の最中に、市、県といたしましては、JR九州のビル、また、JR九州の周辺の土地利用を明らかにしてほしいと再三再四にわたる要望を行ってきました。当時といたしましては、JR九州の他の駅、特に鹿児島駅、博多駅等の計画等で、大分駅はなかなか構想の表明ができないという時代の中にあって、当時は既存として駅前広場に47台あって、北口の駅前広場は関係機関との協議の中で交通と交流の広場を求めようというのは皆さんと合致していたところです。その中で、ビルの用途がわからないので、一応20台と基本計画で定めておりました。先ほど説明がありましたように、駅ビルの建設の予定が明らかになるにつれ、協議する中で、JR九州から、駅前広場に20台の一般駐車場は駅のビル内の駐車場で処理をするというような申し出もありましたので、我々も調整して、広い歩行者優先の駅前広場を求めることが大事であると判断したところでございます。 ○秦野委員   我々もこれについていろいろ御意見を市民から聞いているのですけど、今ある47台分の駐車場というのは、要するに全部JR九州の土地だから、JR九州がつくったということでよろしいでしょうか。 ○首藤都市計画部長   そうです。 ○秦野委員   今回は、JR九州が南側に駐車場をつくったので、そこで賄いたいということですか。  北口駅前広場の当初の計画――当然、市もそれを言ったと思うのですけど、それに対するJR九州の回答は、それで賄いたいから勘弁してくれと、要するにそういうことですか。 ○首藤都市計画部長   北口駅前広場駐車場については20台分ありましたし、今、詳細設計でこの20台をどうするかということについてJR九州と話す中で、JR九州が北側に駅ビルをつくろうとしておりまして、その中で集約したいと考えております。これにつきましては、今、駅ビルの建物の配置等が計画されておりまして、確定はまだしておりませんけれども、今後の都市側と、その当初基本計画で20台確保したいと言っていたものについての市としての相当分の要望は今後も引き続き協議をし、成立させたいと考えております。 ○秦野委員   そうすると、今、部長がおっしゃったことは、北口駅前広場ではなくて駅ビルの中で集約したいということですか。 ○首藤都市計画部長   そういうことでよろしいです。 ○秦野委員   駅ビルの中に駐車場をつくるということですか。 ○長野駅周辺総合整備課長   直近の整備スケジュールから申しますと、南口駅前広場が3月17日の開業に合わせまして建設いたします。まずはその段階で料金体系、先ほど申し上げました1時間無料という立体駐車場をJR九州は計画しております。  現在の料金体系を申しますと、切符を買ったり、家族の送迎用として、20分無料でございますけれども、それを拡大いたしまして、1時間無料と申しております。  JR九州は南口の立体駐車場を1時間無料ということで、送迎などに対する機能を賄いたいという考え方がありますので、市といたしましても、市民の利便性から考えますと、当然、北口に抜ける方もいらっしゃるわけですから、そういう方々のために、もともと計画しておりました20台、場合によっては900台全部の料金体系に影響するかもしれませんけれども、その20台分を賄う、送迎や切符買いなどに対する機能として無料の時間帯を設けてほしいという要望をしていきます。また、JR九州のほうもそのことについて検討してくれるだろうと思っております。 ○秦野委員   今まで駅前北口に47台分の駐車場があったので、市民の皆さん方も駅前で車をとめて駅に行っていたという習慣的なものがあるんです。それが急に北側に駐車場がなくなって、南側を利用してくれということに対する抵抗感があるのです。当然のことながら、北口側というのは商業地域で、表か裏かと言えば、どちらかというと北口側のほうが表になるわけですから、そこから出入りする人は、これからも多いと思います。  要するに市民の皆さん方の利便性です。市のほうは人に優しいとかいろいろ言っておりますが、そういった人たちの利便性を考えないと、本当の意味で人に優しいということにはならないと思っているんです。人に優しいというのは、ただ歩けばいいというものではないですから。車で来る人に対する優しさも当然あるわけです。あちこちから大分駅に来たときに、南口側におりる人はあまりおらず、北口側にほとんどおりると思います。そこで、今まであった駐車場がなくなったということに対する市民の皆さん方の驚きと、これからどうなるだろうか、何とか北口に対するそういったものを確保して、そういった人たちに対する利便性も考えてほしいということが、ほとんどの方の一般的な意見なんです。そこに何らかの手が打てないのかということをお聞きします。 ○長野駅周辺総合整備課長   先ほどの施設配置数についてもう少し補足させていただきたいと思います。特に自動車のバース数――言い方が間違っているかもしれませんけれども、そこに車をとめまして、家族を送り出す、例えば迎えに来るという停車帯がバースですけれども、現在の北口駅前広場は3バースの枠しかございません。ただ、実際にはその周りに5台や6台ございまして、今それで送り迎えをしています。いわゆるキス・アンド・ライドということになろうと思います。そのバースが今3台でございますが、先ほど申し上げましたけれども、末広東西線にもそういう機能を付加することによりまして、身障者バースも含めまして全部で7台のバースを設けようと思っております。それによりまして、かなりの送迎をされる方の機能の強化、サービスの向上にはつながると思っております。  さらに、20分を超えてとめられる方についてでございます。もともと駅前広場にあります駐車場は、切符を買いに行ったり送迎する時間待ちを考慮すれば、20分あれば用は足せるだろうということが前提で、20分とJR九州が考えて設定しているところでございました。それを超える分の機能につきましては、先ほど申し上げました、20分を超えた方は、駅の中で買い物したり、少し歩いて近くのところまで用を足すとかいうことになろうと思いまして、そういう方は、先ほどの立体駐車場、駅ビルの駐車場などで賄えるのではないだろうかと考えております。 ○秦野委員   卵型の中に空き地があります。これを駐車場にするということは考えられませんか。 ○広瀬都市計画部参事都心活性化推進室室長   今、お手元の資料の7ページの上段の中にそういうふうな緑の区分を示しているものがございますけれども、この島の中については、我々も今詳細な検討をしているのですが、実際はかなり狭くなっております。というのは、バスの回転であったり、タクシーを今1レーンにしておりますけれども、実際は中型と小型の比率が別々にございまして、そのために、タクシープールとして10台分と入れているこの部分が、実際は3レーンとらないと運用しづらいというのがタクシー業界との協議の中でわかってきておりまして、それらによって狭くなっています。  それに加えまして、中に駐車場機能を入れるということになると、一般車の方が、車を置いて駅に行ったりするための横断する施設もつくったりしなければならないとなると、公共交通のバス、タクシーをとめて、そこを横断する形になります。そういった状況で、公共交通が主に入ってくることは、それらについて安全性の確保も危ぶまれますし、歩行者の危険性もふえてくるだろうと思っております。よって、この緑の部分に改めて駐車場を入れるとなると、かなりスペース的には小さく、また、危険性も増すということで、現状では厳しいかと思います。 ○長野駅周辺総合整備課長   先ほどの北口駅前広場の当初計画の20台にかわる機能につきまして、少しつけ加えさせていただきたいと思います。  今、JR九州は南口の立体駐車場で840台、北側の駐車場で約900台ございます。北側は新聞報道等で見ますと、中間層までは商業施設で、上に立体の駐車場を積み上げていく計画のようでして、ホテルは別としまして、そういう計画にしております。  その立体駐車場が約900台ございます。5階ぐらいから始まるかと思いますけれども、その部分にJR九州のほうに対しまして、大分市のほうが北側に用意しようとしていた駐車場分を、料金体系に無料の時間帯を設けて、市民の皆さんが利用しやすい駐車場を設置する要望を申し上げているところでございます。 ○藤田委員   確認させていただきたいんですけれども、今北口駅前広場に47台分の駐車場があります。あそこの土地の所有はどこになっているのですか。 ○首藤都市計画部長   JR九州です。 ○藤田委員   現在、計画をしようとしているこの絵の中には、JR九州の所有というのはどこにあるんですか。この枠の中に入っていますか。 ○長野駅周辺総合整備課長   北口駅前広場のことに少し触れさせていただきたいと思いますけれども、駅前広場は都市計画決定される都市施設でございます。現在、1万2,500平米ある駅前広場を区画整理の手法を用いまして1万6,200平米になります。  そして、もともと、今、1万2,500平米の駅前広場の中にJR九州も用地を供出しておりまして、その供出している用地が今の駐車場の位置――大友宗麟と駐車場の間に道路がございますけれども、あの駐車場側ぐらいがその線になろうと思います。ただ、そこはJR九州が自由勝手に使っていいということではなくて、駅前広場は都市施設でございますので、JR九州と大分市でお互いに土地を出し合いながら、都市施設を管理する上での管理の協定を結んでおります。ですから、底地はJR九州でございますけれども、そういう協定の中で運用されているということでございます。 ○藤田委員   現在ある47台の駐車場については、JR九州が管理運営をしているわけですね。今の説明で駐車場の運用について初めて理解をいたしました。私は、市の持ち分の中に今の47台分の駐車場があると認識しておりました。  そうなると、例えば、今、計画されているこの新しい案というのは、市の考え方の中で、いろんなものが全部できるということになるわけですね。JR九州が管理している47台分の駐車場のことと、この案の中に駐車場を設けることについては、ニュアンスが違うということになりますね。いわゆる市が独自で運営をするような駐車場になるわけですね、もしこの案の中に駐車場をつくったとしたら。  市民の皆さんは、市が47台分の駐車場をつくっていて、それがなくなってしまうという感覚をかなり持たれているのではないかと思います。だから、47台分の駐車場があったのに、何で今度は市がつくらないのかと思っていると思います。私は今いろいろ話を聞きながら初めてわかりましたので、一応それは確認だけとらせていただきたいと思います。 ○長野駅周辺総合整備課長   北口駅前広場にJR九州が土地を供出しているという話をさせてもらいましたけれども、現在の駅前広場の土地所有区分線は先ほど申し上げた線になろうと思います。それが1万6,200平方メートル大きくなります。大きくなった後も、JR九州は市の中に、今ある底地の分の面積は供出いたします。その供出の考え方は、JR九州は、新聞報道でもごらんになっていると思いますけれども、博多駅正面の大屋根を来週行かれる中でごらんになっていただきたいと思いますが、博多駅には、波を打った大屋根がございます。形状はよくわかりませんけど、ああいった大屋根を、駅前広場ではあるけれども、JR九州の用地の中でかけたいという考え方をお持ちのようでありますので、特に駐車場を用意することは、JR九州は今考えてないということでございます。 ○早川委員   北側から南口の駐車場に行く動線という部分の協議はなされなかったんですか。図でいうと、最短距離で北側の駐車場に向かう動線がどの線なのかということを考えました。北側から駅の駐車場へ何も知らないで行ったときに、どこに車をとめようかというふうになると思います。そうしたときに、どっち側から回っていいのかわからないのではないかと、図を見て思ったんですけれども。 ○広瀬都市計画部参事都心活性化推進室室長   JR九州の駐車場については、平成27年の春に新しくできる駅ビルの東西におのおのの駐車場の出入り口を設けるようになっています。この8ページの図になりますと、東側の交通結節機能用地に隣接するところ、少し見えないですけど、東側の出入り口があります。駅ビルは西側の末広東西線の途中から入るようになっています。 ○早川委員   入れるようになるのですか。 ○広瀬都市計画部参事都心活性化推進室室長   はい。そこから、商業施設としての配置も多分JR九州はされると思うので、そこから入って、5階から7階へ行けば駐車場の層になるということなので、そこまでを上がっていきます。磁気カードによる駐車場の管理をされると思いますが、その間はスロープで400メートルか450メートルありますので、どんどん上のほうに上がっていくということで、入り口を通るわけではないので、かなりそういったところでの交通への配慮もされていると我々は聞いております。 ○早川委員   出入り口は、1カ所ということですか。 ○広瀬都市計画部参事都心活性化推進室室長   東側に1カ所、西側に1カ所です。  東側は交通結節機能用地側、西側はこの末広東西線の道路のほうから入るようになります。 ○渡部委員   秦野委員が言ったのと重複するかもしれないけど、報道関係でも見たり、いろんな声を聞いたりしますが、以前の計画では、大分市が20台分の駐車場を設置するようになっていました。早く言えば、JR九州は840台、900台分の駐車場をつくるから、もう変更したということですか。北口駅前広場基本計画で20台分つくるようにしていたけど、JR九州が駅ビルをつくって、東西の立体駐車場に840台、900台駐車場をつくるから、もうそちらのほうにとめていただきたいということで、大分市は変更して、北口駅前広場には平面駐車場をつくらないということでしょう。  聞きたいのは、例えば乗り降りする人であろうと、切符を買う人であろうと、送り迎えの人であろうと、ここにとめた場合、どのぐらい時間がかかるのですか。切符を買いに行くのに、9階にとめた場合、15分、20分もかかると思うし、本当にこれからのことを考えれば、10台でも20台でも平面の駐車場が北口駅前広場にあればと思います。特に大分市は、大都市と違って車社会で、高齢化社会の関係もあるし、いろいろな形で送り迎えのときに、今みたいに47台も要らなくても、20台ぐらいあれば、気軽に車に乗って帰れます。そういうことを考えて、最初は20台つくるということを基本計画に入れていたのではないのですか。それでJR九州が立体駐車場をつくるから、要りません、早く言えばそういうことですか。 ○首藤都市計画部長   18年の基本計画を策定するときには、先ほどJR九州の土地利用の形態がわからないということを御説明させていただきました。そして、大分市としては、これと並行して、北口駅前広場は、南北駅前広場プラス交通結節機能用地ということでセットで当時から考え、市民の皆様と意見交換をさせていただいたところでございます。  JR九州の土地利用がわからない中で、今後どうするか確定ができなかったけれども、現況、一般の駐車場47台があるものに対して、市は議論をする中で必要だと当然考えておりましたので、基本計画では20台を計上いたしたところでございます。その20台の位置につきましては、駅前広場に限定したものではなくて、先ほどの交通結節機能用地も視野に入れて当時は検討いたしたところでございます。交通結節機能用地は当時は、大分市の用地になっておりません。今後そういったお願いになってくるわけなんですけれども、先行取得して、当時大分市の公社の用地になっておりました。そういった中で、用地のより有効な利用ということで、この交通結節機能用地にも一般車は必要ではなかろうかという議論もさせていただいておりました。  それらが具体化していくときに、一番利用者にとって便利なのはどこなのか、あわせて、先ほど担当のほうも説明いたしましたけれども、中の交通島の公共交通の動線の安全の確保と、この島の中を歩く人に優しい道路になるかということ、それぞれ関係機関と調整を図る中において、ロータリーの中に一般の人たちが出歩く動線が重複するのは、やはり人に優しくないであろうという見解になった中で、今までJR九州の土地に47台分設置していたものが、JR九州が駅ビルの中に、北側の駅ビルですけれども、900台に相当するということでございますが、そこに基本的に補充するという考え方を今後協議していきましょうという話に進化してきております。  その中で我々も、北と南の役割の分担もあるかと思うんですけれども、今は北側については既存の商店街との連絡をする駅前広場という方向性を出しておりました。南側につきましては、交通結節機能とシンボルロードへの動線というように考えておりました。そうした中で、南側に現在16台分の一般車の駐車場を確保をし、南側から駅の送迎や切符買いには最短距離なんですけれども、こちらを多く利用してもらうことが非常に市民にとっても利便性が高いのではなかろうかと考えたところです。  それと、市として、この既存の47台に相当する部分を、新しい北口駅前広場に一般の駐車場が仮にできたとした場合のことを議論させていただきました。現在では47台、もともとJR九州が駐車場経営をしたいという形で、その交通結節広場としての協定の中で行っております。今度、駅ビルと既存の商店街の連携ということを非常に危惧いたしまして、駅前広場はそういった人の交流ということを掲げております。そういった中で、駅前広場に一般の駐車場を設置することの利便性は、駅ビルを利用する方々の利便性につながっていくのではなかろうかという判断も市はとっておりました。そういった意味で、南側に設置と、また駅ビルができる駐車場につきまして、JR九州に協力をしていただこうということで、市民にとっては最短で行けるビルの中に駐車場を設置していただき、台数も確保していただきたいということを、今後も引き続き要望したいと思っております。 ○渡部委員   十分それはわかります。だけど、駐車場というのは、立体駐車場より、平面の駐車場のほうが利便性が高くて、使いやすい。特に高齢者などですが、健常者でも平面が一番使いやすい。  それで、ここにあるように、見直しで今一般の自家用車の乗り降りが2バースです。身障者用は、2バースが1バースになったんですね。 ○長野駅周辺総合整備課長   そうです。 ○渡部委員   2バースと1バースだけでは、少ないと思うんです。秦野委員が言った資料のグリーンのところに、平面駐車場を何台分かできれば、乗り降りしたり、送り迎えするとか、高齢者とか足の悪い人とか、そういう人たちが一番利便性がいいのではないかと考えます。  駅南の駐車場を利用してもらいたいという、部長が説明したのはよくわかります。ですが、平面駐車場として、一般車両をずっととめるためではなくて、送迎、切符購入、高齢者のために設置できないだろうかという市民の人たちの声もあるし、報道関係でも読ませてもらった声もあるし、何かそれらに対して考えられないかと言っています。台数はどうかわかりません。駐車場を設置すると、横断するのに危険性とか当然出てくるでしょうけど。以前は、計画で20台分あったので、そのまま計画どおりに進んでいくのであれば、安全性を考えていたはずですから。  だから、平面駐車場北口駅前広場にできないかなと思っております。万が一、北口駅前広場に駐車場を設置しないと決まった場合、ここに10台なり20台、せめて30分でもいいから一般の車両の人がとめる平面駐車場があったら便利がいいという声を聞いた場合はどうするのですか。 ○首藤都市計画部長   今、参考で示しております北口駅前広場で、色のグリーンがついている部分でございます。担当からも説明させていただきましたが、国道10号線の道路管理者、国土交通省、それと駅前広場の公共交通の管理者と協議している中でして、最終段階の絵ではございません。  一番ここの部分でネックになってくるのが、10号線と駅前広場、ロータリーと接しているところに楕円の丸を書いている部分があるかと思いますけど、それを御確認いただければと思います。実はここは横断歩道を設置するように、今、国土交通省と協議をさせていただいております。横断歩道を設置するためには、10号線の信号現示に大きく影響されるわけですけれども、今はちょうど中の島みたいな感じになっております。これで横断するという協議も、交通管理者、公安委員会とさせていただきましたけれども、中の島部分ができるような、アイランドといいますけれども、そのようなことは考えてはいけないということで、速やかに1回で渡れる信号をということでした。このネックの部分ですけれども、中の島の部分がずっとまだ狭まって、ほとんどゼロになります。  そういう形態といたしますと、タクシープールというふうに緑で書かれている部分につきましては、あとのタクシーがこの中に入って旋回をして、ショットガン方式を用いてやりたいと考えておりますけれども、待ち受けの場所からここに入ってくる動線がこのグリーンの中に入ってきます。今のグリーンの部分はもう少し規模が小さくなり、タクシーの動線を確保いたしますと、どうしても一般車はこの中に入るのがやはり困難となってきました。そういうことも考えながら、ここに設置は困難と考えられますけれども、委員御指摘の、今後、高齢化社会にあっては、平たんでの移動ということも十分人に優しい動線だと考えますし、必要だと考えます。そういった中で、当初、基本計画のときにお話をさせていただきました交通結節機能の用地、ここは今、タクシーとバスのプール化を考えております。場合によっては、経緯を見ながら、この必要性についても検討したいと思いますけれども、まずは駅に一番近い立体駐車場というのが利用価値が高いのではなかろうかという判断を持っております。 ○渡部委員   十分総合的に考えた結果、タクシープール、このグリーンの部分は狭くなるというわけですね。前の楕円形の丸い部分に横断歩道ができて、信号機も設置していくのですね。  私たちが思っているのは、今、藤田委員も言われたように、今まで北口駅前に平面駐車場があったから、何回も言いますが、一番平面駐車場が使いやすいし、利便性があると思います。  では、この中はどうなるのですか。芝生を張るのですか。 ○首藤都市計画部長   そうです。緑地化を考えております。 ○渡部委員   全部でどのぐらいの広さになるのですか。 ○広瀬都市計画部参事都心活性化推進室室長   正確な面積としては、まだ算出しておりません。というのも、先ほど言いましたように、タクシーのレーンを3倍にふやさないといけないということで、それに対しての動線をまたつくりかえないといけません。今その作業をしておりますので、これ以上に面積が広くなることはないんですけど、実際には……。 ○渡部委員   この図からですと、どのぐらいの広さがありますか。 ○広瀬都市計画部参事都心活性化推進室室長   多分500平方メートル程度だと思います。この部分は算出した結果がございませんので、今の図面から見た大ざっぱな数字だと思っていただければと思います。 ○渡部委員 
     500平方メートルといったら、かなりありますね。 ○広瀬都市計画部参事都心活性化推進室室長   一般的に駐車枠だけだといいんですけど、自動車の動線といいますか、通路を確保しないといけません。それも大体1台当たり40平方メートルか50平方メートル必要です。そういうものを加味した中に、今度またタクシーの部分などをふやしていくとなると、そんなに数字的に確保するのは厳しいかと思います。 ○渡部委員   40か50平方メートルぐらい必要ですか。 ○広瀬都市計画部参事都心活性化推進室室長   一般的にはそうなります。ただ、狭い駐車場の場合は、50平方メートルというのは、もうちょっと大きくなったりします。 ○渡部委員   動線のことは考えないとしたら、現在、1台あたりどのぐらいの広さでとめられるのですか。何平米あったら駐車場は作れるのですか。 ○広瀬都市計画部参事都心活性化推進室室長   このグリーンの中だけであれば10台程度は入るかと思うのですが、先ほど言いましたように、タクシーのレーンはふやしていきますので、それよりも少なくなるというふうに思っていただきたいです。 ○渡部委員   つまり、この面積からいけば、駐車場としては10台ぐらいの台数は停められるということですか。 ○広瀬都市計画部参事都心活性化推進室室長   先ほども言いましたが、このグリーンの部分を約500平方メートルと仮定した場合の話であって、まだ正確にその数字は出しておりませんので、その中で1車当たりの面積を見たときに10台程度にしかならないということでございます。 ○渡部委員   例えば自家用車だけの乗り降りが2バースです。少ないですし、狭いと思います。大分駅に来たときに、5分でも10分でも停められる駐車場ができればと思います。動線のこともあるでしょうし、交通量の関係から、危険なこともあるでしょうけど、北口駅前広場平面駐車場として設置できるような方法はないかなと思いまして。設置するのが一番便利がいいと思います。 ○篠田副委員長   もともと基本計画の認識にずれがあると思うんです。この図面の7ページ左上を見ても、回遊性重視ということで、歩道が36メートルあります。こういうところをやはりきちんととらえなければ、図面がこういうふうになってしまいます。  それはなぜかといったら、基本認識で、南北軸整備事業で南側に合わせて駅の北側を整備しているからです。したがって、このような図面になっているから、駅北というものの役割が妙なことになっているのではないかと思います。これは公共交通の交通結節機能として、バス、タクシーについてはある程度の結果は出ているわけです。そうすると、一般車両の利便性ということになるとゼロのような感じにしかなりません。  つまり、一般車両をどう確保するかという視点がここにはもうなくなってしまっている。そこを重視するのであれば、この図面がかなり変わって、ここの回遊性であるとか、36メートルの歩道といったところをどれだけ変更すればそれが可能になるのか。極端な例は、駅舎のところに一般車両で30台でも20台でも確保しようと思ったらできるわけです。そういう南北軸の基本的な考え方を変えればできるのではないですか。それを強引に南北軸ということで、南も北も同じように考えているから、こういうふうになるのではないですか。 ○広瀬都市計画部参事都心活性化推進室室長   今、篠田副委員長が言われた、この7ページの上段の図の36メートルの部分の必要性は、6ページの上段にあるのですが、実はこれらは設計グループや、いろんな方々とお話しする中で、駅ビルから出てきたとき、特にラッチ外コンコースから出てきたときに、6ページの上段の左側が駅ビルになりますが、セントポルタ中央町を視認ができるような範囲を確保するということで、セントポルタ中央町側に人の動線を確保する、そちらに向かわせるという中で、見えるようにというのをこの部分で我々としても反映しております。  そうしたことから、7ページの上段の図面にありますけれども、現在、この中でもラッチ外コンコースから出たときにセントポルタ中央町を視認できるような部分を確保しながら、その中にJR九州の用地に入らないようにという形で、いろんな緒言のものを入れ込んだのが今の7ページの上段に近いものになっております。  そういったことから、36メートルが広いというのもあるかもしれないのですが、我々としては、北側へのそういう動線を、視認性を持ちながら確保していくということで、この部分は検討しております。 ○秦野委員   それでここの左側を広くしたということですか。 ○広瀬都市計画部参事都心活性化推進室室長   今の7ページの上段の部分で、左側に30メートルというふうに距離を書いてございます。先ほど駅周辺総合整備課長のほうからも説明がありましたけれども、ここはJR九州と大分市の協定広場です。この中にJR九州の用地も供出されております。この30メートルというのは、JR九州の用地に、その部分が、いろんな施設が入らないようにというところで入れているおおむねの数字です。この中の、車の動線のレイアウトの後ろに屋根が来ます。それらもろもろの施設がJR九州の用地内に入らないようにということで、30メートルを、ある程度、ここを意識しながら書かないと用地内に入ってしまうということで、我々としては、この部分を吟味しながら、ここに寸法表示をさせていただいたところでございます。 ○篠田副委員長   いずれにしても、JR九州との協議事項では、駅ビルの反対側に700か800の駐車場を設置し、そこに取り込むのが前提であって、一般車両の排除のような感じにしかならないわけです。JR九州の言い分とすれば、その駐車場ですべてを吸収してしまおうという考えなのですか。 ○長野駅周辺総合整備課長   JR九州が用意しております駐車場につきましては、今、47台でございますので、かなりの面積がございます。それと、基本計画の段階から、今の北口駅前広場の中の駐車場の考え方に変わってきた大きな要因の一つに、先ほど申し上げましたように、JR九州が立体駐車場、もしくは駅ビルの中に900台の駐車場を設置するということがございます。  それで、最初に申し上げました部分と重複しますけれども、JR九州がもともと用意してもおかしくない駐車場ということにつきましては、切符買いや送迎という観点でお話しさせていただいておりますけれども、今のJR九州が使っている駐車場が、今回のこの駅前広場の再整備の中に、人に優しいまちづくり、交流と交通の拠点を目指そうという中で、裏を返せば、JR九州が使っている駐車場を都市側の広場に、47万人の市民皆さんが使える広場として、言い方は大変悪いんですけども、JR九州から取り戻したというように考えてもよろしいのではないかなと思っております。  もう一つ、JR九州の改札につきましては、まだ全体像が見えませんのでわかりにくいと思いますけれども、全体の高架の幅が約60メートルほどあるうちの、中間ぐらいにあります。そのJR九州の駅ビルは、またそれから40メートルぐらい用地がございまして、またその先にロータリーがあるわけですから、合計いたしますと、150メートルか200メートルぐらい歩くようになります。北側からみどりの窓口までのアクセスを考えますと、130メートルぐらいになろうかと思います。そのアクセスよりも、南側からのアクセスのほうが改札に近いわけです。当然、北側の利用者は多いと思われますけれども、駅の利用者の切符を買ったり、送迎をする方、帰られた方、迎えに来る方の動線から考えれば、北と南側にどう抜けるかというのがイメージできるんじゃないかなと思っております。  そして、位置関係につきましては8ページをごらんになっていただきたいと思います。先ほど、ちょっとこれは絵が切れていますので…… ○安部委員長   南口まで入った図がありませんか。あれば、それを貼ってもらえればと思います。    〔全体図貼付〕 ○長野駅周辺総合整備課長   小さくて申しわけございませんけれども、こちらが平成18年に策定いたしました基本計画でございまして、このグレーの部分が高架でございます。この幅が約60メートルございます。その中間ぐらいに改札がございまして、みどりの窓口も、その南側に今つくろうとしております。ですから、切符を買おうとすれば、若干南寄りでございます。それがございますし、駅前広場との間にここに40メートルほどのJR九州の用地がございます。なおかつ、ここに30メートルほどあいています。ですから、最短でも70メートル。こちらに半分としても最短で100メートルございます。北からはそういうアクセスになります。  南から言いますと、このロータリーの中に一般車の降車場もございます。それと、立体駐車場がございます。こちらからいきますと、改札が圧倒的に近いものですから、100メートルに比べれば3分の1から2分の1以上です。  もう一つ、一般車のアクセスといたしまして、末広東西線というのがここにございます。この道路は1度駅前広場の前で回転をして戻ってくる道路でございますけれども、この回転広場の中にも、先ほど申し上げました身体障がい者用のバース、一般車のバースということで、バランスよくそういった送迎用の乗降バースを設けることで、現在の機能よりも使いやすくなるのではないかと考えております。  それと、今こちらのほうにJR九州の用地があり、ここに1,000台規模の立体駐車場が計画されております。1階から5階部分は商業施設になると思いますけれども、一部、ホテル等という話もございますが、ここにJR九州の立体駐車場がございまして、その立体駐車場の出口が2箇所あります。要町東西線と交通結節機能用地との境目ぐらいからの出入りが1カ所と、末広東西線の中間点ぐらいから入るJR九州の駐車場がございます。  以上でございます。 ○篠田副委員長   さっきから話を聞いていると、JR九州の主張にどうも迎合した感じで話は進んでいるとしか思えてなりません。  一般車の利便性を含めて、北口駅前広場を考えたときには、先ほど渡部委員も言っていたように、ある程度の駐車場を確保するということは、当然考えるべきじゃないかなと、私はそう思えてなりません。そのためには、やはり見た目よりも利便性を重視する。そういう中で、この36メートルという部分をどう切り込んで、それをむしろ圧縮して、一般車両の駐車場を確保するとかいうようなことが重要ではないかと思います。 ○首藤都市計画部長   今、平面での移動のことの要旨でございますけれども、JR九州の言い切りというよりも、先ほどの駅前広場の主たる構成の部分は広瀬参事が申し上げたとおりなんですが、それにプラスして私たちといたしましては、市民の利便性としては、JR九州の駐車場は、当然階数は上がりますからエレベーターが来ますので、仮に駅前広場でつくったよりも、まだまだ駅に近い位置に駐車ができるわけです。  そういうことは、やはり我々としては、JR九州は駅前広場で駐車場経営をしないと表明した部分につきましては、今後も協議をして、そして一般市民の利便性を一番に、駅ビルの中に入ってエレベーターでの移動ということに持っていきたい。まだこれは確定はしておりませんけれども、駅ビルとしては、今、エレベーターは駅前広場と駅ビルが接する一番近いところに設置されようとしておりますので、市民の方々の利便性はそちらのほうが一番有効になってくるのではなかろうかと考えられます。 ○渡部委員   例えば5階とか9階に車をとめたら、駅の改札口へそのまま行けるわけですか。 ○長野駅周辺総合整備課長   例えば、駅前広場の駐車場に上がるところが2カ所ございますけれども、そこから5階に駐車場がございますので、そこに到達するまでの時間を、まだ計算はしておりません。例えばトキハの立体駐車場をイメージしていただければよろしいかと思いますけれども、入庫してから一、二分のうちに上がり着くのではないかなと。最上階でも一、二分のうちに上がり着きます。そこから、例えば鍵をかけて、エレベーターに乗って、改札まで行こうとすれば、その距離が200メートルぐらいはあろうかと思いますけれども、縦線がありますので、エレベーターを使いますから、最短で10分以内ぐらいには改札に着くのではないかなと思っています。不確定な数字で大変申しわけないです。 ○渡部委員   それは混雑とかなくて、スムーズにいった場合です。何かあれば、15分、20分かかりますし、高齢者、障がい者の方はまだ大変です。それが悪いと言っているわけではないです。重複して悪いですが、平面駐車場として何らかの方法が考えられれば、一般車両なんかは追い出したような感じというか、入れないような状況です。  更に言うと、ここの身体障がい者が1バース、自家用車の乗降用が2バース。ここで車が滞留している。出口に信号を設置などと言っているけれども、かえって渋滞を発生させるのではないですか。  だから、今、篠田副委員長が言ったように、36メートルではなくて、例えば、専門的なことはよくわからないけれども、1メートルでもここの部分を改良すれば、例えば20台ではなくても10台でもいいので、30分以内の平面駐車場ができて、要するに送迎などができないのかと思います。市が管理的なこと、指定管理でもいいですけど、そういうところで管理することもできるし、工夫すればいくらでもできます。  そういうことに関して、いろんな声が今まであったし、今でも駅北にそういう平面の駐車場が欲しいという市民もいらっしゃるし、一般車両に乗ったときには、5台でも10台でも、平面駐車場にとめられて、5分、10分でも駅で用事を済ませることができれば一番利便性がいいのではないかと思っているので、何か方法はないか、何かいい知恵はないかと皆さんに聞きたいんです。  しかし、市長がコメントして変更しないというようなことを新聞報道で見ました。ということはもう決まったということですよね。この計画について、市長が変更しないというコメントを出したのであれば、ここで議論してもどうにもならないということですか。 ○首藤都市計画部長   重ねての説明になろうかと思いますけれども、この北口駅前広場は非常に今後の大分市の重要な役割を担う部分だということで、我々も平成16年から真摯にこれに対応したところでございます。当然、区画整理地区内にあります駅ビルも、同時にこの周辺総合整備事業とJR九州が新しくなる、そして、そこには大規模な商業施設ができるということが想定されました。何ができるかということについては最近、皆さんも周知のことだと思います。  ずっとこういうことを説明しておりますけれども、そういった中に、この北口駅前広場の役割は、これまでは交通の結節点でよかったと思いますし、結節点は否定するものではございませんけれども、結節点を満足させながらの北口駅前広場が求められるということを、市民の皆様と意見交換する中で、多くの方に同意していただきましたし、交流としての場を求められるということを強く我々も訴えてきました。  交流というのは、まちづくりの中で駅ビルと既存の商店街との連携をどうとるかがすべてにかかってくるのではなかろうかというふうに我々も判断をいたしました。先ほどの、赤の点線で示しましたセントポルタへの動線は、その沿線の商店街や住民の方から多くの声を聴いておりますし、その駅ビルの入り口から出たときに、セントポルタへの、中央通りへの動線を確認できない、視認できないような動線になることについては、府内町、中央町における北側の商都の復活はないと私たちも判断いたしました。そのためには、今後、北口駅前広場もやはり緑を入れたり、今、大友宗麟像を仮設しておりますけれども、またこれを北口駅前広場に設置するなどすれば、今、数値で示しました36メートルの確保がやはり必要だと思われます。  他都市における駅前広場は幅広のところが多いと思います。大分は縦長で、両方の民地の接点があるためにこのようにやむを得なくなっておりますけれども、これをいかに有効にさせるかが、やはり今後のまちづくりにかかわってくるということを十分我々も認識する中での、駅前広場の結節のあり方と一般車の交通のあり方の中での幅の部分があるだろうということを検討してまいりました。当初、基本計画ではそういうことを検討するということにしておりましたし、今最終的にでき上がっている部分とは多少異なりますけれども、卵型の部分の中にすべてを押し込もうという感じも持っておりました。  こういった中で、大分市は車社会でありますので、我々もそれも維持していかなければならないと思います。そういった中に、ロータリー内にそれぞれの動線が入ってきます。公共交通の動線、一般車の動線、それと歩行者の動線、そういったことをやはり明確にする、それと重複しないようにする。また、10号線におきましては、最近ではございますけれども、平面化横断の検討をしております。ロータリーから10号線の部分を今想定していただければ、東側の横断歩道に来た人が対面の西側の横断歩道に行くとする場合、ロータリーを1周しなければならず、それでは利便性が悪くなるので、人の往来を府内の側、中央側ということを考えれば、今の横断歩道は中の島部分ができないようにする計画で交通規制等の指導もいただいておりますので、その最長の、おおむね27メートルか28メートルが信号現示の最長になります。そういうことを確保するとすれば、36メートルも確定され、こちらの入り口の部分も確定され、さらには、JR九州はこれまで一般車をJR九州の営業車両としておりましたけれども、先ほど長野が言いましたように、市民のまちづくりに使われる駅前広場が望まれるだろうということなので、取り戻したというような言い方になりましたけれども、これを市民にサービスを提供したいという考えのもとでございます。そのために30メートル付近までが、今からJR九州と大分市都市側で協定を結びます協定のエリア内になってきております。  そういった中で、既にその絵の中にも駅ビルと駅前広場の重複した部分に台形のオレンジ色でした部分がございますけれども、これはJR九州が大屋根の設置を考えている部分です。そういたしますと、大屋根の位置が、コンコースから出てきた人の動線とダブるわけです。そこのにぎわいの創出ということをJR九州は主張しておりますが、市側としては北口駅前広場はやはり共有できるもの、連絡できるもの、連携のとれるもの、ひいてはJR九州と既存の商店街等が融合できるようなものが今後のまちづくりに望まれると考えております。  そうすると、今の位置でJR九州の用地内に大屋根をつけて、そこでイベントをするというのはいかがなものかというのも都市側としては疑問を投げております。それはもう少し、36メートルの幅員をとって、大分の顔となる、広場となるものを用い、そこでイベントをするなどすることにより、中央町、府内町との連携のとれるような施設にすべきではなかろうかということを考えております。そういたしますと、4点あるうちのほとんどの部分がそういう部分を満足にしようとするならば、寸法的にも限られてきます。  そういった中に、一般車の方がそこに駐車をして出入りすることの危険性を考えたときに、やはり違うところということで、私どもの方としては、JR九州に北口駅前広場でそういった駐車をしないということになれば、JR九州がつくる駐車場の最寄りなところに市民に提供できるものを、駅ビルの中の駐車場、特に北側に約900台できる駐車場、エレベーターでおりればすぐ駅ビルですから。そういった中で、JR九州に今後の協力をいただきたいということを要望しておりますし、現在協議中でございます。  やはり一番考えたのは交流ということです。既存の商店街との連携をここの中でどうさせるかというのが一番重要だというふうに考えた中で、先ほど渡部委員からもありましたように、市長もそういうことを配慮する中で、その基本となるものを今から変更することによって、弊害が今以上に出るというのが危険と考えているというふうに私は推察できます。 ○篠田副委員長   なぜ平面車両で一定程度駐車場を確保するということにこだわるかというと、送迎で来られる方が相当数いるわけで、一般的に駅ビルを利用するとか、あるいは時間的な余裕があってとかいうのではなしに、送迎をする人の利便性が確保されるのかと私は思うわけです。  例えば大分空港でもそうです。やはり空港に迎えに行く人たちは、あの前の道路を1つ渡って、駐車場にとめて迎えに行く。見送りに行く、送っていくにしても、1つの駐車場が確保されているわけです。日本全国どこの駅舎に行っても、その前の交通結節機能の中には、必ずそういった駐車場というものがどの位置かは別として確保されているんです。それからすると、送迎という観点からしても、やはりある程度はどうにか工面をしてでもここの中に設置する。一般車両の利便性を考えたときには、ある程度の駐車場を確保するというのが理想じゃないかと思うのです。 ○木村都市交通対策課長   今現在、この駅前広場の交通結節機能用地の待機場を利用しながら、コンパクトなバスターミナルとタクシー待機システムを使って、スムーズな流れをとるように計画しております。  現在の駅前広場ではバスは、大分交通が東側、大分バスが西側、真ん中にある大友宗麟像の前の噴水の前の道路を通りながらバスは抜けていくという形です。駅前には一般駐車場タクシープールがございまして、駅の前自体はタクシーと一般車両が入ってきております。ただ、夕方ぐらいになりますと、特急とかの乗降客、タクシーに乗る客、送迎の車両がこの一般車両用のプールの中に入れなくて、身障者用の待機場にさえ三、四台とまっておりまして、タクシーだけの流れであるのに、そのタクシーの流れも阻害しています。タクシープールの前に横断歩道があるのですが、実際その横断歩道を渡っている人はほとんどいないんです。一番近いところから渡りますので、とめて、そのまま横断してしまっております。  今度、新しいロータリーになりますと、バスとタクシーが同じ外回りをめぐって出ていくというふうなことになりますから、真ん中に一般駐車場をつくりますと、当然ここに横断歩道をつくるか、あるいは危ないからということで、横につくって、バスの乗り場の中の島部分に通る横断歩道に動線をつくっても、多分一般車両をとめている方は、この一番危ないところを通ります。  現在、中央通りを通るバスは1,030台です。その7割が現在の北口駅前広場に入ってきておりますが、バスターミナル化するということで、その1,030台すべて入らないか、バス業者と今協議中でございます。その1,030台すべてがこの外周の中に入っていって、タクシーもすべて入っていくと。その中に一般車両が入ると、その流れを阻害するだけでなく、車を置いて渡る客も大変危ない状況になるのではないかと思います。だから、一般駐車場をこの中につくるということは、この流れを阻害する、渋滞化を招くということだけでなく、そういう安全面では大変危ない状況になるのではないかということで、一般車両をこのロータリーの中に入れることは極力抑えたほうがいいというのが市の考え方でございます。 ○篠田副委員長   この図面を前提に考えるからそういうふうになるわけです。そこのところを、無駄な広い部分などをどういうふうに圧縮して、あるいはこの考え方をある程度変更してつくるというようなことを全然考えずに、これを前提に話をしてしまったら、それはできようがないです。  だから、送迎車の利便性を考えて、ある程度、駐車場を確保すべきではないかという基本的なことが全然頭にないから、工夫も知恵も出ないです。 ○首藤都市計画部長   他都市における一般車の駐車場は確かに存在しておりますし、そういった配置もできております。他都市と大分が違うのは、先ほども説明いたしましたけれども、駅ビルに対して、今の1万6,200平米の部分が横長であればいいんですけど、縦に細長くなっておるので、それでどうしてもできない理由の一つになっているわけです。  それで、今、手元にあります資料のほうで4、5、6ページといろんなパターンの研究を当然してまいりました。もちろんこの中には一般車は入っておりませんけれども。 ○渡部委員   最初から一般車は入っていないということですか。 ○首藤都市計画部長   ええ。一般車は入っておりませんけれども、言われるような卵型とか、当初から言われました視線ですね、中央町や既存の商店街との連携をどうとるかを無視してのあらわし方などいろいろ検討してみましたけれども、条件的には、先ほどの中央町、府内町への連携をどうとるかというのがこの駅前広場ということになりましたので、卵型のものが最終的にはでき上がったということになります。  それと、先ほど一部発言いたしましたけれども、交通結節機能用地のプール化については、現在まだ検討中でございます。 ○秦野委員   これはさきほど部長が言ったように、この中に駐車場というのは考えられるんですか。 ○首藤都市計画部長   考えられますけれども、一番市民の利便性のよいということで、駅ビルをただで使わせてもらえば一番いいというふうには思っております。 ○秦野委員   今のこの白っぽい部分は駅ビルになるのですか。 ○首藤都市計画部長   これが駅ビルです。 ○秦野委員   駅ビルの隣が交通結節、ここにバス、タクシーと書いてありますよね。この中に考えられる可能性はあるのですか。
    首藤都市計画部長   そういうことです。まだ検討する余地はあると思います。 ○秦野委員   検討する余地はあるということですね。  いずれにしましても、我々も市民の代表として、いろんな人の意見を聞きながら、当然のことながらこの会議に臨んでいるので、そういう市民の利便性という見地から、篠田副委員長が言ったように、平面で設置したらどうかということは、当然市民の方々から意見をいただいているんです。市長は考えを変えるつもりはないと言ったけど、それは今の時点では変えるつもりはないのでしょうが、先のことはわからないですから。  要するに、議会がどう考えるかというのは1つ重要な要点になると思いますし、我々も無理にするつもりはありませんけれども、そういう意見があるということだけは十分議論して、何とかしてそういった人たちの意見が聞けるような案をぜひ考えてほしいと思いますが、どうでしょうか。 ○首藤都市計画部長   この北口駅前広場は、ご案内のとおり、大分駅ビルの土地区画整理事業で実施いたしております。それで、今ご案内したように、北口駅前広場の噴水も撤去に入っております。それは皆さんと意見交換会で議論をしたものを形としてあらわさなければならないスケジュールになっておるわけです。そして、一般市民の方から一般駐車場の設置がいかがなものかといったいただいた要望や意見はやはり尊重していきたいと考えております。  しかし、今後の工事の工程を考える中では、現在の北口駅前広場において一般駐車場を入れることは非常に困難だと考えます。しかしながら、市民の利便性は求めなければならないと思いますので、今後さらにJR九州との連携をとることや、それと交通結節機能用地にも新たなそういった考えが反映できるものをということで、調査研究を今後進めていきたいと考えております。 ○渡部委員   篠田副委員長が言ったように、当初から一般車両のことを考えていなかったということです。これを考えるときに、一般車両をこの中に入れるということを最初から排除したということですよね。ということは、基本計画で20台設置すると言ったけど、JR九州の件があったから、もうそっちにと安易に考えているわけです。本当に基本計画で20台分設置するのだったら、そのときに青写真があったわけです。それが、偶然JR九州の駅ビルができたから、そこにお願いしようということでしょう。  そもそも、最初の案のときから、一般車の送迎のことも含め、利便性を考えて、人に優しい、高齢者に優しい、といった点をすべて考えてスタートしないからこうなるのではないのですか。基本計画に20台設置するというのがあったのに、JR九州が駐車場をつくらなかったらどうなっていたのでしょう。  そういうことで、きちんとそういうところを少し考えていただきたい。今いろんな意見が出ましたし。  何回も言いますが、20台や30台分はなくても、5台でも10台でもいいですから、送迎用の平面駐車場の確保というのが……。これは要望ですが、要するにでき上がってしまったら、市民の人たちから、5台か10台ぐらい平面駐車場があったらありがたいなといった声が出てくると思います。危険性は別にして、できあがった後、平面駐車場がやっぱり欲しかった、5台でも10台でも、30分でもいいからとめられる駐車場があったらいいなというような声が上がったときに、何か対応できるようなことも考えていただきたいと思います。  これはもう答えは要りません。要望でございます。36メートルを30メートルにできないのかとか。セントポルタのほうに行く動線ができないという説明があったけれども、今後の課題として、市民からそういう要望があったら、それはやっぱり市民の声を真摯に受けとめて、何らかの方法ができるんであれば考えてもらいたいと思います。 ○藤田委員   先ほどからずっと説明を聞いていると、どうもJR九州と市だけで話をされて、その間に市民の声というのが全くどこにも上がってきていないような感じで、私自身は大変残念に思います。これからのスケジュールというのは結局どうなるんですか。  例えば、去年12月にこの案を出して、3月にもう決めてしまいますというような形でされてしまったのでは、私ども委員会の委員としての仕事は何なんだろうかと感じます。それも、自分で寂しさを感じているところなのです。本当に3月までに全部決めてやってしまうということであれば、1つは要望なのですが、やはりこういう重要案件であれば、早目に、こういうものを提案していただきたい。それこそ、さっきから意見が出ているように20台の案がいつ変わったのか、変わった時点できちんと説明するとか、そういったものをぜひ執行部の方にはお願いをしたいと思います。  スケジュールについて教えていただきたいと思います。 ○広瀬都市計画部参事都心活性化推進室室長   スケジュールといたしまして、北口駅前広場につきましては、年度内にその部分をある程度設計を終えたいと考えております。それに基づきまして、24年度以降、北口駅前広場は、駅ビルとのスケジュール調整をしながら整備のほうに随時かかっていきたいと考えております。おおむね駅ビルが完成する平成27年春までには全体的な整備を終えるという方向で、今スケジュールを調整しております。 ○長野駅周辺総合整備課長   工事の手順についてご説明します。  お手元の資料2をごらんください。下段に工事の流れのステップ図を記載いたしております。  まず左端が現況でございます。  次に、その隣のステップ1でございます。この図は1月末から開始いたしました噴水広場部分の撤去位置を示しております。  噴水広場は、まず中心にあります噴水の撤去を2月中旬までに終わらせ、その後、4月中旬にかけてフェニックス等の植栽を移植いたします。6月ごろまでに噴水広場にある縁石などの工作物を撤去いたします。  次に、ステップ2では、ステップ1で噴水広場部分が約3,000平方メートル更地になりますので、更地になったところから、新しく計画されております駅前広場のロータリー建設を今年7月ごろから取りかかりたいと考えております。具体的には、縁石を入れたり、側溝を入れたりということになります。  次にステップ3です。ステップ3では、平成25年の前半で広場部分の南半分の工事を行います。この工事の着手までには、現在のJR大分駅ビルが解体され、更地になります。また、駅前にあるタクシーの待機所を、駅前広場の東に換地予定である交通結節機能用地に台数分を移設したいと考えております。また、一般車駐車場につきましては、この時点でJR九州が建設する立体駐車場南口駅前広場に用意する一般駐車場が供用開始されておりますので、そちらを利用していただきたいと考えております。  次に、ステップ4です。ステップ3までにほとんどのロータリーができ上がりますので、ステップ4では残された広場部分の工事に取りかかりたいと考えております。着手は、平成25年度の後半から取りかかり、赤く塗られている広場部分の中継施設等の工事が1年ほど必要でありますので、広場全体の完成はJRの大分駅ビルの完成に合わせまして、平成27年春までには終了いたしたいと考えております。  このように駅前広場の工事は、現在のバスやタクシーの機能を最大限生かし、現在の広場内で車線を何度か切りかえながら行っていくことになりますので、去る2月1日に工事の円滑な進捗と事故防止を目的に、交通事業者、インフラ関係、国、県、市で組織された大分駅北口駅前広場工事連絡協議会を発足したところでございます。工事期間中は市民の皆様に多大な御迷惑をおかけすることになりますので、ご理解とご協力を賜りたいと思います。  以上で説明を終わります。 ○藤田委員   ありがとうございました。予算との関係はどうなるんですか。来年度予算です。これから実行していくわけなので、その辺りはどのようになるのでしょうか。 ○長野駅周辺総合整備課長   北口駅前広場の整備につきましては、区画整理事業費の中で賄っていくということでございまして、現在、平成26年度までの区画整理事業の工事完成を目指しておりますので、その年度の中で区画整理事業費を配分しながら工事を行っていきたいと考えております。 ○藤田委員   わかりました。 ○安部委員長   ほかにございませんか。 ○渡部委員   ステップ1というのは、赤い部分についてすべて撤去するということでしょうか。 ○長野駅周辺総合整備課長   ステップ1は、今ある噴水広場、約3,000平方メートルの撤去工事を行うという工程でございます。 ○渡部委員   ステップ2は、測量を行うなど、いろいろしていくということですか。 ○長野駅周辺総合整備課長   そのとおりでございます。 ○渡部委員   この赤の部分についてですか。 ○長野駅周辺総合整備課長   赤の部分にロータリーの形状を、縁石を入れたり、舗装したりという作業になります。 ○渡部委員   24年7月からということですか。 ○長野駅周辺総合整備課長   7月からでございます。 ○安部委員長   ほかにございませんか。 ○首藤都市計画部長   特に本日は北口駅前広場についてのご審議をいただき、大変ありがとうございました。これは冒頭にもお話しいたしましたけれども、11月29日、当委員会に都心南北軸にかかわる説明会ということで、特別に開催していただき、その中で説明をさせていただいた部分です。  そして、その後、12月16日には第3回の意見交換会をさせていただきました。市民の方々にも同様の説明をさせていただきました。  その会場のときにはその意見はございませんでしたけれども、その後、要望書が提出され、また一部の一般市民の方の意見も出ましたので、先ほどご指摘いただきましたように、貴重な意見としてとらえることが大事だということを念頭に置いております。そして、今の計画につきましては、先ほどの説明のようにスケジュール等の関連がございますので実施していきたいと考えておりますけれども、さらなる研究を重ね、交通結節機能用地等も活用するなど、必要性の部分については、また議員さん方にもご相談をさせていただきたいと考えております。  これまでの説明の中で、我々執行部の説明不足が招いた部分があるかと思いますので、今後はさらに精進してまいりたいと考えております。 ○安部委員長   それでは、委員の皆さん、その他として何かございませんか。 ○秦野委員   我々は建設常任委員会の委員に去年3月からなったんですが、その後、いろいろ提案されるものを見ると、我々が委員になる前の2年から3年の間、建設常任委員会で何を議論していたのかという思いが非常に強いです。我々は去年3月からなって、次々といろいろなことが上がってきたんだけど、全部聞いてみれば、過去3年ぐらい前からいろいろと議論して決まってきたとを言っています。この北口駅前広場は、去年11月ぐらいに報告を聞いて、今年3月に決めるというわけです。それぞれの委員がみんなそう思っていると思いますが、余りにも拙速だし、その後、わずか二、三カ月で大分市100年の大計を決定するという、この北口駅前広場についても簡単に決められないという思いが確かに強いのです。  我々がそう思うぐらいだから、市民の皆さんも当然のことながらその思いはあると思う。みんな聞いてみると、突然聞いたということです。4車線になるというのも、去年の3月に突然聞いたと。これまでの経過等を聞いてみると、以前からいろいろ議論等してきたということでした。だから、これらについては、よほどよく考えてもらわなければなりません。そして、市民の皆さんにも意見を聞いてもらいたい。最近になっていろいろと意見が出ているということですので。  特に我々が今いろいろと議論している都市計画部の案件は、100年に一度というような大計の中で出てくることですから、やはりもう少し慎重にしていただきたい。部長以下、大変でしょうけど、お互い慎重にやっていこうと思っているのですけど、もう少しいろんな関係機関や市民に知らせるときは適切な時期に知らせるという、ルールではないですが、そういった考えをぜひ持ってもらいたいというように思います。ぜひよろしくお願いします。 ○渡部委員   市民の意見を聞いたと言いますが、南北軸整備というのは、要するにそれこそ100年の大計の中で、中心市街地活性化のために、執行部の皆さん方は、真剣に頑張ってくれるわけです。それで、市民の声についてですが、中心部の市民だけではなくて、大分市全体、例えば野津原とか佐賀関だって、大分駅が高架になったらどういうまちになるのか全く知らないです。市民の声を聞いたといいますが、どんな市民の声を聞いたのかと思っております。我々も議員という立場からいろいろと言われます。中心部の商店街のことだけでいいのかというような意見をいただきます。野津原の人たちに聞きに行けば、「うちは関係ないから、大分駅とか駅前広場のことは、どうでもいい」ということです。  本当に市民の声を聞くのであれば、中心部だけではなくて、本当に時間をかけていろんな地域の市民の声を聞いて決めないといけません。だから、初めて新聞で知ったなどということになります。こういう大きな事業をやる場合は特にです。大分駅ビルができるというのも新聞で知ったぐらいです。我々が今度、遠方の地域に行ったときに説明して、そういうことですかという反応です。ですから、佐賀関、野津原、稙田、鶴崎など、大きな核になるところの自治委員さん、そういう市民の人たちにアンケートをとるなり、いろんな方法で声を聞いて、本当に中心部の商店街、南北の中心市街地を活性化するとなれば、それだけの市民の意見を聞きながらこれからはやるべきではないかと思います。少なからず、やっているとは思うのですが。  それと、広報活動も大事ですし、議会には必ず、計画や事業内容が変わったときには、委員会を開くようにしていただきたい。とにかく変更になったときに随時報告してもらいたいと思います。  いずれにせよ、私たち議員が新聞等でわかったこともありました。こういう大事なものは委員長、副委員長と連携をとりながら、我々議員も一緒になってやっていかなければならないのではないかと思っております。 ○安部委員長   執行部の方として、その他で何かございますか。 ○長野駅周辺総合整備課長   鉄道と道路の交差部の工事スケジュールに関して、先般の委員会で委員長からスケジュールはというお話もございましたので、ご説明させていただきたいと思います。  日豊本線の高架化による鉄道と道路との交差部の工事についてご説明をさせていただきます。資料3をごらんください。  この鉄道と道路との交差部の箇所数でございますけれども、踏切を撤去し、その前後のすりつけ区間を平たんにする工事箇所が10カ所。これはお手元の資料の1番から10番までの10カ所。区画整理事業で新規に道路が抜ける箇所が2カ所、こちらの図面の青い箇所でございます。以上12カ所ございます。  工事は車の交通配分を1本の路線に負荷をかけず、交通渋滞が発生しないよう考え、段階的に踏切の撤去を計画いたしております。  では、まず踏切の撤去を行う順番でございます。午前7時から9時のピーク時の交通量が約2,400台と、全部の踏切の中で最大でありますスケジュール表1番の国道210号の田室仮踏切撤去工事を最初に行います。この踏切の撤去工事は3月17日の高架開業後直ちに着手し、6月までの3カ月間を見込んでおります。  次に、第2段階といたしまして、2番の王子仮踏切、ここは7時から9時のピーク時が990台ございます。  次に、3番の竹町通り踏切、4番の大道通り踏切、5番の草場踏切の撤去工事に着手いたします。これらの工事の期間を約2カ月間見込んでおります。  次に、第3段階といたしまして、6番の大学前踏切、7番の王子中学校前踏切、8番の春日通り踏切、ここは7時から9時のピーク時が850台ございまして、次に9番の東新町踏切に着手いたします。  このように順次工事を進め、ピーク時交通量が約1,500台近くあります10番の県庁前古国府線の上野踏切につきましては、区画整理事業で整備いたします新設街路の11番の金池桜丘線や12番の末広東大道線の進捗状況、また、他の踏切の交通状況を見きわめながら、平成24年の秋をめどに工事に着手したいと考えております。このスケジュールでは10月ごろからを予定しております。  なお、踏切にあります遮断機や線路につきましては、高架開業後、JR九州が1番の田室踏切から順次撤去いたします。踏切前後のすりつけ区間を平たんにする工事は、国、県、市の役割分担の中で工事を行い、3番の竹町通り踏切、7番の王子中学校踏切以外は、車線を切りかえながら通行止めをしないで行っていきたいと考えております。  このように鉄道と道路との12カ所の交差部の工事につきましては、平成24年度の1年間をかけて工事を行う予定でありますが、今後、工法や開場される踏切部の交通量等を見きわめながら工期の短縮を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○安部委員長   委員の皆さんで、何か質問等はございませんか。    〔「なし」の声〕 ○安部委員長   それでは以上をもちまして建設常任委員会を散会いたします。ご苦労さまでした。                               午後5時05分散会...