大分市議会 2010-03-25
平成22年建設常任委員会( 3月25日)
平成22年
建設常任委員会( 3月25日)
建設常任委員会記録
1.開会日時
平成22年3月25日(木)10時01分開議~11時39分休憩
13時00分再開~13時49分散会
2.場所
第4
委員会室
3.
出席委員
委員長 永松 弘基 副委員長 宮邉 和弘
委 員 二宮 純一 委 員 大久保 八太
委 員 二宮 博 委 員 阿部 剛四郎
委 員 小嶋 秀行 委 員 高橋 弘巳
委 員 佐藤 和彦
欠席委員
なし
4.説明員
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
永松委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
続きまして、議第14号平成22年度大分市
公共下水道事業会計予算の審査を行います。執行部の説明を求めます。
○
佐藤下水道計画課財務会計担当班主幹
議第14号、平成22年度
公共下水道事業会計予算について説明をいたします。
お手元に配付しております今回、水道局と同様に
説明資料を作成いたしておりますので、その資料に沿って説明をさせていただきます。
まず、A4横の
公共下水道事業会計予算概要案をごらんください。この概要では、
企業会計の構成、仕組みの説明をさせていただき、予算の内容につきましては当初予算案で説明をさせていただきます。
(
説明資料 1ページ~平成22年度
公共下水道事業会計予算について説明)
○
永松委員長
委員の皆さんで質疑、意見はございませんか。
○
小嶋委員
ちょっと基本的なところで、
総合収支の状況、例えば
補てん財源の内訳ですね。消費税の税額で、
資本的収支、調整額で1億9,300万円とか、前年度からの繰入金はまあともかくとして、
損益勘定留保資金で、これは前に計算方法がいろいろあるんですけれども、
固定資産の除去費とかがこれに多分入ってくるんだと思うんですが、こういう数字っていうのは22年度だけじゃなくて23年度、24年度で大体同じような金額っていうのは見込めるものなんですか。
○
佐藤下水道計画課財務会計担当班主幹
最初に説明申し上げました概要をごらんください。今、
小嶋委員が言われました
補てん財源の内容で、
収益的収支と
資本的収支の間に
補てん財源の説明とございます。この四角の上の部分が
損益勘定留保資金で、その内容が
減価償却費と
固定資産除却費、これが現金の支出を伴わない費用ということで
損益勘定留保資金が34億円ほどございます。
それと、その下にございます消費税の調整額1億9,300万円と引継金6億5,500万円、それと当該年度の
損益勘定留保資金、これが上の分でございます。今後、23年度以降につきましては、引継金が今回の
特例的収支の差でございますので、この分は23年度以降はあらわれません。これを除いた額が
補てん財源となる見込みでございます。
○
小嶋委員
そうなりますと、結局翌年度、今回は3,400万円の繰り越しになりましたが、6億5,000万円がなくなると、23年度からは非常に数字的には厳しい数字が出てくるとなると、例えば
固定資産の除却費をふやしたり
減価償却費をふやしたりというような数字的な調整で経理が行われるということになるんですか。それとも、事実としてお金が繰り越せるような
会計処理というのは可能なんですか。
○
明石下水道計画課主任
特例的収入及び支出が今年度限りの収支でございますので、これに伴う差額が主な財源となります引継金につきましては今年度限りで相殺されます。それから、そのほかの消費税の調整額や
減価償却費、
固定資産除却費につきましては、今後数年間は同水準で推移していくものと思われますので、収支につきましては極端に悪化するなどということは見込んではおりません。
○
小嶋委員
実は私、
建設常任委員会2回連続なんで、20年の12月議会、第4回定例会で、いろいろ
企業会計にしていくという話がもう二、三年前からあっていましたから、
企業努力のための議論をいろいろさせていただいたんです。
そのときに、特徴的に2点ありまして、1つは水道局の徴収で
下水道費用を集めているということです。それで、古い話ですが、水道局で集めていただいたら水道局にその手数料を払うんですよ。その手数料については、市長と水道局長との協定で
パーセンテージが決まっていたんですけど、まずその
パーセンテージが、今回
企業会計化するに当たって、いろいろ議論がされたと思いますが、どの
程度見直しをなさったのかという点が1つですね。
○
清水下水道普及課賦課収納係長
水道局との
徴収委託料について説明いたします。
今現在、水道局には調定額の8%のほうを委託料としてお支払いしていますが、今回その見直しで、中核市にて採用されています日水協の方式と申しまして、今までは調定の金額に応じてお支払いしていましたが、調定件数に応じて払う方式に変えます。こちらのほうは具体的に言いますと、実際にかかった経費を水道の調定件数と下水道の調定件数で案分いたしまして、下水道で支払うべき金額を払うという方式に変更いたしました。ちなみに2月に照会をした結果、41中核市のうち29都市でそういった方式が採用されています。また、そのうち
上下水道局等で支払いがないところもありますので、35市のうちの29都市、約8割以上が採用している方式になります。
○
永松委員長
それによって手数料はどのくらい下がるの。
○
小嶋委員
効果額がわかればね。
○
清水下水道普及課賦課収納係長
実際具体的には、22年度の当初予算のときの試算でございますけれども、調定額で計算した場合、来年度2億7,700万ほどの支払いになるところが、今回の方式に変えた結果、約2億6,000万の見込みになって、1,700万程度の減額になるという形で見込んでおります。
○
小嶋委員
2,000万程度。
○
清水下水道普及課賦課収納係長
1,700万程度です。
○
小嶋委員
1,700万でも、これは
企業会計になって収入が一応重要になるので、そういう意味では、その作業は見直しをしてよかったなと思うんですけど。
もう1つ議論になりましたのは、長期多額の滞納者がいることがあって、ベスト3か何かを発表してもらったんですね。それがどうなってるかっていうことですね。額で改善がなってるのかどうか。やっぱり収入が入ってこないと、先ほど申し上げましたように仕事にならないわけで、しかも
企業会計になるとこれまで重要な施策の説明のときなんかでも言われていましたが、財務諸表がオープンになりますでしょう。そうすると見る人は見ますよね。何でこんなに収入未済額あるのというふうになると思うんで、そこは少しきれいにしておく必要があるんじゃないかと思うんですが。その辺はどうですか、動きは。
○
釘宮下水道普及課長
当時、たしかベスト3で大きいところが1,300万というのがございました。大きいところは今、相手との話の中で、分納してるわけですけれども、経済状況が今こういうふうに悪いですから、相手とも毎月電話したりして接触する中で、景気のいいときには払ってもらう、分納という形にしているんですけれども、今回、
企業会計になりますので、当然前とは違った形で、相手と話をしていかなければならないと今回いろいろと考えております。相手を呼び出したり、こちらからも行くなりして、苦しい状況の中でどのように今回やっていくかということを、課を挙げて取り組んでいきたいと思います。
○
小嶋委員
増えてはいないと思いますが、どういう状況になっているか説明してもらえますか。
○
釘宮下水道普及課長
2月25日現在ですけれども、今年度で入金している分が、ワースト1のところで大体115万ほどの入金がございます。
その分納の分と、8月、12月など特に金が入ったときには、その分余分に入れていただくという形で、話をしております。今後、このままというわけにも行きませんので、こちらから積極的に相手と折衝して、できるだけ早期にこれは片づける形で取り組んでまいりたいと思います。
○
小嶋委員
結局きちんと払ってる人との不公平感という問題がありますし、これから企業として成り立っていかなければならないとなると、支払いしてないところをゆるがせにしとくと、それがずっと財政規律を壊していくと私は思うんですね。
その辺は、
釘宮課長が宣言なさったから、きちっとやっていただけると思います。1つだけ確認ですけど、20年の12月の議会のときと今日の段階までの推移はどうですか。経済がよくないから払ってない人がふえたとか、あるいは総額はふえたとか、件数は減ったけど総額はふえたとか、いろいろあると思いますが、その辺のデータ持っていませんか。こうやって議論しておくと来年、再来年の委員会で、必ずそういうものに関しての議論が起こってくると思うんで、これは絶対必要と思うんですよね。
○
明石下水道計画課主任
平成20年度は1月末の数字でございますけれども、平成20年度末の
滞納繰越分が1億7,400万円ほどとなってございます。対しまして、平成21年度の1月末現在、
滞納繰越分が1億7,900万円で、約500万円の増額になってございます。
○
池辺下水道部次長兼
下水道計画課長
今、明石のほうから説明申し上げましたのは、水道局の
徴収委託分も含めて、
あと下水道で直接徴収分というのがございます、井戸水なんかを徴収しています。そういったものを総合した額でして、たしか20年の12月議会の
使用料金改定のときに議論になった
ワースト幾つかというのは、下水道の直接徴収分が主に資料提出を求められた内容だと思いましたので、それについて後ほど数字を表にして報告するということでよろしいでしょうか。今ちょっと整理できないようにありますので。
○
小嶋委員
いいです、そうしてください。
○
池辺下水道部次長兼
下水道計画課長
申しわけございません。
○
小嶋委員
できたらこういうことについてはきちっと議論をしておいたほうが後々のためには絶対いいと思うので、ぜひ実態は実態として出しといていただいて、公表される部分に対してちゃんと理論武装もしとかないとだめだと思うので、よろしくお願いしたいと思います。
私からは以上です。
○
永松委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
討論はありませんか。
○
大久保委員
使用料に消費税が計上されておりますので、基本的な立場で反対させていただきます。
○
永松委員長
ほかに討論ありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
本案は一部
反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
永松委員長
本案は一部
反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定をいたします。
これで、
下水道部関係の
付託案件のすべての審査が終了いたしました。
委員の皆さんでその他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
それでは、ここで執行部より
報告事項の申し出がありましたので、これを受けます。
○
阿南下水道部参事
下水道財政健全化に向けた再
構築計画の算定の
取り組みについて
進捗状況を御報告いたします。
算定のうち、まず1点目として事業費の確保についてでございます。国は平成22年度予算案におきまして、既存の交付金と従来の補助金を原則廃止し、新たに
社会資本整備総合交付金を創設いたしました。同交付金は地方自治体が
社会資本整備に自由に使えるものとなっており、
継続事業については平成22年度に限り、新たに
整備計画の提出等はなく、従前の内容や手続でよいとの情報を得ているところでございます。
次に、2点目のより効率的な整備を行うための事前の現地調査や
住民意向調査についてでございますが、
面的整備委託箇所、及び平成21年度12
月債務負担行為を設定いたしました管渠費、
汚水雨水整備事業、通常ゼロ市で、工事を行う地区の関係者を対象に計28カ所で説明会を実施いたしたところでございます。説明会では
整備計画の概要はもちろんのこと、
受益者負担金、
排水設備工事、
下水道使用料等についてもスライドやしおりをもとに周知を図るとともに、住民の意思を把握するための
アンケート調査も実施いたしました。その調査結果をもとに評価を行い、
管渠整備の優先順位を決定していきたいと考えております。
今後も引き続き
実施予定箇所の
自治委員さんとの連携を深め、より効率的な整備を計画的に実施することといたしております。
最後に、3点目の管路の計画的な
維持管理を行うための路線の
カルテ作成についてですが、保有施設の布設年度、管種、重要度などによる整備を行い、管路が布設後20年以上経過した幹線路線、及び開発団地・地区の年度ごとの
経過年数順に
調査計画を策定いたしました。
まず、布設年数が40年以上経過しています明野地区から
原川終末処理場間約4キロメートルの
猪野高松汚水幹線を最優先に計画したところから、この間のマンホール63カ所を目視による管内調査を行ったところです。調査結果としては、経過年数が長いこともあり、浸入水が見られたほか、
破損ひび割れ等が多少見られました。平成22年度からは
テレビカメラによる詳しい調査を行い、管路内の状況を確認、整理するとともに路線のカルテを作成することといたしております。今後はそれをもとに計画的な
維持管理を行い、
維持管理費の効率化を図ってまいる所存でございます。
進行管理につきましてはおおむね
計画どおりに推移しております。今後も引き続き
進捗状況をチェックするとともに
取り組み内容についても検討を重ねていき、効率的な
事業運営をし、
下水道財政の健全化に向けた
取り組みをしていく所存でございます。
○
永松委員長
委員の皆さんで質問等ありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
執行部、その他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
それではここで、この3月末で退職される方々から
あいさつの申し入れがありましたので、これをお願いいたします。
(
退職者あいさつ)
(
委員長お礼の
あいさつ)
○
永松委員長
それでは、以上で
下水道関係の審査を終わります。
引き続き水道局の審査を行いますので、執行部は交代をしてください。
(
説明員交代)
○
永松委員長
それでは、委員会を再開いたします。
引き続き、水道局の案件の審査を行います。
説明員は最初に所属と氏名を告げてからの発言をお願いいたします。
審査に先立ちまして、
渕野水道事業管理者より発言の申し出がありましたので、これを許可します。
○渕野水道局水道事業管理者
おはようございます。水道局でございます。
永松委員長を初め委員の皆様方には平素から私ども水道行政に対しまして格別の御支援と、また御協力をいただいておりますことに対しまして、厚く御礼を申し上げる次第でございます。
本日御審議をいただきますのは、
予算議案2件と条例の一部改正案1件でございます。詳細につきましては
担当課長より説明をさせていただきますが、新年度の予算案につきましては、支出ベースで前年度対比23.3%とマイナスになっております。これは21年度に繰り上げ償還が50億ございまして、新年度につきましてはこれに対応するものがございませんので、大きな落ち込みになったわけでございまして、通常の事業ベースでは、マイナスの2.4%になっております。
また、自主財源の根幹をなします料金収入につきましては、前年度対比で0.1%のマイナスでございまして、ほぼ21年度並みの収入は見込めると考えているところでございます。この理由といたしましては、昨年の年末あたりから水需要のマイナス傾向が若干小幅になりました。それから、大口の地下水への利用転換というのも若干沈静化をしてきたことから、大体今年度並みの収入は見込めると推計いたしたところでございます。
今後の中長期の財政見通しでございますけれども、料金収入は依然として小幅ながらマイナスの傾向が続いていくだろうと見込んでおります。ただ、大きな落ち込みはないと見ておりますが、一方で支出につきましては、水道事業の設備産業、装置産業と言われる性格上、収入に合わせた支出というのがなかなか難しいわけでございます。したがいまして、単年度では若干の収支不足が生じてまいりますが、代表質問でもお答えをいたしましたように、今後は財源の有効活用、さらには事業執行の一層の効率化に努める中で、現在保有しております内部留保金でもって補充をしながら、当分の間は
総合収支では黒字を確保していけるものと考えております。
今後とも一層の経費節減に
取り組みまして、生産コストの削減を図りながら、安定した経営基盤の確保に向けて努力をしてまいりたいというふうに考えております。
委員の皆様方には今後とも御指導を賜りますようによろしくお願いを申し上げたいと思います。
それでは御審議のほうよろしくお願い申し上げます。
○
永松委員長
それでは、審査に入ります。
最初に、予算案の審議を行います。議第13号、平成22年度大分市
水道事業会計予算の審査を行います。執行部の説明を求めます。
○宮本水道局経営管理課長
議案につきましては、お手元にお配りしておりますこちらの資料のほうで御説明をさせていただきたいと思います。
(
説明資料 1ページ~平成22年度大分市
水道事業会計予算の当初予算案について説明)
○
永松委員長
ただいま説明がございましたが、質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
討論はありませんか。
○
大久保委員
消費税の問題で基本的な立場で反対をします。
○
永松委員長
ほかに討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
本案は一部
反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
永松委員長
本案は一部
反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたします。
続いて、議第17号、平成21年度大分市
水道事業会計補正予算第2号の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
宮本経営管理課長
着座して御説明をさせていただきます。
(
説明資料 6ページ~平成21年度
水道事業会計補正予算第2号について説明)
○
永松委員長
質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
永松委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
続きまして、
一般議案の審査を行います。
議第22号、大分市
企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部改正についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○古原水道部局
総務課長
議第22号、大分市
企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部改正につきましてでございますが、ただいまお配りしました資料の7ページをお開きいただきたいと思います。
まず、このたびの条例の一部改正の主旨でございます。御案内のとおり平成20年の12月に労働基準法の一部改正が行われました。この労働基準法の改正に伴いまして水道局職員の時間外勤務手当等に関し、同様の制度を適用するため所要の改正を行うものでございます。またあわせて、同様に国家公務員の退職手当を、国家公務員退職手当法の改正に準じまして、退職手当制度の一層の適正化を図り、もって公務に対する市民の信頼確保に資するために、水道局職員の退職手当の支給制限並びに返納制度の拡張につきまして所要の改正を行うものでございます。
まず、1点目の水道局職員の時間外勤務手当等の主な改正内容でございますが、時間外勤務が1カ月60時間を超えた場合には、超えた時間外に対する時間外勤務手当の支給割合を改正するものでございます。現行の時間外勤務手当の支給割合につきましては、勤務1時間当たりの給与額に対しまして平日は100分の125、いわゆる2割5分増し、または休日の場合は100分の135、午後10時から翌朝の5時までの深夜勤務の時間帯につきましては平日の5割増し、100分の150を支給しております。また、休日は100分の160になっている現状でございます。
改正後につきましては、1カ月に60時間を超えた場合の時間外勤務手当につきましては、超えた時間に対しまして平日、休日とも100分の150の支給になります。また、深夜勤務に当たっては100分の175に改正するものでございます。
なお、この1カ月の勤務時間、計60時間の計算につきましては、日曜日は対象外の日といたします。
次に、2点目の改正点でございます。1カ月60時間を超えた時間外勤務者につきましては、60時間を超えた同価分の手当の支給にかえまして時間外勤務代休時間、いわゆる代替休暇、代休の指定を行うことができます。なお、時間外勤務手当の支給あるいはこの代休の取得につきましては、本人の意思で選択できるような仕組みにいたします。
次に、2点目の水道局職員の退職手当の支給制度等の主な改正内容でございます。
職員の退職後に、在職期間中に懲戒免職処分を受けるべき行為があったと認められた場合につきましては、その退職した職員に対し、退職手当の支給制限や支払い留保、並びに退職金の返納を請求できる制度を新たに設けるものでございます。
現行の制度では刑事事件で起訴された場合、これは禁錮以上に限りますが、起訴された場合にはその判決の確定前に退職したとき、あるいは禁錮刑以上が確定した場合には、支払いの留保や返納処分が行えるようになっております。ただし、懲戒免職処分等の行為については現状では行えないことから改正をするものでございます。
具体的に申し上げますと、まず1点目、(1)でございますが、退職手当の支払い前に在職期間中の懲戒免職処分を受けるべき行為があった場合に、職員または遺族に対して退職手当の支払いの差しとめや支給の制限をすることができるようになります。
次に、2点目といたしまして、退職手当の支払い後に在職期間中に同じく懲戒免職処分を受けるべき行為があったと認められた場合には、職員、遺族並びに相続人に対して退職手当の返納を命ずることができるようになります。
次に、3点目でございますが、こうした退職手当の支給制限や返納に際しましては、非違の性質を考慮して、退職手当の一部を支給することや一部を返納させることが可能な制度をあわせて設けるものでございます。
ここでの「非違の性質などを考慮して」という言葉の意味でございますが、このような処分の事案から見て停職以下の処分にとどめる余地があるにもかかわらず、あえて厳しい処分として停職処分をしたような場合を想定しております。具体的には、その処分の内容等から判断して、特にしんしゃくすべき情状酌量の余地等がある場合を想定しているところであります。
4点目といたしましては、処分を受ける者の権利を保護する観点から、懲戒免職処分を受けるべき行為があったと認めることによります支給制限あるいは返納命令を行う際には、大分市が設置する大分市退職手当審査会に諮問することにいたします。
なお、本条例の施行期日につきましては、本年4月1日から施行する予定でございます。
○
永松委員長
質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
永松委員長
本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。
これで水道局関係の
付託案件の審査を終了いたします。
委員の皆さんでその他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
執行部、何かその他としてありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
それでは、ここでこの3月末で退職される方々からの
あいさつの申し入れがありましたので、これをお願いいたします。
○渕野水道局水道事業管理者
水道局では、今年度末で退職をする職員が22名おります。このうち9名の管理職の職員が、この1年間この委員会で説明員として出席をさせていただきました。きょうは8名が出席をいたしておりますが、牧一博管理部次長が、今、病気療養中でございましてきょうは欠席をいたしております。委員の皆様方にはくれぐれもよろしくお伝えくださいという伝言を預かってまいりましたのでよろしくお願い申し上げます。
それでは、一人ずつ
あいさつをさせていただきます。
(
退職者あいさつ)
(
委員長お礼の
あいさつ)
○
永松委員長
それでは、以上で当委員会に付託されましたすべての案件の審査を終了いたしました。
なお、会議規則第104条の規定によりまして、お手元に配付の委員会の継続調査事件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう、議長に申し入れをしたいと思いますがよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
永松委員長
それでは、そのように決定をいたします。
それでは、水道局の案件の審査をすべて終了いたします。
これで解散します。どうもありがとうございました。
それでは、委員の皆さんはこのままお残りください。
(執行部交代)
○
永松委員長
それでは、委員会を再開いたします。
昨日の委員会で宿題として出されていたものについて、今時点で回答できるものを先に回答お願いをいたしたいと思います。
○皆見
都市計画部長
きのうの高橋委員の御質問に際しまして、私どもの認識不足で誤った説明をいたしました。当委員会につきましては貴重な審議日程を御調整いただき、再度説明の場を設けていただきましてありがとうございます。再度、
担当課長より詳細な説明をさせますので、よろしくお願い申し上げます。申しわけございません。
○
工藤まちなみ整備課長
昨日の委員会で高橋委員のお尋ねの浜町・芦崎・新川地区住環境整備事業につきまして、私の認識不足から説明に誤りがございました。資料にお示ししている事業期間の最終を平成32年と地元に説明してきたとお答えをいたしましたが、確認をいたしましたところ、地元には事業認可期間である10年と説明をしてきておりました。昨日、私が認識不足のため不適切な回答をいたしましたことを深くおわびを申し上げますとともに、訂正をさせていただきたいと思います。
改めて詳細を説明させていただきますと、重点施策一覧表にありました最終年度32年というのは、地元合意形成の図られていない検討路線を含めた市の計画期間でございます。この検討路線と言いますのは、今、資料をお渡ししました青い丸で示された路線がまだ地元も同意形成を得られていない検討路線でございます。これを含めた路線を含めて整備をする認可をとっておりますので、その予定期間が32年という認識を市はしておりました。地元には事業着手の際、事業が始まっておおむね10年と説明しておりますことから、検討路線の合意形成状況等を勘案しながら、事業の延長が必要な場合には事前に説明をさせていただきたいと考えております。
このたびは大変申しわけございませんでした。
○
永松委員長
何か質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
それでは一応、委員会はこれで終了させていただきます。午後から
市民意見交換会の協議をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
それでは、これで散会いたします。
休憩 午前11時39分
再開 午後1時00分
○
永松委員長
それでは、ただいまから
建設常任委員会を再開いたします。
市民意見交換会の関係に入る前に、宿題の分を先に御説明をお願いしたいと思います。
執行部お願いします。
○辰本
土木管理課長
土木管理課の辰本でございます。
先般23日に平成22年度
一般会計予算に関して8款の土木費の各部ごとの内訳を知りたいとのことでございましたので、お手元に
土木建築部、
都市計画部、
下水道部、市民部の予算が8款に入っておりますので、それぞれ記載しておりますのでごらんいただければと思っております。
○
永松委員長
ただいまの説明で何か質問はありませんか。
○
小嶋委員
今後は、事前にこんなのがあると、そういうことなんだなというのがわかりますから、御配慮いただければと。
○
永松委員長
ありますか。
○辰本
土木管理課長
今のですが、これから議会の冒頭予算の説明をする前に部ごとの説明書をお渡ししたいと思っております。
○
永松委員長
小嶋委員、それでよろしいでしょうか。ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
それでは、お手元の資料に沿いまして、
市民意見交換会での質問事項に対する執行部の回答について、まず
土木建築部から始めます。
部長から発言の申し入れがありましたので、これを受けます。
○
首藤土木建築部長
委員の皆様方におかれましては議会基本条例をもとに、より開かれた議会を目指し、昨年11月に市内13地区公民館において多くの市民の皆様が参加される中、議会の仕組み、議会改革の御案内等、さらには市民に市政に関する意見・要望等の
市民意見交換会を開催されましたことに対し、敬意をあらわしますとともに感謝を申し上げる次第でございます。
さて、先日いただきました市民要望につきましては、後ほど担当から御回答させていただきますが、
土木建築部所管の道路、河川、住宅等は市民生活に密着した施設でありますことから、市民意見でいただきました御意見、御要望を真摯に受けとめ、委員の皆様のお力添えをいただく中、魅力ある、そして安心・安全なまちづくりを目指してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○
永松委員長
済みません、きょう午後の部分は高橋議員と大久保議員が欠席の旨、連絡が入っておりますのでお知らせしておきます。
それでは、お手元の資料に沿いまして1項目ずつ回答を読み上げていただいて、順次質問を受けながら進めていきたいと思いますので、執行部、説明のほうをよろしくお願いします。
○
安達土木建築部次長
現在、本市の道路整備においては、近年の経済悪化に伴う予算の縮減の中で、できるだけ多くの要望に対応するため、全線拡幅改良箇所を極力絞り込み、大半を離合所の設置や視距改良などの部分改良に整備方針を転換しております。また、平成21年度に大分市道路整備基準を新たに策定し、道路整備基準の緩和を図ってきたところです。
合併に伴う道路整備は国の補助事業や過疎対策事業債、電源立地地域対策交付金、あるいは市の単独事業により行っており、合併建設計画主要事業における道路整備事業の現在の
進捗状況は、野津原地区と佐賀関地区を合わせた全18路線のうち10路線が終了し、3路線が施工中で、残る5路線も大分市道路整備基準や地域特性に沿った整備方針に基づき、事業化へ向けて準備をしているところであります。
以上が回答でございます。
○
永松委員長
1項目めの回答がございましたが、これに対して質疑、意見はありませんか。よろしいですか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
それでは2項目め、お願いいたします。
○
安達土木建築部次長
大分駅前の国道10号や国道197号の昭和通り交差点、さらにはこれら2路線を連絡する市道中央通り線は市内でも日交通量の多い幹線道路であり、高齢者や身体障害者の方などにとって、道路の安全な横断確保は重要なところであります。このような中、平成18年度に策定された大分駅前広場基本計画では大分駅高架に伴う駅前広場の整備とあわせ、現在3カ所で交差する国道10号駅前交差点を1カ所に集約し、歩行者の横断方法について公安委員会等と協議、検討が進められています。
また、国道197号昭和通り交差点の歩道橋につきましては、バリアフリー化によるエレベーター設置、あるいは歩道橋の撤去など管理者である県が検討を行っているところであります。
また、市道中央通り線につきましては、平成21年度より安心・安全な歩行者空間の確保やバリアフリーを目的に歩道再生事業に着手したところでもございます。
なお、金池交差点につきましては、現在具体的な
取り組みは決まっておりませんが、人に優しい道路を目指し、今後、国土交通省等へ改善要望を働きかけてまいりたいと考えております。
○
永松委員長
ただいま2項目めに対する回答がございましたが、これに対して質疑、意見はございませんか。
○
小嶋委員
中段の交差点は、大分銀行前の交差点を指していますよね。ここは歩道橋撤去の検討などもしているんですか。してないのですか。
○
首藤土木建築部長
現在バリアフリー化ということで、エレベーターの設置を検討されております。
○
小嶋委員
エレベーター設置のほうが検討されているのですか。
○
首藤土木建築部長
大分県のほうがですね。それに合わせましてエレベーターが用地等の関係で困難な場合については、また撤去も考えるということで。まだ方針は決まっておりませんけど、検討の1項目として上がってきているということです。
○
小嶋委員
あそこは長いじゃないですか。4つ橋が渡っていますから、強度はあるんだと思うですけれども、すごく揺れて怖いですよね。
○
首藤土木建築部長
怖いのと、かなり老朽しているのも現実だと思います。
○宮邉副委員長
たわみがない……。
○
首藤土木建築部長
たわみが必要ですよね。
○
小嶋委員
たわみが必要ですけど、歩いていたら一人でも揺れるんですよ、ものすごく揺れる。だからちょっと怖いなという気はしますよね。交通量を制限するということはできないのですか。どっか誘導するとか。
○
首藤土木建築部長
これにつきましては、道路管理者ではなくてまちづくりという観点の中で、中央通りの再編の中でまた検討がされると思いますので、そういった中で意見を出していきたいと思います。
○
小嶋委員
わかりました。
○
永松委員長
ほかにありませんか。
今の回答どおりということでよろしいですか。
〔「異議なし」の声〕
○
永松委員長
それでは3項目めをお願いします。
○
安達土木建築部次長
道路照明施設につきましては、車両及び歩行者等の交通量の多い区間や信号機の設置された交差点、横断歩道等を基本に国、県、市の各道路管理者が設置しています。当該地区についてもこのような条件を踏まえ、必要な箇所の設置を進めていきます。
なお、地区が設置及び
維持管理を行っている防犯灯につきましては、防犯灯設置費用の補助制度の活用を図ってもらいたいと考えています。また、道路整備につきましては、自治会からの要望により大分市道路整備基準に基づき対応してまいります。
以上です。
○
永松委員長
3項目めの回答がございましたが、これについて質疑、意見はございませんか。ありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
それでは、原案どおりでいいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
永松委員長
それでは、4項目めをお願いします。
○
安達土木建築部次長
平成22年3月策定の大分市住宅マスタープランには、今後の住宅施策において居住水準の向上などの質への転換を図ることが示されております。これを踏まえ平成22年度策定を予定している大分市公営住宅等長寿命化計画の中で、今後の整備の具体的な方向性等について議論してまいります。
以上です。
○
永松委員長
4項目めの回答がございましたが、これに対して質疑、意見はございませんか。
○佐藤委員
質問と何か回答が少しずれてるという気がします。例えば今回、敷戸なんかもございますし、そういうものを少し入れて、計画的なものを前面に出したほうがよろしいんじゃないかと思うんですけれども。
○
首藤土木建築部長
現在市が管理しております公営住宅につきましては、そのニーズによりまして、地域性によってニーズが異なっております。今回質問設定されております住宅団地の動静というのはそういった背景の中で求められているかと思われるんですけど、現実的には管理戸数に対しまして入居戸数はほぼ、市としては満足しているというような考え方を持っておりますが、ただその利用価値が現在戸数に対しては、上階にある部分については入居はしがたいというのが現実です。
そういった中で、回答としては、マスタープランができましたことから、市営の住宅につきましての、今後どういった統廃合するとかいう、計画に基づく中で整理をしなければならないと考えておりますので、個別の表現を差し控えさせていただいて、全体的な表現に変えさせていただいたところです。
○二宮(純)委員
部長のお考えもわかりますが、ただ、そうした中で個別案件として今、敷戸がやりかえながらやっているという既成事実を示されれば、市民の方々も今行政としてもこういう形で中を改修しながら今のニーズに合った水準に改築しているということで、納得されるんじゃなかろうかという思いがします。
○
首藤土木建築部長
大変貴重は御助言ありがとうございました。現在行っている部分の施工中の増設等も踏まえた回答に一部修正させていただきます。現実、改築ですので増築をそんなにしているわけではないんですね。例えば40戸あった場合、建て方によって四十二、三戸の建て方しかできないので、現状より若干増設はしているんですね。そういった旨を記述しながらの回答にさせていただきたいと思います。
○
永松委員長
4項目めは、今、委員の皆様方から出た意見を踏まえて、一部変更するということでお願いをいたします。
変更後のことについては、私と副委員長に御一任いただけますか。
〔「異議なし」の声〕
○
永松委員長
それでは5項目め、お願いします。
○
安達土木建築部次長
では、5項目め行きます。国道197号及び国道442号の管理者である大分県大分土木事務所に伺ったところ、下記のように回答をいただいております。
(1)佐賀関トンネルの換気施設については、道路トンネル技術基準によって設けており、新たな設置は困難です。清掃については定期的に行うことは考えていませんが、現況に応じて行っていきたいと考えています。地元からの清掃要望等は大分土木事務所にいただければと思います。
(2)現在工事の行われている国道197号(古宮~小志生木工区)は平成22年度末供用開始の予定で整備を進めています。なお、志生木トンネルは完成しており、現在前後の取りつけ道路を施工中であり、平成22年5月末には部分的に供用開始ができるよう進めているところです。
(3)大志生木地区の改良工事は概略設計が終了したところです。現在、行われている古宮~小志生木地区の工事終了後、着手について検討いたしたいと考えています。
(4)国道442号の改良工事の必要性については県としても十分認識しております。しかし、当区間の沿線には多くの商店や家屋が張りついており、現在の財政状況では早期着工は困難な状況です。
本市としましても、毎年、大分県議会土木建築委員会へ要望活動を行っているところです。今後も大分県に対して早期改良を強く要望をしてまいりたいと考えています。
以上でございます。
○
永松委員長
5項目めに対しまして質疑、意見はありませんか。
○二宮(博)委員
トンネルの清掃ですか、これは。窓口としては、大分土木事務所に言ってあげてもいいのではないですか。全く関係ないということで対応しないのですか。
○
首藤土木建築部長
関係ないということではないんですけれども、うちの道路につきましても3部局所轄があるので、相手の方々がまたどこにするかということがあろうかと思います。道路管理そのものが国道の3けた道路ということで大分県が管理しておるので、大分県のほうが電話をたらい回しにするというようなことになると、迅速な対応ができるかと思われましたので、大分土木のほうを御案内させていただきました。
○二宮(博)委員
今18市町村の中17市町村、県が窓口になりますよね。何かほかの17市町村と比べて中核市の大分市は、大分県とのつながりをあんまり持とうとしませんね。そのことについては、連絡してあげるとか、何かしないといけないよね。
○
首藤土木建築部長
もちろん安全・安心なものを、大分県も大分市も求めておりますし、いずれ双方に入れかわり電話で連絡あったといたしましても、速やかなる連絡調整はさせていただきたいと考えています。
○二宮(博)委員
危険なところはやっぱり連絡してあげないといけないよね、市民から言われたときには。よろしくお願いします。
○
生山土木建築部次長兼
道路維持課長
市民の方からしますと、どうしても県道、国道、市道余り関係なく情報が寄せられる場合がございますので、国・県道に関して要望また御意見等いただいた場合は、基本的には土木事務所の管理課のほうに私どもはお伝えして、異状については早期に対応いただく、また現地も確認した上で、連絡をとっておりますので、日常的にそういう感覚では努めております。
○
小嶋委員
ちょっと表現として、一番下の2行ですけど、「本市として毎年、県議会の土木建築委員会に要望活動」となっているのは、市民の皆さんからすると、なぜ市が県議会に要望するのという疑問を持ちませんかね。これも大分県土木関係にということでいいんじゃないですか。実際には、やっているのでしょうけど。
○辰本
土木管理課長
県に対してもやってますし、議会という形の中では予算的な措置で、支援をいただくというような意味合いも含めまして、土木建築委員会にも毎年要望しているという状況でございますので。
○阿部委員
大分県と県議会に対してでいいのではないですか。
○
生山土木建築部次長兼
道路維持課長
そうですね、ではここは訂正させていただきます。
○
永松委員長
それでは、5項目めは一部変更で。
そのほか何か。
○
首藤土木建築部長
確認ですけど、1項目の清掃のところについては、市のほうにも連絡いただければ大分県土木事務所のほうへ早急に連絡いたしますという文面も入れて修正させていただきたいと。
○阿部委員
窓口は両方と書いたらいい。
○
首藤土木建築部長
修正させていただきます。
○
永松委員長
そのほかに委員の皆さん、ありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
執行部、その他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
なければ、これをもって
土木建築部の所管についての回答をすべて終了いたしました。これを受けまして議会活性化推進会議のほうに
建設常任委員会として報告をさせていただきます。
それでは、
土木建築部関係の所管を終わります。どうもありがとうございました。
(執行部交代)
○
永松委員長
それでは、ただいまより
都市計画部所管の回答を受けます。
部長からの発言の申し入れがありましたので、これを受けます。
○皆見
都市計画部長
昨日の会議で当委員会よりいただきました質問事項について回答させていただきます。
まず、その前に
永松委員長を初め委員の皆様には議会基本条例の制定を機に、さらにより開かれた議会を目指され、さまざまな改革に取り組まれておられますことに心から敬意を表す次第でございます。
こうした
取り組みの一環として、昨年11月9日から20日までの間、市内13地区におきまして
市民意見交換会を開催され、議会の仕組みや議会改革などを周知されますとともに、市民皆様から市政に対する多くの御意見、御要望をいただいたと伺っております。
今回の私どもに対する質問は、こうした場での市民皆様の声を集約されたものと認識いたしております。個別の回答につきましては、それぞれの担当に説明いたさせますが、限られた時間の中で回答を取りまとめましたので、不十分なところも多々あろうかと存じます。本日さらに御意見をお聞かせいただきながら、今後とも委員皆様の御理解、お力添えをいただきながら、今後の
取り組みに反映させていただきまして、当部職員一丸となりまして、今後のまちづくりに邁進してまいる所存でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
委員長、資料配付をしていいですか。
○
永松委員長
お願いします。
○皆見
都市計画部長
説明に先立ちまして、昨日の委員会での宿題につきまして説明させていただきたいと存じますが、よろしいでしょうか。
○
永松委員長
それでは、先にお願いします。
○松﨑都市計画課長
昨日の県工事負担金の件でございますが、最初の資料に示しておりますように、都市計画課と駅周辺総合整備課で、都市計画につきましては、庄の原佐野線、下郡中判田線、鶴崎駅前松岡線の3本で事務費が1,340万円、それから駅周辺総合整備課では連続立体交差事業、公共、つけかえ、側道でございますが、合わせて1,840万円のトータル3,180万円であります。
以上でございます。
○
三浦都市計画部次長兼
公園緑地課長
昨日、
大久保委員のほうから質問がありました、活き粋大分街かど空間奨励事業のうち、生け垣についての実績について、そのお答えで屋上の緑化と壁面緑化だけの数値しか報告していませんでしたので、今回、生垣の数値がはっきりしましたので、この表をまとめましてご報告と、お願いをしたいと思います。
件数につきましては、18年、19年、21年までで屋上と壁面はきのう説明いたしましたので省略いたしますが、生け垣につきましては、18年が14件、19年が35件、20年度が16件、21年が10件の計75件であります。交付金にいたしましては、生け垣について同じく18年から21年でトータル215万26円、そういう助成事業で支出いたしております。そういう内容になっておりますのでよろしくお願いいたします。
以上でございます。
○
永松委員長
昨日の宿題事項について、今、御説明がございましたが、これに対して何か質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
それでは、早速、
市民意見交換会の案件の回答をお願いをいたします。そして、1項目ずつ進めてその都度、質疑、意見を伺いますので1つずつ順次お願いをいたします。
それでは1項目めの回答をお願いいたします。
○
中畑都市計画部次長兼駅
周辺総合整備課長
大分県、JR九州、施工業者が実施する大分駅高架事業に関する工事説明会等に本市も積極的に参加しており、事業主体である県は、住民の皆様の要望等に配慮しながら事業を進めているところです。
また、本市に騒音、振動等に対する要望が寄せられた場合は、事業主体であります県に逐次対応を要請しております。
なお、大分県では、県施工工事、JR施行工事ともに騒音、振動をできる限り軽減した工法を採用するとともに、工事施工中にも適時、騒音、振動調査を行い、事前の家屋調査等も実施する中で、万が一振動等による被害の申し出があった場合には誠意を持って対応させていただいているとのことであります。
以上です。
○
永松委員長
ただいま1項目めに対する回答がございましたが、これに対しての質疑、意見はございませんか。
○
小嶋委員
西部公民館で出た意見ですね。実際に何か振動に悩まされたみたいで、困ってたんですけど、状況把握に出かけた実績がありますか。
○
中畑都市計画部次長兼駅
周辺総合整備課長
県のほうの事務所のほうにその関係をちょっとお伺いしましたところ、やはり苦情が、何件かは寄せられておりまして、その都度、県のほうとしては誠意を持って対応をしたと聞いております。
○
小嶋委員
そうですか、わかりました。それであれば、いいです。
○
永松委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
それでは、2項目めをお願いいたします。
○八坂
街路建設課長
市道末広東大道線は国道10号から大分駅南土地区画整理事業地区内を南下し、庄の原佐野線に至る延長1,010メートル、幅員20~25メートルの幹線道路です。また現在、庄の原佐野線から土地区画整理地区界までの延長339.4メートル間は供用開始しておりますが、土地区画整理事業内の工事区間478.4メートルについては平成24年度完成を目標に現在施工中です。また、国道10号から大分駅南土地区画整理事業地区界までの間、延長192.2メートルについては平成19年から平成24年度までの事業認可を得て現在施工中で、平成23年1月の大道陸橋撤去工事までには間に合いませんが、早期の完成に向け鋭意事業の進捗を図っております。
以上でございます。
○八坂
街路建設課長
今説明させていただいた内容が図面で①から④までの区画で寸法ともにあわせて表示させていただいております。
○
永松委員長
それでは、2項目めの回答に対して質疑等はありませんか。
○宮邉副委員長
きのうもお話を聞きましたが、要は迂回路として考えている道路というのはどの道路なのかというのが、地域住民の方にはわかってないんですね。これから落橋したときに、あのあたりを通る車がいっぱいあって、現在のイメージではこの道は通れたはずだけど、途中で止まっているとか、もう通れなくなっているとかいうことが、あの周辺にたくさんあるわけです。それがわからない中で、車が通ったときに右往左往してしまうような形が考えられるのではないかということも含めて、できれば迂回路としてこの道を通ってほしいというような、わかるようなものが早くできないかなど、その辺は何か考え方がありますか。
○
内田都市交通対策課長
迂回路に対する地元への説明等についてでございますけれども、昨年7月、春日陸橋の通行どめ以来、地元には入っておりまして、大道陸橋を落橋した際の迂回路等について順次説明をしております。その中で、迂回路につきましては、特別今回新たに設置するものとしては考えていないと。ただ、春日大通田室町線、春日陸橋の際に新しくつくった道路ですけれども、それですとか、県庁前古国府線、区画整理地区内から金池交差点に接続する道ですとか、そういうものを迂回路として使うというような考え方のようです。そのほかに災害路につきましては、渋滞といいますか、車の流入に対する対応をしていくというような考え方で、今、迂回路対策と申しますか、災害路対策について検討をしているという話でございました。
○宮邉副委員長
多分、今の道路で、さばけるという思いがあると思うんですけれども、通るところをどう通っていいかというのがわからないと、渋滞含めて大変なことになると思うので、もしわかるようなものが設置できるのであれば、努力もしていただければということで。
○
永松委員長
ほかに質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
では、2項目めは、こういう回答で行きます。
それから次に、3項目め、説明をお願いします。
○松﨑都市計画課長
都市計画道路松原国宗線については昭和30年12月に都市計画決定を行っております。
本市の都市計画道路の整備率は約75%で、未整備路線も多数あり、本路線はそのうちの1路線となっております。同路線の皆春バイパス交差点から国宗地区までの区間につきましては、現中島橋付近の道路構造や線形、また取りつけ位置の課題等があり、線形を含めた都市計画の変更が必要となっておりました。このようなことから、平成19年度から都市計画の変更に向けた検討を進める中で、地元や関係機関との協議、調整を行った結果、昨年11月12日に地元説明会を開催する中で、最終的な変更案を御提示し、意見を伺ったところです。説明会では変更案に対する
反対意見は少なく、了解をいただいたことから、本年1月18日から2月1日までの間に都市計画変更案の縦覧を行いました。さらに、2月26日に開催されました大分市都市計画審議会で承認をいただいたことから、3月中には都市計画変更の手続が完了する予定となっております。本路線の整備につきましては、平成22年度中に県が見直しを行う都市計画区域マスタープランの策定において整備の方向性を協議してまいります。
なお、この件につきましては昨日ルートの説明をさせていただいたところでございます。
○
永松委員長
今、3項目めの回答がございましたが、これに対して質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
それでは、4項目めに入ります。
○松﨑都市計画課長
寺司踏切の遮断時間の短縮につきましては、踏切保安設備を管理しているJR九州大分鉄道事業部に協議しておりますが、踏切の遮断システムが鉄道に関する技術上の基準を定める省令などの規定に基づき設計されていますことから、遮断機の時間設定を変更することは困難との回答でした。
また、寺司踏切につきましては、昭和30年に鉄道との立体交差として都市計画決定を行っておりますが、立体交差部の側道が計画に反映されていないことから、整備を行う上では大変な都市計画変更の手続が必要となります。また、整備に当たっては沿道の家屋、用地などへの多額の補償や5路線の市道が交差しており、沿道の土地利用にも大きな影響があると考えられますことから、現時点では事業化は大変厳しいと考えております。
○
永松委員長
ただいま4項目めの回答がございましたが、これに対して質疑、意見はございませんか。
私から1点いいですか。これは法的に時効とかいうのがあるんですか。
○松﨑都市計画課長
これにつきましては、今、都市計画決定路線が100本あります。それで、全体100本のうちの3本でありまして、今、75%が整備をされております。早いものでいきますと戦災復興の区画整理の昭和20年に、区画整理の中、計画決定して事業しているんですが、それから接続する分等で20年代からのまだできていない部分、これはいいことではないんですが、財源の問題などいろんなネットワークの問題で少し後になっている部分も実際ございます。
ただ、順次そういう部分の整備をしてまいっておりますし、昨日も3路線ほど見直しをして廃止ということもございます。ですから、代替路線が近くにあるとか、今後も、その路線の必要性をかんがみた中で、地元の同意を得られた部分は廃止して、そして選択と集中でなるべくやっていこうという形でございまして、地権者には非常に迷惑かけておりますが、現時点ではまだ25%が整備をされてないという部分がございます。それが状況でございます。
○
永松委員長
これは現実的に、決定されていても、やるめどがないというのは、何か手続を早目にやるほうがいいんじゃないですか。昭和20年代のとかがそのままというのは。
○二宮(純)委員
滝尾駅前がそのとおりであります。かなり経っているんですけど。ただ、地元としては欲しいというところもあるので、地元と協議を進めながらというのが妥当なところじゃないかなというふうに。
○宮邉副委員長
この回答だけ見ると、結局設問に対して答えになってないんですよ、実際のところ。要は無理です、厳しいです、で終わっているんですね。これは、問題に関してこれから大分市として何らかの対応を考えて行けるのかどうなのか。何かありますか。
○松﨑都市計画課長
実際、現地での立体交差の部分になりますと、ここに書いておりますように、横断的に既に市道が5路線を接続している、そういう部分の接道まで考えたときに相当大幅な都市計画変更という部分が……。
○宮邉副委員長
だから、大きなことやらなくても、渋滞緩和に向けた対応を考えることが可能なのかどうなのか。難しいですか。
多分そこが問題で、それを立体交差してとかそういう話をしてるんじゃないと思うんですよ。実際、踏切の時間が長いため、そこで渋滞がたくさん起こるので、それを解消してほしいという多分お願いだと思うんですけれども。
○阿部委員
あそこはもう逃げ場がないじゃないの。
○宮邉副委員長
そうですよね、だから、ほかに道をつくるとかしないと無理……。
○阿部委員
それは、そうでしょ。
○宮邉副委員長
答えとしては、これしか出せない……。
○二宮(純)委員
鶴崎駅からもう少し大在側に行ったところ、住友化学の南正門前、あそこら辺を広げることは難しいんですか。
○皆見
都市計画部長
交差点の問題でも立体交差するかどうかでございまして……。もう1点はきのう説明しましたけれども、高速道路とか、大野川大橋が、無料化されて、多分、過程の中で、かなり車の流れが変わってくるとも想定をしておりまして、そういう部分も総合的に勘案しながら、最終的に駅に絡む課題が各地区にございまして、大分駅周辺総合整備事業があらかた終わる段階で、それからどうやっていくかという形の議論検討になるかというふうに思います。
○
永松委員長
では、回答はこういうところで、原案でよろしいですか。
〔「異議なし」の声〕
○皆見
都市計画部長
申しわけございません。
○
永松委員長
それでは5項目めの説明に参ります。5項目めの説明お願いいたします。
○
三浦都市計画部次長兼
公園緑地課長
現在、大分市には都市計画決定され、土地区画整理事業により既に用地が確保できている公園が、街区公園10カ所、近隣公園以上の公園3カ所の未整備の公園予定地があり、地元要望、地域性等を勘案して、毎年1ないし2カ所ずつ順次整備を進めています。
県有地を市が有償で借地して公園化することは困難でありますが、地区が借地して広場を設置する場合、大分市子供広場設置補助金制度があり、建設費に対して補助が可能となります。また、子供広場については草刈りなどの
維持管理は設置者が行うこととしておりますが、将来発生する遊具等の修理費に対しましても補助制度があります。
以上でございます。
○
永松委員長
ただいま5項目めの回答がございましたが、これに対して質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
それでは、次に参ります。6項目めの回答をお願いいたします。
○
内田都市交通対策課長
回答でございますが、幸崎駅にはJRの上下75本に対して上下40本のバスが接続されていますが、それらのバスは大分発、佐賀関発のため、必ずしも鉄道との接続が円滑でない場合もあります。乗り継ぎ時間短縮等の要望につきましては、バス事業者のほうへ伝えてまいりたいと考えております。
○
永松委員長
6項目めの回答の説明がございましたが、何か質疑、意見はございませんか。
○二宮(博)委員
これは、運転手さんによってまた違うんですよね。それと、大分バスがダイヤ変えないと、JRのほうが絶対変えられないんですよね。だから、そこの問題があるので、難しいところですね。
○
永松委員長
バス事業者に伝えてまいりますということで包括をしてください。
6項目めはこういうことでよろしいですか。
〔「異議なし」の声〕
○
永松委員長
それじゃあ7項目めの回答、お願いいたします。
○
三浦都市計画部次長兼
公園緑地課長
市民からの連絡等により特定することができる公園施設の修繕は、通報後職員が現場に急行、確認し応急処置を行い、危険のないような処理をしております。なお、特定できない公園施設の修理は、年1回の業者点検及び日常の職員によるパトロール点検、さらには公園愛護会や市民からの通報により随時修理等の対応をしております。しかし、部分的な修理では対応できない修理、金網等の延長のある修理については緊急度、重要度のあるものから順次行っており、大規模な修理を要するものは修理に時間がかかる場合があります。
なお、22年度につきましては、老朽化した公園のフェンスの修理を今議会で予算要求しております地域活性化・きめ細かな臨時交付金で行う予定としております。
以上であります。
○
永松委員長
今、7項目めの回答がございましたが、これに対しまして質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
それでは、8項目めに参ります。
説明をお願いいたします。
○
三浦都市計画部次長兼
公園緑地課長
続いて説明させていただきます。公園で発生する犯罪や児童への声かけ事案を防止するため、公園の緑の持つ効用と景観に配慮しながら、樹木の下枝等の適正な剪定により周囲からの見通しを確保することで、安心して憩える場となるよう対応していきます。
以上であります。
○
永松委員長
8項目めの説明がございましたが、これに対して何か質疑、意見ありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
それでは、9項目め、お願いします。
○松﨑都市計画課長
大分駅周辺総合整備事業の推進に当たり、駅前広場などの公共空間の整備に関しては、市民の意見を聞く中で計画を進めております。JR九州に関しても民有地でありますが、その土地利用は中心市街地のまちづくりに影響が大きいことから、早い段階で計画内容を示していただけるよう働きかけております。
○
永松委員長
9項目めの回答がございましたが、これに対して質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
これで
都市計画部所管分の質問事項についての回答がすべて終了いたしました。委員の皆さんでその他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
永松委員長
執行部、その他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
以上で当委員会に関係するすべての質問事項の回答が終了いたしました。
先ほどの
土木建築部の分と合わせまして若干修正もあるようでございますので、それを踏まえまして、次回4月20日の委員会で正副常任委員長案ということで皆様方にお示しし、最終的に委員会としての協議事項の報告を取りまとめ、議会活性化推進会議のほうへ報告したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
永松委員長
それでは、次回の委員会は4月20日火曜日午後3時から、第4
委員会室で行います。
なお、あす26日午後1時から議会活性化推進会議が、また午後2時より政策研究会推進チーム会議が開催されますので、関係する委員の方はよろしくお願いをいたします。
それでは、これにて
建設常任委員会を終わります。どうもお疲れさまでございました。
午後1時49分散会...